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教員 オトフリート は、星詠み ノーラ と 盲目 ベアトリーチェ を運命の絆で結んだ。
星詠み ノーラ は、医大生 エーリッヒ を占った。
次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、清掃員 ゲルダ、植物学者 ライヒアルト、令嬢 ブリジット、医大生 エーリッヒ、シスター ナターリエ、研究員 ハインリヒ、盲目 ベアトリーチェ、写眞家 アーベル、学生 リディ、娼妓 カルメン、職人見習い ユリアン、音大生 イレーネ、教員 オトフリート、消防士 ダーヴィッド、政治家 ヘルムート、星詠み ノーラ の 16 名。
―2階廊下―
[エーリッヒの苦言に、
さすがに少々渋い顔をしたが]
… 平気よ。あまり、痛くないもの。
でも、布くらいは、…巻いて おく わ
[――数値は上昇する。
いばらに触れた手の痛み、微かな眩暈。眼を眇めた。]
−部屋6→廊下−
[エーリッヒとライヒアルト]
[二つの姿]
[服と武器を手に入れようと廊下へ向かおうと]
[そちらに反応しようと]
[足を向けて]
───。
[眩暈]
[微かに蹈鞴を踏んだ]
[ギリギリで姿勢保持]
[息を吐き出す]
[首の数字を見る気にはなれない]
●業務連絡●
http://pipa.jp/tegaki/VBlog.jsp?ID=365125&TD=10499412
3F&屋上のマップをお届けします。
2F6の部屋の階段は屋上までの直行便です。ただし、屋上から3Fへの扉は現在ロックされています。
★屋上にあるヘリコプターは定員10名ですが、無茶すれば12名まで乗ります。★
つまり、生存人数が10〜12人になった日に、ヘリで城から脱出するRPを行ってください。
それまでは城の1F〜屋上でメデューサの謎に迫っていただければと思います。
なお、そのヘリはゼルギウスのいる研究所に向かうよう自動操縦組んであるものとします。
ヘリについての詳細は、飛び立ち可能になってから、指示を出すかもしれません(出さないかもです)
―― 回想 医務室 ――
[老人の唇が、幽かに動く。驚いて固まったのは、一瞬]
何ですか? 無理はしないでくらさい。
[手は握ったまま、彼の口元に耳を寄せて、必死で言葉を聴く]
ゼルギウスを、信じるな。
そうですね? 大丈夫、しっかり聞きました。
だから、無理はしないで。休んでください。
もう少し、もう少しで薬が――
[彼の言葉の意味が、浸透する。
目の前で彼は体の全てが石になり、その魂が召されていって]
[無機質に、首輪の数字が限界値を示した。
全てが、届かないまま]
……すみません。ごめんなさい。
星詠み ノーラは、盲目 ベアトリーチェ を能力(占う)の対象に選びました。
─二階廊下・階段付近─
[不思議ではない、というブリジットの言葉>>1:1035。
しばし、思案をめぐらせた後、確かに、と頷く]
……城の類には、緊急路がつきもの、か。
研究員の趣味だとしたら、それはそれで、だいぶ愉快なものを感じるが。
[どこか、疲れたような響きの声で言う。
微かに感じた眩暈は、今度はすぐに治まった]
●蛇遭遇ランダム●
3Fには、歯が特別な進化を遂げた蛇が無数にいます。>>1:867>>1:869
(>>#1:10、>>1:867、>>1:869、>>1:881。黒灰まだらの蛇、いばらが主食、あまり硬いいばらは食べられない、あまり大きくはない。)
3Fでは、マップにあるピンクの場所移動をするたびに蛇との遭遇ランダムを行います。
{4}-{1}= +値の数の分だけ蛇と出会います。0又は−値の場合は現れません。
また蛇の対処法については各自にお任せ。いちいち退治するか、静かに去るのを待つか。好きにRPしてください。
[6の部屋から、それぞれ出てくるところだろう。
様子を見ようと何気なく振り向き]
…アーベル?
[様子がおかしい。
無意識にか自分の首輪にも手を添える。]
……っ、
[手伝え、と無茶をさせたからなのか。
早足で歩み寄る。]
[杖を突いて歩き出す。向かうのは階下。不意に感じた眩暈に、足をとられて転がる]
い、た……。
[重い。と自分の体の重さを実感する。いつの間に、これほど重く、と身体を起こす]
躓いちゃった。
[何事もなかったように、歩き出そうとして両手で杖を突いた]
●症状レベルランダムをダブルトリプルにしても構いません。●
早く、症状をアップさせたいの!というマゾな方がいらっしゃる場合、症状レベルランダムを[[1d6 ]]×2回 ×3回 をしていただいても構いません。
●本日の吊り先の件●
今日から投票が始まりますが、症状レベル数値が高い=処刑対象決定、というわけではないことだけお知らせしておきます。もちろん、指針にするのは構いません。
●もうひとつご報告●
ギュン太さんお亡くなりになりました。
みなさまに軽くアンケートです。
>ギュン太さん、墓下でしゃべってほしいですか?
1.ギュン太黙れ
2.ギュン太喋れ
3.どっちでもいい。
ちょろっと数字をメモで書いてくださると助かります。
黙れの場合は、ギュン太IDではもうアクセスしません。
喋れの場合は、ギュン太も喋ります。&墓下テイストが遊びで上の動向に影響を与えることがあるかもしれません。
よろしくお願いいたします。
―廊下と6の部屋の間―
……え〜っと、お礼言われるようなことしましたっけ?
[ノーラに感謝の言葉を向けられて、瞬きを数度。
少し困った風に微笑むと、少し咳が出る。
それで思い出す――自分の病症のパーセンテージ。
そこから少し、また上がっているとは、まだ知らずに。]
あ、後で、ノーラさんにお願いごとがあります。
[おそらくは彼女より自分の方が、
石化するのは早いのではないかという予想の元。
――自分がそうなったら、鎮痛剤を彼女に預けようと。
けれど、ベアトリーチェが居る今。
それを口にするのは阻まれて。]
/*
12…12、15か。
2倍にしてもいい気はするけれども、
明日からでもいいかなっ。
そして明日は1が出るとかかもしれない。
ていっ {4}
[浅く緩い呼吸]
[ゆっくり]
[なるべく通常呼吸通りに]
───?
[名前を呼ばれた]
[ブリジットに視線を向ける]
[青灰簾石]
[細く]
───うん?
[緩やかな表情]
[何事もなかったかのように]
[首を傾げた]
[もし、もう少し前から介抱していたら。
自分のことを優先させず、側にいたら。
希望のかけらくらい持って神の御許にいけたんじゃないか]
すみま、せ。
[呟いているうちに、徐々に頭の奥に霞がかかる。
十字をきって聖句を唱えようとする]
……………。
[頭が重い感覚がよみがえり、くらりと軽い眩暈がした。
思うように言葉が出てこない。
拳を握って、寝台を殴りつけた]
[背後に人の気配を感じても、振り返りはしない]
―二階廊下―
[奥へ進もうとしてよろめき、壁に手を突いて身体を支える。
支えることはできたが、触れた感覚が前より薄くなっていた]
まだ、痺れてるのかな。
[希望的観測を呟いた。進行の可能性から思考は逃避する]
―廊下と部屋6の間―
―――――…!!
[足に違和感を軽く覚えるより、何か誰かに引き寄せられる強い導きを感じる。それは星などではなく、強制的な何か。]
…エーリッヒ…
[視界が歪んだ。
彼しか見えない。
違う――彼が――。]
─二階廊下─
[よろめくイレーネの姿>>9に、一つ、瞬く。
瞬きの回数が増えている自覚は、薄い]
……色々起き過ぎて、参ってるんじゃないか?
先に行く前に、休憩した方がよさそうだぞ。
[言ってる自分は、先に進む気になっているのだが]
{4}-{5}=-1 蛇でません
{2}-{1}=1 一匹でます
{6}-{5}=1 一匹でます
{3}-{1}=2 二匹でます
{1}-{4}=-3 蛇でません
ってな具合です。
くっ…
[唇を噛んで意識を戻そうとする。
こんな状況を彼が心配しないわけがないのだから。]
――エーリッヒ。
貴方…私の病の事…心配しなかった?
[僅かに傷が残る手を首輪に触れて]
一度…下がったみたいなの。
ブリジットが証明してくれたわ。
けど…さっきの感じじゃ
また上がったのでしょうね。
●症状アップランダム●
振ってしまった分×2 ×3でもいいですし、
2回振る、3回振るでも構いません。
お好きにどうぞー。
教員 オトフリートは、学生 リディ を投票先に選びました。
…。
[そして黙したまま、ユリアンの挙動を見守る(>>1:762)。
不意に彼の口から零れた言葉。
特別、何も、感じる事なんて、なかった。
何も。
けれど、ふと見渡した先の反応(>>1:765)。
自身の感覚が少し、怖くなる。]
[続く、ユリアンの言葉(>>1:767)。
元々口数は多くは無かった、けれど。
その言葉を境に完全に黙り込んだ。
>>1:771>>1:772)反応が厭でも視界に入る。
逃げるように、地へ視線を落とし
下唇を強く噛んでは、バッグを掴む右手に力を込めた。
意識が段々と世界を拒絶していく。
音が、感覚が、遠くなっていく。]
そうだ。
蛇は、火以外なら、コールタールか防腐剤の臭いで避けてくれるはずだった。
[アーベルが別の部屋で蛇の話をしているとは知らず、思い出して呟く。
周囲を見渡し、先ほど、大きな荷物を動かすような音が響いていた部屋へ、ライヒハルトが入って行く様子>>1:1006が視界に入る。]
こちらは武器庫や、衣装部屋。
そちらには、何があるんだ。
部屋の奥に隠し扉?
迷宮みたいだ。
否、城と言うものが作られる時の事を考えれば、
仕掛けがある事自体は特筆すべき事項ではないのか。
[イレーネの言葉>>1:1027に首を傾け、]
今、奥に入って行った天鵞絨みたいな目の彼と、
貴女の名前を教えて欲しい。
二人だけで進むのは、危険そうだな。
あの兄さんは探検も慣れっこみたいな顔をしてるが。
ごめん、なさい。
少し、気分がわるいの…
[謂って、後ずさりする様に1Fへ降りる階段の方へ
極力、本心を隠そうとするから速度は速く無く。
時折、転びそうになりながら、
壁に肩をぶつけたりして、足は安置所へ。
結局女は、"家"へと戻ってしまう。]
――回想・了――
───いくべき時が着たら、ね。
[未だ動ける]
[未だ大丈夫]
[青灰簾石]
[睨まれたところで]
[細く]
それより、ブリスが行くといい。
[指先に視線をやる]
[傷だらけの指先]
女の子が、体に傷なんて残すもんじゃない。
[からかうように]
[服があるという部屋へ向かう]
───覗かないで、ね?
[ブリジットをからかう言葉も忘れずに]
−→部屋4−
[少女のバンドの数値は2ケタに突入していた。
けれど、まだレベル的には2。
少しの安心と、大きな心配と。]
ノーラさん……?
[次に心配はノーラに移る。
唇を噛む様子に、眉間に皺が寄った。
足の具合が悪いのかと、支えるように差し出す手。]
ええ、先程、こんな風に貴女がなっていないかと、
心配した覚えはありますが……。
…――癒しの星、ですか。
[ふっと彼女が使っていた言葉を思い出した。]
●蛇のランダムの件●
・・・・・・・・・・・・rz
ええと、良い子のみなさんはわかってくださってるでしょう。
[[1d6 ]]-[[1d6 ]]= ってことですね!
す、すみまごべばさい・・・・
あ……。
[転んだ拍子に、膝に切り傷を作る。転がった石が、その原因だった。痛みと、指先で触って濡れているのを確認する]
怪我してる。
エーリッヒさん、うん、大丈夫、だよ。
[ブリジットの声も聞こえて、肩を落とす]
すこし、躓いただけだから。
―医務室―
……爺さんは、
[軋む音が聴こえた――…気がした。
声を発することができたのは、眩暈の暫く後。
オトフリートに声を掛けて、聞かずとも解かってしまう。]
[――…間に合わなかった。]
[頭の奥を支配する、鈍色のもや]
[がすがすと、もう一度寝台を思い切り殴りつけて、ただその側に膝を付いて老人の遺体を眺めていた]
[涙なんて、流れない。
メドューサの臨終も、ここしばらく何人も見てきた。
幾人かの、教え子の石像が脳裏によぎって]
[動けなかった**]
―― 現在・安置所(カプセルの中)――
[せんせいへあれだけの事を言っておきながら。
一切を見ようともせず此処まで歩き、
身を投げ出すようにカプセルに沈み込んだ。
それから暫く、こうしたまま。]
――。
[どれだけ進んでも変わらない。
そっと瞼を閉じて闇に甘える。
は、と息を吐いた。]
…あれ?
わたし、いつの間に戻ってたんだろう?
[気がつくと、自分のカプセルの中で目覚めたところで。
そこまでの記憶は、ひどく曖昧。
不思議そうに首をかしげる。]
[ただ、やはり足を止め、
みなが過ぎ行くのを廊下の端で眺めていた。
うっすら、そのこめかみに汗が一粒流れてきたのを、拭って……。]
…っ、おい…!
[寝台を打ち付ける様子のオトフリートに慌てる。
抑えようとしても彼は暫く反応を示さないだろう。
見えたギュンターの数値…先程まで30過ぎだったのに。]
……なん で…
なんで…こんな急に上がってるんだ…。
[首輪をしているのならば…
もっと進行を抑制できるはず。なのに…]
星詠み ノーラは、消防士 ダーヴィッド を投票先に選びました。
星詠み ノーラは、学生 リディ を投票先に選びました。
……その気持ちは、わからなくはないがな。
[動いている方が、という言葉>>29。
掠めるのは、苦笑。
自分自身も、そう思う所はあるから]
[それから、イレーネがヘルムートに自分の名を伝えるのを聞いて>>34。
そちらに向き直り、一礼する]
……失礼、名乗りが遅れました。
俺は、ライヒアルト=ファルベ。
……『園芸家』、です。
[定型句は忘れず、短く名を告げた。
もっとも、研究への出資者の意向で、政界に自身の研究の成果を送り出した事も数度はあるから。
余り意味はないのかも知れないが]
……病は気から、かな。
でも、離れていて通じたなら、運命?なんてね。
[いつもの軟派に一歩届かないような声音で、
ノーラの手を取った。
そこに棘が残っていたならとれる範囲で取って、
視線を上げて確認する数値――彼女もまだLv.2だ。
やはり覚えるのは少しの安堵と、多くの不安。]
あはは……。
やっぱり、ノーラさんには隠し事出来ないみたいだ。
[ふっと身体が軽くなった。先程一瞬増えた重さと同じほど。
もしかすれば、首輪の数値の動きを彼女はとらえてるかもしれない。
その感覚に少し、緑は瞬いて]
折角、可愛い服着てるのに、血で汚しちゃったら残念だね。
足洗いにいこうか?1人で歩ける?
[はっと我に返ると、怪我をしたベアトリーチェに声をかけた。]
[触れると、老人の脆く擦り切れた首輪が切れて。
小さな音を鳴らして、ベッドに落ちる。]
―――……ッな……!?
…ッ
[驚いたように手を引いて、次いで咳込んだ。]
[6の部屋から人が出てくる。
お互いの状況を話し合い人々の姿。
遠くからその姿を眺める]
うーん、皆お疲れですか。
なら、医務室で休むといいです。
上に行くのは僕に任せるといいです。
[戻る人たちとは対照的に3Fに行く気満々の様子を見せる]
[傷口から流れる血は、次第に固まって、そこを塞ぐ]
ううん、エーリッヒさん、大丈夫みたい。
血が止まるのが早いのは、病気のせいね。
[指先で触れると、痛みとさらさらした傷口がそこにあった]
だから、もう大丈夫。
[少し痛いけれど]
センセも…ツヴァイさんも、大丈夫?
[二人の様子に心配そうな顔。
オトフリートの表情が片側だけ歪んで居る気がして眉を潜めた。]]
−部屋4−
───元気なことで。
[背中に投げつけられた声]
[久しぶりに声を出して笑った]
[目の前にある服たちを眺めながら]
[青灰簾石を細めた]
[やがてたどり着く]
[自分の着ていた服]
[白いシャツと褪せた紺のジーンズ]
持って帰ったら、ヴィンテージかな。
[意図せずそうなってしまった服を手に]
ッ。
[くらりと、また、眩暈]
ノーラさんと、エーリッヒさんも大丈夫?
人の心配もだけど、自分たちも同じ病気なんだから、無理しないで。
[二人の方に声をかけて、杖をついて向かうのは1階へと下りる階段。
杖が段差を示すと、こくりと喉を鳴らした]
/*
初回占いキタ――!!
今回、灰でも真っ白だったしね。
そんな気配はしてたのさ(*ノノ)
ある意味、赤弾けれて正解だったのかも……。
[それは脆くて崩れただけなのだけれども]
……ッん で…!
[まるで、自分が切ったと錯覚してしまうような。
落ちたバンドを見て、悔しげに眉を寄せる。
湧き上がるような痛みと共に、咳が止まらない。]
[階下へ向かうブリジットからの視線>>44。
軽く、肩を竦める仕種は目に入ったか、否か]
……いや、待て。
やる気があるのはいいんだが。
[やる気満々のユリアン>>45の様子に、天鵞絨をそちらへ向ける]
お前一人で行かせるのも、心配なんだが。
[頭を過ぎるのは、先ほどの転びっぷり]
―二階廊下―
ライヒアルトさん?
[額を押さえるのを見て瑠璃を瞬いた。
ナターリエは近くにいれば慌てているだろうか。
自分も壁伝いにゆっくりと近寄って]
分かりました。
ライヒアルトさんも休憩するなら、休憩します。
[間近でじっと見てから言った。
誰かの口調を真似たような言い方なのは気づく人がいるかどうか]
そう。
[ヴィヴィの声]
[一つ相槌]
───もっとまともなのは、ないの。
[動物と同じ名前]
[いくら愛称とはいっても、さすがに]
[苦笑]
イレーネ。
有り難う。
[瑠璃色の瞳は、何処かで見た事がある。人に多く会う職業ゆえか、記憶が所々不明瞭な所為もあって思い出せないが。]
病人は皆病人だから、安静ばかりでも進まないかもしれない。
だが、装備を持つ準備の時間を惜しまない事と、
一緒に上がる人数を増やした方が、良いと思う。
嗚呼、あっちは『園芸家』──の。
[改めて、ライヒアルトに礼を返した。]
ヘルムート・エールラーです。
貴方に、こんな所でお会いする事になると思わなかった。
もしや、こんな時でも、研究心がはやって先へ急ごうと?
奥地への探検をなさる事は、以前の報告書で知っていても。
───カルメンが
[掠れた声は少し拗ねた口調]
俺の事、フェレットって呼ぶって。
[まだ女の愛称でもつけられたほうがましだ]
[ライアヒルトの>>51に不思議そうな顔して首を傾げた]
んー? どうか、しました?
僕なら心配要らないですよ、やる時はやる子です。
[ライアヒルトの心配など全くしらず、誇らしげに胸を張った]
─二階廊下─
……騒ぐほどの事じゃない。
ある意味、徹夜明けみたいなもんだし。
[周囲の反応に、は、と一つ息を吐いて]
……断りにくい交換条件を……。
[イレーネの言葉に>>52、浮かぶのは苦笑]
[ふと、視線を落とす。
先ほどの蛇の死体。
頭を砕いたのは自分……。]
………いずれ……似たようになるか…。
[これも、因果応報というのだろうか?]
[淡い笑みを浮かべる星詠の女性。
緑の眸が少し細まる――まるで彼女自身が煌いたかのように。]
ベアトリーチェさんが1人で危ないようだったら、
僕が、抱えて降りますから。
あと、ベアトリーチェさんの服もかわいらしいけれど、
貴女のその服も素敵です。
[星詠の人にそっと囁く。パチリとウインクを付け足した。
彼女も下に降りるならば、ひとまず階段まではその身を支えようと手を貸す。]
お嬢さん、心配ありがとう。
でも、ベアトリーチェさんも同じだよ。
どうする?下り、1人で頑張ってみる?
[喉を鳴らしている少女に近づくと、意思を問うように尋ねた。]
[くつくつ笑い声が続く]
[声が聴こえてくると少し収まって]
フェレットが、嫌がるの。
――一生懸命考えた、のに。
まともだと、思わない?
[ヴィヴィの声、続くアーベルの声を聴き
わざわざフェレット、と呼んで、問う。]
/*
土日、だし。使いますよね。ライヒアルトさん?(待
…ごめんなさい。やってみたかったんです。
邪魔だったら三回目とかでお願いしますっ!(汗
―階段→1F医務室―
[アーベルの笑い声を聞いて、怒鳴って。
ふ、と身体が僅か軽くなったのは気づいたかどうか。
階段を下りながら自分の手を見て、違和感に眉を寄せる。
どうして、然程痛くないのか。
ゆるく手を握り締めた。]
…… …?
[なにやら、医務室のほうがざわめいている。
手を袖の中に隠すようにしながら
医務室へと向かい、覗き込んだ。]
――、…!
[石と化した老人が 其処に“在る”。]
Abel=Schachbrett(アーベル・シャハブレッド)。
[ぽつり名を呼んで]
el = rett(エレット)。
[意識的に中間辺りに間を置いた]
お菓子みたい、だから。
フェ、レット。
[飛躍する]
/*
……だめだ、このエーリッヒ絞殺したい。
(いつも狂ってる中の人には、ハードルが高すぎる。)
[中の人がいろいろ身もだえてるようだ。]
[一呼吸]
[二呼吸]
[落ち着かせて]
[瞑目]
───さっさと、着替えないと。
[覗かれちゃう]
[笑う]
[着替えて廊下へ戻るころには]
[やや少し時間が空いて]
[カメラを斜めがけにすれば]
[昔と何一つ変わらない姿]
−→2F廊下−
……ご丁寧に、どうも。
こんなところで、という点に関しては、こちらもですが。
[ヘルムートから礼を返され>>53、居住まいを正す]
……いばらをここまで繁茂させたのかなんであるか、というのは。
植物に携わるものとしては、やはり、興味深いものなので。
とは、いうものの。
厳しい交換条件を出されてしまったので、しばらくは大人しくしておきますよ。
どうせ、助からないのに。
家を出たって、ついてくるのに。
[天井(そら)を仰ぐ]
どこまでも、どこまでも。
[蒼を瞬かせ]
ゆっくり、びょうきみたいに。
空回り? 昔師匠にいわれたかもしれませんです。
お前は空回りしすぎてるけどなぜか結果がついてくるなと。
やっぱり、運がいいんです、僕?
[愉快そうにニヤニヤ笑う]
ね?
ヴィヴィもそう、思う?
[ヴィヴィの声には嬉しそうに返し]
……飛躍なんてしてない。
[フェレットの声にはきっぱり否定
けれど、少し間を置いて]
…じゃあ。
そんなに謂うなら、違う呼び方、考える。
[淡々と]
[3Fへの扉の前でまだ上に行くかどうか検討している面々には軽く手をあげて……。
3の部屋に入っていく。]
ここか……。
[武器庫内を見回す。
救うためではなく、殺すためのモノたち……。]
何か……。
[そうさっき議員も言っていたように、
あの蛇の、蛇の巣がないとは限らない。何か、対処できるものがあったほうがいいのは間違いないだろう。]
蛇ではなく、石になって死ぬべきだから…。
そういう風にできている……。
[ふとそんな独り言をつぶやいてから、>>*11の声に気がつき…]
菓子でも愛玩動物でも、
カルメンの口に優しいものにすればいい。
[くすくすくす]
──…ッ。
否、石化病に対しての全員の、
タイムリミットを考える事も重要か。
[周囲の顔色を見る。脇腹の刺傷の手術跡があるにしても、石化病の進行度は、自分は遅いようだ。今はまだ。ユリアンが治ったと聞いた時は驚いたが、確かに彼は顔色が良く、動作も軽かった。]
最終的には、進むしか、選択は無いんだろうが、な。
[それはイレーネが言った言葉と同じ結論ではある。]
武器が意図的に置かれたものなら、
茨も意図的に繁殖させられたものじゃないのか、ね?
出入口や窓を中心に茨が渦巻いているなら。
園芸家の現状の見立てでは、
これは、繁殖し過ぎた以外は異常の無い、
普通の茨 なのかい、ライヒアルト。
[まさか茨に襲われるような事を想定してわけでは無いが、突然変異等、品種異常なのかは気になった。]
……悪運は、強いんだろうな、きっと。
[あれだけの刃物を抱えて転んで。
それで怪我をした様子がないというのは、ある意味強運。
ニヤニヤ笑うユリアン>>66に、そんな事を考えつつぼそりと突っ込み]
……まったく。
[笑うイレーネ>>68には、大げさなため息をついた]
−2F廊下−
───?
[血の匂いの残る通り道]
[幾つか見える人の影]
───こんなところで、立ち話?
[まるで日常のような]
[軽い声音]
[場所が場所でなければ]
[まるで御近所に声をかけるがごとく]
[くすくす笑う]
[何か可笑しくて堪らないという態]
あっ、は
[カプセルの中で身を丸めて]
ふふふ、ふふ…
あは、
あはははは、
[蒼をきゅうと細め]
っぐ、
ごほっ!
ごほっ!!
[咽る]
───未だ、エレットのほうがいい。
[フェレットなんて柄じゃない]
[カルメンの不機嫌そうな声]
[これが、いくらかの譲歩]
/*
いかん、寂しくなってきた。くぅーん
でも、ソロールはぶるべ要素としては大事なふぁくt
いや、そんなファクターセツナス。
青ビニのときも更新直後おいてかれたんだよなぁ。あーうー、
やだ、可笑しい。
[くすくす笑う]
そう。
みぃんな、石になってしまえば良いのに。
だーれも、助からないんだから。
[口に優しい、と聴けば]
……ベル?
[割と普通な、呼び名をぽつり]
ああ…ブリジットお嬢さんも来たのか。
[咳が止むと一度深呼吸をする。
眼下の老人の変わり果てた姿、一度黙祷するように目を閉じると
ゲルダとブリジットに向き直った。]
……間に合わなかったようだ。
…もっと、看ててやれば…
もう少し保てたかもしれないのにな。
[目を閉じた老人の、諦めたような顔が痛々しい。
特効薬、クスリを――見つけなければ。
あと16人も残っている、数値が上がっているものも多い。]
…お嬢さん達は、休憩か?
それとも何処か怪我したか?
……意図的な繁殖の可能性は、俺も強く見てはいますね。
玄関部分の扉にせよ、窓にせよ。
自然な生育での結果としてみるには、正確に各所を封印しています。
[先に、ハインリヒにも問われた事に、静かに返す。
意図的な、という部分は、先に破った扉の事もあり、より強く見ていた]
……現状の見立てでは、通常のものですが。
俺の持っていた、研究資料の一部が紛失していることとあわせて。
何らかの変異をしている可能性は、否定はできません。
逆です、一人の方がいいです。
蛇が出てきた時、皆様は動けないかもしれません。
僕は動けます、だから僕が行きますです。
[>>70を聞いて]
それに、ライヒアルト先生のお墨付きですよ?
[ライヒアルトの言葉をつかってごまかした]
そう、石になって死ねるなんて、
火に焼かれるよりも、刀できざまれて全身血まみれになるよりも
ずうっと、綺麗じゃないか。
僕たちは恵まれているんだよ……。
綺麗に死ねるなんて、ね。
ああ、でも、本当はカプセルの中で、何もわからないままだったなら……。
だけど、他の人が石になるのを見るのも悪くない。
/*
好き勝手いってますが、うん。
無茶振って、ごめんね!
んでも、「資料がなくなった」だけなら、どんな使われ方をしてるかは余白になるから、好きに仕込めると思うんだよ。よ!
つか、ここまで見事に。
肩書きが走るとは、思わんかったわw
[聞こえた声>>71に、天鵞絨を一つ、瞬く]
ああ、アーベル、か。
何を、と言えば、今この子が言った通り、だな。
今後の相談だ。
[笑うイレーネ>>76にちら、と視線を向けながら答え]
……そこで、俺に転嫁するか。
[次いで、ユリアンに向いた視線は、ややジト目]
[ヴィヴィの声]
[カルメンの笑い声]
───ピグマリオンの逆説。
[石に]
[人がなる]
[僅かなつぶやき]
───何でその名前が、最初に出てこないのさ。
[ベル]
[ああ、でも]
[きっとこのままエレットになりそうな予感がする]
[少女が1人で降りようとするならば、
何かあれば手を差し出すつもりで。
自分の手を借りたいという風であれば、その身を抱えあげる。
階下に降りながら、ふっと思い出すのは、蛇と武器の存在。
運動に関しては長身や家柄も手伝ってか、一通りはこなしていて。
その中にはフェンシングやアーチェリーも含まれていた。
――が。
背を蝕んでいる石化を思うと、
その経験もあまり役に立ちそうにないと思う。
そんなことを思いながら、医務室に辿り着けば、
老人の死を知るのだろう**]
[咳き込み滲む涙]
[丸まったまま御腹を押さえ込む]
っ、は
……ふふ
[それでも笑みは消えない]
あはっ、
ひっ、
ははは、は、……
[声は少しずつ小さくなる]
───ふぅん。
[自分が起こしたピアニスト]
[その言葉を聞きながらカメラを持ち上げ]
[その時間を]
[空間を]
[切り取る]
相談───打開策でも、出たかい?
[首を傾げた]
[園芸家のほうに視線を向け]
[武器庫で、やはり斧を選定する。
適度に軽く、いやそれでも重いだろうが、リーチのあるものがいい。
ついでに、剣の類も見つめた。
ふと、あの金糸の議員が持つならばと……思ったのだけれども……。
自分で選定するほうがいいかと思い直す。
そして、斧を持って、3の部屋を出る時、
まだ話している面々がいるなら、これからどうするか訊ねる。]
研究資料の紛失?
ロッカーが荒らされていたのか。
私の荷物は、A4サイズ程の薄い箱なのだが、
まだ未確認だ…な。
[研究者なら資料を持ち込んでいるだろう。
そうだ、ロッカーに私物が残っていると言う話は、オトフリートからだけではなく。最初にカプセルの側でも聞いた。一番年上らしき落ち着いた彼(ハイリンヒ)の声だったと思う。
覚醒と同時に、フラッシュバックのように甦って来たヴィジョンに意識を奪われていたのと、もう一つ。人が居ない時に開けなくてはならないものを入れてあると言う理由で、まだロッカーを訪れては居ない。──ふむ、とこめかみに手を当てた。]
有り難う、ライヒアルト。
とても、参考になる。
莫迦、みたい、私…
[音の無いまま笑みが深くなる]
[吊りあがる口許]
……だけど、そう。
―― 他の人が石になるのを見るのも悪くない。 ――
[にたにたと
表情だけの深い笑み]
…いや。
爺さんの場合は特例だ。
ベルトが劣化して…緩んで、たから…。
[言葉尻が掠れる、先程首に触れた指先を握りこんだ。
――錯覚するなと言われても、もう石になっていたとしても。
自分が壊したような…殺したような気になってしまう。
ゆっくり目を閉じてから、開いてブリジットに笑う。]
…また、怪我をしたのか。
お嬢さんはよほど不器用なのか…?
[>>77手元を見る様子に苦笑いして。
手招きしようとして、やめる。
老人の傍に寄せるのは、あまりいいと思わなかった。]
消毒の類はまだ見つけてないんだ…包帯くらいはあるだろう。
それくらいしかできなくて悪いね…。
ヴィヴィ。
[呼びかける声には
笑い声が滲んで居ただろうか]
……大好き。
エレット。
あなたも、大好きよ。
[唐突に告げて]
それが、な。
疲労者多数の中で、一人だけ張り切っているのがいるもんで。
単独行動を思いとどまらせるにはどうすべきか、という話になっている。
[打開策は、と問われ>>81肩を竦める。
自分がさっき単独行動をしようとしたのは、一次棚上げ]
[武器庫から出てきたダーヴィッド>>82にはひら、と手を振り。
まとまっていない事を端的に告げる]
何でって?
[それでもエレットの問う声に]
……それじゃあ、
愛称とは呼べないと思わない?
……愛が、感じられないもの。
[何処まで本心か、さらりと謂って]
―医務室―
……劣化?…
[思わず、自分の頚元に触れる。
それはとても恐ろしいことのように思えた。
掠れた言葉尻、なにかあったのかと窺うように
ハインリヒを見ていたが]
……失敬ね。
いばらに引っ掛かっただけよ。
それに、大して痛くはないもの。
[眉を寄せて、心外だと謂わんばかり。
老人のほうを真っ直ぐに見ることは出来ない。]
気に病むことではなくてよ。
…包帯があるだけ良いのだわ。
何処にあるかしら?
……。
[エレットの問いに押し黙る]
愛情に理由を求めるの?
謂いたかったから。
それじゃあ、駄目?
[そして、何でもないように、謂った]
───じゃあ、俺も行こうか?
[ファインダーをのぞいたまま]
[挙手]
[手を握って]
[開いて]
[未だ動けるよ]
[先程の自分も単独行動に出ようとしたことを]
[きっと彼等は知らないだろう]
カメラもあるから、記録して持ち帰ってこれるよ。
[かしゃり]
[もう一つシャッターを切った]
[全員の進行度合いを、確認して回りたい。
そう考えていたが、ライヒアルトにクスクスと笑みを零す若い女性に、現実を突きつけて回る事は流石に躊躇う。ふと、イレーネの右手に巻かれた布に気付く。]
無理に武器や火を扱おうとせず。
医務室や一階の用具が揃っている場所で、
コールタールや、防腐剤で蛇に自衛するのが良いかもしれない。
熊に対して鈴を鳴らすみたいに。
ベアトリーチェや、医務室に向かったお嬢さんにもそうして欲しいな。
[シャッター音と、無口な青年の訪れ。
それから改めて武器庫から出て来たダーヴィッドの問い。
相談をしていたと言う他の者の言葉に同意するように、頷いて話していた事を伝えた。]
───あ、そう。
[お手上げ]
[理解できない]
[近くにいるヴィヴィには見えただろうか]
[小さく肩をすくめた]
駄目じゃないけど───
[溜息]
ええ。
バラ科の植物に関するものだけが、綺麗に。
それ以外にも、いくつかなくなっているものがありましたし、結局、荷物が見つかっていない者もいるようです。
[ヘルムートの言葉>>83に、一つ、頷く。
礼の言葉には、いえ、と言いつつ苦笑して]
設備があれば、もう少し詳細に調べられるんですが。
……さすがに、それは無理でしょうしね。
無理しないで、生きなきゃ。
おじいちゃん、みんなに希望…託してる。
…たぶん。
[静かに黙祷。]
センセ…眼鏡見つからない?
みづらいの無理すると、疲れるよ?
[眠りにつく少し前に脳溢血で亡くなった祖母の事を何故か思い出して不安になった。]
[二人の声が聴こえる]
[少しだけ笑みの質が変わった]
[きっと二人には届かぬ程の些細な変化]
……何、二人して。
謂いたかった、だけ。
それ、だけ。
[先の無い自身に一時でも笑顔を呉れたこと]
[それがただ嬉しくて]
[感じると、少し、悲しくなった]
打開策は今のところ無いです、ね?
だから、上のフロアに進んでみようかと思ってるです。
アーベルはなにをしてるですか?
[>>88のシャッターの音に]
あ、僕は肖像権高いですよ?
ってそれはいいです、僕はたくさん、寝てたから疲れてませんです。
それに、一人だけずるいと思いませんです?
故に探しに行くのです、手がかりを。
[言葉に含まれる意図は単独行動を望む旨。
理由は罪悪感かもしれない]
[感じた溜息の気配]
……ねぇ、ヴィヴィ。
エレットって、面白いわよね。
[可愛い、とは謂わなかった]
[謂えば彼は『フェレット』に近い反応をすると思った]
とても、ね。
[だから強く、言って]
[くすくすと笑う]
[挙手する様子>>88を見た。
何となく、じーっと見た。
視界は少し、霞んでいるが]
……そっちも、疲れてないか?
[はっきりしない視覚では、断定はできない。
故に、瞬きと共に投げる言葉は疑問の響きが強め]
>>86
[3Fへの階段以外、6の部屋に隠し扉があることは、きっとその場でアーベルあたりから聞くことだろう。
そして、話してた内容、他、いばらの件に関しては特に熱心にきく。]
>>89
なるほど、コールタールに防腐剤か。
蛇が毒蛇なのかどうかも実はわからないけれど、
あの牙はさすがにほうってはおけない。自衛できるのであればそれがいい。
日用品とかを置いてた部屋を探ればそれらしいものが出てくるかな?
僕もエレットって呼ぼうかな。
[くすくす]
ああ、エレットはとても、面白いね。
[カルメンの笑いに少し憂いを感じたけれど、
それも、また、彼女には似合うと思った。]
一応、ね。
[まさか]
[自分の写真を見たことがある人間が他にもいるとは思わなかった]
コールタール、は無理かな。
[流石にそんなものないだろう]
[火は振り回さないほうがいいとは思う]
───光源って意味では、フラッシュもあり?
