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黒耀鴉 ライヒアルトは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
青の死神 アーベルは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
野槌の娘 ロミは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
紅雨 ローザは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
万華鏡 ユーディットは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
Lilith カルメンは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
渡り エルザは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
狂犬 ヴィリーは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
蜂蝶 オクタヴィア は 渡り エルザ に投票した。
黒耀鴉 ライヒアルト は 渡り エルザ に投票した。
青の死神 アーベル は 渡り エルザ に投票した。
野槌の娘 ロミ は 渡り エルザ に投票した。
紅雨 ローザ は 渡り エルザ に投票した。
万華鏡 ユーディット は 渡り エルザ に投票した。
Lilith カルメン は 渡り エルザ に投票した。
渡り エルザ は Lilith カルメン に投票した。(ランダム投票)
狂犬 ヴィリー は 渡り エルザ に投票した。
Lilith カルメン に 1人が投票した。
渡り エルザ に 8人が投票した。
渡り エルザ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
現在の生存者は、蜂蝶 オクタヴィア、黒耀鴉 ライヒアルト、青の死神 アーベル、野槌の娘 ロミ、紅雨 ローザ、万華鏡 ユーディット、Lilith カルメン、狂犬 ヴィリー の 8 名。
[オクタヴィアが個室へと戻ったその頃]
[『遊戯』のスタッフはバトルの敗者であるエルザを拘束。怪我の治療の後に『遊戯』の『舞台』から降ろすべく、どこかへと連れ去った]
[『遊戯』はまだ始まったばかり。集いし参加者の一角が欠けても、投げられた小石の波紋は*広がり行く*]
[エルザが連れて来られた先。そこはバトルフィールドとして隔離された都市の地下にある洞窟。ここもまた隔離エリアとされ、バトルの敗者が集められるようになっていた。辺りは陰鬱としており、地上同様広大な空間が広がっている。洞窟の壁には苔やキノコが生え、場所によっては巨大なキノコが群生していたりもする。奥の方からは水が滴る音も聞こえ、少し歩けば地底湖の一端も見えてくることだろう]
[エルザに与えられたのは『遊戯』が終わるまでに足るとされる、数日分の携帯食料。『遊戯』のスタッフは連行と配布を終えるとそのまま立ち去ってしまった。ここで何をすべきかを伝えられるのは、もう少し先の*話になる*]
/*
デフォがオクタさん、てお前。
とりあえず、今の内に委任に直しとこう。
発言こみっとは、余裕が出来てから、かなー。
……なんで朝から雪なんよorz
投票を委任します。
黒耀鴉 ライヒアルトは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
─中央エリア・都市部上空─
ってと……。
[紅雨と別れた後。他者の姿のないその場で、思案を巡らせる]
……『合わせ鏡』の方に突っ込むのは、後回しかね。
向こうに突っ込んでたら、折角お誘いかけたのが無駄になりかねん。
[奇襲の事を問い質したい気持ちはあるが、今は僅かに好奇心が勝っている]
……聞くのは、後でもできるしな。
[呟きの後、翼が向かうのは中央ビル方面]
─中央ビル・内部─
[ビルに戻ると、向かうのはモニタールーム。
何かしら、状況に変化があったかどうかを確かめるつもりだったのだが]
ん……一戦、動いて。
へぇ……勝ったのは、あのお嬢ちゃん、か。
[収集されていた記録を確かめつつ、呟く声には意外そうないろが乗る]
伊達に、ここには来ていない、ってとこか。
……中々、面白そうで。
[口元に微かに浮かぶのは、笑み。
右の瞳に宿るのは、どこかくらいいろ]
ってと。
今の内は、休んどくかね。
[そんな呟きを漏らしつつ。鴉が向かうのは、*二階の個室*]
黒耀鴉 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
[完全に意識を落とす前。オクタヴィアは指先でイヤリングを弾く。澄んだ音色と同時に、首元のネックレスが煌めき。リイィィンと甲高い音を奏でた]
─隔離エリア─
「失礼致します」
[陰鬱とした隔離エリアに、若い男性の声が響く。黒い執事服に身を包んだ、片眼鏡をかけた青年。恭しくエルザに頭を下げると、にこりと人の良い笑みを浮かべた]
「対戦お疲れ様でした。残念でしたね。
無念にも敗退なされた貴女は、この場所に隔離されることになります。
拒否権はございませんが……『遊戯』の終了までにこの場所で生存なされていたのならば、命の保障はする、と。
我が主様からのご伝達にございます」
[その宣言の最中、主たる『総帥』が青年の背後に現れ、含んだ笑みを湛える。伝えられる言葉が真実であるかどうか、その表情からは計り知れない]
「この隔離エリアの地下洞窟には実験で作られたクリーチャーも放たれておりますからね。
餌食にならぬよう、お気をつけ下さいませ」
「……では私はこれで。
ご武運、お祈りしておりますよ」
[終始人の良い笑みは変わらなかった。それがまた不遜な態度にも見えるだろうか。いつの間にか『総帥』も姿を消し、その場にはエルザだけとなる。遠くで、クリーチャーの叫び声が*響いた*]
/*
「拒否権はございませんが〜」
の部分を
「実のところ、このエリアは少々危険なものもございまして。もし『遊戯』の終了まで生存なさることが出来たのなら、命の保障はする、と。」
に置き換えて下さいまし。
大きなミス失礼致しましたわ。
―外・廃墟端―
[どれくらい眠っていたか。
気がついて顔をあげたら、すぐそこにサイもどきはいて。グリズが飾り紐をサイの背、接続部に伸ばし何やらやっていた。]
…何してるんだお前。
『んー微調整と色々ー。
ほら俺、遠隔操作とかは基本無理だから、カバディに俺らを探すなりしてもらわないと使えないしー。そのための細かーい調整。』
[つれて歩くわけにはいかないしネ、と言うグリズにはまぁ同意出来た、が。]
…………何だカバディって。
『こいつの名前。カバみたいだからカバディ。
可愛いでしょ?』
[カバじゃなくてサイだろうとか、ネーミングセンスに色々突っ込む所はあるものの、気力はなかった。]
[カバディはぺたんと腹をつけ、グリズにされる間まになっている。時折にゅーだかきゅーだか聞こえてくるのは鳴き声か。小さな尾は、ぴるぴる揺れていた。
剥き出しになっている機械部分を見なければ、本物のサイに見えなくもない。]
『にしても、もうあと2、3匹くらいは捕まえたかったんだけどなー。カバディの仲間、そんな数いないみたいネ。うっかり他のクリーチャーに出くわして面倒おこすくらいなら諦めた方がイイヤ。』
……また最中を狙われかねんしな。
『そうそ、それもあるし。
んー何だったんだろうねアレ。様子見?あわよくば?』
知るか。
……一つだけ分かってるのは、本気じゃねぇって事だけだ。殺しにかかる一撃はもっと重い。あわよくば、を狙ったとしてもな。
『うーん。誰がやったか判別つかないのは気持ち悪ーぃ。クリーチャーかもしんないし…。
まぁ今は考えなくていっかー…。
あ、それより聞いてよ旦那。カバディの受信機能使って回線繋いだんだけどさ、面白い映像があったよー。もうドンパチ始まったみたいネ。』
……頃合い的にはそろそろだろうしな。……ちっ。
で、どいつとどいつが殺り合ったんだ?
