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小説家 ブリジットは青年 アーベルに投票を委任しています。
青年 アーベル は 研究生 エーリッヒ に投票した
職人見習い ユリアン は 研究生 エーリッヒ に投票した
学生 リディ は 貴族 ミハエル に投票した
シスター ナターリエ は 貴族 ミハエル に投票した
傭兵 マテウス は 貴族 ミハエル に投票した
貴族 ミハエル は シスター ナターリエ に投票した
研究生 エーリッヒ は 神父 クレメンス に投票した
神父 クレメンス は 研究生 エーリッヒ に投票した
探偵 ハインリヒ は 研究生 エーリッヒ に投票した
ランプ屋 イレーネ は 探偵 ハインリヒ に投票した
小説家 ブリジット は 研究生 エーリッヒ に投票した
シスター ナターリエ に 1人が投票した
貴族 ミハエル に 3人が投票した
研究生 エーリッヒ に 5人が投票した
神父 クレメンス に 1人が投票した
探偵 ハインリヒ に 1人が投票した
研究生 エーリッヒ は村人の手により処刑された……
傭兵 マテウス は、研究生 エーリッヒ を守っている。
次の日の朝、学生 リディ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、青年 アーベル、職人見習い ユリアン、シスター ナターリエ、傭兵 マテウス、貴族 ミハエル、神父 クレメンス、探偵 ハインリヒ、ランプ屋 イレーネ、小説家 ブリジットの9名。
/*
わーい喰われたー(コラ
暴れ切れなかったのは心残りですが、まあそれはそれだ。
遺体描写にワクテカしておくのです。人狼分からんけど。
[...はちょうど闇が一番深い場所に座り込んでいた。だから神父からは彼が見えなかったのだろう。
しかし、彼からははっきりと神父の顔が見えた]
……何か……ようですか?
[彼が人狼でないとはいえない。
だから警戒を緩める事無く、それでいて相手が油断するように鉈だけは体の後ろに隠して、ぽつりと問いかけた]
[しばしエーリッヒを見ていたが、起きる様子もなく]
アーベルとかまだ戻ってきてねえのかよ
[と、扉のほうへ木箱を背負って歩きだし]
[声が聞こえ]
[はっと驚いたようにそちらを見る]
あ、なんだ。ミハエル君ですか。
こんばんは。
食事、食べました?
[にこと笑って尋ねる]
[この手を離してもいいものか、と男は考えた。けれど、青年の言葉は昨夜のエーリッヒと違い冷静に見える。間違えてしまう、という神父の言葉も頭に残っていたかもしれない]
…冷めちまってるかもな。
[そして、結局、躊躇いながらも、男は手を離した]
/中/
と、いうか。
ほんっと、色々すいませんorz
襲撃関係の赤ロール、全然回す余裕がもてなかった……。
ペース配分他、要、精進orz
[雲に覆われた空]
[ふわりと 一陣の風]
何も起こりませんように。
[喰いちぎられてなくなったはずの両手を組み]
[願いを聞き届けてくれたことのない神に祈りを捧げる]
探偵 ハインリヒが「時間を進める」を選択しました
誰が何を知っていて、誰が嘘をついているか。
[自分にはわからない]
[自分を人間といった彼ならばわかるのだろうか]
[この流れに組み込まれたものならばわかるのだろうか]
[ハインリヒを振り返らず、キッチンへと、再び足を向ける。
立ち上がる灰色が見えた。
何気なく、彼のいた方向を見た。
――人工的な灯りの元に煌めく、陽のひかり。
卓上では、皿の前に置かれたシルバーが、輝いていた]
傭兵 マテウスは、青年 アーベル を能力(守る)の対象に選びました。
シスター ナターリエが「時間を進める」を選択しました
傭兵 マテウスは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
傭兵 マテウスが「時間を進める」を選択しました
/中/
青年 アーベルは、探偵 ハインリヒのなかのひとを心のハリセンで殴りたい。
描写夜とか、それどんな拷問ですかー、かー。
[リディの言葉に、彼女に次いで尋ねようとしたら。][胡桃色の少女はごちそうさまと、食器をおいたまま二階へと戻っていった。]
[残された皿に、リゾットはまだ半分以上残っていて。][食事の邪魔をしてしまったかと、申し訳なく思いながら。]
[少女の代わりに、淡々とした言葉は耳に残った。]
…………止められるの?
[それは彼女へ向けた言葉か。]
[見送った瞳は。][遠い。]
[一足先に、飛んだカラスはマテウスに気づいただろうか。
カァ、と短く、声を上げて]
[一方の相棒はと言えば]
……どうか……した?
[腕の中の声に気づいて、不思議そうにそちらを見やる]
ランプ屋 イレーネが「時間を進める」を選択しました
……おい。
[緋色の意識を、広げる]
何か……起きてるのか、そっち?
[答えがあるかはわからないが。
低く、コエを投げかけて]
[ユリアンが台所へ向かうのを見送り、男は深く息を吐く]
何やってんだ、俺は…?
[青年の腕を掴んでいた手が、ひりひりと傷むような気がした]
[カァとなく声に、カラスの存在に気づき]
よぅ。寒くなかったか?ところであれは何が知ってるか?
[返事が返らないとは知りつつも声をかける]
[リゾットを掬うためのスプーン。
それには、殺傷力などない。
くるりと回した。持ち手の側が、先端に来る]
[横で、小さな声がした。
エーリッヒが目を覚ましたらしかった。
翠玉が、ゆっくりと咲く]
[位置は、近かった]
[本来の彼ならば、油断などしなかっただろう。
もしくは、昨日、アマンダを殺した猟犬であれば。
けれど今は、身体にも精神にも傷を負い、その手元に武器はなかった]
神父 クレメンスが「時間を進める」を選択しました
食事、ですか。
いえ、今はそんなもの食べたくないので。
[張り詰めていた糸が切れて、おかしな方向に繋がりなおしてしまったと自分でも自覚している。それでも今は人狼を倒すと決めたのだ。
それまで食事など、そんな和やかな雰囲気を持つ場所に居るわけにはいかなかった。
...は神父をぎょろりと闇からねめあげながら、そんな真情を込めて呟いた]
[赤。
バランスを失って、椅子ごと床に倒れこむ音。
声はあがっただろうか。
聞こえない。
わかるのは、色だけ。
シルバーから手を離して、上から覆い被さる]
[手は、腰へ]
[明るい声は、ヴィントとの会話を一旦止めて。][表のブリジットの意識に合わせるように、胡桃色の少女を見て。]
[背を見送る。]
止まらない、ね。
ほんと、何を持ってして止まるんでしょネ。
[小さな意識は前足で頭を掻くような仕草をして、いたらしい。ぐしぐし。]
私はだいじょうぶだもん!
[笑われて、むーっと口を尖らせて。][何か起きているか、にはきょとんと見上げる。]
[グリズとヴィントと、交互にきょろきょろ。]
食べたくないじゃありませんよ。
[ミハエルの様子に、嘆息した]
いいですか、人は食べなければ生きられません。
ましてこういう状況にあるのなら、なおのこと。
食べないと思考能力も崩しますよ
[部屋の中に入る]
[白いハンカチ――四つにたたんだそれを差し出した]
これは、ノーラさんのです。
もしよければ、君が持っていてくれませんか?
俺が頭を打ったとき、冷やしてくれて。
[苦笑する]
そんな優しい人だからこそ、今、君が、ここでご飯も食べずにいたら、心配したでしょう
[うっすらと目を開け、瞬く。
寝起きの視界は靄がかかったようで。
泣き疲れたせいか、重苦しい頭痛。
ようやく焦点を結んだ視界。
目の前に立つ者の、その手の中にあるもの。]
[男は俯いて、手の平を開いて、閉じる。自らの感覚を確かめるように。顔を上げた時、何かの反射が目を射た]
………ユリアン?
[金髪の青年に近付いていくユリアンの姿が目に映る。その手元に銀の光]
[起き上がるエーリッヒ]
[それに歩み寄るユリアン]
[振り上げられる、そして振り下ろされる銀色]
[なにか、とても、いやな、おと]
……ユリアン!あなた…!!
[何が起きたのかわからない]
[問いに、カラスは怪訝そうにクァ? と鳴いて]
ああ……ちょうどよかった。
風邪ひきのお姫様を、保護してきたとこでね。
[マテウスに、冗談めかして返し]
なにか、へん、って……。
[イレーネの言葉に、僅かに眉を寄せる]
ええ?ああ、こっちは例の、蒼い痣持ちの嬢ちゃんが――――
[言いかけて、一旦止まる。]
…何ですかネ。
[感じ取ったのは。][血の臭い。][瞬時辺りを探る。][より深く、鮮明に。]
ごちそうさま。
ちょっと、戻るよ。
[今までは(緑色の敵以外は)そんな事はなかったのに、食欲がなかった訳でもないのに、残してしまったのは何故なのだろう。
居心地が悪かったのかもしれない。
痛みを恐れて従うことを選んだ以上、対の少女と、見分けられるという青年と、彼が証明した女性以外を信用してはならなかったのだから。
あの場には、それ以外ばかりだったのだから。]
・・・・・止めなきゃ、いけないんだ。
だから。
[暗い廊下に出てから呟いた言葉は、問いかけた少女には聞こえなかっただろう。]
……ああ、わかったわかった。
[小さき意識の反論に、僅かに笑む。
手を伸ばして触れられるなら、撫でるよにしつつ]
蒼……リディが?
[どうか、と問おうとして。
感じたのは。
紅の気配]
[声。問いかけ。
内容はやはり、聞こえなかったけれど]
……僕は、人間だよ。
何の力も持たない。
奪われた。
あなたに。
何なら、あなたの力で、視てみればいい。
[左手を、彼の首に。右腕の痛みは感じない。
彼の手も伸びてきたけれど、気にしなかった]
[怪我の程度は、彼のほうが酷かった。それに、昨晩は雪の中にいたのだから、体調も崩していたのかもしれない。体勢と、その事が、有利に働いた。
そんなことばかり、冷静に考える]
[視線は二階を、遠く見ていたままだったが。]
[シスターの声に、僅かに感じた血の匂いに。][足は自然とそちらの方へ。]
何…?ユリアン?
[近づいて。]
[くぇ?と問いに返したカラスにやっぱり答えられないかと思いながらも]
なるほどな。そして王子様が救い出したというわけか
だが護衛もつけずにいくなど無用心だぞ
[とこちらも冗談めかして答え、そして、へん。といった言葉に軽く顔を顰めて、二人を見る]
[声に代わって、足は動き出す。床を蹴り、駆けながら、腰の後ろに差したダガーを抜く。咄嗟の行動にエーリッヒから取り上げた銃には意識が向かなかったのは]
やめろっ!ユリアンッ!!
[エーリッヒにのしかかるユリアンの肩を掴もうと手を伸ばした]
[ただただそれは焼け付くように。
もがく身体は震えることしか出来ず。
その銀は、眼球をやすやすと貫き、その奥まで達していたのだろうか。
喘ぐ。
もがく身体に覆いかぶさる体温。
相手の温かみに対して、自分がゆっくり冷えていくのがわかる。
零れ落ちる。
涙とはまた違うものがその深緑だったはずの瞳から。]
…ぁーぁ。
[ブリジットが近づけば、自然と視界に入ってくる、紅。]
兄さん、状況説明必要?
ちなみに、現場は台所ですヨ。
[肩を竦めながら。とりあえずはそれだけを。]
[バチン、]
[音がして、折り畳まれた刃が姿を現した]
「同じ力を使えるものは、
同時に二人居るはずが無い」
[彼の昨夜の台詞を、なぞる]
なら、あなたがいなくなれば――
[苦しかった。
それでも、言葉を紡いだ。
刃を振り下ろした。
位置はわからなかったから、出鱈目に。
ただ、まずは力を使うためのその右腕を、次に、胸を刺した]
[普段は忘れる事のない敬称すら忘れて]
ユリアン、止めて!
彼は違う!わかるでしょう?
[叫んでいるつもりだけれど]
[実際の声は彼に届くかどうか]
[どこに刺さったかは、わからなかった。
ただ、また、赤が増えるのだけが見えた。
僕を掴むエーリッヒの手の力が緩んで、代わりに肩が掴まれる。
刃は、彼の身体に残された]
俺は王子なんてガラじゃございません。
[ふ、と。
疲れたような笑みで返すも束の間。
イレーネの言葉と、聞こえる声。
そして、物音に]
……なに……?
なんなん、だ、よ。
[声は、微かに震えて]
……茶化すな。
[声は辛うじて、届いている。
叫ばれるユリアンの名も]
直接、見に、いけねぇんだ。
だから。
[教えてくれ、と。
コエは、かすれる]
[ユリアンの凶行を。][エーリッヒへと銀の煌きを振り下ろす様を。]
[瞬きもせずに見つめていた。]
[恐怖。そんなものは、どこかに置き去りになってしまったように。]
[ただ見つめた。][赤い赤い色を。]
[どうしてこんなに、この場所では血が流れるのだろう。]
[それが酷く不思議なことに思えた。]
[伸ばした腕は、またも間に合わず、刃は振り降ろされる]
やめ、ろォ!
[間に合わない、間に合わなかった、それでも肩を掴み、朱に染まる身体を引きはがすと、そのままユリアンを床の上に組み伏せた]
どしたんだ本当に
[やっと目を開けたイレーネ。だが何が言いたいのかはわからなかった、だがその様子はおかしく。急にざわめきだした集会所へと振り向き]
[伸ばした手の上をナイフが滑る。
加減を知らぬ男の力では、その傷は深く腱を筋を断ち切って。
思わず引いた腕。がら空きになる胸元。
そこへと深く埋め込まれる刃。
呼吸は、血の花へと変わる。]
[教えてくれといわれた事には少しだけ間が空く。][いやに自分に対して素直だなと。][それは叫ばれる名、故か。]
んじゃ手短に端的に。
[請われれば、嘘を教えるつもりもなくて。]
ユリアンがエーリッヒを刺した。
おそらく死にましたヨ。あの兄さん。
[声は何時もの如く明るい。][それは彼にとってどちらもトクベツでは無いからか。]
[疑わしきは殺せ、先手を取らなければ殺される、と、エーリッヒの言った言葉が蘇る。目の前の青年は、では、敵なのか?]
なぜだ…!?
[ダガーをユリアンの喉元に突きつける]
良いんだよね、これで。
ぼくは間違ってないよね。
[感情を抑えた声は闇に溶けて消える。
少女は何もしていないけれど、止めにも行かなかった。]
[身体を打ち付けられて、息が詰まる。
赤く染め上げられた視界――違う、それは幻視だ――に、青が滲む。
一瞬目を閉じて、開いて、恐らくはハインリヒであろう、それを見る]
……邪魔、しないで、ください。
[何があったのか。厳密にはわからない
だが気配から察した。微かに声を震わせて集会所を見ているアーベルの前にすっと体を入れて一歩、足を踏み出し、一旦止めて]
ついてくるならば、俺の後ろからにしな
[そういうと、足は止めずに集会所へと]
[蒼の瞳はほんの一瞬、虚空を見ていたやも知れず]
先に、って……。
って、あ、ちょっと!
[イレーネの言葉に答えるより早く、マテウスは行ってしまい。
一つ、息を吐いて、そっと少女を座らせる]
……ザフィーア、お前は、ここにいろ。
彼女と、一緒に、いるんだ。
[短く、言い置くと。
巨漢の後を、追って]
[周りの声も、痛みも、全てが遠くなる。]
…師匠。……俺じゃ、あんたのかわり…無理……
[思考は、そこで途切れた。]
……。
諦めていたんだ。
だって、僕には、どうしようもないことじゃないか。
男か女かなんて、生まれたときから決まっているんだから。
[現実を捨て、真実を視通す力を持つのは、女だけだと]
そんなの、努力したって、変えられない。
それなのに、見えなくなるなんて、
……視えないのに、見えなくなるなんて。
[おかしかった。なんで、僕だけ]
だから、それは、きっと、他に原因があって、
原因があるなら、それを取り除けばよくて――
僕は、ただ、自身の最善を、尽くそうとしただけだ。
[さきにいって。という言に従うまでもなく、先程くぐった扉をくぐり広間へと向かい]
どしたっ!何があった!!
[そして最初に見たのは、ずたずたに刺されているエーリッヒと、ユリアンをハインリヒで
それだけでどういうことがあったのかを悟る]
やーねェ。
何でもかんでも人狼の所為にしてくれちゃっても、こっちは困りますってネ。
[ハインリヒの怒声には肩を竦めるばかり。]
なんだよ、それっ……。
[緋色の世界を介したコトバに。
コエが、震えた。
そう言えば、昨夜も。
ユリアンは、彼に銃口を向けて]
……これも……システムとやらの、仕組みなのかよっ!
[苛立ちを帯びたコエが。
響く]
[昨日、エーリッヒがアマンダを殺す所を見ていなかった為。][人(と見えるもの)が、人(と見えるもの)を殺す様を見るのはこれが初めてだった。]
[その様はなんだか酷く。][滑稽に見えた。]
狼じゃないのに…。
[声はどこか、低い。]
……人狼?
[ユリアンを見る]
[だけど、変わらない、わからない]
あなたが人狼だから、あなたを見つけるかも知れないエーリッヒさんを……?
[違う、と思いたかった]
[だけど、味方である筈のエーリッヒを、彼は手に掛けた]
あなたは……何?
[青年の言葉は、男には半分も理解できない。けれど、彼が何かを、何かの力を欲しがっているのだけは伝わった]
最善ってなあ、何だ?!それが人殺しか?
お前が欲しかったのは、人を殺すための力なのか?!
[ダガーを握る手に力が込められる。刃を押し付けられて、薄く喉の皮膚が傷ついたかもしれない]
貴族 ミハエルが「時間を進める」を選択しました
[肩の蒼花から、頭の芯に痺れが伝わる。
昨日と同じ。
システムが正常に働いたことを伝える。]
・・・・・・・。
[頭をふるりと振った。誰が倒れたのかは分からなかった。
少女は部屋の戸を閉めた。
外界を拒絶した。]
/*
ユリ=霊が外れだとすると(怪し過ぎだ、ユリりん!)霊はすでに墓下だと思われ。(アーくんでなければ)
そうすると、エリりんが人だったかどうかを証明する人はいないってことにー!カオース!(><。
[神父からハンカチを受け取る。
するとハンカチに残っていたノーラの残り香がふわりと彼を包んだ。
それは少しだけ感情を抑えて冷酷な判断ばかりをしてきた彼を諌めてくれたような気がした]
あ……。
[少しだけ和らいだ感情が、神父に言葉をかけようとして、ふいに広間の方が騒がしくなった事に気付いた]
……?
何事でしょうか? 行ってみましょう。
[そういうと、神父と共に...は広間へと向かった]
ちょ、これ……。
[目に入ったのは。
昨日よりも凄絶な。
そして、自分にとっては。
かなり不可解な]
……ユリアン……?
[ぽかん、とした声が。
口をついて零れ落ちる]
……だって、
[忘れていた痛みが蘇る。
ズキズキと、右腕が痛んだ。
喉に突きつけられる冷たい感触と、鋭い痛みがあった。
それよりも、どこかが、わからないけれど、……酷く、痛かった]
違う、
ただ、
僕は……
[声が震えた。
視界が歪んだ。
頬が、熱かった]
なんだよって、見たまま。
ああ、ええと何か言ってるナァ。
[震える蒼い風に、より鮮明に彼の声を拾い、赤い世界へと流し伝える。]
視えないのに、見えなくなる、とか。
他に原因があるなら、それを取り除くとか。
…んー、エーリッヒの兄さんが生きてたら、ユリアンが不都合に思う事があった、って事ですかネ?