[目が退化しているのなら]
[強い光は辛いのだろうか]
[ある意味諸刃の剣ではあるけれど]
[ユリアンの肖像権の話]
[そんなものはこの場合は無言という名の無視だ]
何って───記録写真かな。
…作為 いや。
失われた荷物も。
[荒らされたり、無くなったり、朽ちていたロッカーの荷物。紛失した薔薇科植物の書類。
ユリアンを一人先に行かせて良いものか。
口を開きかけてふと、アーベルのシャッター音は、とても自然で。無口な彼の呼吸、あるいは青年自身の眼差しのようだと思う。無機質なレンズ。見開かれた大きな瞳孔にも似た。その奥は見透かし難く黒っぽい色をしている。]
大きな目だな。
何時も、カメラを?
[紅いランプが点滅する柩の部屋で長い眠りから目覚めてから、目紛しく状況は変化している。カメラレンズの深い色に、アーベルの静けさに、少しだけ意識を奪われた。]
政治家 ヘルムートは、学生 リディ を投票先に選びました。
疲れてたら、挙手なんてしない。
[そんなにお人よしではない]
[一度でも仕事で一緒になっていれば]
[しっていることもあるのではないだろうか]
[自分はと言えば]
[6の部屋の扉の話をそこにいる人物に提供し]
武器って、何があるのかな。
[斧]
[ダーヴィッドのほうを見る]
[二人の声を聴く]
[矢張り可笑しくて]
[嬉しくて]
[楽しくて…]
……エレット。
ごめんなさい。
…少し、からかいすぎたわ。
[声には未だ、少し笑みを残しているけれど。
小さな謝罪を向けて。]
[謝罪から、少しして異質な気配。
そこまでを遮るように。]
……ねぇ、聞きたいの。
[それはきっと唐突]
ひとをはやく石にしてしまうのは、
どうしたら、いいの?
きずつければ、いい?
[抑揚の無い声]
写眞を撮るのが、俺の仕事。
[カメラを持ち上げて示す]
[自分を無口だと言った雄弁な男へ]
[ふと気がついた]
[いくら状況把握と記録のためとはいえ]
───人を撮ったのは、随分久しぶりだけどね。
[そう言ってもう一つシャッターを押した]
[ファインダー越しに]
[ヘルムートを視る]
[知っている写真作品は少なかったが。
近くに誰かファンがいたのかもしれない]
…んっ。
[ふと黙り込んで後ろに回していた右手を胸元に戻した。
一分かそこらの間、瞼を閉じて何かをやり過ごすように呼吸する]
───いい、別に。
[からかわれたのだと]
[なんとなくはわかるから]
[カルメンの問いかけ]
[ピグマリオンの逆説が正しいのなら]
命を奪えば、いいんじゃないかな。
[告げる]
[推論]
>>101
武器庫、結構いろいろあったぞ。
ただ、君だったら、そんなに重いのは選ばないほうがいい。
軽すぎる、と思ったくらいで十分だろう。
一度見てくるといい。
……ん。
ああ、防腐剤の類なら、あったかも知れん。
[日用品の部屋、と言う言葉>>96にふと、視線は下り階段の方へ]
……そういや、剪定鋏を探す必要もあったか。
[山刀は、大掛かりな枝打ちには向くが、小回りがきかない。
ならば、持っていようと思ったもの]
……それは、確かにそうだろうが。
[否定の言葉>>101には、妙に納得してしまうのは。
『そらいろ』たちの撮影を思い出すが故か]
───撮れたら、いいけどね。
[流石に怪しまれるのは好ましくない]
でも
[嗤う]
残響を留めるのは、得意。
[それを生業にして、生きてきた]
……とりあえず、だ。
せめて、蛇対策を十分にしてから、という思考には、なれんかお前ら。
[ため息まじりの言葉は、やっぱり先の自分を棚上げしたもの。
言ってから、軽く額を押さえる。
感じる痛みは、進みたがりへの頭痛か。
それとも、侵蝕される内側の痛みか。
現状、判別する*術はなく*]
[動いたのも、感情を昂ぶらせたのも大分前。時間差でやってきた苦痛、それも石化病の影響があったのだろうか]
だいじょうぶ…。
[だが苦しさはそれほど強くなく。
ただ呼吸を落ち着けるだけで少しずつ引いていった]
重たいのは、駄目かな。
[軽すぎるのもどうかと思う]
[カメラも一緒だ]
[軽すぎると重心が狂う]
[手元がぶれるから]
あとで見てみ───ピアニスト、サン?
[ピアノが]
[そう言っていた彼女]
[何やら様子がおかしいのが見えて]
[視線を向ける]
[茶色から取り出したのは
ハンカチに包まれた小振りのナイフ]
……なら、両方を。
["アリス・マクレガー"。
彼女の命を奪ったように、奪ってしまえば。
さらり解かれるハンカチの先。
過去を繰り返そうとする刃が剥き出しになる。]
奪って、しまえば、良い。
武器は鈍器から鋭利な細い刃物まで、揃っているね。
[冷凍睡眠に入る以前は、写真のフラッシュを浴びる日々だった。
それは一人の人間の眼差し、記録ではなく。
報道を知る権利を持つ者、すなわち国民の全てに開かれた公のもの。
ファインダー越しに、サファイアブルーがアーベルを見詰め返す。]
こういう状況の所為か。
撮られて、生きていると感じるのが不思議だ。
[生きていると言ってから、ユリアンの能天気にも見える無謀さに困惑している事にも気付く。]
[ブリジットが頷いてこちらに来るようならば、
椅子に座らせて包帯を巻き直すだろう。
巻かれていた布は誰のものだろうか。
ブリジットは捨てたがらないだろうからそれは好きにさせて。
包帯を巻く所作は手馴れたものだった。]
……これでどうだ?
[巻き終えた手に、そう声を掛けて。
向き合った少女の数値に…その跳ね上がった数値に眉を寄せる。
微量とは言えない跳ね上がり方…名前を呼んで]
―――…他に痛むところはないかい?
[静かに訊く。]
>>106
お前らって、これでもかなり用心深くだな・・・
と、そっちか。
[意気揚々組をちらと見た。
ただ、時間がないの、事実なのはあえて口にせず・・・。]
>>110
撮られて生きてるですか。
議員も揉まれて生きているのですね。
いや、でも、にしては、無謀だという一面を先ほど知りましたが……。
[また困った顔を見せた。]
[]
───こいつくらいの重みのがあれば、いいけど。
[ある意味カメラも鈍器にはなる]
[しかし商売道具で蛇を無残にはしたくない]
そう?
[蒼玉]
[青灰簾石]
[レンズを隔てた]
[あお]
不思議だね。
[自分にとっては呼吸と一緒]
[ああ、自分も同じだ]
[気づいて]
[唇を持ち上げた]
[もう一つシャッターを切る]
…ああ、そうだ。
[一つ思い出したようにゲルダの方を見て]
食料庫…持ち運べそうな保存食はあるかね?
ビスケットみたいのでいい。
扉の先はまた階段だったみたいだし、
いちいち1階に降りてくるよりかは少し休憩できるように
食料持ち歩けたほうがよさそうなもんでね。
[鎮痛剤は持っている、あとは…水と包帯があれば
階上での滞在時間を長くできるだろうか。
皆の数値が気に掛かってくる、あまり移動で負担を掛けたくなかった。]
───湖。
[どの写真だろう]
[森の鏡湖]
[雪原の氷湖]
[土砂降りの中の王冠達]
[オーロラと湖水]
[懐かしくて瞳を細めた]
───無理は、しちゃダメだよ。
[シャッターを切りながら]
[告げる]
[ふらふらと安置所を出る]
[大広間へと出て辺りを一望]
……?
[耳に届く、音]
[意識を出来得る限り集中する]
あぁ
[解った、という具合に]
[足は医務室へと]
―― →医務室 ――
生きていると感じる時。
[自分にとってのそれは考えるまでも無く、白と黒の鍵盤に触れている瞬間。
動かなくなってしまう前に触れる機会はあるだろうか]
少し休んだら、階段の向こう、やっぱり探してみたいです。
[危険があると言われても、探索に向かう意思は*強くなっていた*]
―― 医務室 ――
[辿り着いても室内には入らずに。
扉の傍から見て、室内に居るのは
石化してしまった老人と
ハインリヒ、ブリジッド、ゲルダ。
そして、老人の傍の、せんせい。
女から視認出来たのはその5人。
いや、4人というべきか。]
……。
[ナイフを手に無表情]
[ぼぅと面々を窺う様に立ち尽くす]
生きていると感じられたら
いつ石になってもいい?
[ふと、カルメンの声が聞こえなくなったのに気づいてもいたが・・・。]
まあ、ね。
[ダーヴィッドの言葉に頷く]
[命の次ぐらいには大事だ]
[呼吸と一緒なのだ]
出来れば、軽いのはパスしたい。
[ある程度重みのあるものを]
[イレーネを見送りながら]
[ダーヴィッドに好みを伝える]
[ゲルダから否定の言葉は恐らく返らない。
そうなると次の準備に取り掛かったほうがいいだろう。]
…ああ、お嬢さん達は少し休んでおくといい。
あと…ちょっとあの兄さんを見ててやってくれ。
[そう言ってオトフリートを指す。
まずは包帯の補充か…立ち上がった。]
休んでから、行こう。
[イレーネの「やっぱり探してみたい」と言う>>118に言葉を重ねるように頷いてから。
そうか、と思いいたる。消防士や、医師、教師と言った身を危険に晒す事や、自己犠牲と言える献身が時に職業意識となっている者のようではないのに、探求を糧とする様子にもみえないのに、石化病が治癒したのに、生き急ごうと言うユリアンに、自分は困惑している。]
父親が党首候補だと言うのに、
その息子が、二世が、離党して新党に入った日には、
私で無くても24時間態勢で一挙一動が報道されるんだろう。
新党党首との会合の店が何処だとか、
親子仲に関する憶測まで様々な。
石化病対策の提出法案が折り合わなかったのが、
一番だと言うのに。
いや、そっちは揉み消されたからか。
[首を横に振る。折り合えなくなってしまった理由は、ロッカーの荷物が残っていれば、そこに記された事柄で分かるのかもしれない。]
―二階、3の部屋―
[何もかも、上手くはいかない。
ユリアンと呼ばれていた青年が病気が治ったらしいのを、喜べずに。妬ましく思った。きっと表情に出ていたから、誰にも見られたくなくて手近な部屋へ逃げ込んだ。
床に落ちた砕けた石像を昏い目で見て、床に膝をついて。]
ほんと、バカみたい。
[ぽつん、と呟いて膝を抱いていた。
どれくらいの時間が経ったのか。右腕を残して体温が上がり呼吸が、鼓動が早くなった。]
───カルメン?
[確認するように名前を呼ぶ]
[ヴィヴィと視線が合う]
[何が起きている]
[わからない]
[少しだけ、嫌な予感]
―――…
[呼びかけようとして、名前を未だ知らなかったということと
明らかに様子がおかしいことに眸に警戒の色が宿る。]
…どうしたんだ?
[指すのは入り口に入らずこちらに呼びかけたことへと、
その手に持つもの…――]
>>123
そうだな……やはり一旦休んでからがいいだろう。
[そして、階下に視線を向ける。]
行くか……。
[視線を、ユリアン、ライヒ、イレーネ、ヘルムート、そして、アーベルに移しながら…。]
[蒼は虚ろ]
[何か][音を振り払う様に首を左右に振った]
石になるって、
どういう気持ちだと、
思う?
[ハインリヒの問い掛けに淡々と返す]
対策なら武器があるです。
アーベルもその辺に落ちてるので気に入るのがあるなら持っていくとよろしいです。
[自身は手に取った短剣と刀を一つ拾い上げて腰に指した]
──例えば。
我々の為に、石像を壊す事は私は厭わない。
破壊が殺人になるなら、後から悔いよう。
だが、目の前の“ひと”を、
取り零す事は出来ない な。
生存の可能性が高くなる方を選びたいが、
咄嗟には、ね。
[ダーヴィッドの困り顔には、こう告白した。]
私はイレーネ達が休む間、
一度、一階へ戻って来る。
武器は、ユリアンが廊下に運んで来たそのサーベルを。
───そう。
[休んでから]
[もう少し動けそうな自分はどうしたものかと]
落ちてるって───わかったよ。
[ユリアンの言葉]
[肩をすくめた]
[まずは武器を物色することから始めねばならないらしい]
[―――…軋む。][軋む…軋む。]
[目の前の女性に][その虚ろな瞳に。]
[全く違う筈なのに、まるで――…鏡を見ているような。]
[此方にゆっくりと近づく気配]
[両の手でナイフを握り腰元辺りで構える]
[医務室と大広間の間を阻むように立つ]
必要無い?
……そう。
あなたがそういうなら、貴方にとってはそう。
じゃあ。
石になるのを見る人は、
どんなきもちだと、思う?
[続ける問いかけ]
[階下へ向かいかけ、ふと振り返る。]
ところで、ユリアン。
貴方は、誰かがこう呼んでいた気がする。
ユリアン・サンチェス?
偶然がそう重なるとは思えないんだが。
いわゆる、秘密箱を作っていた事は無かったかな?
[100回近く、蓋をスライドさせなくては開かない箱を。注文した時の記憶。客間ではテレビが付いていて、サンチェスと言う名のスポーツ選手が活躍した日の記憶。]
>>130
その、貴方の咄嗟を、止めている人たちがいたのでしょうね。議員。
貴方の正義は、わかります。
貴方のような方は、多くはない。だから……
ああ、僕は消防士でした。
なので、なるべく貴方をみていましょう。
[守りましょうとは、いえないのは、
もう、見られたくはない、数値が、さすがに…。]
ええ、僕がユリアン・サンチェスだ。
ん? でも名乗りましたっけ?
[初対面なのに名前を知られていて不思議がる。
秘密箱の問いには上向いて考えながら]
秘密箱とは懐かしいです。
その昔、作っていた事がありましたです。
結局、修めることは出来ずでしたけど……。
[脳裏に浮かぶのは苦い記憶。
工程が難しく極める事が出来なかった数少ない技能の一つだった]
[さっきの事を思い出す>>52
結局なにもできない事、一瞬でいろいろ考えてしまった事。逃げられる事からは逃げても、誰も文句は言わないだろうし、そうするつもりで。]
怠い。
[熱のせいで体が重くて、石になったらこんな感じかな、とチラッと思って寒気がした。]
カルメン、こっちだ。
こっちを見てごらん。
いいかい?……それは、一緒にやってあげるから?
あと、で一緒に白い鳥を、空に放さないか?
消防士か。
じゃあ、お互いに気を配れば良い。
[サーベルを腰のベルトに挿しながら、ダーヴィッドを見送る。
赤毛が遠ざかっても、数値の事は今は口にせずに。
ヴェアトリーチェが着替えた後、簡単に見付かった礼服に身を包んだ自分自身を、その服装から客観視した。華美だ。だが、冷凍装置に入る事を決意する寸前まで、向かおうとしていた先には相応しい服装。]
[カルメンの問いに足が止まる。
石になったことはないが、石になるのを見たことは]
………悔しいさ。
[言葉通りに。表情は少し歪んで]
……だから、皆生き残れるように…
クスリを探さないといけない。
一刻も早く。
ユリアン。
サンチェスさん。
人が呼んでいるのを聞いた。
誰がどう呼んでいたのかまでは把握していない。
あの箱を注文した好事家は、私なんだ。
趣味の品にしては、奇妙な形を注文したからね。
確かに、納品された時の名前は、別人だった気がする。
一番複雑な部分は君が組んだと聞いた記憶もあるのだがな。
私は、秘密を入れる品が欲しかった。
[──もしも、冷凍睡眠の被験者が有る程度、人為的に選ばれていたのだとしたら。彼を巻き込んだのは自分かもしれない、と思った。]
[ヴィヴィへと振り向いたのは
女にとっては幸いだったかもしれない
ハインリヒの表情を見れば揺らいだかもしれないから]
……そう。
[けれど見はしなかった]
でも私は、違う。
悔しくなんて、無い。
みんな、石になってしまえばいい。
それはきっと、……楽しいのに。
[ヴィヴィの方を見たまま、深く哂う]
[ハインリヒの動きには気付けない。
ヴィヴィへ深く暗い笑みを向けたまま。
奪おうと距離を詰めていても、
掴み掛かられるまでは気付かないだろう。]
なるほどなるほど、でも不思議じゃないです。
からくり箱とか秘密箱はお金持ちが主なお客様です。
オーダーメイドが多いからお値段もどうしても高くなりますです。
それにおっしゃる通りでございまして、著名な人ほど秘密を隠したいとよく言ってましたです。
あら、僕が難しい場所作ってましたか?
そうすると数が限られてきますです。
僕は納得できる細工が出来ないことが多く、結局納期の関係で師匠が作り上げてた事が殆どでしたです。
[ヘルムートの元に届いた秘密箱のことを考える]
……っ
[名を呼ばれると
深く暗い笑みが くしゃり 泣きそうな顔で潰れた]
……!
………!!
[幾度も幾度も誰も居ない空を切りつける様に
ナイフを目一杯振り回し
身体に掛かる負担からか
バランスを崩しながらその場に座り込む]
ごめん、なさい――
[聴こえた声に
ようやく声を返す]
ごめん、なさい――
ごめん、なさっ――
[嗚咽をこらえるようにして]
私は寄せ木細工ではなく、金属で注文したな。
多分、他の客は出さない依頼だ。
ロッカーに残っていれば、作品と対面出来るよ。
[金庫の代わりとして使えるもの。それで、おそらく品が特定出来る。それ以上の憶測や箱の中身については、今はユリアンには伝えない事にした。
既にユリアンは、石化病と、冷凍睡眠に入った当時の政界スキャンダルに関わる、ヘルムートとの秘密の共有者 になってしまっているのかもしれない。そうだとしても──。]
一緒にロッカーに行くより、先に上階に上がるかね?
>>149
[カルメンのナイフを振り回す様には目を丸くしたが…。
座り込んでしまった彼女の前にしゃがみ込む。
そして、手をそっとその手に重ねて、
ナイフを取ろうとする…。]
――……
[注意深くカルメンの動きを見ていたが、
座り込む姿に、先程とは違った意図で傍に行こうとするとまた制止がかかっただろうか。]
…カルメン…、?
[そう聞こえた。
それが彼女の名前なのだろうか。]
[声が届く]
[ヴィヴィの声]
……ごめん、なさい。
[謝らなきゃいけない事は沢山ある]
[名すらも愛称で誤魔化していた]
…ごめん、なさい。
[何より]
[ヴィヴィと、エレットを裏切った]
[もう駄目みたいだと思う]
[失いたくないものに、気付いてしまった]
[私はこのふたりを失うのが、*怖い*]
あー、アレですね、そうするとです。
僕に渡さない方がいい、ですよ?
開けてしまいますです、簡単にね。
[金属の秘密箱、心当たりは一つしかない。
箱を見つければきっと開けれる、しかし自ら開ける事は無いだろう]
お客様の秘密を守る為の秘密箱なのですよ?
[はからずも秘密の共有者になってしまった事に若干戸惑いを見せる。
ヘルムートの視線には苦笑いで気付かない振りをした**]
[そのまま、カルメンの身体を抱きとめて…。
片手で、そのナイフをハインリヒに差し出した。]
……ツヴァイ…預かっていてくれ。
[そして、ナイフをハインリヒに渡したなら、その華奢な身体を抱えあげる。
そう、カルメンを最初、あの家(カプセル)から連れ出した時のように。]
[カルメンの倒れる姿に二人の傍に歩み寄る。
ナイフを、そう告げる前にこちらに渡されると受け取って。
とても物申したい様子でまたダーヴィッドを睨んでから代わりに溜め息一つ。]
……ちゃんとした場所で寝かせてやってくれ。
[抱き上げる姿にそうとだけ告げる。]
[そして、どこに連れていくか悩んだが……。]
二階の、衣装部屋に運ぶよ。
医務室だと、彼女が居難いかもしれない。
[そして、二階へと足を向ける。]
[カルメンを人気のない場所へと連れていく、
ダーヴィッドの提案には少し不安が残ったが]
……少し、傍についててやれよ。
後で水持っていく。
[心配なのはこの男もだった。
決して歩き回って楽な数値ではないのに…
―――石になるのを見る
思わす口をついた舌打ちに焦燥感が滲んだ。]
>>159
ああ、わかってる。
[水を持っていく、には頷いて…]
うん、頼む…
[そう言ってから………ふと、振り返って……]
ツヴァイ………僕は大丈夫だ。
[そう笑って*嘘をついた。*]
……嘘つけ。
[ダーヴィッドが残した言葉に二人を見送った後に悪態つく。
全く……隠そうとすればするほどに、分かりやすいのだ。
あいつも、―――…他のやつも。
医務室に残る者達に向き直るとやれやれと肩を竦めて力ない笑みを浮かべ]
――…流石に。少し、疲れたな。
[笑おうとしてケホ…小さな咳が零れて。
ケホ、ケホ…止まらなくなると口元を押さえた。
使える薬品を探す…そう呟くと薬品庫へと向かい、扉を閉めてその場に座り込む…。]
[止まぬ咳…手が、震えてることに気付くと強く握んだ。
目を閉じると先程のカルメンの姿が浮かぶ。
虚ろな蒼、問う声…まるで狂気を纏ったかのような。]
―――……
[眉を寄せる…彼女が怖かったわけではない。
ただ―――彼女を見たときに妙な錯覚に陥ったのだ。
まるで…そう、まるで鏡の先を見ているような。]
―――…な で……?
[過去に似たような光景を何処かで見た?…わからない。
靄がかかったように記憶が遮られる。
―――駄目だ、*それ以上は思い出せない。*]
/*
ゲルダに伝わってる。
大分あからさまにやったけど、こういうのは嬉しいな。
致命的な間違いは起こしてなかったという意味で。
脳溢血⇒高次脳機能障害にはいきたかったんだけど、ね。
どう考えてもやっぱり脳溢血から根性で意識回復はないと思った。なんで、LV4になったらやっぱり脳溢血にいこうかと。高次脳機能障害⇒脳溢血(まだ脳溢血か脳梗塞か決めてないけど)に行こうかと
[落ちたベルトを拾い上げはしなかった。
“その先”を見せられているようで 眼を逸らす。
包帯をきっちりと巻きなおされれば
自分の手を手で撫でて、確かめるようにそれを幾度か繰り返した。]
そうね、
……慣れているのね。
研究員は、怪我の治療にも慣れてますの?
[ゆるく首を傾げると亜麻色の髪がさらりと落ちた。
頚の数値には気づかない。]
……?
いいえ、 さして痛まないわ。
[其方こそが、恐らくは症状。]
/*
あー。しまった。
17にすれば良かったなー。
いや、今回は振った目をみて倍数判断できるけど、本来は振る前に倍数判断だと思うんだ。そして、だとすると×2でしか振らないと思うんだよね。期待値的に。
まあ、直前ステージには入ることにしておこう。
明日が19or20、明後日Lv3突入。
そんなイメージで。
ヘリコプター、乗りたくないなー。
しかし、Lv3に突入してから長いと死にたくなるしなー。
[もがくように、暴れる女。
虚ろな眼、去った後もしばし、
釘付けになった。其処には誰も居ないのに
(お父様)
(お父様)
(―― どうして。どうして)
(どうせ かえらない のに)
(意味なんかない)
(意味なんかないの)
いきたくない。いきたくない。
壊した荷物。
折れた銀細工の羽。
――それはおそらく眠る前の記憶]
―― 回想 医務室 ――
[右手がじんじんと、痛む]
はっ
[笑うみたいに、自嘲うみたいに、短く息を漏らした。
こうして感情に身を任せ、他に当たるなんて、何年ぶりだろうか。教育者として、それだけはタブーだったのに]
[年上の男の手が触れて、ゆっくりと意識が深層から戻ってくる。やがて、ゲルダやブリジットの声が聞こえてきて]
…………。
[深呼吸した]
[眩暈をパートナーに、女性2人の方へとゆっくり振り返る。
微笑をつくろうとして、それは二重の意味でひきつったものとなった。今は、心から笑えないという意味と、顔面の右側一部が、皮膚の変色もないのに動かないという意味と]
……え え
[言葉を続けようとして、少し間が開く]
わたしは、だぁいじょぶです
[首を左右に振る。
表情とともに、幽かにアシンメトリーな動きになった。
時折、右の瞼がひきつく]
[老人の上にかがみこんでいる男を見ながら]
ぜるぎうすを、信じるなと
かれの遺言です
カルメン…?
だって、アリスさん…って。
[怯えたまま、ポツリとつぶやく。
なんて名前の人だろうと、彼女に記された名を読んでいたから。]
[ゲルダに、眼鏡の行方を聞かれて。
首を振って、否定する。鞄の中には、どこにもなかった]
だいじょぶです、よ。もう慣れました。
それより
[自分の喉をぱたぱた叩いて]
シグナスさん、声、へきですか?
[どこかかすれたそれ。先ほどから少し気になっていた]
[自分を、とブリジットに頼む男に首を振ろうとして、背後から声が聞こえた。そのまとう雰囲気に、一瞬彼女の声だと分からなくて。振り向いて、せつな、奇妙な表情になった]
[瞬きして、何度も彼女の顔を見る。
だから、カルメンの動作や言葉の意味を取るのが遅れて]
[振り上げられるナイフ。立ち上がろうとするブリジット。
とっさに、ブリジットの前に左手を出して、とめた。
ダーヴィッドとハインリヒがナイフを取り上げるのを見ながら、カルメンの名乗りを聞いた]
かるめんさん……?
[どこかはっとしたような、細い声で名前を呼んで、見送っていた]
─二階・廊下─
……ああ。
鋏の類なら、幾つか見かけた。
剪定に使えるものもあるだろう。
[日用品置き場(1)を示すイレーネに>>112に頷いて。
ダーヴィッドの言葉>>113には、視線の先を追って、そういう事だ、と頷いた]
……とりあえず、俺もちゃんと着替えてくる。服は見つけてあるしな。
[このままではいざという時動きにくいというのが、理由だが。
いつの間にかいなくなっていたナターリエの事もやはり少し気がかりで、一巡りして探しておこう、と思った]
[彼女の様子が、白い亡骸たちが見せた幻視と重なって、思わずふるりと頭を振った。]
うん、冷凍庫のもの以外はほとんど劣化してたけど、
お弁当くらいなら作れると思う。
あと…缶詰なら錆びたり膨らんでなければ大丈夫だし、
乾パンと金平糖もあったよ。
[日持ちのするものしないもの。
割り振って分け合わなくちゃと。]
あ、うん。この位は平気。
ああ、あー♪
[だした声は砂のようにざらついて。
これ以上進んだら、きっと音にもならなくなる。
そう思うと、少し怖かった。]
[衣裳部屋へ向かいがてら、覗いた部屋には人の気配はない。
衣裳部屋にも人気はなく、今の内にと先に見つけておいた黒い詰襟のシャツとジーンズに着替える。
壊したピンは少しだけ悩んだものの、外した飾り部分と一緒にジャケットのポケットへ移した]
……で、と。
どこに行ったんだか。
下に行ってればいいが。
[呟きながら、再び廊下へ。
そこには未だ、語らう者たちの姿はあるか。
(6)の部屋を覗いて開かれた隠し扉を見て、最後に武器庫のある部屋へと入り]
……何してんだ、お前は。
[聞こえているかはわからないが。
口をついたのは、こんな言葉]
[起こして連れて行くか、このまま抱えて運ぶか考えたのは、僅かな時間]
……まったく。
俺に、人を頼れ、と思わせるとは。
あのバカを、軽く越えたな。
[ふと過ぎった面影。
振り払うよに、首を振り、羽織っていたジャケットを脱ぐ]
――……莫迦ね
お節介ばかりで自分が倒れては
本当に笑えなくてよ
[苦さを滲ませながら呟く。
答えはありやなしや。
咳がやまないならそのままで。]
……さて。
鋏探して、少し休むか。
[置き去りにするのに不安がない、とは言わないけれど。
起きるまで付き添っているのは、自分の柄ではなく。
何より、人と顔を合わせたくないから、引っ込んでいるような気がしたから、その場を離れて。
まず向かうのは、*日用品置き場*]
[咳き込んで薬品庫に向かうハインリヒをゆっくりした動作で見やる。ざらついた声で、でも明るく振舞うゲルダを心配そうに左眉だけひそめて]
だいじょぶですよ、すぐ、治ります。
治った人がいるんですから。
だから、無理はしないで。
[ゲルダの肩をぽんと励ますように左手で触れた。
ブリジットへと向き直り]
……エグランティーエさんも。
どうかお気をつけてくださいね。ありがとおございます。
[さっきから何度も心配してくれたことに、ぺこりと一礼]
[そうして、カルメンたちの後を追って衣裳部屋へと向かった**]
/*
高い目でない辺りが、ランダ神だよねー。
いいんです、ロールが主な目的ですから(いいのか。
さてて。
昼間は自重するか。
[むしろ、ちゃんと寝ましょう]
/*
まぞい方だから「要らないよ」かもしれないけど
それなら進行ロールを振って頂戴
死んでほしくはないのよ。莫迦ね。
ところで赤は何処ですか?
とにかく、
できる事やらなくちゃ。
まだ動けるうちに。
[キッチンへと向かう。
なるべく日持ちのしそうな物を選んで火を通し、持ち歩けるようにビニール袋へ小分けしていく。]
娼妓 カルメンは、学生 リディ を投票先に選びました。
令嬢 ブリジットは、研究員 ハインリヒ を能力(守る)の対象に選びました。
[カルメンが後ろでナイフを振り回していた時。
彼女だと一瞬分からなかった。
だって。優しい、どこかせつないいつもの声音と違った。
顔が、見えない]
[いや、違う。見えてはいる。
奇妙な違和感。
まるで。そう、カルメンがのっぺらぼうになったみたいだ。
ブリジットやゲルダを見る。
話し声を聞けば、彼女たちの首に顔が乗る]
―衣装部屋―
[以前カルメンを抱き上げた時よりも、負担が大きかったのは、きっと階段という負荷もあっただろうけど……。]
カルメン、ゆっくり休むといい。
[彼女は眠っているように目を閉じていただろう。
さっきのやりとり、詳細はわからないのだけど…。
この事態だ。どんな心の状態でも、おかしくはない。
今までも、飛び降り自殺の説得など、したことはあったけれど……。自分も同じ立場の、者だけに……
彼女を毛布の上におろした。]
ここは服のある部屋だ。今着ているのが気に入らないなら着替えるといい。
[カルメンは起きてる?寝てる?いずれにせよ]
大丈夫だよ。
一緒に、アーベルも一緒に、
鳥が羽ばたくのを見よう。
[笑顔で]
[医務室には、まだ人影はあったろうか。
エーリッヒは、ベアトリーチェは。
薬品庫の側の壁に凭れたまま、
天井の隅を仰ぐ。
いばらの中にひとつ――白い花が見えた。]
[カルメンが起きていれば、少し話をしたかもしれない。
そのあと、扉の向こうからオトフリートが心配気な顔で現れたら>>183
そっと席をはずして、部屋から出て行く。
部屋から出る前、
シャツのボタンは上まで留めて、
胸に手を宛がった。]
→医務室へ
[白い花をつけたいばら。
それは、守るように其処にある
――たとえば今は、ハインリヒの側。
病の影響か、
ゼルギウスなる者が投与した薬の所為か、
あるいはその両方か。
白いいばら《Eglantier》と意志通じるは、
同じ名前《Eglantier》を持つ少女。
ひとならぬものと通じる、その代償は――]
―― →衣装部屋 ――
[身体に伝わる上下の揺れ。
抱かれる相手の温もりを感じながら
意識が混濁と覚醒を繰り返す。
は、は、と浅く繰り返す呼吸は、ほぼ同周期。]
……っ。
[やがて身体が彼から毛布へと離される。
きつく閉じたままでも言葉から伝う
彼の表情がありありと想像できてしまう。]
……ヴィヴィ。
[だからそっと蒼を開き。
もっと確かにしたくて、名を呼んだ。
見ない様にしていた、のに。
大事に思えば思うほど、其れが難しくなる。
彼の体調の悪化。そして、バンドが示す、其れ。]
[オトフリートが来る前]
そう、だ。
カルメン
お願いがあるんだ。
僕を少し、癒してくれないか?
[よく見れば、うっすら額に汗が浮かんで……]
………ヴィヴィ。
[再び名を呼んで、そっと手を伸ばした。
彼の手へ重ねるように、手が触れたろうか。
じ、と蒼は懇願する様な色を灯す。]
服は、別に。
……このまま、でも、いい。
[だけれど。
けれど、と。其の先を言葉にしようとして。
これ以上を望む事は出来なかった。]
/*
メモ)
守る、の能力を使い出したので
これから生きている限り
2回ずつ病気進行ロールを振ります。
RPで蛇と戦う際になにかしたら、それも回数に。
[欲を言えば眠るまで。
10分でも、良い。
傍に居て欲しかった。
けれど、と。
ゆっくり飲み込んで。
祈りに代える、手の温もり。]
/*
あー、2人のフラグの邪魔をしてしまっ、た、感じ。
ごめん、夕方までロル落とせないからいい空気が終わってから登場する気だったとか。とか。
時間つぶしならいくらでも出来るので。
/*
赤で催促されなくても、
いま、
うながすきまんまんだったよ!!
ていうか、そのまえ
ぜんぜんできなくてごめんねorz
夜はおいつきでいっぱいいっぱいなん、だ
[ヘルムート・エールラーの名はすぐに見付ける事が出来た。ロッカーの鍵が開き、扉がブラブラと揺れているあたりで嫌な予感がしたのだが。]
──これは
酷い。
訴訟を起こせるなら、
起こしたいものだ。
[金属の秘密箱は、精巧な細工を乱す事無く、熔解され無惨な塊と化し、液化した状態でロッカーにこびり付いていた。サファイアブルーの両眼を大きく見開き、一度閉じて深く息を吐く。それ以上の言葉が出て来ない。預ける時点で予想が出来た結果では有るが。]
──…ハッ !
中にある物を必要とすると考えた私の過ちか。
[憤りに任せ、壁に強く拳をついた。金の巻き毛を乱し、荒い息を吐いて、震える肩を抑える。
肩を抑える腕は重かったが、他の者はもっと重く石のようであっただろう。例えば「なるべく貴方をみていましょう。」と言ったダーヴィッドに、祈る事が出来なかった自分を悔いた。]
[そして入れ違う様に気配が訪れるだろうか。
浅く続く呼吸が緩やかに蒼を瞬かせる]
……?
[誰か、と緩慢に視線を遣り、
せんせいだと解ればきっと身を強張らせ。
せんせい、とかすれ声で一度。
名を呼んでは、逃げるように*視線を外すだろう*。]
>>192
[カルメンが握ってくれた手から、安らいだものを感じて……微かな笑みが毀れた。]
君は綺麗だから、
綺麗な服を着るといい。
[そして、オトフリートが入ってきたことを仕草で告げる。]
じゃあね。
[髪に伝う手の感覚]
……ごめんね。
[謝ってばかりな気はしていたけれど]
うん、ありがとう。
私も大好きよ。
[同じ様に謂って*笑みを見せた*]
―回想/医務室へ到るまで―
[盲目の少女を抱え上げたにしろ、
少女が自力で降りるにしろ、
その歩みは慎重故に、遅いものだったろう。
下る途中でダーヴィッドが傍を降りていったか。
辿り着いた場所。丁度カルメンがナイフを振りかざした瞬間。]
ベアトリーチェさんっ。
[抱えていたなら護るように強く抱きしめて、
彼女が歩んでいたなら引き止めるように抱き寄せる。
ノーラも傍に居たなら、目配せで後ろにと促して。]
……こんな状況だから、精神的にまいってるのかも。
[安全が確保され、カルメンが衣裳部屋へと運ばれると、
そんな言葉が漏れた。
そして医務室の惨状と各々の病状を確認すると、
少し顔を歪める。]
一度、皆さんの病状や進行度合いを確かめたほうがいいかな。
弱ってる箇所を知っていたほうが、支えあうには良いだろうし。
[薬品庫から咳が聞こえる。
思い出すハインリヒの視線――同じ視線をそちらに向ける。
どちらが無理をしているのかと。
視線は泳いで、ハインリヒを心配するブリジットへ。
困ったね――そう言いたげな表情で微苦笑を。]
[ゲルダにも喉を心配するような視線を向けたのは、
去り際に聞いたオトフリートの症状が進んでいると知ったから。]
一先ず、お嬢様方の治療をしましょうか。
[穏やかな口調で次に眼差しを向けるのは、
ベアトリーチェとノーラにか。
消毒は――薬品庫に一番製造年月日が新しいものを並べてみたけれど、それが使えるものかは分からないから。
とりあえずは、患部を清潔にと、水で洗うことを促す。]
―――…。
[そう促し終えると、視界に改めて石化した老人を映す。
少し目を伏せて、黙祷を捧げた。]
―回想/了―
/*
というか、いつのまにアーベルが26%なんだ!!くあ
狼で比較的元気はカルメン…も14%
いや、駄目だ。これ、数値で吊られたら、マジヤバいぜ。
─ ロッカー→厨房 ─
[ロッカーを出ると、大広間にある、生々しい表情のまま石と化した中年女性の像が視界に入る。必要有ればそれらを躊躇無く壊すと言ったが、像を見て何も感じない訳でも無い。]
──ゲルダ。
小分けにして持ち運べる食事を作っているのか。
そうだな。
時間も無い。出口の封鎖された一階に
何時までも留まっているわけにもいかぬ。
二階の部屋奥に、三階へ続く隠し階段があった。
と、私が、残った最後のシチューをさらえてしまっても良いか。
緊張している時は空腹を感じ難いが。
行き詰まった時は、食事で気分転換する事にしている。
[缶詰の仕分けを手伝おうとして、賞味期限の記述場所を知らない無知を露呈する。缶詰を開けた事も一度も無かった。]
嗚呼、美味だな。
学生時代に姉兄妹弟が10人も居る
友人宅で食べた夕飯の味に似ている。
[黙祷が済む頃には、ゲルダは厨房に向かっていた。]
男はね、強がりたいときもあるんだよ。
特に、ブリジットさんみたいな可愛い子には、
ツヴァイさんも弱み見せたくないんじゃないかな。
可愛い子には、かっこよくみせたいものなんだよ。
[再度、ブリジットと視線が合えば、
貴女も気を揉み過ぎないように――と、
パチリ、片目を瞑ってみせた。]
―― 衣装部屋 ――
[右に、振れる足取り。
階段の途中で、小さな舌打ちが漏れた]
あ。
[目的地に着くと、自分が手を伸ばしたと同時に開く扉。
出てくると言うことは、とりあえず無事なのだろうと息をつく]
すみません、ミスター、……
えと、ミスター。
[ぺこりと会釈して、すれ違いに部屋へと入る。
カルメンの姿が見えると、ゆっくり笑いかけた。
彼女に視線を反らされた事は、気がつくことが出来なかった]
カルメンさんは落ち着かれましたよ。
オトフリートが来たんで、あとは預けました。
やはり、精神的に参っているようですね。
[顔色はいいとはいえないだろうが、とくに問題はないといった感じで。
医務室でまず水を飲む。]
だいじょぶですよ。だい じょおーぶ。
取ってくったり、しません。
[ただ、自分を呼ぶ声音は固かったから。
だから、彼女の前に膝をついて下手くそなジョークを口にする]
なに、か、ありましたか?**
病は気から……っていうしね。
心配されるっていうのは、多分、悪いことじゃないよ。
[令嬢に柔らかく微笑む。
必要とされていると思うことは、
きっと生きる力になると、そんな風に思うのは
――誰にでもあるという癒しの星の存在を信じる故。]
でも、心配されすぎるのも、良くないかな。
[時にそれは、互いの負担にもなるから。]
大丈夫、ツヴァイさんが無茶するなら、
僕が押さえつけてでも休ませるよ。
多分、今は休んでると思うんだけど。
[ハインリヒが聞いていたら、
そのまま返されそうな言葉を紡いで。
戻ってきたダーヴィッドに片手を上げてみせる。]
[水を飲んでから、石化した老人の元へ。
もう動かない。
顔に寄った皺もそのままに硬化している。]
結局、お名前も知らないままですね。
[その手をさする。
近い日、自分もそうなる姿を想像する。
火の中で、酸素と水を求めて死ぬのと、どちらがつらいだろうか?
