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学生 裕樹は御曹司 晴美に意志を預けようとしました。
御曹司 晴美 は 教育学部 聖 を心の中で指差しました。
学生 裕樹 は 教育学部 聖 を心の中で指差しました。
医学生 七重 は 教育学部 聖 を心の中で指差しました。
双生児 奏 は 主婦 亜佐美 を心の中で指差しました。
教育学部 聖 は 主婦 亜佐美 を心の中で指差しました。
主婦 亜佐美 は 教育学部 聖 を心の中で指差しました。
お嬢様 涼 は 主婦 亜佐美 を心の中で指差しました。
教育学部 聖 を 4人が心の中で指差しました。
主婦 亜佐美 を 3人が心の中で指差しました。
教育学部 聖 は人々の意思により処断されたのです……。
学生 裕樹 は、教育学部 聖 を占いました。
次の日の朝、学生 裕樹 が無残な姿で発見されました。
今、ここにいるのは、御曹司 晴美、医学生 七重、双生児 奏、主婦 亜佐美、お嬢様 涼 の全部で 5 人かしら。
/*
やっぱり、なーw
まあ明日のことを考えると、実はありがたかったりもしますが。
心残りは、赤猫の呼び掛けに返せなかったこと、だな…。
―― PCのある部屋 ――
[携帯は、七重姉の手にあっただろうか。
ふと、けたたましい音を立てて、それが鳴った。
多分充電切れの類だと思われるんだけど、
それにしては――…]
七重姉! ちょっとその携帯貸して!! お願い!!
[いやな予感がする。何でだろう?
あのひとと一緒に出て行った人は、僕も良く見知った人で。
だから安心して見送ったはずなのに。]
レンさん!?
[突如響くレンの絶叫に、声を上げそうになる。]
どう、したの? ……返事、して?
[呼びかけるコエは、動揺をありありと映していた。]
─休憩室─
[あかいいろ。
あかいいろ。
そのいろは。
きらいじゃない、けど。
今。
目の前にある、それは]
……やだよ、こんなの。
[でも、目を逸らす事も。
できなかった]
中
うっは。
土壇場で委任でごめん。
ただ俺死ぬのは確定だったから、俺の票は村人にあげるべきなのかな、と思い直した。
あー失敗したかなぁ…
まぁ結果的に、迷った先ではあるんだけどさ<投票
―パソコンの部屋―
…死んでも出れないってわけ。
[息を吐くとほぼ同時。]
!
[突如鳴り出した音と晴美の声に振り返った。
けたたましい音だったけれど、何だか薄い膜を通したように聞こえる。
別世界の音。]
…何?
[窓から離れて、2人のほうへ近付いた。]
─PCのある部屋─
[齎された情報を一つずつ整理する。
ゲームに倣うなら、占い師は一度に二つの判定は出来ない。
つまりは、どちらかが嘘。
どちらが正しいのかのパターン分けをしたくなって来るが、そんな猶予は残っているだろうか]
けーちゃん……。
[どんな結果を出したとしても怨まない。
そう言葉を向けて来る晴美を見やり、泣きそうな表情になった。
自分を信じてくれているのだと、感じることが出来たから]
………ありが、と。
[信じてくれていることに対する感謝。
俯き、枯れたはずの涙を一粒零しながらその言葉は零れ出た]
[涙を拭おうとして左手を持ち上げた時。
右手に収まっていた携帯がけたたましく鳴る。
それと同時に晴美からも声をかけられ、慌てるようにしてその携帯を晴美へと渡した]
な、なに…?
[何が起きたのかさっぱり分からない。
晴美がどこか焦るようにしている理由も]
ヤクソ、ク。
[ノイズが混じる。届けたい相手に届かない]
アァ…!
[程好く混ざり合っていたはずの意識。
流れる血と、潜り込んだ棘と。僅かな綻びから崩れてゆく。
手にしたばかりの力など自在に使えるはずもなかった]
[ふたりの呼びかけにもレンから答えが返って来ることはない。]
う、そ…………そんな、どうし、て?
一緒にここを出ようねって、言ったのに。
[嘘だよ、というレンの答えを期待しつつも、それは叶わないと心のどこかで認めてしまっているのを信じたくない、という複雑な気持ちでそう呟く。]
―― PCのある部屋 ――
お礼を言うのはこっちの方だよ? 七重姉。
七重姉は、いつでも僕の声を聴いてくれた。
こんな時にだって。だから泣かないで?
[ぽんぽんと、軽く肩を二回叩く。
昔七重姉が僕にやってくれたおまじない。
本人は覚えているだろうか?]
