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ドミニカ は能力(透視)の対象決定を天に任せた。天はいい加減に エレオノーラ に決めた。
レイス は ベルナルト に投票してみた。
ユーリー は ベルナルト に投票してみた。
ドミニカ は ベルナルト に投票してみた。
ベルナルト は ニキータ にごく適当に投票してみた。
グレゴリー は ベルナルト に投票してみた。
ロラン は エレオノーラ に投票してみた。
オリガ は ベルナルト に投票してみた。
エレオノーラ は ベルナルト に投票してみた。
ニキータ は ベルナルト に投票してみた。
ウートラ は ベルナルト に投票してみた。
キリル は ベルナルト に投票してみた。
ベルナルト に 9人が投票した(らしい)。
エレオノーラ に 1人が投票した(らしい)。
ニキータ に 1人が投票した(らしい)。
ベルナルト は村人達によってたかってぶち殺された。
ドミニカ は、 エレオノーラ を覗き込んだ。
ユーリー は、 オリガ に張り付いている。
誰かが寝たまま起きなかったみたい。
しぶとい奴は レイス、 ユーリー、 ドミニカ、 グレゴリー、 ロラン、 オリガ、 エレオノーラ、 ニキータ、 ウートラ の 9 人だと思っておこう。
[少し考えるような沈黙の後、まず一つ、と指を立て]
もしお菓子の木と意志疎通が出来るのなら、わたしたちではなく、古きエントの彼だろう。
力がわたしに向かったということは、あなたにはそれがわかるんだね。
――…洗脳されているとしたら。
[そこで言葉を区切る。
視線は中庭の方へと向かった]
――…ベルナルトが飛び込んでみると言っていたけれど。
やっぱり、彼だけでも足りないね。
中で暴れないでくれると良いのだけれど。
彼女が一緒なら、気にしなくても平気かな。
彼は強いようだし、破壊されては堪らない。
良い栄養としてあるのは、難しいことでもないはずだけれど。
[どうだろうね、と。
彼女に問いかけるのは、常のように静かな調子]
[内容の異常さには気付かないようで、そっと口元に笑みを浮かべた]
わたしが洗脳されているのだとしたら、お菓子の生る木はなにをしたいのだろう。
……栄養にしたいのかな。
てっきり血の気の多いヒトたちを洗脳したのかと思っていたけれど。
[どこかちぐはぐにも思える言葉。
そこまで言うと緩く首を振った。
再び目を合わせて、問いかける**]
――…あの木は、栄養を離す気はない。
君は、邪魔をする?
……で、ニキちゃんニキちゃん。
なんのお話しとったん?
ちゅーか想像はついとるんじゃけど、ニキちゃんにはそういうお話ないの?
エレちゃんとかオリガちゃんとかミニちゃんとか。
[ダンピールの傍に寄り、腰を折って尋ねかける声は特に潜めていない。名を挙げた面々に聞こえていても気にしない、恋愛話の好きな老人だった]
お母さんみたいにたくさん恋をしろとは言わんけどのー。
恋はいいよぅ、気持ちが若くなるよぅ。
[そんな雑談を終えたのち、改めて木へと向き直る。
場はどうやら、ベルナルトが木へと飛び込むことに決まったようで、声援を送ろうと口を開いたものの一瞬止まり]
……どうやって飛び込んだらいいんかのぅ?
[見た感じでは、小さい木に穴のようなものはない。方策があるのかと青年の方に顔を向けつつ、顎に手をやった]
攻撃は弾かれるそうじゃけど、
害意のない“栄養”なら受け容れてくれると思うんじゃよねえ……。
魔力放出して体当たりしてみるとか――…おおぅ!?
[思い付くままに口にしていた矢先、屋敷の敷地内全体の大気が揺らめき、地脈の流れが変わったかのような感覚が襲いかかる。
他にも異変はあったのかもしれないが、エントが感じ取ったのはそれだけで。]
な、なんか来る気がするぞい!
[声はあげたものの、防御出来る程の機敏さも対処法もなく。
ベルナルトはこの機に乗じて木の結界内に飛び込んだのか――その判断をする間もなく、瞬きの間にその姿は失せており、ほぼ同時、辺りを包む雰囲気も元通りになっていた。
胸を撫で下ろして、大きく息を吐き出す]
上手く行ったんかのぅ?
[恐る恐るとお菓子の生る木に顔を向け、再び木の根を地中へと潜り込ませる。地脈を通じて結界への干渉を試み、黙り込むこと暫し]
ああ、グリちゃん……ベルちゃんじゃっけ?の気配があるのぅ、
……………おんや?
[老人が違和感に気づいたのはそのとき。
俯かせていた顔を上げ、改めて周囲を見渡す]
キリルちゃんも、
取り込まれちゃったみたい?
[先程まで彼女の居た辺りに顔を向け、乾いた声で呟いた]
ベルちゃんも一緒なのが不幸中の幸いかのぅ……
こういうときじゃなかったら駆け落ちなんてきゃっ
ってなるんじゃがのぅ。
……ところで。
[あまり危機感の窺えない、暢気な調子。
「きゃっ」は勿論裏声だった。
話題転換の言葉とともに、皺だらけの指先が木を指し示す]
かしかしちゃん、
なんかおっきくなってる気がするの、気のせいかのぅ。
[ロランの命名を採用しつつ言う声音は自信なさげで、かくんと首を*傾いだ*]
/*
なるり、そう来たか。
さって、どーおしよか。
こっちとしてはGJに拘らんから、赤の予定にそこが入ってっかどーか、が問題なんよねぇ。
吊りもどーすっかなあ……内訳も大体見えてるし。
悩むなやむ。
ウートラは時間を進めたいらしい。
[中庭のほうへと視線を向けて語られる言葉>>1と、その後の言葉>>2に混乱したように首をかしげ]
ベルナルトさん、が?
えと――かのじょ、って……だれか、またおかしのきに……?
[室内にいるから、バンシーにはお菓子の木が誰かを取り込んだことはわからず。
ベルナルトや他の誰かを栄養として扱っている言葉と、続く仮定の言葉に、洗脳されている弊害みたいなものを感じてじわり、と涙が滲んだ]
おかしのき、が、なにをしたいのか、はわかんない、けど……
でも、レイスさんは、……あやつられてるみたい……
[他にあやつられている人が居るかどうかはわからないけれど。
静かな笑みを浮かべる人が操られているのは理解して如何しようとおろおろ]
[静かな問いかけに、困ったように涙を浮かべたままレイスを見やり]
え、えっと、えっと……
えいように、されたひとたち、がちゃんともどってくる、なら
じゃましない、けど……そうじゃないなら……どうにか、しないと……
[穏便にすむのなら、と思うけれど。
どんな風に栄養にされているのかわからないから不安で涙が零れ落ちた。
どうにか、とかいいながらも、どうにかするすべは分からなくて。
海を模した部屋の中でどうしよう、とうろたえている**]
― 少し前・中庭 ―
[ディスプレイを受け取り、頭を軽く下げた。
そうしてウートラの言葉を聞いて、頷く]
逢えたら、伝える。
…でも、グレゴリーは悪いヒトじゃないから。
大丈夫だ。
[怯える様子に少しだけ、微笑ってしまったのだった]
― 自室 ―
ベルナルトは自分から入る、と言っていたから。
都合が良かった。
[告げる言葉に、嘘偽りはない。
彼女が"知っている"のだとわかれば、口は簡単に開かれた]
好き、だというようだったから。
キリルも、一緒に入れてあげたんだけれどね。
[涙をにじませるドミニカに、少し困ったように笑って。
そっと、手を伸ばした。
避けようとされれば、あきらめるけれど。目元に触れようと]
[操られているようだ、という言葉に。
そうかなと。
言葉には出さないけれど、そっと笑って]
"気付かれてしまった"よね。
だから、君を、どうにかしなければならない。
と思っている。
[そっと目を覗き込むようにして。
微笑った]
わたしも、送った後どうなっているかはわからない。
多分、誰もわからないんじゃないかな。
栄養を補給したら、もう必要なくなるだろうけれど。
――まだ、足りないんだ。
君が行けば、変わるかな。
[水がざわめいた。
しゃがれた声に重なるように、甘い柔らかな聲が、幻のように響く。
空気を震わせる音ではなく、水の力を借りて歌うように……**]
/*
あなた だったり きみ だったりは
単に私が適当に書いているだけです
どっちかわかんなくなったけど、ドミニカも あなた だった気がする
本当は
嗚呼
/*
これは...ロランさん守護でRP的にドミニカ護衛GJとか出したら胸熱すぎるよな...
レイスさん覚醒状態でパネェ...
ドミニカさああああんキリルが涙をふいてあげたい。
来たな…
[金色に変わった瞳は、普段は表に出ない魔力を帯びて、木が栄養を取り込もうとする力に、更に力を乗せる。
自分からそこに向かおうとするベルナルトと、その傍にいるキリルを一緒に送り込もうと]
ニキータは時間を進めたいらしい。
/*
ぶち殺されたってすげー表現だよなー…w
つーかキリルちゃん襲撃かよ、女の子は送っちゃダメってじーさんも言ってたでしょうに。
─ 中庭 ─
ん、大丈夫って、何が?