[えっとねと、グリズが語ると同時に、カバディの頭から小さなアンテナみたいなものが出てきてくるくると回り始め。
円らな瞳をモニターがわりに、戦闘の一部始終を知ることになる。
主人はそれを睨むように*眺めていた。*]
投票を委任します。
狂犬 ヴィリーは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
狂犬 ヴィリーが「時間を進める」を選択しました。
/*
カバディはスポーツなのですわ。
カルメン用のこじ付けが頭に浮かんでいるのですけれど、勝手に補完しても良いかしら。
それとも本人に任せるべきかしらね。
[人のいない時間を見計らい、中央ビルの端末にアクセス]
(エルザが墜ちた。しかもあの子供相手に)
(…先に当たったのが俺でなくてよかったな。あの女が負けるような相手を、そうと知らず子供と侮ったまま戦っていれば、負けていたかも知れん)
…
(それはそれとして、意外とこの建物をそのまま拠点にしている参加者は多いようだ。出入りをよく見る)
(…少し、潜んでみるか…)
[そのまま屋内のどこかへ*消えた*]
投票を委任します。
青の死神 アーベルは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
青の死神 アーベルが「時間を進める」を選択しました。
─中央ビル・二階個室─
[まどろみの時間は如何ほどか。
浅い眠りを彷徨う鴉は、不意に現に帰る]
……っと。
[ゆっくりと開いた常磐緑はしばしぼんやりと。
それから、ふる、と首を振ってベッドから起き上がる]
寝過ごし注意、と。
[軽い口調で言いつつ、個室に備え付けられたキッチンでコーヒーを淹れ、シリアルバーで簡単に熱量を補給する]
さってぇ、と。
お誘い、乗っていただけますかねぇ?
[どこか愉しげな口調で言いながら、窓を開け。
ばさり。
音を立てて開くのは、漆黒の片翼]
―中央ビル二階・自室―
[ソファーで休息を取るオクタヴィアの胸元でガーネットのネックレスが煌めく。それが起きていたのは休み始めた最初のうちだけ。煌めきが消えると、意識は闇へと落ち。再び鶸色が瞼から覗いたのは、日が変わりしばらくしてのことだった]
―――多少は戻ったかしら。
[呟いてソファーから立ち上がる。身嗜みを整えると、直ぐに自室を出て階下へと向かった]
/*
ブラック飲んだらふにふに感が消える辺り、色々とどうなんだ、とセルフ突っ込みたい。
まあ、今更だけど。
でもって、龍猫さんの箱は大丈夫なんじゃろか(汗。
安定してないっぽいなぁ……。
>>60
[そうしてしばらく見下ろしていたが]
……あっれぇ?
[『今』はやらないと言う雰囲気に、首を傾げる。]
おっかしぃなぁ。読み違えたかしらぁ。
…………面白くないなぁ。
[不満気にそう呟くと、視線を北に向ける。]
……仕方ないなぁ。あっちを見に行きますかぁ。
[よっ、と十字架を背負いなおすと、屋上をあとにした。
そうして、決着の少し前。舞台へとたどり着き>>75に至る。]
―中央エリア・ビル屋上―
[都市部のビル群の一つ、その屋上に娘は佇む。
傍には常の如くに虎がおり、頭上では開いた和傘がくるりと回る。
白と紅は遠くからでも映えるか]
あの子も気にはなるんけど。
[携帯端末を弄り呼び出すデータは、既に中央ビルにて情報を得ていた戦いの勝者のもの。
傍らの獣が片耳を動かしたことで、暫しの思考は中断される]
まぁ。
今は優先事項がありますさかい、その後でも。
[携帯端末をしまう。
遠くに見える片翼鴉に、蒼は細まる]
―市街地北端・空家―
[エルザと別れて半刻ほど。
少女は適当な空家の居間に陣取ると、かばんの中から一番日持ちしない食糧を取り出した。
つまり、握り飯だ]
はー、全力で暴れたから腹減っただよ。
んじゃ、いっただっきまーす!
[緊張感の欠片もない声で言うが早いか、早速魚のフレークの混ぜ込まれた握り飯にかぶりつく。
一つ目を一息に食べ終え、二つ目の包み紙を開いた所で、何かを思い出したように端末を取り出した]
んーと、『遊戯』の敗北者は……
怪我の治療の後、『舞台』から下ろされる……?
んじゃあ、エルザさの怪我もきっともう治ってるだな!
[エルザの無事を確信した様子で笑顔になる。
そして、その続き――即ち、『舞台』から下ろされた者の行方については、結局考えないままであった]
投票を委任します。
野槌の娘 ロミは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
野槌の娘 ロミが「時間を進める」を選択しました。
─中央エリア・上空─
……おっと。
[周囲を見回していた『龍眼』が、きょとりと動く。
浮かぶのは、愉しげな笑み]
さて、んじゃ、いってみるとしますかねぇ……。
[ふ、と笑んだ後、漆黒の片翼が大気を打つ]
や、どーも。
……気は、向いていただけまして?
[紅雨のいるビル屋上へと飛来して。
向けたのは、冗談めかした口調の問いかけ]
/*
飛行キャラの特徴として、フィールドを選ばない、というのがあるんだよねー。
俺が翼つきにしたがる理由の一つは、何気にそこにもあったりする。相手に合わせやすいから。
まあ、個人的には、翼の格納能力がない場合は森林戦がきついかな、と思うけど。
[某所で泣きましたものね、翼+パルチザン]
─中央ビル一階・モニタールーム─
[一階に下りて真っ直ぐ向かうはモニタールーム。先の戦いの様子を見物するためだ。どちらが勝ち得たのかは既に知っている]
見かけに寄らず、と言うのは誰にでも当てはまる言葉ですわね、やはり。
[おそらくは、今回の参加者で一番侮られて見られるであろう少女が勝ち残った。外見だけでは計り知れないと言う証明になっている。該当する映像を検索し、携帯端末へと移すと部屋の外へ]
残りは8人……。
次は誰が落ちるのかしら。
[それを見物するためか、蹴落とすためか。ヒールとアンクレットの音は外へと向かって行った]
─北部・樹の上─
[負けたエルザが去り際にこちらを見たのにきょとりとすると、]
……あらあら、ばれていたかしら。じゃあ……
[そう呟くと、よっと枝の上に立つと]
もう一人にまでばれる前にお暇しましょ♪
[枝を蹴って、その場をあとにした。]
Lilith カルメンが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
Lilith カルメンは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―中央エリア・ビル屋上―
ご機嫌よぅ、鴉はん。
[飛来する鴉。
傘を閉じて振り返ると、袖に散る小花が揺れる]
せやねぇ。
まだ、て言うたらどないします。
[言葉と共に悪戯めいた表情。
身体を傾ければ、四方に張り巡らされた金網が背に当たる]
勿論、冗談ですけど――ねぇ。
紅雨 ローザが「時間を進める」を選択しました。
投票を委任します。
紅雨 ローザは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―中央エリア・ビル屋上―
[悪戯めいた表情と共に返される言葉。
こてり、と首が傾いだ]
おやま。
それなら、それなりに口説くようかな……と、思ったけど。
[金網の軋む音。常磐緑がす、と細められる]
冗談なら、何より。
……レディを口説くのは、どっちかって言うと、苦手なんでねぇ。
[くすり、と笑いながら相対する位置へと降り立つ。
翼は、開いたまま。
右の手の上を、黒い煌めきが、滑る]
/*
とこ、ろで。
キャラの、方向が。
だいぶ、当初と、変わってます、ね。
……うん、他二人と違う方向に、と考えつつ補正してたらどんどん軽くなってたっていうかなんていうか。
ちなみに、ローザは真面目に口説きたいタイプかもしんにゃい、鴉的には(はいそこ、ちょっと待つ。
―中央エリア・ビル屋上―
あらあら。
それは惜しいことしましたわぁ。
[黒い煌めきを蒼は映し、傍らの虎に横目を向けて]
男前に口説かれんのも、悪うなかったやろし。
[再び前に向けた顔には笑み、口調は常と変わらず。
無防備に見える娘の横で、虎は姿勢を低くする]
―隔離エリア―
[中央ビルに着くとメディカルルームに行き、簡単な治療を受けた。
そして次につれてこられたのは洞窟の中、周りには様々な苔やキノコが生えており。
そのまま何も告げられずに、携帯食料と水だけ渡され一人残された]
敗者復活戦という雰囲気ではないようですね。
[とりあえずバッグに食料と水を入れて、ビンを数本取り出すと手近なきのこや苔の中からいくつかを採取しはじめた。まだ左腕の調子は完全でなく、作業ははかどらない。
そんなことをしていると黒い執事服の青年が現れ、礼にはこちらも頭を下げて、話を聞く]
わかりました、ここはここで、楽しめそうではありますね。
いろいろと興味深いものもありますし。
[背後に現れた総帥には深々と礼を、青年の態度には気にした様子もなく。
二人の姿が消えると聞こえたクリーチャーの叫び声にため息ひとつ]
一番の問題は他の人の戦いが見えないことですね。
[呟くのはそんなこと]
/*
あら、カルメンに希望が無いか訊ねようかと思いましたけれど、ヴィリーが先に動きましたわね。
となると当面の懸念はユーディットなのですけれど……こればかりは待つしかありませんわね。
二戦決まりそうですし、更新リミットを決めて、コミットが揃わないようならねこのて要請かしら。
突然死は無いのでユーディットが墓へ行くこともありませんし。
―中央エリア・ビル屋上―
男前と言ってもらえるのは嬉しいけど。
ほんとに、苦手なんだよねぇ、口説くの。
[綴る言葉はどこまでも軽口めいて。
白虎の構える様子を伺いつつ、煌めきを乗せた右手をす、と横へ上げる]
……ま、機会があったら、挑戦させてもらうかも?
