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パン屋 ゲルダ の能力(襲う)の相手が 糸紡ぎ ユーディット に決まりましたよ。
きのこ畑の主 ユリアン の能力(襲う)の相手が 絵描き エーリッヒ に決まりましたよ。
語り部見習い ミハエル の能力(占う)の相手が 薬師 ゼルギウス に決まりましたよ。
糸紡ぎ ユーディット は 狩人 レナーテ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
薬師 ゼルギウス は きのこ畑の主 ユリアン を心の中で指差しました。(ランダム投票)
パン屋 ゲルダ は 語り部見習い ミハエル を心の中で指差しました。(ランダム投票)
きのこ畑の主 ユリアン は 店員 ベッティ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
語り部見習い ミハエル は 道具屋 イレーネ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
絵描き エーリッヒ は パン屋 ゲルダ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
狩人 レナーテ は 糸紡ぎ ユーディット を心の中で指差しました。(ランダム投票)
店員 ベッティ は パン屋 ゲルダ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
道具屋 イレーネ は きのこ畑の主 ユリアン を心の中で指差しました。(ランダム投票)
筆記者 ウェンデル は 道具屋 イレーネ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
糸紡ぎ ユーディット を 1人が心の中で指差しました。
パン屋 ゲルダ を 2人が心の中で指差しました。
きのこ畑の主 ユリアン を 2人が心の中で指差しました。
語り部見習い ミハエル を 1人が心の中で指差しました。
狩人 レナーテ を 1人が心の中で指差しました。
店員 ベッティ を 1人が心の中で指差しました。
道具屋 イレーネ を 2人が心の中で指差しました。
パン屋 ゲルダ は人々の意思により処断されたのです……。
語り部見習い ミハエル は、薬師 ゼルギウス を占いました。
今日は犠牲者がいないようでした。運が良かったのか、それともただの気まぐれでしょうか?
今、ここにいるのは、糸紡ぎ ユーディット、薬師 ゼルギウス、きのこ畑の主 ユリアン、語り部見習い ミハエル、絵描き エーリッヒ、狩人 レナーテ、店員 ベッティ、道具屋 イレーネ、筆記者 ウェンデル の全部で 9 人かしら。
中
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やったー!初回一人死だ!!
感動した!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
絵描き エーリッヒは、ランダム を心の中で指差しました。
語り部見習い ミハエルは、ランダム を心の中で指差しました。
語り部見習い ミハエルは、ランダム を力(占う)の対象に決めました。
/*
というかだね。
パン屋 ゲルダ は 【人狼】 みたい。
そこか。そこなのか。
てっきりミハエルだとばかり思っていたよママン。
中
ごめんユリアン色々と後は任せたwwwwwwwwwwwww
何やってもいいよ!と墓から叫んでおく(届きません
そしてエーリやっぱり妖魔かー。うん。
筆記者 ウェンデルは、ランダム を心の中で指差しました。
/*
……これは、妖魔噛み、かしら。
にゃ、にゃんという展開。
ランダ神、さどいよ!
あ、デフォはレーネなのでした。
道具屋 イレーネは、ランダム を心の中で指差しました。
/*
ちょwwゲルダですかよ、ラ神様。
わっちもゲルダに投票しちゃってるし。
しかも妖魔噛みか何かで独り落ち。
そして、読み込み足らんが、もしかして狼の片割れ?
あわわ、えらいこっちゃえらいこっちゃ。
[伸びた影、それは一度エーリの姿を捉えた後に、過ぎ去っていった。
そして、さらに伸びた先、それが知らせるのはもう一人の『死神』に憑かれたもののこと。
彼女の影が、自らの宿主を刈る姿が見えた。
それは幻だったかもしれないが]
ゲルダ…?
[コエは出せるようになったが、その存在を感じなくなったようなそんな気がした]
中
あれ、この流れはあれだ。
明日ユリアン吊りで村万歳的な流れ?
すごいなネタ予想してた流れのまんまじゃないかwwwwww
まぁそう上手くいくかどうかは分らないけど。うん。
駄目だ。PCはともかくPLは大満足だこの結果(ぁ
薬師 ゼルギウスは、ランダム を心の中で指差しました。
―ウェンデル宅前―
[心配そうにかけよるウェンデルには]
大丈夫…、大丈夫だ。
[ゆっくりと立ち上がり、少し呼吸を整え。
自らの影はきっと何者の命を刈ることは無かった、
それでも感じていたこと、そのことに]
すまない、ウェンっ!
[あわてた様子で、その言葉だけを残して走りだしていた。
向かうのはゲルダの家の方へと]
店員 ベッティは、ランダム を心の中で指差しました。
─エーリッヒ宅─
そ……か、な?
[素敵、といわれて、少しだけほっとした様子で、顔を上げる。
直後に伸ばされた手に撫でられ、目を細めた]
ふに……そう、なの、かな。
ディは、ディのこと、忘れないでくれれば、いいかな、って。
……『周期』が来たら、一番消えやすい、から。
[ぽそぽそと、小声で紡いで、それから]
それに……まだ、よく、わかんないとこ、あるし。
きのこ畑の主 ユリアンは、ランダム を心の中で指差しました。
きのこ畑の主 ユリアンは、ランダム を力(襲う)の対象に決めました。
/*
ちょっとだけ兎猫はみださせます。
PCは動揺しないキャラなのに。
PLが動揺しまくってるのです。
ゲルダー!
ラ神様、愛しすぎではないですかと(汗
きのこ畑の主 ユリアンが時計を進めました。
糸紡ぎ ユーディットは、ランダム を心の中で指差しました。
―ギュンター宅入口付近―
ボクは、うん。
……大丈夫だ。
[>>2:419 いつも見るより。少しだけ深い笑みに、
とんっ。と、両手の平を胸において答える。]
うん。
今、エーリ兄に伝えないのも、
たぶん──
[伝えに行くといい、との促しに。こく、と頷いて]
狩人 レナーテは、ランダム を心の中で指差しました。
……?
[けれど、伝言を伝えに行くまえに、小さな声が聞こえ。
>>2:426 振り返り、歩み寄り、下から、紅い目を覗いた。]
レナーテ?
語り部見習い ミハエルが時計を進めました。
─ギュン爺の家─
え、でも…あ、ベッティ…?
…気をつけて。
[いつもと様子が違う彼女に言い募ろうとしたものの、走って去っていくその背を止めることはできなくて。
ただ、言葉を向け見送るしかできなかった。
一寸の間、視線を下に落としたがすぐ顔をあげ、ゼルの方へと向いて]
…それじゃ、行こっか。
大事な時間だもん、大切に使わなきゃ。
―自宅前―
本当に?
あんまり他人のこと心配しすぎて、体調悪くしてるんじゃ…。
[心配そうな様子のままに。
背の様子には気付かれないように、言葉を続けて。]
って、え?
[いきなりの謝罪の言葉に、走り出すのに、
思わず呆けて見送るのだった。
姿が見えなくなってから、思わずぽつり。]
何かあった?
道具屋 イレーネが時計を進めました。
中
おっと死にロールうっかり投下しかけた。
落とすのは後にしよう。
いやまぁ大丈夫だと思うけど。
でも一応念のため裏に沈んでおく沈んでおく。
─自宅─
[ぽんぽん、と軽くユーディットの頭を撫でて]
うん、俺はそう思うかな。
誰かを想い、愛しめるのはとても素敵なことで、大事なこと。
でも、想ってるだけじゃ相手には伝わらない。
言葉にしてあげないとね。
ユーディット、その「忘れないで」って想いも、口にしないと伝わらないんだよ?
どんな想いであれ、伝えることが大切だと思うんだ。
[撫でる手を戻しながら、そう告げて。にこりと微笑みかける。続く言葉を聞けば、濃い翠を瞬かせて]
分からないって、どんな?
中
>メモおおる
墓で大爆笑してるから無問題(
表は、うんまぁ可能な限り頑張るよ。
そしてユリアンは( ‘д‘⊂彡☆))Д´)パーンしておくよ!
おのれそんなにきゅうり攻めしたいのかwwww
―ギュンター宅入口付近―
[大丈夫というミハエルに頷きを返す]
[傍らを駆け抜けていった少女には声を掛ける間すらなく]
[目を細めて呟いたのは意識せずのこと]
ミハエルならきっと。
私がいなくなっても正しく狩りの心を伝えてくれるのだろうなと。
そう思ったら。
[見上げてくる翠を見つめ返す]
何故か口に出ていたよ。
[そっと頬に手を触れてすぐに離した]
引き止めるつもりではなかったのにね。
[淡く笑う]
―ゲルダ宅前―
[体調を悪く、とその言葉には自分は首を横に振り、それならすぐにゼルが気付くはずだと、その言葉で納得してもらえただろうか。
ぽつりとウェンデルがもらした言葉はその場にいなかった自分に届くことはない]
ゲルダっ!
[店に入り、呼びかける声にも、コエにも反応はない。
ただ、その場所にゲルダが先ほどまではいたであろう痕跡のみを残して、彼女の姿を見つけることはできなかった]
親子は…似る…か。
[彼女の死の原因は自分によるところが大きいのだろうと、そうとしか思えずにいた。
消える前の、そのときのことを思い出しながら]
―ギュンター宅→ ―
[ベッティの背中が見えなくなってから、俯くイレーネを見た]
そうだな。
[顔を上げた彼女に返す頷きに籠る意味は2つ。
改めて、外へ通じる扉に向かった]
薬師 ゼルギウスが時計を進めました。
─エーリッヒ宅─
素敵で、大事。
[言われた言葉を、小さく繰り返す]
……言って、伝えるのが、大切かぁ……。
[でも、と思ってしまうのは、きっと。
父が帰ってこなくなった後の、母の辛そうな様子が焼きついているから]
あ、えと……。
自分の……なんて、いうんだろ。
気持ち?
ディにとっての一番って、誰、なのかなって。
ちょっと、はっきり、わかんないんだ。
[みんな、大好きだから、と。告げる表情は、どことなく困ったような笑み]
ゲルダ?
ゲルダっ!
[呼びかけるコエ、返る言葉は無い]
もう、遅いのか。
[別に彼女を悲しませたり、絶望させたり、そうしたいわけじゃなかった。
彼女を刈り取ったのは死神なのだろうか。
浮かぶ思いと、導かれる答え、残るのは後悔。
その力に耐えられなくなる、その原因を作ったのは自分でしかないと]
―パン屋―
[怖い、嫌だと嘆く宿主の願いを、死神は叶えてくれた。
ならばお前がさっさと死ねばいいと、告げるように。
揺らいだ自身の影は、宿主の命を容易く奪い取った。]
――――あ……。
[するりと影にすくい取られて。身体は崩れて溶け落ちた。]
中
しかし結果みる限り初回狼落ちは宿命っぽいのが(ユリアンとイレーネと3択とか)
まぁユリアンが落ちてたら酷い事になってたから良かった。
ついでにユーディットも死ぬという。
そして発見されたので表にもぽつぽつ出るぞ、おー。
/*
真面目な話、好意スケールが、ね……!
