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次の日の朝、占星術師 クローディア が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、お手伝い犬 パトラッシュ、移住者 カレン、掃除屋 レッグ、警備員 エリカ、大学生 ケイジ、雑貨屋 フラン の 6 名。
/*
【吊り・襲撃共にPC≧PL視点で、委任は禁止しませんが、積極的な使用は推奨しません】
忘れないように独り言どーん。
ありがとう、ごめんね、パトラッシュ。
[ぎゅっと抱きしめながら、慰めてくれたことにはお礼をいいながら、
心配させたことに同時に謝っていたり。
疑問におもう気持ちも感じてはいたけど、今はそれよりもパトラッシュの気遣いのほうがうれしく]
大丈夫、大丈夫だよ私。
パトラッシュが一緒にいてくれるもん。
─ 武器支給場所・外 ─
ま、AIも最先端は……だからね。
いつの時代でもそんなでしょ。
[軍事関係は技術の最先端を担っていることが多い。もちろん、在野にも優秀で他者の追随を許さない研究者はいるのだが]
あっそ。期待外れた。
敵味方入り乱れての乱戦なんぞ二度と御免だから、いい手があれば使わせて貰おと思ったんに。
[もう一度、重たい溜息を吐いた。
何かを振り払うように大きく首を左右に振った]
でも当然、無差別にやるのは嫌でしょ、アンタも?
どうしたモンかねえ。
[端末を見れば、火器携帯登録完了の連絡が入ってきていた。
ピリ、とホルスターの上から貼られていたシールを剥がしながら、少し声を低めて言った]
─ 武器支給場所・外 ─
まぁなー、そこらはわかってるが。
[技術のあれそれには、肩を竦めるに止める。
自分も、ある意味ではその恩恵を受けている立場だけに、とやかく言うのも、というのはあった]
るっせ、オレも仕事で何度かやりあった事はあっけど、決定打取れるほどじゃねーんだよ。
[期待外れ、という物言い>>1に、軽く、睨むような視線を投げる]
無差別に、ってのは、同意だな。色んなイミで、身が持たねーし。
……とはいえ……。
[呟きつつ、周囲を見回す。
張り詰めた緊張は、ほんの僅かな切欠でぶつり、と切れそうで]
……贅沢いえる状況じゃ、ねーかも、なぁ。
─ 武器支給場所 ─
おんっ
[一緒に、と言う少女の言葉>>0には、肯定するように鳴き声を上げた。
この状況で少女を一人にするわけにも行かないし、離れる理由も特に無かった]
わふん
[しばらくして少女が多少落ち着いた頃。
お使いを完了させるべく、家へ戻ることを少女に提案する]
─ 武器支給場所 ─
[フランより先に受け取った袋の中を探ると、見たことのある黄色い星型マークの付いた派手な銃が入っていた。]
ああ、これ外宇宙産かぁ。
[カテゴリ宇宙人故か、独特な形の青い光線銃を取り出すと、一緒に入っていた操作方の書かれた紙を読んだ。
使い方はさほど難しくはない。安全装置を外して狙って押せば良い。それだけだ。安全装置が指紋認証になっているのが、変わっているといえば変わっているが。]
指紋…んー、よっと。
[片手で平行に銃を持ち、星型のマークに指二本で触れる。
僅かの間だけ指先がブレて、本来の指、うじょろとした物で触れると、小さな登録音が鳴って認証を終えた。
自分以外の者が使用するには再認証が必要だろう。]
/*
ところで今回、熱血系にチャレンジしてみようと思ったのだが、
どうも中身が熱血キャラを組み立てられない事が判明した。
うんうん唸って思いつかなかったんだよなー…。
結局こいつになっt 宇宙人面白いです。
だが性格カシムと大差ねーじゃんっ。
なるべく若くしようとはしてるけど…むずかしいなぁ。。
……そーね。
この薄氷が割れたら、手加減も何もなくなりそだわ。
[視線だけで辺りの気配を探る]
動けなくなる前に、行かな。
こんなだけど夜勤は消えてくれなくて。
こんなだから、ても言えるかもしれんけど。
[ホゥ、と今度は軽い溜息を零して]
そいじゃ、ね。
何か画期的な手段でも思いついたら教えてくれると嬉しいわ。
[期待はしてないとばかりの軽い口調で言いながら手を振って。
支給所から離れるように歩き始めた]
─ 武器支給場所 ─
でも、おじいちゃん…いくらなんでも遅いな。
[祖父に連絡を取ろうと、端末から通信を送ったが繋がらず。
どうしようか、悩んで。]
…ケイジさん、すいません。
一緒に、戻ってもらえますか?
[おずおずとお願いをして。
同意をもらえれば、ケイジと共に雑貨屋へと戻っていった。**]
/*
あれ、戻るのかw
じゃあ一緒に待つよ!って懐拾い所をアピールしようと思ったが(←
でも一緒に帰っても同じ事だねっ。
うん、帰ろうか。
[しばらくして落ち着くと、パトラッシュの提案に従い、後についていくことに。
なんかぴりぴりした雰囲気とかいっぱい感じてあまりこの場に長くいたくなかったのもある]
みんな怖い……すごい……
[聞こえてくるのは耳に届く声だけでなく……]
「機能を回復されるまえにクローディアを…」
「システムのほとんどは奪った」
「作業は順調だ」
「じきに……」
[とても、嫌な感じのするものが……流れていく……]
─ 武器支給場所 ─
[>>10フランを探して呼びかけると、丁度基本的な作業の途中だった。>>1:107危なっかしい手付きは素人目にも見えて、心配にはなったもののどうすりゃいいのか分からない。
自分だって武器やら何やら手馴れている訳ではない。
宇宙人だから未知の生命体とばんばん戦ってる、なんてあるはずがないのだ。
常々細いなぁと思っている腰に巻かれたベルトに銃が収まるの見終えると、何故だかこっちもほっとした。]
あそっか、少し遅れてるだけだったっけ?
[なら一緒に待つよと、特に待つ者いない身軽な身の上は当然のように言いかけたのだが。]
移住者 カレンは、雑貨屋 フラン を能力(襲う)の対象に選びました。
移住者 カレンは、大学生 ケイジ を投票先に選びました。
「あいつが撃ってきたんだ。殺してやるっ!」
「貴方いつからそんなこと言う人になったの?PSMにのっとられたのねっ!」
「全員殺してやる、やってやんよーーっ!」
[あたりで少しずつ起きはじめていたいざこざは、やがて殺し合いへと発展していた。
一度流れ出したそれはとまることなく、各所で無残な事件が起きていく。
人同士、あるいはPSMによるもの、あたりの喧騒はとどまることを知らない。
その喧騒のもととなる、ドーム内の者の数がいなくなるまで……。
そんな状況の中でも、メインコントロールを担う電子人格からはなんの通達も、届くことはなかった]
[そういえば彼女は自分の本性というか、本来の姿を知っているのだろうかとふと思う。
自主的に見せる事は無いが、時折うっかり手が足が、戻ったりする事はある。それを見られてて、でも黙っててくれているか、それとも知らないままなのか……は、分からなかった。
だからそれは少し勇気がいる事ではあったが。]
ふーちゃん、良かったら、はい。
はぐれたり転んだりするといけないからさ。
[そう言って手を差し出した。
拒否されない事をこっそり祈りながら、叶うなら雑貨屋の前まで彼女の手を引いて戻るだろう**]
─ 武器支給場所 ─
わふ
[同意が得られる>>14と、犬は袋を銜えてお座り状態から立ち上がる。
周囲を怖がるような少女に、一度擦り寄ってから支給場所を後にしようと。
いつしか犬に向けられる奇異の眼は、猜疑を含むものへと変わっていた。
極限状態である今、PSMの疑惑だけでなく、理解し得ぬものに対する態度も変化しているよう]
おんっ
[袋を銜えた状態で鳴いた声は篭っていたが、じゃあ行こう、と言う意思はしっかりと少女へ伝わる。
寄り添いながら歩く犬と少女を、命の奪い合いの喧騒が飲み込むのはもう少し先の*話*]
─ 武器支給場所 ─
袋、大丈夫かな?
[代わりに持とうかなとかも考えたりしながら、
周囲がこちらに注目するような様子、しかもあまりいい感じではない様子で、
それを感じて少し足早になりながら]
いこ、パトラッシュ。
[あたかも飼い主のように見える自分にも、やがて奇異の目はこちらにも向けられ、その心のうちにあるものはとても嫌な感じのするもの]
ここ……やだ……
[呟く声は少し震えていた。
しばらくして、待ちに待った母親からの連絡を知らせる電子音が端末に*届いた*]
─ 武器支給場所 ─
えぇ、お父さん達に連絡取ってからって…
[ケイジの言葉>>15に頷きながら、祖父に通信を送るも繋がらず。
移動中だから出られないのかもしれないけれど、連絡がつかないと不安は増す。
一緒に戻ってもらえるかというお願いに、ケイジが快諾してくれた>>16ので少し表情はほっとしたものに変わった。
仮面の下の表情は解らないけれど、自分を安心させようと気遣ってくれる彼の気持ちは伝わる。
迷惑かけて申し訳ないという気持ちと、一緒にいてくれる感謝を抱いて店へと戻ろうと足を動かしかけて。]
え?