冷たすぎる死に目を伏せた。]
――……ツヴァイも悪いのか?
[>>207エーリッヒとブリジットがハインリヒの話をしているのを小耳に挟んだ。]
彼は自分のことは見えない性質かもな。
そうですか。
オトフリートさんも病状が進んでいるようなので、心配ですが。
でも、あの人なら精神面は預けておいても大丈夫ですね。
[カルメンの具合を聞いて、少し安堵した色を見せる。
医者の卵は、ふっと思い立ったように足を動かす。
医務室の備え付けの机の引き出しを開くと、
思ったとおりに、時間の経過を感じさせる黄ばんだカルテ用の紙があった。]
とりあえず、薬も満足にない現状ですから。
各自の調子悪いところを纏めようかなって思ってます。
知っていることで、支えあうポイントも分かりやすいですし、ね。
まぁ、無理強いは出来ませんけど。
[片手にカルテを持ち、もう一方で頭を掻く。
病状を悟られたくないのは自分自身もだから。
それでも視線はクルリと、その場に居た人に注がれた。]
……病状を尋ねても?
…貴方にも――
[彼の数値が僅かに下がるのを確認すると
細い指先は流れるように落とし
彼の緑の瞳を静かに見つめた。]
――死んで欲しくないの。
[だから誰かの為に祈る事を止めないと。]
[やがて騒動が治まれば医務室へと入り治療を受ける。
細身の腕を曝せば肩に血が滲む。壁を押した時の茨の傷。]
――…
[名前も知らない老人がそこで完璧に石化しているのを
知れば、静かに黙祷を捧げただろう。]
―回想了/現在・医務室―
星詠み ノーラは、令嬢 ブリジット を能力(占う)の対象に選びました。
>>210>>213
[エーリッヒから病状を訊かれ、戸惑いの表情を見せる。
そして、ブリジットから諫められれば、はぁと、小さくため息をつきながら…。]
ブリジットさんとお呼びしてもいいですか?
で、ダーヴィッドと呼んでください。
[とりあえずは名前の呼び方を変えて話題とかしてみる。
部屋の奥にノーラの姿も見えれば、笑顔で手を振ってみたりとか…。]
―二階/部屋1―
それなら先に探しておきます。
[武器を探すというアーベルたちや、階下に降りるというヘルムートたちと分かれ。着替えるというライヒアルト>>173より先に日用品の置かれている部屋へ。剪定鋏らしいものを{1}個見つけて、纏めて置いた]
ダーヴィッドさんかエーリッヒさんに頼めば良かったかな。
薬見つけられますかって。
でもこのことは出来るだけ内緒にするって、兄さんと約束したし。
[床に座り込み、誰もいないと思ってひとりごちる。
持病があっては抽選に入る前に弾かれるかもしれない。
そう言ってカルテを改竄したのは兄。それを教えられても拒否せずに受け入れたのは自分]
沢山のものを見て。沢山の色を知って。沢山の音にして。
…怖いからって逃げてちゃダメ、かな。
[守られた穏やかな世界しか知らずにいた。けれどここはそういう場所ではない。誰も彼もが死に近くて。
手足の痺れと同じように、頭の中も何かが痺れてきていた]
[二枚目には――David Foster
の名前が刻まれる。]
ダーヴィッドさんは、胸でしたかね。
他には何処か痛む場所はありませんか?
[彼の戸惑いの表情を無視する形で、連ねる文字。
症状の出てる場所からLvが3になってる可能性が高いな、
と思いながらも、流石に此処でパーセンテージを暴くまねはしない。
三枚目には視線があった星詠の人の名を。
四枚目には盲目の少女の名を。
自分が知りえている症状も付け足して。
こうして形に残していれば、
自分に万が一があった時に役立つかもしれない。
死んで欲しくない(>>214)と、云われたけれど。
病状が進んだ部類に入る今、
医者の卵として残せるものを考える。]
/*
正直、この立ち位置失敗したと思ってます。
……中の人のスペックが足りない、ぜ。
後で、ちゃんとカルテもどきまとめておこう。
思いっきりPL用に。
>>223
[エーリッヒの淡々とした声に、頭を掻く。]
循環器だ。
症状は、いわゆる心臓発作みたいなものだ。過ぎればなんともない。
パーセンテージは高いが、それ以外はなんともない。
[と言っても、それがいかに危険なことかはわからないわけがないだろう。
>>220
ノーラからの視線を感じれば、また、困ったような顔そしつつも……あ……と何かを思い出し、ノーラに近寄る。]
……すまない、迎えにいくと言ったのに……。
[むしろかえって情けないところを見られたな…とそこは小声で。]
[近くにダーヴィッドが来てくれれば視線を上に向けて
一度だけ首を横に振る。
5の部屋で辛そうな顔をしていた彼がすぐに浮かんだ。]
私は苦しんでいる貴方を見つけたのに
何もしてあげられなかった。
…同罪だわ。
[情けない所と小声で伝えられれば、眉を下げる。]
病人が気を使いあうなんて
不思議な光景ね。
心臓でしたか。
あまり急な運動は避けた方がいいかと。
[何処をやられても問題はあるのだけれど、
厄介な場所だな――と、心配気な視線をダーヴィッドに向ける。
覗った感じ、彼はその危険性を分っていない気もして。
彼が星詠の人と喋るなら、それ以上は云わず。
視線をカルテに移して、知りうる限りの名を連ねた。
苗字の分からない人は、その場に居る人で知っているか尋ねる。
おそらくは全て埋めれたはずで――
その数は15枚。自分の名は記していない。]
>>225
まぁ、確かに病人だけど、
今の状態は病人らしい扱いを受けていない。
不思議すぎるな。
[だけど、少し、思う。
それでも、なぜ、諦めきった顔で、カプセルに閉じこもってしまわなかったのか、自分は、ここで目覚めたものたちは。
いや……]
でも、なんだか、昔よりはいい気もする。
病気だって言われてたころよりは、もう、病気だってわかってくれているほうが、
自然と話ができる。
─回想・薬品庫─
[薬品を探している間も、私は何度かちらりとエーリッヒの様子を盗み見る。
平静を装ってはいるが、先程の様子から見ると相当に病状は進行しているのだろう。
だが、それを悟らせまいという振る舞いに、私は心中で舌打ちをする。]
……駄目だな、やっぱり見つからん。
くそったれめ、インシュリンくらい常備しておけ。
[振り向いて掛けられた言葉には、僅かその苛立ちも滲み出していたか。]
[ひとふさ編んだ髪を
包帯の巻かれた指先で弄ぶ。
書かれていく症状。 ]
エーリッヒ、貴方は?
[カルテ。と眸で問う。
薬品庫の扉が開いたのはすぐその後だったか。]
●業務連絡●
>イレーネさん
症状アップランダムはいつ、何度振っていただいても構いません。自分のRPしやすいタイミングでやっちゃってください。
なお、マップの蛇ランダムのピンク部分、ちょこっと範囲をきちんとしておきました。
[ブリジットがエーリッヒに問うのなら視線だけ移動させる。
ふと物思いにふけるかのように呟く。]
…ここで病の研究をしていたなら
研究員の日誌や何か記録が残って
いないのかしら――。
…ゼルギウスのものとか。
[老人が最期に残した言葉を知らない故の呟き。
3階に新たな希望があればいいと思いながら]
―二階、3の部屋―
[目覚めると、見覚えあるジャケットが掛けられていた。]
ライヒ、の。
[泣きそうになったけど涙は出なくて。
立ち上がる。]
戦わないと。生き延びる為に。
[蛇がいたし。人と争うつもりは、今はない。ユリアンが武器を持ち出してるのは見たから、そこに武器があるのだろうと武器庫へ。
知らない匂いがする、場所。
歩きまわり、左手で触れ、持ち、自分に使いやすそうな*武器を探している*]
>>232
ゼルギウスか、何者だろうな?ご老体は、嫌ってたみたいだったが……。
3Fには休憩したのち、行こうという話になっている。ただ、蛇の対策をしたほうがいいかもしれない。
いるとは限らないがいないともいえない。
確か、議員が防腐剤やコールタールが蛇よけになると言ってた。今思い出したが、タバコもそうだった気がする。
[同じく、老人の最期の言葉は知らない。]
……
“ゼルギウスを信じるな ”
…老人の遺言だそうよ。
[手掛かりにゼルギウスの名を出すノーラに、そう謂った。]
咳の次に嚔なんて、
風邪のひとみたいね、貴方。
[さてそれはハインリヒに向けてだった。]
やだなぁ。それはこっちの台詞ですよ。
[ダンディズムには負けるんですよ。
ハインリヒの動きを真似るよう、肩を竦めた。
その動作に少しの後悔――背がこわばる。]
え〜っと、ツヴァイさんの病状は風邪ですかね。
[誤魔化すように、ブリジットの言葉を受けて、
カルテに書き込む真似を。]
カルテをね、作ってるんですよ。
その方が、色々都合がいいでしょう?
[ゼルギウスの話題には口を挟まぬまま、
――思うところは少しあったが、穏やかな表情のまま
資料はカルテであると示した。]
>>226
ああ、わかってる。
[エーリッヒの言葉にはそう答える。わかっていることは事実なのだ。]
>>236
信じるな?
[ブリジットが教えてくれた遺言に片眉をあげる。]
もっとご老体の話は聞くべきでしたね。
今となっては仕方ないですが……。
[>>237 薬品庫から出てきたハインリヒには苦笑い。]
ツヴァイは十分モテてるような気もするんだが。
若いヤツは年長組に譲れ、は同意しておこう。
ダンディズム…、
もうちっと、若い表現できないかねえ。
[髭だけだし、と少しぼやく。
カルテ、その単語を反芻するとエーリッヒに近付いて。
後ろからそのカルテを覗き込もうとする。]
人数分作るんなら手分けするかね?
お前さんみたいにちゃんとしたもんは作れなさそうだけどな。
/*
共有/ヘルムート、ユリアン
占い師/ブリジット
霊能者/ゲルダ
守護者/ノーラ
狂人/ハインリヒ
狼/アーベル、カルメン、デビー
ピク/オトフリート
村/エーリッヒ、ライヒアルト、ナターリエ、リディ、ベアトリーチェ、イレーネ、ギュンター
かな?狂人がちょっと自信ない。
蛇か……。
念のため武器を持つなら、レイピアがいいなぁ。
[少し視線を向けたのは、ノーラが佩いているもの。
蛇相手なら、リーチが長いほうが良いのと、
多少なりともあるフェンシングの経験故。
アーチェリーの腕は心もとない上に、
背筋を使うもの故に遠慮したい。]
歳だけで譲れとか、横暴ですよ。
[ダーヴィッドの言い分に、くすり――笑って]
僕はダンディズムに憧れますけどね。
人間、基本、無いものねだりですから。
あ、手分けして下さるならありがたいかな。
担当はどうします?
[背後からカルテを覗くハインリヒの申し出に、是と答えた。]
─薬品庫─
[それからしばらく後。
隣の医務室が些か慌しくなるが、割と自分も切羽詰ってるわけで、後ろ髪は引かれつつも探索を続けていたのだが、]
…………くそったれ!!
[ガンッと戸棚を叩く。結局隈なく探したが使える物は見つからなかった模様。]
[ハインリヒが入ってきたのはちょうどそれ位のタイミングか。
彼が私に気付いた様なら、ちらりと一瞥し]
…………何か?
[突き放すような言葉と冷たい視線をプレゼント。]
>>245
[心配そうなハインリヒの声には頷いて…。]
彼女は今は大丈夫だ。今、オトフリートが側にいてくれてる。
ああ、彼女の剣はどうしておこうか。持たせると、危ない気がするしな。お父さん
[軽く揶揄ってから、
カルメンが自分の名前を言って泣き崩れたのを思い出す。]
でも、この状態で保っているのも大変だと思う。
[そして、ブリジットやノーラを見て、強い女性だな、と思った瞬間、ノーラの>>246蛇が苦手、を聞いて、小さく噴出した。]
あ、物欲しそうな目で見てましたか。
すみません…――良いのですか?
[ノーラからレイピアを差し出されると、
少しシマッタナという表情を浮かべる。
僅か考える間を置き、差し出されたものを手に取る。]
譲ってもらうからには、出来るだけお守りしましょう。
[蛇が苦手と言う女性に、
まるで姫から剣を授かる中世の騎士のよな素振りを。
そして、ふっと思い立って、あまった紙に何事か連ねると、
剣との交換のようにそれを差し出した。]
『私に何かあったら、預かった鎮痛剤は胸ポケットに入れてます。
あと私が預かっている鎮痛剤は、
オトフリートさん、ベアトリーチェさん、
リディーさん、エールラー議員です。
必要があれば貴女から渡すなり、貴女が預かるなりしてください。
先ほど云った願い事はこれです。』
[紙に書かれた文章はこのように。]
─二階・(1)の部屋─
……あの、な。
[部屋に入るなり、目に入った様子に口をついたのは、こんな一言。
天鵞絨が見やる先には、先に探しておく、と言っていたイレーネ>>222の姿]
……まったく、そろいもそろって。
[続く言葉は、飲み込んでおく。自分も、人の事は言えないから。
飲み込んだ言葉の変わりに息を吐くと、出されていた鋏を確かめ。
それから、先に話題に上がった防腐剤を探し始めた]
……リディ、
しばらく姿が見えませんでしたけれど、大丈夫なの。
[自分の手で二の腕を緩くつかむ。
緩く首を傾いで壁にもたれ掛かる]
―――…あの階段の先に
いかなくてはね。
[緩く眼を伏せる。
ブリジットのそばには
*白いいばらの花びらが落ちる*]
[直接、此処で口に出して云えば、
多人数から咎められるのは明らかで。
けれど、何時そうなるかも分からないから、
伝えられるうちにと手紙を差し出した。]
……なんだか、嵌められた気がします。
[ブリジットの言葉を受けてか、ハインリヒの申し出(>>251)に、苦い微笑を浮かべる。
自分の名をカルテに書き込み、病状を自分で書いておいた。
『症状:Lv.3 全身の倦怠感に加え、背部の石化が進んでいる。
背から裡に向けて症状が進んでいるのか、肺に影響が出ている。
咳と共に、血交じりの砂が少量排出されることが有。』]
ツヴァイさんも、包み隠さず書いておいてくださいよ。
[あ〜じゃあ、髭生やしてみようかな……などと、
茶化して云いながら、
自分の分のカルテと相手の分のカルテを差し出した。]
/*
ごめんよ、エーリッヒ
研究所に到着してから数値下げるぜクスリ配布イベント考えてたんだけど、どーしよーかなぁ。
[ダーヴィッドの言葉、告げられた名は聞き慣れないものだ。]
…オトフリート?
[数人か、まだ名前を聞いていない者がいる。
その中の誰かか。お父さん呼ぶなと年上を睨みつけて]
――…剣は、持たせないほうがいいだろうさ。
その代わり誰かがついててやればいい。
[危ない気がする、その言葉には同意するように頷いて。
―――…虚ろな蒼。
思い出すと、何故だか視界がぶれるような錯覚が起きる。
誤魔化そうと、こめかみの辺りを一度拳でつついて。]
…そうだな、話を聞いてやって…
少しでも楽になれればいいんだがね。
[できる最善は彼女が少しでも楽になれるよう…
早くクスリを見つけられるよう、だ。そう呟いた。]
[それでも、音を立てないように探す、というのは困難で。
そうでなくても]
……厄介だ。
[口をつくのは、ノイズのようにかかる霞みへの、悪態。
掠れがちのラベルが、更に読みにくいのは不便極まりない。
それでもどうにか、それらしきものは見つかって]
……わかりそうなヤツに、確認してもらう、か。
[そんな呟きを漏らし、適当に見つけた袋に薬を放り込む。
それから、再びイレーネに天鵞絨を向け]
……さて。
掛けるものが手元にない現状をどうすべきか……。
下から借りてくるか。
……ま、なんにせよ、だ。
[近づいて、ぽふり、と。
小さな子供にするように、頭を撫でてやる]
それが過ぎてもなんだが。
甘えられる立場の時は、生かすが吉だと思うんだがね、俺は。
[呟きが届くか否か、などは気にした風もなく、呟いて。
部屋を出て、一階へと降りてゆく]
─医務室─
[覗き込んだ室内には人が多く。
片手を上げて、簡単な挨拶を。
それから、まず向かうのはダーヴィッドの所]
……さっき、話題に上がった防腐剤、探しておいた。
表示がかすれて読みにくいんでな……一応、確かめてくれると助かる。
[などと言いつつ、袋詰めのそれを押し付けた]
(…………とはいえ)
[私は心中でそう呟きつつ、左手を握って開いてする。
……力は入らず、時折引き攣る痛みが走る。]
(…………これは、膵臓の方もいよいよやばいかも知れないな。)
……すっかり、子ども扱いですね。
[ハインリヒに頭を撫でられて、困り顔を浮かべる。]
年齢誤魔化しても、僕より上なのは明らかですよ。
お父さん。
[意趣返しに、お父さんという部分を強く言う。
そして、手紙を読みおえたのだろう、星詠の人と視線が合うと。]
よろしくお願いします。
[相手の表情と正反対の表情を浮かべる。
薬品庫から聴こえたリディの声に、インスリンを探さないとと思うも、
少しだけ安堵したこともあってか、急激な倦怠感が身を襲った。]
あ〜……、少し、休んでもいいですか、ね。
[やってきたライヒアルトの声を夢現に聴きながら、
椅子に座ったまま、机に突っ伏した**]
[防腐剤を手渡しながら、下で起きた事の話などは聞けたか。
わずかに天鵞絨が細められるものの、何か、口にして評する事はなく。
小さなため息を落とすのみ]
……さて。
休んでる者の横でやいやいと騒ぐのもなんだ。
俺は、玄関のいばらをもう一度見てから、二階に行ってる。
[病状確認の流れと悟ると早口にこう言って。
上掛けを一枚借りると早々に退散を試みた]
─ → 玄関─
[それでも、宣言どおりに玄関には足を向けておく。
二度聞かれた、いばらの事。
やはり、気にはかかる]
……見えるうちでないと、できん事だし。
[そんな呟きと共に、葉の具合や、蔦や枝の伸び具合を確かめて]
……組成解析までは、さすがにここではできんだろうし。
せめて、この場所の資料でもあればいいんだが。
[そんな事を呟きながら、再度二階へ。
日用品の部屋で、イレーネがまだ寝ているようなら借りてきた上掛けをかけて。
自分はひとまず、先に覗いた、テーブルと椅子のある部屋へと*足を向けた*]
清掃員 ゲルダは、学生 リディ を投票先に選びました。
―薬品庫前―
[ハインリヒが先客と言っていたが、小さい少女だとは予想していなかったので細い眼は僅かに開いて驚きを見せた。]
…貴方――
[視線はそのまま首へと移り止まる。数値までは見えなかった。]
ずっと探し物…を?
[それならば知らない事も多いのではないかと、彼女に二階の部屋には衣服や日常品、武器庫の事を言うかは迷ったが伝え、更に先に進む階段がある事を静かに伝えていっただろう。]
私は…薬品の知識は疎いわ。
それに今は必要ないから平気よ。
[成果がなかったと言う少女の口振りは年相応には見えず
開かれた瞳の奥]
…
[じ、と少女を見つめる。
人の事が目覚めてからよく見えたり解る気がする。
時間を掛ければ見えすぎる気がして逆に恐怖さえ感じた。
だから今は、すぐに視線を外した。]
リディとは…貴方でいいのかしら。
私はノーラ。
[エーリッヒの紙に書かれていた人物の名を思い出して消去法で彼女がリディと判断した。さすがに議員には見えない。]
疲れが溜まりやすいようよ。…無理はしないで。
―回想―
[階段を下りようと足を踏み出す。>>58エーリッヒから聞かれると首を振った]
ううん、一人で大丈夫。降りられるわ。家では、一人で降りてたもの。
[一歩一歩、上がって時の感覚を思い出しながら、慎重に足を運んで。エーリッヒからこちらを気にかけてくれているのが判ったから、その手を煩わせないように]
……終り、かな?
[杖の先は平坦な床が続いてるようで。恐る恐る出した一歩も同じ高さに着く。
医務室へと向かいながら、転ばないよう杖で確かめて。そろそろ医務室だろうか、という頃合に、名を呼ばれ、>>198抱えられる]
な、に?
[聞こえる声。確かカルメンだと名を聞いた]
石になったら、全部終わってしまうの。だから、駄目。
[石になってしまえばいい、>>144というカルメンの言葉に、抱えられたエーリッヒの腕をぎゅっと握り呟いた。
カルメンが連れて行かれると、その腕から開放される。それを名残惜しいと感じてしまうのは甘えだと、いつものように、なんでもないことのように振舞う]
治療……するの? 痛いのは、ちょっと嫌だな。
[そういいながらも、素直に治療は受けて。
>>236ブリジットの言葉に、眉を寄せた]
あの、おじさんがそういったの。
……そういえば、そのおじさんは? どこか、行ったの?
[不思議に思い、医務室の中を探して回るように歩き始めた]
―回想・了―
― →武器庫→医務室 ―
[扉から離れれば、医務室で休息を取る者の姿も多く見えただろう。意識のある人には上に行ってみると伝える。
何か持って行った方がいいのかと思い――足は再び武器庫へと向かった。
あのレイピアはきっと彼のための物だろうと渡した時思った。だから自分の為のもの、と探せば奥の方にさほど大きくはないが磨かれた楯があった。]
…メドゥーサ。
[浮かんだのは「アイギス」「イージス」医務室を開くパスワード。レイピアがあった腰に茶のベルトを巻きそこに楯を掛けた。
上の階へ行こうかと考えたが1人では、と思い直し医務室へと戻れば疲労がどっと肉体を襲った。]
−キッチン−
あ、はーい。
食べちゃってくださいヘムルートさん。
[微妙に間違えつつ、残り物をたんまり器に盛り付ける。]
腹が減ってはなんとやら、とかいいますし。
わ!蜂蜜が無事だよ!これでみんなが元気になりそうなの作るね。
[楽しげに、いそいそ作業。]
[ノーラの声が聞こえて、口を開きかけ]
……苦しそうな、おじさん。そういえば、名前を知らないわ。2階に上がる前に、ここにいたと思ったのだけど。
[気配がない、と手を彷徨わせる]
[ノーラがいるほうへと足を向ける。不思議と、いる場所がわかった。たどり着くと、その腕に手を伸ばして]
ノーラさんは、平気? 苦しくない?
疲れているなら、休んで。
[その温かさを確かめるように]
――…彼は
[――既に石。]
…私も名を知らないけれど
[ベアトリーチェの傍へ歩み寄って、彷徨う手を取ろうとする。
姿勢を低くして視線の合わない少女を見て言葉を探す。]
もう、返事が出来なくなってしまったの。
[お互い触れ合う手。見えないはずの少女の視線と合った気がした。
引き寄せられるような不思議な、感覚。
ずっとあの隠れた扉を開いた後から感じていた。]
…えぇ、少し疲れてしまったから
休もうかしら。
[まるで、魂ごと引き合っているような
命が結びついてしまったかのような感覚がしている。]
…
ベアトリーチェ…
貴方、何か感じない?
[違和感が気になって少女に問うけれど――
この不思議な感覚の正体は「見て」はいけない気がしていた。]
……返事が?
そうなの。
[その言葉の意味に気づくと、肩を落とす]
もう、体もだいぶ硬かったから、そうなのね。
みんなは、――。
[その先は口に出来ず、黙り込んだ]
[触れる手。温かな、いのち。
何か感じないかと問われると、指先に力を込める]
あのね。
ノーラさんが、どこにいるのか、わかるの。
[その現象を言葉に出来ずに、ぽつぽつと話す]
ママが、色んなものを触らせてくれたの。見えないなら、形を覚えなさいって。
……糸、みたい。
[闇の中に生じたそれをなんというのか、知らなかった。だから、一番近い言葉を選ぶ]
盲目 ベアトリーチェは、学生 リディ を投票先に選びました。
[繋がっている、といわれてこくんと頭を揺らす]
そんな、感じがする。
……ありがとう。
[似合ってるといわれると微笑んで、髪を撫でられると瞼をぎゅっと閉じる目に力を込めた]
●無茶ぶり予告●
今日の喉補充後に無茶ぶりをしようと思っている人物を選定します。
現在、どんな無茶ぶりするかも考えていませんが、為せばなる。
ということで、
<<写眞家 アーベル>>さんと<<令嬢 ブリジット>>さんとには無茶ぶりが飛ぶことでしょう。きっと
●振りなおし●
アーベルさんもブリジットさんもすでに飛んでるなぁ……。
もっかいだけ振りなおします。
それでも出たら、あきらめてください。
<<清掃員 ゲルダ>>さんと<<音大生 イレーネ>>さんには村立より無茶ぶりが飛ぶことでしょう。
[それだけを伝えて出て行ったノーラの背を、私は見送っていたが、]
……衣裳部屋、か。
確かにこのままじゃ少し肌寒いしな。
……行ってみよう。
[そう呟くと、えらく長い間いた薬品庫から出て、2階の衣裳部屋へと向かった。]
[薬品庫からでてきてさらに医務室を出て行く足音に、誰だろう、と思ったが声はかけず]
ちょっと、出て来るの。
一人でも、平気だから。
[繋がりを感じられて、それならば一人でも怖くはないと、ノーラの傍を離れて大広間の方へ]
ええと、右手が階段で左手がロッカールーム、だったはず。
[位置を確認しながら、右手をもう一度確認して階段の方へ]
─衣裳部屋─
[そうして衣装部屋へやってきたわけで]
……おお、あった。無事にあった。
[そう言って持っているのはここへ来た時に着ていた服一式。
残念ながら、予備のアンプルは全部鞄に放り込んであったので余裕はないのだが、着慣れた服というのはやはり気持ちが楽になる。]
ということで。
[そう言うと、その場で服を脱いで着替え始める。
もしその最中に誰か男性が来ようものなら、短い悲鳴の後、顔を真っ赤にしてハイキックをお見舞いすること*だろう*。]
/*
え。ちょっとまった。
これは私がけりだされればいいんですねそうですね
うわ、そのハイキックを食らいたくなったじゃないか。
―武器庫―
[柄と、殴打する部分がある杖、メイスと呼ばれるそれをブン、と振るう。]
うん、これかな。
[利き腕ではないから不便だけど、二〜三回振り回すには支障がない。]
服も、着替えよう。動きにくいし。
[メイスを持って衣装部屋へ。廊下や衣装部屋に誰か居て、名前を知らないなら名乗るだろう。]
―― 回想 衣裳部屋 ――
[カルメンとどんな話をしただろうか。
しばらくすると、少女がやってきて、着替えたいのだという]
……かるめさん
ここでは、邪魔になりそうです。
となりに行きませんか。
[彼女に向かって手を伸ばす。
体自身は病に蝕まれていないものの、ひょろっとした文型人間にはダーヴィッドのように彼女を抱える力はなく。
ただ、拒まれないなら支えて隣(4)の部屋に移動する。
その際、片隅にあった大きな布を一緒に持っていった]
[石像の、遺体の姿がカルメンを刺激しないよう、そっとその布を石像にかけておく]
……すみませね。
覗いたりは、てんちしんめーにかけて、しませから。
[衣裳部屋を出て行きがてら、そんな風に少女には声をかけた]
─二階・(5)の部屋─
[部屋に入って最初に向かったのは、いばらの絡む、棚。
そも、剪定鋏の話題はここの棚を開ける術から始まっていた気がしたから]
……まったく。
こんな所で、仕事の知識やら何やらが必要になるとは。
……状況が状況だけに、できの悪い冗談だ。
[小さく呟きながら、鋏を動かす。
剪定は、慣れた作業なのだが。
指先は時折りぶれて、数回、棘を掠めた]
……あー。
これでは、周りを怒れんな……。
[微かに滲む、紅。
浮かぶのは、苦笑]
―医務室―
>>265
[ライヒアルトから防腐剤の袋を押し付けられる。
覗くと液体の瓶がいくつか入っていた。]
でも、このままじゃ持ち歩けないな。
まぁ、考えよう。表示は別に気にしなくていいだろう。
>>269
[そして、訊かれたので、そのままさっきのカルメンの様子を話す。]
まぁ、仕方ないだろう。誰も怪我がなくてよかったさ。
今後も彼女の様子は、誰かみておいたほうがいいとは思うが…。
うん、いばらは、どうなのか、見解を聞きたいね。
[そして、ライヒアルトが玄関に向かうのを見送る。]
[棚を開けられる程度まで、いばらを取り払ったところで、小さく息を吐いて。
鋏をしまい、いばらの侵蝕を逃れた椅子に腰掛ける。
今、必要なのは、休息。それは、わかっていたから]
……ま、動くときは、それなりに騒がしくもなるだろ……。
[そんな呟きを漏らしつつ、半ば目を閉じた状態で。
沈み込むのは、物思い]
―衣装部屋―
[探し初めて程なくして、ここへ来た時に着ていた服を見つけた。修道女が着る黒いワンピースと頭に被る布。誰のものかわからない服は着たくないから、仕方無くそれを身に纏う。]
ま、気持ちは引き締まるけど。
[掛けられていた白いケープを大切そうに手で撫でる。]
誰がかけてくれたのか知らないけど、ありがとう。
[ケープは汚すのは嫌だからここへ置いて行く事にした。]
これも返さないと。
[ライヒアルトのジャケットを触る、と、ポケットになにか入っているのに気づいた。]
鎮痛剤、と、…………。
[壊れたピン。複雑そうな表情をして、ワンピースのポケットにピンを滑り込ませ、鎮痛剤はジャケットのポケットへ戻した。]
[自分の分の鎮痛剤は水色の服のポケットからワンピースのポケットへ移し替えて、ジャケットとメイスを持って部屋の外へ。
ベアトリーチェが階段を登って来るのが見えれば、上がりきるのを待って声をかける。]
ライヒアルトって人、知らないかな。借りてた服、返さないと。
[少女は多分、現在地は知らないと答えただろうか。]
ありがとう、自分で探すわ。
[手近な所から、と向かいの1の部屋から順番に扉を開けて中を覗き込んだ。]
―― 4の部屋 ――
[殴打武器を持った女性が入ってくると、目を丸くした]
え。あ?
ああ、オトフリート・フェヒナーです。
どうぞよろしくお願いしあす。
[勇ましさに、少し気おされるように自己紹介を交わしていた]
[見た覚えはあったか、名前を知らない男に声をかけられて会釈を返した。>>298]
あたしはナターリエ・ルイード。よろしくお願いします。
[会釈をし、衣装を探したのはしばらく前の事。]
ちょっと作業をするんだが……。
[医務室に他に動けそうな人物はいただろうか?いるようなら、手つだってほしい旨を告げるだろう。誰もいなければ一人で防腐剤をと布を持って二階へ向かう。
途中>>289ベアトリーチェと階段で出会う。]
大丈夫か?ゆっくり来るといい。無理はするな。
[パッと見で大丈夫そうなので、介助はせずに横を通り過ぎる。
二階につくと、まず、3Fへの入口に向かった。
そして、そこで、布に防腐剤を含ませて、ドアや床を拭いていくことだろう。]
─二階・(5)の部屋─
……ん。
[眠るつもりはなかったが、僅かな時間、意識は眠りに引きずられていたらしい。
肩に何かが乗る感触と、人の気配。
微かに身じろいで、天鵞絨を数度瞬かせる]
……誰……だ?
あ、起こしちゃった、ごめんなさい。あたし、ナターリエ。ジャケットありがとう、今返したから。
[落ち着かなくてキョロキョロ辺りを見回せば、床に置いたメイスが目に入った。]
……ああ。
寝るつもりはなかったが、寝てたのか。
[返ってきた声に、小さく呟く]
気にするな、単なるお節介だ。
……どうかしたか?
[ゆっくりと霞みの晴れる視界。
それが捉えた、落ち着かないする様子に怪訝そうに問いかける]
―二階・上への階段入口―
[上の階に蛇がいるかどうかはわからない。だけど、まず新入を防ぐ必要があると判断する。
そして、その入口近辺に防腐剤と布切れを置いておく。]
まぁ、武具には塗れるかな。
[さすがに人自身には塗れない。あとからそれぞれに声をかけてもらうようにしようと思った。]
さて…次はあっちか。
[そこが終えると、6の部屋に入っていく。
隅から3体の石像裏に入り、隠し通路を眺める。暗く、長い階段が上へと続いているようだ。]
灯りがいるな……。
[そして、その入口にも防腐剤を塗る作業をはじめる。]
[階段を上がり始めて、中ほどまで来た頃、ダーヴィッドの声に顔を上げた]
うん、大丈夫。一度上ったから、平気。
[先へ上っていく足音を聞きながら、一歩一歩上へ]
誰?
[階段を上がりきる頃、誰かが上にいる事に気づく。上の段まで来ると、ナターリエの声]
ライアヒルト…あのピンを貸してくれた人ね。
下にはいなかったと思うけど、ちょっとわからないの。
[そういうとお礼とともに足音が去っていく]
疲れてるんだよ。ライヒも。
[苦笑して、どうしたか聞かれれば、天井を見上げ。]
ええっと、…二人きりだね。なんて。あは。前受けなかったんだっけ、これ。
─二階・(5)の部屋─
……ま、そこを否定はしないが。
[疲れている、といわれれば、こう返す他なく]
……真面目に受けた方がよかったのか?
[天上を見上げながらの言葉には、軽口めいた口調で問いを返す]
/*
眠い。
誰かカルメンが来たら起こしてくれないかな。
そして、ノーラとベアトリーチェはこんなに酷い無茶振りを拾ってくれてどうもありがとう。
いや、今思っても無茶振りだった。
全てはこっちにピクシーよこしたランダム神の責任です。
ということにしておく。
とりあえず、最大限空気は読んだ、はず。
能力者に当てたけど。
[うきうきとガラス瓶に詰める青紫と紅色のシロップ。
冷凍のラズベリーとブルーベリーを見つけて、蜂蜜を加えて潰して煮込んだもの。]
何かにかけてもおいしいし、冷たい水で割ってもいいなぁ。
お茶もコーヒーも駄目になっちゃってたもん、こういうのなくちゃ。
[氷を入れたグラスに、とろりと垂らして水で薄める。]
…うん、おいしい。
[一口味見して幸せそうな顔。]
疲れてる時になにしたって、いい結果は出ないから。ゆっくり休んでから頑張って。
[笑って、次の問いには頬をかく。]
あの時は、誰でも良かった。自分が女として機能するのか確かめたかったから。だから、遊んでくれても良かったんだけど、ね。
今は、あなたとは遊べない。
[視線を落として、ライヒアルトの手が傷ついているのを見て、頬に当てていた手を伸ばしてそっと触れ、労るように撫でた。]
[廊下をまっすぐに歩いていく]
左が、さっき着替えた部屋、かな。
こっちから、声がする。
ナターリエさんとライヒアルトさん、かな。
見つかったんだ。
[良かった、と呟いて部屋の前を通り過ぎる。扉を開けた6の部屋に誰かいるのに気づくとそちらへと足を向けた]
頑張る、か。俺にできる事なんて、たかが知れてるが。
[他に抜きん出ているのは、植物に関する事だけ。
幾度となく飛び出した野外採取で鍛えられ、人並みよりは身体能力もあるが、逆に言えば、それだけで]
……誰でも、ってな。
[返された言葉に、天鵞絨はやや細められ。それから、小さなため息]
……俺とは、ね。
どちらかというと、誰とも、の方が……。
[そこで言葉は一度途切れ]
……平穏な気がするが。
[何が、とは言わずにこう続け、紅の残る手に天鵞絨をむける]
……軽く、引っかいただけだ。手当てしとけば、すぐに消える。
[6の部屋奥の扉近くまで歩いていく]
作業してるのは……ダーヴィッドさん?