[驚いた声で問うキリル>>2:225の言わんとする所はつかめず、首を傾げて。
憂いを帯びた表情での説明に、じとーん、と、ベルナルトを、見た]
……お前、なぁ……。
[突っ込みは飛ばすものの、言った事決めた事を簡単に取り下げるヤツとは思っていない。
『総魔力量』だけに限って見たなら、恐らく適任は自分……な気もするが。
探査能力やらなにやらを引き合いに出されると、反論は出来ず]
ま……それならそれで、さっさと対策立てるしかねぇな。
もたもたしてっと、火のオッサンが実力行使に出ちまうし。
……どーにもならん、と思ったら、実力行使に躊躇いない、っつてたからな、さっき。
[ぐしゃ、と髪をかき上げながら口にするのは、先の魔人の宣告。
それに対するオリガの言葉>>2:228には、ただ、肩を竦めるだけしかできなかった]
あー……あのオッサンなら、さっき部屋に引っ込んだよ。まだいるかどうかは、知らんけど。
……オッサンが調べられる範囲では外へ出られるルートはなかったらしい。
ちなみに、オレの方の探査も以下同文。
気脈からの共鳴一つ、返りゃしねぇ。
[グレゴリーの話題が出ると、先のやり取りで得た情報+自分の探査結果も知らせておいて]
ま……『火』は叶う限り広がり駆け征くもの。
不本意に閉じ込められてりゃ、キレもすんだろ。
[そういう意味では、落ち着いているかも知れない『金』の気でした。
個人的な気質の方は置いといて]
[ともあれ今は、と探査での疲れを癒すべく、離れた所に座ってぼんやりと。
しているように見せかけて、先に組んだ術式の調整をしていたのだが。
意識が現実へと向いたのは、異変の気配と、それを伝える声>>5が響くのと前後していた]
……っ!?
[大きな力の鳴動。
とっさ、流れを追うのは気脈と深く関わりを持つ龍の性か。
そんな一瞬の鳴動の中、微かに感じたのは、アナスタシア消滅の時と似た力の感触]
……いや、ちょっと待て、はええよっ!
[思わずもれるのは、こんな呟き。
固定して置いた術式を動かす余裕? そんなものはありません。
自分的には全く予想外のターゲットを護る余裕などはなく──]
……ぁー……。
[気がつけば、ベルナルトとキリル、二人の姿はなく。
ち、と舌打ち一つ。
自分から行くと言ったベルナルトはともかく、キリルは大丈夫なのか、と。
過ぎるのは、そんな思い]
ったあ……めんどーだな、コレ。
[はあ、と大きくため息をついた後。
少し思案して、もう一人の旧知の方へ蒼の瞳を向けた]
オリガ、ちょい。
……一つふたつ、相談してぇことがあんだけど、いいか?
[口調は常の通り軽いが、瞳に宿る光はいつになく真面目なものだった。
多分きっと、『珍しい』と思えるレベルに。**]
/*
てゆーかな、レイスもニキータもな。
俺みたいなのと女の子二人っきりにすんなよ。(自分で言うな
いやまぁ厳密にはねーさんもいるけど。
と、洗脳メンバーってレイスとニキータは確定だよな?
あと一人誰だ。じーさんなんかそれっぽい?
ドミニカは占いで、守護はユーリーだろ。(決めつけた
/*
さて、守護先がひじょーに難しいですな。
PCの視点からはどこ、というのがないのだぜw
PL視点では、ドミニカの反応次第かなあ、とも思うんだけど、思うんだけど。
どっちゃにしろ、そこをガードする視点がPCにない(滅。
まあ、あれだ。
いつ落ちてもオレ自身はぜんぜんおっけーなので。
さくさく情報開示していこうかにぃ。
ユーリーは時間を進めたいらしい。
/*
あ、ニキさんC狂か。
レイスさん―ウートラおじいさま?―ニキさん
ユーリーさん守護
ドミニカさん占
霊はロランさんかなぁとパッションで思っている。
[水を通じて力を、と、レイスは言っていた。ならば、この泉の先にと望めば、彼の元へと通じるか]
レイス、大丈夫か?
助けが必要なら行くぜ。
[二人の会話の内容までは届いていなかったから、そう問いかけた**]
―自室―
[扉の内側にユーリーの時間差突っ込み>>2:215は届くことなく、魔人は揺り椅子にどっかと座り暖炉の炎を見つめておりました。
中庭に出たところで件の木を眼にすれば苛立ちが募るだけと、思考の火花を掻き回します。]
呑気に腹ン中で溶けるのを待つだとかさっぱりわからん
甘いエサを罠に獲物を食らう魔植物なんて幾らもあるだろに
[魔人にとっては今の状況は食虫植物に取り込まれている様にしか見えず、余計な力をつけられないうちにローストしてしまえというのは最短の解決法のつもりなのでした。
その場合の犠牲については『仕方ない』ですませるあたりが問題なのですが。
綺麗ごとなどまったく取り繕わず『心中する気はない』と本音を言い切る気質なので改善は難しいかもしれません。
運が良ければ中(栄養)まで真っ黒焦げになる前に外(菓子の木)がダウンして助かるかも、程度には考えていない事もないのですがこの態度でそれを汲み取れというのは酷でしょう。]
[願い事実行中の主を押さえられてしまっては融通がきかないようで、それも苛立ちの一因でした。]
アナスタシアの願い……に含めるにはちっとばかり強引か
だが、もう3つ目だしやり直しもきかん
――だから封印されるってのは面倒なんだ…!
[そうして魔人がどうにかこうにか封印の制限への抜け道を探し髭を捻っていた時、中庭では異変が起っておりました。
他の属ほど探知には向かぬイフリートはまだ気づいておりません。
ただ少しばかり勢いを落とした暖炉の炎に、ふと瞼が重そうに瞬いただけでした。]
[魔人は無言で立ち上がるとディスプレイを手に取りました。
余分な薪の所在を求め、案内されるままに場を渡ります。
他の客室や台所など他者が必要としそうな分は目視で判断してから避けた為、普段なら無意識に避ける水の気配がある場に迷い込んでいたようでした。]
ん・・・ なんだ?
[すぐその場を離れようとした背に届いたのは幻聴でしょうか。
かつて一度だけ訪れた海の波の音が聞こえた気がして、炎の魔人は足を止めました。**]
グレゴリーは時間を進めたいらしい。
せっかくだから、 グレゴリー は レイス に投票するぜ!
─ 中庭 木の傍 ─
なんでキリルちゃんが謝るの。
どっちかっつーと謝るのは俺の方でしょ、心配させてごめんね。
[>>2:210キリルの謝罪には困ったように眉を下げたものの、笑顔と共にお辞儀を向けられれば表情を和らげる。
その直後響いた水音に視線を向けると、ずぶ濡れのオリガの姿があった。]
何、オリガちゃんも泉に落ち…
あぁ、解決法っつーか、とりあえずの応急処置?
[さっきの自分とデジャブ感じてそう問いかけたけれど、答えを聞く前に彼女からの問い>>2:211に返事をして。
キリルがしょんぼりした様子でオリガに説明するのを聞くとやっぱり困ったように苦笑を浮かべ、ニキータの簡潔な説明にはうっせーとか言いつつ軽く笑ってみせた。
悩んでいる様子のオリガの言葉>>2:216には、まあね、と頷き。]
リスクが高いのは百も承知だって。
たださー、此処の維持もねーさんの力使ってるわけだし?
その上木にまで力吸い取られてたらいつジリ貧になるかわかんねーっしょ。
[そう首をかしげながらオリガに答えているところでウートラに話しかけられて。
通路が作られたら儲けもの>>2:224という言葉に、そーそー、と頷きながら彼を見た。]
うん、それもちょっと考えてた。
こっちから飛び込んだら魔力の通り道出来るかもしれねーじゃん?ってな。
そしたら木の中にはいんねーでも力分けてやれるんじゃね?
ま、そーうまいこと行くとは思えねーけど。
[言いつつ肩を竦めたが、続いてウートラが口にした思考>>2:227に数秒止まり。]
…いや。
飛び込んで仮に感謝されるとしても、せーぜー「ごちそーさまでした」ってくらいじゃね?
この木にとっちゃ今のところ此処にいる全員栄養剤みてーなもんだろ。
[真顔でツッコミ入れたがエントの反応はどうだったか。また先程>>2:222のようにグリちゃんと言われたら誰がグリちゃんだと返しただろう。
そもそも何で俺がこんなじーさんの後継者扱いなんだとこの場にいないニキータ母に内心で悪態ついたが多分当人目の前にしたら文句言えない辺り情けないとゆーかなんとゆーか。
丁度現れたレイスからもツッコミ入れられて>>2:229思いとどまった様子のエントに溜息をつき。]
お?
[上から聞こえた声>>2:218の方を見ると丁度地上に降りた腐れ縁によー、と手を振りそちらに向かう。]
進展つーほどのこっちゃねーけど。
お前こそ何か収穫あったか?
[そう問いかけた所でキリルからの説明を聞いた腐れ縁のじと目>>19を正面から受ける形になった。]
んだよ、そう悪ぃ考えじゃねーだろ?
お前やじーさんみたく気だのなんだので探ることできねーんだし、今んとこ俺がこっちで出来ることねーしさ。
俺が中に入りゃねーさんが電池切れするこたねーだろうし、俺の魔力なら腹持ちもいいだろーし。
[一応腐っても神の眷属なだけに魔力のキャパシティは此処に閉じ込められた中でも一、二くらいの規模だという自負がある。
自分を超えるのは恐らくこの腐れ縁くらいだろうとは思うが、候補から真っ先に除外したのはこいつはこっちでしかやれないことがあるだろうと察した為。
さっきのオリガの言葉>>2:226には返答をかえさなかったが、勝算があるとするなら目の前の腐れ縁が正にそうだった。]
[こちらの言い分に反論を諦めた様子のユーリーからグレゴリーのことを聞けば、あー…と納得したように気の抜けた声をあげて。]
あのおっさんの言いそうなこったな。
ま、おっさん来たらとりあえず実力行使の期限延長しろっつっといて。
俺も中から何とかできねーか試してみっからさ。
[そう言ったところで聞こえた疑問>>5に、自分も木を見て。]
んー。
とりあえず触ってみて、入れねーかなーとか…
[言いながら木に近付きかけて、エントが声をあげるのを聞いてどうした?とそちらを向こうとした、が。
それは、何かに引き込まれるような強い感覚に囚われて叶わなかった。
やけに焦った腐れ縁の声>>21がみるみる遠くなって───…]
/*
アナスタシア をおいしく頂いた(こいつは ただの人 だったらしい)。
キリル をおいしく頂いた(こいつは ただの人 だったらしい)。
うん、見事におにゃのこばかりを食ってるね!きっとお菓子の木ちゃんは男の子だと思うよ!