お子様故に、まだ半端なのです。
現状だと、こんな感じなのだけれど。
ウェン>エリ≧レナ>ユリ≧ゼル
とはいえ、ウェンは友達意識強いからにゃあ……。
さてはて、ここからどーなりますか。
─自宅─
[繰り返される言葉には、うん、と頷きを一つ。困ったように笑いながら告げられた言葉には]
あー……そりゃ確かに難しい、かな?
俺も一番が誰かと聞かれたら、決めかねるところだ。
兄馬鹿を発揮するなら、妹と即答出来るけどね。
[ははは、と笑い同意を示した]
一緒に居て楽しい人とか、この人の力になりたいとか。
感じ方は色々あると思うよ。
後はそうだな……直感?
意外と馬鹿にならないと思うよ。
―パン屋・作業場―
[一瞬の暗闇のあと、どれくらい時間が経ったか。
目を開けると、さっきと同じ場所に立っていた。]
…あれ。
[ぱち、ぱちと目を瞬かせ。
ぼんやりと、周囲を見渡すと、作業台にはこねかけの生地があった。
ああ、途中だったっけと、手を伸ばした所で声をかけられ振り返る。]
/*
お兄さん頑張って愛を語ってみようと思ったが挫折。
フランシスに愛を語らせたら、まず自分磨きからになってしまう(
─エーリッヒ宅─
うん……難しいよね。
[こくん、と頷き一つ。
上げられる友達の名前には、思わず笑って]
ディも、友達だったらすぐに上げられるんだよ。
ミィは、大事な友達だから。
[大分、力の抜けた口調で言った後。
上げられる例えに、にぃ、と声を上げる]
……そっか。
うん、ちょっと、考えてみるんだよ。
ありがと、リィにい。
ユリアン。
[振り返る。その様子にまた、瞬く。]
ユリアン?
[どうしたのと声をかけても、彼はこちらを見ているようで見ていない。]
なに、どうした―――
[の、と呟いてそちら側に近づいていくと。
ユリアンは自分の身体をすり抜けていった。]
―――え………
─ギュン爺の家→外─
[ゼルの頷きにはぎこちないながらも微笑み、自分も彼に続いて外へと出て。
しばらく無言で歩いていただろうか、ためらいがちに問いかけた。]
……大丈夫?
[悩んだ挙句、こんなことしかいえなかった。]
[作りかけの生地を手にして]
はは、あははは…
[空いた手で顔を覆い、乾いた自嘲を。こぼれだしたそれは止まらず、涙と共に。
自責の念と、後悔に彩られた感情はただ、あふれてこぼれだすばかりだった]
─自宅─
そっか。
[ミハエルは大事な友達だと聞けば、自分のことのように嬉しげに笑う。礼を言われると「どう致しまして」と返し]
……ところでユーディット。
足、怪我してたりする?
[家の中に招き入れた時のことを思い出し、笑みを浮かべたまま訊ねた]
ユリアン。
[口にする。]
(ユリアン?)
[今度は口にしない。心で想うだけ。
つい昨日始めた囁きにのせるようにして。
不思議な力、それが死神の力だというのは、今は理解していたけれど。
それに返ってくる言葉は、ない。]
─白雪亭─
[暫し座り込んだまま流れるままに雫を零していたが、ぐいっと目元を拭うと、]
………………泣いてても、始まんない。
[ぽつりそう呟くと、痛む頭を押さえつつ立ち上がる。]
/*
Q:ところでお前恋愛する気無いだろう。
A:すみません、保護者モード入ってます。
別所で思い詰め型のキャラ長い事使ってたから、自然と達観したキャラになって行ってる。
お陰で保護者モードばりばり。
─エーリッヒ宅─
[嬉しげな様子に、何となく自分も嬉しくなって、にこりと笑い]
……ふにぇ?
[直後の問いかけに、ぴし、と固まった]
あ、と、ええ、と……。
……多分。
じいちゃのとこに行く時、一回、転んだ、から……。
[ぽそぽそと、声が小さくなるのは、いつもそれで怒られている条件反射かも知れない]
―村の通り―
[自宅へ戻る道中、言葉はなく。
特にそれを違和と思うことも、青年にはなかったのだが]
何がだ?
[不意に投げられた問い、それだけから意図を汲むことは流石にできず。
瞬きを一つしてから、イレーネを見た]
ああ……そ、っか。
[届かない、伝わらない。
つまりは、そういうことだ。]
死んじゃったんだ。
[呟きには感情の色はなく、ただ事実だけが零れた。]
─自宅─
…やっぱり。
気を付けて、っていつも言ってるだろー?
よし、足見せて。
[呆れるように言ってから席を立ち。作業場の棚から真新しい布を取って来る]
転んだってことは、捻ってる可能性あるよね。
ゼルギウスのところみたいに薬は無いけど、布巻いて固定すれば少しはマシになるだろ。
―ギュンター宅入口付近―
[駆けて行くベッティに気をとられたは瞬時。
>>7 紅髪の狩人の青年の声に、ぐ、と顔を上げて]
…、う…
[頬に触れて離れる──手の雰囲気に、慣れぬ態で身を固める──も]
ボク、らのいのちは──
…廻る…ものだから。
[淡い笑いに、ぐ。と口を引き結び]
──それが、永遠には、続かない、と、知っている。
…だから。
[自分から離れたレナーテの手に手を伸ばして、狩りをする者の、硬さを持つ手を捕まえて]
ボクは、…
…いなく──ならないで くれ、とは。
……頼めないのだよ。
[きゅ、と軽く力を込めて、困ったように笑い、──そのまま、離した。]
けれど、
けれど。
いのちがひとつ尽きても。
言葉は、残る。
そうして、言葉には──、心が宿る。
[肩に乗る手に、笑って]
残したい想いが、あるなら、
言ってくれれば。
…覚えて──おくのだよ。
[静かにそう言って、肩を叩く促しに──ととん、と、歩き出す。]
―パン屋―
[こぼれるものも、器の中に納まるのならば、止まるだろうか]
ああ、知らせないと、いけないな。
[涙も、自嘲もなく、平時のように、作りかけの生地は元に戻し]
ゲルダ、少し借りていく。
[すでにいない、その者に断りをいれて、一度顔を洗い。
パン屋を後にした]
─エーリッヒ宅─
にぃ……だって、慌ててたから。
[呆れるように言われて、傍目にもわかるほどにしゅん、とした]
捻った……か、な。
なんだか、歩き難いから、そうかも、知れない。
[ぽそぽそ言いながら、言われるままに右足を見せる。
不自然に捻った足首は、左と比べたなら、腫れているのは見て取れるか]
─白雪亭─
[そうして向かったのは、食堂の上にある自分の部屋。
乱雑に散らかった机の上から、白紙と何枚かの書きかけの紙と墨を引っ張り出すと、]
……………『死神』の話が本当なら、そのうち……なんて言ってらんない。
ユリにぃの言った通り、この先生きのこれないかもしれないなら……
うん、後悔は……したく、ない!
[そう言うと、地べたに座り込んで凄い勢いで何かを書き綴る。
その内容は、色々な食材や調味料、その分量や加工方法。
つまりは、今までストックしてきた料理のレシピである。
その中には、新作きのこの漬け物のレシピも。]
……様子、見に来てくれたんだ。
[死の刹那に彼が何を見たかは知らないが、伝わらない事は、向こうに伝わっているようで。
やりかけの物が置いてあるし、すぐにそれは知れたようだった。
胸に響くような声が聞こえて、瞬いた。
どうやら向こうの声はこちらに届くらしい。
呟かれた言葉には、目を伏せた。]
…うん、遅い、ね。
………ごめん。
[一人になりたくないと嘆いて、一人にしてしまった事を詫びた。]
─村の通り─
[問いかけに対して、何が、とゼルから問いかえされると。
自分自身、良く解らないままに言った部分もあったので悩みながら言葉を探した。]
…さっき。
様子が、いつもと違ったから。
…あたしは兄さんが甘えられるけど、ゼルはそういうの、見せないから。
…大丈夫かなって、思ったの。
[余計なことって怒られるかな、と思いながらもやっぱり心配で。
そんな風に、言いづらそうな微妙な表情で。]
―村のどこか―
[足取りは軽いとはいえない、だから、誰かに会うのもきっとだいぶたってから。
パン屋のところにいた時間も長かったせいかもしれない。
誰かにあったならば]
ああ、ゲルダが刈られた。
つくりかけの生地が、あった。
[そう、感情を見せない様子で、*告げていた*]
店員 ベッティが時計を進めました。
─自宅─
[慌ててたと言ってしゅんとする様子には苦笑が漏れる]
余程急いでたんだね。
…ああ、随分腫れてるじゃないか。
後でちゃんとゼルギウスに見て貰うんだよ?
放っておくのは絶対、ダメ。
[言いながら布を帯状にして、きつ過ぎないように気をつけながら患部に巻き付け固定する]
[ユリアンの自重めいた笑いと、涙と。
その様子を目を逸らさずにただ見ていた。]
……泣かないで。
[悲しげにただ見つめるだけ。]
(………ごめんなさい。)
[届かないと分っていても、囁いて。]
─エーリッヒ宅─
うん……ミィに、じいちゃが刈られたかもって、聞いて。
そしたら、じっとしてられなくなって。
[父が文字通りの帰らぬひととなってから、何かと世話を焼いてくれた長は、実の祖父と言ってもいいくらいで。
だから、意識は完全にそちらへ向いていた]
……う、ん。
ちゃんと、ギィにいのとこ、いく。
……かたつむりのとこ、行ってから。
[長の家の前での様子から、転んだのは当に気づかれているだろうから、きっと、逃げようはない。
そんな事を考えながら、大人しく手当てを受けた]
─自宅─
……そっか。
[慌てた原因を聞いて納得し、小さく呟いた]
かたつむり?
あまり寄り道しないで治療受けに言って欲しいけど…。
まぁ、ちゃんと行くって言うなら、良いか。
よし、終わり。
移動中にまた転ばないようにね。
[布を巻き終わり立ち上がって。お約束のように注意を紡いだ]
―村の通り―
[たどたどしくも心配を紡ぐ声。
眉を寄せながらそれを聞いて、やがて元に戻る。
思い当たる節は、――あった]
大丈夫だ。
[そう言って、前を向く。
一呼吸を置いて、次に出た言葉は]
……長はな、
最期まで、長だった。
[唐突で端的なそれは、未だ親友にも話しそびれていた、]
うん、いいよ。
[借りていく、という言葉に律儀に返して。
出て行くユリアンの背を一度見送った。
刈らずに済んだ事を安堵しながら。
嘆きに応えられない事が辛かった。
何より、一人残してしまった。
自分が嫌だと厭った事を、強いさせてしまった。]
………ごめん、ごめんね。
[何度も何度も、呟きは零れて。
知らず目の端は滲み、少しだけ泣いた。]
─エーリッヒ宅─
かたつむりは、じいちゃの大事な友達なんだよ。
だから……報せてあげないと、なんだ。
[真面目な面持ちでこう言うものの。
寄り道の理由の一端が、執行猶予を引き伸ばしたい思いにあるのは、言うまでもなく]
うん、今度はちゃんと、気をつけるんだよ。
ありがと、リィにい。
[お約束の注意には、こくり、と頷く。
浮かべる笑みは、いつもとほぼ変わらないものに戻っていた**]
―自宅前―
[ユリアンの様子は、どうもおかしかった。
が、体調不良ならゼルギウスがというところには、納得せざるを得ない。]
うんまあ、それならいいんだけど。
[少しばかり悩みながら言葉を繋げて。
結局何が起きたのか、その場ではわからないまま、首を捻る。]
でもこれはなんなんだか…。
[もう一度首を捻って背を見ようとしてみるものの、
もちろん服の下がどうなっているのかなんて、わかるわけもない。]
少し落ち着いてるし、まぁいいか…。
……刈られる、ねぇ。
……美味しいもの食べ損ねたらそれは一番心残りだなぁ。
糸紡ぎ ユーディットが時計を進めました。
糸紡ぎ ユーディットが時計を進めるのをやめました。
[しかし今一番するべきことは、何よりも自宅の整理だということはわかりきっていた。
深く溜息を吐いて、部屋の中に戻る。]
よし。とりあえず…っと。
[――しかしすぐに、また大きな音を起こして、なだれがおきるのだった。
運良く怪我はないものの、二度目となればまわりでもひそひそと話されているのかもしれない。
何をどたばたしているのかしらというような…。]
─村の通り─
…そっか。
[ゼルの顔を見ながら話していたので、眉を寄せる様子にはやっぱり怒られるかな、などと思いもしたが。
やがて常通りの顔で、大丈夫だと前を向いた彼に、ほんの少し寂しげな息をつき。
けれど、少し間を置いて紡がれた言葉に、え…?と声をもらした。]
ギュン爺の、最期…?
