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次の日の朝、占星術師 クローディア が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、新人 フラン、研究者 スティーヴ、少年 オーフェン、軍人 カルロス、航宙士 エリカ、通信士 ノブ、機械犬 パトラッシュ、船員 ジョエル、整備士 リディア の 9 名。
―第二階層・通路→―
[考えていたときに届く新しいノブからの報告]
なんでそんなところにっ!
[思わず声を荒げ、急ぎ足でエレベーターホールへと向かった]
[そのきっかけについては知ることができるのは後に船内に残った記録を洗いなおした後になるか、
それともそのきっかけすらも掴むことはできなかったかもしれない。
船内に鳴り響く銃声、それから悲鳴と、怒号。殺せといった罵倒の声。
それは一箇所二箇所ではなく、いくつもの場所で広がっていく。
それと同時にそこかしこで散る血と、命。
転がるのは船員達の死体と、PMCと呼ばれる生命体の死骸。
船内の各所にすでにそれは広がっていて、寄生されているものが何名もいることが判明するとさらに殺し合いは広がっていくことになるだろう。
そんな船内の一箇所、クローディアはあるプログラムを船内のマザーコンピューターに組み込んでいた。
ようやく見つけたPMC発見の糸口、けれどもそれはとても不完全なもの。PMCが発する独特の電波のようなものを捉える方法。
ただそれは船内をチェックするセンサーを流用し、船内にPMCがまだいるかどうかを調べられるだけにすぎず、固体を特定するには至らない。
そして、自分が死んだ時のために、そのままでもできる思いついたたった一つの解決方法、それをプログラムに組み込んでおいた]
[ともあれエレベーターに入れられて、扉が閉まった後で大事な事に気がついた。]
……はっ。
手が届かねぇ!
[自分が届くのは三階と四階のみだったのを忘れていた。
困ったようにボタンを見上げる。]
……どーしよ。
何か棒みたいなの無いかな。
[と周囲を見るも、そんなものがエレベーターの中にあるはずもなく。]
えーと、ええと何か……
[まだすぐ外に居るだろう、スティーヴに頼んで押してもらう、という知恵は残念ながら働かなかった。
ズボンのポケットをごそごそ。飴玉が出てきたが役に立たない。しまう。
上着のポケットをごそごそ。しまっておいたレーザー銃が出てきた。]
………………。
─ 第一階層・艦橋 ─
[他のクルーに習うように、船長の方へと視線をむける。
ざわめきは、止まってくれそうになくて、無意識、とるのは自分自身を抱きかかえるような姿勢]
(とはいえ、これって拒否りようがないよねぇ……。
それに付随して発生しそうな問題も多いんだけど)
[過るのは、そんな、思い]
[とりあえずレーザー銃を握りしめた。
上のほうを見上げて、大きく振りかぶって―――。]
ていっ!
[上方のボタンに向かってぶん投げた。
当たり所が悪ければ大事どころの騒ぎではないが、幸いな事にボタンに上手く命中してくれたらしい。
問題は、第一階層の部分が点滅しているということだが。]
そうだよ。
実に可愛らしい。
[宿主が誰であるのか目の当たりにすれば、爆笑の発作に襲われてしまうかもしれない。今はまだ知らぬが仏]
ああ。宇宙には果てがない。
だからこそ、もっと広がっていかなければ。
もっと多くを知らなければ。
[本能に従った欲求は尽きない。
似たような欲求を持つ人を取り込んで増幅している節もあった。
その原点がωと呼ばれていた時で]
ああ。呼びにくければ別でもいいけれど。
分かったよ、ウサギさん。
[幼い少女そのものなセンスに、漣のような笑いが浮かんだ]
─ 第一階層・艦橋 ─
……ちょっ。
[船長に視線を向けていたから、その事実に気づくのが遅れた。
ゲストIDの移動するエレベーターは生活居住区を通り抜けていて]
「即時閉鎖しないのは、PMCだからか!?」
[緊張からそれを口走ったのは誰だっただろう。
一気に艦橋内が殺気立った]
─ エレベーター内部 ─
うわちゃー………。
ま、いっか。
[とりあえず上へは行っている。多分問題ない。
と、子供解釈で頷きつつ、エレベーターは途中寄り道もせずに一階へと昇っていった。
向こうで誰かに押してもらおーぐらいの勢いでいた。
何やら外が危うい事態になっている、なんて事は思いもよらずに。]
─ 第一階層・艦橋 ─
……ん? なに、これ。
[空気の重さに耐えかね、ふと船長から視線をそらす。
モニタの上に走る光の文字が、とある『更新』を伝えているのが、目に入った]
……SS権限による、『おかーさま』への介入?
何それ……ってゆっか、誰?
[そのクラスの権限を持っているのは、船内では限られるはず。
一体誰が何を、と思うのと、叫びが響くのは、どちらが先だったか]
え、ちょ?
ちょ、ちょっとちょっと、何言い出すのん、いきなりっ!?
[殺気立つ艦橋内に、知らず、声が上がっていた]
[宿主とのギャップについては、後ほどのことになるだろうか]
ωはとっても物知りなんだね。
[尊敬するような意識をこめて、続けてかけらた言葉に同意するように]
この船はもっと人間とかがいっぱいいる場所に向かってるんだよね。
とっても楽しみ♪
[その前に自分達は脅威と認識されているから生き残らなければならない。
その事実は理解できているらしく]
ωは退治されちゃったりしないようにね?
[それでもどこか悪戯っ子の少女そのままの様子で、彼ら人間たちが使った言葉『退治』という表現を使っていた]
─第一階層・整備室─
[始まり>>#0は、丁度メンテナンスを終える頃だったか。
忙しなく動いていた両耳がぴんと立って、一方を向く。
赤い光を内包する金の瞳が開かれ、それもまた同じ方向を向いた――何処か遠く、銃声の鳴った方角へ]
[続いて起こった悲鳴、怒号、先とは種類の違う銃声がまた一つ。
次第に近づいて、否、大きくなってくる音に、整備室の空気も色を変えて行く]
―第二階層・エレベーター前―
[情報をもらったエレベーターパネルの表示を見ると向かった先は第一階層のようで]
待て待て、なんでそっちにいくんだよっ!
[思わずの突っ込み。
エレベータの操作をしようと端末に触れようとしたところで、あたりに響いた銃声と悲鳴]
ちっ…!
[事態は思ったよりも早く最悪に向きつつあるらしく]
オーフ…無事でいてくれよ…
[オーフにも携帯端末はもたせているが、なにぶんそこに連絡を入れても普段それに気づくのは送ったことを目の前で言った後になることがほとんどで、そちらに連絡を送る習慣は自然となくなっていた]
─ 第一階層・艦橋 ─
……ちょっとちょっとぉ……。
ウチらが取り乱して、どーすんのよっ!
[飛び交う騒ぎに、一際大きな声を投げ込む。
それに対する反論も、当然の如くあるが。
それで引っ込むような殊勝な気質は、残念な事にしていない]
やっかまし!
大体、騒ぐだけならあかんぼでもできるでしょぉ?
今は、そんな事やってる場合じゃ……。
[ないでしょ、と言おうとした視界の隅に引っかかるのは、出口へと向かう姿>>9。
一瞬きょとりとするものの、そこへ突っ込みを入れるよりは、艦内での異変──各所での銃撃の始まりを示すアラートが響く方が、僅か、早かった]
─ →第一階層・エレベーター付近 ─
[そんな感じで一人呑気に、現状を知らない子供がエレベーターからひょっこり、顔を出した。
二階層に居たような見張りは見当たらない。いきなり銃を突きつけられる事態にならなかったのは幸いだったろう。
騒ぎを聞きつけそちらに向かっていったのかもしれないが、子供はそんな事知る由も無い。]
あれ、こっちは人いないんだ。
……んっ?
[それでも程近くから、何やら声が聞こえてくるから無人でないことは知って。
声のする方へとかしゃかしゃ歩いていった。]
少年 オーフェンは、整備士 リディア を投票先に選びました。
ウサギさんもすぐになれるさ。
[尊敬の意識に柔らかく答える。
楽しそうな様子には無言だけど微笑むような肯定を返して]
そうだね、それが今一番の問題だ。
厄介な騒ぎにしてくれた人間もいるし。
[研究主任に向けた殺意のようなものがまた、薄く伝播してゆく]
/*
どっすかな
解除してもらったから別でもいいよな
今人が少ないのどこだ
リディアやパトを巻き込んでもいんだけども
ぐぐう
とりあえずフランのアレは拾う!
─ 第三階層 エレベーターホール ─
[エレベーターが動いたのは確認したが、それがどこへ向かったかまでは見ていなかった。
見ていたところで眉根が寄るだけの話なのだが。
しかしそうなる前に耳に届く音に気付き、視線は後ろへと向かっていた]
…まさか…!
[最悪の事態を容易に想像させる音と声。
反射的に物陰へと隠れた。
子供から取り上げたカードは白衣の懐へと仕舞われ、右手は腰のベルト付近へと伸びる]
Shit!
時間の問題だとは思っていたが、長くは持たなかったな。
[危険に晒されていると言う緊張状態、配布された武器、解決の糸口が見えない状況。
不満が爆発して暴動が起きる可能性は頭の片隅にあった。
それを解消する術が、状況打開以外に無かったことも理解している。
この状況が起きる前に解決策を見つけたかったが、やはり時間が足りなかったようだった]
迷ってる暇はねぇな。
行くか。
[右手に電子銃を掴むと、物陰から通路の先を覗き様子を窺う。
通路の奥から、各研究室の中から、悲鳴と怒声と銃声が響き渡っている。
この状況で優先するのは自らの命。
銃を向けられた場合、報復することに躊躇いと言うものは全く*無かった*]
─第一階層 整備室─
よし、良い子だ。
[>>1:219指示通りパトラッシュが装置に入ったのを確認すると、いくつかのスイッチを入れていき順次チェックを済ませていった。
嗅覚機能がやや落ちていることと、尻尾の先の可動が微妙に悪くなってきているのが気にはなったが通常行動に制限があるわけでなし、修理するほどではないと判断した。]
…よし。
起きて良いぞ、ラッシュ。
……何か、起きたか…?
[解析の間ついでに整備した銃を腰のベルトに引っ掛けながら声をかけ、装置からパトラッシュを降ろしたところで何やらざわめいた気配が外からし。
そちらに視線を向けながら眉を微かに寄せて呟いた。]
[外からの不穏な気配に、パトラッシュと同じようにメンテナンスをしていたジョエルの装置を止めたところで、どさり、と何かが落ちる音がした。]
──…え?
[後ろから聞こえた音に視線を向けると、そこには倒れている同僚とそちらに銃を向けたまま立ち竦んでいる同僚の姿があった。]
……何を、した。
[かろうじて問う声は出たものの、それは掠れて聞こえ。
銃を持った同僚は返事をすることはなく、こちらに向ける瞳は虚ろなものだった。
手にされていた銃は、そのままこちらに向けられて。]
───……っ!
[咄嗟に銃に手をかけ、同僚へと引き金を引いた。]
─ 第一階層・通路 ─
[ズボンに結えられた子供用の端末は、使い慣れしてないせいで飾りと化していた。
腰の辺りでぴこぴこ点滅し受信を表している>>11のだが、上着に隠れて気づかない。
なおバイブレーション機能は普段走り回るせいで全く意味を成していなかった。
と、遠くで何やら音がした。
普段は全く聞いたことがないが、ゲームや何かで聞くものに似た音だった。
ぴたりと足を止めて、きょとりと周囲を見回すと、先のほうにあった扉が開いて知った顔が見えた。]
あっ、ノブにーちゃん!
[その背後で外へ出て行くノブに対して怒鳴り声のようなものは聞こえたが、いまいち理解出来てはいない。
ともあれ子供は知った顔めざして、わりかしでかい声で名を呼びながら駆け出していた。]
[宿主の中に宿る生命の自意識は会話を重ねることで徐々に強まっていく]
とっても楽しみ。
いっぱいもっといろんな人間のこと知ったら、いろいろとわかるかな。
[意味することは本当にもある捕食行動。
得るのは血や肉から採る遺伝子情報だけでなく、知識や知性といったものも適うならば得ようと。
一種のテレパスに近いもの、会話に使うそれを用いれば捕食のさいにある程度のものは得られることになるか]
一番邪魔な相手…?
[殺意を向ける相手のこと、自分もよく知っている。
先ほど宿主が会っていた相手。周りの仲間にもその存在が伝わっていることだろう]
/*
…ノブの名前知ってたよな(ぁ
記憶がちょっと怪しくてね><
確か聞いたはずなんだけど><
名前知らないおっちゃんとフランのねーちゃんだけのはず…。
―第一階層・整備室―
[ジョエルの問いかけにもいつもならば反応したのだろうが、今は目を向けすらしなかった。
許しを得て整備台から降ろされた機械犬は、落ち着かない様子でたたと部屋内を駆ける]
「今の音は」
「PMC」「見つかった?」
「擬態するって…」
「まさか――」「違う、オレは」
[立てたままの耳は、断片的に周囲の言葉を拾い]
[勿論、ごく近い場所で起きた銃声も例外なく]
[放たれたエネルギーはそのまま同僚の額を撃ち抜いて。
ゆっくりとした動きで後ろに倒れ込んだその体から、何かが這い出てくるのが見え。
平べったいゼリーのような、粘ついているようなそれは這い出てそのまま力尽きたように動かなくなった。]
……あれ、は…
あれが、PMC、か…?