そしてデフォ投票はロランです。にゃんだかにゃー。
─ お菓子の生る木 内部 ─
ここ、は…───
[気がつくと、周囲の景色ががらりと変わっていた。
上も下も薄い膜に覆われている空間に呆気に取られたものの、すぐに周囲の膜が菓子を包んでいたそれに似ていると気付き。]
…こっちから中入る前に木の方からご招待してくれたってことか?
手間が省けてありがたいけど、せっかちなお嬢さんだこと。
[菓子の生る木の性別なぞ分かりはしないが、エントが求婚していたから多分♀だと判断した上での軽口を言ってから。]
さってと、まずはねーさんと合流ー…
……ん?
[とりあえずアナスタシアを探すか、と周囲を見渡したところで人影に気付いた。]
/*
グレゴリーが、やっぱり良い人(?)なのを把握。
さすがだぜ。まったくもってありがたい(拝)
さて、エレの正体はあんまり見えてないだろうなあ、と思いつつ。今日レイス落ちたら、狼勝ちパターンはざっくり捨てますの宣言。
…月曜時間ねーんだよ(まて
何だ、ねーさん結構近くに…
[この中にいるのはアナスタシアと自分だけだと思っていたから良く見もしないで気楽に声をかけて。
けれど、その人影が誰か解ると、表情が一変した。]
………キリルちゃん!?
ちょ、どうしてここにいるの!?
[彼女の意識はあったか無かったか。
慌てて側に駆け寄ろうとして、ひどく身体が重く感じることに気付くと小さく舌打ちをした。
魔力の高い自分ですらこうならキリルはもっと辛いかもしれないと思い、急いで彼女の傍に向かうと抱き寄せ。]
ごめん、イヤだろうけど我慢して。
俺にくっついてれば少しは楽なはずだから。
[そう言いながら、緩く魔力を全身に帯びさせた。]
[自分と触れている限りは身体に帯びた魔力がキリルを護る障壁になれるはず。
とはいえ魔力を吸われているのはこちらも変わらずなので、キリルも多少は吸われることだろうが。]
……で、キリルちゃん。
どうしてここにいるのか、心当たりある?
[外にいたときの会話でキリルが望んでここに来るとは考えにくい。
そもそも自分自身引っ張り込まれたのだろうという自覚があるだけに、彼女もそうなのだろうとは思いつつも何か前兆がなかったかと問いかけた。**]
ニキータ は、なんとなく ドミニカ を能力(品評)の対象に選んでみた。
……で、と。
[絨毯の敷かれた床の上、あるのは大量の白いクッションと泉、というシンプルな部屋へと移動して。
とりあえず、座るためのクッションを用意する]
最初に姐さんが消えた時にさ、「予め障壁でも作っとかんかったら、避けようもねぇ」ってな話したと思うんだけど。
で、あの後、実際にできんもんか、と思って術式組んではみたんだ、一応。
[さてどう説明するかと思ったものの、まあ、直球に説明するのが一番早いわけで]
展開までは上手くいってんだが……一つ、欠点があるのが、さっきの事で判明した。
向こうが誰かを引き込む速度、ハンパなくはええんだよ。
どーやってんのかは知らんけど、力が流れるのを感じてから、術式の対象を変えるとか、ほぼ、無理。
……だから、使うんなら固定術式として完成させるしかねーな、と思うわけだが。
[ここで一度言葉を切り]
で、こっからが問題なわけだが。
……木が養分求めてここにいる面々を引っ張り込むのを止める気がない場合。
障壁にて護るべきは、諸々に対応できそうな魔力値の高いヤツか。
それとも、耐えられそうにない低めのヤツか。
どっちが有効か、判別つかんのよな、現状。
……木に取り込まれた後どーなるのか、が読めんから、なおさらややっこしいっつーか。
[はあ、とため息ついて、がじ、と頭を掻く]
一人でてきとーに決めてもいいんだが、オレだとここにいる面々の事、把握しきれてないんでな。
一番知り合い多そうなとこに、ご意見伺っとこうかと思いまして、ね。
[屋敷の主は最初に取り込まれ、腐れ縁は飛び込んだ現状、付き合いがあるのは目の前のオリガしかいないわけで。
そんな状況で決めた結果が読みを外していたら痛い、と。
相談を持ちかけたのは、そんな理由があったりした]
/*
無茶振ってる自覚はあるが、PC視点の他者情報が少なすぎなんや……!
まあ、最終的な決定は、全体の流れ次第だけど。
勿論、ここで落とされるのも全然おけなのである。
いやまあ、ねえ?
法則って、ものが、ね、うん!(何
――どうにか、って……
[笑みを浮かべて涙が滲んだ瞳を覗き込まれる。
近い距離で伝わる言葉にじわじわと涙が浮かんで]
……っ、わ、わたし、が、いっても、かわらない、と思う……っ
[ぐす、とすすり泣く。
甘い甘い声が嗄れた声に重なるように聞こえた。
操られている人と相対することをなんとも思っていなかったけれど、漸くその危険性を理解してじりじりと下がる。
ぱしゃん、と水音を立てて、廊下へと続く扉に手をかける。
その先に火の魔人がいたとしたら、泣いてるバンシーをみることができるだろう]
共倒れって、何だよ。
レディ・ドミニカは俺たちの邪魔しそうなのか?
それなら…
[木の中に送ってしまえば、と思ったものの、今二人送ったばかりで、木にも自分の魔力にも余力がない]
……分かった、必ず呼べよ?
[不用意に合流するのは、却って危ないことだけは理解した。
木の栄養はまだ足りず、グレゴリーという危険な不確定要素が存在する以上、木を守るためには「共倒れ」は出来ない]
― 中庭・木の傍 ―
……ところでニキちゃんや。
[ふ、と顔を俯かせる。
表情は翳りを帯びた。]
じいちゃん、喉が渇いたよぅ……。
キリルちゃん帰って来ておくれぇえぇぇぇぇえええ。
[老人は自分本位に嘆く。
放って置いても、泉の傍で黄昏れていること*だろう*]
/*
むう、どうなるか。
吊りがどこに行くのか次第、なんだよなぁ、今日の守護先って。
赤落ちになるなら、占落としは止められん……よねぇ。
3日目で、ってのはないと思うような気がしなくもないというか、デフォ、二日続けて何がいいてぇ、と突っ込みは入れるべきだろうか。
2日目:エレオノーラ/グレゴリー
3日目:オリガ/ニキータ
それはともかく、この思考は一度完全に思惑を外した事があるので悩むのよねー。
ドミニカは時間を進めたいらしい。
―廊下―
[魔人はその場を動かずに、じっと耳を澄ませました。
耳聡い風の属ではありませんから音の元がすぐにはわかりません。
ただ何処からか再び水音が聞こえて、振り向いた先に見えたバンシーの涙に片眉を上げました。]
なんだ・・・どうした?
[泣く事が性の者ではありますが、どこか様子が違います。
それが怯えに感じて魔人は彼女が出てきた扉の内へと視線を投げました。]
オリガは時間を進めたいらしい。
彼女は、邪魔をしたいようだけれど。
攻撃はしてこないようだから、大丈夫だね。
――…逃げられてしまった。
[ぽつりと言葉を返す]
送らないと、あなたたちにも気付かれてしまうね。
確保しておかなければ。
ロランは時間を進めたいらしい。
― 廊下 ―
[廊下に逃げ出した、というか逃がしてもらえたというか。
ぐすぐすと泣いたままのバンシーの移動速度などたかが知れているから、追いかけられなかったというのがきっと正しい。
廊下にグレゴリーが居るのが見えて、さらにぼろぼろと涙が零れ落ちた]
――え、えと、あの……
レイスさん、が……
[操られてるみたいだという言葉は、泣いているせいで言葉にならない。
出てきたばかりの扉を恐る恐る振り返って、扉から距離をとる]
― ユーリーの部屋 ―
魔力が高ければ一概に何か出来るとは限らないわ。
私だってそれなりの力は使える方だと思うけど。
試した結果からして有効打を打てそうにないのよ。
[ホゥ][また溜息が零れる]
これは私の勘でしかないけど。
あの木との相性の問題もあるかもしれないわ。
どちらからも外して良さそうなのは炎魔人かしら。
[サラリ][一人を除外対象にあげた]
[個人的好みではないと思う。多分]
弱い子が引き込まれたら、力を吸い尽くされるかもしれない。
その懸念もあるから、私としてはそちらを先に護っておくのを勧めたいわ。
― ユーリーの部屋 ―
私が個人で挙げるとしたら、ドミニカかレイスね。
[スイッ][指を二本立てて名前を挙げる]
ドミは優しすぎて抵抗が下手そうなんだもの。
レイスは、一度辛い目にあっているから。弱いひとではないけれど、できるだけ負担のないようにしてあげたい。
[理由を説明して唇を舐めた][ペロリ]
彼女を、木の中におくってしまえばいいかと。
[そっと告げる言葉]
聲を使えば。
それくらい気はそらせるだろう。
――…部屋に置いておく、のも、良いかもしれないね。
どちらにしても、追いかけなければならないね。
―廊下―
[ドミニカの説明は短く途切れがちなものであり、言葉にならぬ部分を汲み取るには魔人は繊細さがかけておりました。
涙ながらに出た名前と扉から香る潮に『レイスに何かあった』と単純明快に結論付けます。
表情を険しくして扉に手をかけ、]
レイス どうした――・・・!?
[疑念ではなく心配に近い声で内へと問いかけました。
甘い柔らかな聲は未だ続いていたでしょうか・・・?]
― ユーリーの部屋 ―
それ以外で守りが必要そうなのは、エレオノーラ?