もっとも、その前に……。
[途切れる言葉。
右手を握り、手首をくるりと返すと、先には一本だった針は三本に増えていた]
……ここでやる事、やらんとならんけど、なっ!
[言葉と共に、右方向に伸ばされていた手が左へと切り返され、横に払うように右へと振られる。
その動きに合わせ、三本の針が紅雨へ向けて、飛んだ]
―市街地北端・空家―
[2個目の握り飯を食べ終えた所で水分補給し、3個目を手に取った。
思考を巡らすは、先程の戦いの事]
うーん、勝てたっちゃ勝てたけど……
同じ戦い方じゃ、まぐれ勝ちしか出来ねえわなあ……。
[モニタールームで見た『会場』の様子をあれこれ思い返しながら、己の陣に相応しい場所を考える]
次は、あっちか、こっちか……さて……。
[狭い『舞台』では考える必要もなかったこと。
思い悩みながらも、何処か心が弾んでわくわくするような気持ちがある。
十分に休息を取れたなら、それと決めた場所に歩き始めようと思った]
─中央部・廃墟─
[上機嫌で廃墟を歩く。その足が向かうのは、つい先ほど戦端が開かれた闘いの場。
昨日の『今』は期待外れに終わった組み合わせが、『今』行なわれている。]
ふんふんふふーん♪
─中央エリア・通路─
[携帯端末の映像を眺めながらの移動。『遊戯』に残っている者の手の内を垣間見れたのは、これで二人]
あの大槌も厄介ですけれど、土を繰る力も厄介ですわね。
力押しされると少々辛いかも知れませんわ…。
メインが飛び道具ですものねぇ、今回は。
[顔の横に落ちて来た髪を手で掻き上げる。動きに合わせてブレスレットがシャラリと鳴った。粗方観終えると携帯端末を仕舞う]
……もし戦うことになったらその時はその時ですわね。
あまり考えても仕方ありませんわ。
わたくしは勝つことが目的では無いのですもの。
[クスリと、口許の朱が弧を描く。一度周囲を見遣ると、喧騒を求めて彷徨い始めた]
―中央エリア・ビル屋上―
ほな、次に期待しますわ。
受けるかどうかは、これ次第ですけどなぁ。
[落ち着いた所作で和傘を開き、目の前に翳す。
くるりと回転する傘は盾となり、飛来する針を弾くか]
ほんなら、お手並み拝見と行きましょか。
[入れ違うように虎が跳躍し、鴉の真正面から飛び掛かった]
─外・廃墟中央付近─
[カバディとは一旦別れて。とりあえずは中央へと戻る事にした。
誰かと戦うにしても、誰かと遭遇しなければ意味が無い。
参加者の姿をを求めて中央へと向かうと。]
『おんやぁ?誰か早速またやってル?』
あれは…鴉と、この間の女か。
[片しかない目を細め見やる。まだ序盤なのか、どちらも手傷は負っていないように見えた。]
『旦那ぁ、折角だから見物してこうぜー。
どうせ帰ったって見るわけだし。生で見とこう生で。』
だな…。
[そう呟くと、気配は殺さずにゆっくりと戦場に近づいていって。
途中で鼻歌に気づいてそちらへと顔を向けた。]
─隔離エリア─
「ウキィ」
[エルザのみとなったはずの地下洞窟。この場にそぐわぬような愛らしい鳴き声が響いた]
「キィ。ウキキ」
[見れば掌にさえ収まりそうな小猿が一匹、地面にちょこんと座っている。甲高い声で鳴きながら、キョロキョロ、と辺りを見回した。エルザを見つけると、座り込んだ体勢のまま顔を見上げている]
―中央エリア・ビル屋上―
[最初の投擲は牽制。避けられるのは想定の内だが]
……おっと、そう来るか!
[和傘で弾くのは、予想外だった。
弾かれた針は煌めきながら地に落ち、霧散する。
もっとも、それをのんびり追っている余裕はなく]
真っ向勝負は、ガラじゃないんだがなっ!
[真正面から飛び掛る白虎に、ぼやくような声を上げて一つ羽ばたく。
垂直に飛び上がり、飛び掛りを往なすと]
せいっ!
[気合と共に、降下の勢いを乗せた蹴りを白虎の首筋めがけて繰り出した]
─中央部・廃墟─
[声を掛けられ、そちらに目を向ける。]
……あら? そういう貴方は、『狂犬ヴィリー』でしたっけぇ?
[何やらニヤニヤしながら、相手に向き直った。]
─外・廃墟中央付近─
そうだが…何か言いたそうだな。
[含みのある笑みに、不快そうに顔を顰めた。
グリズは『あらら、こいつぁ…』と思ったものの、とりあえず大人しく腰に収まったままだった。]
─中央エリア・通路→別ビルの屋上─
[戻った力の一部を使い、他の参加者の居場所を探る。とは言え把握出来る影の量は多くない。余力を残すためと、もう一つの理由のために]
………あら、これは。
ビルの屋上だなんて、また見物しにくい場所だこと。
[その把握範囲に入ったのは、既に戦いが行われているビルの屋上。鶸色が該当ビルへと向かう]
別のビルの屋上から拝見するのが良いかしらね。
水を差す心算もありませんし。
[次いで鶸色は手近な別のビルへ。それに這う影に手を当てると、その影を利用して一気に屋上へと昇った。そうして、いつものように屋上の縁へと腰を下ろす。戦っている者達を把握すると、口許の朱が弧を描いた]
―隔離エリア―
[サンプリングと記録の作業中、動物の鳴き声に作業の手を止めて、
こちらを見ている小猿に首をかしげる]
クリーチャーでしょうか?