俺も詳しい事は知りませんデスが。
システムとか仕組みについては、何とも。
そもそも俺ら、システムについて詳しい事はまだよく知らないですし。
逆らったら痛いのと、なんか色んなのが集まってる、くらいで。
[苛立つ声にも、ただ返す。]
ノーラさんも、喜ぶでしょう
[にこりと笑って、喧騒に振り返る]
[扉の向こう側]
…そうですね。行きましょうか。
何か。
[悪い予感は口にはせず]
[広間へ向かう]
[緊迫した様子には、落ち着くようにと声を*あげることになるのだが*]
[2人で広間に飛び込むと、そこではユリアンを抑えているハインリヒや、慌てているアーベル。青ざめているシスターとイレーネ。そして……]
(アマンダさん……)
[昨日と同じく、血を流して倒れているエーリッヒ。その姿が、昨晩銃で撃たれたアマンダに重なった。
鼓動が強くなった。
それまでハンカチに残っていたノーラの残り香など忘れて、真っ赤になった感情は無常に言葉を囁いていた]
……何を偉そうに弁明しているか知りませんが、結局人狼やエーリッヒさんと同じ人殺しになっただけじゃないか……。
[そうして瞳に浮かんだのは蔑みの感情――]
……ちっ!!
[ハインリヒと、ユリアンの会話も届いてはいたが、そんな内容などどうでもよかった。
本当は殺してしまおうかとも思った。だが、獣に殺されようが、人に殺されようが死体は死体で。エーリッヒが昨日アマンダを射殺したのと何の差があった、と無理矢理戒めて、エーリッヒの元まで歩きより、血にぬれるのも躊躇わずに抱えあげる]
……ったく…久々にあってみて、ちったーたくましくなったと思えば、この様とはな
[言葉こそ悪態。だが心中はそれとは違う
俯いた表情からは何も伺えなかっただろう。エーリッヒを抱えて外へと向かう]
…視る力が欲しいから、持っている人の命を奪う。
そんな事をしても、何にもならないと判っているのでしょう?
[それはもう失われたもの]
[誰のものでもなく、誰のものにもならない]
[震える声が、男の耳に届いた。今にもその喉を切り裂こうとしていたダガーの動きが止まる]
お前………
[喘ぐような声が、男の喉から漏れる]
泣いてる、のか?
[人狼は、人を殺して、泣くものなのだろうか?そんな考えが浮かぶ]
…………。
[伝えられた情報。
目の前で直接見ているモノ。
理由も何も、わかりはしない、けれど。
ただ、なにかどこかいたいきがして。
倒れた青年の零す赤の香りも重なって。
蒼の風は、コトバをなくす]
[小さな気配はとことこと。][離れて遠くへと意識を向ける風を追いかけながら。]
[赤い世界から、赤い色をみつめる。]
まっかだね。まっか。まっか。
[見たままを、無邪気に小さく呟いて。][不思議そうに、外の世界を。]
/中/
この勢いでユリアンアベルをあっさり殺しそうで…
そ、そうなるとどうしよう…エピでジャンピング土下座ですね!
すいませんすいませんすいませn
……ユリアン……。
[蒼が、陰る]
……ばかやろ。
[零れたのは、小さな呟きで。
何を、どう言えばいいのか、わからなくて。
ただ、ミハエルの声が聞こえれば。
そちらへ向けられる、鋭い視線]
……事情しらねぇんだから。
偉そうな口、きくんじゃねえよ……。
……そうだ、人殺しだ。
[口にした途端。
心が冷える。
寒い、と感じた]
正当化なんて、する気、ないよ。
僕は、僕のしたいままに、
それでも、欲しかったから、
ただ、
それだけの理由で――
[何のために、欲しかったのか。
目的と手段は、まるで、逆になってしまったようだった]
[抑えられなかった。
寒いのに、熱かった。
どうしてか、わからなかった]
[目の前で人が死んだというのに
不思議と怖れは感じない]
[連日の赤に慣れてしまったのか]
[それとも、自分もそれに飲まれてしまっているのか]
[何も判らなかった。今も判りはしない]
[誰が偽物で、誰が本物で、誰が人間で、誰が人狼で、そうして誰が人殺しなのか]
[人もまた、人を殺すのだから]
……知らない。
[子供みたいに、くしゃくしゃに歪んだ顔をしているんだろうと思った。
声は相変わらず震えて、それは、言葉になっていたか、わからない。
刃は、間近にある。
それでも、抵抗する気は、起きなかった]
[ユリアンが流した涙に、...は頭の中でプツンと何かが切れるのを実感した。
それが顔にでたのか、隣にいた神父が慌てて止めようと手を伸ばすのを振り切って、大股にユリアンに近づくと、胸倉を掴みあげた]
だったら泣くな!
どんな事情かは私は知らない! 知らないけど、今おまえがやったのは、人狼と同じ「人殺し」なんだ! 事故だろうと何だろう!
だったら泣くんじゃなくて、今後どうするか考えろ! 甘えるな! くだらない懺悔だって聞きたくないんだから!
[事情を知らないからこそ、ずっと集会所で感じていた疎外感が上乗せされた結果かもしれない。だが、それでも...にはユリアンが自分を正当化しているようにしか見えなかった]
……どんな理由であれ、死んでしまったら戻ってこないんだぞ……?
[最後の言葉は、ノーラのハンカチをじっとみながら、吐き出すように呟いた]
[とにかく急がなくてはと思った。
そのためには自分が足手纏いだから]
いかないと。
[クァ、と鳴くザフィーアに首を振る。
痛みは全身を廻り、その原因まではもう判然としなかったけれど]
選べなかった、から。
また、ふえた。
…ごめんなさい…!
[立ち上がることは出来なかったから。膝で這って]
[男は、じっと青年の顔を見つめた。今は酷く幼くすら見えるその顔を]
馬鹿野郎。
[昨夜エーリッヒに向けて言った言葉を再び吐いた。けれどそれは、ユリアンに向けてでは、なかったかもしれない]
……懺悔なら、いつでもお聞きしますよ?
[ユリアンにそう言って]
でも、クレメンスさんのほうがいいかしら。
神父様ですものね。
[何故その名を出したのかはわからない]
[ただ、彼らが話しているのを知っていたから]
―外―
[喧騒を余所に外にでた]
ったく・・・お前が人狼見つけないでどうすんだ
[それでも出るのは悪態で、冬の寒さが心を少し落ち着けてくれて、這ってこちらへと来るイレーネに目が移り]
待て、手を貸してやるから動くな
[そういって傍による]
[男は、ダガーをユリアンの喉元から引き、血で薄く汚れた刃を、乱暴に服の袖で拭うと、腰の後ろに差した鞘に戻した。そのまま青年の上から立ち上がる]
俺は猟犬じゃねえ。
くだらねえ茶番の役者にされるのもまっぴらだ。
[紡ぎ出される言葉はひどく空しかった]
おりょ、旦那おけーりデスよ。
…まぁ、なんつーか。
…まぁ。ねぇ。
[人が愚かなのは否定しない。][それを見る機会が、彼らには何度もあった。]
俺等の隠れっぷりがお上手ってこと、で。
それともヴィントの兄さんが言ったみたく、人をこうさせるのもシステムの一つ?とかネ。
俺等に分かるわけもねーデスけど。
[最後には、ふぅと溜息。]
[刃が引かれる。ヒュ、と喉が鳴った]
[身を起こした直後、今度は胸倉を掴まれる。
金色。
一瞬、エーリッヒかと見紛えた。けれど、違った。
それは、そうだ。
――だって、彼は、僕が、「殺した」のだから]
[ミハエルが何を言っているかは、聞こえなかった。
聞こえているのに、届かなかった。
ただ、……ああ、僕は、泣いているのか。そう思った]
[その時になって、もう一つベルトに挟んだままになっていたエーリッヒの銃の存在を思い出す]
ああ…
[沸き上がる思いは苦い血の味がした]
結局、お前を殺したのは、俺か…エーリッヒ。
[朱に染まった金髪の青年の傍に跪き、その手に銃を握らせる]
…これも、組み込まれた事なのでしょうか。
人が人を殺す…
こんな事が。
[ぽつり、と零す]
[少し考える]
……わからない、わたくしには。
では何故わたくしはここに居るのでしょうね?
[誰かに、ではなく自分に問う]
[やはり答えはわからない]
人殺し。まっか…。
[血塗れたエーリッヒが、マテウスに運ばれてゆくのを見送りながら。]
[ミハエルの怒声。][ユリアンの泣き声。][それらがどれも遠い。]
本当に怖いのは、何?
ここからは、どうすれば帰れるんでしょう…?
簡単で、難しくて。
人殺しまで…。
[言いかけて、ぁぁ、と。][彼女にも、ようやく理解が出来たようなきがした。]
ああ…そうか。
そう、なんだ。
人殺しをしなければ、ここからは出られないんですね…。
[それは不正解でもあり。正解でもあって。]
[大きな影が近寄ってくる。
ピクリと緊張したけれど、諦めてコクリと頷いた]
あの。
むこうは…。
[歪んだ視界では、しっかりと見ることができなかったから]
/中/
何となくそんな予感がして、マテウスんにメモで確認したのですが。ちょっと遅かったようですね。
ハインさんのがあるのでこっちでは確定せず。
フォローは申し訳ないけれどお任せしますね。こちらで確定するよりそちらで纏めてもらう方がいいかと。
組み込まれたことなのか、違うのか。
なんのために、とか。
……そんな答え。
自分で出すしかないんじゃないですか?
[ナターリエの言葉に、素っ気ない呟きを]
[向こうは?という問いに軽く嘆息を返した後に、しゃがんで]
ああ…見に行ったけど手遅れだった
今戻ってもあまり落ち着けたもんじゃないぜ
[男は置いた銃の代わりに、エーリッヒの手帳を取る。傍にいるマテウスやイレーネには声もかけずに、そのまま建物の中に戻り、二階へと姿を消した]
[集会場の広間に咲いて散るは大輪の紅い花]
綺麗・・・
[遠目からもその鮮やかな色合いに見惚れる]
[月を見上げて歌を歌う][かつて歌った鎮魂歌]
[壊れていくものを][失われるものを]
[惜しむでもなく][悲しむのでもなく]
[ただ静かに想いを込めて][想いはどこを漂うのだろう]
[ぎしりと、音がする。][頭痛がおきる前兆のような、脳が軋むような音。]
…昨日みたく痛みはねーですが。
[明るい声が、音に顔を歪ませる。]
[昨日、痛みが走ったのは、彼女がシステムを恐れ、錯乱し、システムを受け入れる事を拒み、あの場所から逃げた為だが。][故に血を性急に求め。同時に、最悪な最後の人格、ドゥンケルが目を覚ましたわけだが。]
[今は人を殺すという点において。][彼女の思考は『人狼』として正しくて。]
流石にブリス嬢ちゃんが堪えてるっぽいデスね。
[だが『ブリジット』の思考としては。][異常。]
[彼女は『人狼』から切り離した存在でなければならなかったから。][そう在るように、5つに分かれたのだから。]
[その異常に。][明るい声は不安を覚えて。]
[ユリアンの表情は、...にはどこか能面のように見えた。
今は何を言っても無駄かもしれない。
尤も事情を知らないのだから、彼の心に響く言葉など口に出来るはずもない。しかも...は『余所者』でしかないのだから。
ならこの状況下でどうしたらよいか?
これ以上人死にを出さないように。
可能であれば人狼の説得でも良い。少なくても疎外感はあれど、普通の村よりも温かく自分を迎え入れてくれた人達だ。なるべく死なないように事態を収拾したかった]
とにかく、私はもう誰も人死にを見たくない。
アーベルさん、ユリアンさんが落ち着くまでついててもらえますか?
神父様とシスターは、お手数ですが3人にお祈りをお願いします。
私とブリジットさんは室内の片付けをしましょう。
如何ですか?
[そう言って、...は室内のメンバーをぐるりと見渡した]
…赤い……
[ただぼんやりと、思いを言葉にする。
それが声になることは無く。
何処からか聞こえる歌。]
……赤くて…、何も見えねぇ……
[肉体を離れてなお、血に染まったままの視界。]
なっ。おいっ
[何事か呟いた後、エーリッヒに銃を返し、手帳を持っていくハインリヒ。
ただ建物に戻って言ったハインリヒには届かなかったのか。
剣呑な眼差しを送るだけとなった]
―二階―
[アマンダの手帳、エーリッヒの手帳、自分の書き付け、スクラップブック。これまでに起きたことの、これからも起きるであろうことの記録。男は自分の手帳からは、これまでに書いた分だけをナイフで切り取って、ひとまとめに紐で括り、他の手帳と一緒にナップザックに入れる]
人狼を見つけなければ終わらない。
人狼を殺さなければ終わらない。
だけど死ぬのは人間だけ……。
[溜息。怒りでも悲しみでもなく]
[運び出されるエーリッヒと、それを追うように出て行くハインリヒを目で追う]
[あぁ、また祈りを捧げなくては、と思う]
[心のどこかが凍ったように動かない]
[ミハエルの手を、払う。
力のないそれは、大した効果はなかっただろう。
けれど、彼の力も抜けていたのか、或いは、(どのような意味であれ)もういいと判断したのか、その手は離れた]
[立ち上がるのも億劫で、相変わらず視界は赤くて、床に座りこんだ]
手遅れ…。
だれ…。
[マテウスに助けられながらそう言った時。
丁度影が一つ立ち上がって消えていった。
その向こうに見えたのは、金髪長身の]
…え。
なんで…。
[事態そのものは予想がついていたけれど。
まさかエーリッヒがとは露とも思わず]
……人死には、みたくない、ね。
[ミハエルの言葉。
口をつくのは、呆れたような嘆息か]
それが、できりゃあ……。
[コエは、やや、かすれる]
……苦労、しねぇ。
[押さえ込んではいる、けれど。
だが、限界が近いのも感じていた。
覚醒したその日に、僅かな血肉と、心臓のみを喰らい。
それから、『糧』を得てはいない。
更に室内に残る、血の匂い。
それらも、疼きをかき立てていたから]
そうでしょうね、答えを見つけられるのは自分だけ。
ならば…わたくしも考えなければなりませんね。
……殺さなければ終わらないなら。
[ぽつり、落とす言葉は自分には禁忌]
……それは、構わんが。
風邪引きのお姫様が一人、いる。
……マテウスの旦那が、連れてきてくれるとは、思うけど、な。
[ミハエルの提案にぽつり、返して。
見上げるユリアンに、やれやれ、という感じで息を吐く]
……なんで、ちゃんと全部吐きださねぇんだ、ばかやろ。
一人で抱え込むから、ややこしくなるんだろうに……。
[投げかける声は、疲れたような、呆れたような響きを帯びて]
なんで…か。さあな
[イレーネを、エーリッヒを持ちながら、イレーネを持つなどできなくて。
そっと助け起こし、そして告げるかどうか迷う、が、どうせ後でわかるだろうと諦め]
何か理由があったんだろうが…ユリアンに聞いてくれ
[ミハエルの言葉に頷く]
そうね。
今はわたくしにできる事をしましょう。
[目を閉じ、祈る。幾つかの聖句を*口にしながら*]
[揺らぐ視界は、いつもよりぼやけていた。
拭うことすらしなかったから、滴が頬を濡らしていくのがわかる]
……、アーくんに、言われたく……ない。
[やはり声は震えを抱いていた。
それでも言葉は、素直には受け取らなかった]
[ミハエルの声にはゆっくりと顔を上げる。]
…見たくないのは、みんな、そうですよ…きっと。
[呟いて。][肩を抱いた。][また、頭痛が。][全身が痛んだような気がして。]
[片づけを、と言われれば、確かに自分くらいしか手が空いている者が居ないようだったので、頷いて。]
分かりました、手伝います。…雑巾、持ってきますね。
[そう言って、台所へと向かい濡らした布を用意し。必要であればミハエルにも渡し。][床に散らばっていた血痕を拭き取りはじめた。]
[神父とシスターがお祈りに頷いてくれて、アーベルもユリアンの側に居てくれるのを見届けて、...はエーリッヒの血を拭う道具をもってこようとした時、先に動いてくれたブリジットに嘆息した]
大丈夫そうかな。
[そう呟いた後で、彼女から雑巾を渡され、...も一緒に血を拭い始めた。
そうして片付けながら、...は領主である父親に、兄の派遣を願い出るべきか考えていた]
ユリアン…。
[ポツリと呟く。
何故かなんて分からなかったけれど]
…邪魔に、ならない、よに。
廊下、に、います…。
だから、先…エーリさん、を。
[カラスがバサと羽ばたいて、少し大きめの声で鳴いた]
ふん、そんな事を言っている状況では無かろうに。
甘いな。
[ミハエルの言葉には蔑むように口元が歪む。]
[グリズの言葉には、沈黙。]
イザとなったら、こちら側に引きずり込め。
出さなければ、多少は持つだろう。
[そう命じ。]
え〜?んで代わりに俺出っぱなしデスかぃ?
嬢ちゃんの真似事とかマジ苦手なんデスけど。
ちょっとなら誤魔化しも効きますけどサ。長いことやったら絶対ボロ出ますって。
[明るい声はぶーぶーと文句を垂れるが、銀色は抗議の声を黙殺した。]
……大きなお世話だ。
[半ば予想通りの言葉に。
こちらも、いつもの言葉を返して]
……とにかく、今は、休んどけ。
上、戻るなら、手、貸すから。
[声は静かで、やはりいつもと変わらない、けれど。
響きは微かに、*哀しげな響きを帯びていたか*]
[と、そうやって考え事をしながら片付けていて、ふともう1人メンバーの顔ぶれが足りない事に気付いた]
……あれ? リディさんがいない?
青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました
[そして銀は青の動向を見つめて。]
…辛いか。
今日は月は出ておらんが。あまり意味は無いようだな。
[青い風の内を見透かしたように。][呟いて。]
…はぁ…悪いが断る
[一旦エーリッヒをおろし、イレーネを抱え上げて]
そんな状態で廊下にまでいくなど信用できるか。
エーリッヒはこれでも結構丈夫なんで少しぐらい置いていても風邪などひかん
[そして集会所の、イレーネの望むとこに連れて行く]
リディならさっき、部屋に戻りましたよ。
[赤い血を、淡々と拭き取り続けながら。][ミハエルに答えた。][声にはあまり、抑揚がない。]
[白い雑巾はすぐに赤くなって。][何度か水場と床を往復して。]
[それでもやはり、床に跡は残ってしまった。]
[ふと広間を見れば、同じような跡が残っていたのに気づいて。]
…。
[そういえば、アマンダはもう居ないと。][リディが言っていた。]
[ならばあれがその痕かと。][ようやく理解が出来た。]
だって、そうじゃないか。
[服の袖を掴んで引き、右手の甲で、目元を拭う]
だから、……お互い様なんだ。
[また、涙が零れた。
悲しいわけでは、なかった。
悲しむことなんて、許されるはずもなかったから。
ただ、訳もわからず、それでも、止まらなかった]
…ごめんなさい…。
[足手纏い。結局こうなのかと。
申し訳なさでいっぱいになった。自業自得だったが]
…二階、まで。お願い…します…
[広間は行ってもそれこそ邪魔だろう。
廊下にいても誰かが見つければ同じことになる。
それならばいっそのこと、と頼んだ]
……うるせぇ。
[響く、銀のコエ。
反射的に、口をつくのは、虚勢のコトバ。
とはいうものの、飢えも渇きも、かなりかさんでいるのは、はっきりと伝わるだろうか。
そしてそれが、制御できなく*なりつつあると*]
/*
ちと意識が飛び石に(汗)。
襲撃関係は描写見てからだけど、今回は俺行く方が流れ的には自然になるかと。
取りあえず、今日、吊られる方向で動けます?