いえ。私じゃ予想もつかない力を持っているのかもしれないけど。
[コテン][小首を傾げてお友達以外からも一人挙げる]
ニキやおじいちゃんは、いざとなったらなったでどうにかしてくれると信じておきたいところ。
ロランはどうなのかしら。ちょっと判断つきかねるわ。
[一通りの個人評を続けて肩の力を抜きクッションに寄りかかった][フワン]
― 少し前・自室 ―
お菓子の生る木が取りこもうとしても、避けられたら、取りこめないだろう。
力の向きを少し変えて。
送りこむヒトへ、向かわせるだけだ。
[前にやったように、ほんの少し目元を冷やす。
彼女が逃げるのに、すぐに追いかけることはなかった]
誰が行っても、変わる。
安心してくれていいよ、ドミニカ。
[そっと囁く聲は、扉を開ける音に途絶えて。
扉のしまる音に隠れて、小さく咳込んだ。彼女の消えた先を見て、数秒。沈黙して]
─ 自室 ─
速いのは、最初のでわかってたつもりなんだがなー、一応。
[どうにも追いつけない、という状況が悔しいのは、多分、きっと、伝わる。
どれだけ速く走れるか、どこまで突き抜けられるか、そんな事に時間を費やすのが常なのだから]
まあ、あのオッサンに関しては、オレ自身の相性の悪さもあるからなぁ。
[仮に術式を向けたとしても、上手く固定できるかわからない、という懸念もあったりするので。
除外対象になった事には、突っ込みはいれなかった]
姐さんが力出せないレベルになってるっぽいからな……やっぱ、そっちが重要、か。
つか、姐さん時は意趣返しなんぞもあったのかも知れんが。
今回はなんで、キリルだったんかねぇ……。
[その何かの感覚に、ふと足元を見た時には。
すでに、何かに引きずられるような感覚にとらわれて。
悲鳴一つすら上げる余裕がなかった。]
[そんな疑問を零していたら、上げられる名前二つ。
ふむ、と言いつつ、腕を緩く組む]
あの二人のどっちか、ね。
……まあ、確かにあの子はイロイロと心配ではある、うん。
なんつーか、ほわほわー、として。
簡単に騙されそうで見てて怖いっつーか。
[今まで数度、言葉交わした時の様子を思い返していたらなんか納得してしまった。
納得の仕方は大分失礼ではあるが]
……さっきも、アレ使わずに人の部屋探してたくらいだしなぁ……。
[ちら、とディスプレイを見やって呟く]
そいや、無事にたどり着いて相談できたんかな……。
[その結果、ちょっと大変な事になっているのは、知る由もないわけだが]
― 自室 ―
[本来は使えない聲を、無理やりに力に変じて使うのは、消耗する。
わかっていてやったことではあったが、追いかけるのは少し遅れた。
足を踏み出すと、廊下から声。
反響するように残っていたやわらかな音は、グレゴリーの問いかけに、霧散する]
――…グレゴリー?
[まさか彼に気付かれたかと、僅かに動揺する。
それでも、そちらへと足を進めて]
わたしは、何も。
大丈夫、です。また、ご心配をおかけしたようで……。
[彼にかばわれるような形のドミニカを見て、困ったように眉を寄せた]
─ お菓子の生る木の中 ─
[目を少しだけ開くと、まず目に映ったのは、膜。
何故か重い瞼を擦り、場所を確認するようにきょろきょろとあたりを見渡す]
こ、此処は、………?
[膜に少しだけ触れてみて、ようやくそれが菓子を包んでいたものだと理解する。]
はぁ…
[それにしても、どうしてこうも]
[ひどく、辛いのだろう]
/*
なお、ノープランで突入してるのでどう転ぶのかさっぱりです
そして順調にへし折られていく気がするオレの被襲撃フラグ
自業自得ですね、わかります
ん、まあ、正直な所。
ニキータとかロランとか、あと、エントのじーさまとかは、どうにかなっても切り抜けられそうかな、とも思うんだが。
……ちょこっと話しただけなんで、やっぱり判別つかんなよな、ここら。
[続いた各自評価には、は、と一つため息落とす]
エレオノーラ……は。
オレも正直、判断つかんなぁ……見た目で力が読みきれてないっつーか。
[それ以前に話ほとんどしてないから、掴みようがない、という説もあり]
とにかく、そうなると。
心配な辺りから、ってのが、妥当かねぇ……。
[まあ、目の前の一人も心配といえば心配ではあるが。
能力的な信はあるので、一先ず言わないでおく]
げ…そっちにいるのか、あのおっさん。
やべえ…
[もし、助けに飛んだとしても…グレゴリーを相手にしながらドミニカを確保するのは無理に思える]
レイス、逃げられないか?
[ならば、今は逃げる方が得策に思えて、言った]
― 廊下 ―
[ぐすぐすと泣いているせいで言葉が足りず、グレゴリーが勘違いしたことにも気づかない。
部屋をでる直前に聞いたレイスの言葉に、安心できないからよけいに涙がとまらないのだった]
……レイス、さん、は、おかしの、きに……
[それでも途切れ途切れに、レイスの部屋の扉に手をかけるグレゴリーに伝えようとしたところで、その本人が出てきて言葉は途中で跡切れるのだった]
ドミニカ は、なんとなく 誰でもいい を能力(透視)の対象に選んでみた。
部屋、だから…
ちょっと逃げるにも無理があるね。
でも、わたしを心配しているようだから。
――…確保は諦めて。どうにかするかな。
…どうするかが問題だけれど。
ニキータも、エレオノーラも。
こちらに来て巻き添えをくらうとまずいね。
……なんとか、する。
―レイスの部屋の前―
[セイレーンが咳き込んだ音>>54はドミニカに問うていた魔人の耳に届く事はありませんでした。
少し遅れて開いた扉、そこから踏み出してきた青年の姿を眼にし、霧散した甘い音の残滓を探すように視線が流れます。]
・・・ああ
倒れたりしたわけではないようだな
[怪我などはないと見て取ると、幾分か魔人の緊張は緩みました。
僅かな動揺の気配には気づいたのか否か。
背後のドミニカを振り返り、眉を寄せるレイスと見比べ]
いや、心配というほどでもないが
ただ事に見えなかったんでな
[レイスは無理を隠す性質そうだと考えている黒い眼が『話せ』とバンシーを見下ろします。]
あ、ふ…
[途端に、ふっと体か軽くなり。思わずベルナルトにすがるように寄り]
あ………
―――…
[『嫌じゃ、ないです』と続けた言葉は、もしかすれば小さすぎて聞こえなかったかも。]
/*
さて。
どう動こうかな。今。
今日どう動くかを決めてなかったから、
行動のネタが…
………
大却下(キリルが取り込まれたの見てくすりと笑うとか浮かんだ。
黒すぎだった。
[倒れたり、なんて言われて。
少し困ったように、笑みを浮かべて]
大丈夫、ですよ。
ここはとても落ち着きますし……。
グレゴリー。そんなにわたしは、信用ありませんか…?
[わざわざドミニカに聞き直す様子に、困ったような口調。
グレゴリーの視線を追うように、己の視線も彼女の方に流れて。
言うな、というように。ただ、じっと見据える]
― 中庭 ―
[泉のほとりでいじけたところでキリルが戻って来る筈もなく、根を水面に伸ばして水分補給すること暫し]
やっぱり、人の形をしてるときは味のある飲み物が良いのぅ……。
[溜息混じりに立ち上がり、再び木の方へ。
そこで初めて、ニキータと会話をするロランに気づいた]
おおぅ、ランちゃんや。
お菓子の生る木ちゃんの命名、ありがとうのぅ。
……いざとなったら、ここからでも、レディ・ドミニカを送れねえかやってみる。
[木から遠い場所、余力も少ない…リミッターを外したとしても厳しい、とは、判っていたが、そう伝えた]
もし、何かあったとしても、こちらも彼女へ力を送るくらいはするよ。
大丈夫。
――…邪魔されても、それくらいはできるだろう。
そちらは、そちらで気をつけてくれ。
…せめて、もうちょい策使いそうな人が相手だったら良かったのに。
そうなら、ドミニカさんが洗脳されてるとか言って掻き乱せる。
[ぽつりとこぼした考えは、だいぶ性格悪かった。]
まぁ、IFの話しても始まんないけどね。
― ユーリーの部屋 ―
[クス][悔しげな理由はよくわかるから可笑しそうに笑った]
[負けず嫌いは共感も覚えるところだけど何もそこまでと][クス]
ええ。ここの主はアナスタシア。
彼女が本格的に弱ったら何が起きるか分からないわ。
キリルが狙われた理由?
ベルナルトと一緒だったから深く考えてなかったけど。
確かにそこにも理由はあるはずなのよね。
[疑問には目を瞬いた][パチパチ]
[少し困ったような笑みを向けられ、魔人は軽く鼻を鳴らします。
今は興奮状態ではないため煙は出ていないようでした。]
信用と心配は別だ
・・・というかだな、前が前だろうオマエ
[前半は躊躇いなく、後半はやや低めの声が返ります。
出会いが瀕死状態だった為につい連想してしまったのだと、心配など性に合わない魔人が口の端を曲げました。
視線で口止めをしてる気配はドミニカを見ているので気づきようがないままです。]
― ユーリーの部屋 ―
そうよ。素直で優しい子。
こんな時でなくても守ってあげたい可愛い子。
[フフリ][妹のようなお友達自慢しながら懸念には頷いた]
ああ。便利な道具だけど、慣れてないと難しいのよね。
最近生まれたような若い子ならともかく、人間の中で暮らしてなければ縁遠くもなりやすいし。
……ふぅん?
[誰かに相談しようとしていたと聞いて少し戸惑う][ホフリ]
[などと言ってる内にバンシーが大声で泣き始めてしまいました。
湿っぽい事が大の苦手な魔人は顔を盛大に顰めます。]
おい、泣いてたらわからんだろう
[声に怒気がちらつきますが、イッパイイッパイのバンシーには逆効果でしょうか。
思わず逃げた視線がレイスの方を見やりました。]
は?
ニキータ?
[心当たりについて問いかけたら友人の名前が出て、思わず目を丸くした。
続くはずの言葉は途中で途切れ、それに軽く眉が寄る。]
…ニキータがキリルちゃんを此処に送ったかもってこと?