何をしてるの?
[杖の先が何かに当たる。手で触ると、人の形をしていて、石像なのだと分かる]
ここにも、あったんだ。さっき気づかなかったな。
[どこか遠くから、何か叩く音がしたが、その場を動かず]
あたしも、できる事なんかないよ。でも、黙って死を待つのは嫌。
[武器を持つなんて考えた事もなかった。]
………ライヒがそう言うなら。誰とも
[そう口にした所で階下から聞こえる音。]
なにかあったのかな。ね、行ってみる。
[ライヒアルトの手から手を離し、手に移った紅を舐めた。]
/*
素で返されたΣ[驚くなら振るな]
……むう。
別に、地雷ぶん抜かれたわけでもないんだが。
妙にPCが惹かれているな。
くろねこにしては珍しい現象。
>>318
[入ってきたのは小さな少女。ベアトリーチェに気がつく。]
……蛇が入ってこないようにね。蛇が嫌がる防腐剤を塗っているんだ。
蛇が嫌いで仕方ない人もいるみたいだしね。
リーチェも蛇は好きじゃないだろ?
[手は休めないけど、些かゆっくりになるか。]
……その点は、同意だな。
[黙って死を待つつもりはない。
享受する意思があるならば、そも、ここには来なかった。
続いた言葉に、天鵞絨は数度瞬き。
それから、そうか、と小さく呟く]
……何か、大事だったら問題だしな。行ってみるか。
[頷いて椅子から立ち上がり、ジャケットを羽織り]
……舐めても、不味いぞ。
[紅を舐める仕種には、冗談とも本気ともつかない口調で突っ込みを一つ]
[ダーヴィッドの声に、邪魔しないようその場に留まったまま]
蛇対策なのね。
うん、ノーラさんは蛇が嫌いだったみたいだし。
私は、蛇はそんなに嫌いじゃないけど、噛み付いてくるならこない方が嬉しいな。
だって、それで蛇が殺されるのは、仕方ないけど、いい気分じゃないもの。
こなければ両方嫌な気持ちにならなくて済むもの。
うん。
[頷く。死ねない理由が変わりつつあるのは気づかないふりをする。]
行こう。何事もなければいいけど。
[置いていたメイスを掴む。]
確かに美味しくはないけど、不味くもないよ。お腹、空いてるからかな。
[ライヒアルトの後ろについて歩く。]
>>322
そう、ノーラが本当に嫌いみたいだからね。
まぁ、あれ一匹だけなら、問題ないんだけど。
蛇がきたら、絶対に触らずにそっと逃げるんだ。
あと、死んだと思っても、やっぱり触っちゃダメだ。反射器官が生きてるとやっぱり噛まれるからね。
[と、そこまで言ってから、相手が盲目の少女だったことを思い出す。でも、まぁ、問題ないと思った。]
リーチェは生まれた時から見えないのかい?
[何事もなければ、という言葉に頷いて、鞄を肩にかける。
中身の増えた鞄は、少しだけ、重い]
……それもそれで、どうかと思うんだが。
ああ、上を調べに行かねばならんのだし、胃に何か入れた方がいいな。
[などと言いつつ、階段を降りて。
音が聞こえてきた、と思しき場所──厨房を覗き込む]
……何か、あったか?
[おやつに呼ばれたとは、さすがに思っていないわけだが]
[顔を出した園芸屋さんににっこり笑う。]
えっとね、おやつ作ったから休憩しよ?
[冷凍もののホットケーキも解凍したらしい。]
あ、パイシート無いかな…パイ焼きたいなぁ…
死んだら、声もしないから分からないの。
でも、さっきの蛇は、血の匂いがしたからわかったよ。
[ダーヴィッドに目のことを聞かれると頷く]
うん。生まれたばかりの時は覚えてないけど、でも、他の色を知らないからきっと生まれつきね。
人の目は、光を映すから見えるけど、私の目はその反射がうまく行ってないんだって、聞いたの。
今の医学ではどうにもならないんだって、お医者様で言われたわ。
「今」の医学なら、見えるようになるのかな。
[あれからどれだけ経ったのか分からなかったが、やっぱり無理な気がした]
─厨房─
……おやつ?
[向けられた笑顔と言葉に、思いっきりきょとーんとした。
同時に、緊張が程よく緩んだような心地もして。
知らず、笑みがこぼれる]
……疲れた時には、甘いものがいいというし。
悪くない、か。
というか、料理とか菓子作りとか、よく気が回るなぁ……。
[パイ焼きたい、という言葉には、素でこんな感想がもれる]
さすがに、誰のでも舐めたりしないよ。あたしも、探索ついて行くから。
[ぶん、とメイスを振って階下へ。なんかいい匂いがした。ひょっこりライヒアルトの後ろから顔を覗かせる。]
あ、美味しそう。
[目を輝かせて。ゲルダの声が変わっているのを心配そうに見たが、なにも言わなかった。]
じゃ、いただいちゃおう。ありがとう、ゲルダ。
[厨房に入って椅子に座って、壁にメイスを立てかけてからフォークを掴んだ。]
[先客がいたならば、「ちょっと着替えたいんですがねぇ」と言って出て行って貰うだろう。
ましてや、その人物が「覗きませんから」などと宣おうものなら、それはそれは不審そうに見たのは間違いなかろう。]
[途中、メイスを持った女性がやって来るというイベントがあって少々肝を冷やしたが、挨拶を交わしてイベント終了。
結局の所、着替えている間に男性陣が入ってくるなんていうイベントが起こることなく着替え終了。]
…………武器、か。
護身のためにも持っておいた方がいいか。
[何からの、ということについては言及することなくぽつりと呟く。]
うん、わたしいろいろ難しいこととかわからないし、危険なこととかも得意じゃないから、
こういうことなら役に立てるかな?って思うんだ。
元気じゃなきゃ、なにもはじめられないもんね。
[園芸屋さんとナターリエさんにホットケーキをサーブしつつ、自分もぱくつく。]
んー、バターがあればもっとよかったんだけど、さすがに無かったなぁ。
>>327
そうか。
ん?他の色?わかる色もあるのか?
[そのピンクの服の色はわかるのだろうか?]
……そうだな、今はいつか、わからないけど、
見えるようになるといい。
白い鳥とか青い空とか……。
[作業しながら、そう言った。]
空に鳥が羽ばたく瞬間はとても綺麗だ。
今はその心でしか見えないだろうけど……。
[そして、あらかた塗り終り、リーチェの横に来る。]
さて、君はこれからどうする?
……頼りにしておこう。
[ついて行く、という言葉>>329には小さくこう返していた。
気が回る、という言葉には他意はなく、それだけに>>330の態度にはきょとり、としたが]
……そう、か。
とはいえ、食事は重要なんだし。
得意なのがいてくれるのは、助かるよ。
[ゲルダの言葉>>333に返す、口調は妙にしみじみとしていた。
過去の研究室での食事事情をふっと思い出したらしい]
―医務室―
[頬杖に似た体勢のまま、頚を傾けた。
何度も謂われたが、固持してきたのだが。]
…――少しね。
[紺青を見たまま、少しだけ目を細める。]
其方で呼ばれるのが好きなら
其方でもと思っただけよ。
ツヴァイ、の方が好きなの?
[ゲルダの声はかすか、よく聞こえたのは金属音。]
何かしらね。
●業務連絡・無茶ぶり●
>>#9>>#10
イレーネさんとゲルダさんへ
3Fと屋上のどこかに、また未知の生物がいます。(単体)
この生物はどうやら蛇を食べていきているようで、
どうやら、いばら>蛇>謎の生物 という生態系がこの城では成り立っているようです。
1.お一方は、謎の生物と遭遇して、その特徴を報せてください。
2.もう片方の方は、その生物に関する情報をどこかで得てください。(名前、その性質、敵か味方かなど)
※どちらかはランダムで決めてもいいですし、早いもの勝ちでも構いません。
なお期限は今回の更新までとします。それを過ぎた場合は「そのような生物はいなかった(幻だった)」オチになります。
無事に生物ができあがった場合は、村立がNPCとして動かします。
でも、くれぐれもご無理なさらず!喉に余裕ないと言った場合などは無茶されませんように!
ううん、それを色というのかわからないけど。生まれたときから、私の周りは一色だけだわ。
だから、他の色を知らないの。
色の名前はたくさん知ってるけど、どんな色なのかな。
[そこまで言うと思い出したように]
もうひとつ、知ってる。
ノーラさんがいる方に、糸が見えるんだ。
糸なのかな。点かも知れない。
今も、見えてる。
[「見える」事を嬉しそうに口にした]
これから? さっきの音も気になるけど、ここの扉の先も気になるから、どうしようかな。
一人で行くのは危険……だよね。
/*
どんな食物連鎖やねん。
ところで俺。
……更新まで持つかなぁ。
一人遊びしすぎたよ、長文体質なのに……!orz
[でも、やりたかったんだ。
やりたかったんだ!]
[ゲルダの頭を撫でて微笑む。]
えらいね。バターなくても美味しいから、大丈夫。
[左手しか動かないし、すぐにゲルダの頭から手を離して、左手でナイフを掴みホットケーキを切ろうと奮闘しながら。]
足手まといにはならないように気をつけるから。
[ライヒアルトに答えた。]
『症状:Lv.2 現在表に見える石化、硬化は窺えない。恐らく内だ。
気に掛かるのは咳と、あとなんかボーっとする。まるで…』
[そこで支えていたようだった。
まるで…の部分を横線引っ張って消し新たに書き加える。]
『記憶障害の気有。思い出せないことが多い。歳の所為ではない。』
……ま、こんなもんだろ。
[カルテではなく報告書になってしまった気がするが。
その辺りは職業の違いということで許してもらおう。]
[まるで…鏡の中を覗いているかのような。]
[その先を見ているのではないかという錯覚に陥るような]
[そんな状態になるのを…感じたのだ。]
>>337
一色だけか。
それが何色なのかは、リーチェにしかわからないし、リーチェにもわからないんだな。
………世界の謎が一つ増えた。
[リーチェの返しにはそう言って笑った。]
色の名前から色の想像か。逆だとなかなか大変そうだ。でも、楽しそうでもあるかな。
[あくまで可哀想という観点ではなく、楽しさと捉えたもの言いをしていたが、
ノーラと糸の話には瞬いて……。]
糸が見える?点?
それは…はじめてきいたな。
今も見えているのか?……ふぅん。
[目が見えないからといって妄想癖が出るとは限らない。
いや、話していてわかる。この子はそんな妄想を溢れさせて、床にどろどろ零していくような子ではない。]
それは、見えないリーチェに、神様が悪戯を仕掛けたかな?
[でも、結局はそんな話にしてしまう。]
この先か、行くならついて行ってもいい。ただ、とても暗いな……。
[ゲルダを撫でるナターリエの様子に何となく和みつつ、ホットケーキを口に運ぶ。甘さに、気が安らいだ]
……いや。
正直、ついて来てもらえるなら、助かる。
[視覚にいつ、霞がかかるかわからない現状。それと知る者の同行はありがたい]
…えへ♪
[なでられるとうれしそうに目を細める。]
ナターリエさん、手…つらい?
[片手だけで食べる姿に心配そうな顔。]
完全に固まる前なら、少しこすって血行良くしたほうがいいのかもね。
気休め程度かもしれないけど。
[自分の手をさするしぐさ。
実際、左手はたまに感覚が鈍ったり握ったまま開き方を忘れてしまうこともあるけれど、
さすっておけばしばらくは調子が良いみたいだったし。]
そういえば、上ってどうなってるのかな?
何か見つかった?
[ぜんぜん把握できていないので、聞いておかないと。]
もしあれなら…わたし今は結構調子もいいし、見てくるけど。
/*
ところであまりに動けなくなるとまずいという
エーリッヒの言葉を受けて、変更しようかしら。
守護者が動けないとかきっとまずいわよね。
うごけなくてもなんとかなる仕掛けだけど。
[移動で疲れたのか足が重く動くのが辛くなっていた。
医務室からベアトリーチェが出て行くのを追いたかったが出来ず、見送る形となる。それでも不思議と繋がりを感じた。
ダーヴィッドが手伝って欲しそうではあったが、蛇関連だと知れば丁重にお断りをしていただろう。
おたまの叩く音にゲルダが何かを作ってくれたと知るだろう。
エーリッヒは相変わらず眠っている。肩からずれた毛布をそっと直した。]
――…
[ブリジットとハインリヒの遣り取りは静かに聞いていた。
確かに気になっていたけれど、決してツヴァイとは自分も呼んだ事はなかった。]
[上の事を問うゲルダに、一つ瞬いて]
ん、ああ。
三階へ行く道が二つ、見つかってる。
……行くなら、誰かと一緒に行動した方がいいな。
妙な蛇が出るし。
うん、一色だけ。
光がないなら闇色だから黒だといわれたけど。
でも、糸が見えても私にしか見えないなら、やっぱり何色かわからないの。
[>>342ダーヴィッドの悪戯、という言葉に、笑みを見せて]
でも、どうしてノーラさんなんだろうな。
ノーラさんのことは、好きだけど。
[疑問を口にする]
この先は暗いのね? じゃあ、灯りがないと駄目ね。蛇が出たりしたら見えないもの。
[くすくすと笑って扉に手をかけた]
─武器庫─
……これはまあ。聞いてて疑問には思ってたけど。
何でこんなものがこの施設にあるのよ。
[そう呟き、しばし呆然。
だが、気を取り直すと、ごそごそと部屋の中を漁っていたが、]
……これかな。
[そう言って彼女が手にしたのは、大振りのサバイバルナイフと20本の投擲用ナイフ。
サバイバルナイフはホルダを腰に付けそこへ。
投擲ナイフはケースごと懐の内ポケットへ。]
ぅ、そっか…蛇……
[すっごく苦手ではないけれど、怖いものは怖い。]
…だから、なのかな?
武器が必要なのって。
[何かを一人で勝手に納得した。]
邪魔になったら言ってね。離れるから。
[今のうちにライヒアルトに言っておいた。言われなければ傍にいるつもりだと。
ナイフで皿がカチャ、と音をたてて、ちょっと渋い顔。ゲルダに心配されて笑顔に。]
確かに不便だけど、慣れなきゃ。
[動かない右腕をゲルダにさすってもらった。]
ありがとう、楽になった気がする。
[実際は変わっていないけど、気持ちは嬉しかった。]
上に行くなら
[一緒に、と言いかけて聞こえたライヒの言葉に頷く。]
ね、ゲルダも一緒でいいでしょ、ライヒ。
/*
33歳からみて18歳はOKの範囲なのかしらどうかしら。
さすがに12歳は範囲外だろうけど。
……I田さんは22歳差だったな。
先生は先生だから、パパはツヴァイさんがいいのよ。
とか。
そうだ。
パパを取られる心境なんだわ。
― 医務室 ―
[夢の中で、青い空を飛んでいた。
コールドスリープから目覚める前と同じ夢。
真っ白い翼をやっと手に入れたと、そう思ったのは束の間。]
うわっ……!
[蝋で固めたかのように溶け、舞う羽。
ガクンと下に引かれる感覚。
――でも、前と違ったのは、
翼ではないけれど暖かな感触が背にあったこと。]
……あれ?
[空気を読まず、呆けたような声を漏らして、頭を掻いた。]
…動けるうちに食べて寝ておいたほうがいいさ。
食いに行ってくるかい?
[ブリジットにそう声を掛けて、
同じ部屋に残るノーラを見る。]
ノーラも、食べなくて大丈夫か?
料理上手なお嬢さんに保存食をお願いしてるから、
何かしら持ち運べる奴も用意してくれてそうだがね…。
[ノーラは、足の方だったか…。
少し辛そうに歩いていたような、そんな記憶。]
…そういや、星詠みってなんだい?
[彼女に関して、興味深いと思っていたのを思い出した。]
蛇避けの対策も一応はしてるけどな。
あと、刃物はいばらを払うのにも使えるから。
[武器については、こんな説明で返して。
邪魔になったら、というナターリエの言葉には、ん、と小さく頷く]
……そう、だな。
まとまって動く方がいいのは確かだし。
休んで食べて、楽なったし、そろそろ動いて行くのもいいだろ。
/*
んー、カルメンのコアタイム、2530からかあ。
本当に、どうしようかな。
したい話はあるんだけど、すごくあるんだけど。
カルメンにとっても、ここは大切だと思うから話をしたいんだけど。
でも、待ってるの迷惑かもしれないとか。
まあ、リアル大事にだしなあ。
次、いつくるかだけでも分かればそれまで別のことして遊んでるんだけど。
>>349
どうして、ノーラか……。
きっと、ノーラとリーチェがとっても仲良く見えたんじゃないかな。
でもだとしたら、神様はちゃんと考えている。
ノーラは優しい人だからね。
[先は暗いのね、というのには頷く。]
だから、蛇が見えない。
一人で行っちゃダメだ。
……でも、今行くなら、ついていくよ。
/*
リーチェって美味しそうな名前、と思って
何でだろうって考えたら
どうやらチェリーを連想していたみたいですわ。
さくらんぼ、おいしいわよね。
うん、じゃあそろそろ行こうか。
[ホットケーキの残りをフォークにまとめて刺して口の中へ。飲み込んでからゲルダの方を見た。]
ご馳走さま。
[ライヒアルトと自分が使った食器を手早く洗って、メイスを手に持って、準備が整えば二階への階段に向かう。]
うん。ノーラさんは優しいわ。
[ダーヴィッドの言葉に頷くと、その先の言葉には首を振る]
暗いのは私に関係ないけど、蛇が出てきたら私じゃ対応できないもの。
それに、どちらにしても後で奥に進むんでしょう?
なら、待っとく。
それとも、一度戻ったほうが、いいのかな。
シチューは頂いたわ。
保存食は…有難いわね。
[ハインリヒの問いに表情を緩めて、口の端を上げた。]
胡散臭い事をのうのうと連ねる変人。
…そう言われる事の多い職業よ。
――…実際の所、私も解ってないわ。
[『お前は私達の血を引いているのだから…――』]
[そして次に眉を下げて少し寂しげな顔を返す。]
―― 4の部屋 ――
[カルメンはどうしていたろうか。
彼女が落ち着くまでは、一緒にいたいと思う。
先ほど目にした光景は、かなり彼女の精神が不安定になっているのだと思った]
(無理もないですね――)
[そう思って、部屋を見る。
この建物に絡みつく茨は、まるで檻のよう。
われわれを閉じ込めて、そうして失われた時間を知らしめる]
−武器庫−
[十分な重み]
[扱いやすさ]
[出来ればポールアクスのようなものがあればよかったが]
───こんなもんかな。
[幅の広い剣]
[古代文明の剣士が手にしていたほどの大きさ]
[手にすれば、重みも射程もちょうどいいくらい]
[少しだけ階下に思考を飛ばす]
[けれど]
[嘆息]
[ナイフを装備したところで下から香ってくるいい匂い。
知らず、お腹がぐぅと鳴る。]
……そういえば、起きてから何も食べてない。
[私はポツリとそう呟くと、ふらふらーと匂いのする方へ。]
─ →食堂 ─
>>364
賢い選択だな。
それじゃ、僕もここで待ってよう。
[ベアトリーチェには見えないだろうが、また手は胸に宛がっている。
そのまま適当に座りこんだ。]
武器にも防腐剤を塗っていたほうがいいかもな。
[そして、一緒に持ってきていた斧にそれを塗り始めた。*]
[ナターリエに頷いて、こちらもホットケーキを片付ける。
皿の方は、何か言う間もなく、片付けられた]
ごちそうさん、と。
……準備が出来たら、行くとするか。
[鞄の中身を一度確かめてから、ゲルダにこう声をかけ]
[喉の渇き]
[そう言えば結局食べそびれたまま]
[瞑目]
[溜息]
[足は、やはり人と交わるほうには向かいそうにない]
[一つだけ先へ向かう足音]
−→部屋6−
……そうか?
アーベルの父親にはどう頑張ったってなれる年齢じゃないぞ。
[頭を小突かれるとイテ…と小さな不服の声。
ベアトリーチェの名前を出さなかったのは、
あのくらいの少女ならいてもおかしくないかもしれないからだ。
引き下がらない>>357姿には笑って]
…強情なお嬢さんだ。
厭な名を強要はできんかね…そのままでいい。
ここじゃ、区別する必要はないんだから。
[悪い意味で言ったものではなかった。
ああ、そういえばとまた思い出すものがある。
訊きたいことがあった…そんな気がしたのだった。
名前を呼ばれると、返すのは困ったような笑いだ。
呼ばれる名は自分の名前なのに――違和感しかなかった。]
良く眠れたのなら何より。
…空から?
[空、落ちる――あまり良い星ではない。
眉間に皺が寄る。]
羽…――昨日の扉の奥…
[共にあの扉を開いたブリジットへ自然と視線が動いた。]
[調子の悪い体。親しい人と隔絶された時間軸]
[先の見えない不安]
[転がっている遺体]
[ここに今、自分が生きている、という自責]
[頭痛のベールの中で、息が詰まりそうだ]
……クスリを見つけて…からだな。
[羽の話には、加えるように呟く。
咳が出そうな気がして口元を抑えたが、咳は出なかった。]
−部屋6−
[灯りはない]
[けれど]
[一つ気付いたことがある]
[風だ]
[可能性は二つ]
[外へとつながっているか]
[それとも、未知の世界か]
[鉄の剣を片手に]
[カメラで茨の千切れた入り口の写真を撮ってから]
[一歩]
[二歩]
[進み始める]
ダーヴィッドさんも待っとくの?
大丈夫?
[胸に当てた手は見えずとも、息遣いは分かる]
無理、しないでね。
[声をかけると、部屋の中を歩き始めた]
― 医務室 ―
[何度か瞬きを繰り返す瞼。
――イカロス
その単語を聞いて完全に覚醒する、脳裏。]
良く知ってるね。
[先程、嵌められた形になった少女に向ける微笑。]
……羽を手に入れても、蝋で固めたものじゃ駄目みたいだ。
[あんな夢を見るのは、
イカロスの神話に自身を重ねているからかもしれない。
偉大な父…――
まるで逃げるように…――
自由を手に入れたかった。]
っと、しまったな。
インスリン、探す予定だったんだけど。
[小さく零れる言葉
――リディのカルテを診たハインリヒなら、
インスリンがどういう意味を持つか知っているかも知れない。
増えたカルテに手を伸ばし、片手で頭を掻く。
カルテを確認していく最中、
ダーヴィッドのカルテに付け足された文字に噴出した。]
−回想・廊下−
首輪ですか? 蛇がでた時に転んだ時に外れましたです。
ごめんなさい、直っちゃったみたいです。
[上のフロアに向かおうとした時にノーラに話しかけられた。
首輪が無いことに目を丸くする姿を見て少し罪悪感が沸いてきた]
では、いくです。
[気まずい気分になったので背を向けて3Fへと歩き出した]
─食堂─
……また、えらく集まっているな。
[中に入っての第一声は、ため息交じり。
とりあえず、空いている席に座ると、何かもらえるかな? と誰となく声をかける。]
[部屋に響くシャッター音。そして足音]
アーベルさん?
アーベルさんも、扉の向こうが気になるの?
[シャッター音がしたほうへと向かって歩き出す]
私が眠りにはいる前、
[ぽつりと、呟くように語りだす。
別に、彼女が聞いていようといまいとかまわない。
もし彼女がもう立ち去ってしまっていたなら、誰にともなく語る]
私がつとめていたがっこは、小さな通りに面した学校でした。
下校時刻になると、そのとおりが小さい子たちであふれかえって、きゃあきゃあ甲高い声が街いっぱーいに響くです。
[たわいもない、日常の風景。
瞳を細めて、目の前にそんな情景が展開されているかのように、言葉を紡いでいく]
(ああ、上手く、話せない)
[しゃべっているうちに、流石に自分でも舌の縺れを自覚した。
言葉が絡むたびに、詰まるたびに、少し寂しそうに眉をひそめる。それでも、ずっと話し続けた]
[自分の小さな宝物たちの、話。
教員生活は、はじめてから数年しかたっていない。
それでも、いくらでも思い出はあふれてきて]
あ、うん。いくね。
[ナターリエを追いかけて階段へ。]
武器、必要だよね?
…そういうの使ったことなくても、大丈夫なのってあるかな?
―医務室―
それは物理的に不可能ね。
……アーベル。結局こっちに来てないのね。
[無礼な言動を思い出してか、
結局医務室に来ていないことについてか、眉を寄せた。
不服の声には眼を細めて見下ろす態。>>373
笑われると腰に手を当てた。]
……そう。なら、ハインリヒ。
[謂い直した。困ったような笑いをされれば、
もう一度呼ぶのも悪い気がしたのか。
ああ、そういえば と 思い出す。
あの時、彼は自分に何を聞こうとしたのか。
覗いた数字。首輪、手招き。]
ハインリヒ、貴方、あの時何か――
[聞こうとして、薬を見つけてからだ――と、言葉尻に重なった]
[人の気配がしたので見る。]
リディ、だっけ。さっき会ったね。美味しいよ、ホットケーキ。
[冷凍のホットケーキは何故か大量にあるみたいだった。研究者で好きな人でもいたんだろう。]
カルテって面白いの?
[何を見て笑ったか解らなくてエーリッヒに尋ねただろう。
立ち上がって医務室の扉の方へ赤を揺らしながら歩み]
…食事は後でいいわ。
上を…見てくる。
…
もう、蛇いないわよね…。
[一度、振り返って不安げな言葉。]
集まっている、と言っても俺たちは移動するところだが。
[やって来たリディには、軽く手を振って挨拶を。
ホットケーキに関しては、説明がされたので、そちらに任せて、上へと向かう]
父さんの操り人形になるのが嫌で。
色々、無茶をしたけど――実際この状況になると、ね。
[羽ばたいた空は、狭いのに途方もなく感じられた。
うっかり弱音を漏らしたのは、見透かされるような新緑の所為か。]
上……行くならついて行くよ。
探し物も見つかるかもしれないし。
[護るとも言ったからとは――言葉裏にけして。]
リディちゃんも、たっぷり食べてねー?
[おそらく空腹だろう彼女に、ホットケーキどっさり盛り付けて食堂をあとにしたらしい。
キッチンの奥には乾パン、金平糖、それからまだ無事な缶詰や豚肉を濃い目の味付けで煮込んだものなどが几帳面に小さく小分けされて置いてある。]
-3F-
[結局とめられたにもかかわらず一人で来てしまった。
しかし、その選択に間違いなど無かったはずだ]
ええ、そうに決まってるですよ。
僕が一番動けるですから、だから僕がやらないとです。
[その身に芽生えるは罪悪感と責任感。
先ほどライヒアルトの言葉>>63の通りになりつつあった。
本人の頭からはそんな忠告など消えさっていた]
−隠し扉・階段−
[定期的にフラッシュをたいて]
[写真を撮る]
[一瞬の回りの把握のために───]
───リーチェ?
[下のほう]
[聞こえる声]
[耳のいい子だ]
[シャッターの音を拾ったのだろう]
大丈夫
[上から声を一つ落とす]
段差があるから───こっち来ちゃだめだよ。
[警告]
[上へ上へと声は上がっていく]
―三階への階段―
あっ。
[人一人分しか開いていなかった扉。
端に引っ掛かり、カーディガンが少し破けた。扉に切れ端が残る]
…お気に入りなのに。
[溜息をついて、階段を昇り始めた。
上がりきったところで、再び呼吸を整えて]
扉の無い部屋…?
[上がってすぐにあった部屋を覗き込み、瑠璃が見開かれる]
エーリッヒの父親も、厳しかった?
[親の圧力、その重さは「自分」を見失いそうになった。
「自分」という存在ではなく「優秀な星詠み」が彼らの目には映っていたのではないかと――。]
…私も、自信を失う事は多かったわ。
それでも…――自分を大切にしたかったの。
[上に行くなら付いて行くと言われれば]
助かるわ…。
[本当に。と心の中で呟く。]
[はじめて担任を任されたときの、失敗。
自分の言葉で傷つけてしまった子どもの話。
みるみるうちに成長した子どもの話。
頭の回転が早く、ひょうきんでいつも笑わせてくれたこの話。
散々てこずらせてくれた悪戯小僧の話]
[ゲルダの弟の、トビーの話もした]
…………でも。
あそこは貧しい人たちが多くて。
えーせ状態も悪かったですし、調子が悪くてっもすぐには医者にかかれませでしたから、あっというまにメドューサが広がって。
[そこから先は、しばらく口をつぐんだ。
目元が潤むから、手で顔を覆った]
今でも。わたしは、今でも、
自分がどーすれば良かったのか、分からないいでいます。
……うわぁ。
[ドンと置かれた山盛りホットケーキに思わずそんな声が漏れる。
だが、腹が減っているのも事実。]
……いただきます。
[手を合わせるとそう言い、手をつけ始める。
だが使うのは右手のみ。フォークで器用に切り分けていく。]
―6の部屋―
[アーベルがカメラを持って入ってきて、隠し通路に入っていく。]
アーベル?
[ベアトリーチェも気にしているようだ。]
………本当に、無謀な連中が多い。
[ふうっと息をついて立ち上がる。]
−3F・休憩室−
[無表情で演奏する男と流れるピアノの音が其処にあった。
その音は至って平凡で特に感動を呼ぶ音ではなかった]
まぁ、こんなもんですよね。
演奏する為ではなく調律の為に真似事で習っただけですし……。
[それでも演奏するのは嫌いではなかったようだ。
演奏は邪魔が入るまでしばらく続いた]
[階段を上り、二階へ。廊下を歩き、三階への扉へ。]
あれ、なにか引っかかってる。
[青い、毛糸。見覚えがあるような気がして、ライヒアルトとゲルダを振り返った。]
知的探究心───っていってくれ。
[静かな返答]
そっちも騒がしそうだし、独りで行くさ。
[ごゆっくり?]
[からかうように]
/*
個人的に
ライヒかブリジットかハインリヒ
あたりに1人狼がいてくれると
いい感じがして います。
カルメンは…狂人、だよ ね…?
大丈夫、なの?
[灯りを持ってるのだろうか、と思いそれ以上は言わずに]
段差? ……階段があるのね。
[声は上へと離れていく]
あのね、蛇が出るかもしれないから、気をつけて。
ダーヴィッドさん、アーベルさんが……。
[アーベルへ声をかけると、ダーヴィッドも立ち上がったようだった]
……ん?
[ナターリエの声に、瞬き一つ。
示されたものは、覚えのある青色]
……まさかとは思うが。
先に、一人で行ったのか、イレーネ……?
[舌打ち一つ。あっちは、見ていた方が良かったか、と。
過ぎったのは後悔]
―― カルメンさん
[彼女の方へと向き直る。
彼女の目を探すように視線がゆっくり上下左右に動いた。
もし、視界の端にその二つの蒼がかすったなら。
そこでゆっくり焦点がそこに結ばれて。
そしてにっこり笑う]
ほんみょお、教えてくれてありがとございました。
あだ名っていっつわってるの、しんどかった でしょう?
[どうして名前を偽ってたのか。
想像はつけども、彼女が自分から言うまで詮索しない]
蛇がいたら、考えるよ。
[少女へと笑って届ける]
[思ったよりも階段は長い]
[本当に隠された通路]
[通るのも、結構大変だ]
[写真を撮る]
[フラッシュ]
[必要であれば、先を塞ぐ茨を絶つ]
[ぶちぶちと、植物の悲鳴が耳に届く]
全くせっかちだ。
[アーベルに向かって…でも、もう、聴いてはいないだろう。]
アーベルだけ一人行かせるわけにもいかないし、アーベルとリーチェ二人行かせるわけにもいかないなら、これしか方法がない。
手はとらせてもらうね。
[リーチェの手を取ると、もう片方には斧を持って、隠し扉の中に入る。]
僕の父は、成果重視の人だったな。
兄さんがね、優秀過ぎたから。
僕には、それが少し負担だった。
[兄は父似だった――そのアイスブルーの眸も。
自分は母似だった――父が見殺したといってもいい母と。
裡の想いとは裏腹に、柔らかな声音で、
ノーラの質問に答える。]
うん。大事にしたいね……。
[微笑んで。ふっと思い出したように彼女の耳元に唇を寄せる。
囁くのは――ダーヴィッドのカルテに書かれた追記のこと。
「ツヴァイさん、年齢のこと気にしすぎでしょ?」
パチリ――ウィンクをつけた。]
−3F・休憩室−
む、なんです!?
[演奏の最中に何か気配を感じたので思わず椅子から飛び上がるように立ち上がった]
こっちです!?
ってなんだ、驚かさないでくださいです。
[向かっていった先に壁と蛇の抜け殻があった。
刀を鞘に入れてままその抜け殻をつつくとあっさりと抜け殻は砕けて消えた]
うーん、危険でデンジャラスです。
この感じだと蛇は一杯な予感がするです。
[先ほど、一瞬だけ感じた気配を思い出す。
気配の主が何処かに隠れてないかと思い休憩室を隅々まで探し始めた]
行きましょう、ライヒ、ゲルダ。
[促して三階の階段を上がった。ピアノの音が聞こえて、やがて途切れた。]
―三階―
[上がってすぐ。そこからピアノの音が聞こえた気がして覗き込む。ユリアンとイレーネがいてほっとした。]
…!
[扉に引っかかっている青。]
何かあったのかもしれない、急ごう!
[重い身体に鞭打って、階段を駆け上がる。]
…ぇ?
[大きなピアノと、そこにいる二人。
緊迫感とまったくかけ離れた様子に呆然。]
[先へと促す二人。
頷いて、進んでいく。
階段を上りきった先の部屋には、ピアノと]
……無事か。
[いろんな意味で心配だった、二人の姿]
−3F・休憩室−
[気配の主は結局その姿を現すことは無かった]
もうすこし、弾いてるです。
なんだか、リラックスできたですし。
[座りなおし演奏を続けると見知った顔が姿を現した]
一応出来ます、僕が一時期ついていた師匠が何でもできる人でピアノの調律も教わったです。
弾きますか? 僕は十分満足しましたです。
[イレーネの様子はピアノを弾きたくてしょうがないと言った様子だった。
そんな姿を見て微笑みながら交代を提案した]
[考える、とアーベルの声に不満そうに扉の向こうを覗う。杖の先に当たるのは階段らしい。踏み出そうとしたところで、ダーヴィッドの手が、左手を取る]
ありがとう、ダーヴィッドさん。
でも気をつけてね。蛇は暗がりでも見えるんだって、ママが言ってたの。
[ダーヴィッドに声をかけると、何とか歩調をあわせて階段を上がっていく]
…アーベル?
ここにくるつもりだったのか…、
先に上にでも向かったのかね…。
[ここに見えぬ名に首を傾ぐ。。
みな…無茶をしすぎだ。そう呟いて。]
…一度、強制的にでも寝かせたほうがいいのかね。
[急く気持ちはわかるが、
急きすぎて進行が早まったらどうする。
無茶ばかりする面子の揃いに零れたのは溜め息。]
―――…どうした?
[ブリジットが言いかけた言葉。
重ねて途切れた問いにブリジットを見て不思議そうに。]
[ライヒアルトの背をメイスを持った手で押して中へ入るように促して、背中を向けた。]
二人でもうちょっと奥を調べてみる、ゲルダ。なにかあるかもしれないし。
[そう言って、ゲルダに目配せした。]
/*
エーリッヒとノーラとベアトリーチェが生き残って家族になればいいのに、とか、勝手に言ってみるテスト。
今回のピクシーは野次馬根性丸出しでいけないと思います。
ピアノ、かぁ…
[朽ちた楽譜を見つめていたイレーネの姿を思い出す。]
よく、学校で歌ったなぁ。習ってる子がピアノを弾いて。
[枯れてざらついたこの声では、きっともう歌えないけれど、
なんだかちょっぴり懐かしく思った。]
>>421
そうだな。蛇にもだし、階段が無事なのかどうかもな。
[ただ、先行しているアーベルが何かあれば知らせてくれるだろうとは思ったが…。]
目は慣れてくれば大丈夫になる。でもちょっとゆっくり行く。
[リーチェにはそう言ってから…。]
アーベル!気をつけろよ?
[アーベルに向かっては大声を出した。]
うん、そ…だね。
[片手には先端になんだか鋭いもののついた長い棒。
調べてみようとの言葉にうなづくけれど、やっぱり少し怖かった。]
[背を向けて、ゲルダに呼びかけるナターリエの言葉。
戸惑いはすれど、ピアノの傍の二人だけにしておくのは、違う意味で不安で]
……気をつけろよ。
[小さな声で、こう言って。
自分は、鞄の中身をいつでも出せるようにしつつ、休憩室の中を見回した]
[上へ、上へと上がっていく]
[茂る茨]
[微かに朽ちた蕾のようなもの]
[花が存在する]
[推測]
[光が当たる場所が、近い]
───?