多分、狂信もフォローしてくれるだろうし。
今日一日が、方向性を決める勝負どこだと思うんで、きついですが、頑張りましょうっ。
では、また後ほどー。
*/
俺が放っておけないからやるだけだ。
謝る必要など、どこにもない。
[そしていわれたとおり、二階へとあがり、確認を取って、イレーネの部屋まで入り、ベッドにその体をそっと置く
ザフィーアは主の言いつけを守っているのか、イレーネを運ぶのにしっかり着いてきて]
火を軽くおこしておくぞ
[と、当たり前といえばそうだが、触れていて伝わる冷えた体をそのままにしておけないと、部屋に備え付けてある、暖を起こす]
部屋に……?
[ブリジットの言葉に、少し違和感を感じた。
いや、彼女を疑っていると言うのではなく、この騒ぎに顔を見せないのがおかしいと思ったのだ。
しかし、...は先にみんなが集まる広間を片付けようと、拭う事に専念した。
と、ブリジットが別の場所を見ている事に気付いてそちらへ視線を向けると、そこにはおそらくアマンダのものなのだろう乾いた血痕があった。
...は一瞬迷ったが、アマンダの血痕に近づくと、それも丁寧に拭い始めた]
じゃ、悪いんだが、俺は行くぞ。イレーネ。
何かあったら誰かに知らせるんだぞ。カラス
[名を知らぬから、カラスと呼ぶが、それでも伝わったらしく、一声鳴いた
そして呼び止められなければ部屋を出ていく]
[袖を見ると、赤が移っていた。
自分の物ではないのは、明白だ。
他にも、あちこちに付いているのだろうと思った]
……タオル、貰える?
濡れたのが、いい。
[そう頼むと、アーベルは台所へと向かう。
背中を眺めながら、違和感を覚えた。
そうか、ああ、ザフィーアがいないんだ]
どこ、行ったの?
[タオルを手に戻った彼に問う。答えを聞いて、そう、と頷いた。
顔を拭い、手を、腕を拭う。白に付着していく赤。
最後に、目に当てた。熱い]
/中/
お疲れさまです…。
襲撃はおそらくそうなるだろうな、とは。システム的にも丁度いいというか。
吊られるように動けるかは微妙…最悪、更新間際に完全に表に出る程度を想定してました。
で、今日の襲撃→明日吊りに持ってってもらえないかなーとか。
私はも少し居ますが、お休みなさいませ。
…はい。
[部屋まで運んでもらって。火も起こしてもらって]
ほんとう、に。
ありが、と、ございました。
[布団の中からになったが、出てゆくマテウスに感謝を述べ。
バサリという羽ばたきも聞こえれば]
あ、ザフィーア、も。
もう、大丈、夫だから。
アーベ…ううん、できれ、ば、ユリアン、の…
[ところに、と。
告げた辺りで限界が訪れた。
眠るというよりは気を失うようにして目を*瞑って*]
ええ。アマンダさんの事を聞いたから…。
[小さく呟いて。][知らなくて、すみませんと謝罪した。]
[乾いた血痕は、おそらく綺麗には拭き取れなかったのだろう。]
[ミハエルが拭いたとしても、きっとそれは完全には取れなくて。]
[血。赤。ひとごろし。じんろう。]
[人狼が人を殺し、人が人を殺し。][人を殺さなければ、帰れない。]
[ぐるぐると、そんな想いが頭の中で繰り返される。]
[一階に下りて、広間へと顔を出す
その場にいたミハエルたちに、イレーネは容態が悪いから部屋で休ませた。という旨を伝えおいてから、外に出た
そしてエーリッヒの元に戻り、また抱えあげ]
お前はそういや、屋内にこもるよりも外が好きだったけか?
…まあ、どちらでもいい。見納めだ、しっかり見ておけ
[エーリッヒの顔を外に向けるようにしながら、集会場をゆっくり一周し、そして、アマンダやノーラを弔った場所、ノーラの横に、スコップを持ってまた一つ穴を掘る]
ったく、人狼の目的は俺を墓堀にでもするつもりか。
[悪態を一言述べて、でも作業は進む。黙々と黙々と。]
ま、お前もここには知り合いがいねぇことだろうし、俺がやっても構わんだろ
[あけた穴に体を横たえ呟くと、去来するのは過去の、隊商の護衛の依頼をこなしていたときに出会った時のこと
森で狼に襲われていたときと比べて、まだまだ頼りない存在であったエーリッヒ。ただそれはいわれることなく自分で自覚していたようで武芸を習いたいという
あの時は人手も足りなかったから当初は渋々了承しただけであったが、それでもその間しばらく行動は共にしていて、それが例え僅かな期間であったとしても、こちらの大陸に来てからというもの。誰かと群れることなど滅多になく。だからだろうか
己の短刀を一つ。エーリッヒの元に置いたのも。そして土を被せた後]
さらばだ……戦友よ
[思わずそのような言葉が漏れたことも]
[胸に手をあて頭を垂れ黙祷。それも終えると
振り返り、集会所…広間には寄らずに自室へと戻る
表情をうかがわせないように俯くのは*もうやめていた*]
[暫くそうして、落ち着いたとは言えなかったけれど、涙は止まった]
[アーベルに手を貸して貰い、立ち上がる。
広間を見た。自分の起こした事の、後を片付ける人々がぼんやり映った。
開きかけた口から音は洩れず、謝罪の言葉は紡げなかった。資格は、ないような気がした。首を左右に振り、小さく頭を下げる。
そのまま、項垂れるようにして、彼に連れられて、階上に向かった]
[カァ。]
[薄闇の中に飛来するその姿はよく見えなかったが、声でわかる]
……ザフィーア?
イレーネのところ、いたんじゃなかったの。
[繋いでいない手を持ち上げようとすると、左肩に停まる。
その意図は、なんとなくだけれど、伝わった]
ん。
[微かに頷いて、部屋まで辿り着く。
アーベルとは、そこで別れた]
[全てが拭えるとは思っていなかった。何せ一日前の血痕だ。それでも人目について、人が集まる場所に残しておくのは躊躇われた。
何せ、広間は平和の象徴のようなものだ。と、...は思ったから]
だから、やっぱりアイル兄さんを呼んでもらおうように頼むのが一番いいか……。
[領主の第一子の名前を兄として呟いたが、...はそれを無自覚で口にしていた。そして黙々と*床を拭った*]
[ベッドの上に、腰を下ろす。
本当なら、服は着替えるべきなのだろう。
けれど、その気力もなかった。
寝転がる。
暗い。
端に停まった鴉が鳴く。視線を動かした。
歪む視界、黒の中に目立つ色。見慣れた、銀と藍。
手を伸ばして、指先で触れた]
あ……れ。
[奇妙な感触がした。
皹。それも、かなり深い]
なんで。
[鴉の脚にあれば尚の事、それは、容易く傷つくとは思えないのに]
/*
何故かまだいたり。
それだと俺が吊られる可能性もありますがというか、かなりの高確率でこっちにくるような気もひしひしと(汗)。
現状、俺が前にではってる分、そちらLW認識されている可能性が高く。
まあ、動いてみましょうか、というところで今度こそ沈みます。
*/
[声をかければ必ず返る悪態。][それを心地よさ気に感じるのは。][今まで彼らのほかにこの広い赤い世界に居たものが殆ど無かった為で。]
[結局の所それは。][孤独を感じていたからで。]
[だが誇り高き銀の狼はそれを認めることは決して無いだろうが。]
…無理をすると、壊れるぞ。
生きていたいのだろう?
それにしても。
貴様の大切なものは…。
[最後は言葉にはならず。ただ低い笑いゴエに変わる。]
[小さな意識と明るい声は、何時の間にやら消えていて。]
[熱が冷めていく。
正常であったことが、異常だと、次第に理解出来るようになる。
ハインリヒの言葉も、蘇った。
その、意味するところは――]
嫌だ、なあ。
[きっと、麻痺してしまった思考能力のせいだ。
パタりと、手がシーツの上に落ちる]
[目を閉じた。
闇に包まれて、銀と藍は見えなくなる。
*それでも、赤はこびりついて、否、更に鮮やかに映えて、消えない*]
[目に映るのは、エーリッヒに黙祷を捧げるマテウスの姿]
・・・ありがとう。
[両の瞳から流れるは紅き涙]
[視界が紅に染まっていく][終焉の時は*まだ遠く*]
/中/
ええ…あまりそんな気はしないんですが<アベ吊り
むしろ危険なのは、昨日のエリの流れからユリアンな…発言数的には大丈夫なんですが。
昨日と同じ発言数ならミハエルの可能性も。
とりあえず危なげな橋を渡ってきます。
私が前にでればまた吊り先も変わってくるでしょうし。うん。
/中/
なんかこう、狂い死にしたいんですが、そこまでの過程がとても大変な予感。
どー、しよっと。
自分以上に狂ってる人が多くt(たーん
/中/
つーかグリズに変わって前に出る方法もあったんだよね…orz
RP村で潜伏したっていいことナイデスヨネソウデスヨネ(つд`)
[階下の喧騒が収まった頃、浮く様だった熱もまた引いて行った。
一つ息を吐いて、扉を背に座り込む。
ポケットの内側から脚に当たる堅い感触。部屋を出る直前に入れたそれを思い出し、取り出して掌に置いた。]
これ、まだあったんだ。
[ずっと昔、父親が幼い少女に与えてくれた物。幼馴染みたちに負けたくなくて、無理にねだったものだった。
これを使わずに済んだことには、正直安堵していた。]
・・・・昔は男の子になりたかったんだっけ。
[何かと格好良いアーベルに憧れ、多少弱々しくとも結局は彼と同じユリアンを羨ましがっていた。あの頃彼らに影響を受けた、自分を「ぼく」と呼ぶ癖は未だ抜けてはいない。]
ねぇ。
もしぼくが男の子だったら、
もっとちゃんとやれたのかな。
[今は、彼らすら信用することは許されない。
――殺さなくてはいけないかも知れない。
だから、変わらず自分の名を呼ぶ彼らが怖かった。
だからこそ逃げてきたのかも知れなかった。]
ぼくはもう、リューディアでいちゃダメなのに。
そうしないと痛いのに。
だから、選んだのに。
[疼く左肩を押さえて、顔を立てた両膝に埋めた。浮かんできた涙を零したくはなかった。
どうしてこんなに弱いのだろう。]
なんで、ぼくなんだろう。
・・・・・・もう嫌だ。
[小さく小さく呟いた。]
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を選択しました
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を取り消しました
[ミハエルの呟きは届いたが。][薬師の業しか知らぬ少女に、その名が意味する所を知る事は出来ずに。]
[同じように黙々と片付けて。][掃除が終わると、ミハエルから布を受け取り、台所へと向かう。]
[布を洗おうとして手は止まる。][布に染みた赤に。][染まった掌に。][ユリアンの、エーリッヒの。][姿は鮮明に思い出されて。]
人殺しをしなければ出られない。
でも、私は…人を…人を、殺せ、
――っ、痛っ。
[殺せるだろうかと。][疑問に思うと同時に頭が痛んだ。][昨日のような、鋭い痛み。]
[眉根を寄せながら。][それでもまた、考え続ける。]
…他に、方法はないのかな…システム…って、どうし―――ぁ、っぅ。
………痛ぃ…あたま、痛い…。
[訪れる痛み。][頭を押さえようとして手を見れば。][両手は紅色に染められたままで。]
[そのまま、その紅に唇を寄せて。][掌を齧るように、口を開き。][舌でほんの少しだけ、赤色をすくい取った。]
[以前、口にしたのと同じ味。][鉄の味。][それはとても。]
あま、い。
[呟けば。][痛みは消えた。]
[瞬く。]
…あ、れ…?
[不思議そうに両手を見て。][痛みは今は欠片も無く。]
[ふとクレメンスの言葉が思い出された。
『お薬が合ったのですかね?』
と。]
薬
これ、
[が?と、呟こうとして。][ぐらりと体が軽く傾ぎ。][だがすぐに持ち直し。][何事も無かったように、血塗れた布とと手を綺麗に洗った。]
[台所から出ればミハエルに、ねぎらいの言葉をかけられて。][それには言葉少なげにいいえと返し。][そのまま二階へと上がってゆく。]
[足取りはしっかりとしていて。][儚い印象派どこか薄れていた。]
[銀色の意識の丁度真ん中には、真っ白な卵のような意識が眠っている。]
[それがこちら側でのブリジットの意識で。]
[だがこの世界で起きることは*無く。*]
/*
おはようございます、と。
今日の吊りに関しては、リディ発見描写の内容とそこからの流れ次第になるかな、と思いつつ。
その関係で、こっち来る可能性も否定できないかな、と。
最初から残る・残す想定の視点と、全然それが見えない視点では捉え方違うから。
ぼちぼち、発言数よりも展開重視の段階でもありますしね。
とにかく、ここまで来たら動かないと。
こっちも動きの中で、「死ぬ気はない」意思を出せるようにしていきますので!
あとは、負担かけて申し訳ないけど、狂信さんにも頑張っていただく、という事で……。
*/
/中/
俺がこの展開、違う立場から見てたら、どう思うじゃろかねー。
イレーネ襲撃展開じゃない時点で、一瞬はらら? となっていそうな(^ ^;
いやはははは……あーと、色々すいませ……ほんとorz
まあうん。
今は、反省するより動け、動け。
ところで、なんで昨日、姫抱きする事になったのかが、さりげなく謎。
そもしがみつかれるとは思わんかったよ。
ほら、狼触ると聖痕痛い設定あったし。
それ作ったの俺だけど。ど。
//
人狼は見えるものの、
人狼の方向性が見えないな……。
占霊がいなくなったからかもしれないけれど、
ダブルでCOされても、どちらに行くべきなのか。
……この期に及んで、読み違えてないよね?
ブリジットは無自覚だったのだろうな。
[右腕が痛んだ]
……っつ、
[微かに声はあげて、左手を添える。
袖に残った赤が映った]
[夢を見ていた。
昨夜の繰り返しの夢――ではない]
[カァ、][鴉が鳴き声をあげ、羽ばたく]
[顔を顰めながらも、そちらを見た。
赤の残る、不鮮明な視界。そこに浮かび上がる黒。
見えるようにも、視えるようにも、なっていなかった]
そりゃそうだよ、ね。
[わかっていた。
彼の力と僕の力は、同じではないのだと。
僕が見えなくなり始めたのは、彼が訪れるずっと前だったと。
それでも、
一度は諦めてしまった望みが叶うかもしれないと知って、
止まることは、……出来なかった]
[目の奥が熱い。
痛みに似た熱を持っているようだった。
添えていた左手を離して、顔に当てる]
いつまで…… かなあ。
[ポツ、と呟きが零れた。
色々なものに、宛てた言葉]
[ベッドから降りて、机へと向かう。
ぼんやりとした頭のままに、袋から作りかけの飾りと石を取り出した。
今更、自己満足かもしれないと、*そう思ったけれど*]
中
ばっちり一時間ほど遅刻しましt
やっぱり色々無理したかなぁ…まぁそれは置いといて
死ぬ順番は今更…だよね。こっちはよくても向こうの都合もあるだろうし。
うーん。順番間違えたかなぁ…
―自室―
[それは、唐突に訪れた。
夢も見ずに薄闇の中に沈んでいた意識を、鋭く斬り裂くように]
――ッァアッ!
[右肩から全身へ。
いい加減慣れてきたかと思っていた痛みを、軽く凌駕するそれ]
ぅ、あ…。
[右肩を抱え込む。
半端ではないそれに、暫し息を整えようと]
――そん、な。
[荒い息の中、呟く。
ベッドから滑り落ちるように降りる。
燃えていた炎は殆ど消えかかっていた]
…ま、さか。
[まだふらつく足で。
それでも壁に縋って扉へと。そして部屋の外へと]
[あの時のように。
不安と恐怖にかられるように歩く。
辿り着いた先の部屋]
…リディ、ちゃん?
[小さな小さな声を掛けて。
そっと目の前の扉をすかした]
[視界に入ったのは、ベッドで休む人影。
一瞬の安堵。
しかし次の瞬間には]
こ、の…匂い……!
[部屋の中に満ちていた、錆付くような臭気が押し寄せた]
[扉を大きく開く。
部屋の中は多少乱れていて。
ガタンという音を立てて何かが倒れた。
けれどそれにも気を払うことなく一直線にベッドへと]
あ、ぁ…
散って、しまった……
[伸ばした指先には、千切られた蒼花。
紅に沈んだそれはもう何も伝えてこない]
緋に沈んで。
それが欲しいと思ってしまったのは。
私、なのに…。
[肌蹴られた衣服。
左の胸に一際大きな傷。人の命の核となる場所が、無い]
なの、に……
[熱いと、痛いと思った。薄らとした記憶に残るのはそれだけ。
今は熱くも、寒くもない。音もない。匂いも、臭いも。
それに疑問を覚えることもなく、ただ漂う夢の中にいた。]
[祈りを]
[そう言われ、聖句を口にのぼらせた昨夜]
元神父であって、今は本当は違うのですけれどね。
[苦笑したのは祈りの合間に]
十字架を落としてきてしまっているので、俺は神父じゃないんですよ。
でも、祈りのことばは同じですしね。
[神様には少し我慢してもらいましょうと]
あおいはな、ちらそう。
[ふと口をついて出たのは。
つい先日、視る力を持っていた青年が言っていた]
咲いた花は。
散るがさだめ。
[ベッドの脇に座り込んだまま。
手を伸ばしてリディに触れたまま]
それでも花は、咲く。
…運命なんて、知らない。
知らないままで、いたかった…!
[全身を駆け巡る痛み。
慣れることなんて出来るわけがなかった。
そんなものでは、なかった]
[バサリ、][急に視界に影が下りる]
ザフィーア? どうしたの。
[この賢い鴉が、そうして他者の邪魔をするのは珍しい事で。
顔を上げて、窓の外を見る。
新たに雪が積もったのか、真白に塗りかわっていた。
それと自分の姿とを見比べて、着替えてもいないことに、今更気づく。赤はもはや黒ずんでいる。鼻も、麻痺してしまったのだろうか]
……。風呂でも、入ろうか。
[そう「理由」を付けて、部屋を出る]
/中/
こりは下手すると最期まで心臓しか喰えませんか、そうですか……(ほろり。
まあ、俺の文章技巧スタイルだと、その方が楽よね。
[皆が部屋に戻っていく]
[自分もまたそうだった]
本当は湯を浴びようとしていたんですけどねぇ。
…ああ、おかしい
[くすとわらった]
[夜の闇が落ちた]
[静寂]
…いいえ、望んだのは、私。
姉様のように、なりたくて。
[それなら役目を果たせと。
そう朱花は訴える。熱と痛みをもって]
でも、リディちゃん、は…
[開いたままの扉から、僅かに残っていた熱も去ってゆく。
静かに冷えてゆく部屋]
[開け放たれた扉。
誰かの声が聞こえた気がした。
妙に足が重くて、一歩一歩、ゆっくりと進む。
ザフィーアは先に行くことはなかった]
[ゆっくりと振り向く]
いない、よ。
ここには、もう、いないの…。
[扉の前に立つ影に告げる。
座り込んだ体勢のまま]
あおいはな、ちらして。
どこか、いっちゃった…。
ん?
