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苗床 リックは心魔 クレメンスに投票を委任しています。
時空竜 オトフリート は 機鋼の魔 アーベル に投票した。
焔竜 ダーヴィッド は 心魔 クレメンス に投票した。
未熟影 ブリジット は 機鋼の魔 アーベル に投票した。
苗床 リック は 焔竜 ダーヴィッド に投票した。
機鋼の魔 アーベル は 時空竜 オトフリート に投票した。
風来坊 ハインリヒ は 心魔 クレメンス に投票した。
殲滅の陽光 ヘルガ は 焔竜 ダーヴィッド に投票した。
天聖の獣 ナターリエ は 機鋼の魔 アーベル に投票した。
氷精 ミハエル は 機鋼の魔 アーベル に投票した。
心魔 クレメンス は 焔竜 ダーヴィッド に投票した。
時空竜 オトフリート に 1人が投票した。
焔竜 ダーヴィッド に 3人が投票した。
機鋼の魔 アーベル に 4人が投票した。
心魔 クレメンス に 2人が投票した。
機鋼の魔 アーベル は村人達の手により処刑された。
時空竜 オトフリート は、風来坊 ハインリヒ を占った。
次の日の朝、天聖の獣 ナターリエ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、時空竜 オトフリート、焔竜 ダーヴィッド、未熟影 ブリジット、苗床 リック、風来坊 ハインリヒ、殲滅の陽光 ヘルガ、氷精 ミハエル、心魔 クレメンス の 8 名。
/*
……む。
ダーヴィット投票、しとけばよかったかな。
むしろ、今日こそ委任しておくべきだったのか。
クレメンス投票は何なのか。
謎。
[悲鳴に似た声をあげた聖獣に、黒猫はゆらりと近付く]
『麒麟殿、今、あなたに壊れてしまわれては、私も困るのですよ。レイディのご意向でもありますしね』
[ささやきは、騒ぎに紛れ周囲には聞こえなかったろう]
『愛し子の元で、おやすみなさい…』
[そして、黒猫は影に溶け、その影の中に、聖獣の姿も消える]
/*
一応、生きる気はあったので、
珍しく負けロールしないで頑張った、のにな!
他に吊り先ないよねって感じはするけれどな!
……しかし、
村側で久しぶりに吊られる動き出来たのはいいけれど、
狼の動きと変わんねっていうはなs
/*
というか
みんな動くんだよね。
っていうふうに思ってこの投票を見てるので
僕は何もしません。
←動かない気まんまんだったからクレメンスに委任したとかそんな酷いことまでは言わないよ><
心魔 クレメンスが「時間を進める」を選択しました。
/*
っとー。
オトとアベの間にリクがいて。
↓
リクは現在、獅子の方に行ってて。
↓
視覚外でナタが落下(←ここが感知できるのがポイントすぎる)
エターナル・ロンドは二段展開で、守護方陣と捕縛陣。
ふむ。
/*
まあつりたくなかったから乱入したんでした。
つたわんなかったのは悪いけど。
僕はそこまでこの暑い日中、動けません。
というかオトを吊る方向で動く気がするというか
クレメンスと手を組みそうな気がして怖いんですが。
[人の身の波紋では止められず。
獣に変じ五音を啼こうとした――その矢先]
[気配なき黒猫と、心に入り込む魔の囁き]
――……!
[唇を開く間もなく、地を踏む感触が消えて]
/*
>ヘルガ
占う前振りなかったから無理だと思います(笑)
誰を占ったのかわからない、誰を占うかもわからない、
は色々と辛いのだけれど。
……。
占い師、だよね?(其処すら疑い始めた)
正気に戻ればよかったかな、失敗。
ナタ・リェのを上手く利用出来ればよかったのだけれど、
ちょっとタイミングに早すぎたのもあって。
リックが止めた後にあれば……?とは、結果論か。
吊られないように暴れるのは難しい(←結論)
/*
つか、読み違えてる。
なんで違うものと判断してんね、上独り言。
今回、誤読多いなー。
というか、PC視点で怪しんでないのに、どして占えるんですかヘルガさん(汗)。
[獅子を止めようとする、翠樹の魔。
その様子を、視界の隅に捉えつつ]
……慣れないものの摂取で、悪酔いしてたのかも知れんけどっ……。
[言葉と共に一度、陣を解き、再度光鎖を構築する]
暴れるのは、程ほどにしてくれっての!
エターナル・ロンド、捕縛陣!
[喋らなくて良い、というようにブリジットの口へ手をあてる。
ブリジットを抱きかかえた姿勢のままで、周囲へ再び結界を作り出す。
怒りや攻撃の意志は無く、ミハエルの本来の属するところ、”封印”だけを純粋に具現化したかのように静謐に、揺ぎ無く。]
/*
共鳴が
二人とも墓だと
ただの人 ユリアン心の俳句
うぉ。絶対ダーヴィットさんが落ちてきて
頭をぶつけてくれると信じていたのに。
共鳴ログに墓下から答える楽しみがなくなった。
ナタ・リェさんのコエに引きずられて、苦しむ予定が!
[それは単なるマゾです]
/*
とりあえず、私、今日吊られるかもしれませんのでー
LWよろしく、ということになりそうですが。
大丈夫です?(じい)
止まれといったのに。
[赤い目は動かずに、ただそこにあるだけで。
葉が、枝が、その鎖に巻き込まれて落ちてゆく。
そして、中心には機鋼の魔が。]
[光鎖の舞は咆哮する獅子を捕らえ。
走る痛みを堪えつつ、その動きを封じ込める]
……ったく……。
このままこっち置いとくのは、さすがにちょいと、危険……か。
[色んな意味で、と。
重く、息を吐きつつ、ぼそり、呟く]
…ん?
[また寝てたらしく。
本来なら休眠期だからなのか、それともゆらぎの検知が疲れるからか。
うたた寝から、むくりと起きて。]
…アーベル?
彼でもない…。
[口元に触れられ、声を出すのはやめて。
そのヒンヤリとした揺ぎ無い気配に熱も幾らか和らぐか]
[熱に浮かれた力の一部は。
近くで動いた影の気配、それを覆うよに力は流れて。
天聖なる気配が消えてゆくのを、近くの者から一瞬だけ隠すか]
/*
まあ、村側連吊りでも、オオカミ連吊りでも同日数で終りますので、一応村側吊りに動きますけども、覚悟はしておいてくださいまし(笑)
苗床 リックが「時間を進める」を選択しました。
さて、と
[クレメンスの手によって送還されて来たナタ・リェがこっちに落ちてきたのを確認すると]
一名様ご案内っと
[さらに空間を繋げて、ナタ・リェを自分たちのいる場所へ転送
もう一人? 暴れるいけない子は自力で帰ってきな]
何かするならすればいい。
でも、
……ここからは出て行って。
[その目は、ブリジットたちのいるほうをはっきりと見たけれど、いないその空間に向いても何も言わずに。]
[膝を突き、顔をしかめるのは数瞬。
草の上に紅の滴を零しつつ、立ち上がり]
……とにかく……向こうで少し、落ち着かせる、か。
[セレスもいるし、諸王も何とかしてくれるだろう、と。
そんな事を呟きつつ、翠樹の魔を見て]
……悪いな、騒ぎにしちまって。
[投げかけたのは、短い言葉]
[きゅー、と膝の上の小動物が大きく鳴いて。
一瞬、きょとんとする]
…?
[軽く首をひねり]
………お前はどうしたいんだかね。
[よしよし、とその毛並みをゆっくり撫でてやり]
――オト殿、危な…っ!?
[はっと身を起こし、目の前の光景に叫び――
鋼の獅子どころか、外ですらない状況に目を見開いて、停止]
未熟影 ブリジットが「時間を進める」を選択しました。
そう思っているなら、ここから離れて。
[オトフリートを見る。
見えていないのに、それは見えているように、しっかりと。
一度見ていたそちらに、ナターリエがいないことは口にしなかった。
見えていないからだが、感じてはいても、口にはしないのだった。]
/*
お先に失礼。
後で動くかもしれませんが。
その辺りの謎時空に放置でも、
精霊王にあれこれされているのでも。
どうせ、ほぼ本性解放後なので自力では戻れません故。
わかってますよ、と。
[冗談めかした口調で返しつつ、光鎖を操り、『道』を開いた場所へ。
向こう側へと、機鋼の魔を送る旨を伝えつつ、『道』に鋼の獅子を託す]
……は。
やってらんね……。
[口をついたのは、掠れた呟き。
それは、いつも以上に気だるげな響きを帯びて]
[驚きにか転送の弾みにか。
白金の蓬髪は獣が毛を逆立てた時のよにふわりと肩や背に散り。
獣の耳は言うまでもなく、ぴんっと立ったまま硬直]
[現実把握まで、しばらくかかる模様]
[ミハエルに押し退けられて尚、しばし窓の外を眺め。力が繰りにくいことに諦めてソファーへと戻る。転寝から目覚めたダーヴィッドの呟きが聞こえると、窓の外とダーヴィッドを交互に見やり]
アーベルでもない?
