情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
楽師見習い アーベル は 旅の香水売り ローザ に投票した。
修道士 ライヒアルト は 旅の香水売り ローザ に投票した。
ジャーナリスト ヴィリー は 旅の香水売り ローザ に投票した。
煙突掃除人 カヤ は 旅の香水売り ローザ に投票した。
人形師 ゲルダ は 旅の香水売り ローザ に投票した。
店員 ベッティ は 人形師 ゲルダ に投票した。
行商人 ハンス は 旅の香水売り ローザ に投票した。
楽師 エルザ は 剣士 レナーテ に投票した。
剣士 レナーテ は 旅の香水売り ローザ に投票した。
旅の香水売り ローザ は 楽師見習い アーベル に投票した。
楽師見習い アーベル に 1人が投票した。
人形師 ゲルダ に 1人が投票した。
剣士 レナーテ に 1人が投票した。
旅の香水売り ローザ に 7人が投票した。
旅の香水売り ローザ は村人達の手により処刑された。
ジャーナリスト ヴィリー は、楽師 エルザ を占った。
楽師見習い アーベル は、ジャーナリスト ヴィリー を守っている。
次の日の朝、店員 ベッティ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、楽師見習い アーベル、修道士 ライヒアルト、ジャーナリスト ヴィリー、煙突掃除人 カヤ、人形師 ゲルダ、行商人 ハンス、楽師 エルザ、剣士 レナーテ の 8 名。
ね!あたらしく何かが起きる前に!
[ベッティに同意?され、その通り、と頷く。]
…あ、お留守番するの?おつかれさまー!
またね!途中気をつけてね!
[ベッティが大きく振っている手に、負けじとこちらも手を振り返し見送る。きっと人ごみに紛れて、すぐ見えなくなってしまうのだろう。]
/*
ほむ。
更新ボタン押す前にデフォ枠に見える名前の出方が、何となくわかった気がした。
[何かめっさ今更な事を言ってみる]
/*
おkおk
予定通りエルザ人間。
これで黒出たらちょい笑い転げるところだった。
色々セリフが頭に巡ってたとかそんな。
投票デフォはゲルダで占いデフォがレナーテ、と。
カヤを調べるか否か、だな。
流れでは調べることになりそうだが。
[レナーテはヴィリーの言葉に照れたような笑みを浮かべながら]
いやぁっはっはっは。
これだから、うちの親父に「お前はバカだから、色んな人と助け合って解決しろ」なんて言われるんだ。
まー、誰が解決してもいいようなんで、優秀な頭の持ち主が集まってくれると助かるよ。バランス的な意味でさ。
あ、ああ。
気をつけて。
[去って行く少女の姿を見て、軽く手を上げて見送る。
視線を元通り、話していた人たちに戻そうとし]
…なんだ?
[数名の自衛団を視界に捉え、訝しげな顔をする]
[エルザに笑みを返しながら]
そういう気持ちも分かるからさ。
だから、あんまり、だよ。
けど、せっかく便利な手足があるんだから、うまくこき使ってみなよ。
[最後の言葉には少し驚いたように]
え?そう?
例えば、どんなこと?
[素直に問い返した]
[弟よりはマシかもしれないが、
こういったときの反応は、二人して似ていた]
……自衛団長の、親しい人?
[と。
それも止まり、レナーテの疑問に、彼女を向く]
剣士 レナーテが「時間を進める」を選択しました。
─広場・噴水傍─
[この状況でも目の前の姉弟のやり取りはからかいを含む笑みを浮かべるのに十分で]
[己はそれに笑う振りをしながら術の操作に入る]
[対象は目の前に居り、把握は容易]
[続く操作で記憶を読み取り──]
……ふむ。
[小さな唸りを一つ]
[短くなった手巻きタバコを摘まんで後ろへと弾き投げ]
[背の影に隠れたところで紫の炎を宿して燃やし尽くした]
アンタの親父はアンタを良く見てるらしいな。
俺ですらそう思うぜ。
荒事専門だっつーのが良く分った。
[女剣士の笑いにはこちらも、くく、とくぐもった声で笑いを返す]
楽師 エルザが「時間を進める」を選択しました。
─広場・噴水傍─
[姉の視線がそれた事にほっと息を吐き。
団長と親しい人が誰か、というレナーテの疑問にがじ、と蒼の髪を掻いて]
……一番親しいのは……やっぱり、カヤ、だろうけど。
[ぽつり、と呟く。
できれば考えたくない、というのは。
押さえようとしても、態度に出るか]
ジャーナリスト ヴィリーが「時間を進める」を選択しました。
修道士 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
ははっ。
アタイがバカなのは、自分でも認めてるよ。
娘が自他共に認めるバカで、親父は自他共に認める変人だ。
全くろくでもない親子だよ。
[卑下はするものの、その表情は晴れやかで。
ただ、裏表が無いだけというのがうかがい知れた]
そいつぁからかい甲斐がねぇな。
[自分が馬鹿だと認める女剣士に、皮肉げな笑みを浮かべたまま返す]
[同時に、こいつも演技は無理だろうなとも心中で思っていた]
[青年と同類と言うわけではないが]
―広場・噴水付近―
ベッティはどうしたか、分からない?
ミューラさん……ああ彼女か。彼女とは一緒なんだね。
[しどろもどろのエルザに少し眉が寄った]
[けれど一人で行動はしないだろうと判断した]
[情報を多く手にしておきたいそう思ってその場に残った]
―――カヤ?
[アーベルの言葉に思い浮かぶのは、先ほど出会った少女の顔]
あー、無い無い。
[ぱたぱたと手を振る]
だって、アイツさっきアタイに消えた爺っちゃんのことで何か分かれば教えてほしいって依頼してきたんだぜ。
もし、犯人ならそんなこと依頼する必要全くねーじゃん。
ああ、ベッティちゃん……だっけ
それじゃ
[そう言って手を振って見送っていると、こちらへやってくる自衛団に気付く]
…………何か、御用ですか?
[そう問いかける声は、先程のこともあり幾分低い]
行商人 ハンスが「時間を進める」を選択しました。
人形師 ゲルダが「時間を進める」を選択しました。
からかうってのは、もうちょい頭のいい奴にやるもんさ。
動物とかをからかっても、同じ反応ばっかでつまんねえだろ?
それと同じこと同じこと。
[つまりは、自分が畜生レベルだと言っているようなもんだった]
[交わされる会話に、自衛団長の近親者を――
強いては、恐らくはカヤを、疑っていることを悟る。
口を挟む隙を失って黙っていたが、レナーテの否定に息を吐く]
そう…… よね。
[その中には先程の口が軽い自衛団員も含まれていたかもしれないが、彼の知るところではない。
ともあれ、それが此方へ近づいてくる様子を見つめていると、自衛団の1人が香水売りの少女の腕を乱暴に掴む]
え、ちょっと。
何ですか、急に…
[慌てたように静止の声を上げるが、続いた言葉に動きが止まる]
連行?誘拐事件の被疑者…
彼女が、ですか?
─広場・噴水傍─
ん……そう、だよ、な。
[レナーテの豪快な否定に小さく呟く。
一番近いから、そう思えない。
否、思いたくない、と言うべきかも知れないが。
軽く伏した蒼の奥、その思考は隠れたまま]
ええ。一緒のはずよ。
食事を取っていたから。
[端的にハンスに事実を伝える]
……ああ。
貴方は貴方で、あの子が心配よね。
ごめんなさい、私がきちんと責任持って見ているべきなのに。
[貴方は見ていてくれたのにね、というのは、
アーベルの行動と、彼が逃げたことを知らないから、な訳だが。]
─広場・噴水傍─
[女剣士のからりとした物言いに普段は滅多にやらぬ笑い]
[声を上げた笑いが漏れ出る]
[それでも額に右手を当て、押し殺すような笑いになるのだが]
…く、くはははは。
自分をそこまで下げる奴は初めて見たな。
面白ぇ奴。
[こちらへとやってきた自衛団に冷たい視線を送っていたが、さらにそこから告げられる言葉、そして、行動に]
何……言ってんの、貴方たち
[声は氷点下の冷たさを帯びていた]
―広場・噴水付近―
確かにカヤ君が一番身近か。
[近親者でも疑うべきだ][頭ではそう思っているから]
[楽師の姉弟とは逆に可能性を頭に置いておく]
[ただベッティの親しい相手][そうでなければいいとは思いつつ]
そうか、ならばいいんだ。
いや、心配ではあるがしっかりもしている子だから。
ずっと離れずにとまでは頼めないしね。
[最後は若干目を逸らして]
[一度見失っているだけに内心冷や汗をかいていた]
─広場・噴水傍─
[周囲で自衛団長の養子が犯人では無いことを願うような雰囲気を余所に]
[男の思考は勿論調べるか否かを考えて居て]
(…確かにあの様子では疑いにくいだろうな、他は)
(だが裏通りにも精通したガキ……あの界隈ではハッタリも武器)
(俺の中では萎らしい姿がイコール犯人では無い、にはならんな)
[直ぐに調べるかしばらく泳がせるか]
[額に当てて居た右手を口元へと移動させ]
[しばしの間考え込む]
[アーベルとエルザの様子の変化もよく分からず、レナーテが言葉を続けた]
ま。はえーとこ犯人見つけて、カヤの依頼を果たしてやんねえとな。
そのための優秀なブレーンにはことかかなそうだし。
荒事ならなんとかなるだろうしな。魔法使う奴とも何度かやりあったことあるから勝手は分かるよ。うん。
[そして、ヴィリーが笑うのを見れば、やはり笑みを浮かべて]
下げてねえよ。自分をよく分かってるって言ってくれ。
ま。アンタもそんぐれえ笑っていたほうが感じ良いよ。
さっきまで、俺にかまうなオーラをぷんぷんに匂わせていたからな。ははっ。
[歯に衣着せずに、褒めるのも失礼なことも一緒くたに出る。
どんな人間とでもすぐに打ち解けられるのは、彼女の人徳だろうか]
あまり過保護過ぎても仕方ないしね――
なんて、貴方とこんな話をすることになるなんて、思わなかったけど。
[歳かしら。などと笑ってから、事件の話に意識を移す。
彼らにとっては幸運なことに、内心には気づかなかったようだ]
─広場・噴水傍─
感じなぞ悪くて構わん。
俺に関わらん方がそいつの身のためだってのは俺自身よく理解してるんでね。
お前と一緒さ。
[笑いは直ぐに普通のものへと戻る]
[くつりと口端を持ち上げながら]
[隻眸は行商人を一瞥するか]
[散々関わる羽目になった彼なら理解していることだろう]
[自衛団曰く、団員からこちらの動きを探っていたのが怪しいだとか、作っている香水に催眠効果が含まれている疑いがあるだとか。
件の団員の口の軽さはすっかり棚に上げられていた]
そんな、まさか…
[香水売りを見るけれど、何分ついさっき初めて話した相手。
庇う言葉は見つからず、彼は口を噤む。
団員はと言えば、冷たい目の人形師に苛立ったようで『お前も仲間なのか』と突っかかる者がいる。
比較的まともなほうの団員がそれを制しもしているようだが]
……近親者、か。
なんで、自衛団長さんだったのか、を考える必要がありそうよね。
今までの……被害者も、そうだけど。
[被害者、と口にした時。
眼差しは、アーベルに移ろった]
ああ、もしかして、もう話されていたかしら。
[ぱっと話題を変えるように言い、先程までの話し合いの結果を得ようとする]
―広場・噴水傍―
本当に面白い人だ。
[ヴィリーが笑うのを珍しそうに見て]
[続いたレナーテの返しに小さく笑った]
[ただし警戒を解くわけでもない]
[そのカヤが犯人の側なら?][疑えばキリはないのだ]
[彼女の冷たい視線を無視して自衛団の連中はよく分からない理屈をこねて、ローザを連れて行こうとする]
…………何をしてる、て言ってるでしょ?
早くその手をどけなさい……どけないなら
[そう呟くと、外套の下からぼとぼとと何体もの人形が落ちてくる
人形たちは地に落ちると同時に、むくりと立ち上がると、自衛団に向けてにじり寄る]
─広場・噴水傍─
[ふる、と首を振って、伏していた蒼を上げる。
迷いは持たない、可能性は考える。
それは、今度こそ、と思った時に決めた事、と心の奥底で呟いて]
…………。
[とはいえ、姉の口にした被害者、という言葉と移ろった視線に、また少し翳りは戻る。
無意識か、ハーモニカを取り出して。
奏でるでなく、ただ、弄ぶ]
へっ。
近づいてきたら傷つけるってか?
まるでハリネズミだね。
[おどけたように動物に例えるが、すぐに無造作にヴィリーに近づき]
それならそれで居心地のいい距離を見つかればいいだけの話じゃねえか。
ハリネズミ同士でも、あっためあうことは出来るんだぜ。
……こんな風にな。
[ヴィリーが避けなかったのならば、まるで友人にやるかのように、レナーテが彼の肩に腕を回しながら笑った]
……練習、今日は出なくて良いって。
今の状況じゃ、落ち着いて練習できる人も少ないだろうから。
[アーベルの仕草を見つめながら、囁くように言う]
もっとも、あんたはいっつも落ち着いてないけどね。
[後に、軽く冗談めかした台詞を付け加えて]
[エルザの言葉にそちらに顔を向け]
ん。
自警団長の場合は、犯人像に迫ったから、口封じのために事件に巻き込まれたって感じだと思ったけど。
あれ。
それとも、他に理由あるとか?
そうでなくてもあの年頃の女の子だ。
秘密の一つや二つはあるもの、なんだろう?
……ああ、本当にね。
[どこかで言われた言葉を思い出してエルザに軽く返す]
[こんな話というのには苦笑が浮かんだ]
[年かしらという部分は笑って誤魔化した][色々と]
まあヴィリーの熱意は半端無い。
関わらずに済むなら、と思うことは多いけどね。
[ヴィリーから向けられた視線に肩を竦める]
[幾つかの楽しくない記憶が浮かぶ]
[唇の端が歪んだ]
[にじり寄る人形に自衛団員も少なからず慄いた様子。
慌てて香水売りを連れ去ろうとする者、更に険を増した眼差しで睨みつける者]
…ゲルダ。
[人形師の名前を呼ぶ。
行動を制するように手を伸ばし、首を左右に振った]
─広場・噴水傍─
裏通りの連中はその通りになったが?
[喩えにそんな言葉を返しつつ]
[手巻きタバコを作ろうと胸ポケットに右手を伸ばす]
[けれどそれは次の女剣士の行動に遮られ、目的までには至らず]
[また避け無かったのではなく、現状では避けられなかったが正しいか]
[術の疲労により軽いだるさは残っている]
……居心地の良い距離ね。
それならそっちよりはこっちの方がありがたいが。
[そう言って右手が女剣士の頤を捉えようと動く]
[抵抗がなければそのまま至近距離まで顔を相手の顔に近付けることだろう]
[にじり寄る人形たちに自衛団の面々は恐怖を感じる
だが、その中にも気だけが強い連中もいるのか、手を出すようなら貴様も仲間とみなして連れていくと虚勢を張りながらも告げる
さらに、名を呼ばれ伸ばされる手と横に振られる首
ぐっと唇を噛み、彼らを睨みつけていたが]
…………戻りなさい
[そう呟くと、人形たちは彼女の元に戻り、スカートをよじ登って外套の中へ]
―時は過ぎて―
[夕闇の中、屋根の上。
少女は、高い煙突の影で身を顰める。
じっと様子を伺い、何かあったら姿を隠す。
彼女は、伝言通り来てくれただろうか?
どちらにせよ、彼女の事を待ち伏せたのは家でなく近くの路地。]
ベッティ!
[共に育った友に対し、彼女は不穏を感じたり、又は抵抗しただろうか?
どちらにしても少女は彼女の近くへと寄り。
ぷつりと、手首に小さな針を突き刺してその意識を奪ったのだった。]
[ベッティが煙突掃除人と自警団長の家へと走る姿を目撃した人は、居るだろう。
再び、噂が広がるのは、夜が明けてからなのかもしれない*]
……なるほど。
[レナーテの指摘と疑問に、頬に手を添える。
彼女とヴィリーの様子に、あら、と小さく声をあげもしたが]
あるか、と訊かれて答えられはしませんけど。
それこそ、巻き込んだ当人でもない限り。
私怨の可能性もあり、繋げて考える必要性もあるかと思ったんです。
でも、そう考えるほうが自然かしら……。
それにしたって、どうやって、かしら。
[魔法の可能性は聞いていない。
声を落とした]
[待ち伏せた後、自分の家の近く細い路地へと彼女を運ぶ。
その動作は丁寧で、出来るううだけきずつけないようにしているのは明白。]
…あと、頼んだよ。
[細い入り組んだ路地、木箱に隠して彼女の体を横たえる。
それを見下ろす少女の貌は、帽子の下の濃い影の中**]
……ん、わかった。
[姉からかけられた言葉に、小さく呟く。
一年前の出来事。
詳細は、姉にも話してはいない。
ただ、このハーモニカをくれた、一番親しかった仲間が行方不明になった、としか]
……はいはい、どうせ、俺は落ち着いてませんよ。
[付け加えられた言葉に返すのは、拗ねたような一言。
それでも、それで大分、気は紛れて]
他に理由……か。
爺様の場合は、動き回ってたから、っていうのがあるんだろうけど。
……今の自衛団の状況を作り出そうとした……なんてのは、深読みだよなぁ、いくらなんでも。
[レナーテが姉に向けた疑問。
口にしたのは、思いつき]
そりゃ、傷つけようと最初から考えてれば、傷つけるしかないだろ。
お互いな。
お互いがそう思わなかったのなら、結果はまた違ってくると思うぜ。
[そう言って笑うが、ヴィリーが顔を近づけてくるとあせった様子で離れて]
お、お、お!?