もしそうなら…あの、バカ。
よりによって女の子危ない目にあわせてんじゃねーよ。
[キリルを抱き寄せる手に無意識に力がこもる。
此処を出たらとりあえず一発殴ってやろうかとか物騒なことを考えながらも、こうならない為に飛び込むと言い出した自分の考えが解らんヤツじゃないのに変だ、とも思い。]
…そういや、人を操るとか書いてあったっけか、あの手紙。
…あー、やるのやめといたほうがいいと思うの。
ドミニカさんって、バンシーのあの人でしょ?
…あの人、こういう性格悪い策向いてないと思う。
[向いてないから洗脳されてるっぽくなるのかな、とか思うけど、
そっちはあえて言葉にしませんでした。]
― 中庭・木の傍 ―
[なんだろう、妙にほのぼのした、この空間は、とか、エントのじじーと鬼の子を眺めていると思えてきたり]
まあ、手紙書けたのは、シアねーちゃんだからこそ、だろうけどな。
[ふう、と疲れたような息をつく]
……はい。
ありがとうございま
[前が前、と言われれば。恥じ入るように頷くしかなく。
それでも、心配には少し嬉しそうに表情を変えた。
しかし礼の言葉は、ドミニカの泣き声に止まる。
口止めの意味はあったが、この泣き声はいただけなかった。
眉を寄せて――]
/*
うーん、これ時間的にレイス吊るまではいかんのじゃ?
ドミニカ襲ってGJで、明日まで引っ張る?…いや月曜の時間がね(だからまて
― ユーリーの部屋 ―
そうしてくれると、私は嬉しいわ。
[コクリ][とりあえずの結論に頷く]
あ。私も外しておいてね。
木の中にも興味がないとは言わないけど。
栄養にされちゃうのは嫌だから、そう無理はしないつもり。
[ヒョイ][何か言いたげなユーリーに肩を竦める]
[レイスとの会話を思い出しながら笑った][フフッ]
[そして、グレゴリーの視線を受ける。
表情は、振りかえるのに慌てて心配そうなものに取りつくろう]
グレゴリー、大丈夫です。
なだめてますから。
[少し安心させるように、微笑ってみせる。
そのまま視線をドミニカへと向けて。
彼女の方へと、足を進めた]
せっかくだから、 オリガ は エレオノーラ に投票するぜ!
[大丈夫と返る声はさっきよりも大きかったので、実際に楽になったのだろうことは解った。
こちらの身を案じてくれるのには、あぁ、と笑って。]
大丈夫、キリルちゃん一人支えられない程ヤワじゃないよ。
俺のことは気にしなくていいから、辛かったらいつでも遠慮しないで言ってね。
[実際にまだ余裕はある。
余裕がなくなってきたら人化を解く必要もあるだろうけれど、今のところは心配要らなさそうだ。]
[レイスの表情が取り繕われた事に魔人の黒い眼は気づいたのか、半分落ちたの瞼の下で少し訝しげな色を浮かべます。
しかし、まずは泣き止んでもらわぬ事には話になりません。]
湿っぽいのは苦手だ
まかせる
[『なだめる』事に異存はなかった為、ドミニカに止められなければ一歩横に引こうと動こうとします。]
─ 自室 ─
完全無作為……って可能性もあるだろうけど。
それにしちゃ、こう……ピンポイントだよな、って思ってさ。
[キリルが取り込まれた、という点については、そこが微妙に引っかかっていた。
ドミニカに関する評価には、思う所もあるが、否定すると事でもないので、突っ込まない]
……まあ、なんというか。
そこは、自重してくれるだろう、とは、思っとく。
[無茶はいざとなれば自分もする。
だから、強くは押し止めなかった]
あ…、こっちこそごめん。
キリルちゃんが謝ることじゃないよ。
でもまあ、ニキータが送ったのなら十中八九操られて、だろうね。
[悔やむように表情を曇らせるキリルに、我ながら余裕無いな、と反省した。
正直キリルも来るとは思っていなかったから冷静さを欠いている自覚はあるだけに、尚更落ち着かなきゃな、と思い、ふと。]
そうだ、ねーさんのこと忘れてた!
な、キリルちゃん。
とりあえず解らんことは後回しにして、此処に来たからにはまずねーさんと合流しようぜ。
…と。
キリルちゃん、歩ける?
[本来此処にいるべき人のことを思い出し慌てて周囲を見回すも、それらしい人影は無く。
探しにいこう、と腕の中に抱き寄せた彼女に問いかける。
ここでは歩くのも大変そうだし、嫌がられなければ抱え上げて運ぶつもりで。]
誰にか……は、知らんけど。
あのタイミングで、部屋にいたヤツ、なのは間違いないだろ。
そこは、確認してたみたいだし。
相談したい事……は。
なんか、「よくわかんないちからがあったから」聞きに行く……って。
[やり取りを思い出しながら、の言葉はやはり完成せず。
聞こえた泣き声に、瞬きひとつ]
な、なんだぁ?
[戸惑った声を上げながら、弾みをつけて立ち上がる。
オリガが声の方へと向かうのは止めなかった。
いや、ここで止めても、というのはあるし。
何より、術式固定のためには、対象者の気に触れないとならないわけで。
外に出ない選択肢が、なかった、とも言う]
せっかくだから、 レイス は 誰でもいい に投票するぜ!
ふ、え ぇえええ〜〜〜〜っ!
[怒気が混ざるグレゴリーの声に泣きやむどころかますます声は大きくなる。
ぼろぼろと零れ落ちる涙を気にする余裕もなく。
レイスが眉をひそめたのなんて当然見えるはずもなく、ただ近づかれればじり、とあとずさり。
グレゴリーが離れてレイスが近づくのには、涙に濡れた瞳がグレゴリーに助けを求めるようにむくのだった。
オリガやユーリーが廊下に出てくれば、泣かされているバンシーの姿がみえるだろう]
[ほんのりと頬を染めて、ベルナルトの言葉を聞き。]
あ、有難うございます…
で、でも、無理はなさらないでくださいませ。
[それだけは、必死に伝える。想像以上に距離が近く、恥ずかしそうに目線をうろつかせてはいたが。]
― 中庭・木の傍 ―
[どうやら、魔人を探す様子のウートラに、ひらりと手を振る]
ん、おっさんに燃やされねーようにね。じっちゃん。
[脅してるわけじゃないですよ?多分]
さて、どうすっかな、一度部屋に戻るか…
[ぼそり呟いて、傍にいるエレオノーラを見る]
エレ、まだ、ここに居るか?
はい…。ニキータさんが、まともだったら。絶対に、しないと思いますわ。
[むしろ、あんなに身を挺してエレオノーラを庇うくらいに、自己犠牲の意思がある者が。
他者をエサにしてやろうだなんて、思うはずはないと。]
!
[ねーさん、の言葉に顔をぱっと上げ]
はい、その方が良さそうですね。
もしかすれば、また外に何か伝えられるかも。
[もう無理だ、とは言っていたけれど。なぜかアナスタシアは、そう思わせてしまうような。]
あ、ええと…
[ベルナルトと離れていた時を思い出せば。一歩も動けないままへたり込んでしまうのは目に見えていた。]
……その…。
[歩けない、とは言いづらく]
わ、私はここで待っていた方が、良いと思います…。
[足手まといだから、とは続けず。
続ければ、きっと彼は気にするのだから。]
[グレゴリーの表情には気付かぬふり。
そっと、困ったように笑って。
任された、とこくりと頷いた]
はい。
――ドミニカ、そんなに泣かないで。
[しかし泣き声はいっそうひどくなったわけで。
困ったような顔で、ドミニカに近づいてゆく。
逃げてゆくのにまた、眉を寄せて。
手を伸ばして、腕を捕えようとして。
足音が聞こて、ぴたりと動きを止める。
小さく溜息を吐くのが、ドミニカからは見えたことだろう]
― 廊下 ―
[コクリ][ユーリーとはウマが合う]
[イザとなったらお互いにと共犯めいて笑った][クスリ]
ドミ!?
[ヒラリ][泣き声の聞こえた廊下に飛び出す]
[目を眇めているグレゴリーを見上げている姿を発見した]
ちょっと、何したのっ!
[レイスを警戒する理由は持ち合わせないのでそちらは無頓着に]
[泣いてる理由と相手を勘違いしたままドミニカの傍へ駆け寄った][パタパタ]
[横へ一歩魔人が引いたため、三角形のような位置関係になったでしょうか。
そのまま任せて眺めるつもりだった魔人は、最初にドミニカから感じた怯えがレイスに向かっているように思えて組んだ腕をときました。
涙に濡れた瞳が助けを求めるように魔人に向かうと、]
まて
[彼女の腕を捕らえようと伸ばすレイスの腕を掴もうとしました。]
エレオノーラは時間を進めたいらしい。
[頬が赤いのに気付くと、逆に魔力出しすぎてる?と首を傾げ。
無理はしないでと言われれば、解ってるよと笑って頷いた。]
まーね。
普段のニキータがまともかどーかは置いとくとして、自分そっちのけで女の子を危ない目に合わせることなんかまず有り得ない。
[だってそんなことしたらかーちゃん怖いもんな、と内心で友人に向けて呟く。
冷静になって考えたら、自分が殴らなくてもあのかーちゃんが黙っちゃいねーわな、とも思ったけれど口には出さず。
アナスタシアの名を出せば、キリルの表情も少し明るくなったようでこちらも笑みが柔らかなものに変わる。
けれど、ここで待っていると言われれば表情は少し考えるようなものになり。]
[後ろに意識なんてはらっていなかったから。
グレゴリーの手に、伸ばそうとした手は取られて。
困ったような表情で、振り返る]
……何も、しませんよ。
[しかし、それからやってきたオリガの言葉に、思わず、小さな笑みが浮かんでしまった]
確認、かあ……やっぱ、中に飛び込んでみねえと、ほんとのとこは判んないってことになっちまうのかな。
けどなあ…
[やっぱり、また溜め息が出た。もともと薄い幸せが逃げまくりそうだ]
――…集まりすぎてしまった。
やっぱりあの声は、武器だ。
[困ったような口調で言って]
――…逃げるにしても、無理だね。
なるべく、誤魔化すつもりではいるけれど
ごめんね、キリルちゃん。
[そう言うなり彼女の背と膝の下に腕をまわして立ち上がり、俗に言うお姫様抱っこの体勢でキリルを抱え上げた。]
俺から離れるって選択肢は無し。
悪いけど、これに限ってはキリルちゃんに拒否権無いから。
ってことで、歩けないなら俺に運ばせてもらう。
俺こっち見てるからキリルちゃんはあっちみてて。
で、ねーさん見つけたら教えてね。
[有無を言わさぬ笑顔で言い切ると歩き始めた。]
[なだめるようなレイスの声>>85に、部屋に行く前ならなだめられたのだけど、いまは無理だった。
伸ばされるレイスの手から逃れようと下がる体と、グレゴリーが阻止してくれたこと。
そして駆け寄ってきたオリガのおかげで、レイスにつかまることはなくて]
〜〜 オリガ……っ!