あいつが、向こうに戻った、ってことなんかな。
[ダーヴィッドは先にも元の世界に戻った者が核であるかを判別した。そこからそう判断し、口に出す。それは森の中での剣戟が収まった少し後のこと]
[ぼうっとしているナタ・リェにニッコリと微笑むと]
いらっしゃい、麒麟
こっちはそこの坊やが心配して大変でしたよ
[そう言って傍らのユリアンを指差し]
風来坊 ハインリヒが「時間を進める」を選択しました。
[ぽふっと時空王に頭を撫でられ、そしてそれに気を取られた時。
誰かがこの部屋に来た、というか送られてきて。
その人物が、誰か把握した瞬間、駆け寄った]
ナタ・リェさん。大丈夫?
[その毛を撫でようとして、動きを止め、
あの時と同じように前足を取った]
殲滅の陽光 ヘルガが「時間を進める」を選択しました。
[モニタの中の対決の結果に、ただただ呆然と。
そのせいなのかなんなのか、保護者が転送されてきた事にも、すぐには気づかぬ様子で。
それでも、鋼の獅子が『道』から送り出されるのを見届けたなら、一つ、瞬き]
……迎え、行かなきゃ。
[ぽつり、零れるのは小さな呟き]
[深く息を吸い、吐いた。
冷気に落ち着けられ、無作為に働いた力が消える]
あ…。
[ナタ・リェの消失も明確となって。
出さずにいた声が流石に漏れた]
[時空王の微笑むと声に、ようやく何かが繋がったらしく。
指差させる方へ首を向けて、幾度も瞬く]
ユリアン…セレス……っ!
[瞬くと共に、零れ落ちる雫。
滲む視界で二人を見、それから、背後のモニターを見て]
――…
[声なく、両手で顔を覆った]
ふむ。
機鋼の属が両方とも向こうに戻ったことになるな。
安定としてはどうなってるんだか。
[真面目そうに言葉を発したが、続くダーヴィッドの台詞にかくん、と肩が落ちた]
お前さんは…。
キッチンにならなんかあるんじゃね?
[作るとは言わない]
焔竜 ダーヴィッドが「時間を進める」を選択しました。
/*
なんだかPCが拗ねているなと思ったら。
「酔い」の所為と片付けられたから、か。
単純に言ってしまえば、普段より感情が露になっていて、
オトフリートや周囲に対する羨望……
やら何やらが溢れた結果の八つ当たり、だったのだけれど。
まあ、何にせよ、駄目駄目な理由だな!
男の子は喧嘩して大きくなるのに!(規模がひど過ぎます)
[取られた前足は手に変わり、かけられる声にこくりと頷く。
心は切れるよに痛いけれど。
時空王の転送のおかげか、この身には何も怪我などはないゆえに]
[名を呼ぶ声と、馴染んだ波動。
それでようやく、保護者の存在を意識が捉え]
……ナタ・リェ!
[振り返りつつ名を呼び、その様子にきゅ、と眉を寄せて]
…………。
[とりあえず、きゅ、としがみついた]
[しばし、『道』の前に座り込んでいたものの、やがてゆらりと立ち上がる。
離れていた白梟がふわり、とその肩に舞い降り、それと前後するよに、無限の輪が虚空から落ちてきた]
……。
[ぱしり、と音を立てて受け止めたそれ。
そこから感じる波動に、す、と異眸が細められ]
[完全に騒ぎが収まったと見ると、結界を解く。
リックへは声をかけも応えもしなかったが、
ブリジットへ”立てるか”と一言だけ訊ねて、屋敷へ促す。*]
[拙いな、と思った。
よりによってこのタイミングでナタ・リェが居なくなると。
オトフリートの無茶を止めきれる人が居ない]
オト…さん。
リック、も。休まない、と。
[掠れる声でどうにか言うが、ちゃんと届くのかどうか。
ナタ・リェのことに言及することはまだできずに]
[名を呼ぶ愛し仔の声に、嗚咽を耐える。
泣いていたら心配させてしまうからと、口元を片手で覆って]
………。
[しがみ付く温もりへ頬を寄せる。
涙に濡れてはいたけれど、無事で逢えた事への喜びも込めて]
あ、うん。
まだちょっと、フラフラする、けど。
[ミハエルに訊ねられればコクリと頷いて。
麻痺の影響は抜け切れておらず、それでもどうにか立ち上がって]
ね、もどろ?
[抱えるように支えられ、館へと促されながら。
時空竜と翠樹の魔にも再び声を掛けた]
……予定調和も大概にしやがれ。
[ぽつり、零れ落ちるのは呆れたような言葉。
直後に傷が痛みを主張して、表情が歪む]
……ああ。
とにかく、この傷、何とかしねぇと、な……。
[声のトーンが常より低くなっているのは、多分、ミハエルやブリジットには伝わっただろう]
大丈夫。
時空竜、大丈夫だから。
時空竜、『わかってる』って、言った。
だから、きっと、大丈夫。
[何とか宥めようと思ってか、早口に言い募る。
……モニタ越しの様子に不安なんか感じてないったら、感じてません]
[常に無く低いオトフリートの声にギクリとなった。
ミハエルも渋面になっているようだ。危険がまた一つ増えたよな]
あー…。
[予定調和という言葉には目を逸らす。
いい加減自覚できる部分も少なくなかったから]
うん、ちゃんと手当てしないと。
…分かった。でも後でリックも戻ってきてね?
[こちらに向いた顔に、心配そうに返しながら。
ゆるり歩き始める]
[ナタ・リェの変化の様子をただ黙って見ていたけれど、
人型で落ち着き、そしてセレスが抱きつくのをみれば、
そっと手を離し、代わりに獣耳のある頭をぽふぽふした]
[何を言ったらいいのか、わからず。
だからと言って何も言わないのも駄目な気がして]
[でも結局何も言えず。しばしの間ナタ・リェの頭を撫で続けた
*反対の手はポケットに入っていた葉っぱを握りしめて*]
[早口に言い募る愛し仔の声に、僅かに頷く。
その言葉をまともに受けたのではなく、そうであれとの願い故に。
濡れた目で見上げるモニタは、ぼやけてはっきりと見えぬものの。
今までの経験から、待ち受けるものがうっすらと想像できてしまう]
/*
まぁ、時空竜に余裕は無いですよね、そりゃ(苦笑
ちょっと雰囲気硬くなりそうだったから、PL的お遊びみたいに挟んでみたのですがw
さて、この後どうやって動こうかな。
クレメンスさんが占われたんですよね、これは。うーん。
[ブリジットの様子には、気づく余裕はなく。
手当て、という言葉に頷いて]
まあ、そこらは相方に……。
[相方に頼む、と。
言いかけた言葉は、不意に途切れた]
/*
うむ。気分切り替えよう。
吊られてもいいやと思っていたのだから、いいじゃない。
投票結果見て惜しくなっただけで……!
後悔先に立たず。
俺がむばる。
……どこ……へ?
[声に織り込まれるのは一転、戸惑い。
身近にある事に慣れつつあった、近しくも遠い力。
それが、急激に遠のいた事に、その時ようやく気がついて]
[ぽふぽふされる度、獣耳がぴぴぴと揺れる]
[避ける事なく、へたりこんだまま大人しく撫でられ続けた。
少しづつ、心が落ち着いていく]
……どんどん癒しが減っていくな。
[まあ、なんというか自己責任なのだが。
こってり蜂蜜で甘くなった紅茶は冷えてしまっていて。
何やらすっかりおとなしくなってしまった小動物を膝の上に乗せたまま]
…そろそろ、おとっつぁんがぱったりいかなきゃいいけど。
ちゃんと、回復したら戻るよ。
…つれて帰ったほうがいいんじゃない?
[ブリジットを呼び止めて、そういう。
その先には、オトフリートの姿。]
[だるそーにソファーの背凭れに体重を預けながら]
あんだけ無理してれば倒れてもおかしかないだろ。
てか癒しが減るって何の話。
[聖獣が元の世界に戻されたことは知るよしも無い。ヘルガの言葉には若干ずれた言葉を返した]
[安心させるように、ぎゅう、と手に力を込め。
それから、そう、と離れる]
ボク、あーべる、迎えに行く。
同じ属を持つボクがいた方が、多分、色々と、ラクだから。
……ナタ・リェ、お願い、ね?
