情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
次の日の朝、『総帥』 アルトゥル が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、蜂蝶 オクタヴィア、黒耀鴉 ライヒアルト、青の死神 アーベル、野槌の娘 ロミ、紅雨 ローザ、万華鏡 ユーディット、Lilith カルメン、渡り エルザ、狂犬 ヴィリー の 9 名。
正当な取引をしよう。
君に機械知性を与えよう。
私は君の肉体を望む。
君は火星の帝王となれ。
私は人間の生を得る。
返答せよ、準備はできている。
─中央ビル・屋上─
[向き直りながら向けられた言葉。
常磐緑が険しさを帯びる]
……いなくなったから、なんだよ?
言っとくが、俺もそちらさんに付き合うつもりはないぜ?
喰われるシュミは、生憎と持ち合わせてないんでね。
[淡々と言いながら。
『龍眼』は、違う場所へときょとり、動く。
刹那、感じた強き気配を探すよに──しかし、それは既に感じられなくなっていて]
(……文字通り、高見の見物……ってわけか?)
[心の奥底、零れ落ちるのはこんな呟き]
黒耀鴉 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
―中央ビル・4階食堂―
あはは。そっか、そういうもんかー。
[剣の言葉に朗らかな声で笑う。
こんな暢気な会話が出来るのも、ここがまだ『戦場』ではないからだろう、などと思いながら]
[出て来た食糧を持ち運び用の鞄に詰めていると、こちらの視線に気付いたかヴィリーに話し掛けられる]
べ、別に用事って訳じゃ……。
対戦は……まあ考えとく。また後でな!
[口の端を上げる男に、慌てたように言った。
この付近で戦闘となれば、ここに来た意味がない。
支度を済ませると、足早に食堂を*後にした*]
野槌の娘 ロミが「時間を進める」を選択しました。
―中心部―
二人だけ残るまでの間まで、お互いに不干渉というのであれば応じることはできます。
ですけども、最後の勝ちを譲れというのであればそれは承諾しかねますね。
[アーベルを見つめたままに]
第一に、私は総帥さんの死は極力望みません。
第二に、アーベルさんの実力を疑うわけではありませんが、総帥さんを殺せるとはおもいません。
第三に、私は実地検分と実地見聞を重んじるので、出来る限り自らで集められる情報は自ら集めたいのですよ。
[視線は外さず、アーベルを見つめる目はその動き全体を注視するように、
わずかな変化ながらも相手も熟練ならば気づくことだろう]
ご期待に完全に添える事はできませんが、最後の一歩手前までならばどうでしょうか?
渡り エルザが「時間を進める」を選択しました。
ドイツ語だから日本語の読み関係ないのかね
俺はアーベル・"ザ・ブルー・デス"・リーとかかな
中華系ドイツ人ぽい名前に英語の二つ名
凄まじいちゃんぽんぷり
…交渉成立だ。
[それだけ告げると、体はエルザに向けたまま後退るようにして影の中へ。濃紺のコートが、その輪郭を曖昧にする]
[その場で不意に手を振り上げると、袖のうちからワイヤーが伸びる。どこかに巻きついたそれに引かれて、路地から姿を消した]
─中央エリア・高層ビル屋上─
[オクタヴィアが現れたのは、先程まで『総帥』が居た高層ビルの屋上。闇へと消える後ろ姿を鶸色に映す]
……アルトゥル様は特等席にてお楽しみを───。
[組んだ手を腹部に当て、最敬礼たるが如く頭を垂れる]
[にこにこと、ライヒアルトの言葉を聞いていたが、]
くすくす……あらら、それは残念。
[と、以外にあっさりと折れるのであった。
だが、スッとその目が細まり、]
でも、断るなら断るで『余所見』しながらは感心しないなぁ。
何か、総帥さんに用事でもあった……のかな。
[ちろり紅い舌を覗かせ指を舐めると、そう問いかけた。]
───Es ist eine Showzeit.
悠々とした時間はここまで。
さぁ本当の『遊戯』の始まりですわ。
[ヒールとアンクレットの音は高層ビルの屋上の縁へ。中央ビルよりも遥かに高い場所から見下ろすオクタヴィアの背後で影が揺らめいた]
青の死神 アーベルが「時間を進める」を選択しました。
Lilith カルメンが「時間を進める」を選択しました。
―中央ビル・4階食堂―
[慌てて逃げるように去っていったロミを面白くなさそうに見送った。]
…ふん、つまらん。
まぁガキをいたぶるのは趣味じゃないからいいけどな。
『あんまし脅しちゃダメでしょにー。
あ、旦那もロミ嬢ちゃん見習って、水と食料ちょっとは確保しといてネ。
お外に出かける準備が出来たら、ちょっと行って欲しい所があんだよねー。』
[何時もの口調でのんびりと、剣は主に注文する。
それは受け入れられる内容であったので、主は素直に従い負荷がかからない程度の量を確保した。]
行くって何処へ?
『外。廃墟の切れ目あたりかナ?何か出てきそうな所らへん。
ちょっと見ときたいモンがあるんだよねー。
あわよくばちょっともにょもにょしたいし。』
…良く分からんが。
今言うからには、遊戯に必要な事なんだろうな?
[怪訝そうな声で尋ねた言葉には、肯定の意がこめ飾り紐が揺らされた。]
狂犬 ヴィリーが「時間を進める」を選択しました。
─中央ビル・屋上─
真正面だけ見てて、それで生きられる。
そんなぬるい環境にはいなかったんでねぇ。
[軽口のよに言いつつ、肩を竦める。
夜闇の中に、黒の片翼がゆらりと広がった]
……別に、用事なんてないけど。
[問いにはごくあっさりと答えた。
『総帥』を気にかける理由はあるが、それこそ他者に教える必然はない]
……聞きたい事は、それだけか?
んじゃ、俺は俺で、用事があるんで、これで。
[聞きたい事がある、と言われても、答える意思皆無の態度で言い放ち、とん、と屋上の床を蹴る。
片翼が羽ばたき、鴉はビルの間の闇へとふわり、*消えた*]
ええ、ではそのように。
[笑いかけて、アーベルが後退る様子を見つめながら笑顔で]
もっとも、途中他のものにどちからが倒されればそれまでですが。
[そう言った後、路地からアーベルの姿は消えた。
視線で追うことはしない、これ以上彼とかかわる必要は今はないから。]
この外のこともいろいろ見て周りたいですね。
[すでに興味は他の事、都市部を離れ北部に*向かうことにした*]
/*
すまん。
マジで。
ねむいん、だ……!