[差し出された手に、きょとんとした。
一、二度程だろうか、その手がうねうねした姿になったことは見たことがある。
恐らくあれが本当の手なんだろうな、とは思うけれどそれで特に何が、ということはない。
幼い頃から他の星の人と接する機会が多かった為、見目に怯えることはあまり無かった。]
あ…、ありがとう、ございます。
[続いた言葉>>17にようやくその意図がわかると、お礼を言ってケイジの手に自分のそれを重ねた。
少々ぎこちない動きになったのは、男の人の手に自分から触れるのが恥ずかしかったから。
顔を見ていれば少し赤くなった頬からそれが伝わってしまったろうけれど、ケイジはどう思ったろうか。
親切にしてくれているのに恥ずかしがっている自分が申し訳なくて、ケイジの方は見れなかった。
だから、何で犬がとかいう周囲のざわめきがあっても、耳には届かなくて。
ピリピリとした空気に変わったその場所を後に、雑貨屋へと向かった。]
─ →雑貨屋 ─
け、ケイジ、さん。
人から、血が。
[人が、赤い水溜まりに横たわっているのが見えた。
それは、一人だけじゃ、なくて。]
…おじいちゃんっ
[自分のことより何より、祖父の心配が先に立ち。
雑貨屋へと急いで戻った。]
─ →雑貨屋 ─
─ 雑貨屋 ─
……なに、これ…
[戻ってきたその前に、呆然と立ち竦む。
出る時に閉めたはずのシャッターは開いて─否、壊されていた。
ひしゃげたシャッターの向こう、棚の一部が壊れたり商品が床に散乱しているのが見えるけれど。]
おじいちゃん!
[祖父の姿はなかった。
店内には、争ったような跡しか残っていなかった。]
─ 雑貨屋 ─
[慌てて端末を繋げる。
何度かの通信音の後、繋がったと同時に叫ぶように問いかけた。]
おじいちゃん!?
今どこに……──
あ…
[繋がったと思ったのは、間違いだった。
耳に響くのは、受信ができないことを知らせる不通信号。]
ケイジ、さん…
おじいちゃん、通信、出てくれない。
[道中で見た、あの倒れ伏した姿が脳裏に過ぎって。
不安で涙に濡れた瞳を、ケイジに向けた。**]
─ 武器支給場所→街中 ─
[煙草一本吸い終わった所で吸殻を携帯用の灰皿に落とし込み、それをポケットに突っ込んで歩き出す。戻れるならば、一度、裏通りの住処に戻る心算だった。
エリカを見送った時よりも、周囲のざわめきは大きくなっている。
怒鳴り声らしきものも飛び交うようになっていた]
……こら、本格的に……。
[ヤバそうだわー、と。そんな事を考えていたら]
「……お掃除屋さん!」
[覚えのある声が呼びかけてきて、そちらを振り返る。
そこにいたのは、ハウスクリーニングのお得意様の老婦人だった。
突然の事に動揺しているのか、常の温和な笑みは見えず、不安の影が色濃く浮かんでいた]
ああ、ども……。
[ぺこり、と頭を下げるものの、その先が続かない。
こういう状況では、どんな言葉が刺激になるかわからない、といのもあるが、一番の理由は聞こえてきた怒号と銃声。>>#0]
げ……最悪の事態、発生かよっ!
[舌打ち一つ。なるべくして、とは思いつつ、苛立ちが過ぎるのは隠せない。
どうしたものか、と思案した矢先、混乱したらしい男がこちらに銃口を向けるのが見えた]
ちょっと待てや、てめっ!
[避けるか、とも思ったが、ここで動くと老婦人に当たる、という思考から、選んだのはそこだけ機械化している左腕を翳す事。
幸いというか、狙ってきた男の銃は実弾銃。
更に当てずっぽうで正確さを欠く射撃はタイミングを合わせるのも比較的容易く、銃弾は派手な金属音を響かせて、上へと弾かれた]
ったく、あっぶね……。
[言いかけた言葉は、周囲から向けられる視線に、途切れる。
一時銃声が止んだのが、嫌な予感を更に助長した]
「……銃弾、腕で弾いたぞ」
「あれ、みろよ、アイツの腕……機械じゃね?」
[視線が集まっているのは、今のでジャケットの割けた左腕。
どうやら、人口皮膚の方も少し持って行かれたようで──無骨な機械部品が僅かに見えていた]
……あ、なーんか、やな空気。
[思わずぼそりと呟いた直後]
「機械……アンドロイド?」
「それじゃ、あいつ……!」
っ! ちゃうわい!
[とっさに否定するが、混乱した相手に届く道理はなく。
恐怖と狂気をぶつける対象を見つけた群衆は、その排除へと動く]
あー、あー、あー、もうっ……!
[こうなっては、他者を気遣う余裕もない。
……もっとも、この場で気遣う対象もまた、周囲に飲まれて猜疑の視線を向けているのだが、それと確かめる余裕はなく]
んなめーわくな勘違いで、殺られてやれっかよ!
[怒鳴りながら、目の前に立つ男にタックルを仕掛けて強引に道を開けて走り出す。
とにかく、ここを離れないとヤバイ、というのは嫌というほどによくわかった]
/*
折角機械化してるんだから、これはやらねばなりますまい、と。
地味に考えていたのだった。
さて、ここからどう動くかにー。
/*
相変わらず出るタイミングが同じで噴く。
NPCに襲われようと思ったんだけど、どーすっかなー。
カレンに連絡来てるんだよね。
そこで一旦止めるべきか。
─ →自宅へ移動中 ─
[袋は大丈夫、と言うように視線を向けて、武器の支給場所から離れ、少女と共に自宅へと足を向けた]
きゅうん …
[震える声を零す少女>>23を見上げ、犬は小さく鳴く。
自分の意思が何故か伝わるのだから、他に対しても感受性が高いのかも、と思考が働く。
今の状況は負の感情も多く、少女には居心地の悪い状態なのかもしれない]
…… くぅ?
[少しでも不安を和らげようと、犬は少女に寄り添いながら帰路につく。
そんな中、少女から電子音が聞こえ、一度足を止めて少女を見上げた。
連絡来た?と問いかけるような視線を向けている]
/*
お、気持ち悪いって思われなかった。
ふーちゃんからは本性みられてきゃー→バーン☆ とかされるとうれしかt(げふん
いやそんな風に持ってけるかと言われると、性能的にかなり難しいんだけどねっ。
普通に頑張ります。
─ 武器支給場所 ─
おじさんたちはそういや、今日も仕入れだっけ?
[一応そういう理由で彼女の両親は不在がちだという話は聞いている。常連の自分も1回も会った事はない。
ともあれ一人で置いていくはずもなく、>>24ほっとした様子が見えると少し安心した。
>>25手を取ってくれれば、こっちの方がずっと安心したかもしれない。
頬赤らめて初々しい様子を見せる様を見れば、ああこっちから握れば良かったかと若干の後悔と、可愛いなぁという場違いにも程のある想いが浮んでくる。
肩を抱いて大丈夫だよ君は僕が守るから、なんて台詞が言えれば完璧なのになーと思うも、そんな勇気は無かった。]
んじゃ行こう。
[それから雑貨屋まで、小さくて柔らかい手を引いて歩く。
残念ながら堪能しながら、という余裕はなく、歩調もやや早かった。
急いでここから立ち去りたいという思いが強かったせいだ。]
─ →雑貨屋までの道 ─
[銃を持った人達がピリピリしている様は、想像以上に不気味な物だった。
荒事なんかに慣れてるはずもない宇宙人にも、張り詰めたような空気と、緊張感は伝わってくる。
シャボン玉のように膨れ上がったそれは、いつ弾けてもおかしくない。
弾ける前に雑貨屋へ――という思惑は、一発の銃声音により>>#0脆く儚く崩れさる。
握っていた手を握り締めて、息を呑みながら音のした方へと首を巡らせる。
途端に>26あちこちから怒声が聞こえ始め、同時に聞こえ始める銃声、焦げた匂いが鼻につく。
地面にどんどん広がってゆく赤い色に眉根を寄せた。
オモチャみたいな色をしているが、あれの赤色は確かに血だ。
鉄みたいな匂いだけは変わらず、脳の奥をガンと殴られたような衝撃が走り、動けなかった。]
[我に返ったのは、腕に柔らかくも重いものが触れた時だった。
そうだ今は一人じゃないんだと、唾を飲み込み喉を湿らせて。]
――ふーちゃん行こう、走るよ!
[見るなという言葉は既に遅すぎた。
逃げなければ、そんな意識が先走り、庇うように手を取ったまま、とにかく走って、走り抜けて雑貨屋まで―――…
その後の事なんか、考えてはいなかった。]
−→パトラッシュの家へ向かう道−
[道中もなんとか自分の足で歩いていけたのはパトラッシュが気遣って傍にいてくれたおかげもあってのこと、
そうでなければとうに恐怖で足がすくんで動けなくなっていたかもしれない]
パトラッシュ……ありがとう……
[何度目かのお礼の言葉、パトラッシュから流れてくるものが暖かい。
そこで鳴り響く電子音、見上げる姿と端末を見比べてからうれしそうな笑顔で]
おかーさんからだっ!おとーさんも一緒だって。
[端末には近くにまで来ていることを知らせるもの、
父親も一緒であること、そして今自分がいる場所とおかーさん達の場所を示す地図があった。
すぐ近く走っていけばたどり着けそうな場所]
─ 雑貨屋 ─
っ……なっ、何があったのこれ…。
[雑貨屋は無残な姿になっていた>>28。
ひん曲がったシャッターをくぐって中へと入ると、中もずいぶん荒らされていた。
物取りというよりは、本当に争った跡がリアルに残されていて背筋を冷たい物が走った。
祖父を心配して奥へと上がるフランに、危ないからと声をかけて止める事すら忘れてただ変わり果てた店の中で立ち尽くしてしまった。]
少ししか離れなかったってのに…。
[視線を店の隅に逸らすとゴミ箱が倒れて、ついさっき飲み干したブラオシルトクレーテの缶が転がっていた。
もとの位置に戻して、中にもう一度缶を入れた。
カランとした音が、なんだかやけに響いて。]
― 街中 ―
んなっ。
[交差点に踏み込むと同時、銃口がこちらに向けられてるのが見えて、その場に伏せた。背の上を何かが通り抜けていく。
後方で悲鳴が上がり、周囲は一気に騒然となった]
「何しやがるんだ手前エ!」
「死ね!PSMかもしれない奴はみんなしんじゃえヨォォッ!!」
[怒鳴られてもヘラヘラ笑って銃を構えている女の表情は、何かを突き抜けてしまっていた。スラム方面ではたまに見るもの]
緊張に耐え切れんで、使ったこともないンが手ぇ出したな。
[すぐに身を起こして近くの車の陰に転がり込む。
そこから交差点内を確認して、舌打ちした。撃たれた者の連れが応戦したのだろうか。腕や足から血を流しながら、まだ笑ったままレーザー銃を撃ち続けている女。
違法薬物を使ったな、と自分は判断するのだが]
「撃たれても倒れない。人間じゃない」
「人間じゃない、ならPSM?」
「嫌ああぁぁぁ!」
[狙いも甘く撃ち合い始める人々。再び倒れる別の人影。
響いた悲鳴が集団理性の最後の糸を引き千切った。
後は混沌とした銃撃戦が始まってしまう]
あぁっ、会社辿り着けんかった……!