[最後の言葉は、ユリアンに向けられて。
そして、機鋼の仔竜はととと、とモニタールームから*駆け出してゆく*]
[三人のホームドラマを生暖かく見守っていたが、自分用のモニタを前面に広げると]
……さて、問題は時空竜の精神状態か
これはもう本気でぶっ倒れるのも時間の問題だな
[面々には聞こえないように呟く]
[リックの声に振り返る。
ミハエルと顔を見合わせ頷いて、一度戻りその肩を叩いた]
戻ろう。
[今度は疑問系でなく、ハッキリと促して。
立ち直ったオトフリートの視線に少しだけ怯えつつも、今度こそ一緒に広間へと戻ってゆく]
[ありがとう、と嗚咽を耐えつ紡いだ波紋に風の仔の応えはなく。
現実世界へ戻った為に、仮初めの繋がりが消えたのだと気付く。
"複製"の世界では心のコエを届けなかった腕輪は、手首にはなく。
繋がりが、ぷつりと切れて。取り残される感覚に眩暈がした。
――なれど、]
……ありがとう…ござりまする。
[声は届き、温もりは側に。
ただ今はそれに縋って、届かぬ想いを*胸に押し殺した*]
[それから、一度ぎゅぅと握り、離れていく小さな手。
迎えに行くと言う声に、小さく頷く。
立てぬ今、付いていくことは出来向けれど]
……気をつけて、いってらっしゃい。
[駆けて行く背に、そっと無事を祈る声を掛けた]
少々、疲れましたね…
[手渡した力と、対なる力の続けての消失と、或いは、もう一つ、身に届いた力を受けて]
少し、失礼して、休ませて頂きますよ。
[オトフリート達が戻ってくる前に部屋を出る。夢を司る眠らぬ魔が、*消えたのはいずこの影か*]
/*
ちなみに
時空王様は
ホームドラマは
大嫌いだぜ
だって、人間時代捨てられてますものこの子(ぉ
根っこの部分では人間嫌い
ただいま、なの。
[オトフリートに質問し損なったことに気付いたのは広間に戻ってから。どちらにしてもそんな雰囲気ではなかったが。
だがその内容から、陽精のいる場所ではそれを口に出して尋ねることなど出来るわけも無くて。座らされたソファーの上、なんとも微妙な表情でオトフリートの説明を聞いていた]
ごめんね、待たせた。
[倒れた木へと近付いた。そっとそこに触れると、指の感覚が溶けてなくなる。
座り込んで、昔からそうあったように、目を閉じた。
作られた場所とはいえ、そこには樹が満ちている。
魔界でないにせよ、樹は樹であり、栄養は栄養。]
おいで。
[囁く声と共に、苗床はすべての感覚を失った。
人としての姿はあれど、そこにはほんの最近までのように意識すらない。最も効率よく栄養を送るために、不要なものはすべて消すのだ。
結果として森は、樹は、驚異的な速さで元に戻る。
その間、細い人の子のような身体は、内から、外から、栄養を求める植物に囲まれて、ただ閉じられない紅の目だけが外から見えるものと*なっていたのだった。*]
[繋がりをなくした心細さは在れど、腕輪を渡した事に後悔はなく。
むしろ、せめて腕輪なりと残せた事が心の慰めとなろうか]
……怪我は白梟殿がいらっしゃるから…大丈夫。
疲労も腕時計があるから…きっと。
[己へと言い聞かせるよに、心で呟く]
労ってやればって……何かこの間からえらくその辺で突っかかってきてねぇか?
[訝しげにヘルガを見てから、促されるように視線をブリジット達へと。説明された内容は、ダーヴィッドが感知した結果と同じもので。その内容の中にナタ・リェも消えたことは伝えられただろうか。僅か眉を寄せるも、ナタ・リェとしては良かったのだろうかとも思う。問題は、目の前にいる無理ばかりする奴なのだが]
……ともかくお前さんは一旦休め。
その状態で何かするってなら、無理矢理休ませんぜ。
[己は何も出来ず、目の前の人物に任せきりで。出来ると言えばこれくらいのことだろう。負った怪我はきっと痛い方法で白梟が治療してくれているはずだ]
殲滅の陽光 ヘルガは、焔竜 ダーヴィッド を投票先に選びました。
さーて…気のせいじゃないの?
[欠伸をひとつして、適当そうに首をかしげる。
おとっつぁん達とハインが話しているうちに、いつの間にかソファーで小動物と一緒に眠ってしまって*いて*]
……さよけ。
[ヘルガの返答に小さく肩を竦め。オトフリートとのやり取りの後にヘルガが眠ってしまっているのを見ると、若干呆れの息を吐きつつどこからかブランケットを探してきてかけておいた。その後は、オトフリートが無理をしないように目を光らせているかも*しれない*]
[刹那、立ち尽くしたものの。
直に動き出し説明を行う姿を、風の仔に撫でられつ、ぼぅと見る。
それでも、傷治す痛そうな様子はぼやけた視界でも直視できず。
ぺたりと獣の耳伏せて、目を固く閉じ―――ふっと途切れる意識]
[混乱と嘆きと――消えた者達の無事を確かめて、限界を超えたか]
[床に白金の花開くよに、力を失った身体が崩れ落ちて]
[彼の仔と機鋼の魔がいつ戻ったかも知る事なく。
昏睡の如く、心壊れぬよに魔の囁きが導いた*気怠い夢へ*堕ちる]
――っ!ナタ・リェさん。
[いきなり崩れ落ちる身体を慌てて支える。
静かな寝息が聞こえ、思わず安堵のため息が出る。
そっとその身体を横たえ、頭を自分の膝の上に乗せた]
[頭を撫で続けながら、目はモニターを追う。
広間のオトフリートの治療姿から、森への映像に視線が転じ。
そこには誰も視えず、ただ一対の紅色の光のみが輝いており、
驚異的なスピードで森が再生されていくのを、ただ見ていた]
[もう一度、ナタ・リェを見やる。
きっと様々な想いに揺れているだろうに、
もうコエも聞こえず、ユリアンが頭痛を感じることもなく。
繋がりは消えてしまったことを、なんとなく悟る]
[ユリアンは頭を撫でながら、眠りを妨げないよう静かに歌う。
向こうでよく彼女が歌っていて、覚えてしまった旋律を真似て。
天聖の気を持たぬ、そして人の身であるユリアンが歌っても、
その音律に気を静める効果など*ないのだろうけど*]
/*
こ れ は や ば い !
ナタ・リェさんが可愛すぎて、思わず口説きたくなる。
はやくオトフリートさんがこっちにこないかな。
/*
で、現時点の役職予想。
占い師:おとーさん
霊能者:ダーヴィッドさん
聖痣者:アーベルさん
共鳴者:ユリアン&ナタ・リェさん
智 狼:クレメンスさん
呪 狼:ヘルガさん
今日の冒頭のメモから、呪狼ヘルガーさんなんだろうな。
占い師だと思っていたのは秘密。狂信者の位置が謎い。
[意識が失くなり][やがて戻る]
[眠りと目覚めは其れだけの事]
……、
[幼き機竜の迎えも]
[戻りし仔らの想いも]
[精霊王らの動向も]
[全ては知る由も無く]
[気付いた時、彼の身体は白い寝台の上に在った。]
[心魔の気は多少なりとも除かれたか、]
[周囲は静寂に満ち][水面は凪いでいる]
煩い、
[呟かれた言葉は余りにも場に不釣合いで。]
[身を起こそうとして己の身体の重さに気付く]
[右腕は辛うじて人の型を取り戻していたが]
[肌は人ではなく鋼の冷たさと硬さを帯びて]
[左腕はそう呼ぶには程遠い“出来損ない”]
[幾重にも拘束帯が巻かれ動かすは叶わない]
[酔いから醒めるに似た心地]
[されど、知っている。]
[あれは己の意志であったと]
――くだらない。
[不完全であれ完全であれ害しか為さぬモノ]
[ならば、初めから存在など――しなければいい。]
[歌が聞こえる。
言葉や意味はわからずとも、歌は耳で覚えて歌えるもの。
一時なりとその意味を知った風の仔の歌は、麒麟が一族のそれとよく似ていて。
気を静める効果はなくとも、麒麟である私の心に響く]
[生まれてはじめて、意識が形を持った時、最初に覚えたのは風の音だった。
物の動く気配、音。それからふれる物の感触、におい、最後に視覚を得た。
そして今、森が戻り、苗床の耳に音が届く。昔とは違い、急速に個としての活動が始まり――]
もう良い?
[尋ねる声に、体から植物が離れてゆく。
翠の目はそれを見て、その先、影の中の猫を見る。]
――君は。
[誰のかはわかる。知っている。]
クレメンス、聴いている?
君が、この世界の核とやらなのか?
