情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
少女 ベアトリーチェは職人見習い ユリアンに投票を委任しています。
召使い ユーディットは青年 アーベルに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
小説家 ブリジット は 召使い ユーディット に投票した。
青年 アーベル は 召使い ユーディット に投票した。
研究生 エーリッヒ は 青年 アーベル に投票した。
職人見習い ユリアン は 召使い ユーディット に投票した。
少女 ベアトリーチェ は 召使い ユーディット に投票した。
ランプ屋 イレーネ は 召使い ユーディット に投票した。
召使い ユーディット は 職人見習い ユリアン に投票した。(ランダム投票)
教師 オトフリート は 召使い ユーディット に投票した。
少年 ティル は 召使い ユーディット に投票した。
シスター ナターリエ は 召使い ユーディット に投票した。
青年 アーベル に 1人が投票した。
職人見習い ユリアン に 1人が投票した。
召使い ユーディット に 8人が投票した。
召使い ユーディット は村人達の手により処刑された。
少年 ティル は、シスター ナターリエ を守っている。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
現在の生存者は、小説家 ブリジット、青年 アーベル、研究生 エーリッヒ、職人見習い ユリアン、少女 ベアトリーチェ、ランプ屋 イレーネ、教師 オトフリート、少年 ティル、シスター ナターリエ の 9 名。
[――どうしてだと思う?
イレーネに返したのは、問いだった。
眉は下がり、口端は上がる。笑んでいるのに、泣いているよう。]
ごめんね?
わからないよね。
少し、頭、冷やして来る。
[近付く足音を耳にしてか、続けるのが辛かったのか、強引に会話を切り上げ、ブリジットは踵を返して、その姿は、夜闇の中に消える。
*周囲の気温は低く、酷く、寒かった。*]
─中央部:廃墟へ向かう道─
[その場に残るてぃるに見送られ、
少女は床に転がってしまった球体を再起動させて
その場を駆け出し…猫がスピードをあわせてやってくるだろうか?]
[素足のまま駆け出したから
両足の裏には痛々しく血もにじむだろうけど
少女は頓着せず、廃墟へ向かう。]
[ユリアンたちが建物に戻ろうとしたのならば
すれ違ってしまうかも*しれない*]
/中/
しかし、どっちがミス票なのかはちょっと気になった(笑)。
で、こっちのデフォはブリス……や、ないない、さすがにないだろ、今日の時点では。
しかしオトさんの動きはGJです。この設定における狂信者の、最も理想的な起動だ……。
……ていうか、部屋、向かいー!(愕然/今更)
─中央部・廃墟群─
[廃ビルの上で、ぱき、と乾いた音が大気に響く]
ん、あま。
[零れる呟き。
音の源は、イレーネにもらったチョコレート。
甘さを口の中で転がしつつ、ぼんやりと物思いに耽る。
状況からすれば相当に無防備なのだが、その実、防御手段は確りと『張り詰めている』と。
右手首の朱の紋様が見える程に緩んだ糸が物語り]
小説家 ブリジットは、青年 アーベル を能力(襲う)の対象に選びました。
小説家 ブリジットは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
小説家 ブリジットが「時間を進める」を選択しました。
[話が一区切りした後、どこからともなく現れたスタッフがユーディットを『回収』して行くのを見送り。
イレーネを促して、建物まで戻って休息を取った。
それでも、色々と思うところがあってか、やはり眠りは浅く早朝に目は覚めて。
食事を用意して(やっぱり心配なのかイレーネの分も一緒に)済ませると、外に出ていた。
出る前に広間に寄って端末を覗き、付け加えられていた文言と、
『Judith=Kruger:Niederlage』
の表示に]
……悪趣味。
[と、呟いていたりもしたのだが]
青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました。
−東部・湿地帯−
[――ぱちゃり。
湿り気のある空気に、泥濘んだ地面。
一度は建物に戻ったが、それはあくまで「確認」のためで。
その姿は、そう長く其処には無かった。
点在する木の幹に凭れかかり、スニーカーに着いた泥を払うも、その場しのぎにしかならなさそうだった。
顔を上げる。
空は、灰色がかっている。]
にしても、だ。
[幾つかの、違和感。
昨夜、戦っているのはユーディットとオトフリートと聞かされていたのに。
実際に対峙していたのは、真紅の姿]
……なんか、前に聞いたような聞かなかったような気はするが。
[影を使い、暗殺や諜報の仕事をこなす人物。
その仕事場で、紅い人影を見かけた、という噂。
さして気に止めてもいなかったそれがふと、思い出され……それが、昨夜のアレだとすれば、その辺りは理解できるのだが]
……まるで、見てわかった、って物言いだったよな、アレ。
[ぱきり。
また、乾いた音]
―中央部・廃墟群―
[風に吹かれながら手元の端末を叩く。
広間の端末から拾い上げたデータ。昨夜チラリとモニターに映った勝負の敗者はユーディットだったらしい]
紅い女…紅?
影と紅、ねぇ。
[ふと一人の人物が思い出される。
彼の身を護った影。掠めた紅。
だが両者を結びつける情報まではまだ手に入っておらず]
注意だけはしておくか。
[それよりも今は頭痛の種があるわけで]
どこまで信用していいのだろうか。
お姫様の中の「もう一人」は。
−回想−
[冷たい床を踏み、彼女は地下を歩む。
スタッフにより運ばれた敗者は、「最低限の」手当てを受けて、個室に隔離された。拘束こそないものの、それは、最期の時を待つ死刑囚と然程、変わりは無い。
腕輪と化した鎌は、ユーディットの手首から外されはせずに――不可能だったのか、意図的になのかは、不明だが――其処に在る。]
どういう仕組みなのだろうな。
[見つめる眸は、冬の緑だった。
寝台に横たわる少女の腕に触れかけて、その手は止まる。]
『注意はした方がいい。だがそれも含めて「お姫様」になる』
簡単に言ってくれるよね。
[端末の中の文字に向けて苦笑する。
と、向きの変わった風に自分以外の気配を感じて]
おっと。
[手早く端末を操作。ポケットに仕舞って、背の低いビルディングの跡地から周囲を見回した]
少年 ティルが「時間を進める」を選択しました。
[ユーディットに意識があったかは定かでなく。
しかし、構う事も無く。
心に思い浮かぶままに、問いを投げる。]
貴様の言う、「主」とはなんだ。
そもそも、存在するのか。
幻想か、現実か――
そうまで、忠誠を誓えるものなのか。
わからないな。
[否、零されるそれは、問いにも満たない。
答えは求めていないような口振りだった。]
ま、なんにしろ。
……障害になるなら、ぶち破るのみ。
[小さく呟いて。
口の中の甘さが溶けた所で、感じた気配に、短く声を上げる]
……ま、『用事』があるなら、向こうから来るだろ。
[小さく呟いて、もう一欠片、口の中へ。
甘さが心地よい]
さて……俺は俺で、どうするか。
[個室を後にして、モニタールームに向かう。
ポツリと置かれた椅子に腰を下ろして、足を組み、頬杖を突いた。
片手で操作盤に触れて、映像を展開していく。情報は、武器だ。
同時に、「ブリジット」を見なければならないのは、苦痛でもあったが。]
酷いものだな。
[イレーネとの会話を辿る。
側から見れば、まるで謎かけのような会話。]
制御に問題があるとは、思っていたが。
やはり、同じ能力を有する以上は、耐性がある――か。
[傍らに置いた端末に、結わえられた飾りに指先で触れる。
二つの鈴のうちの、一つ。初めから在ったほうは、音を奏でない。根元、紐と繋がる部分には、尾の生えた玉。母の胎内で眠る胎児にも似た形。
失敗かな。声無く呟いた。]
確認を取るか否か。
[わざと流されたと思しき声にクッと哂う]
まあ彼なら。
いきなり来ることもない、と思えるか。
[そのままビルの端から外へと足を踏み出す。
落下は着地の直前で緩やかなものとなり、僅かに浮いたまま声の方へと移動していった]
[近づく気配に、すい、と細くなる蒼。
周辺は、今はあらゆる意味で『自分の空間』。
何か事あればいくらでも対処できるから、と余裕は崩さず]
よう、散歩か?
[近づく気配にかける声は、軽く。
左手の、半分ほどになった包みと合わせても、妙に日常的なものを感じさせるやも知れず]
まあそんなところだね。
ここが一番「いつもの」の感覚でいられるところだから。
[地面に足をつけないのは警戒の為。
それでも相手の方が『有利』であるのは承知の上]
おくつろぎのところすまないね。
あなたならまだ話せるかと思ったものだから。
[チラリとその左手の包みを見て。
この状況ではまるで平和の象徴のようなそれに、揶揄うような笑みを零す]
大切な彼女からの贈りもの、かな?
[降り立たない様子に、くく、と笑う。
さすがに、こちらの糸の事は、わかっているようで。
それ故のやり難さと面白さのある相手ではあるのだが]
「いつもの」ね。それは同意だな。
妙な話だが、こういう場所は見慣れてる。
[軽く返して。
贈り物、という言葉にはまーな、と、さらり]
[そもそも、「不要品」の話が真実ならば、危うい立場なのは彼女とて一緒で。
それに「実験」が失敗したとなれば、使い捨てられるのは目に見えていた。
しかし尚も、彼女に感情のいろは窺えない。
まるで関心の無い様子だった。
深い緑の眼は、何処か、異なるものを見ている。]
この手の場所が一番落ち着くというのも寂しい話だけれどね?
[これだけ設備も環境も整っているのにと。
揶揄するのは相手か自分か]
それはそれは。
大切な「身内」がこの中にもいるということか。
[さらりと返されたのには、おやとばかりに片眉を上げて。
続けてその目が僅か真剣な色を帯びる]
戦いたくない、とは言わないよ。無駄だろうし。
けれど聞いておこうか。勝者の権利をどこまで求める。
[明確な答えなど期待はしていない。
彼がどのように反応してくるか、それが重要]
寂しいかねぇ?
……俺にとっちゃ、こっちが当たり前だしな。
[物心つくかつかないか、という頃に、着の身着のままとロザリオ一つで廃墟に放り出された身には、それ以前の記憶などはなく。
故に、特別思う所などはないようで]
ま、そうとも言う。
[『身内』、の話は否定はせず。
続けて投げられた問いに、蒼はやや、険しさを帯びる]
勝者の権利……栄誉とかって、アレか。
そも、それ自体に興味はないね。
俺は、この馬鹿げた『遊戯』をとっとと終わりにして、帰るだけだ。
[もう一つ、理由がない訳ではないが、それは語る必要もない、と口にはせず。
ただ、その思いを写すように、朱の紋様の上で糸が震えた]
…そういえば。
薄々気付いてたけど、下手したら吊り手最大6に増えるんじゃね…?
考えられるのが今回の偽装GJ、妖魔噛み、GJ…の3回だから
10>[9]>8>7>5>3>1
――うん、華麗に増えてますね手数…。
…これだから。これだから吊り襲撃重ねはー!(ごろごろごろ)
もういいやい、パターン計算は後半にやるやい。(めそめそ)
/中/
マジか!
中々マゾイよ、二対一って!
……とはいえ、ルールとして処理できるかどうかの可能性は凄くみたいと思ってるのは、ある。
バックグラウンドでちまちまと考えてみよう。
……ってー、勝敗判定とかどうするよ(笑)。
僕にとっても、もはやそうだけれどね。
[過去に憶えているのは限られた空間だけで。
その記憶よりは廃墟区画での生活の方がよほど人間的で]
そうか。ありがとう。
この『遊戯』を馬鹿げてると言えるなら何よりだ。
[震える糸とその向こうに垣間見える色を静かに見て]
…前言撤回しておこうか。
できればあなたと戦うのは避けておきたいものだ。
その方が得になりそうだから。
[唇の端を上げて薄らと笑う。
そのまま距離を取るように後ろへと滑り]
だが僕にも目的はある。それが必要となれば厭いはしない。
その時は…お互い様にね。
/*
チーム制に加えてプラス縁故…… だと、
バトルの方向性が限られて、非常に面倒だという感想。
あくまでもバトルRP「村」である以上、
好き勝手にバトルすれば好いというものでもないのですから。
ああ、別段、オトフリートの動きに不満がある訳ではなく。
逆に、動いて頂いて感謝しています。
/*
何か、カリカリしていていけませんね。
あれだ、アーベルがチョコ食ってるからだ……!
[関係ねえ。]
基本的には、メモでの意志表示は好まないのですが、
この村だとコアタイムのずれがあるからいいんじゃないかな。
これが馬鹿げてなかったら、なんだってんだよ。
[軽く言って、肩を竦める]
……そも、避けたいって言って、はいそーですか、と避けられるモンじゃねぇだろ?
それなりに手の内知ってる者同士、邪魔になりやすいのは、確かなんだしな。
[距離を開ける様子に、蒼を細めつつ。
行動を起こす事はしないが、張り巡らせた糸には、いつでも意思を伝えられるように]
…ちょっと。ちょっとだけね。
何か、チーム戦の意味ねぇなーとか思うのは気のせい…?(けら)
結局vs人狼戦にしか持ち込む気がなさげな設定とか
○○とは戦いたくないから、とかで相手決めるなら
個人戦でも一緒じゃーん、とか何とか…。
ぼんやり思うんですよ。うん。
別に対立必須とは思ってないけど、揃いに揃うと。さ。
…ん、終わり。
仕事さっさとこなして気分切り替え切り替え。
それはそうだ。
[笑みを深くしつつ左手を引き上げた。
必要となれば糸を斬るか弾くかできるように]
邪魔をするならやるけれど…?