な、何すんだ、てめー!?
[どうも男女の機微には少し疎い様子]
―広場・噴水傍―
今までの……?
[問いかけようとしてエルザの態度に気づく]
[視線の先のアーベルはハーモニカを吹かずに手で遊んでいる]
[重ねての問いかけはしにくかった]
[もう一組の一連の行動は見ているような見ていないような]
[少しばかり面白がっている表情がどちらであるかは示している]
[自分で言っといて、さすがにこれは深読みかぁ、なんてぼんやり考えていたためか。
姉の挙動には、まるで気づけず]
て、ちょ、な、なに、なにっ!?
[いきなり首の向きを変えられて、わたわた]
― 夕闇の中 ―
[噂が広まると、夜の帳と共に外を歩く人の数は激しく減っている。少し足早にカヤの家へと向かう途中]
……っ、誰っ?!
[不意に呼ばれた自分の名前に、微かに身を強張らせた。懐に潜ませた短剣をぎゅっと握り締め、声のした方を向く]
何だ、カヤかー。もお、驚かせないで。
これからちょうどカヤん家に行く所だったのよ。どうしたの、こんな場所で?
[短剣から手を放し、力を抜いて笑顔を作る]
[制止の声を上げたのは、香水売り自身もまた同じだったかも知れない。
人形たちが戻って行くのを見て、彼は息を吐いて手を下ろした。
未だ罵声を浴びせてくる者も中にはいたようだが、ともあれ自衛団は去って行く。
何とも言えない目で、彼はそれを見ていた。
周囲には一部始終を見ていた者も大勢いて、噂はすぐに広まるだろうことは想像に難くない]
─広場・噴水傍─
[頤は捉えるも近付ける段階で逃げられ]
[元より本気では無かったために手も直ぐに離れる]
くくく、”そっち”方面は全くらしいな。
らしいと言えばらしいが。
[浮かぶのはからかいの笑み]
[青年の姉の行動も笑みの対象に含まれていたことだろう]
俺は情報が仕入れられるならそれで済ますつもりだった。
手を出してきたのは連中の方さ。
仕方なく防衛行動を行ったまでだ。
[詭弁にも似た言を女剣士へと返し]
[肩に回されていた腕を外すとやおら立ち上がる]
深読みかどうかは微妙な線だろう。
もしそうならそれこそ……団長さんと自衛団のことを良く知る人間が、少なくとも関わってはいるんだろうな。
[アーベルの思いつきにそう口を挟む]
[姉弟のドタバタには軽く肩を竦めるだけでどちらも助けない]
[そうして連行されるローザをなんとも言えない視線で見ていた
だが、もしローザがこちらを見たとしたら居た堪れなく目線を外すだろう
そうして、自衛団とローザの姿が見えなくなると]
…………ライくん。ごめん、一人にさせてもらっていいかな
[それだけ言うと、返事を聞くことなくその場を*あとにした*]
……あ、あら。ごめんなさい?
[弟相手に、何故だか敬語。
ぐきっ、とか言わなかったのは、幸いだろう。
アーベルから手を離し、
先程までの話題がすっとんでしまったので、深呼吸。]
……カヤ、どうしたの?
[こちらへと近づいてくるカヤの様子は、どこか平常とは異なって見える。だがそれは恐らく、養父の姿が見えなくなったためだろうと推測し]
はぅ?
[手首に刺さった針が、急速に意識を奪っていく。
……シャラン
地面に倒れる音に混じって微かに鳴った鈴の音は、夕闇の中へと*霧散していった*]
う、うるせーよ!
アタイみたいに、男女で旅ばっかしてる奴に惚れる奴なんざいねえんだよ!
[少しだけ、顔が赤いが、すぐに首を振り、元の調子を取り戻した]
ったく。
アンタはハリネズミなんかじゃなく、ただの地雷だな。
触れるもの全て吹き飛ばす。
それこそ、自分までも吹き飛ばす、ただの地雷だ。
[不機嫌そうな声で、そう言い捨てた]
─広場・噴水傍─
ともあれ、自衛団長が居なくなり自衛団が瓦解し始めているのは事実。
噂が広まっている状況で犯人がまだ犯行を続けているのも事実。
自衛団長が浚われた理由としては…何かしら情報を握ったと言うのが一番有力なんじゃねぇかね。
[曖昧にしながらもカードの一端を明かし]
[主に青年と女剣士に隻眸を向けながら]
俺は宿屋に戻る。
何かあればヘルガっつー女将がやってる宿屋に来な。
[そう言って歩を進めようとして]
[会話の輪から外れたところで一度立ち止まる]
……っとに、もう……。
何なんだよ、いきなり……。
[手を離されてほっとしつつ、首の辺りを軽くさする。
じたばたしながらも、辛うじてハンスの声は聞こえていたから、は、と一つ息を吐いて]
……そうだとしたら、それこそよっぽどだね。
深読みでなければ、騒ぎに紛れて……ってとこ、かな?
[呟く声は、やや、低いもの]
え…
[人形師の言葉に何か言いかけて、けれどそれが言葉になることはなかった]
あ、ああ。
気をつけて。
[代わりに出たのはそんな言葉で、その背中が見えなくなるまで心配そうな目で見ていた]
ああそうだ、”アーベル”。
──姉貴は信じてやんな。
[ビジネス時にだけ呼ぶ名]
[隻眸だけを青年へと向けそれだけを告げる]
[おそらくは己の力の一端を伝えた青年にのみ通じる言葉だったろうか]
[隻眸を前へと戻すと、再び宿屋へ向けて歩き出した]
…………大丈夫
仕事は仕事。………ちゃんとするよ
[ライヒアルトと別れた後、ベッティの元へ向かう道すがら呟く
その声は低く、感情を押し殺したもの]
……ただ一人以外に忘れられてしまうよりは前に。
戻ってきたつもりだけれどね。
[視線は向けられないまま][拗ねた声音に返す]
[あの時はあれが精一杯だったというのは言い訳にしかすぎず]
[逃げ出したというのは今でも負い目として残る]
[ヴィリーが離れていくのにはいつも通りの調子で]
おう。
情報サンキューな。
それから、アンタなら大丈夫だとは思うが、充分気ぃつけてな。
[と、言いながら手を振った。
切り替えは早いほうだった]
/*
わかっていたけれど、占われてしまった。
無能アピールはしたけれど、
あまり、村アピールはしなかったつもり。
それが良いのか悪いのかはわかりません。
村人3人だからねえ……
……ところで、人数的に、呪殺するに出来ない状況かしら。
呪殺は別段必須ではないし、同時にGJが出れば問題ないけれど。
[立ち去ろうとするヴィリーの言葉。
連絡先は確りと、記憶に刻み]
……うん。
わかってる。
[最後に向けられた言葉。
名を呼んだ上でのそれに、一つ、頷く。
先に交わした言葉から、彼の言わんとする所はすぐに察する事が出来たから。
多くを疑わなくてはならない状況で。
一つ、得られた確証は少しだけ余裕を取り戻させた]
ところでよ。
[レナーテが三人のほうへと振り向き、先ほどから続いている話題に加わった]
状況的に、自警団の連中の中に犯人いるとは考えらんね?
ほら。情報も掴みやすいし、なんか次期団長の座を狙ってとかそんな感じで。
[適当に思いつくことを上げてみた]
まあ、可能性は幾らでもある。
ヴィリーの言うとおり考えすぎても良くないのだろう。
[低い声には逆に重くならないよう返し]
[そのまま去ってゆくヴィリーを視線で追いかけた]
[アーベルの名を呼んだことに少しばかり眉を上げるか]
[普段は意識して名を呼んでいないことは知っていただろうから]
[それでも残された言葉の意味は分からない]
[問いかけるような視線をアーベルに投げてはみる]
本当に、無茶苦茶だ。
[彼は再び1人になる。
自衛団が香水売りを連れて行った方角を振り返る。
溜息を吐いたのはこれで幾度目だろう。
周囲の視線が向けられていることを悟り、避けるようにその場を移動し始めた]
[カヤの指定した場所
そこには既に針で眠らされたベッティがいた]
っと、あっちで愚図ついてるうちに終わらせちゃったか
手間かけさせちゃったね
[そう呟くと、ひゅんと指を振る
同時、先程と同じようにぼたぼたぼたと人形が零れ落ちてくる
スクッと立ち上がった人形たちは、ベッティの下へ潜り込み、えっさほいさと彼女を収容所まで*運んでいった*]
[男の姿が人込みの先に消えた後、ハンスへと向き直る]
馬鹿ね?
[若干の呆れすら感じさせる口調。
目を逸らす彼の顔を覗き込むように若干前屈みになる。
昔なら、でこぴんの一つも飛ぶところ。]
忘れるわけ、ないじゃない。
[軽く笑って、言った。
身体を引き戻すと、肩口に落ちた髪を払う。
翠眼はもう、他の場所に向けられていた]
─ →宿屋─
[だるさの残る身体で宿屋へと戻り]
[簡易ベッドの上に身を投げ出した]
[ぎちりと、巨躯に耐えられずベッドが悲鳴を上げる]
……アロー、レダクティア。
こちら一人シロを見つけるも進展なし。
引き続き調査を続行する。
返答は要らねぇ、寝かせろ。
[寝転がりながらも荷物から術符を取り出し]
[手短に同僚へと連絡する]
[これで今日の連絡は終いとばかりに]
[そのまま術の疲れを癒すための眠りに*ついた*]
……それは、さすがに。
そこまで野心というか、やる気があって行動力高い奴いるなら、とっくに代替わりしてる気がするよ、俺……。
[レナーテの思い付きに、何気に酷い評価を自衛団に下して。
ハンスからの問うような視線には、子供のように軽く首を傾げるだけ。
長身の男子がやる仕種としては、多分にどうか、というものもあるが]
……流石に、ちょっと事態が急すぎて疲れたの
明日には、『元の私』に戻っていると思うから
あと、『後片付け』お願いね
[そう呟くと、一方的に通信を切った]
[頷くアーベルの様子に、何かを感じ取りはしたものの。
視線は彼の位置では留まらず、レナーテに定まった]
自衛団内、ねえ……
次期団長の座を狙っているのなら、
統率が乱れるのは少し、おかしい感じもするかしら。
ここぞとばかりに仕切りそうなものだもの。
なんて。
あまり、内部事情には詳しくないんですけどね。
内部犯を疑うのは、有りの線かしら。
……あ。
[不意に、ぱん、と手を打つ。
まるで名案でも思いついたかのような仕草だったが、]
そろそろ買出ししなくちゃいけないんだったわ。
[次いだ台詞は、あまりに庶民的だった。
練習は休めても、食事の支度は休めないらしい]
ほー。なるほど。
[アーベルとエルザの言葉に納得したように頷いた]
んじゃ、自警団の連中を消去して考えると、結構絞られてくるんじゃね?
団長が、有力な手がかりを掴んだっていう情報を知っている人間って。
[確かに昼のは怪しい行動だったかも、と反省したりもした。しかし、レディなんだからもうちょっと大事に扱ってほしい…なんて思ったり、なんだかんだ取り調べされてから帰れるんだろうと思ったりも。しかし、あまりの突然な事にパニックになってしまって、オロオロとするばかり。]
[ゲルダの気持ちは非常に嬉しかったが、万が一この後キツゥイ尋問が待っていた場合、ゲルダがそれに、自分のせいで巻き込まれてしまうのは嫌だ。そう思ったその時、丁度ライヒアルトの静止が入り、ホッとする。]
[まぁ、いくら駄目駄目な自衛団でも、拷問とかはしないだろうし。疑いのためとは言え、詰所だかなんだかに入れられるという事は、ある意味保護されているようなものだろう。努めて冷静に考えてみた所プラス思考に転じる事が出来、つれていかれる時も泣き言とかは言わずにすんだ。]
/なか/
やっぱ、もそっと積極的に話を展開できるようにならないと駄目ってことだねー。
ヴィリーさんやレナさんの動き、とっても勉強になるのです。
[翠に覗き込まれれば狼狽えもしようか]
[それもほんの僅かの間だったが]
二人の言うとおりだと俺も思う。
それに元々がそこまで強制力のある役職じゃなかったはずだ。
団長さんだからこそ上手く纏めてもいたけれどね。
[考えをまとめている間に姉弟が答えていて]
[少しだけ付け加えた]
……買出しって……。
[唐突に手を叩いた姉の言葉に、きょとり、と瞬き]
ええと……もしかしなくても、荷物持ち……いる?
[恐る恐る、問いかける。
本音を吐くと、風の波長を固定するのには精神力を使うため、見た目以上に疲れていたりするのだが。
逃げられないかなぁ、なんて思いは*ちらりと掠めていたり*]
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を選択しました。
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を取り消しました。
[エルザが食事の支度をすると聞けば]
お。
どっか移動すんなら、護衛してやるよ。
今んところ、あまり進展はねえし、それに優秀なブレーンが事件に巻き込まれてもらっては困るからな。ははっ。
家で食べないなら、手伝わなくてもいいけど?
フーゴーさんのところで皿洗いする?
[この、不良。
弟の疲労は、知ってか知らずか。
言葉は途中で打ち切られていたものの、
そう付け加えそうな雰囲気だった]
[少なくともレナーテの導き出した結論は聞こえていた筈なのに、
そのことに関して反応しようとはしなかった]
あら、ありがとうございます。
よかったら――
[その後は、恐らくは、食事に誘う文句。
続きが出て来なかったのは、彼女の食欲を思い出したからに違いない。
笑顔はやや、引きつっていたかもしれない]
……ええ、お願いしても構いませんか。
…のに。
[着いてすぐ審問されるでもなく、とりあえず出された水を飲んで待たされて、ぼんやりして、そこからは覚えてない。]
ここどこなの!もー!偉い人に言いつけてやるもんー!!
[きー!と暴れてみる。その部屋の奥に居るのが自衛団長で、もうすぐ浚われたベッティがやってくるのだという事は、*まだ知らない*。]
分かっている。
[そう返した声は、果たして相手に届いたかどうか。
周囲に人気のないことを確認して、細い路地へと身体を滑り込ませる]
[アーベルの仕草に教える気がなさそうだと今は諦め]
[エルザが手を鳴らすのに注意を向けて]
[続いた台詞につい力が抜けた]
まあ生活は変わらずにあるからな。
手は足りそう、だな。
[動く前にレナーテの疑問を少し考え]
[だが結論を口にしないうちに解散の流れとなってゆくか]
「よかったら」?