時の竜の言い方は、僕にはそう聞こえたよ
……アーベルにとっては、毒だったみたいだね
[それだけを少し、笑って*言った*]
[戻ろう、との再度の促し。何かを振り落とすよに数度、頭を軽く振ってから、ああ、と頷いた。
広間に戻り、その場に心魔がいないのを見て取れば軽く肩を竦め。
ともあれ、先ほどの一件と、唐突な天聖の気の欠落の事を話し]
……何かできるほどの余力も気力も、ちょいと足りませんよ、と。
[黒猫は、リックの前でゆらりと尻尾を揺らす]
『魔の力とは精神の力。あれはアーベルの欠けた心が力に満ちて、魔としての本性を取り戻した結果ではないかと思いますよ。少々、急激に過ぎたかもしれませんし、相手が悪かったといえばそうでしょうけれどね。さて、毒と呼べるかどうか…?』
[核なのかという問いには答えることなく、黒猫は目を細めて*にゃあ、と啼いた*]
[話を終えると、ゆらり、立ち上がる。
どこへ、と問われたなら、治療と休息に、と。
身に刻まれた無数の呪印を思うと、この場で治療を受けるのは、余りいい気分はせず。
広間を離れ、空いている客室の一つに入り、白梟から傷の手当てを受けた]
……にしても……さて。
予定調和は予定調和として……問題は、中核が一人だけか……ってとこだよな。
空間を生み出したのは、『機鋼』。
……『精神』はその対であるが故に、支えるは適う。
だが、作り手であるセレスも含めた『機鋼』の属が欠落した状況で、空間がさほど揺らいでいない所からするに、単体とは考え難い……な。
と、なると。
[呟く手の上、浮かぶのは、無限の輪]
違う、 か。
[己でない名を呼ばれた獣はきょとり瞬く]
[真っ黒の丸い眼、耳も尾も丸みを帯びる]
[長い体躯を覆う毛は茶色、短い手足は白]
[似ても似つかぬのに何故見誤ったのだか]
[背を壁に摺り寄せるようにして上半身を起こす]
……今、ここにいる中で、それだけの能力キャパシティを誰が持ちうるか。
単純な能力で測るなら、魔族か精霊。
機鋼との、属性的な相性をも加味するなら、影輝か、陽光……か。
その二択からの単純な比較で行くと……。
「お目覚めかな」
[硝子越しに見える樹木、其の枝上に人が居る]
[正しくは人の姿をした異なる存在というべきか]
誰だ、
[声の主はくつりと笑う]
[男とも女ともつかぬ顔立ち]
[見知らぬ衣装を纏った幼き容貌]
[其は風を司る精霊と名乗れど、][有する力は尋常ならざるもの]
……。
[正体は薄らと察せたものの]
[向けた眼差しで何用かと問う]
[視界が悪い、][左の眼が機能を果たしていない。]
……騒ぎが始まってからの落ち着きぶりというか、動じなさ。気になるっちゃ気になるんだよなぁ……。
[ぽつり、呟いた所に感じた気配。
傷が癒えているのを確かめ、置いておいた服を着込んでそちらを見やる]
[ゆるり、ゆらり。
もやっとした小さな影は、クルクルとオトフリートの周囲を回る。そこから発されているのは微弱な気。触れれば相手の力となって注ぎ込まれてゆくような]
[自由を求めるのならば]
[自由を恐れるな、]
[在るが侭に在れば好い]
[投げ返される言葉遊びのような科白]
……何が、言いたい。
[“其”は、]
[――風は応えない]
「鍵は既に、在るのではないかな」
[代わりに囁きを大気に溶け込ませ]
[天へ掲げるように持ち上げた手へ]
[窓の隙間をすり抜けた獣が飛び乗った]
怪我、どうしたかなって思って。
気が付いたらできてた。
ついでだから相談しちゃおうかな。
[ふよふよ、ふわり。
オトフリートの目の前で空中浮揚]
ねぇ、オトフリートさん。
ここに来てから妙にザワザワするのって、もしかして。
…もしかする、のかなぁ?
怪我は、無事に治りましたよ、と。
これからまた、ちょいと荒事になるかも知れんし、治さん訳には、ね。
[さらり、返して。
次いで、投げられた問いにす、と目を細める]
……ざわざわ、ねぇ。
影輝の属は、全てに影響するという特性を持つ。
そして、親和力の高さを思えば、影響は受け易い……とは、思うが。
/*
みゃ。
気をつけて動かんと、逆呪フラグ自分で潰してしまうな。
かなり無理して、占う理由に到達したんだから、気ぃつけんと。
荒事って…力づくでやるつもり、なの?
簡単に引き剥がされてくれる相手じゃないと思うけど、どっちも。
[さらりと返された言葉に、疑問も無い様子で応えつつ]
落ち着かないような、それでいて居心地いいようなって。
何だかぼーっとしちゃうこと多いし。
[普段からだろうというツッコミがどこかから飛んできそうだが]
そりゃあ、わかりきってますって。
事、あのおっさんに関して言えば、俺の方が付き合い長いんですから。
[さらりと返して。どっちも、という言葉に軽く目を細め]
……中核は複数という、俺の予測は当たってたかな。
[確信なかったんかい、という突っ込みはさておき。
ぴん、と。軽い音を立てて、無限の輪が弾かれて消える]
落ち着かない、ね。
それだと、中途半端に取り込まれた可能性は否めない、かな。
時空竜 オトフリートは、殲滅の陽光 ヘルガ を能力(占う)の対象に選びました。
[広間を出て行こうとするオトフリート。どこへ行くのかと訊ねると、治療と休息を取るためと言う。ここでも良いだろう、とも言ったが、それは苦笑と共に断られたか]
…無理だけはすんじゃねーぞ。
[言ったとて聞きやしないだろうが、口をついて出るのはその言葉ばかり。いつからこんな心配性になったんだろうなぁ、と心で呟きつつ、オトフリートが広間を出るのを見送った]
はー……なんも出来ねぇってのももどかしいな。
この空間に閉じ込められてから風も上手く扱えねぇし。
……属の安定が取れてねぇせいかね。
[この場に己が対は居らず。ましてや少し前まで同属の青年が居た。傍に居た風も今ではどこかに行ってしまっている。もはやただの人間に近かった。ソファーの背凭れに体重を預け、しばし目を瞑る]
わかってても…うーん、やるしかないのかぁ。
別の方法って無いの?
[再びクルクルと周囲を回る影]
狭間で揺れてる?
それならミハエルさんの言う通り、このまま大人しくしてるほうがいいのかな。
[色々制御しきれてなかったりもするんですが]
あのね、ここに来た時から気になってる人が二人い…
[ゆらり、と影そのものが大きく揺れた。
遠くで目覚めた存在に引き寄せられるように]
……夢か。
[ふわ、と小さく欠伸を一つ。
いつの間にかブランケットがかかっていることに首をかしげ]
……?
[くい、と引っ張ってみたら小動物がぽってん、と床に落ちて、きゅっ、と短い鳴き声。
すまん、と小さく謝りながら首根っこを捕まえて拾い上げて、ブランケットを畳もうとしたのだが。
ブリスが眠っている様子に気がついて、畳みかけたブランケットをかけてやり]
…少し気分転換にでも行くか………お前も来る?
[屈みこんで小動物に手を差し伸べてみると、一声鳴いて、ソファの背もたれからぴょーん。
肩の上にちまっと乗っかって]
他の方法を選べるなら選ぶけど、多分、無理だ。
[言い切った]
どうしたいか、どうすべきか選ぶのは、君だよ。
ま、彼は傍で大人しくしろ、と言うだろうけれど。
[くすり、と。掠めるのは悪戯っぽい笑み。
それから、揺らぐ様子に表情はす、と険しさを帯び]
……慣れない状態、しかも揺らいでいるなら、無理はしない。
うー。
[言い切られたことと、悪戯っぽい笑みに小さく唸って。
無理はしないと言われてクルとその場で回ったが]
気になる…とかも、いつも…こと……
そんなものかと、おもっ……
[ゆらゆら、ゆらり。
妙に間延びした声になりながら影は薄くなってゆき]
言うのおそ……ごめ…………
[ふよん、というように溶けて*消えた*]
─モニタールーム─
……時空竜ぅ〜……。
[映し出される映像を見つつ、ぽつり、零れる呟き。
同属の魔を、精霊王たちの手も借りて連れ帰った後。
請われたならば、自身の力を癒しのそれに充てて。
その後はまた、モニターの前にちょこん、と座っていたのだが]
……ほんとに、もぉ……。
[明らかに無茶をしそうな気配に、きゅ、と眉を寄せていたり]
[消える間際の言葉に、ふと掠めたのは苦笑]
……あの様子だと、まだまだ『修行』は続きそうだねぇ。
[軽い口調で呟き、それから、左手に握っていた腕輪を見て。
次いで、視線は現れた黒い影へと]
……。
[しばらく進むと、空間そのものが停滞しているのがわかる。
けれど森の濃密な空気は、翠樹の流れを汲む体に心地よく、葡萄酒色の瞳を猫のように細めた。
本当は日のあたる草原とかがあれば最高なのだが]
彼女だけではなくて、あなたもですよ、オトフリート。
そんな様子では、外に戻った麒麟殿が、心配して倒れてしまうかもしれませんよ?
[その身に纏うのは、未だ気怠い夢の気配。心から案じる口調で目を細める]
無理と無茶は、俺の十八番。それは、あんたも良く知ってると思うが?
[返す言葉はさらりと。
対ならざる対の事を出されれば、刹那、翳りは掠めるものの]
……そう思うんなら、俺の負担にならんように、大人しく向こうに戻ってもらえませんかねぇ?
[――嘆息。]
[重い身を動かして寝台から降りる]
[左腕は全く効かないものの、]
[右腕は動かせなくはないようで]
(あくまで無理をすればの話だが)
[扉を押し開け部屋を出ると遅々として歩みだす]
[意識的か無意識か、同属に惹かれるようにして]
おや、私としては、この場の安定を買って出たつもりなのですが?
[にっこりと笑う]
我が対なる機鋼の竜の仔が、せっかく創りあげた空間です、無惨に崩壊するのは忍びないですからねえ。
それに、私一人を戻した所で、解決しないことは既にお気づきでしょう?
[眠る時にでも声は届いていた。
思い返して、天を仰いで苦笑する。]
答えないのが答えだね。
核になってもクレメンスは楽しんでいるんだろうけど。
[指を動かす。動く。
爪の先からひらりと花びらを飛ばし、翠樹の力に満ちた森の中、遊ばせる。]
こう言っては何ですが、もう御一人の囚われの姫は、少々力に溢れすぎておいでです。
恐らく、あの愛らしい影精殿が無意識に力を提供されているせいだと思いますが。
[笑う様子とは対照的に、はあ、と大げさなため息を一つ]
あのな、おっさん。
偏在空間の存在は、全ての在り方に歪みを生じさせる……って、理屈語っても意味、ねぇか。
……もう一人いるのは読みきったが、それはそれ。
あんた野放しにしとくと、色々と危険だからな。
[眠りにあれど、愛し仔の声は届くものか。
獣の耳がぴくりと震える]
………
[なれど目覚め切れぬのか、眉を微かに寄せた]
わかってんなら、どーにかしろっつーの……。
[はあ、と。
零れるのはやっぱりため息]
中核に『馴染み過ぎて』、完全に同化でもしたら、どーすんだよ。
いえいえ、判っていますよ。別段私も永遠にこの中に留まりたいわけではないですし。
ですが、ほら、その野放しの話。
私を先に送り返してしまって、本当にいいんですか?