[何度目かの茨を絶ち切ったところで]
[違和感]
[何か固いものに引っ掛かったような]
[ファインダーを覗く]
[赤外線の僅かな光]
[茨にまぎれて取手のようなものが見えた]
じゃ、行こっか。
[言って先に立って歩き出す。不安そうな様子のゲルダを見る。]
大丈夫。いざとなったらコレで。
[メイスをぶんと振るった。本当は持ち歩くの邪魔くさいと思ってるけど。]
―三階/休憩室―
そうだったんですか。
私も少しだけ教わったんですよ。
ありがとう。
[交代してもらえれば、後はもう周囲が見えなくなった。
本来のようには指も動かないけれど、少しずつ慣らしてゆく]
エチュードは無理でも…。
[右手の布は手首の方まで引き上げられて。傷も見えているが気にせずに指を運ぶ。
流れるのは聞いたことのある人も多いだろう夜想曲]
[二人が上がってくる足元には千切れた茨]
[不定期にシャッターを切る音]
[茨を絶つ音]
───ダーヴィッド…?
[下から声が聞こえた]
[叫び返す]
何か、外に出られそうかもよ───
[そう言って、絡まる茨を鉄の刃で取り除き始める]
[イレーネの礼>>432に手で返答をする。
奥に進むという声が聞こえたのでそちらに向かいながら]
僕もいってもいいですよ?
ライヒアルトがいるからイレーネも安心ですし。
[同行を申し出た]
扉は2つ開かれたのだっけ。
どちらに――って、愚問だったかな。
[灯した火を一度吹き消して、星詠の人に話しかける。
――多分、自分で開けた方が気になるだろうと。]
ツヴァイさんは、どうします?
[令嬢は向かうようだけれど。
彼はどうするのだろうと、首を傾げる。
ハインリヒが話をしていれば、
その問いは彼の話がひと段落ついたころに紡いだ。]
…ぇ?
[角の向こう、一瞬過ぎる大きな姿。
四足の獣のように見えたのに、
同時に聞こえた音は、まるで翼がはためくような。]
いまの、なに?
[呆然とする。去っていった姿の足元には、引き裂かれ喰いちぎられた蛇の残骸。
牙ではなく、嘴でついばんだかのような。]
[杖で確かめるのは階段が先にも続いているかどうかだけ。段の幅と高ささえ分かれば、上る事にそれ程問題はなかった]
もしアーベルさんに何かあった時は、先に行ってね。
私も後から行くから。
[暗に、その時は一人でも行けるから、と言って一段一段をしっかりと上る]
[笑いたいのに。笑っていたいのに。
右の頬はひきつれて、アシンメトリーにしか笑えない。
先ほど思い出した教え子の病気が、瞼の裏で交差して、涙がぽろぽろと止まらない]
……ひつれい
[顔をふっと背けて、ポケットからハンカチを取り出した。
ぽろりと、ハンカチと一緒にこぼれ出るのは皮で出来た、袋状の眼鏡ケース。中身は左のレンズが橋の根元からぽきりと折れて、砕けて、まるでモノクルみたいになった眼鏡の残骸]
おかしーですね、ごめなさい。
[涙をぬぐって、取り繕って。
ああ、自分は、こうして誰かの心配をすることで
精神をもたせているのだと、そう思った]
ん、どうかした、ゲルダ。
[ゲルダが見た謎の生物は見なかったけど、蛇の残骸は見えた。]
……なにコレ。
[青ざめ、メイスを握る手に力を込めた。]
うん、大丈夫。ダーヴィッドさんが手を繋いで暮れてるから、壁には触らないよ。
[心配する声にそう言って。
アーベルの声が届くと、先を探る杖の動きが止まる]
外?
―三階休憩室―
[動かない指を無理矢理に動かしての演奏は、音楽家としては拙いばかりの弾き方だっただろう。
それでも一心に、最後まで弾いた]
んっ。
[手を止めると、指先から肘までが割れるように痛かった。肩で息をしながら膝の上に両手を下ろす。
そんな状態でも嬉しそうに鍵盤を見ている。まだ弾く気らしい。
人の出入りには当然気づいていないまま]
>>438
うん、わかっている。
アーベルに何かあれば、そちらに行く。
だけど、
[微かに感じる空気の流れ、
それは外気の匂いも含んでいて……。]
無事そうだ。
[上から聞こえてくるのは、茨を断ち切る音…。]
[ざく、ざく]
[剣で断つ]
[茨の向こうから流れてくる風]
[後ろを振り返っている余裕]
[つくらなかったのか]
[つくれなかったのか]
───ッ
[がきん]
[金属と金属の耳障りなコーラス]
[扉の全体像は見えたけれど]
[向こうもここ同様に茨でおおわれている可能性]
[とりあえず写眞を]
[それから扉の隙間に刃をねじ込もうと]
[ユリアンの膨らんだ頬を人差し指でつつきたい衝動にかられたが我慢した。]
あ、そうだ。あたし、あなたを踏んだ事があるの。足。悪かった。ごめん。
[頭を下げてから、ふい、とそっぽを向いた。]
あらあら、これはまた悲惨です、ねー。
危険でデンジャラスです。
蛇をこうやって食い散らかす何かがいるって事です。
[蛇の残骸を見ての感想だった。
現物を見ていないからだろう、不思議と恐怖が心に浮かぶことは無かった]
僕を踏んだですか?
通りでいつぞやの寝起きは痛かったわけです、ねー。
でも、黙ってればばれないのに正直です。
[謝ってすぐそっぽを向く姿が愉快だった。
気がつければ腹を抱えて笑っていた]
とにかく、急いで怪我しても仕方ない。
アーベルは大丈夫だ。
ゆっくり行こう。
[リーチェにそう告げると、一旦ちょっと止まったあと、また*階段を登り始める。*]
─三階・休憩室─
……おいおい。
無理、するなよ?
[まだ弾く気らしいイレーネの様子>>445にため息一つ。
以前、偶然とはいえ指の異変を目の当たりにしていたから。
その注意はごく自然に口をついていた]
[笑っていられたのもつかの間だった。
真剣で必至なゲルダの表情に自身の表情も引き締まっていった]
うーん、鳥であり豹でありです?
なんだか、神話でいそうな生物で、す。
[昔読んだ神話の話を思い出した]
誰にも知られてないならわざわざ謝らなかったけど。
[機嫌が悪くなってるのはわかってるから、口調を荒げないように気をつけている。
ゲルダの叫びにそちらを見る。]
四本足で羽があるって、グリフォンだっけ、みたい。でも、あれは架空の生物だし。
…いったい、どういうことなんだろ…。
こんなの、しらない。
[また変なものでも見たのだろうか。
恐ろしくなって手元の棒をぎゅっと握った。]
───っ、は
[息が零れおちる]
[何をこんなに]
[どうして必死になって]
[ただ、茨を絶つ]
[何度か扉の隙間からねじ込ませ]
[鋸のように向こうの茨を絶ち]
[時折、肩を使って押し込む]
[後ろを振り返っている余裕が、ない]
分りました。
では、カルテ半分も、よろしくお願いしますね。
[ハインリヒの応えに頷く。
重い足取りで歩き始めた、星詠の人の後を追う。
記憶障害がある気がする
――そう書かれたカルテが混じったファイルを抱える。
気にはなるが、そこでとどまっていても、
良くもない気がして。
星詠の女性の細腰に、楯が見えれば、微笑む。
――蛇が出ても、それで目隠ししてもらえば大丈夫かなと、そう思いながら、じっと見られた理由を悟ったのだった。]
/* ★ノーラさんのてきとー星占いのコーナー★
今日はラッキーアイテム編!
ゲルダ:オカリナ *半吉*
ライヒアルト:マイ箸 *凶*
ブリジット:チューリップのヘアピン *半凶*
ダーヴィッド:スーパーボール *凶*
ハインリヒ:エコバック *小吉*
イレーネ:オルゴール *大吉*
エーリッヒ:ボールペン *大吉*
ベアトリーチェ:カレンダー *半吉*
ナターリエ:聖書 *小吉*
アーベル:蛍光ペン *末小吉*
リディ:甘いお菓子 *中吉*
カルメン:化粧品 *小吉*
オトフリート:眼鏡 *吉*
ヘルムート:黄色の財布 *小凶*
[何かを聞こうと…ブリジットにはああと相槌を打って]
何…ちょっと探し物が…。
俺のパスケースを知らないかってね。
[ロッカーの中に、代わりに入っていた壊れた荷物。]
…お嬢さんの荷物は、なんで壊されてたんだろうな…。
[壊れてたのではなく…壊されていた気がする。]
大丈夫? なのかな。
[聞こえてくるいばらの悲鳴。そして金属音のような、音。
扉がそこにあるのだろう、と思ったのは、流れてくる風の所為]
……外の、空気だ。
[風に乗って聞こえてくるのは、恐らくアーベルが何かしている、断ち切るような、ぶつかるような、いくつもの音]
アーベルさん、あのね、ゆっくりでいいから無理しないで。
[その音に心配になって声をかけた]
/*
相変わらず凶が多い中!
大吉です!
おめでとうイレーネとエーリッヒ★
…空気を読めてない私はきっと *末小吉* です。
……うう、ごちそうさま。
[先に出て行った面々を見送ってひたすらホットケーキと格闘していたが、やっとこ完食。
結構無理をしたが、食べれる時に食べておかないと、と思い私頑張った。]
……ふぅ、さてと。私も行きますか。
[食器を流しに放り込んで一息つくと、天井を見上げる。]
―三階/休憩室―
[それから再び両手を伸ばして]
…起きてこれなかった人達に。
[一度瑠璃を閉じ、ゆっくりと弾きはじめたのは祈りの曲。
他に歌える人もいるかもしれない――Ave Maria.
静かに静かに流れてゆく。
その音に合わせ、ここでは気がつきようもないどこかで、バサリと羽根が大きく振られた]
─三階・休憩室─
[返された言葉>>463。天鵞絨は不思議そうに数度、瞬く]
……戻って、って。
俺は、他の連中と一緒に、今さっき来たんだが。
……まあ、物置に置き去りにしたのは悪かったが。
[ぼそり、と続いた言葉はどこか言い訳めいたもの。
頑固な表情に更に重ねようとした言葉は、続く旋律>>469に遮られ、声にはならなかった]
[曲がり角まで歩いて、続く道を見れば、左側に扉と奥に右へ折れた道。無意識にそちらへ向かおうとする。ピアノの音から逃げるように。]
/*
ちょっと一呼吸。
好き勝手させてもらっております。はい。
そして素直にキメラ出していいんですか、これは?
癒着分離実験の産物とでもしておこうかしら。医学的というか生物学的に変かもしれませんが。
あ、ユリアンさんは齟齬出そうになった部分を上手くフォローしてくださってありがとうございました(ぺこり
いつもお付き合いくださる皆様にも感謝。
[ゆっくり]
[気をつけろ]
[下から聞こえてくる]
───わかってる。
[小さすぎる呟き]
[届いているかどうかは知らない]
[あと少し]
[あと少しで]
[そんな思いだけで、扉を抉じ開ける]
─ キッチンで食事を貰った時の会話>>278 ─
ヘムルートじゃなく、
ヘ ル ムートだ。
[たんまりと残り物が盛りつけられた器を受け取りながら、一音節ずつ言葉を区切るようにして、ゲルダにそう答えかけ、相手の声の調子が悪い事に気付く。それでも、蜂蜜を見付けて楽しそうになるゲルダの様子に、口角を少しだけ上げた。]
へえ。
蜂蜜が、喉やくちびるの荒れ以外に使えるのか。
女の子なら、その蜂蜜を少しつまみ食いしても良いのではないかな。
[気持ちを切り替える為にキッチンに来た事は正しい選択だった。以前の自分と比較すると食欲が落ちている事にも気が付いたが。それでもキッチンの鏡に映った顔色は、ゲルダよりもまだ明るかった。]
[開錠されていた扉をくぐり私は3階へ。]
─3階・休憩室─
……よう。どうしたんだ、ピアノの周りに集まったりして。
[休憩室の中、ピアノの周りに集まっている面々に声を掛ける。]
――…
[医務室に落ちる、白い花。]
[口元を押さえる気高き星、新緑は見た。]
ブリジット…?
[自分の荷物も見つからなかった。
けれど「意味がない」とは?――解らなかった。]
/*
占=ノーラ
霊=ゲルダ
狩=ブリジット
狼=カルメン
………男、にーとじゃね?
絆もノーラとベアトリーチェに撃っちゃったしな。
え、私?
ピクシーの癖に、めっちゃにーとですよにーと。
多分、一番のニート。
─三階・休憩室─
[調査の方はどうなのか、と。
そんな事を考え始めた矢先のリディの声。
天鵞絨を瞬き、そちらを見る]
ああ。
どうしたんだ、と言われても、見ての通り、としか。
うーん、なんです、かねー?
見間違いではなくてです?
蛇はともかく鳥で豹で四本足なんて聞いたこと無いです、よ。
[顎に手を当てて考える]
―研究室―
[扉に手をかければ、開いたからちらりと来た方を向いてから中へ。
中には石像がふたつと、鉄の箱。いや]
パソコン。
[パソコンの前の椅子に座り起動するか操作してみた。なにかしてないと気持ちがめげそうで。]
不思議と…感じる、もの…ねえ。
そういう部分では、両極の位置にいそうな職だね。
[見えぬものを信じる星詠みと、見える結果しか信じぬ研究員。
興味を持ったのは理解ができないものだからかもしれず]
翼を得るために…星は協力してくれそうかい?
[それでもそう口にしたのは、
是の答えが返ることで希望を持ちたかったからかもしれない。]
…生きているものと、
[そういえば…わかるといっていたゲルダの傍にはいつも…]
……死するもの…か。
[鎮痛剤――その単語が聞こえれば頷く。
自分にもしものことがあっても、
星詠の人なら上手くやってくれるだろう。
パスケースは知らなかった。
だから、そのままハインリヒに見送られて歩もうと]
――…?
[足は色のない声で止まる。
振りかえる――疑問を向けるような緑で少女をとらえる。
視界の端、落ちる白。
彼女の呟きは、その色に似ている気がした。]
─三階・休憩室─
[不自然に終わる旋律に、振り返れば手を押さえる姿。>>483]
……だから、無理はするなと。
取り返しのつかん事になったら、どうする。
[声にこもるのは、呆れと。
それから、案ずる響き]
[ダーヴィッドに引かれ、階段を上がる。次第に大きくなる音。風も、強く感じるようになって]
アーベルさん?
いばらが、扉を塞いでるの?
[続く音に、聞いてみる。ダーヴィッドからはその光景が見えているだろう]
ダーヴィッドさん、武器、持ってたよね?
私、ここで待ってるから、二人でやればきっと早いよ。
[そう促して手を離す。ダーヴィッドが先に行ったなら、立ち止まって階段に腰を下ろした]
[口元を押さえたまま、
表情に浮かぶのは――
驚愕。
恐れ。
それから、絶望の片鱗]
…… 厭
[思い出したくない。]
違う …違う、違うの …違うのよ
そんなはずがない そんなはず、だって、
[だって、意味がなくなったら私。
そうだ。階段を、のぼって。
その先に、行かなくちゃ治して、治ったら、
呼びかける声に眼は虚ろ。
一歩、退いた。]
[音を立てて起動したパソコンの画面。
そこにはこう書かれていた。《パスワードを入力して下さい_》]
間違えたら爆発するんじゃ。
[そう考えて動けずに、パスワードを考えている。]
― 回想・衣装部屋 ―
[せんせいの優しい声と近づく視線。
逸らしていても、声から表情を。
視線から意図を、想像してしまう。]
…。
[>>206)何か、と問われても
すぐには言葉に出来なかった。
あの場に居た者、全てをナイフで殺すつもりだった。
出来るか出来ないかではない。
つもり、だった。
其処にはせんせいが居る事も知っていた。
だから、何も、いえなくて視線を逸らす。]
[>>292)やがて部屋へ少女がやってきて着替えたいと謂った。
せんせいの促しには、視線を逸らしたままでいたが。
伸びてきた手には、少し迷った挙句、
そっと手を重ねて毛布から立ち上がる。]
/*
んー。しかし、今回は本当に主軸に絡めてないなあ。
せっかく楽しみにしていたのにもったいない動きばかり。
明日は、もっと前線で活発に動こう。
そとの描写とか、したい。
どうせ理性残ってるの、あと2日ってとこだし。
いや、理性が消失してからの方が動くの楽しそうだけど。
ピクシーで、いつ落ちるのかがさっぱり読めないな。
/*
探しものはなんですか?
そう、見つかりにくいものですか。
鞄の中はしらべられましたか?
まだまだ、探す気なのですね。
――この悲しみの海を。
――砂漠で、砂金一粒さがすような。
――僕らは、探し物が何か分ってすらいないから――
/*
と、特に意味のない何か……。
最初は、ええ、有名なあの曲ですよ。
まんまは、著作権的にあれなので(ごにょごにょ
――そうよ、
扉を開いて、 行かなくちゃ。
外に、行かないと。治さないと。いけないのよ。
[包帯の巻かれた両の手を
包むように握り締めた。
落ちた花に、ブリジットは気づかない。
退いて、退いてベッドにぶつかる。
足元、老人の千切れた頚の輪があるか。]
行かなくちゃ。
[謂うと、踵を返す、医務室の外へ。]
───リーチェ。
[耳に聞こえたのはベアトリーチェの声]
[二つの足音]
もう少し、だと思う。
[掌が痛い]
[強く鉄剣を握りしめすぎた]
[ダーヴィッドが加われば]
[音が増えて、押す力もきっと増える]
[ず、と重たい響き]
[強く強く吹きこんでくる風]
[ベアトリーチェの頬を撫ぜるのは、そんな風]
………、
[ブリジットの様子に、驚いたように目を見張って。
足元に落ちる花びらにはまだ気付かない。
一歩退く様子に一歩、ブリジットへと近付くと
彼女に向けて手を伸ばして…]
─三階・休憩室─
……そういう問題か。
[そらされる瑠璃と、その反論>>498には、ため息一つ。
けれど、続いた言葉。
『…弾けなくなる前に。』
それにこもる想い自体は、理解できた。
『見せられなくなる前に』
『見えなくなる前に』
そんな思いから、研究に没頭していた頃の自分が重なり]
…………。
[無言で、なだめるように頭を撫でた]
でも、見間違いで断定するのは悩みます、ね……。
しかし、本当にいたときにとてもとても困りますです。
どうしましょう、一度戻ります、か?
[ピアノの音が止まったのが気になった。
不安がある以上、一人ならともかく女性を連れて先に進むのは難しいと感じた]
……っ
[自然、女の頬は無意識にか緩んでいて。]
……そう。
病気、……ね。
[けれどそっと毛布を奪っていく言の葉。
其れは『メデューサ』という名の葉。
せんせいの言葉に重ねるように、
思い出して居たのは自身の回りでも起きた、
同じ様な、発症と、事件と、その末路。]
……うん。
[わからない、という声には。
相槌を打つ、しか出来なくて。
相槌すらも、良かったのかどうかわからないほどに。]
[ゲルダを振り返った。]
うん、難しそう。
[ユリアンが戻ると言うなら首を振る。]
あたしはもう少しここにいる。ゲルダを連れて戻って。
いけない…――。
[――パニックを起こしかけている
そう、医師の卵は思う。何がきっかけか。
自分が向かうより前、ハインリヒが伸ばす手が空を切って。
踵を返し、医務室の外へと向かう姿を唖然と見る。
視線は、見合わせるつもりで星詠の人を見るが、
果たして交わったかは知れず。]
追いましょう。
[それでも、自分が取る行動はそれだと。
ほぼ無意識に言葉を零すと、
令嬢の背を追うように足を動かした。]
[ブリジットに自分も手を伸ばそうとしたが
ハインリヒがそれを先にしていた。
彼女が医務室の外へ行くのを見てから
振り返り、ハインリヒを新緑は真っすぐに見る。]
彼女のこと…気になる?
[返事が返ってきても来なくても]
私「も」なの。
[そう言い、医務室に落ちていた白い花を見つめてから
ブリジットの後を追うように、エーリッヒにも行こうと
目配せしてから医務室を後にするだろう。]
……風が、吹いてる。
[頬を撫でていく風は先ほどより強く。重い、重い音がして扉は開いたのか]
開いたの?
外の空気が、中とは全然違う空気の匂いがする。
[立ち上がると、扉の方へ向かって一歩、一歩上がっていく]
こういうの得意そうなのは…
エーリィとか、ツヴァイさんとか、…ヘムルートさんとかかな?
[しっかり教えて貰ったのに、さりげなくまた間違えた。]
っ、でも…さっきのまたいるかもしれないよ?
[一人で残るというのに、ふるふると首を振る。]
[しんどかった、でしょう?]
[ただその一言が胸の奥で]
[ぐちゃりと何かを握りつぶして]
……っ
ひっ、 …う!
――っ!
[堪えようとして、失敗]
[情けなく歪んだ目元から雫が零れ]
[蒼はきつく閉じられて]
[きゅ、と噛む下唇は小さく震え出す]
───あい、た。
[その言葉は、きっと間抜けな響きだった]
[ベアトリーチェの声にこたえた声]
[暗かった通路の中に吹きこんでくる風]
[視界に飛び込んでくる空]
[眼を細めた]
[カメラに伸びた手が、衝動的にシャッターを切った]
[鉄剣を置いて]
[ゆっくり上がってくるベアトリーチェの手をやんわりととる]
おいで。外だ。
あたしは大丈夫。
[なんの根拠もない事をきっぱりと言い切ってゲルダを撫でた。]
ゲルダを泣かせたら、メイスでぶん殴るから。
[ユリアンを見て言った。]
/*
手を握ってくれた人にダーヴィッドさんとアーベルさんを追加するの。
最終目的はブリジットさんに手を引いてもらうこと。
ツンデレなんだもの。
[ブリジットのことは、追いかける二人に任せることにした。
握る拳と同時に零れる咳、]
……気になるさ。
[振り返るノーラには、そう言って見送る。
――…脳裏が、揺らぐ。
まただ…カルメンの時と同じ。]
…皆、気になるさ。
護る為に…救う為に、この仕事に就いたんだ。
[数値が上がっていく…時間がない。
ゆっくりと息を吸って、吐いてから次いで医務室を出た。]
[シャッターを切る音と、髪を、頬を撫でる強い風。扉までたどり着いたのだろう、左手を取る手と、アーベルの声]
う、ん。
[転ばないように、着いていく。髪の毛が、風に舞うように広がるのを感じた]
外、なのね? 今は、夜?
夜の、空気。少し冷たくて、気持ちいい。
でも、秋の夕暮れもこんな匂いだったから、良く分からない……。
―→階段―
――エーリッヒ、ブリジットを…お願い。
[逃げて行く彼女の速度に足が重い人が追いつけるわけもない。
そう言ったけれど、目の前にはエーリッヒの手が見えて
瞬きを一度だけしてからその手を握り返した。]
…
ブリジット。
落ち着いて。
[引いてくれていたからか、ブリジットとの距離はそう離れてはいないだろう。]
─三階・休憩室─
いや、だから。
奏者がいて、演奏を聴く者がいて、と。
それだけだったからな。
見ればわかると思った。
[首を傾げるリディ>>518に、淡々とこう返す]
しかし、俺よりは年下だろ?
[イレーネの文句>>521は、さらりと受け流した]
………すみませ だいじょおぶです
[カルメンの泣く声がした。
涙はすぐには分からなかったけど、
それでも彼女に胸を貸そうと思ったのに。
ふっと柔らかな彼女の腕に包まれる]
[自分からも抱き返すようにして、
ぽんぽんと彼女の背に回した肩を叩いた]
[カルメンと自分と、少し落ち着くまで]
…う、うん。
[有無を言わさぬ様子に、頷くしか無くて。]
すぐに誰か呼んで来るから、無茶…しないでね?
[心配そうにしながらも、もと来た道を引き返す。
蛇の亡骸にも、ちょっぴり黙祷。]
えー、と何で僕がゲルダをなかすで、す?
それに暴力反対です、殴るなら蛇でも殴ればいいです。
[理解できないと両手を広げてため息をついた]
───昼と夜の、間かな。
[複雑な空の色]
[少女には見えないだろうから、どんな色とは言わない]
[小さな手が戸惑わないように]
[少し強くその手を握った]
[シャッターを、もう一つ切る]
[背に触れる温もり
ごめんなさい、と小さく零しながら
呼吸を整えるようにして、
ある程度落ち着いたのならそっと身体を離し、
人差し指の背で目元を拭いあげると微笑を見せる]
ねぇ、せんせい…
[そして呼びかけ]
うん、ありがとうゲルダ。ほら、追って、ユリアン。
[握り拳でユリアンを追い立てる。]
ユリアンが悪くなくても一緒にいる時にゲルダが泣いたら、あたしがあなたを泣かせるから。
[理不尽な事を言ってパソコンに向き直った。そして*パスワードを考えている*]
よくわからないけど、わかりましたです。
でも、僕、泣かないですよ? だって男の子です。
[ゲルダを追いかけて道を引き返す]
[彼女の鼓動がゆっくりと落ち着いていくのを感じる。
やがて、カルメンが体を離した。
特に追わずに、ただじっと彼女の目を探す]
はい。なんでしょう?
[見上げてくる彼女に、目を細めて聞いた]
─三階・休憩室─
[唇を尖らせる様子>>532に、くく、と低いながらぽんぽん、と軽く叩くよに頭を撫でてから、手を離す]
そこで勝ち負けを出しても仕方なかろうに。
……ま、それはともかく、だ。
上に来たのは、手がかり探しが主体。
ピアノのリクエストは、次の休憩まで取っておくのが無難だろうな。
[口調を改め、静かに告げる]
……奥に行った連中も気になるしな。
[言いながら、奥へと向いた天鵞絨には何かを案ずるような色が浮かんで**]
―階段―
…は、ッ。
[少し急いだだけで息が上がり、肩を上下させた。
膝をついて少ししてからエーリッヒと追いつくだろう。]
…行かないと?
[静かにブリジットに尋ねるように呟く。]
[昼と夜の間、と聞いて夕暮れだろうかと思う]
ここが外ってことは、屋上?
それとも今まで地下にいたのかな。
カプセルに入るとき、地下に行った覚えはなかったから、やっぱり屋上かも。
アーベルさん、空のほかには?
何もないの?
[例えば、この建物の周りに。連れて来られた時は外に何があるのかまで聞かなかった。
聞いておけば良かったと思う]
風、気持ちいいね。
[音を追うように階段へ向かうと、エーリッヒとノーラの姿。
そして…]
…ブリジット…。
[逃げた少女の姿も。咳が、零れる。]
[せんせいの様子を、微笑のまま見る。
心中考えている事とは真逆の、表情。]
さっきは、ごめんなさい。
驚いた、……よね?
[問う間も、自身の右肩を右手で撫ぜたり。
左肩を左手で撫ぜたりしながら。]
[行かないと…そう繰り返すブリジットの姿に
階段を登って近付き。]
[…今度は手を伸ばすことなく。
代わりに廊下の先を指し示すように目配せをする。]
……行こう。
[歩みを促すように立ち止まった。]
いや───建物の中だ。
[空の他に]
[辺りを見回す]
[ダーヴィッドは先に発見していただろうか]
───ヘリコプター、だ。
[手をつないだまま、写真を撮る]
[空を飛ぶ機械]
[外壁のほうへ向かうには、流石にまだ危ない気がした]
―階段―
[俯いたまま、頚を横に振る。
荷物はもう、見ないようにしていた。
していたのに。]
いかないと …むかえにきて
くれないわ
[切れ切れ、色の無い声。
安定を保つためのただひとつ。
表情は見えないだろう。]
…、いみが ないなんてことはない
ないはず なの
[カルメンの両手が、落ち着かなく動き回るのを見る。
問いかけに、真顔になった。
少し、逡巡の色を見せてから――]
はい。驚きまし、た。
今でも、誰かあ石になるところ みたいですか?
[核心に踏み込んでみた]
―階段―
…ブリジット。
[表情が見えない彼女を新緑は見詰め、階段を一歩のぼる。]
星はその命が尽きるまで
輝きを消す事はない。
…それと同じ。
全てのものに意味はあるわ。
だから――信じて行きましょう?
[階段の先、更に上へ視線を*向けた。*]
[右肩を右手が撫ぜ降ろし、左手が左肩を撫ぜ降ろし。
交互に行う緩やかな動きは変わらない。
真顔に対して微笑を保ち相手の声を確り聴いて――]
……ええ。
[ゆっくり肯定し]
見たい、と思う。
でも見たいよりも、
………見たく、ないから。
だから、見たい。
[最後は微笑がやや、苦笑気味に]
政治家 ヘルムートは、シスター ナターリエ を投票先に選びました。
ヘリコプター?
なら、みんながきたらそれに乗ってどこかにいけるのかしら。
みんなで、乗れるのかな。
[風の音に混じってシャッター音が響く]
でも、空もあってヘリだってあるのに、建物の中なの?
吹き抜けになってるのかな。
えー、とまた人が増えてるです。
[目の前に走らない少女の姿]
で、パソコン詳しい人いないです?
僕は苦手です、難しいです。
早くしないときっとメイスの人が暴れます。
[周りの人に助けを求めた]
/*
もっと握ってくれた人の手を細かく描写したい。
アーベルさんの手はどんな手だろう。
と思うのだけど、意図しない描写になるといやだよね、と思ってできてないの。
いや───俺たちがいたところが、ね。
[上には何もない]
[上に何かあってヘリコプターはたぶん飛べない]
───全員乗れれば、だけどね。
[呟いた声は、僅かに]
[苦い*]
[帰ってくる肯定の言葉。
迷いが湛えられているのか、ゆれて、でもしっかりとした肯定]
わかりまし た
[左の眉がぴくりと動いたけれど、表情の変化はそれだけ。
そっと手を伸ばし、自身の肩をなでおろす彼女の右手を取ろうとした。もし、抵抗がないならば、そのまま彼女の手を自分の首に当てさせるだろう。抵抗があったなら、シャツの襟元を緩めた上で]
……では、またそれが我慢できなくなったら。
私のこれを、はずしてください。
ていこは、しません。
―― でも。
その時はかわりに、ひとつだけお願いをきいてください。
[まっすぐ綺麗な蒼を見て]
だえかを手にかけるとゆうことは、カルメンさん。
あなたの眠りをころすということです。
私を石にするときは、どうぞ、あなたの眠りを殺さないと。
けして後悔しないとおもたときに、してほしい。
[だめですか、と首をかしげて問う]
そして、もひとつだけ叶うなら。
どしてそう思うのか、あなたの言葉でしりたいいです。
じゃあ、この風は上から吹いてるのね。
[アーベルの呟きにそう、と肩を落とす]
今、何人いるんだったっけ。
みんな乗れないなら二度に分けるとか、三度に分けるとか、駄目かな。
燃料がもたないかもしれないけど。
[言いながら、頭の中で覚えた名前を挙げていく。15人まで来たところで、一人名前を思い出せずに]
あの人、なんて呼ばれていたっけ。
[名前ではなく、ナターリエに踏まれていたらしいのを思い出した]
[ぴく、と身体を震わせた
肯定が返るとは思っていなかったから
丁度右手が右肩を撫ぜようと動いたとき。
一番せんせいが掴みやすい位置までうごいた、とき。
手を掴まれ、そっと引き寄せられる。]
……なぁに?
[微笑は絶やさない、ように。
言葉をおしこめるように、問い掛けて。
真っ直ぐに向かうせんせいの瞳に、瞳は逸らさない。]
[問いかけ、促した先に続く言葉。]
わたしの、眠り?
[こつ、と心の其処に触れた、音。
とても大事な気がして、
口から思わず、復唱するような、音が漏れる。]
/*
メモが長くてごめんなさい…!
纏めるのにも時間かかりました。何度か弾かれたり。
鳩の人には重ねてごめんなさい。
私も明日は昼間は鳩ONLYです。…一層頑張ります。
─ 厨房を出た後の出来事(医務室→冷凍装置安置所) ─
[厨房を出た後、一度医務室を訪れゲルダが小分けにした食料を用意している事をその場に居た者達に告げた。エーリッヒ以外には、はじめてまともに会話をする面々。改めて名を名乗った時、向こうはヘルムートの事を認識している様子で、すまないと短く頭を下げた。
エーリッヒが残しておこうと言う全員分のカルテ。
病状を把握する事(ヘルムートの場合は石化病のパーセンテージもだったが)は、彼も考えていたので、同意して簡潔に自分の状態を告げ、記録にも残した。エーリッヒが居るのだから、冷凍睡眠以前の手術の傷の事は隠す事は出来ない。
ヘルムート自身が流麗な字で自らカルテに記したのは──
「身体の重さ。頭痛。左脇腹の刺傷(手術済)から石化のおそれ有。」
エーリッヒが何か書き足したかもしれない。 蛇を矢で貫いた時、僅かに傷が引き攣れていた事も、問診でしれたが、それは薬品庫で普通の解熱剤か鎮静剤を探すと言い張り、すぐに医務室を出た。]
─ 厨房を出た後の出来事(医務室→冷凍装置安置所) ─
[医務室を出る時、ハインリヒを振り返り、]
そう言えば、荷物を取り出す事をすすめてくれたのは貴方だった。
──私の、手荷物は破壊されていたよ。
癇癪や気紛れ、単純なロッカー荒らしの類いではなく。
金属製の箱、金庫に準ずると言えば分かりやすいか、
が、熔解する形で壊されていた──。
ライヒアルトの研究資料の一部も失われているらしい。
どれほどの年月が過ぎたかわからんが。
金属を溶かすだけの火力を持ち込めたと言うのは、
手入れの行き届いた武器類が武器庫にあるのと同じく
不穏ではないかな。
──どう思われるだろう?
後で考えを聞かせてくれる者が居ると嬉しい。
─ 厨房を出た後の出来事(医務室→冷凍装置安置所) ─
[それから、医務室の面々には「玄関を一度見て来る。」と告げて、一度冷凍カプセルへ戻った。
それは睡眠を取る為ではなく──、]
自分が、重要な荷物をリスク分散させず、
ロッカーにだけ預けたとは思えない。
私は、……前に進む事より、
過去に拘泥しているのかもしれないが。
[天井から差し込む僅かな光。暗いホールは石膏の匂いで息が詰まる。
薄闇の中で点滅する紅い光は、ただ変わらぬ永遠の死を示しているかのよう。
靴音を鳴らし、柩が並ぶ中、自分が眠っていたカプセルを探した。]
そう、です。
カルメンさんの安らかな眠りです。
誰かを手にかくるということは、
自らのりょおしんを敵にまわしてしまうということです。
だって、もしその罪に許しがほしくなったとき、けしてそれを許してくれる相手とあえないからです。
[繰り返される言葉。蒼を見たまま頷く。
ふと、誰の言葉だったろうと思った]
[喉元に手を遣り、手近なカプセルにもたれる。
顔を片手で覆い、粉塵を吸い込まないようにして、呼吸を深くしようとするが。
それからカプセル探しを再開する。ナンバーとランプの色を頼りに。]
……──これは?
嗚呼、中身がケースになっている、はずだな。
だが、鍵が無い。
[時間を掛けて寝台を探ると、衣装室にはなかった礼服のタイを止めるサファイアブルーの飾りピンが出て来た。記憶が浮上する。鍵の行方は思い出せない。もう失われてしまったのかもしれない。]
後でユリアンに相談してみるか。
─ 厨房を出た後の出来事(医務室→冷凍装置安置所)・了 ─
[大広間へ戻る。]
[優しく伝えて呉れる、せんせいの声。
まるで何時かの。
そう。安置所でのリルケの時の様だと思った。
微笑には僅かに嘆きが交じり、直に嘆きだけ消えた。]
そう…。
ならきっと、……私は後悔なんて、しない。
[微笑はその言葉を境に、優しい色を帯びる]
私は、これ以上見たく無い。
楽しい景色も、嬉しい音も。
優しい、温もりも。
[そっ、と首に触れる右手に力を込める。
相手が少し息苦しさを感じる程度まで。]
せんせいが、……みんなが、造る全てが。
……怖いから。
それなら、許して呉れる相手なんて、要らない。
[優しく、哂い続ける]
[自分の喉に食い込む指]
―― それで。
[やさしい声音を悲しく思う]
私を石にして、もしかしたら皆を石にして。
石だけの世界で、あなたは、ないをしますか?
[問いかける声は、彼女の指にかすれたものとなった]
/*
眠くて何かいてるか分かりません。
そして、吊られフラグを作っている気しかしません。
まって、まって、まだ今日は吊られるわけには!
せっかく脳みそ破壊がいいところまで来てるのに!
[ブリジットの返答がどのようなものでも、
何時もと変わらぬ様子で笑って先を促すだろう。]
[ケホ…時折零れる咳。
その度に内には変化が表れ始めていて]
[―――…きしり。]
[咳をする度に軋む音、少しずつ…*増えている。*]
─ 階段へ ─
[冷凍装置の安置所を出る寸前で天井から蛇が落ちて来た。一匹目に遭遇した時、毒牙があるか否かを気にかけなかった事をダーヴィッドの困り顔やエーリッヒの医師らしい表情と共に思い出し。腰のサーベルを使う事無く、開いた赤ランプが点るカプセルの蓋を押して、中に蛇を閉じこめる事でやり過ごした。
医務室にはすでに人影が無い。
わずかに反響する人の声が聞こえる方角を確認すると、それは階段。
冷凍装置の安置所で感じた呼吸のし難さは、勘違いでは無いなと内心呟きながら、階段に足をかける。]
[振り払われない、手
力を、篭めているのに
なのに、未だ問いかけようとする、声]
……何を
[謂われて、思う。
……何、を?]