[鸚鵡返しに問い返しては見たが、実際のところさほど気になったわけではない。
なので、その後の言葉が出てこなかったら、それ以上問うようなことはなかった]
ああ、いいよいいよ。
報酬は、食事でな。
[無かったが、結果、同じことを言った]
ははっ。
まあ、冗談だけどな。
メシはまた露店巡りするか、フーゴーのところで食うからいいよ。
おや、レナーテさんは同じ宿だったのか。
[宿の食材も大丈夫なのだろうかと]
[一瞬思ったりもして]
俺も戻らないと。
昨日もかなり待たせてしまったからな。
へ。
師匠さんも同じ宿かい。
[少しだけ目を丸くした]
なんだいなんだい。
世間は狭いね。
[言ってから、不意に宙を見上げて]
……同じように、犯人も、アタイが関わった中にいるのかね。
そんなことになったら、仕事とは言え、嬉しくねえ事態だな。
甘いってのは、親父によく言われんだけどよ。
[最後には、一瞬とても色々な経験をしてきた大人びた顔が見えた]
[レナーテのさっくりとした返答に、一瞬、固まった]
……すみません。
両親も帰ってくるかもしれませんので。
忙しいものですから、家にいないことの方が多いんですけど。
お祭りも近いのに、今度は別の街に行くとも聞きましたし。
[微妙に忌避しているのは、あの食いっぷりを見た者ならば分かるはずだ]
甘くても、良いんじゃないかしら。
全てを疑って生きるよりは、信じて裏切られる方を選びたいです。
……そんなことにならないのが、一番ですけど。
[大人びて見えたレナーテの顔を見つめ、呟く]
ああ、そうね。
待ち合わせ場所決めておけば良かったわ。
そうしたら、ベティちゃんもやきもきせずに済んだでしょうに。
[戻らないと、というハンスに同意を示す。
大通りへ近づくと、何やら、先とは違う騒がしさに包まれていた]
[程無く指定の場所に辿り着き、作業は始められた。
暗い空間を小さな光が照らし、それをまた影が覆い尽くす。
影は生き物のように蠢き、目に付く足跡や痕跡を飲み込んで行った。
痕跡の綺麗に消えたその場所は、いっそ不自然なのかも知れない――注意して見る者がいればの話だが。
ほんの数分間、その間誰にも見られずに作業は終わり、彼は暗闇に紛れて*表舞台へ戻る*]
[ざわめきたつ人々に話を聞けば、理由は容易に知れる。
旅の香水売りが、被疑者として連行されたのだと言うこと。
思い出すのは、カヤの見せた瓶。
それの作り手であったと、エリザベートは知りはしない]
[安堵を覚えたのは、知人ではなかったから。
同時に、その事に気づけば微妙な表情にもなった。
すぐさま、振り払ったつもりではあったけど]
あー、いいっていいって。
別にんなもんの為に護衛するとか言ってるわけじゃねえんだから。
[エルザの言い訳めいた言葉を、ひらひらと手を振り適当にやりすごした。
その後の言葉には、笑ってるような悲しがってるような優しげなような苦いような、不思議な表情を浮かべ]
―――ああ。信じたいよ。
出来るなら、信じきって―――死にたかった。
……へっ。
なんか重っ苦しい話しちまったな。
行こうぜ。
[表情を戻すと、返事も待たずに、レナーテがさっさと歩き始めた。
こういうところ、あまり護衛向きではない。
やがて、買出しが終わり、家まで送り届ければ、またぶらぶらと街中を*練り歩くことだろう*]
[大通りに差し掛かる少し前。
死にたかった。
レナーテがその台詞を口にしたときには、目を見開いたが]
……生きていて下さって、よかったわ。
だって、おかげで、こうしてお会いできましたから。
[笑みを形作り、そう言った]
[大通りでの出来事の後、
道中の会話は、あまり覚えていない。
ただ、何があったとしたって日々の暮らしを捨てることは出来ず、
食材の買出しを済ませて、レナーテとも別れ、帰途に着いた]
[作る料理は、いつもより一人分多い。
出来上がった食事を容器に入れて布で包むと、
出かけてくると言い残して夕闇に包まれる街を行く。
思うのは、一人、家に残されたであろう少女の事。
自衛団長の家へと赴き、戸を叩く]
[返答を待つまでの間、皆との会話が胸中を過ぎり、*心に深く沈んだ*]
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を選択しました。
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を取り消しました。
……手伝います。
[姉の言葉に返せたのは、こんな一言。
宿ではなく、自分の部屋でゆっくり休みたいのは事実で。
その後のやり取りには口を挟む事無く大通りへ向かい]
……え。
香水売り、って……あの、ローザって子?
[そこで聞かされた話は、余りにも予想外で。
何で、と何やってんだ、が交差した。
ともあれ、買出しを済ませて帰途へ。
道中は、疲労のためもあってか言葉少なく。
一人分の料理を持ち、出かけて行った姉が帰るのを待つ事無く、自室に戻ってベッドに倒れこんだ]
……けっこ……きっつ……けど。
[今は、と風の流れを制して、は、と一つ息を吐く]
……爺様が情報を掴んでいた事。
それを知ってそうな、か……。
それこそ、直接聞かなきゃ、わかんないよなぁ……。
[呟くのは、レナーテの導き出した答え。
直接聞いた、と宣した者は、疑いから外している。
逆に、彼が犯人側である、という可能性は捨てられないものの]
その辺、言い出したらキリないもんな……。
[疑い続けるのは簡単で、でも、その先は見えないから。
少なくとも、一つか二つ、信を置ける場所は確保したくて。
向こうの真意はやはり読めずにいるものの、今は疑念は抱かずにいた。
その辺りの心理に、彼を信じるなら姉を疑わずにすむ、という事への安堵も多少はあるのだろうが。
よく知らぬ相手であるが故に、裏切られても耐えられる、という甘さがあるのも否定はできなかった]
……はあ。
やり、にく。
[思案の後、口をつくのは、愚痴めいた言葉。
噴水傍でのやり取り。
団長と親しい者の関与。
あり得る、と思えるが故に]
……疑い難いっていうか……何ていうかなんだけどなぁ……。
[小声の呟きは、静かに揺れる風に溶け。
近くにあるそれに安堵しつつ、いつしか落ちるは*眠りの淵*]
メシ?うわ嬉しい、ありがとう!
良い匂い!
お茶くらい飲んでく?
[受け取ってから、彼女を家内にどうぞ、と、扉を大きく開く。
小さくて物も少なく質素な家、
魔法の黒板には「今日の帰りは夜中になる」と
自警団長の文字でだけ書かれていた。
彼女が入るなら余り美味しくは無いお茶を入れるだろうし、
そうでないなら玄関先で。]
大丈夫、今日はベッティ呼んであるんだ。
爺っちゃん探しの計画とか、話したいなって思って。
[心配する言葉をかけられれば、そう答える。
内心で、今友人が来たら計画が崩れるのをどう修正しようか、なんて考えている様子は不安げで、少し落ち着かない。]
[それから他愛ない話を少しばかりしたかもしれない。
エルザの姿が見えなくなってから、急いで屋根へと上がる。
大丈夫、まだ友人は来ていない。
ぐるりと回る路地を上から見ながら、少女はずっとその時を待ったのだった。]
―宿屋から自警団長への家に続く路地―
[少女が「仕事」を終えてその場から消えた後、
別な人物が其処を訪れる。
そうして現場からは、
注意して見れば人に寄っては違和感を覚えるほど、
眠った少女も含め痕跡は全くなくなってしまうのだった*]
煙突掃除人 カヤが「時間を進める」を選択しました。
/*
痕跡が無い=占いでしか探せない
になるのはどうなんだろう。
良いんだろうか。
これは俺が信用する者以外に情報出してないせいかも知れんが。
ちょっとした疑問埋め埋め。
/*
以下の振り分けは全部PL視点。
・シロ確及びほぼシロの人
エルザ、アーベル、ベッティ
・現在残ってる人のうち、シロだと思う人
ハンス、レナーテ
・狼側の人
カヤ
・結果待ちの人
ローザ
・残った灰
ライヒアルト、ゲルダ
……おや?(笑)
/*
ここはライヒ占いで直接対決考える場面だろか。
現状6:2なんだったらそれもありだ。
これでローザが狼の場合は占っても引っ張るの考えて良いかも?
と言うか霊能者どこ。
PL視点で教えt
ああもう、霊能者で性悪やって楽する予定が(どんな
―早朝:表通り―
[少女は今日は、仕事の用具を背に背負って家を出た。
大きな帽子を目深に被り、
翠のマフラーを背に揺らす姿は何時もと同じ。
向かう先は、フーゴーの宿屋。
勿論、彼女が昨日来なかった事を言うつもりだったのだけれど]
…ん?
[噂好きな太ったおばさん達が話している脇を通り過ぎる時に、
耳が拾った言葉に足を止めた。]
おばちゃん、なんて?
…香水売りがどうかしたか?
[聞き返す。
自警団が、容疑者を白昼堂々連れて行っただとか何だとか。
少女の眉が思い切り中央へと、寄った。]
なんか自警団が、ひでー事始めてるみたいだな…
厄介なコトになってきちまった。
[少女は、昨日の逮捕劇の話を聞いていなかったから。
驚いて、端末に言葉を残す。]
―回想―
[待ち合わせ場所については苦笑して頷いた]
[大通りまでは一緒に][ローザの話を聞いて眉を寄せた]
[姉弟や剣士と別れて宿に戻った時はもう薄暗くなっていた]
ベッティ、戻っているかい?
[少女の姿はなく][残されていたのは書置き一枚]
[間違いなく本人の筆跡で書かれたものだったので]
[一抹の不安は覚えながらも][その夜は訪ねなかった]
─翌朝・宿屋─
[目を覚ましたのは朝もまだ早い時]
[早めに休んだのが原因でもあるだろう]
[軽食を腹に収めるべく一階の食堂スペースへと降り]
[女将に注文をしてから]
何か面白い話は増えたか?
[ここに来てからのお決まりのセリフを口にする]
[告げられたのは自衛団に一人の香水売りが連れて行かれたと言う話]
[内容は理解せど、それが誰なのかまでは思い至らなかった]
[彼女を顔を突き合わせたのはほんの一度]
[それも相手がすぐに逃げる形で終っていたために]
へぇ、ついに自衛団による被害者が出たか?
ああ、まだ被害者とも決まって無いか。
そいつが犯人なんだったら、自衛団は一躍功労者だ。
[常の軽い口調で言いながら、出された軽食を腹に収める]
[その口調に女将は呆れに似た息を吐いた]
その辺りの仔細を知りたいところだな。
冤罪にしろ手柄にしろ、俺にとっては良いネタだ。
[あんまり首を突っ込むんじゃないよ、と忠告を受けながら]
[席を立ち外へと向かう]
[出たところで移動先に関してしばし思案]
…話を聞くには自衛団が一番良いんだろうが…。
下手に刺激して俺が捕まるのも御免だな。
ま、調べが進んでんのかくらいは聞けるか。
[考えながら作り上げるのは常に咥えている手巻きタバコ]
[火を灯し渋みの交る薫りを纏わせながら]
[一度詰所へ向かうべく大通りへ]
─宿屋→大通り─
/*
名乗りあってはないが、ハンスが呼んでるのを聞いては居るな。
一致は出来る、と。
ローザは逃げられたからマジで知らんwwww
ふゥん…
それで、爺っちゃんが帰ってくればいいんだけど!
[噂を聞かせてくれたおばちゃんにニカッと笑って
雑巾やブラシの詰まった籠を背負ったまま、大通りを歩いた。
フーゴーの宿屋へと向けて、その足取りは少し、重い。]
[それから聞いたのはベッティが来ると言うこと、
話したのは今日の成果は上がらなかったことくらい。]
べティちゃんが来るなら、
いっそ、お泊まりのほうが良いかもしれないわ。
夜道は危ないし、カヤちゃんが家に一人なのも、ね。
[近親者に対する疑いも、連行された者がいることも、口にはしない。
空のカップを置き、]
良かったら、家にもいらっしゃいね。
[そんな誘いをかけただけ。
強く勧めることは、しなかった。]
[友が来るという台詞と、不安げにも映る様子は、少しばかり釣り合いが取れない。
けれど、エリザベートは少女の頬に手を伸ばし撫ぜるだけで、追求はしなかった]
[若い子の邪魔をしてはいけないからと、いつも通りに笑って、自衛団員宅を後にする。
その後の出来事は、*知らない*]
─宿舎・自室─
[家に帰った後、普段は嗜む程度であるアルコールを呷るほど飲んで、そのままテーブルに突っ伏して寝てしまっていた
外の喧噪に、んう、と小さな唸り声を上げて顔を上げる
だが、二日酔いか頭がガンガンと痛んですぐに頭を抱える形に]
自警団……言い掛かり………誤認逮捕……
[頭を押さえたままブツブツと呟いていたが]
…………許せないよねぇ
[手の隙間から僅かに覗く口許は、残酷な笑みを浮かべ、歪んでいた]
/*
一段落したんでもう一度整理。
ゲルダの>>102を見る限りは狼か霊能者。
この場合ローザはどちらにしろシロ。
てことは内訳は
1)狼:ライヒ-ゲルダ 霊:???
2)狼:ライヒ-ハンス 霊:ゲルダ
辺りかな、俺の中では。
正直1)の可能性のが強く感じてるけど。
PL視点ではゲルダを突きたくはあるが、占う理由が無いな。
― ??? ―
[意識は朦朧としている。固い床の上、明かりの欠片すらない、真っ暗な場所]
カヤ?
[闇の中へと呼びかける。返事はない。しばらくすると次第に目が慣れてくる]
[針を刺された手首が痛む。いや、疼く。その感覚は夢と現の狭間を漂わせ]
[手首を押さえると、全身に震えが走る。腕に見える、注射の跡]
……何、これ。
く、すり……?
[それを認識すると同時に、正常な判断力は闇へと流れ出る]
/*
やっぱ今日の占いはライヒかなぁ…。
ローザ霊orベッティ霊の可能性もあるし、霊判定は無いと見て考えるか。
ジャーナリスト ヴィリーは、修道士 ライヒアルト を能力(占う)の対象に選びました。
― 誰もいない真っ暗な小部屋 ―
[そのまま静寂な時間がどのくらい流れただろう。一秒か、一年か、百年か。彼女に知る術はない。知る必要もない]
……うふっ、ふふふふっ
[喉の奥から嘲い声が漏れる。やがてその声は高らかに、狭い部屋を満たしていく]
あひゃはは、あははははー。
これもみーんなアタシの甘さが招いたんだ。騙される奴が悪い。そう、世間では当たり前のこと。ましてや商人を目指してたってのに、とんだ勘違いだわ。
肉親だろうが、友達だろうが、金になるなら迷わず売るべき。所詮は他人なんだから。
……ばっかじゃないの。安っぽい友情とか、そんなもん信じてるからこんな目に遭うんだわ。
ひゃひゃひゃ。
本当に馬鹿すぎだわ、アタシ。ばーかばーか。ひゃはは、ひーひゃははー!
[床に頭を思いっきり打ち付ける。ごす、ごすっと鈍い音、やがて床と擦れた皮が破け、額は紅く染まっていく。痛みも感じず、ひたすら笑いながらただ頭を打ち付ける。部屋に満たされた闇だけが、その紅を覆い隠し、優しく肩を抱いてくれた]
─大通り─
[いつものようにジーンズに両手を突っ込み]
[手巻きタバコを咥えながらゆったりとした速度で歩く]
[しばらく大通りを歩いて行くと]
[籠を背負った小さな姿が見えてきた]
[持ち前のコンパスの差もあって、その後ろに直ぐに追いつく]
…おいガキ。
ちんたら歩いてると蹴飛ばしちまうぞ。
[かける言葉が意地悪いのもいつものことだった]
何で連れてってくれなかったの?
パパの馬鹿ぁ……
[何もかもがどうでもよかった]
[歪んだ笑みを浮かべて泪を流しながら、やがて疲れて眠りへと*堕ちる*]
わ、わ。
オレはボールじゃねぇよ!
[後ろから大柄な男の声。
驚いた声を上げて振り返ってから、あ、と小さく]
…何処行くんだ?
[問いを重ねる。]
詰所だ。
香水売りだかが連行されたって聞いてな。
調べやらなんやらが進んでんのか聞きに行く。
[目の前の小さな姿を見下ろし]
[隠すことでも無いために行き場所を答える]
そっちは仕事か?
[背負われた籠に一度隻眸を向け]
[何気ない態度で訊ね返した]
―翌朝・フーゴーの宿―
親父さん。
確認するけれど、カヤ君が直接ここに来て。
その伝言を受けてベッティは出かけたんだよな?
[昨夜聞いたことをフーゴーにもう一度尋ねる]
[まだ朝だ][それでも若干の焦り]
[普段ならこの時間には戻ってくるはず]
……分かった。ありがとう。
先に迎えに行ってくる。
[食事は取らずに立ち上がった]
[宿を出て自衛団長の家に向かう]
ジャーナリスト ヴィリーは、煙突掃除人 カヤ を投票先に選びました。
ん、詰所か。
爺っちゃん戻ってたりしないかな。
[背に背負った籠の蓋は閉められているけれど、
煤の匂いは仄かにあたりに漂う。
男を目一杯見上げて、うん、と頷いた。]
仕事、なんだけど。
昨日呼んだベッティがうちに来なかったからサ、
忙しかったのかな、ってちょっと宿屋に寄る心算。
―大通り―
カヤ君!
[見つけた姿は一つだけ]
[傍に居る隻眼の男も認識せずに名を呼び走る]
一人なのか。
ベッティは一緒じゃないのか?
[少し強張った顔で尋ねる]
どうかね。
それも兼ねて見に行くとするか。
[その可能性はほぼ無いと思っては居るが]
[宿屋に向かうと言う子供とその理由に僅か思案を巡らしつつ]
ベッティ…?
ああ、あの露店のガキか。
来なかった、ねぇ……。
[思い当るのはただ一つ]
[けれど確信に至る裏付けは今のところ無い]
[だからそれ以上のことは言わずに居た]
[直後に子供の名を呼ぶ声]
[隻眸をそちらへと向ける]
[強張った表情の、焦りを見せる行商人が子供へと駆け寄っていた]
あれ、おっちゃん?
[宿屋の方向、今まさに向かおうとしていた道。
友が師匠と呼んでいた男の姿を見つけ、目を見開く。]
え、ベッティ、って…
昨日、…――仕事じゃねぇの?
[翠の大きな目は、更に見開かれ。
きゅ、と、両手を身体の横で拳に握り締める。]
来なかったから、どうしたのかなって…今、寄る心算、で…
……嘘だろう。
[低く低く呟いた]
[左手の中でくしゃりと音が鳴る]
君の所に泊まるという書置きがあった。
フーゴーの親父さんも確かに君が来ていたと言っていた。
大通りを抜けていく姿を見たって人もいた。
[覗き込んでくるカヤの目を半ば睨むように見詰め返す]
でもまだ戻って来ない。
だから迎えに来たんだ。
[子供と行商人の言葉の食い違い]
[露天商の姿が無いと言う事実が浮き上がる]
……やられた、か?