…聞いても、良い?
[無理には話さなくても良いと、言外に伝えながら首をかしげた。]
─白雪亭・自室─
…………よし、とりあえずレシピはこれで。
[傍らに乱雑に散らばったレシピの書かれた紙を順番通りに纏め、どさっと置く。
そうして、チラッと残っている白紙を見ると、]
…………。
[俯き何か考えていたようだが、無言で再び座って筆を取る。]
………………っ。(くしゃっ)
[だが、数行何かを書いたところで紙をくしゃくしゃに丸めると、唐突に立ち上がり部屋を出ていく。]
[その後、ふわりとユリアンの後を追いかけて、少し離れた所から、様子を見ていた。
感情のない表情に胸が痛むが。
死者が生者に出来る事は何もない。
せめて誰かに慰めてもらえるようにと、*想った。*]
[誰かがもし中を見たら、なんだか悪化したような家の中が見えることだろう。
しかし怪我は無いようで、筆記者は片づけをしているのだった。
人が来ることがあるのなら、外に出たりはしたかもしれない。
最終的には、しっかりと床が見え、動きやすいスペースになっているのだろう。
その頃には体力のない少年は、そのまま眠ってしまうのかもしれなかった。
鍵は開けたまま。
ゲルダ宛の本は、ドアのそばに置かれた袋に入れられたまま。]
[────部屋に残された、最後に丸められた紙。]
[────くしゃくしゃになり全容は読めないが。]
[────僅かに窺える表面には『ウェンくんへ』という冒頭文。]
筆記者 ウェンデルが時計を進めました。
─自宅─
へぇ、じっさまにそんな友達が。
そうだな…それなら伝えてやらないとな。
[真面目に言う様子に、またユーディットの頭を軽く撫でて]
うん、よろしい。
[いつもと遜色ない笑みを見て、こちらもにこりと笑み返した。ユーディットがカタツムリの下へ行くと言うならばそのまま見送り。自身は使用したカップを片付ける]
……『刈り手』がもう動いてる、ってことで良いのかな。
じっさまの場合は、寿命ってことも無きにしも非ずだけど。
[呟いて、自身の両手に視線を落とした。手に何かあるわけでもなく、何か見えるわけでもない]
───自分しか、護ることが出来ないんだよな?
この、諸刃の剣は。
[その問いに対する答えは、自分の中から*返って来た*]
―村の通り―
[ミハエルに手を握られ瞬くこと数回]
[語られる言葉をじっと聞きながら見つめていた]
[一通りを聞き終えると促して共に道を歩く]
[エーリッヒの家と分かれ道になる所で足を止めた]
そうだね。私もいつか消える。
あるいはそう遠くない間に。
…隠しても意味ない気がしてきたから教えておくよ。
[左腕の袖を捲る]
[まるで実際に蛍を中に宿したかのように]
[肘近くで鮮やかに浮かび上がっている釣鐘のしるし]
伝えたいことは、既にミハエルがもう感じてくれていた。
命は消えても次に廻ってゆくというのを忘れないで欲しい。
それが思っていたよりずっと短いものであっても。
[狩られて消えても姿を変えて伝わってゆくと]
―村の通り―
私は言葉にするのが得意でないから。
そこはミハエルにまかせるよ。
[花の咲く腕で抱き寄せる]
命は全て繋がって次へと向かうものだということ。
それを誰かが知っていてくれれば。
私はそれでいい。
[金の髪の上から軽く口付ける]
母のように伝えられたら一番だろうけれどね。
[顔を離し翠を覗き込んで微笑んだ]
「そうだな、他者に移すことは不可能だ」
[『死神』の言葉は端的なもの。さも当然、と言う様子に、苦笑を漏らすことしか出来なかった]
絵描き エーリッヒが時計を進めました。
/*
とりあえず、ウェンくん狙ってみることにしたでござる。
普通の純愛も出来るっちゅうことを見せてやんよ。
ふひひひひひ。ほひひひひひ……(謎笑
狩人 レナーテが時計を進めました。
/*
最終的にこうかな。
蓮華草:イレーネ
勿忘草:ユーディット
蒲公英:ウェンディ
雪割草:ベッティ
釣鐘草:レナーテ
占い師:ミハエル
霊能者:ゼルギウス
『死神憑き』:ユリアン、ゲルダ
『刈らずの死神』:エーリッヒ
中
そういやルゥ姉で自分だと気づくのに時間がかかりましたCO(
う、うっかり何か見逃してたらごめんよユーディ!
そして寝よう。
―村の通り―
[視線がこちらに向くのを感じて、けれど己は前を向いたまま。
は、と短く息を吐いた]
未練とか、最期の想いとか、……そういうのかな。
昔っから、ぼんやり視えることがあんだよ。
曖昧だし大抵がすぐ消えちまうから、きちんと汲みとれたことはねぇんだが。
[ちらとだけ隣を見てから、淡々と言葉を続ける]
……けどさっきは、結構長く残ってた。
よっぽど想いが強かったのか、今と何か関係してんのかは知らねぇけどな。
/*
霊能者→命を喪ったものの中にその残滓があれば感知する事ができる。
としか書いてないけど、普段からなんか視えてても多分良い……よね?
後付け万歳。
─村の通り─
そう、だったんだ。
[昔から消えていった人達の遺した想いがぼんやり視えることがあるというゼルの言葉に、ただぽつりと零しただけで続く言葉を聞いて。
さっきの、というのがギュン爺を指していることはわかったので、淡々と話し続けるゼルの横顔をじっと見ながら邪魔せぬよう黙ったまま。]
―村の通り―
で、例によってぼんやりとしか視えなかったんだが。
誰かを心配してるみたいな、そんな感じは伝わってきた。
……自分の心配しろって話だけどな。
[悪態のようなそれにすら、感情は伺えない。
一度話を切り、息を吐いた]
まぁ、だから。
俺自身はどうってことない。
『死神』って奴は益々嫌いになったがな。
……あんまり、視たいもんじゃねぇし。
[小さな声を最後に、言葉は途切れた]
─村の通り─
[と、と、とん。と分かれ道に到着。片足軸にして、くるりと回りそこで止まる。
手は、後ろに回して組み]
……うん。
[捲られた袖の下に見える──しるしに、
見せぬ手指を、く。と、折り曲げた。]
やっぱり。ユーディだけでなく、
……しるしが現れたのは、レナーテも…なのだね。
そんな気は……、ちょっと。…していたのだよ。
[どうしようもないように──その花を視界に写し取って、
浮かべた表情は、笑みだった。]
[引き寄せられて、とてん。と額がレナーテの胸につく。]
は…、レナーテは、…欲がなさすぎる。
[視線を落としたままで息を吐くように笑ってぽつりと呟き]
…うん。
[髪に触れる感触に、ぎゅっと一瞬だけ目を瞑り]
[ゆっくりと顔を上げて]
短くとも。
知り得た、実感も。
その心も、
忘れたりは──しないから。
安心すると……いいのだよ。
ボクはウェンのような健忘症でもないからな。
[目を開き紅瞳を見つめ返して、そう。と、
レナーテの肘に咲く、釣鐘草に、手を添える。]
─村の通り─
ギュン爺らしい、ね。
[ゼルの言葉には、くす、と苦笑を零して。
一旦間を置いてはかれた言葉には、表情を曇らせた。]
…そっか。
[死神を嫌いになったという言葉に、一旦目を瞑って。]
死神が憑いた人は、大丈夫かな…
辛いの、我慢してないと良い、ね。
…一人で抱えてないと、良い。
あたしなら、きっと…辛いから。
[その人のせいじゃないのに、と言う言葉は自分が当事者じゃないから思えることだから。
そんなことを言って、視線を落とし。
ゼルの小さな呟きが耳に届くと、自分には視えないものが視える彼に、何を言っても気休めにしかならないと思い哀しげな表情で微笑んで肩を軽く叩いた。]
[痛くはないか?と、触れて、首を傾け目で訊ねる。
自分にないしるしを見る目は少し陰るけれど]
レナーテの…母様?
[母の様に、とそこに軽く首を傾けて聞いて]
─村の通り─
…いこ?
[そう言って、彼の家へと急ごうと促し。
歩くスピードを先程よりも速めながら、ぽつぽつ言葉を落として。]
…ゼルは、視えるだけって辛いと思う、けど。
ギュン爺は、きっとゼルに姿が視えたの嬉しかったと思う。
今までゼルが視た人たちも、きっと。
ただ、消えてなくなるだけじゃないって、思えたはずだから。
…ゼル一人がそれを背負ってるのは、辛いだろうけど。
[あたしは一緒に背負えないかな、という言葉は、口の中で小さく呟かれただけで。]
─村の通り─
気がついていたのか。
[隠された指の動きは知らず]
[ただ自分の思うところだけを伝えた]
そうかな?