麒麟殿と小さな機鋼竜の元に。
[にっこりと愉しそうな笑顔]
[モニターに対してううう〜、と唸っていたものの。
気の動く気配に碧はきょとり、と一つ瞬いて]
……はぅ。
[目覚めと眠りの狭間にいる保護者の様子と、モニターとを見比べて。
起こしていいものかどうかの葛藤中]
――モニタールーム――
[セレスの呟きに、ユリアンも眉を潜めた]
相変わらずオトフリートさんは変わってないね。
無茶したら、見てる周りの人が苦しくなるって
わかってないのかな。いや、わかっててもやる人か。
ナタ・リェさん、あんたのだ……
[ここで不意に言葉が途切れた。あの単語を何気なく出して
不協和音攻撃を食らったのは、まだ記憶に新しい。
でも、もう繋がってないし、寝ていて聞いてないのに気が付き、そのまましゃべった]
「旦那さん」がああだと、「奥さん」も大変だね。
それが、ですねえ、実際どんな状態なのかは、私にも掴みかねるもので。
今の影精殿の話を聞いて、初めて少々危ないかと思ったくらいですから。
よろしければ、時空竜殿の無限の鎖で調べてみていただけませんかね?
陽精の姫君を。
[仮初の世界とよく似た場所][否、真似ていたのはあの世界か]
[何処を如何歩んだは確かでないが、やがて一室の前に辿り着く]
[内からは知った、複数の気配。]
[麒麟に似た歌はもう止んでいて。やがてまた、戻るは気怠い夢]
[―――の筈が。
なぜか、どうしても聞き逃せないかのよに。獣の耳がぴぴぴと動く]
……ま、影輝王にはまた、苦労かけるだろうな。
[愉しげな笑みと共に投げかけられた言葉には、一瞬遠い目をしてこんな言葉を返し]
あー……やっぱり、陽光の君か。
状況からして、そこらじゃないかと思っちゃいたが……。
[あっさりと告げられた言葉。それに、何ら警戒はない……とは言わないが]
……あんたに言われる前に動いたのは、精神衛生上には良かったかも知れんな。
[肩に小動物を乗せたまま、声は森に静かに滲む。
それは知っているものが聞けば、エントの言葉とわかるのだろうが]
Το λουλούδι ρέει, και γεννά το διασκορπίζοντας πηγαίνοντας σπόρο.
Ηχλόη βλαστάνει, ξεραίνει, και παρουσιάζεται επάνω.
Το δέντρο ριζώνει, ο μεγάλος ποταμός του χρόνου στερεώνεται, και ζει.
Ρωτά το πρόσωπο που ζει σε σύντομο χρονικό διάστημα.
Παίρνετε ένα άτομο και το ψήφισμα στην επιτήρηση?
[それはとても古い言葉。
肩に乗る小動物ですら、この言葉をしたのかどうか]
ほんと、時空竜は困るのー。
[ユリアンの言葉にこくこくと頷き、それから]
「だんなさん」と「おくさん」……??
[素で、きょとん、とした]
花は流れて、散りゆき種を産む。
草は萌えて、乾き、育む。
樹は根付き、時の大河を留め生きる。
短い時間を生きる者に問う。
汝に、独り留めおかれる覚悟はありやなしや。
ああ、そうですか。
ならば安心ですね。
信じては頂けないかもしれませんが、私はあの影精殿を割合に気に入っているものですから。力の使い過ぎで消滅などされては可哀想ですし。
[微笑む]
……あんたの言葉を、額面通り鵜呑みにすると、ロクな目にあわねぇが。
[異眸はやや、じとり、とした目つきに]
あの子が心配って点は、同意しよう。
……で、話を元に戻すが。
安心したなら、あちらで大人しくしててもらえんかね?
[きょとんとしたセレスに、ユリアンはいろいろ吹き込む]
そうそう。オトフリートさんが「旦那さん」で、ナタ・リェさんが
「奥さん」。あの二人みたいに仲良い男女は、
みんなから「旦那さん」と「奥さん」と呼ばれるんだ。
[実際のところ、あの二人がどんな関係か知らないけど、
ユリアンはそうなんだろうと思っているので遠慮なく言った。
膝の上のナタ・リェの耳がぴぴぴと動いているのには気づかない]
[幾つ声があれど、愛し仔の声は耳に届くが獣の定め。
例え、血を分けたものでなくとも]
………っ、
[夢と現が混じり合い、わからぬままに。
白金の睫毛の影で、淡い菫色が何かを探すよにさ迷う]
[幾つ声があれど、愛し仔の声は耳に届くが獣の定め。
例え、血を分けたものでなくとも]
………っ、
[夢と現が混じり合い、わからぬままに。
白金の睫毛の影で、淡い菫色が何かを探すよにさ迷う]
……あーべる?
[扉の向こうに同属の気を感じてか、小さく名を呟き]
ええと、時空竜が「だんなさん」で、ナタ・リェが「おくさん」……?
[きょと、としつつ、こてし、と首を傾げる]
えとね、ライデンは、「おとーさん」と「おかーさん」って言ってたけど、それとは違うの?
[素だ。どこまでも素だ]
[古いエントの言葉に、足元の蔓草がするりと伸び上がる。
右薬指の指輪にはまる石は、翠樹と陽光の調和をとるように医師の内部にきらきらと光が揺れた。
その指輪の嵌った右の手をゆるりと持ち上げて、花びらに手を伸ばす]
Γεια, μικρός άγγελος.
Πώς είστε?
[やあ、可憐な子。ご機嫌いかが?
花弁と戯れるように伸ばした指先とともに声をかける]
[そは最早、習い性の如く。側に在るを望む者達を]
……セレ…ス…
[彼の仔の名を呼びながら、もう一つの影を探すなれど、在らず。
代わりに上から降る、聞き覚えの在るコエに良く似た青年の声]
ユリア…ン…殿……?
[花は声とその手の動きに、ひらり。
楽しそうに揺れて、指先に留まる。
三つの花びらは、微かな音を立てていた。
わたしは元気よ、精霊さん。
あなたは、大変そう。
そう言うように――といっても、それは陽光の属が強い彼女にはっきりとつたわったかはわからないのだが。]
ナタ・リェ。
大丈夫?
[名を呼ぶ声に、心配そうにそちらに向き直る。
とっさにきゅ、としがみついたのは、モニタから問題発言?が聞こえたからかも知れない]
[瞳を閉じていてもいつもの鼾は聞こえない。眠っているのか、それともただ目を閉じているだけなのか。聞こえるのは小さな呼吸音のみ]
…………。
[その間ぴくりとも動かず、ヘルガが外へ出たのに気付きもしなかった辺り、意識が落ちていたと言えるだろうか。しばらくの後、ゆるりとその瞳が開けられた]
……閉じ篭りすぎたな。
少し外の空気に当たってくるかねぇ。
[上手く行けば風も得られるかもしれない。ささやかな期待を胸に、広間の扉を潜った]
[セレスが誰かの名前を呼んだので、扉の方を振り返り]
あ、誰か来た?どうぞー、鍵は掛かってないよ。
[そして再びセレスの方に向き直り、真顔で解説]
そうともいうな。そのライデンさんも正しい。
オトフリートさんは、セレスくんにとっては「おとーさん」で
ナタ・リェさんにとっては「旦那さん」だ。
同じように、ナタ・リェさんは、セレスくんにとって
「おかーさん」で、オトフリートさんにとっては「奥さん」
あ、ナタ・リェさん。おこしちゃった?
おはよう。よく寝れた?
[名を声が聞こえ、セレスがしがみつくのを見ながら挨拶した]
[身を起こしながら瞳が探すのは、もう一人の竜の姿。
そはモニターの中にあり、剣呑な笑顔をぼぅと見つめる]
[強制的に近い眠りゆえか、寝惚けた頭の覚醒は鈍い]
[だんなさん、おくさん]
[おとーさん、おかーさん]
[耳に入る言葉の数々に、獣耳は千切れそうに揺れているのに]
[許可を得る前か得た後か、]
[乱雑に扉を開いて中へ入る]
[……飛び交う単語に眉が寄った]
何の話をしている、何の。
そうなんだぁ。
[真顔の解説に、素で返する。
機鋼竜のデータベースに、知識が一つ追加されました]
……ナタ・リェ?
大丈夫?