[漏らした言葉は一言]
―――回想―――
[エルザ>>83の言葉を聞くとカラッと笑い飛ばして]
ははは。
昔の話さ。昔の。
[とだけ返した。
それからは、他愛ない話を繰り返しただろうか、聞いた情報から思いついたことは全部言い切ったので、事件についての話は少なかった。
だが、大通りでローザが自警団に捕まったこと>>85を聞けば目を丸くして驚いた]
へ?
アイツが犯人だったのか?
なんか全然そんな気しなかったけど……本当なのか?
[そう聞き返したが、所詮噂の域であり、その噂を話した本人も詳しいことは知ってはいなかったようだ]
んー……。
なんかいまいち、腑に落ちねえな。後で話でも聞きに言ってみるか。
―――回想―――
[その後、エルザの買出しが終了し、家まで送ると、詰め所まで早速足を運んでみたが、丁度運悪くというか、夜なので色々な理由で全員が出払っていた]
明日にすっかぁ……。
[言って、街中をしばらくぶらぶらした後、宿まで帰っていった]
…うちには、来てないんだ。
待ってたけど来たのはエルザ姉ちゃんだけだ。
[睨むように見られる眼から逸らす様に俯いたけれど
ヴィリーの言葉に、弾かれるように顔を上げた。
見開いた目は、隻眼を見詰める。]
―――街中ぶらぶら―――
ん〜。
[宿屋で軽いメシを食べ終わり、詰め所までの道すがらレナーテがローザのことを思い出す。
思い浮かぶのは、くるくると表情が変わり、人懐っこい笑みを浮かべ、そして、こんな自分にまで危険だからあなたも気をつけてねと言ってくれたこと]
ん〜。
やっぱ……なんか違うような気が……ん〜。
[レナーテは頭は良くない。だが、だからこそ、動物のような野生の勘が働くこともあった]
だとすっと……なんで、ローザ捕まえたんだあ?
わっかんねえなあ。
[ぶ〜らぶら、足は気ままに進む]
[見詰めて来る子供の瞳に隻眸が細くなる]
この状況からして一番考え得るのはそれだろう。
書置きして尚目的地に辿り着かず姿を消すなぞ、物忘れの激しい奴でもやるか怪しい行動だ。
[血の気が引いてゆく]
[ヴィリーの一言にギリと奥歯を噛み締める]
まだそこまで遅くない時間だったはずだ。
すれ違いもしなかったし。
[視線はまだカヤを睨んだまま]
―大通り―
…オレが、呼んだから、――?
宿屋で待っってるか…
オレが宿の方に行けばよかったんだ…。
……オレの、せいだ。
[ハンスの視線から逃げるように
隻眼の言葉から逃げるように
少女は籠のベルトを握り締め、真下を俯く。
翠のマフラーに口元がうずもれた。]
[尚も子供を睨む行商人の姿]
[彼が何を考えているのかは大方の予想がつく]
……大通りであのガキの目撃証言があって、団長の家に辿り着いていない、ってのは不自然な話ではあるな。
まだ人も多い時間帯だったんだろう?
それなのに姿を消す部分での目撃証言が、無い。
[状況を纏めるように言葉を発する]
[段々と色濃くなるのは顔見知りの犯行と言う線]
[おそらく行商人が考えているのも同じことだろう]
―――詰め所―――
んー……。
[無い頭を必死に働かせながら歩いていると、もしかしたら、カヤ達3人の横を通り過ぎていたかも知れないが、全く気付きもしなかった。
そして、詰め所までたどり着くと、昨日よりも遥かに熱気のこもった室内の空気を感じながら、その扉を開ける]
ちぃーっす。
話聞きに来たんだけど、今良いか?
『……ああ。手短にな』
[レナーテを見ると一瞬だけ全員の目がそちらへ向き、すぐに興味をなくしてほぼ全員が元の仕事に戻った。
そのうちの、一人だけが反応して、レナーテに答える]
[とはいえ自分の戻った時間は遅い]
[表通りで話を聞いて遅れ][その事実を確認するのにもう少し]
[すれ違えなかったのはその間ということも大いにありうる]
……そういう話じゃない。
[小さくなって俯く少女に]
[ようやくそれだけを返す]
[ヴィリーが纏めるのを聞いて一瞬そちらにも視線を走らせ]
カヤ君。
本当にベッティとは会っていない?
[確認するように][何かを探るように問う]
/*
ベッティ消失の部分を読み返して思ったんだが。
名前を路地から呼んだんだったら、他でも聞いてるのが居てもおかしくねぇんじゃ?
周囲に全く人が居ないとは限らん気が。
ご都合主義とか言われたらどうにもならんけど。
[散々騒いで不貞寝して起きて。部屋中を回って様子を見た。窓があったり毛布があったり、テーブルがあったり、あとドアがある、そのドアや窓はもちろん開けられるものではない。しかし10人ぐらいで集まっても窮屈感はなさそうな部屋だ。それにしても異様なのは、窓ガラスが透明であるにも関わらず、外の様子が一切伺い知れない所か。光は射さず、薄暗いような灰一色の景色だが、体内時計は今が朝だという事を伝えている。]
きっとたぶん、なんかの魔法なの。
なんの魔法だかはよくわかんないけど…。
[むぅ、と口を尖らせて腕を組み、テーブルの真ん中の水盤を見やる。]
意外と、こういうのが全部の魔法の元々で、
水を汚すと外に出られるー!みたいなの、とか!
[思いついて、指を突っ込んでみる。とたん、ただの水だった水面が揺らいで色づき輪郭が現れ、最終的にはハッキリと、街の様子が映し出された。]
ぷわ!
なにこれ!
おもしろーい!
[くるくると魔法の水盤のなかで指を回せば、見える景色も変わる。]
目撃証言?不自然…?
[隻眼の男の、纏めるような言葉が降って来て
俯いたまま小さく続けて繰り返す。
が、その言葉に噛み付く隙を見つける暇も無くハンスの言葉が続けられ
ゆっくりと、泣きそうな表情をした顔を上げ]
会ってない…――
[嘘をついた。]
えっとよ。
なんかローザ捕まえたって話聞いたんだけど、本当?
『……ああ』
あ。本当なんだ。
んじゃ、それはなんで?失踪事件の犯人だとして?それとも、他の意味で?
『失踪事件のほうで、合ってる』
へー。なるほど。
具体的な証拠でもあったのか?
『……』
[その言葉に、一瞬自警団の言葉が詰まった]
?
どした?
…うー、ゲルダさんが怒ってる…。
[宿屋の一室、何やら呟きながら頭痛に苦しむゲルダを見て、自分のせいかしらと申し訳なく思う。しばらくそれを見つめてから、もう一度指を回す。]
[すると、ベッティの師匠と、怖い顔したお兄さんが、ローザの思う一番の被害者であるカヤに詰め寄っているのが見えた。]
何をいっているのー。
カヤちゃんが犯人なはずないじゃないの!
ちっちゃいし、それに、
カヤちゃんのお父さんが居なくなったんでしょー?
[そう、水盤に向かって語りかけるローザに、自警団長は何も言わない。]
『……現状で最も疑わしかった。
だから、捕まえた』
うん。だから、どういう証拠で?
アタイ、バカだからハッキリ言ってくれねえと、わかんねえ。
[重ねて問い詰めるが、自警団は苦々しい顔でそれに答える]
『それについては、他者に明かすことは出来ん。
例え、お前がその依頼を受けていたとしてもだ』
ほー。まあ、いいけど。
ああ。そんじゃ、事件解決したんだろ?アタイはお役ゴメンかな?
『……』
[その言葉に、自警団は今までの中で最も苦々しい顔で答えた]
『……露天商のベティがいなくなった』
べてぃ?
[思わず聞き返して、言葉を頭の中で反芻させた。そして、ややして「あ」と小さく呟き、驚いたように声を上げる]
え!?
ベッティか!?
そりゃまた、なんで!?何時何分何秒!?
『……知るか、そんなこと。ただ分かるのは……事件はまだ終わってないってことだ』
おいおい。前途多難だな、おい。
[自警団の言葉に、苦笑してレナーテが返した。
その後、ある程度大雑把に、消えた時間や消えた場所などを聞き出してから、詰め所から外へと戻った]
―大通り―
[泣きそうな顔のカヤ]
[嘘をついているとは到底見えなかった]
[視線の鋭さは少しだけ減ったかもしれないが]
そうかい。
[感情の色は混じらない声で短く答え]
ヴィリー、「依頼」をしたい。
こちらもカードを取ってくるから、後でいいか。
[隻眼の男へと視線を転じた]
[子供の呟き] [否定の言葉]
[子供が本当のことを言っているのかはさておき]
あのガキが大通りを移動する目撃証言はある。
なのに消えたのを見たと言う話はない。
魔法を使ったにせよ、移動中に浚われたならそれなりの目撃証言があるはず。
……目撃証言も痕跡も無いのがおかしいんだよ。
仮に人目の付かない所に誘い込まれたとしても、その姿を見たと言う者が居ないと言うのはおかしいとは思わないか?
不審な人物が居ればある程度は目につくはずだ。
[己の疑問と意見を口にする]
[その後に行商人から「依頼」を持ちかけられ]
……良いだろう。
[短く、それだけを返した]
カヤちゃんがんばれー、大人に負けるなっ
[水盤に気合いを注入するポーズをしていると、ガチャリという音がして、自分では押しても引いても蹴っ飛ばしても開かなかった扉が開いた。顔がわからないようにしている大柄の男が、横抱きにしているのは…]
…ベッティ!?何、その怪我!
[ローザが驚いている間に、大柄の男は少女を床に寝かせて去って行こうとする。私たちが怪我をさせたわけではないのだと、小さく呟いたようだがローザには聞こえない。]
ちょっとあんた!自衛団員の風上にもおけないわね!
女の子に怪我させてこんなトコつれて来て、
一体どういうつもりよ!!
[指を突きつけそう言うローザを尻目に、そそくさと男は部屋を出て、扉を閉めてしまった。自衛団!?と、しらないおじさんが驚いたように反応していた。]
―――露店巡り中―――
んー。
参ったな。
[言いながら、まんじゅうを一つ口に放り込んだ]
自警団長と、ベッティが事件に巻き込まれ、ローザが犯人の疑いで逮捕、か。
連続、なんて名前ついてるけど、普通ここまで短いスパンで多発するのかね。
こんなペースで1年も続いてたら、街中の全員が事件に巻き込まれてるんじゃね?
[言ってから首をひねった]
……んん?逆か?
もしかして、短いスパンでやらなければいけないことが起こったとか?
それがなにかっつうとわかんねえけどなあ。
ありうるんなら、この数日でいなくなった人が関係してる、とかか?
んー……とりあえず、今はいなそうだけど、師匠さんからベッティのことを聞いてみるかなあ。
(中発言で「釣れて来ちゃって済みません」とか
いっとくべきかしらどうしようかしら
中発言禁止ではないのよね、とりあえず。墓下。
こう、メモ的な意味で…)
(…いや、やめておこう、多分大丈夫!!
っていうか墓下行ってからわりと自由に発言できちゃう
このジンクスはなんとかならんのか。)
あんた、調査とかしたわけじゃねぇんだろ?
だって今まで知らなかったんだし。
…簡単に人の話しで結論付けるもんなんだな、って思っただけ。
目撃証言が出ないって、今から出るかもしれねぇじゃねぇか。
あんたなんか知ってんじゃねぇの?
あんたが来てから起こってるし。――事件。
[マフラーを引き上げて目に涙を溜めたまま
眉をぎゅっと中央に寄せた少女は、隻眼を睨み上げた。
思いは別だけれど、傍からどう見えるかはまた更に、別。
彼女は、ヴィリーとハンスの仲を知らない。]
ああ、”まだ”調査はしてねぇな。
だから聞いた話で推論を立てたまでだ。
それに事件のある場所に俺が居るのは当たり前だ。
事件を追うのが俺の仕事だからな。
詰所に行ってから調べ直すとするさ。
ハンスからの「依頼」もあることだし、な。
[子供の言葉にも引く様子は全く無い]
[自己正当化のような言葉だが、それもまた己のスタイル]
そうなの、私自衛団の人にね、逮捕されちゃってね、
でも別に悪い事してないのよ?
なのに寝てる間につれてこられちゃったの。
[おじさんにそう説明しながら、眠っているのか気絶しているのかわからないベッティに毛布をかけてやり]
なでなで。
[頬を撫でる。]
…じゃあ、あんたがこなかったら事件は起きなかった
って事にもなるんじゃねぇの?
[ギリギリと歯を軋ませて、
八つ当たりのような疑いのような言葉を投げる。
――実際正に「八つ当たり」なわけだが。]
―大通り―
助かるよ。
[隻眼の男に向けるのは信用ではない][あくまでも仕事]
[その情報収集能力は嫌というほど思い知らされてもいるから]
[過去の経験に従ってそれを引き出そうというだけ]
そうだな、俺のも伝聞が混じっている。
探しながらそれも確認しよう。
[それでも話を聞いていたのは不安があったからだ]
[深く息を吐く][決め付けるのはまだ早い]
[自分に言い聞かせて強張っている表情を奥へと押し込める]
……俺はまずベッティの消息を追う。
それから情報を取りに上がって、戻るのは少し遅くなるかもしれない。自衛団と宿、それ以外ならどこにいる可能性が高いんだ?
[どこへ行けば会いやすいかとヴィリーに問う]
ここで会ったのが運の尽き。
そうとでも思わないとやっていられないよ。
[八つ当たりのようなカヤの発言]
[皮肉に笑ってヴィリーを見た]
[同じような言葉は何度も投げた覚えがある]
[今回は先に他者から出たわけだが]
ならねぇな。
「事件が起きてる」から俺がそこに行くんだからよ。
…お前こそ忘れてねぇか。
この失踪事件が今に始まったことじゃねぇってのを。
[どこか己に責を擦り付けようとする子供の言葉]
[それにも怯まずきっぱりと返した]
[相手の言動に隻眸が細まる]
詰所と宿以外なら広場の噴水のところに居るつもりだ。
昨日のところな。
[あの場所に良く居るのは術の媒体を広めるのに適しているため]
[故に調べる時は大概そこに居ることに決めていた]
んじゃあ俺は先に詰所に行ってみる。
詰所に居なかったら噴水のところに来い。
居なくても周辺で聞き込みしてるはずだから直ぐに分かるだろう。
[そう行商人へと返し、詰所に向かおうと歩き始める]
[なんとなく毛布1枚じゃ気が済まず、2枚、3枚とベッティの上にさらに毛布をかけ、あきらかに暖かそうに見えた所で納得したように頷いた。そしてもう一度水盤に目をやると、さっきびっくりしていたおじさんに話しかけられた。]
え、あなたが自衛団長なの?
ええー!?だって自衛団長は攫われちゃったんでしょ?
…なんで攫われちゃった人と、
自衛団に逮捕されちゃった私が、
同じ部屋にいるの…?
[首を傾げる。もちろんどうしてそんな事になるのかは自衛団長も知る筈がない。]
…ま、いっか!なんとかなるの、なるなるー。
そうそう、私はローザっていうの。
しばらくお世話になりそうだし、よろしくね団長!
[きわめて前向きに、そう挨拶。]
[ちょっとあっけにとられている自衛団長を放っておいて、水盤をまた眺める。おお、怖い人が他の所に…だとか言いつつ眺めるが、次第に疲れて来て、その場に*寝転がる*。]
前にも言ったが。
自分で記事を書くために事件を起こす奴は馬鹿以外の何者でもねぇ。
制約はあれど、俺はこれでも誇りを持って記事を書いてんだ。
記事を書くための事件なんざ、起こす気もさらさらねぇ。
[それは行商人へと向けた言葉]
[以前にも疑われた時に発した言葉でもある]
[子供にもそれを告げるかのように]
[二人の横を通り様に言葉を発した]
――忘れてて悪ぃかよ。
[彼女は去年迄この「仕事」はしていなかったから、
すこんと抜けていたのは事実。
ヴィリーには、鼻に目一杯皺を寄せて睨んでから
はた、と、ハンスの言葉にそちらへと視線を向ける。
翠の目を瞬いてぱちり、見上げて。
一瞬の間のあと、口を少しだけ、開いた。]
[言葉を発する前に、ヴィリーが言う言葉を聞き
眉は中央に寄ったまま口を閉じる。
歩き出そうとする彼を見上げ、もう一度ハンスを見上げ]
…そういえば昨日、ローザが捕まったってのは聞いたか?
あいつ犯人だったのか?