[現実逃避の嘆きを散らして、スゥと息を吸い込んだ。
その一言で会社のことは忘れておく。もうそれどころじゃない]
─ 雑貨屋 ─
[名前を呼ばれると顔を上げる。>>29
通話中かと思っていたが、どうやら奥にも居ない、連絡もつかない状態らしい。]
ふーちゃんの爺さん、何処行ったんだ…?
[まさか店の中に居た所を襲われて逃げてったとか……なんて事が過ぎって慌てて首を振った。
勢いで少しずれた面を、片手で直しながら。]
俺ちょっとその辺見てくるよ。
ふーちゃんはここに居て。外出るよりはマシだと思うし…。
[雑貨屋の奥にいても、時折外から悲鳴や銃声が聞こえてくる。
そこに連れ出す気には到底なれずに、一人で出て行く事を決めた。
心配だから傍にいる、という選択肢もあったが、あえて選ばなかった。
ずっと肩にかけっぱなしの鞄を斜めがけにして、両腕が自由になるように、中に放り込んだ銃が取り出しやすいようにすると、曲がったシャッターの影から外の様子を伺い、人気が少ない時を狙って外に出た。]
― 街中 ―
drei...twei...eins...
[0カウントと同時に車の陰から飛び出す。
少し後、後方では爆発音が響いて炎が高く吹き上がっていた]
一番最悪のパターン。
「御姉様」はどう収集つけるつもりだか。
[直接聞きたいと思うけれど、そんな余裕も今はない。
逃げ惑う人波に紛れて会社とは逆方向に走り、とりあえずは混沌の交差点から逃げ出した]
─ 街中 ─
[走り出した背に向けられる銃口。
そこから走った火線は状況を把握できていない者を捉え、その報復に引鉄が引かれて]
……これ、収拾つくのかよ……って、邪魔すんなっ!
[前方に立ちはだかり、こちらを狙う人影。
殺られる前に殺るのは基本事項にして鉄則。
だから躊躇う事無く懐から愛銃を引き抜き、左手に握る。
大型のリボルバーは、一般人ではお目にかかる機会もほぼない軍仕様のもので、しかも自前でカスタマイズした一品物。
反動の大きさから、両手でホールドしたとしても、生身では扱えないシロモノだった。
撃鉄を起こして引鉄を引く。
飛び散る紅は、一顧だにせず、開いた道を先へと進む]
─ →自宅へ移動中 ─
[口に袋を銜えてしまっているために、お礼は耳にするだけにして。
連絡を受けて少女に笑みが浮かぶ>>38のを見ると、犬は耳をピンッと立て尻尾を大きく左右に振った]
おんっ
[袋を銜える隙間から鳴いた声はくぐもったもの。
けれど共に喜ぶ感情を載せていた。
地図を見せてもらえたなら、今居る場所からの距離を測って案内するように移動しようとする。
普段から街を駆け回っているため、それなりに地理には明るかった]
じゃあ行こう!
きっとおかーさん達も心配してるよ!
……ぅ、わ!
なに、なになに、なにがおきたのー!?
あ、カレン、だいじょーぶ…?
[その後直ぐに周囲は喧騒>>#0に包まれ、驚いて周囲を見回していると、少女>>40がそれに反応していて。
心配げに見上げると、少女は小さく呟いた後に傍を離れ駆けて行ってしまった]
! わんっ!!
[思わず大きく吠えてしまい、銜えていた袋が地面へと落ちる]
[地面に落とした袋から零れる、ペンのような細長いもの。
それが何なのかは未だ分かっていなかったが、とにかく鼻先で袋の中に押し込み、再度口で袋を銜えて持ち上げた]
……… きゅうん
[その頃にはもう少女の姿は見えず、不穏な空気を纏った街の住人達しか見えない。
その住人達は猜疑の視線を犬へと向けていた。
犬は思わず身を低くし、身構えてしまう]
うー、カレン、もういないー。
……それよりも、何でみんな俺のことみてんだ?
確かに今吠えちゃったけどさー…。
─ 雑貨屋 ─
え、あ。
で、でも外は…
あの、気を付けて、下さい。
それと、おじいちゃんに会えたら、私は店にいるから、って。
伝えてくれますか?
[外を見てくると言って出ていくケイジに危ないと止めようとしたが、此処も危険に変わりはない。
かと言って、外に出ることも怖くて一緒に行くとは言えなくて。
結局、出ていくケイジに勝手なお願いを託して見送り、自分は店に残った。]
─ 雑貨屋 ─
[ケイジが出ていって完全に一人になる。
壊れたシャッターの見える外は、まるでパニック映画のようだ。
聞こえる銃声、罵声、殴る音、落ちる音、色んな音が聴こえてきて、恐怖が増していく。
何でこんなことになったのだろう、ついさっきまでは普通だったのに。]
こ、わい。
[小さく呟いた声は、不自然に歪曲したシャッターのせいか妙に響いて。
ぱきり、外の足音が止まった。]
おかーさん、おとーさん!
[パトラッシュを置いてきてしまったことよりも、
両親のことがただ心配で、周囲の凄惨な様子も流れてくる嫌な思いも、必死に両親の元へ向かう気持ちの為にいくらかやわらぐだろうか。
足元や服のあちこちが血に濡れていく。道の端や真ん中に正視に堪えないものとかが転がっている]
「カレンっ!」
「無事だったか」
[そんな中無事な姿の両親を見かけて、泣きながら飛びついた]
おかーさんっ!
─ →自宅へ移動中 ─
『こいつだ、さっき武器の支給場所で端末弄ってた犬』
『普通の犬があんなこと出来るはずが無ぇよな』
『それにアイツの前足、さっき変形してたぜ』
『てことは……───アンドロイド、なんじゃね?』
[怪しいと睨んで支給場所から後をつけてきていた住人達の会話。
それは周囲にも十分聞こえるもので。
先程の喧騒で混乱していた者達までが犬へと視線を向けていた]
『アンドロイドだって?』
『じゃあそいつがPSMか!』
[そんな叫びが聞こえ、周囲が更にざわめいた]
俺はPSMなんかじゃないやい!!
そりゃあ足はサイバー部品に換えられちゃったけど……。
他は正真正銘生身だもん!!
ぐるるるるる ………
[敵意を向けてくる住人に対し、犬は抗議するように唸り声を上げる。
その間にもざわめきは広まり、犬を取り囲む者が増えていった]
『PSMって動物にもなるのか?』
『分からねぇけど……殺しちまえば同じだろ』
『そうだよ、たかが犬じゃねぇか』
『殺せ殺せ!!』
[言うが早いか銃口を向けられ、犬は更に身を低くする。
その場に留まるは危険と判断し、撃たれる前に地を駆け。
震える腕で銃口を向ける一人の腕の下に潜り込むと、地面を蹴って腹部に頭突きを食らわせた。
思わぬ反撃に住人はバランスを崩し、尻餅をつく形になりながら、遅れて引鉄を引く。
発射されたレーザー光は離れた場所で犬を囲んでいた、運の悪い住人の頭を貫いていた]
『いやあああああああ!!』
『この犬っころ!!』
[頭を貫かれた住人の近くに居た女性が悲鳴を上げる。
別の住人が尻餅をついた住人の上に乗っていた犬に銃口を向けて引鉄を引こうとしたところで、犬は開けた道へと身を躍らせた。
結果、転んだ痛みに呻いていた住人が銃弾を受けることになり、断末魔の悲鳴が辺りに響く。
犬はそれを背に、振り返ることなく全力で自宅のある方へと疾駆して行った]
─ 雑貨屋 ─
え…
[今の呟きを聞き止めたらしいその人が、中に入ってくる。
何でこんなところに隠れてる、と問われて返答しようとして。
けれど、それは問いではなかった。
こんなところに隠れるなんて後ろめたいことがあるんだろう。
生き延びようとしてるPSMに違いない、とわめきたてられて。
向けられた銃口に、背筋が凍った。]
いやっ!おかーさんじゃないっ!
[感じたそれは、自分に聞き取れた、流れてきたそれは…、
自分の知る母親の姿をした何か別のもの。
すぐに離れようとした体をつかまれる]
「何を言ってるのこんなときに」
「よっぽど怖い目にあったんだな。お父さん達と一緒にいればもう大丈夫だぞ」
[なだめようとする、両親から動揺の色が感じ取れる。
それはやっぱり、自分が困らせたりしたときの両親からいつも感じるものではなく、知らないもの]
離してっ!離してーーっ!
おかーさんとおとーさんをどこにやったの?
[PSMという言葉を思い出す、のっとるとか言ってた]
PSM?PSMとかいうわるいあんどろいどなの?