[ぼう、とした様子と獣耳の状態に、ちょっと心配そうに呼びかけてみたり]
心魔 クレメンスは、焔竜 ダーヴィッド を投票先に選びました。
[きゅ、としがみつく小さな体を、反射的に両の腕で抱きしめて。
それから、温もりに反応したかのよに幾度か瞬いて、腕の中を見る]
嗚呼、セレス……、
[心配そうな気配の仔を、優しく抱きしめる。
その間にも、獣耳は問題発言の数々をきちんと丁寧に拾っていて
―――時間差で内容が届いたのか、細い眉が寄せられた]
心魔 クレメンスは、未熟影 ブリジット を能力(襲う)の対象に選びました。
[花はひらひら、微かな音を立てるのを止めない。
小動物が襲い掛かったら逃げられるように、とは思っているようだけれど。
大変そう。
でも、好きなようにしたら、良いんじゃないかしら。]
[その宿主は、ゆるりと立ち上がり、そうと息を吸い込んだ。
身体は動く。だから、先ほどの、力が増した場所へと足を向けた。花もそちらにいるようだ。]
[疼き、]
[其れは未だ残存する分け与えられた力の故か]
[其れとも胸に残された蔓を描いた痣の所為か]
随分と、便利な物が在るのだね。
[眼差しを映像を映す壁へと転ずる]
心魔 クレメンスは、未熟影 ブリジット を投票先に選びました。
心魔 クレメンスは、焔竜 ダーヴィッド を能力(襲う)の対象に選びました。
[アーベルが入ってきた瞬間、ユリアンは思った。
あ、さっきあのクレメンスさんとキスしてた人だ。
変わった趣味の人もいるもんだ、と脳内で無理やり自己解決した]
こんにちは。今は「おとーさんとおかーさん」や
「旦那さんと奥さん」についての話をしてたよ。
[ナタ・リェが身を起こしたので、よっこいしょと立ちあがり、
全然説明になってない説明をアーベルに返した]
/*
襲撃ですがー、やっぱりこの際ダーヴでいこうかと思いますのですが、私吊られそうですので、そちらもダーヴに合わせておいて頂きたく。
吊られる人におまかせにしちゃうと、どうなるのかが良くわからないのでw
ええと、知らない言葉、教わってたの。
[何の話、という言葉にはこう返し。
それから、碧の瞳でじぃ、と同属の魔を見つめる]
身体、平気?
[廊下を歩き、玄関へと向かう。歩きながら欠伸をし、瞳を閉じかけた時だった]
………?
[さぁっと吹き抜ける感覚。それは小さく囁いた。ただ一言、『そこ』と]
…何があるってんだ?
[示された扉。囁かれた声は聞き慣れた風の声で。何故か一言しか聞こえなかったが、何かがあることは確かだろう。静かに、その扉へと近付く]
[アーベルがモニターに興味を示したの見て]
あ、それ?なんか時空王が設置していったよ。
向こうの様子が丸見えで便利なんだ。
でも、向こうからこっちが視えないのが不便だね。
あ、クレメンスさん、また何かやらかしたのかな?
[画面の向こうの不穏な雰囲気に、思わず視線がそちらにいく]
――違いまするっ!
[ぎゅぅと抱きしめる腕にやや力を入れすぎつつ、頬染めて叫ぶ]
えぇえと、あの、その、
オト殿とわたくしは、セレスを育てる為のパートナーで…!
そもそも私は麒麟ですから! 竜を産めはしませぬ!!!
[夫婦も人生のパートナーだとかには気付いてませぬ]
……?好きなように?
[きょとんとして首をかしげる。
足元では蔓草はさわさわと揺れ、獣は特に花弁を襲う気配もないらしい。
こちらに翠樹の子が近づいていることを、陽精は気づかぬまま]
対の欠落が原因で、というなら、俺も条件は変わりませんが?
[さらりと返し、左手に握っていた腕輪に軽く口付ける。
時の旋律は、最低限の力は取り戻してくれていた]
*/
んー、みんながどこつってくるか微妙って思ってたから。
ブリスならブリスでいいのかも?
ただ、ミハをいじれなくなるので中の人が(お前
[脳内解決を知れば相当に厭な顔をしてみせたろうが]
……子を養い育てるもののことと、婚姻関係にある男女のことだ。
この場合は、特に仲睦まじい恋人同士を茶化した言い方だろうが。
其れくらいは知っておけ。
[話の内容に対して説明を添えた、]
[――ものの、其れも如何なものか。]
気にかけられることでもない。
[碧の瞳からは視線を外して答えた]
ふぇぇっ!?
[突然、腕に力が込められたため、思わずびっくり。
他種族に比べれば、身体的なダメージには強いのだけれど。
びっくりの反動か、ちたちたちたちた]
[ナタ・リェの叫び声に、不思議そうに返す]
「セレスを育てる為のパートナー」って、それってまんま
「親子」で「夫婦」の関係だよね。何か、僕間違ってるだろうか。
実際に血縁関係があろうが無かろうが、親子でしょ?キミ達。
そもそも、「愛」に種族とか性別とか気にしちゃ駄目だよ。
そんなの気にしたら、僕とかどうしたらいいかさっぱりじゃないか。
もう、いろいろ障害だらけだし……
[この場にいない、性別のない精霊の彼女のことを思い出して、
思わず床にのの字を書きたくなった]
……時空王が。
成る程、ね。
精霊王には変わりものが多いと聞くけれど。
[入り口傍の壁に身を凭れつつ呟く]
[叫び起きた麒麟を横目に見ながら]
[ちたちたしながらも、同属の言葉は捉えていて。
そうなんだあ、と思いながらも、どうやらここらの話題が保護者を動転させているのは察していたので、密かにデータだけが更新された]
……だって、心配、だもの。
[説明の後に続いた言葉には、素でこう返し]
[そうよと、いうよに花はゆれて。
あなたのすきなように。
この世界をどうするか。
それからひらりと指先から飛んで、魔獣の仔の鼻先に。]
[近付く苗床は、そこに陽光の気配を感じる。
陽光――それはあの広間にいた人だろう。
姿が見えるほどに近付いて、]
こんにちは。
[声を投げた。花びらひらり。]
殲滅の陽光 ヘルガは、未熟影 ブリジット を投票先に選びました。
殲滅の陽光 ヘルガは、焔竜 ダーヴィッド を能力(襲う)の対象に選びました。
属の安定、か。
そのようなものは此処では既に崩壊しているな。
[ハインリヒが出て行ったあと、ぽつりと呟いた。
握ったままのブリジットの手を、持ち上げて見る。]
[腕の中でちたちたする身体に、はっとして力を緩める]
あ…すみませぬ。
わたくし、何がなにやら…。
[ヤケに冷静に解説する機魔の声も獣耳はちゃんと拾って。
セレスの肩に額を押し付けるよにして、俯いてしまった]
…………違いますから。
育ての親…に近くはありますが。
時の竜とは…そのよな関係では……ありませぬ、から…。
[照れではなく、それはどこか哀しげに、ぽつりと呟く]
……言われたくなければ、
引っ付くのを止めればいいのに。
離れられなどしない癖に、無駄な否定をするな。
[言い様は余りに乱暴で声の温度も低い]
[先の苛立ちは消えてはいないようだった]
ああ、いえ、対の消失だけではなくて、アーベルの食事を少々提供し過ぎたようでしてね。
ですがまあ、その条件も、昨日の騒動でチャラ、ですか。
[すっと腕を振ると、細身の黒い剣がその手の中に収まる]
……そう、言われてもなぁ。
[花が小動物と戯れるを見ながら、空いた指先が頬を軽く引っ掻く。
不意にかけられた声に、濃い翠樹の気配に、視線がそちらへと向かう]
…はい、こんにちわ。
[首をひねって濃い翠樹の気配をじ、と見て]
氷精 ミハエルが「時間を進める」を選択しました。
食中りおこすほど食わすなっつーの。
[呆れたように言いつつ、腕輪はポケットに押し込み。
意識を向けるは、無限鎖。
漆黒の光鎖が舞い、それは同じ色彩の刃へと形を変える]
ま、条件云々気にしてたら、なんもできんけど、な!
未熟影 ブリジットは、時空竜 オトフリート を投票先に選びました。
未熟影 ブリジットは、心魔 クレメンス を投票先に選びました。
[ユリアンの声に、少しだけ顔を上げる。
頬は乱れた蓬髪に覆われて、その表情は見えにくいであろうか]
……えぇと…、その、ご苦労されているのですね…。
[今にものの字を描きそうな様子に、他に言えるも言葉もない。
ちなみにそんな性別不明の地精は種族というか本性も獣だったりして、青少年の苦労は果てしないっぽい。がんばれ]
[大丈夫? と言いつつ保護者を見上げ。
それから、碧は同属へ]
どして?
種族、違っても、同じ、『機鋼』のもの。
大切なの、いけない?
[こて、と首を傾げつつ。心底不思議そうに問いを投げる]
花が邪魔をしていたみたいだね。
どうしたの?
[軽く首をかしげて]
なにか余計なことでも言ったかな
おいで、花。
[呼ぶと三つ花は、ひらりと小動物から離れ、宿主のもとへ。]
大人しくお戻りいただけん以上、他に方法ありますか、と。
[一閃を避けられるのは予想の範疇。
軽く引いて、距離を維持しつつ、返す言葉はどこか軽く]
空間に関しては私の力の及ぶところでは無いから、温厚に現状が打開出来るのであればあまり積極的に干渉したくは無いのだが……。
この空間へ長く留まることは、あまり良い影響を及ぼさない。
[重ねた手に視線を落としたまま、声に出して思考する。
「私にとっても」と小さく付け加えた。]
…いや、別に。
[邪魔というほどのものでもなかったし、余計と言えば余計だったかもしれないがかといってそれほど問題ではなくて]
お前の子だったのか。
[ひらひらと離れていく薄い花弁を眺めながら]
[ナタ・リェの言葉にユリアンは絶句]
え、もしかして、そうだったの!