[彼はすぐに入っていった]
[誰の部屋だろうとそちらに向かう]
[部屋の中から声がした]
…
[へぇ、と、小さく口が動いた]
[名前を呼ぶ、何時もの声。]
なぁに?
[どこかに行ってしまったと、嘆く声。]
・・・・ぼくは、ここにいるよ?
[暗闇の中呟いた。
急に、光が射した。]
[胡桃色と、灰銀色。
白の上に、鮮やかな色。
鉄に似た臭いが、強く満ちていた]
……何、やってんの。
[少女が何を言っているのか、わからなかった。
だって、こんなに綺麗に咲いているのに。
――違う、これは、彼女の花じゃない]
起きなよ、リュー。
寝ぼすけ。
起きないと、グリンピース御飯に入れるよ。
[脇を擦り抜けてベッドサイドに左手を突いて、リューディアの頬に触れた]
[冷たかった]
[ミハエルが掃除をした広間はしかし、それが簡単に落ちないことを意味していた]
[かすかに黒い]
[しかしそのままキッチンへ向かう]
[食べやすいものを用意しておこうと思ったのか]
[スクランブルエッグを]
[スチームミルクを]
[そしてやわらかいパンとバターを机に置いた]
こんなに、冷えてる。
下で温まろう。
早く行かないと、御飯取られるよ。
[レディ=アマンダに。
……違う、彼女は、もういない]
それに、こんなに汚して。
掃除とか洗濯、誰がすると思ってるの。
[ノーラさん?
……違う、彼女も、もういない]
起きてるよ。
[呼び掛けに答えても、更には返らない。]
ああ、ユーリィまた無理してるでしょ。
ぼくはこっちだよ?
――レーネまで?
2人して、どこ見てんのさ。
[訝る様に言いながら、その視線を追い――]
[ユリアンがリディの傍に寄る。
くたり、と触れていた手が床に落ちた]
もう、食べなくて、いいね。
もう、食べられない、ね。
もう、痛くない、ね。
苦しく、ないね。
[視線はリディへと動いて]
もう、いないんだね…。
……お嬢様どころか、お姫様気取り?
でも、生憎と僕は王子様じゃないんだよ、眠り姫。
[返事は、無かった。
蔦の伸びたような蒼い花は千切れて、赤を帯びている。
それより何よりも、あるべきはずのものが、無かった]
なんで、そんな大切なもの失くすの。
[それは彼女自身の手によるものでないのは、明白だった]
……っきろよ、
馬鹿、
リューディア……!
[涙は出なかった。
泣かなかった。
泣けなかった。
泣くことは、出来なかった]
[――クァ、][鴉がないている]
[イレーネの言葉が聞こえる。
わかっている。
もう、彼女は、 ないのだと。
それでも、わかりたくなかった]
・・・・誰だか知らないけど、早く起きてあげなよ。
レーネもユーリィも心配してるじゃないか。
さっきから何度も呼んでるじゃないか、リューディアって。
・・・・・・・・リューディア?
本当にかわいそうに
[くすと笑う]
[食べ終わった食事を片付ける音]
人の心を持つからこそ、人であるのに。
泣けないとまで思われているんですねぇ、人狼は。
ユリアン…!
[運んでもらった時、聞いた言葉が甦る。
ユリアンに聞いてくれ。
咄嗟に手が伸びた]
お願い。
もう、休ませて、あげて…。
[その腕を掴もうと。
大した力ではなかったけれど]
……、
………っ……。
[声すら、出なかった]
[腕を取られて、顔を上げる。
定まらない視界に、灰銀色が映った]
ごめ、ん、イレーネ……
僕の方が年上なのに、ね。
[体勢を直して、彼女に向き直る。
片手でバンダナを解き、前髪を掻きあげた]
美味しかったですかね、人は。
[囁いた声は、――届いただろうか]
[狼だけの言葉は使えずとも、人には聞こえぬだろうほど小さい声]
[ふるり、と頭を振る。
涙無く慟哭している青年に]
…誰か、呼んでこないと。
シスターか、クレメンスさんか。
[先にその二人が浮かんでしまったことで。
嫌でも再確認させられる]
身体を拭く、布とか、も。
もって、こないと。
[立ち上がろうと、ベッドに手をついた]
あの子がリューディア。
リューディアはぼく。
でもあの子はそこで寝ていて、
ぼくはここにいて、
でも同じリューディアで、
あの子は、ぼく?
[少女の上には緋色の花が咲いていた。
左肩にも胸にも。
あの色は、アマンダがいなくなった時にも見た。ノーラが運ばれてきた時にも。
彼女らが、死んでしまった時に。]
[解いたバンダナをリューディアの胸上にかけた。
汚いと言って嫌がるかな、そんなことを思う]
……ん、僕が呼んでくる。
具合、よくないんでしょ。
無理しないで。
[作ろうとした笑みは、上手く行かなかった]
[もう一度見上げれば、強張った表情。
無理に笑おうとしている様子に、身体ではない場所が痛んだ]
…うん。
お願い、します。
ユリアンも。
…無理は、しないで?
[バサという羽ばたきが聞こえた。
クァという小さな鳴き声も]
うん。ザフィーアも。
よろしく、ね。
−二階個室−
[目が覚める。][ぼんやりと瞬きをして、頭をかいた。]
[部屋の外から声が聞こえる。悲鳴のような、怒声のような。][はっきりと届かない内容。]
[何を騒いでいるのか。][聞こえなくても。][よく、判っていた。]
…ぁーぁ。
たくさんたくさん……って
言ってたのにネ。
[一人ぽつりと呟く声色は、少女の響きをしているのに。][どこか、低い。]
ザフィーアは、いいよ。
ここにいて。
昨日は、僕のそばにいたんだし。
それに今は少し明るいから、平気。
[途切れがちな言葉は、やや淡々としていた。
鴉の返事を待たず、部屋の外へ、そして、ひとまず階下に向かう]
[我に返った]
ああ、いけない。
まったく、気持ちよすぎますねぇ。
誰が洗ってくれてたんでしょう
[呟いて、持ち直す]
[暖かい湯で濡らしたほうがいいのだろうかと、廊下に出た]
…だネ。
美味しそうだったから、ね。
蒼い花はとっても。
[一人呟くそれは。][返した返事は、誰へのものか。]
[ぼんやりとした眼差しは変わらず、窓の外を見つめ。][空は白と青が混ざる。][とても、綺麗な。]
…あ。
[カラスは立ち去る背にクァと鳴くと、こちらにやってきた。
覗き込まれるように見られれば、小さく息を吐いて目を閉じた]
戻ってきたら。
手伝おうね…。
/中/
あ、昨夜のログでも表明してたんだっけ。
ジットがそうなるんですか、結局。
途中読み落とし幾つしてるんだろう、私。
やっぱりこのキャラだと狂信者の方が正しかったのかな。
クレメンスさんのようにふかふかと黒くはできませんけれど。
上手く、やってたってのに。
嬢ちゃんは嬢ちゃんのままで、いられるはずだったのに。
[たとえ破綻していても。][それでも、こんな所で色々なものが崩れることはなかったはずで。]
…これがシステムの力、かネ?
何もかもが狂ってくような…
[それを口にすれば、ちくりと頭に痛みは走り。][顔を歪め。]
……それとも、これが正常?
[それを口にしても、痛みは無かった。]
……、
[開いた口から声は出なかった。
浅く息を吸って、吐く。
喉の傷が、僅かに痛みを訴えた]
リューディアが、
……部屋で。
汚れているから、タオルを、って。
あーごめんデスよ。
はいはい、もうなんも考えませんから。
[再び誰かに明るく話しかけるようにして。ベットから降り大袋を手にし。]
…たとえ、限界近くても。
[その手を一旦止めて。][その一言だけ低く囁いた後。]
とりあえずやる事ダケやっときますか。
サボると旦那恐ぇし。
[すぐに明るい声色へと変わり、薬草をすりはじめた。][その手つきだけは、少女のそれと*変わらず*]
……何が。
[意味が、わからない]
泣けません。
だって、僕も、変わらない。
[手を払って、頭を振る。
バンダナのない髪は、バラバラに乱れた]
それより、早く、行かないと。
……きっと、寒い。
変わらなくても、泣いていいんですよ。
君は人なんですから
[にこりと笑う]
[頭から外れた手は、自分の持つタオルに添え]
そうですね。
でも
[風呂場の方を見て]
そんな顔をしていたら、心配されますよ?
あとで、シャワーを浴びましょうね?
[次いだ言葉]
人じゃなかったら、
[顔を上げる。
彼はすでに、タオルを持っていた。
偶然だろうか。それ以上思考する余裕はなく]
――泣いたら、いけないんですか。
Kyri……
[呟きかけた言葉はやはり途切れた。
どちらを選ぶにしても、それは]
それでも、どうか。
リディちゃんは。先生は、ノーラさんは、エーリさんは…
[ゆっくりと目を開く。
立ち上がる。どうにか動ける。
痛みもだるさも消えてはいないけれど。
バンダナはそのままに、その上から毛布を掛けて]
ごめんね。
荷物、触るよ。
[返事はなくともそう声を掛けて。
中から着替えを出して用意しておいた]
……そう、ですね。
きっと。
[問いを重ねたかったが、今はリューディアの方が先だった]
僕が、持って行きます。
[手を伸ばす。
彼に、あの姿を見せたくないと思った]
ええ。そうですよ
みんな、人です。
人狼もね。
[囁くように言って]
[しかし伸ばしてきた手から遠ざけた]
だめです。
君もふらふらしてるじゃないですか。
一緒にいきましょう、ね? ユリアン君。
……。
[相変わらず、距離感は掴み難い。
だから、その手は届かなかった]
……それじゃ、部屋の入口まで。
あれでも、女ですから。
[こんなところで、押し問答をしている時間も惜しかった]
まったく
[苦笑して]
わかりました。
じゃあ、…俺だけじゃ運べないでしょうね。
誰か呼ばなければいけません。
[といいながら階段をのぼる]
[ふと思い立って手を差し出し]
つかまります?
[階段を上りきり、廊下を歩み、部屋の前へ。
扉は薄く、開けていた。
クレメンスを後に待たせて、そこに立つ]
……お待たせ。
…おかえり、なさい。
[聞こえてきた声に振り返る。
ユリアンの向こうにはもう一つ人影が]
タオル、貸して。
着替え、も、出したから。
[身体を拭いて、着替えをさせて。
多分一人でできることではなかった*けれど*]
[クレメンスの表情は見えなかった。
彼からタオルを受け取り、中へ入って、イレーネに渡す]
……平気?
[やはりその動きは覚束ないように思えて、尋ねた]
[答えが何であれ、ひとり任せるわけにもいかないから、クレメンスに誰か――というより、もはや頼める女性は限られていたが――を呼ぶように、*頼んだ*]
シスターか、それともブリジット君ですかね。
わかりました、探してきますよ
[といい、個室をノックする]
[二人以外の返事がある部屋にはちゃんと謝る]
[詳しい事情は説明しないままに]
[――しかしその実、ブリジットの部屋は敢えて避けていた]
[シスターを探し、彼女と共に*その部屋に*]
/*
いつの間にやら一人で17発言もしている罠。
他の人いないにゃー(ごろり
むしろ喰われた理由が絡み下手だからとかだったらごめんなさいorz
ああ、そういえば表で言い忘れてましたが。ナイフは万能ナイフ?っぽいのを想定していたり。鉛筆削ったりするあれ。
殺傷能力低い上に当然銀じゃないから、人狼には効くのかどうか。
[声が聞こえた。足音も複数聞こえた。どちらも穏やかなものではない
既に目を覚ましていた。でも、行く気はなかった。]
占い師、霊能者、守護者、聖痕者…なぁ
[占い師、というのがエーリッヒだろう。スティグマといっていたのが聖痕者のことだろう。
過去の事例をどこかからか漁ってきたのだろう。今日もまた届けられた紙に目を通して呟く
最も、システム、因子。などについては書かれてはいなかったが]
発端は手紙が来て…なぁ…まぁ…原因はそれだけじゃないようだが
まともなようでまともじゃなかったしな
[三日前の出来事を軽く思い出しながらも、紙に書かれている内容。己が護衛した依頼主は巧妙に嘘を重ねた。虚の存在であった文面を読む]
あのクソ爺…どこで調べたんだか…こっちの国に来る前のことは調べれんとは思うんだがなぁ…ただの偶然か?
[それを知る術は残されているのかどうか]
…ま、癪ではあるが、依頼主は依頼主ってことか
[最後にもう一度文面を眺める瞳の奥には、ほんの一瞬。*朱金の輝きを宿していた*]
[ザァ――][雨に似た音が耳を覆う]
[他には何も聞こえず、見えない。
熱い湯がこびりついた血を流して、傷口に染みる。
けれど、いない人々はもう、あたたかさも痛みも知ることはないのだ]
そして、
そのうち一つは、
僕が奪った、か。
[確かめるように、言葉にした。
薄く開いていた眼を閉じる]
[*滴が頬を打った*]
―外・薪小屋―
ふむ。やっぱりありませんね
[斧がない]
[困った顔をした]
割ろうと思ってましたのに。
まあまだ…薪はありますか
[それを広間に運んで、*しばらく転寝*]
/中/
さて。
もどってきたとこで、色々やろうと思うんですが。
せっかくなので、白赤交差で。
なんだけど。
………………………………。
『肌蹴られた衣服。』
↑
この一文、見なかったことに……しちゃ、ダメだよねorz
あい、がんがります……。
─森の何処か─
[白い雪の上、点々と続く、四足の足跡。
獣のそれの、その先には。
木にもたれて眠る、蒼い髪の青年。
その表情は、乱れた前髪に隠され、伺う事はできず。
辛うじて見える口元の、歪み。
それが──その心の内を語るのみ]
[『無理をすると、壊れる』。
銀のコエのコトバ。
それは、理解してはいたけれど。
何とか押さえ込もうともがいていた。
血を求める渇き。
肉を求める飢え。
生ける者が自然に持つそれらの欲求は、容易く押さえ込めるものではなく。
限界が、訪れて]
─回想/昨夜─
……つうか……そろそろ、限界ってヤツ……?
[ユリアンを部屋まで送り、自分の部屋まで戻ったものの。
気力が続いたのは、そこまでだった]
はは……飲まず喰わずは、一日が限度って……ナニコノ、不便な身体……。
[零れ落ちたのは。
声か、それともコエか。
分かたれるという選択肢も、従うという道も選ぼうとしない、心とココロ。
軋みが、痛い]
…………。
[軽く、唇を噛む。
ブランデーの瓶を手に取り、中を乾した。
渇きは静まらない。
酔いに浸ることもできない]
……ちっ……。
[苛立ちを帯びた呟き。
瓶を、テーブルの角に叩きつける。
破砕音。誰かはそれを聞いたろうか。
できた破片を掌の中に握り込む。
鋭い痛み。
しかし、それでも、身を焼く疼きは鎮まらず]
はっ……ホントに……厄介……。
[零れる嘆息。
最早、手段が一つしかない事は、理解していたから。
動いた。
緋色の本能の導くままに]
[その際に、幼い頃から知っている少女を選択したのは、何故だったのか。
理由は、はっきりとはわからない。
もしかしたら、聞きたかったのかも知れない。
今、ここで起きている事。
自分たちを捕えている『システム』を。
本気で受け入れているのかを。
その、絡みつく蒼花の定めを]
[『狩り』自体は、酷く単調だった。
元の身体能力においてすら凌駕しているというのに。
そこに、獣の俊敏さが加えられた今、少女を捕えるのは容易く。
押さえ込み、声を上げられぬよう、意識を失わせる。
もしかしたら、無意識の内に少しでも痛みを感じさせぬように、と思ったのかも知れない。
狙いを定める。
柔らかな双丘の一方、その奥で脈打つモノへ。
必要以上の傷をつけようとは思わなかった。
それも、獣ではなく人のココロ故か。
爪のみを具象した手の一撃は、的確に急所を刺し貫き。
鼓動していたそれを引きずり出す。
衝撃に、少女の身体が大きく跳ねる。
血の香りに陶酔した意識に差し込む、不可解な痛み]
……ああ。
[零れる、コエ]
……オシマイ、か。
[コトバと共に、蒼の瞳から、雫が零れて、消えて。
高まるあまい香りに。
意識が酔う]
[突き動かす緋色の衝動。
それに逆らう事はなく。
蒼き風の狼は、自らの意思で得た獲物を喰らう。
鼓動の源は食い尽くされ。
その目はやがて、動かぬ少女の蒼へ。
低い、唸り。
鋭い牙は、蔦のよに伸びたあおを、喰らう]
……あは。
[緋色の意識に、零れるコエ]
あはは……あはははははははっ!
[響く、響く、笑いゴエ。
妙に愉しげで。
酷く哀しげで。
陶酔の中に感じる痛み。
壊れそうな心地がして。
外へと、飛び出した]
─森の何処か─
[どこをどう、駆けたのか。
白と、黒の、森の奥。
しんと静まり返ったその場所で。
蒼の髪の青年は、いつしか眠りに*身を委ね*]
/中/
下書きに要した時間・約一時間。
にもかかわらず、なんじゃ、この誤字と変換ミスの嵐は……orz
さーてと。
差し当たりの問題は、今日狼側を吊らないという展開を村側がありとするや否や?
話の運びようだとは思うんだけどねー。
取りあえず、このまましばし様子見。
話の中心には行かない事で、暴れて散る気はない、と主張するしかないかなあ……。
ブリスもしんどいのはわかるんだが、潜り込みすぎちゃったからにゃー。
一番怖いのは、半端に動いて予定外・予想外のとこが吊られることかぁ……上手くフォローできるといいが。
とにかく、動き待ち。
―二階―
[夜明け前、まだ暗い内に神父が戸を叩くのを男は聞いた]
どうした?
[問い返すと、ナターリエかブリジットを探しているという返事と謝罪。詳しい説明はなかった]
[神父が立ち去った後、男はナップザックを手に部屋を出る。廊下の向こうから隠しようも無く漂ってくる濃い血の匂い。引き寄せられるように近付き、僅かに開いていた扉の隙間から、その光景を見る]
………。
[ゆっくりと扉から離れ、神父が戻って来る前に階下へと降りた]
投票を委任します。
小説家 ブリジットは、青年 アーベル に投票を委任しました。
小説家 ブリジットは、傭兵 マテウス を能力(襲う)の対象に選びました。
小説家 ブリジットは、ランプ屋 イレーネ を能力(襲う)の対象に選びました。
中/
私用中なので顔出しだけ。
ぁー。うん、それは確かにと…。
もどったら前出るようにしていきます…うん自分なりn(弱
そして本日の吊り襲撃はどうしましょう。
吊りは今日も委任のままで、襲撃は一応、ですがイレーネにしてあります。
そして少し離席。。
//
箱に戻ってから自分のptと発言数を見ると、
目を逸らしたくなりますn
でも、今日は自重しないっ、したらいけない場面だ、多分っ
[男は人目を避け、勝手口から外に出る。目指したのは慰霊の石碑。無論祈りを捧げる為ではない]
無駄なあがきってやつかもしれねえけど、な。
[呟いて、石碑の裏の土を、ダガーを使って掘り返す。簡単に見つからない程には深く。掘り返すに時間がかかり過ぎない程度に浅く。やがて、幾分かの時間をかけて掘られた穴の底に、ナップザックを置く。土をかける前に、自分のコートで覆ってから埋め戻した]
/*
お疲れ様ですー。
んー、待ちの姿勢に入っちゃってるから、周りもつつきにくいんではないかと。
ブリスは今まで後退気味だったから、起爆ポイントがわからないのと、あと、起爆させていいかがわからない(村視点LWがはっきりしてない)から、扱いあぐねてるのかな、とは。
なんで、自分からどっか突っ込んで、弾けるしか。
俺が集会場にいるとみんな突っ込んでくると思うんで(そうなると確実に吊られる気がががが)、しばらく大人しくしてますから。
吊りは現状、取りあえず保留。
襲撃は、イレーネは多分、エンディング分岐のキーになるから残しといて、むしろ本筋取り残され気味のミハエルかな、と。
*/
/中/
……はいん、それ、吊りフラグ?(汗)
まあ、ブリス覚醒に時間のかかりそうな現状は、助かるっちゃ助かるが……。
…………なんかほんとに、各方面に色々すまぬorz
頑張る、頑張るよ、俺!