[その言葉と騒ぎを聞いた回りのまだ動けるものが、こちらに意識を向けるのにそう時間はかからず……]
─ 雑貨屋 ─
や…っち、が、
[ここは私の家で、おじいちゃんを待っているだけ。
それだけの言葉なのに、口が動かない。
恐怖に引き攣るのは喉だけでなく、足もその場に縛り付けられたようで。
逃げなきゃ殺される、でも動けない。
こわい、こわい、こわい。
恐怖にすくむ中唯一自由に動く手が、ベルトに備え付けられた膨らみに触れて。
それを取り出したのは、ただ、無我夢中で。
我に返ったのは、目の前のその人がどさりと倒れた音でだった。]
[何かの爆ぜる音、とても大きな音。
そして何かを貫いて、硬い金属にあたるような音と同時に、目の前の母親の姿をしたもの頭が……]
……ぁ……
[声が出ない、怖い、とっても大きな負の感情が同時に周囲からこちらへと向かってくる。
火花を散らす、母親だったものが倒れるのを見ながら……
悲鳴を上げるよりも先に、意識が落ちて倒れこんだ……]
─ 街中 ─
とはいえ、無駄弾は撃てねぇしな……。
[銃弾の補充はしておいたが、無作為に撃ち続けるわけにはいかない。
この先、何がどうなるかわからないのだから]
っつーか、どこもこんな感じ……っとお!
[呟く所に、再度の火線。
振り返った先、レーザー銃を握る女の視線は、左腕から除く機械部分に向けられていた]
「……化け物……化け物なんだろ、アンタっ!」
だから、ちゃうわいっ!
アンドロイドとサイボーグの区別くらいつけやがれ!
[突っ込みを飛ばしつつ、距離を詰めて遠慮のない拳を一撃、腹部に叩き込む。
ここで意識を手放す事がどうなるか──までは、考える余裕はない。
むしろ、他者を気遣う余裕なんてものは売り切れ寸前だ]
─ →雑貨屋外 ─
ん、わかった。
ふーちゃんの爺さんがいてもいなくても、しばらくしたら戻るから。
そっちも気をつけてね。
[なるべく心配かけないように、声は努めて明るかった。
勝手と思っていないお願い>>50には、ひとつ頷いて返してから、外に出るとまず周囲の確認をする。
ほど遠くに赤いペンキのような色と、人形みたいな死体がちらと見えるが、生きた人間の気配はない。多分アンドロイドも居ないだろうと判断すると、鞄の中から端末を取り出した。
一見するとマーズラボでよく見られる端末と変わりないが、自分たちの所の品である。
器用に片手を滑らせるように操作した後、シャッターへと近付けると、先端の通信部から青色の光が出て壊れた部分を照らしだした。
程なくして、壊れて曲がり空いたままだったシャッターは、普段と同じ状態に直される。
ただ直ったのは見た目だけで、実際は壊れたままである。
触れれば擬態してある事はすぐバレるだろう。
声が通る事>>51>>56までは考慮外だった。]
/*
ほむ。
PSMじゃないとすると、人間不信にするにはどうするべきだろうww
やっぱPSMだったことにした方がやりやすいかなー。
既に死んでる予定だけど(
─ 雑貨屋 ─
あ…わ、たし…
[手に握ったままのそれに視線を落とす。
セットされたパックのエネルギーが減っているのが見て解る。
今、自分が使った分だけが、減っている。
目の前の、誰かを撃った分だけが。]
い、や、
― 街中 ―
[パニックのまま逃げる集団からは途中で離れて別の道へ。
左手に拳銃を引き抜き、補助用の片眼鏡をかけて。端末を手に取るより先に、何かが走ってくる気配を感じた]
止まらないと撃つよ!
[銃を持ち上げ、それでも警告の声を上げたのは訓練の賜物。誰に対しても即座に撃ってしまったら「警備員」は出来ない]
は!?
[しかし駆け込んできたのは、人間ではなかった。
銃口は向けたまま、その白い影を思わず見つめた]
/*
ここで風呂とか言われたんで。(時計見てなかった失敗)
接触してもいいか、相手の行動次第にしようと逃げてしまった鶏兎猫です。ごめんなさい。
とりあえず、コレ、隠さんとどーにもならねぇ、かっ!
[焼け石に水な気もするが、それだけで目をつけられるのは動き難い。
ぐるりと見回したなら、目に入るのは流れ弾で割れたらしいショーウィンドゥと、散らばる色とりどりのハンカチやスカーフ]
……非常事態だしなっ!
[早口にこう言うと、落ちていた中から黒のスカーフを引っ掴み、それで裂けた部分を縛って隠した。
偽装というには余りにもお粗末だが、今は機械部分が隠れていれば問題ない]
っかし……ここがこう、って事は、あっちゃもっと酷そう、か?
情報屋、生きてっかな……。
─ 街中 ─
[この先を抜けてしまえば家までもう少し。
犬は急くようにして街中を駆けて行く]
───!?
[袋を銜えたまま駆ける先で、突然制止の声>>64が上がった。
驚きはしたが、駆けているものだから急に止まることは出来ず]
〜〜〜〜〜!!
[一応ブレーキはかけたものの、果たして警備員が居る前で止まれたかどうか]
─ 街中 ─
[始めは近くを回っていたが、喧騒にはなるべく近付かないせいで人探しはなかなか進まない。
赤く染まったり、あるいは黒くなったりして転がっている人を見ては、フランの祖父じゃないか確認する、という情けないような作業が続いてしまった。
そんな仕事が随分経った頃。
とある家の前を通りがかった時だった。]
『―――ドオオン!』
[突然の爆発音と同時に襲ってきた爆風に、ほど近くを通っていた宇宙人は吹っ飛ばされる。
ごろごろっと転がって、暫く動けなかった。]
ちょっ……、なに…っ!?
[痛いも痛いが、それより突然のショックの方がでかい。
気を持ち直して顔を上げると、先ほど近くを通っていた家が半壊したあげくに燃え上がっていた。]
………………。
[煌々と燃え上がる炎に、言葉も出なかった。
ただ微かに指先を震わせながら、鞄に手をかける。
自己防衛の本能が、中から銃を取り出させようとしていた。]
「片付いたか?」
「だいぶやられたな」
[周囲には死体が転がっている。五体無事なもの、無事でないもの。
人間であったり、それに近い宇宙人だったり、アンドロイドであったり。PSMも中にはいるのだろう]
「この子供は我々の仲間にするか」
「子供の姿ならばいくらか溶け込みやすいな」
「む、こいつ今まで気づかなかったが胸に大きな怪我をしているぞ」
「どうせ殺すんだ、パーソナルデータが取れればそれで問題ない」
「いや、こいつ……人間じゃない」
[コアを覗きながら、少しばかり驚いた様子を見せる二体のPSM]
「こいつ、俺達の仲間か?」
「しかし応答がなかったぞ、そもそもこんな材質は見たことがない」
「まぁ、なんでもいい手間がはぶけるというものだ。胸の傷をふさいでコアにハッキングをするぞ」
「だめだ、プロテクトが硬いな。パーソナルデータを上書きすることができない」
「この機体は貴重だ。しかたがない、追加の形でプログラミングをいれるぞ」
「生存を第一に、敵の排除を第二とするか」
[なんとなく、そんなコア同士の会話を夢の中で漂うかのようにして聞いていた。
自分の中に埋め込まれた、自分の知らない何か……]
「よし、胸の傷の修復も終わった」
「予備の人工細胞をもってきていて正解だったな」
「再起動させるぞ」
[ゆっくりと夢から引き起こされる……、
どこか自意識の薄いままでの目覚め。
優先された任務、生きること、そして敵の排除。
自分の父親の姿をしたそれと、一緒にいたもう一体は]
敵を……排除……
[突如突き出した両手は子供の見た目に似合わない力で目の前の相手の胸をコアごと貫く。
二体の活動停止を確認すると、追加されたプログラム休止モードへと。
倒れ込む体、回りに危険はない様子なのでメインの人格に後のことを任せることにした]
[その放送がドーム中に響いたのは、あたりの喧騒が落ち着き静かになった頃。
みんなが平静を取り戻したのではなく、平静を取り戻すべき騒ぎの現況がなくなった頃]
『現在のドーム内の生存者は、パトラッシュ、カレン・ドイル、レッグ・アセーオ、エリカ・ヴェクトル、ケイジ、:フランシーヌ・ジェファーソン
の以上6名です。
メインパーソナリティのクローディアが破壊された為、非常用のサブパーソナリティを起動いたしました。
メインパーソナルからの引継ぎにより、これよりPSMの脅威がなくなるまで皆様に打ち合っていただきます。
定刻になりましたらお知らせしますので、中央の議事堂に集まり怪しいと思う相手を各自攻撃してください。
なお、指示に従わないものがいる場合には強硬手段を行使することになります。
生き残った皆様にはご了承をお願いいたします。』
[人間味も温かみもない声と内容をただ告げると、放送はやんだ]
─ 街中 ─
[滑りの良い道ではなかったため、アニメのように砂煙を上げて地面を滑って止まる、なんてことは出来なくて。
四肢を半ばばたつかせるような状態で、犬は急停止を試みる。
結果、僅かに止まり切れなくて軽くぶつかるような状態で警備員>>70に受け止められた]
きゃいん!