自分では分らない。
[それと悟っても恐怖は覚えなかった]
[ゆっくりと見上げてくるミハエルの顔をいとおしげに見つめる]
欲はきっと満たされてしまったのだと思うよ。
こうして思いを受け止めてくれる相手を見つけられて。
[花に触れる手の熱を強く感じた]
[ゆっくりと頷き最後に付け足された一言にクスリと笑う]
―村の通り―
……、だな。
[間が空いた末、返す言葉は短かった]
見ているだけなのは、辛いだろう。
[一拍置いて、もう一言。
ある意味では同じなのかも知れなかった。
肩を叩かれて、]
……悪ぃ。
[再び歩き出してから、
滅多に謝罪することのない青年は、ぽつりとそう洩らした]
―村の通り―
ああ。
[頷いて、スピードを速める。
いつもならば先導する筈の青年が、今日は何だか引っ張られるかの様で。
親友が見たら何か言っただろうか]
背負うなんて、そんな大したもんじゃねぇけど。
……嬉しい、か。
[聞こえない呟きは、耳に届くことはなく。
聞こえる言葉だけを静かに聞いていた]
/*
付け焼き刃設定から返答をしようとすると、どうしても時間が掛かってまう。
ごめんよイレーネ……ただでさえ遅いのに(つд`)
─村の通り─
[ギュン爺らしいという言葉に同意する彼に、だよね、と笑って。
見ているだけは辛いというゼルには、ただ頷いた。
続いた言葉には、きょとりとしたもののすぐに柔らかく、ん、と微笑み。
自分と同じように歩を速める彼が、返してきた言葉にも微笑とともに頷いた。]
うん。
あたしも、嬉しい。
ゼルに視てもらえたら、良いと思うもの。
あたしが居た証を遺さなくても、ゼルが覚えていてくれるなら。
それで良い。
─村の通り─
[道具屋で呟きが耳に入ってなんとなく。と、気づいた理由を答え]
……
[紅が映す感情も。その色も覚えておこうとするように、目を開いたままレナーテを見て──何かを言いかけるように、口を開きかけ]
…欲がないと、思うのだよ。
やっぱり。
[一度目を閉じて── ぐい、と、腕を引いた。]
[背伸びして、]
でも、
… きっと、そういうところも。
レナーテの良いところで──
[引き寄せた肩口に]
ボクが──
… 好きだ。と、
思うところゆえ、しょうがない。
[聞こえるか聞こえないか。そう──言葉を零して横にある紅へ翠を向けて、]
/*
どどどどしようゼル困らせてるよな困らせてるよな
ごめんって謝ろうかなまだ間に合うかな
それはそれとしてミハエル可愛いお兄ちゃん良かったねおめでとうおめでとう(錯乱中)
―村の通り―
ああ、母は最期の姿でも私に教えてくれたから。
命は廻るもので、散ることも悲しみだけを生むのではないと。
[痛くはないよと首を振りながら答えた]
[閉じられた翠に少しだけ残念そうになる]
[すぐに腕を引かれて身を寄せた]
―村の通り―
[少しだけ、足が止まった。
虚をつかれた様に、黙って、……睨むように目を細くした]
誰が忘れるかよ。ウェンデルじゃあるまいし。
[再び歩き出す。
言葉は常の調子に近かった]
視てやる気なんかねぇし。
……だから、んなこと言うな。
[追い越して、振り返らずに言った]
─村の通り─
そうだね、ごめん。
[ゼルの少し前を歩いていたから彼の表情はわからなかったものの、ウェンデルじゃないと言われれば苦笑した。]
…そ、っか。
[視てやる気はないと言われると、哀しげに笑ったものの、その後の言葉に、自分を追い越したその背を驚いたように見つめた後、泣き笑いのような表情になって俯いた。]
うん。もう、言わない。
─…手…繋いでも、いい?
[かろうじて答えた声は、震えていて。
先を歩くその背に、何度となく躊躇った後そう*問いかけた。*]
[瞬く紅に向ける翠は僅かに揺れるも。
──表情には笑みをのせて]
ボクは……。両親の亡くなったときを覚えていないから
レナーテとイレーナの母様の話は…
もっと聞いてみたく思う。
[すとん、と踵を地につけると。
つかまえていた手を離して──に。と笑った。]
…さて。
エーリ兄のところに
伝言に行かねば。
[至極あっさりとした口調で身体を離す。]
レナーテの母様の話は…狩りのときにでも。
聞かせてくれると、ボクが喜ぶ。
[では、またあとで。と。
さらりと言い置くように背中を向けて、──ひらり。
後ろに向けて、大きく大きく*手を振った*]
─村の通り─
[何かを言わなければと思って]
[何も言えないまま口を開いては閉じた]
[そうしている間に手が離れ身体も離れていった]
あ、ああ。
私の下手な話でも良ければ。
イレーネなら上手く話せるかもしれないし。
[胸に手を当て少し早口で答える]
…また後で。
[あっさりとした口調に慌てて頷く]
[手を振り返し見送って]
[しばらくその場から*動けずにいた*]
―村の通り―
……ああ、二度と言うな。
お前は余計なこと考えずに、バカみたいに笑ってりゃいいんだよ。
[前を向いた状態では、イレーネの細かな表情は伺えない。
けれど聞こえるのは今まで聞いたことのない震えた声で、小さく舌打ちした後でそう返した。
それから暫くの沈黙が降り、発された言葉にまた足を止める。
溜息を吐き、身体ごと振り返って]
……ほら。
[手を差し出す、というには少し強引過ぎるか。
彼女の手を掴んで、*歩き出す*]
/*
占:ミハエル
霊:σ(`∀´)
聖:ユーディット(勿忘草)
聖:レナーテ(釣鐘草)
聖:イレーネ(雪割草?)
聖:ウェンデル(?)
聖:ベッティ(?)
狼:ユリアン
狼:ゲルダ
妖:エーリッヒ
寝る前に確認。
というか、兄弟で占と妖か。か。
/*
しかし今日になって恋愛村っぽくなってきましたなぁ。[他人事みたいに]
現時点でのこいつの感覚がいまいち分からんのですよな。
こっちが悪態吐いても大人な対応のれーちゃんはそれなりに気に入ってて、でも今はらしくないからなんか嫌だ、という感じなんだろうけど。
ここから発展することはあるのか、それともこれ自体が既に自覚なしの恋なのか。
……眠くなってきたから寝よう。
/*
ベッティのロール&メモに Σ!? となったなんていえない。
えーと いまさら。
花言葉は 「真心の愛」「神のお告げ」「愛の神託」「思わせぶり」「別離」
hm
博愛≒希薄な愛情
行動原理がこれに近いもので、とか考えていたらどう考えてもウェン系キャラをすでにやっている気がしてきた。
生きる期間はあと半分以上残ってはいるのだが、思い残すことはない(と思い込んでいるのかもしれない)
こういうキャラはやりやすい。
/*
ミハエル→レナーテ
イレーネ→ゼルギウス
ベッティ→ウェンディ
こうですか?
女性が積極的把握。
ゲルダとユリアンは赤でどうなってたんだろう。
え、俺は何をしてるのかって?
勿論、保護者さ!(還れ
/*
あれだ。
「僕の為に料理作ってよ。ずっと」
とかくどき言葉くらいならウェンは言える。
きわどいことまで言える。
好きだということや褒めることは、思うままに言う。
問題は深い感情が伴っているように思えないことだ(大問題)
もうちょいかんがえよう…。
─自宅・作業場─
[ユーディットが去った後、再び作業台へと向き直った。ヒカリコケを入れた白と蒼の染料液。キャンバスの一番上辺りに白で2つ、円を描いた。その中に蒼の円を描き入れる]
…ごめんなじっさま。
依頼の絵、完成させたの見せられなくて。
[描いた2つの二重円を見つめながら、ぽつりと呟いた]
[新たに描いた円から中央の4つの円へと視線を移す。その色合いは両親のことを思い出させた]
…絵の知識は母から、染色の技術は父から。
そして俺が寂しくないようにと、二人はミハエルを、遺してくれた。
俺は両親とミハエルから沢山のものを与えられた。
…俺には、遺してやれるものはあるのかな──?
[ミハエルにも、この村にも。そんなことを思いながら、先日のミハエルとの話を思い出した]
甥か姪、なぁ。
ユーディットには偉そうなことを言ったけど。
本当に、難しいよ。
[苦笑を漏らしながら呟く。今しばらくキャンバス眺めてから作業台を離れ。しばらく散歩に出ることにした。何となく、皆の顔が見たくなったために]
─ →自宅・外─
[家を出たところでミハエルがこちらにやって来るのが見えて]
ミハエル、どうしたんだい?
[笑んで、何か用かと*問い掛けた*]
糸紡ぎ ユーディットが時計を進めました。
糸紡ぎ ユーディットが時計を進めるのをやめました。
―エーリッヒ宅―
[軽く撫でられ、ふに、と目を細める。
いつもと変わらないやり取りは、気持ちをだいぶ落ち着けてくれた]
それじゃ、ディは、かたつむりのとこにいくよ。
……リィにい、ありがと、ね。
[ちゃんと聞いてくれて、と、笑って。
随分ましになった足取りで、とてとて、奥の小広場へと歩き出す]
―村の通り―
あ……ミィ。
[少し進んだ所で、金の髪を目に止めて、ちたちた、と手を振る]
ミィ、もう、大丈夫?
[それから、投げかけるのは、こんな問いかけ]
さっき、ミィ、すごく、辛そう、だったから……。
ディは、大丈夫、だよ?
転んじゃったけど、リィにい、手当てしてくれたし。
……ちゃんと、ギィにいのとこにも行くし……。
[ちゃんと、と言いつつやや逃げ腰なのはある意味いつもの事]
でも、その前に、かたつむりのとこに行かないとなんだ。
じいちゃの友達。
報せてあげないとだから。
[ましになったとはいえ、まだ覚束ない足取りは心配させるかも知れない、けれど]
に、大丈夫、だよ。
ちゃんと、気をつけて行く、ってリィにいにも言ったし。
約束は、ちゃんと、守るから。
[笑いながら、こう言って。
またね、と手を振り、奥へと向かった]
―洞窟奥・苔の小広場―
[たどり着くまでに時間がかかったのは、いつも以上に気遣いながらの歩みのためか。
ともあれ、ふわふわとした苔の広がる場所に着くと]
……おーい。元気、かい?
[いつものように呼びかける。
間を置いて、現れたのは、色鮮やかな殻のかたつむり。
その殻を、ちょい、とつついて]
あのね、かたつむり。
じいちゃ、ね……。
[ぽつぽつ、と始まる語りの内容を理解しているのか。
かたつむりの触角は、どこか、力なく見えた**]
中
ベッテイメモがかわいいなぁ
……そして相変わらず可愛くない対応しか思いつかない私がいr
ちょっとおちつこう自分。
そして十中八九秋ちゃんだと思ってるけど(外してたらめっさはずい)
ユリアンごめんね色々と。また悲恋の片棒担いだね!(
いあここまで切なくなる予定はなかtt(黙れ
/*
ん?
違うぞ自分。
やりたかったのはくどき文句は素直に出るけれど、 へ た れ ってのだろう。
そうだそうだとも。
博愛だけども特別な存在はちゃんと特別にしますが、
しかし へ た れ をやりたいんだ。
へ た れ !
/*
よいせ。
襲撃におまかせがあるのを忘れていた。
ランダムでも選択されるのかは忘れたけど。
どっちにしろラ神サドい。吊られた人に対して。
─村の通り─
ふ、ふ、ふ。
イレーネからも…レナーテからも聞いてみたいのだよ。
それに、最初からなんでも上手くできるものはいないのだろう?
[上手い下手などは気にすることはないぞ、と。
走っていった先で一度振り返りレナーテに笑い答えて>>63。]
─村の通り─
[エーリッヒの家に向かう途中、茶の髪の友人が手をふるのにとととっと走る勢いを殺した。]
ユーディ。
ああ。…うん。
うん。哀しかったり、辛かったり……
苦しかったりしていなかった、と。
言ったら嘘には、なるけど
[心配の言葉に、真顔を向けてから──たは。と情けなく笑った。]
うん。でも。
今は──大丈夫だ。
ちゃんと……逃げず向き合えている、と思う。
[自分の胸に手を置いて。だから、大丈夫。と、そう答えて、]
[ただ、先に出た、ユーディの、自分に向けた大丈夫、と言う言葉には翠を眇めて]
……、…ほほう?