[シャワーを浴びた後。
広間のソファでぼんやりと膝を抱えていた]
[アーベルに、知らせないと。
暫く経ってから、そう思い当たった。
……本当はもっと早く、真っ先に浮かぶべきだったのに]
[避けていた]
[視界の端で、炎の赤が揺れていた]
……な……俺は…寝てたのか…
[いつ眠ったかも覚えていない。いや、寝ていたことにも気づいていなかったというべきか。そのせいか時間の感覚も薄い
常ならば、眠っていたとしても、周囲に警戒をする余裕は残しているというのに
その感覚は、なんとも懐かしく]
…ふん…偶然で済ませていいものなのかね
[手の平で顔をそっと覆うようにして呟く]
[誰かが広間から出て行くのが見えた]
[追いかけるかどうするか]
[しかしそんなことがすぐには浮かばないくらい、寝ぼけている]
--回想・二階個室--
[この間と同じ配合をした香を、同じように小袋にいれようと袋を開いた所で。][順に扉を叩く音が聞こえた。][手を止め、扉の方を見る。]
[ドアを叩かれるのを暫し待っていたが、それが自分の部屋を訪れることはなかった。]
[音は順に別の部屋のドアを尋ねあるき。][少し離れた場所で、音の後に、ハインリヒの声と、クレメンツの声が聞こえた。]
[そこから、扉を避けていたのが誰だったのか、を知る。]
神父さん、か。
[そして音を立てないように扉をあけて、一人階下へと。]
--→広間--
[暖炉の中に、小袋を放り込み薪を足す。][そこからのぼる煙は、ほとんど何も変わってはいないが。]
[獣と同じ嗅覚を持つ者であれば、僅か引き寄せられるような、甘い蠱惑的な匂いを嗅ぎ取れたろうか。]
[暫く炎を見つめ。][そして、そのまま暖炉の前でうとうとと。]
小説家 ブリジットが「時間を進める」を選択しました
[二階の廊下。
朧げな記憶を辿り、部屋を探し出す。
一つの扉を、ノックして]
……アーくん?
[静寂。返答はない。
試しにノブを回すと、扉はあっさりと開いた]
/中/
もどりました。諸々お手数おかけします…orz
起爆ポイントは一応、イレーネ辺りを想定してます…(聖痕者だから
他の人にも突っ込まれたりしつつ(ぎぎ
それじゃ襲撃は一応おまかせにしておきます。
小説家 ブリジットは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
--現在・広間--
[誰かが出て行く音と、立ち上がるような音とで目が覚める。]
…神父さん。おはよう、ございます。
[挨拶を紡ぐ彼女の声色は、いつものそれと同じように。]
[人影は、ない。部屋を間違えたのか。
けれど、机の周囲に散らばる煌めき――瓶の破片が、それを否定した]
……。
何、してんだか。
[呆れたような口調。声は、違った。
ざわめくような感覚。嫌になる。過敏になっているだけだ]
[一歩、二歩と近づいて、しゃがみ込み、欠片のひとつに触れる。
べとりと、指先に、何かが付いた]
[ 赤 ]
本当に。
[探している間に彼女の声が後ろから聞こえた]
おはようございます、ブリジット君
[探していた手を止め、微笑む]
よく休めましたか?
/*
お帰りなさいですよ、と。
いやいや、残るならここらでネタ温存しないとなんないんで、俺も。
むしろ、フォローしにくいポイントにいて申し訳なく。
多分、突っ込みくると思いますっ。
マテウスが香ネタとか拾ってたし(確か)。
なので、ファイト!
フラグ足りないようなら、赤サイドからもフォローできるようにロール回していきますのでっ!
*/
[切り離された身体。綺麗にされて行くそれを見下ろす少女に色はなかった。
ただ、周りの色を透かし映すだけ。]
・・・・変なの。
[ぽつり落とす言葉にも、眼の中にも感情はない。
左肩に刻まれた蒼花、それだけが変わらぬ異質な色を灯していた。]
…ええ。
[軽く笑む。][ぎこちなくは無いが、"彼女"とは少し違う笑み。]
神父さんこそ。
今朝早くに起きてたみたいでスけど。
何かありました?
[問いには二つの意味を含んでいた。][朝何かあったのかと。][どうして自分の部屋を避けたのかと。]
/*
俺も驚きましたけどね。
袋燃やす描写しかなかったのに、なんであそこまで当てるんだよ、と。
初狼で完璧なんて目指しても破綻するし(←注:した)、焦らずやってきましょう。
という事で、俺もちょこまかネタ拾ったり出して行きます。
*/
…ヴィント、何処にいる。
[蒼い風の叫びと、揺らぎと。][笑い声は眠っていた身には遠く。]
[何があったのかは理解し、じっと見ていたが。][その結末をワラウより。][あの場所に居ない事が気にかかった。]
─森の何処か─
[ぼんやりと、開かれた目。
蒼は自分の居場所を捉え損ねたか、数度、瞬き]
……ぁー……。
[喉の奥、のこるあまさ。
それが、記憶を繋げる]
そーか。
さすがに、あそこにゃいられねぇから……。
[出てたんだっけ、と。
呟きが零れ落ちる]
ああいえ、
血のにおいを直接かぐと、大変かなと思っただけですよ
リディ君が、死にました
[ためらうことなく口にした]
そういうわけで、人を捜していたんです
……ナニ。
[意識に響く銀のコエに。
蒼の風は、どこか億劫そうなコエを上げる]
どこって……外。
森のどっか。場所はよくわかんない。
[滅茶苦茶に走ったから、と投げやりに答えつつ。
どこか、何か。
微かに違和感めいたモノを感じとる]
―村の手前―
[村への道を塞ぐように…けれど、どこか及び腰で…見張りに立っていたのが顔を知る自衛団員だったのは、幸運だった。男は、震える声で戻らなければ撃つと脅す相手にの前に膝をつき、両手を挙げる]
判った、判ったよ。
あんただって辛いんだよなあ。
[深い溜め息と共に項垂れる]
なあ、せめて一つだけ、最後の頼みを聞いちゃくれねえか?
[しばしの沈黙…やがて頭上から「何だ?」と、幾分震えの収まった声で尋ねる声が聞こえると、男は、ゆっくりと手にしていた封筒を差し出した]
女への、手紙だ。約束してたんだよ。頼む、投函するだけでいい。
[雪の上に封筒を置き、そのまま後ずさりに、距離をあける。相手が躊躇いがちに一歩を踏み出したのだけを確かめると、そのまま背を向けて、集会所に向かって歩き出した]
Ich werde Schnee fur Sie bringen.
Diese Erde, alles.
Es gibt es viel, um fahig zu sein, aufzuhoren, es in einem weisen Schleier zu decken……。
[歌の、最初の部分を、口ずさみ。
ぴたり、止める。
静まり返っているはずの森は、どこか、ざわめいているような。
そんな、奇妙な感覚を覚える]
……ん……また、何かやったんか……。
[誰が何を、と。
口に出しはせずに。
ただ、気だるげなため息を]
血には慣れてまスから、そんなに倒れたりはしませんよ。
[それは本当のこと。][彼女も、彼らも。][血には近しい故に。]
[リディが死んだ、には何度か瞬き、俯いて。]
そう、ですか。
[声にはそれだけ、応えた。][驚きは当然無かった。知っていたのだから。]
[だが一旦言葉を切り、驚いているフリはする。]
みんな死んでゆくんですね。
人狼が殺したり、人が殺したりして。
[ゆっくりと目を伏せて。][口からは、溜息。][普段の彼女よりは大きめな。]
[遺書を託した男に相応しく、背を丸め、とぼとぼと男は歩く]
[手紙の宛名は、ソフィー=ミューラー]
[男は、嘘はついていなかった]
[広間に入る]
アーくん、見ました?
[会話をしていたようだが、口は挟まなかった。
視線も向けずに問いかけながら、暖炉傍の椅子に置き去りにしていた上着を羽織り、手袋を嵌める]
森か、ならば問題は無いが。
[うっかり人里や、はては森を越えた場所まで出てはしないかと。][そう考えたのは杞憂だったようで。]
…渇きは、癒えたようだな。
[その声は低く。][声に出して笑いはしないが。]
タイセツなモノの味はどうだった?
[獣の口元には、緩い笑み。]
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を選択しました
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を取り消しました
[自らを喰らった蒼い狼の姿は、少女の記憶には無い。
その正体を知る筈も無い。
それは果たして幸か不幸か。]
・・・・・・
そんなに、欲しかったのかな。
[肉体からは喰い千切られて散った花。
撫でる様に左の肩に触れた。痛みも熱さも、其処から伝わるものは何もない。
システムから外れた者には最早意味を成さない筈なのに、変わらずあるのは何故だろうか。]
……ここ以外のドコいけっての?
[投げやりなコトバ。
渇きが、とのコトバには、ああ、と答えて]
…………。
[最後の問いには、しばし、沈黙する]
……あまかった、けど。それが?
[間を置いて返したのは、低いコエ]
おはよう。
…アベル?
今日はまだ、見てない、、よ。
[起きたばかりなので、挨拶はおはようのままで。][兄のような人の名を問われても、そう応える。]
[動きを注視するのは、彼女の時の癖か。]
そっか。
[パチり、][火の弾ける音に人の声が重なる]
ええ。
場所も、必要でしょうから。
[扉を押し開く。
温度がぐっと下がる。
乾きかけの髪が、風に煽られるのが鬱陶しかった。
白い雪が、陽のひかりが、目に痛い]
人狼も、人。
[初めて聞いた言葉には、少し驚いた様子で。]
[だが小さな笑いに、こちらも笑う。]
そうは見てくれない人の方が多いデスけどね。
それはきっと、正しい。
[どこか乾いた笑みだった。]
[同質の存在の気配]
[すんと鼻を一つ鳴らす]
[アーベルと野菜のトレードをしていた娘]
[あの騒がしい声は もう聞こえない]
[共に過ごした短い時間と][こみ上げる喪失感と]
[全てを胸にただ歌う][世界に向けた子守唄]
[ぼんやりとしたまま、また、歌を紡いで]
あー……そういや。
忘れてたなあ。
[ふと、ある事を思い出す]
この曲の、楽譜のコト……。
確か、慰霊碑の、前だか横だかに埋めてあんだっけ……。
っても、大分前の事らしいし。
もう、ぼろぼろかねぇ……。
[父さんがここに来てすぐ、だもんな、と。
ため息混じりの呟きが零れる]
[目を擦って、歩み出した]
[ざく、ざくり、]
[雪を踏む音は大きく響いて聞こえる]
[村の方角から歩いて来る人影が、視界に映った。
足を止めて、顔を向ける]
さて、な。
どこへでも行けるかもしれんぞ。
ここを綺麗に片付ければ。
自由に。
[投げやりな声にも揶揄を含みながら。][楽しげに。]
くく…。
大事だろうが、なかろうが。血肉の味は変わらなかった訳か。
[所詮、餌と。][呟いて。]
[内に眠る卵は少しだけ、揺れる。][靡くように。]
[空気を震わすことのない歌声。]
だれ?
[ゆるりと首を傾げた。
何処かに落としてきてしまったのか、淡とした、感情のない声。]
……片付ければ、ね。
そんなコトしなくても、俺は。
……自由に、なってやらぁ……。
[呟かれたのは、密かに固めつつある、決意。
だが、それを遮るように。鈍い痛みが走る]
……ああ、そうかも、しれねぇなっ……。
っても。
あの、あおいとこは。
また、あまさが違ってたけど。
[揶揄の響きに苛立ちつつ、吐き捨てるように返し。
また、違和感]
……なんか……今までと、違う……?
[疑問のコエは、ごく自然に、零れて]
[出て行くユリアンを止める事なく見送り。][その視力の衰えは見えていたが、今はどうでも良く思い。]
[ぱちりと薪が爆ぜて。][その下でゆっくり燃えている香は、その姿を半分ほど失っただろうか。]
青年 アーベルは、貴族 ミハエル を能力(襲う)の対象に選びました。
[意識は浮かび上がる。鮮明にはならぬままに]
あかいはな さかそう
しろいゆきのうえ たいりんの
[呟くのは、最初の切欠となった]
あおいはな ちらそう
くるしまぬよう あかいろにそめて
[あの時失われていた記憶は殆ど戻った]
システムだからって。
諦めることはないのだと。
希望もあることを知っているのだと。
そうも、言っていたんだっけ。
[けれども、それはアーベルではないようだったから、声をかけることはしなかった。青はよく似ていても、違った]
……やっぱり、森かなあ。
[事件が起こってから、踏み入ったことはない]
[空を見上げる。まだ、明るかった。
いなければいいんだけれど。
呟いて、歩を進める]
―二階・自室―
[いつ部屋に戻ったのかは覚えていない]
[ただ、目覚めて、昨日までの事を思い返す]
……エーリッヒさん。
[目の前で消えたもの。
だけど、それは彼が同じように他の誰かにしたことで]
[誰かがこれからするかもしれないことで]
……終わらせるには、見つけなくてはいけない?
[人狼を]
[だけど自分にその術は無くて]
――でも。
壊さないことには、終わらない。
止まることは、ない。
[だから、あの時もあんな結果になってしまった]
時は川の流れのように変わらない。
場所は全てが決するまで開かない。
選べるのは。
命を、どうするのかだけ。
[自嘲の笑み]
無駄になんか、できるわけ、なかったのにね。
[男は集会所の手前で、人影を見つけた]
ユリアン?
[立ち止まった、足元の雪に、獣の足跡。けれどそれは、今となっては物珍しいとも思えない]
[ユリアンの事は、信じて良いのかとも思う]
[だけど、昨夜の出来事は]
……影響を受けるのでしょうか。
組み込まれたものではない、人も…いずれは。
[溜息をつく]
[自分とて例外ではない]
[慣れてしまった血の匂い]
[終わらせなければ、と言う思い…それは死を望むことで]
わたくしは……
[その先は、黙して心の奥に]
[ドアを叩く音]
[誰何に返るのはクレメンスの声]
……リディさんが……?
[手伝いを、との声に頷いて、リディの元に向かう]
[ベッドの上の赤。慣れてしまった匂い]
[リディの元に居るイレーネに声を掛け、共にリディをきれいにしていく]
[言葉は少なく]
[やがて全てが終われば、誰かが埋葬を始めるのだろうか]
[もう何も言わぬ少女に別れの祈りを]
[そして言葉少なくそこを後にする]
なるほど、それが貴様の今の望みか。
[大事なものを守りたい。][自由になりたい。][渇きを満たされたい。]
[そんな沢山の想いの中から、今はそれを選んだのかと。]
[滲み出る苛立ちには、やはり笑みが浮かぶ。][からかって楽しんでいるような。][自覚はないが。]
…違う?
[違う、には心当たりを探しかね少し思案したが。][内で眠る白い卵の震えに気づけば、嗚呼と、呟いて。]
…これの所為か。
そこから見えるかは分からんが。
[内に抱く卵を、ほんの少し外側に出す。][見えなくても、より鮮明に感じ取ることが出来るように。]
ブリジットの意識だ。向こうで起きぬように閉じてはあるが。
[卵はまた少し、震えた。]
[自室に戻る]
[持ち込んだ荷物の中から、取り出すもの]
[清められた銀の短剣。本来は護りのための]
「もし、神の花嫁として屈辱を受けるときがあれば、この剣で胸を突きなさい」
[それが、隠された本当の理由]
…使わないですめばいいと、思っていましたのに。
[修道服の、隠しポケットに、それを忍ばせる]
[守るために……それとも……]
[ユリアンが扉に向かう]
[ため息を吐いた]
ちょっと待ちなさい
[が、そのまま行ってしまった]
…暖かい飲み物でも持っていけば良いのにねぇ。
そう思いませんか?
[ブリジットを見る]
ここにいる人たちは、いわば被害者ですからねぇ。
ギュンターさんも、満月の時に集めなければ良かったでしょうに。
[昔を思い出す。
先陣を切っていたのは、リューディアだった。
面白そうなものを見つけた、そう言って駆け出していく。
僕がそれに続いて、アーベルが呆れたように、それでも後を追う。
目的は、なんでもよかった。
小さな花でも、珍しい獣でも、ちょっとした、隠れ家でも。
ただ、三人で駆け回る。
それだけが、楽しかった]
[吐き出す息は白い。
踏んでいく雪には足跡が残る]
[目を開く。
寝ていなさいと言われたけれど、それでも]
リディちゃんたちに、笑われるかな。
それとも、怒られるかな。
…アーベルさんにも。
でもね、決めたよ。
[音楽室から持ち出してきた黒いケース。
中にあるのは琥珀色の楽器]
自分の為に。
条件を崩すよ。
[ゆっくりと、その楽器を手に取った。
最初の手習いだけで、弾かないまま10年。
まともな曲は弾けるはずもなく]
……ああ。
この、くだらねぇシステムとやらに……。
逆らってやる。
全力で。
俺は、俺の意思で、生きてやる……。
[コトバを紡げば紡ぐほど、痛みは高まるが、それは押さえ込む。
コエの響きから感じる苛立ちすら、堪える力へと変えて]
って……ブリスの、意識?
なんでそれが、そこに……。
[白い卵。それは、見ることは叶わないが、少女の気配は感じ取れた。
しかし、彼女とここを完全に切り離すために、彼らがいたのではなかったかと思いつつ。
問いは、自然と投げられて]
[人の声に近い楽器。
それを使って訴えかける]
私は、ここにいます。
だからあなたの姿を見せてください。
[無心に弾くそれは。
独特の旋律となって流れるだろうか]
あなたの真実を。
教えてください。
[立ち止まる事無く、森に向かうユリアンの姿を見て、男は迷った。今日はまだ狼の姿は見かけてない…しかし、ユリアンは目を悪くしているのではなかったか?]
馬鹿じゃねえのか、俺は。
[森に向かって歩き出しながら、男は自分自身に悪態をついた。昨夜、彼にダガーを突きつけたのは自分だというのに]
……はぁ。
にしても。
いてぇんだっての……。
[大きく息を吐いて、木に体を持たれかけさせる]
従わなけりゃ、激痛……いいシュミしすぎだってーの。
[ぼやくような声が零れ。
不意に、蒼の瞳が一つ、瞬く]
……なに……?
あいつ……なんで、ここに?
[呟きは。
覚醒により研ぎ澄まされた感覚の捉えた、人の気配に向けられて]
[緩く首を振る]
そういやエーリッヒ以外にも誰か死んだんだよな…
[直接見たわけではなかったが、喧騒から察した判断で]
降りるか
[木箱を背負って部屋を後にした]
……あぁ、もう。
[大きく息を吐く。
何がどうとかいうより、]
寒い。
アーベルの馬鹿っ!!