[その疑問に答えるものはあったろうか。
しばらくの間、呆然と*それを見ていた。*]
―第一階層・整備室―
[銃声。倒れる整備士。銃を向ける虚ろな目。
一瞬にして静まり返った整備室。
リディアの掠れた声>>20ですら、機械犬の耳がクリアに拾う程に]
[リディアが装置を止めてくれる>>20と身体が自由になる。緩く目を伏せ、脳内で電子音-piiii-を響かせた。正常起動完了の合図だ。
いつもなら一瞬のソレでも、今はその一瞬が命取り。
どさり、
音がして、少しの間の後、顔を上げる。
対峙するのは知った顔同士。
脳内で響いたのは、電子音-vuuuuuu-。]
リディア、
[銃声を止めるには遅すぎた。止めるための声だったかもわからない。目の前で倒れた整備士の一人から出て来たのは、見たことのないもの。]
あれが?
[電子音-vuuu-の後に答える声は、いつもと違う事もない。]
情報と合わせるとその可能性は高いか
ひとつ、退治だな
―第一階層・整備室―
[発されたエネルギー。
倒れた身体から這い出る生物。
「PMC」のことば。
肯定する声>>26は、はっきりとしたものではなかったが、それでも]
[張り詰めていた空気が爆発を起こすには、十分すぎる燃料]
─ 第一階層・通路 ─
なに?何かあったの?怒られた?
[異様な雰囲気は感じ取るものの、その深刻さまではやっぱり察知できなかったが。
ノブの足元に何かが飛んできたのを見ると、びくりと一瞬身を竦ませた。
それが何か、をきちんと理解する前に、怒られたりなんたりしたせいで人恋しいのもあって、どーんと父親にするのと同じように抱きついた。]
だってボタンに手ぇ届かなかったんだもん。
[上まで来たいいわけはそんな感じで言うが、多分説明は足りてない。
ノブがレーザー銃に手を伸ばすのを、きょとんとした調子で見ていた。]
─ 第一階層・整備室 ─
[静まり返った整備室に、うっかりその声は響いてしまったのだろう。パトラッシュの思考>>27の通りなのかどうか、空気は、爆発する。]
「…、…… ひっ」
[別の整備員から悲鳴があがる。]
「うわああああああああああああああッ!」
[搾り出すような悲鳴が整備室にも響き渡った。
持っていたレーザー銃がジョエルを狙う。左腕を掠めた。反射的に声が出るようにも出来ていないので、無言で瞬く。]
…
「知ってる、知ってるんだお前が手先なんだろうこっちでもメンテしてやってたのに恩を仇で返しやがってどうせあいつのPMCもお前が持ち込んだんだろ!!」
[言われる言葉に瞬きと同時に電子音が頭の奥からもれる。-jeeeee-
どうやらサボタージュ回線の常連らしかったその整備員は、火種>>1:193>>1:194を 表に出した。
連鎖するように、辺りでも声があがるだろう。]
きっとね。
丸ごと取り込むのはなかなか簡単でないけれど。
食らえたのが一部であっても確かな力になる。
[捕食の詳細は特には説明しなかった。それは本能が知っているもので、多少の個体差もあるだろうから。
きっと少女のような個体が想像する通りのことも出来るだろう]
そう。あの研究主任は経歴が長い。
擬態しても判別できる方法を調べているという話も聞いたしね。
この騒ぎの中で消してしまいたいところだ。
―第一階層・整備室―
[さて、現段階で機械犬に赦されているのは、明らかな敵に対する攻撃行為。
この場合の“明らかな敵”とは、己を害しようとする者のこと。
警備ロボットに危害を加える必要など、乗組員にはないからだ――通常ならば]
[それはこのイレギュラーな場でも“正常に”働いた。
ジョエルに対してのものか、それとも他の者へ向けられたものか。
一つの流れ弾が、落ち着きなく動き回っていた機械犬の鼻先を掠めたことによって]
─ 第一階層・通路 ─
ああ、ちょっとね。
お前を探しに行こうとしたから怒られたんだよ!
[タックル状態>>28を抱き止めてから、ぺし、とデコピン狙い一発。呼び方が前より気安くなっていた]
第二階層の方が低い位置にあるだろ!
そも一緒にいた人に頼んで押してもらえば良かったんだ。
まあいい。怪我の功名だと思おう。
[言い合ってる内に扉が開いて人影が飛び出してきた。
その手元が光って顔を掠めるように光が背後まで抜けていった。
振り返るとこちらも同じように構えて引き金を引く。
胸近くを線が貫いて倒れる相手。ヒクヒクと痙攣している]
頼むから離れてくれるなよ。
カルロスさんのような専門家じゃないんだから。
─ 第一階層・整備室 → 廊下 ─
[ジョエルに向かった銃弾が、誰かを掠める。その誰かがさらに銃弾を、そしてまた、 連鎖。
電子音 -緊急事態確認--プロテクト解除--コードOK--…- -piiiiiii- リディアに施された簡易解除が作動する。解除に沿うように、携帯したレーザー銃を一度、人間に向けようとして、]
…
[電子音-viiiiiiii…-]
[やめ、そのまま走り整備室を出ようとする。
銃弾が辺りを駆ける。
運動機能は高性能な方だったが、銃弾を避けるレベルではない。元々戦闘には向いていないタイプなのだ。
最初の彼の言葉から、とりあえずの標的は自分のようなので、ここから離れたら整備室は静かになるだろうと思考は回った。――それが正しいかどうかは、解らないが。]
パト
[一発の流れ弾がパトラッシュへと飛んだのが傍目に見えた。名前を一つ呼んだだけ。リディアも避難はしているだろうか。
連鎖のおかげか、運がよかったのか、ジョエルの整備室からの脱出は叶うだろう。]
―第一階層・整備室―
[機械の脳は、それを“敵”の攻撃と見なした。
金膜の奥の赤い光は整備士の一人を捉え、
常より機械的な動きで開いた口からは銃口が覗き、
躊躇うことなく銃弾を撃ち込んだ]
―→第一階層・廊下―
[彼の人物がPMCに憑かれていたかどうかなど犬は知らない。
知っているのは、先程の弾を放ったのが彼であるという事実だけ。
“通常ならば”それだけで十分。
だからその顛末も、それにより更に悪化する状況も、機械の目は捉えることなく]
おんっ
[ジョエルの呼び掛けへの遅れた返事か。
一声鳴いて、部屋を飛び出した**]
─ 第一階層・通路 ─
に゛ぎゃー!ごめんなさーい!
[自分のせいとか言われてべしぃされたら>>31、ちょっと痛かったし謝った。]
おれ二階も一階も届かないんだってば!
しょーがねーから、銃投げて押したんだもん。そしたらこっちに当たったー。
[残念な事に二回投げるという頭も無かった。
もっとも何度も投げて、うっかりどこかに当たって暴発なんて事態にならなかったのはきっと幸いだ。
押してもらえばとか言われたら、あっとか今更おもいつくのだった。]
そっか、おっちゃんに押してもらえば良かったんだ!
にーちゃん頭いいなー。
[こうみょう、がよく分らないまま感心していたら、何かがノブの顔元を掠めていった。
ぱちりと瞬く。何が通っていったのか、実弾など見たことのない子供には理解が追いつかなかったが。
その後でノブが銃を取り引き金を引く動作を、目を丸くして見ていた。]
[視線は銃口が向いた先へと移る。そこには胸を貫かれて倒れる人がいた。
レーザー銃で撃たれたのなら、血はさほど流れてはいないだろうか。
どのみちそれらを少しの間、硬直したまま凝視していた。
離れるな、との声よりも、父親の名前にようやく頷いて反応を返し。
ノブの服の裾をぎゅうっと握って、離れようとはしなかった。]
に、にーちゃん…何?
なんであの人、にーちゃん撃ったの倒れたの?
[まだ、震えてはいないが。
ようやくじわりと感じ取った事態の異様さに、ただただ身体を強張らせていた。]
― サボタージュ回線 ―
[既にその名で呼ばれるにはふさわしくない内容の回線は、煽りと情報、誤情報で溢れ返っていた。
逃げたジョエルに気付いただろう常連の整備員は、整備室を出、探し回りながらも回線をつなげただろう。]
『あのゾンビ野郎!
PMCを持ち込んだ事否定しやがらなかった!!』
『はあ?なにそれどういうこと??』
『整備室もダメだ、PMCが居た もうだめだ!
同僚が目の前でとち狂ったんだよ!』
『こっちでもみた 』
『どんだけいるんだ…』
[火種も波紋も、表に広がる。]
―第二階層・エレベーター前―
[後ろの方でどたばたと駆ける足音、まっすぐにこちらに向かってきている。
振り向いてレーザーガンはいつでも抜けるようにそちらに手をやり。
見えた姿、4人が武器を持っているのを確認すると迷わず手にしてからそちらに向けて]
廊下は走るなって、先生に教わらなかったか?
[冷静さは失わない。息子のことも気がかりだが、自分が動じていては元も子もない。
子供に諭すかのような言い方は、ただでさえ平時ではない向こうをさらにいらだたせることにはなるか]
何があった?PMCか?それとも早まった馬鹿がでたか?
[問いかけにいっせいに口を開くので話が理解できない]
ったく…、お前が説明しろ。
[一番右端にいたやつに説明をさせると、どうやら同僚の一人が突然叫んで一人を打って、そいつを別のやつが撃とうとして隣のやつを撃ってしまい、
それから乱戦のようになって自分達は逃げてきたと、エレベーターに向かったのは他の階層、できれば安全そうな第一階層に向かおうとしてと説明された]
なるほどな。それでその中にPMCのやつはいたのか?
[わからないけどなんか粘っこい物体が染み出したやつがいたと。
ちょうどよかったから第一階層に連れて行ってほしいとついでに告げられると首を横に振り]
俺からその許可を下ろすことはできない。
そもそもお前達のIDではいけないはずの場所だ。
[上でも騒ぎが起こっていることはまだ知らず、そこにまで騒ぎを広げないために通すつもりはなかった。
それでも銃口を向けながら、通さないと撃つと告げる相手に迷わず銃口を向けて引き金をひく。
他の3人がそちらを驚いた様子でみている]
銃口を向けたら撃たれる覚悟はしておけ、と言ってももう聞こえていないか。
[額を貫かれた死体からうじゅーっと何かアメーバ状の物体が染み出していく]
[他の3人が慌ててこちらに銃口を向けてきたので]
話…聞いてなかったか?
[一人、二人と続けてその額を撃ち抜き、3人目の発砲は体を横にそらして避ける。
素人の撃つもの、しかも銃口をわかりやすく向けて確認してから撃ってくるのに簡単にあたるつもりもない。
最後に一発三人目の額にも穴を空けて倒れる死体からはそれぞれうじゅーっとPMCが染み出して動かなくなる]
4人ともかよ……
[通さなくて正解だったなと心中で呟き、エレベターの端末を改めて操作しようとIDカードを*かざした*]
うん、丸ごとは大変そう。
人間って結構大きいし。
[宿主の息子だという人物、オーフェンと言ったか、まだ成長段階の子体であってもその大きさはかなりのものになる。
ずいぶんと大切にしている様子はよくかんじられる、家族愛とかいうやつだろうかと、離れたいまでも常にその身を案じているのが感じてとれていた。
人間をよく知ろうと身近な宿主は一番の対象であり、その感覚はよく自分の中に染みていたりもした]
研究主任…くろーでぃあって人だね。
知識とか豊富そうだし、美味しいのかな?
[そこに向ける意識は、今はまだ餌に近い認識]
ωが食べたい?
[尋ねかけながら、できるなら他の仲間にとられたくないなと。
仲間の中でも特に意思疎通の密となったωだけは自分の中で特別で譲ることに抵抗はない。
愛とかそういうものを知ったためか、それに近い感情的なものもあったのかもしれない]
/*
しまった
ノブとオーフェンとはちあわせる
いいんだけども、
この時間に合流は 相手にも辛そうだよね!!!!!!
すまぬ あしたで
あっ、仲間やられちゃった。
[宿主が殺すのを止めることはしない。
そもそもまだこの宿主をうまく操ることはできないことと、ωへの意識が強くなった分その他の仲間に対して同種であっても仲間意識が薄れていたこともある]
むやみに暴れたりとかすると危ないみたいだね。
[ひっそり隠れないと、明日はわが身とばかり。
操らないのは正解だったかもしれないと必要な時以外は宿主の中でひっそりと隠れることにした]
でも…、見つけられるひとがいるのは厄介だよね…
[クローディアを始末する方法について、ωに何かいい方法がないかなと意識を向けた。
ついでにどちらが捕食するかという意識も、すでに他の仲間にという考えはない]
― 第一階層・通路 ―
少しでも安全な場所を探そう。
冷静な相手とは一緒に行動するようにして。
[今はまた閉まっている艦橋の扉を見る。
エリカは無事だろうか。荒事の経験もあると言っていたのを信じるしかない。オーフェンを連れて戻ることは出来ないし、かえって足手まといになる可能性もある]
カルロスさんとも合流しないとな。
心配してるぞ。
[不安だろう少年を落ち着かせるために。
なんとか笑顔を作るとそう言って、移動しやすいように手を握り*直した*]
そう。一人で喰らい尽くすには時間をかけないとね。
ああ、美味しいかも。
でも私はどうしても食べたいわけじゃないな。
ウサギさんが食べたければ食べてくるといいよ?