何も、しない。
……何も、無いから。
何も、出来ないから。
[聴くのすら、答えるのすら、辛くなってくる。
このひとの。
せんせいの言葉が逐一、こつこつと心底を叩くから。]
[シャッター音は続く。アーベルについて歩きながら、髪を揺らす風に杖を持つ手で髪の毛を押さえる]
風、強いね。
みんな、この風に気づくかな……。
[ダーヴィッドはどこにいるのだろうと声を探す。気配は近くにあっただろうか。
空を見上げるように上を向くと、瞼が開く。光を映さないまま、翡翠に涙が*滲んだ*]
[ひゅうと、喉が高い音を立てて息を通す]
それは、かなし、い、です。
[震える唇を、軽く湿す]
あなたが、どんな罪をおかしても
私は あなたに その償いに耐えるだけ強く、幸せに、なってほしいと
[えほえほと咳き込んで、もともと痛む頭がさらに重くなる。
それでも抵抗らしい抵抗はしない。ただ、最後まで言葉を紡ぎたい]
何が、そんなに怖い、です……か
あなたが
おそれて
みらいではな
あなた じし
だっ
/*
で、ここからどうすると?
[よく分かりません。
ここで死ぬのは流石にないんですが、ちょっと夜中のテンションがおかしいですね。おかしいですよ]
これ、私が押し勝てばカルメンが赤のモチベに困り、私が押し負ければ私がここで死ぬという、どっちに転んでもお互い困る展開な気がしてしょうがないんだが、どうなのか。
政治家 ヘルムートは、学生 リディ を投票先に選びました。
[悲しい――
告げる唇を見る微笑は翳る
それでも振り払う様に暗く哂う]
……!!
[それでも続く声に、笑みは消えた
怒りとも嘆きとも恐れともつかない色
けれど、一番近いのは矢張り、恐れ。]
もう、 やめて、よ…
それいじょう、喋らないでよ!!
[掠れ声を荒げる
言葉の後に咽ると、唾液が唇から少し垂れたが
左手を伸ばし右手と共に、せんせいの首を、きつく。]
[せんせいの首から伝わる、鼓動。
温もり。
何かが溶けるような、感覚。
それが一層、拍車をかける。]
……ぅぅ
[ぎゅうと首を絞める。
きっとせんせいのバンドの数値が上昇するか。
もしくは、カルメンと名を呼ばれるか、するのなら、
は、と気付き手を離すだろうか。]
[どんどん苦しくなって、どんどん酸素が足りなくなって]
[でも、実は信じてる。
彼女はきっと本気じゃないと、思いとどまると信じてる]
[だって、本気なら。
今しめあげてる喉輪のすぐ下にある首輪を引っ剥がせばいい。
今こめている力の1/3もしないで殺されるだろう。
そもそも、はじめはソレを外せと挑発したのだから]
………ぅ ぐ
[別に、死んだっていいのだ。
自分はもっとはるか昔に死ぬべきだったのだから。
だけど、今は駄目だと思う。
自分が死ぬことで、確実にこの人は苦しむだろうから]
[手を離し、後方へ身体が逃げる
その勢いでお尻から床へ座り込んだ。]
……
[髪がさらり
表情を覆い隠す様に垂れ下がり]
失うのが、
治らない、のが、
怖い、の……
増えたぶんだけ、怖くなる、だから
だから……
[それ以上は言葉にならず、ただ、*俯くだけ*]
/*
やー。
福祉に関心がある教員RPをする以上、来談者中心療法的なアプローチをするべきだったんだけどね。
「辛かったでしょう」
までは上手くいったんだけどね。
それだとRPしてて面白くも何ともなかったんだもん。
いや。ここでちょっとでも殺害をためらわせるフラグを立てた相手が、その後ひたすらに殺されることを望んだりしたら楽しいかなって思ったんだよ。
成功してるのか派手に失敗してるのか分からないけど。
ちびっ子なのに中々如何してやりおりますね。
じゃ、おねがいしますです。
[>>571のリディの言葉には自身が見て取れる。
その自信を信じて案内することに決めた]
じゃ、こっちです。
ついてきてください。
[蛇とゲルダの見た化け物。
どちらが現れても対処できるように集中した。
リディ、イレーネ、ライヒアルト、ゲルダが歩き出せばその周りを守るように追っていく**]
[目の前が音を立てて回り始めたとき、いきなり手が離れた]
ぇほっ えほっ
[反動で、突き飛ばされたみたいに倒れこむ。
両手を床について、何度も何度も咳き込んだ。
頭が痛い。気持ちが悪い。ついた腕ががくりとつぶれた。
倒れているのに、眩暈が酷くてこのまま床に埋まってしまいそうだ]
[きーんと、耳鳴りがひどい]
[ああ、彼女が何かを言っている。
あと少し。あと少しだけフォローしたいのに]
だ じょぉ ぶ
なお なお ななななお る
[言葉が分からない。
せめて励まそうと彼女に向かって腕を伸ばした所で]
[掠れていた、声
きっと他者から聞けば、
本人が叫んだ、と思った程に大きな声は
出ては居なかっただろう。
意識の無い身体に手が触れて、
顔は深く、床に付きそうなほど沈みこんで]
!!
!!!!
[省みず、叫びつづけ。
そのうち、追う様に意識を薄暮に*落とすか*]
清掃員 ゲルダは、教員 オトフリート を投票先に選びました。
●業務連絡●
「病気の回復は一日につき一回までとする。」というルール適応により、カルメンさんの2回目の回復は通常だと不可なのですが、48時間で飴が二つになることを村立が失念しておりました。
また回復をするのが一回なのか受けるのが一回なのかも上記文からは読み取れないため、今回のオトフリートへの回復は許可します。
が、今後はみなさん、回復はするのも受けるのも一回でお願いします。
また事後言おうと思っていましたが、全体的に回復イベントも考えておりました。その点、心配してくださったみなさん、ありがとうございました。
―屋上前から屋上へ―
>>490>>501
ああ、わかっている。
[闇の中、茨を割く音の元へ、追いつく。]
アーベル……
[多くは語らず……加勢をはじめる。鉄の扉からは錆のにおいもする。
…それが開くのはとても長い時間にも感じたけど、
吹き込んでくる風はそれまでのものとは違う、生きた、空気……。]
―――外か?
[それに応えるのは>>512少女の高い声]
>>516
[アーベルは少女の手を取るのが見えて、自分はそのまま外に出た。
>>530 これはどれくらい先の夕焼け、いや、朝焼けなのか…。
茜の空、黄昏に染まる風景がそこにはあった…。
思わず、こみ上げるものがあったかもしれない。]
─ 階段 ─
[足を踏み出し、見上げた階段。
駆け抜けて行くブリジットを追い掛けようとして、ノーラが膝を付くのが視界に入る。鮮やかに映る血のように紅いワンピースの色。黒髪がさらりと流れ、翳りを帯びた線の細い彼女が、エーリッヒにブリジットの事を頼む様子が見て取れた。ブリジットが編まれた髪を揺らして立ち止まる。]
[星はその命が尽きるまで輝きを消す事はない]
[いみが ないなんてことはない]
[かえる] [行こう]
[…なら、決まりだ。全員で…ここを出よう]
[サファイアブルーの両眼を瞬かせることもなく、交わされ、まじわる言の葉を聴く。心を通わせるように触れ合おうとするブリジットの手とその先にある指先を見守る。
──それから階段をのぼり、彼等に合流した。]
[無意識に口端に浮かぶのは微笑。]
アーベルや、ユリアン。
ライヒアルト達も、すでに三階に向かったみたいだ。
昨日見付けた6の部屋の隠し階段か、真正面の階段を上がったか。
[正面の階段を見詰めたままエーリッヒに、]
二階は──誰かが、防腐剤を撒いてくれた後のようだね。
これが、防腐剤の匂いで合っているなら。
そう言えば、蛇は一階の茨のある天井からも落ちて来た。
きちんの見なかったが、茨に複数の蛇が巻き付いていたように思う。
冷凍装置の部屋で、誰も蛇に食われなかったなら、
あれは、肉食の蛇じゃなかったのかも。
[茨を避けて、壁をトンと*叩いた*。]
―― 2F・4の部屋 ――
[ぴくり][震える瞼]
[覚醒する意識]
…
[手は未だせんせいの身体に触れたまま]
[雨乞いするかの様な姿勢でつっぷしていた]
[せんせい]
[呼ぼうとするも叫んだせいか声は出なくて]
[僅かな苦笑]
[なんとかせんせいの体勢を]
[うつ伏せから仰向けにする位には出来た]
[ごろりと転がった身体]
[薄暮に落ちるせんせいはとても辛そうに見えた]
[夢は 見ているのだろうか]
[顔をじっと見て]
[ふらりと立ち上がった]
―― 4の部屋→衣裳部屋 ――
[衣裳部屋の扉を少しだけあけて]
[中に身体を滑り込ませる]
[ごめんね]
[中にいた女の子には視線と苦笑で合図]
[伝わったかどうかはわからないけれど]
[中から毛布を2枚とりだして]
[すぐに部屋を出る]
―― 衣裳部屋→4の部屋 ――
―― 4の部屋 ――
[後ろ手に衣装部屋の扉を閉める]
[せんせいに近づいて膝をつく]
[せんせ]
[唇が象った、聴こえない呼び声]
[毛布を一枚、浅く折って頭の下に滑り込ませる]
[もう一枚をふわり 身体にかけた]
[さらり][さらり]
[先生(パーパ)がしてくれた事を思い出しながら]
[柔らかな髪に指を絡ませるように、そっと撫ぜる]
[せんせ]
[唇は呼ぶけれど音にはならず暫し撫ぜ続け]
[それも束の間]
[迷いを残すようにゆっくり手を離し]
[撫ぜた手を見る二つの蒼]
[せんせいの数値を見て]
[ゆっくり立ち上がる]
[ゆっくり蒼を伏せ]
[背後の扉へと振り向いた]
[蒼をそっと開き]
[扉へ近づいて開くと]
[4の部屋の扉と廊下の間、立ち止まり]
―― 4の部屋 ――
[呼吸が荒い。ぐるぐると酸素が体の中を駆け巡る。
誰かに、呼ばれた気がした。
手の中がじんわり暖かくなって、その熱がゆっくり体内に浸透していく]
[徐々に、荒れ狂う頭の痛みが引いていく気がした]
―三階、研究室―
[人が来るのを待つ間、無意識にキーボードで文字を打ち込んでいた。]
あ、え。
[エンターキーを押してしまい、画面に《error》の表示と、警告音が。]
そりゃ、そうだよね。あってるはず、ない。
[苦笑しながら操作する。パスワード入力画面に戻った頃に、休憩室から移動して来た人たちが来た。]
あ、あたしダメだった。後お願い。
[椅子から下り、メイスを持ってユリアンに向ける振りをしながら、部屋の隅へ。視線は床に落としている。]
―2F廊下→部屋6―
[そのまま重い足取りで奥の部屋まで辿り着いたのなら、隠された扉の奥。風の流れを感じる先へと行こうとするだろう。
ブリジット、ハインリヒ、ヘルムート、エーリッヒ、階段で会った人たちがそこにはいたかもしれない。正面の階段の方へ向かった者もいたかもしれない。]
―― ン
[鼻にかかったような息が漏れて、ゆっくりと意識が浮上した。
ぼんやりとした天井。瞬きしてゆっくりと鮮明になる。
身を起こそうとして、かかっていた毛布がぱさりと落ちた。
肩肘ついてその意味をしばらく考えて]
[ぽふり、と再び頭が毛布に落ちた]
[部屋の中に、カルメンの気配はない]
………なんて事、、、
[声が、かすれた。喉の筋肉が痛む。自分で触れると、軽くあざになっているのか指の動きとともに痛みが推移した]
[自分が、何故あんなことを言ったのか分からない。
もっと、彼女の話を聞かなければいけなかったのに。
いつもならそうしていたし、出来る自信があったから追ってきたのに]
[頭痛が治まった後の思考は、ゆっくりクリアに流れて。
先刻の思考の途切れ途切れの思考の流れを、追えない。
自分を殺せと唆した瞬間は、
確かに彼女に殺されるのが酷く甘美な誘惑に思えたのだ。
今思うと、たちの悪い挑発でしかないのに]
―― なあ、ふぇひな、さん
ああた、一体なにがしたいのですか
/*
ト書きの日本語が酷いのは、仕様ですか。
はい、仕様です。
主語遊びをした後、消さないまま投下するから二重主語になるのだとあれほど。
/*
空気読めなくてごめんなごめんな。
このままだと動いてくれてるカルメンorオトフ処刑に
なりそうな気もするし、それも情緒不安定が理由とかで
クスリに繋がらないまま片付いちまいそうな気もしちまってな…!
今後互いに疑っていく切欠にあまり広げていけない気がしたん だ…すみませ。
何よりこのままだと俺が自然死処刑を選択しそうだtt
あ〜……、これは防腐剤、その手がありましたね。
一階にも、蛇が……。
例え、肉食でなくとも、
起き抜けに出なくて良かったと思うべきでしょうか。
[ちらりと赤いドレスの女性を見やる。
彼女だけに限らず、先ほどのパニックを思い起こせば、
不幸中の幸いだったと。]
― 回想/了 ―
[ゲルダとユリアンに先導されて、私は研究室へやってくる。
そこに居たのは、まあ予想していた人なわけで。]
メイスの人ってやっぱあんたか。
暴れるとかそんな短気な行動に出るようには思えないんだけどねぇ。
[そう言って、ユリアンに首を向ける。何気にチクりであるが気にした様子はなし。]
……んで、パソコンてそれのことか?
[そう言って、パソコンの画面を覗き込む。]
なるほど、パスワードがかかってるってわけ、ね。
ちょっと、貸してみな。
― 現在軸/6の部屋 ―
[そして向かう先は、6の部屋。
風が微かに、上から流れてくる。
この先にベアトリーチェも居ると。
そ先ほど医務室で星詠の人が云っていたことを思い出す。
そこで、ふっと疑問が浮かぶ。]
ノーラさん、なぜ、ベアトリーチェさんがこの先にと?
先ほどの話の、深く人を視るってことと関係あるのかな。
[よもや自分が視られたかもしれないことには気がつかぬまま。
ランプに火を燈し、蛇の件もあればこそ。
自分が先に登ろうとしながら、尋ねた。]
/*
と、とりあえず、自分が世間から隔絶されているのだけ把握。
みんなどこで何やってるんだ。
そして、別に疑いあいはいらないなあと思ったり。
吊って病死じゃなかったのか。
[だが、エンターキーを押して出てきたのは、ビープ音とエラーの文字。
ぎしりと背凭れにもたれ掛かると、]
あー、駄目だな。
やっぱ、即興で組んだプログラムじゃセキュリティ突破は苦しいか。
わりいな、私じゃちと手に負えそうにねぇや。
[そのまま後ろに上体反らして、部屋にいる面々に*告げた*。]
[繋いだ手は温かかった。それが安心を誘ってくれた。
その手が離れ口元へと行けば新緑は陰る。
ただ、蛇の話となり、緑の視線が向けばじとりと見返すだろう。]
―→部屋6―
…あの子との不思議な関係は私の力とは無関係。
けれど…繋がっているのは――確かのようね。
ベアトリーチェも…私と同じ感覚を持っていたから。
[ランプの橙の光を見、金の髪も染まるのを見上げて]
私が…ここで深く視たのは―――
[そのまま視線を固定する。「あなたよ」と。言うように]
暴れないよ、時と場合によっては。
[ユリアンを見てフッと微笑みながら言った。
響くerror音。]
リディもダメ、か。誰かハッキングとか、できる人いないかな。
[夕暮れ。冷たい空気。今から夜に向かうのだろうと、風の当たる頬に手を当てる]
ヘリ、ドアが開かないのね。
[ヘリを開けようとしたらしいダーヴィッドの声が聞こえた]
他には何もないの?
あの、廊下の突き当たりはどこに通じてたのかな。
ここに来る階段も結構長かったから、間にもうひとつ階があるのかも。
なら、そこから上がってくる扉は?
それとも、私たちが入ってきたところだけ?
[ここで歩き回るのは危険だと、アーベルの手は離さずに]
[不意に、階段の向こうに視えたのは、ノーラへと続く糸。先ほどよりも近い場所]
ノーラさんも、上がってくる、のかな。
なら、他の人も来るよね。
[途中で蛇が出ないといい、と思いながら、それでもまだ少し外の空気を感じていたくて、その場に*留まった*]
/*
おけ、把握した。
長かった。
ええと、
ハインリヒと、エーリッヒとブリジットとノーラとヘルムートが団子なんだな。そして、若干脳の石化はいろいろな人と被ってることだけ把握した。
まあ、きっとアルジャーノン系は私だけ、と思いたいが、進行状況が微妙なので、あれでそれ。
[共に隠し扉から上にとしている人々が、
医大生の青年が先に行く素振りに、何を思うかは知らない。
でも、先頭にというのは譲らない気で。
――それは、蛇のことがあればこそ。]
僕には、そういう力がないから分からないけれど。
人生に無駄なものは、何一つないなら……。
きっとその感覚にも意味があるんだと思うよ。
[一歩を踏み出そうとした時に、返る応えに微笑む。
燈したランプの火は、どこか星の瞬きに似て。
緑は、星を視るという新緑を見つめた。]
え、あ……僕を?
[そして、続く言葉に瞬く緑。
視線の意味を知って、少しの苦笑。]
じゃあ、やっぱり、
ノーラさんには隠し事できないのかな。
[それは困ったな……と、
本当にそう思ってるのか怪しい態で呟き]
……どうして僕を視たのか聴いてもいい?
[続いて、負の感情は滲まない、ただ穏やかな声音で尋ねた。]
―― 4の部屋 ⇒ 二階廊下 ――
[生きたいのか死にたいのか。治りたいのか、治りたくないのか。
自分で自分が分からない。分からない時間が、増えた]
……うごきま せんと。
体の調子は、わるかぁないんですから。
[ぱしんと両手で頬を叩いて、起き上がる。
左頬の痛みより、右頬の痛みが遅れてくることに顔をしかめた。
毛布を片付けると、扉を開ける]
………えと。ここ、どーこでしたっけ?
[自分がどう動いて、何を見たのか。少し、遠い。
物を整理しようと、目を閉じて深呼吸した。
左手奥から、喧騒が聞こえる]
―― 6の部屋 ――
[人の声に誘われるように、奥の部屋へと向かう。
そこには、幾人の人が残っていたろうか]
[首の痣を隠そうと、シャツの一番上のボタンをとめようと思うが、上手く止まらず襟口が広がるだけ。あきらめた]
……す、みませ
かるめ さん こっち来ませんでした か?
[舌のもつれに加えて、喉の痣による掠れの残る声。
上手く言葉が出せないもどかしさに眉をしかめながら、そう聞いた**]
[彼が先頭を譲らないのなら、その後ろを位置どって
糸を手繰り寄せるように上を目指す。]
…えぇ、私はこの繋がりを大切にしたいわ。
[無駄なものはない。消えた星も輝く星も、全て。]
[光が照らす中、静かに表情を緩めてエーリッヒを見た。
苦笑いが映れば、ふふ、と小さく息を吐いて]
元々…貴方は嘘が下手よ。
[そう言いながらも続く問い――答えは、ただ、そう]
貴方をもっと知りたいと…思ったの。
― 屋上へ続く階段 ―
[ノーラと会話を交わしながら、階段を昇る。
それは、丁度オトフリートがやってきた頃だろうか。
風向きの関係か、先頭に立っていたからか、
彼の声は自分には上手く届かなかった。
もし、届いていれば、彼の病状の進行に、密かに眉を寄せたか。
後ろに続く人が、呼び止めるなら引き返すだろう。]
嘘が下手……それって、医者として致命的ですよね。
[ノーラの評価に、再び苦笑が漏れる。
ある意味で、医者に向いていないというのは、自覚はあったけれど。]
あはは。貴女みたいな美人さんにそう云われると、嬉しいな。
知って、どう思いましたか?
[知りたいといわれて、返す言葉の調子は、あえて軽い。]
嗚呼
… ――いかないと
[階段の向こう、
眼を向けて謂う。
こえのいろは――――。
行くのなら
共に歩むだろう。
白いいばらの花が*咲いている*]
…致命的?
[そうかしらとそんな口調でエーリッヒへ言葉を返し
薄暗い階段の途中、ランプの光が夜空に輝く星に似ていた。]
医師は腕も大切よ。
そして患者を思いやる心も…
それは貴方には備わっている。
[軽い笑い、更に続く問い。逆に見られている気がした。
上からの風を受け揺れる髪を耳にかけて彼を見上げる新緑は]
…知って――
[一度、瞳を閉じて、瞼の中の闇から星空を浮かべながら]
――…少しだけ後悔と、安心をしたわ。
─三階・休憩室─
[子供扱いに対する少女たちの反応は、一切取り合わなかった。
ただ、天鵞絨に一瞬、懐かしむようないろを過ぎらせただけ]
……パソコン、ね。
仕事上、色々と使ってはいたが。
その手は、そっちの方が得意だろ。
[ゲルダとユリアンからもたらされた話には、思案の素振りの後、リディをちらりと見たりしつつ。
ユリアンの、メイスの人が暴れる、という言葉には面白そうに笑んだとか。
ともあれ、案内されるまま、研究室へと足を向ける]
─三階・研究室─
[やって来た研究室では、まずはリディに任せ]
……失敗。か。
[響くビープ音とエラー表示に、微かに眉を寄せる]
……この手は、専門外なんだが……な。
パスワード、ね。
[小さく呟くと場所を空けてもらい。
しばし、目を閉じて思案する]
……駄目、か。
そう、単純なものでもなかったか。
[零れるのは、ため息一つ。
ともあれ、自分も場所を空けて]
……どうにか、情報を引き出したいところなんだがな……。
[小さく呟き、近くの壁にもたれかかる。
少しでも負担を減らそう、という無意識の働きか、ごく自然に*目は閉じて*]
― 屋上へ続く階段 ―
オトフリートさん、大丈夫ですか?
[ノーラの言葉で、オトフリートの存在に気がつく。
少し心配そうに眉を潜めた。
休んだほうがいいと、同意を乗せ。
向かう先にカルメンが居るなら、伝えるからと。]
腕は、実際の所は海の者とも山の者ともつきませんよ。
まだ、学生ですから。
[頭も努力でどうにかなる範囲にしか届かない。
再び前を向いて、歩み始めながら、
卑屈までは届かない声音を響かせる。
でも、人を想う気持ちは否定しない。
――正規の医者でなくとも、
自分の存在が少しでもこの状況で役立つなら。
過去の柵など、どれほどのものか。]
あまりに平凡で、後悔と安心かな?
でも、安心を上げることが出来たなら、良かった。
[カルメン――その名の人が、云いながら思い浮かぶ。
この状況故の、あれは狂気だったのか。
オトフリートの出現で思い起こされる場面――ナイフの。
どんなに心の底を攫っても、
自分の中に、あのような狂気は今ないから。
それを彼女が視たなら、それはそれで良かったと想う。]
/*
ノーラが占い師?あれ、じゃブリジッタは何者?狂人?そこ?
ま、いーや。
えーっと、疑いあうファクターがいるのかな、そうか。
狼は「治りたくない人」ということでクスリのせいにしないつもりだったけど、クスリのせいにしてもいーかな?そしたら個人的にやりやすいです。よーし。
―屋上へ続く階段―
…卵は可能性を秘めたもの。
諦める事は…嫌いでしょう?
ただ、医師というものに
貴方の心が向いていないのなら
……話は違うのでしょうけれど。
[彼の家がどうだったか、知らない。
けれど仄かに見てしまったかもしれない。
深く視た彼の星は――白い輝き。
染まらぬ色であり、染まりやすい色。
清き光の煌きを確かに感じられた。]
…深く視ようと思いそれが現実となった事を後悔したわ。
思いがけない力に、これでも驚いたのよ。
[安心できて良かった、そういう言葉に心が動かされる。
気付いている。病のせいか人に触れる事を避けていたのに
彼と少女だけは、と思っている偏ったこころ。
声色は優しく静かに響きブリジット達にも聞こえているのかもしれない。]
…――星が
[階段を上る足取りは遅いけれど、見上げる先に薄暗くなり始める空が見えるだろう。]
― 屋上 ―
そうだね。諦めることはしたくないから。
[今は自分の意思で、医者であろうとしている。]
きっとその力も意味があることなんだろうなぁ。
けど、だからこそ、辛くなったら、云ってください。
[最初あまり表情の動かない女性だと思った。
先ほどの、医務室での会話を思い出す。
自分は彼女のような能力はないけれど
――彼女の強い能力は、彼女が人に頼る隙を、
感情を表す為にも必要なものかもしれないと。
ふと、そんな風に思う。]
[カツン――足が最後の階段を踏みしめる。
開かれた扉。そこに広がるのは、薄闇。天上には星。
そして……]
おやま。本当にベアトリーチェさんが居ましたね。
[きっとそこにはアーベルの手を引く少女の姿があるのだろう。
そのことを不思議と思わずに、屋上へと足を進めるのだった**]
清掃員 ゲルダは、学生 リディ を投票先に選びました。
―→屋上―
私もよ。
[何度か交わした会話の中で、同じ思いを確かめるように静かな口調の中にしっかりと意思を表すように言う。
諦めない、それがいま、足を一歩でも前に動かす原動力。]
自分の星だけは見えないけれど…
[この力もまた意味があると信じたかった。
辛くなったら、と言われれば新緑は彼を見て少しだけ眉が下がった。言われなくても彼には既にそうしている気がしていたから。]
[屋上にはアーベルとダーヴィッド、そしてベアトリーチェ。
次に目に入ったのはやはり大きなヘリコプターなのだろう。]
●業務連絡●
ハインリヒさんのリクエストも考慮しつつ、手がかりを増やしてみます。
ただ、あんまりちゃっちゃとクリアしちゃうと、ネタ困っちゃうよう!なので……
今日はオープンはAだけか、AとCだけにしてもらえると嬉しい村たて
3Fにはアイテムを持つ4体の石像がいます。
A以外の石像は壊さないととれない感じになっています。(Aのみそのまま抜き取れます。)
A クスリに関するメモを持つ石像
B 謎のメモ(拾得時にランダム発生)
C 何かのキーカード(拾得時にランダム発生)
D 謎のメモ(拾得時にランダム発生)
となります。
―屋上―
これ、運くのかしら。
[仮に病が治ったとしてもその後、どうするかは不安ではあったけれどこれで帰るべき場所に皆が帰れるのなら、と思えば希望も見出せる。
背後にブリジットが居たのなら彼女の様子を伺うだろう。
風が少しだけ冷たさを帯びていて長い黒髪を揺らす。]
――…季節は
[薄闇になる空に見え始めるのは、ほし。
そこで明るい星を探せば――]
アルゲニブが煌く…空。
[見つけ、呟き――この季節の星かと気付けば一度瞑目した。]
秋ね。
/*
べるさんが色々と考えてくれているので
きゅんきゅんしつつありがとうと言っておく!
暗いキャラですが楽しんでます。
→以下、Aメモの内容はオープンにしておきます。
---------------------------------------
最終16体のうち、以下の5種の投与先には、スリープ波形に変化あり。
red:ピューリトゥーイ ×3
green:フォーリキュー ×1
blue:シャーマティート ×1
yellow:クレイムパーリィ ×1
orange:ガードシーカー ×1
続けて経過観察中。
とくにピューリトゥーイに関しては、成果が期待できるが、副作用として、情緒に変化、衝動的に攻撃性が高まる危険在り。
----------------------------------------
これで、16人のうち3人に危険な人物がいることがわかると思います。誰かが拾得するといいよ!です。
ということで、よろしくお願いします。
なお、MAPも更新しておきますね。
/*
あ、ゲルダのメモ、先にみればよかtt
うん、そういう感じでよかtt
というか、みんな好きに作ってくれていいんだよ!
基本、グッズ出して放るつもりだったから!
よし、今後はそうしよう。天声集中するとキャラが死ぬんだ。キャラで遊びたいんでみんなよろしく。
[メイスを立てかけてポケットの中のピンを握り、ライヒアルトの様子を見る。気づいてはいないようだと思った。
また目を*床へ*]
●ぎょうむれんらく●
えーっと、投下したのちですが、
ゲルダさんのいう感じでいいかと思っております。最初は誰も疑ったりするわけないじゃん、おおげさだなぁ。
で、襲撃発生であれ?みたいな感じかな…と。
あと、ナタリエさんが発生させたパソコンパスワードイベント>>494ももちろん有効です。↓
-----------------------
☆>>494、研究室のパソコンにて、イベント。パスワードを入力して下さい。パスワードが合えばなにが見れるかは村建てさんに丸投げ。パスワードを当てるには60で20以下くらいでいい、かな?かな?
-----------------------
村たて以外の方がイベント発生させても全然いいんですよ!とだけ。発生させた場合はメモ貼りしましょーね!
ということで、頑張ってください!
―屋上―
マルガブも何れ見えるかしら…。
…それに、――
[秋の星空には、アルゴル(メドゥーサの眼にあたる部分)が見られる。それが運命にも皮肉にも感じられた。
言葉はそのまま続けず沈黙で塗りつぶす。
そっと瞳を開いて開かれた屋上を見渡すが、カルメンの姿は見られなかった。オトフリートに知らせなければと、エーリッヒと目を合わせようとするだろう。
尋ねれば、ダーヴィッドがヘリの扉を開こうとして開かなかったとも聞けるだろうか。奥に何か倉庫らしき場所も見えたが、この事をもう一方の場所にいる人達へ伝えるべきとも思考を巡らせた。]
/*
その方向性で行くと、私ちょっとかなり赤いんですけどどうしよう。
ま、いっかー。役職COしてるしね。
伏線もばらまきはじめてるしね。
(ぎゅんたの寝台殴ってるし、舌打ちしてるし)
そのままでGO。
しかし、ピクシー来てわりとラッキーだったかもしれない。
/*
方向性了解。
ブリジットが守護COしてるからGJも多分出ないと思うし
吊りと襲撃先が被ることもなさそうな 気が する。多分。
どうしても気になったんでそこはごめんなごめんな。
―― 6の部屋 ――
[奥にある暗い階段から、ノーラとエーリッヒの声が降ってきた。
ブリジットや、ハインリヒや、ヘルムートがまだ部屋の中にいるなら会釈する。ただ、その返事を聞いてしまうと奥の階段に踏み込む気にはならなくて]
ん ン
きてない、ですか
[空咳をすることで声の調子を整えようとしながら、少し考える。
あまり改善されない声に、ほんのわずかな時間、瞳の奥に苛立ちの影がよぎった]
見てない、なら いーのです
あ、これは、その、らいじょぶ。だいじょおぶですから。
そんなに数字もすすんで けほ ないですし
[意識が戻ってから、喉以外は小康状態なのは事実だったから。
休んでいればというアドバイスをよそに、ひらりと部屋に残った人に手を振って出て行こうとする]
そうだ。もし、カルメンさんにあった ら。
会ったら………
[言いかけて、止まる。何を言えばいいんだろう。
注意を促す? 伝言を託す? 分からなくなって、首を振った]
いや、なんでもないです。私、あっちを探してきます。
―― 2階 廊下へ ――
/*
オトフリートが死亡フラグたててくれてると思って投票します。いや、でも、ろれつが段々回らなくなるとか芸細かくいいな。
うん、オトフリートの頑張りを見習って、頑張ってやなやつになりたいと思います。うん。
消防士 ダーヴィッドは、教員 オトフリート を投票先に選びました。
―回想・階段→6の部屋―
エルーラー…?
[>>597蛇を倒していた男、ノーラとエーリッヒが同じ名を呼ぶと
同じように繰り返す。先程医務室にも立ち寄っていた男。
ノーラが名乗った後に、男もツヴァイの名を名乗った。]
変わった匂いだと思ったら、これは防腐剤か。
肉食じゃないにしてもお前さんに襲い掛かったんだ。
蛇撃退に効果があるんなら有難いね…
撒いた奴に礼言わなきゃな。
それにしても…こうも蛇の塒になっちまうとは。
[茨に巻きついていたと言われると思わず壁を凝視する。
蔦と蛇をうっかり見間違えたら危ないな…。
そんなことをぼんやり考えながらヘルムートを見て]
―――…手入れの行き届いた武器と、火力…
…いい気分…ではないね。そう考えると。
[はっきりと、悪い予感がする。とは今は言わなかった。
まるで障害物かのように扉の前に置かれたり、
鍵を握らされていた石像達。
悪い方には考えたくないが…
無意識にブリジットを握る手に、僅かに力が篭った。]
…特効薬が手に入って…、
その気分が払拭できればいいんだがね。
[その言葉は期待を寄せる声音…には、できなかった。]
[カルメンを探すと出て行く姿には少し、不安が残る。
落ち着いた彼女が気に病んでいないかが…?
それとも―――…。]
―――がありゃ、よかったんだがな…。
[小さく呟きオトフリートを見送ると、
エーリッヒ達を追って扉の向こうへと向かう。
エーリッヒとノーラの話を時折拾いながら、
徐々に近付いてくる外界に繋がる風――]
[エーリッヒやノーラ達を見る…
彼らはその風に、期待を寄せているのだろうか。
男は―――…]
…外…だな。
[眠る前は当たり前に見ていたものなのに、
何故かひどく懐かしく感じられる空…
薄闇を見上げるよりも先に飛び込んだのはヘリコプターの姿。
呟く声は感嘆でも感慨によるものでもなかった。
ブリジットを握る手に…また僅かに*力が篭る*。]
―屋上・ヘリの傍―
>>646
[ヘリの前でこの事態について考えていると、
自分らも出てきた扉から第二陣ともいえる面々が出てくる。
ノーラがヘリのことを訊ねれば、開かないと答える。]
ただ、……このヘリは、放置されていたものではないようなんだ。
そんなに異端でいない…。
[そう、このヘリがこの茨の城と同じくらい年月、ここに放置されているのだとすれば、
もっと、くたびれているんではないだろうか?
意図的なものを感じざる得ない。]
>>655
[そして、ハインリヒの姿を見かければ、手をあげて呼び寄せようとする。]
ツヴァイ……どう思う?
[素直に意見を求めるのは、やはり同年代であることと、研究職であるというところから。]
[ハインリヒと話をした後、屋上を改めて見て回る。
自分らが来たのは隠し通路だ。
普通に考えれば、普通の順路があるだろう。
それを見つけるのは容易かった。
普通にある昇降口。ただし、そこも、閉まっている。]
元来たところを戻るしかないのか……。
[長い階段だった。
上りはきついが、本当に足やひざに負担がかかるのは下りだ。]
……………。
[ちらりとノーラを見遣る。彼女の足で下りは辛いかもしれない。]
………できれば、ここを開けたいな。
[そうつぶやくと、今度は倉庫のほうへ。]
―三階/研究室―
[痺れる手を引いてくれたリディの手>>571は、気のせいでなければ少し冷たいように感じた。
不安そうな瑠璃をリディに向けながら案内された部屋へと移動した]
ええと、うん。
そんなことはしないよね。
[リディ>>617への同意が歯切れ悪くなったのは、蛇が出てきた時のことを思い出したから。
メイスをユリアンに向けるふりをされたり>>610もしたので、暴れるのではなくても予想の出来ないことはしそうかもと思ってしまった]
あ、そこに何か。
[ゲルダと一緒に後ろからパソコンを操作する人達を見ていたが、その机の脇に何かが挟まっているのを見つけた。
気になって近寄り引き出してみると、薄いプラスチックファイルだった。中には便箋みたいな紙が一枚]
『実験体λ1、λ2の行動同調率は95%を測定。
鳥類哺乳類間でも成功が出たことで人間への応用を申請中。
お前には笑われるかもしれないが、こっちの言葉を理解しているように感じる時もあるんだ。知性?を感じる鷲や豹の目なんてものは実際に見ると気味が悪いよ。
ただ細胞変化の促進と抑制の機序も判明すればまた別の方向か』
[ファイルは水か何かで濡れたらしく張り付いていた。
中に入っていた手紙らしきものも一部以外は文字が滲んで読めなくなっている]
これも研究資料なのかしら。
あまり関係なさそうだけど。
[誰か見るだろうかと、ファイルを両手で持った]
/*
こ、こんなのにしてしまいました。
どうしてもキメラが上手く表現できなくて…。
折角キメラっぽい表現されてたのに、ゲルダさんごめんね。
村立て様も、やりにくくしてたらごめんなさいっ!