さて、どーするかに。
ちなみに、デフォ投票はローザです。何が言いたい、ランダ神。
─中央エリア・高層ビル屋上─
[朔故に星明かりばかりの夜空。影を作り出す光量はそれ程無いにも関わらず、ゆらりと影はオクタヴィアの足元で揺らめいた。漆黒に紛れたそれは頭を擡げ、ヒトを形作る]
数も多いですし消耗も激しいのですけれど……やってみる価値はありますわね。
どのくらいの方がかかって下さるかしら。
[持ち上がった影はそれぞれ、オクタヴィア以外の『遊戯』参加者の姿へと変わる。姿形は本物のそれと寸分違わず。けれどその実力は遥かに劣る。模倣が故の欠点]
見間違えてくれるだけで……。
『遊戯』開始の号……楔となるだけで十分ですわ。
[すっと右手を前へと翳す。その右手を横へ払い、影達へ開始の合図を出した。夜闇にシャラリとブレスレットの音が響く。参加者の姿を模した影達は方々へ散り、ターゲットを探し始めた]
[影達が成すのはただ一撃だけの奇襲。当たるが当たるまいが一撃放つとターゲットから離れ、遮蔽物へと隠れた後に姿を消す。誰かが不意打ちをかけたと言う事実を作り上げる為に、影は闇を*疾駆する*]
/*
とりあえず落とすだけ落とし た。
半分以上各位に丸投げ状態なのでリベンジとは違うかもしれませんわね…。
文句がありましたらエピにてお願い致しますわ…。
ふぅん、それはご苦労様なことで。
[軽口を同情するでもなく嘲るでもなく、ただそうなんだという風な言葉を返す。
「用事なんてない」と言う言葉には、スッと目を細め、]
…………ふぅん?
[何やら楽しげにそう呟く。
そして、こちらの答えを聞かないままに飛び立つのを見送ると、]
ああん、つれないなぁ(くすくす
……………んじゃ、わたしも動くとしますかぁ。
[楽しげにそう呟くと、自身も屋上を後にする。
そして、解けかけていた包帯がするりと解けた下。
そこには既に傷は跡形も*なくなっていた*。]
/*
やっほい、シャドーアタックリベンジきたよwwwww
ver1では上手く拾えんかったからなぁ……。
しかも、縁故からどつかれとかおいしすぎ。
これはひろっとかんとなwwwwww
─中央エリア・都市部路地裏─
[屋上から飛び立った後、舞い降りたのはビル街の隙間、路地裏の一角。
普段、『仕事』の場としてよく選ぶタイプの地形。
周辺の地形を調べて歩く内、ふ、と意識が過去に飲まれたのは。
屋上で、オクタヴィアと交わした言葉に多少、引きずられたが故か。
それとも、ある意味では鴉を鴉と成した大本の理由──『総帥』の姿を近くに見たからか]
『貴方たちは、……に、なるのです』
[歌うように紡がれる言葉]
『ヒトにしてヒトならざる力を宿す、獣の神に』
『そして、偽りの神々に鉄槌を』
『人々を惑わす流星を堕とすのです……』
[『祝福』、『試練』と称された実験や改造の合間、幾度となく聞かされた言葉たち。
信じてなどはいなかった。
しかし、逆らう余地はなかった。
唐突に両親を失い、環境の全てが変わった四歳の子供には、理解が追いつかなかったから。
その環境に変化をもたらしたのは、見慣れぬ研究員。
彼に囁かれた、それまでとは違う言葉。
力を発現させ、研究施設を崩壊させるに至ったその契機が漆黒なる流星の工作員と知ったのは、それから三年後──暗殺者として売り出して間もない、十七の時だった]
……あー。
らしくねぇな、ったく……。
[ふと、口をついたのはぼやくような声]
大体、こんな感傷に浸ってるヒマ……ん?
[言葉は、不意に感じた気配により、途切れる。
前方の闇の内、佇む影。
灯りは乏しいが、『龍眼』は、確りとその『姿』を捉える]
……『合わせ鏡』?
[口をついたのは、呼びなれた方の通り名。
しかし、答えはなく、『剣』の軽妙な声も聞こえない。
代わりに、飛んできたのは]
……っとお!?
[突然の接近からの、一撃。
避ける暇もなく、反射的に翳したのは右の腕。
ガキン、と。響くのは、金属音に近い音]
っつ……いきなりだな、おいっ!
[苛立ちを込めて吐き捨てつつ、剣を強引に跳ね飛ばす。
闇の中、一刹那だけ鉤爪の如き様相を成した右の手を、相手は捉えたか、否か。いずれにせよ、煌めく黒の針が現れた時には、そこにあるのは人の掌。
しかし、漆黒のそれを投げつけるより先に、襲撃者は後ろへ飛び退き、入り組んだ路地の先へとかけてゆく]
……ちょ、待てよっ!
[とっさ、駆け出して追うものの、角を曲がった先の路地には、既に誰の姿もない]
……消えた?
しかし……今のは……。
[誰もいない路地を、静かな常磐緑で見つめつつ、呟く]
……一応。
挨拶周りには、行くべきかね。
[色々と、違和感は感じるものの。
最初に口をついたのは、こんな一言だった**]
投票を委任します。
狂犬 ヴィリーは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
/*
二人共ありがとうございますわ。
くろねこさんはお流石、と申しておきますわね。
誰かの反応が無いと安心出来ないくらいならやるなと言う話なのですけれど……。
前回上手く回せなかったのが悔しかったのですわ。
メモ反応他はまた後程に。
/中/
先に中発言を一つ失礼します。
昨日は中身が完全にダウンしてしまっていました。
足を引っ張ってしまいごめんなさい。
―回想/中央ビル街―
…はぁ。
具体的指示の無い仕事って、難しいわ。
[少し肩を落としながら歩いていた。
片手を持ち上げ、逆の手で手首を掴む]
(香を使ってみるのはありかしら…)
[体内で合成した物質は放出することも出来る。
普段は沈静や混乱の為に使う香を興奮作用にしたらどうだろう。一つ悪くない手のようにも思えた]
―回想/中央ビル街―
[通信機のスイッチを押すとアーベルの事を報告しようとして。
そこまでしてから躊躇った]
(最終的に漆黒流星がどうなっても私には関係ない。
それだけの騒ぎになれば……文句も無いでしょう)
[捻じ曲がった論理だが、それで自分を納得させた]
…いえ。
先刻の戦闘を直接見ていたのは黒耀鴉と野槌の娘。
他にも観戦していたら刺激されたかもしれませんね。
[頭に余計な一言もついたが、別の方向にずらして話をする]
接触できたら私からも一刺激。
試してみようかと思います。
万華鏡 ユーディットが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
万華鏡 ユーディットは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―中央エリア外れ―
[ゆっくりと移動して、ビル街を抜けた]
少し待機を。
誰も来ないようなら改めて移動で。
[この先はもう家の無い場所、門の影に背を預けて言う。
再び手首を掴んでから一息ついた。
総帥の気は近づく前に心構えして流したはずなのに、どうにも落ち着かない気分だった]
『―――――!』
[少し先からまばらに立っている木々を揺らす風の音が、幼い泣き声のように聞こえる。
必死になって誰かを呼んでいるような。
埒もないことを、と*眉が寄った*]
―中央エリア・都市部―
黒曜鴉に、青の死神。それにLilith。
今まで会うた以外には3人。
[建物の蔭にて、娘は携帯端末に移した情報に目を通す]
知り合いもおらんし、同盟とか不確かなもんに頼るんは止めたほうがええな。
あとは――
[言葉は不意に途切れ、ぴくりと眉を跳ね上げた。
手から端末が滑り落ち、頭上に影が差す]
白雪!