……。
[失った意識は、ふいに集まり形となす。]
………。
[周囲を見渡すと、自分がもう一人居た。
否、自分だったものが、そこに転がっていた。]
…ああ、なんだ。
死んだのか。それとも死にかけてるのか。
[曖昧な世界。自分を別の視界で見るのは二度目だ。
だからここが何処なのか、理解するのは早かった。]
…死んでるか、これは。
[まぁ間違いないよなと。]
メモに突っ込みどころが多いというか、
>七重さん
ぅオンがすごい気になるwwwww
>晴美さん
逆ハーレムということは晴美さんが女で実は他の皆男だったんだよ!
ΩΩΩ<なんだってー
御曹司 晴美が時計を進めました。
─PCのある部屋─
[泣かないでとの言葉に、涙を拭きながら小さく頷く。
肩を二度叩かれると、どこか懐かしく思えた。
そう言えば、ここに来る時も同じ仕草をされたな、と思い出す]
[携帯を手にした晴美は何やら驚きを見せていて。
先程までとはうって変わり、焦る様子で一緒に来て欲しいと言って来る]
え、場所は、分からない、けど……。
……うん、行く。
[晴美の様子を見て、何かあったのだと感じる。
ここで燻っていては行けない、そう意識が働き、頷きながら床から立ち上がった]
主婦 亜佐美が時計を進めました。
中
まぁでも。
ちょっとテンパッてて他の人の発言見てないけど。
一番死にやすい位置ではあったかなぁと、も。
狼は亜佐美殺し想定してたっぽいけど<票から想定
ちょっと途中だったから、死なせるには…ってのがあったのかなぁ。
俺はちょっと迷ったが(
村人って、狼の都合(主にアリバイ的な事)考えて投票ってあんまししないからなー。とくに最初の方。
と。色々言ってますが。
とりあえずエピで土下座してくるっ…!
[覗き込んだ携帯画面。
一瞬しか見れず、よくは分からなかった。]
…。
[晴美と「ナタリー」が移動を始めても、その場に残ったまま。]
お願い…返事して…。
[呟くような声にも出して、
最後に聞こえたコエは不安をあおるものばかりで、
体は自然と駆け出していた。
なんとなくこっちのほうにいる気がする、そんなことを思いながら足は自然と休憩室の方へたどり着きそこで目にしたものは――]
嘘…嘘だよ…だって私の家庭教師になってくれるんでしょ…?
[首をかっ切られて倒れた裕樹、
そちらには目もくれず聖の方にかけよった、耳の辺りを大きくそがれて出血して倒れている。
ゆするも反応はなく失神した後に失血死でもしたのだろうか、専門的な知識のない自分にはわからなかったが、ただ聖が死んでいることだけはわかった]
う。
げ。
[急に聞こえた、聞きなれていたはずの声。
もう二度と聞けないと思っていたはずの声。]
…水無瀬。
なんで居るんだよ?
[怒鳴り声に返したのはこんな間抜けな返答。
きっと俺の顔も見たくないだろうなと。
そんな事を思っていたから。]
嫌だよ、こんなのやだよ…。
ねぇ、死んだ振りだよね?そうだよね?
[とうに死んでいるそんなことはわかっていたが聖をゆすり必死に声をかけ続ける、
涙がこぼれ落ちて、聖に垂れ落ちていく]
―― PCがある部屋 ――
[心許ない足許に、焦る気持ちとじっと待つ気持ちとが鬩ぎ合う。]
七重姉、無理なく、行こう?
[よろけるなら手を貸して、
僕たちは休憩室を探すべく歩き出した。]
あのね、あの携帯の持ち主って…
実はアートさん、なんだ。
[壁伝いに歩くビル内の廊下。
響く声から情報が洩れないように、僕は真実を告げる。
告げるけれども]
そしてね、彼はセンセー…、えっとWenと一緒に…
休憩室へと――
[最後の言葉は、擦れて音には*ならなかった*]
死んだ振りは…いらないよ。
アートさんはもう死んだから、レンが殺してくれたから…。
[話しかけるコエに返事はない]
HAL、レンが…レンが動かないの、血いっぱいながして、
動かないの。
[死んだとは言えなかった、それを認めたくなかったから]
なんで、って。
なんで、って。
あんたが、「また」なんて、言うから……!
なんか、やるんじゃないかって……!
[間抜けな返答に、返るのはこんな言葉]
……だめ、って、言ったのに。
なんで、こんな事、なってんの、よ……。
[それが一方的な言葉だったなんて、意識にない。
「ここ」が何処か、認識していたから。
「ここ」ではあいたくなかった。
考えてるのは、それだけだった]
―パソコンの部屋―
[如何ほどの時間が経ったか。
ふと思い立ち、パソコンの前に移動する。]
…変わってる。
[そこには知らない名前が2つ並んでいた。]
そういえば「ゆっきー」とか呼んでたっけ。
…じゃあ、あいつかな。
[1人の青年の姿を思い浮かべる。
もう一つの名前は、文字だけでは分からなかった。]
[そう。
死なないという約束はしなかったはずだ。
それは「陣営勝利」のために出来なくなるかもしれないから]
…。
[けれど。別の約束は、した。
戻ったら彼女の家庭教師になると。
楽しい未来を一緒に想像した]
[携帯の画面を見た亜佐美が驚きの声をあげ、ゆっくりとこちらを見る。
だが、奏もまた目を見開いたまま呆然としている。
だが、問いに対する回答に、ハッと意識を亜佐美に向ける。]
…………そう。見ちゃったんだ、ね。
[一歩一歩距離を取っていく亜佐美に、スッと目は細められる。]
/*
が。
がんばれ、地上の黒一点……!