[ぶつかる勢いは減じたものの、鼻先が軽く潰れて犬は悲鳴を上げる。
再び口から袋が零れ、地面へと落ちて行った]
… きゅうん …
[右前足を持ち上げて、何度か鼻先を擦るように動かす。
受け止めてくれた相手を見上げた矢先、相手は路地の方へと踏み込んでいて。
響いた銃声に犬は思わず眼を瞑り身を竦めていた。
硝煙漂う中、恐る恐る眼を開けて、犬は警備員を見詰める]
─ 街中 ─
[人より鼻が良い分、漂う硝煙と血の匂いは強烈で。
犬は目頭の間に思い切り皺を作る。
それはまるで人が顰めっ面をするようだった]
おんっ
[警備員からの問いかけ>>75には肯定するように鳴き声を上げる。
支給武器、の部分に掛かる返答だったが、使えると誤認されても仕方が無いタイミングでの返答だった。
尤も、説明書さえ読めば使える可能性は十分にあるのだが。
落とした袋は鼻先で突いて銜える部分を作り、それを噛んで再び袋を持ち上げた]
─ 街中 ─
は…はは……なんっつーか………
人間って怖ぇー……。
[故郷じゃ考えられない事態に、震えを隠さなかった。
火薬の匂いがする。何かしら爆薬のような物で家は吹っ飛ばされたのだろう。
かたかた震えながら、銃を手にとり安全装置を外し、すぐに撃てるような状態にして引金に手をかけたが、なかなかそれを鞄から取り出す事は難しかった。]
「ああ、なるほど君が……」
[友達との言葉に引っ越してきたばかりの娘に、ましてや年の離れた友達などいるわけもなく。
思い当たる相手といえば迷子のところ見つけてくれた相手のこと。
正確にはその相手は犬なのだが、そこまでは分かるわけもなく]
「今度改めてお礼をさせてもらう。すまない。」
[気を失ったままの娘を抱えると、周りから飛び掛ってきた一人と、同時にその場を駆け出して逃げ出した]
─ 街中 ─
「お、お前がPSMか!」
は?
[もだもだと情けなくも震えて立ち尽くしていた時、突然斜め向こうから飛んできた声に驚いて顔を上げる。
その手に握られている銃口が、こちらを向いていると知ると、面の下で目を向いた。]
ちょっ、ちがっ!
俺は―――
[ただの善良な外来訪問者だと言いかける前に、パンッ、と乾いた音がする。一瞬の遅れの後、右足に激痛が走った。]
いっ、てええ!!
[どうやら旧式の銃で弾かれたらしい。
うずくまり撃たれた箇所を片手で押さえるも、青色の液体がぱたぱたと流れ、ズボンを青く染めていた。]
っ、ぐ……
[痛みのせいか、ぎにゅ、と撃たれた周囲が急に盛り上がり、服着た人の足が見る間に異邦人の足へと変わってゆく。
それを見てだろう、やっぱり血が青い化け物だ!と叫ばれて指差され、ちげーよという声も出なかった。
ふつりと湧くのは、理不尽な状況への恨みのような念と、死にたくないという生存本能。
かちりと向こうの安全装置が外された音がすると同時に、痛む足を押して一歩踏み込んだ。]
ンの、 おおっ!!!
[叫ぶと同時に姿はブレて、身体が今までの大きさの倍に膨れ上がる。
手と足とが異質な色をした、柔らかくてぷにぷにして、擦ると独特のじゅるりとした音を鳴らす長い物へと形を変える。
面だけが異質な姿の中央にあり、より一層気味の悪さを浮き立たせていた。]
「ひっ!」
[そりゃまぁ突然そんな姿みせられれば怯むだろう、という思惑の通りの反応をしてくれて、銃口は明後日向いて弾が逸れる。
その隙をついたわけじゃあないが、変質した足で走りながら、夢中で鞄の中に忍ばせていた銃を取り出し、引金を引いた。]
ん、まあ、正確にはもう……ひとりいるんですけどね。
[納得したらしき様子>>81に、冗談めかしてこう言って]
ま、まずはここを切り抜けてから、ってー事で!
[軽い口調は崩さず、駆け出すのを見送る。
同時、動き出した群衆の足元に、牽制の銃撃を撃ち込んだ]
はいはい、止まったとまった。この先の通行料は、高くつくよぉ?
「お前、PSMの味方するのかっ!?」
いや、あの二人は違うだろっての。
「何言ってんだ、PSMの家族なんだぞ!?」
「どうせ、入れ替わられてるに決まってる!」
「大体、PSMが見抜けるなんて、おかしいだろ!」
……おかしかろうとなんだろうと、殺らせるわけにゃあいかねーんだよ!
― 雑貨屋 ―
[どれ位座り込んでいたか、時間の経過はわからなかった。
ふと、あれだけ聞こえていた音が付近からなくなったことに気付いて。
ようやく動くようになった足で立ち上がった。]
おじいちゃん…
ケイジさん、エリカさん…
っ、…!
[無事でいて欲しい人の名を口にして、外に向かいかけ。
支給場所で渡されてからずっと手に持っていた、さっき座り込んだ拍子に手から離れて床に落としていた袋に躓いた。
無言のままそれを拾い、ベルトにくくりつけてから立ち上がり。
今度こそ外に出た。]
─ 街中 ─
[鼻を鳴らす警備員>>80の言葉を聞いて、犬は首を傾げた。
なんのこと?と言っているような仕草。
続く言葉には縦に首を二度振ることで肯定を示す]
ふぁふん ……
[問いかけを聞くと、袋を銜えてるために空気が抜けるような音を紡いだ。
空いた間は、考えるような雰囲気を漂わせている]
隠れられる場所かー。
うちに連れてった方が早いかなー。
でもご主人居るから隠れるってことにはならないかー。
どっかあったかなー。
ご主人待ってるから早く帰りたいんだけどなー。
………家にこっそり入れればいっか。
おんっ
[思考による間が空いた後、犬はくぐもった声で一声鳴く。
それからついて来いと言わんばかりに道を歩き始めた。
行き先は当初から自分が向かおうとしていた場所]
[正直な所、誰がどうなっているのか、なんて考えている余裕はない。
現状は、直感だけで動いていた]
……しーかし、ったく。
なんで、こーゆー事態にぶち当たるんだろねぇ、オレ。
[内容は大分違うが、退役する理由の一つには、閉鎖空間での市民暴動が関わっている。
あの時のそれは人為的なものだったが、今回はどうなのか。
そんな、考えてもわかりそうにない疑問を振り払い。
離脱するタイミングを測りつつ、幾度目か、撃鉄を起こした。**]
『ピッ』
[旧型の銃よりも軽い音が放つのはレーザー。
おもちゃのようなそれは運良く相手の額を貫いて。
どさりと人の倒れる音がすると、作り物みたいな赤い色が地に広がってゆく。
焼けるような匂いは、すぐ傍が火事のおかげで紛れてしまっていた。
ぶはぁ、と息を吐いて、吸う。いつの間にか呼吸を止めていたようで、たっぷり息を吸い込むと血生臭い匂いが鼻へと昇ってきて噎せた。]
うぇ…げっほ、げほ……
[吐きはしなかったが、ただ暫くの間噎せると身体は自然と人の形に戻っていった。
足が痛いのは相変わらずで、気にならないとは言い難かったが。
目の前に倒れた、いや倒した人間の姿から目が離せなくて。]
いくら違うったって…。
生きてる人を殺すってのは、やっぱり……。
[怖いと呟いて、面の下で眉を下げた。
ちょっと泣きそうだった。]
「そうか、ならばその人にもお礼を言わなければな」
[犬ということは結局最後まで伝わることはないだろう]
「君も無事で、しっかりとお礼をしたいからね」
[最後にそういい残して、すぐに追いかけようとした者はレッグに足止めされることになり、無事にその輪から逃げ出すことには成功した。
もっとも、どこも似たようなやりとりをしており、すぐにまた別の騒動に巻き込まれることになり、結果として……]
― 雑貨屋・店外 ―
[壊れて歪んだシャッターをくぐり抜ける。
周囲に視線を巡らせど、動く者はいなかった。
離れたところから上がる煙や、遠くから聞こえる喧騒がまだ騒ぎが収まっていないと知らせていたけれど。]
…え?
[ふと、壊れているはずのシャッターが元通りになっているのに気付いた。
なんで、と伸ばした手はシャッターを透り抜け。
余計に、何がどうなっているのか解らなくなった。
まさかケイジが成した細工だとは思いもよらず。
困惑したまま、シャッターを見つめている姿は誰かの目に留まったなら不思議に思われたろうか。]
─ →自宅 ─
[警備員がついて来る>>92のを確認しつつ、人の少なそうな道を選んで向かったのは犬の住まう場所。
この辺りは粗方喧騒が通り過ぎたのか、比較的静かなものだった。
その代わりに道に転がるものも良く眼にすることになるわけだが]
ふぁふ
[とある家の前に立ち、ここだと言うように空気の抜けた鳴き声を出す。
以前少女や青年を連れて来た時のように鳴かなかったのは、隠れる場所を必要とする警備員に配慮してだった。
こちらから呼びかけなければ、飼い主は実験に没頭して顔を出すことはない。
それも普段ならば、の話ではあったが]
[鼻先で家の扉を開けて、警備員を振り返り尻尾を振る。
入って良いよ、と言う雰囲気で見上げた後、先導するように犬は家の中へと入って行った。
家の奥からは音も聞こえず、静かなもの]
くぅ?
[飼い主の気配もなく、犬はリビングに繋がる廊下の真ん中で首を傾げていた]
─ 街中 ─
ん〜〜〜〜〜〜、んっ!
[撃たれた箇所を掴みながら力んで唸ると、足に埋まっていた弾が零れ落ちた。
縛れるサイズのハンカチやら持っていなかったので、仕方なく上着を裂いてきつくしばっておく。
治癒力は高い。暫く放っておけば塞がりはするだろう。]
っかし……どうしよ。
これ爺さん捜しどころじゃないなぁ…。
[もはや捜せる状況じゃない事は身に染みて。
仕方なく約束した通り雑貨屋まで戻ろうと、鞄をかけなおし歩き出した。
なるべく人気のない道を選び、回り道をしながら歩く。
さっき撃たれた原因が「血が青いから」とかいう、宇宙人としてはとんでもない理由だった為に、青色に染まった身をあまり見られたくなかったためだ。]
―街中―
[静かになった町の中、血溜まりと死体の中で、ゆっくりと覚醒する。
自分をかばうように抱く父親は血まみれで胸を何かで貫かれたか、打ち抜かれたか、
愛するわが娘をかばうかのように抱いたままで動かなくなっていた。
すぐ傍にアンドロイドの死体も転がっており、こちらも胸に大きな穴が開いていなければ、それだと気づけなかっただろう]
とー……さん……
[父親の姿をしたそれは、声をかけても反応はないし触れても何も感じられない。
心も、思いも、その温もりも。
胸の辺りの穴には目を向けることができず……]
ふぇぇぇぇぇぇぇん。
[一人で通りの真ん中でないていた。血にぬれて、胸のあたりが少し痛む、怪我をしているらしく、泣くとそこが痛んだ。
とっても……その胸の内にいたるまで]
─ 街中 ─
ん?