[逃げ腰の様子には、じとり。と目を半眼にした。]
…ユーディー?
[ひょい、と手を伸ばして、撫でるのではなくて押えるようにわしわしと頭を──少し乱暴に揺すって]
当たり前だ。ちゃんと、
ゼルギウスのところにも行くのだよ?
それと。
ユーディも、……、
……無理はせずに。
辛かったら辛い、とちゃんと言っていいのだよ。
無論。友としてはユーディが苦しくない事を願うが。
けれど、ユーディが苦しいと思っているなら、
……それに蓋をするよりは。ちゃんと向き合いたい。
[ぽん。と。軽く撫ぜて、茶色の頭を離し]
甘えてもらえると、嬉しいんだと言っていた。
それも、…ちょっとは、わかるからな。
……足。
痛いのを治す方法がわかっているなら、
無理はしないことなのだよ?
[じいちゃのかたつむり。のところに行く、
というのには、やや心配気に、うん。と頷いて]
…わかった。約束、を、信用しよう。
[腰に手を当てて大げさなくらいに大きく頷いて、また。と、それに手を振って]
─エーリッヒの家前─
[駆け足で到着すれば家の前に兄の姿]
エーリ兄!
[名前を呼んで走りより]
うん。
……語り部たるものとして伝言を伝えに。
そこで、ユーディに会ったから
もしかして、もう聞いたかもしれないと思うが
[息を吸って、一拍の間をおいて、
自分よりも濃い翠を見上げて]
死神の刻がきて。
……ギュン爺様が、連れて行かれた。
[押えた声で、兄へ向けては避けた話を伝えて]
いつ……、
誰がどうなるかわからない。
「後悔のないように。」
[兄に伝えるのは二度目の言葉。
言い終えて、胸に手をあて──息を吐き出す。]
今は、それだけなのだよ。
エーリ兄の顔が見れて安心した。
[笑って、ふわ。と洞窟の中では、あまり感じない空気の流れに不意に後ろを振り向いた。]
────、
[ゼルギウス?と、声ではなく唇の動きで呟いて
ぱち。と翠が瞬く。びく。──と、一瞬だけ、肩が揺れて]
……
[けれど、ギュンターの時とは違い──
途切れる様子のない気配に、ゆっくりと息を吐いた。]
……ちがう。か。
[ぽつ。と、少し複雑そうな呟きひとつ。
兄の方へ振り向いて]
うん。これから……、昨日の約束どおりに、
狩りに行ってくるつもりなのだよ。
[慌しくてすまない。と、兄へ告げて、引き止められなければ、イレーナやレナーテと合流するつもりで*いる*。]
─自宅前─
[駆け寄って来るミハエルをその場で待って。告げられた無いように、嗚呼、と声を漏らす]
───うん、さっきユーディットから聞いたよ。
刻が来ているのも、知ってた。
じっさまから聞いたからね。
[浮かべる表情は常の穏やかな笑み。後悔の無いように、と言われると表情を変えぬまま一つ頷く]
ミハエルも、「後悔の無いように」。
やりたいことを、やるべきことをやっておいで。
[言って、妹を見詰めている濃い翠が細めた]
[不意に後ろを振り向く様子には首を傾げて。けれど深く問うことはしなかった]
ああ、行っておいで。
くれぐれも気をつけて。
[狩りへと言われると再び頷きを返し。イレーネ達に合流すべく移動する様子を見送った]
─村の通り─
─…うん、わかった。
ありがと、ゼル。
[小さな舌打ちの後続いた彼らしい言葉に、泣きながら苦笑と嬉しさの入り混じった微笑みを浮かべて。
それからしばらく、黙ったまま歩いていたが。]
ダメ、かな。
…ごめん、いやならい…
自分の頼みに対して、歩みを止めて溜息をつくその背を見れなくて視線を逸らしながら謝りかけたところで、ゼルが急に振り返り。
泣き顔は見せたくなくて目を擦って慌てて俯いたものの。]
─え…?
[彼の手が、自分の手を掴んだのに驚いて顔をあげた。]
─村の通り─
[もうゼルは前を向いていただろうか、こちらをまだ見ていたなら涙の筋がいくつも流れた顔を見られてしまっただろう。
歩き出す彼の歩幅に合わせて、少し早歩きになりながら手を引かれていく。
ゼルの手が嬉しくて、また少し泣きそうになりながら、許されるかぎり離れないでほしくて。
こちらからも彼の手を握り、この温もりが、彼が消えないことを*願った。*]
─洞窟奥・苔の広場─
[一通り、話すだけ話した所で、小さく小さく息を吐き。
少し考えてから、細工を始める。
足が少し痛んだから休みたい、というのもあったのだけれど]
ねぇ、かたつむり。
ディはさ、すごい甘えっ子だと思うんだよ。
かあ様、お師様、にいたち、ねえたち、それから、ミィに、ウェルに、ティ。
みんなに、甘えてるんだよ。
[白を真ん中に碧と蒼を継ぎ合わせ、小さな花を生み出しながら、ぽつぽつと独りごちる。
かたつむりは、傍目我関せず、と言わんばかりに触角を伸び縮み]
……だから、ね。なるべく、泣いたりとかは、見せたくないんだよ。
いつも甘えてるから、心配かけたくないから。
でも、それ、良くない、のかな。
わかんないや。
[引っかかっているのは、先にミハエルに言われた言葉たち]
……『しるし』の事が、苦しかったり、辛かったりはしないんだよ。
でも、そのことで、みんなが心配するのは……やだ、な。
消えるのも、怖くはない、けど。
忘れられたらイヤ、だけど、でも。
[呟きながら、小さな花と花とを繋ぎ合わせる。
あおいろの珠は、少しずつ、群れ咲く花へと変わってゆく]
……撫でてもらえなくなるのは、ちょっと、や、だな。
[小さく小さく呟いて。
また一つ、あおいろの花を編み上げた]
/*
この、なんというか。
PL視点では落としどころがある程度見えていても、PC視点で全く見えていない状態、というのは。
くろねこが、恋愛村得意でない、最大の理由が、ここのロジックで悩むところかもしんにゃい(とおいめ。
[その姿は消えることはあっても、このコエは相手に届くことはあるのだろうか。
たとえ返事がなくとも語りかけるコエはきっと相手に届くと思いながら]
ゲルダ。
新作のキノコの名前決まったよ。
ミハエルに考えてもらったんだ。
『美人髪』
ゲルダの髪の色、ゲルダはあのキノコ嫌いかもしれないけど。
[ゲルダを印象付ける、そんなキノコでもあったからと、*心の内に*]
─村の通り─
[ミハエルと別れ、他の者の顔を見て回ろうと通りを歩いていると]
ユリアン?
どうしたんだ?
[重い足取りで感情の無い表情に疑問を投げかける。返って来たのは『刻』が進んでいることを示すもの]
ゲルダ…が…。
[悲しげに眉根が寄った]
……パンの感想、言えなかったな。
[後で食べようと思っていた改良後のパン。それを思い出しながら小さく呟いた]
/*
ライン読みライン読み…いや。まあ、
死に分かれたりで実際がどうなるやらは
わからないのだけどな。
ミハエル→レナーテ
イレーネ→ゼル→ユーディ?
ベッティ→ウェン
とりあえずこういうノリを見ている。
ユリアン→ゲルダが、そこそこ悩ましい。仲間愛?恋愛感情?
ユリアン、このことは他の皆にも?
[訊ね返った答えはどうだったか。それを聞けばユリアンの肩をぽんと叩いて]
少し休んだ方が良い。
酷い顔をしてるぞ。
伝えていない人には俺が伝えておくから。
[相当ショックを受けているように見えるユリアンにそう告げた]
―村の通り―
[振り返らずに進んで行く。
いつものように、女性にはあまり優しくない速度だった。
イレーネが顔を上げた時には既に前を見ていたから、その顔ははっきりと見ていない、筈だけれど]
……らしくねぇなぁ。
[小さくぼやく声は後ろにも届いただろうか。
手を握り返された時、一瞬だけ速度が緩んだ]
― →自宅―
[自宅に着けば扉を開けて、家の中へ進んで行く。
手は未だ放さずに、言葉もなく、一つの部屋に入り]
ほら。
[手は離れて、代わりにタオルをイレーネの目の前に突き出した]
洗ってけ。
んな顔で行ったら、煩ぇ奴がいるだろ。
[水を貯めた桶を示してそれだけを告げ、己は部屋から出て行く]
─洞窟奥・苔の小広場─
……う。
[細工を続けていた手が、ぴたり、と止まる]
糸が、尽きた、んだよ。
[碧と蒼。一部は白と紫と薄紅。
そんな小さな花の群れを幾つか作った所で、肝心の糸が尽きた]
……戻って、手当て、受けない、と。
[約束だから、と思いはすれど]
ふにぃ……。
[怒られる、と考えると、気が重かった]
─回想、エーリッヒの家前─
[見上げるのは同じ色を冠し似て少し違う、兄の表情と髪と瞳。]
ん。
[促しに頷いて踵を返しかけ──]
…、 エーリ兄!