[言葉を投げた。]
そうかい、忘れるほど平和な日々を送ってたんだな。
[皮肉めいた言葉]
[その言葉の裏にはもう一つ意味が込められているのだが]
[果たして気付く者は居るのか]
…香水売りってのがローザっつーならさっきも話した通りだ。
今から犯人だったのかどうかを確かめに詰所に行く。
尤も、連中がちゃんと調べてるのかは甚だ疑問だがな。
[香水売りの名を知らぬが故にそんな風に返し]
[歩む足は止めることなくその傍を離れようとする]
分かった。どちらかを探す。
[ヴィリーに頷く]
[自分は宿の方へと向かおうと身体の向きを変えかけ]
カヤ君。
[表面上は落ち着きを取り戻した視線を少女に下ろす]
苛立ちをぶつけてすまなかった。
一つ間違っていれば二人とも姿を消してという可能性もあったんだからね。君も十分に気をつけて。
[少女が犯人でないのならそれこそ不安なはずだ]
[口元だけで笑いを作り普段の口調を心がけて]
[どうにかそう声を掛けた]
[男に言葉をまた投げようと口を半分開いたけれど、
少女にとっては皮肉にしか聞こえない言葉にむっと眉を更に寄せて
口を噤み、言葉は音にならなかった。
ぐ、と拳を握り不安そうに、歩くその背を見送った。]
え、あ、はい。
[ハンスの声に、ぴくりとそちらへと向き直る。]
何度も聞いたな。
だからこそ諦めなければやってられないんだ。
[その言葉がなければ仕事としても頼めなかっただろう]
[分かっていても皮肉の一つも言いたくなるのは]
[ここ最近は会わずにいられたからかもしれない]
ローザさんの話は俺も聞いている。
そちらも個人的に確認しておくつもりだよ。
[自衛団で確認するというヴィリーの言葉に続ける]
[そして今度こそ踵を返して]
じゃあ、また。
何かあったら教えてくれるとありがたいな。
[宿の方へと向かって*いった*]
[告げられる、言葉。
騙せたと少女が俯いたままこそりと笑むことは無く
只未だ悲痛な顔をして、言葉を聞き。]
…うん。
オレが呼んだからだ、ゴメンな。
[先程と同じ言葉を、もう一度呟く。
ぐい、と手で目を一度擦ると、ぴょいと軽い足取りで一度後ろへと下がり、籠を背負いなおして]
オレ仕事すぐ終わらせてベッティと爺っちゃん探すよ。
見付かったらオレにも教えてくれ。
[顔を上げた。]
…そういえば、思い出した。
ベッティの奴、鈴持ってたけど大丈夫だったか?
[自分はたいした距離を移動してないけれど。]
目撃者もだけど、それを聞いた人間がいねーかどうか
聞いといたほうがいいかな…
[だが、鈴の音を聞かなかったか、などと聞けば色々まずい。
いい聞き方が無いものか、考えながらぶつぶつ呟く。]
[事件が起きていながら、そのことを忘れていると考えられる原因は三つ]
[一つ目は周囲では異変が無いために事件が起きていると認識していない場合]
[二つ目はそれこそ全く気にしないか忘れている場合]
[そして三つ目は、浚われる危険性が無いと分かっている場合]
あのガキの場合は一つしか当てはまらねぇんだよなぁ。
[紫煙混じりの呟き]
[それは二人から離れた位置で漏らされた]
[自衛団長に養われている子供が事件について全く耳にしないはずもなく]
[かと言ってあの子供がこのような大事を忘れて気楽に居る性格にも見えない]
[残るのはただ一つだった]
[そんな思考を巡らしながら、しばし後に自衛団詰所へと辿り着く]
─大通り→詰所─
/*
狼側に対してあまりに危険人物な動きばっかしてる気がすr
出来るなら直接対決してから墓行くなら行きたいところなんだが。
―ヘルガの宿屋―
[走ってやってきたのは、色気のある女将の経営する宿屋。
元気に駆け込むと女将が手を振って迎えてくれた。]
女将、煙突掃除にきたぜ。
[それは彼女が孤児院に居る頃からしている仕事。
挨拶もそこそこに、屋根に上がり仕事を始めた。]
[常春のこの街では、
暖炉やストーブは特に冷え込む時たまに焚かれる位。
が、裏返すと年中使われる可能性がある上に
舞い散る花弁が煙突に入り混む事も多い。
観光業が主なこの街の宿屋では、
割りと頻繁に掃除が必要とされていた。
屋根から重りを着けたブラシを何度か下ろし引き上げてから、
腰にロープを巻いた小柄な身体を煙突内に滑り込ませる。
しっかりと掃除を終わらせてから、
宿屋へと戻った時には身体のあちこちに煤がついていた。]
まいどありっ!
[硬貨を貰い、宿屋を後にする。
それから少女は屋根の上、自宅へと向かって駆け出した*]
…ローザを引っぱってったのが「よそもんだから」なら、
あいつの事もつれてってくれりゃいーんだけど。
――無理っぽいよなぁ。
[屋根の上、掃除をしながら呟くのは
端末に向けてか独り言かギリギリの際。]
自衛団は恐らく問題ない。大人しくしておけば。
それより…
[同業者2人への揶揄も込めて、端末に声が返る]
隠れ蓑にするには上等過ぎたようだね。
早めに排除したほうがよさそうだ。
[少女が面倒だと零す相手は、直接見ずとも容易に知れる。
躊躇いなどは欠片も感じさせない声で、今日の『目標』を示唆した]
さて。
無理につつくことはないと思うが。
[露店の少女の鈴については、運んでいない彼にそれ以上答える言葉はない。
仕事に関係のないことに口を挟まないのはいつものことだ]
─詰所─
[手巻きタバコをふかしたまま詰所の扉を開く]
[ノックもない来訪だったが、軋む扉の音に中に居た団員全員がこちらを見た]
よぉ、一人捕まったって聞いたんだが。
その辺の話聞かせてもらえっかね。
[いつもの調子で声をかける]
[団員がピリピリしているのを承知の上での言葉]
[返ってきたのは、あんたもか、と言う溜息混じりのもの]
ほぅ、俺以外にも聞きに来た奴が居るのか。
……レナーテ?
ああ、あの筋肉馬鹿な。
[その言葉に眉根を寄せる団員も居たが、知り合いならそっちに聞け、とも言われ]
アンタ達から直接聞かねぇと気が済まねぇんだけどな。
あの女、聞いたことちゃんと覚えてるか怪しいしよ。
[そんなことを言って粘り、聞けるところまでの詳細を聞く]
[と言っても得られたのは疑わしいから連行したと言う証拠も何もない曖昧なもの]
そうかい、それで犯人じゃなかった場合はアンタらどう始末をつけるのかね。
まぁ良い。
一つ忠告だ。
外から来た人間ばかり疑ってると足元を掬われる可能性がある。
この事件はいつから起きていた?
二年ほど前からスローペースではあるが起きてたんだろう。
仮に同一犯の犯行なんだとしたら、街の人間が関わってると考えた方が自然だと思うがね。
尤も、街の人間であるアンタらには疑いにくいだろうがよ。
信用の無い外部の人間である俺からの忠告だが、頭の隅には入れておけ。
顔見知りである方が警戒されることも少ないだろうしな。
[その言葉に団員達はどんな顔をしただろうか]
[見境が無くなっている者は激昂しかけ]
[比較的冷静な者はその可能性に肝を冷やしたかも知れない]
[掴みかかられる前に扉を開け身体を半分外に出し]
ああ、それと。
団長が引き取ったっつーガキ、カヤっつったっけか。
あいつには用心しておいた方が良いかもしれねぇぜ。
[それが何を意味するのかは敢えて全く説明せずに]
[外へ出て扉を閉めた]
[残された言葉に自衛団の連中はどちらの意味で捉えただろうか]
[カヤの言葉に苦笑いを浮かべ]
ええ、本当に厄介
いっそ、彼が連れて行かれれば良かったのに
……まあ、それが適わない以上、私たちでやるしかないねぇ
[それは、ライヒアルトの案に同意するということ]
色々面倒臭い、あいつ。
[マフラーを鼻の上まで引き上げ帽子を目深に被ったまま。
屋根の上、誰にも聞こえぬ場所で少女が小さく呟いた言葉は
宙に消え、風に拾われる事も無く。
偶然にも当の彼が自警団で、自分の事を*話しているとも知らず*]
煙突掃除人 カヤは、剣士 レナーテ を投票先に選びました。
─詰所→大通り─
[詰所を後にしてからは調査を開始するために大通りを通り広場へと向かう]
無能は無能なりに動いてくれると良いんだが。
捕まえろとまでは言わねぇが。
万一あのガキが犯行に関わって無いにしても、団長の引き取り子ってだけでも狙われる可能性はあるだろ。
[己としては疑っては居るのだが]
[自衛団員の尻を引っ叩くための言葉は果たしてどこまで効力を発揮するのか]
[大通りに賑わいの多い場所に来ると]
[しばらくの間は移動しがてら]
[昨日消えたと言う露天商の目撃情報を集める*ことにした*]
…あいつ身体でけーから、
オレの「針」で眠りきらなかったりしねーだろうな…
[肩を竦めて、小さく呟く。
たん、と屋根の上を走りながら、背中の籠が揺れた。]
ただなー
あいつ、どうやっておびきよせるか、だよなー…
[ふむ、と、小さく首を傾けた。
少なくとも自分は只の「子供」扱い、
話しすらちゃんとしてもらえていないところを見ると、
呼び出したところでまともに応じてもらえるか自信は無い。
それどころか、もみあいになった場合の事を考えると
どう考えても勝てる相手ではなくて。]
/*
やりたい放題ですんまそん。
占い先に悩む、超悩む。
PLはゲルダ占いたいんだけど、PCに占う理由が無い。
何かライヒには妖魔疑いががが。
でもこれ縁故絡みの妄想入ってるからびみょ(ぉ
プロロじゃまだ占い師になるか分からんかったし。
いや、占い師希望に見えたかも知れないけd
……ああ、そうだ。カヤ
[ふと思いついたように、カヤに声を掛ける]
どうせなら『依頼主様』に掛け合って、自衛団が捕まえた人を収容所に送るように手を回せない?
ん?
回せる…っていうか、お願いはできるぜ!
返事が聞けるかはわかんないけど、こっちから告げる事は出来る。
[端末から聴こえた声に、言葉を返す。]
―孤児院―
[いつものように食事を終え、子供たちを教会から程近い孤児院まで送り届ける]
おや。
あれは…
[玄関先に立つ自衛団員を見、眉を寄せたのは昨日のこともあってか。
暫く待ち、団員が去ってから職員の立つ玄関へと向かった]
今の人、自衛団ですよね。
何かあったのですか?
[心配そうな顔をした職員の口から、昨日会った孤児院出身者の失踪を聞くのは*すぐ後のこと*]
眠らせずともできないことはないが。
…そうだね。
何なら、ぼくが呼んでもいい。
[万一のことを考えればリスクは高いけれど。
提案の声はあくまで淡々としたもの]
修道士 ライヒアルトは、ジャーナリスト ヴィリー を能力(襲う)の対象に選びました。
―大通り―
[宿のすぐ近くまで戻ると聞き込みの形でベッティの消息を追う]
[旅支度の時に使う店][普段から取引のある一角]
[目撃証言が消えるのは目抜き通りをそれた途端だった]
団長さんの家はすぐそこ。
裏というほど治安が悪くは、ない。
[人通りが極端に少ない場所でもない]
[ただ表とは違って無人になる時間も短時間ならあるのだろう]
[その中でただ一つだけ]
「んー、カヤが誰かと家に走ってくのは見たけど」
[暗い時間だから確信はないと言われ]
[少年を問い詰めようとした所で母親が出てきた]
[巻き込まないでと追い払われる]
[その時は頭を下げて去ることしか出来なかった]
[クラヴィーア家の人間の生活時間帯は疎らだ。
家人の気配はまだあったが、敢えて起こしはしない。
皆の揃う機会は年月を経る毎に減り、昔は在った書き置きもなくなった。
――にも関わらず、弟宛てに残したことの真意を知るのは彼女ばかり]
「おはよう。
練習所行ってくるけど、練習きちんとやるかは怪しいと思う。
疲れてるなら、家で寝ててもいいから。」
[内容はなんてことの無いもの。
普段通りに用意した朝食の傍に置いて、家を出る]
「まあ、わざわざ言わなくてもサボるんでしょうけど。」
[隅に書かれた一言は、余計だった。]
[朝早くから人の集まる練習所は、今日は閑散としていた。
エリザベート自身、感覚を忘れぬよう軽く弾いただけで、
露店の開きだす時間帯になると誰にともなく断りを入れて広場に向かった]
[捜すのは未だ見習いの商人の少女の姿だったが、
今日も店は開かれていないようだった]
どうだったか聞こうと思ったんだけど。
[顔を傾け、首筋に手を当てる。
わざわざ宿まで赴くことでもないかと踵を返すと、
ちょうど背後にいたらしい人物にぶつかった]
あ、と――ごめんなさい、
[謝罪を紡ぎつつ顔を上げた先には昨日の自衛団員がいた。
その物々しい雰囲気に、*眉を顰めた*]
/*
…ん?
>>154は少し違うような。
ベッティとカヤが一緒に走って行ったんではなく、カヤと団長の家に向かって走って行った目撃情報があるだけじゃ。
―路地裏―
後でもう一度聞きに戻るか。
カヤ君にも確かめないと。
[それ以上は本当に何も出てこない]
[家周辺の様子を細かく探っても争った後一つない]
[逆に路地としては綺麗過ぎて不自然を感じなくもなかった]
……クソッ。
[無人の団長宅の壁を叩く][苛立ちの理由は幾つもある]
[何よりも連れ去られた少女がどうなるかが心配で]
[誰彼構わず叫んで当り散らしてしまいたかった]
……疫病神、とも言ってられない。
使えるものは使わせてもらわないと。
[自分に言い聞かせるように呟く]
[一呼吸に数十秒をかけて大きく息をする]
[数度繰り返して肩の力を抜いた]
あいつにも札を用意して、協力させる。
必要ならばまた囮でも何でもしてやるさ。
[低く言って向かったのは山の手とも呼ばれる一角]
[確認するのは隠されようとするかもしれないローズの*調査結果*]
─大通り─
[情報を集めている間、意外な人物と出会った]
[先日情報収集のために訪れた娼館で働いていた娼妓の一人である]
[向こうも己のことを覚えていたらしく、こちらへと近付いてくる]
[男はどうやら裏の女性には受けが良いらしい]
よぉ、こんなところで会うとはな。
そうだ、聞きたいことが…。
[そう言って露天商の名や容姿を告げ、見かけなかったかと訊ねる]
[しばらく考える素振りを見せて返って来た言葉は]
……なに?
その名を呼ぶ声が聞こえた?
[そんな気がした、と問いには返され]
[詳細を聞けば夕方、露天商が宿屋を出た後辺りの時間帯であることを知る]
[場所は、自衛団長宅の傍の路地]
[そして呼ばれたらしい少女がその路地へと入って行った気がするとも]
……どんな声だったか覚えてるか?
[更なる問いには首を傾げられた]
[名を呼んだのは一度のみらしく、また人のざわめきもあってそこまでは覚えていないと]
そうか、それだけでも収穫だ。
礼はまた店に行った時にでも。
[そう言って笑みを浮かべながら咥えていた手巻きタバコを右手で摘み]
[左手で娼妓の頤を捉えると、約束だと言うように軽く口付ける]
[手巻きタバコを戻すと娼妓と別れ、引き続き聞き込みを続けた]
/*
>>159>>160の証言が気に食わない場合はエピで苦言は受ける。
けど声出しておいて人が居るのに聞き咎めないってことはねぇんじゃねぇかなぁ、と。
誰も居ないって描写も無かったしな。
読み返したら文章が若干変なのには気付いたけd
呼ばれてから入って行ったんじゃねぇっつの。
[カヤの返答に、そう、と呟くと]
じゃあ、とりあえずお願いしようかな
だって、『私の獲物』を横取りされるのは無性に腹が立つし
[そう言ってクスクスと哂う
そして、ライヒアルトの提案には]
ああ、任せれるなら任せるけど
何だったら、私も手を貸そうか?
[組んだ手に顎を乗せ、助力の要・不要を問う]
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を選択しました。
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を取り消しました。
/中/
そういえば、お色気シーンをはさむのを忘れていた。
いきなり二人も女性がいなくなってしまったので、早めにやっておかねば。
―――公衆浴場―――
[カコーーーーーーーー……ン。
そんな音が鳴り響く場所で、レナーテが頭からお湯をかぶって体の汚れを洗い流した]
うっひょー!気持ちいー!
[プルプルと猫のように首を振って、勢いよく髪についた水を吹き飛ばし、大股で湯船に向かい、肩までざぶりとつかりこんだ]
おー!おー!
いい湯じゃないかー!
[レナーテがこのような場所にいる理由は何か?重大な理由があると言うのであろうか?]
やー、やっぱ風呂があるなら、一度は入っておかんとなあ。
場所によって、色々な温泉があるからたまらんな。
[特に無かった]
[ざぷりと風呂がまのヘリに腕をかけながら、頭の上に手ぬぐいを乗せて、頭上を仰ぎ見る]
んー。それにしても師匠さん見つかんねえな。いやまあ、ベッティのことを知ってる人なら誰でもいいんだけどさ。
もっと言うなら、その間に他のことしてればいいんだけど、いまいち思いつかんしなあ。
本当はローザも調べたほうがいいんだろうけど、アタイと同じように旅のもんだろうしなあ。どうしようもねえ。
色々なところに足を運んでも、なーんも見つかんねえし。
はてさて。どうすればいいのやら……おっふぅ。気持ちいー。
[言葉の最後に、恍惚の息を吐いた]
[疲労の深さ故か、目覚めの訪れはいつもよりも遅く。
置き出した時には、人の気配は薄れていた]
……姉さん、もう出たのか……?