ところで。
自分の方向が定まらないんだが、あたし。
……どーしたいんだ、るいるい。
─PCのある部屋─
[立ち上がり、床にしっかり足をつける。
ふらついてなんか居られない、きっと、今はそんな状況のはず]
大丈夫、行こう。
[口ではそう言ったけれど、一歩目はやはりおぼつかない。
見かねた晴美に手を差し出され、その手を握り返した]
…え、アートの、携帯?
[晴美の告げる真実に、相手の声と同等くらいまで声を落して返す。
裕樹が占い師候補であると言う情報が加わり、頭の中にピースが一つ増える]
……二人で、休憩室に行ったのね?
[ここまで来れば、晴美が何を予感しているかも想像がついてくる。
もしあのメール文が偽装ではないのなら、けたたましく鳴った携帯が何かを暗示するものであるなら。
裕樹の安否が気にかかるのは当然のことだろう]
ああ…。
[なんだ、ちゃんと見てたのかと。
思ったらちょっと、なんというか。
視線を逸らそうとしたが、逸らせなかった。]
…ええと、ごめん。
[また、には覚えがあるが。
何が駄目なのかはさっぱりで。
ただ謝らないといけないとは、おぼろげに感じて。
それ以上に、色々と。
謝罪しなければいけない事はあったので。
色々な意味を込めて、ごめんと謝った。]
[パソコンから離れて、再び窓の前に立つ。]
…面倒くさ。
あのまま消えてればよかったのに。
[灰色の空を眺めて1人きり。
眉を顰め、聞く人のいない言葉を吐いた。**]
[奏の声も耳には入らず。ただ怯えながら、後ろに下がるのみ。
後ろは、壁か出口か、それすらもわからないまま。
焦点の合わない目を大きくあけて、視線は空中をさ迷っている]
みてた、よ。
……あんたが、自分に、爪立てるとこも、ずっと。
[見てるだけで、いたかった。
こぼれた、あかいろ]
……ばか……謝るくらいなら、なんで……。
[短い謝罪。
コエ、震えた]
……いきてて、ほしかったん、だ、よ。
話せないの、やだった、けど。
しんじゃうのは、もっと、嫌だった……のに。
ばかぁ……。
[言ってる内に、結局、泣きそうになってるのに、気づいて。
そこまで言ったら、言葉、途切れた]
[彼女のコエ>>*4が、散っている意識に触れた。
ゆっくりと。とてもゆっくりと集まってゆく]
……。
[彼女のコエ>>*5が、集まり始めた意識に触れた。
決定的な一言はないけれど、現状を教える言葉が届いてきた]
─ →休憩所─
[ある程度の目星をつけながら休憩所を探し歩いて、ようやくその場所へと辿り着く]
う……この、匂いは…。
[出入り口へと立ち、漂って来る匂いに思わず手で顔の下半分を覆った。
部屋の中では倒れ伏す聖を揺する涼の姿。
聖がどんな状態で倒れているのかは涼の影となって見えなかった。
視線を巡らすと、その更に横にもう一つ倒れる影を見る]
…っ!
アート!!
[隣では既に晴美が裕樹に向って駆け出していた。
続くようにして裕樹や聖、涼の傍へと駆け寄る]
これって……もしかして、相討ちした、って、こと…?