[露草色の瞳が僅かに赤みを帯びる。
自身の意志で能力を使う時の前兆]
[瞳にさす赤に、くく、と笑う]
……何が邪魔になるのか、の基準なんて、曖昧な気もするがね。
[ぱきり、乾いた音。
チョコレートをもう一口かじって、残りはポケットへ]
んでも、邪魔になりそうなのをそのままほっぽっとくのも、無計画かねぇ、という気もするし。
[ゆら、と揺らぐ、糸]
……Tanzen Sie einen Faden!
[解き放たれる、言葉。
張り巡らされていた糸が、文字通り踊る。
波打つ動きと交差は、幻惑するかのように。
その幻惑に紛れるように、軽く、地を蹴って、距離を詰めようと動き出す]
/中/
自分で言うのもなんだが。
このワイヤー・バトルってのは、物凄く難易度高い。
特性を遺憾なく発揮するには、確定描写が要求されやすい、というのがポイントなのだよな。
絶対確定をせず自由度を残し、かつ、わかりやすく描写する必要がある、という点で、ひっじょーに、難しい。
……ええ、実は銀糸の幻魔のギャロットワイヤーの方が、なんぼかラクです……。
ッハハ!
[左手から刃が飛び出す。
動きの阻害となる糸は切り裂き、右手を振るい電子を舞わせて振り払う。一気に詰められる距離に緋色の瞳がニィと笑う]
膠着状態は嫌いって?
そこは賛成だね!
[右腕が火花を纏う。
その軌道に向けて振るえば一条の光撃が伸びる]
[糸が切り裂かれるのは、想定内。
軽い衝撃が意識に伝わるが、気にせずに]
うだうだ悩んでても、『帰れる』訳じゃねぇしなっ!
[伸びる光撃に、とっさに左方向へと跳ぶ。
着地後低く身構えつつ、残った糸を手元に引き戻し]
Erstarren Sie….
[糸に加えるのは硬質化の意思。
これを加えると多少『重く』なるが、攻防どちらにも使い易い、という利点がある]
……せっ!
[腕を振るい、硬さを具えた糸を走らせる。
狙うは、足元への打撃]
チッ。
[躱された電撃を再び放とうとして。
足元に伸びてくる糸に舌打ちしながら逆側と跳んだ。
磁場が乱れて浮力が落ちる。足元の瓦礫を蹴って相手の懐近くへと飛び込み]
終われば確実に帰れると?
少々甘くないか!?
[左手の刃が光を帯び、相手の体内へ直接電流を流し込もうと迫る]
−頭部・湿地帯−
[小石を拾いあげ、湖に投じる。
放り投げただけのそれは、ぽちゃんと音を立て、水面に波紋を生んで、沈みゆく。
瞬きもせずに、見送った。]
[くい、と糸を引き戻し、両手の間に張り詰め。
迫る刃を押し返すように、それで弾く。
とはいえ、電流を打ち消すのは難しく、軽い衝撃に刹那、息が詰まった]
そこまでごちゃごちゃ考えてたら、動けやしねぇだろっ!
俺にゃ、組織の柵も都合も知った事じゃねぇ。
甘かろうがなんだろうが、自分のやりてぇようにやるだけだ!
[怒鳴るように返しつつ、乱れた念を再度、集中して]
Ein Faden geworden die Klinge!
[左手を糸から放し、刃へとその質を変えて。
くるり、返した右手を下へと振り下ろす動作に合わせて振り下ろす──否、斬り下ろす]
[左腕で迫り来る糸を受ける。
ギィン、という音を立てて刃と刃が噛み合う。
咄嗟に右手も添えるが、力負けするのは分かっていた]
く…っ!
[背中から一度地面に叩きつけられる。
追撃を躱すためには]
Schild!
[コマンドワードで球状の塊を一気に生み出す。
威力としては弱いそれを叩きつける様に相手へと投げて。
その隙に磁場を組み直し、慌てて起き上がると距離を取ろうとした]
Schneiden Sie es……
[態勢の大きな崩れ、それを突くべく次の言葉を紡ぎかけた所に投げつけられた、塊。
威力的に弱くとも、直撃すれば衝撃は大きい。
獣化しているならばともかく、そうでない状態では、防御性能はかなり、低いと言えるのだから]
……くっ!
[素早く斜め後方に飛びずさり、直撃を避ける。
その間にティルが態勢を整え、距離が開けるのが視界に入った。
舌打ち一つ]
さ、すが。
手の内を知っている相手はこれだから。
[それは相手もなのだろうが。
距離が取れたことを確認して大きく肩で息をした]
今は仕掛けるつもりじゃなかったのでね。
悪いけれど仕切り直させてもらうよ。
…二対一になれば不利だし。
[一瞬だけ視線を別方向へと投げる。戦闘中にはまったく気付くことの出来なかったそれに唇を歪めて]
ではね!
[体内電流を操作、脚力を一時的に高めて。
磁場の反発も利用しながら一気に後方の廃墟へと跳んで*紛れた*]
/中/
返しが拙くてごめんなさいですよ。
でも楽しかった。やっぱりこことのカードは実に楽しいっ!
たすくさんありがとーっ!(ぁ
で、こっちも半までに出かけないといけないのでした。あわわ。
駆け足になりまくってしまったのもごめんなさいー!
手の内に関しちゃ、お互い様だろっての……?
[小さく呟いて。
廃墟に紛れていく姿を見送る。
追うのは容易いが、今はそんな気にもなれず、何より]
……あんま暴れると、溶けるし。
[どこかズレた呟きを零しつつ、糸の刃化を解いて引き戻す。
切り払われて多少短くなっているはずのそれは、いつの間にか元の三分の二ほどの長さまで戻っていた]
―回想―
[その日の朝も、ご飯を用意してくれたアーベルに尻尾を振り――
もとい、翼を振り。
すっかりご飯の心配もしなくなった彼女は]
おでかけ――?
いってらっしゃ、い。
[食後に林檎を楽しんでいたところへアーベルが出かける素振りを
見せれば、大人しく林檎を齧りながら自室へと戻っていった]
私もおでかけ、しようかな。
[先日のお小言はしっかり覚えていて、
あまり遠くへは行かない―廃墟の中をふらふらとお散歩]
―回想終了→中央部廃墟の何処か―
[今にも崩れそうな寂れた建物達。
その中には、彼女の興味をそそるものは山ほどあって。
散策に夢中になっている内に時間は過ぎて行く]
――――?
[そうしてどのくらい経っただろうか。
ふと、見知った声が聞こえたような気がして顔を上げた。
鉄骨の剥き出した廃屋の窓から身を乗り出して見渡せば、
見慣れた人影が一つ、そしてもう一つ。
けれど、彼らの様子は常のものとは違い]
喧嘩――?
[アーベルが劣勢というわけでもない。
近づけば、邪魔になるだろうかとか。
また『危ない』と怒られるだろうかとか。
そんな事を考えながら、窓から上体を乗り出したまま
緊張した面持ちで彼らの様子を*眺めていた*]
ランプ屋 イレーネが「時間を進める」を選択しました。
/*
うーん……
建物という拠点がある以上、
わざわざ中央部以外で戦う理由が見つからない。
おびき出す、くらいしかないような。
…いた、た…。
[うっすらと目を開く。
どれくらい眠っていたのだろうか、全く分からなかった。
ゆるゆると、ぼやけた視界がひとつに重なる。]
…ここ、どこだっけ?
ボク、どうしたんだっけ。
[ゆるりと体を起こす。
腕や足に包帯が蒔いてあり、曲げにくい。]
いたた。
あー。
そうじゃん、ボク、負けたんじゃーん。
[見上げると、自分の腕に管が刺さり、脇に立てられた点滴がぽたり、ぽたり、と落ちるのが目に入った。
頭がくらくらする。]
─中央エリア・廃墟ビルの屋上─
[十分な休息の後、屋敷を出て廃墟を歩く。
一帯の中で一番高いビル─とは言えそこもまた廃墟となり崩れかけているが─の屋上へと上り、視線を遠くへと投げかける]
…温かさで動く…。
そんなことで動くようなら、このような場所に居るはずが無いだろう?
情など、邪魔にしかならない。
[先日のイレーネの言葉を思い出し、冷めた視線、冷めた口調で呟く。
仕事での参加、命じられたもの。
『遊戯』を盛り上げるために送り込まれたのならば、他人への情など邪魔でしかなく。
持ち合わせる必要も無い]
…楔と言う名の小石は投げられた。
静かにたゆたう水面に投げられた小石。
その波紋はゆっくり、少しずつ広がっていく。
一人脱落したことで『遊戯』の現実味は帯びる。
他の者も静観を決め込んでいる余裕は無いだろう。
歯車は回り出した。
全てが終わるまで───止まらない。
[すい、と視線を天へ向ける]
楔は打ち込みました。
これで良いのですよね──主様。
[この場には居ない、しかしここを見ているであろう主人に対し言葉を紡ぐ。
その口元はほくそ笑んでいたことだろう]
[視線を天から周囲へと転じ、しばし辺りを見回す]
………ところでここどこでしょうか。
[歩きすぎてしっかり迷っていたとか何とか]
…出口、探さないと。
このまま殺されるなんてゴメンだしね。
[もぞ、と動く。
手をぐ、ぱ、と何度も開きなおす。
左二の腕と左モモ、右腰あたりと右ふくらはぎあたりが傷むのが分かった。
利き腕の右腕は、無事。]
[ティルを見送り。ふと、気配に気づいてそちらを見やる]
ああ、イレーネ。
[外、出てたのか、と笑って。
何があったのか、大丈夫か、と問われたなら、勝負してた、と大雑把な説明をして、怪我はないから大丈夫、と。
多少、疲れがあるのは、いつもの事。
糸を操る念動力は、獣化能力程ではないものの、心身に負荷をかける。
その辺りは念動力の覚醒が中途半端なためであり、設備の整った場所で十分な鍛錬を積めば疲労は段違いになる、と。
そんな話を聞いた事はあるが、当然の如く、実行に至ってはいなかった]
[話が終われば、また、ふらりと廃墟の奥へ。
目指すのは、先日見つけたピアノの所。
イレーネが一緒に来るなら、例によって好きにさせて。
ふらり、やって来た場所で鍵盤から音を紡ぐ。
零れて落ちる、柔らかな旋律]
―地下―
[カツン、 高い音を響かせて歩みを止めた。
もぞ、と僅かに動く白のシーツに、気付いて
ゆるりと視線を向ける。]
――…、嗚呼。気がつきました?
[静けさの漂う地下に、僅かに反響して、消える。
その口調には、何の色も見えずに]
/*
折角なので、鳩から絡みに(まっすぐ歩いて帰れ)
*/
/*
坂道で、勢い良くこけました!
膝も着かずに前のめりにコケたのは、小学生以来です!
手と脇腹と、とりあえず体が痛いよ!
ついでに、起き上がろうとして後ろにもコケました。
尾骶骨が痛いです先生!
雪の坂道は、キケン。
*/
/*
1:北部 2:東部 3:南部 4:西部
5・6は振り直しで。
あ、いや。1d20でやれば割り振りし切れるか。
とぉっ! [11]
*/
/*
南部か。
誰かに昨日姿が見えなかったことを言われた場合は「砂漠で遭難してた」とか言う予定だったんだけど(ぉ
何この空気の読みっぷりw
*/
[向けられる指には翠をすぅと細めるも、咎めることはせずに。
薄らと笑みを浮べたまま、僅かに首を傾ぐ。 さらりと金が揺れて。]
俺の事を知る必要は、無いですよ。「エンジェルリッパー」
――いや、クリューガーと呼んだ方が良いのかな。
[俺は、ある程度データを貰ってるから知ってますけど。
相手を見据えたまま、浮かべた笑みを深める。
組んだ腕を解いて、口許を隠すようにへと手を添えた。
――リィン、と。
何処かで、小さく音が響く。]
/*
だいじょうぶ!
さかみちは うかいすることに したよ!
もうこけない!(…)
*/
…うん?ボクの事知ってるの?
ねぇ、じゃあここからどうやったら出られるか、知らないかなぁ。
ボク、ここにずっといる気無いんだよねぇ。
殺されるかもしれないしさぁ。
[首を傾け、じ、と口元を見詰める。]
[鳴る鈴から聞こえる声は――
ああ、そうか。
歪められていた記憶が正されていく。
己の真実は虚実であったと知る。]
…ック、ハァ。
[廃墟の一角、周囲に気配が無い事を確認してずるりと座り込んだ。
背中の打ち身そのものもだが、それより無理矢理に身体強化をかけたのが響いていた。ジンジンと鈍い痛みが走る。
死に掛けてから成長していない身体。瞬時の能力は引き上げることが出来ても、耐久度は低い]
長引かせるのは拙い、な。
どうせ監視者もいるんだろうし。一度賭けに出ておくしかないか…?
[今はとにかく回復を図る。建物まで戻った方が良さそうなのは分かっていたが、その途次に何かあった時に対応できるところまでは現状でどうにかするしかなかった]
さぁ、如何でしょう?俺は此処から出られますけど
…貴女は、無理なんじゃないですかね。
――尤も、知ってても教えるつもりは有りませんし。
[敗者は敗者らしく、大人しくしていて頂かないと。
くつりと喉を鳴らして、相手と同じようにゆるりと首を傾ぐ。
向けられる視線にも、薄く笑みを浮べたまま。
ふと、耳へと直接響く声に、ゆるりと視線を向ける。
ポケットからねじ込んだままの携帯端末を引っ張り出すと
碧の紐で結ばれた小さな鈴を、軽く指先で弾く。
ちりりと、音が鳴った。]
…ああ、まぁ。良かったですね。
これで眼を覚まさないとなると、色々問題ですし。
[痛手を負った目の前の少女には、
何たる会話かさっぱりと理解出来ないだろうが。]
/*
いや、本当大丈夫です!(ぐっ
坂道登ろうとしたら、思いっきり前のめりにコケただけで。
膝も着かずにコケるとか、小学生以来でうふふ(おまえ)
怪我も無いんで、平気ですよー。
*/
[薄く、空を覆う雲。湿り気を帯びた空気。
それはこの地帯の特性であって、雨の前兆ではない。
天のひかりは覗いている。
けれど、]
……降るかな?