[別に自分という個体にωは拘らない。
種として伸びられればそれでいい。そこが人と決定的に違うところかもしれない。ウサギさんの意思が感じられれば優しく勧めて]
潰れる仲間は捨てておいで。
残れるものが残ればいい。そこからまた増えればいいのだから。
[ウサギさんを気にかけるのも、優秀になりそうな仲間だからだ。いざとなれば自分の代わりに広がってゆける可能性があると感じるからだ。ωはそう思っている。
人に宿ることで起きているかもしれない変化は、ωに自覚できるものではなかった]
うん、食べてくるのはいいけど、食べ方が困るなって思って。
[まだうまく宿主を操れない状況だと失敗をする可能性もある。
そうなれば次に死ぬのは自分ということになる]
今回はωに譲ろうかな。
もう少し私がうまく操れるようになったら、捕食も試してみる。
[知的好奇心よりは生存本能が上回り、ωの考える生き残りそうというのはあたりそうな予感を感じさせるものになるだろうか]
うん、どっちにせよもう死んじゃったら、助けるもなにもないしね。
[増やせばいいとの言葉に同意をしていた**]
─ 第一階層・通路 ─
だってー。三階のおっちゃんに上へカエレって言われて乗っけられたんだもん。
[それ以前に勝手に乗るなという話。
怒られている間、そういえばあのおっちゃん名前何だったんだろうとかふっと思った。
銃撃戦の後に聞いた説明には、少し考えてからこくっと頷く。]
やられたらやりかえす、だよね。
男ならそーしろってばーちゃんが言ってた。
[そこに祖母の理論をあてはめて、また頷いてから、ちらりと倒れた人の方を見た。
死体はまるで人形のようだった。
死者は母を、流れる血は、両足を失った時の記憶を呼び起こす。
どきどきと心臓が早く鳴っていくのが分った。
無いはずの足がなんだか痛い。
上から手を握ってもらったらあったかくて、それが震えていてもちょっと安心出来たけれど。]
とーちゃん!
でもとーちゃんならきっと大丈夫っ。とーちゃん強いから!
[父親の話になれば絶対な信頼を見せつつ、ちょっとしょげたのは心配について。
なお端末については、やっぱりすとんと抜けていた。随分前に受け取った連絡すら読んでない有様だった。
握りなおしてもらった手は、ぎゅっと強く握り返しながら。
安全な場所とか言われたら]
宇宙見える所とか!
[せっかく見晴らしの良い一階にきたから!
と、自分の希望という名の願望を、おもいっきり元気よく*言った*]
そうか、宿主の意識がまだまだ強いのかな。
短時間でも押さえ込むのは難しいかい。
首の後ろから脳を啜るだけならそれほど時間もいらないが。
今は私も少々動き難い状況になっていてね。
さてどうしたものか。
[「ノブ」は今子供を保護してしまっている。
放り出すのは自然でないし、少し難しい]
そう、死んでしまったら助けようがない。
まだ無理はしないのが得策だね。
[本能的に忌避しているならここは行かせるべきでないだろう。
その上でウサギさんはどうにも他には譲りたくないらしい。
久しぶりに明確な意思を返してくれる仲間のささやかな希望を聞いてあげたいような気持ちもあって。
取れる手段を頭の中であれこれと検討していた**]
[エライ事でしょ、という突っ込みは、途中で途切れた。
本能が報せる危機感のまま、シートの立ち上がり、上へと跳躍する。
直後、煌めく火線が今までいた場所を駆け抜け──そのまま、隣のシートの同僚を、撃ち抜いた]
……っ!
[大きくなるざわめき。一つ弾ければ、後は感情の連鎖の赴くまま。
タイミング良くメインモニタに映し出された艦内状況、それが更に混乱を煽った。
艦橋内でも始まる、撃ち合い。
もうダメだ、と感覚が告げる。
動き出したら止まれない、止まらない。
この状況で出来る『最善』なんて、一つしか知らない]
……死んでられんわ……こんな、完全人の勝手で起きた騒ぎで……!
[だから、『お守り』の封を解くに躊躇いはなく。
スカートの下に忍ばせていた黒銀のそれを手に取り、銃口を向けられた瞬間、引鉄を引いた]
とにかく、こっから出ないと……!
[身を隠すスペースも限られる閉鎖空間にいては、さすがに持たない、と。
シートの影に身を隠し、扉への距離を目測する**]
ωも動きにくい?
この人も子供の保護に行くつもりみたい。
[その先で会うことになるとはまだ気付かぬままに]
オーフェンとか言ったかな。
[伝えるそれは宿主についてを特定する情報となるか。
加えて、合流が叶うならばωの行動を制限する理由も取り除く結果となるだろうか**]
─ 第三階層 通路 ─
[しばらくして通路には、ヒトとヒトだったものとヒトから染み出したものが散乱していた。
ヒトの数が圧倒的に多いのは仕方の無いことだろう。
大半は自分が通路に出る前に撃ち合いをして果てた者達。
もちろん自分が撃ち抜いた者達も数多く居た。
第三階層の通路は今、赤と白とに彩られている]
予想以上に寄生・擬態されてる奴らが多いな。
一回の増殖量が多いのか、増殖スピードが早いのか…。
[呟くも、考えても出ぬ答えに小さく息を吐いた。
右手に視線を落とすと、左手で腰のベルトからエネルギーパックを取り出す。
レトロなリボルバー銃の外観をした電子銃に、切らしたエネルギーを装填した。
それから頬に走る赤を手の甲で拭い、それを見て、ふん、と鼻を鳴らす]
まだ悪運は強いみたいだな。
[呟いて、一旦自分の研究を行っている実験室へ向かうことにした。
扱っているサンプルが寄生・擬態されていないとも限らない。
後顧の憂いを絶つ必要があると判断し、処分を決定したのだった]
─ 第三階層 第一実験室 ─
[自分のカードを使って実験室の扉を開ける。
いつもならば誰かしら居るはずなのだが、話し声などは聞こえず静かなものだった。
同僚の数名は通路に転がっていたな、などと思い出しながら実験室の中へと入る。
作業室の方へ向かおうとして、感じた異様な気配に足を止めた。
ゆっくりとサンプル保管庫がある方へ視線を向ける]
……Sure enough!
[そこに居たのは同僚が研究していた未開地の生物。
肉食であるはずの無いそれが同僚の上に乗り、その肉を食らっていた。
声を上げたために未開地の生物はこちらに気付き、赤く彩られた顔を自分に向けてくる。
軽く息を飲んだが直ぐに身体は動き、手にしていた電子銃で生物の頭を撃ち抜いた。
熱線は生物の脳を焼き、生物は断末魔の悲鳴を上げて同僚の上から転げ落ちる。
床に落ちたそれからアメーバ状のものが染み出していた]
…サンプルRCに寄生してなくて良かったぜ。
今のうちに他の奴らも処分しねぇとな。
[同僚の遺体はそのままに、まずはサンプル保管庫で飼育していた未開地の生物を全て電子銃で始末する。
未研究の生物も始末しなければいけないことに後ろ髪を引かれたが、それぞれの性質を考えると始末すべきと判断した。
PMCに取り込まれ、その性質を引き継がれるのを憂慮したのだった]
こんなもんか。
後は……キャップのところの奴だな。
[このような事態が起きているのだから、研究責任者のところにある研究用PMCも始末するべきだろうと考える。
今し方自分が始末したPMCに寄生された生物と食われた同僚の様子を観察してから、第一実験室を*出て行った*]
― 第一階層・通路 ―
そりゃ、研究区画まで入り込んでるの見つかれば、摘み出されて当然だろ。
クローディア主任なら直接連れてきてくれたかもしれないけど。
[暢気な会話はごく短い銃撃戦に途切れたが、一息つく間が出来ると少年の無邪気さにまた毒気を抜かれて息を吐いた。
そのお陰で冷静な判断力を取り戻すのも早かったが]
気風のいいばーちゃんだね。
良い家族に恵まれたのはいいことだ。
そういえばカルロスさんから端末は渡されてないのか?
居場所を教えれば向こうからだって来てくれるだろうに。
― 第一階層・通路 ―
[宇宙の見える場所と主張されて沈黙三秒]
艦橋も今は安全じゃなくなってるはずだけど。
いっそ制圧目指した方がいいか?
[エレベーターホール方面からも銃声は聞こえている。
オーフェンを背に庇いながら、人形のように倒れている元同僚の上を越えて扉を開こうとした。
中で生き残っているのは何人になってしまっているだろう**]
―― 回想 第二階層 ――
[くすぶっていた不信と恐怖、苛立ちの導火線。
直接火種をつけたのはなんだったんだろう]
[なんにせよ、それらは一気に燃え上がった]
[しくしくと泣いていたから気づかなかったが、あるとき、背後のスタッフルーム内から聞こえる喧騒の質が変わった。
レーザーや弾薬の弾ける音がした。
反射的に顔を上げ、ぱっと身を伏せた。育ちのたまもの]
―― 何、これ。これ何、なんなの……!!
[金切り声みたいな悲鳴を上げる。
低い場所から見えた、ガラス張りの室内はもう乱戦状態]
ぁ、あ、あ―― やだ、やだぁあああ
[鍛えている腹筋があだになり、ちょっと悲鳴が大きくなった。
誰かが走ってきて、自分に銃口を向ける]
来ないで。
来るな、来るな来るな来るな……!!
[震える足で背を向け、逃げ出した。
背後で追いかけてきた人影は他の人影に打ち落とされた。
アメーバはにじまない。真っ赤な血潮が噴出すだけ]
『逃げるぞ! 上だ!』
[誰かが言ったのが聞こえた。
嵐みたいに、その声の主や追従者の足音がエレベータホールに向かう]
……うえ
[状況把握が上手くできない。
支給された武器を握り締めたままつぶやいた。
一番規律正しいって聞いた場所。
一番警備が厳重で、入れない場所]
[追いかけてくる音が止まって、物陰に転がり込んでた。
一度止まれば、足の震えは大きくなって動きそうにない]
―― さぁ、立ち上がれ、
今、こそ……変革のとき
[勇気付けるように、口の中で歌を紡ぐ。
のろのろと、先ほどの集団に遅れてエレベータホールに向かった]
新人 フランは、機械犬 パトラッシュ を投票先に選びました。
新人 フランは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
おやおや、それはそれは。
[直接会うよりも前にこちらはウサギさんの宿主が特定出来た。
他にも人のいる前で爆笑発作を起こさずに済んで僥倖だったかもしれない。可笑しそうに笑う気配をしばらくの間流し続けて]
ウサギさん、私達ももう少しで直に逢えそうだ。
[表の意識にはまだ介入をしないまま、その時を待ち望む]
[単独で襲う機会が得られれば良い。
「ノブ」に介入すれば研究主任を呼び出すことくらいはできるだろう。そこで首を溶かして優秀なるその脳をいただいて。
余裕があれば本体の活動エネルギーとなる血肉も溶かして吸収しよう。
どうしても無理ならば。
もう一度あの殺気を放てば最低限の目的は果たせるだろうか**]
―― 第二階層 エレベータホール ――
[最初に見えたのは、人影が沢山。
ダクトの影でちょっと視界が悪く、背後に意識が行っていたのもあって声は上手く聞こえなかった。
まるで自分のものじゃないみたいに動かない足、壁を伝うようにゆっくり歩いていた。]
[そうしたら、中央にいた軍人が、見覚えのある同僚を次々と撃ち殺した。息を呑んだ。目を見開いて、でも反射的に死体から視線をそらす。悲鳴は喉がひきつれて上手く出なかった。
軍人がエレベータの方に振り返ると同時、力の抜けた手からエネルギーガンが床に落ち、冷たい音を立てる]
―― ぁ
[慌てて拾おうとするも足はそれを蹴り飛ばし、哀れ銃は軍人の方に]
――違う!
違うの! 違う、あたし、違う!!
[叫んだ。あまり大きな声は出なかったけど]
[他の者達を統率するかのように見えるωはまるで指導者のようにも感じられる]
もうすぐ?
[意味することをいまだ理解できておらず、笑うような様子にもきょとんとした意識を送るだけだった]
─ 第一階層・艦橋 ─
……空気、わっる……!
[閉じた空間で撃ち合えば、それも已む無し。
血の臭い、レーザーによる焦げた臭い、後は自分の手元の硝煙。
交じり合うそれは、状況が『異常』である事を何よりも淡々と物語る]
……あああ、もぉ。
こーゆー世界から離れたかったから、民間の運輸会社にしゅーしょくしたんに!