[声を上げると同時、虎が地を蹴る。
背後に迫っていた小柄な影に、横から体当たりを食らわせた。
娘もまた射程から逃れるべく前方に跳び、結果狙いの逸れた『武器』は地面を抉る。
遅れて届く振動が大気を震わせた]
[娘は眉を顰めながら和傘の柄に手を掛ける。
されど隠れた刀身が姿を見せる間もなく、奇襲を掛けてきた相手は既に遠い。
体格の数倍はあろうかという武器を軽々と抱えて]
あれは。
[虎は敵意をむき出しに唸り声をあげていたが、娘を置いて追いかけて行くような真似はしない。
抉られた地面の傍、辛うじて無事だった端末を拾い上げる。
ざっと中の情報に目を通し]
該当者1名――やんなぁ。
けど、あんな近いとこまで来おったんに、白雪が気付かんなんて。
[唸る虎を横目に、違和感を口にする]
気配はともかく、“におい”まで消せるひとなんて、そうはおらんやろ。
何かで誤魔化したにしても――
[視線は地面のクレータ―へ。
それが『本物』が作るものより小規模なものであると娘は知らないが]
――ともかく、まずは離れよか。
行きますえ、白雪。
[常と同じ口振りは急ぐ様子もなく、娘はその場を*引き上げた*]
紅雨 ローザが「時間を進める」を選択しました。
明日は動けないからバトるなら今日がいいのかね
でもせっかく色々フラグ立てたのに早死にでブン投げるのは嫌だなぁ
敗北→死亡ってわけじゃないらしいけど
墓でも一応話は続けられるし、どうせならがんがん行くべきか…?
/*
うみゅり。
さて、どーしよか。
今の時点で吹っかけやすいのはヴィリーな訳だが。
できれば、アベくん以外と当たりたいのだよねぃ……。
[スタイル的な近さと、あと、中的には連戦だからにゃー、というのががが]
落ちたら落ちたでキノコと遊ぶから、初回から動くんはおっけーなんだけど。
まだ反応ないメンバーがどう動くか次第、かにゃー。
/*
で、それはそれとしてですな。
ふと、EDを最終勝者別にパターン分け、とかいう無謀が浮かんだ訳で。
一応、現時点でのパターンメモっとこう。
オクタ、ライヒ→ベオウルフ
アベ、ユディ→セラフ
ロミ、ローザ→エリス
カル、エル、ヴィリ→ヴァーゲ
……に、なるかなぁ。
ベオウルフんとこは、動かしようがないっつーか。
いや、セラフんとこもだけど。
後のとこは多少流動あるかも知れんが、ここらはほぼ確定だねぃ。
[エルザと分かれてしばし後、他の参加者達の様子を伺うべく市街を移動中]
!?
[急に物陰から、何者かが突っ込んできた]
[突き出された凶器をナイフで弾く。火花が散り、襲撃者の顔が闇に浮かぶ。特徴的なオッドアイ]
(黒耀烏―ライヒアルトか)
[攻撃を弾かれたライヒアルトは、なぜか追撃してこず、そのまま身を翻して側の路地へと駆け去って行った]
[しばらくその場で再度の奇襲を警戒、周囲に気配がない事を確信するのに十分な時間の後、再び駆け出した]
(全員を上手くやり過ごせるとは思っていなかったが、中でもやつはずいぶん戦闘に積極的なようだ)
(同盟・共闘関係の類は結べそうにないな。次も恐らく、見つかったら即座に攻撃を仕掛けてくるだろう)
(……こちらから見かけた場合は、先手を打つべきだな)
っていうか。
今日からもう24時間更新だろ。
二つバトって、吊り襲撃決めるんだろ。
そろそろ始めとかないとやばくね?
投票を委任します。
Lilith カルメンは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
投票を委任します。
青の死神 アーベルは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
投票を委任します。
黒耀鴉 ライヒアルトは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
投票を委任します。
渡り エルザは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―外・廃墟端―
『あ、旦那あいつ!手段問わないから何とか奴の背中に俺持ってってー。
あんま傷つけないでネ。』
おまえ…面倒な事をさらっと言うな…!
[瓦礫の影に隠れ様子を伺っていたが、グリズの声に反応し、前方から突進してきたのは、サイの姿をした大型のクリーチャー。その足の2本は肉が削げ落ち、中身が剥き出しになっていた。
見えるのは骨ではなく、機械の類とコード。
背の膨れた一部には、小さく不規則に点滅するランプがあった。]
『大丈夫旦那はやれば出来るコだから!』
てめぇグリズ…あとで噛み殺すぞ…。
[突進を横に跳び、影間から明るい所に出ることでかわす。
崩れた瓦礫壁に突き当たったサイもどきは、すぐに反転し、頭を振り欠片を落としてからこちらを睨み付けた。]
『やっぱ丈夫ねぇ。』
暢気に言ってる場合かこの…
[再び突進してきたサイもどきの上に、さてどうやって登るか。
刹那考え足止め必須と結論づけ、剥き出しの足に狙いをつけ。
鞘からグリズを抜いたと同時―――]
『あ!』
[気づいたのは剣と本能どちらが先か。先程までいた影間から、音もなく何かが顔めがけて飛んできた。
反射的に剣を盾にしそれを弾くが、タイミングは状況的にとても悪かった。]
く、っ!!
[サイの角の真芯は辛うじて身を捩りかわしたが、顔に背面がぶつかり、上に掬い上げられるように弾き飛ばされた。]
く…ああっ!
[飛ばされる瞬間腕を伸ばし角を掴み、勢いを殺そうとしたがあまり役にはたたず。だが代わりに空中で思った方向に足を向ける事ができた。そのまま甘んじて飛ばされ――ビル上方の壁に両足がつく。勢いが強く、足に痛みは走ったが、おそらく大事にはならない。瞬時落下する前に膝をまげ、壁を利用し上からサイの背中に飛びうつった。]
『おぉ、お見事!』
後は何とかしろよグリズ!
[いい放ち、主は背にグリズを捩じ込むと、暴れるサイの後方から飛び降り身を隠した。]
『おっけーちょっと待っててー。』
[背に刺したグリズが気になるのか、サイもどきは暴れ続ける。だが数分とたたないうちに動きはおさまっていき、最後にはその場におとなしく座り込んでしまった。]
……掌握したのか。
『うんー。奴さんやっぱ、頭の中身までほぼ機械化されてたみたい。アンドロイド型クリーチャーって言うの?』
[サイの背においてきたはずの剣は、いつの間にか主人のすぐ後ろに転がっていた。そのことをさして気にもとめず、拾いあげ鞘におさめた。]
『手駒は多いにこしたことはないでショ?』
……無駄に邪魔にならなければいいがな。
それよりもだ。さっきの一撃は何だったんだ?