[ぽつりと呟いて、鞄に目を落とした。]
…知ってたら教えて欲しいなぁ。
ね、ボクが怒らないうちに、さぁ?
[右手をぎゅ、と握ると、手首に巻きついていた黒いものが布団の下でぐなりと曲がると、長い棒になり。
その棒で掛け布団を跳ね上げ、そのまま右手を前に出し、エーリッヒの方へと突き出す。
更に黒い棒が伸び、その咽元へと届く程の長さでぴたりと止まる。
じ、と見たままにっこりと口元は笑い。]
少年 ティルは、シスター ナターリエ を能力(守る)の対象に選びました。
/中/
事故防止。一応まだナタ様守護で(笑)
さて、バトルするのは全然構わないのですが。どうなるのかなぁ。他の人達の動きが読めなさ過ぎて実は悩んでる(苦笑)
僕も昨日までは動き悪すぎたのでなんともはやですけれどね…。狼陣も積極的に戦いに来て欲しいな?なんて。
身代わりシステム凄く面白いのですが、このあたりの調整がまた難しそうですね。動きにくい原因にもなってる気がするような。
とりあえず現時点での感想として置いておいてみます。
[咽元へと迫る黒い其れへ、ゆるりと視線を落として。
再び、目の前の相手へと翠を向ける。…小さく、溜息を零して]
――大人しくしていろと言ってるじゃないですか。
[冷やかに、ぽつりと言葉を零す。
同時に袖上から、内へと隠された留め具パチリと外して。
滑り落ちた細身のナイフを左掌へと素早く収めると、
相手へ向けて、振り下ろした。
腕から放たれた白銀は、光を残して真直ぐに。
少女の腕へと繋がれた点滴のコードを掠めて壁へと突き刺さる。]
――次は、当てますけど?
[向ける響きは、冷たい壁に反響して冷やかに。]
…「ご主人様」?
[響く声に、一度ゆるりと首を傾いで。
――嗚呼、そういえばモニタに残る記録で
その様な事を言っていたか。と思い当たる。]
……ご主人様に捨てられていないか。だそうですよ。
尤も、それだけ元気なら聞くまでも無く大丈夫そうですけどね。
[咽元へ黒を向けられたまま。
相手へと視線を向けて。聞かれたままの問いを投げる。
響きを聞く限り、本人に然程興味は無い様だけれど]
/中/
うむう。
多角的観測から、今日は村側でバトル二戦起こすべきなのだが。
共鳴組の動きがないのがきっついなあ……。
身代わりフラグがたっている俺が入るバトルだけだと、色々とアレというかなんと言うか。
……っつーか、うん。
なんというか、あれだな。
鉄板の身代わりフラグが乱立すると、それもそれで厳しくなるのねー(汗)。
五神村では、色々と考えてみないとだな……。
[小さく破れた点滴から、液体がぴしゃ、と頬へと飛んだ。
右手から伸ばした棒は、する、と手の中へと短くなるように収めつつにっこりとその金髪に縁取られた顔を見て笑い]
当たらないよぉ、ボク避けるから。
ん、でも…
[人差し指を頬にさし、首を傾けて]
ちょっと今は本調子じゃないしぃ、我慢してあげる。
でもボク出たいんだよぉ。
[えらそうにいいつつ口を尖らせた。]
/中/
なお、五神村ってなんや!? という突っ込みは終了後までお待ちください。
(そも、エピ入りしないと他には誰もこれ読めません)
や、うん。
狼囁囁聖聖聖聖聖天天辺りの編成で、狼と囁をGMポジションに置いて聖と天で対立図式組んでバトルする変則村とか閃いてたりなかったりするので(お前な。
降るといいな。
[足は中心部へと向けられていく。
人の居るであろう、場所へ。
じゃらり――玉が奏でる、音色。]
ひふみよいむなやここのたり
ふるべ ゆらゆらとふるべ
[響く、凛とした声。
朗々と、遠き国の詞が唄のように紡がれる。]
――闇罔象(クラミツハ)。
[黒が、揺らめいた。]
空を覆いしは雲 雲を作りしは水
落ちる水は寒き冬には六つ花となり
大地を白く包みゆく――
[まるで誰かに対して語るようにやわらかな声。
じゃらりと奏でられる音色と共に遥かの遠くまで。
紡がれる旋律に重なるように。]
<言の葉通りに、空は翳りゆきて、>
貴女に向けて投げたところで、避けられてしまうでしょうね。
…でも、このコードが完全に断ち切られるのは
――早い回復を望む今の貴女には、好ましく無いのではないですか。
[此処を出たいならば、尚更。
何処か挑発的に、ゆるりと首を傾いで見せて。
…引き下がる黒に一度翠を瞬けば、此方も戦意を無くしたかの様に
徐に壁へと刺さるナイフを抜き取った。]
我慢して頂けるようで、それは何よりです。
其の調子で、刻が来るまで大人しくしていらして下さいね。
…今は暇でも、その内『仲間』もいらっしゃいますから。
[何の仲間かとは、口に出しはしないけども。
翠を細めて、浮かべた笑みから。安易に想像は着くだろうか]
仲間ぁ?
ボク、仲間とか居ないよっ。
ボクは、ボクの…
や。
ご主人様の望みどおり、動くだけだ、しぃ。
[白銀を抜く様子をじ、と見ながら、それでも右の手の中、短くした黒い棒は握り締め。
にっこりと笑いながらも、目をぱちぱちとして。
少しの眩暈。]
あーもうっ。
ちゃんと動けないのってほんっっとー、イライラするっ!!
[ぶん、と右手を振る。
黒い棒が一瞬鎌へと変わり、枕が避けて中の羽根が散り、部屋中にちりばめられた。]
――遊戯に負けた者同士、傷でも舐めあっていたら如何ですか。
…と言う意味ですよ?
[くつりと、喉を鳴らして。白銀に煌く刃を仕舞い直すと
黒い棒を握り締めたままなのは承知しつつも、
躊躇う様子も見せず、ひらりと手を振って相手へ背中を向ける。
真直ぐに向かうのは、地上へと向かうエレベーター]
ご主人様のお望み通り動けるのなら
どうぞ、お好きに動いて下さっても結構です。
[この場所から出れるのなら、ね。
冷やかな響きを残して、鉄の扉の開いた先へと、踏み出して。]
/中/
とかゆーて、影響ある人いたらごめんorz
PC能力の描写という意味合いもあるようだし、企画視点ではこのくらいはおけなのだよね。
いや、ここで言っても仕方ないけど!
[エーリッヒの言葉には、ぎゅぅうう!と眉を顰めて。]
感じわっるーーい!!
ボク、キミの事きらーーいっ!!
[羽根が飛び出て半分になった枕を、投げつけた。]
超、斬りたいっ!
元気になったら斬るっ!
[びし、と指を差し。]
『ん――上手く行った、かな』
[ぱさりと、折り畳み傘を広げる。
白のちらつく廃墟を見つめ、眼を細めた。
虚偽の言葉は、奏でられる音と声により、真実と成る。]
白く、白く、白く――
全てを覆い尽くすように。
[しん、しん、しん、と。]
[ふ、と、感じた違和感めいたもの。
すぐ側の窓の方に視線を向ければ、舞い散る白]
……。
[旋律を紡ぐ手を、一度止めて]
Obwohl ich sage, das ich in Winter kalt bin.
In der Tat bin ich sehr warm.
Die Warme einer wichtigen Person.
Es wird so nah empfunden….
[再び織り成し始めた旋律と共に、小さく、歌めいたものを呟く]
嗚呼、嫌って頂いて結構ですよ。
好かれる心算も、ありませんから。
[振り向き様に、笑みのまま飛んでくる枕を片手で受け止める。
ばふり、と空気が鳴って。僅かに羽根が跳び散った。
指差す相手に、くつりと、喉を鳴らして。]
――元気になったら、お待ちしていますよ。
「エンジェル・リッパー」
[静かに、冷やかに。言葉を投げる。
――鉄の扉が、*閉ざされた*。]
[音を奏でる事に気を取られて、
ユーディットへの問いの答えが返ったかは、知らず。
そして――
鈴により伝えられる音波が影響を及ぼすとは、思わず。]
―???―
[余程注意していなければ判らない程――微かに響く低い駆動音。
其れが止んで、暫しの後。
白い壁に隠された鉄の扉が開かれる。
――モニタールームに誰の気配も無い事を確認して
ゆっくりと室内へ、足を踏み入れた。
モニターから洩れる音声の中に混じって、カツ、と足音が響く。]
……、…
心配する必要も無かったですね。
[むしろ五月蝿い。と、僅かに眉を寄せたままぽつりと呟く。
受け止めたままの、羽根が飛び出て半分になった白い枕を
無造作にモニタールームの端へと放り投げれば、
部屋の隅でばさりと羽根が舞い散った。]
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました。
<雪は、平等に降り注ぐ>
[紡がれる音の聞こえし者に、平等に。
其処が何処であれ。
それは――つくられた真実なのだから。
天の降らす六つ花はなく。]
<目に映る白も、手に触れる冷たさも、解けゆく滴も>
[全て、全て。
うたかたの夢。]
/*
そう言えば、音伝わってしまうよなと、補足しておきます。
言霊は、要するに「音の伝わる範囲に幻影を見せる」能力です。
アイテムを使って、範囲の拡大を行っていますが。
ただし幻影とは言え、抗う意志の力が足りなければ、真実と変わりはなく。
五感の全てに訴えてきます。痛覚も無論、感じると。
なお、範囲外の人間が当事者を見ると、間抜けなこと間違いなし。
*/
帰る、か。
[ふと思い出すのは抜けたグループのこと。
いつかは戻ると約束した人のこと]
でも今はそれ以上に。
[負けられない理由はあった。いつかを引き寄せる為にも。
恐らくはもう消えているのだろう彼との約束の為にも。
何よりも、自分の未来を再び掴み取る為に]
―廃墟の過去―
[日碧と騒いでいたら、そこに現れたのは裸足の李雪。
一瞬あっけにとられ、それから重いため息]
…李雪。
[眉間に皺寄せ、小さく息をはくと少女の前に立ち、腰を屈めてその目をじっと覗く]
[流れてくる柔らかな旋律。
やがて空から白が降ってくる。
壊れた天井から舞い降りるその一片を手に受け止めた]
Es schneit.
Das Weiβ, um sich darauf zu wickeln, ist schon.
Es ist nachst Tur zum Tod.
[途切れた旋律が再び流れ出す。
その音を振り払うかのように、小さく紡いで]
―― Kampfformanfang.
[息を吸い、その言葉を口にする。
露草色に戻っていた瞳は緋色…昼間より鮮やかなそれに変化した]
[ふと。響いた音に、ゆるりと瞬く。
鈴の音が紡ぐ韻は、此方への伝言ではなく――]
――、…。
[と、白い羽根と共に、ふわりと舞い降りた白に気付いて。
掌に触れるように舞い降りた冷たい其れに、僅かに眉を寄せた。
本来ならば、室内に降るはずの無い、其れ。]
……、…少しぐらい考えれば良いものを。
[溜息混じりに、ゆるりと視線を上へ向ける。
恐らく、屋外に降り注ぐ程では無いにしろ――
まさかモニタールームに影響は出ないだろうな、とぼんやり考えて]
/*
ある程度、能力について知ってることにしちゃいましたが、オーケイ?
耐性は無い方向で。せっかくなので反映してみたり。
*/
[壊れかけた建造物から出てきた影の表情はどこまでも硬い。まるで仮面のように。
舞い踊る白はしかし周囲で軌道を逸らされてゆく。
展開した磁場はそれまでの比ではなく]
いくよ。
[小さな呟きもどこか冷たい色を宿して。旋律の源へと駆け出した]
/*
一緒に仕事したことになっていますから、構いません。
ただ、以前とは使い方が大分異なりますが。
基本的に人(精神のあるもの)対象なので、無機物に被害はなく。
*/
Weil es die Sache gibt, die ich in der Seite schutzen will.
Ich kann keinen Art von hotness gebaren.
Diese unersetzliche Warme.
Wenn setzt fort, es zu schutzen; in diesem Himmel.
Ich werde versprechen….