ウチの平和な余生計画返せ、ばかぁ。
[実験動物として扱われる生活から、スラムに逃げ込んで。
どたばたを経て保護してくれた人を後見人に、上級の航宙士の資格を取得して。
ようやく、落ち着いた生活が見えた、と思っていたのに]
どぉこまで、引っ掻き回されなきゃならんのよ、ウチの人生……!
[そんな言葉を吐き捨てつつ、扉との距離をはかり。
低い姿勢で、一気に駆け出した]
……っ!
[飛び出すのを見越していたのか、単なる偶然かはわからないが、タイミングよく熱線が放たれる。
とっさに床に転がるものの、熱が軽く、肩を竦めた]
こぉのぉ!
オトメの柔肌に、なにすんのっ!
[体勢を整えながら、熱線が飛んできた方へと銃口を向けて引鉄を引く。
撃ち出された銃弾は紅を散らし、倒れたクルーはアメーバ状のものを滲ませた]
……ちょ!
機関士長がつかれてるとか、なさすぎっ!
[倒れたのが誰か、を認識して早口に口走る。
船長や主席航宙士は無事なのか、そんな事を確かめる余裕はなく。
……ついでに、扉を開けようとしている誰かがいるとかも、気づく余裕もないまま。
牽制のために銃弾を一発撃ち出し、扉を開けて通路へと飛び出した]
[それでも、意識は艦橋内に向いていたから。
かなりの高確率で、違う惨事、発生]
―第二階層・エレベーター前―
[背後に響いた音に反射的にそちらに銃口を向けようとし、恐怖に震える姿が見える。
足元に転がる銃には視線を向けず、ただ足に感じた感触にそれを軽く踏みつけて。
銃は構えたままだが銃口を彼女の方からは逸らした。それでも恐怖を増すには十分だったかもしれないが]
動くな、そして少し黙れ。
[叫ぶ姿に先ほど接していた時とは違う、大きくはなくとも鋭くはっきりとした命令をする言葉]
死にたくないならな。
─第一階層・通路(艦橋前)─
ってぇ、ちょ!?
[飛び出した先に人がいたのは、想定外。
上擦った声を上げて、止まろうとするものの、中からの追撃の事を考えたなら]
伏せてっ!
[勢いは止めずに、こう叫ぶ。
そこにいた二人の反応はどうだったか。
ともあれ、扉を閉める直前に何とか体勢を戻して更に一発、艦橋内に銃弾を撃ちこんでおく。
無駄弾になるか、それとも、というのは、考えない事にした]
……ちぃと、節約せんとならんかなぁ……。
[零れたのは、そんな呟き。
いつの間にか飛び出していた猫尻尾が、ゆら、と揺れた]
ひっ――
[彼が振り返り、こちらに銃を向けた。
すぐにそれはそらされたけれど、その瞬間に目を閉じてしまったから分からない。常に銃撃戦が起きてもおかしくない地域の出だけれど、かといってそれらに慣れすぎているわけでもなく]
――っ ……ぅ、 ううう
[怖いから舌が回る。怖いから声が出る。
けれどソレを止められて。ゆっくりとふらふらしたホールドアップ]
[視界がぐにゃりとゆがんだ。
どんなに意志の力を働かせようと、嗚咽の音がとまらない]
─ 第三階層 通路 ─
[夥しい数の遺体。
壁も床も白衣も赤く染まった道を進む。
今のところ動くものは見えず、気配も感じない。
けれどどこから何が出てくるかは知れなかったため、警戒を解くことは無かった]
死体は見慣れてるが…こうも多いとやはり気分は良くねぇな。
[呟く声は抑揚無く、本当にそう思っているかは怪しく聞こえる。
進路の邪魔になる遺体は蹴り寄せるか踏み越えて、研究責任者の部屋を目指した]
PMCに寄生されるのかどうかとか、野暮なことは聞くつもりはない。
[向こうにはこちらを襲うような意思が無いのがわかり]
生きたいなら首を二回縦に振れ、死にたいなら首を二回横に振れ。
[仕事柄慣れているとはいえ、人を殺すのが好きなわけでもない。
先ほどのような事態でもあれば有無を言わさず殺すことも厭わないが、必要でなければ殺すつもりもない]
― 第一階層・通路 ―
ぴーえむしーいるかなぁって思ったんだよ。
そういや、そこにいたおっちゃんが、ぴーえむしーが取り憑いたら、本物が偽者になっちゃうんだって言ってた。
あっ、そうだ、だから早くしないといけないんだった!
[色々あって忘れていたらしいが覚えていた事を思い出す。
早く?何を?
そうだやっつけないと、偽者を。
そんな事がぐるりと頭の中で回っていく。
心臓のどきどきは止まらない。
でも家族の事を褒められたら>>53にこぉと笑った。]
うん、おれとーちゃんもじーちゃんばーちゃんも大好きだ!
ノブにーちゃんも好きだぞ。
[そして端末の事を言われたらはたっと止まった。]
持ってる!えーっと何処だっけ…。
[音が出るほどの勢いで、首を縦に振った。
ちょっとかなり回数はオーバーした]
[死にたくない。]
[死にたくない。死ねない。だって、死んだら歌手になれない]
[ああ、こんなときにそんなこと思うあたしアホだなあ、とか。
縦でいいんだっけ、間違ってたらどうしよう、とか。
とりとめもない思考はポップアップする]
[突っ込みたいこと、聞きたいこと、しゃべりたいこと。
沢山あるけど、相手に生殺与奪を握られてるこの状況じゃ、口を開けない。かちかちと、歯がなっている]
[普段使わないので存在すら忘れていたそれをどうにかして取り出すと、受信を表すランプが点滅していた。
随分前のメッセージを律儀に一個ずつ読むが、どれも聞いた話ばっかりだった。]
あった!んでどうやるんだっけ…。
[ぽちぽち弄り注意力散漫させながら、ノブの後をついていく。]
せーあつ?
何かするなら、おれもがんばる!
[文字打ちも適当最中、声に反応して>>54おーっと拳をあげた。
イコール人を殺す事だという事実と、その深刻さはまだ知らない。
やっつける、という言葉にすると、それらはなんとも簡単なものだった。
そして扉が開くのを見ていたのだが。]
― → 第一階層 エレベーターホール → ―
[ここへ来るまでに見たものは、数々の死体。
整備室で見たアメーバ状のものがあるもの、ないもの、やはりないものの方が多かったが、両方ともがあった。
それらを見ての表情の変化はない。 ”死屍累累”などという表情パターンの条件は、作られていなかったから。
一階層のホールには現在人影はなく、それでも其処彼処から銃声や人の声は聞こえてくる。ふ、とそちらへ一度顔を向けたけれど、向かう事はなく三階層へと向かう。
後を追う足音も聞こえるだろう。
エレベーターは、確りと作動していた。]
[エレベーターが扉を開くまでの間に。]
「見つけたぞッ!」
「この―――、」
[ゾンビ野郎、と続く予定だった罵声は、悲鳴に変わる。
言葉と共に銃を撃とうとした相手の手元をジョエルのレーザー銃が無表情のまま撃ったのだ。
相手が騒ぎ、落とした銃を拾い、再び撃とうとするまでに、エレベーターへと乗り込むと、影に隠れ扉を閉めた。他にも追撃の足音が遠く聞こえる。]
[言った回数よりも多く縦に振られる首の回数。
突然構えていた銃をフランの方に向ける―――
そのように彼女には見えたかもしれない、引き金を引き、それは彼女のすぐ横わずかに熱気を感じるくらいの傍を通る。
とさりと人が倒れる音とからんという金属音が響くのが聞こえる。
床に赤い血だけが広がる様子が見える。舌打ちひとつ]
今度から自衛は自分でしろ。
[銃を蹴って彼女の方に転がし、彼女がそれを拾おうとする間にエレベーターの端末の操作を改めてし終えてから]
俺は第一階層に行くつもりだ。
[ついてくるならかまわないというように、少なくとも今は自分から彼女を殺すつもりはないことは伝わったかどうか。
エレベーターに乗り込み彼女がついていくるならば特に止めることはしないだろうし、こようとするなら乗るのを待つだろう]
─第一階層・通路(艦橋前)─
[扉が開く可能性は考えていても、即扉を閉めるルートを直線で取ってくるとは想定していなかった]
伏せろっても!
[手を握っていたオーフェンは扉の死角になるように押しながら、逆方向へと倒れる。お陰でエリカとの正面衝突は避けられたが、残った足を思いっきり踏まれた。
オーフェンとエリカがどうなったかを確認する余裕はない。押し殺したような悲鳴を漏らしながら、手にした銃を室内に向けて。放った光は床に倒れ伏す人の脇に散った]
Captain...
[絶句している間に扉が閉まった。
涙は足の痛みが原因で滲んでいたものだけど。
悼むような声で、船長、と呟いた]
─第一階層 整備室─
[銃の引き金を引いた時、名を呼んだ声に意識を向ける余裕もなく。
呆然としていたのはほんの少しの時間だったろう。
同じく呆然として成り行きを見ていた人間達の中、響いた声。>>26
ひとつ退治、その言葉に自分は現実に引き戻されたのだが、周囲はそうではなかった。]
……な…何を言って…
[上がる悲鳴。
ジョエルへと放たれた光線。
そして聞こえた、ジョエルへと向けられる疑惑の声。
ほとんど仕事の虫のような女は、サボタージュ用の回線があることすら知らない。
だから、その整備士から発せられた火種は、何故そんなことをいうのかすら理解できなくて。
しかしそれを否定できる証拠は、持っていなかった。
ほんの数秒、戸惑っている間に事態はどんどん悪化していって。]
…──っ
いけない、ラッシュ!
[それに気付いて声をあげたものの、既に遅く。
>>33機械犬の開いた口から撃ち放たれた銃弾は、一人の人間の命を奪っていた。
それによって生じたものは、人工生命に対する、より強い反発という火種。
PMCの手先になったと口々に言う彼らに、声を荒げた。]
ちが…、違う、今のは、違う!
ラッシュはただ、正常に機能しただけだ。
危害を加えてくる者にのみ攻撃する、それをしただけで、ラッシュが狂ったわけではない。
[整備士としてそれだけは確証を持って言えることだから、そう諭そうとしたものの。
先んじて部屋を飛び出していったジョエルを追うように、パトラッシュもまた整備室を出ていった。
それを庇うような形に見えたのだろう、彼らの敵意は部屋に残った女に向かった。
造りものの肩を持つなら、お前もPMCに乗っ取られているのだろうと。]
…何を言っている。お前達、それでも整備士か。
自分が手がけてきたものは子供のようなものだろう、肩を持って何が悪い!
お前達などより、ジョエルやラッシュの方がよほどまともだ!
[そう言い放った女に向けられたのは、言葉ではなく武器だった。
咄嗟に身を翻したものの戦い慣れしているわけではない身では避けきれるものでもなく。
放たれた光線は肩を掠め、焼きつくような痛みに顔を顰めた。
それでも、痛みに堪え銃に手を伸ばすと己に対峙していた相手に銃を向けその胸を撃ち抜き。
出来た隙をついて自分も外へと駆け出した。]
─ →第一階層 廊下─
─ 第三階層 エレベーターホール前→通路 ─
[降りた後にすぐにまたエレベーターは動く。
辿り着いて目にしたのは、夥しい数の遺体。
一階層よりも多いかもしれない。
動くものは見えず、ただ研究室へと向かう。
遺体を人間だと認識するかどうか。その判断は難しく、結果、そのまま踏み越えて行く。]
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
[扉が閉まる一瞬前に見えた船長の姿に、軽く、唇を噛んだのは二人から見えたかどうか。
一つ、息を吐くと改めて二人を振り返って]
……取りあえず、無事、みたいねぇ。
っていうか、なんで艦橋戻ってきたん?
さっきの流れ考えたら、危ないのは読めとるでしょに。
[どこか疲れたように問いかける。
黒い尻尾が、軽く、揺れた]
逢えば分かるよ。
[笑っていた気配が、スッと波の様に引く。
「ノブ」の危機を感じて状況把握のために意識の一部を向けたのだった。お陰で艦橋内の様子は人が見るよりも詳しく分かったけれど]
やれやれ。
バレないだけでは生き残れないかもしれないな。
[少しするとまた、笑うような気配を取り戻した]
─ 第三階層 研究責任者室 ─
[研究責任者の部屋の前にもいくつか遺体が転がっている。
そして部屋の自動扉が開け放たれたままとなっていた]
ちっ、強行突破しやがったな…!