[駆け寄ってきた、姉のような友人の名を呼んで泣きついた。
頼れる人が来て泣き声は少し大人しくなり]
…… っ
[しかししゃくりあげるせいで泣かされた原因がレイスと、ちょっぴりグレゴリーにあるとは伝えられないまま。
オリガがグレゴリーにかみつくのには違うというように首を振った]
せっかくだから、 ニキータ は エレオノーラ に投票するぜ!
― 自室 ―
[ぼったぼったと水滴を垂らしながら室内の泉から上がり、
簡単に裾を絞ってから石造りのテーブルへ。
卓上のディスプレイに触れて、早速と目的の人物を捜す。
ついでにと他の面々も調べてみれば、中庭に居なかった面々は屋敷内の一点に集結しているようで]
……なんかあったんかのぅ?
[こてり、首を傾ぐ。
その頃にはバンシーの泣き声も幾らか小さくなっており、騒動の原因までには思い至らない。地図の案内のままに木に覆われた壁の方に歩む――と、突然ぽかりと足元に穴が空いて、老人の体が吸い込まれた。]
ユーリー は、なんとなく ドミニカ を能力(張り付く)の対象に選んでみた。
[ドミニカに触れる前に止まったレイスの腕は、容易く魔人の手におさまりました。
憤りのままに海の者を傷つけぬよう気を払いつつ、困ったような表情をじっと見つめました。
オリガの声に小さく笑む様子に、どこか迷うように言葉を選び、]
・・・いや
オレの気のせいかもしれないが
アイツ、オマエに怯えてないか?
[眠そうな瞼の下から黒い眼が表情を読み取ろうとします。]
[首をかしげた理由は、わからなかったが。不自然に映っただろうかと、わたわたと慌て。]
…そんなに、フェミニストの方だったのですね…。
[まずありえない、と言う評価は、流石に少し驚いた様子。
流石に、恋多き彼の母が、ニキータを叱り付けるなど予想もしない。]
え、……っひゃああっ!!
[突然上下した視線と、浮遊感。
そして感じる、想像以上にしっかりした腕と、さらに近づいた顔に、うっかり大きな声を出した。]
わ、ああ、あの、え、…!!
[顔を真っ赤にさせて、二の句が告げない。ぎゅう、と目を閉じてみないようにすれば、その魔力や自分を抱える腕をはっきり感じてしまって。
目を開けば、近い距離とさらさら揺れるその髪が間近に映り。
何処をどうして居れば良いかわからず、見てて、と言われたほうを見る事にすれども。
きちんと探せている自信は、あまりない。
人影を見れば、きっとすぐ気付くだろうけれど。]
ニキータ は、なんとなく ロラン を能力(品評)の対象に選んでみた。
― 中庭・木の傍 ―
[しばらく、考え込んでいたが、ふいに、顔を上げ、ロランをじーっと見つめた]
なあ…お前さん、鬼なら結構、霊力てのか?強いんじゃね?
― 廊下 ―
うん。もう大丈夫よ。落ち着いて。
[フワリ][泣きつくドミニカの肩を抱く]
[舌打ちしそうなグレゴリーを見上げて目を細めた][ジトリ]
じゃあ、なんでドミがここまで泣いてたの?
そう睨まれたら気の弱い子は怯えても仕方ないでしょう。
[フゥ][ドミニカの仕種は手を出されたわけじゃないと解釈した]
[レイスに原因があるとは分からずに冷ややかに言い返す][シラッ]
― 中庭 ―
ユーリーさんもなんか判んのか、みんなすげぇなや。
おれもなんか見えたらよかったのになぁ。
[白龍の名が出て>>90、はふぅ、と息を吐き]
あとで聞いてみっぺや。
ちっと、飛っ込むのはおっかねぇし……
[呟きながら、ニキータが付喪神に話しかける>>82>>88のをほけっとした顔で見ていたが、不意に瞬きを一つして]
……えぇと、「お邪魔虫」ってダメなんだよな。
おれ、行ったほうがいい?
[珍しく真面目な顔を2人に向けたかと思えば、そんなことを言う。
肯定されるならすぐにでもその場を離れるつもりだが。
否定されたならあっさり納得して、暫くその場で木を見ていることになるだろう**]
厳密にはニキータが、じゃないけどね。
[フェミニストという評に軽く苦笑して返したが、不思議そうにされてもそれ以上は言えば自分の情けない所も話さなければならないので話さず。
抱き上げた途端に大きな声を上げるのには、驚かせて悪いなーとは思いつつも下ろす気はさらさら無かった。
そんなわけでキリルをお姫様抱っこしたまま歩いていて、ふと。
周囲の包む膜の中に、いくつか菓子が入っていることに気がついて首を傾げた。]
…あれ、最初っからこんな風だったっけ?
/*
ニキさんが私と同じ思考をwwww
ロラン襲撃見込んでたかー。あれかな、ドミニカ襲撃ロラン吊り?のつもりだったのかな?
ていうか
ウートラおじいさまボッシュートやそれwwwwwwwwww
/*
ぃやっはぁ、超多角だね!
そろそろ意識が危ういんだが、吊りの流れが見えん!(←
委任だけはしたくないんで、がんばらなー、なんだけ、ど。
[送られてすぐに周囲を見渡した時には、膜の中には何もなかったんじゃなかったか。
そう思いキリルに問いかけたところで、ふと膜の中に菓子以外のモノを見つけ。
目を疑った。]
……………………なぁ、キリルちゃん。
ちょっとあれ、見てくれる?
― 廊下 ―
[突如として穴に落とされて、
歩いた時間は短かったような長かったような。
ともあれ、]
……………ひょ?
[行き止まりに突き当たって天井を押してみると、ぱかりと開いた。
どうやらそこは廊下のようで、複数の人の声が聞こえて来る のだが]
……何しとるんじゃーい?
[真上を見たら、グレゴリーがレイスの腕を掴んでいるのが見えた。
二人の間の床に繋がっていたらしい。ひょっこり頭を出している形。
空気などは読めないびしょぬれ老人である。]
わたしの、何所に怯えるだけの力があるか。
何も出来ない、セイレーンですよ。
[グレゴリーをじっと見て、そう答える。
少し困ったというような口調で]
……怯えられるようなことは、なにも。
[抱き上げたままの彼女に声をかけ、膜の中のそれを見るように促す。
膜の中、指し示した先にいたのは。]
あれ、ねーさん、だよな?
[菓子にかぶりついている小さな小さなアナスタシアの姿だった。]
― 中庭・木の傍 ―
[髪と同じ血の色の瞳は、実は「人間」の父から受け継いだものだった。アルビノであるが故に、ヴァンパイアの供物とされた父親…普段、表に出ているその血は、魔力を纏うと、魔の色…瞳孔を持たぬ金に変わる]
なあ、木の中のみんなが心配なら、見て来てくれねえかな?
[魅了の力を持つ、ヴァンパイアの瞳…混血(ダンピール)であるが故に、その力は、完全な支配力は持たないのだが…今は…別の力が後押ししている]
[湯気を立てそうなくらいに真っ赤になったまま、ベルナルトの話を聞く。]
え?…ニキータさんじゃ、ない…?
[頬の熱が下がらないまま、きょとんとした顔をして。しかしながら、それにあたる人物に心当たりは無い。
歩くたびに、自分のスカートがさらりと音を立てる。
それにまで、なにやら気恥ずかしく。]
え?
[こんな風だっけ、と言われた言葉に、少し上を見上げれば。
いくつかの膜に入った、菓子。]
あら…?
……ナースチャとベルさんの魔力で、少し回復したのかしら…?
[と考えていれば。ベルナルトに示唆された『それ』を目にする。]
……………………。
[抱きかかえられて、初めて冷静になった、気がする。]
ナースチャ、ですね…。
[ずきずきと頭痛がしそうだ。
あれだけ食べて、それで引きずり込まれて魔力を食われ。
そしてホストが客に大迷惑をかぶせているにも関わらず。]
まったくもうっ、ナースチャは学習能力ってものは無いの?!
[声は、アナスタシアに届くだろうか。]
/*
そう言えば、ユーリー占い師、ドミニカ囁きと思い込んでいて、
ユーリー守護者判明→占い師ドコーとなっていたのだけれど、
どう考えてもドミニカ占い師であった。
いきなり仲間割れしないよね!
[集まった人外の者達の力は強く、探知力も強い。だから、多分…]
もう一人…木に送ってみる。
そっちに伝われば、逃げる隙が出来るかも…
[ゆらり、と声が揺らぐのは、本来のキャパシティ以上の魔力を放出しようとしているからだ。だが、自身でもそれに気付いているのかどうか]
― 廊下 ―
なんだか分からなくなってきたわ。
[ヒョイ][ユーリーに肩を竦めた]
[グレゴリーの額に浮かぶ血管には気付かない振り][フイ]
…おじいちゃん。
[パチリ][いきなり現れたウートラに目を瞠る]
[ドミニカの肩を抱く手から脱力したように力が抜けた][ヘナリ]
[見返す海色の双眸から何か読み取る事はできたでしょうか。
少し困ったような声で返される言葉に魔人は眉を寄せました。]
なら、なんでだ?