/*
とりあえず、ピューリトゥーイの動物への投与の結果でいいかな。
いまのところ、
ピューリトゥーイはメデューサ菌を育成するクスリとして考え中。
完全石化したのち、別の生物体(キメラ)が生まれるというメデューサの例が千体に一の割合で起こったことから、それによる完全な人間キメラ、つまり知的キメラを誕生させるプロジェクト。
ちなみにメデューサはその個体の精神的な面も栄養とし、生まれた個体はその思考体に多大な影響を受ける。
とかなんとかなんちゃってw
もちろん、せっかくなんで漫画リスペクトもしとこうと。
―三階/研究室―
[スラスラと出てくるのは音楽用語ばかりで。
こういう場所でのパスワードにはなりそうもなく]
ダメ、私も思いつかない。
電源押しても使えないって不便ですね。
[少しグチっぽくなった]
─三階・研究室─
…………。
[壁に寄りかかって目を閉じたまま、ぼんやりと思考をめぐらせる。
意識が向くのは、消えた研究資料。
あの中には、確かに繁殖に関する分析項目もあったけれど、と]
……前提次第……なんだよな。
[やがて、紡がれるのは小さな呟き]
[error音が聞こえた。足元に落ちた血溜まりの記憶。ハッと目を覚まして足元を見たけどなにもなくてほっと息を吐いた。]
夢、か。
[グチっぽい声>>665。
うっすらと目を開く]
……他に、思いつきそうなのがいるのを期待するしかないだろ。
[焦点はすぐには合わないから、視線は床に落としたまま、小さく呟いた]
……ありがとうございます
[気遣ってくれているらしい、老人の最期の時に聞いた声の男にアドバイスをもらうと、ぺこりと頭を下げた。そうして、彼を見送って]
……みじゅが出るの、どこでしたっけ。
[廊下で、ふと首をかしげた]
―― 2F 武器庫 ――
[2Fの部屋を、一つ一つ見て回る。
石像を見つけると、黙祷をささげ、扉を開けるごとにカルメンの名前を呼んで。声を出しているうちに、舌のまわりも、掠れも大分よくなるけれど、喉の痛みはひきつれるよう]
カルメンさん?
[それでも丁寧に名前を繰り返す。
ただ、本当に自分が彼女を探しているのかなんて分からなかった。彼女の姿を見ればきっとほっとするけれど、彼女にどうしてほしいのか、自分がどうしたいのか分からなかったから]
[そうして最後に扉を開けて目に入るのは、砕けた石像。
壁一面に並べられた、刃物]
―倉庫―
[倉庫の中は、…本当に廃墟だった。というかめぼしいものは何もなさげにしか見えなかった。
つみ上がっているコンテナも、覗けるものは覗いてみるが、何も入っていないに等しかったし、まさにそこは錆と埃と石ころばかり。
どうも、今は何も収穫はないようだ。]
─三階・研究室─
[イレーネが呼びかけるのに、つられるようにナターリエへと天鵞絨を向ける]
……無理、するなよ。
[向けるのは、短い言葉]
その辺りなら、何か閃けるかも知れんな。
[上げられた名前には、同意して。
瑠璃の向いたファイルに怪訝そうに瞬いた]
……なんだ、それ?
―― 武器庫 ⇒ 休憩室 ――
カルメンさんの、ないhうもここからでしょうか
[結局、何ひとつ武器は取らなかった。
鈍い金属に移る自分の髪色はゆらゆらとして、気分が悪い]
………こんな、ものがあるから
[思い出すのは、カルメンの葛藤。恐怖。
そして、先ほど、すれ違いざまに何かを言いたげだったブリジットの姿]
[首を振ると、そのまま3階への階段をのぼった]
…わたしも、ぜんぜんわかんない。
[途方にくれた顔でパソコンを覗きこむ。
機械とかはお手上げだった。]
大事な事とか…入ってるのかな?
[それはダーヴィッドが
ヘリコプターに対して抱いた感想と同じだろう。
いばらに絡めとられるわけでもなく
鎮座しているヘリコプター。
作為あろう。
意図もあろう。
されど今はまだ眠るだけ。]
……かえるの
[――皆でここを出よう。
そう謂った言葉と、
心奥底に刻んだ命ずる声に押されるような独り言。]
―― 休憩室 ――
カルメ さん? います、か
[声は、新たな空間ににじみ落ちる。
けれど、そこにはやっぱり気配がなくて。
ふと目に入るのは大きなピアノ。
目を、見開いた]
あ、さっきの。聞き間違いじゃあなかったンですね。
[いそいそと、その前の椅子に腰掛ける。
いつもの癖で、胸ポケットからさっきようやく見つけた眼鏡を取り出した。
―― ああ、そうだ。壊れて使えないんだった]
…………
[首を左右に振って、そっと蓋をあけて。
ぽーん、と、確かめるように、遊ぶようにキーを押した]
[ライヒアルトがこちらを見れば、天鵞絨に目を合わせて微笑む。]
ありがとう。
[あなたも、と目で訴えた。
その後、視線を外してイレーネのファイルを見て首を傾げた。ゲルダの声にそちらを向く。]
これで食堂のメニュー表しか入ってなかったら、すごいショックね。
─三階・研究室─
[聞こえた、『傍にいる』という言葉>>675。
笑みめいたものが掠めたのは刹那]
……大事な事が入ってるからこその、パスワードロックだろうな。
だからこそ、何とか開きたいところなんだが。
[パソコンを覗き込むゲルダ>>679にはため息混じりに同意して]
それも、ありかもな。
……ん。何かの、資料ファイルか、それ?
[イレーネの差し出すそれ>>681。視界の霞みも大分晴れていたので受け取って開いてみた]
/*
全力で誘いうけしてみる。
でも、ここも
ゲルダ、イレーネ、ライヒアルト、ナターリエ、リディか。
多角は苦手なんだ、よー。
ブリジットは、せっかく拾ってくれたのにまた拾えなくてごめんなさい。もう、もう、もう! どうにか、多角スキルを上げたい。毎回言い続けて、結局どちらかというと多角スキルが落ちてる気がしてしょうがない。
―――鍵が必要なのかしら ね
[風に眼を細めた。
ワンピースの裾がはためく。]
……倉庫にも
なにも ありませんの
[ダーヴィッドに訊ねた。
話しながら、
落ち着きを取り戻そうとしているのか。
少しずつたどたどしさが薄らいでいく。]
なら
もうひとつの、階段の方……かしら
─三階・研究室─
[目の訴え>>683には、小さく頷く事で返し。
受け取ったファイルの中身に向き合う]
……行動同調……知性のある、鷲に、豹?
おいおい……なんの研究してんだよ、一体。
[書かれていた内容に上がるのは、呆れたような、声]
>>686
乗り物なんだから、キーがいるだろう。
倉庫は……。今ざっと見たが、めぼしいものはないな…。
[ブリジットに訊ねられて、そちらを向いた。
結った髪もさすがに風に煽られて乱れている。
そのせいか、それまでと違う印象を感じた。]
疲れてる?君も無理をしないように……。
[その隣のハインリヒも続けて眺めて言った。]
………いつも、怒られたんです、よ。
せんせー、へたっぴ、って
[少し、センチメントな気分がした。
適当に、無作為に、響く弦の音]
…………?
[音の中に、ノイズが混じる。
手を止め、息をこらした。
どこか、生臭い気配がして――]
[背中に冷や汗がすっと伝う。嫌な、予感がした]
[じりじりと息を止めるように、ひきつった表情で振り返る]
【RP】
[その歩みは音をたてずに移動する習性をもったもの…。
物陰から、すっと、また物陰に移る。
鋭い眼光を残して……。]
………ぐるるるる…………
[ふとそこに蛇が落ちる。
と同時に舞い上がる砂塵。
蛇の身体に尖ったものが刺さり、
それから、蛇が瞬時に潰れた。
いや潰れたというより、中身を抜かれたように……。]
[イレーネには頷いて、ライヒアルトが頷いてくれればにっこり笑って。でも、ライヒアルトがファイルを読み上げればさっきの事を思い出した。]
あ、蛇が食べられてて、四足の獣見たとか鷲の羽があったとか、ゲルダが言ってた。よね。
[ゲルダを見て言う。]
― 屋上 ―
[屋上には風が強く吹く。
金の髪を揺らしながら、薄闇の下、眉を寄せた。
ヘリコプターを見る緑は、少し険しい。
それは、その場に居た各人が思うのと同じく。
大概は、ダーヴィッドが説明するのと等しい違和感。
――目覚めた後より、違和感は少なからずあった。
もし、ゼルギウスの言葉をまま信じていたなら、
『自分が死んだ後』のことまでは考えない。
『諦めたくない』とここまでは思わない。
各所、各所に引っかかるものを、言語化出来ないでいる。]
カルメンさんは、居られませんでしたね。
[しかし、浮かべた険しい表情は、
見あわされる新緑に穏やかなものに変わった。
けれど、すぐに降りるのはどうだろうか。
ダーヴィッドがノーラを見やる理由を悟る。
どうするのが、良いのか――。
思考を巡らせてる最中、同じく巡らせた視界に、
ハインリヒとブリジットが手を取り合っているのが見えた。
我知らず、密やかに唇の端に、柔い笑みが浮かぶ。]
……どちらにしろ、こちらから開けられないようなら、
一度戻ってもう一つの階段から上がるべきでしょうね。
多分、建物のつくり的に、あちらの階段は3階を隔てて、
そこに繋がっているのでしょうし……。
[ダーヴィッドの報告に、嘆息し。視線を星詠の人に移す。
「大丈夫ですか?」降りることになった時の負担を、
視線で問うた。]
[一見、何も変わらないように見える空間。
でも、かすかなうなり声と、荒い息が聞こえる]
[そっと、立ち上がる。
緊張に体がまるで凍りついたよう。
目の玉だけが、右に、左に動く]
(あ、そこだ――)
[正面の廊下に開かれた入り口(紫のゾーン)から、
何かがひらりと入ってきた、ように思う。
椅子や、棚や、机や。障害物が多くて分からない]
[ゆっくりと立ち上がり、
そのまま階段の方へとじりじり移動しようとして。
ふと、左前の椅子の上、ぼとりと蛇が、そして"何か"が落ちた]
う わ
[喉からは、かすれた低い声しか出ない。
その代わり、慌てて一歩下がったときに思い切り鍵盤に手を突いた]
[せっぱつまった、不協和音が鳴る]
["それ"は、まるで神話世界の怪物のような。
見たこともない、キメラ]
[大柄のそれは獲物を食らった直後の大音響に]
[ゆっくりと、顔を、上げた]
─三階・研究室─
[ナターリエがゲルダに問う言葉>>690に、天鵞絨は一つ、瞬く]
……妙に、合致しないか、それ。
[低く呟いて]
確かに、荒唐無稽だが、蛇やいばらの例もある。
用心に越した事は……。
[イレーネ>>692にこう返すのと、不協和音>>695が響くのは、どちらが先か]
[違和感……それは、きっと、ここにいる面々すべてが感じていることだろう。]
>>693
ああ、そうだな。
[それから、きっと集まってきたエーリッヒやノーラと話をするだろう。でもその途中に首を傾けて……]
ちょっといいかな。……ここの道。なぜ2階から直行なんだと思う?
………いや、思い過ごしならいいんだけど………少し、嫌な感じがするんだ。
その………ここへの道は、非常階段みたいな感じじゃないか。
[言いたい意味が伝わるだろうか。]
あ、一人で行っちゃ危ないよ、イレーネ。
[と声をかけ制止する。
その時、不協和音が響いた。嫌な予感しかしない。
壁に立てかけていたメイスを掴み、ライヒアルトに目配せして駆け出す。]
ゲルダ達は動かないで。
[声をかけておく。ゲルダ達がどう動くのも完全に止める事はできないだろうけど。]
【RP】
>>695>>696
バァーーーン!!
[不協和音に、それはゆっくりと顔をオトフリートのほうにあげる。
次の瞬間、鋭く光る目が、嘴が戦慄いて……]
ギャーーーーース!!!!
[それが咆哮をあげた。]
/*
あや、キメラになった。
明確には描写できなかったから、それでもいいかな。
今更に思いつきましたよ。いばらの毒で傷口からくっついたとか。そんな手段もあったんだなぁと(何
とりあえず、何がどうなるかわからないままに特攻してみたり。
いつも騒ぎの中に突っ込んで、且つ役立たずとか。傍迷惑ですね…。
―屋上―
…そうね。
[緩やかに眼を細める。]
一度、もう一方の階段に
向かったひとたちと
話してみないと――――
[そこでダーヴィッドの問いかけにか
言葉が切れて]
…… 大事ないわ
[今までとは少し言い方を変えてそう謂った。
いばらがざわめく。
乱すように風は吹き続ける。]
─三階・休憩室─
……なんだ!?
[不協和音に続いて響く、咆哮>>#18。
逡巡は、短い。
目配せして駆け出すナターリエ>>700の様子に息を吐くと]
……まったく、のんびりしてる間もないっ……。
[低く、吐き捨て、研究室から駆け出した]
[響く咆哮に足が竦んだけど。今は蛇を倒してくれた人達もいないから頑張らないと、と。]
頑張れ、あたし。
[自分を叱咤して、声が聞こえた休憩室の方へ。]
[豹と、鳥のあいの子みたいな、それ]
……………っ!!
["それ"はきっと光る目でこちらを見てるんだろう。
とっさに、その目をさがす。
目を逸らしたと、思われたらきっと負け。
でも、そんな余裕はもちろんなくて]
『ギャーーーーース!!!!』
[咆哮に、とっさに身を堅くした]
あ あ あ
[左手の入り口から逃げようと身を翻して、女性が駆けてくるのが見えた]
くる な ………!!
>>#18
[聞こえた……確かに、
人間ではない、そして、蛇でもない咆哮が……。]
つまり、三階は、あえて封じられていたという仮定だ。
[そして、足は元来た階段に向かう。]
/*
さて。戦力確認。
イレーネ:四肢の動きが鈍い。女性。
ナターリエ:疲労が見える。女性。
ゲルダ:女性
リディ:女性でこども。動きは、鈍ってるの、かなあ?
ライヒアルト:体に自信はあるが、視力に異常あり。
オトフリート:徒手空拳。半側空間失認
………おおう。
一番がんばれそうなのが一番弱腰でごめんなさい。
【RP】
[キメラは、咆哮をあげたあと、そのままゆっくり身体を揺らしている。
動く気配があれば、そちらをギッと睨みつけて……。]
いた、イレーネ。
[廊下の壁に下がるイレーネを見つけて、庇うように前に立ち休憩室を覗いた。]
悪夢の象徴みたい。
[見たモノに首を振ってメイスを構えた。]
─三階・休憩室─
[先に駆け出した二人にやや遅れ、休憩室へと。
鞄は下ろして、廊下の隅に。
手には、中から出した山刀]
……やれ、やれ。
俺は一介の『園芸家』であって、神話の英雄でもなんでもないんだが。
[そこにあるものの姿に。
口をつくのは、こんな言葉]
……此方が隠し扉になっていたのも、違和感ですね。
[嫌な感じ――言語としてでなく感覚として共有する。
その時か、聞こえる何かの咆哮。]
けして愛玩動物とは言えない、声だな。
[自分はどうするべきか、再度考える。
先に動いたのはダーヴィッド。]
僕は、ノーラさんとベアトリーチェさんを護りながら行きます。
[視線を滑らせた結果。
皆が皆、向かって、すぐには動けない人だけを残すのは拙い。
――念の為にレイピアを抜き、手に収めた。]
[>>#19睨みつけられて睨み返した。でもどうすればいいか考えている。]
イレーネ、さっきの部屋へ逃げて。誰かを守ってる余裕、ない。
[ライヒアルトの声が聞こえてホっとしたけど。怪我をしたりして欲しくないと思っている。]
【RP】
[神話のようにと評されたその姿。
それは、きっとイレーネが見つけた書類に書かれたものであった。]
がるるるるるる………。
[そう、もしかすると、その書類に、その生物の弱点などもあるかもしれない。
もしくは、懐柔する方法……。]
[近づいてくる足音。そこから聞こえてきた声に、誰がいるのかを知る]
みんなも来たのね。
ヘリは、ドアが開かないみたい。
ありがとう、アーベルさん、もう大丈夫だよ。
[アーベルへと礼を言うと、握られていた手を離し、足はノーラの元へと駆けていく]
[首の数値が上がっていた事には気付かないまま
気付かれないように階段の方へ戻ろうとする。]
一体…
本当は何を研究していた研究所なのかしらね。
[聞いた話だが蛇は本来の蛇とは僅かに違うらしく
聞いただけで全身鳥肌が立つかとおもった。
そして聞こえた禍々しい声は――胸騒ぎしか覚えない。]
[人が、次々とやってくる足音がする。
まだ襲い掛かってはこないけれど、自分が思い切り刺激して、
そしてこちらを淡々と伺ってるらしい気配がある]
[イレーネを庇うように、くるりと"それ"に向き直った。
心臓が早鐘みたいに打って、パニックになりかける。
深呼吸した]
………にげ てください。
じっと しげきしなーで。
そーやって、少しずつ。
[遅れてやってきたライヒアルトやナターリエが武器を手にしているのを横目で見ると、目を丸くした。首を左右にふる]
[下手に戦うより、逃げたほうがいいと思っていたから]
上がってきたのは…ノーラさんとエーリッヒさんとツヴァイさんとブリジットさんだけ?
他の人は、別の階段を上ったの?
あちらは3階に通じてるのかな。
[ノーラの傍によったところで、聞こえてきた何かの鳴き声。聞いた事のない声だった]
今の、何?
[ノーラの腕に縋るように手をかけて。大丈夫、と声が聞こえると頷いた]
[自分の言葉を実行するために、
ノーラとベアトリーチェとの距離を詰めようと]
ノーラさん?
[その足取りに違和感。
はっと思いいたって、彼女を引きとめようと、手を伸ばす。]
―屋上―
[非常階段。
僅かに眉がよる。]
封じられていた。
……たとえば、“危険が此処に及ばないように”?
[咆哮のほうへ顔を向ける。
く、と唇を噛むと階段へ足を進めるか。]
─三階・休憩室─
……と、いうかだ。
これ、さっきのファイルにあったヤツ……なの、か?
[とっさの咆哮に驚いて、そのまま投げ出してきたファイルの事を思い返して、呟く]
……できれば、荒事は避けたいんだが。
あちら次第、かね。
[逃げて、というオトフリートの言葉>>719には、低く、こう返す]
[パスワードを入力しに言った場所に現れた合成獣。
その明らかな脅威にライヒアルトが山刀をぬく]
見事です、でも危険でデンジャラスです。
こんな事ならサーカスとか猟師に弟子入りしておくべきでしたです……。
[刀を抜き放ち構えた]
●業務連絡●
「生物学におけるキメラ(Chimera)とは、同一個体内に異なった遺伝情報を持つ細胞が混じっていること。またそのような状態の個体のこと。」で、ここでは鷲と豹のキメラだと理解してます。
違った場合はゴメンなさい。
でも後戻りできないので、そのままお願いします。
あたしも、勝てる気なんかしてない。
[オトフリートにそう言い返したけど。引くのも怖いのでメイスを構えて相手の隙を探っている。]
[伸ばした手が星詠の人を捉えると、視線は彼女の首筋へ。]
……無理はしないでください。本当に。
[くしゃっと、顔を歪めた。]
攻撃しなかったら。
[でも、殺気だっているように見える生物に向けた武器を下ろすのはとても怖くて。
助けを求めるようにライヒアルトを見た。]
[階段へ戻ろうとするノーラの歩く揺れが、おかしいと声をかける]
ノーラさん? 具合が悪いのなら、無理して降りないでね。
あの階段長かったもの。降りるにしてもゆっくり降りないと、駄目。
[撫でられる手の優しさに安心しつつ]
扉があるのね、やっぱり。
それは開かないの? 向こうからしか駄目なのかな。
/*
こういうときの出目が低すぎて泣けるorz
ランダ神の馬鹿www
2連続同じ人なので、明日生きてたら、違う人に促しますorz
─三階・休憩室─
……餌付け、なあ。
[聞こえた声に、は、と息を吐く]
そも、こいつ。
さっきまで気配もなかったのに、なんでいきなり……っと。
[いきなり出てきたのか、と。
呟くより先に、それはピアノへと近づいて行く>>#23]
……とりあえず、ちょっと様子見てもいいかもな。
お前も、下がってろ。
[助けを求めるような視線>>734に静かに言う。
自身は、いつでも抜刀できるよに身構えてはいるけれど]
/*
後三歳くらい年齢をあげておけばよかった。
12歳ってどう見ても対象外ね。
しないように12歳にしたけど。
ちなみに現在の好感度スケールは
ノーラ>エーリッヒ>ハインリヒ=アーベル>ダーヴィッド=ヘルムート>イレーネ=オトフリート 位なんだけど女性が少ないのね。
絡めてないの。
…っ、
これが非常用で作られた階段なら、
"此処にいれば危険が及ばない"って、ことだ。
[ブリジットに向けての言葉。
つまり…この場に残れと、そういうこと。
蛇を退治したヘルムートもダーヴィッドに続き
咆哮を追って階段の方へと戻っていただろうか。]
――…リーチェ達についててやってくれると、
ありがたいんだがね。
[幼い少女と足に症状が表れているノーラを一瞥し、
アーベルやエーリッヒに任せたと言いたげに
横目に視線を向けるとブリジットの手を離して
ダーヴィッド達の後を追った。*]
[しんぱいされている。]
[彼女にとってそれは、慣れない事で
どんな顔を向けて、言葉を返せばいいのか
解らない。]
その顔…数値が…、また…上がって…しまったのね。
[けれど足の重みが僅かだけれど下がったのを感じた。
片手はベアトリーチェに触れ、もう一方はエーリッヒに。
緑色の瞳を見上げて歪められた顔を見て、眉を下げた。]
貴方が…悪いわけではないのに
そんな顔をしないで。
[ライヒアルトの言葉に頷く。]
うん、……わかった。
[メイスを後ろ手に持ち、後ろへ下がった。それでも、謎生物から目を離す事はなく。]
[階段がやけに長く感じられる。
暗い上にやはり茨が茂っているから……。]
………ッ
[2Fにたどり着けば、息をついてから、斧をもって3Fへと向かう。]
………っ!
["それ"が徐々に近づいてきて。
武器を構えるライヒアルトやナターリエ、ユリアンの姿]
[手を伸ばしてくれるイレーネに頷いて。
両手を上げながら、その生物から目を離さずじりじりと横に、左に、左にとずれるようにピアノから離れていく]
―三階/休憩室入口廊下―
ピアノを、気にしてる…?
[睨みながらもオトフリートではなくピアノに向かうのを見て、少し不思議そうに呟いた。
怖いのは変わりが無かったけれど、対象が対象だったのでとても気になった。下がろうとしていた足が止まる]
【RP】
[だけど、ピアノの周りに人がいないのに気がつくと……。
ぴたりと咆哮をやめ……。
また、雑多とした休憩室内の闇に消えていく……。]
─三階・休憩室─
[後ろに下がるナターリエ>>740に小さく頷いて。
オトフリートが移動するのを視界の隅に止めつつ、謎生物の様子を伺う]
……下手に、刺激するのは、いただけんな。
相手の動きが、読めんのだから。
[先手必勝、というユリアン>>743には、冷静な突っ込み]
[再びの咆哮。
それは、もう完全に自分はピアノの前から離れていて]
[なのに、体がびくっと震えた。
武器を構える中に、女性が(修道女が)混じっているのに申し訳なさそうな表情をしながら、邪魔にならないよう、場所を空ける]
[それでも、徒手の女性を守れる場所へ]
[あちらしだいだと言う男性に、何度も頷いて。
一緒に逃げようと手を出してくれた女性へ、2階への階段を示して]
しっぐなすさん、も。
2階ににげま しょう
[物陰のゲルダにも手を伸ばす]
[自分が見ている先で、数値が僅か下がった。
誤差の範囲かもしれないほど、僅かだけれど……。
小さく息を吐く。]
……想うことで、治るなら、いくらでも想うのに。
[眉を下げる星詠の人に、ぎこちなく微笑んで。
ノーラから手を離すと、ベアトリーチェの頭を撫でる。]
僕は、此方についておきますからっ。
[そして、ハインリッヒの声を聞いて、声を張った。
肺に冷たい秋の夜風が入る――裡で軋む音が少し。
その場に残った人を見まわす。]
でも、多分、大人しく此処で待つ気はないんでしょ。
ゆっくり行きましょう。無理は禁物です。
[お嬢様か姫様か――そんな口振りでノーラに請われると、
苦笑いを浮かべて、先頭に立った。]
―3F・休憩室出入り口―
[斧を持って、階段をあがり、休憩室に飛び込んでくる。
が、]
……?
[もしかすると、もう、謎生物は消えた後だったかもしれない。]
……結局、なんだったんだよ。
[間を置いて、口をついたのは、こんな呟き]
ま、事なきを得たのはいいんだが……。
[言いながら、天鵞絨はほっと息をつくオトフリート>>752へ]
……ちょっと、聞きたいんだが。
ここで何か、やったのか?
―屋上―
…行くわ、… 行って――でも
[己に何が出来るか。武器もない。
嗚呼。なんて、無様。
ノーラとエーリッヒの方へ向き直る。
――咆哮が止んだのは そのすぐ後か。]
重いの? 病気の症状なのね。
私は平気。大丈夫。
体が、重い気はするけど、まだ動くもの。
見えないけど、見えないだけで体力はあるんだから。
だから、ノーラさんも苦しかったら言ってね。
騎士様? 誰のこと?
[ノーラの言葉に不思議そうな声色で]
[次々と二階から上がってくる人々。
そして、三階から駆けつけてくれた人]
……どおも ありぐぁとうございまし た
[あの生物の気配が消えたことに、安心した。
安心したら、かつぜつがまた酷くなる。
それでも彼らにぺこぺこ頭をさげて]
[ライヒアルトの問いには、少し考えて]
あの……ええと、あれ。なんでしたっけ。
ああ、そうだ。ピアノを少し、ひきました
それだけ です。
でも、また あれ 来るかんしれません。
下に、行きましょお。
[まだきっと続々と人がくるかもしれない階段を指差した]
/*
ピアノがキーなのはわかるんだけど。
まず、発端がわかんないと、そこに至れないんだよなぁ。
恐らく、音楽的なネタであるのだろうが。
―屋上 →階段―
[病は気から、と聞くけれど。想いで人が治ればどれほど良いかと同じく思う。彼の言葉に滲む感情は優しさよりも悔しさに似ている気がした。]
…馬鹿ね。
[ぎこちない笑みが、きしり、と心の奥を叩く。
新緑の瞳を細めて数値は見えないがエーリッヒの首へ視線を]
貴方の方が…それでも多いのに。
[思っている事が伝われば頷いて、ゆっくりだがエーリッヒの後を追って、階段を下ろうとするだろう。
迷うブリジットを残すのは憚られた。アーベルはまだ居るのだろうか、とはいえ彼と彼女はウマが合わない――オポジションのように感じた。]
医大生 エーリッヒは、学生 リディ を投票先に選びました。
シスター ナターリエは、職人見習い ユリアン を投票先に選びました。
…苦しくはないわ。
私の場合、足元から病が上昇してくるみたい。
[ベアトリーチェの傍に歩み寄って伝える。
騎士は誰かと尋ねられれば、ふ、と息を漏らし]
エーリッヒの事よ。
私達を守ってくれるみたいだから。
職人見習い ユリアンは、娼妓 カルメン を投票先に選びました。
ピアノ?
[とりあえず、周りから、異形なものが出たということは聴いただろう、
そして、同時に出るピアノ、というキーワード。
首を傾げてると、ファイルの話を誰からかきくだろうか。]
…っていうか、センセ?
[舌がもつれるように、不明瞭な言葉。
いつだかの表情の引き攣りも気になって。]
両手、こっちに出して?
[両手を比べるように触れようとした。]
[行こうとして、アーベルがまだ写真をとっているなら声をかけた]
アーベルさんも、行こう?
一人でいるのは危険だもの。
ヘリはまだ飛ばない。なら、まだやることがあるのだと思うから。
ブリジットさんも行くんでしょう?
心配だものね。
[誰を、とまでは口にせずに]
─三階・休憩室─
[問いへの答え>>760、その口調にやや面食らう。
余り言葉は交わしていないが、前はこんな話し方はしなかったはず──と。
そんな思考は、ひとまず横へ置いて]
……ピアノ、ね。
しかし、イレーネが弾いた時には、出てこなかったはず。
ん……そういや、咆哮が聞こえたのは、あの、乱れた音の後……?
[不思議な 心地が時折身を襲っていた。
恐怖とかではなくて ほんとうに、不思議な――心地。]
[知らない感情。
――必要ないと眠る前から凍らせていた こころ。 ]
─三階・休憩室─
音が好き……か。
案外、それはあるかも知れん。
[ゲルダの言葉>>761に、真顔で頷く]
もしかしたら、さっきのファイルにその辺りも書いてあるかも知れんな。
[小さく呟いて。
寂しげなイレーネ>>762に気づくと]
一概に、そうとは言えんかもしれん。
……ま、あくまで俺の推測が正しければ、だが。
ピアノを弾いた時、僕もなんか一瞬気配感じましたです。
もしかしたら今の奴だったかもしれませんです?
[演奏した時の気配を思い出した]
エーリッヒさんが騎士? 頼りなくはないけど、でも、意外、かも。
でもね。
エーリッヒさんがいなくなったらみんな寂しいから、だから自分の事だってちゃんと護ってね? 自分を護れるのは自分しかいないんだって。
前読んでもらった本に書いてあったのよ。
みんなで助かるのが一番いいんだもの。
― 直通階段 ―
……あ、結構、莫迦とは言われます。
[困った風に、それでも微笑を零して。
自分の方が数値は大きい
――そんな言葉を背後に聞きながら、歩む足。
時折後ろを振り返りながら、階段に足を掛ける。]
ん。咆哮がやんだ?
[首を傾げるも、確認の為、あちらに向かうのはやめないつもりで。]
アーベルさんも、行きませんか?
ブリジットさんも。
[再度促しながら、視線はベアトリーチェへ。]
あはは。意外?でも、騎士って大げさだし。
ん。ありがとう。気をつけるよ。
皆が助かるのが一番いいのは、同意だしね。
[努めて明るい声で、そう告げた。]
[ちょっと、自分でも台詞があんまりにも酷いので、
ゆるゆると、口元を押さえた]
あ、え、い、う……
[軽く、舌と口を動かす。
意識を会話に集中すれば、何とかまだ動く]
[ライヒアルトの>>769を聞くと、申し訳なさそうに眉を下げて]
……すみませ、ん
おどろいて、思い切りけんばんを叩って、しまいました。
[ゲルダに声をかけられる(>>767)と、検証の邪魔にならないよう、彼女の側に近づく]
りょうて、ですか?
だいじょぶです、よ。すみません。
[首を傾げると、言われた通り両手を差し出す。
意識をそちらに向けると、右手の薬指がとたんにぴくぴくと小刻みに震えだすが、今のところまだ症状はそれだけ]
……ん。
どうやら、音に反応する、と考えて間違いなさそうだな。
[ユリアンの言葉>>772に、小さく呟いて。
山刀をしまうべく、一度置いた鞄を拾い、中を開ける]
…………。
[目に入るのは、覚えのない十字架。
以前に気づいてはいたが、どたばたしていて忘れていたもの]
これもこれで……何なんだ?
[零れるのは、小さな呟き]
>>775
なるほど……そして、今はいなくなったと。
それはピアノを気にしていたんだね。
[そして、イレーネにファイルの場所をきく。
>>771のライヒアルトの意見には頷きながら。]
知的生命ならば、音で何かしらを判断するのに疑問はない。可能性はあるな。
[ブリジットとアーベルがついてきているのか、不安に思いながらも、階段へと足をかける]
手すりがあるといいのに。
[不満げに口にすると、杖で先を探る。
足を踏み外さないように、杖と、足の先で段を確かめながら降りていく]
で、さっきのピアノの音は、イレーネだったんだね。
あの静かなる夜想曲……。
とても美しかったけど、
それがどんどん、奏でられなくなるって、
どういう気分だろうね?
あ。
[ライヒアルトがロザリオに気づいたのを知って、声をもらした。口を押さえようにも、メイスを持っているのでできなかった。]
あたし、あっちに戻ってる。なんかわかったら教えて。
[廊下を研究室に向かって歩き出した。]
[多少、落ち着いた口調で返されるオトフリートの言葉>>779。
眉の下がる様子に、掠めるのは苦笑]
ああ、いや。
あんなものにいきなり出くわして、平静でいられるのも、どうか、だろ。
[だから気にするな、と言って。
ダーヴィッドの意見>>781に、こちらも頷く]
……即断定は、危険だが。
音の完成度に対して、反応する可能性は高そうだ。
石になることはちっとも不幸じゃない。
本当に静かな死だから。
だけど、その仮定で悲しいことが起きるなら。
いっそ
消防士 ダーヴィッドは、音大生 イレーネ を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
回復があるなら、カルメンに首しめられたときに上昇させておけばよかったかな。まあ、個人的にオトフリートは一番好きにできる場所だろうけども。
なんていうか、知能を失うのは明日ゆっくり演出したかったとか。とか。あの瞬間だと、6が出た瞬間に詰むので振れなかったんだよね。
/*
下手でごめんよ、キメラ。
養成過程で一応訓練は受けたけども、就職してからは完全に専科の教員に任せきりだったんだきっと。
[ブリジットの様子も気にしながら階段を下る。上りよりも下りの方が慎重になるため、やはり気持ちは急ぐが時間は掛ってしまっただろう。
エーリッヒの背を心配そうに見詰めながら階段を下に、下に。]
みんなで助かるため…
そうね。
誰かが石になるなんて
――もう、見たくないもの。
ベアトリーチェ。
足元が不安なら私に触れていて。
何かあったら支えてあげられるわ。
[咆哮が止んだのなら尚更、確かめるために行かなければいけないと思い進めば、やがて2階の部屋まで辿り着けるだろう。]
[オトフリートの左右の手。
交互にぬくもりを確かめるように包んでみたり、ちょっと抓ってみたり。]
…亡くなったウチのおばあちゃんに…症状が似てるの。
頭の中のね、血管が詰まっちゃったんだって。
[いつだかユリアンに冗談交じりに言ったことを思い出す。
脳が石化していったら、本気で拙いんじゃないだろうか。
心配そうに彼を見上げる。]
[一段一段をしっかり足をつけて降りていく。ノーラの心配する声に首を振って]
大丈夫だよ。それに、もし踏み外したとしても、下まで落ちるほど慣れてない訳じゃないから。
[いくつ階段を下りたのか。2階に到着するとほっとしたように息をついた]
[ユリアンがピアノを弾く。
気配はするも、動く様子はなく]
……音に反応する、というのは、だいぶ確率が高くなってきたか?
取りあえず、さっきのファイル、もう一度確かめてくる。
[再び鞄を肩にかけると、研究室へと歩き出した]
ああ、ごめん。風の具合かな。
聞き取れてなかったんだ。
[ブリジットの応えに、謝罪を示し]
ん。だから、騎士なんて大げさなんだ。
[少し微笑む。
左手にランプを、右手に剣を。
ベアトリーチェやノーラに合わすこともあるが、
慎重をきして、ゆっくりと階段を下った。]
確かに、手すりがあればいいのにね。
[不満げな少女の言葉に同意を示しているうちに、
2階まで辿り着くか。]
―研究室―
[壁にメイスを立てかけてポケットの中のピンを握り、目を閉じた。]
やっぱり、言った方がいいのかな。
[呟き、ため息をついた。]
/*
投票は一応リディさんに合わせてあるの。
参加時間の関係からヘルムートさんが厳しそうだけど、どうなるのかな。
襲撃もあるし。
……ありがとう
[掠れた声で、ライヒアルトのフォローに礼を言った]
[その場を離れる人、やってくる人。
ユリアンが再び鍵盤をはじいて。
そしてまた何かの気配がうごめくのに眉を潜める。
ゲルダに手を預けていても、いまいち集中できなくて。
ぴくり、と右の瞼が震えた]
…………はい?
[ゲルダの、心配そうな声音。角度の変わる緑の髪。
ゲルダの顔がある辺りを見下ろして、2つの緑を探しに視線がさまよう]
………あー。ええと。
だいじょぶですよ。まだ、しゃべれます。まだ。
しんぱ かけて、ごめなさい、ね?
話は、下で、しませんか。
[触れている手を、大丈夫だと示すように軽く握る。
耳にした音の意味と、彼女の声のかすれ具合を吟味して。
そうして困ったような表情になった。
あまり大勢の前でしたい話ではないし、何よりあの獣が気になるから。
階段を、示す。
もし拒否されないなら、供だって2階に降りるつもりで]
― →階段 ―
…構わなくてよ。
[乱れた髪を手で撫ぜる。何処か伏目がちになりながら
いばらには近づかぬように降りていく。]
――大袈裟なの。
…誓いを立てればよいのではなくて。
[急な階段は暗く。非常用階段。成る程。
逃げるように。閉ざすように。
もう一つの先を――。]
令嬢 ブリジットは、教員 オトフリート を投票先に選びました。
/*
…ちょっと無理に絡もうとして、キャラとしておかしい動きになったかな。そこまで勘は良くないような。
名前だけでも交換したいって焦ってしまいました。
それにしても。普通にキメラで描写するべきでしたね、やっぱり。変に捏ね繰り回して、あげく見落としまでして。
申し訳ありませんでした。
フォローありがとうございます。
─三階・研究室─
……音に反応するか、それとも、ピアノ自体に何かあるか。
あるいはその両方か……。
[ぶつぶつと、仮説を呟きながら研究室へと戻り]
……ん。
どうしたんだ?
[呟きは聞き取れなかったものの。
ため息をつくナターリエの姿に、訝しげに問いかけた]
…うん、その方がいいかな?