[室内から音や生き物の気配がしない。
警戒は解かぬままに開け放たれた自動扉を潜り、室内へと入った]
[部屋の出入り口側に数名の遺体。
部屋の奥にある設備のしっかりとした端末の傍に幾人か倒れ、目的の人物は端末の奥の椅子に腰掛け俯いていた]
……キャップ。
[窺うようにして声をかけてみる。
反応は、無い。
右手に構えていた電子銃を下ろし、大きく息を吐いた]
手遅れだったか。
これでPMCを見つける手段はほぼ失われたな。
[動かぬ研究責任者の傍により、損害を確認する。
逃げ遅れたのか、逃げなかったのか。
少なくとも抵抗はしたらしいと言うのは部屋に散らばる複数の遺体が物語っている。
それでも数が多かったせいか、いくつも被弾し致命の傷を受け、椅子に座った状態で力尽きたようだった]
……他の確認の前にサンプルの始末をしておくか。
この騒ぎで逃げ出してなきゃ良いが。
[研究責任者が何か残していないか確認する前に、部屋続きになっている専用の実験室へ向かい、研究用のPMCを始末する。
憂いを絶つと再び端末のある部屋へと戻り、研究責任者のパスを使ってその中身を覗いた]
[向けられる銃口。大きく目を見開いた。
時間がとまったかと思った。レーザーの奇跡が見えるみたいに]
……………!!
[頬に熱さを感じた。背後の悲鳴が聞こえた。
一気に外界からの情報が押し寄せる。
瞬きを忘れたひきつった表情で、ゆっくりと床に広がる赤い血と、その先の人間を見た]
な、んで……?
[音がするような硬い動作で、何度か相手と死体を見比べた。
答えのかわりみたいに蹴り返された武器。
抜けかけた腰や膝を叱咤して、拾う]
……無理、だよ……
[自衛、という言葉に強張った自嘲。操作されていく端末。
行き先を聞く。背後の、落ち着きかけた喧騒を聞く。
すがるような視線を向けた]
いいの?
[確認するように問いはするが、返答が得られる前からよろよろ動き出す。それは、相手にとってはじれったいかもしれないスピードで。でも、必死にエレベータに乗り込んだ。
扉が閉まって、背後の心配がなくなれば目に見えて少しほっとした様子]
―第一階層→―
くぅ?
[外にいたジョエルが提示したのは、生体部品の少ない機械犬にはそれほど馴染みのない場所。
僅かに首を傾ぐ仕種を見せ、けれども少し後にはそれに倣う選択肢を取った。
後に残されたリディアが、先の行動により被害を受けたとは知らぬまま]
[廊下でも銃弾や光線は飛び交う。
それが傍らのジョエルを狙うものでも、己を狙う攻撃でも、それ以外でも、当たらないならば無視して駆け抜け、
しかし僅かにでも掠めたならば、振り向いて報復行動を行う。
精度は高くない為、当たることもあれば威嚇射撃に留まることもあった。
そうして無自覚に敵意をまき散らしながら、エレベータ内に飛び込んで]
─第一階層・通路(艦橋前)─
[ノブに急に押し出されて、操作していた端末を落とした。
慌てて拾いに行くも、ピロン♪という音がした。ぶつけたショックで文章が送られたらしい。
なお送られた文章を後で見てみると
「おれ今1階にいrーつぁん うん!」
激しく途中なうえに意味不明だった。
ともあれ押し出されたおかげでエリカとぶつかる事は無かったようで。
また倒れていたノブに近づいた。]
にーちゃん!頑張れ今起こすぞ!
[また最初にやったあれをやろうと手を伸ばしたが、流石に止められたかもしれない。
中で誰かが死んだのは、ちらっと見ただけで、それが誰なのかも知らないからあまりショックにはならなかった。
それより釘付けになっていたのは、エリカの服の合間から出てきた長ーい尾。
いつもなら、猫ー!と言って飛びつくのだが…。]
[じー、っと暫く見つめた後、ポケットの中からレーザー銃を取り出して、エリカに向けた。]
……ねーちゃん、偽者?
[そのままきょとりと、首をかしげて尋ねた。]
─第一階層 廊下─
[整備室を飛び出した女は、後ろを振り向くこともなく駆け出した。
ただ、後ろから聞こえる喧騒は、お互いをなじり合う声と銃声に変わっていて。
女を追ってくるようには思えなかった。
ただ走って向かった先は、エレベーターホールではなく船長のいる艦橋。
整備室はもう既に狂気の中にある。
それを伝えなければならないと判断した為と、現状この混乱がどこまで広がっているのか一番解りやすいだろうと推測した為だったが。
そこに向かうまでの間も何人もの骸が横たわっているのが見えれば、その顔は不安に染まった。]
[指導者というのは少し違う気がする。
指揮者というなら少し近くなるかもしれない。
ωは群の一部だから。
群像を統率するような意識は確かにあった]
[あえばわかると、もしかして宿主の息子にと考えたりもしていた]
ああ、この人はその点とってもたくましいよ。
[バレないだけではと、意味することはなんとなくわかる。
すでに目の前で殺し合いは見てきたし、難なく短い間に5人もすでに殺しているのだから。
どこかゲーム感覚で楽しんでいるのは最強装備で低LVの相手を苛めてるに等しい圧倒的優位もあってのこと。
なのに宿主からはどこか苛々としたものを感じるのは不思議だった。
そもそも人殺しになれているのはその記憶からも、今示した行動もわかっている。
しかも彼の職業のこともあり、不思議でいっぱいな思いは溢れていた]
─第一階層 通路(艦橋前)─
[そしてようやく目的地が見えたところで、固まって立っている男女と子供の姿に気付き。
銃は手にしたまま、血が滲んだ肩をもう一方の手で押さえながらその集団に近付いた。]
……お前達…中は、どうなっている?
[整備室でのこと、そして此処までの光景を考えれば容易に想像できる事実を脳裏に置きながらも、問いを投げた。]
─第一階層・通路(艦橋前)─
危ないのはどこも一緒だろう。
[エレベーターホールと、更に向こう側にあるのは整備室か]
それなら船長達はマトモだった艦橋を制圧したらどうかと思ったんだけどね。
ああ、俺が出たのはオーフェンがこっちまで…。
[最初の問題を作り出した言い訳をしようとして。
エリカに向けられたレーザー銃に言葉を途切れさせた。
違う、と言える根拠は、ない]
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
……はい?
[向けられる問いと銃口>>87。
こてん、と首を傾げ返す仕種はどこか猫っぽい]
あのねぇ、この状況で自分が偽者、っていうヒトがふつーにいますか。
キミだって、そう聞かれたら、違う言うでしょ?
[軽く言いつつ、微かに硝煙の気配を残す黒銀は少年の方を向く事はない。
こんな状況で冷静さを欠くのが危険なのはわかっている。
ちなみに、視線がどこに向いているかは、気づいていなかった]
まぁ、それはそれとして、ねぇ。
……ヒトにそれを向ける時は、『覚悟決めてから』にした方がいいよぉ?
……それだけで、撃ち返すヒトも、今はいそうだしねぇ。
―→第三階層・通路―
[第一階層でも度々目にした人間の遺体は、機械犬にとっては無機物と同義。
故に殆ど目を向けることはなく、ただ踏みつけることもなく器用に避けながら、前行く者の後をついて行った]
[最初に受けた“攻撃”が、嗅覚センサーの機能を停止させたことも、不調を仕種で示すプログラムにも狂いが生じていることも、今はまだ機械犬自身しか知らぬこと]
─ → 第三階層 とある研究室 ─
[辿り着くも誰の姿も見えなかった。
いや、姿は見えたが人間という認識が出来る姿ではなかった。
この場所も、赤く染まっている。
黒幕だと噂された研究施設区画への襲撃は、一体どれほどのものだったのだろう。]
あーあ
[”予測と結果が合わなかった”パターンで、落胆の声をあげる。
着いてきていたパトラッシュに、]
この階層はもう、誰もいねーのかなァ
[話しかける。
ジョエルもまた、残されたリディアがどうなったのかは知らぬまま。]
[それから。
しばらく一人にはなりたくなくて。
許されるなら、少なくとも自分に危害を積極的に加えなかった彼の傍をうろちょろするつもりだった**]
根拠はない。
放散した意識に反応してこなかったから、違うだろうと。
確信めいた思いは持っているけれど。
それは「ノブ」の意識の中にはあってはいけないものだから。
ここは疑う方が自然な話で。
船員 ジョエルは、機械犬 パトラッシュ を投票先に選びました。
/*
今のところは自殺フラグ。
フラグが動かないと人間を殺す想定ないn((
もう一人の候補はスティーヴ。
話せたらそっちに変わるかも。
というPC視点。
PLではすげえ悩みますね。時間的な意味で俺が一番コアあってない気しかしない!
あっ、でもどうせ全員集合すんだよね どうやってだろ
どこにだろ
―エレベーター内―
[フランが乗るのを待ちながら、じれったい思いはしながらもせかすことはしない。余計に遅くなる可能性のほうが高い為。
ようやく彼女が乗り込み、閉まり行く扉の向こう通路の奥から何かを叫ぶ姿が走ってきたがこっちに銃口を向けているのが確認できたので躊躇なく撃つ。
最後に扉が閉まる前に崩れ落ちる姿が見えたが、相手の正体についてはもはや興味はなかった]
ふぅ…
[ため息に近い深い息を吐いて、ポケットの中にある煙草の入った箱を手探りで一度確認した。吸うのは我慢する。
平時には吸う習慣はないのだが、仕事柄、人やそれに類する相手を殺す、もしくは破壊するようなことも多く、そういったときは決まって吸っていた]
あまりのんびりもしていられない。
[それはほっとした様子のフランにかけたのか自分に言い聞かせたのか]
上でも状況は同じな可能性は十分あるからな。
[自衛を無理だといった彼女にそれでも優しい言葉をかけるようなことはしなかった。
それでも第一階層について、やはり襲われることがあるなら結果として彼女を守るような形になるのかもしれないが]
─ 第三階層 研究責任者室 ─
[端末を操作していくと、研究責任者が何かを見つけたらしい痕跡が残っていた。
それらを読み進めて、小さく唸りを零す]
独特の電波、か…。
特殊な電波でPMC同士が交信していると言う説もあったな。
そこから探れば個体判別も出来そうだが…調べている余裕はない、か。
発される電波も微弱だしな……傍受するにしても、機械関係は専門外だ。
[バンダナの奥で眉根を寄せて、端末に残る研究結果を読み進めた。
そうしているうちに、研究責任者がこの端末からマザーコンピューターに接触した記録が残っていることに気付く。
それについてのレポートは残っていなかったため、何のためにアクセスしたのかまでは分からない。
頭の隅に疑問を残し、これ以上収穫がないと知ると端末から離れた。
短くなりすぎた煙草を床に捨て、靴の裏で磨り潰す。
そうしてから右手に電子銃を握り研究責任者の部屋を後にするのだった]
/*
すごいいまさらだけどスティーヴのログ見たときに一つのことに気づいた。
クローディア発見について誰もメモに書いてなかったwww
そもそも襲撃死(赤組捕食かどうか、どっちでもいいかすら明記もれてる)
次回あるとしたら…反省点だな…
―→第三階層・研究室―
[流れ出た赤までを避けることはなく。
今まで通った場所には赤い足跡が所々に残されていることだろう]
[問われたこと>>93には首を傾げた。
単純に分からないという仕種。
今は嗅覚が失われた為、隠れた人間や生物がいたとしても物音が無ければ気付かない。
尾が垂れているのは落胆しているわけでなく、それも攻撃により更に可動を悪くしただけのこと]
―第一階層 通路(艦橋)―
…そうか、此処もか。
[自分の問いに答えてくれたエリカの見た目には何を思うこともなく。
ただ眉を顰めて声を絞り出した。]
整備室でPMCに寄生されていた者の発端により乱闘が起きた。
それを伝えにきたのだが…
どこも同じなのだな。
/*
何も考えずに行動してたら悉くオーフェンパパとすれ違ってる罠。
そう言えば弾数減らしとかないとな。
てい。(02)
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
うわ、リディアねーちゃん。
[エリカ偽者騒動が落ち着くと、リディアの姿に気づいた。
最初にうわっが出てくるのは苦手意識のせいだ。
中の事はよく見ていなかったので答えられず、ただ赤い肩に気づくと少し身体を強張らせた。]
ねーちゃん怪我してる。
消毒しないと駄目なんだぞ。
それは良い。
捕食しきるまで、宿主の生命力は私達にも影響するから。
何か不思議かな。
[強く意識されれば感情も伝わってくる。
危機を脱したらしい「ノブ」から離れて、軽く問いかけた]
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
騒ぎになる前に抜け出すはずがね。
[艦橋扉を見ながら溜息をつく。
そこにオーフェンのオシメ発言が飛び込んできて脱力した。
力が抜けていくらか調子を取り戻す]
傷、深い?
消毒は落ち着いたらするとして、止血しないと。
PMCも危険だけど、パニックを乗り切る方が先だ。
[上着を脱いでリディアに近寄ろうとした]
―第三階層・研究室→通路―
わぅ
[提案>>107にはいつも通り、返事と行動によって了承を示す。
頭を撫でる行為=慰める為のものであると理解したわけでなく、ただいつも通りに組み込まれたパターンに従おうとした結果、垂れたままの尾は力なく揺れた]
[ジョエルの足音に、機械犬の小さな足音が続く]
―→第一階層―
[フランは自分の傍は一番と判断したのか、ついてくるのを止めることはしない。
自分達を襲う者は何名かいたが、どれも皆今は床に転がるオブジェのひとつ。
広がせるのは血の染みであったり、アメーバ状のものだったりと千差万別ではあったが]
オーフ!どこにいる?