[こそこそと秘匿工作員よろしく隠れながら、雑貨屋までの道を遠回り遠回りに進んでいたら、聞こえてくる泣き声>>97に足が止まった。]
うっわ、子供…。
どどどーしよ。
[声の高さから男の子か女の子かは分からないが、子供が泣いてるのを聞いてだまって行くほど薄情にはなり切れない。
迷いはしたが、意を決して影から出ると、通りの真ん中にぽつんと立つ少女の姿が目に入った。]
あ、君。
[つい最近見たことあるなぁと思って記憶を手繰り寄せると、親子で犬と一緒に居た事を思い出した。]
ええと……大丈夫?
お父さんは一緒じゃないの?
[と尋ねるのは、父親だと認識していた人物の姿が周囲に見あたらないからだった。]
─ パトラッシュの家 ─
『無事だよ。上手く隠れられてるなら動かないで。迎え行く』
[問いかけながら、手早く返事を打って送った。
最初の放送の時から怯えていたフランが、この銃撃戦の中応戦出来てるとは思えない。だから隠れているのだろうと踏んだ]
……あ。
この内装、同居人がいるはずか。
[一つ目の連絡を終え、改めて家の中を見回して。
何か考えるように唇に携帯端末を握った指を当てた]
ふぇぇ…
[涙を零しながらぼやけた視界に仮面をかぶった姿を映す。
心配そうに声をかけてくれているのはわかって]
おかーさん……にせもので……ひっく……PSMで……えっぐ……
みんな……いなくなって…ふえぇぇぇぇん……
[泣きながらの断片的な答えでも、現在の状況から何があったかは大体伝わるだろうか。
父親のことを聞かれると血溜まりの中で、ほかの死体とかと一緒になっているひとつを指差した]
─ 自宅 ─
くぅん …
[警備員に問われて>>98、振り返り小さく鳴く。
尻尾が力なく揺れていた。
それからまた視線を前へと戻し、犬は奥へと入って行く。
実験室まで入ってしまえば、警備員の居る場所からは見えなくなってしまっていた]
くぅん くぅん
[小さく鳴きながら入った実験室。
そこもまた静かのもので、人の気配は無かった]
くぅ?
[否、人はそこに居た。
この家の家主であり、犬の飼い主である人物が]
わふ …… わぅん
わぅわぅ …… きゅーん …
[ただし、ピクリとも動かず床に倒れ伏した状態で]
[裏口に程近い実験室は、その場所を含めて酷く荒らされていて。
綺麗なままだった玄関付近とは打って変わった様相をしていた。
犬は銜えていた袋を床に置き、鼻先を飼い主へと近付ける]
くぅん ……
[それから動かない飼い主の頬を、ぺろぺろと舐め始めた。
触れる肌が冷たい。
胸元に空いた風穴が飼い主の状態を物語っていたのだけれど。
犬は眼を覚ましてと言わんばかりに何度も飼い主の頬を舐め続けて*居た*]
[さて血塗れた道の真ん中に、女の子を一人置いていくのは忍びない。かといって、お家に帰りなさいと言える状況でもない。
仕方なく、屈んで視線を合わせながら。]
どうしようか……ねえお嬢ちゃん、お父さんとお母さん以外に知ってる人の所に行く?それとも俺と一緒に行く?
俺は今から知り合いのお姉さんの所まで様子を見に行くつもりなんだけど…。
あと、お嬢ちゃんのお名前何かな?
俺は〓………ケイジって言うんだ。
[一瞬名乗りかけた本名は、不快音に余計に泣かれる可能性もあるので止めておいた。
彼女の返答次第では、雑貨屋へ戻るのは遅れる事になるだろう**]
― パトラッシュの家 ―
外に出たんなら…。
[語尾は沈黙に変わった。外出中でも無事な保証はかなり低い。
力なく尻尾を垂らして奥に入ってゆく犬>>102を一度見送り。
少し迷うようにしてから、銃をホルスターに仕舞った。
携帯端末の裏面を片手で押さえながら、忙しなく操作する。
「御姉様」への連絡手段。使うと面倒もあるけれど、今はそうも言ってられないし。一番確実な情報源のはずで。
けれど反応は戻らなかった。その理由はすぐに知れる>>#1]
……最悪に最悪が重なってく。
[クローディアなら「交渉」も可能だが。これではもう下手に接触を図ることも出来ない。
あーあ、と肩を落として、奥から戻ってこない犬がどうしたのか確認するために奥まで踏み込んだ]
さっきの、キミの名前も含まれてたんかな。
カレン? パトラッシュ?
[名前は今度こそ間違わずに確認できただろうか]
私はエリカ。
ジェファーソンの雑貨屋寄りながら指示通り移動するけど、キミはどうする?
[軽く首を傾げて尋ねる。
共に来るなら連れ立って、動かないようなら「また後で」と小さく告げて、沈黙に沈んだ街の雑貨屋へと*向かった*]
[頭を撫でられ、伝わってくるのは人とちょっと違った何か。
でもその思いの本質は変わらないらしく心配してくれてるのは伝わってきた]
えうっ……えうぅぅ……
[ぐしぐしと涙に濡れた目を擦ってから名前を聞かれると]
かれん……かれん……どいる……
[まだぐずった声のままで答えて、それから続いた問いかけには小さく頷き]
いく……
[この場所にこれ以上一人でいたくなかった。
少なくとも、悪い人ではなさそうだったから]
けいじ……さん……
[それからその後ろに大人しくついていきながら、凄惨な様子の街中を歩いていく]
─ 自宅 ─
[犬は何度も飼い主の頬を舐める。
それが途切れたのは、実験室まで来た警備員の手が頭に触れた>>108時だった]
…… きゅうん ……
[犬とて飼い主がどうなったのかは理解している。
人と同等の知能を持っているが故に、飼い主の死も、何が原因で今このような状態になっているかもきちんと把握出来ていた。
そして、自分に課せられた義務>>#1についても]
…俺も含まれてるんだ。犬なのに。
俺に何が出来るって言うんだよぉ。
銃なんて使えないし、ご主人も護れなかったのに。
[尻尾も耳も垂れさせたまま、飼い主の傍に座り込んで。
じっと飼い主を見詰めていたところで声をかけられ>>109、犬は鼻先をそちらへと向ける。
問われたことに対しては、自分の名を呼ばれたところで返事をするように一声鳴いた]
くぅん
[続く警備員の名乗りと問いかけを聞くと、一度視線を床へと落として。
再び見上げた時に首を横に振って否定の意思を伝えた。
「また後で」と告げて立ち去る警備員には何も鳴き声を向けることなく、視線だけでその背中を見送る]
…… きゅうん
[警備員の背中が見えなくなってから、犬は小さく鳴き声を漏らす。
やらなければいけないことは理解しているが、どうすれば良いか悩み始めて。
しばらくは実験室の中をうろうろと歩いて*いた*]
─ 街中 ─
[親子を送り出した後、殺気立つ群集相手に銃撃戦──なんて事はせず。
牽制数発撃ち込んだ後、裏通りの仕事でトラブった時に使う煙幕弾を使ってその場を離脱して。
落ち着けそうな物陰に飛び込むまでの間に、シリンダーは空になっていた]
予備弾もらっといてせーかいだったなぁ。
[なんて妙にしみじみと呟きつつ、空薬莢を弾丸に入れ替え、シリンダーを銃身に戻す]
……ってぇと。
……だいぶ、静かになった、な。
[ここに飛び込んでしばらくは響いていた銃声も、今は聞こえない。
とはいえ、沈静化したとは思えない──と。
思った矢先、聞こえたのは淡々とした放送。>>#1]
…………マジで?
それっきゃ残んなかった……っての?
[知る名前、知らぬ名前取り混ぜてはいるが、余りにも少なすぎる、と。
浮かんだのは、そんな思考]
っかし、メイン破壊された、ってどーゆーことよ。
そんな簡単に潰せるセキリュティでもねぇだろうに……。
[ぼやいてみた所で、状況は変わらないのだろう、多分。
と、なれば、やるべきは決まっている──と。
すんなり理解できるのは、古巣での経験の賜物か]
……とにかく……行くっきゃ、ねぇ、か。
[ここでぼーっとしていても仕方ない、と。
立ち上がり、歩き出す。
目に入る光景は、以前に見たものと良く似ていて、それが、僅かに気を滅入らせた]
……あんときゃ、エライさんが意図的に起こさせたわけだが。
今回はホントに……なんだって、なあ。
[問うた所で答えなどは見えず、倒れる死者は突っ込みも入れない。
嫌な静けさを振り払うべく、ポケットから煙草を出して火を点けて。
血の匂いのする大気に紫煙の香を溶かしつつ、指定された場所へ向けて歩き出した]
/*
……なあんか、なあ。
去年も良く揺れたけど、今年も良く揺れる……orz
さっきの震度4はちょっと酔ったぞ……!
さてて。
PC視点、撃てる所が限られすぎているのだが、どーおすべか。
[>>111小さな声が聞こえると、振り返って首を振った。]
気にしないでいーよ。
そうだ、手かして?
[危なっかしい足取りを心配して。彼女が手を差し出してくれたなら、そのまま繋いで歩いてゆく。
さっきまで騒がしかった街は、今は静かで一層不気味だった。
雑貨屋にたどり着く少し前に>>#1放送が流れて足が止まった。]
え…… えっ?