お二人さん、どうみてもいい感じだったら、もう夫婦か、
じゃなくても恋人同士かと思ってた。
特にオトフリートさん、そういう色恋沙汰に疎そうというか
そっち方面にもっていかなそうだもんな…
でも、ちゃんと脈はあるように思うよ。
僕も頑張るから、ナタ・リェさんも頑張って!
[勝手に同士扱いをした]
……大切なものは、多くは要らない。
此れがあるということは、先の争いも見たのだろう。
大切なものというのなら、
“其れ”同士が対峙していたら、如何する気だ。
片方を選ばなければいけない時が来たら。
君は、君の保護者だけを大切に思っていればいい。
[碧を見ることはなく][片側の青は映像に向けた侭]
[びくり、と機魔の常ならぬ声の調子と温度に肩を震わせて。
なれど、恐れを孕みつ見上げる瞳には愁いが浮かぶ]
……引っ付いてなど。
側に在るを許されておるは、セレスの為…ですゆえ。
[想い起こすのは、機鋼界を出る前に交わされた言葉。
支えたいと願ったわたくしが、哀しい顔をするから、と。
時の竜の優しさが、セレスの為もありてしばしの時をくれた。
ただ、それだけ]
それはまあ、戻るのも面白くないのですがねえ。
[すい、と足を進め、軽く斜めに斬り上げるように]
あなたを傷つけると、麒麟殿を嘆かせてしまいそうなのが、なんとも…
僕の子というには語弊はあるね。
僕よりも長生きだから。
[花は爪先に落ちて、消える。]
この世界の核を、送り出すか、
この世界から皆を追い出すか、
どちらかで、元の場所に戻れるのだっけ。
*/
どうでもいいはなし。
中の人的による使用言語は人間>独語、精霊>蘭語、エント語>希語。
ほんとうにどうでもよかった。
[部屋の中から聞こえるのは話し声。そして力の揺らめき。覚えのある漂う気配は、どこか殺気立っているように感じられただろうか]
今度は何やらかしてんだよ。
[眉を顰め、ふ、と短く息を吐いてからドアノブに手をかけ扉を開けた。扉を開けた先、そこに居たのは双方剣を構える時空竜と精神の魔]
随分と楽しそうだな、お前ら。
[口をついて出たのは皮肉げな言葉。どちらかと言えば、オトフリートに向かって厳しめの視線が向かっただろうか。また無茶してるんだろう、と言うかのように]
ふーん。
流石翠樹の属。
[紡がれる言葉。視線が少しだけ細まる]
…そうだと聞いているが。
[何でそんなことを今聞くのだとでも言うように、首をひねる]
[そう告げながらも、苛立ちを隠せぬ機魔の様子に警戒を向ける。
拘束帯に巻かれたままの左。
そして、鋼の冷たさと硬さを帯びた右。
それが時の竜を切り裂いたは記憶に新しく、獣の耳が震える]
/*
第三演を読んでないので、正確にオト・ナタ・クレの三者の関係が正確にどんなものなのかわかってないCO.
ログ読もうと思ったけど、厚すぎて断念した。
誰か簡単に説明してほしい。本気で。
――、
中途半端な感情ならば棄ててしまえ。
痛みを負うのは、己だ。
[ほんの一瞥をくれて]
[瞳に宿る感情を識る]
[されど耳の震えを認め、顔ごと背けた]
[斬り上げの一撃に、刃を合わせて押さえつつ]
それこそ、いらん心配だな……容易く、斬られるつもりはねぇよ!
[あわせた刃に力をかけ、一気に体勢を崩しに持ち込もうと]
クレメンス。
……心の魔だけど、わかる?
[尋ねながらも、わかってるんだろうなというような声。]
核なのって聞いたんだけど、答えなかったんだ。
多分、そうなんだろうね。
追い出したら、元に戻れるかな?
丁度いいところへ、いらっしゃいましたね、風使い殿。
[ふわり、と空を舞うように、ハインリヒの背後に飛ぶと、黒い剣をその喉元に突きつけた]
オトフリートに無茶はやめるように、言ってあげてもらえませんか?
[にこり、と微笑む]
……そう、なの?
[多くはいらない、という言葉に、碧はやや、陰り。
先の対峙の話を持ち出されれば、陰りはより、深く]
……大事なものと大事なものが、ケンカするのは、やだ。
でも。
それでも、ボクは、たくさんを大切にしたい……よ?
[それは、いずれ機鋼竜という『種』を束ねる身となるが故に。
魂に刻まれし思いの一端か]
クレメンス。
……ああ、あの胡散臭いの?
[魔とか、精神とか、そんなことよりもそっちのほうがインパクトが強かったらしい]
そうだと思うなら、やってみりゃいいんじゃない?
百聞は一見に如かず。
言うだろ?
[突きつけられた剣には動じることも無く]
言ったところで聞いちゃくれねぇよ。
何度言ったことか。
で、この刃は何かね。
[喉元に突きつけられる刃を親指と人差し指でつまみ、喉から放すように少し力を込める]
うん。
[目を開いたのは夢現で答えてから。
視界にミハエルの姿を確認すれば、安心したように微笑んで]
何で穏便に済まないんだろう。
[原因の一つである自覚は薄い]
そうだね。
でもきっと、時の竜がやるよ。
僕はここにいようかな。
一番、好きな場所だから。
[小さく笑って。]
うさんくさいなんて本人が聞いたら……きっと悦ぶよ。
[競り合いを外した心魔の動き。
異眸は鋭く、それを追う。
手にした刃は、そのままに。
心を乱せば、不利になると理解しているのは、過去の経験故か]
いえ、これはまあ、保険といいますか。
実は、私に外に戻れとおっしゃっているのですがね。
私は、陽精殿に無意識に力を吸い取られているブリジットを先に返すべきだと思うのですよ、どう思われます?
[押し戻そうとする刃はハインリヒの喉元から動かなかったが、そこに殺気はなく、いささかのんびりと問いかける]
/*
ていうか、この二人の過去因縁って、どんなやったんじゃろか。
オトの嫌いっぷりから、相当なもんだったんだろうけど。
[仔竜の想い][理解は][出来ないのか][しないのか]
[其の故は][“魔”であるが為か][欠けた心の為か]
……なら、そうすれば好い。
重さに耐えかねて動けなろうとも、
幾らの痛みを知ろうとも与えようとも、
全ては君の選択なのだろうから。
[酔いが醒めれば湖の奥底に残されしは虚ばかり]
ただ、其の中に、他まで――僕まで巻き込むな。
迷惑だ。
[言葉もまた、うつろ]
誰しも受け容れられるものと
そうでないものが在るのだろう。
……お前、時を追う毎に何処かへ力を奪われてはいないか?
それとも、この空間へ同化をしているか。
[腕の中の仔の声に視線を落とし、大丈夫と小さく頷いて。
風の仔のまっすぐな言葉に返すのは、ただ愁いを帯びた淡い菫色]
………わたくしの事より、そなたはそなたの想いを大事に。
[それ以上は言わず、機魔へと視線を戻す。
背けられた横顔を見上げて、ぽつりと]
理性が捨てよと言えども、捨てられぬが感情です。
心…とも言うべきでしょうか。
――痛みこそが、心がここにある証やもしれませぬ。
[そう囁く声は、小さく。痛みを耐えるよに僅かに微笑む]
………あ、そ。
[軽く肩をすくめて、ひっそり時空竜のつくづくの苦労人生に合掌したとかしないとか]
…ふーん?
ま、あの様子じゃ確かに。
それはそれは、大した保険だな。
外に戻れ、ね。
俺としては精神面で考えるとお前さんに戻って欲しいものだが。
それとそこでヘルガとブリジットが出て来ることが良く分からん。
[言いながら話の流れで誰がどんな位置・どんな状態に居るのかを頭の中で整理する。押し退けても動かぬ刃にはしばらく力を込めていたが、途中で諦め両手を腰に当てた]
そんで、お前さんは外に戻りたくないがためにオトフリートとやりあってたってか?
ええ、実はそうなのですよ。
私としては、この空間を、皆さんが無事に戻るまで安定させておくお手伝いを、と思っているのですがねえ。
[剣を突きつけながらでは、まったくもって説得力に欠ける...のは承知のうえという顔だった]
うん、そうする。
[こくり、頷く。
それから、しばし思案するよに眉を寄せ]
何を大切にするか、は、ボクが、決める、よ。
ボクが大切に思うものが、ボクを同じに思ってくれなくても、えと。
ボクは、ボクの、したいよに……する?
で、いい、と、思うから。
[虚ろな言葉に返すのは、今、紡げる精一杯を用いた言葉]
まぁ、消えたのナタ・リェさんだし。
今回は分からなくもないんだけど。
…えっ?
[ふぅ、と小さく息を吐いて。それから驚いて息を止めた。
数秒の間。人姿では苦しくなってきて軽く咳き込み]
ケホ。
うん、中途半端に取り込まれてるかも、とは言われたの。
時空竜 オトフリートは、心魔 クレメンス を投票先に選びました。
時空竜 オトフリートが「時間を進める」を選択しました。
……
クレメンスの相手はきっと大変だと思うけどね。
[小さく笑う。天を仰ぐ。]
あなたも、早く戻りたい?