[もはや見つかることを気にする素振りは見せない、名前を呼びかけながら船内を進んでいく。
それは死体をより増やす結果となり、第一階層のほとんどの生存者もそれによっていなくなるだろうか。
ついてきていたフランは、確かに死の危険からは遠ざかっただろうが、より多くの死を見る結果になってしまったかもしれない]
―第一階層 通路(艦橋)―
艦橋にまで入り込んでいたのか…
…となると、下の階層も…だろうな。
[ノブとエリカの言葉を聞くと、推測されるそれに表情が険しくなる。
ラッシュはともかくとして、ジョエルは恐らく研究室に向かっただろう。
二人とも無事でいるだろうか、と思考を少しそちらに向けたところでオーフェンから怪我の指摘を受けて。]
今はそれどころではない。
[そうばっさりと言い切ったあと、しゃがみこんで少年に視線を合わせた。
自分に上着を着せようとしてくれるノブには頭を振って。]
いや、良い。
見た目ほどひどくはないし、汚してしまっては悪い。
それに、怪我をしているのは私だけじゃない。
[そう言って目線でエリカの肩の傷を示した。]
人間って、不思議だなって思って。
好きでもないこと進んでして、好きでもないこと頑張ったりもして。
[それに今の状況も、人間同士の殺し合いも当然のようにある状況なので]
人間って争うようにできてるのかな?
[なんだか、それはやだなと思うのは自分達が殺される可能性がより増えるから]
―第一階層 通路(艦橋)―
[ノブ達はどうしたか、それには取り合わずにオーフェンへと視線を戻す。]
良いか、オーフェン。
撃たれればこうして血が出る、撃たれる場所が悪ければ人は死ぬ。
それも至って簡単にだ。
これは遊びじゃない、死にたくなければ下手な行動はとるな。
お前だけじゃない、お前を守ろうとしてくれる人まで危険に晒すことになるぞ。
…良いな?
[そう言うと立ち上がり、踵を返して元きた道を戻ろうとしたところで、少年の父の声が聞こえてきただろうか。]
─第三階層・通路─
[ジョエルから洩れた言葉>>114に声を返しはせず、ちらと見上げるだけ。
来た時と同じように遺体は器用に避けつつ、赤い足跡を増やして行った]
[遠くにいた人間>>109は動きを止めていた為に、実際にその姿を見るまで認識することはなかった。
いざ目にした時には、明るい表情と声を向けるジョエルとは対照的にその場で立ち止まり。
スティーブの出方を見るように、じぃっと見詰めていた]
─ 第三階層 通路 ─
[>>114>>118 視界に現れたのはヒトではない、アンドロイドと機械犬。
駆け寄ることはせずに、じっと見詰め。
しばしの思考の後に一旦右手の電子銃を下ろした。
ヒトならばパニックを起こすだろう状況だが、機械たるこの一人と一匹ならばそれも少なかろうと言う判断。
言葉が通じるのであれば、問答無用に銃を向ける必要性は今のところ感じられなかった]
この状況で笑えって方が無理な話だ。
[元よりほとんど笑うことはない。
浮かない顔と言うよりは無表情なだけなのだが、このアンドロイドに言わせれば同じようなものなのだろう]
ジョエル、他のフロアの様子は見て来たか?
[このフロアは見ての通りだと言わんばかりに説明はしない。
アンドロイドの顔に殴られた痕が未だに残っていたなら、バンダナの奥で眉根を寄せ瞳を細めただろうが、状況が状況故に何か言うことは無く。
今はただ状況の把握に努めようと言葉を紡いだ]
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
[脱力>>111やオーラ>>116に気づければ今のような子供になっているはずがない。
そういうわけでどっちにも、きょとんとしたまま、講義にははーいと頷いた。
それどころじゃない、というは、一応理解している。すぐ忘れるが。
リディアから>>117言われた事には、何回か瞬いた後でこくり、一つ頷く。]
知ってるよ、おれもいっぱい血が出た事あるし。
だから怪我はしないほうがいいし、はやく治さないといけないんだ。
[エリカも怪我してると知ればそっちも見て言う。
当時の記憶は曖昧で、今思い出せるのは「とても痛かった」という事象のみ。
簡単に死ぬとか、危険に晒すとか、そいういう事はだいぶ難しくて、困った顔のままだったが。]
あっ、とーちゃん!
[聞こえてきた聞き覚えのある声に、表情は一気に明るくなってそっちに向かって駆け出した。]
『船内に残りました皆様にお伝えします』
[船内に流れる機械音声、それは生き残った人たちの耳に届くことだろう]
『船長及び、指揮系統者の多数の死亡を確認。船の通常航行は不能と判断し、これより特殊権限によりこの船は自動的に目的の港に向かいます』
[緊急事態の時には港に無事たどり着けるようにあらかじめ組まれているプログラム。
本来ならば救命や事故対処のために組まれていたそれは、管理権限者の死亡が確認されそのIDも使えない状況となると容易に書き換えることもできないだろう]
『なお、現在の船内の生存者は Franca Olivero、Steve=Hargreaves、Orphen=Balada、Carlos=Balada、Erica Kirchenlied、Nob Oswald Voland Akatuki、PTr-585d、
BAPT-0403 -Joel-、Lydia Stone、以上9名となります』
[告げられるのはあまりにも少ない生存者の数]
『また、臨時プログラムの作動条件を満たした為これより臨時プログラムを作動いたします。
現在船内のセンサーを使い、PMCの船内生存を確認しております。皆様には決められました時刻に集まり手持ちの武器で、誰かを選び撃ってもらいます。
PMCが退治されるまでの間、これを繰り返す形となります。
なお皆様が従わない場合には船内生存者の殲滅プログラムが作動いたします』
[要約すれば助かりたければ殺しあえとそういった内容だった]
[明るい笑顔でこちらに駆けてくる姿、男の表情に柔らかなものが浮かぶ。
それでもやや険しい表情にすぐになり]
あまり心配をかけさせないでくれ……
[今はきつく叱ることはしない、無事でいたことがなによりだった。
息子と一緒にいたらしい面々、特にノブには一度頭を下げて]
ありがとう、オーフのこと保護していてくれていたようで。
本来なら俺がしなきゃいけないことなのにな…。
[父親としては今回のこともまた失格なのだろうとは自覚していた]
まぁ、とにかく無事でよかった。
[けれども生存を喜べる時間はそう長くはなかった。すぐに流れる放送が耳に入ったために…]
─ 第三階層 通路 ─
[お互いに動く事のないスティーヴとパトラッシュを余所に、ジョエルはスティーヴへと近付く。
スティーヴの指摘>>120に電子音-vuuu-を響かせた後に、頷いた。]
なるほど、確かに。
[殴られた痕は未だにあったが、この状況では軽症だ。それよりは左腕のレーザー銃の弾痕の方が、別所の状況をはるかに語っているだろう。
電子音-viii-がして、ひとつ間をおいて、]
整備室でもPMCが発見されたよ、そこから撃ち合いだ
一階層通路でも見た
通路の状況はこことあまり変わらないが、上の方が少ない
他は確認してないけど、声や音はたくさん聞こえてた
[見てきた箇所の説明をした。]
─第三階層・通路─
[スティーヴが銃を下ろした>>120のを見、とりあえず危険はないと判断したか、視線を外す。
彼とジョエルの話を余所に――尤も音を拾う為耳は立てていたが――その場に座り込み、後ろ足を使って首の辺りをかかかと掻いていた。
如何にも犬らしい所作だが、ノミ等がいるわけではないし特に意味もない。
足裏についたままの赤色が少しだけ毛にも移ったが、機械犬は気にしていなかった]
[その内艦内に機械音声が鳴り響けば、その動きもぴたりと止んだ。
数少ない生存者の数を聴覚は拾い、機械の脳に記憶する。
ほぼ同時に、瞳の奥の赤い明滅が早くなった]
[聞こえる放送に]
うわぁ…人間って本当は殺し合いとか好きなんじゃないの?
どっちが危険な生き物なんだかわからないよ。
[思わずそんな言葉を呟いてからふと生存者の中にクローディアの名前がないことに気づく]
あーあ、すでに死んじゃったのかな。
[ちょっとだけ残念そうな意識が広がる。
それを拾えるものは、すでにωしかいない]
─ 第一階層・通路 ─
[どーんといつも通りにタックルしてから、父親の心配そうな声には謝った。]
ごめんなさぁい。
[言いつつも表情は笑顔だったが。
父親の程近くに人がいたなら、きょとりとそちらも見ただろう。
放送の長い説明は相変わらず分らっていないが。]
あ、おれの名前。とーちゃんも言われたね。
にーちゃんとねーちゃんたちも?
[父親以外のフルネームは知らない、覚えていない為、そちらを振り返って視線は大人の間を彷徨っていた。]
―第一階層 通路(艦橋)―
[声の聞こえてきた方へと少年が駆け出したのを見て表情が少し和らいだ刹那。
恐らくは艦内全てに響いたであろう放送に目を見張った。]
なん…だと……?
[艦長以下指揮系統者全員が死亡しただけでなく、生存者は此処にいる皆を含めてもほんの一握りという現実と。
それに続いて告げられた指示の示す事実は。]
…今、生きている者の中にまだPMCがいる、ということか。
[本来ならば生き残った者同士協力しあわねばならないというのに、それは出来そうにない。
やるせない感情に表情を歪ませた。**]
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
……ちょ、ま。
[艦橋の状態から、権限者が、というのは察しがついていた。
だから、緊急航行プログラムが作動するのも予測はしていた──のだが]
何なんよ、その、臨時プログラム、て。
そんなん入れたとか、ウチ、聞いとらんよ!?
[少なくとも、上からは聞いてはいない。
だからこそ疑問は浮かび、そして]
……SS権限での、「おかーさま」へのアクセス……。
[先に気づいたささやかな異変へと記憶はたどり着く]
危険物の管理不行き届きの挙句に、こぉんな無茶振るとか。
……やっぱ、生物学者ってぇ連中だけは、信用したないわ、ウチは。
[小さな声で吐き捨てる、その瞳に宿る光は、くらいもの。**]
─ 第三階層 通路 ─
そうか。
思ったよりも広範囲に散らばってたようだな。
上の方が少ないのは、ここを見ても明らかだろう。
転がってるのは研究者だけじゃねぇからな。
[アンドロイドの報告>>124を聞いて、左手で顎を撫でた。
上に居た者がこのフロアに押しかけたと言うのは目に見えている]
非常時だからこそ冷静な判断を、と言っても出来る奴の方が少ねぇわな。
起きちまったものはもうどうにもならん。
やれることをするしかねぇ。
[そう言って進路をエレベーターホールへと向け。
傍に居るアンドロイドの横を抜けようとする。
その際にジョエルの左腕の弾痕に気付いたが、自ら治療を申し出ることは無かった]
ああ、それか。
人はそうやって進化してゆくらしいからね。
同族で殺しあうのは効率悪いと思うが。
[闘争本能は人以外にもあるだろう。
けれど人がどうしてそこまで争いあうのか。それはωにもまだまだ分からない領域。人自身も判っているのかどうかの世界。
どうだろうなと思っていたら、軍人の姿が見えて。
視線が合った時、少しばかり意味ありげに笑って見せた]
……また。
厄介な置き土産を。
[沈黙する「ノブ」の内側で情報を分析する。
研究者の死より、残されたシステムに不快感を強く覚えた]
―第一階層・通路―
[息子がフランの方に視線を向けると]
彼女はフラン、来る途中でいろいろあって、一緒にここに来ることになった。
[その場にいた他の人への説明も含めて彼女について簡単にそう伝える。彼女自身からの自己紹介もあったかもしれない。
結果として彼女は命拾いをしたが、今おかれてる状況を考えればそれが幸運とはとても言いにくいものだったかもしれいないが。
生存者の名前は9名、今この場にいるのは6人、他の三つの名前は自分もよく知るもの、スティーヴと目立つロボット組二名]
嬉しくない置き土産と情報ばかりだな…
[呟いて状況理解していない息子の頭を撫でる。
オーフ生かすために今自分ができることをと*考えながら*]
[笑顔を向けられるとそれがωだというのがわかる。宿主の方は息子のことについてのものだろうと気にはしていなかったが]
本当だね。
[奇しくも宿主が零すのと同じ言葉をωが零しているのが聞こえ、自分の影響が少しずつ出始めたのかなと思ったりもした。
ωが憶える不快感は自分にもよく伝わり、同じように不快感を露にした]
ωの言うとおり、なんでもとりあえず争えばいいとか思ってるのかな。
[自分達の進化は、他の生物を取り込むこと、それも争いといえば争いなのかもしれない。
けれども自分達は同族取り込むことや、進んで殺すことはしない。
そんなことに然したる意味を感じないから]
そうみたいだね。
しかも、食らったものはアッサリ潰されたということか。
勿体無い。
[残念そうなウサギさんにそこは同調する]
─ 第三階層 通路 ─
そうか、悪い
俺のせいかもしれない
[電子音-vuuu-が響き取り出した記憶は、「お前が悪い」と言うブラウンの声。生存者の中に彼の名はなかった。
次いで「お前が悪いわけではないよ」と言うリディアの声も取り出される。 ――長い電子音-viiiiiiiii-]
冷静な判断か…
やれる事ってーのは、さっきの放送か?