『また可愛げのないー。ありがとうくらい言ってくれてもサー…あーさっきのあれ?なんだろネ。
少なくとも人じゃあ無かったよ。もういないし。
…予想はつくけど、確定はしないねぇ』
[グリズにも判断つかない事を知ると、更に気にくわなさそうに舌打ちした。]
『まーまー。無事ならよかったじゃん…ってそういや旦那、ケガはー?』
…大事ない。
少し休めば元に戻る。
[サイもどきに打ち付けられた背と足に軽い痺れはあるものの、回復は早そうに思った。]
…とりあえずお前はアレをどうにかしておけ。俺は少し休む。
『あいよっと。』
[再び影になる場所へと身を隠し、そこで呼吸を整えようと主は目を閉じた。**]
─回想─
[通信が開き、前後の繋がりの無い一言が耳に届いたが、深く追求はせず]
そう、幾人か見物に向かっていたのですわね。
わたくしもモニタールームから拝見しておりましたわ。
[チリン。回線を開いた証しとなるイヤリングの音。その音の後に言葉を連ねる]
わたくしもそちらとは別に仕掛けておきますわ。
そちらにも向かうかも知れませんので、お気をつけ遊ばせ。
[協力しているからと言って選択肢から外すことは無く。何かが向かうかもしれないと言う忠告に留めた]
ではそちらもよろしくお願い致しますわね。
─中央エリア・高層ビル屋上─
[影を放った後もオクタヴィアは高層ビルの屋上に居た。移動すること無く、屋上の縁から静かな街並みを眺めている。否、その場から動くことが出来ないでいた]
─── 一つだけ動かすのでしたら支障は無いのですけれどね。
流石にこの数を維持するとなると……。
[影達には簡易的な命令を実行出来るよう、ある程度の自律行動が出来るようにしている。複数のそれを維持するには、己が全ての力を注がねばならない。その代償として今居る場所からの移動が制限されていた]
……一つ、二つ、三つ……。
四つ崩れましたわね。
順調、と言うところかしら。
[影であることは気取られぬよう、細心の注意を払って作ってある。偽物であると知られる可能性は無きにしもあらずだったが、ターゲットに接触出来たのならば上出来といったところだろう]
惜しむらくは、奇襲の状況を見ることが出来ないことね。
一つの影で一人ずつ襲うのでしたら、視界同調くらいは出来たのですけれど。
[残念そうに息を吐く。首が傾いで、チリリとイヤリングが音を奏でた]
―北部・林の中―
[中心部を抜けるとそこは草原と、まばらな木の林が続く場所に出て]
コンクリートジャングルから一転、本当のジャングルみたいな場所ですね。
[そんな感想を漏らしつつ、草原を抜け適当な林の中に。
生えている木などを観察していると突如の左側からの斬撃、身を下げ左腕を浅く切られる。
奇襲のきた方向に視線を向ければ木の影に隠れる姿、気配は向こうに感じられず。
ゆっくりとそちらに歩み寄ってみればそこには誰の姿もみあたらなかった]
今のは……?
[突然現れるまで何の気配も感じられず、そしてまたすぐに消えた気配]
参加者でしょうか?それならヴィリーさんかローザさんあたり?
しかし妙ですね……、いろいろと。特殊な能力かなにか……。
[気がかりなことは多かったが、とりあえずそれ以上の攻撃はない様子で、木の観察を再開した]
/*
>エルザ
とても無茶振りな襲撃者でごめんなさいね。
カルメンの武器は何にでもなるようだから、無難なのを選べば外すことは無いと思ってそのままにしたけれど。
一人ずつ描写入れた方がやりやすかったかしら。
─中央都市部・ビル上─
[ばさり、と。
大気を震わすのは羽ばたきの音。鴉は、北の林との境界線に近いビルの屋上に舞い降りると、がじ、と頭を掻いた]
さぁて、と。
どーしたもんかねぇ……。
ここを離れると、どちらかと言えば不利なわけだが。
ここに居座ると、まだ当たりたくない連中と出くわし安そうな訳で。
難しい所だな。
[勝ち進むならばいずれ当たるのだとしても。
スタイル的に近い部分のあるアーベルや、手の内をある程度は知っているヴィリーは、可能ならば避けたい部分もある。
更に言うならば、未だに出くわしていない一人については、端末情報しかない、という点で好奇心のようなものもある訳で]
さてさて、どーしましょうか、ね、と。
[悩んでいるわりに、口調は呑気だった]
――中央エリア・屋外――
[軽快な、しかし疲れを溜めない程度の足取りでビルの谷間を駆けて行く。
向かうは東、草原のある地帯]
早いとこ、この辺は抜けねえと――
って、あれ? ……うわっ!!
[ビルの隙間から人影が見えた――その刹那。
走り抜けようとした娘目掛けて、横合いからナイフが飛んだ]
ひゃあっ!
[鉄槌を構え振り払うのでは、間に合いそうもない。
咄嗟に地へ伏せると、ツインテールの片方を揺らしてナイフは通り過ぎた。
そのまま地面を転がり、起き上がりと同時に鉄槌を構える]
今の……『青の死神』だか!?
[ちらりと見えた人影、そして攻撃方法も映像で見たものと符号する。
しかし――二撃目が、来ない]
逃げた……?
[奇襲に失敗したからだろうか――しかし、映像内の『死神』も、最初の一撃は防がれていたはずだ]
うー……?
……まあ、いいだ。ここで戦ったらオラが不利に決まってるもの。
用があるならそっちっから来りゃあいいだよ。
[アスファルトとコンクリートに埋められた土地では、自身の能力は活かせそうもない。
ひとまずこの場を離れようと思った。
――尤も、今まで以上の警戒が必要となったため、足取りは随分と遅くなったのだが**]
投票を委任します。
野槌の娘 ロミは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
蜂蝶 オクタヴィアが「時間を進める」を選択しました。
蜂蝶 オクタヴィアが「時間を進める」を取り消しました。
/*
とりあえず、現時点での希望はさくっと出す。
様子見重なりすぎると、マジで進まんからなー。
まあ、ほんとはバトるのは明日の方が余裕あるんでいいんだけど……誰も動かないなら、その時はその時で考えにゃならんし。
―中央エリア・都市部―
[ビルの蔭を渡る最中、遠く羽ばたきの音を聞く。
白虎の背に乗る娘は天を仰いだ]
あらぁ。
[天舞う鴉を蒼に映し、その目を細めてみせた]
『黒耀鴉』――なるほどなぁ。
[端末で見た名を呟く]
─中央エリア・高層ビル屋上─
……五つ、六つ……。
粗方は接触し終えたようね。
[役目を終えた影が潰える気配。けれど影が本来の姿に戻っても、注ぎ込んだ力が簡単には戻って来るはずも無く。それでも、ふ、と足元が軽くなるのを感じた]
移動は可能になりましたわね。
動く気も起きませんけれど。
[結局その場からは動かず、屋上の縁に腰掛け脚を組んだ]
───動く者は居るかしらね。
標的にされたら、その時はその時、かしら。
[消耗を戻すには休息が必要だが、それを完全に行える保障は無い。他が仕掛けて来ないとも限らぬために]
─中央都市部─
[鼻唄交じりに廃墟を歩いている。]
さぁて、次は誰と会おうかしらぁ。
[とその時、物陰から飛び出してくる影。]
……えっ!? と、うわっ。
[振り下ろされる鎌を十字架で受け止める。]
くっ!? ……どっ……せい!!