少し、落ち着けるところがいいと思う。
[下へ降りないかとの提案に、頷いて。]
病人なんだもの、出来ない事は出来ないでいいんだよ。
自分が何処まで出来て、何処まで出来ないか、わかんなくなっちゃうのが一番危ない。
[ポケットには折りたたんだ先生の書いた手紙。
弟の宿題ノートやプリントの文字を知っているからこそ、この乱れた様子が気になっていた。]
/*
そして名前聞けてないのにオトフリートとト書きで書いてしまっていました。失敗orz
個人的な拘りであって、名前で示す方が混乱しにくいのかもしれないのですけれど。悔しいな。
さっきの声、止んでる。
倒したの、かな? なら、悲鳴とか、上がるよね。
[6の部屋まで来ると、不思議そうに首を傾げる]
他の人はあっちの階段の先かな。
あ、ライヒ。
[ピンから手を離して、ポケットから出した。]
ね。抱きついて、いいかな。不謹慎かもしれないけど、ちょっとだけでいいから。
[手をライヒアルトの方へ伸ばした。]
[とりあえず、謎生物のファイルを見に行くか、他の様子を見るか悩んでいる。
例のピアノには興味がわいたが、さすがにそれをド素人の分際で叩く勇気はなかった。]
……
─研究室─
……は?
[唐突な言葉。
天鵞絨がきょとり、と瞬く]
抱きついて、って。
……悪い、とは言わんけど……どうか、したのか?
[数度の瞬きの後、返したのは遠回しの肯定。
天鵞絨には微か、案ずるようないろ]
ケホ…
[6の部屋に戻ると、ノーラ達の姿が見える。]
…転んだりしなかったかい?
非常用なんだから親切に手すりが欲しかったもんだね。
[降りてくる面々に声を掛ける。
それから、奥のもう一つの階段の方を見た。]
物騒な声…みたいのは止んだようだけれども。
…行くかい?
……では、なんか飲み物がある場所に、いきましょう
[ゲルダがほかに行きたいところがあるならば、そこに。
特にないのなら、きょろきょろしながらも厨房へと向かう]
[途中、すれ違う人がいるならば、会釈を交わして]
………びょお人なのは、皆おんなじです。
なのに、なんだか私ばかり、みっともなくて、申し訳な、い。
[歩きながら、そんな風に返す]
シグナスさんは、調子、平気ですか?
ハインリヒ…。
ええ、怪我はないわ。
[彼は先に部屋についていたのだろう。
姿が見えれば新緑の瞳を向けて]
手すりがあったとしても
そこに茨が巻きついていれば
ないも同然だったでしょうけど。
[行くかいと言われれば、自分は行くつもりだと頷きを返す。]
甘えても
――…。
……、
[引っ掛かり。]
[ほしい“もの”は、なんでも]
[あったような きは するけれど]
/*
あ、やっぱりスルーされてしまいました、ね。
そんな気はしてたのですが。
ユリアンさんの反応もないし。
どうにも間が悪いですよね。ごめんなさい。
―6の部屋―
(誓いを立てた方が大げさな気がするけれど)
[ブリジットの騎士関係の会話には密かにそう思うも、
心裡にだけ止めて。
ベアトリーチェを案ずるような、ノーラの言葉に、
自分はレイピアの柄に込める力を強めた。
やがて何事もなく、2階に辿り着くと、
ハインリヒの姿があって]
医師もどきとしては、怪我人が居ないか確かめたいですし。
僕は行くつもりです。
[彼の問いかけに頷いた。]
―6の部屋―
[階段を降りきって、
咳が聞こえれば眼を向けた。
しばしじっと見た後]
……行くわ。
…知らなければ、ならないのではなくて。
[頚をゆるく傾ける。
自分を抱くように腕を組みなおした、]
鍵があるかも、しれないし。
だめなの。一度甘えたら、際限なく甘えてしまうから。
ここに来る前に、言われたもの。
でてくる時は、ママたちはいないかもしれないから、一人で全部できるようにしなさいって。
できるのに。
だから、出来ることは自分でやりたい。
[ノーラの優しい口調に、そう返すのは少し罪悪感がして。
ハインリヒの声が聞こえると胸を張って答える]
大丈夫よ、転んだりしないもの。
もしかしたら左手も動かなくなって、抱きつけなくなるかもしれないから。
[肯定の色を見つけて、安心して駆け寄った勢いでライヒアルトに抱きついた。]
あたし、あなたとつがいになれないけど。ずっと、好きだから。
[ライヒアルトの胸に顔を埋めて、左手で背中を撫でてそっと離れようとする。]
─ 階段合流時からヘリポートまでの会話>>607 ─
確かに、私はヘルムート・エールラーだ。
[エーリッヒ>>615に頷いた。ノーラの名前は衣装部屋の事を教えてもらった時、誰かから聞いた。名前を憶えた事を示すように、]
──ノーラ。
楯は蛇も避けやすそうだ。
どうだろう、エーリッヒ。
蛇が肉食で無いなら、人間が脅かさなければ、
襲わない類いの蛇なのかもしれない。
無用に騒ぐのは不味いのかもしれないな。
[三階の方から風が流れて来るのを感じる。金の巻き髪が揺れ、天井の光で乱反射する。
ベアトリーチェとノーラが繋がっている>>620と言う話は、内心不可思議に感じたものの瞬きをするだけに留めた。エーリッヒも、この場にいる他の誰もがノーラに疑問を唱えないのならば、ベアトリーチェに聞いてみよう、と。]
─ 階段合流時からヘリポートまでの会話・了 ─
カルメンと言うのは、どんな方でしょう。
[誰かが彼女の特徴を告げれば、大広間に足を踏み入れた時、もの言いたげにじっとヘルムートを見ていた蒼の眼差しと、白いふきらはぎを思い出す。カルメンの名と彼女の姿があまり重ならず。
オトフリートの問いには、彼も首を横に振った。
エーリッヒがオトフリートに何も出来ないと言うなら、それ以上の事は無理だ。右側に少しだけ引き攣れるように動く唇は、仕事のストレスで顔面神経麻痺になったとある政治家を思い出させた。>>647]
──ああ、確かに。
(彼は随分疲労して見える。)
[首輪の数値を読み取ろうとした所で、オトフリートは廊下へ行ってしまった。
ヘルムートはそのまま上昇組と、直通ルートでヘリの設置された屋上へ。そして、ダーヴィッドと二階を経由して、キマイラの居る部屋へ走った、現在へ──。]
うん、そうだね…センセ。
[キッチンへとおりて、甘いブルーベリーのシロップを水で割りつつ]
わたしは、あまり酷くはなってきていないみたい。
無理、してないもの。
[語る声はざらついて、きっともうすぐ音にならなくなる。
けれど、そのくらいならばちょっと困る程度だし。]
…ん、やっぱり甘いのはいいね。
[グラスに唇を寄せて、おいしそうに笑う。]
>>816
[弾きたい…とピアノを撫でるイレーネの様子…。]
イレーネが弾いてた時は出なかったのなら、
大丈夫な気がするな。
やはり、そのファイルを見なおしたほうがいいかな。
[できれば、弾かせてあげたいと思うのは、
イレーネがまだあどけなさ残すのは、ピアノという夢中になれるものがあったからだろうと思ったから。
そういったものに出会えることは、本当に幸せだ。]
[転んだら――また、あの血が出てしまう。それは、不安なのか恐怖なのかわからず。
それでも自然と歩き方は慎重になった。
転ばないよう、杖はいつもより先まで探る]
階段の先に、みんないるんでしょ? なら、行かない理由なんて、ないよ。
[ハインリヒの問いに答えて先へと歩く]
─ 三階 ─
カルメンが居ないと言っていたのは、
オトフリートだった。
私達も彼女を見ていない。
[ゲルダと降りて行く小学校教師の背を見送りながら。]
─研究室─
……そういう仮定で物を考えるのは……。
[いい事じゃない。
言いかけた言葉を遮るよに、飛び込んできた温もりを受け止めて]
…………。
[告げられた言葉。
天鵞絨が、数度、瞬く。
過ぎった感情は、複数]
……違う女から、二度。
ほぼ同じ事を言われるとは、さすがに思わんかった。
[呟くように言って。
離れようとするのを遮るよに、腕を回す]
[行きかけて、ハインリヒの声に、止まる]
貸すのはいいけど、何だか逆なのね。
[声のするほうへ歩くと左手を差し出した]
…あたま、いちばんこわいよ?
自分がわかんなくなっちゃう、それがきっと一番危険。
足が固まっても膝で這えばいい、腕が折れても口でくわえればいい。
しゃべれなくなっても、文字が書ければなんとかなるよ。
でも…あたまは他で代用できないから
無理、だけはしないで。
/*
しりあすでかえすか、ぼけたおすか、けっこーなやんだ。
つうかね。
ここでそれ言われたら、こう返すしかないんですが……!
[演奏を終える。
集まっていた人はそれぞれ別の部屋へと向かっていた]
えーと、弾いても平気だと思いますですよ?
僕の演奏は気配だけする。
イレーネの演奏では姿を現さないです。
鍵盤を叩くとでてくるです。
つまり、下手糞な音が嫌いかもしれませんです。
[自分なりの仮説だったが外れていないような気がした]
―部屋6―
ベアトリーチェは偉いのね。
そして…素敵なママ。
[少女の事を思って言ったのだろうけれど、それは母親としては厳しさと優しさを兼ね備えたもの。]
……ほんと、すてきね。
[親子とはそうあるものなのだろうか、と。
思えば、また面持ちは悲しそうな顔。
ハインリヒの言葉に、はた、と顔を上げて
差し出されたものを見る。]
蛇対策ね。
[最初に出た言葉は彼女らしい言葉。]
―― 厨房 ――
[厨房へと降りると、そこは誰もいなかった。
何か、大事なことを忘れている気がして落ち着かない。
きょろきょろと辺りを見て、首を傾げて、思い出すのを諦めた]
………私、も。無理はしているつもり、ないんですけどね。
なかなか、上手くいかないのです。
[空いたコップに水を汲み、何度かうがいをした。
確かに、アドバイス通り少し楽になる。
自分と同じく、掠れ声の彼女に]
……辛かったら、しつだんでも、構いませ、よ。
いつでも言ってくださいね
[ごそごそと、先だって見つけたメモ用紙とペンをポケットから引っ張り出して、差し出した]
……声、だけだって、油断しちゃだめですよ。
喉、動かないなったら、物を食べるとき、気をつけてくださいね。
[離れようとしたら腕を回されたから、また左手をライヒアルトの背中に回して身を預ける。]
女を抱きしめてる時に、他の女の話をしちゃダメ。あたしは赦してあげるけど。
[赦すと言いつつ、少し頬をふくらませて内心の複雑な心境は筒抜けだろう。]
>>834
[時々眠っているのを見かけた男の言葉にはひそかに同意していた。]
やりたいことはやっておくほうがいい。
さっき大丈夫なら、
そうじゃなかったら、なんとかするさ。
[斧を握りしめた。]
具合?
精神状態がおかしく無ければ、どうにでも。
私よりも──降りて行ったオトフリートの方が。
[言ってダーヴィッドに首を横に振り、自分よりも意思の力で肉体を無理に酷使しそうな相手の前髪──階段を駆け上がって乱れた、を無意識に梳くって直した。]
ん。
……と、すまない。
[つい、と微苦笑。]
[ベアトリーチェの言葉に、感じたのは強がりという名の感情。
もっと甘えていいのに、想うも言葉にできない。
自分も人に甘えるのは苦手だったから。
ああ、でも……
此処から出られることがあったなら、
甘えさせてみたいと、健気な少女に想う。]
……似た者同士を、集めたみたいですね。
[ハインリヒの言葉に、苦笑を洩らした。]
/*
ユリアンさーん、促し忘れてますよー。
と言いたいが、あんまり口うるさいのも。そして、研究室でいちゃいちゃしててごめん(o_ _)o
/*
数値のわりに、いろんな人に心配かけてます。
ごめんね。
いや、だって、脳みそやられたら数値はかなり前倒しされると思って。というか、理性があるうちに色々異変を言語化しておかないと、知的障害発生させたときに、動けなくなるんだもん。
>>840
そうですか。
[政治家らしからぬ機動力に心うちまだ驚いている。
そう、来る前に画面の向こうで見かけることはあっても、
中身はどうなんだと思ってたおとは否めない。]
………?
[ふと、髪を直され、ビクリと反応してから、少し驚いた顔で議員を見る。]
………汗がつきます。お手が汚れますよ。
[そして、自分でも、再度直しつつ…少し戸惑った様子。]
そう、ツヴァイさんはもう腰が痛い年頃なのね。
やっぱりおじさんなの。
それとも、この病気のせい、かな。
だけど、転ぶ時はツヴァイさんを支えるなんて出来ないんだから。
[そう言葉にしながらも、手に伝わる温かさは心地よくて、思い出したのは父親の骨ばった大きな手だった]
─研究室─
……思い出させる方も、思い出させる方だろ。
[紡ぐのは、かなり一方的な言葉。
膨れている様子には、微か、笑んで]
……それと、な。
腕が動かなくなったら、俺が引っ張るから。
俺が、気配でわかる距離は保っといてくれ。
……見えなくなったら、気配が頼りだろうから。
[囁くような声を、一つ、落として。
軽く、髪を撫ぜる。
感触を覚えておこうとするよに]
うん、気をつける。
うっかり気管に入ったら大変。
[苦笑いを浮かべつつ、センセにも甘い飲み物を。]
わ、それすごく助かる。
…多分、つかわなきゃいけなくなりそうだし…
じゃないよ!その前になんとかするんだ…けほっ。
[思わずむせて、むせながら笑っちゃった。]
ぁーもー…。
[こくりともう一度冷たい飲み物を口にして、苦笑い。]
止めちゃうのも、そのまま固まっちゃいそうで怖いよ。
だから…出来る事はやることにしてるの。
ここまでは動く、ここからは無理。
そう言うの…意識してやるしかないのかなぁ…。
/*
ちょっと、頭が働かないので仮眠取ってきますorz
吊票どうしようか……。
襲撃はオトフリートさんじゃないかなぁと。
ごめん。暫定でリディさんで……。
キリングでないなら、死亡ロール書きやすそうだった……というだけの理由ですorz
[そうして、皆について3階へと上がる。
肩越し振り返る。アーベルは来ているだろうか。
“正式に”上がるための階段は
幅も広く、6の部屋から続いた“非常の”ものとは
様相が異なっていた。]
/*
さて、仲間こねぇwwwww
今のままだと近くにいる人の中からチョイスでイレーネ襲撃。
カルメンは赤だろうって思われてるのと、アーベルと僕は数値が高いのがなぁ…
とりあえず、初回は狼陣営無傷だとなんとなく、村立的にも嬉しいんだけど…。
―三階/休憩室―
大丈夫でしょうか。
[ダーヴィッドとヘルムートを見て、小さく首を傾げ]
下手とは思わなかったわ。
私の指も調子よくとはいかないし。
[ユリアンに答えたのは本心から。
それは専門でなければとつくかもしれないけれど、調律が出来ると聞いて納得したのと同じくらい、上手に弾くとも思ったのだ]
ありがとう。
ダーヴィッドさんも…お願いします。
[椅子を譲られ、座らせてもらって。
そうなったら欲求を止めることが出来なくなった。
まだライヒアルトは戻ってきていなかったが、鍵盤に手を伸ばす。触れた一瞬、爪の割れた指先に痛みが走ったが、それも瑠璃を閉じてやり過ごし]
斧を握りしめて、
視界が翳ると──命取りになるかも、と。
蛇より、おかしな生物が居る場所で。
……汗は、私もかいている。
それに、学生時代に慣れているよ。
テニスじゃなく、アーチェリーか、フェンシングにすればと悔やまれるが。
[首を横に振った。]
ピアノと キマイラ か。
そんなに似てるの。別に、身代わりでもいいけど。
[小さな声で言って、息を吐けば頬は元に戻った。]
うん。傍にいるよ。ライヒにも、あたしが居たら安心って思って欲しい。
[髪を撫でられれば目を閉じて微笑む。]
あのね。あなたの鞄のロザリオ、あたしの。もし、あたしに万一の事があったら……。
[その先は口にしなかった。]
令嬢 ブリジットは、娼妓 カルメン を投票先に選びました。
−屋上−
上と───横かな。
[ベアトリーチェに答える]
[回りを見渡すこと]
[叶わないけれど]
───複数、か。
[わからない]
[流石に機械の飛ばし方なんて]
気づけば、いいけどね。
[風が強くて、目を細める]
[シャッターを、また何度か切った]
[扉は開かないという]
───じゃあ、無用の長物?
[ダーヴィッドの言葉に首を傾げた]
[廊下の突き当たり]
[何があるのだろうか]
[不意に少女が女の名前を呼んだ]
ノーラ───?
[軽く首を捻った]
[誰のことだったか]
[さっぱりおぼえていない]
二人とも意地っ張りなのね。
心配なんて、結局自分がどう思うかなんだから、勝手に心配し合えばいいの。
許可なんて、貰ってするものじゃないもの。
という発言を落としたいけども、ジェラシーも入ってるので棘があります。
やめとこう。
ジェラシーはあるけども、じゃあハインリヒがリーチェにきたらといわれるとそれはそれで微妙に感じるのね。
親子関係でいいじゃない的な。
ブリジットさんはママじゃなくておねーさんなの。
―三階/休憩室―
[左手からそっと。
本来より少しゆっくりとしたテンポで弾き始めるのは、子守唄。
瑠璃を半ば伏せたまま、白鍵と黒鍵の上で両手を踊らせる。
新しく爪の端が欠けても、痛みを感じていないかのように。
ゆるやかに、ゆったりと、旋律は流れる]
あー。ありがと、ございます。
[飲み物を受け取る。甘い。礼を言って、破顔した。
相手がむせると、慌てて、わたわたして、空いた手でそっと背中をさする。むせた息に、笑い声が混じってほっと安堵した]
……しぐなすさ、は強いですね。
そおいう考え方は、好きです。そんけい、します。
[しっかりと現状を見据えて、前を見る言葉。
目を細めた。
口に出すことはしないが、彼女の弟は、確かに彼女に似ていると思う。くっと、喉に、息がつまりそうだ]
……………。
[飲み物を、一口。無言で飲む。
しばらく何かをいいかけようと、何度か口を開きかけ]
……1つ、すごい、へな事、聞いてもいいですか。
イレーネはどうするです?
しばらくここでピアノ弾いてます、か?
もしそれなら僕はここで警備員しますです。
[壁に寄りかかりながら尋ねた]
音大生 イレーネは、学生 リディ を投票先に選びました。
───。
[後ろから人の声]
[エーリッヒと赤い服]
[ベアトリーチェの手がほどけていった]
[ハインリヒとブリジッド]
[急に人の数が増えたな]
[嘆息]
[先程までつながっていた手を]
[握って、開いて]
[シャッターを切った]
―3階―
[蛇がいないか最新の注意を払いながら、そろそろと階段を上りきって周囲を見回せばピアノの音が聞こえ顔を向ける。
赤いスカートをふわりと揺らしながら静かに休憩室へと足を運ぶ。]
[答えは言葉ではなく音色で返ってきた]
うう、む、これはいい音色で、す。
[子守唄という曲調のせいか、一気に眠気が増してくる。
しかし、警備を申し出た手前寝てはカッコがつかないと頬をつねって耐えた]
[ライヒアルトが入って行った研究室を横目に、カツカツと靴音を鳴らし小さく部屋を回る。]
──自分一人の働きで、問題が解決するならラクだ。
[現実はまったくそうではない。肩を竦める。
おそらくヘリポートに辿り着いた何人かは、こちらに向かって来るだろうと考えた。
鍵が閉ざされたヘリ、何も無い物置、厳重に封鎖された扉。
そのメンツにブリジットが居るのかは分からないが、
ブリジットと言葉を交わした時>>830、
「エルーラー議員の、…ご子息」と言われ。
令嬢の言葉で、年長者の壁に阻まれて思うように動く事が出来なかった、石化病に感染する以前の自分を思い出したのだった。二世議員は多いのだが、それでもエールラーの、父親の築いた地位と力は。
財閥が関わっていたと言うプロジェクトの話が、聞けるならば、聞きたくはあったが。それが現在に繋がる話題なのか、自分自身の達成出来なかった業への執着、時間が経過した今必要な事か分からず。
その時は、微かに腕が震えるのを感じながら、話題をハインリヒに向けて止めたのだった。]
>>854
なるほど、ごもっともです。
[視界のことを言われ諭されると、素直に頷いた。]
にしてもテニスですか。
[想像してみる。
何かちょっと不思議だった。]
いや、悪くはない感じかもしれません。
[お世辞ではなかったが、自分でも頭をひねる物言いだった。]
……いや、アーチェリーやフェンシングよりはテニスのほうが、
親しみが湧きますよ。
[これはいい言い方な気がした。
ピアノと謎生物の話になると、黙りこみ、
ただ、イレーネの音を聴いている。]
痛く、ないの?
[問う声色は疑いを深めたように。そっぽを向いたのには気づかない。
手が強く握られると、その後の言葉に抗議するようにその手を振った]
クッションにされたら、つぶれてしまうのよ。
[上がる階段は、さっきよりも様子が違っていて、屋上へと続くものより歩きやすく感じた]
まぁ、ね。
[第一発見者]
[ハインリヒの言葉]
[あたらずとも遠からずなので頷きかけ]
───?
[獣の咆哮]
[状況にはある意味似つかわしく]
[それが現実なのだとしたら違和感]
あえて?
[ダーヴィッドの推論]
[確認するように]
[ぽつり]
[一同を見回す]
[ハインリヒとブリジット]
[ノーラとベアトリーチェ、エーリッヒ]
[ダーヴィッド]
/*
いや、その。弾いてしまうと村立て様の負担になる気もするのですが。ご自分のRPだってあるはずだし…。
でもここは折角振ってもらえたし、我侭娘やらせていただきましたです。ごめんなさい、ありがとう。
それから、ユリアンさんは回復飴ありがとうございます。
この後、周囲が大丈夫そうなら二度振りか二倍ロールかしてしまうつもりだったりもするのですが(汗
残り1時間切ったので、投票先も変更。
デフォルトはカルメンさん。ここは外した方が良いかと。
リディさんとももっとお話したいのですが、上昇フラグ?立てられてますし、バファリン的に集まるのかなということで。
─三階・研究室─
……見た目は全く似てない。が、行動が似ている。
それだけに、あのバカと同じように勝手に消えられたくはない。
……代わりじゃないから……尚更。
[同じような言葉を告げた後、腕から飛びだした幼馴染は、そらへ消えた。
蘇る記憶、振り払うよに、首を数度振って]
……できれば。
そう、なってほしくは、ないんだけどな。
[途切れた言葉には小さく呟いて。額に、掠めるよな口付けを落とす]
……さて。
あんまりのんびりとして、様子を見に来られるのもなんだし。
そろそろ、真面目に調べ物、するか。
[離す事にためらいがないとは言わないけれど。
時間には、あらゆる意味で限りがあるから、現実──先に放り出していったファイルに、ちら、と天鵞絨を向けた]
[ダーヴィッド]
[ハインリヒ]
[遠くなっていく背中]
───そりゃ、構わないけど。
[でも、どこへ]
[おそらく獣の咆哮の先へ]
[消えてゆく]
やれ、やれ。
[肩をすくめるしかできなかった]
[騎士]
[ちらりとエーリッヒのほうを見る]
[何かを迷うようなブリジット]
[まだ動けるという少女の声]
───いきたいなら、行くべきだ。
[ノーラとは違った]
[ブリジットに先を促す声]
[彼女の選択肢は───]
―3階―
[やさしげなピアノの音が聞こえる。]
……ピアノ?
どうして、こんなところに……。
[怪訝そうに呟いた。
音のするほう、いばらに服の端がかからぬよう
気を使いながら、歩を進めた。
ざわつく。
ブリジットと通じる白いいばらの花は、
去りし場所からは落ちて
進む場所へと咲く。
――研究施設。
古びた城に不釣合いな近代施設。睨むように見た。
ざわつく気配が増えた気がして、
自分の二の腕を抱えるようにすると、力を篭めた。]
/*
さて。
投票どうしよう。
どこ落ちても面白いっちゃ面白いが。
正直、なんか色々とやり遂げつつあるんで(何)、俺でもいいんですが。
とりあえず、デフォはなしで。
[ベアトリーチェの声]
[───俺も?]
[逡巡]
[後押しの声]
[更にもう一つ]
───俺、は
[集団行動は苦手だ]
[表情は曇る]
[先を征く少女と星詠み]
[姿が遠くなっていく]
星詠み ノーラは、研究員 ハインリヒ を能力(占う)の対象に選びました。
サーベルを選んだのも、
ラケットと握り手が一番近そうだったからだ。
あの翼生物は、……首を落とすも、喉を突くも難易度が高そうだった。
[親しみと言う言葉に片目を閉じた。
ポーカーフェイスを保ったまま。]
親しまなくて、良い。
[イレーネがピアノを弾き始めると周囲の気配に緊張を走らせたのは、彼も同じ。
イレーネが紡ぐ旋律は──鍵盤に向かう彼女の周囲だけが、温かな灯火がともったよう。目を閉じて聞く事が出来ないのが惜しい。]
/*
一応報告しておく。
今のところ、オトフリート投票、イレーネ襲撃にしている。
合わせる云々じゃなく、報告ということで。
以下、中身はなるべく控える。
代わりじゃないのか。そっか。
[嬉しくて唇をほころばせる。]
あたしも、できるならずっと傍にいたいから。それだけは信じていて。
[額に落ちたくちづけに涙が溢れそうになった。]
うん、これが最後じゃないから。また、抱きしめて。
[離れがたいけど、手を離した。]
―→休憩室―
[ユリアンやイレーネなど姿が見えれば無事で安堵する。
優しい音色、それを彼女が奏でられていたことにも。
指を心配していたのが過去の事のようにも思えた。
けれど、どうして今ここでピアノなのかは疑問で]
…?
[首を傾ければ肩から黒い髪が流れる。]
[問いをすることを、肯定されてもすぐには本題に入れない]
……無理しないで、できることをせいいぱいやって。
それは、理想だと思います。
とこうやくが手に入るまで、そうして協力しないといけないんだと。そんなボダラインは、自分だけじゃなくて、他人にも知らせないと、協力、できないですよ、ね。
[自分に言い聞かせるように、前置き。
手の中のコップに、ぎゅっと力が入る]
………しぐなす さ。
あなたは、今、わらてますか。ないてますか。
[肝心の問いかけは、囁くみたいな声だった]
いま、よやく、確信がもてました。
私は、他のひとのひょーじょが、分からない。
ひょーも、皆も、なんだろ、のっぺらぼに見えます。
目の前でシグナスさんが苦しんでいても、シグナスさの声がでなくなったら、私にはきっと、わかりません。
だから。だから……、これから、苦し、なったら、なぐて教えてください。無理はしない程度に。
/*
確認した。
打ち合わせ程度なら大丈夫ということなので大丈夫だと思われる。
俺は落ちる可能性が高いので、あまり当てにしないほうがいいと思われる。
[階段を上っていくと、次第に大きくなるピアノの音]
誰が弾いてるのかな。イレーネさんがピアノを弾くんだといってたと思うけど……。
[3階に到着すると右手の方から聞こえてくるようだった。そちらを覗くと声をかける]
イレーネさん?
[休憩室に姿をあらわしたノーラの姿を見やる。
口に手を当ててジェスチャーをしてイレーネの演奏の邪魔をしないように促す]
音色で癒されるといいです。
みんな、疲れているでしょうか、ら。
[そっと呟やくように語りかけた]
−屋上−
[未だ]
[迷っている]
[もう、ブリジットの背中も見えない]
[星灯りの暗闇の中で]
[強い風と]
[迷う自分]
[喋るのは、やはり苦手だ]
─三階・研究室─
……ん。
信じるよ。
[短い言葉。
いつかは言えなかったな、などと思いながら。
温もりから手を離して、投げ出したファイルを拾う]
……っと。
演奏、始めたのか。
さて、仮説は正しいか、否か。
[休憩室の方から聞こえてくる旋律に呟き、ファイルを開く。
滲んだ文字は、霞む視界とも相まって上手く辿れないのだが]
>>879
機能性重視したのですね。
でも、サーベルはお似合いになります。というか、やはり無茶をされようとしてる。
[ふうっと息をつく。
親しまなくて〜、の言葉には、横目でチラリ。]
………なるほど
[一見意味不明な言葉を零した。]
───?
[遠くから聞こえてくるピアノの音]
[さっきも聞こえた]
[自分が開いたのとは違う]
[もう一つの扉のほうから]
[足をそちらに向ける]
[誰が弾いているのだろう]
───ああ、そうか。
[ピアノが弾けなくなる]
[そう言っていた女]
[あの子か]
[合点]
[ためしに扉を押してみる]
[完全に施錠されている気配]
[扉に額をくっつけて]
[青灰簾石]
[ゆっくりと伏せる]
[風に乗ってくる音を聞くように]
…せん、せ……
[彼の言葉に思わず息を呑む。
…そこまで、壊れてしまっているのかと。
頭の中で育った石が、神経を圧迫しているだけならば…ここを出れば何とかなるかもしれないけれど。]
う、うん。
だいじょうぶだよ。わらってる。
[作った表情は、笑い顔にはなれなくて。
どちらかと言えば、泣き顔のように情けない顔。
それでも、彼の耳にはそう答えて。]
うん、わかったよ…せんせ。
どうしても苦しくて、辛かったら、ぎゅーってつねるから。
ほっぺ、とか。
/*
とことん、13のRPじゃない。
ないね。ないな。申し訳ない。
一応、15の時点で相貌失認、数値が回復したので、
努力しだいで時々どうにかなる、というファンタジー
目の色を覚えている人は、目の色を探すことで擬似的に目を合わせられる。とか。それが、目だと言うことは、カルメンの時は間接的にしか分からなかったけど、今は、一度目だと認識してしまうとぼうっと表情が頭の中で再構築できる程度には回復してる、かな?
ふぁんたじー、ふぁんたじー。
[ブリジットにやはりジェスチャーで静かにするように促そうとした時だった。
ノーラの表情が今にも悲鳴を出しそうに変わったのは……]
はぁ……、です。
こういうのを無粋というのです、ね。
[見やった方向には蛇が何匹かこちらを威嚇するようその存在をしめしていた。
まず短剣を蛇に向かって投げつけた後、刀を鞘から抜いた]
/*
ハインリヒの 鏡は
占え フラグだと 受け取った 。
それまでは ブリジットでした。
どっちかの予定ではあったのよ。
投票を委任します。
写眞家 アーベルは、消防士 ダーヴィッド に投票を委任しました。
[ピアノの音にも、もう胸は騒がない。
ライヒアルトが書類を読むのに苦労してるなら横から覗き込む。]
あたし、字読めるよ。指差してくれたら読み上げるから。
写眞家 アーベルは、音大生 イレーネ を能力(襲う)の対象に選びました。
―少し前―
重いの? 私と一緒ね。
でも、ツヴァイさんは咳をたくさんしていたから、やっぱり無理は禁物なのよ。
私は咳なんて出ないけど。
[階段を上りながら咎めるように口にする。
段差には気をつけていたから、こくりと頷いて]
ノーラ…わかった。
[だが、誰よりすばやくそれを退治するユリアンに目を丸くする。]
……やはり、常人は反応がいい。
[言ったあとで、ちょっと強がりな台詞だったかも、と顔を背けた。]
―休憩室―
[ヘルムートとダーヴィッドには目礼を。
ユリアンの仕草へ視線を向ける、
その端、蛇が見えた。
ナイフを手にするが蛇にどう対処したものか。]
っ…ノーラ、退きなさい。
[ノーラが怯えているようなら
少しでも遠ざけようと手を退こうとした。]
ケホ…
[咳と共にノーラの指し示す方を見る。
蛇が数匹…ベアトリーチェの手を引いた。
イレーネやブリジットにもその場を動かぬように
紺青の眸をそちらへと向けて]
─三階・研究室─
ん、ああ。
どうにも、この。
[ファイルを見やすいように開き、滲む部分を示して]
……この辺り。
嗜好性やらなんやら書いてあるような気がするんだが。
どうにも、上手く辿れなくてな……。
[は、と一つため息をつく]
他が達者な分、こういう時。
どうにも、もどかしくていかん……。
[浅い呼吸]
[繰り返す]
───しんどいし、痛いし。
[最悪だ]
[表情は笑っていたけど]
よく、弾くなあ。
[音が続いたままだ]
[強い風]
[結構、気持ちいい]
―3階―
…ッ…、――。
[こくりと唾を飲み込んで喉を鳴らした。
嫌な汗がじわりと滲んでいるのが解った。
指を指す事で精一杯。足が震えて動けなかった。]
ぁ、…
[ユリアンが蛇に向けて刃を向けたのがちらりと見えた。
一匹は投げた短剣で動けなくなったのだろうか、確認する勇気はない。けれど、数匹その姿が見えたのは確か。]
だー…ヴぃ、…
[解ったという声が聞こえれば、こく、と頷くので精一杯。]
[わらってる]
[その言葉を聴いて、顔を上げた]
よかっ、た。
みともない、所ばかり見せてしまってますから。
呆れられて、泣かれていたらどしよかと思ってまし、た。
[本当かどうかは分からないけど、言葉に、すがる。
ほっと笑顔になった]
では、私のほーは、しぐなすさのために、空けておきます。
約束、ですよ?
……へなこと、言ってごめなさい。
でも、まだまだ数字は低いですから。げんき、ですよ。
いしょに、頑張って、メドューサなおしましょう。
そして、ここから出たら、トビーに会いにいきましょね。
植物学者 ライヒアルトは、写眞家 アーベル を投票先に選びました。
[イレーネの声がして、やっぱり、と顔を綻ばせる]
えっと……「エリーゼのために」って曲が好きだったの。オルゴールを買ってもらって、ずっと聞いてたから。
ベートーベン、だったかな。
[リクエストを口にする。ノーラの悲鳴が聞こえた気がして、どうしたのかと声のした方へ耳を澄ます]
[動けないノーラを抱えあげた。]
……大丈夫。落ち着けば蛇は襲ってこないから……。
[そして、階段のほうへ連れていく……。]
/*
アーベルが、激まぞい件について。
うわあ、尊敬するな、その度胸。
明日、1が出たら即振り足し。
2、3だったら明日の昼くらいに覚悟を決める。
4、5、6だったら振り足しなし。
回復が来たら振り足す、かな。
[投げたナイフは群れの内の一匹に当たったようだった。
動かなくなった一匹とは対照的に散った他の蛇達の姿に頭を抱える]
うー、しまったです……。
散らばるのは想定外ですです。
皆逃げてくださ、い。
[ナイフが命中した蛇に近づき、急いで刀を突き刺した。
生きていて後ろから噛まれるなんて事は避けたかったから]
[手を引かれてバランスを崩す。転ばないように杖を床についた]
な、に? 蛇が出たの?
[刺さる音。ダーヴィッドやブリジットの声。緊迫した空気に、少し、震えた]
[エーリッヒも近くにいて蛇を見れば手助けしてくれるだろうか。言ったからには、騎士らしく。]
……
[ダーヴィッドが近くに来てくれても
視線を合わすしか出来ず
身体はうまく動かせなかったけれど
せめて邪魔にならないようにと、足に力を込めた。]
教員 オトフリートは、写眞家 アーベル を投票先に選びました。
ユリアン…蛇の数が多い。
全部倒そうとするより、
刺激せずに去るのを待つって手もある…。
防腐剤もあるんならそちらでもいいかもしれん。
[ユリアンが病に蝕まれていないとはいっても、
蛇に毒がないとも言い切れない。]
うん、分かったわ。
[ベアトリーチェに答えながら、ノーラの指先を追いかける。
蛇の姿に息を飲んだ。あの異形は蛇を食べていたとゲルダが言っていたはず]
宥められますように…。
[小さく呟いて、手を構え直す。
リクエストの通り、オルゴールの優しい音色に出来るだけ近づけるように、曲を紡ぎ始めた]
ええと。
[ライヒアルトが指差した部分を見る。]
嗜好性。ピアノの音を好むが、乱れた音は嫌いなようだ。って書いてあるよ。
[なるほど、と頷きながら言った。]
うん、頑張って出よう。
治そう。
…トビー、待ってるもんね。
[声色だけは震えないように気をつけて。
意識がハッキリしたまま、身体だけ動かなくなっていくのと、
身体は動くのに、だんだん思考が侵されていくのと、
どっちが怖いのだろうと思った。
魂から壊れていく祖母を見て、母親が言っていたのを思い出す。
コレは慈悲なのだと。
命尽きるときの苦痛を感じずに済むように、老人の思考はだんだん鈍っていくのだと。]
約束だからね。
指きりげんまんしよ?
[先生の手をとり、指をからめた。]
[一匹の蛇が飛び掛ってきて足に絡みついた]
うわぁぁぁぁ、なんですかこれっ!!
痛い、痛い、痛いですよっ!!
こ、のっっっ!!
見習いを舐めたらあかんです!!
[よく分からないことをわめきながら足に巻きついた刀で蛇を切りつけた]
6の部屋にあるのか。わかった。
防腐剤を取ってく、
[ダーヴィッドに返事をしながら、ノーラを振り返る。振り返りかけて、ユリアンが蛇を殺した方角に、日常なら聞き慣れないような羽音を聞いた。
キマイラが、肉食獣の前足に鳥の鉤爪が付いたような脚で、血臭がするあたりから、蛇を数匹捕獲して飛び去る。]
な、ん…
―休憩室―
[蛇が散らばるのにじり、と退く。]
なっ……んなの もう…!
[蛇に気をつけながら、
下がる、下がる。]
……噛み付いたりしないのでしょうね?
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