[旋律が、止まる。
それまでは静かだった蒼が、険しさを帯びた]
……さて。
[行くか、と。声に出しはしないものの、呟いて。
鍵盤の蓋を閉めると、ふらり、外へと歩き出す]
…人が居なくて、よかった。
[冷気によって少し冷えた指先を握り込みながら、ポツリと呟く。
――何故寒そうなのかと問われかねない。
今誰かが来たところで、降り注ぐ六花は“見えていない”のだろうから]
/*
了解です。
とりあえず、俺本人にだけ感覚作用が有ると考えれば良いかな。
…何処まで、表で出して良いものか悩みますが。
[既に事後報告な予感]
*/
何もかも、消してしまう程に。
降り頻ればいいのに。
冷たくて、寒くて、
何も感じられなくなるくらいに――
<呼応するように、降る白が強まる。
ほんの一時、それは、吹雪の如くに>
『ああ、駄目だ』
[ふるりと、頭を振る。
自身まで、凍えてしまいかねない。]
……優しく。柔らかく。
<勢いは、収まる>[傘をくるりと回す]<白が舞い散った>
[やって来た姿に、微か、笑んで]
……よ。
[ひらり、右手を振る。
手首には、鮮やかな朱の紋様]
随分と、元気がいいねぇ……黒妖犬。
[先ほどとは、明らかに違う様子に、蒼は険しさを増すが、口調は常と変わらず、飄々として]
―回想―
[決着や如何に、小競り合い程度のものだったのか
すぐにティルが立ち去ったのを見て何故か安堵する。
緊張を緩めたところでアーベルからの声に、窓に足をかけて
飛び立つと彼の元へと降り立つ]
大丈夫、なら。
[良かった、と頬を緩めるが。
勝負、という単語には僅かに表情を曇らせた]
…靴ぐらい、履いてこい。
[あきれ混じりに呟くと、ちらりと日碧の方を申し訳なさそうに見て]
…悪い、先に戻る。
[小さく肩をすくめ。
屈んだまま李雪に背を向ける。
乗っかれ、とばかりに]
[アーベルが廃墟の奥へと向かえば、それに着いて行く。
そこにあったのは、洋琴――ピアノ。
彼の音が聴けるのか、と悟れば邪魔をせぬよう部屋の片隅に
大人しく鎮座して流れる旋律に耳を傾ける。
やがて、窓の外にちらつく雪を見れば]
――ふゆってほんとはあったかい。
[と、ぽつり呟いただろうか。
それは、彼女の言葉ではない借り物だけど。
きっと彼女は彼女なりにその言葉の意味を知っている]
銀翼の孤狼。
[相手の名を呼ぶ声も響きを変えて。
応えるように上げた左手から銀刃が覘く]
時を進めよう。
全てが手遅れになる前に。
[口元の笑みは作られたもののように。
告げると同時、伸びる銀は雷光を帯びた]
[ふらり。
方角も分からぬまま足を向けたのは南の方向。
あと少し移動すれば廃墟から砂の広がる熱所へ辿り着く。
その境目、砂地へ足を踏み入れる直前。
ひらりと舞い落ちる白]
…紅とも、黒とも対比されしもの。
時には全てを覆い尽くすもの。
そして──何にでも染められ易きもの。
無垢なる者もいずれは何かに染められる。
まっさらであるからこそ、影響されやすい。
[脳裏に浮かぶのは昨日言い合った少女。
彼女の純真さは、背に生える白き翼が象徴しているようにも見えた]
ふ……ならば対立するのも当然。
紅でもあり、黒でもある私ならば、尚更。
彼女は一体どんな色に染まるのかね。
絶望の色に染まって欲しいところではあるが。
[宙を舞う白をひとひら、その手に収めて握り締める。
柔らかなそれはすぐに手の中で水と化し、色が無くなる。
黒き燕尾服に白き雪が舞い降り、覆っていく。
それを厭うかのように砂地へと足を踏み入れた。
気温の高い南部・砂漠。
黒を覆った白はすぐに消え失せた]
[声の響きの違い。
そこに込められたものは何か。
そこまで考えはしない、けれど]
……手遅れだかなんだか知らんが、このまま止まったまんまじゃどうにもならんのは、同意だしな……。
[口元に浮かぶのは、孤狼の笑み]
Ein Faden geworden die Klinge…….
[糸に加えられるのは、刃]
……始めると……するかっ!
[言葉と共に、糸が舞う。
まず左へ、そこから右へ、大きく腕が振られ。
糸は一度たわんだ後、左から右に抜ける鋭い斬撃を放つ]
[アーベルが鍵盤の蓋を閉め、外へと向かう。
その後を追うでなしに、そっとピアノに近付くと
見よう見まねで鍵盤の上に指を滑らせてみた。
彼女の知る歌は少ない。
その少ない歌の一つが、彼の奏でる歌。
外の様子も露知らず、右手の人差し指だけが鍵盤を辿る]
/中/
対戦中の庇いは考えてなかったorz
チーム間だと、一方が待機することでどうにかなるけど、フリーで庇える連中は、そこら考慮しないとならんかったのだった……とほりorz
(取りあえず考えよう。超高速で)
進まねば手に入らない。
[右より襲い来る糸に向けて刃を跳ね上げる。
絡まる前に、強度のあるうちに弾くように上空へと振り抜いて]
そうだろう?
[静かな問いを口にしながら、半歩左へ。
しなやかに右手が半円を描き、二条の電撃が時間差を持って糸の使い手へと襲い掛かる]
<薄っすらと雪が、地面を白く染めていく。
けれども積もることはなく、ただ、色を変えるだけ。
靴の爪先が、細かな結晶を蹴る>
[本物と、まるで変わりはない。
旋律からつたない音へと変わった音を探すように、足は廃墟の奥に向いた。
その発生源のある場所は、一度赴いた事があった。
ゆえに、辿り着くのは容易。
途中の争いの音は聞こえたが、立ち止まりはしなかった。]
…………。
[白い球体が少女の瞬きにあわせ明滅する。
目の前にはユリアンとユリアンのおともだち。
目線を合わせるユリアンにおずおずと。
…靴のことを言われても、
それが何かを知っていても、少女自身用は持っておらず。
困ったように眉を八の字。]
[背中を向けられれば、瞬間泣きそうになる。
……発された言葉に、言われたとおりしがみついて
泣きそうになったのとは違う理由で泣きはじめ]
[冷えた指先を、一度握って、緩める。
モニタを操作するボードへと、歩み寄って。
撫ぜるように触れると、何処か慣れた手つきで操り始めた。
幾つも並ぶモニタに映し出されるのは、各エリアの中継。
散らばる人影を追う様に、視点を切り替えながら
必要な映像だけ、拾い上げてゆく。
接続を切り替えて、録画。転送。]
……こんなもんですかね。
[点滅するDL完了の文字。悴む指先でキーを叩いて、画面を終了させる。
――と、僅かに強まった白の舞に、小さく舌打ちを零した。]
[跳ね上げられた糸を、引き戻し]
ああ……立ち止まってたら、何にも掴めやしない。
[だからこそ]
俺は、先に進む……それを阻むなら、ぶち破るのみ!
[言葉と共に、迫る雷撃に、舌打ち一つ。
一条は避けられたものの、時間差で来るもう一条は、態勢的に完全には避けきれず]
ちっ……。
Tanzen Sie einen Faden!
[念を強めた糸を叩きつけるように舞わせ、力の拡散を試みつつ、後退して、直撃だけは回避した。
それでも、伝わる衝撃はかなり、大きい]
[ぽつぽつと紡がれる歌声は発音も危うげで。
到底彼のものと似ても似付きやしないけど。
そういえば、アーベルは何処へ行っただろう。
遠くなければ、空から探せば見つけられる。
そう思い、窓にまた足をかけようとして寒さにふると震える]
――さむ、い。
[近付く者の気配には、まだ気付かずに]
……、だから。
[――室内で凍死する心算は、無いんですがね。
直ぐに弱まった六花の舞を見上げて、眉を寄せる。
この降り頻る白の原因も、仕掛けも判っては居るのだが――
判っていたところで、少なくとも現状対処する術は
…残念ながら、持ち合わせて居ないのだし。]
――、…。
[溜息を零して。再び、キーを叩く。
再度モニタに映し出されるのは、――白を降らした少女。
右下に表示された、場所を示す数値を記憶に入れると
素早い手付きで――僅か苛立ち交じりに、画面を閉じた。]
[背中で泣き出した李雪についてきたらしい藍苺が若干気まずそうに姿をあらわしたのを見れば、僅かに苦笑する。
猫はするすると定位置の肩に乗り、ちらりと金の少女のほうを振り向いたが尻尾をくるりとくねらせれば、どっちもどっち、とばかりににゃーと鳴いた]
…じゃ、お先。お前も風邪引く前に戻れよー。
[李雪を背負って立ち上がると、手を触れない主の変わりに黒い仔猫は尻尾を間歩く振ってにゃあと鳴き。
しばらくして、二人の姿はメディカルルームへと移り、ベッドの上に李雪を降ろせば、無言のまま手当てを始める]
−そしてメディカルルームへ−
[もぞ、と起き上がる。
たっぷり寝たので、ねむたくはなかった。
むぃむぃ文句を言いながら、見上げると点滴は終わっていたので腕から針を勝手に引き抜き、部屋を出た。]
…あーあ、一張羅…。
[歩くと、スカートとエプロンがぱっくり割れている間から足が出、しょんぼり。]
破れるものならね。
[雷撃の軌道を追うようにして距離を縮める。
刃に纏わせた雷光の音が高くなり、白色の光となる]
こちらも掴みたいものがある。
[後退し糸で迎撃するのを見て、更に一歩踏み込む。
浮揚に回していた力が一時下がり、片足が地面についた。
そのまま左手の刃を突き込むようにアーベルへと伸ばす]
簡単に破れるとは思うな。
生き物たちは肩を寄せ合って、
厳しい冬の寒さにも耐えていく。
けれど、ひとりぼっちの子は?
雪をにくいと怨むのでしょうか、
それともきれいと思うでしょうか。
<灰色の空を舞う白はうつくしい。
生を奪う冷たさを有しているなど思えぬほどに>
……寒いのなら、暖めてあげようか。
[声は、イレーネの背後から。]
教師 オトフリートが「時間を進める」を選択しました。
[背後からの声に、室内を振り向く。
謎かけのように紡がれる言葉には]
ううん、別に――良い。
このくらいならまだ凍えないもの。
それに、寒い時はね。
温かいものをいっぱい感じられるんだよ。
[そう言って、手を自分の頬に当てて見せる。
冷たい指先は頬の熱を温かいと感じ、
掌の中心に触れる頬は掌を温かいと感じる]
……はっ……そうでなきゃ、面白くねぇってな!
[簡単に、という言葉に、笑う。
突き出される、白く輝く雷光の刃。
まともに食らえば、さすがに身は持ちそうになく。
雷撃を迎撃した後、一時力を失っていた糸に再び念を込める]
Verhaften Sie meinen Feind!
[命じるのは捕縛。
刃がこちらに到達する前に、本体を押さえ込もうと。
地面に落ちていた糸が力を得て、ティルを中心に螺旋状に舞い上がる]
[モニタ越しに映る映像には、白は存在しない。
在るのは、ただ、寒々とした鉄色の残骸の群れ。
月は煌々と地面を照らしている。]
[猫の声に球体6つ、緩やかに明滅。
球体は少女を背負ったユリアンを取り囲んで。]
[おともだちと一緒にユリアンの背に揺られながら
着いたのは、前にいた場所を思い出すお部屋。]
…………。
[そっと、寝台に降ろされ、
そっと触れられて、その足の痛さにやっと気づく。]
…なんだろ。
[操作盤のようなものがあるので、触ってみた。
ピ、と音がしていっぺんに沢山のモニタに電源が入る。
この「遊戯場」の、いろんな所を映しているようだった。]
へぇ。
ここから、誰かが見てる、のかなぁ。
じゃ、ここに居ればここに人が来るのかな。その人脅せば…出られたり、するのかな。ふふ。
[寒いと感じるのは、雪が冷たいから。
冷たい雪が降るから、ではない。
ならば、イレーネが温かいと感じるのは、
――温かいと知っているから?
同じように頬に手を当てても、頬が指先の冷たさを感じるだけだった。
体温を奪っていくようにしか、思えない。]
……わたしには、わからないみたい。
[首を傾げた。
しゃらり。
玉は絶えず、音を奏でている。黒は、深い。
それは、聞こうとせずとも、脳に直接伝わっていく。]
<雪は変わらず降り積もる>
[むすっとした表情のまま、手馴れた様子で消毒し、薬を塗布し、くるくると包帯を巻く。
その瞳は一度も李雪を見なかったし、ましてや声を発する様子もなく。
傷の手当が終わればわざと大儀そうにひとつため息をついて巻き終わった包帯の端をぽん、と叩いた。
終わり、と]
楽しむか。
確かに我らは悪魔とすら踊るもの。
[刃を突き込む直前、周囲の糸に視界すらも塞がれる。
刃ともなりうる糸に絡め取られるわけにはいかず]
Wendung!
[その身体に達する前に刃の軌道を変え、糸の一部を切り裂くように掻き分けて。
白刃に纏わせていた力を己の足元へと集中させた。
踏み込んでいた足を撓め、宙にあった足で作り出した磁場を蹴る。
包み込まれるよりも一瞬だけ早く上空へと跳び上がり、空を蹴るようにして後方へと移動して]
流石だよ、本当に。
[体勢を整え直しながら、再び刃へと雷光を這わせた]
…………言われたからって、
ユリアンが安全って確信出来なきゃ、
駄目なんだもん。
[大切な人の様子に、身を小さくして。]
[椅子に座り、足を抱えようとしたが左足は包帯が邪魔で曲げられなかった。
むっすーとした表情のまま、モニタを睨むように*見つめる*]
[体温が体温を奪っても、それは体温にしかならないのだ。
私が私のものを奪っても、それは奪うという行為にはならない]
分からない?
じゃあ、手が冷えてる――のかな。
でも、それなら手は貴女の頬を温かいと感じる、よ。
だから、絶対温かいの。
[それは、どちらかが実際温かいわけで。
その両方を感覚として同一人物が持つなら、
必ずどちらかが温かいと感じるのは道理。
彼女の持つ飾りが奏でる音がしんとした雪景色を背景に響く]
/*
えーと、もっしもーし。
これって俺が今外に出たら、どう見えるんですかね。
ここで外出たら、俺視点雪降ってないとか
少し面白そうかな、と思ったりしたんですがー。がー。
…それは。あり?