[誰に訊ねるでもなく、そう呟いた]
うえぇぇぇぇぇぇん……
[そのまま感情は収まらず、その場に崩れて泣き叫んだ。
聖の体は何の反応を示すことなく重力に従い崩れ落ちた。
服はところどころ聖の血だらけに、その場に崩れこめば床にたまった血にさらに汚れるだろうか]
/*
ああ。5人か。狼1、狂1、と。村吊り襲撃なし、で、あと1日かー
これは、錯乱状態のまま、吊られてもいいかもね。
というか、やっと最初の目標に戻ったというべきだろう…か…
そして、奏さん怖くてかっこいいよー、ご迷惑おかけしてすみません、と謝っておくのです。
…なんだろー、黒かっこいい狼さんと対峙すると、ほんと食われたくなるのは…
[泣き叫ぶ声が聞こえる。
ああ、泣かないで。そんな意識が浮かび上がり。
それを契機としたように、幻灯のような身体が形を成す]
あー…。
[アレかと。思い当たる場面が思い出される。]
…癖、みたいなもんだったからな。
やなことあると、痛みで紛らわせてたし。
[とはいえ、あそこまで爪で引き裂いたのは初めてだったが。
腕に触れると、まだ包帯もどきを巻いたままだった。
生きてて欲しかったとか、馬鹿だとか言われると、だいぶ、困る。]
…無理。
俺占い師引いてたし。守護居ねぇし。
そのうち死ぬのは、何となく読めてたからなぁ。
…だから、その前に。
生かしてやりたかったんだけど。
出来なかった。
[悪いと。呟いて、泣きそうになっていた瑠衣の頭を撫でた。]
[泣きじゃくるコエに手を伸ばし、首を振って引き戻した]
ままならない。
[小さく呟き、周囲を見渡す。
寄り添う男女。空を眺める少女。佇む女性。距離間は曖昧。
だが誰にであれ掛けるべき声のあろうはずもなく、ただ順番に視線だけを流していった]
[ジッと視線は亜佐美を捉えたまま。その怯える様子を黙って見ていたが、]
…………。
[何も言うことなく踵を返すと、部屋を出て行こうとする。
だが、扉に手をかけ押し開きながら肩越しに振り返ると、]
…………ボクが人狼であるかどうかは置いておいて
……それをみんなに言うんだったら、覚悟を決めることだね。
[漆黒を向け忠告とも警告とも取れる言葉を言い残すと、扉を開けて部屋を出て行く。]
/*
>涼メモ:描写ありがとう。お疲れ様。
>晴美メモ:延長も貰ってしまったからね。
いつも動くの遅くてごめんな。おやすみ。
……自傷が癖とか。自慢に、なんない。
[ぽつり、それだけ、突っ込んで。
守護無し村の占い師。死に易いのはわかってたから、そこには何も言えなくて]
……ばかゆっきー。
こわかったん、だよ。
なんで、占われたのか、わかんなくて。
どうしていいか、わかんなくて……。
[撫でられた。
悔しい、けど。
押さえ、効かない]
不安で、すごく、こわかったん、だか、ら!
[ずっと、抱えてた言葉、解き放ったら。
泣き出すのを押さえるのは、どうしても*できなかった*]
[倒れ伏す二人、まずは裕樹を見る。
損傷の一番酷い場所は、首。
先に見た綾野と同じような傷跡。
それが致命傷だったのだろうと判じ、一度目を逸らした]
[次いで聖を見やる。
顔にも傷があったが、目についたのは切り取られている右耳。
溜まりとなっている紅の源はその傷のようだった]
……ああもう、そんなこと分析してる場合じゃないのに。
[なまじ学んでいた分野のせいか、致死原因を考えてしまう。
そんなことをしている暇はないと、自分に言い聞かせ右手を額に当てた]
…ryou、汚れちゃうわ。
こっちに来て座ろう?
[自分自身を落ち着かせようと何度か呼吸してから、泣き叫ぶ涼に声をかける。
そっと涼の肩に手をかけ、言葉に応じるようなら部屋の奥にあるソファーへと誘った]
[部屋を出て行こうとする奏を、ただじっと見つめる。
そして、最後に聞こえた言葉には、わずかに顔をあげた]
[奏がその場を立ち去って、一人部屋に残される。
まだ、瞳には怯えの色が残ってはいたけれど]
かく…ご…かくご…
[聞こえた言葉を、壊れた機械のように繰り返して。手に持ったままの携帯をぎゅっと*握り締めた*]
[はじめかかった声にびくりと反応をしてとびのこうとするが体はきっとうまく動かず、肩に手をかけられると目から大粒の涙をいくつもこぼしながらそちらに向いた]
し………死ん……で…………
[それだけなんとか声にだすと再び泣き始めた。
そのまま七重に促されるままにソファーの方へ移されるとそこに崩れ落ちるように座り込み顔を伏せて泣いている。]
してねぇよ。自慢。
…治そうとは思ってたけど。
もう癖になっちまったし。
[手首に傷をつける前から。そんな事を繰り返して、嫌な事から目を逸らして、心を守って。
だから結局、弱いまんまで、駄目なんだろうなと。
辿り着いた答えは今更だ。
疑問と不安で泣き出した瑠衣に。
さっき以上に困った顔をして。]
…ってよ、初日に狼なんて引ける確率低いし。
それより水無瀬が狼か、そうでないかが知りたかった。
[信用がないとか、そういうのでなくて。
ただ役割を割り振られたのなら、それを早く知っておけば。]
狼だって分かってれば…もっと違った、助け方があったかと。
…全部裏目に出たわけだが。
…ごめん。いいや、許してくれなくてもいい。
いくらでも詫びる。お前の気が済むまで。
[ぽすぽすと、何度も何度も撫でていたが。
何をやっても暫くは泣き止みそうもない瑠衣の頭をぐいと引き寄せ、胸のあたりに寄せてやった。
抱き締めてやるほど、色々と、自信は、ない。]
お嬢様 涼が時計を進めました。
うん、………うん。
[死に直面して泣きじゃくる涼を、宥めるように軽く背を叩きながらソファーへと移動させる。
そんなに聖と親しかったのだろうか、と疑問も持てど、それを口にする気にはなれず。
顔を伏せて泣き続ける涼の頭を軽く撫でて、一度そこから離れる]
(…アートは裁ち鋏を持ってた。
じゃあ、Wen.は?)