[思い切り振り払い、弾き飛ばす。
離れた所にすたりと着地したユーディットの姿をした影は、たっとそのまま走り去る。]
なっ!? 逃げるとな。
─中央都市部・ビル上─
……ん。
[不意に、感じた気配。『龍眼』が、きょとり、と動く]
お。噂をすればなんとやら?
[噂というか、たまたま端末データを眺めていただけ、なのだが。ともあれ、見やった先には、白き獣と共にある姿]
……ま、『挨拶』しとくのは、わるかない、よな。
[ほんの僅か、笑みを掠めさせつつ。
広げた翼で大気を打ち、そちらへ向けて舞い降りる]
や、どーも。お散歩かい?
[ある程度の距離で動きを止め。
中空にふわり、止まった状態で投げかけたのは、ごく軽い言葉]
――中央エリア外縁――
はー、なんとかここまでは無事に来れただ。
[幸い、あれから『青の死神』にも他の誰にも奇襲を受けぬまま、市街地を抜ける事が出来た。
目の前には草原、少し先には林が広がっている]
うーん、どの辺が戦い易いだか。
あんまり街から離れると、化け物が出て来る見てえだし……。
[ぶつぶつと呟きながら、街の周囲を辿るように北の方へ]
[そのことに驚くが、すぐにその後を追いかけ、]
…………消え、た? これは……
[そして、ふむと何やら考えていたが。]
……今のはすれ違ったあの子と『波動』が違ったんだよねぇ。
多少誤魔化すことは出来たとしても、あそこまで変えるとなると……
むしろ、赤の他人という方が…………ああ。
ああ、ああ、そういうこと、ね。
[にやり。楽しそうな笑みを浮かべると、クスクス笑いながら歩き出した。]
―中央部エリア・都市部―
[こちらはまさに噂した相手が降りて来るのを認めて、扇子を広げ、口許を隠す。
警戒を強める虎と共に、それを見やった]
優雅なもんどすなぁ。
[宙に止まる彼に、まずは一言]
まぁ、そんなとこやろか。
お初にお目にかかります、『黒耀鴉』はん。
投票を委任します。
紅雨 ローザは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
/*
やる前に聞いて欲しかったと言うのが本当のところですわね。
オクタヴィア=影そのもであることは、実際に聞いたことがある人以外部外秘だったのですが。
ここも明記しておくべきでしたかしらね…。[溜息]
カルメンの端々の対応で『知っている』ことにしているようなことには気付いて居たのですけれど……。
釘を刺しておくべきだったかしら。
―北部―
[それからしばらく襲撃も特になく、左腕の血もすぐに止まった。
林に生えている木をひとしきり調べて、携帯端末に情報を入力していく。
そうしてから林を出ると、都市部が遠くに見えてその淵に沿うように歩く少女の姿が見えた。
向こうもこちらに気づいたかもしれない。]
ロミさんは確か……
[端末で覗いた情報を思い出しながら、刺激されるのは知的好奇心の方、先ほど攻撃を受けたことも自分の心理に関係してるのかもしれない。
そんなことを考えながらそちらに向かい歩いていく]
─中央エリア・都市部─
おんや。
奇妙奇怪といわれなかったのは珍しい。
[優雅、という評に、口にするのはおどけたような言葉]
『紅雨』の朧紗……だっけ?
データは見させてもらってたけど、なんというか。
……ホントに、特徴おありな事で。
/*
あべくんめも>
すまぬな!
一番仕掛けられやすいのはわかってたんだが(自分もヴィリーつっつこか思ってたくらいだし)、中身的理由で逃げてしまった(お前は。
まあ、真面目な話。
『総帥』でアーベルと遣り合ってる現状。
一番スタイルに興味あるのって、ローザなんよねー。
なんでかんで、それが一番大きいんだよ。よよ。
――北部――
[そのまましばらく歩いて行く。どうやら、このまま行けば林に突き当たるようだ]
……ん?
[そして、その林から出て来る人影が。
向こうはこちらを真っ直ぐ目指しているらしい。
その様子から、奇襲目的ではない、ように見えるが――]
……警戒しておくに越した事はねえ。
[鉄槌は素早い動作には向かない武器だ。
先程も奇襲を受けて咄嗟に構えられず、冷やりとさせられた。
そんな記憶があってか、槌をいつでも振り下ろせる格好にして相手へと近付いていく。
それが向こうの目にどう映るかは考えぬまま]
―中央エリア・都市部―
奇怪も奇妙も、ここにはありふれとんのとちゃいます。
今更あんさん1人見たって、驚くこともあらしまへんわ。
[返す調子は軽い。
警戒する虎を宥めるように、空いた手を背に置き]
ご名答。
あらあら。
それはどういう意味でっしゃろなぁ。
[可笑しそうに言って、目を更に細めた]
―北部―
[別に自分は戦闘が好きなわけではない、そのことは自分でもわかっている。
けれども何かを知るために、時に手段をあまり選ばない悪い癖もある。
今はその悪い癖が、手段が戦闘なだけで、そんなことを考えながらロミとの距離は縮まっていく。
向こうもこちらに構える様子で、近づいてきており。
お互いの攻撃が届かないくらいの距離で]
こんにちは、ロミさん。
準備はよろしいようですね。
[右足を前にロミを見つめる目はわずかな動きも捉えられるようにと。
右手は腰に下げた魔剣の柄に]
逃げたりとかは嫌ですよ。
─中央エリア・都市部─
ま、確かにそうか。
[ありふれているといわれたなら、否定のしようもなく。
くく、とどこか愉しげな笑い声が零れ落ちる。
警戒する白虎の様子には気づいていたが、特に気にした様子もなく]
どういう、って。
言った通りのイミ?
俺も、世界中知ってる訳じゃないからある意味当たり前だけど。
……今まで、見たことなかったからねぇ、そういうスタイル。
[なんでもないように言いながらも。
『龍眼』は底知れぬいろを宿す。
陽気な左と陰鬱とも見える右、対照的な常磐緑は如何様に見えるやら]
―少し前/中央エリア東の外れ―
[頭上から影が振ってくる。
剣を構えた相手の顔は始めて見る。いや、今回の『遊戯』と関係ない場所で見覚えがあった気もするが…戦闘しようという時に深く考えるのはやめた]
Tanzen wir leidenschaftlich.