*/
─中央部・廃墟群─
[廃墟の屋上から屋上へ跳び移って散歩を楽しむ。
その服装は昨日までのシスター服ではなく、袖が大き目な長袖のシャツにジーンズ、そして髪をバンダナで纏めた動きやすい服装。
その腰には、鞘に収められた大振りのサバイバルナイフと拳銃。
トーン、トーンと軽やかに跳び回っていた彼女の頬に冷たさが走る。]
ふぅん、雪か。
[そう呟くと、タンッとビルの貯水塔の上に着地。空を仰ぎ見て、両手を広げる。]
雪よ降れ降れ もっと降れ
すべてを白く 塗りつぶせ
碧も 紅も 黄色も 黒も
すべてを白く 塗りつぶせ
[くるくると貯水塔の上で手を広げ、楽しそうに歌う。彼女の歌うは滅びの歌。すべてを無に返すことこそ彼女の歓喜。]
シスター ナターリエが「時間を進める」を選択しました。
[遠目に見れば少女の足は靴下を履いたよう。
包帯を鮮やかに扱う手元を、
おともだちを抱き締めて見る。]
…………。
[ユリアンのため息に、びくり。さらに小さく身を竦める。]
悪魔と踊る……か。
言いえて妙、だな。
ま、カミサマを信じない俺にとっちゃ、そっちの方が付き合い易いがね。
[離脱するティルを無理に追いはせず。
その言葉に、くく、と楽しげに笑う。
胸元の、クロームシルバーのロザリオが、揺れた]
……お褒めに預かり光栄至極……と。
[軽く言いつつ、雷光を纏う刃に蒼を細め。
自身も、糸に力を込め、刃を与える]
雪は眠りを呼ぶ、
眠りは死に繋がる、
ならば雪は死を齎すもの?
冷たさは全てを奪っていく。
[手が冷たいと思うから、
冷たさは温かさを奪うと思うから、
ブリジットには温かいとは感じられない。
冷たい、ということは、何よりも恐ろしいと信じているから。]
……温かさを忘れてしまったのかも、知れないね。
……。
[気配と、何も無い言葉と、どちらのほうが今の彼の心境を表していただろうか。
あきれというか、なんと言うか、そんな顔をして立ち上がれば李雪をしばし見下ろしたかと思えば少女の体を次の瞬間には米俵のように担ぎ上げてメディカルルームを出ていく。
猫は、飼い主を先導するように、てちてちと、リノリウムの床の上で肉球の当たる間抜けな音を立てながら進む]
――…嗚呼、もう。
[面倒ですね。 ぶつぶつと文句を零しながら
薄く金へと積もる白を払うように、ふると頭を散らす。
…尤も、傍から見れば零れ落ちる白の欠片すら、
見える事は無いのだろうけれど。
他人から見やれば、どれだけ間抜けに見えるのか。
そう考えて――思わず溜息を零して。
足取りも荒くモニタールームを後にする。]
ね、
イレーネの翼って、体液で出来ている、んだよね。
固めていられるのは、念動力のおかげ。
解けてしまうことって、あるのかな?
[少女の傍を横切り、開かれた窓の外に手を伸ばす。]
雪みたいに。
<掌の温かさを知った白は、解けて、滴となった。
指の間から零れ落ちて、地を濡らす。
もう、元の形に戻ることはない>
/*
ん…… と。
かなり設定が大雑把なので、悩みますが。
「今の状態で雪が降っているという錯覚」を覚えさせているわけで。
状況が変われば、降っていない、というのはありかも知れない?
基本的に、「かかった相手の思い込み次第」な能力なので。
*/
/*
了解、俺が「外は降っていない」と認知していれば
そう見えることは可能、って事かな。多分。
モニターに映っていたのが通常の映像なら
思い込むことは出来そうかも。(かきかき)
*/
[玄関ホールを通り過ぎ、
外へと繋がる扉を勢い良く開け放って。
目の前に広がるのは、モニタで見たままの――“鈍色”。
夜の帳が下りた、闇を纏う廃墟の群れに
……何処か安堵の吐息を、零す。]
……やっぱり、渡さなけりゃ良かったですかね。
[室内の方が寒いとか、やってられない。
小さく舌打ちを零し、乾いた地面へと足を踏み出す。
行き先は、――苛立ちの元凶である少女の下へ。
冬の冷えた風に揺れて、ちりりと小さな音が零れた。]
忘れちゃった、の?
何処にでもあるよ、だからきっとすぐ見付かるよ。
ほら。
[外気に晒され冷えていた翼に、熱を送る。
伸ばされた羽先は温かく、融解の限界の手前を留まりながら]
溶ける事は、あるよ。
溶けないように、暑い時は冷やしてあげなきゃならないの。
[翼を動かす念動力は彼女にとっては負担にはならない。
ただ、翼を維持するために熱を操作するのは結構な労なのだ]
雪、溶かしちゃったら可哀想。
折角降ったのに、いつかは溶けちゃうのに
[空気に俯いていれば、影を感じ、
ユリアンが立ち上がったのに気付き
恐る恐る視線を上げるも……]
…………!
[突如、荷物の用に抱えあげられて。
慌てるように球体が二人の周りを飛び交う]
聖印を胸にそう答えるか。
[右手を持ち上げ、振り下ろす。
先程よりも威力は低いが幅広く伸びた光がアーベルの周囲へと向かう。展開されている糸を牽制するように]
だが同じく。
神とは縁遠いな、私も。
[その一瞬後。
再び距離を縮めるように地を蹴った。
全身を覆う雷光。この出力ではそう長くもたないだろう]
し、信用するとか、しないとか……違うの
だって、少しの怪我だってしてほしくないの。
誰かとユリアンが戦って勝つか負けるかじゃないの!
戦わないですむなら……私が替わりに戦ってすむなら
それがいいの!
[懸命に言い募り]
こいつは、捨てられないんでね。
カミサマ信じる信じないに関わらず、持ってないとなんないんだよ!
[それが、兄との『約束』。
そこに刻まれた言葉は、忘れてはならないと。
そう、言われたから]
……はっ……やる気ですか、と!
[周辺に伸びる光。
そして、全身を雷光で包んで突っ込んでくる様子に、にやり、と笑いつつ、自身も糸に込める念を強くする。
全力には全力で当たる。
それが、こちらの流儀なのだから]
そうだ、ね。
見つけたら、いい。
でも。
[少女の羽先は、温かい。
溶けてしまいそうだった。
温かさを知ってしまったら。
何もかも。]
……昔は、好きだったんだけれどな、雪。
[可哀想、というイレーネをちらりと見た。
ブリジットの眼差しは、何処か、冷えている。]
溶かしたくなくても、溶けてしまう。
だから、触れたら、いけない。
それじゃあ、雪は、寂しいままだね。
温もりを知ることは出来ない。
きっとね、雪にとって私達は。
私達にとっての火と同じ――なんだよ。
雪にとっての温かさは、私達のよりもっと冷たいの。
[降り積もる雪を指差して]
雪は雪同士でほら、寄り添ってる。
可愛いよ、ね。
[火なんて以ての外、と言われればこくり]
/中/
……ほんとにごめん、赤組二人っ!
初日から気ぃ回させて……orz
ていうか、このバトルの行方次第では、凄くややこしい事になるんだよなあ……。
んー、延長、視野にいれるか……。
なんつーか。なんつーか。あー。うー。おー。
身代わりしたいのは判るけど、判るけどー…!
それに拘るあまり、停滞させるのはー。はー…。
狼があらゆる意味で倒れるので、止めて下、さ…(ぱたり)
なんかにゃー…。にゃー…。
…自分ダイス運悪いから、立場上あまり突っ込めなかったんだが。
バトル吹っ掛けようかなぁ…。
本当に身代わり発動しちゃったら、オトには悪いけども。も。
[猫の後をついていけば、それは自分の向かいの部屋。
扉を開ければ、ぐっちゃぐちゃの部屋の中にまたため息が零れ、どうにか無事らしい寝台の上に少女を降ろして]
…治るまで、出歩き禁止。
[静かに一言呟いて、そのまま部屋を出て行く]
…戦う?どうやって。
戦えんのかよ。
靴も無いのに、どこでどうやって戦う。
足の怪我なんて状況で、どこに行くってんだ。
[は、と重くため息をひとつ]
…聞き分けないのもいい加減にしてくれよ。
そこまで面倒、見きれねえ。
[ユリアンが少女を運び込んだのは、
ぶりじっとが教えてくれた部屋。
少女は自分の部屋の寝台に降ろされるが……]
…………!
出来ないよ!そんなこと!
[告げられた言葉に咄嗟に叫ぶ。]
それが君の基か。
[力バランスの制御、磁場の展開。
同時に行うにはそこまで引き上げるしかなく]
思いは――力に。
[制御を助ける仮面の下から、僅かに激情が瞳を走る]
互いに、望むものの為――!
[距離を詰める。相手の構える糸刃を睨みながら。
周囲へと磁場を僅かに広げてそのまま飛び込んでゆく。
左腕の刃が青白い光を帯びる]
――……………、
[語る言葉が無くなり、音が一時、止まった。]
それなら、あなたは、わたしにとっての火だよ。
<降り止む雪。
晴れゆく雲の切れ間より、
煌めく月が現れる>[否、変わらず其処に在った]
[何処かゆっくりとした足取りは、廃墟の上へと出て。
――随分と、月が近く感じるのは気のせいか。
鈍色の眼下を、悠然と見下ろした。
ふと、離れた位置。
電子の摩擦が発する光を捉えて、僅かに翠を細める。
廃墟の隙間を吹き上げる風が、
月灯りを受けて、僅か光る金を煽るように揺れて]
聞き分けとか
……私が定められたことに、必要なければしない!
だって、そうじゃなければ
私はいる意味がないもの……………
却下。
[言葉は一言、扉が閉まるのと同時に。
それから向かいの部屋へと納まれば、寝台に体投げ出して。
猫がおなかすいたとか、暇だとかでお越しには何度か来たのだけれど、それすら気づかぬようにぐっすりと]
−そして時刻、現在−
[その言葉に、そろりと翼は彼女から離れた]
私は、貴女を溶かしてしまう?
でも、私も貴女も同じ生き物なのに。
[見えるようになった月光を受けて白い翼は鈍く煌く。
熱を集める事を止めたそれは、外気と同調するように冷たく。
否、それすらもまやかしに従って自らの力でそうしている
だけなのかもしれないけれど]
溶けて水になってみたら、どうかな。
雪は溶けて水になり、他の雪を溶かす。
そうして雪解け水は川になる。
川の中は、寂しくないし温かい、よ。
……理屈は、いらねぇ……。
俺は、俺の思うまま、願うまま……。
[飛び込むティルを、真っ向から見据えつつ、糸に、強く念を込める]
……ただ、進むだけだ!
……Schneiden Sie es, und werden Sie die scharfe Klinge!
[一際鋭い、声。
刃と化し、舞いて切り裂け、と。
気迫のこもった声が、糸へと念を送り]
真ん丸、ねぇ。
[小さく呟く]
…意味なんか、自分で探すもんだ。
与えられて、それだけで満足だってなら、勝手にしろ。
俺は、守ってくれなんて頼んでもないし、願ってもない。
[そのまま、意識はゆるり落ちて目覚めるまでは語りかけにも*気づかない*]
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を選択しました。
Offnung!
[全身がザワリと逆立つように電撃を生み出す。
磁場そのものが音を立てて電子を舞わせる。
襲い掛かる糸すらも焼き尽くそうというかのように]
それは、変わらぬ!
/中/
だーからねー(笑)
その数字見た時に無理だと思いましたよ。
というかあんなの二度も起きたら私が転がる(苦笑)
さて、どうやって倒れるかな、と。
わ……わからず屋!
[ユリアンが聞けば、それはそっちだと言いそうな。
そんな言葉を叫ぶ。]
[叫ぶ声に呼応して、球体の内3つが
「チュンッ!」と音をたて、扉に光線。
……ズタズタになる扉。
少女は苛立ちまぎれに、両足の包帯を解こうとし……
出来なくて、寝台の上で小さく丸まる。
同じじゃ、ないよ。
[ゆるりと、首を振った。]
なったことにないものになるのは、こわい。
わたしは、臆病だから。
かえりたいの。
[じゃらりと再び、音色がつくられる。
揺らめく色は、]
――火産霊(ホムスビ)。
[赤。]
/*
ちゃっちゃかエーリッヒのところに特攻しておくべきだったかな。
あれこれやってたらタイミング逃したわけですが(滅
寝る前に砂漠で遭難中とかやろうかと考えたがあまりにもすぎるだろうか(爆
*/
――同じ、ではないかもね。
でも、同じだよ。
帰りたい、の。
雪、元来た場所――へ?
なら、雪のままじゃ帰れない。
溶けて、蒸発して、もっかい空へ行かなくちゃ。
[何も恐い事じゃないよきっと、と言おうとして。
揺らめく赤に目を留めれば小さく口を開閉し、
部屋の入り口へと後退った。
嫌々と首を振る代わりに、翼が揺れる]
小説家 ブリジットは、少年 ティル を能力(襲う)の対象に選びました。
そんなの……知らない。
意味とか……だって、それ以外の在り方……
許されてなんていない。
[そこまで呟けば、ぽとぽとと涙は落ち。]
研究生 エーリッヒは、少年 ティル を能力(襲う)の対象に選びました。
[飛び込む刃を大きく動いて避けはしなかった。
否、避けたなら、自身も制御を失する。
刃を舞わす、銀煌乱舞。
糸を用いる力の中でも、それは最も強い集中を必要とする技だから。
何より、糸の長さは本来よりも短い。
動けば、標的を捉えきれぬから、と]
……くっ!