[途中でくるりと戻って]
―道具屋―
[道具を一つずつ確認しながら身に付ける]
[黒蜥蜴を狩った時と同じかそれ以上の装備になっていた]
……よし。
[ゲルダのパンは潰れないよう籠に入れた]
[静かに微笑む]
[それが彼女の作る最後のパンとなったことはまだ知らない]
[パシリと自分の頬を叩いた]
本当に。
教えられる事の方がなんて多いのだろう。
[道具屋の方に移動して椅子に座り目を瞑る]
[エーリッヒの腰に飛びつくように、ぎゅうと抱きしめて、
ちゃんと、消えていないのを腕と頬と全身で確認して]
──うん。
[──にぱり。と、顔を上げて、
満足した。とでも言いたげに、明るく笑う。]
よし。元気を補給できた。
── 行ってきます。であるよ、エーリ兄。
[とんっ、と離れると、道具屋へ元気よく走っていった。]
[それでも、約束は守らなきゃ、と。
道具を片付け、もう一度、かたつむりの殻をつつく]
……消えずにいられたら、また、来るんだよ。
じゃあね、かたつむり。
[呟きに、かたつむりは挨拶するように触角を揺らす。言葉のやり取りはない、けれど。
気持ちは、伝わっているような、そんな気がいつもしていた]
―村の通り―
[エーリッヒに呼び止められて、ゲルダのことを告げた]
今からでも伝えておけば、まだ聞いてるかもしれない。
[そう言うのは自分の願望だったのかもしれない]
まだ、エーリに話すのが初めてだ。
[悲しげにするエーリッヒとは対照的に接する態度は普段と同じように、感情の起伏なく。
けれども、肩を叩かれ親友以外のものから指摘を受けるということは、そういうことなのかもしれない]
じゃあ、頼んだ。
ああ、ついでにミハエルに伝えておいてくれ、キノコ名前決まったって。
『美人髪』の方にするって。
[そう告げて、自宅の方へと向かおうと。
指摘を受けたのは逆に、いつもどおり過ぎたからかもしれないと思ったのはエーリッヒと分かれてだいぶ経ってから]
[目を閉じれば宿業から解放された安堵が。
目を開けば目の前にいる人への痛みが訪れる。
閉じないよう、逸らさないように、見つめていたが。]
あ…そうだ。
死んだんだったら、何処かに…
[きょろと周囲を見回して、ゆっくりとその場を離れた。
後ろ髪引かれたが、会わなければ――――と思うと。
壁も距離も意味を成さず、気が付けばギュンターの家の前にいた。]
……ギュン爺。
[ふわと、壁をすり抜け中に入ると、さっき訪れた時には、誰も、何もなかったはずの所にギュンターは居た。そこに佇み、案じるように家人を見ていた。
姿を見つけると、声が届く所まで近づく。
向こうもこちらに気づき、死んでから初めて、誰かと視線を交わす事が出来、少しだけ、胸が温かくなった。悲しい交錯だったが。
だがここにきたのは、温かさを得る為ではなく。
あわせた視線は、すぐにずれて落ちた。]
……ごめん、ギュン爺。
ギュン爺を刈ったのは、多分私…。
[本当はどちらか分からない。彼は自分が刈ったと言ったが。
自分も死神の宿主だったから、自分じゃない、とは言えなかった。]
だから、ごめんなさい。
……ごめんなさい。
[何度も何度も、口から謝罪の言葉が零れた。]
ふにぃ……。
[どうにか、中央広場まで戻ってきて、ひとつ、息を吐く。
そこかしこ、聞こえるさざめきは訪れた『周期』への不安の声か]
…………。
[その声に、きゅ、と眉を寄せた後、できるだけ早足で広場を通り過ぎた、が]
……にぃ。
[いざ目的地である薬師の家まで来ると、やっぱり怖気付いていたり]
―自宅―
[奥の部屋に麻酔の瓶を取りに行き、イレーネが部屋から出てきたならそれを渡した。
そうして彼女を見送る頃か]
……あ?
[ぴく、と片眉が上がった。
気付かれたならば何でもないと首を振って]
─村の通り─
そうか、分かった。
…ん、食べて、感想言ってみるよ。
[まだ聞いてるかも、との言葉には同意するように頷いた。そうあって欲しいと思う部分もあったために]
ミハエルに?
ああ、そう言えば宿題にしてたんだったな。
『美人髪』……了解、伝えておく。
[頼みに承諾の意を向けると、自宅へと向かうユリアンを見送る。自分は他の者が集まりそうな場所へと足を向ける]
→道具屋前─
[たた、と道を走りぬけて、大きく深呼吸をする。
道具屋の前まできて、一度、後ろを振り返った。]
………。どうにも
[ぽつ。と金色の睫毛を伏せる]
好きなものが多すぎるな。ボクは。
どうにも、…欲張りすぎて困る。
[ユーディを撫ぜた手を兄に触れた手を、
…ぎゅ、と握って、少し、困ったように笑って、
その表情を払うようにふるり。とかぶりをふって]
─道具屋─
[き。と入り口の戸を揺らす。
中に入るときの表情はいつもどおりで]
レナーテ?
[いるだろうか。と、今度は、道具屋に住む、
兄妹の兄の方の名前を呼んで入り口をくぐった。]
─白雪亭→村の通り─
[食堂の入り口に「本日臨時休業します」の貼り紙をして、重い耽った様子で通りを歩いていると、少し離れた所にエーリッヒの姿。]
あ…………。
[それに気付くと、僅かに逡巡するがすぐに明るい表情を作ると、]
おーい、エーリにいちゃーん。
[パタパタと手を振って、駆け寄る。
だが、何やらいつもと様子が違う雰囲気にこてしと首を傾げ、]
…………にいちゃん、何か、あったの?
[そう言いつつ、嫌な予感は彼女の背を這い登ってくる。]
─村の通り→ゼルの家─
[らしくない、とぼやいた声には返事はせずただくすりと笑みを零しただけで。]
あ…え、ゼル?
[ゼルの家に着けばすぐ手を離されてしまうと思ったのだが、そのまま手を引かれて。
きょとんとしたままつれていかれた部屋でタオルを渡されてもまだすぐ理解はできなかったものの、水を貯めた桶と投げられた言葉でやっと気付いて]
…うん。
ありがと、手間かけちゃってごめんね。
[出て行ってしまった彼の背に、礼を言った。]
[ギュンターは何も言わず、無言のままこちらを見つめ。
ギュンターが物事をどこまで知っているのか知らないが。
告白に驚いた様子を受けなかったのを見ると、少なくとも自分が死神憑きだった事は知っていたんだろう、とは思った。
無言に耐えかね、するりと言葉が零れ落ちる。]
知らなかった。周期の事も、死神の事も。
母さんに死神の事を聞いたら、泣いてしまって、聞けなくて……
[言い訳だ。それでも聞かなかった自分が悪いのにと。
言葉は途中で途切れ、また目が熱くなってきて、俯きは深くなる。
ごめんなさいと垂れ呟く自分の頭に、そっと何かが乗せられた。
幼子をあやすように、皺のある手で、ゆっくりと頭をなでられた。
悲しければ泣いてもいいと言われたが、首を振った。]
─ゼルの家─
[ゼルの厚意に甘えて、顔を洗い。
水に浸した手を瞼に当てて少しでも腫れないようにしばらく冷やした。]
…なにやってんだろ、あたし。
本当に迷惑ばっかりかけてるな…
[じわ、と涙がまた浮かびそうになって、慌てて首を振り。
もう一度顔を洗って借りたタオルで拭き、それを手に部屋から出た。]
─村の通り─
[歩きながら、自分の腹部に右手を当てた。それは先程ミハエルが抱きついてきた位置]
「後悔の無いように」。
……後悔だらけだな。
俺はまた約束を果たせなかった。
誰が消えても、自分が消えても。
きっと、後悔は残る。
[腹部に当てていた右手を外し、顔の右半分を覆う。自嘲的な笑みが零れた]
─村の通り─
[呟いた直後、ベッティの声に右手を顔から外して視線を向けた]
やぁベッティ。
……うん、ちょっとね。
[ベッティに向けるのは悲しげな笑み。一拍置いてから口を開いた]
──ゲルダが、消えた。
ユリアンが言うには、刈られたと。
/*
しるしがないのでまるで生き残っちゃうぜ!
みたいな素振りで表はいるが、
これであっさりボクが死んだら噴いておこう。
たぶん、エーリ兄が死んでも、ウェンが死んでも、
ユーディが死んでも、だいぶダメージだ。
逆に、レナーテについては、すでに
覚悟を決めだしているかもしれん。なんたることだ。
―自宅―
あ…ゼル。
[部屋から出ると、ゼルが頼んでいた麻酔の瓶を持って待っていて。
タオルを手渡しながら、ごめんね。と謝った。]
迷惑ばっかりかけちゃった。
みっともないとこも見せちゃったし…
でも、わがまま聞いてくれて、ありがとね。
[そう言って、申し訳なさそうに微笑んで。
それじゃ帰る、といおうとしたところで彼の表情に変化があって。
どうしたの、と問おうとしてはっと思い当たって。
なんでもないと首を振られれば、…そう。と頷いた。]
死んだ事が悲しいわけじゃないから。
死ぬのは少し、怖かったけど。
死んでしまったらそんな事、何ともない。
ただ、一人にしてしまった事が…今は、苦しくて。
…だから、自分のために、泣いて悲しんだりはしない。
[二人だったのに、一人にした。
負担を重荷を、全部押し付けて、自分だけ楽になった。
これから一人、終わりがくるまで刈り続けなければならない死神を、一人で見続けなければならない宿主を想えば。
それにもう少しだけ泣いたからと、爺には少し、困ったように笑みながら告げた。
ギュンターの方もまた、困ったような、怒ったような、そんな複雑な顔でこちらを見ていた。]
─道具屋─
おかえり。
…というのも何か違うな。
[瞑っていた紅瞳を開いて顔を上げる]
[いつもと態度も変わらないよう冗談めかしてミハエルに微笑んだ]
[できたはずだ]
[弓を片手に立ち上がった]
イレーネ。
[妹も呼ぶ]
[それからギュンターは、静かに母の事を教えてくれた。
自分の母の、その幼い弟が、死神に憑かれて消えていった事を。]
……そうだったんだ。
[だからあんなに母は嘆いたのかと。
理由をしれば、少しだけ心にかかった靄は晴れた。]
ありがとうギュン爺。教えてくれて……。
にしても、また死神に憑かれるなんて、因果な家系だったのかもね。
[ユリアンの父親もまた死神憑きだった事など知らず。
そう言い向けた苦笑に返った長老の表情は、また複雑なものだった。]
―自宅―
ああ。
[受け取ったタオルを片手に、送り出す言葉は短かったけれど、彼女が見えなくなるまで見送って]
『死神』。
[扉を閉めてから、その名を口にした。
遠く、空に上がって行くように視えたものがそれだと、判ったのは本能的なもの。
それがパン屋のある方角だったということまでは分からなかったが]
……アレが視えた、ってことは……
[ユリアンか、『もう1人』か。
そこに思い至ればきつく眉を寄せて、そのまま暫く玄関に佇んでいた]
─村の通り─
!?
[エーリッヒの口から告げられたのは、ゲルダの消失。
驚愕の表情を浮かべるも、すぐに目を伏せ、]
…………そう、なんだ。
おねえちゃん、『死神』に、刈られちゃったんだね。
[ぎりりと歯を噛み締め、悲しげに呟いた。]
ああ…店、どうなるかな。
だれか住んでくれるかな。
レシピは…お婆ちゃんのものがあるから、それ通りに作ってくれればいいし。
[母に自分以外の兄弟は居ない。家系は絶えた。
自分は何も残さなかった。新しい色々なパンの作り方も、殆ど文字にして残していない。
本を見に行くという約束も果たせなかった。
パンの感想を聞く事も出来なかった。
生きいて欲しいという願いを叶える事すら出来なかった。
なにも、なにも残っていない。
覚悟があれば、自分も何かを成せただろうか。
だけども。]
―自宅―
[時間が経ち。
表で小さな声がしたような気がして、顔を上げた。
再び扉を開けて]
……何だ。
珍しいじゃねぇか。
[ユーディットの姿が見えれば、やや瞬いた]
―自宅―
[やろうとすれば整理は早かった。
普段のものぐさがばれてしまう感じである。]
よし。
『死神』が来ても安心だ。
[古い本・新しい本と並べていけば、わかりやすくなった筈。
これだけやれば平気だろうと満足げに頷いてから、とりあえず渡した本の原本を持った。]
いつも来てもらってばかりだし、持っていくのもありかなぁ。
[少し悩んだ後、まだ食べ終わっていない蒸しパンを咥えつつ、古い本を大切にしまった袋を持って外に出るのだった。]
―キノコ畑―
[そうした方が、きっとゲルダも喜ぶと、エーリッヒには言い残して、
自宅の方に戻るとキノコ畑の手入れを始めた。
いつもと変わりの無い行動]
これはまだ、早いか。
[収穫できるものは籠に入れて、新作のキノコ「美人髪」を栽培する場所を一角につくりはじめた]
いろいろ、残しておくか。
[後悔の無い様に、言ってる自分が、そうしていれば世話無いなと、突っ込むのは自分自身で]
─村の通り─
いずれ誰かが、とは思っていたけど。
いざその時となるとやっぱり……。
[苦しいとも悲しいとも言葉は続かなかったが、落ち込む雰囲気は伝わるだろう。目を伏せるベッティに気付くと、落ち着かせようとその頭に手が伸びる]
『刻』はおそらくまだ続く。
───ベッティも、悔いの無いように。
[誰かが消えるにしても、当人が消えるにしても。やり残したことが無いようにと、言葉で背を押そうと]
─ゼルの家→村の通り─
うん、それじゃ。
…ゼルもたまには、わがまま言っていいんだよ?