ん……少しは、マシ、かな。
[小さく呟きながら身支度を整えて部屋を出る。
残されていた伝言には]
……疲れてるけど寝てらんないし、言われなくてもサボります、っての。
[苦笑まじりに呟いて。
朝食と、その片付けを済ませた後、家を出る。
待ち構えていたかのように舞い降りる隼を肩に乗せて歩き出す。
そのまま、大通りへ抜けるか、抜けないか、という所。
ふと、耳に届いた会話に足を止めた]
――そう言われても、
存じ上げないものは申し上げられません。
[ぴしゃりと断じる否定の言葉。
いきり立つ自衛団員相手にも、
楽師たる女は怯む様子を見せなかった]
―屋根の上―
[少女はマフラーを鼻の上まで引き上げ、風に先を揺らして街並みを見下ろす。
細めた眼の前を、ひらりひらりと花弁が舞う。
キラリ。
突然手の中で何かが光る。
が次の瞬間にはそれは消えさった。]
「……露天商の子が、どこにもいないって……」
「団長さんも、見つかっていないっていうし……」
[耳に届いたのは、お喋りな主婦たちの噂話。
瞬き、一つ。
ふと、生じたのは、嫌な予感が一つ]
あ、ねぇ、おねーさんたち。
……それ、何の話?
[何気ない風を装い、声をかける。
二言、三言、言葉を交わして。
引き出したのは、ベッティが行方不明という事]
……ベッティ……が?
[微かに寄せられる眉。
しかし、その場では笑顔は崩さずに礼を言い、離れた所でしばし、思案を巡らせる]
……とりあえず、どっちかのにーさん辺りに話を聞くと、して……。
先に、行っといた方がいい、か。
[呟き、歩き出す。歩みはやがて、駆け足となり。
向かうのは、下街。蒼の瞳はいつになく、険しい色を帯びていた]
[それは、魔法の小さな筒。
キラキラと光るガラスのそれは、中に紙を入れて蓋をすれば筒ごと消え、「あの人」へと伝わるのだ。]
ん。
これで行ったはずだぜ、ゲルダ。
[先ほどの伝言を、投げたと告げる。]
─裏通り─
「……ベル! お前、こないだなんて……」
[裏通りに入り少し進むと、向けられるのはこんな声]
……わぁってるよ。
御師さんとちょっと話したら、すぐに出てく。
[それに、素っ気無い返事をして。
駆けて行く先は、風との付き合い方を教えてくれた呪術師の家]
御師さん!
「わしゃ、なんも知らんぞ」
…………。
[会話になりません]
[カヤの言葉に満足そうに微笑むと]
そう、ありがとう
……さて、私もそろそろ動き出しましょうか
[そう言って、席を立つ
酒の影響など実のところ微塵もなかったわけで]
─大通り→広場─
[露天商が泊まっていた宿屋から自衛団長の家までの間]
[そこにある店屋や住人に話を聞くも]
[先に行商人も聞き込みをしていたらしく]
[それ以上の情報は集まらなかった]
[その後は一服も兼ねて行商人を待つべく、広場の噴水傍の段差に腰掛けた]
……次に誰を調べるか決めてなかったな。
調べておきたい奴は居る、が。
[先日の二択で選ばなかった選択]
[それを調べてみるかと考えながら手巻きタバコをふかした]
じゃあ今日はオレ、要らない?
オレ、仕事…
[ふたりで、という言葉には、低い声。
焦りを抑えたあせった声と伝わるかもしれない。]
今回だけ、だよな…?
……まだ、なんにも言ってねぇだろ……じゃなくて!
前に言ってた呪式とかなんとか!
あれ、教えて!
「……なんじゃ。一年前はいらん、と言ったくせに」
色々、変わったんだよ!
……今度は、必要になるかも知んない。
何にもしないで、後悔したく、ないから。
[静かな言葉。
向けられる、探るような視線を真っ向から受け止めて。
そのまま、五分ばかり固まっていたか]
「……呪式というても、今までと変わらん。
御主が願い、風が応じる。
……ま、制御具くらいは貸してやろう」
[沈黙を経て、呪術師は大袈裟なため息を一つ、落とし。
近くの箱から掴み出した腕輪を投げて寄越した]
さんきゅ、御師さん! 時間取れないし、礼は、後でね!
[投げ渡されたそれを受け取ると、早口にこう言って、また駆け出していく。
その背を見送る呪術師が、嘆息していた事は知る由もなく]
―大通り―
[孤児院の一件から、大分時間は過ぎている。
昨日の連行と、今日の失踪の噂が耳に届く。
けれど大通りで囁かれるそれらは何度も聞いたものばかりで、新たな情報や手掛かりは期待できそうになかった。
場所は丁度、連行現場辺りに差し掛かっただろうか]
―広場―
……日和見より性質が悪い。
[かなり疲れた顔で噴水の方へと向かう]
[自衛団に目当ての姿はなかった]
何が保護だ。
牽制しあっているのが目に見えてるような状態で。
[噴水が見えてくる][隻眼の姿を見つけてそちらへと向かう]
―広場の一角―
昨晩、カヤちゃんの出掛けたのは確かです。
べティちゃんが来ると言うのも、聞いていました。
でも、それだけです。
……後の事は、知りません。
[毅然としていた態度は終わりが近づくにつれて勢いを弱め、表情は翳りを帯びる]
宿に行くよう進めれば良かったとは、思っていますが。
…勿論、今後必要ならまた動いてもらうさ。
[少女の心情は理解したのかどうか、何でもないように声は告げる]
大丈夫だ。
[もう1人の言葉には一言だけ返した]
/中/
なるほど。アーベル能力者か。
霊能者辺りかな。
んー。
後の能力者は、守護者、人狼1、囁き、狐か。
どれだ?
ちょっとマジで考えておかんと。
……さて、と。
[裏通りを抜け、陽射しの下に出てきた所で一つ、息を吐く]
とはいえ、ほんとに出来るかどうかは、わかんないんだよなぁ……。
[理論自体は、一年前の失踪事件の時に聞かされていた。
意識の波長を合わせた大気の流れに直接干渉する方法。
今までは、音を拾ったり制したり、という事くらいにしか意識して風を動かした事はなかったから、できるかどうかの不安はついて回るものの]
……ま、やらなきゃなんないなら、やる。
そんだけ、だよな。
[小さく呟いて、腕輪をはめる。
一応見えぬよに、服の下に隠して]
さってと……とりあえず、もうちょっとまともに話聞かないとなぁ……。
アベ →霊能者?
ライ →村人?
ヴィリ→占い師
カヤ →人狼
ゲルダ→守護者?
ハンス→囁き?
エルザ→狐?
レナ →村人
ベティ→村人?
ローザ→村人?
辺りか?
― 収容部屋 ―
うぅ……がっ……
[潰されそうな毛布の重みのせいか、うなされている]
[薄く目を開けると、近くには人の気配]
……!
[毛布を飛ばし、跳ねるように起きて身構える]
[部屋の中の様子を窺う。水盤に映る景色を睨んで、舌打ちを一つ][やたらと喉が渇く]
[のそりと部屋の隅へと移動すると、壁を背に膝を抱えるように休息の時間]
/中/
んで、今日の投票は死亡フラグ出してるカヤか、村人のアタイかライヒ辺り、かな。
とりあえず、カヤに合わせておくかな。
デフォルトはライヒですがw
剣士 レナーテは、煙突掃除人 カヤ を投票先に選びました。
─広場・噴水傍─
[咥えていた手巻きタバコも短くなり]
[それを投げ捨て宙で燃やし尽くす]
[胸ポケットから予め作っておいた手巻きタバコを取り出し]
[馴染んで居るかの確認をしているところで行商人の姿が見えた]
よぉ、来たか。
そっちの収穫はどうだ?
[行商人に対し右手を上げ、左手は摘まんでいた手巻きタバコを口へと運ぶ]
…あれは。
[見覚えのある影が道の脇から出て来るのが見えた。
小さく瞬いてから、それが自分の知る姿と判断してそちらに歩いて行く]
―広場・噴水傍―
ああ、ちゃんと手に入れてきたよ。
[懐から取り出した紙をチラリと見せる]
議会議事録。当然写しだが。
[すぐ隣まで移動すると他者に聞こえないように声を潜めた]
─広場・噴水傍─
[示された紙を隻眸が見つめ、片眉が軽く上がった]
そいつぁまた。
随分と興味深いもんを持って来たじゃねぇか。
[当然声は相手に合わせ潜められる]
[楽しげに、くく、と喉の奥で笑いが漏れた]
……っと、とりあえず。
[小さく呟き、波長を確かめる]
ん、よし。ズレてない。
[呪術師から受け取った腕輪の影響か。
今までに比べると、疲労は少ないような気がした。
これならラクかな、と思った矢先、肩の隼が一つ、羽ばたいた]
ん……ハルフェ?
[訝るように呟き、相棒の視線を辿ったなら]
あれ……ライヒさん?
[目に入るのは、こちらに近づく修道士の姿]
楽師見習い アーベルは、ジャーナリスト ヴィリー を能力(守る)の対象に選びました。
/中/
あ。考えてみたら狼一つたんねえ。
てか、村人3人しかおらんのかい!
もしかして、一発目で能力者やっちったかあ?
でも、ローザは最後の参入だから違うとは思うんだが……同じく、ベッティも襲撃されてるから狐ではないし。
んー?
一応、ライヒ狼予想にしておくかなあ。
私の読み取る能力が低いせいだとは思うが、もうちっと表に能力出してもらわんと、投票に困るなあ。
─大通り─
[少し大きめのキャリーケースを携え、彼女は道を往く
その足取りはしっかりとしたものであり、アルコールの影響はほとんど抜けている様子]
…………詰所を爆破、と言うのも気分がスカッとしそうだけど
『そんなことで』捕まるなんて、馬鹿らしいからねぇ
[あたりに自衛団がいないことをいいことに、相当危ないことを口走っていたりした]
やあ。
[肩の隼、次いで相手がこちらに気付いたらしいのを見てとり、いつものように片手を上げた。
表情にはやや疲れが滲んだかも知れない]
どうしたんだい、こんなところで。
─広場・噴水傍─
ここにあると知れたら拙いだろうけどな。
最初の一回だけと押し切ってきた。
改めて依頼する。
事件の捜査、は既に請け負っているんだろう?
情報の共有と解決の時の被害者の安全確保。
対価は議事内容を含めた俺の得られる情報全て。
足りないのなら後で報酬でも足す。
[紙はまだ掴んだまま]
[真剣な視線が隻眼へと注がれた]
[カヤの反応にくすくすと笑っていたが]
やだなぁ、今回はカヤちゃんに荷が過ぎるから動こうとしてただけ
……『まだ』『今のところは』見捨てたりなんかはしないよ
[笑顔でそう言う]
人形師 ゲルダは、ジャーナリスト ヴィリー を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
……む、そう言えば智狼なんだったか。
うーん、そっちの可能性ってあるんかなぁ。
けどそれならカヤとのやり取りは無いか。
無し無し。
ゲルダ、荷物おもそうだな。
オレ手伝おうか?
[屋根から大通りが見える。
下に見えたゲルダに、声をかけた。
聞こえた言葉に、一度動きを止めて]
…「まだ」とか言うなよ。
怖ぇだろ。
[むすっと唇を尖らせる様は、年より大分子供じみて居る。]
[疲れの滲む表情に、緩く首を傾げつつ、瞬き一つ]
……なんか、お疲れ?
[浮かんだ疑問をそのまま口にして。
逆に、投げられた問いにはしばしの逡巡。
自分の力の事。
それを他者に不用意に明かすのは得策ではない、というくらいはわかっているから]
んー……ちょっとね。
色々と、足掻いてみた帰り、かな。
─広場・噴水傍─
[こちらを見つめる相手の瞳を隻眸で見返す]
[相手が本気であることは容易に知れた]
[条件を聞きながら咥えた手巻きタバコに火を灯す]
[ぷかりと、薫りの無い文字通りの紫煙が宙へと浮かんだ]
……正確には俺から申し出ただけなんだけどな。
仕事のために。
だがやることは同じだ。
良いぜ、請けてやる。
[被害者の安全確保と言う部分が難しい気がしないでも無いが]
[何とかなるだろうと行商人の依頼を請ける]
その確約として一つ良いことを教えてやろう。
これはお前にも有益な情報だとは思うからな。
[そう言葉を繋げ、一度紫煙を吐き出す]
エリザベートとか言ったか、アーベルの姉は。
あれは事件には関わっていない。
疑う必要のないシロだ。
[一拍の後に青年にも伝えた情報を行商人にも伝えた]
[チラリと上空を見上げ]
別に。魔法で実際よりは軽くしているし
[そして、むすっとした声にはくすくすと笑うと]
ただ、合流するってなら任せるよ
私はこのまま広場へ向かうつもり
…ああ。
ベッティが失踪したと、自衛団から聞いてね。
あの子も元は孤児院の子だからさ。
[眉を下げる。
目の前の青年がその話を既に知っているか、彼には分からない。
それでも探していたのだとは伝わるだろうか]
足掻いて?
…あまり、危ない真似は止めておきなよ。
[何のことだかは当然分かるはずもない。
とは言え簡単な忠告は忘れなかった]
……ああ、そか。
あいつ、孤児院の、だっけ。
[ライヒアルトの言葉に、それを思い出す。
眉を下げる様子に、違和感らしきものは読み取れず]
ベッティが失踪したってのは、俺も、出掛けに噂話で聞いたよ。
ま、だからこそこっちまで出てきたんだけどね。
[言葉自体に、偽りはない。
姿を消す理由に思い至らない者の、失踪。
それと現状を照らし合わせたが故の、選択]
わかってる、けど。
……同じ後悔は、したくないから。
[忠告への答えは、ごく小さな呟き]
―広場・噴水傍―
ありがたい。
これであんたが、となればお手上げになるが。
[少しだけ軽口のように答えながら]
[先に相手から一つ与えられる情報に瞬く]
エルザは関与していない。
そうか。
……何故それを言い切れる?
[思わず安堵の息を零してから怪訝そうな顔で聞き返した]
[ローザという女性について――犯行への関与は見られず]
[自衛団の手段に問題あり――混乱を避ける為にこのまま保護を]
[そんな内容も記されている紙片を改めて渡そうとしながら]
[少女は、屋根の上から広場を見おろしながら
ぽつぽつと小さな呟きをマフラーの中に落とす。]
…―じゃあ今日はオレはしない。
返事来たらすぐに報せるよ。
[そしてぱっと立ち上がり、空を見た。
色とりどりの花弁が風に舞う中、
近く小屋の屋根へと飛び、街灯を伝い、地面へ降り始めた。]
―広場/一角―
[事情聴取、というには場所が悪い。しかし訊く側も話す側も構わず、話は失踪した少女を呼び出した人物――カヤにまで及ぶ]
……カヤちゃんを疑うの?
冗談言わないで!
[初めて声を荒げる]
家族をどうこうするだなんて、出来るはずないでしょう。
わざわざ、自分が疑われるような状況を作る必要があるの?
それに、どうやって攫うっていうの。
一生懸命探していたのを見たでしょう?
ベティちゃんを家に呼んだのだって、きっと、待ちたかったからだわ。
[一転して捲くし立て、大きく息を吸う]
――独りで居ることがどんなに寂しいか、知らないの!
[声が響き渡った。]
まったく、団長の次はベッティとはね。
本当に誘拐なら、何を考えているのか。
[視線は地面に、小さく溜息を吐いた。
噂を聞いたという言葉には一つ頷いたのだが]
同じ?
[小さな呟きは届いたようで、訝しげな顔をする]
─広場・噴水傍─
さっきも言ったろう。
俺は犯罪者に間違えられやすいが、犯罪はしねぇ。
[返すのも軽口]
[紙片を受け取りながら、問われる内容には]
言い切れる伝手がある、と言う事だ。
俺にとって情報は商品だからな。
それに重要なもの程正確さが大事になる。
この情報に偽りはねぇ。
[自分が調べられるとは言わなかった]
[いつも使っている自衛手段とも言えよう]
[それを告げてから紙片に目を通す]
[連なる文字を隻眸でなぞった]
さて、ね。
……聞けるモンなら、直接聞いてみたいよ。
[吐き捨てるような言葉は、偽らざる心情。
それは、一年間ずっと抱えてきたもの]
……っと。
[零れた呟きを聞き止めての疑問の声。
蒼の瞳を一つ、瞬かせ]
前にも起きた時の、被害者の一人が。
俺の、一番のダチだった。
あの時は、何にもできなかった……いや、しなかった、から。
同じ事やって、同じ後悔したくない。
[そんだけ、と。短くまとめて、肩の隼をそ、と撫でた]
―広場―
[広場近く、大通りに着地した瞬間。
響いた声は大きさよりもその通り具合で耳に届き
――否、頭に、届いた。]
…――っ
[少女は、口を半開きにしたまま
呆とした表情で、街灯に手を添えたまま立ち止まった。]
―――噴水傍―――
あー。いい湯だった。
[顔を桜色に染めて、レナーテが大股で街中を闊歩する。
その行き先が噴水の近くになったのは、単純に温められた体を少し冷やそうと思っただけのこと。
噴水の近くまで近寄ると、そのヘリに腰を下ろして、一息ついた]
おー、涼しー。
あったかい街だから、こー少しでも涼める場所があるってのはいいね、うん。
[言いながらきょろと何気なく辺りを見渡し]
さて。一息ついたところで、また探し人の開始でもしようかね。
そろそろ、店の方へ戻ってるかも……っとと?