[最低限の動きで急所は外したものの、完全には避けきれず、突きが脇腹を掠める。
痛みよりも、衝撃に息が詰まるが、集中は解かず]
……Schneiden Sie es!
[再度の鋭い声、それに応じて、糸は電子を物ともせずに飛び込んできたティルへと向かう。
銀の糸は、舞うように、その刃を振るい。
遅れて舞う紅が、大気を飾り立てた]
[赤石の揺らめきは力を生む。
紡がれる言葉は虚実をつくり、
奏でられる音は真実と成す。]
雪が全てを覆い隠すのなら、
熱は全てを焼き尽くす。
<虚空に生まれる、焔。
冷えた空気が、一気に温められてゆく。
恐怖の心があれば、それは尚、強くさかるかのように映る>
ゆきたくない。
もう。
[拒絶の言葉は短く。
窓を背に、月を背に。
表情は見えない。]
<焔は蛇の如くに蠢いて、獲物を捕えんと>
[激情が制御を僅かに甘くする。
出力は必要以上に上がり、力のバランスを崩す。
突き込んだ一撃も、ただ直線の動きとなって]
ック。
[糸は意志を帯びて電子をすり抜け殺到する。
舞い踊る刃は身に絡みついて]
ぅあっ!
[切り裂かれた全身から紅が派手に噴き上がった。
未だ幼いままの身体。引き上げる力が無ければそれは脆いものでしかなく。仮面は砕け、苦痛に引き摺られるように声が漏れる。
バヂッという甲高い音と共に全身を雷光が駆け巡り。
…弾けて消えた]
[泣いていたってしょうがない。
泣いていたって守ることは出来ない。
泣いていたってユリアンはいってしまった。]
…………。
[壊れた扉の向こうの閉ざされた扉。]
[砂を踏みしめひた歩く。
さらさらとした砂は少し足に力を入れると沈み込み、歩き難いことこの上ない]
……ここは相性が悪そうだ。
固定は別の場所で行うか。
[固定──影移動を行うための下準備。
一つは既に部屋に行った。
固定を行えば、遥か遠く離れた場所からでも固定した場所へと影を通って降り立つことが出来る。
尤も、固定出来る数は限られていて、固定場所は慎重に決めなければいけないのだが]
この間の緑地帯が良いんだが…ここからどう行ったものか。
あっちから真っ直ぐ来てここに辿り着いてて、緑地帯が……西だったっけか。
そうなると、こっちか?
[左を向く。
中央部廃墟から歩いてきて南部の砂漠に到着した。
それなら左へ行けば西部へ着くはず。
エリアの端に到達しても、壁沿いに進めばいずれ辿り着く。
砂に足を取られながらも、西へ向かい歩き始めた]
[雷光の弾ける音、そして、地に落ちる音。
それを合図にするかの如く、糸はその舞いを鎮める]
……くっ……。
[息が荒い。
裂かれた部分が痛むが、倒れこみはせずに、糸を引き戻す]
……勝負あり、だな……黒妖犬……。
[問いかける声は、低く。
それでも、確りとしたもの]
[蠢く炎がこちらへ動くのが見えれば、もう彼女の言葉など
耳には入ってこないだろう。
それほど、炎は恐怖の対象であり。
怖い、そう思えば思うほど心はそれを増幅すると知らず]
やだ――やだ、っ。
やめて、よ?
火は嫌い、なの――やめて、よ――ね?
[そのまま炎が襲い来るようであれば、部屋を駆け出し
廊下の窓から月明かりの中へと翼を広げて飛び立つ]
勝負は駄目だって、言ってたのに――どうしてっ!
[彼女と彼女の差をまだ、知るよしもなく]
/*
別のところからの庇いは出来るようにしてあったり。
しかし戦闘してるのが分かる位置に居ないと意味が無いと言う(爆
早いとこモニタールームに行かなきゃwwwwwww
*/
…あぁ。
[同じように低い声が答える。
だがその中から先までの響きは消え失せて]
かなわ、なかっ…な。
負け、るわけ、いか、な……は、おな、じ……に。
[無念の色を宿した声が絞り出すように紡がれる]
だけ…あきら…な………。
[失血で霞む意識を少しでも留めようと、揺れる視界の中も睨むように銀翼の孤狼を見上げて]
/中/
実のところ、庇いシステムの元祖(饗宴)の時は。
赤組用のは最初からケネスがそのつもりでステラの側にいたからなあ……。
守護者の方は、ハーヴェイが無茶移動できたから、まあ、物理的な距離感は考えずにすんだのだよね。
あと、当時は乱数じゃなくて空気読みでやってたし。
そこんとこの差が出てしまっている感じか。
むー、やはり難しいというか、実際にやってみないと、問題点は見えてこんな(汗)。
ともあれ、思考不足で停滞させてごめんorz
[少女は気づけただろうか?
僅か壁に触れた火は、それを焼く事はしなかったと。
言葉により真実を揺らがせるのは、心の在るものだけだ。
されど、]
<空気を焦がす臭いも、
大気を温める熱も、
つくりものとは思えぬほどに>
[羽ばたきの音を聞いて、部屋の窓から外へと降り立つ。
相手が見えなくては、正確には「騙せない」。
飾りを有した端末はその手に握られていた。]
夜闇を照らす、火は盛る。
人にとっては恵みであり、脅威たるもの。
<鳥を食らわんとする蛇は、幾つもの火球を生む>
[長い間歩き続け、ようやく西部・緑地帯へと辿り着く。
木立の中ではなく開けた草原帯。
月が良く見える開けた場所に立ち、地面に映る影に視線を落とす]
-Fixierung
[影がうねり、小さな棘を作り出されると地面へと突き刺さる。
一部を切り離し、地の中にそれを残すと、伸びた棘は影へと戻る]
これでよし、と。
…まぁ、部屋はともかくここのは使うか微妙でもあるけど。
[それでも外に通じる場所は欲しかったため、念のためで固定を行う]
それじゃ戻るとするか。
誰かがやり合ってるかもしれないし、な。
[影を広げ、その中へと沈み込む。
影を通じ辿り着くのは、自室]
……どっちも、同じ、なら。
意思を、通しきった方が、残る……そんだけ、だろ。
[掠れた言葉に、息を切らしつつ、答えて]
……っていうか、お前、これで諦めるとか、言ったら、止めさすぞ……。
[睨むような瞳を見返しつつ、言葉を綴る]
……生きてる限りは……諦めとか、あっさり、言うんじゃねぇやっ……。
>イレーネメモ
…まぁ、対戦カードのタイミングに関しては。
「庇い」に拘り過ぎて、場と流れを停滞させるのは
やめようぜ、と言う、個人的意見。
折角の役職で能力を活かしたいのも判るし、
狼としては、出来るならさせてあげたいのも本音だけどさ…。
今回のルールだと、皆が皆身代わり発動さたがってたら誰も動けないし。
庇いたい相手が戦闘中だから、っつータイミングを理由に
吊り襲撃関与する部分で場を止めちゃダメだと、思うんだ。
あくまで個人的意見ね。他の人の意見は違うかもだけど。
まぁとりあえずなんだ。
眠くて眠くて頭いたいよー。
[少女自身がユリアンの視界に入ったら…
今日の二の舞。それじゃしょうがない。
自分は姿を見せないでユリアンを見る。]
…………。
[さっきユリアンを探したお部屋]
[火が触れた壁を振り返る余裕など、彼女にはなかった。
しかし、もし微かに雪の残る屋外であれば
火が通り過ぎて尚残雪が見られる事に疑問も覚えられただろう]
貴女は、誰。
あの時と、違う――何か、違う。
[闇夜に火球は浮かび上がるように。
複数の火球を一つ、二つ、身を翻し交わしていく。
避け損ねてバランスを崩した次の瞬間、迫る橙。
落ちるに身を任せ、畳んだ翼を掠める熱]
護るためなら――戦う。
貴女が私から奪うつもりなら。
[地上すれすれで、翼を展開。
膝で衝撃を殺し、着地した足は地を蹴り低い姿勢から
再度舞い上がる。
まがい物ではない冷気を帯びた翼は、上空から
ブリジットに狙いを定め鋭い刺突を繰り出した]
…っは。
それ、は、そ…だっ。
[走った痛みに言葉が途切れる。
幾つもの理由で歪んだ笑みが唇に浮かぶ]
刺され、ても。文句、言えな…けど、ね。
せいぜ…さい…ま…ッ!
[更に駆け抜けてゆく痛みに堪えきれず目を閉じて。
後は濁った呼吸音を響かせるばかり]
投票を委任します。
少年 ティルは、青年 アーベル に投票を委任しました。
/*
やばい、眠くて描写が穴だらけだ。
相手を倒す動機が作りきれてない――けど、
発言数そろそろダイスタイミングに入っちゃう。
あわあわ。
……きついなら、そのまま黙っとけ。
そろそろ、ここのスタッフ連中が、回収に出てくるはずだ……。
[言葉を途切れさせる様子に低く言いつつ、額に滲んだ汗を拭う]
最後まで……貫いて、やるさ。
俺の意思。
……俺は、『帰る』……そう決めてんだ。
……兄貴も、一緒に。
[ぽつり。呟かれた言葉は、ティルまで届くだろうか]
[固定した場所に影が広がり、その中心から姿を現す。
完全に身体が出てくると、広がった影は再び収束し、染みのような点へと戻った]
[部屋を出るとすぐに階下へと下り、モニタールームへ。
中へ入ると何故か散らばる白い羽。
そして枕の残骸]
……部屋の中は雪の代わりに羽でも降ったか。
[散らばる羽を一瞥するも、あまり気にせずモニターへと近付く。
いくつか画面を切り替え、人影を探す。
まず見つけたのは倒れ込むティルと、その横で佇むアーベル]
ここもやりあってたか。
決着はついたようだな。
[勝者がアーベルであることに気付くと、その口元は僅かに笑みを浮かべるか。
その笑みは単に勝敗が決したことに対するものなのか、それともルージュとしての笑みが漏れ出たのか]
[端末は邪魔になる。声を紡ぐ直前、咄嗟にポケットに突っ込んだ。代わりに触れたのは、刃。けれど、まだ、抜かない。抜けない。]
……同じだよ。ただ、わたしは、思い出しただけ。
知らなかったら、しあわせでいられたのに、ね?
<火は制御を失い、散り失せる>
[迫り来る翼を目にした瞬間、横に跳んだ。
動きはやはり洗練されてはおらず、直撃は避けたものの、腕を掠めた。その痛みはまやかしなどではない。眉を顰めた。]
イカロスって、知っている?
蝋で鳥の羽根を固めて翼をつくり、空を飛んだの。
幽閉された塔から逃げ出すために。
でも、太陽に近づきすぎて、溶けて、墜ちてしまった――
月もまた、熱を持てば、太陽の如く?
冷たい光は目を焼く火に成る。
飛べないんだよ。
<三度生まれた焔は、イレーネの背後から、注ぐ。その翼を溶かさんと、まやかしの熱を真実に変えて>
/*
ということで、スピカ。ごめん。
委任して、寝ていっかな…(くたり)
襲撃は、ティルでセット済み。
…なのは、俺の目まで寝てない限りは、間違いないと思われ。
*/
/*
寝ろと言っているだろうが。
構いませんよ、オトフリートの申し出があったので、
私吊りには成り得ませんから。
*/
/*
ういす。
ごめん、おやすみー…(凭れ掛って、ぱたり)
ダイス目が悲惨な中なので、自重してたけど
そろそろ明日の夜にでも、種蒔きに動こうかと思うよ。
と報告だけして、 *ノシ*
*/
投票を委任します。
研究生 エーリッヒは、小説家 ブリジット に投票を委任しました。
[意地でも回収されるまで手放すものかと思っていた。
だからその単語も聞き取るまでには至ったのだが]
(『兄』…?)
[そこから思考を開こうにも繋がらず。
すでに消耗は気力だけで超えられるものでなく。そもそも気力も戦闘で磨り減らした後で。
ザッというノイズのようなものを耳にしたと思ったのを最後に、意識は闇に*沈んだ*]
幸せが、今は死逢わせ?
なら今を、忘れてしまえばもう一度幸せになれる。
[忘れてしまえ、と。
そんな思いを乗せて羽先は腕を掠めた後地面に突き刺さる。
イカロス、という単語を用いた比喩を聞けば
遠い昔に、件の短刀をくれた先生が歌ってくれた歌を思い出す。
彼女の知る三つの歌の、一つ]
イカロスは、明日に向かって飛んだの。
飛ばなきゃ墜ちる事もできない。
飛べないんじゃない、イカロスは飛んだの、私は飛ぶの。
[月光に熱を感じれば、翼へ注ぐ冷気を増す。
冷気を失った分、彼女自身の体は熱を持ち――微かな眩暈。
けれど、負けじとばかりに大地に刺さった翼の側面を鋭角化。
逃げる彼女に横薙ぎに斬りつける]
[雪は然程経たないうちに止んでしまう。名残惜しげに空を見上げていたが]
……ふむ。
[懐から取り出した端末をカチカチと操作すると]
ちょいと見ぃ行きましょか。
[そう呟き、トンと跳び下りる。]
[更に画面を切り替え、もう一箇所人影を捉える]
……これは……。
ようやく動き出したか。
漆黒なる流星より投げ込まれた、流星の欠片。
君らも、主様を楽しませてくれよ?