[何もしてないならどうして、と問う声にも戸惑いが混じります。
炎の眷属としての直感の火花とセイレーンの態度に判断がつきかねて掴んだ腕ははなせないままでいました。]
せっかくだから、 エレオノーラ は 誰でもいい に投票するぜ!
せっかくだから、 エレオノーラ は ドミニカ に投票するぜ!
[自分の言葉に不思議そうな顔をするキリルには、苦笑を返すだけに留め。
彼女が今顔を真っ赤にしている理由は流石に解る為、それに触れることもなく歩いていた、が。
膜の中の菓子、更にはミニチュア化してそれにかじりついている自称ブラウニーを目の当たりにして足が止まった。]
…つーか、懲りろよなー…
[呆れてそれ以上言えない。
腕の中のシルキーもその光景に声を荒らげたのは、当然だろうと思う。]
― 中庭・木の傍 ―
[動きを止めることくらいは、きっと出来たろう。そのまま鬼の子に近づいて、肩に手をかける]
頼むぜ、ロラン。まだ栄養が足りないんだ。
[笑みを刻む唇に、ヴァンパイアの牙は無い。別に彼を傷つけたいとは思っていないのだ、ほんとうに…ただ、木には栄養が必要なこと…そして、レイスの元に集まっている者達が、こちらの異変に気付いてくれることが、肝心]
てかねーさん、菓子食ってねーで出てこいって。
[声をかけるが、どうにも要領を得ない様子にあれ?と疑問に感じて眉を寄せた。
そもそもアナスタシアの身体が小さくなっているのがまずおかしいというか。]
……おーい、ねーさーーーん?
[今度は恐る恐る声をかけたが、こちらを見ることの無い様子にただ菓子に夢中なだけなのか声が聞こえないのか判断がつかず。]
なんで、でしょうね。
わたしにも、わからないんですが――
[一度ウートラを見た視線は、グレゴリーへと向かう。
困惑するように揺れる目。
しかし、あやつられていると。
ドミニカの小さな声に、僅かに目を細めた]
……そんな風に、言うものでして。
― 中庭・木の傍 ―
[木は、遠慮なくロランを取り込もうとする。ダンピールの魔力はその後押しを]
……っ!
[間をおかずに、二人、魔力を送るために使うのは、さすがにきつかったが、木の力も強い]
[そうしている間に菓子を食べきって、こちらに戻ろうとしたアナスタシアと目が合って。]
あ、気付いたっぽい。
[ぱっと表情が明るくなった彼女がこっちに駆け寄ろうとするのを見て、やれやれ、と苦笑しかけたのだが。]
……は?
[ぱよん。
という感じに跳ね返されて倒れるアナスタシアの姿に目を見張った。]
― 中庭・木の傍 ―
[ロランは抵抗しただろうか?いずれにせよ、木から大きな力が…以前よりも歪んだ形で放たれたことに、気付いた者もあったはずだ]
[そして、その力が、思いも寄らない形で、誰かを巻き込むようなことも、あったかもしれない*]
…あんまり無理しないようにね。ニキ。
[異様な空気も気にせずに、娘はそっと立ち上がり。
思い人へと身を寄せて、己の変化を静かに解いた。]
(力を外に出すんなら、こっちの姿のが楽だしね。
負担肩代わりはできないけど、消耗を癒すぐらいなら…)
[本から静かに流れる力は、果たして彼に合ったかどうか。]
操られている?
コイツが?
[ハッと気づいた時には掴んでいたはずの手は逃れておりました。
部屋へ足を向けるその背を追おうと動きます。]
――おい、まてレイス!
[もしも、その力に巻き込まれたのが、ダンピール自身でなかったなら、次にそこに来た者は、木の傍に倒れている彼を見つけることになるだろう*]
え、ちょ…ねーさ、
[手を伸ばそうにも、キリルを抱えているせいでそれも叶わず。
思わず足を踏み出しかけて、アナスタシアが手を上げてこちらを制しているのが見えて動きが止まった。]
まさかとは思うけど、さ。
……出れねーの?
[こちらの問いかけが膜の中にまでは届いたかどうかわからないが、今見た一連の出来事からそう判断するのは容易なことで。]
…………ねーさん、菓子に目、眩みすぎ。
[呆れた声音で、ぽつりと呟いた。]
― 廊下 ―
あやつられ…?
[ユルユル][力の抜けた手でドミニカの肩を撫でていた]
[切れ切れな小声に困惑顔でレイスを見る]
そんな風には見えない、けど。
[けれどドミニカが怯えているのも事実]
[困り顔のままユーリーたちの顔を見回した][キョロリ]
― 廊下 ―
な、なにするんじゃよぅぅ、
やっぱりお前さんが悪い人じゃないとか嘘じゃよぅぅぅぅ!
ちゅーかレイちゃんが操られてるとか何事――……
[抗議の声と這い上がろうとした動きが同時に止まった]
……………おおおぅ?
[今度は自ら頭を引っ込め、ぺたりと地面に身を付ける]
また、かしかしちゃんが動いた……?
[ベルナルトの呟きは、最もだと頷きつつ。
きっと彼も頭痛がしそうなのだろうなとふと。]
[気付いたっぽい、と言う言葉に]
ナースチャ、少しは解ってくださいまし!
貴女は今回、ホストですのよ?
[と、お小言を出しかけて。
呆れたような声に、目をぱちぱちと瞬かせた。]
………。
この膜、木の中ではものすごく強いのですね…。
[それとも、力が弱っているからなのだろうか?
妙に、菓子が大きく見える。]
…………
え?
あ、あれ…?
[アナスタシアと、同じくらいの、菓子。]
べ、ベルさん…御菓子、大きくないですか…?
[と、問いかけた。]
─ 廊下→中庭 ─
……んぁ?
[さて、どうしたものか。
ある意味、ここは魔人に任せた方がいいんじゃないか、なんて。
そんな風に思った直後、何か、感じた]
……なん、だ、コレ?
[力の流れる感触は、知ってるような、違うような、なもので]
あー……後で、ここの状況のレポ頼むっ!
[そちらに引かれた意識は、誰に言うでなくこんな言葉を投げかけさせ。
力の流れを辿るよに、ふわり、空間を渡った。**]
せっかくだから、 ユーリー は エレオノーラ に投票するぜ!
せっかくだから、 ロラン は レイス に投票するぜ!
[走ることはできない足は、追いつこうとすればすぐに追いつくこともできるだろうから。
何か言われても、足を止めることはない。
部屋の扉を閉めることもない。
そっと囁く聲は、木の力の根付くものにしかとどかない]
ニキータ、無事か?
……エレオノーラ。
どうなってる。
わたしの力を、貸す。
――こちらは、大丈夫だ。
すぐに逃げられる状況だから。
/*
……実は物凄く悩むんだが、これ。
どこにも、脱落フラグが見えとらんしなぁ……。
とりあえず、イロイロ投げっぱになったが、これ以上は残念化が酷くなる一方なんで。
寝よう、うん。
せっかくだから、 ドミニカ は 誰でもいい に投票するぜ!
えーと、ニキがロランを送ろうとして無茶やってる。
アタシじゃ送る方向に力出せないからちまちま癒してるけど…
癒しなんて能力無いからかなり効率悪いんだよね。正直。
多分この調子だと、疲れて倒れるんじゃないかなぁ…
[自分に分かっている限りの状況説明は、
傍から見ると非常にわかりにくいもので。
口調こそ慌てていないが実際はだいぶ混乱していた。]
― 廊下 ―
[周囲のやりとりを聞きながらぐすぐすと鼻をすすっている。
オリガが困惑しているのを見て、レイスが部屋に戻る姿を見て。
ユーリーやウートラが何かを感じたらしいのもみたけれど、中庭の異変には気づかなくて。
止まらない涙をとめようと目元をこすった]
―― おかしの、き、に、えいよう、をおくる、って……いってた……
[小さな声で呟くように、部屋へと戻るレイスの背を見る。
レイスへとむかったような木の力はほかにはいまのところ感じなくて。
ただオリガの傍に引っ付いていた**]
[聲は聞こえていたが]
[下手をすれば、自分自身が取り込まれそうな状況]
[本性に戻ったエレオノーラの力は、助けになっていたものの、バランスはぎりぎり]
だいじょーぶ、だって。
[レイスから届いた力も借りて、ようやく、それだけ返した]
菓子の実と一緒に生れたらむしろねーさんは本望かもね。
[流石に呆れて思考する気力が半減している為か、こちらの返答も割と投げやり。
とはいえ、このまま放っとくわけにもいかず。]
…しっかし、どうしような、これ。
菓子に目がくらんで中に入って、出れなくなったんだろーけど。
ねーさんが小さくなってんのはこの膜の中に入ったせいだろうな。
[アナスタシアと違い、自分達の大きさは変わっていない。
彼女と自分達の違いは膜の中か外かという点しか考えられない為に、溜息をつきながら推測を口にして。]
[制止の声に止まらない歩みを魔人は追います。
ウートラが身を伏せ、ユーリーが空間を渡るのを背に部屋へと踏み込みました。
泣いていたドミニカにはオリガがいるので問題ないでしょう。]
いったい、どうなってるんだ
[部屋の水に触れて振り返るセイレーンを赤混じりの黒が苛立ちを込めて睨みます。
水を苦手とする魔人は部屋の中に立たず宙に浮かんでいましたが、たまに散る小さな飛沫が触れればそこからパッと水蒸気が散りました。]
[誰かがついてきているのならそれはそれでよかった。
ただ、聞こえた言葉に、眉を寄せて]
――…わたしが、取る。
[何をとも言わなかった。
室内に水の力が満ちているからか、しゃがれた声に昔の聲がわずかに重なるように。
水を介して泉のそばへと、力を制御するように送る。
そこに木の力が混じっていることは、気付かれてしまうことは承知の上で。
ニキータが使う力の主導権を、遠くではあるが、少しずつ奪っていこうとして]
馬鹿なことを。
あなたのほうがわたしより強いのだから。
――わたしを助けようと無理をするのは、良くない。
[伝える聲は、心配を帯びている]
力をよこせ。
制御を変わる。
/*
狼史上有り得ないくらい仲の良い赤ログです。精霊1以来じゃねえか?(いや、あれも仲が良いというには語弊が…)
しかも相方がひしょーさんな辺り、異常事態。(そこまでいう)
――…
ロランを、木が、取りこんだ。
だけですよ。
[ディスプレイを見ることもなく、ただ、もう振りかえりもせずに、そう伝える]
力が暴れているので。
制御、します。
[アナスタシアの様子を睨むような…――単に、目つきが鋭く見えるだけで、注視しているだけなのだが。]
う、ううん…。
[ごそ、とエプロンポケットから裁縫道具を取り出して。そこから、ちいさな鋏を取り出し]
………これじゃあ、流石に切れませんよね…。
[膜を開いてしまえば、出られるとは考えたものの。
うかつに手で触れると、同じように引きずり込まれるかも、と思い]
……ナースチャが、手紙をはやせなくなったのって。
…こうして、縮んでしまったからかも、しれませんわね…。
[とんだ茶会のホストだ、と。少しは茶会にこだわりのあるメイドには、頭痛がひどくなるばかり。]
[聲に答えを返す力はもう残っていない]
[いずれにせよ、制御なんていうのはもう無理で、最後はレイスに任せてしまうことになるだろうか]
………とりあえず様子見てるっきゃねーか。
[暫く考えたものの、現状の打開策など浮かばなかった。
身体が小さくなっているとはいえ、今の様子を見た限りアナスタシアは当分心配要らないだろう。
つーか心配するだけバカを見るような気分になりながら、流石にそれは口にせず。]
あー、下手に触らない方が良いと思うよ。
さっき近づこうとしたの、ねーさんが慌てて止めようとしてたから。
[鋏を取り出して膜を切ろうかと考えてるらしいキリルに、溜息混じりに声をかけ。
手紙を生やせなくなった理由には、そうかもね、とほとんど溜息のような呟きを零した。]
[無理かもしれないとは思っていても。
答えのかえらない様子に、一気に主導権を奪いにかかる。
――制御しきれないのは、覚悟の上。
ただ、一度ニキータへ向かっていた力だから。
多少は弱くなっているはずで]
[部屋に満ちる水の力。
纏いつくようなそれに魔人は深く眉を顰めます。
しゃがれた声と甘い聲が重なる響きに聞き惚れる間もなく、『取る』という言葉に、とっさに阻もうと手を伸ばしました。]
・・・・・つっ!