僕はなんだか怖くなってきてしまった。
……そんな不要な機能が、何故在るのだか。
[届く囁きは小さく]
[狭い視界の端、][掠める微笑み]
[己には必要無いと言う様に目を閉じた]
[さて、ここで場面は転換して。
鍵の街シュリセルでは、一匹のフクロモモンガもどきが優雅な夜の散歩を楽しんでいた。途中までは。
夜風に乗り、街路樹から街路樹へと、飛んでは登り、飛んでは登り。
その軌道が狂ったのは、この街に住む風使いの青年が消えた為]
アンッ! アンアンッ!
[抗議の声を上げるも、対の気配はなく。
フクロモモンガもどき――こと、アマンダは不機嫌に尻尾を叩いた]
[ミハエルは、空いた手を額へ当てた。]
……気付くのが遅かったか。
お前が望むのなら、オトフリートにでも言っていまのうちに向こうへ戻る事もでき……何だ?
ほほー、見かけによらず殊勝だな。
だがここから開放されるには俺らが外に出なくても、核を追い出せば良いはず。
お前さんがその核であるなら、尚更外に出てって欲しいね。
[腰に当てた手が何かを握る。慣れた手付きで引き抜くと、喉元に当てられた刃の柄側へとそれを滑り込ませ、喉元を護るように横へスライドさせる。滑り込ませたそれは、いつも腰に据えている使い慣れた特製のトンファー。先程より力を込め首との隙間を作ると、空いている腕の肘をクレメンスの脇腹目掛け繰り出しつつ、体勢を低くして捕らわれた状態から逃げ出そうと]
氷精 ミハエルは、焔竜 ダーヴィッド を投票先に選びました。
できればしたくない。
[きっぱり、明確な意思を示す]
…どうだかな。
帰りたいと言えば帰りたいのかも知れんが。
帰りたくないと言えば帰りたくないかもしれない。
いろいろ面倒だし。
/*
>オトさんメモ
あー、それは私とかが絡みに行くせいでもあるので。
それなのに上手に動けなくてごめんなさいですよ!
これは、狼の身代わりフラグになれたってことなのでしょうか。
だとしたら投票先変えた方がいいのかも。むぅ。
[チリ、]
[言う事の効かない手、][傍の壁を叩いて]
……他は知らないけれど。
僕は、想われるのが迷惑だと言っている。
だから、僕を、そう想うのは、止めろ。
[先とは矛盾を孕んだような台詞を吐いた]
[苛立ち半分、文句言う気が三分の一、
その残りが心配といった按配で探すも、某精霊カップルの絆より遥かに弱い為か間に合わず。
夜風にブラシのように膨らませた尻尾が揺れる]
……アン。
[――馬鹿。そんな響きが零れたのを対の青年は知らない。
なお、間に合ったとしても、現在アマンダが人の姿を保つ助けをしている千花(ミルフィオリ)の二連の首飾りは工房に置いているので、単にもふ成分が補充されただけだったり*するのだが*]
…離れるの、何だか、嫌。
オトフリートさんたちの気も立ってるし。
もっと気をつける、から。
[目は逸らしたまま。
それがちゃんと出来る自信は無いようで]
嫌われたものだね、クレメンスも
[おかしそうに笑って、館のほうを見た。]
……面倒なことは回避したいよね。
やっぱり。
そういえば、あなたの名前は何だっけ?
陽と樹の精。……陽の王の子。それはわかるのだけれど、ちゃんと名前を知らなかった。
[こてり。
首が、傾いだ]
想われるの、いや……?
[碧の瞳が数度、瞬き]
……時空竜、みたいだぁ。
[口調はどこか、怒ったような、呆れたようなものを含んで]
/*
今日はどうあがいても俺はクレメンス投票だなぁ。
3回連続クレメンスですg
昨日は設定変更し忘れましたすみません(滅
/*
なれてたわけではないようです(苦笑
というか、ここで私が望むって言えば良かったのかな?
でもそうじゃない流れが見えているような。うーん。
この辺どう読むべきなのか、後でまた教わっておかないと。
やはり、そう、来ますか!
[ハインリヒの繰り出すトンファーを避け、剣を引いて飛び退る…が、僅かにトンファーの先端がその胴を掠めた]
判っていただけなくて、残念ですよ、風使い殿、時空竜殿。
[その言葉だけを残し、トンファーが掠めた胴から、ざらりと砂の像が崩れるように、心の魔の姿は崩れ落ち、影の中に消える]
ああいう人のことを見透かしてるような構えかたのやつはあんまりいけ好かなくてね。
[暇を持て余しているらしい小動物を時折撫でながら]
そりゃあもう。
避けて通れるならいくらでも。
……ヘルガ。
[ぽつん、と自分の名を告げて]
[なお、他の獣(しかも女)の匂い付けて(膝枕とか)帰ったら。
心配した分だけ、無事に済む保証はまったくなかったりする]
[それがヤキモチかどうかは、とてもとても*微妙なトコロ*]
――、は?
[揺らぎも一瞬薄れ、]
[眼を開いてきょとり。]
……………。
あれと、一緒にするな。
[物凄く不本意そうに言った]
ち、逃げるか!
[体勢を戻し、影へと消えるクレメンスへ横薙ぎの一撃。しかしその攻撃は虚しく空を切る]
くっそ、風が使えねぇって時に。
どこ行きやがったあの野郎。
[閉じられた目。壁を叩く音]
痛みを知り、強く優しくなる者もありまする。
[ゆえに不必要ではない、という意味を告げて。
愛し仔を離して、そっと背に庇う]
[影へと消える様子に、舌打ち一つ。
弾き出すのは無限の輪、一つ]
エターナル・ロンド!
追え!
[気を辿り、後を追うよに飛ばす。
自身も動こうした矢先、伝わる衝撃に足が止まった]
[舌打ちをした瞬間、空間が震えた]
なんだぁ!?
[体勢を崩しはしなかったものの、部屋を出て探そうとした足は止められ]
…何か、起きたってのか?
ヘルガ。
僕はリックというんだ。
[撫でられて気持ちよさげな魔獣の子を見て。]
……困ったね。
ここは何もなくて、そのくせこういう場所はあるから、居心地が良いや。
[呟くと同時に、空間が揺れる。思わず、手を地についた。]
[館の上空、閉ざされた空の上に、黒い影が浮かぶ「それ」は古いフィルムに焼き付けられた、薄れた映像のように不確かに揺らぎながら、巨大な黒い片翼を、大きく広げた]
[愛し仔の声に心揺らされつ。ゆるり立ち上がり機魔の方へ]
痛むのですか…?
[左の手へ指先を伸ばす。枷を外した時のよに]
[衝撃が鎮まったなら、ハインリヒの方を振り返り]
追跡はかけた、輪の波動を追えば、捕えられる!
どーせ閉鎖空間だ、いける場所なんざ、限られてる!
ヴィンター、行くぞ!
[光鎖を右腕に、白梟を左肩に乗せ。
輪の導くまま、外へと駆け出した]
だぁって。
[不本意そうな物言いに、むう、とむくれた]
言ってること、すごく、近いんだもん。
[そうだとしても、言われたくはないだろう、とは思わないようです]
そう。
今更だけど、よろしく?
[ぐらり、と揺れる世界に、少しだけふわりと浮いた足元を支えるように蔓草が絡む]
…まったく。
本当に、中途半端に居心地がいいってのが一番手に負えないな。
っと、そりゃ頼もしいこって!
[追跡をかけたと言うオトフリートの言葉にその後を追う。外へ向かい、一度辺りを見回した後に空を見上げた。館の上空に見える、黒い影]
んだよ、あれ…!
だってぇ。
[涙目になりつつ、反駁しようとして。
すぐに収められた言葉の強さにふる、と首を振った。
が、次の瞬間]
きゃぁ!?
[空いている手で耳を押さえる。
音ではなかったが、大きく揺さぶられたような感覚を覚えて。
コップの縁から毀れるように、揺れた力の一部は再び流れ消えた]
……あれは。
[仰いだ天に影の存在。苦笑。]
戻らなきゃいけないのも、わかってるんだけどね。
あなたも、そうでしょう?
[ヘルガを見ることなく、そう尋ねる。]
[機鋼の仔竜の言葉は黙殺して]
(しかし抗議の眼差しは投げた)
……、無茶を、する。
不完全な空間、下手をすれば、崩れるぞ。
[其れも――穏便には済まぬ形で、と。]
投票を委任します。
未熟影 ブリジットは、心魔 クレメンス に投票を委任しました。
苗床 リックは、心魔 クレメンス を投票先に選びました。
[屋敷の屋根の上。目の前には携帯用のモニタ
そこに映っているのは、モニタールームの様子]
……さて、あとしておくべきは
[そう呟くと、ピッと携帯をダイアル]
……ああ、クロム? 元気ー?
こっち? うん、楽しいよー
あー、それでなんだけどー
ちょっと左腕の義手一個作ってくんない?
精密な人間の手に限りなく近いやつ
あー。部品その他は機獣王にでもツケといてー
/*
委任は良くないのだと言われますが。
自分投票はできないのでこちらにて。少しバラけた方が楽しいかと思うのです。PL視点として拙いのかなぁ。
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