[無機質無感情な放送が淡々と読み上げた名前と事柄に、何の冗談かと一瞬思った。
自分の名前と、手を握ってるカレンの名前、フラン以外は全員知らない名だった。
エリカは単に名前を知らないだけなのだが。]
打ち合い?
何すんだ打ち合いって…?
[文字通りの事が行われるという予想はつかずに、自然手が強張りかけたが。]
ふーちゃんは無事らしいけど……
[名前が読み上げられただけで、真実無事かは分からない。
顔を見ないことには安心できず、読み上げられた名前に、彼女の祖父の名前が無い事に気づけば、軽く唇を噛んだが足は止めなかった。]
ごめんカレンちゃん、ちょっと急ぐね。
[カレンに断り一ついれてから、雑貨屋へと急いだ。]
― 雑貨屋 ―
[雑貨屋に辿りついていたのは、エリカが先だっただろうか。
フランがまだシャッターの前にいるようなら、後ろからカレンを連れたまま声をかけた。]
…ふーちゃん大丈夫?
[声がこわごわとした物だったのは、彼女の元気が無いからか、あるいは先ほどの放送に彼女の祖父の名が無かったのを気遣ってからのどちらか、あるいはどちらものせいだった。]
─ 雑貨屋・店外 ─
…ちょっと、待っ、て。
生存者、って…え、なに、どう…
[理解できない。
理解したくない。
読み上げられた名の後に続けられた内容も、信じたくなどないもので。
放送が止まり、静寂に包まれた中で身動きを取れずにいた。]
―街中―
[ケイジの後についていきながら目指す方向はよくわからない。
地理にも明るくないので黙ってそのいく方向についていく]
えうっ……ふぇ……
[大泣きすることはなかったが、しゃっくりをあげながら目元を擦っていた]
─ 雑貨屋・店外 ─
ケイジ、さん。
怪我、した、の?
[そう問いかけて、彼の後ろに赤に染まった小さな女の子がいるのにも気付いて。
何も映していなかったような瞳に、感情が戻った。]
…二人とも、すごい、血…
って…大丈夫ですか!?
そんな血、いっぱい、怪我…痛いところは!?
すぐに、手当を、
[青と赤、違う色ではあれ二人を染めているのはまぎれもなく血の色で。
悲痛に眉を顰めて二人に問いかけた。]
―雑貨屋―
[手を引かれて雑貨屋にたどり着くと知らないお姉さんがいた。
悲しそうな様子とか、ケイジが心配する様子をつないだ手から感じて、よくないことがあったのだと思う]
おじゃま……します……
[自分も悲しかったりしたけど、挨拶はちゃんと忘れなかった。
さっきの放送の中に、やっぱりは知った名前が二つあったけども、両親の名前はやっぱりなかった]
あ……
[いわれてようやく自分がひどい状況名ことにも、そして自分を連れてきたケイジの青いそれが血であることにも気づき]
私は……大丈夫……胸のところちょっと痛いけど……
[子供なので別に恥じらいとかもなく服を捲ると、胸のところにちょっとした傷跡ができていた。
血は止まっておりたいしたケガではなく、ほとんどが返り血であることがわかるだろうか]
― パトラッシュの家→雑貨屋 ―
そか。じゃあ後で、議事堂でね。
パトラッシュ。
[パトラッシュと別れて静かになった街へと出る]
生き残ったんは、6人。
そんだけか。
[同僚や、珈琲店の女の子や、何人かの顔が過ぎっては消える。
楽しくはなかったけれど、それだけだった]
……薄情だね、私は。
[まだ一人、カレンという名前は知らないものだったから。
警戒は解かないまま雑貨屋へと向かい、小走りに移動していく]
─ 雑貨屋前 ─
[お邪魔しますという声に、女の子の方を見て。
座り込んだままだったから目線は合わせる必要もなく、ぎこちなく微笑んだ。]
ごめん、ね。
お店の中、入れてあげられないの。
[ケイジが施した細工はまだ健在で、閉められたままに見えるシャッターを指さす。
荒れた状態の店内に小さな子を入れるのは危ないとも思ったし、それに中で一人倒れているのを知られたくもなかった。]
─ 雑貨屋前 ─
ケイジさん、怪我はどこを…
[カレンを染める赤は、他者のものだと解ったけれど。
ケイジを染める青は、ケイジ以外のものとは思えない。
頑丈だと言ってはいたし、治癒力が高いらしいのは先だってのことで察せはしたけれど。]
ごめんなさい、私が行けば良かったのに…
[自分が祖父を探しに行けば良かった。
探しにいくべきだったのに、怖かったからケイジに押し付けて。
ケイジが血に染まっているのは、自分のせいだと思った。]
/*
わん!!
16本入ってると思いきや、実は(06)本しか入ってないんだろうきっと。
あ、ペン型レーザー銃の話ね。
/*
むう。
しかし、これは困った。
……姿勢がハンパなく辛いorz
とはいえ、足真っ直ぐ伸ばすには、こうするしかないわけで……!
どこまで頑張れるじゃろか、オレorz
掃除屋 レッグは、大学生 ケイジ を投票先に選びました。
─ 雑貨屋・店外 ─
うん……大学の奴らの名前もなかったよ。
でも、呼ばれなかっただけって可能性もあるから…さ。
[>>124壊れてしまったように細く呟くフランに眉を寄せる。
それが薄い可能性なのは理解しているが、言わずにはいれなかった。
他に慰めの言葉が見つからないのだ。]
……俺も、 、してきた。
そうしなきゃこっちが殺されてたし…。
[殺したとはどうしても言い難くて、喉に骨でもつまったような声でぽつりと零した。]
仕方がなかった……って言っても許されるかな。
わかんないけど。
[うっかりおかしくなりそうな意識を、頭を振って呼び戻した。]
─ 自宅 ─
[うろうろと実験室を彷徨う最中、犬の足に床に置いた袋が引っかかる。
躓いて転ぶなんてことは無かったが、代わりに袋の中身が床へと散らばった]
…… わぅ?
[床に散らばったのはペンのようなものが数本。
良く見れば円筒の部分にボタンが一つついている。
更に袋を漁ると、取扱説明書と書かれたチップが出て来た]
わふん ……
[不思議そうにそれらを眺め、チップを器用に銜えると、壁に埋め込まれた端末に挿入してみる。
右前足を変形させて端末を操作すると、先程床に転がったペン型のものの説明が表記された。
どうやらこれは使い捨ての小型レーザー銃らしい。
飼い主が出した「操作が簡単で軽くて威力のあるもの」と言う要望に一番該当するものがこれだったのだろうか。
少なくとも操作が簡単で軽い、と言う点はクリアしていた]
くぅん
[取扱説明書に眼を通し、犬は使い方を把握する。
この簡便さならば、犬も扱うことが出来るだろう。
人間並みの知能が意外なところで活かされた]
わふん
[端末の操作を終えて、犬の視線は床に転がる小型レーザー銃へと移る。
両足の付け根のボタンを押して収納スペースを開くと、そこに3本ずつ、計6本の小型レーザー銃を収納した。
数に限りがあるために無駄遣いは出来ないが、残り人数も然程では無いため、足りなくなると言うことは恐らく無いだろう]
……わぅ
[決意するように鳴くと、犬は四肢で床を蹴り、家の外へと飛び出した。
向かう先は、指定にあった中央部にある議事堂]
─ 街中 ─
[折り重なる死体には視線を向けず、目指すのは議事堂。
頭の中では色々と考えを巡らせているが、中々まとまった形にはならない]
まー、考えてどうにかなる相手じゃねーもんなぁ……。
ふつーに、見分ける手段なんてないわけだし。
[そう認識しているからこそ、引っかかるものもあるのだが]
……んー……とりあえず、あの子は外しとく、か。
[別に子供を撃つ事に躊躇いがあるわけではない──というか、知り合いだろうと必要とあれば銃口を向けるのだが。
先の一幕で耳にした言葉は、やはり言うか、引っかかっていて]
っかし、それ以外だと……っとに、当たりもつかねーなー。
[そんな呟きをもらしていた所に聞こえた、声。>>138
振り返り、よ、と言いつつひら、と手を振った]
ま、ああなっちまったら、抑えようもねぇだろ。
ああ、資料、あんのか……まあ、どんだけの事がわかるんだか、って感じだが。
[軽い口調で言って、肩を竦める]
にしてもまあ、相も変わらず、役所は無茶ばっか言ってくれるよなぁ。
うん……
[フランの申し出に頷いて、
心配する様子を感じたので素直に言葉に従い]
うん、私はカレンだよ。
ありがとう……、フランおねーちゃん。
[自己紹介と一緒に教えられた名前を呼んだ。
放送で聞いたほかの名前は知り合いなのかなと子供ながらにおもったりしていた]
─ 雑貨屋前 ─
んと、足は覚えてるけど他は…腕か肩かな?
痛みはないから、本当に大したものじゃないと思うけど。
[>>133怪我の事を問われたので、大丈夫だよと布を巻いた足を叩いた。
実はまだちょっと痛むので引き攣っていたのだが、こういう時に面は便利だった。強がっていられる。
自分のせいでと責める彼女に、「それは違うっ」と若干強く言ったのは、本気でそう思って欲しくなかったからで。]
ふーちゃんが謝る必要ないって。
出てって怪我するより、無事で良かったよ。
ちょっと細工してったのが、役に立ってれば良かったんだけど。
[シャッターの事を暗に言いながら、汚れた掌を一度服で拭いて、フランの青い髪に手を伸ばすと、ぽんぽんと撫でた。]
― 街中 ―
しかし、何の因果か。
生存者に知り合いの名前が多く並んでるのよねえ。
生きてるのは喜ばしいこと、なんだけど……。
[歩きながら、溜息を吐いた]
この後を考えると複雑だわ。
掃除屋の兄さん、カレンって名前に心当たりある?