[八つ当たりで、叫んだ。
雪に覆われた静寂の森には、よく響く]
そとに出ればすぐ冷えてしまいますよ、暖かいモノも。
今日もとても、外は寒そうデスし。
[にっこりと、微笑んで。]
運が悪かった。それともただの偶然でショうか。
それとも他に。誰かが仕組んだ。
[顔は笑んだまま。][紡ぐ言葉とは不釣合いに。]
[響く旋律、此方は現実の音。手が届くことはない。]
今ここにいるぼくは一体なんなんだろうね。
[呟いて、眼を閉じる。
少女の気配はするりと解けた。]
保温性の高い器にいれれば暖かいままだと思いますけど。
ま、もう過ぎたことですね。
[笑って]
アーベル君とユリアン君なら大丈夫でしょうねぇ。
二人とも我慢がお好きだから。
[くすくすと]
――そうですねぇ、そうかもしれません?
ギュンターさんに教えた人がでしょうか。
ああ、残念ながら俺は、わざわざ仕組むなんて面倒なことはしませんよ?
[どうするか、と。
更に森の奥へ向けて歩みを進めるべきか否か、と。
悩んでいた所に響く、怒鳴り声に]
……寒いと俺と、何の関係があるんだよっ!
[……思わず、怒鳴り返していたのは、無意識だろう、きっと]
―一階・広間―
[広間へと向かい、中から聞こえる話し声に違和感を覚えた]
……あの、声は?
でも、違う…?
[聞こえるのはブリジットとクレメンスの声]
[だけど、紡がれる言葉はいつもの少女のものとは、違う]
……どうして?
[それにいつも通りに対応するクレメンスもまた異様で]
[疑問だけは浮かぶものの、中に入る事は出来ずに]
[探す力が失われた。
見つけるためにはもう他に思いつかない]
教えてはくれませんか。
少しでも早く、終わらせるための術を。
[過去に囚われていた意識が崩されて。
どこか虚ろなまま。
システムに流されていたのかもしれない]
少しでも多くの。
希望が残せるように。
[けれどそれは、間違いなく]
私は選びました。
だから、教えてください。
それが私の願い。
[コートを失くして、男は、すっかり冷えきっていた。そんな時、森の奥から響いて来た怒鳴り声]
…まったくだ。
[思わずげっそりと、同意した]
シスター ナターリエは、神父 クレメンス を投票先に選びました。
[再び姿を現したのは、白い雪の上。
存在は陽炎のようにゆらりと揺れる。]
・・・・・・・
[交わされる怒鳴り声は、馴染みの青年達のもの。
すいと視線を向けて、其方へ歩みだす。地を踏む音も、爪先からの冷たい感覚もそこには無かったけれど。]
……なぁんで、いるかなぁ。
[反響してどこから聞こえてきたのか、はっきりとは掴めないものの、存在の確認だけは出来た。
わざと、ざくざくと大きく足音を立てながら、森の中を歩く。
まだ陽は高いのに、木々に阻まれて影が下り、些か、怖くはあるが]
うっさいなあ、
馬鹿だから馬鹿って言ったまでっ!
ならば吼えるがいい。力の限りな。
…システムか。
システムなどどうでもいい。我等は人を喰らうだけだ。
[それもシステムの一旦ではあるが。][人狼である事と、システムとは。][彼にとっては別な事になっていて。]
[少女の名をよぶ声には。]
…少々問題が起きた。
ブリジットが『人狼』に近づきすぎたんでな。
今は逆に、外から隔離してある。
無意識に、人狼について理解しないようにはなっているが。
それでも人狼の事を知れば…真実に近づきすぎれば、ドゥンケルが起きる。
…貴様もあの、ノーラとか言う女の死体は見ただろう。
人間は餌だが。我等は餌を弄ぶ趣味はない。
あれは人狼でも人でもない。ただの、獣以下の存在だ。
[心底嫌そうに応える。]
職人見習い ユリアンは、貴族 ミハエル を投票先に選びました。
/中/
うん、ちょっと強引に動かしてごめんなさい。
でも向こうは昼〜夕方だって言うし。ブリジットが昼間表に出てきたってことはこっちかなと思うのですね。
というかこの状況でそのままにされても…辛すぎますので(汗
うん、エピでのハリセンも幾らでも受けますから…。
[気配が歩き回るのは、今は手に取るように。
どこへ向かっているのか、わかっているのだから、避けてしまえばいい……の、だろうに]
だから、なんで、そこで馬鹿呼ばわりなんだよっ!
[子供っぽい反論は、つい、続く。
言ってから、自己嫌悪]
[二人が語る言葉は、確かに今この状況を示していて]
……何故あの二人がそんな事を?
[仕組んだ、と言う言葉は彼らがそれをなす側ということを示して]
[どこか、楽しそうな]
[この混乱を楽しんでいるかのような、声]
………そんな、まさか……
[思い当たる事は、一つだけで]
[ユリアンの他にもう一つの声。男の心に緊張が走る。雪の上の足跡は、獣に踏み荒らされ、真っすぐに後を追うのは困難だった]
[いや、そもそも、後を追うべきでは無かったのか?]
ああ、その手もありましたね。
[それには素直に驚いて。]
…違いない。
[あの仲の良い二人を思い、同じように笑って。]
別に神父さんだなんて言ってませんヨ?
ああ、一応教会の人って事で怪しさは少し上がりますけど。
そもそも元から怪しいですケド。
[これにはいい笑顔で。]
[そして、遠くから微かに何かの音を聞いた。][掠れるようなそれを、確かに。]
のあー!なんか不自然!俺不自然デスよ!!
旦那ぁーーへるぷみー!
口調が嬢ちゃんじゃねー!
[赤い意識の中でじたばたもがくように声が騒ぎ出す。]
[部屋を出た。それと同時にか。
漂う血の匂い。その元はどこか。二階を少し動き、最も匂いが濃いところをそっとあけて
中を見て]
そっか…リディがか……悪いな。俺は墓堀じゃねえんだ
[リディには親しきものもいた、勝手になにかしていいわけではないだろう。それに部屋に安置されているならば。と、軽い黙祷をした後に、部屋を後にした。
気になることがまだ一つある。リディの部屋から程ではないが微かに漂う血の匂い
中に人の気配がないことを確認すると、その部屋を開ける
主なきその部屋には、血がついた瓶の破片が散乱しておりそのまま窓まで行き、外を見て、気づく。昨日ここから降りたものの姿]
この部屋の位置は……アーベルの部屋か
こんな寒いのにひとりでほっつき歩いてたら、
そりゃ、馬鹿でしょっ!
[声の発生源へと次第に近付きかけて]
[ベシッ]
[低い位置にあった木の枝に顔をぶつけた]
言われるまでも、ねぇ。
やってやらぁ……絶対に!
[激痛に苛まれつつ、意気を上げる。
表での怒鳴りあいも、それを補助しているようで]
……切り離しすぎの反動で、一番厄介なのが動き出そうとしてる……っての?
[確かに、あれは、やばかったけど、と呟いて]
とはいえ、今の集会場で、それから完全に隔絶なんてできるわきゃない。
……大丈夫、なのかよ?
やかましい。貴様はそっちを何とかしていろ。
[銀はよりイラついたような声で明るい声を一喝したが。]
[ふと、耳を欹てる。]
…何だ、その音は。
[誘われるようにそちらへと顔を向けて。]
[弾き終えた所で弓を下ろす。
息が上がっていた。まるで自分が喋り続けていたかのように]
…どう、なるかな…
[指が痛い。身体が熱い。
それでも肩は痛くない。むしろ、そこから力を得るように]
俺がやるなら、俺は安全な場所にいますしねぇ。
教会のといっても、ほらもう、破門されてましたし。
でも怪しいとは酷い。
[くすと笑って胸元に手を置く]
[そこに昔は十字架があった]
俺は大罪人ですけどね。
そうそう…今の教会では、知る人の方が少ないんですよ。
人狼とは何なのか。
恐らくシスターも知らないでしょうねぇ。
…さて、俺は何の罪を犯したんでしょう。何だと思います?
人狼のことを知られて、教会はそれを闇に封じようとしましたけれど。
どこにでも内部分裂というものは、おきますしねぇ。
……そんなの俺の勝手っ!
[声が途切れた。
鈍い音]
……たはぁ……このドジっ……。
[口をつくのは、昔と変わらぬ悪態。
とにかくこれ以上、歩き回るのは止めさせなくては、と。
不本意ながらも、そちらへ向かい]
[目ではなく、鼻頭だったのは不幸中の幸いかもしれない、が。
痛いものは、痛い。
歪んだ視界に映りこんだ人影目がけて、
上着を脱いで左手に持ち、思い切り投げつけた]
[二人の言葉に混じる物]
[それらは疑問を確信へと変えていく]
[ブリジットがこちらを見たような気がして]
[一つ、大きく息をして]
……何のお話をしていますの?
[声を掛ける]
[戻れない一歩とわかっていたけれど]
……っとに……って!
[見慣れた姿をみつけ、そちらに近づいた矢先]
……へ?
[さすがに、上着が飛んでくるとは思わず。
ストレートに顔面直撃]
おや、シスター
[突然声をかけられても、驚いたそぶりも無い]
さて、何の話だと思いますか?
俺の方は、まぁ、聞いての通りですけれどね。
[瓶の欠片が散乱していること意外に異変はあまりない。
誰かと争ったというわけではないだろう。]
ここにいても仕方ないか
[それだけ確認すると部屋を後にする]
…さぁ。予想だけならいくらでも。
大罪人って言うくらいだから、ただの人殺しとも違うデしょ。
そうですね…そう、大がつくくらいだから。
沢山人を殺す、その手助けでもしましたか?
アナタは何に与していたのか。
[くすくすと笑うその笑みは。][この場に神父しか居なかった事で慣れきってしまったのか。][だいぶ少女のものとは様相が変わってきて。]
でもいっそ、下着泥棒とかお似合いデスよ?
[笑みは、深まる。]
あー、寒っ!
[ただでさえ寒いのに、更に、上着を失った状態。
両腕で自分の身体を抱えこむようにするも、寒さは変わらない。
それどころか、危うく傷口に触れかけた]
……どうせ、寒そうな格好してるんでしょ。
よく平気だよねえ…… 馬鹿は風邪引かない、だっけ。
こんばんは、シスター。
[少女の声で、挨拶だけならあまり差はないだろうか。]
[そうして立ち上がり。]
お話の途中で悪いですが、用事を思い出しました。
それじゃあ、また後デ。
続きはシスターとでも楽しめる話題ですし、ね。
[そう笑み。][一人広間を離れて二階へと向かう。]
[最初は勘、そして今は単純な消去法で、男はアーベルが人狼と呼ばれる者に間違いないだろうと半ば確信していた。そして、ユリアンも、男がそう考えていることを知っているはずだった]
死ぬつもりか…?いや…
[それとも、また…いや、今度こそ…?]
[言葉は途切れて白い息に変わる]
下着泥棒は遠慮しますよ。
ほら、俺は神に、一応仕えていましたからねぇ。女性の下着に手を出そうとは思いません。
――ま、そんなところですか。
俺は…俺たちは、人狼を研究していたんですよ。
残念ながら先日、壊滅させられてしまいましたけどね。
ええ、また後で。
ブリジット君。
神父 クレメンスは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
どうせ寒そうって、なんだよ。
[確かに、上着の類は持ってはいないが。
その辺りのコントロールはできるようになっており、その辺りは気にならなかった]
……俺は、大丈夫だから、ちゃんと、着てろ。
[はあ、とため息をつきつつ。
上着を雑に肩にかけ、一歩、離れる]
[怒声にはただ、深い笑み。][嘲りと。楽しさと。そして含むのは微かな。][細い糸のような微かな。]
…そうだ。いや、そもそもドゥンケルは始めから在った。
我等はそこから分かれ生まれ。
故にドゥンケルは我等自身。
ブリジットに尤も遠く、そして尤も近いモノ。
[紡ぐ言葉はどこか謎めいていただろうか。]
…さぁ、な。
[大丈夫か、にはそう答えた。]
イレギュラーな事はすでに起こりすぎている。
これがシステムという事なら。その環の中に在る以上、我等にも、先は読めぬ。
[そう言って、意識は細い音へとも向けられる。][誘われるように。][願いと。][甘い香りに。]
[声を掛けるのに驚いた様子もなく笑うのを、ただ見返す]
[逃げるように立ち去るブリジットを一度だけ見て]
[それから、真っ直ぐにクレメンスを見る]
……あなたは…あなた方は、どこまでご存知なのですか?
[それだけを、問う]
[声は少し震えていただろうか]
[男は、二度、止めようとした。そうして二度とも失敗した]
三度目の正直、か?
[腰のダガーを抜く。狼の群れはどこにいるのだろう?]
だって、アーくんだし。
[色と形だけでは、何を身に纏っているか、まではわからない。
かけられた上着に触れることなく、伸びてきた手を掴もうと]
[いつもの嘲りと、楽しげな口調。
微かに感じる、いつもと違う感覚には、気づいていたか]
……ブリスに近くて、遠い。
俺、とは、違うんだな。
[蒼の風と『アーベル』は元々境界線も曖昧で。
システムへの反抗を心に、ココロに決めた今となっては、同一の存在と言えるだろうか]
……システム……か。
もしかして。
システムに逆らえば……それが、起きるのか?
[ふと感じた疑問を投げつつ。
緋色の世界を介して響く音色に、目を細めた]
探偵 ハインリヒは、青年 アーベル を投票先に選びました。
…なるほど。
[だからかと、ある程度の事には納得し。]
[去り際のクレメンスの言葉には、振り返り呟いて、穏やかな微笑み浮かべた。]
[月明かりに照らされたそれは、彼女らしい、穏やかな笑みで。]
[そのまま、ふらりと二階へと上がってゆく。]
[音の元を探し、部屋の前をゆっくりと、一つづつ調べて。]
[途中でマテウスと出会い、こんばんはと会釈した。][挨拶だけならば、少女のそのままに。]
[丁度彼女の立ち止まったのは、イレーネの部屋の前。]
そりゃ、どういう意味だよ……って。
[低く、問いつつ。
伸ばされる手。
とっさに引こうとしたところに、また、激痛が走る]
……いっつ……。
[思わず零れた声と共に、動きは止まり。容易く、手は取られる]
[灯は小さなランプだけ。
薄暗い部屋の中、窓際に立っている]
……。
応えて来てくれたのなら、入ればいいのに。
[小さな小さな囁き]
そういう意味。
[零れた声。
目を眇めて、アーベルを見た。
霞がかり、表情を窺うことは出来なかった]
[両の手を添え、しっかりと捕える。
その力なんて、たかが知れているけれど]
……どっか、怪我してる?
[こんばんは。というブリジットの言葉にはつられるように、こんばんは。と返し、すたすたと歩いていくブリジット
挨拶だけは普段通りではある…あくまで挨拶だけは
その姿は…ノーラの遺体を前にしいたときのブリジットの姿とは被らない]
[蒼が2つ。それを探すのも蒼。
何時ものような遣り取りを、色を失った胡桃色は笑みすらせずに眺める。
其処に少女が入り込むことは出来ないから、ただ無感情に。
肩の蒼が僅かに痛んだのは、きっと気の所為だろう。
痛みなどある筈がないのだから。]
[気付かぬうちにリディも殺されていた。
その様はノーラと同じで、喰い散らかされたような感じだった]
もう少しも待っていられないじゃないか。
[...は父親へ兄の派遣を願う上申書を書くと、広間を通り――かけて、中に人が居たため、こっそりと裏口から集会所の外へと出た。
まだ雪は深かったが、それでもかき分けて自衛団員を探して歩く。
――アーベルとユリアンが外に居る事など気付いていない]
……わけわかんないから、それ。
[思わず、呆れたような声が出た。
捕えられた手は、簡単に振り払える。
だから、今は払わずに]
……怪我なんか、してねぇよ。
[言葉に偽りはなかった。
手に負っていた幾つかの怪我も、力を取り戻した事で既に癒えていたから]
……ただ、さっきからっていうか、昨夜から。
頭、痛くてな……。
ま、仕方ねぇらしいが、コレ。
[マテウスに会釈した後、イレーネの部屋の扉を叩き、微かに返事が聞こえれば、中へとそっと入る。]
[足音は、しない。]
こんばんは、イレーネ。
なんて、弾いてたの?
[何を、ではなく。][なんて、と尋ねる。]
[月明かりに照らされた、窓際の少女を見ながら。][笑みは、いつもと変わらない。]
[視界を染める赤。焼き付いたままの赤。
聞こえる音色を追うように、手探りで這う。
しかしいつしか、それも聞こえなくなり、
赤い世界に放り出された迷子。]
仕方ないって、何さ。
[問うような声。
けれど、答えを求めてはいなかった]
……まあ、いいや。
戻ろうよ。
寒くて凍えそうだ。
在り方…いや、成り方か。
それが違うからな。我等と、貴様と。
[身を守る為に人格を割った弱い心は。][10年前の彼女、には仕方のない事ではあったが。]
[今迷い悩みそれでも進もうとする風とは、違う。]
[それは進むことを諦めてしまっているような。][どこか、澱んだもの。]
やもしれんな。
…………ならば。場合によっては。
[微か気づいたような、口調で。]
[胸の中で、卵が震えた。]
こんばんは、ジット。
[何を、ではなく。なんて、と。
もちろん旋律そのものは出鱈目だ。
それでもちゃんと伝わったな、と微笑する]
教えてください。
あなたの真実を。
少しでも早く終わらせるために。
――知っているでしょう。
ブリジット。
……人狼の研究、と仰いましたね?
何のためにですか?
あなたは本当は何者なのですか?
[言葉を切る。小さく息を吸って]
……ブリジットは何者なのですか?
あなたは知っているのでしょう?
[ブリジットがイレーネの部屋に入ったのを見終えた後
気配を消して、一旦自分の部屋へ行き、木箱を置いて、武器を出す
いつも使っていた、巨剣ではなく、二振りの長剣。
室内では、巨剣は向かない…いや、元から巨剣は己の本来の得物ではない
それを腰にさして、気配を消したまま(とはいえどこまで意味があるかはわからない)イレーネの部屋の前に立つ]
仕方ねぇんだよ。
逆らえば、痛い思いさせられるんだから。
んで、俺は。
何がなんでも、逆らうって、決めたから。
[問うような声に、何でもない事のように、返して]
……俺は……もどれねーよ。
でも、お前は戻れ。大真面目に凍死するだろ。
[冗談めいた口調で言いつつ、一歩、後ろへ引こうと]
…………グリズ?
[表に意識をあわせれば。][もっと早くそうしていれば。][いつもは明るい声の、その異変には気づいただろうか。]
…どうした、グリズ。
[先ほど、のたうった騒ぎ声を最後に。][緋色の世界で、彼の声は、聞こえない。]
[卵は、何度も震え続ける。]
……そういう、もんか。
[成り立ちの話を思い出しつつ、ぽつりと呟いて]
……って。
どうか、したのかよ?
[異変の気配と、卵の震え。
それを感じて、訝るようなコエを投げる]
[雪はあっというまに元々体力のなかった...から体力を奪っていく。
この状態で狼に襲われれば間違いなく即座に餌となってしまうだろう。それでも...は自衛団員を探して歩き、そしてようやく森の切れるところで目的の人物を見つけた]
すいません!