[画面に映るは羽を持つ少女と制服を着た少女。
その戦いの行方を画面越しに見つめる]
[己は流星の欠片のサポートとして送り込まれた。
そしてこうも言われた。
─時と場合によっては、盾となれ─
それは文字通りの意味を持つ。
そう、二つの欠片のどちらかが負けるようなことがあれば、己はその盾とならなければならない。
それが己の仕事。
元より自分が最後まで残る必要は無いのだ。
だからなのかもしれない、勝負に関して気楽なのは]
真実を知ったのに、それで、虚実には浸れない。
忘れるって、どうやって。
[精神を集中させる分、余計に動きは遅れる。
立ち上がるも、向かい来る翼から逃れられぬと悟れば、ベルトから鞘ごと外した小刀を縦にして打ち合わせる。短いそれでは、受け切れるかは怪しい。違えば、斬り裂かれる。恐怖心が過ぎった。]
飛んだって、墜ちるんだ。
勇気を抱いて飛んだんじゃない、無謀だったんじゃないの?
それほどに強い意志があるのなら、証明してみせて。
墜ちる恐怖を知っても、翼を一度失っても、飛び立とうと思えるか!
[横へと受け流して、身体を捻り、距離を置く。
じゃらり――揺れる玉。]
ひふみよいむなやここのたり
ふるべ ゆらゆらとふるべ……!
[再度紡ぐ唄は、呪詛のようでもあり。]
[赤の輝きは強まり]<炎は昼の太陽の如くに盛る>
[屋上からビルの壁を足場に三角跳びを繰り返し、たどり着いたのはアーベルとティルが先程まで戦っていた場所。
着地直前にくるりと一回転。四肢での着地の衝撃は関節ですべて吸収。かなりの高さから落ちてきたとは思えないような静かな着地音。
突如上から降ってきた自分にアーベルがどのような表情をしたかは気にせず、ぱっぱっと埃を払い、にっこりと微笑むと]
こんばんわ。奇遇ですね。
[だがその微笑みは、昨日とは滲み出る雰囲気が異なることを鋭いならば感付くだろうか。]
[上から感じた気配。
とっさに身構えたのは、何かを感じたからか]
……よぉ。
奇遇というか……奇抜な登場だねぇ……?
[現れ方と、笑みが醸す雰囲気。
それは、昨日までとは何か違う、違和感を感じさせて。
返す声は、どこか鋭さを帯びていた]
[考えているうちに、泣きつかれて。]
―個室:現在―
…………!!
[少女は眠ってしまったのに気づくと、跳ね起きて。
慌て球体を再起動させると、
寝る前に考えていたことを行動に移すべく、
部屋を後にする。]
[目指すはモニタールーム]
そうですかぁ?
[そう言ってくすくすと笑う。それすらも、本来ナターリエならしないような薄ら寒いもの。
そうして、ちらりとアーベルの後方。そこで倒れ伏せるティルをみやると]
今まで、遣り合ってられたんですか。勝利、おめでとうございます。
[本来のナターリエなら言わないだろう台詞。]
/*
後、実は、イレーネの翼アタックがいまいち絵として想像しきれていません。
イメージ的には、某ロシア出身の暗殺者な方なんですが。
あれは、武器は髪ですけれども。
[戦いを見届けるべく、画面に集中する。
もし制服の少女──ブリジット、いや、今はブリギッテだろうか。
彼女が虚を突かれるようなことになるのであれば、己は動かなければならない。
自然、周囲への注意力は通常より下がってしまう。
誰かがここへ来ると言う考えも薄くなっていた]
[小さな気配がここへ近付いていようとも、すぐには気付けないだろう]
思えばそれが真実。
思い込めば良い、逃げだと言おうが逃げれば良い。
行き着く先が幸せなら、それは逃げてるんじゃない。
幸せの方へ走ってるんだもの。
[拮抗から受け流された翼は、再度相手を追う。
火照る体、翼を冷却した反動で上がる体温。
その熱が、照り付ける熱を違和感なく錯覚するのを手伝って]
墜ちて、何が悪いの――?
無謀だなんて言って、そんなの――墜ちる恐怖に負けた人の強がりにしか聞こえない。
[墜ちるのは――大地に愛されてる証拠。
怖くなどあるものか]
墜ちる事ができないなら、永遠に大地に戻れないのに――!
[翼は翼の形を放棄し、酷い眩暈に膝は大地に折れる。
熱という熱を全て体に逃がして、保たれた翼は幾重にも分かれて
ブリジットの左右へと牙を広げた]
[向けられる笑み、言葉。
違和感は、募る]
……俺やイレーネみたいに翼があるでなし、黒妖犬みてぇな浮遊能力があるようにも見えねぇ。
それで、いきなり降って来られたら、普通驚くぜ?
[軽く、肩をすくめながら言って。
向けられた賞賛の言葉に、蒼がす、と細められた]
ま、ありがとさん、とは言っとくが……。
……あんた、誰だ?
あれくらい、人体の構造をフルで活用すれば造作もないことですよ。
突然でしたのは、ふふ、申し訳ありません。
[誰だという問いには敢えて答えず]
ああ、しかし困ってしまいました。
どうやらそこで倒れている方がわたしを守ってくれることになっていたようで。
これでは、おちおち戦うことも出来ません。
[口ではそう言いつつ、心から全くそう思っていない響き。]
[部屋の扉が開く音。
その音でようやく誰かが来たことに気付き、ハッとした様子で扉を振り返った]
……ああ、004、様。
どうかなさいましたか?
[球体が飛んでいることも不思議であったが、顔を覗かせた少女の方が気になって。
柔和な笑みを浮かべて訊ねた。
呼んだ名は皆が通常呼ぶ名前では無かったが]
[答える気ナシか、と。声に出さずに呟いて。
警戒は解かぬまま、倒れたティルに視線を走らせる。
『回収』のためのスタッフたちも、そろそろ到着するだろう]
守って、ねぇ……。
今の動きを見た限り、その必要はない気もするんだが、ね?
/*
短文制限なしバトルしかした事ないからか。
今回のバトルは何だか体力が…くわれるっ。
いや、間に会話が挟まってるから大変なのか。
[イレーネの言う事は、誰よりもわかっている。それが自分の力なのだから。]
墜ちて、失って、無くなって。
強がりだとしたって、それでも、わたしは、
また、死にたくなんて、ない――いきていたい。
あの寒い世界は、嫌!
[一度、恐怖に負けた心は弱く。
小刀を振るい、地を蹴り、されど、牙を避け切る事も、受け切る事も叶わない。緋色が舞う。痛みに恐怖は呼び起こされて、足がもつれかける。
されど、この「世界」の中では己の紡ぐ言葉こそが、真実となる。]
――炎よ、解けて、溶かしつくして、
消えて、無くなってしまえばいい……!
わたしは、まだ、消えない!
<炎は形を変えた。蛇ではなく、鳥へと。
白い翼を打ち払うのは、朱き羽根。
自らの体温も、上がっていく。熱い。制御が効かない。
虚実と現実が、混ざり合う>
[きょとん]
…………。
[まさか、先客がいるとは思わず、
オトフリートの姿と声に驚くが……]
…………それ……
[少女は少し躊躇したが、声の雰囲気と
初めて会った時の印象から
6つの球体は展開しているものの無防備にとてとて 近くによりつつ、モニターを指差し。]
それ?
[差されたものに視線を向ける。
そこにはモニター]
これを、使うのですか?
[視線を少女に戻すと、6つの球体を浮かべながらこちらへと近付いて来ていて。
視線は自然と少女から球体へと移る]
……そんなことありませんよ。
[そう呟くと、にまぁと微笑み]
うちは普通の人間や。あんたらみたいな人間外と一緒にせんといてんか?
[挑発的な言葉。]
墜ちたら死ぬなんて、決まっちゃ――いない。
寒い世界だって、一人でさえなければ温かさはある、よ。
[相手に食い込ませたままの牙に力を込めて、捕らえる。
食い込めば食い込む程、相手の体温で羽先が溶ける。
その“溶ける”感覚に笑えば]
こんなに――温かい、から。
何が触れても、冷たい――っておも、うの――?
[虚に侵食される、実。
それでも保とうと、全身全霊を込めて]
[こくこく]
…………。
[オトフリートの言葉に頷く。
相手が球体が気になっていることに気付かず、
少女は球体のレンズをモニターに向け。]
[モニターに映る光景に暫し呆然]
[『人間外』、という言葉。
それ自体は、言われ慣れているせいか、特に感慨らしいものはないようで]
……そいつは、失礼。
とはいえ、人間の方がよっぽど人間外、って例も、結構見てるんでね、俺は。
……墜ちたら、駄目なんだよ。
だって、負けたら、約束――契約を違えたら、
わたしは「ここ」に存在していられない。
あの世界の事は、ただ、寒かった事しか、憶えていない。
[痛みは、生きている証でもあった。
けれどブリジットには、死に繋がる恐怖にしか感じられない。
突き刺さる牙を、引き抜こうと、手に取る。]
この身体だって、わたしの、ものじゃない。
あたたかい、のは、わたしじゃ、ない!
[拒絶。
振り払う。]
要らない!
<――朱の鳥は、全てを、溶かす>
[しばらくの間じーっと球体を見つめて]
(…この子の能力、と言う事なんだろうか)
[すぐに浮かぶのはその程度で。
再び少女に視線を向けると、頷きの後、モニターを凝視するのを見た]
ああ、モニターをお使いになるのでしたら、もう少し待って頂けますか?
この戦いが終わるまで。
超能力やらなんかかて、人間外や。
そないなけったいな能力、気味悪いだけで何の役にも立たへん。
超人如きが人間様に勝とうなんてちゃんちゃら可笑しいわ。
/*
あまりの差に、全私が 噴 い た 。
……ダイス目、空気、読めよ……!
物凄い負けロールだと、自分で思っていたにも関わらず。
人狼側全生存、か。
明日には、一人は落としたいですね。
しかし、特殊身代わりスキル持ちが両方落ち。
そこまで思考する余裕がなかったとはいえ。
…………戦い……
[オトフリートの言葉に、球体が1つ、2つ相手に向き。
待つことに関しては頷くも
モニターに映るのはやさしいぶりじっとと
暖かくふわひわ鳥で人いれーね。]
…………何で…
[凝視ね後に零れるのは短い疑問。]
[引き抜こうと掴んだ牙は溶け出した液体で滑った事だろう。
ふら、と視界が揺れた。
両手を着いてももう自分の体すら支える事はできず、
相手を捕らえていた翼もさながら蝋の翼のように溶けており。
滴り落ちる雫が作った水溜りへぱしゃりと音をたてて、
その体は崩れ落ちた。
突き立てていた牙も鋭さを失くし、ずるりと抜け落ちる。
抜けた後のその傷口に体液が残っていたならば、
じきに凝固し傷口を塞ぐのを手伝っただろうか]
どうし、て――「ここ」じゃなきゃ、だめ――な、の?
世界は、もっと――ひろい、のに。
空はこんなに、たかくて、ひろい、のに。
まるで「ここ」と、その「寒い世界」しか――まるで
世界は存在しない、みたい――だね。
……はあ、然様で。
別に、あんたがどう思おうと知ったこっちゃねぇが。
俺は、俺が持っている物を生かして、利用しているだけ。
あるものは使い、生きる。
自分にあるものを使ってる、ってんなら、人間様、と変わりはねぇと思うんだが、ね。
……ま、お綺麗な人間様に、化け物の考えはわからんだろうけどね。
[くく、と笑いつつ、糸を右手に巻きつける]
……で、話はそれだけかい?
[画面の中、勝敗は決した。
どうやら自分の出番は無いらしい]
こうなりましたか。
『遊戯』は着実に終焉へ向かっていますね。
[その言葉は独り言に近く。
しかし小さなものでもない]
お待たせ致しました、004様。
私の用事は終わりましたので、ここはお使いになって構いませんよ。
[視線を少女へ転じると、尚もにこやかな笑みと声を向け、モニターの前から一歩下がった。
小さく漏れた疑問が聞こえれば]
…ここはそう言う場所ですから。
いつまでも仲良しで居られる場所ではないのです。
小説家 ブリジットは、ランプ屋 イレーネ を投票先に選びました。
/*
しかし、狩人も妖狐も役職らしい事前々してない(笑
ま、ダイスロールだし。
無作為にユーディット庇いに行けば良かったかしら!
………さよか。
んー、話?
[その時、ピピッと懐の端末が電子音を響かせる。
それをチラリと見ると]
ああ、ちょうど今出来たわ。
いつもあんさんのそばにおった子。えっと、イレーネやったっけ。
今さっき、負けおったで。
[にこりと笑いながら、爆弾発言。]
<真実は虚実に戻りて朱は空気に溶ける>
[滑る感覚は血にも似ている。
色は、無かったけれど。
まだ固まりきらない液体が、癒しを手伝うなどは知らず。]
世界は、広い?
でも、空だって、「ここ」の一部だよ。
他には、存在しない、もの。
[浮かぶ表情は勝者のものなどではなく、まるで迷い子。
牙の刺さっていた腕に、握っていた小刀が滑り落ちる。地にぶつかると同時に、音色が、鳴り止んだ。]
イレーネは、知らないだけだよ。
知らないから、夢を見られる。
[いつかの繰り返しのようだった。
否定はすれど、わかっている。想う事は、強い。]
それすらも、思い込めばいい、って言う?