うん、議事堂……に……
[そう答えながら躊躇いがちに差出されたフランの手をとる]
ぁっ…
[不安か、悲しみなのか、あまりいい感じじゃないものを感じると思わず手を離してしまったかもしれない。
そうでなくとも短く悲鳴みたいな声を思わずあげただろうか]
─ 雑貨屋前 ─
…ううん。
ちょっと染みるの塗るけど、ごめんね。
[手当を受けてくれるカレン>>145に一言謝ってから、消毒液を傷に塗る。
少し多めにしたのは、傷の周囲の血も流し落とすつもりで。
本当は着替えさせてあげたほうがいいのだろうけれど、流石に子供服は手元にない。
赤に染まった服をまた元通り整えて、微笑みを向けた。
こちらの言葉を強い口調で否定するケイジ>>148の表情はみえない。
足を叩いた時の顔の引き攣りも、見えないから解らなくて表情を曇らせたが。]
…あ…このシャッターって、ケイジさん、が?
[細工のことを聞いて、ようやく腑に落ちたように目を見張った。]
─ 街中 ─
うっわ、それは災難な。
来て早々こんなんが起きるなんて。
でも知り合いの女の子、ねえ。
もしかして、掃除屋の彼女?
[気分を上向かせるように、揶揄混じりに付け足した]
─ 街中→中央議事堂 ─
[犬は静かな街中を駆けて行く。
かつてこれ程までに音の少ない状況に面したことがあっただろうか。
道に転がる遺体は片付けられるはずもなく、周囲を赤黒く彩ったままにされていた]
… くぅん
[近所のおばさんや、よくおやつをくれたおじいさん。
見た事のある顔も知らない顔も、沢山辺りに転がっている。
いちいち足を止めて覗き込むことは無かったが、犬はそれらを悼むように鳴き声を零していた]
わふ
[ややあって見えてくる、集合場所である議事堂。
先に家を出た警備員とはルートが異なったのだろう。
駆けたこともあって犬が先に辿り着いたようだった]
─ 街中 ─
いや、実際そんなもんだろっての。
……ここまで減るたあ思わんかったけどなぁ。
[いつぞの暴動の時は、それでも100人単位は残ったのだったか。
反乱分子を炙り出し、かつ、自滅させるために撒かれた種は本当に瑣末なものだった]
なんのために、か……。
ソレがわかりゃ、苦労しねぇ……んだか、どうなんだか。
[愚痴>>154にはやれやれ、と息を吐き。
その後の揶揄混じりの付け足し>>156には、くく、と低く笑った]
ちげーよ。
まあ、お友達認定はしてもらったけどな。
[軽い口調でさらり、返す。
普段はあかるい掃除屋が、あちこちで子供たちに懐かれていた事は、付き合いのある者なら大抵知っている。
一瞬浮かんだ色は、そんな子供たちの事に振れる時の表情に近かった]
あ…、ごめんな……さい……
[フランの様子に申し訳なさそうにしながら中央議事堂へと向かう。
二回目に差出される手はなかった。
罪悪感みたいなものにちっちゃな胸がちくりと痛む]
─ 街中→中央議事堂 ─
分かってるわ。だからこそ、気分悪いん。
そーね。まさか一桁になるまで進むとは思いもせんかったわ。
[同じような経験はある。こちらはもっと限定区画だったけれど。それでも巻き込んだ人数の2割程は生き残ったのに。
首を振って過去の記憶は遠くへと押しやる]
はぁん、そっちか。からかいがいのない。
相変わらず小さい子にはおモテになりますこと。
[そうして着いた議事堂に、その少女はいただろうか。
最大級の警戒心を招かれてしまうだろう子供は]
─ 雑貨屋前→ ─
あ、うん。
モノを擬態させるっていうのかな。
俺らが普段から使ってる能力を、モノに付加させる技術が端末に――ってややこしいか。
まぁようは、端末使って幻見せてるような物だよ。
[治療の手はなるべく見ずに、フランの疑問の声が聞こえた>>153時にだけそうした。
役に立ったならよかったけど、と苦笑じみて言う。実際は逆効果だったが、それでも。
呼び止められかけてちょっと振り返ったが、>>155カレンに手を伸ばすのが見えたのでそのまま先に歩いた。
周囲の様子を見ながら歩くつもりだったが、辺りを見渡せば思ったより酷い惨状に頭が痛い。]
子供に見せられませんよってレベルじゃないよなぁもう……。
[後ろの二人の様子を時折見、溜息つきながら、ようやく中央議事堂へとたどりついた。]
─ 中央議事堂 ─
わふ
[議事堂の中でお座り状態で待機する犬。
しばらくすればちらほらと生き残った者達が集まって来る。
そのうちの一人>>162がこちらを見詰めてくるのに気付けば、口を閉じたままにじっと見返していた]
─ 中央議事堂 ─
[内心浮かんでいるものは知らない。
知ったとしても、まあ、感慨などは浮かばないだろうが。
軍とはそういう場所、という認識が、僅かながらにあるから]
……まー、チビにしかモテねぇ、ってのも。
わりかしびみょーではあんだけどな。
[冗談めかした口調で言いつつ、議事堂へ踏み込む。
普段あまり立ち寄らなかった場所は、集まる人数の少なさもあり、妙にがらん、としているように思えた]
うん……でも、大丈夫……
[これ以上心配かけないようにと、怯えた様子はまだ抜けてなかったけど、首をぷるぷると横に振った。
周囲の様子は見えてしまい、いろいろと凄惨な様子はつらくもあったけど、最初に受けた衝撃よりはまだ若干ましなほうだったかもしれない。
それでもなるべく回りはみないように、あとでお掃除とかも大変そうっておもいながら、友達二号、生存者の中に名前も上がっていた人のことを思い出す。
議事堂にいけば会えるかもしれないと、二人に遅れないようについていく]
/*
さて。
誰に銃向けられるのこれwwww
流石にカレンは抜けるからなぁ…。
パトラッシュ視点ではそれ以外なんだけども。
その中でもレッグは好意寄りなので残り3人。
デフォのままケイジも手なのだよな。
─ 中央議事堂 ─
ぱとらっしゅーー
[二人から遅れて、フランが見つめる先にお友達を見つけてすぐに駆け出す]
ふぇぇぇぇ、あうぅぅっ…
[声にならない何かを半泣きになりながら訴えてぎゅっとパトラッシュを抱きしめる。
よかったとはいえない状況だけど、お友達の無事は素直にうれしかった]
─ 中央議事堂 ─
[女性にかけられた言葉>>166に、犬はふるふると首を横に振った。
ここに居なければいけないから居るのだと、そんな意思を汲み取れるのは、女性と共に来た少女くらいのものだろう]
わふん
[左前足の付け根にあるボタンを押して収納スペースを開くと、その中から小型レーザー銃を一本口に銜える。
レーザー銃口の向きは正面。
縦に銜えて、顔が向いた方向に射撃が出来るようにした。
その様子を見れば、女性にも犬が件の撃ち合いに参加する心算であることも悟れるか。
尤も、銜えているものが銃に見えない可能性は十分にあったが]
警備員 エリカは、移住者 カレン を投票先に選びました。
─ 中央議事堂 ─
きゅうん
[少女が駆け寄って来てしがみ付いてくる>>168のを見れば、小型レーザー銃を銜えたまま少女に頭を擦り付ける。
放送を聴いての無事は知っていたが、実際に姿を見て安堵する感情を抱いていた]
― 議事堂 ―
[反射的に張られたのは心理防壁。
遠くへ押しやったはずの記憶がそのスイッチを押した。
テレパス能力を有する少女を、強く拒絶、する]
……時間だね。
[硬い表情のまま、左手の銃に視線を流した]
─ 中央議事堂 ─
[警備員からの呼びかけ>>170や、青年の言葉>>172には尻尾を振ることで応じて。
全員が集まったようなら、首を巡らせて全員の顔を見遣った]
おんっ
[女性の疑問>>173には一声鳴いて返すことで肯定の意味を持たせる。
小型レーザー銃を銜えたままであるため、喉で鳴くような、くぐもったものだった]
大学生 ケイジは、掃除屋 レッグ を投票先に選びました。
/*
Σ「そろそろ」って入れ忘れた!
酷いフライングになっちゃったよ。うわぁん。
まあいいや。これで撃たれる理由?にもなるかなあと。
自分の撃つ理由を捏造しつつw
[疑問を抱えたまま、鞄に手を入れる。
無造作に放り込まれていた銃を手に取って、出した。
仮面の下では冷や汗かいているのだが、それが表に出ないのは幸いなのか何なのか。
心臓の音がやけに耳についた。]
─ 中央議事堂 ─
[犬はじぃっと集まった人物を見遣る。
唯一視線が外れているのは、傍に居る少女だけだった]
……………
[僅かな異変も見逃すまいとする様は、どう見ても犬ではなく人の様相を呈している。
本能で危険を察知して唸り声を上げるなんてことは無く、思考を先行させて撃つべき相手を探そうとしていた]
移住者 カレンは、警備員 エリカ を投票先に選びました。
移住者 カレンは、大学生 ケイジ を能力(襲う)の対象に選びました。
─ 中央議事堂 ─
[勘違いから疑問を抱かれているなど知る由もなく。
僅かに細めた目は、そこにいる者たちを順に見回す。
だいぶ短くなってきている煙草から立ち上る紫煙が、揺れた]
/*
エリカ→カレン
フラン→パトラッシュ
パトラッシュ→ケイジ(表には出してない)
2票でも落ちるレベルwwwww
[パトラッシュから心配する思いが流れてきて、その背中や頭をしばらく撫でる。
それと同時に流れてくるもの、自分も……、
参加しないといけない。
渡されたときに肩からかけていた、それを手にする]
やらないと……いけないんだよね……
[手も足もとっても震えてた。
実際は軽いけども手にしたそれはとても重く感じる。
引き金も、とっても軽いことをしるのはすぐ後。
向ける先は……とりあえず一番知らない人のところ。
触れたことのない相手へ]
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