[薄い笑みと共に鎌を持たない手を伸ばす。
立ち去ろうとしていた影は考え直した様にこちらへと向かってきた。熱に浮かされでもしたかのように。
刃を交すこと数合。致命傷ではないが深い傷を負わせた、と思ったら今度こそ建物の影へと男は消えて、出てこなかった]
濃度薄かったかしら。
それとも幻覚併用する方が効果的とか。
[完全に気配が消えたと取って、鎌をピンにすると髪へと戻した]
─中央エリア・高層ビル屋上─
………七つ。
どこまで撹乱出来たのかしらね。
[額には玉のような汗。細い指でゆるりと払う]
後は流れるままに。
水面に投げられた小石は波紋を広げ、周囲を巻き込み行く。
小石は既に投げられた。
[『遊戯』に参加する度に紡ぐ言葉。口許の朱が弧を描く]
───ごゆるりと堪能なさいませ、アルトゥル様。
―北部―
[互いの間合いに、一歩ばかり足りない所で、足が止まる]
……はっ。
[掛けられた言葉に、短い吐息が漏れた。
当然と笑んだせいだったのか、緊張のせいだったのかはわからない。
柄を握る手に力を籠めて、前者と見えるように唇の端を挙げる]
勿論、ここまで来たら――
[相手の手が、剣へと動く――]
逃げるはずが、ねえっ!
[機先を制すように、大きく一歩を踏み込むと同時、全力で鉄槌を右上段から振り下ろした]
/*
あ、失敗。狂犬のダミーはもう出てました。
ローザさんやカルメンさんでは少し都合が悪く思ってしまったのですが、せめてエルザさんにすればよかったです。
剣使ってるって描写だけにするべきだった…。
─中央エリア・都市部─
ふふふふーん………おや?
[ふいに緊迫した波動を感じて、首をそちらに向ける。]
これは…………んー。
[こめかみに指を当て、ぽくぽくと思案していたが、]
……よし、ならば見物だ。
[ポンと手を打つと、その波動の感じられる方へと歩き出した。]
―中央エリア東の外れ―
分かりました。
[何が来るのだ、と思わなくも無かったがその時はそうしか応えなかった。苛立ちを抑えようとしていたせいもあったかもしれない。
それから暫く経って、戦端を開けそうで開けないまま終わり]
申し訳ありません、こちらは一度失敗しました。
次はもう少し手を加えてみます。
[長柄武器は本来性状の似たものから作るほうが容易い。
木の枝か箒の類を探しながら短く報告した]
―中央エリア・都市部―
せやろなぁ。
うちらは滅多に『外』には出ぇへんから。
こんなとこに招待されるとも思てませんでしたし。
[言いながら、左右の対照的な色を見上げる。
扇子に隠れた口角が釣り上がった]
そんで、鴉はんは何しに来はったんやろか。
[そこから発するのは、あくまで何気ない風の問い]
―北部―
楽しみです。
[くすりと笑みを浮かべ、こちらに向かい踏み込むのを視界に移しながら柄に手をかける頃に、振り下ろされる鉄槌。]
それはあたると、痛そうですね。
[後ろに飛びのきながら牽制の居合い一閃、斬る意思はなくロミの目の前を掠める程度のもの]
─中央エリア・高層ビル屋上─
[彼女にも影は向かったのか否か。そろそろ消耗により形を崩す頃だろう。疲労に逆らわず屋上の縁に座っていると、チリンとイヤリングが音を立て、通信を知らせた]
あら、戦果は得られず、かしら。
仕方ありませんわね。
良い結果を期待しておりますわ。
[短い報告には、こちらも相応な返答を。声に疲労は乗せなかった]
─中央エリア・都市部─
招待……ああ、そちらさんも、『総帥』閣下にお呼ばれしたクチか。
[左右アンバランスな異眸がひとつ、瞬く。
扇子の陰の動きはさすがに見えはしないものの、雰囲気から表情の察しはついていた]
んー?
[何気ない様子で向けられる、問い。
こてり、と首が傾ぐ]
参加者の中で、顔合わせてないのがあんただけだったからねぇ。
それに、色んなイミで一番興味もあるし。
やっぱり、『挨拶』はしとこうかと思って、ねぇ。
[返す言葉はごく軽い、ものの。
『龍眼』に宿るいろは、どこか穏やかならざるもの]
さすがに……っ!
[これは避けるか、と、飛び退くエルザを上目遣いに見る。
ずど、と鉄槌が地面に減り込み、軽く両足が浮き上がった。
重心を戻し掛けた所に、相手の一閃が放たれる]
くっ……
[前髪を掠めるように通り抜けていく切っ先。
斬る意志があったなら、それは両眼に届いていただろう]
ならっ……
[鉄槌を持ち上げる勢いのまま、たたたとバックステップし]
――こうだ!!
[そのまま今度は、何もない地面へ槌を叩きつける。
ぼこぼこと膝の高さ程もある棘が地面から飛び出した。
その列はエルザの足元を掬うべく、一直線に伸びていく]
[すでに鞘に収められた魔剣の柄から右手は離さず。
視線はロミを捕らえたままに、距離を置き地面に叩きつけられる鉄槌。]
異能……ですか……
[呟き注意深く観察するように、一直線に地面から突き出される棘がこちらに向かってきて、
横に飛んで避けようとサイドステップ]
土、岩を……、
従える魔法の一種?あるいは超能力の一種の……
[呟く声はロミの能力に関する分析と推測の一部]
─中央エリア・高層ビル─
[しばらくは風に当たるように屋上の縁へと腰かけていたが、不意に組んでいた脚を戻し]
もうどこかで始まっているのかしら。
全てを見なければいけない訳ではないけれど……。
興味はありますわよねぇ。
[けれどそこを探し当てるまでには至らないと、自分でも解っている。今から中央ビルへと戻ったところで、間に合わないのは目に見えて居た]
後でゆっくり観戦するのが良いかしらね。
役目も終えましたし、一度戻ろうかしら。
[宙に投げ出していた脚は屋上へと戻され、出入り口へと向かう。来る時は影を渡って来たのだが、同様の方法で戻るほどの余力は無かった]
―中央エリア・都市部―
えぇ。
せやなかったら来ませんでしたやろな。
つーことは、あんさんもですか。
[首を傾ぐ男を見つめ]
これはご丁寧に。
けど『挨拶』の割には、怖い目ぇしてはりますなぁ。
[流す視線は片方の眼に]
─中央エリア・都市部─
おーおー、これは開幕に間に合ったかしら。
[二人が対峙する場を高みの見物が出来るビルの上。
そこで、十字架に肘掛ける格好で眼下を見下ろす。]
さぁて、舞台の始まりだ。楽しませてくださいねぇ。
[ニヤニヤとした笑いを浮かべてそう呟くと、眼下の闘いに意識を向けた。]
─中央エリア・都市部─
ああ、招待状いただいたクチ。
……片翼の鴉に何をさせたいのかは、知らんけどね。
[どこまでも軽い口調で言いながら、軽く肩を竦める。
怖い目、という言葉と共に向けられる視線。
縦瞳孔の瞳が、きょとり、と動いた]
あっれ、そんなつもりはないんだけど。
……ま、ここで『挨拶』となったら、次にやるのは決まってるようなもんだし。
となれば、それなりに……ねぇ。
[くすり、笑う。
浮かんでいるのは、本当に愉しげな笑み]
/*
……突っ込みたい。
自分に凄く突っ込みたい。
【な ん で こ ん な に ね む い ん だ !】
……いや、それが人間としては普通なんじゃろが。
にしても、眠気が来るのが早いよコレ(汗。
寒さか。寒さのせいか。
冬眠したいと言うのか、俺!