[再び視線は倒れ伏す二人へと向く。
紅い惨状は最初の綾野の姿と、自分が引き起こしたあの場面を思い起こさせたが、取り乱すのだけは必死に抑えた]
どうしよう、けーちゃん。
あそこに運ぶには、アタシ達じゃちょっと大変、だよね…?
[浮かんだ疑問を探る前に、少し気を取り直そうと別の話題を晴美に振る。
そのうち、二人には申し訳ないが、このままにしようと言う結論に達するだろうか]
それは違うな。
[HALのコエ>>*7にもう届かない囁きを返す]
慣れぬに酔って油断した。自業自得だ。
HALのせいでも、まして赤猫のせいでもない。
下手に駆けつけていれば、そのまま処刑の流れもありえた。
まして霊能者が前に居た。HALの判断は間違いではない。
…ねぇ、ryou。
思い出したくなければ言わなくても良いけど……二人が争ってるのは、見た?
[聞くのは酷だろうかと思いつつ、疑問を涼に投げかける。
状況からいって二人が争った可能性が高いのだが、例外もある。
その場に第三者がいた場合だ]
[七重の質問には何も考えずにただ首をふって、
目をごしごしとこすって涙をぬぐってから]
私がきたら……うぅっ…こうだった……
[それでも後から涙はやはりこぼれおちていき]
Wenさん……家庭教師にって……お話……したのに……もう………
[涙をこぼしながらぽつりぽつりと呟くように七重に話して]
現実なんて…大嫌い………
[しゃくりをあげながら何度も目元をこする、
あふれ出た感情はとまらないままに涙はとまらない。]
…まぁな。
[自分の軽率さを苦く思う。
泣いている存在は、罪の証であり罰そのものだ。
甘んじて受け入れられる、大事なものでもあるけれど。]
……なんだ。人狼っていうから。
もっと丈夫なモノなのかと思ってた、のに。
[それは単純な感想。]
HALは…悪くないから……。
[HALの慰めの言葉に少しだけ泣き止みこちらでもなんとかコエを返して]
私も…おなじだから…HAL……ごめんね……ごめんね……
HALは……HALだけは………
[その後のコエは続かなかった]
……そっか。
[止まらない涙を拭いながら答えてくれる涼に近付き、慰めるようにまた頭を撫でてやった]
(……この子は人間、アートの判定ではそう出てる。
でもアートが本当に占い師なのだとしたら。
この子が持ってきた情報は嘘になる……)
[けれど、人狼であれ人であれ、慕っていた人が死んだなら悲しむだろう。
自分が綾野が死んだ時に取り乱したように。
そう考えて、一旦思考は止めた。
あとでまた考える時間を取ろうと思案する]
現実は……うん、アタシも、今の現実は、嫌いだ。
[現実は全て楽しいことばかりではない。
そう解っていても、巻き込まれたこの現状を好きになれるはずが無かった]
…けーちゃん、ryouを着替えさせてくるね。
このままじゃ、流石に。
[血で汚れてしまった涼の傍らに立ちながら、晴美にそう告げた。
心配げな目で見つめられたなら、大丈夫だからとどうにか笑みかけて]
着いて来ても良いけど、部屋の中には入らないでね。
さ、ryou、行こう?
[そう言って、涼に手を差し伸べた]
…そう。
[死んだ、殺した。
つまり自分もひとごろし。
思ったより、その事実が辛いと思わないのは。
多分自分の命がもうないからだ。]
………あんた、Wen.氏、か?
[素体、生来といった言葉。口調や響き。
どことなく、別人のような響きを感じ、問いかけた。]
判断そのものは、そう卑下したわけでもない。
[僅かな間を置いて言葉は続く]
贖罪羊となる可能性もあった。
人に殺されれば同じ結果にしかならなかった。
この環境下に置かれた時点で、死は等しく身近なものだった。
/*
うにゅ、不安定な子のままでいくつもりだったけど、そうも行かない状況な気がしてきたw
亜佐美が壊れ始めたしにゃー…。
うわぁん(ごろんごろん
─休憩所─
[いくつかの部屋を経由して、休憩所にたどり着く。
そこは濃密な血の香りに包まれており、思わず口元に手を当てる。
そこに転がる遺体はふたつ。ひとつはついさっき顔を見たばかり。]
…………昨日も、だったけど。
本当に悲しい時って涙も出ないんだね。
[そう呟く心の中はぐちゃぐちゃと色んな感情が絡み合う。
胸が締め付けられるようで、凄く、苦しい。]
同一といえば同一。別と言えば別。
分類するための記号としてなら、別の側面が強いだろう。
…多重人格とでも言えば分かりやすいか?