[見送られ、帰ろうとした所で一旦振り返り悪戯っぽく笑って。
お願いついでに、泣いちゃったの内緒にしてね。と小さな声でささやいた。
それで本当に帰ろうとした時、なんだか入りづらそうにしているユーディの姿が見えて。
ギュン爺の家でみた時のぎこちない歩き方を思い出して、苦笑しながら手を振って、言葉はないままに早く手当てしてもらってね、と伝え今度こそ自分の家へと戻っていった]
─ →道具屋─
─道具屋─
[出迎えの言葉にきょと。と翠が瞬いて、]
考えごとかね?
[瞑っていた目が開くに尋ね]
…。ふふ。
うん。ただいまなのだよ。
[冗談めかせた笑みに応えるように、
違う、と言われた挨拶に、応じる言葉を返した。]
─ゼルギウス宅・前─
……ふにっ!?
[物陰から出たり入ったり、傍目見事な挙動不審状態でどうしようかどうしようか、とぐるぐるしていた所に視線を向けられ、ひっくり返った声が上がった]
え、ええと。
や、やほー?
[とりあえずちたちた、手を振った]
―→村の通り―
[お行儀悪くもパンをちまちま齧りつつ。
のんびり歩いてゆくと、見知ったひとたちの話している姿。]
……(食べている)
[声をかけようにもまだ食べ途中。
まあいいやとばかりに気付いたかの確認もしないまま、ひらひらと手を振って、ゲルダのパン屋の方へと向かう。]
でも、何も残さなかったから。
みんな私のこと、すぐに忘れてくれるね。
[嘆くくらいなら、いっそ忘れて欲しいと。
それは一抹の願いで。]
だったら…いいのに。
[儚い笑みを浮かべると、ギュンターの眉根に、更に深い皺が刻まれた。]
ギュン爺、それじゃ…またね。
私、見てないといけないから。
[もう一人の死神憑きをと呟いて、ギュンターが口を開く前に、逃げるようにそこから消えた。
消える前に、長い、微かな溜息が、耳に届く。
自分の言葉に怒っていたのは分ったが。]
…ごめんね、ギュン爺。
でも、やっぱり忘れて欲しいよ。
泣いたりするくらいなら…。
[死んでまで、誰かの心に住み着いて、心を蝕みたくはない。
そう思いながらたどり着けば、ちょうどユリアンとエーリッヒが会話している所だった。]
─道具屋─
…よし。
ただいまー、遅くなってごめん。
レナ、ミハエル、もう準備済んじゃった?
[店の前で立ち止まり、深呼吸してから中に入った。
中に居る二人に、待たせて申し訳なかったという気持ちは本当なのでそう言いながらごめんね、と苦笑して。
話しながら、自分の準備をすすめようと投げ矢の一式を棚から出し、ゼルからもらった薬をそれに塗りつける。
数本あれば充分だろうと、残りは万一誰かが使ったりせぬように厳重な棚にしまいこんだ。]
─道具屋─
[レナーテが入り口に向けて掛ける声に振り返り]
イレーナ。
[道具屋の主人の姿が見えれば、ととっ、と小走りに歩きより手を広げて出迎えた。]
薬はもらえてきたのかね?
[イレーナが作業をすすめる様子も、怒られなければ、大きな猫目でちょこまかと覗き込む。]
うん。ボクの方なら大体は。
何か持って行くものがあれば手伝うのだよ。
[消毒薬と、手ごろなナイフ。ポシェットをぽむと叩いて答える。出発できる。と、レナーテも頷くだろうか。]
─道具屋─
さて、あぁそうだ、これどうしよう…
[未完成のランタンの包みは、邪魔になるほどの大きさではないから持っていこうかどうしようか悩んで。]
ちょっとごめんね、すぐ戻るから。
[自室のキャビネットの中にしまっておくことにした。
胸元に手を当てて、少し目を閉じて祈るような仕草をしてから、またミハエルたちのところへと戻っていった。]
─村の通り─
[目を伏せていると、ぽふりと頭に載せられる手。
一瞬びくりと反応すると目線を上げ、エーリッヒの顔を見やる。
涙はない。ただ…………悲しみと不安の色は如何しても滲み出ていただろう。]
まだ……………まだ、誰かが刈られるんだね。
…………うん。
[「後悔のないように」という言葉には、目線を落とし短く肯定の返事を返した。]
―自宅―
もうそんな年じゃねぇだろうに。
[少し前、イレーネの去り際に言われたことにはそんな風に返したか。
けれど囁きには頷いて、素直に承諾した。珍しく]
―→乾燥小屋―
[キノコの収穫と手入れが終われば、乾燥小屋にそれを種類わけしていった。
ここに分けられているものは、父が几帳面な性格だったのもあり、それぞれの籠に名札がついている。
キノコの元となる胞子の入った袋にもそれは例外なく。
自分がいなくてもどれが何かはわかるだろう。
キノコ栽培の仕方についても、父が残した本がこの小屋の中にある。
キノコの栽培の仕方、キノコの種類ごとの用途や説明等が図入りで行われている。
後半のページは空白、後に書き足せるようにと]
残すことは一つだけか。
[本を手にすると、自宅へと戻った]
―自宅―
やほー、じゃねぇよ。
[そして現在。
手を振る少女に溜息を吐いた]
自首しに来たことは褒めてやる。
から、入れ。
[手招き]
[少し離れた所で、二人の会話を聞いていた。
パンの感想を言えなかったと、呟くエーリッヒに、ごめんねと呟いて目を伏せた。
声無き声が届いたのは、その前か。
その内容にはっとしたように、もう一人の死神憑きを見つめて。]
え…それ、って。
[何度か、瞬いて。]
だめ。だめだよ、それは…。
[そんな名前、“残ってしまう”と。
困ったようにユリアンを見て言うが、声が届くはずもなく。]
─道具屋─
うん、もう昨夜作っててくれたらしくて。
一応できる準備は昨日のうちに済ませたから、あとこれだけ…
[ミハエルから薬のことを聞かれると頷き、麻酔を塗り終えた投げ矢を革のケースにしまい、腰のベルトにくくりつけた。
ミハエルが作業を見る様子には微笑ましげにして。
前日準備した分を再度点検を済ませ、用意はすべて整った。]
はい、おまたせ。
─ゼルギウス宅─
う、だって。
他に、挨拶、でなかったんだも……。
[ため息を吐かれ、ぽそぽそ、と訴える。
手招きされると、うん、と頷いてそれに従った。
応急処置はされていたが、奥まで行った事で最初よりも腫れているのか、先ほどよりも歩きにくいような気がした]
/*
打ち身とか捻挫は、ほんとに放置しちゃいけないんだよね、うん……。
[くろねこ、鍋の中でとーくをみた。
うん、あれは悪夢だった……]
―パン屋―
あれ、誰もいない?
[もぐもぐしつつ。
しかしどこかに行っているのだろうと勝手にあたりをつけて、本を扉のところに置いておく。
中まで入ることはしなかった。
とりあえず手持ちのペンで、メモ用紙に『ゲルダへ』と書いて置いておく。]
[ゼルの家を出る時に自分の言った言葉に対するゼルの返答は予想通りだったから、いつものように笑って。
お願いに対する返答には、…ありがと、と小さく礼を言って微笑んだだろう。]
─村の通り─
[ベッティの頭に載せた手を動かし優しく撫でる。上げられた視線と表情から相手の感情を読み取り、紡がれた言葉に小さく頷いた]
それが、『『死神』の降る刻』だからね。
華が咲くまでは───きっと、続く。
[そう言葉を紡いでベッティの頭に載せていた手を退けた。少し視線を外すと、離れた場所にウェンデルの姿を見つける]
ウェンデル。
[呼びかけた声は相手に届いたか否か]
―自宅―
[自宅に戻ると、さっそくペンを手にして、イレーネからもらった新しい籠に名札をつけた
刻まれる文字は、『美人髪』]
あとはキノコのことだな。
[ヒカリゴケのランプ、その明かりを頼りに本をめくり、後半の空白部分、自分の作ったキノコについて簡単なイラストと説明文を書き込んでいく。
それを残せば、いつ自分がいなくなってももう誰も困る必要はないだろうと]
楽なものだ。
[父親に改めて感謝の念を送っていた]
/*
ところで妹これ普通にお邪魔虫だと思うんですけどどうすればいいんでしょうか。(爆
PLは知ってるけどPCとしてはしらないしなー!
―パン屋→村の通り―
とりあえず、えーと。
やることはもう無い?
[少し首を傾げつつ。
とりあえずさっき声がかけられてたなぁなんて、元来た道へと引き返す。
食べていたから後でね、だったのはまぁ置いておくとして。]
さっきぶり?
[軽く悩みつつ、エーリッヒとベッティへと声をかける。
パンは食べ終わっているし荷物もないので、さっきよりも身軽そうだ。]
─道具屋─
なるほど。
手が早いな、ゼルギウス。
[昨日のうちに、と入イレーナの説明に、至極真面目な顔をしながら──誤解の産まれそうな台詞で薬師を褒めた。
普段は投げ矢の準備を見る機会などは、
あまりないからか、興味深そうにしていて]
よし、準備万端だな?
…。ゲルダのパンがでてきてから、
ちょっとしたぴくにっく気分もあるな。
[首を傾げてから──ぱち。と自分の頬を叩いて]
いや、勿論気もひきしめる。うん。
―自宅―
ったく。
[小さな訴えにまた溜息が洩れた。
近づいて来たユーディットを中に招き、以前レナーテを処置したのと同じ部屋に通して]
座れ。
……で、誰にやって貰ったんだ、これは。
[中央の椅子を示してから、彼女が座るのを待ち、尋ねた。
しっかりと施された応急処置を、ユーディット自身がやったとは初めから思わなかったようだ]
[『美人髪』
色と髪、差すものが何なのかはすぐ分る。
不相応な名前だと、正直思った。
くるりと、指で自分の髪の先を巻き取って。]
…あれ、おいしくない。
[ぽつりと、いつかと同じように呟いた。
むしろそう言っていたのが自分だけだったから。
より印象も強かったんだろうな、とは胸中だけ。
ユリアンがエーリッヒに、名前を告げて決めてしまうと、困ったように眉が下がった。]
─村の通り─
[どこかへ行ったはずのウェンデルが戻って来た]
無視されたのかと思った。
[さっきぶり?と言うウェンデルに僅か苦笑の色。しかし直ぐに表情を戻して]
ちょっと、伝えておこうかと思って。
……ゲルダが、刈られたってこと。
[ベッティに向けたものと同じ、悲しげな笑みが浮かんだ]
自分で死んだりか、それはできないな。
[返事の無いコエを送るのは、後悔の為か、それとも一時でもつながりのあった相手への思いのためか。
思えば、自分が感情を揺らされる初めの相手だったかもしれない。
親友とは、違う形で気になっていた相手]
ゲルダ、そっちは寂しくないか?