[...が呼びかけると、自衛団員は驚いた様子を見せ、そして手にした槍を彼に向けてきた。しかし、それはノーラが撃たれた事で予測できるものだったから、怖がりもせずに、すっとポケットに入れてあった書状を差し出した]
私の父・アントニオ=エンバーミングへこの書状を送っていただけませんか?
……これ以上、村の仲間だったという人達が互いに疑心し合いながら殺してしまうさまを見ていたくないから、すぐに兄を送るようにしたためた書状を。
[苗字を出された所為か、動揺が奔る自衛団員に強引に書状を手渡すと、一緒に腕にしていたブレスレットを渡す]
手間賃です。
握りつぶさず、必ず送ってください。
[そう力の篭った視線で頷かせると、...は即座に踵を返して、集会所へと戻った]
馬鹿だね。大馬鹿だ。
[手は、離さなかった。
力を、篭めた]
でも、きっと。
僕だって、
もし、そうなら、
そうしていたんだろうって思うよ。
[まるで、足りない言葉たち。
真っ直ぐに、青を見る。
眼差しは、ちゃんと前を向いていただろうか]
探偵 ハインリヒは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
/*
いっそ俺を落として欲しい気持ちで一杯ですが、幼馴染みの痴話喧嘩(違)に特攻していいものかどうかおぢさんは悩んでます。
もし、あなたが隠し通すというならそれでも構いませんけど。
[元より簡単にあかすとは思ってはいない]
50年前の事件でも、人狼のことを知りながらそれを隠した人物がいたと聞きます。
今のあなたのような。
……なぜですか?何のために人狼を……
[庇うのか、と言いかけて言葉を切る]
[彼のそれは、庇うのとも違う気がして]
/*
なんか、マテウスが守護っぽいんだけど、自信がない(汗)。
GJ出ると美味しい局面ではあるんですが。
確信が得られないんで、一応ミハエルへのロール上での襲撃に動くのも考えといてくださいー。
*/
[生きている人と]
[生きていない人]
[人と]
[人ならざるもの]
[真実は]
[真実って]
何、かしらね。
[ちぎれてしまった両腕を広げてくるくると回る]
[誰かの話し声が聞こえたような気がした]
[知っている。][もう知られてしまっている。]
[その事実が、少しずつ彼女を、彼を、蝕んだのか。]
[それとももう既に。][彼女が気づいた時点で破綻していたのか。]
[蒼い花の蜜の香り。][それはこの上なく甘美に思えて。]
[誘われるように、導かれるように。][狂わされるように。]
私の、真実?
それは本当の名前のことかな?
…でも、それはずっと昔に失われてしまった。
イレーネにも、兄さんがいたんデシたっけ。
私にも、兄さんがいてね。
でも死んだ。母さんを食い殺して。父に殺された。
それ自体は恨んでないけど、でも、とても、とても悲しくて…。
だから、私は、俺等は、我等は、
5つに分かれてしまって。
[声は低く高く。][混ざる。][抑揚だけが無くなってゆく。]
[どこか悲しげに。][どこか楽しげに。]
だから、いまの私の名前は。
俺がどこまで知っているかは、そうですねぇ
[シスターを見た目は、少し笑う]
たとえば満月の夜、一つの場に、ある人数の人と、ある人数の人狼と、ある人数のそれに対抗するものが居たら、どうなるかとか。
あとは血の定め、くらいですかねぇ。
[そして続いた言葉]
…そうですねぇ。何のためというと。
その研究により、再び地位を手にいれんがため、という理由だったでしょうか。もっとも俺は、生まれたときからその研究をすることを決められていたわけですけれど。
いやぁ、子供すら利用してのその外道な振る舞いにはどうも共感を覚えはしませんでしたけどね。
俺は、人ですよ。
ただちょっと、人狼の血を使われ、実験台になっていたくらいです。いかに人狼にならず、人として彼らを見抜けるかという実験台であり、完成体ってやつでしたね。楽して知ろうと思っていたようですから。
そしてブリジットは、まぁ…
わかるでしょう?
……お前には、一体。
何回そう言われてるんだろうな、俺。
[ため息混じりに呟いて。見つめる青を、蒼で見返す]
……そっか。
でも、正直言ってどこまでできるか、俺にもわからん。
そも、方法がわかってねーし。
失敗するかも知れんし。
[むしろ、その可能性のが高いけど、と。
苦笑が滲む]
……だから、さ。
離れとけってば。
[今は、血を求める衝動はないけれど。
いつ、それが蘇るかは、わからないと。
言葉には、しないけれど]
[呼びかけても答えず。][それが銀色の中で警報を鳴らす。]
[何か、違う、間違っている。これは。]
[抱いた卵の震えは酷くなり。]
[ぱりんと、ひびが入る。][割れた卵の中から、現れたのは。]
[黒い、どろりとした塊。]
―――――――――!!
――――ドゥンケル。
[闇と、呟くと同時に。]
[その姿は銀色の狼へと変わってゆき。]
[イレーネににぃと、歪んだ笑みをうかべ飛び掛った。]
傭兵 マテウスは、ランプ屋 イレーネ を能力(守る)の対象に選びました。
中/
ん〜。どう動いていいものか
まあイレーネ護衛で行く予定だけども、投票はPL視点だが護衛はPC視点でいいだろうしな。
ってか投票先がどこにするべきかぁ
さあね。
数え切れないくらいじゃない。
[へなりと、場違いに暢気な笑みが浮かぶ。
けれど、それは、一瞬で、消して]
……ねえ、アーベル。
リューディアが、死んだよ。
[確かめるように、言葉を紡いだ]
50年前のがいったいどういう人だったのかは俺は知りませんよ。
俺とはまた違った方法で、わかっていて言わなかったんでしょうねぇ。
…さて、俺は人狼をどうしたいんでしょう?
[シスターの疑問に、付け入るようにわらった]
別にかばっているわけでも、ありませんよ。
俺は、人狼も、人間も、どうしたいとも思っていません。
ただね、組織の壊滅の時に、俺はまたもう一つ、自分の身で実験をしているんですよ。
それが、止めることを許してはくれませんでね。
それに俺も疑われていたんですよ?
たとえ満月の時はやめろといったとして、ギュンターさんや村の人たちが、やめたとお思いですか?
……て、え。
[見えたわけでは、ない。
しかし。
感じ取る事はできた。
黒い塊が、動き出すのが]
って、ちょっ……な、なんなんだよ、ソレ!
[木立の向こう、ようやく人影を見つけて、男はあがってきた息を整える]
…たく、年はとりたくねえぜ。
[ダガーを握りしめ、気配を殺してゆっくりと近付く。人狼に、それが通用するかどうかは知らないが]
[話を聞いていた。そうなのか。と
そして部屋の気配が変わると同時に、扉に手を掛け、あけると同時に剣をブリジット…いや、銀色の狼に投げつける]
[ヴァイオリンの弓だけを手に。
白いブラウスだけの姿で。朱花が透ける]
兄様は、姉様を食べたわ。
父様は、その前に殺されたわ。
似ているようで、少し違う。
――もしかしたら。
私もあなたのようになるところだったのかもしれないわ。
[じっと見つめる]
Dunkel…暗黒。
そう、それを選んでしまうの。
[クレメンスの言葉が、耳にではなく頭に直接響くような気がした]
[予想していたことと、そうではなかったこと]
…やはり、伝承の事はご存知だったのですね。
[彼が、知らない、といっていたのはやはり嘘で]
地位を手に入れるため…その為に、人を利用して…。
では、あなたには判るのですね?人狼が誰か。
最初から判っていたのですね?
……ブリジットが、そうであると。
……数えられてたら、こぇぇよ。
[はあ、とため息混じりに呟いて。
直後、何かを感じたように、視線が空へと向かう]
………………。
[紡がれるのは、声なきコエ。
蒼は微か、不安を宿すか]
……って……ああ。
知ってる。
[しばしの間を置き、ふるりと首を振り。
返したのは、短い言葉]
/*
まあ聖職者なのだが子がいるというのはおいといて
多分父といえるひとが人狼の研究にかかわってて
人狼の血とかをくれめんすにいれて
くれめんすは、見ただけで人狼がわかるようになって
もうそのときにはしっかりと研究の一員になってるわけで
家族だしなんの疑問もなく子供のうちからやってりゃ嘘もうまくなりますとも
ってことになって
でもそれを誰かにばらされたかなんかで知られて
最後の最後に一つ実験
今までの実験の結果などを己の身の中に移したと。
つまりだいたい実験のことも血の流れも頭の中に入っているという状況。
だろうか
違う道を。
一緒に探して欲しかった。
[肩から全身へと駆け抜ける痛み。
それを堪えて見つめた背後]
けれど。
[ブリジットの背後で開かれた扉。
廊下の明かりが一気に差し込んでくる。
そして、強い銀の光が]
[もうひとつ、声。
それを求めて振り向くも、
潰れて硬く閉じ、未だ赤い涙を流す右目。
虚ろに見開かれたまま、光を映さぬ硝子玉のような左目。]
…見えない。
何も見えないんだ。
見つけなきゃいけないのに。
探さなきゃいけないのに。
いくら探しても、何も見えやしない。
[何かを探すように、赤い景色の中をまさぐる。]
気持ちいい・・・
[ひるがえるスカート]
[重力からの解放]
[交錯する運命]
[生ける者の宿命]
全て 埋めつくして・・・
[白い雪の中に拡がっていく 紅の世界]
[ふと もう一度聞きたくなる声]
[あれは 誰の声だったか 思い出せず]
ええ。
この村に辿り着いた時から、ここに人狼がいることはわかっていましたね。
血が騒ぎましたから
[シスターに笑いかけた]
ま、先人達が何を考えていたか、俺は「知っている」だけで、本当のところそうだったかは知りませんけどね。
地位なんてたいしたものじゃありませんからねぇ。
俺の場合は、研究に携わっていたのは、そうですねぇ…家族だからでしょうね。
それに俺自身、戻れないところにいましたし。
[沈黙。
沈黙のように、思えた時間。
それは、何を意味するのか――]
そっか。
……「そう」、なんだ。
[アーベルにいつ、知る間があったというのか。
なぜ、彼がここにいるというのか。
逆らうのは、何に対してか。
戻れないのは、どうして。
すべて、頭では、理解していたけれど]
[手に篭めていた力が、緩む]
[対峙する二人の若者。その間に、今は、殺気は感じられない。男はけれど、今度は二人から目を離さなかった。最後まで離さずにいるつもりだった]
[……どこかで、狼が啼いたと思ったのは、気のせいか?]
ランプ屋 イレーネは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
[クレメンスがこちらに向ける声は、どこか嗤っているようで]
では、あなたは何のために…
ご自分の実験の結果を知る為ですか?
[そこまで言って]
[続いた言葉に目を瞠る]
……ギュンターさんや村の人が…?
まさか、これを…わざとこの状況を作ったと?
[何のために?]
ふたりになら、殺されてもいいと思ってた。
ふたりじゃなければ、殺されても手がかりを残そうと思ってた。
[最初の決意は、そうだった。
自分にとって、最善の方法を――]
なのに。
……嫌だ、なあ。
[いつの間にか、辺りは薄闇に覆われ始めていた。
木の葉に隠された空は、今、何色をしているのだろう。
血のような朱い色か。
それとも、全てを覆う深い青か。
陽が落ちれば、その後に訪れる刻は]
/*
外れた場合が痛いのと、他にもまあ色々と思うところが(何。
多分間違いなく吊り、来ます。
なので、残り時間で暴走して、誰でも狙えるような演出をしてくれれば、更新後に俺が頑張ります。
もう一息、頑張って!
間に合いそうにないなら、30分延長頼んでもいいし!
*/
[剣を投げつけ、その一瞬の後に部屋に入り
イレーネを庇うように、ブリジット…いや、ドゥンケルの前に立ちふさがるように動こうとする]
ったく…こんなんと対峙することになんてな。あの爺んのせいだ。もし生き返ったとしても俺が殺してやる
―――――――が、ぁ!
[卵から生まれた黒い塊は、猩と呼ばれた意識を飲み込み。]
[そしてそこには黒い意識だけが、留まった。]
[飛び掛り、床に押し倒し。イレーネのその喉に喰らいつこうとして。]
えらぶ?えらぶってなにを?
[銀狼からは、幼い声がきょとんとするような。][そんな不釣合いな気配。]
[一拍の隙。][それをめがけて剣が放たれたのか。]
[背後から感じた殺気を瞬時避け朱花から離れ。][剣は床へと突き刺さる。]
[ぎろりと、銀狼が男をねめつけ。]
…やはり貴様から喰うべきだったか。
[次に発されるのは低い雑音のような。][酷く殺気だった、獣の意識。]
ギュンターさんや村の人がそうだとは思いませんよ。
ほら、記憶を失った俺を置いてくださいましたしねぇ。
…ああ、もしかして嵌められましたか
[ふと思い立ったその事実に、声が遅れた]
場を作り上げたのは、教会のお偉いさん方かもしれませんねぇ…
良い趣味をしてやがりますよ。
[吐き捨てるように呟いた]
…まぁ俺の実験は、たいしたものではありませんよ。
ただ知識をね、吸い上げることによって実を結ぶんです。だからずっと平穏な村の中で生きていてもらうつもりだったんですけどねぇ…
…道しるべ。
[答える。
声はこんなに近いのに、赤い靄に邪魔されて、その姿は捉えられず。]
…その為に生まれ、その為に育ち、その為に生き延びなきゃいけなかったのに。
小説家 ブリジットが「時間を進める」を取り消しました
小説家 ブリジットが「時間を進める」を選択しました
……ああ。
そういうコト。
だから。
[緩んだ手から、そっと。自身の手を引く]
……殺したくなかった……って言っても。
今更だな。
だから、それはいわねぇ。
[最初は、二人だけは、死なせまい、と。
そう思い、緋色の世界を共有するモノのコトバにも逆らって、抗って。
……でも、結局、衝動に負けたのは真実だから]
知っていたのなら何故!
[言わなかったのか]
[そう言いかけて、止める]
[彼も「システム」と言うものに縛られているのかも知れないから]
青年 アーベルは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
[大きな影が、目の前に。
銀色の獣との間に]
――ごめんなさい。
[二つの意味を込めて謝罪の言葉を紡ぐ]
もっと早く気付いていれば。
ちゃんと、話せたかもしれないのに。
一緒に、頑張ろ…!
[衝撃。言葉が途切れた]
ぁあん?喰うだと…できなかったんじゃねえの?
[酷く殺気だつ銀狼を前にしても、飄々と、いや、むしろ、挑発するような物言いをしながら
ドゥンケルの前に立ち塞がり、床に刺さった剣を抜く]
にしてもブリジットの姿からこんなんになるとはなぁ。御伽噺とかいって馬鹿にできんな…とはいえ、そういうのは、俺の国にもあったんだから…ま、不思議でもねえか
教会の…
[この「システム」は教会が作ったものだから]
だけど、わたくしは何も知りません。
わたくしも利用された、と言うことになるのでしょうかね…。
生きてもらうつもりだった、というのは…
誰のことですか?
貴族 ミハエルは、職人見習い ユリアン を投票先に選びました。
うん。そうだね。
[立場は違っても、同じだった]
殺したんなら、生きなよ。
……生きてよ。
死ぬなんて、赦してやらない。
僕だって、もう、人殺しだ。
何も、変わらない。
何が、違うっていうのさ。
[自らに潜む狂気に負けて、一つの命を奪った。
どう言いつくろったところで、それは変わらない、真実だ]
職人見習い ユリアンは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
そうでしょうねえ。
というより、あの上の人たち、シスターはご存知ないでしょう?
[苦笑する]
法王って奴です。
正確にいえばその周辺ですかねぇ。あのあたりが勝手にやってるのかもしれませんね。
ああ、生きてもらうというのは。
人狼の二人にですよ。
場が完成されないまま、人狼としての血の定めを知らぬまま、ずっと生きてもらうつもりだったんです。
もう大分昔のものですから、変質しているかもしれないと思いまして。
その記録をとりたかったんですけど…
悪趣味なのに邪魔されて、今こんな状況ってわけでしょうね。
ふぅん。
そう、決められてたんだ。
[言葉の意味を理解してかせずか、小さな吐息。色のない手は金の髪に向けて延ばされた。
彼の身長は高いから、普通では届かなかっただろうけれど。]
/中/
メモ忘れてたとか、反射的にOKと書くとか。
いい加減にしろ兎猫ーっ!
折角乗ってくれたのに、ブリジット本当にごめんなさいorz
近いデスね。せっかく体、痛そうだっていうから丁度いいなぁとか思ってたのに。
旦那、なかなか寝てくれねぇからさ。
かわりに美人な奥さん喰っちまった。
嗚呼…おいしかった。
[その声は明るく。][彼女の中に住まういくつものコエ。][壊れたように。][紡ぎ続けて。]
くす、くす…あははははは…………。
あはははははははあはあああああああああああああああああああああああ!!!!!
[小さな笑いは高らかとした咆哮となり。][集会場を振るわせる。]
[咆哮は周囲に狼をも呼び寄せただろうか。]
[集会所に戻ると、...は先程と同じく正面ではなく裏口から建物の中へと戻った]
ふぅ……。
後は兄上が来るのを待っている間に、これ以上の犠牲者が出ないようにするだけですか。
[そう考えて、顎に手を当てる。
と、言っても、そうなった場合に該当しそうな人は、マテウスくらいしか想像つかなかった]
マテウスさんに、今後の事について相談しましょう。
[そう思い立つや、マテウスを探して集会所を歩き始めた]
作られたものであったのは確かですけど、
人狼だって、何もなければただの人なんですよ?
[シスターに言う]
こうやって場の完成があると、人を喰らってしまうだけ。
そう設定されているんです。
たとえ誰でも。
肉親でも
恋人でも
そして双子だとしても。
血は固まっている可能性もあるから、兄弟だって人狼かもしれないわけです。
食べたくなくても、食べなければならない。
そうでなければ死んでしまいたくなるほど、苦しむ。
…知らなければ毎日が幸せでいられましたのにねぇ。
[思い出すのは 集会場での食事の風景]
[システムとやらと、連続殺人事件に、自衛団]
[殺し]
[殺され]
[大地に還る]
[ただそれだけのこと]
・・・そうなのかしら、センセイ?
[獣棲む森の奥に向かって笑う]
[遠くに見える幻は 人の姿か獣の姿か]
[くるくる回る][回り続ける]
//
進め過ぎちゃった気ががが。
最終日前日な感じだよ、ねえ?
というか、こういう台詞は女子で吐くべきだろう……!
[集会所を歩き始めてすぐに、建物を震わせるような激しい高笑いを耳にし、...は驚いて身をちぢ込ませながら両耳を塞いだ]
な、何だ?
[...はそう呟いてから、笑い声のほうへと歩を進めていく]
……だから、言ってんだろ?
そのために、生きるために。
俺は、逆らってんだ、って。
[掠めるのは、苦笑]
かわんない……か。
ああ……。
[それならいいな、と。
言おうとした言葉が途切れ]
………………ブリス?
[代わりに零れたのは、この場にいない、少女の名前]
……そうか…ま、よかったじゃねえの?
俺よりは確実に旨いんだろうからな
[くすくすと笑うのに対してこちらも獰猛な笑みを浮かべた
そして、咆哮を挙げるドゥンケル
それを前にして懐の中のコインを真上に弾き、結果を見ることもなく斬りかかる]
……おい……。
何なんだよ、一体。
何がどうして、どうなって。
あいつらは。
ブリスは、一体、どうなったんだよ!?