[その姿を観察するようにじっと見ながらビンをかばんにしまった]
中
おぅ、カルメンが見えるって書いてるからてっきり見えるのかと思ったが屋上だったのかy
…まぁいいや。どっちも目立つ格好だしなぁ…。
[不快そうに顔を顰めたヴィリーにますます笑みは深くなり、]
いやぁ……えらく顔変わったねぇ。まるで別人みたい(くすくす
[スッと目が細まる。]
─隔離エリア─
[くりっ、くりっ。何度か小首を傾げる仕草。今のところ敵対の気配は無い]
「キキィ」
[鞄に仕舞われた瓶に興味を持ったのか、小猿は一定の距離を開けたままエルザの周囲をぐるぐると回る。しばらくすると、エルザから離れ、地下洞窟の奥へ。駆けて行ったと思えば直ぐに立ち止まり、振り返って円らな瞳をエルザに向けた]
―中央エリア・ビル屋上―
[鴉に避けられた虎は、鴉のいた場所に着地した。
すぐさま飛び掛かろうと身を翻すところに落ちて来る一撃]
避けぇ、白雪!
[声を上げた娘は盾代わりの傘を閉じ、両手を柄に添える。
その下から現れる刀身に煌めきはなく、それが決して『新品』ではないことを物語る。
刀は右手に、閉じた傘は左手に握り締めたまま、鴉に接近]
たまにはええんとちゃいます、こういうのも。
[狙われた首筋を掠めながらも、後ろに跳びすさる虎は辛うじて攻撃を避ける。
それを視界に収めつつ、娘は鴉の片翼目掛けて刀を振るう]
―隔離エリア―
[子猿の様子に何か誘いたいことでもあるのだろうと推測]
クリーチャーの一種ですかね?
ここはあえて誘いに乗ってみますか。
[ほかにすることや予定もあったが、目の前で誘うのならば先にのるべきかと、
地価洞窟の奥の方に歩を進める]
さて、なんのご招待でしょうかね。
[呟きながら静かな殺気を漂わせてみたり]
ふん、だったらどうした?
別にあんたに何をいわれる筋合いはないね。
[別人だとばれる事より、ソレに対する対応が面倒だとはつくづく思い知った。
女の笑みに苛立ちが積もっていく。
カルメンは、主にとって嫌いなタイプの人種だった。]
…気に入らねぇな。
[今度は睨みつけるように見ながら、じりと半歩踏み出した。]
―中央エリア北端―
さあて、そろそろ他の人らもドンパチやってる頃合いだかいね。
[握り飯3個を収めた腹が十分にこなれた頃、んー、と大きな伸びをして立ち上がる]
戦闘の映像を見るには、あのビルに戻る必要があるだけども……。
[脳内に地図を浮かべる。
これから向かう予定の場所は西エリア。
最短距離で行くなら、中央エリア内を横切る形になる]
うーん……まあ、寄れそうだったら寄る。
誰かがこっちに向かって来るなら外に逃げる、って所だかいね……。
[独り言ちると、よっこらしょと立ち上がった]
―中央エリア内部へ―
─隔離エリア─
[ついて来るのを確認すると、小猿は再び地下洞窟の奥へと駆ける。殺気は感じているのか否か。四足で、軽妙なリズムをつけて飛び跳ねるように移動した]
「キィ!」
[移動した先、そこにあったのは大小様々なキノコの群生地。人が乗れるほどの巨大なものまであった]
「ウキッ」
[小猿は小さなキノコが生えている場所へと駆けると、いきなり毟り取って食べ始めた。食べられるものであると、本能で理解したらしい。もぐもぐと食べながら飛び跳ね、巨大キノコへ飛び乗ったりもし始めた。その様子だけ見れば、何とも無邪気なものである]
―中央エリア・ビル屋上―
[繰り出した蹴りは僅かに毛皮を掠るに止め、標的を捉え損ねた身体は態勢を崩す]
……ちっ!
[舌打ち一つ。
和傘から現れた刃が狙うは己が片翼と覚ると]
ちょ、さすがにそれはなしっ!
[焦ったような、おどけたような声で言いつつ、刃を止めるように左の腕を翳す。
黒衣と、その下に巻いてある布が裂け、紅が散った]
てゆーか、あれですよ。
真っ向勝負好きなら、暗殺稼業なんてしてません、て。
[軽い口調で言う、右の手には漆黒の針が一本握られていた。
至近距離の接近、生かさねば損、と言わんばかりに、鋭い先端が紅雨の左の肩へと振り下ろされる]
別にどうもしませんよぉ?
ただ、わざわざ来るなんて酔狂だねぇ、とね。
[そして、半歩踏み出したヴィリーにますます目は細まる。]
……あら、やりますか?
[そう言うと、こちらはゆらりゆらりと歩を進める。]
─中央エリア・別ビル屋上─
[キラリ、キラリ。胸元のネックレスは煌めき続ける]
……あれは元々自律行動するものだから、模倣の彼らよりは楽ね。
[聞いたものが居れば首を捻りそうな、唐突な呟き。鶸色は隣のビルの屋上と、もう一つを見詰めている]
そう言えば、翼は元々持っているもの、だったかしら。
庇ったのは機動力の低下を防ぐためか、それとも別の何かがあるのか。
どうなのかしらね。
[それは隣のビルの屋上を眺めての言葉。一進一退の攻防とでも言うのだろうか。それぞれの応酬が続いている]
/*
そう言えば、一日の総発言量が100に満たないって珍しいですわね。[2日目の表の総発言量:83]
人が居なかったせいなのでしょうけれど。
―中央エリア―
[そして、幾らか中心部に近い通路を通り過ぎようとした時。遠くのビルの屋上に、交錯する二つ――いや三つの影が見えた]
……あそこで戦っとる、だか!?
[ここからでは遠過ぎて、それこそ"影"にしか見えない。
かと言って近寄れば、今度はビルの高さが邪魔をする]
だども……もう少し……!
[物陰に身を隠しつつ、少しずつそちらへ近寄っていく。
しかし少女の足取りは、目標のビルよりも大分手前で止まった]
(『Lilith』さに『狂犬』さ……!)
[そこにもまた、一触即発の空気が流れていた。
どうせ二つの戦いを同時に見る事は出来ない、おまけに向こうは間近での見物は不可能――ならば]
(この二人の戦い……とくと見させてもらうだよ!)
―キノコ広場―
[猿についていくとついたのは大小さまざまなきのこの群生地。
猿が毟って食べていたきのこをひとつ採り、布でくるんで]
お土産に持って行きますか。
[自分は口にするつもりはないらしい。]
何か出るのでしょうかね?
[周囲の様子に気配を探りながら*見回したり*]
─外・廃墟中央付近─
は、多かれ少なかれ、全員似たり寄ったりだろうが。
[酔狂、にだけ答えるように口を開き。
進まれた歩と、細められた目に口を歪ませ。]
いずれ殺り合う仲なら、いつやろうと同じ事だろうしな。
[腰のグリズに手をやった。]
グリズ!{1}番だ!
『へーい。無茶しないでネっと。』
[主の呼びかけに答えるように、抜き放たれた刀身はぐにゃりと歪み、形を変えてゆく。]
―中央エリア・ビル―
あらぁ、やっぱり嫌どすかぁ。
[掠めるのは笑み、舞う紅に目線が流れる。
迫る漆黒の針を一拍遅れて気付き、左肩を逸らすが、僅かな動きで避けられるものではなく]
っ。
[深々と刺さる針に、表情を歪める。
それでも握った刀を落としたのは、痛みによるものではなく。
空いた自身の右手で、鴉の右手首を掴もうと手を伸ばした。
その隙に体勢を立て直した虎が、背後から義足を振るう]
─隔離エリア・キノコ群生地─
[小猿は軽快に巨大キノコの上を飛び跳ねる。警戒する様子は全く見せない]
[けれど気を配っているのならば気付くことが出来るだろう。キノコに擬態した何かが、得物を狙う気配に───]
─外・廃墟中央付近─
[剣は二つに別れ主の両腕に絡みつくように収まるとグローブへと姿を変え。
その指一本一本に、50センチはある細長い刃がつけられた。]
『1番はシザー・ハンズだよー。まぁ当たりの部類?』
お前毎回中にハズレ入れんのやめろっつの!