[治療をしてもらうつもりはなかったのでこちらも同じく申し出る事はない。横を抜けようとするスティーヴに、横を抜けた後に、振り返り]
待てよ探してたんだ
[と言った後に、探していた理由を思い出す。響く電子音-vuuuu-。
訊ねたかったのは対処法。先ほど聞こえた放送内容のみが、それなのだろう。けれど訊ねる。]
俺はこれからどうすればいい?
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
俺も聞き覚えがない。
SS権限の介入?
……馬鹿にしてる。
[エリカの宿す暗い光に負けず劣らぬ剣呑な光を浮かべた。
頭ごなしの対策を取られて気分良いわけがない。
しかも命を掛けろと強要されるとあれば尚のこと]
うん。俺の名前もちゃんと呼ばれてたよ。面倒なフルネームで。
艦橋、端末だけでも生きてたら解除試してみっか…?
[オーフェン>>128の視線に気づいて頷いた後、沈黙する扉を見て呟くのは誰かに静止されただろうか。
下手打てば速攻で殲滅プログラムが働くかもしれない。その危険性は分かってもいるので半分冗談半分本気の呟きだった。
どこかで見掛けた覚えだけはあった船員の名前をカルロスに教えられて、フランには軽く会釈した]
──…臨時プログラムに従いPMCを駆逐しろ。
殲滅プログラムを作動させらるのもごめんだ。
[そう告げて、視線を機械犬にも向ける]
パトラッシュ、お前もだ。
―第三階層・通路―
<マニュアルに従い、臨時プログラムを起動します>
[機械犬の脳内で流れる機械音声は、放送>>#2とも似たもの。
それに従って、これまであまり使われることのなかった生体脳が動き出す。
これにより、攻撃を受けたからと自動的に報復することはなくなった。
代わりに、生体脳の下す判断を行動に結びつけ、それによっては如何なる相手でも攻撃することが赦された。
もしも嗅覚センサーが働いていたなら、PMCを嗅ぎ分け行動に活かすことが出来たかもしれないが、今は停止しており――]
[それらの変化を内包しながら、2人を見上げる機械犬。
見た目の変化と言えば、瞳の赤い光が明滅から継続点灯に変わった程度。
スティーヴの視線>>139に応えるように、垂れた尾が一度はたりと揺れた**]
とりあえずで争わされる方はたまったものじゃない。
人はこれほど素晴らしいのに、時に酷く愚かだ。
そう思うね。
[軍人が同じような言葉を口にするのを「ノブ」越しに聞いて。また人から見えない角度で哂った]
それに私達が付き合う義理はない。
取り込みきるか、置き土産を壊すか。
どうやら宿主が生き残れたのは私達二人だけのようだし。
これは力をつけながら進まないといけないな。
[ニィと口元を歪ませて囁いた。
力をつける一番手っ取り早い方法は。情報全てを取り込めなくても「捕食」してしまうことだろう]
─ 第三階層 通路 ─
そう言われた
俺が皆を煽ったんだと
[事実どうなのかの認識はしていない。事実の報告と、状況に応じた謝罪というパターンだ。そうか、と短い返答が返ってくると、電子音-vuuuuu-が響いた後、頷いた。]
[臨時プログラムに従い―― その声に、-vuuuuu- ―piiiiii― 響いたのは電子音。]
――― 製作者からの殺人許可を確認。
これよりダブルプロテクトの解除を行います。
[ジョエルはまだ殺人を行っていない。襲われても相手を行動不能にし逃げてきた。もっともその人物らももう居ないようだったが。
一つ目のプロテクトの解除で、人間に対する攻撃が可能になり、二つ目のプロテクトで殺害が可能になる。]
…
[電子音が止むと、ひとつ瞬いた。]
解った、…じゃあ、とりあえずは他の人らと合流か
どこに居るんだろうな、皆
/*
考えた結果7はやっぱり多すぎたので、表で振ってみた。
なかなかいい数値が出た。
しかし10年前の作にしては随分と便利設定万歳になってきた件。
死体だけでも少しつまめたら、ちょっとは違うかな?
[機会があったら後でつまんでみようかなと。
記憶や知識の残滓だけでも手にはいれば儲けもの程度の考え]
うん、協力とかするなってことでしょこれ。
[先ほどの放送が意味することは理解できる]
そんなに殺し合いがいいなら、私達が手伝ってあげるのもいいよね。
[ωに同調するような意識と同時に言葉を伝える。
力をつけること、知識を得ることは武器になる。
また、こんな状況でもやはり互いを思いあう気持ちというのが人間達にあるのなら、遺伝情報を得ることも…一つの武器となるのかもしれない。
必要ならば宿主を操ることを、頑張らないといけないとそのことに意識が強くなるだろうか]
手始めに誰を食べてみる?
[どこか、ゲームの相談事のようにωに話しかける様子は、こんな状況でも楽しそうだった。
彼の息子のように、まだ事態を深刻に捉えるには幼かったせいかもしれない**]
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
無理矢理殺しあわされるのも腹立つけど。
殲滅プログラムは洒落にならない。
SS権限なくても、多分まだ一斉連絡通信くらいはできる。
呼ばれた他の人がどこにいるのか確認してみようか。
[言って眼鏡に指を掛けた**]
─ 第三階層 通路 ─
[返事のように揺れる機械犬の尾>>140。
それを確認した後に視線はアンドロイド>>141>>142へと戻った。
電子音が鳴り、しばらくプロテクト解除が行われる]
…ああ、そうなるな。
他の奴らがどこに居るかは分からん。
最悪放送でも掛けて集めりゃ良いだろう。
奴らとて殲滅プログラムで死ぬのは是としねぇだろうからな。
[生き残る可能性があるなら臨時プログラムの手段を選ぶだろうと。
そう判断して言葉を紡ぐ。
アンドロイドと機械犬が着いて来る来ないに関わらず、足をエレベーターホールへと向けた。
歩く度にはためく白衣の裾が、いつの間にか赤く染まっている。
それをも気にせぬままエレベーターホールまで辿り着くと、第二階層へ移動すべくエレベーターを呼び出したの*だった*]
それは試したことがなかったな。
近寄れたらやってみるといい。
[ウサギさんの吸収力は高そうだからいけるかもなと思った]
まったく。
疑心暗鬼を煽ろうとしているとしか思えないな。
[それでも潰さなければいけないと、そこまで警戒されていたのかもしれないけれど。迷惑なのに変わりは無い]
ああ。遺伝情報のお礼として。
誰からにしようか。
心身の損傷が増える前にいただくのも悪くないけど。
[真っ先にリディアを見るのは血匂が刺激したからか。
エリカとフランの方も見て。軍人の方に視線を戻し]
ウサギさんのご希望は?
好みがあればそれを優先してもいい。
[まだエネルギーとしては切羽詰っていないから口調も軽い。
微笑む気配と共に*問いかけた*]
─ エレベーター内 ─
[機械犬も着いて来るならエレベーターへと乗せて。
移動先に第二階層を指定する]
………。
[エレベーターが動き出した時にかけられたアンドロイドからの問い>>145>>146。
見覚えのある表情に人知れず瞳を細めた]
──…俯瞰的に見ればお前とPMCは似た存在と言えるかも知れん。
細かい差分を挙げるなら、お前の姿は俺達によって”与えられた”ものであり、お前自身がオリジナルを殺して姿を奪ったわけではない、と言うことか。
[電子音を鳴らしたままのアンドロイドから視線を外したまま、投げられた疑問に対し思うことを淡々と口にする]
PMCと自分を重ねてんのか?
確かにお前には元になったヒトが居る。
だがお前はお前だろう。
アイツはお前じゃないし、お前はアイツじゃない。
見てくれは似てるが、中身は何一つ似ちゃいねぇ。
重ねる部分なんざありゃしねぇよ。
PMCは、内面すらも真似るらしいからな。
[問いの後に紡いだ言葉。
それは今まで溜め込んでいた、アンドロイドに対する自分の思いでも*あった*]
─ 第一階層・通路(艦橋前)─
フランちゃんもリディアちゃんも待機のために集められてた。
各チーフもそれぞれの部屋にいたかな。
それなら。
[騒ぎになる前の状況を確認しながら睫を伏せて考え]
居住区の集会室なら無人だったんじゃないか。
そこにひとまず集まれば、すぐには殲滅プログラムも働かないかと思う。
何をするにしても情報交換は大切。違う?
[眼鏡から伸ばしたコードを、近くの端末に近づけた**]
……に、しても。
フラン、だいじょーぶ?
[それから、意識が向かうのは、カルロスと共にやって来たフランの方。
ここに来るまでに何があったのか、は大体想像がつくから、余計な事は言わず。
返答の内容や有無に関わらず、浮かべるのは、苦笑めいた笑み]
(あー……まあ、こんな時に取り乱さないウチの方が、珍しいかぁ)
[内心ではこんな事を考えていたりする。
別に、それがどうだ、という言うわけでもないのだが]
船員 ジョエルは、研究者 スティーヴ を投票先に選びました。
/*
寝て起きて来た。
さて、投票先をどうするか。
前回同様誰が死んでも特に問題ないので、恨まれるor理由がつけやすいところを選ぶべきかな。
バファリンと言うバファリンも居ない…と思いたい。
つか現時点で投票状態になってるオーフェンが一番理由つけられるし恨まれやすいじゃないか(爆
/*
しかし打つなら誰にしよう。
知り合いじゃないって理由でフランのねーちゃん。
猫尻尾に難癖つけてエリカねーちゃん。
ロボットだから大丈夫!って理由でジョエルにーちゃんかぱとごー。
絶対撃たねーのがとーちゃん。
目ぇ瞑ってうつからとーちゃん以外誰でもいいんだけど(おまえ
/*
ちょうふいた。
ある意味空気読んだなラ。
こんな子は打たれるべきだとおもtt
まぁ自分で考えろって言ってんだよね!
知識とか多そうな人がいいな。
[リディアやエリカは今いる中ではかなりいろいろ知っていそうな気がした。
ノブはもちろん例外であり、オーフェンはこの中では一番知識などは薄いだろうと判断。
そのほかの二人と比べ、フランは船の中でもその立場は低いらしいことをコレまで得た知識から察していたので二人の方に軍配が上がっていた。
これからまだ会ってない生存者3人とも会えばまた選択は変わるかもしれないが]
[プログラムをどうこうするとかは完全に自分の専門外なので口出しはしない。
ノブの提案>>149には頷きながら]
そうだな、とりあえず他の生存者3名と会うことにしよう。
何をするにしてもどちらにせよ集まる必要があるしな。
[SS権限に関する話は]
政府からの直接の依頼、しかも裏で動いた金はかなり高額のものなのだろう。
俺のような軍人まで派遣させるような念入りだからな。
[不慮の事故とはいえ、今のような事態を引き起こすような仕事普通じゃないことくらいは伝わるだろうか。
いずれにせよそのような疑問が出るということは割に合う給与は皆に支払われていないのだろうと、思ったことは口にはせずにおいた。
服を掴む息子を安心させるように背中をやさしくぽんぽんと叩く。
普段よりも甘やかすようにするのは、これから息子を生き残らせるために、厳しく、余り望まないことをさせる必要がある為に]
─ エレベーター内 ─
[フランカ=オリヴェーロ、オーフェン=バラーダ、カルロス=バラーダ、エリカ=キルヒェンリート、ノブ=オズヴァルト=フォーラント=アカツキ、パトラッシュ、ジョエル、リディア=ストーン。
先程放送で聞いた名。
覚えのある名もあれば、あまり聞き慣れない名もあった。
名前だけ聞いて顔が一致するものは5名。
名を知らずとも苗字が同じ者は血縁であろうと言うのは容易に想像出来た。
しばらく記憶の中を探っていたが、それも途中で停止する。
知った顔だろうが知らぬ顔だろうが、やることは変わらないと考えたために]
―第一階層 通路(艦橋)―
[フランに話しかけるエリカを見て、知り合いだろうかとは思うものの特に口を出すことは無く。
生存者への一斉送信を試みようというノブの提案には頷いた。]
…そうだな。
もとよりPMC自体が未知のものだ、情報不足にも程がある。
スティーブが何か知っているかもしれないし、まずは合流を。
[担当が違えば全く解らないだろうとは知りつつも、研究員である彼ならば、と淡い希望を口にする。
集合先の提案には、異論は無かった。]
知識か。
私達では取り込めない機械類に一番強いのはリディア嬢だね。
後は学者の名が一つ含まれていたか。
研究主任を喰らい損なった分を補えるかもしれない。
[それはクローディアの知識を多少でも奪えるか試した後でも良いかもしれない。「ノブ」もリディアへ視線を向ける]
通信士 ノブは、新人 フラン を投票先に選びました。
/*
さて、投票先なぁ。
デフォのまんまは、ないからなぁ……。
うーん、悩むなやむ。
暫定で、PC視点で一番いきそうなとこにしとこか……。
航宙士 エリカは、研究者 スティーヴ を投票先に選びました。
─第一階層 通路(艦橋)─
理論上でしか物事を計れない者の考えることだからな。
[気楽にやってくれると溜息をつくエリカに、微かに忌々しげな色を乗せた声でこたえ。
軽く頭を振ると、移動しようという声に頷いた。
無邪気な様子のオーフェンには、この後何が起きるのかを理解した時大丈夫だろうか、と表情を曇らせ。
どうするのかと案じる視線をカルロスへ向ける。
が、自分でもどうすることが良いのか解らぬために何を言う言葉も無く、視線はすぐに外された。]
―第一階層・通路→―
[エリカの言葉に苦笑を漏らしながら]
いつでも損をするのは現場で動く人間の役割だ。
[特に現場での実働指揮を含めた任務の多い自分はそれを嫌というほど味わってもいる]
よし、行くか。オーフ自分で歩くんだぞ。
[甘やかす時間は終わり、少し厳しい目の言葉でオーフェンにつげるとその手を握り横並びに歩いていく]
[自分は皆よりも後ろ、一番最後を歩きながらオーフェンにだけ聞こえるように声を潜めて語りかける]
オーフ、大事なことだからしっかりと黙って聞くんだ。
これから俺たちは殺しあう必要がある。
[包み隠さず告げる事実は子供でも理解できる内容で、それだけにショックを与えたかもしれない]
生き残るために、俺たちに与えられた手段は今はそれしかない。
それでも生きるために、それに縋るために皆もきっと思いは変わらないだろう。
オーフにも俺は生きていてほしい、だから俺もそれに躊躇をするつもりはない。
[握る手をわずかに強めて]
渡された銃口を…誰かに向けて撃つ必要がある。
[子供に決断させるには余りにも酷な内容、けれどもそれを避ける手段はない]
それをやらないと皆殺されるんだ…。
/*
ごめんね
僕
端末の 仕様が
わからなかっ(
携帯端末への連絡でよかったんだ!!!