[緋色の世界に、響く、問い。
答えは、あるか、否か]
[少女の壊れたような咆哮]
[集まってくる狼の気配]
[生きたまま喰らわれる感触が蘇る]
ふふ、うふふふふふ
[つられるように哂う]
[全身から血を流し 紅色に染まりながら]
[月の下 狼と踊る]
…法王……そんな。
[クレメンスの口から出た名前に、一瞬絶句する]
[だけど、続く話にまた別の驚を]
……二人?ブリジットのほかに、もう一人?
二人のため、ではなく、あなたのために、ですか?
実験のために……。
そのために生きていて欲しい、と。
あなたは、自分の事だけで動いているのですか?
人狼に、なんの感情も持たずに、実験のために……
[マテウスの剣をひらと避ける。][狼の身体能力は人のそれを凌駕し。]
頑張る?何を?
頑張ったって、何も変わらない。
兄も、奴も、あの風…ヴィントも。
抗っても駄目だった。
血には逆らえん。事実は変わらない。
薬師の一族が義理立てして、脈々と保ち続けていた血族のその最後のツケを払わされた!
それが、我等。
だから、あそぼ?
[言って狼はマテウスへと飛び掛かり、その肩を爪で切り裂いて。]
知らなければ…
[思い出していた、古の月の少女]
[場の内にありながら人を喰らうことなく逃げ延びた、人狼]
もう、手遅れですか?
ここにいるという二人は…。
ま、あそこらへんに関わってしまったんですよねぇ。
というより、あそこらへんじゃないとその研究が出来なかったんですかね。
[シスターの思うことが手に取るようにわかった]
[苦笑して]
ええ、二人ですよ。
二人とも、食べたくはなかったでしょうにね…
[痛ましそうな顔をして]
おや、彼らのためでもありますよ。
誰だって死にたくはないでしょう?
他人をたくさん殺した人も、死ぬ間際は死にたくないと言うんです。
彼らが平穏無事に生きていたら、彼らもうれしく、俺も嬉しい。
それでいいじゃないですか。
[這うように手探りでさまよっていたから、
その手は細く癖の無い金糸の髪に触れ。]
…君、は?
[その感触に手を伸ばす。
こんな赤くて寒いところに、居るはず無いと思っていたのに。]
……おまいは、本気で俺をなんだと……。
[ため息をついたのは、一瞬。
ふるり、と首が左右に振られ]
……コエが。
届いてない……?
緋色のなかに、あいつらが、いない……。
[あいつら、が、誰を意味するか。
他者には知る由もないとは気づかぬままに、呟く]
……場を崩す…?
どうすればそれが叶いますか?
わたくしは…これ以上誰の血も流れて欲しくはない……
たとえ人狼であっても。
そういう――
……あいつら、って。
[誰。
そう、問うまでもなく。
人狼が彼ひとりであるにしては、おかしかった]
[ノーラが襲われたのは、いつだった?]
[近づいた部屋からは話し声がする。
一人は探していた傭兵の声で、残るは聞き覚えがあるが、そうであってほしくないと思わせる言葉使いをしていた。
...は部屋のドアを少しだけ開けてそっと中を覗き見た]
[黒い意識はただその場に留まり。][何も映さず。]
[たまにその一部が揺らぐだけ。][中はだれにも窺い知る事は出来ずに。]
場を崩すのは、力あるものでなければいけないのでしょうか?
昔、人を喰らうことなく生き延びた人狼は、なんの力もない人間によって救われたといいますけれど。
……わたくしには、無理でしょうね。
あいつらは、あいつら……。
あの子を、守るための……いくつもの、ココロ。
それが、見えなくて……。
コエも、聞こえなくて。
なんか、妙な……くろいのしか、見えねぇんだよ、今。
[ふるり、と首を振り。
それから、一つ、息を吐く]
ま……いくらなんでも、気づく……よな。
俺以外にも、いることくらいは。
[システムがそうさせたのか。]
[闇の中でぼんやりと、外の世界を見つめていた。]
[自分が人狼で。
マテウスさんを襲っていて。
ノーラさんを食べて。
それはとてもとても美味しかった。]
だって、同じなのに。
私だって、そうなったかもしれないのに!
[痛みの中、それでも叫んだ。
もうここまできたら止まらない、それは分かっていても。
たとえその声は届かなくても]
もう、同じものなんて、見たくないのに…っ!
リディ。
[短く答えて、その頭に軽く、撫でるように手を置いた。幼馴染を真似るように。
それからその手は、延ばされた手をそっと握ろうとする。]
・・・・・ばかだなぁ、ほんとに。
2人とも。
[続く言葉は彼にでなく、視線の先の蒼に向けられるか。]
そうですね。
…まずは人狼が覚醒する場について説明は必要ですか?
[シスターに目を向ける]
一箇所に集まること
そして、満月を迎えること
そうすればすべての時が動き始めます。
動き始めたら、舞台の上に立つものはすべて降りることができません。死以外では。
――であるならば降りればいいだけです。
ここを離れれば。
ただ、この周りは包囲されていますからね。
…
その包囲をくぐらねば、血が騒いで仕方ないでしょう。
力あるものは、場を崩せませんよ。
すべて、システムのうちですからね。
そして俺も崩せません。
俺の動向は、どうにも奴らの手のひらの上のようですから。
[仮説が正しければと告げて]
…それに、人狼が変質していれば、
誰の手もなく場を崩壊させることも可能かもしれませんね。
そこまでは俺にはわかりませんが。
貴族 ミハエルは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
[アーベルの言うことは、理解しがたい。
ただ、普段と異なる状況にあることは、確かだった]
何、それ。
……おかしく、ない?
大丈夫なの?
[問いを重ねる。
彼にもきっと、わからないことだったに違いないが]
状況と、アーくんの様子見れば、……ね。
我慢、していたみたいだし。
それより、それが本当なら、戻ろう。
[男の居る場所からは、アーベルの声は切れ切れにしか聞こえない。「あいつら」「あの子」「俺以外にも」…それだけでも推理は可能だった。あの日、ノーラの傍で蹲っていた少女の姿が脳裏に蘇る]
全く…とんでもねえ冗談だ…
[喉が酷く乾いて、掠れた声しか出なかった。ウィスキーの味が恋しいと心底から思った]
おかしい……かなり。
……いや、もしかしたら。
[システムの上での、正常、と。
小さく呟いて]
……そうだな……戻らないと。
ここにいても、結局、逃げてるだけだし……な。
[ふるり、と首を左右に振り。
呟く声は、決意を秘めて]
[鋭く振るう剣はあっさりと避けられ、飛びかかられ、肩を爪で切り裂こうとする
体をひねり避けようとするが完全には避けれない。
浅いとはいえ傷を負い、思わず舌打ちする、痛みにではなくその明らかなまでの身体能力の差に]
人狼は人間では勝てない。聞いてたとはいえ、こうまでとはなぁ
[そうと自覚して、それでも...におびえの色はなく]
ま、遊ぶのは構わんが、あんまり楽しくはないぜ
俺の住んでた大陸には人狼ってのはいないが…少しばかり、変わったものがあんだよな
[そしてすっと目を細めると瞳を細めると、瞳の奥には朱金の光が顕れる]
凶眼、死神の瞳…正式名称まで知らないが、妙な奇人の説明によると、対象の生存本能に恐怖を埋め込んで、狂死させたり、動きを鈍くすんだそうだ。
これ通じなきゃ完全にアウトだろうなぁ…じゃ、行くぞ
[先程よりも速く鋭く剣を振るう。狙うは腕]
うふふふ、お腹、空いたのかしら?
[屈みこんで][近くにいる狼の背中を撫でる]
[透けた筋肉の隙間から覗く白い骨][滴る紅]
[暖かくもなく][柔らかくもなく]
[襲われることもなく][構われることもなく]
[それでもただ 動く物を求め]
では、力のないものならば…?
[そう言いかけて]
そうですね…古いもののようですから変質はしているかも知れません…。
もしもそうならば…
それに期待するのは無理なのでしょうね。
……そんな正常、いるもんか。
[吐き捨てる]
アーくんは、先に行って。
だって、その方が早いでしょ。
[急に、森がざわめきだしたような気がした。
生あるものたちの、息吹。
目に頼らない以上、他の感覚は徐々に強くなっている]
リディ…。
[鸚鵡返しのように呟いて、伸ばす手は少女の肩へと。]
あおい、はな…
[赤く染まった視界に、青く輝く花一輪。]
それはつまり、天に運を任すということですね。
[シスターに言って]
…仕方ないから、お茶でも飲みましょうか?
なんだか糖分が足りません。
良い案もありませんしねぇ…
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を選択しました
シスター ナターリエは、小説家 ブリジット を投票先に選びました。
あそぼ、あそぼ。
………違うの、遊びたくなんて、ない。
帰りたい、帰りたい………
助けて、誰か…苦しい…
喉が、渇く…いや、だぁ……
[泣くような声は。][おそらく一番、彼女に近いそれで。]
[声はほんの少しだけ、マテウスの動きを鈍らせただろうか。]
[だが声はすぐに止まり。][その隙を逃さず。][イレーネの差し出された腕に、喰らいつく。]
[彼女の右腕を、毟り取り。]
[そして。高ぶった翡翠の瞳で朱金を見上げれば。][ほんの少し、動きは止まる。][腕に、一撃が落とされ]
[二人が、集会所へと戻ろうとしているのが判った。そしてざわめく生き物の気配]
帰るなら、一緒に行くぜ。
[男は意を固めて、隠れていた木陰から歩み出る。その手にダガーを携えたまま]
[たとえば手帖の通りに名乗り出ていたら、
人間の機知と自分の能力とで、まぎれこんでいた人狼を
殺していたならば。けれどそんなものは全て仮定。]
役に立たない自嘲も後悔も大嫌いよー。
[ふわ、身体がすけて、気の向くままどこかへ、どこへ?]
あたしは先生ですから。
君たちを見守って、守ってあげないと。
後者はもうなにもできないから、せめて。
それしかないのかもしれませんね。
もっとも、天に祈って聞いてくださるかどうか判りませんけれど。
[どこか危険なことをさらりと言って]
お茶、ですか?
わたくしが淹れてもいいですけど…
危険ですよ?
[味の保障は出来ない、と言うことらしい]
うん。
[色を失わず輝く蒼い色。
その手が延ばされるのを知っていて、その場からは動かない。
エーリッヒに向けてか、それともアマンダにか、ただ一言返すだけだった。]
システムが何かはしらねーけど。
そも、それ自体が異常だってんだ。
[肩を竦めて言い放ちつつ]
いんや、行くなら全員一緒に。
少なくとも、俺がいれば。
薬で騒いだ狼どもも、手は出せんし。
聞いてくれればいいですよねぇ。神とやらが
[天井を眺めた]
…わかりました、俺がいれてきます。
何がいいですか?
珈琲、紅茶…あとは、スープですかねぇ? 何か、作ります?
青年 アーベルが「時間を進める」を取り消しました
/中/
気を逸らす手段にするつもりが。
ただのマテウスさんの邪魔に。
そして思ったよりも凄いことになってる、な。
更新も思いっきり伸びてるし。
重ね重ね申し訳ありません…orz
青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました
そんなシステム、要らないよ、ね。
[溜息が混じるのは、当然だった]
そりゃ、そうだろうけれど――
[間に合うか、不安だよ。
その言葉が、なぜ、口から出かけたのか。
縁起でもないと思った]
……僕、足速くないしさ。
中/
わーんいっそ吊ってくれ(吊られます
ごめんなさいごめんなさい色々と御迷惑をおかけしております・゚・(ノД`)・゚・
でも、わたくしは祈ったんですよ?
ギュンターさんの時も、アマンダさんやノーラさんの時も
そして今日も。
もう、血が流れないようにと。
[多分それは叶わぬ願いなのだろう。ここにある限りは]
…もしかしたら、皆さん戻ってくるかも知れません。
スープか何かがあると喜ぶんじゃないかしら?
[果たして、それを口にするのが何人になるかはわからないけれど]
/*
大丈夫ですかー?(汗)
表がちゃんと収束しそうになかったんで、俺、独断でコミット遅らせちゃいましたが。
一応、反応他返して、まとめましょうー。
とにかく表優先、で!
*/
青年 アーベルが「時間を進める」を取り消しました
[泣くような声に、様子がおかしい。と、動きを止めた。
だがイレーネに襲い掛かった様子から踏み込み、腕に斬りつける
だが、動きは鈍ったとはいえ、体の頑強さには影響を与えておらず]
ったく、硬すぎだ
[口では悪態をつきながらも動きは止めずに眉間、喉、心臓を狙い、剣を突き出して]
シスターは優しいですね。本当に。
ノーラさんも優しかったですけれど。
[振り返って微笑む]
わかりました。
それじゃあ、オニオンスープでも作りましょうかね。
あと、食べ物も。
そういえば朝作ったの、食べた人いないでしょうねぇ、きっと
[困った顔をした]
/中/
とりあえずおおぼけしてたので赤は(RP的に)顔出せないかもorz
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
不慣れで駄目な子でほんとスイマセンでした…墓で反省してきます(つд`)
/*
いやいや。
俺も、ちゃんとフォローできなくて、申し訳ない。
赤は、こっちで〆とくから、表を大事に。
取りあえず、ミハエル襲撃の形をつくって〆てもらえれば、あとは皆でフォローできる!
あと、反省はエピでみんなでやればいいですからー。
俺も一緒にハリセンされますから。
*/
[激痛。
朱花と、その直下と。
内と外からの痛み]
…ッ!
[小さく息が漏れる。それ以上は声も出なかった。
銀狼の向き直る動きに、壁の方へと飛ばされた。
白を染めてゆく緋。
望んでいたけれど、今は望んでいなかったはずの色]
わたくしのこれは、優しいのでしょうか?
むしろ、習慣になっているだけかもしれませんよ?
[ここ数日で、祈ることの虚しさを知ってしまったから]
そうですね、お願いします…壊さないでくださいね?
朝、ですか…?
そういえば何も食べていませんでしたわね……
[男はユリアンの問いに、にやりと笑う]
お前さん達のデートを邪魔したかなかったんだがな。
[邪魔する気満々だったことは、口調からだけでも見え見えだろう]
足に自信が無いなら、抱いてってやろうか?
[更に付け加えた言葉は、恐らく相手にとっては最悪だったろう]
いらねーから、逆らうんだよ。
[さらりと返して]
……はあ。
お前一人なら、簡単に運べるけど。
……そっちの旦那も考えるとあ……。
[ハインリヒの方を見やりつつ、一つ、ため息を零して]
こんなときまで、みんなを心配できるでしょう?
だから優しいですよ。
それに強い。
[しかし続いた言葉に、ため息を吐いた]
シスター。
俺だってちゃんと壊さずに作れますよ?
…ま、それならちゃんと、スープだけでも栄養が取れるようにしておきましょう。
グリーンピースとにんじんは、たっぷり必要でしょうね
[*それからキッチンで野菜を切る音が響くことになる*]
[ハインリヒの先の言葉の意図は見えたから、肩を竦めたが]
……ねえ。
二人して、その提案はないと思うんだ。
[抱いていくとか運べるとか。
僕をなんだと思っているんだろうか]
[ざくざくと雪を踏んで、歩みだした]
[アーベルの言葉に、男は肩をすくめる]
あー、お前さんが抱いていきたいのか?
まあ、デートを邪魔したことだし、俺は一人で寂しく帰るんでも構わないぜ。
[くるりと、手の中でダガーを反転させる]
こいつの扱いには慣れてる。薬に狂った狼程度なら相手に出来るさ。
……そう、言われる自分の状態をだな……。
[呆れたように言いつつ、自分も歩き出し]
……つーか。
なんだその、デート、ってのは。
[呆れたように言いつつ、刃の煌めきに目を細め]
……数、多いぞ。
[呟くように、ぽつり]
青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました
だって、他にすることがありませんもの。
[祈ることだけを教えられてきたから]
[そして続く言葉にくすりと笑う]
もちろん冗談ですわ。
食欲がなくてもスープなら大丈夫かも知れませんし。
……セロリは入れないでくださいね?
[最後に付け足した言葉を後悔する事になるかもしれないが]
そうだね。
[変わらず抑揚の無い声は、一度頷いた。]
でも、もう無理なんだよ。
ぼくらはシステムから外されてしまったから。
なんの話してる……
[クルりと振り向きかけたところで、]
の?!
[お約束のように、足を滑らせてこけた。
雪に埋もれる。
……夜闇のせいで、更に悪くなった視界が悪いわけで]
/*
幼馴染(3人組)の法則
・1人は狼
・女は真っ先に排除される
・男同士はいちゃつき始める
・・・・・でFAですか?(マテ
……何の話って、俺が聞きた……。
[見れば、雪に埋もれる姿。
……ため息が、落ちた]
……言ってる側から、何してやがる……。
[言いつつ、そちらに歩み寄り。
ふと、動きが止まった。
視線は、空へ]
[男は、くっと、喉の奥から笑い声を漏らす。この状況で笑える時点で、もう自分の神経も相当逝ってるなと、頭の隅に過りはしたが。先に歩き出したユリアンと、アーベルの後をついて歩き出す]
多勢に無勢ってのも初めてじゃねえし。
それに、獣は獣だろう。
[人じゃない。そう言外に言って]
[足を切られ、動きは鈍る。][それでも人狼の身体は尚有利で。][ただその朱金の瞳が邪魔で仕方なく、忌々しいと思ってはいたが。]
[口の中は赤い花でいっぱいで。][ただそれだけは酷く心地よかった。]
[マテウスの剣先はギリギリのところで避ける。]
[埒があかないと思われたのか。][その剣先がゆらと、誘うように揺れた。]
[朱金の瞳とそれは合間って。][ぐらりと視界を、思考を鈍らせる。]
[ふらと、体が傾きかけた所で。][マテウスの一撃が襲う。][反転して、避けようと。]
[だが間に合わず。][喉を、鈍い一撃が襲った。]
―――――がああああああああああ!!!!!
[銀色をした獣の、悲鳴があがる。]
痛い、痛い…。
いたいよ…壊れるのは、やだ、なぁ…。
[呟いて、扉から飛び出し。][そのすぐ傍に居たミハエルを巻き込んで。][窓ガラスを割り、彼をその下雪へと落とし踏み台にして外へと逃げて。]
[その姿は森へと*消えてゆく*]
……て。
[聞こえたコエは。
見えたものは。
……呼ばれた名は、ヴィントではなくて]
……ブリス?
[戸惑いを帯びたコエが。
緋色の世界に、零れて、落ちて]
/中/
ええと、メモの節約(鯖負担節約?)のためにこっちで。
ごめんねブリジット、私が何かと混乱させたんだorz
頑張ったよ、ブリスは頑張ったよ…!(むぎゅっ
そして夜限界の人々にも、本当にごめんなさい…!
ハリセンはブリス中ではなく兎猫にお願いします。
/中/
表終わったー!
すいませんほんとつたないのが遊びきて・゚・(ノД`)・゚・
赤修行が足らんってことですよねそうですよね・゚・(ノД`)・゚・
もっと楽になるRP考えてきまー!わーんごめんなさいっ!
そして色んな方々お付き合いありがとうございましたー!
……なんでしょーねー。
[自身でも呆れ混じりの声を零した。
止まった動きに訝りつつ、天を仰いだ。
木々の合間に、――月。]
[歩き始める生者の群れ。]
ばか。
[足を滑らせる幼馴染に、小さく呟く。
輪に加わることのできない少女は笑いすらしなかった。]
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