中
やっと仕事オワタ…。
すげぇ時間なくて殆んどログ読めずに書いたんだがアブネー齟齬出かけてた。詳しく書いたらアウトだっt
流し読みは危険だ。気をつけよう…。微妙な感じで気にさわったらゴメン>おくたん。
俺は色々と早まったかもしれない(
次回参加は自粛かな…3月は死に月確定だし…。
……余裕、だか。
[真正面からの攻撃はサイドステップで容易く避けられた。
どうやら相手は、何事か呟いているらしい。
敵を目の前にして別の事を考えていられるのか]
まあいいだ……
(まだそっちが仕掛けてこないなら……)
[エルザが回避したのと同方向へ回り込み、もう一度鉄槌を地面に叩き付ける。
痕跡がエルザを挟んだX型となるように――
そう、咄嗟に回避したならその形になるように、エルザの体の中心からやや外側にずらして攻撃を打ち込んだ]
(上手く行けば……横にも後ろにも、簡単には回避出来なくなるだ!)
[そして棘の列と並走するように、自身もまた駆け出していた]
―中央エリア・都市部―
そりゃぁ、あんさん強そうやからやないの。
[相変わらずのんびりとした口振りは本意か否か]
それはそれは。
急に襲わんといてくれて感謝しますわ。
ほんで。
『次』って言うなら、『今』は見逃してくれるんやろか。
[蒼は上目遣いに、冗談めいた言葉を掛ける]
―北部―
次に予測されるのは……
[きっとこちらの動きを制限するように、と続く言葉は心の中の呟き。
回り込みながら再度地面に叩きつけられる鉄槌。
迫りくる棘と、並走するようにロミがこちらに向かってくる。]
正面から、真っ向勝負、そういうのも好きですよ。
[棘を避ける位置に動き、浅い呼吸をひとつ、ロミを見据えて。
いつでも魔剣を抜けるように構える]
─中央エリア・都市部─
さぁて、どうなんだろね。
[強そう、という評に返すのは、冗談めかした言葉。
実際の所、招待状を出された理由に思い当たる節はあまりないのだが]
単独ならまだしも、お供連れ奇襲するのは簡単じゃないからねぇ。
それに、今回は『仕事』目的な訳でなし。
そんなにせっつく必要もないだろーから。
[言いながら、がじ、という感じで頭を掻く]
……ま、見逃すのがどっちか、ってのは置いといて。
今は、そういう気分でもないんでね。
後ほど改めて、お付き合いいただけますかねぇ?
[上目遣いの問いに返すのは、それだけを聞いたなら、戦いへの誘いとは取り難い言葉。
左は愉しげな、右は鋭い光を宿した常磐緑が、じ、と蒼を見返す]
―北部―
真っ向勝負……
[魔剣を構える姿を捉え、ふ、と笑みを浮かべる]
残念だけんども……
[鉄槌を振り上げながら、意識は魔剣――ではない方向に向いていた。
それは、エルザの足元。
斬撃を行うならば、必ず踏み込む動きがあるはず]
(そこを、陥没させる事が出来れば――!)
[――その時、少女の意識に、相手の異能の事はなかった。
故に、最後はどちらが早く『それ』に気付けるかの勝負]
――『落ちろ』!!
―北部―
なるほど……
[振り下ろされる鉄鎚の軌道から、狙いは自分の足元なのが見て取れる。
避けるか、そのままいくか、わずかの間に出す結論
浅く踏み込み、叩きつけられる鉄鎚、足元の先が陥没して。
バランスを崩しそうになりながら、浅い呼気とともに引き抜き、放つ斬撃]
―中央エリア・都市部―
まぁ、大抵なら白雪は気ぃつきますからねぇ。
[先程のことは口にはしない。
相手の『仕事』についても、わざわざ突つくことはなく]
あらぁ、奇遇どすなぁ。
うちもあんまりそんな気分やなかったん。
[首を傾げる]
せやねぇ。
考えときますわ。
[扇子の裏、即答はしない。
同じ色の蒼は如何な感情を浮かべるか、そこに恐れがないのだけは確か]
─中央エリア・都市部─
鋭そうだもんねぇ、見るからに。
[言いながら、視線は白虎に。
不自然に植えつけられた縦瞳孔の瞳は、その目には如何様に映るのか]
……やる気だったら、こんなのんびり会話してるわけ、ないわな。
もう、色々と動き出してるらしいんだし。
[言いつつ、思い返すのは先の奇襲。
その意図は知れぬものの、真なる『始まり』を告げたのは、間違いなくあの一撃だった]
……いいお返事を、期待しときましょうかねぇ。
[即答のない事を、特に気にした風もなく。
返す言葉はあくまでも軽い。
常磐緑の異眸は、愉しさと険しさを左右に宿して細められていたが]
(読まれた――!)
[悔やんでいる暇はなかった。
相手の白刃が腕に迫っているのに気付き、地に着いた槌を軸に思いっ切り体を刃の反対へ傾ける]
ぐううぅ……
[狙いは僅かに逸れたか、相手の刃は腕の寸前を通り過ぎる。
ここで反撃に移らなければ――
傾いた方向の足を外側に出して思いっ切り踏ん張り、体勢を立て直そうとする]
うううぅぅぅん……
[そして地についた鉄槌を横薙ぎに、エルザの体へ向けて。
持ち上げた地面を第三の腕として、全力で斜め上方向への力を籠める]
んあぁぁあああっ……!