それもまた正しくは無いが。
[問いに答えるのはやはり淡々とした声。
だが軽く首を傾げる仕草は生前の癖をそのまま残していた]
…………赤猫、さん。
[彼女の言葉にそれ以上何も言うことが出来ず。
ただ、これだけは言える。]
赤猫さん……ボクも赤猫さんには生きていて欲しい。
それだけは……覚えていて、ね。
[頭をなでられながら俯く、涙がひざに零れ落ちてワンピースのスカートをぬらしていく]
ナタリーさんも……嫌い……?
[その言葉には尋ねながらもきっと意味することは違うだろうことはなんとなくわかった。
着替えさせると連れていこうとすれば]
いいの……?
私と…二人で……
[差し出された手にはまだなみだ目のままに七重の方を見た]
だから足掻いた。そうならねぇ為に。
死は平等でも。
手段に差はあったけどな。
[と、喉に手を触れる。
今ここに傷はないが、傷つけられた痛みの記憶はまだ鮮烈だ。]
…まぁ人数差とか考えたらイーブン、てのが。
人狼の考え方、なんだろうけどさ。
リアル人狼は洒落にもならんが。
HALは…私に……生きていてほしい……?
[尋ねかけるコエ、まだ悲しみの色は消えないが]
うん…、私は………。
HALのためにがんばる…。
[涼に訊ね返される言葉には、ただ頷くだけにし。
二人で、と遠慮気味に言われると、困ったように眉を寄せた]
…一緒が嫌なら、一人で行ってもらうことになる、けど。
もしくは、けーちゃんも一緒。
[意図することは理解している。
けれど既に”人間”として見ているせいか、他よりも危機感は薄かった。
勿論、もしもの時の覚悟はしている]
着替え、ベッドのある部屋に置きっぱなしなんだ。
あそこは……安置してる場所だから。
一人で行くならそれでも良いし、心許ないならついて行くよ。
[少し言葉を濁らせながら、どうするかの判断は涼に任せると告げて。
ふと巡らせた視線は、休憩所の出入り口に来ていた奏にも向く*だろう*]
…よく分かんねぇけど。
[同一であり別。
記号としてなら別の側面、に疑問符が浮かんだが。
多重人格といわれれば、少しは納得できた。]
…意識共有してる別人格、みたいなんかね。
とりあえず中身が一緒だってんなら、いい。
[外側だけが聖で、中身が実は別人だとか。
そんなのだったら、面倒というかややこしいなと思ったので。]
それじゃあ……三人……
[晴美のほうにも同意を求めるように視線を向けてから]
一緒がいい………。
[そう答えて一緒に行くことにした。
奏が入り口にきたのを確認すると視線を向けるだけに、何も言葉はでなかった。
そのまま七重につれられるようにして着替えをとりに言った後シャワー室へ向かう]
[シャワー室に向かう途中、壁に書かれた文字があり]
これ…、さっき私が見つけたって言ってた文字……。
[その場所には七重の他のもいたであろうか?]
これは…本当なの…嘘なの……?
[その場にいたものがそれぞれ意見を交わした後はシャワー室へ*向かっただろう*]
然り。差は存在した。
見えるものも見えぬものも。
[喉に手を触れるのをじっと見つめ。
ゆっくりと瞼を閉じた]
狼も全てを与えられたわけではない。
「何も知らぬままに」だよ。
[淡々とした声に、少しずつ感情のような何かが兆す]
共有よりは混合になるがね。
完全なる他者でないことは確かだ。
そのうちには知られた意識も戻るだろう…。
[段々と声は小さくなってゆき、やがては黙り込んでしまう。
閉じられた瞼が幾度か揺れるように*動いていた*]
HAL…私は誰を殺せばいい……?
まずは誰から殺せばいい……?
[尋ねかけるコエは楽しみも悲しみの色も*混じっていなかった*]
[ジッと見下ろすのは、ふたつの遺体。
その殺傷痕から相討ちであったことは容易に想像が付く。]
……回避することは、できなかったのかな。
[ポツリそう呟く。
ズキンと鈍く頭に痛みが走った。]
「私に……生きていてほしい……?」
[自分に向けられたのではないコエ]
俺も、赤猫に生きていてほしい。
HALにも。二人には生きて欲しい。
[届かないコエを返す。
それは、他者を犠牲にするも厭わぬエゴを同じように宿していたが、「陣営勝利」とは少し離れた想いだった。
そうして少しずつ個の意識も活性化されてゆく]
[部屋にいた面々にはちらり視線を向けるものの、すぐに目を背ける。
そうして、泣く事も叫ぶこともせず、ジッとふたつの遺体を見下ろしていた。]
[そうしている間にも、頭痛はますます激しく頭の中で*響く*。]
……ごめん、赤猫さん。
…………あとでも、いい、かな?