『えー俺の唯一の楽しみだからヤダ。
はいはいあんま無駄口叩いてたらどやされるヨ?』
ちっ…!
[舌打ちしつつ意識はすぐさま切り替えられ。
カルメンに正面から向かうと、両方の手、10本の刃で切りかかった。]
投票を委任します。
万華鏡 ユーディットは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―中央エリア外縁部―
[東の木々の中へと入り南からぐるりと移動した。
途中の岩陰で休憩を入れ、ようやく中央エリアへと戻ってきた。
誰かと遭遇するのを求めるように。だがそれはとても不自然だった]
誰とも会わない。
会わなければ手が出せない。
[零れた呟きは、鋭い者が聞けば安堵を感じ取れるもの。
そう、誰かと本気で遭遇しようと思うのなら、中央ビルに戻ってモニターで位置確認をするのが早い。なのに逃げている。外から見ればそう感じられるだろう行動を取っていた]
…とはいえ、いい加減このままというわけにも…
[ゆっくりと中央方向へ歩いてゆく]
―中央エリア・ビル―
……コレを失くすと、面倒なんでね!
[右の手、伝わる手応え。打ち込んだそれからは素早く手を離し、次の一針、と思った所に落ちる、刀]
何を……っととっ!?
[得物を手放す様子に一瞬戸惑うものの、背後に回りこんだ気配と、右の手首を抑えようとする動きに、それは飲み込んだ]
……はいはい、そこは企業秘密ですよっと!
[口調だけは軽く言いつつ、翼を羽ばたかせて宙へと逃れる。羽ばたきの音に紛れるように、翼とはまた異なる何かが大気を打つ音が微か、響いた]
ってゆーか。厄介だねぇ、連携攻撃。
[やや距離を取って着地しつつ、小さく呟く]
長期戦は明らかに不利、と。一気に、仕掛けていきますか、ねぇ……。
[言葉と共に低く身構える、その手には漆黒の煌めきが複数]
万華鏡 ユーディットが「時間を進める」を選択しました。
―中央エリア―
[湿地帯のクリーチャーと交錯時、手首のスイッチが入ったことも忘れていた。
独り言と同じ小さな呟きはこちらにも流れたかもしれない]
─中央部・廃墟─
[多かれ少なかれ……と言う言葉に、一瞬きょとりとするが、ニマリと笑うと、]
……まあねぇ♪
[そして、ヴィリーが腰の剣を抜き、その刀身が変形し爪になるのには一瞬ビックリした顔になるが、]
…………へぇ、面白いね。これは楽しめそう♪
[うっとりとした声を漏らすが、10の刃での斬り掛かりを後ろに跳んでかわす。
その手にはいつ抜いたのか、カードが一枚。]
「アタックライド──ススススラァッシュ!!」
[カードを十字架のカードスロットに刺し込みスライドすると、十字架の先端にぶぉんと光が宿る。]
えぇい!!
[そして、着地と同時に斜め一文字に十字架を振るうと、その軌跡で光の爪がヴィリーに襲い掛かる。]
―中央エリア・ビル屋上―
――そりゃぁ残念。
[企業秘密と言いつつ飛び上がる鴉を見上げ、傷付いた肩を押さえた]
気にせんでええ、白雪。
平気や。
[攻撃を避けられ、そのまま寄ってくる虎に言葉を向ける。
右手を伝い、紅が滑り落ちる。
刀を拾う様子は見せず]
一対二相手にようやりますなぁ。
流石は暗殺者、とでもいうべきやろか。
[離れた場所の鴉に向けるはあくまで笑み。
その様子には気付くか否か。
未だ血の流れる肩から剥がした右手に、刀の抜けた傘を持ち代えた]
─外・廃墟中央付近─
平和主義者に用はねぇ。
ここの総帥だってそんなもんじゃねぇのかっ。
[避けられるのは想定内。
だが見たことのない武器から放たれるモノには少なからず驚いた。]
『エネルギー弾かねェ?』
ちっ、面倒な!
[避けられた瞬間こちらも背後に飛び距離を取る。
十分に開いた間から軌道を見極め身体をずらし、光の爪から身をかわした。]
『背後から帰ってこなきゃいいけどネ。』
[不吉な言葉に後ろを警戒する心も残しながら。
再び距離を詰めようと、今度は大きく回りながら徐々に合間を詰めてゆく。]
─中央エリア・別ビル屋上─
[しばらく前から繋がったままの通信。正確に言えば、受信のみに切り替えた状態。安堵を含むような呟きが聞こえ、クスリと笑いを零した]
仕事を放棄するつもりなのかしら。
[揶揄いを含めた言葉は通信機に乗せない。一頻り笑ってから、改めて通信機を送受信に切り替えた]
モーンさん、生きているかしら?
[伝えた第一声もまた、揶揄いを含めた言葉]
―中央エリア―
[進んだ先に眩い光が見えた。
誰かが戦っているらしい。一瞬動きを止めかけ、そのまま進む。
戦っているのはカルメンと、先にチラリと接触した…のだと思う…男。
少し離れた場所にはロミの姿も見えた。こちらも特に姿を隠してはいない]
予想以上に変則的な武器ですね。
対するのは自我を持つ剣ですか。
[橙がちらつく瞳で戦いの様子を追いかけてゆく。
途中でピクリと背筋を緊張させた]
―中央エリア・ビル屋上―
俺に取っちゃ、今後の生活にも関わりますんで。
[残念、という言葉に、にぃ、と笑う。
刀ではなく、傘の方を拾う様子に、一つ瞬くものの。
す、と立ち上がり、胸の前で両腕を交差させるように、構える。
両の手、その指の間には複数の漆黒の煌めき]
一対多なんて、『仕事』してるとわりとよくあるからねぇ。
……まあ、そちらさんたちみたいに、綺麗なシンクロしてるパターンには、ついぞお目にかかってないけど。
それだけに……。
[言いつつ、は、と一つ息を吐き。直後、勢いをつけて床を蹴り、舞い上がった]
厄介なんだよ、ねぇっ!
[言葉と共にまず左、次いで右手が振り抜かれ]
―中央エリア―
[揶揄い含みの言葉が耳に響いた]
は、はい。
[動揺した声に自分が驚いた。
仕事中になんという声を出しているのだろう。
短く深呼吸をして普段の状態を取り戻そうとする]
今、目の前で戦闘が一つ。
Lilithと…狂犬でしたか。その二人が。
[どうにか冷静に聞こえなくもない声にはなった]
―中央エリア・通路―
うわっ、あの喋る剣変形しただ!
あっちの十字架は、光で攻撃するだか!?
[戦闘の様子を覗き見る少女のリアクションは大きかった。
『総帥』の戦いを見た時のような異様な緊張感はない。
とはいえ、完全に観戦気分でいるのはさすがに気の抜き過ぎであったか]
ん? ……わあっ!