[その瞬間、広場中に響くようなエルザの声が聞こえ、軽く驚いてそちらを眺め見る]
おー?エルザじゃん。なーにしてんだー?
[自衛団員は突然の大声に驚きエリザベートを見た。
反論の内容に、詳しい事情を知らぬ周囲の反応はといえば、どちらを悪者を見るかと言えば、火を見るより明らかだ。
密やかに話し合う他者の反応に、男は女の腕を掴む。
強い力に眉を寄せたが、それだけのこと。]
連れて行きたければ、いけばいいじゃない。
あの子を連れて行くより、ずっとマシだもの!
[翠眼で、キッと相手を見据えた。
震えは気取られぬように]
―広場・噴水傍―
[相手を信じるだけの根拠は無い]
[ただ情報を持っていると思われ][多少はその人となりを知り]
[賭けにも出なければ状況が変わらないと思っただけ]
分かった。
俺としてはありがたい情報だし、信じておく。
[情報源を明らかにしていないのは自分も同じ]
[こちらは問われれば答える気もあったが]
どうみても牽制しあって動けなくなっている。
ようやく重い腰を上げても上はその程度だ。
まあ確定情報になるのと、あんたならそこから更に何かを得ることも出来るかもしれないか。
[エルザの声に振り返ってもすぐには動けなかったのは]
[カヤを疑っているからと][最後の言葉に重さを感じたから]
すまない、ちょっと行ってくる。
あのままは拙いだろう。
[連れて行けばいいとの言葉に硬直が解ける]
[ヴィリーに言い置き][そちらに向かおうと]
[語られる言葉を、彼はただ黙って聞いていた。
短い話が終わって、少し間が空いて]
すまない。
余計なことを聞いたね。
[顔を俯け、まず先に零れたのは謝罪の言葉]
…けどね。
やっぱり、あまり危ないことはしないほうがいい。
心配する人だっているだろう。
[顔を上げて、諭すように言葉を続ける。
それが簡単に聞き入れられるとは、彼自身も思っていないが]
[視線の先のエルザが自警団に腕をつかまれる姿を見れば、その顔に眉が寄った]
……なーんか事情は良くわかんねえけど、見てみぬフリは出来ねえなあ。
[言って立ち上がると、大股でエルザの傍まで近づく。
どうも、同じようにハンスも近づいていたようだが、それは丁度影になっていたのかよくは見えなかった]
よー。エルザ。
助けのほういるかー?
ああ、報酬は今回に限りロハでいいぜ。
[そんなことを言いながら、エルザに向けてニッと笑った]
――あ、レナーテさん。
[振り払うことの出来ぬまま、声をかけてきた「何でも屋」を見る。
見知った者の介入に、思わず安堵の色を表に出した]
ありがとう。でも、いいの。
……無理やり解決したって仕方ないもの。
私が行って、疑いが晴れるっていうのなら、行きます。
……別に、謝る事じゃないから。
[気にしないで、と短く返す。
表情は、前髪の陰で読めぬまま。
続いた、諭すような言葉。
一度目を閉じ、一つ息を吐いてから、開く]
そう、だろう、ね。
……わかっては、いる。
けど。
……逃げるのも、嫌なんだよ。
逃げて……ただ、甘えるのも。
/*
……広場、いっとったら。
無駄に騒ぎを大きくしとった自信はある(持つな。
ていうかね、あのね。
……くろねこ、実は唐突に『独りじゃない(FF9の神曲)』が聴きたくなったんですよ。
…………予兆かなんかだったのかと…………。
─大通り・広場近く─
[広場に向けて歩いていたが、ちょうど境界に差し掛かるところで、上からカヤが降ってくる
それに少々びっくりするが、それと同時、広場の方から聞こえてくるよく通る声
きょとりとした目で声のした方を見やり]
……あれって、エルザさんの声?
って、カヤちゃん…………どうかした?
[呆とした表情をするカヤに問いかけ]
─広場・噴水傍─
信じるも信じないもお前の自由だ。
俺は”真実を表に伝える”と言う制約がある。
情報に関して嘘は言わん。
それだけは覚えておけ。
[視線は紙片に向けたまま]
[紫煙混じりに言葉を紡ぐ]
自衛団の手段に問題あり、か。
正しくだな。
このまま保護と言うことは、解決までは出してもらえんと言うことか。
自分が捕まらんよう気をつけなきゃどうにもならんな。
依頼内容は情報の共有だったか。
ならこれも教えておこう。
自衛団長から直接聞いたお墨付きだ。
[紙片の内容を出せる程であるなら行商人もひとまずは信用出来るだろうと]
[青年に伝えた実行犯の人数と街の有力者が関与している可能性を伝える]
もう一つ、消えたガキについて。
あのガキが消える直前、誰かに会っていた節がある。
その人物までは特定出来んが、『ベッティ』と呼ぶ声を聞いたっつー証言が出た。
聞けばあのガキ、本名はベティっつーらしいじゃねぇか。
名を呼べるほど親しくて、『ベッティ』と言う愛称で呼ぶ人物。
……かなり限られるとは思わんか?
[そこまで言って、ようやく視線を上げ行商人へと隻眸を向けた]
[その後に行商人は青年の姉の下へ向かうと断わりを入れ]
[傍から離れて行く]
そうだな、シロと分かってる奴を連行されるのは困る。
冤罪を重ねるのは自衛団のためにもならんしな。
俺としてはネタになるがよ。
[この状況でも軽口を言うのはその性格からか]
んー……。
[エルザの答えに、レナーテが頭をぽりぽりとかいた]
まあ、自分でそう思うのなら止めないけどよ。
でも、きっと疑い晴れないんじゃねえか?ローザの例を見る限り。
同じように捕まえて、どっかに軟禁、とか?
[自警団の目の前で相当不穏当なことを言い出した。
その本人は、顔を怒りで染めてはいたが、レナーテの大柄な体格、それから、曲がりなりにも事件の解決について自警団に協力していることもあり、特に何か言うことはなかった]
─大通り・広場近く─
[暫し、呆とした表情のままゲルダへと顔を向ける。]
あ、あ…うん、いや。
ちょっと、吃驚、して。
[帽子のつばに手をかけ、ぐい、と引っ張り。
顔の半分も隠してしまい、口をもごもごと動かしてから、顔を上げた。]
ん、ゲルダはどうしたんだ?
ベッティと呼んだ?
確かに、それを呼ぶのは……。
[再び兆す疑惑の種]
ネタにされるのはありがたくないな。
元住民としては。
[そしてエルザたちの居る方へと]
/*
・確定シロ
エルザ、ローザ、ベッティ
・もうシロだろこいつら
アーベル、ハンス、レナーテ
・狼側COしてるね
カヤ
・灰のまんま
ライヒアルト、ゲルダ
内訳見えました本当にあr(以下略
レナーテも灰ではあるんだが、あのRPで狼だったらあまりにも、な気が。
むしろすっぱりと忘れてる妖魔の方がしっくりくr
これでライヒ占って溶けたらぎゃーーーーなんだけど。
色んな意味で。
そう、気になることが俺のほうにもあった。
カヤ君と一緒に誰かが走っている姿というのを見たという少年も居たんだ。親御さんが来て詳しくは聞けずじまいだったが。
[一つ二つと出てくる曖昧な情報]
[複数重なれば疑いは濃くもなってゆくというもの]
[そう隻眼の記者に残して]
待ってくれ。
それじゃ解決しないだろう。
[先にレナーテが動いていた]
[不穏当な台詞の内容は実に的を得ていた]
お知り合いなんですか?
[恐らくは連れ去られた人物の名が紡がれ、はたりと瞬く。
男の手に篭められた力は幾らか緩んでいたが、抵抗の素振りは見せず]
……仮にも、街を守る立場の人達でしょう。
幾ら、統率者を欠いた状態だからって、
そんな馬鹿げたことはしないと思います。
[途中で顔を向け、自衛団員をじっと見る。
そう信じ込んでいるといった口調に、ぐっと詰まる様子が窺えた]
ね?
[ある意味予想できた答え。
短く息を吐いた]
分かっていても、止められないか。
…なら、好きにするといいさ。
[呟くように言う。
青年にはどんな風に聞こえただろうか]
まったく、ぼくの忠告は聞き入れられた試しがないな。
[苦笑を浮かべて肩を落とすのは、いつもの通り]
[帽子で顔を隠すカヤに特に突っ込むことなく]
…………そう
[とだけ言って目を伏せる
だが、顔を上げて聞かれた言葉に、うん? と首を傾げると]
…………詰所を爆破?
もちろん冗談だけど
[ニコッと笑顔で言う。本当に冗談なのかとても怪しい]
人形師 ゲルダは、行商人 ハンス を投票先に選びました。
おお。
ローザは知り合いっつうかなんつーか、最初事件についてどう調べていいか悩んでたときに、話しかけてくれた人だ。
おかげで随分と楽になったのを覚えてるよ。
そして、だからこそ、あまりローザが犯人だとは思えねえんだが。
[エルザの問いに、つらつらとローザのことを話した。
そして、エルザが自警団を心から信じてる姿を見て、自警団をちらりと見ると]
ふーん?
[と、意味ありげに呟きを漏らした]
まあ、失踪させないため、という意味でなら、間違いなく安全な方法ではあるかな?
[皮肉気に笑ったが、そこにハンスが近づいてくると、お。ラッキーという顔でそちらを眺める]
─広場・噴水傍─
[行商人の返答にはくつりとした笑みを返すのみ]
[冤罪を記事にしないとは言い切らなかった]
あのガキと一緒に誰かが走る姿を、ね。
……ますます怪しいな。
[最後の呟きは相手に届いただろうか]
[離れて行く背を見やってから隻眸は紙片へと戻る]
なかなか、面白い内容ばかりだ。
事件を霞ませる内容かどうかは、もう少し調べてみて、になるか。
裏取りの状況によっては事件と関連する可能性も否めんかね。
[ざらっと目を通しただけではまだはきとしない]
[けれどその先にあるものを予測し、楽しげに口端を持ち上げる]
[咥えた手巻きタバコはようやく半分にまでなっていた]
[呟くような言葉。
言われずとも、そうするつもりではある、けれど。
少しだけ、常と違う響きを感じたように思えたのは、気のせいか、それとも]
不良のサボり魔、だからね、俺は。
昔から、人のいう事、大人しく聞けるようにはできてないんだ。
[微かな疑問は押さえ込み、返す言葉は冗談めかす。
もっとも、教会の神父らに問うたなら、幼い頃は素直な良い子だった、との答えが返るのだろうけど]
それでも、ライヒさんが気ぃ使ってくれてるのは、一応わかってるつもりだよ?
[肩を落とす様子に、こてり、と首を傾げる。
幼げな仕種。
だから、長身の男子がやるには、それはどうなのかと]
/*
ああもう。この手の修正の仕方嫌いなのに。
メモだと見落としがあるといわれたらこうなるし。
見苦しくてすみませんorz
…ばくは?!まじで?
[帽子のつばを上げずに声を上げる。
鼻をずび、と一度すすり手首で拭いてから]
詰所?
あいつら何か掴んだのか?
あら、ハンス。
……大丈夫なの?
[問いかけるさまは、やや暢気というか、場違いでもある。
自衛団員はと言えば、何だか黙りこくっていた。
ハンスの手を払うこともしない]
/*
何か違うキャラになっているよ、エルザ。
カヤをもっと誘き出せたら良かったのだけど、残念。
とか思っている辺り、PLは黒いですね。
/*
撤回分が恨めしい。
ところで。
エルザのは吊り希望だったりしたのだろうか。
むっちゃ止めに入りまくってるが。
まぁ俺は関わらんのだけど(ぉ
―広場―
手を離せ。同じ轍を踏む気か。
[エルザから一度手を離させる]
[沈黙する団員の表情は険しいものだったが]
大丈夫じゃない。
変なことを言い出されもすれば特にだ。
[暢気にすら聞こえる声に溜息を吐いた]
カヤ君を疑いたくないというのは分かる。
だが……。
失踪からの安全をというのなら、あの子でも同じだろう?
昔はもっといい子だったと聞いた気がするんだが。
誰かと聞き間違えたかな。
[揶揄するような言葉で見上げる相手は、彼より20cmばかり高い。
聞き入れられない理由の一端かもと考えたこともあるが、すっかり慣れてしまってはいた]
そうかい。
『一応』と『つもり』が取れないのが残念だよ。
[故に幼げな仕種にも、特に言うことはない。
眼を細め、苦笑を浮かべるだけだ]
[カヤの言葉ににっこりと微笑み]
……何か掴んだかはどうか知らないけど
というか、この際どうでもいいんですよ
だって、あの阿呆共、『私の獲物』を濡れ衣で連れていっちゃうんですもの
そりゃ、爆破のひとつもしたくなりますよ
[満面の笑みで、そう言い放つ
もちろん周りにそれを聞き咎める人物が居ないことは承知の上]
─大通り・広場近く─
えもの?
[ゲルダの言葉に、首を傾ける。
顔を見ながら話すのは、なんだか久しぶりの気がする。
少女はなんだかもそもそと落ち着かない態の侭
言われた言葉を不思議そうに繰り返した。]
…キラキラの瓶くれた人?
獲物って、どういう事だ?
そう、かも、ね?
[聞き間違い、という言葉にくすり、と笑う。
残念、という言葉も、その笑みで受け止めて]
……さて、と。
ここで立ち話してても、爺様やベッティが見つかるわけでなし。
動いていかないと、かな。
……ライヒさんは、これからどーするの?
[話題を切り替え、ごく何気ない口調で投げるのは、こんな問い]
/中/
ああ……そう言えば、人形士という辺りで、人間を人形に変えるんじゃないかなーというのを想像してたのに、すっかり忘れとったわい……。
うむ。人狼確定だな。多分。
……疑いたくないわけじゃない。
[離された腕は少し痛む。
もう片手で摩りながらの台詞には、嘘が見える]
ハンスは、そう思ってるのね。
[呟くように言う。
無言の自衛団員に一礼すると、踵を返した]
/*
アベが襲撃されそうな予感がした(根拠なし
明日もし生きて黒出たら直接対決。
手がかりはちょい強引だが残す予定。
現状信じてるアベ、エルザ、ハンスには伝える。
レナーテをどうするか…伝えるかなぁ。
明日生きてた場合の占い先、ランダムにしても良いですk(ヤメレ
[落ち着かない様子に僅かに首を傾げつつ
カヤの言葉にこくりと頷くと]
そう、ローザ
んー、まあ『獲物』って言うのはちょっと語弊があったね
私の友達。彼女をどうこうしていいのは私だけ
それを阿呆共は勝手に持って行ったんだから、その報いは受けて然るべきだよね
[笑顔で相変わらずとんでもないことを口走る]
[返答には小さく肩を竦めるばかり。
話題が移ると苦笑を止めて、少し考えるように宙を見た]
…そうだね。
取り敢えず、広場のほうを見てみようかとは思ってるが。
……んー。
[なんとなく、部外者が立ち入れないような雰囲気で話していたので黙ってみていたが、カヤの話になるとちょっとだけ眉を寄せた]
つか、よく2人の話を理解してねえかもしんねえんだけど、カヤを犯人だと思ってんの。2人とも?
アタイは、カヤは犯人じゃないって思うんだけどなあ。
アイツがアタイに申し出た依頼の真剣さに嘘はないと信じてるから。
[こともなげに、レナーテが言った]
……広場、か。
あそこなら、人も集まるし、話も聞きやすいか。
んじゃ、俺も、寄り道してからそうするか、な。
[寄り道とは即ち、屋根の上の情報収拾ルートなのだが]
んじゃ、そういう事で、俺、行くよ。
[ひら、と手を振り、路地を蹴る。
ふわり、と周囲を取り巻く風は、以前よりも軽やかに]
[だが、くすりと笑うと]
まあ、爆破ってのは本当に冗談だよ
…………そんな一瞬で終わる悲劇なんて生ぬるいし
じわじわとじっくり苦しめてあげないと
[結局、とっても黒かった]
─広場・噴水傍─
[ちりちりと音を立てながら手巻きタバコは短くなって行く]
[頭の中では誰を調べるかの最終選択]
[青年と行商人は現状調べる必要は無い]
[女剣士もあの態度ならば今は外しておいても良いだろう]
[残るのは友人と子供、そしてあの人形使い]
……ひとまずは二択、かな。
[再びの二択]
[潔白を調べておきたい友人と]
[現状疑いがかかっている子供]
………。
[一度に二人は調べられない]
[しばし考え続け、最終的に下した結論は]
…自衛団の無能っぷりが不安ではあるが。
あれだけ炊きつけたんだ、ガキの方はあっちに期待してみるか。
[監視くらいはするだろうと]
[子供の方を切り捨てる]
[やはり友人の潔白は証明しておきたかった]
友達、――ともだち。
[ゲルダの言葉に帽子のつばの横から片目だけで見て
言われた言葉を口の中で繰り返す。
眉を寄せ、翠の瞳は揺れる。]
しかるべき、って、本当に爆破するのか?