[ますます激しくなる頭痛に頭を押さえつつ、そう返す。
その答えに、優しさという余裕は込められることは*なかった*。]
狼ですら、何も知らない、か。
………はぁ。俺たちは、一体。
何のために。
[ここに居たんだろうなと。
疑問は滑り落ちるが、答えられるものは、多分いない。
知った聖の意識が戻ると、聞いてそうかと呟いて。]
…そうしてくれると有難い、のかね。
あんたの言葉は、理解するのに時間かかるし。
[そう告げる間に、意識は眠るように閉じられ。
それ以上は何も言わずにおいた。]
[瑠衣の方も、泣きつかれて眠ったのか。
先ほどから声が聞こえない。
立ったまま寝るとか器用だなとか。
そんな事を考えてはいたが。]
…………はっ。
[この状態のままどうすんだと。頭を*抱える。*]
[そもそも、泣く事自体が『不覚』以外の何物でもない、と。
いつもなら、そう、思って、止まりそうなのに。
落ち着かない感情は、撫でられて余計にぐらついて]
……ばか……だよ。
ほん、とに……。
[聞こえた言葉に、どうにかそれだけ言ったら、寄せられて。
思わず、そのまましがみ付いた。
頭の中はぐるぐるしたまま。
自分で自分がよくわかんない。
よくわかんないけど、どっかでは安心してた]
[気づかれないのは、嫌だった。
置き去りにされるのも、嫌い。
子供の頃から苦しかった「嫌」と「嫌い」。
それが、「ここ」で気がついてからずっと、続いてて。
それが苦しかったんだ、って。
気がついて。
あえて、話せて。
嫌だったけど、ほっとして。
安心したら、力が抜けてた。
死んでからも眠れるっていうなら、少し──うとうとしてたかも、知れない]
[それでも、意識が戻ったら。
泣いた事とか色々が気恥ずかしくなるだろうから。
精一杯、今までどおりにしようと思って、思いっきり突き放して、それから]
……これから。
どうすれば、いいんだろ。
[誤魔化すみたいに、こんな事を*呟いたり*]
って。
[結局何もできず。
ぼんやりその格好のまま、自分の屍と、その周辺を眺めていたら。
突き飛ばされた。かなり容赦なく。
転ぶ事が無かったのは、ふわりとした妙な感覚の為。
風船にでもなったような。
そういうのを感じると、ああ、死んだんだなと感じ取れる。
死体を見ていた時も、同じ事を思っていわけだが。
ぉぃと、じと目。瑠衣の胸中知らぬまま。
これから、には周囲を見て。]
どうするかは…あいつら次第かね。
[意識を遠くに放とうとしても、網に掛かったような違和感を覚えて。
まだ出られないというのは感じ取れた。
きっと終わらなければ出られない。
終わりを紡ぐのは、もう自分らではない。]
/*
うぬ、水面下でもそもそ書いてたのだけど。
シスメで『無残な〜』のを使うと聖=狼の方程式が成り立ってしまうのでは。
相討ち=裕樹が無残な〜=聖が狼 と言う感じで。
うーん、晦まして書くかなぁ。
シスメで判っちゃったら霊能者要らないって話。
まぁこれは相討ちだから出る問題点なんだろうけど。
─休憩所→ ─
うん、じゃあ、行こう。
[一緒が良いと言う涼に頷きを返し、晴美も一緒に休憩所を出た。
休憩所に現れた奏は倒れ伏す二人を見つめたまま、その場を動こうとはしない。
遺体を目の当たりにして茫然としているだけなのか、それとも……]
[奏には一言だけ、「ryouを着替えさせて来るね」とだけ告げて、その場を後にした]
─ベッドのある部屋─
[シャワー室に向かう前に遺体の安置している部屋へと向かい、散乱させていた荷物の中から涼が着れそうな服を選ぶ。
デニムのホットパンツと赤と黄のボーダーの長袖を拾い上げると、結局片付けもせずに部屋を後にした]
─廊下─
[シャワー室に向かう途中、涼が何かを見つけて足を止める]
これ、が?
[涼が見つけた文字、即ち姿無き占い師の判定。
文字を見て誰の文字だと判別することは出来ない。
並んだIDと人狼の文字に軽く眉根を寄せた]
……最初の書き込みを見てないから何とも言えない、かな。
[見たところで細かな差異などは判らないだろう。
けれどその場で結論も出せないために、そう曖昧に答えた。
人狼の可能性は、誰にでも付き纏っているのだから]
[シャワー室につくと、タオルを持ってくるからと涼を先に個室へと向かわせる。
着替えは更衣室の隅へと置いた]
……けーちゃん、Wen.って何か武器になるもの、持ってた?