[纏わりつく体液が、
自分から流れ出た血液が、
虚実に呼び起こされた熱が、
徐々に冷えていく感覚が、気持ち悪い。]
しゅうえん……………。
[聞きなれない難しい言葉にきょとんとしていれば
オトフリートは自分の用事は済んだようで
少女はあわててぺこりとお辞儀。]
[頭の位置を戻す頃には、呟きの答えをもらい。
その答に悲しそうに相手を見つめる]
[返事がどうであれ、問答を続ける気にはなれないから、ピアノの所へ戻るつもりだった。
その矢先に、告げられた言葉に]
……え……?
[蒼が、揺らいだ。
恐らく、ここに来て初めて見せる──微かな、動揺]
イレーネ……が?
[誰に、と問うより先に、身体が動いていた。
少女を置いてきた、ピアノのある場所へと、走る]
[戻り始めた視界はまだ狭く、気を抜けばふつりと飛びそうになる]
貴女は、でも――空の全てを知ら、ない、よ。
だって、飛ぼうと、しない――んだもん。
「ここ」の空は、空の、一部。
貴女の見てる、空は――空の中の、小指の先くらい、だよ、きっと。
[薄っすらと開いた瞳の色。
それはずっと憧れ探し続けた空を閉じ込めた――色]
夢は、幸せのために――見る、の。
夢を見るのは、大変、だ、よ?
貴女もきっと――知ってる、よ。
[ほんのりと、笑って]
[ピアノのあった場所へと駆け戻る。
でも、そこに姿はなくて]
ちょ、冗談……。
イレーネ、どこ行った!
[名を呼びつつ、もう一度周囲を見回して。
目に付いたのは、さっき、それ越しに雪を眺めた窓]
[少女が見せる悲しげな表情。
それを見て浮かべるのは苦笑]
出会ったのがここで無いのならば、ずっと仲良く居られたかもしれませんけれどね。
この『遊技場』は戦うための場。
己の力を示す場。
自分の未来を掴むために、他人を蹴落とさなければいけないのですよ。
[そこまで言うと部屋の出入り口へと向かい、少女へと向き直る]
それでは私はこれにて。
どうぞごゆっくり。
[丁寧なお辞儀をすると、そのまま部屋から出て行った]
[思い込めば良いと言うのかと問われれば、微かに首を縦に振る]
思い込む事、は――信じる、事、だから。
ね、知ってる――?
どんなに寒くても――寂しくても――。
私が私を暖めたら、私が私を愛したら。
寒く、ないし――幸せで、いられる、んだよ――。
[だからいつだって、私は幸せを忘れないよ、と。
ただ一つ、伝えておきたくて]
投票を委任します。
ランプ屋 イレーネは、青年 アーベル に投票を委任しました。
[色々なものを諦めていた。
諦めて、求めるのを止めてしまっていた。
だから、ブリジットの空は、とても狭かった。
傷よりも、何処か、知らない場所が痛い。
何かが、壊れそうだ。
春の緑は、すっかり冷え切ってしまっている。]
――なん、で、笑えるの……!
[自らの表情を隠すように、顔を覆う。
涙は流れないけれど。
頽れたイレーネに近寄れず、逆に、後ずさった。]
[無残に散り解けた翼の残骸が、その姿を追うようにはたりと動く。
しかし、届くはずもない。
失われた質量は、体から搾り出さなければ戻らない]
――…‥?
わかん、ない――。
強いて、言うなら――つらそうだか、ら。
さて、と。
[モニタールームを出た廊下。
誰も居ないことを確認すると、ぱきりと言う音と共に影を剥ぐ]
それじゃあ欠片の回収でもして来ようかしら。
ついでにあの二人にも会っておこうかしらねぇ。
[剥がれた影の中から紅が現れる。
クスリと笑みを漏らすと、足元の影を巻き上げ己を包み込み、そのまま影の中へと沈んでいく]
[窓辺に駆け寄ったのは、多分、直感。
その向こう、広がる光景に]
……。
[刹那、言葉は失せて。
冷静な一部分は、『起きた事』を理解している。
それから、多分、容認も。
けれど]
……イレーネっ!
[叫んでいた。
朱の紋様が。
皆を護ると、哀しませぬと。
そんな誓いと共に刻まれた朱の花が、痛くて。
叫ばずには、いられなかった]
[イレーネの敗北を告げたときのアーベルの動揺。そして、詳細を聞かないままに走り去っていくのを、黙って見送ったが]
……くふ。
ああ、美味しい。やっぱり人の絶望はいつ味おうても甘美やわぁ。
[陶然とそう呟いた後、その場をあとにする。残されたティルには*見向きもせず*。]
そ、っか――知らない、んだ。
いつか、寒い時――とか。
寂しい、時に、試してみたら――良いんだ、よ。
[自分が大切なら、自分に大切にされてる自分は幸せだから。
誰もいなかったから、それが当たり前だと思ったりもした。
人に撫でられる事を知ってからは、そうでもなくなったけど。
でも、人に撫でてもらえるようになってからも、
少女は自分が大好きだったから]
――……、
[身体の怪我と精神の消耗と。
遠く聞こえる、少女の名を呼ぶ声。
へたりとその場に座り込み、落とした小刀に手を伸ばした。]
─廃墟─
[イレーネとブリジットが戦っていた場所。
月明かりに照らされ地面へと伸びていたブリジットの影が揺らぐ。
大きなうねりとなり地面から噴出すように盛り上がり、再び地面へと戻るとそこには真紅の姿]
ハァイ、お邪魔するわよぉ♪
[楽しげな表情で立つルージュ。
その視線は一度、倒れているイレーネへと向くか]
アーベル――。
[声が、大好きな声が名を呼ぶ。
こと、と首を巡らせれば遠く見える蒼。
嬉しそうに笑い、起き上がろうと両手をつくけれど
力が入らずすぐにまたぱしゃりと水溜りの中]
熱くてね、熱くて、ね――溶けちゃった、よ。
[弱々しく、翼が蠢く]
[ブリジット=エメスは、幸せだった。
父がいて、母がいて、極々当たり前の、平凡な生活。
けれど、それはあっさり、奪われた。
走る痛みと、襲う寒さと。
眠くて、眠くて――眠りについて。
気付いた時には、ひとりぼっちの寒い世界にいた。
何を喪ってしまったかもわからず、ただ、寂しかった。]
[すぐに視線を転じてへたり込むブリジットの姿を見つければ]
あらあら、ブリちゃん大丈夫ぅ?
でもまずはおめでとーかしらねぇ。
[その声はあくまで明るい]
[自分の事は、きっと、嫌いだった。
けれど、周りの皆の事は好きだった。
だから、ひとりになったとき、己の価値はなくなった。]
……っ!
動くな、ばかっ!
[叫びつつ、窓から飛び出して駆け寄る。
真紅の影には気づいていても、今はそちらに意識を向ける余裕など、なく]
……っとに……。
[何を言えばいいのか、上手く思いつかなくて。
倒れた少女を抱き起こすと]
……痛い、か?
[小さな声で、問いを投げた]
[現れた声の方へと、視線を投げる]
おばさ、ん――。
相変わら――ず、楽しそう。
やっぱり、嫌い、だな――ぁ。
[ぼんやりとそんな感想を述べる。
平時であればこちらから仕掛けたいくらいだが、
倦怠感は殺意をも削ぐのか]
[地面とは違う、人の腕はやはり優しい。
そんな事を考えれば、幸せだと――こんな時にすら思う。
ふる、と首を振ると]
痛くない、よ。
熱くて、重くて――何かくるくるしてる、けど。
びっくり、しちゃった。
ブリジット――勝負とか、嫌いって、思ってた。
ううん、きっと、本当に、嫌い――。
かわい、そう。
[体重を預けていれば、ふとした拍子に彼の怪我に気付くだろうか。
そっと、残った翼がその脇腹――負傷箇所へと伸びる]
――いた、い?
[真似るように、問う]
[いつものように頭を撫でてやりつつ、話を聞く。
軽く、視線を向ければ、状況を理解できていないかのようなブリジットの姿が目に入り]
……かわいそう、か。
……かもな。
[そこに込められた意味は、恐らく一つではないのだろうけれど]
……ん、ああ、これか?
大丈夫、痛くない。
……俺は、みんなの兄貴だからな……ちょっとくらいは、我慢しねーと。
[冗談めかした言葉と共に、笑って見せる。
飾りのない、笑み。
不安は、与えたくなかった]
青年 アーベルは、ランプ屋 イレーネ を投票先に選びました。
嫌いで結構。
アタシもアンタなんか嫌いよ。
アタシの手で倒してあげたかったけど、まぁ良いわ。
これでアンタの未来は潰れるもの。
[にぃ、と真っ赤な唇の両端を吊り上げる。
動けないと知れば視線はまたブリジットへと]
ええ、お・め・で・と☆
目標に一歩近付いたって言うの?
まぁアナタの目標はアタシ知らないけど。
さ、次に備えて休まないと。
今アナタに倒れられちゃ困るからね。
[いまいち理解出来ていないブリジットの傍に寄り、支えるようにその肩に手を添えて]
[嗚呼、やっぱり幸せだ。
苦痛の色なんて何一つなく]
我慢、は。
でも、お兄ちゃんでも――我慢ばっか、は、駄目、なんだよ。
私がもっと、強かった、ら。
もっと、優しかった、ら。
アーベルが我慢する事なんて、ない、のに。
[痛くない、と我慢しないと、という言葉の矛盾を悟るのは無意識。
意識は言葉に安堵しながらも、無意識はそうではなく。
傷口に翼が触れれば、撫でるように。
離れた時には傷が幾分塞がっているだろうか。
この力を知っているなら、この行為に何と言うだろうか]
教師 オトフリートは、ランプ屋 イレーネ を投票先に選びました。
私のみらい、はなくならない――わ。
信じて、みるから。
目を閉じた時、開く事を信じていれば――。
明日は絶対にやって来る。
それと、同じ。
[願い、思い、全ては意識の中のもの。
世界を変えるのは認識一つだと少女は知っている。
いつだって、彼女の世界は一人称だから。
真っ赤な笑みに、笑い返す余裕だって]
そう、言うない。
[駄目、という言葉に掠めるのは苦笑]
……今のままでも、十分だよ。
十分……救われてるんだから、俺は。
[慕ってくれるものの存在に救われているのは、確かだから。
それをそのまま告げて。
翼が傷を癒した事に気づくと、また、頭を撫でて]
……だから、無理するなってのに。
取りあえず、下で、ちゃんと休め……いいな?
そろそろ、迎えがくるだろうけど……それまでは、一緒に、いるから。
[静かに言いつつ、ふわり、と自身の翼を広げ。
そこから銀の羽を一枚、抜いて、握らせる。
そうしてそのまま、回収のスタッフがやって来るまでは、*少女の側を離れる事はなく*]
あらそ、信じるのはご勝手に。
その後裏切られて泣きを見ても知らないわ。
[倒れながらも笑みを見せてくるイレーネを一瞥する]
それじゃアタシ達はこれで失礼するわよん。
アーベルちゃん、デートの約束忘れないでねーぇ?
[ぱちりと片目を瞑り、投げキスをも飛ばすと、自分とブリジットの周りに影を広げた。
影はブリジット共々紅い存在を包み込み、収縮。
地面へと吸い込まれた]
[影を通り辿り着くのはやはり自室で。
ブリジットはそのまま床にへたり込んでいる]
こんなことならメディカルスペースに繋いでおくんだったわ。
ま、仕方ないわね。
[ふぅ、と息を吐くと再び影を纏ってオトフリートの姿へとなり。
ブリジットを抱えてメディカルスペースへと。
心ここに在らずの様相のブリジットの手当てを済ませると、彼女の部屋へと運ぶ]
今はお休みなさい。
心も、身体も、疲れ切っていますからね。
……これからまだまだ働いて頂かねばなりませんし、ね。
[ふ、と笑みを見せてブリジットをベッドに寝かせ、休ませる。
それでは、と深くお辞儀をするとブリジットの部屋を辞した]
私は、泣かない――。
[信じ抜けば、裏切りなんて感じる事はないから。
信じ抜けばどんな結末をも許せるはずだから]
ん――眠く、なってきちゃった。
[下で、とか迎え、とか。
意味が呑み込めず不思議そうにしていたが。
羽を一枚貰えば両手で大事そうに包み込み。
代わりに『お守り』と、件の短剣を彼の手に預けただろうか。
すっぽりと掌に収まるくらいの藍色の鞘は夜空の色。
熱の抜け切らない体を預けて、何の負もなく瞼を閉じる。
その様子はとてもとても*安らかだった*]
[ブリジットの部屋を出て、自室へと戻る]
これで二人、脱落。
波紋は広がり、坂を転がる石は勢いを増す。
『遊戯』はまだまだ続く。
主様が満足ゆくまで…。
[明かりの無い、闇の中でほくそ笑む。
呟きは虚空へと*消えた*]
/*
ホントは自分しか影移動出来ない予定だったけど、演出的に連れてった方が良さそうだからちょい変更。
相手の同意がある場合だけ使えることにしよう。
今回はブリジットに拒絶の意志が無かったから使えたってことで。
*/
[意識は朧に霞む。
広がる銀に、きれいと呟きを零したけれど、
後は紅に促されるがままに、連れられて、手当てを受けて、ベッドに横たわった。
一度だけ――「まだまだ働く」という台詞には、厭うかのように、首が左右に揺れたが、それはほんの僅かなもの。]
[虚ろな緑は瞼の裏に隠される。
訪れるのは、闇。
白い毛布を握り、きゅと引き寄せる。
*部屋は暖かいはずなのに、寒かった。*]
少女 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました。
少女 ベアトリーチェは、ランプ屋 イレーネ を投票先に選びました。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新