[笑顔が少し怖い。
思わず声を低くした。]
……ああ。
気になる話があったからね。
[呟くようなエルザの言葉には低く返す]
手、大丈夫なのか。
[手を摩る様子に眉を寄せた]
[後を追おうとしたところでレナーテの問いが聞こえて]
本人を見ていると確かにそうとは思えなかった。
けれど、聞き込んでいるうちに不自然な点が出てきたんですよ。
まだ断定できるとまでは言いませんが。
[――思っていない。
そう口にしたはずの否定は、ごく小さかった]
へいき。
そんな、柔じゃないもの。
[その後のハンスの台詞も聞こえていたはずだが、
振り返らずに広場から大通りへと歩んでいった]
…ああ。
気をつけなよ。
[さっきの今で、引き止めるようなことは言わなかった。
風が頬を撫でるのを感じながら、青年を見送る。
その姿が見えなくなってから、先程言った通りに広場へと歩き出した]
ふあああ…。寝てた!おはよう!
んん…。なにも考えずに横になったから肩痛いの…。
[誰にともなく挨拶して、大きく伸びをする。きょときょとと辺りを見回し、毛布が空になっているらしいのに気がついて小首を傾げ、もう一回見回す。]
あれ?ベッティは…いた!
[膝を抱えた少女にふるふると手をふって、肩から下がったポーチをごそごそと探り、1つの瓶を取り出す。]
じゃじゃーん!
身体検査受けたときに香水は取られちゃったけど、
これは飲み物だからって言って死守したのー♪
飲み物の証明っていって1口飲んじゃったけどねー。
[いっきに飲んでってゆわれたのにごめんねー。なんて良いながら、また水盤を覗いてみる。なんか怖い事を名指しで言われた気がしてぞわぞわした。]
─屋根の上─
[ライヒアルトの最後の言葉は、風が運んで。
駆け出す直前、ちら、とそちらを振り返るものの、何か返すでなく、結局そのまま走り出した]
……さて、と。
上手く、使えればいいんだけど。
[零れたのは、小さな呟き。
途中、窓際好きから幾つかの噂話を聞きだして。
以前よりも身軽に、屋根の上を駆け、広場へと駆けて行く]
[ハンスの答えには、苦い顔で頭をもう一度かき]
不自然ってもなあ……。
依頼の意味を考えると、アタイにとっちゃ、それこそ不自然ではあるんだが。
まー、アタイの頭が悪いせいなのかもしんねえけどよ。
[そう返したところで、ハンスがエルザを追おうとする姿を見て、慌てて用意してた質問]
あっと!
悪い!どっか行くんなら、先に聞かせてほしいことあんだ。
他はともかく、この短いスパンで起こった団長とベッティの共通点とか共通の知り合いとか聞きてえんだ。
師匠さんは、ベッティのそういうところ分かるか?
/*
カヤが狼側なのは分かってるが、狼なのか囁きなのか、なんだよな。
表に出るなら囁き、と思ってるんだが、どうなんだろう。
カヤ自身がベッティを連れ去った描写がないのもそう考える理由の一つなんだが。
これでカヤが狼だったら俺見る目無さ過ぎ。
[ゲルダの惚けた笑みには、ふると一度頭を振って
エルザへと視線を一度移して]
…さっき、声、聞こえた。
でっけぇ声。
[ぽつり、小さく呟く。
それから深く被った帽子の下、俯いて。]
[もう一人は人形師。
ざわめきの中、他に意識を奪われていたこともあり、
会話の内容を聞き取ることはできなかった。
話題の主が近くにいたことの戸惑いに、
一端、足を留めた姿がどう映ったかはわからないが]
[しかし二人の近くへと寄り、一礼する。
なるべく普段通りと心がけた笑みを作った]
カヤちゃん、――に、ミューラさん。
……お取り込み中でした?
修道士 ライヒアルトは、煙突掃除人 カヤ を投票先に選びました。
こんにちわ、エルザさん
先程は大きな声でびっくりしましたよ
[先程までカヤに話していた物騒な気配は一切匂わせず、笑顔でエルザに話しかける]
あら。聞こえちゃった?
やぁね、恥ずかしい。
[カヤの呟きに、眉を下げて苦笑する。
痛めていない方の手を、ぱたぱたと振った]
……昨日、平気だった?
ごめんなさいね。
私がもっと、きちんと注意していたらよかったのに。
[申し訳なさそうな表情。眼を伏せる]
(居なかった間のログ読み中。
ベッティは本気でどうしちゃったのかしら。
ヴィリー良い男すぎて吹いた。
ベッティは勝手に連れてこられて怒ってないかなー
怒ってないと良いなー)
─大通り・広場近く─
うぅん。
ゲルダが、ローザが連れてかれたのがはらたつって。
そーゆう話で、別に取り込んではいないぜ。
[エルザの顔を、覗くように帽子のつばから
片方の目だけで、そっと、見上げる。]
/*
レナーテは落ち着けw
占い先もそうだが、投票先の最終決定もせねば。
立て付いたからゲルダ、もありなんだけど、ゲルダは狼候補。
今日狼吊りでも良い、っちゃあ良いのか…?
いっそ吊られるの俺になれば良いのk(マテ
/*
そう言えば一応吊りフラグと襲撃フラグはバリバリ立ってる予感。
意図してやってないんだけd
強弁系のキャラだからだろうか。
ミューラさんも?
あんなに大きな声出したの久しぶりだから、
喉を痛めてしまいそうだわ。
[喉元に手を当てる]
[先の問いに対するカヤの声には、そう、と頷いた。
彼女の瞳が覗いたと知れば微笑みを作ろうとしたものの、
暗い表情を消すのは少しばかり遅かった]
[エルザの問いに首を横に振りつつ]
いえ、ただ先程カヤちゃんと偶然会いまして少々愚痴を聞いて貰っていただけで、別段取り込みごとは無いですよ
[さらりと嘘を吐く。いや、あながち間違ってないのか]
わ、わ、謝らないで…!
オレ平気だし、その、
――ベッティ呼んだのオレだし。
[エルザの申し訳なさそうな表情に、弾かれたように顔を上げて。
振られてない方の手を、腕を取ろうと、手を伸ばした。
煤の匂いがふわりと漂う。]
─広場・露店側─
よ、と。
[あちらこちらを巡り、露店側の屋根から広場へと降り立つ。
やって来た広場には、言葉で言い表し難い空気が漂っているようにも思え]
……なんか、あった……のか?
[肩に止まった隼と、顔を見合わせながら、呟いて。
ぐるり、周囲を見回した]
頭の良し悪しじゃないでしょう。俺にも依頼の意味は分かりません。
ただ、俺が聞いた範囲で、カヤ君が誰かと一緒に家へと走っていったというのがあるんです。
ベッティをずっと家で待っていたはずのカヤ君がね。
[溜息交じりの答えはエルザにまで届いたのかどうか]
[呼び止められて振り返った間にエルザの姿は人波に紛れていた]
[もう一度溜息をついてレナーテに向き直る]
いや。俺も実の所そう詳しくは。
ベッティは、3年前に熱意に負けて旅についてくるのを認めただけなんです。過去のことはあまり話したがりませんでしたし。
共通の知り合いで一番先に浮かぶのは。
カヤ君ですよ。これまたね。
[気だるそうに顔を上げて、声のした方を見つめる]
[視線の先には知り合って間もない、能天気な友達……だった相手]
[しばらくそうしていた後、口を開く]
ローザも連れてこられたの?
……あの子に。
[見覚えのある薬瓶に微かに表情を歪め、ローザから視線を逸らして水盤へと向ける]
―広場―
[広場に着いたのは、青年よりも遅かったかも知れない]
さてと。
[取り敢えずは露店のある方向を目指し、歩いて行く。
――人の波に紛れながら、友人を見たのは一瞬だけのこと]
楽師見習い アーベルが「時間を進める」を選択しました。
ミューラさんが愚痴を聞いて貰う側なんですか?
それはちょっと、意外な感じですね。
[軽い物言い。
奇妙だと指摘しているつもりは、当人にはなかった]
/*
気付かれたっ!www
このまま貫こうかと思ってたぜwwww
アベさんくすwwww
そして独り言も77になってた。
久々だな、こんなに使ったの。
行商人 ハンスは、煙突掃除人 カヤ を投票先に選びました。
[じっと見つめられて、話し出すまでの時間を感じる。やっぱり調子わるそうだなー、と心配そうな顔をして]
あの子?だぁれ?んー、
私はなんかね、自衛団員のおじさんが、
お前は悪い奴の可能性があるから来なさい!
とかって言ってて、
それで自衛団の詰め所につれてかれちゃって、
その後お水飲んだら寝ちゃってー…。
それで気がついたらここなの!
まったく酷い話だわー!
[ぷいぷい言いながら水盤を見る]
なんでカヤちゃんこんなに疑われてるのかしら…。
……ほんとうに、平気?
[じっと、カヤを見た。
少女を見つめる翠眼に映る少女自身の姿。
カヤにとっては、どう見えることか。
伸びて来る手を避けることはなかったけれど、]
――っ、
[声をあげず眉を顰める]
ほうほう。なるほど。
[ハンスから一連の答えを聞くと、うんうん頷いた。
そして、すぐに頭をひねると]
カヤ……カヤねえ。
どうも犯人像とはあんまり結びつかねえな。
[やはり信じられないようで]
変身する魔法とか、変身怪物とか、そういうの無かったっけ?
そういうのでなきゃ、アタイが見たカヤと、犯人が同じ存在に思えねえ。
……ああ。急いでんだよな。悪い、引き止めちゃってよ。
[苦笑しながら、最後にそう締めた]
……ん、と。
[今いる場所から、姉の姿は捉えられず。
それでも幾人か、見知った顔が見受けられて。
とりあえず、無駄なく事情を聞けそうな、と思うと、やはり限られるわけで。
歩みは自然、噴水の方へと向けられた]
[エルザの翠眼に映る自分の翠。
更にその中には翠眼が映りその中には更に。
その奥を覗くようにして、一瞬泣きそうな顔になる。
が、彼女の手に触れれば眉をひそめたのに
弾かれたように、手を離した。]
…――ぁ、
[眼を見開いて言葉を失った。]
[カヤの返答を聞き一瞬暗い表情を浮かべたエルザには苦笑いを浮かべ]
あー…………もしかして心配掛けちゃいましたか
うん、大丈夫です。愚痴も聞いてもらいましたし
[愚痴ってレベルじゃなかったが、それは置いといて
意外と言われて首を傾げると]
…………そうですかね
まあ、私も人の子ですから。愚痴を言いたくなる時もありますよ
─広場・噴水傍─
[粗方の情報を読み終わり、紙片は丸めて左手に持つ]
[大分短くなった、紫煙を立ち上らせる手巻きタバコ]
[調べるに足る紫煙は広まったことだろう]
[しばらくは通常の一服のように]
[紫煙を吐きながら隻眸を巡らす]
[声を響かせていた青年の姉は最初の場所には居らず]
[行商人と女剣士が話をしているのが見えた]
[別へ隻眸を向けて居たためか]
[友人の姿を人の波から見つけることは出来なかった]
……ふうん。
ローザは悪い奴なのかしら?やけにカヤの肩を持つし。
[水盤の中にカヤの姿が映れば表情を殺し、そっと注射の跡が残る手首を押さえた]
それで、アタシがそのローザと同じ場所に連れて来られたってことは。
[爪を噛んでしばらく黙った後、にやりと笑みを浮かべ]
……自衛団が誘拐犯ってことね。
[カヤがエルザの手を握ろうとした時、彼女が眉を顰めるのを敏感に見て取り]
……ああは言っても、やはり疑念の種は拭えず……てとこかな?
[心中でそう呟く]
[人込みの中のライヒアルトには気づいたか、否か。
肩の相棒は、一瞬そちらに視線を流したやも知れないが。
ともあれ、蒼が黒衣を捉える事はなく]
……なんか、空気が重いみたいだけど。
なんか、あったの?
[右手を上げるヴィリーの近くまで行って、足を止め。
投げかけたのは、短い問いかけ]
え?
[驚いたようにベッティを見る]
私は悪い奴じゃないもの!勘違いされちゃっただけー。
…それに、やけにカヤの肩を持つって…。
だってカヤちゃんは被害者側だもの、
お父さんが攫われちゃったんだから。
ベッティも同意してくれるかなって思ったんだけど…。
[喧嘩でもしたのかしら?と見当違いの事を思い、後の言葉にはごくりとつばを飲み込んだ]
…そうなるのかぁ、そういえば…。
純粋にあったかくて、ぴかぴか光ってる街だー
って思ったのに、ショックだぁ…。
―広場・噴水より少し離れた場所―
結びつきにくいのは分かります。
さっきの通り、俺も本人からはそう受け取れなかった。
ただ状況的なものがどうしてもね。
[変身魔法と言われれば眉を寄せて]
そうしたものを考えていたら、キリがありません。
確かに可能性がないとも言えませんが。
……いや。
多分追いかけても無駄でしょう。
エルザがカヤ君を疑えているとは思えない。
それで俺は、こうですからね。
[手のことも気になったが]
[行っても逆に意固地になられるのだろうと]
[苦笑交じりの溜息が落ちた]
─広場・噴水傍─
ああ、ちょいとな。
[そう言って、聞こえたままのことを青年へと伝える]
[青年の姉が、連れて行くなら自分を連れて行けば良い、と言ったことも]
それでハンスが止めに行ったが、その後どうなったのかまでは知らん。
[視線はすぐに逸らされて、目指す方向へと歩いて行く。
途中ですれ違った青年と隼には気づかない。
そうして暫く歩いたところで、大柄な剣士と行商人の姿を見留める]
…。
[少し考えて、そちらへ足を向けた]
─広場・噴水傍─
……て。
[端的になされた事実の説明に、言葉が失せる。
蒼は僅かな焦りを帯びて、周囲を見回すものの。
捜す姿は、人込みの先で捉えられず]
なに、それ……何考えてんだよ、一体……!
[とっさ、口をつくのはこんな言葉]
[ゲルダの疑問への答えはあったが、今は紡がない]
うん。
[カヤの台詞に、微笑む]
……よかった。ありがと。
[親指の腹が、目元を擽るように撫ぜる。
言葉とは裏腹に、泣くことを促しているようだった]
楽師見習い アーベルは、楽師 エルザ を投票先に選びました。
[気まずいと思っていたが、なにやらほっこりした空気に]
(…………んー、これはこれで居辛いなぁ)
[とりあえず、二人の世界が出来てるような気がしたので、静観]
カヤが被害者……ね。
ローザはカヤのこと、どれだけ知ってるのかしら?
[嘲笑するように言い放った後、ただの八つ当たりだと気付いた]
[話しすぎたとばかりに、視線を逸らして口を噤む]
[眉を寄せると額の傷が痛んだ]
[人を信用した己の愚かさが身に染み入る]
楽師 エルザは、剣士 レナーテ を投票先に選びました。
─広場・噴水傍─
どうもカヤってガキについてで自衛団員と揉めたらしい。
その流れで、あのガキを連れて行くぐらいなら自分が、と。
何を考えてそんなこと言ったのかは、本人にしか分からん。
止めに行ったハンスなら何か聞いてるかもな。
[青年の動揺も無理はないな、と]
[流石に口にはしなかったが]
性格とかじゃなく、状況が、か。
まあ……確かにそのほうが正しいんだろうけどね。
女は裏にいくつも顔を持ってる。なーんて言うしな。
[まるで自分が女性であることを忘れたかのように言い放った]
けど、それでも、アタイはカヤが犯人ってのは信じらんねえ。
もし、仮にそうだったとしても、自ら望んでやったんじゃないって信じるよ。
例え、その答えが誰に間違ってるって言われてもな。
[言った後に、ため息がこぼれるのを見ると、もう一度苦笑した]
アンタと、エルザの関係はアタイにはよくわかんねえけど、まあ、頑張れ。
応援はしてやるよ。それとも、精神注入代わりに飲みにでも行くかい?
…――――
[手を掴むと眉をひそめたのは、何かあったのだろうか?と想い
少女はエルザの手から離した手を、彼女の二の腕に触れられて。
眼元を撫でる手が優しくて、泣きそうな顔で見上げ、く、と一度下唇を噛んだ。]
…オレ…
[小さな呟きの後、目線をゲルダへと流し、ぱちぱちと。]
─広場・噴水傍─
カヤのこと……で?
[蒼を一つ、瞬く。
わかっていない事の方が、きっと、多いけれど
気持ちが全くわからない、とまでは、言わないから]
……そういう、問題……かよ。
[言えたのは、ただ、こんな言葉だけ]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新