だけ、とか違うだろう!
操られてるなら、都合よく、制御されてたまるか!
[水に触れた場所から激しく水蒸気が噴出します。]
ま、ねーさんの居場所が分かっただけでも良しっつーことで。
状況に動きがあるまで、ここでちっと休憩しない?
なんかすっげー疲れたし、紅茶出してもらえると嬉しいんだけど。
[そう言って抱き上げたままのキリルに問いかける。
同意を得られたなら、その場に屈んで彼女を座らせるとその隣に腰掛けて彼女に寄りかかるようにと言って。
木の外では何か進展があっただろうかとか考えながら、溜息をついた。**]
せっかくだから、 グレゴリー は ニキータ に投票するぜ!
/*
今気付いたが、wikiでは膜の中の菓子手に取れないとか書いてあった。
目が滑って見落としてたごめん…!
ねーさん菓子にかじりついたとか書いちゃったよ。
*/
/*
今更だがwikiから転載
•墓下
お菓子の木が栄養を摂るための空間です。
基本的に、歩いたりするだけでも普段の十倍近く疲労します。
ぐったりですが、殺されることはありません。
お菓子がつつまれてたみたいな薄い膜が、空間を構成しています。
今度は触れても破れることはありません。
膜の向こう側にはお菓子があるけれど、手に取ることはできません。
飲食はしなくても大丈夫なようですが、目の前にはお菓子があります。
何も入っていない膜は、だんだんとお菓子が出来ていきます。人が増えるとその分、増えます。
誰かが作っているようにも見えますが、人はどこにもいません。
膜の中に入ろうとしたら、しっかり取り込まれます。
みんな力を吸われて小型化、もしくは小児化します。
本性で居るのは楽ですが、どんな本性でもお菓子大になります。
*/
イフリートやぁぁあい。
一体なにがどうなってるんじゃ…… っひょー!?
[部屋に遅れて辿り着いたものの、
室内にて噴き出す水蒸気に身を引いた]
おおおお、穏便にしなきゃ駄目じゃよぅ……!
[慌てふためきながらも木の根を伸ばし、室内の隅に這わせる。水を吸い上げる力は土には劣るものの、その気を弱め、結果としてグレゴリーを補助する程度のことは出来るだろう、と]
/*
アナスタシアさんは いいのでは ないでしょうか!
むしろ、アナスタシアさんが身を挺して触ってはならないと示してくれた流れの方が目線わかりやすいかもしれない・・・!
*/
[水が蒸発しても、力の主導権を奪うのは、やめない。
行使の仕方はわかっていたから、ニキータの操る力を引き寄せるのは簡単に出来る。
彼が持て余す分、根こそぎ奪ってしまうつもり。
本来ならば、普段から慣れた力が失われてゆく場所でやるようなものではないと、そんなことくらい理解はしていた]
――っ、
出来る、から、手出ししないでくださ…い!
[声は、水のない今、いつものようなしゃがれた音だけ。
慣れない強い力に、それでもグレゴリーと、ウートラへと視線は一度ずつ、飛ばして。
力を、手元に、引き寄せる。
ベルナルトとキリルを襲ったのとおなじ、食らおうとする木の力は、場所が離れても強い。一人、木の中に取り込むことくらい、簡単にできるだろうくらい。
――そしてそれは、手元に引き寄せることで自分を危険にするとわかったうえで]
― 廊下 ―
栄養を。レイスがそう言ったの?
[キュッ][ドミニカの小声に唇を噛む]
[ユーリーが転移するのを少しだけ不安げに見送って]
[ウートラに頼むと言われ小さく頷いた][コクッ]
おまかせします。
今は足手まといになりかねないから。
[ハフッ][こんなことなら危ない橋を渡るのではなかった]
[短気を後悔しながら動かずにレイスの部屋を見ていた]
[ドミニカを背中に庇うような位置で][*ジッ*]
せっかくだから、 ウートラ は レイス に投票するぜ!
せっかくだから、 レイス は エレオノーラ に投票するぜ!
[レイスが何をしようとしているのかを正確に把握していたとはとても言えはしないでしょう。
ただレイスの淡々とした言葉>>134に、このまま唯々諾々と菓子の木に都合よい制御を受け入れる事はできなかったのでした。]
邪魔する と、いっただろう!
[手出しするなと言うしゃがれた声>>138に怒鳴り返します。
エント>>136が言う穏便の欠片もありません。
ブワッと噴出する水蒸気の中でイフリートの身の端々が赤くチリチリ音を立てました。
穏便とはとても言えない手段は水を食らった分だけ魔人の体も削っていきます。
白い幕がはれた時その姿があったなら―――削れた断面に赤い炎を覗かせて佇んでいるのでした。**]
は、はい。紅茶なら、大丈夫ですのよ!
[声をかけられて、再度近い距離を自覚し、かぁ、と頬が染まった]
[座ってからは、少しのお呪い程度の力でティーポットとカップ、それに茶葉の缶を呼び出す。
キリルと共に在るそのセットは、彼女の呼びかけには此処でもこたえるよう。]
[寄りかかるのは少し恥ずかしかったけれど、そうしなければ動けない、と自分に言い聞かせるようにしながら。
嬉しいような、気恥ずかしいような、そんな感覚を覚えている。]
[鼻歌でも歌いそうな様子で紅茶を淹れ、ベルナルトの傍へ*置いた。*]
せっかくだから、 グレゴリー は レイス に投票するぜ!
ちゅーか、レイちゃんが制御?しようとしてるんなら邪魔したら不味いんじゃ……いや制御したら制御したで、他の人が捕まるんかのぅ?
ええと、もう、こらレイちゃん、その力、手放しなさい!
[思考は纏まらず思いつくままに言葉を並べ立てて水の気を奪うのを中断し、子供を叱りつけるような声を飛ばす。叫んだ直後、まさに彼から離れて牙を剥いた木の力の流れは微かながら感じ取ることは出来たが止める手立てはなく]
ちょ、イフリート危―――――
[それどころか、己の不得手とする炎の化身が放つ力により吹き飛ばされて、壁にぶつかり一瞬意識が遠ざかる。
水と中和されたことにより、燃えずに済んだのは*不幸中の幸い*]
[力を奪ったのは。
注意をそらす為に無理をしてロランを取りこんだ仲間のため。
――それは同時に木の意志でもあるとは、考えることもない。
無理に引き寄せた力の制御は、やはりうまくいかず。
邪魔するという言葉を聞いて、苦しそうな口元に、わずかに笑みが浮かんだ。
水の多い室内、彼にとってはきついだろうと、頭の片隅で考える。
ウートラも強い炎の中は危険だろう。
木にしてみれば、餌が減るのは困るから。
本人にしてみれば、友が苦しむのも困るから。
無理やり抑えていた力が緩む。
かわりに、室内に残っていた水がざわめいた。
グレゴリーからは遠ざかるように。
ウートラは、守るように。
伸びてくる手に、微笑った]
[制御から外れた力が襲うのは、自分だったら良いと、思ったのは何のためか。
もし自分がここに残ってしまったら、次はだれを連れてゆくべきだろう。
そう思ったのは、一瞬。
キャパシティーを超えた力の大きさに、意識を飛ばすのだった**]
レイスは時間を進めたいらしい。
/*
オハヨーゴザイマス
昨夜は遅くまで無理させてレイスや皆には申し訳ない
コレ何処に吊が飛ぶかは
昨夜早めダウンのヒトが更新前にどれくらい覗けるか次第だよな
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