壁コードだったしさあああああ
ノブごめんよ……………………orz
通信士 ノブは、整備士 リディア を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
あっ、フラン吊ってリディア襲撃にすると、花がエリカだけになっちゃうぞΣ
ウサギさんが少女だからウッカリしてたさ。ハハハ(汗
うわー。でもこの流れが一番自然なんだよね、ωとしては。
エリカの知識は自分と重複する部分があると思ってるし。
むぅ。死亡フラグぽいジョエルに変更する道は見つかるだろうか。更新直前まで風呂鳩なんだけど(汗
/*
そしてあれかな。生命力の旺盛さで、LWをウサギさんにまかせるべきなのか。それなら俺がサクッと表に出てしまうべき?
占い師いない構成だからそこも考えないと…。むぅ。
─ 第一階層・通路→第二階層 ─
ホントに、ねぇ。
やってられんわ。
[リディアとカルロス、それぞれの言葉に大げさなため息をつく。
現場が苦労するのはどこも同じか、と思いながらエレベーターへと向かい、そこから二層へと]
まぁ、大人しくやられたくなかったら、っていうのは、一番わかり易いやり方だけど、ねぇ……。
[それだけに難しい、とぼやきながら、向かうのは集会室]
─第一階層 通路→ ─
[カルロスが自分に返した笑みは、何とも言えないもので。
何も返すことが出来ず、微かに目を伏せると親子から視線を外し集会室へと向かう為に移動を始めた。
自分の言葉を聞いたノブが納得したように頷くのを見れば、そちらに同じように頷きを返して。]
そうだ。
と言っても、担当分野が違えば何もわからないという可能性もあるが…
[そう言いながら、微かな希望を捨てたくなくて最後まで言い切ることはしなかった。]
そういえば機械って、なんなんだろう。
生物でもないし、人間が作ったものなんだよね?
[生物でもないのに知識(データ)があって思考(計算とか)をして、しかも中にはロボットとかという動くものまでいる]
無機物生命体とかとも違うみたいだし…。
[自分達の星にも数種だけいた変り種、人間達の言葉ではそう呼ぶらしいことを宿主の知識から得ていた]
軍人 カルロスは、整備士 リディア を能力(襲う)の対象に選びました。
整備士 リディアは、新人 フラン を投票先に選びました。
[リディアを捕食すれば、それも理解できるのだろうかと、
ωの挙げた名前の相手の後ろ姿が宿主の視界に入り見える]
あのリディアって人、うん、それも悪くないかも
軍人 カルロスは、新人 フラン を投票先に選びました。
─ 第一階層・通路 ─
[何となくリディアから見られている気が>>165したが、少し首を竦めただけだった。
苦手意識はまだ解けていない。また怒られる?と薄らと受け取っていた。
ノブに髪を混ぜられると>>169、ここだけは父親に似た癖のる跳ね髪は、さらにあちこちへと向く。
擽ったそうに笑っていた。
大人たちはどこかに行くらしい。子供はそれに従うのだ。
父親の釘指し>>167には大きく頷いた。]
うん!大丈夫、足まだ平気だよ。
[義足のメンテナンスは受けてあった為、まだ暫くは壊れる事はなさそうだった。手を引かれ、一番最後を歩いてく。
途中に転がる死体はなるべく見ないようにしていたら、傷口やら凄惨な場面、という物ははっきりと目に入らず、本当に人形が転がっているように思えて恐怖は未だ薄かった。]
― 第二階層 集会室 ―
すぐに来るといいよね
[スティーヴの言葉にそう返し。]
おっ、皆
[そのうち見知った顔がたくさん入って来ると、ニッと、いつもと変わらない笑顔を向ける。違うのは、鳴り続ける電子音‐vuuuu‐。]
これで全員だっけ
[ひそりと語られる声は>>168届き、しっかり聞いてはいたがぽかんとしていた。]
なんで?
[細かい事を聞けば、それにも説明はされただろう。
偽者と本物の話、偽者がまだこの中に居ると聞かされれば理解は早く、驚いた様子で前を歩く大人を後ろから見つめていた。]
まだ偽者がいるの?にーちゃんとかねーちゃんの中に?
えっ?
[父親がそうしていたので、真似するように声は潜めていたがそこは子供。
驚いた拍子に上げる声にその配慮は無かった。]
本物じゃないなら仕方ないんだよね…。
でも誰が偽者なの?
[偽者を撃つ、と言う事に躊躇いは薄い。それはエリカに銃口を向けた動作にも現れている。
大変だとか、急がなきゃとか、そういった言葉は今が常時では無い事を子供にも分り易く伝えていた。
問題は…本物かもしれなくても撃たなければいけない、という事だった。]
─第一階層→第二階層 集会室─
[エレベーターホールから第二階層に降り、集会室へと向かう。
その途中にも当然死体があり、その傍でアメーバ状の生き物が息絶えているのもいないのも、入り混じって倒れていた。
一体あと何人、PMCに寄生されているのかと考え、唇を噛んだ。]
―第二階層・会議室―
今のところ見分ける方法はなにもない。
疑わしいと思う、いや思わなくても誰かを撃たないといけない。
それを皆がしないと、まとめて皆殺される。
[それから少し間をあけて]
これから先、悔やむことも嫌な思いもいっぱいすることになる。
それでも、オーフ、お前は俺の息子だ。
だからこそ乗り越えてくれると信じている。
人を殺すのに鈍感にはなるな、常に痛みは共にあるものだ。
[そう語りかけながら、まだ事件が起きてから一度も吸っていなかった煙草が吸いたくなるのを感じていた]
その痛みだけは、絶対に忘れるな。
[子供には少し難しく、理解できない話だったかもしれない。
それでも伝えるべきことは早めに伝えておこうとあまり多くを教える時間は無いようにも思えたから]
―→第二階層・集会所―
[エレベーターが開いたなら当然のように乗り込んだ。
ボタンの位置が低い身長に優しくない為、普段もなるべく人間と共に乗るようにしている。
勿論中でなされた会話も聞いていたことになるが、特に反応は示さずに扉を見つめていた。
ジョエルの電子音に紛れ、キュルキュルと小さな機械音が流れる]
[第二階層着いたなら一度立ち止まって、耳をぴくりと動かす。
その時点では、先行く二人のたてるもの以外に物音は拾えなかったが。
丁度届いた通信に従い、後を追って集会所へ]
機械犬 パトラッシュは、軍人 カルロス を投票先に選びました。
[皆が会議室に集まった頃]
『まもなく皆様に一斉射撃を行ってもらいます。集まってください』
[どこにという指示までは抜けているのは、慌てて作られたことを感じさせるだろうか。
船内に響く機械音声は事務的に、ただ殺しあうことだけを薦めるもの]
─第二階層 集会室─
…待たせたか。
[集会室の中には既にスティーヴとジョエルの姿があった。
パトラッシュも一緒に居たかどうか。
微かに息をついて、中にいた面々に声をかけた。]
スティーヴ、早速で悪いが。
PMCに寄生されている判断材料になるような情報は、持っていないだろうか。
整備士 リディアは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
― 第二階層 集会室 ―
[全員が集まるまでは黙って煙草をふかして。
纏まって現れたのを見ると、煙草を口許に当てた状態で面々の顔を見遣った。
顔は知るが名を知らぬ女性が二人。
子供は消去法で血縁が居る者の片割れと判ずる。
顔が分かれば問題ないか、と名を改めて問うことは無かった]
─ 第一階層・通路→第二階層・会議室 ─
え……本物でも、撃っていいの?
[人を撃ってはいけないという基本的なことは無論分っているが、それでも撃たないといけないという事に、始めは瞬く。
それから前を歩いている人達を後ろから、きょときょとと見てからようやく眉を顰めたのだった。
父親の言う言葉は黙って聞く。言われた事を飲み込むように。
どこまで理解出来たかは本人のみぞ知る。
ただ会議室に着くまでやや俯いたまま、父親の手を強く握り一言も口は聞かず黙っていた。]
―第二階層・会議室―
[自分達以外の三名の生存者と合流をすると、そちらにひらりと手を振る。
ジョエルとエリカの会話に、途中自分が作り上げた死体のことを少しだけ思い出す。
会議室に着くと煙草の箱を取り出し隅の方に移ると一本咥えて火をつけた。
息子が自分がそれを吸う姿を見るのは仕事帰りの後にまれに見せる程度のもの]
そう急かさずともな…
[聞こえた放送にそう呟く]
/*
は
はんそく
かな
しちゃだめかな
でも
ありだと
思うんだよ、ジョエル的に
ドキドキする
だめならすまぬ
遅くてすまぬ
まきまきまきまき
こわすぎてしねる
少年 オーフェンは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
[提案という声に、そちらを見た。]
………ジョエル…?
[自分を壊すよう提案するジョエルに、目を瞠ったものの。]
………お前は、それで良いのか。
[そう、問いかけた。]
―第二階層・集会室―
[集会室に入って間もなく、他の人間も姿を見せる。
その中にリディアの姿を見つけたなら、垂れた尾を一度はたりと揺らした。
微かな機械音は相変わらず流れ続けている]
[フランはまだ怯えていただろうかと、視線をさまよわせてその姿を探し出し見つける。
その様子はどうだったか、なんとなく探してしまったのは命を結果として助ける結果になった為か]
自己犠牲で解決をするような事態ではないけどな。
[煙草を咥えたままレーザーガンを手にし、まだその銃口はどこにも向けていない。
何かを聞くようなことは自分からはしない]
[本人の意思であるのなら、それを向けることは躊躇わない。
既にもう人を殺して生き延びた身なのだから。
けれど、もしも人工的に造られたから己の意思と関係なく申し出たこと、ならば。
手をかけてきた身には、辛いことだった。]
─ 第二階層・会議室 ─
[放送は、集まれ、ということしか分らなかった。
パトラッシュとジョエル、名前は聞いてないけどさっき会ったおっちゃん、などの姿が見えたけど駆け寄れなかった。父親の傍が一番安全だと思っていた為に。
ただパトラッシュとジョエルとの間を、視線がいちど泳いだのだがそれもほんの一瞬。
ジョエルの提案には、少しだけびくっと動きが止まった。
銃はまだ、ぽけっとの中にある。
それを取り出さなければいけないと、手をそこに突っ込んだ。]
ああ。人間の作り出した0と1の信号で動くもの。
らしいが私にもまだよく分からないのだよ。
道具のはずが、人の意図と違う動きをすることもあるからな。
[困惑しながらも頷く気配で]
― 第二階層・集会室 ―
ホントに勝手。
[機械音声に眉を顰めた後]
は…?
[ジョエルの提案にポカンとなった。
呆然としながら、手はレーザー銃の感触を確認している]
通信士 ノブは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
少年 オーフェンは、機械犬 パトラッシュ を投票先に選びました。
軍人 カルロスは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
[アンドロイドの言葉は聞こえていたが、反応は特に示さず。
煙草をふかしたまま、右手で電子銃を握り直す。
今はまだ持ち上げることはなく、身体の横に下げたまま]
少年 オーフェンは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
/*
よし、こうしておこう。
ノブの混乱にωらしき部分を混ぜられるかもしれない。
ちなみにウチもかなり揺れたよ(汗
それで確認に戻るの遅れた…。
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