[次の瞬間、溜めに溜められた力が爆発した。
大人一人ほどの重量を持つ鉄塊が、高速回転しエルザに迫る]
―北部―
[多少無理に放った為か、バランスを崩し体勢を立て直そうと二・三歩後ろに、
横薙ぎに迫る鉄鎚を魔剣は抜かれたままの状態、その力を使えば避けるのは容易かもしれないが]
その一撃、全力ですね……
[呟き、左腕を差し出して鉄鎚を受けるように、直後に走る衝撃、
骨が砕ける音が自身に響き、奥歯を強くかみ締める。
そのままの勢いと自ら飛び横に大きく吹き飛んでいく]
だから……、肉体労働は嫌いなんですよ……
/*
カルメンの場合、脳内補完では済まないくらいのミスが多いと思うのですけれど、如何かしら。
毒ばかり吐いてごめんなさいね。
決められていることも崩されている気がして仕方ありませんの。[場所表記の点]
─中央エリア・通路─
[高層ビルを出ると、中央ビルを目指し歩き始める。周囲からは喧騒は聞こえて来ない]
この辺りでは何も行われていないようね。
[コツ、コツ、シャラン。ヒールとアンクレットの音が響く。それを他に聞く者はあっただろうか]
[疲労はあれどふらつくことはせず。誰かに会おうとも毅然とした態度を取る。しかし疲労は消えるはずも無く、長らくの時をかけて中央ビルへと辿り着くのだった]
―中央エリア・都市部―
[虎は金の視線を返す。
金属の義足は軋む音をたてた]
せやねぇ。
[娘は目を細める。
一拍置いて、扇子を閉じる音]
うちなんかでええんでしたら。
気ぃ向いたら、やけどなぁ。
[あくまで向けるのは何処か躱すような言葉。
されど隠すのを止めた口角は、愉しげに上がっていた]
─ →中央ビル一階・モニタールーム─
[ビルへと入り、まず向かったのはモニタールーム。バトルが行われているかの確認をする。メインモニターのパネルを弄り、自動検索機能を利用して戦いの場を探し出した]
………あら、もう終わりそう、かしら。
最初はこの二人でしたのね。
[映し出されたのは大技を放とうとしているロミの姿。次いで眼に入る対峙するエルザ。それを確認した直後、鶸色は瞼に隠れた。表情には疲労の色が濃い]
───やはりダメね。
先に休息を取らないと……。
次にやる時はもう少し効率を考えなければいけないですわね。
[自嘲の笑みが浮かぶ。それを隠すように右手を顔の上半分へと翳し。もう一度だけモニターに鶸色を向けてから部屋を出た]
─北部・樹の上─
[小高い大樹の上。そこに腰掛け、眼下の戦いを見ていたが、]
…………へぇ。あのちっちゃいお嬢ちゃん、なかなかやるもんだ。
これはいい物が観れたかもしれないわぁ♪
[足をぶらぶらとさせながら、上機嫌の様子。]
―北部―
…………っ
[振り抜いた両腕に、確かな手応えがあった。
荒い息を吐きながら、相手の吹き飛んでいった方向を見る]
……だ、大丈夫、だか?
[鉄槌を肩に担ぎ、恐る恐る近付いた。
不意打ちへの警戒はまだ解けなかったが、不自然に折れ曲がった左腕を見れば心配の方が勝った]
あああ、オラってば生身の腕に……
ご、ごめんだよ……
[この場では治療する術もなく、ただおろおろとした表情で見詰めるのみ]
─中央エリア・都市部─
[金の視線に返すのは、微かな笑み。
扇子の閉じられる音に、常磐緑はひとつ、瞬いて]
滅多に表に出ない、って事は、この期を逃したなら、立ち会う機会もなさそうだし。
……他の連中には、違う場所でも会えそうだし、って考えると、ねぇ。
ま、気が向いてくれるのを祈っときましょうか、ね。
[愉しげに上がる口角に、こちらも愉しげな弧で返しつつ。
ばさ、と音を立て、僅かに上昇する]
……さて、と。
それじゃあ、俺はちょっとばかし野暮用を果たしてくるとしますか。
んじゃま、また後ほど?
[愉しげな口調でこう言うと。
鴉は空中でやや大げさな礼をした後、ふわり、*飛び去ってゆく*]
―北部―
[魔剣は鞘に収め、折れ曲がった左腕は右手で正常な向きに、痛みは抑えることはできないが、
心配して駆け寄るロミになんとか笑いかけて]
すごく痛いです。
ですが、ここはそういう場所ですしね。
今回は、貴方の勝ちです、ロミさん。
[形だけはあるべき方向に戻し、ロミの頭をそっと右手でなでて]
ここで、そんな優しさを見せてると勝ち残れませんよ。
/*
つうか。
地名に違和感感じた時点で突っ込んどけばよかったかしら。ららら。
……とりあえず、寝よう、俺orz
っかし、まさかここまで夜行動耐性が落ちとるとは……。
本戦進行と三連休が被る日程になったのは、良かったかもしんにゃい……。
―北部―
[すごく痛い、と言われて、思わず、う、と顔が歪む。
今まで何人も、そうやって傷付けてきたはずなのに]
え? あ……はい、だよ!
[勝ち、と言われ佇まいを直す。
その頭の上に、そっと右手が置かれた]
はい……う、でも……
エルザさ、本当は……
[勝とうと思えば、勝てたのではないかと。
問い掛けたかったけれど、失礼かもと思えば口に出せず]
この程度では死にませんよ。
[言いかけた言葉にそっとロミの唇に、自分の人差し指をたてて当てて]
ロミさんの実力がそれだけあった。そういうことです。
がんばってくださいね、ロミさん。
しばらくの間、疲れを癒したほうがいいですよ。
[一度視線を一点、とある木の上の方を見てから、
ロミに笑いかけて立ち上がり、自分は中央ビルの方へと向かうように*歩きだした*]
蜂蝶 オクタヴィアは、渡り エルザ を投票先に選びました。
蜂蝶 オクタヴィアは、渡り エルザ を能力(襲う)の対象に選びました。
―中央エリア・都市部―
それはごもっとも。
[虎は微笑に何を思うか、喉奥で低い音を上げた。
娘はその背を軽く撫で]
まぁ。
そんときはひとつ、よろしゅう頼みますえ。
ほんなら、また後で。
[何気ないように別れの挨拶を交わし]
やれ。
期待通りならよろしいんですけどなぁ。
[娘がそんな言葉を足した時には、空に上がる鴉に虎は背を向けている。
地面を一蹴り、ビルの蔭に*消えた*]
う……
[唇に触れる人差し指。
そのまま口を閉じるしかなかった]
は……はい。
頑張るだよ、エルザさの分まで!
[鉄槌を胸の前に掲げ持つと、エルザに向かって大きく一礼する。
彼女の視線が一瞬向けられた方向には、気付かぬまま。
エルザの背が遠くなるまで見送ると、自分はしばしの休息を取るため、空家を求めて街の外れへ**]
蜂蝶 オクタヴィアが「時間を進める」を選択しました。
─ →中央ビル二階・個室─
[自室とした一つの個室へと入ると、一人用のソファーへと腰を下ろす]
……次くらいには動くべきかしらね。
少しでも、戻しておきませんと。
…あちらの様子も見に行かなければいけませんし。
[『遊戯』の仕切りを任されている以上、やるべきことも多い。他のものとは違い、必ずしも勝ち進まなければいけない訳ではないだけ、プレッシャーは少ないかも知れないが]
とにかく、今は休息を───。
[ベッドには横にならず、ソファーに腰掛けたまま、鶸色の瞳は閉じられた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新