[最後の時の様子を思い出す]
結局、何もしてやれなくてすまないな。
─ゼルギウス宅─
……にぃ。
[続くため息に、か細い声を上げたりしつつ。
部屋に通され、言われるままに椅子に座った]
あ、えと、これは。
リィにいに、やってもらったんだよ。
だから、奥まで行っても、あんまり痛くなかったんだ。
[問いには素直に答えつつ。
なんか、余計な事までぽろっと言った]
─村の通り─
[優しく頭を撫でられ、心のもやもやが少し晴れたような気がした。]
────うん。
[まだ続くと言うエーリッヒの言葉には、短く頷いておいた。
スッと頭から離される手。その温もりの残滓を感じていると、]
えっ、ウェンくん?(びくっ
[エーリッヒが読んだ名前に過剰に反応して、きょどきょどと挙動不審に辺りを見回す。
だが、どうやら見つけるには至らなかった様子。]
糸紡ぎ ユーディットが時計を進めました。
[自分は何も残さなかったのに、代わりに残してもらった。
それは、さっきギュンターに語った想いとは裏腹の行為だったが。]
…ありがとう。
[気にかけてくれて、思ってくれて。
残してくれて。
声をかけてくれて。
小さく小さく、呟いた。]
─道具屋─
そうだね、無理してなきゃいいけど。
[仕事熱心だからねー、と笑って。
気を引き締める、と言ったミハエルにも微笑んだ]
うん、怪我なんかしたらそれこそゼルから大目玉だしね。
あ、レナ、ゲルダのパンこっちのバスケットに入れて。
よし、それじゃいこっか。
[レナは万一に備えすぐ動けるようにと、手持ちの荷物は持てる限り自分が持って。
戸締りを簡単に済ませると店を後にして、目的地へと向かった。]
/*
ちょっとにらもって未来にダッシュしてくる…
三(n・ω・n)「ニラ」 |残念な人のいくつく未来(さき)|
─村の通り─
[そのあともやけにきょどきょどしていたわけですが、そんなことをしているとウェンデルが戻ってくる。]
あ、ウェ、ウェンくん。お、お………おいッス。
[明らかに目が泳いでいる。]
―自宅―
[本を書き終えて、それを巨大キノコの机の上におくと横になった]
父さんは、どんな気持ちだったんだ、その時。
[呟き、目を閉じた。
このまま眠りについて、また自分の影は、『死神』は誰かを刈るのだろうかと]
[きのこ畑のあの小屋に戻ろうとするユリアンの後を追いかけたが、
エーリッヒの所にベッティが来て、刈られた事が伝われば悲しげな表情を浮かべられて。
それをこっちも、少しだけ悲しげに見つめていた。
足が止まっていたら、ウェンデルの姿も見られて。
手にしたものと、行き先を見ると、あ、と小さく声をあげた。
そこに私はもう居ないと、告げる事も出来ずに背を見送って。
悲しげに、通りを去ってユリアンの後を追った。]
―村の通り―
食べてたから返事できなかったんだよ。
無視とかはしないよ。
集中してるわけでもないんだから。
[ごくごく普通に言った。
それから伝えられたことに、さっき行った道の方を見て。]
は? ゲルダが?
……だから居なかったの。
長も、刈られたんだっけ?
[なんとなく納得した、というような声をして。
ユリアンから聞いたんだけどとは付け足して。]
悲しいね。
いなくなるのって。
[言葉と表情とは違い、声はいつもどおりだった。]
―自宅―
ほお。
[返答に感心したような声を出しながら、巻かれた布を解く。
腫れた足が目に入ったのと、余計な一言が耳に届くのはほぼ同時だった]
……奥?
[顔を上げて、ユーディットを見た。
声の温度は先程よりも下がっている]
─道具屋→狩場へ─
無理?
[ゼルギウスについての心配には、あまり考えていなかった風できょとん。として]
う…。痛い目を見たのに、
さらに怒られるのは勘弁されたい。
[痛かったらちゃんと気をつけるのにな。と、言って、不満そうに膨れた。]
うん。宜しく、イレーネ。
[行こう、と誘いに、狩場の場所を知らない語り部見習いは、とてとてと離れないこと。といわれたとおりに二人の後にぴたりとついていく。]
[目を閉じ、闇の中に浮かぶものは影だろうか、
自分と共にありながら、自分のためには何一つならないもの。
それが自分にもたらしたもの、それは大きく、今までの自分に無かったはずのもの。
父親から後悔のないようにと、自分は他人との接点は必要程度に、少なくとも他人に対して感情を揺らすことはないようにと。
ゼルには、親友にはそれでも数少なく感情を触れ合わせたりはしていた。
自分にも感情や思いが無いわけではない、自分が生きている、それを示す相手として親友には感謝をしていた
けれども、『死神』が憑いて、自分に浮かだ感情、思い。
そして今、感じているのは]
そうか、寂しいのか。
[呟いてもれたコエは力なく、知らずゲルダの存在は自分の中で大きかったのだと]
[きのこ畑で働くユリアンの様子を見て。
ああ、普段こんな感じで仕事してたんだ、とかぼんやり思った。
感想小屋での作業も何となしに、少し離れた所から見て。
小屋に戻り、手にしたノートの中に書き加えた文字を、やっぱり困ったように見ていた。]
…緑髪、とかでもよかったと思う。
[髪と緑が繋がるのは分るが。
やっぱり美人とかいう箇所には、首を捻らざるをえなかった。]
─ゼルギウス宅─
うん、奥の……。
[小広場、と。
言いかけた言葉は、低音の声に途切れた。
見られているのはわかっていても、あわせられない視線があちこちを彷徨う]
……だ、だって。
かたつむりに、じいちゃのこと、教えてあげたかったんだもん……。
[しばらくぐるぐると視線を彷徨わせた後。
ぽそそ、と奥に行った理由を告げた]
─村の通り─
ああ、食べながらだったのか。
そりゃ返事出来ないね。
[ウェンデルの説明に納得して頷いて。続く問いには肯定の頷きを返した]
おそらくは。
そうだね、居なくなってしまうのは悲しい。
何度体験しても、慣れることは無い。
[思い出すのは両親のこと。それぞれ目の前で消失を見たことは、妹にも言っていない]
[ベッティの様子と、不思議そうにそれを見るウェンデルを見て]
(ふむ)
ああ、ウェンデル。
ベッティのこと頼めるかな。
俺は他の人にもこのことを伝えて来なきゃならないから。
[ウェンデルに頼んで、その場を離れようとした]
─村の通り─
[ウェンデルに対してちらちらと視線を向けたり外したりしていたが、顔や言葉に反して、いたっていつも通りなウェンデルの口調に、意外そうに目を向ける。]
…………ウェン……くん?
[だが、ウェンデルにこちらをじーっと見られると。慌てて視線を外した。あからさまに。あと、頬が赤く染まっていたり。]
[すぐ傍に立つことは、なんとなく出来なくて。
少し離れたところにあった、きのこの椅子に腰掛けた。
そうして届く声に、ぽつりと呟き返した。]
…寂しいとは、思ってない。
[そういえば、それは思っていない。
一人なのに。
長がいるからだろうか。
それとも死んだら、そんな想いは失せてしまうものだろうか。
続けられた言葉には、ゆるく首を振った。]
…むしろ、してもらってばっかりだったよ。
何もしなかったのは、私……。
[ごめんなさいと、今日何度口にしたかわからない言葉を、また唇に乗せて呟いた。]
─狩場─
[本人が逃げ足は速いぞ? と、主張したとおりにか、基本的な運動能力はそう悪い方ではなく、そう遅れずに後をついていき。]
レナーテ。
運良く──か? 蜥蜴に遭遇して、
狩りの様子を見れたなら、
死んだ蜥蜴を、持たせてもらうことを希望する。
[道行の途中お願い事を口にして。かなったなら、たぶん──長いことその重みを手の中で確かめたことだろう。]
―自宅―
お前な。
怪我したら安静にしろといつも言ってるだろが。
[声に違わず視線は冷たい。
けれど理由を紡ぐ声を聞けば、少し黙って]
……んっとに。
そんなんだから、長も心配すんだよ。
[呟いて、部屋を一度出た。
戻ってくる時には腫れを冷やす為の水と、いつもの染みる薬を持って]
[ふと、ユリアンの影が揺れた気がした。
はっとして、立ち上がり少し横になる人に近づく。
そして、再び届く声。
呟かれた声に、一つ、瞬き。
零れた力のない、本音のようなコエに、そっと目を伏せた。]
ああ、そっか…。
寂しいとか、そういうの以上に。
[苦しいからだと、呟いた。]
─狩場─
それと、
レナーテとイレーナが揃っている間に、
二人の、母様の家族の話を聞いてみたいな。
[そちらの話を切り出すは、休憩中。
── ゲルダのパンを、口にするぐらいの頃合か。]
―村の通り―
そうそう。
ってことでちゃんと食べてるからね。僕は。
[エーリッヒにちょっとえばった顔を見せ。]
何度も?
寿命を迎えたひとは、僕も見ているけれど。
[不思議そうな顔をした。
それから、ベッティをとの言葉に、そんな顔のままベッティを見て、それからエーリッヒを見て。]
?
そうだよね、他のひとにも伝えないとね。
でも頼むっていってもベッティは僕よりしっかりしているよ。
[至極真面目な顔だった。]
─ゼルギウス宅─
だ、だってぇ……。
最初、わかんなかったし……。
[精一杯の主張は、それはそれで怒られそうなもの。
冷たい視線ににぃ、と縮こまるものの]
……ふに?
じいちゃ、が?
[理由に対して紡がれた言葉に。
きょと、と一つ、瞬いた]
―村の通り―
[ベッティの口調には、困ったように笑って。]
だって僕はすぐに忘れるから。
それに、刈られるのって、誰でもおかしくないからね。
でもベッティが刈られたら、やっぱり悲しいよ。
美味しいご飯が食べられなくなっちゃうから。
………。
[それ以上は何も言えずに。
徐々に揺らいでゆく影を、じっとじっと、見つめていた。
仲間みたいなものだと言っていた、もう一人の死神憑きが。
これ以上、苦しむ事がないように。
寂しがる事がないように。
死神がこれからどんな結果を招こうと、それだけを今は想った。]
―狩場―
[イレーネにはおかえりと言って首を振った]
[ミハエルの褒め方には片眉が上がったかもしれない]
続けて怒らせたくはないな。
[ゆっくりと歩き出しイレーネお気に入りの場所へ]
[ここにいるのは革も柔らかく穏やかな種類が殆どだ]
[特に危険ということはなく小振りな二匹をイレーネと一緒にミハエルの前で仕留めた]
[鋭い視線は普段見せない種類のものだった]
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