[気が付けばすぐ傍まで、もう一人の参加者――ユーディットが近付いて来ていた。
しかし武器を構えるでも身を隠すでもなく、こちらと同じく観戦に来たかのように見える]
え、えっと……
[伺うような視線をユーディットに向ける]
─中央エリア・別ビル屋上─
[動揺する声にまたクスリと笑いが漏れる]
そう、その二人が。
こちらでは黒耀鴉と紅雨が戦っておりますわ。
そうそう、ウィルマートさん……渡りが脱落したのはご存知かしら?
[揺れる声色を指摘することは無く、別の話題を持ち出す]
─中央部・廃墟─
まったくもってね。
今のこの世界に平和なんてあるわけないのに、愚かな人間はそんなものに縋りつく。
なんともまぁ愚かしい話だぁね。
[振りぬいた光波の爪はヴィリーにかわされ、背後のビルに衝突し、小爆破を起こす。
じりじりと大回りながら合間を詰めるヴィリーにニヤリと笑うと、]
そっちが来ないなら……
[そう言うと新たなカードを抜き、]
「フォームライド ススススタッグビートゥル!!」
こっちから行きますわぁ!
[カード起動と同時に距離を詰めると、今ヴィリーのいる場所へとクワガタのはさみの如くに変形し腕に装着された十字架を振り下ろす。]
─中央エリア・別ビル屋上─
[クスクス。何を見てか、何を聞いてか。揶揄うような笑いを漏らす。それは直ぐに消え、隣のビルの屋上を見詰めた鶸色が瞬いた。ネックレスは相変わらず煌めいている]
あちらはあの子に任せておけば良いですわね。
こちらはそろそろ……かしら?
[先の言葉が何を意味するかを知るは本人だけ。続いた言葉は目の前の対戦を見てのこと。行く末を見守るように、鶸色は隣のビルの屋上へと注がれた]
―中央エリア・通路―
お邪魔しますね。
[硬い表情から穏やかな笑みを作って浮かべ、こちらに気づいたロミに向けた。
手には何も武器らしきものを持っていない。けれど即座に作り出せることは、データを参照したのなら知られている事だろう]
ああ。
倒すつもりならとっくに動いてます。
けれどそれはお気に召さないでしょうから、今は一緒に観戦させてもらおうかと。
あちらの決着が着いた後、お付き合い下さるのなら喜んで?
[一見何も武器を手にしていないが。それは意味のない話だというのはデータを見ている相手には当然分るだろう]
―中央エリア―
そちらでもですか。
[現れない名前に安堵するような、不安になるような。
けれど今度は表にまでは出なかった]
渡りが…そうでしたか。
部屋の方へは戻らなかったので知らぬままでした。
相手は誰だったのでしょう。
[素直に答えながら、仕事が片手落ちているのに気づいて息を呑んだ。失態を叱責されても文句は言えない]
―中央エリア・ビル屋上―
そりゃぁ、なぁ。
[鴉が舞い上がるとほぼ同時、娘は白虎の背に飛び乗る]
――血の繋がった、姉弟ですし。
[嘘か真か言葉を紡ぎつつ、開いた目の色は、紅。
虎の目もまた同じ色に。
携えた傘、先程まで鞘の役割をしていたそれは、見た目よりもずっと重量を持つもの]
ただの獣遣いと同じにしてもろては、困りますえ。
[両の手の煌めきを前に、紅の眼がふ、と笑む。
虎が咆哮を上げた]
─外・廃墟中央付近─
はっ、その点だけは話が合いそうだな。
力がなければ、勝たなければ、生きていく資格なんざない。
『縋り付いてぼろぼろになる可哀相な子にゃ成りたくないからネェ。』
[背後でおこる爆発に軽く舌打ちし、カルメンの言葉に一定の同調をしながら。再びカードを挿す行動を見ると、警戒心を強めた。
また遠距離砲が来ると思っていたが。距離を詰められたのは予想外だった。]
なくそっ!
[振り下ろされたクワガタ鋏のような武器を、10本の刃が交差し受け止める。ぎちぎちと、金属が擦れる不快音を鳴らしながら押し切られないよう腕に力を込めた。力勝負ではこちらの方が上か。徐々に押し返してゆき。]
は…あああっ!!
[両手を外側に振り払うようにし、カルメンを鋏ごと押し飛ばした。]
―中央エリア・通路―
[相手の穏やかな笑みに幾度か瞬く。
その表情が心の底から来ているものかは、読めそうもない]
(この人は……確か、武器をその場で作り出すとかいう……?)
[警戒するように、足が一歩後ろへ下がる]
へえ……お気に召すとか召さないとか、気にしながら戦ってるだか?
[ぐっと鉄槌の柄を握る。
しかし攻撃のためではない。
重心は完全に後ろに寄っている]
オラは、この場でやる気はねえ、だけんども……
(さて……逃げるにしても、何処まで行けるだか……?)
[意識は完全に、戦闘から眼前のユーディットの方へと向いていた]
─中央エリア・別ビル屋上─
そのための場所ですもの。
[さも当たり前と言うように言葉を紡ぐ]
お相手ですの?
メーベルトさん……野槌の娘ですわ。
[エルザの相手を知らぬ様子に、自分が常に呼ぶ呼び方に加え、通り名も口にする]
それはそうと……───期待していますわよ?
[何を、とは言わない。それは本人が良く解っていることだろう。声色には僅か、責めるような色が乗っていた]
/*
は。
ライヒアルト
10回 残1000pt
妙にそろってた。
つか、『総帥』で低かった反動ですか、コレ。
いきなしでかいのきたなぁ……。
─中央・廃墟─
今は悪魔の微笑む時代ですからねぇ。
迷うことなく勝ち取らないと♪
[楽しそうにそう言いながらぎちぎちと鍔競り合いを繰り広げていたが、十字架の重量があるとは言え、贅力ではやはり劣るのか。徐々に押し負けていき、]
おっとぉ!?
[がきぃん、と振り払われ宙を舞う。
鋏が装着されていない側の手を突き、とんとーんすたっ、と着地をする頃には、それなりの距離が開いているだろう。]
―中央エリア・通路―
私は「そうするように」言われていますから。
[穏やかな笑みのまま、何でもないことのように言う]
場所を変えたければそれもお受けしますが。
それでも駄目ですか?
[片手をひらひらと振ってみせた。
僅かな興奮性の香が風に乗る。相手の警戒が強いのもあり、どんな効果となるかが読みきれはしなかった]
―中央エリア・ビル屋上―
[響く咆哮、それに先んじるよに降り注ぐ、漆黒の雨。
それは相手の動きを封じるよに、間接などの弱い部分を狙って駆けて行く]
……姉弟……ね。
[そして、鴉は小さく呟きつつ、翼で大気を打つ。
羽ばたきの音、それに重なる、風を切る鋭い音。
前者は左、後者は右からそれぞれ響く。
音を後に残しつつ、煌めきの中を降下する手には一筋の漆黒]
……もらうよっ!
[一気に距離を詰め、針を繰り出す。
紅雨の首筋、急所を絶妙に逸らした位置を針が掠めて、止まった]
……さて。
ここから、幾らでも急所に切り返せるわけですが。
どーしますかねぇ?
[問いかける声は軽いものの、常磐緑に宿るのは、鋭いいろ]
/*
その分下で遊ぶつもりですけれどね<ラスボス化の道
別の影を出してバトルしてみたいところですけれど。
ちょっかい出すだけで控えた方が良いかしらねぇ。
小競り合い程度にクリーチャー嗾けるのが限度ですかしら。
/*
もにゅり(どんな擬音だ。
まあ、連休だからなんとかなるるとは思うけど。
……つか、空中戦できるんか、あべくん!
[なにより、そこにびっくりした]
むう。二日目は中のひと的連戦で蹴ったわけだが。
あべくん相手だと、キメラ部分を出しやすくはあるんだよねぃ……もにゃもにゃり。
―中央エリア・通路―
それは確かに。
[追従するような声]
ああ、そうでしたか。
よく大した怪我も無く。
[目の前の姿を観察しながらそう答え]
…はい。
[混じる響きに心を引き締め直し、手に力を呼び起こした]
―中央エリア・通路―
はあ……色んな人がいるもんだ。
[ユーディットの言葉に、それ以上突っ込む気はないようだった。
各々の目的が何であれ、戦って勝たねばならぬことに変わりはない]
随分と、やる気があるだね……。
[呟きながら、自身もまた、沸き上がる戦闘意欲に体を熱くしていた。
それが、空気に僅かに混じる香のせいだとは気付かない]
売られた喧嘩は買わない訳にはいかねえな……。
んなら、戦いの場は西の湿地だ!
[言って、踵を返し一直線にその場所へと向かう。
相手が言葉通りにする保障はなかったが、その事は意識から抜け落ち、ただひたすらに次の戦いの事を考えていた]
(ぶっつけ本番か……いや、やるしかねえ!**)
─外・廃墟中央付近─
[飛ばしたものの、刃は彼女の肌には届かず。
結局の所、少しずつ消耗してゆくばかりだった。]
埒明かねぇな…。
『旦那ぁ、どうする?
接近戦なら有利っぽいけど、どんな隠し玉持ってるか分ったモンじゃないネ。』
…どのみち近づかないと叩けない。一気に行くぞ。アレは?
『あーだいぶ内側来ちゃったからどうだろ。ビミョー。』
ちっ、まぁいい…。
[元からあまり期待はしてないと。
呟いてから、距離を一気に縮めるべくカルメンの方へ一直線に走り出し。]
─中央エリア・別ビル屋上─
あら、メーベルトさんとはお会いになりまして?
[戦いがあったことを知らぬはずなのに、見て来たかのような言葉を口にするのを耳に留め、訊ね返す。期待の言葉に返って来たのは短い返答。にこりとした深い笑みは、相手には伝わらない]
……ああ、こちらは終わったようですわね。
[目の前で戦いを繰り広げて居た二人がぴたりと動きを止めたのを見て、ぽつりと呟きを零す]
―中央エリア・ビル屋上―
[虎は跳躍を試みるも、少しばかり遅かった。
針の雨に打たれ、同じ高さに到達する前に地面に逆戻る]
っ、
[娘はやむを得ず傘を広げ、或いは虎の身のこなしにより避けるを試みるも、全てを避け切れる筈も無く。
虎の白が紅に染まりゆく]
く、えげつな――
[思わず洩らすその耳に、羽ばたきと別の何かが届く。
唇を噛み、広げたままの傘を振るうが]
[またしても、相手の所業が速かった]
――どうするもこうするも。
[は、と息を吐く。
未だ微かに唸る虎に、けれど機敏に動く程の力はなく]
こんなとこで、無駄に命を散らす気はあらしまへんなぁ。
[傘を手から落とす。
命が掛かっているにしては、相変わらずのんびりした所作であったが]
[決着をつけるべく一気に距離を詰めるヴィリーにふむと呟くと、]
向こうさんも決着をつけたいようだし……
『アエーシュマ』──シューティングモードΣ
[その言葉と同時、十字架は更なる変貌を遂げる。
放熱板として大きく展開したセイル。ぐばりと開いた銃口。
それはもはや十字架というより、金色の竜の顎。]
[駆け寄りつつ前方に炎の呪を紡ぎ放つヴィリーをにやりと見据えると]
アンチ・テトラ・グラマトン。
さあ、あなたにコレをかわせるかしらぁ!?
[そう言うと、カードを一枚抜いてスロットに挿入、スライド。]
「ファイナルアタックライド デデデデデデデデストローイ!!」
[きぃんきぃんと銃口にエネルギが収束する。]
さあ、堕としてあげる!!
─中央エリア・ビル屋上─
……お褒めに預かり光栄至極。
なんて、ね?
[微かに捉えた『えげつな』という評に対し、零れたのは冗談めかした笑み]
そうしてもらえると、ありがたいかなぁ。
『仕事』以外で、レディを傷つけるのは、やっぱり気が引けますんで。
……苦手なりに、口説いてみたいタイプだしー?
[軽い言葉はどこまで本意か。傘が落とされたなら針を引き、後ろへと飛びずさる]
ま、それはそれとして。
お相手感謝、と。
[くるり、と右手の漆黒の針を回した後。
どこか大げさに、一礼して見せた]
―中央エリア通路―
そうですね。
そろそろ気合を入れないと叱られもしますから。
[穏やかな笑みが誘うような嘲笑うようなものに変化する。
喧嘩を買うという言葉に軽く頷いた]
では、そのように。
[走り出すロミの後を追って一歩、二歩。
一度振り返り肩越しに決着が着こうとしている炎と光の交差を確認してから、同じく西へと向けて*走り始めた*]
蜂蝶 オクタヴィアは、紅雨 ローザ を投票先に選びました。
蜂蝶 オクタヴィアは、狂犬 ヴィリー を能力(襲う)の対象に選びました。
蜂蝶 オクタヴィアが「時間を進める」を選択しました。
蜂蝶 オクタヴィアが「時間を進める」を取り消しました。
―中央エリア通路―
ええ、やはり見学にいらしていて。
ついでに「その気」になってもらいました。
[浮かべられた笑みは知らず、抑揚を抑えるような声で答える]
いかがでしたか。
…ああ、こちらも決着ですね。派手にいきました。
[その報告のために一度振り返った]
─外・廃墟中央付近─
[近づいて行く最中、十字が姿を変えまるで竜のようなものになったのを見て眉をひそめる。]
どういう仕組みだ…まぁ、落とせば同じ、かっ。
焔の御志よ、災いを灰塵と化せ!!
[放った呪文は火炎の球を成し、カルメンの顔面目掛けて放たれる。
が―――ぞくりと背筋に嫌なものが走る。どこかで警鐘が鳴っていた。]
『!?旦那炎が!』
[前方から放った炎を食いつぶすような一撃が、煌きと同時にこちらへと向かってきた。]
白き御手よ、清冽なる棺に封じ
滄溟たる波濤、戦渦となりて厄を呑み込め!!
[咄嗟に防御の二つの呪文を放つ。片方は風を起こし、片方が空間を裂く。
放たれた竜の咆哮を、少しでも逸らさんと――――]
─中央エリア・別ビル屋上─
[対戦を見詰めていた鶸色がゆるりと瞬く]
……彼の勝ちのようですわね。
[首を傾いだことでイヤリングが澄んだ音色を奏でる]
あちらもそろそろ終わる頃ですかしらねぇ。
[呟いた直後に再びチリンとイヤリングが鳴る。僅かに、口許が笑みを形作った]
─中央エリア・別ビル屋上─
そうですの。
ではそちらはよろしくお願い致しますわね。
ご武運お祈り申し上げますわ。
[動くと言う宣言も同義の言葉に、期待を込めた言葉を紡いだ]
そちらも終わりましたのね。
これで2人が脱落。
残る参加者は───6人。
わたくしもそろそろ動きませんとね。
共に踊って下さる方はいらっしゃるかしら。
[紡ぐ言葉は愉しげなもの]
―中央エリア・ビル屋上―
やれ、口が上手いおひとで。
[首筋に突き付けられた針が離れる。
ゆっくりと虎の背から降りて、凭れるように座り込んだ。
それ以上動く気はないようで、鴉を見上げ]
えぇ。
こちらこそ、おおきに。
[向けた笑みの種は以前と少しも*変わらなかった*]
─中央・廃墟─
あはっ、それは企業秘密だぁね。
[眉を顰めるヴィリーに楽しげにそう答える。
そして、ヴィリーの呪文が形を成し顔面に迫り来る火球。
──それを迎えたのは、悪魔の微笑みだった。]
……残念。あと数歩足りなかったねぇ。
[その言葉と同時、顎に収束していた光が放たれる。
光の奔流は、火球はもちろん、ヴィリーの咄嗟の呪文により起こされた風や裂かれた空間をもがりがりと削り潰さん勢いで襲い掛かる。]
―中央エリア・ビル屋上―
[口が上手い、という評に返すのは、愉しげな笑み。
それから、鴉はぐるり、と周囲を見回す。
『龍眼』が、きょとり、と動いた]
……他も、動き回ってる……か。
[小さな声で呟いて。
対峙の場となったビルとは違うビルの屋上で、こちらを見やる姿を捉えたなら。
常磐緑は僅か、険しさを宿して*細められ*]
/*
昼間、ねてられる、とはいえ。
6時半に一回起きにゃならん事を考えると、限界っ……!
しかし、カルメンはあんだけ毛嫌いしてて、ローザだと口説きたいってのも大概どーなんだろね、こやつわ。
─外・廃墟中央付近─
どんだけ化けモンな威力だっ…
『あーあ、こりゃ先手とって速攻が良かったかもネ。』
今更っ…!
[言いながら、再び呪文は紡がれる。
言葉にならない、音の羅列のようなものは、歌のように高く低く紡がれてゆく。
その間、腹や足のあたりが、がりと裂かれ食われるような感覚に襲われた。]
――――――――――!
[パンっ!と弾くような音がすると同時に、竜の一撃は掻き消された。
同時にその中心で、傷だらけの主が膝を付く。髪は肩まで伸び、身体はほんの僅かに縮み丸くなっていた。]
『あーあ、今の消すので全部使っちまったかー。ま、しょがないネ。うん。』
[おしゃべりな剣は、いつのまにか元の姿にもどり主の傍らに付き立てられていた。]
―中央エリア→西エリア―
ご期待に沿える一幕となりますよう務めます。
[期待の混じる響きを受け、移動しながら丁寧に答えた]
ええ。あの勢いでは戦い続けられないでしょう。
残るは6人…。
まだまだ役者の数も十分に、ですね。
どうぞ存分に興の尽きない時を。
[愉しげな言葉にも抑揚は殆ど変えずに答え。
湿地帯に入ると集中のために一度通信を*切った*]
─中央エリア・別ビル屋上─
[見詰めていた先の二人が動く。一人は床に座り込み、もう一人はこちらに視線を向けて居た]
あら、気付かれてしまったわね。
[呟いて、微笑みわざと小さく手を振って見せた。効果の薄い、軽い挑発にも見えるか]
彼を地に墜とせる者は居るのかしら?
あの子なら出来るかしら。
でもあの子にはこの手でお仕置きしたいところですし。
まぁ、”下”でもお仕置きは出来ますけれどね。
[どちらでも良いと言うように、口許の朱が弧を描いた]
─中央部・廃墟─
…………わぁお。
[弾けるような音とともに竜の咆哮が掻き消された事にも驚くが、それ以上にその場で膝を突く『女性』の姿に目を丸くする。]
おやおや。初めて見た時から、なぁんかおかしな波動だと思っていたけど。
お兄さん、女だったのぉ? それとも『呪い』か何か?
[いつの間にやら十字架に戻っていたそれに肘掛け、見下ろす格好で首を傾げて問い掛ける。]
─中央エリア・別ビル屋上─
[感情を押し殺したような硬い返答。意識が切り替わったかしら、とは胸中での言葉]
ええ、そちらも愉しんで下さいまし。
[それを最後に切られる通信。愉しげな笑いは、尽きない]
───愉しまなければ損ですもの。
[半ば義務化された『遊戯』への参加。その考え方は身に染みついたものだった]
─外・廃墟中央付近─
[尤も嫌いな人種に負けた。その事実がだいぶ痛いのか、噛み付かんばかりの勢いでカルメンを睨み上げた。]
煩い、俺は…オンナなんかじゃ……
『んーんー、とりあえず俺はノーコメントしとこっかな!言うと旦那が怒るし。
あ、性別複雑化してんのは呪いのせいじゃーないよー。
そもそも呪いだって…』
グリズっ…!
[物言いから、どちらよりかは知れるだろうか。
それ以上言えば殺すといわんばかりの勢いで主が制す。
負けん気ばかり強い主に、剣は軽くため息ついた。]
『はいはいもう喋んないのー。魔力切れして息すんのもきっついくせに。
姉さん強いねぇ。カーックイー。何てったっけそれ。アエーシュマ?いいもん見せてもらったー。』
[剣の方は負けたというのに、至極暢気に紐をゆらゆら揺らしていた。]
─外・廃墟中央付近─
煩い、黙れ…この借りは返す………
『はいはいよしよし。
まとりあえず、こっちの負けーって事で俺らは引っ込むネ。勝った人たちによーろしくぅ。
姉さん何が目的かは知らないけどさ、遠くで旗振ってるから頑張ってネェ。』
グリズっ…!
『だーめ。はい、お迎え来たから帰るよー。』
[そう言うと、カルメンが何かしようともせずとも、現れたカバディに無理やり乗せられ、その場から逃げるように*離れた。*]
─中央部・廃墟─
ふぅん。なぁるほぉどねぇ……
[噛み付かんばかりの勢いのヴィリーと、至極暢気に話す『グリズ』と呼ばれる剣の掛け合いをニヤニヤと見ている。
そしてグリズから訊ねられたことに、こてり首を傾げると]
ん。ありがとぉ。
それに、アエーシュマはわたしの分身だからねぇ。
ま、キミもなかなかのもんだったよぉ?
[そう言って、サイもどきに乗せられ去っていくヴィリーと愉快な仲間たちを見送った。]
いつでも来てねぇ。
…………その時は、しっかり身体で返してもらいますけど。(ぼそ
[そして、愉快な仲間たちが見えなくなるまで、十字架に肘掛け、笑顔で手を振っていたが、]
…………(ぐらり。どしゃ
[ヴィリーたちが見えなくなってほぼすぐ、そのまま横倒れに崩れ落ちる。]
……あー。やっぱり『このまま』じゃアレは少々どころじゃなく負荷大きすぎたかぁ。
しばらく動きたくない気分ですわぁ。
[そうして、そのまましばらくの間、地べたをゴロゴロと転がっているので*あった*。]
蜂蝶 オクタヴィアが「時間を進める」を選択しました。
─中央エリア・更に別のビルの屋上─
[屋上の対戦を観戦し終えた後、もう一つの対戦場所を探すべく、影を使ってビルの合間を飛ぶ]
…あら、どうしてアレが彼らに使われているのかしら。
[その場所を見つけたのは丁度ヴィリーがサイのクリーチャーに乗せられ去って行くところ。参加者に襲いかかるはずのそれが乗り物と化していることに軽く首を傾げた。動きに合わせ、イヤリングがチリリと鳴る]
先に下がっていると言うことは、彼が負けたのかしら。
あのサイを従わせているのだとすると……彼らでは手を焼くかしらねぇ。
どちらもお手並み拝見、となるのかしら。
別の意味で楽しみですわ。
[この事実を知って、あのサイを作った部署はどんな顔をするのだろうか。そちらの方にも興味が湧き、クス、と笑いを漏らした]
[崩れ落ちるカルメンには気付いていたが、手を差し伸べる義理も無く。僅か視線を向けるだけで直ぐに屋上にある物陰へと消えて行く]
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