[自分が見た限りには何も持っていなかったはずだ。
晴美は何か見ているか、と訊ねかける。
返答を聞いた後は、先程涼にも言った通りにタオルを取りに最初の部屋へと向かおうとした。
晴美に同行もしくは自分が行くと言われたなら、それには緩く首を横に振って断った]
ryouを一人にする方が不安だから。
アタシは、大丈夫。
直ぐに戻って来るから、ね?
[僅か震えたぎこちない笑みを向けて、シャワー室を後にする。
一人で行動するのは不安が付き纏う。
それでも自分を奮い立たせ、足を最初の部屋へと向けた]
─PCのある部屋─
[部屋に人の気配は無かった。
玲は自分が手に掛け、聖と裕樹は相討ちらしき様相で果てた。
晴美と涼、奏の姿は確認している。
亜佐美と瑠衣はどうなったのだろうか。
シャワー室から離れてから、様々なことを必死に考え始めた。
リアル人狼が行われているならば、人狼がまだいるなら、この後また犠牲者が出るだろうこと。
誰を信じ、誰を疑い、どう生き延びるかを]
…ゲームなら自分が死んでも勢力が勝てば勝ちになる。
でもこれは、ゲームなんかじゃない。
死んだら、お終い。
[晴美を着いて来させなかったのは一人で考える時間が欲しかったため。
段ボールからタオルを引っ張り出しながら、頭の中で考えを纏める]
(最初の占い判定は誰が書いたのかが判らない。
二回目のryouが見つけたのも同様。
けれどもう一つ、アートが遺した判定結果もある。
最初に占われたのはとき。
アートが占い師なのだとしたら、占ってもおかしくは無い)
[そこまで考えて、何か決め手に欠けているような気がして、思考が止まった。
ふと、電子光に気付いて視線をモニターに向ける。
画面は更新され、死んだ二人の名前が表記されていた。
眉根を寄せながら文章を読み、一つ前の文章を目にして、「あ」と小さく声を漏らす]
……とき、襲われてたん、だ。
そうなると最初の占い判定って、襲うためにわざと書かれた可能性もある、のかな。
[ゲームならその手段を取る時はある。
けれどこの状態ではどうだろうか、考えにくくもある。
守護者となり得る者は居らず、狂人は人狼と通じることが出来るのだ。
隠れ潜んで他を欺いた方が、早い]
残ってる人数は、5人。
もう、決め打たなきゃいけない状態まで来てる、よね。
[何を信じて、何を疑うか。
誰を信じて、誰を疑うか。
迷うだけではチャンスの前髪を掴み損ねてしまうだろう。
モニターを睨んでいた瞳がふと閉じられ、視線を外すと別の段ボールからペットボトルを3つ手に取った。
それを抱えて最初の部屋を出る]
……信じる人はもう決まってる。
その人が人狼だとしても……アタシも、怨まない。
[良く知る相手だからこそ、信じたい相手だからこそ、裏切られても責めはしない。
自分が憎みたいのは、自分達をこんな状態に追い込んだ、*現状だから*]
医学生 七重が時計を進めました。
医学生 七重が時計を進めるのをやめました。
―シャワー室の隣の部屋―
[暫く、床に座り込んでいた。冷たい、むき出しのコンクリートの床。その冷たさが、段々興奮を冷ましていった。
逆に、冷たさが震えを強めていく。
怖い。怖い。もう裏切られるのは、怖い。誰も信じたくない。信じられない。
けれど、このままでは…
ゆっくりと身体を起こし、立ち上がる。ゆらり、と、一歩足を進めようとすれば、どこからか、声が聞こえる。息を潜め、声を聞いた]
双生児 奏が時計を進めました。
―給湯室―
[給湯室にたどり着く。以前探していた引き出しをさがしてみる。あせるあまり、引き出しや薬缶が、がたがたと音を立てていただろう。
目標のものは発見した。
そっと懐に仕舞いこんで、その場を離れる。
誰かいないだろうか。その思いで、足は自然と*最初の部屋へと――*]
ふん。
[曖昧な距離感。新たに書かれた自分以外の文字。
最初のあれは、わざと特定できないよう、だが真似は出来るように書いた。
真似るならそれで。
人を殺す以外で、不信な動きが露呈するチャンスも増えると。
書いた当人が死んだ今は、意味は薄くなるが…。]
…。
[あの時点で、信用に足ると思った、晴美に携帯は残してきた。
それら全てがどう転ぶのか。
予想は*つかない*。]
HAL。どうしたんだ。
[レンとしての意識が囁く]
大丈夫なのか。
[Wen.としての意識が囁く。
だがどれだけ訝しんでも、心配しても。それが届くことはない]
ごめん……
[HALの様子にそう答えるとそれっきりコエはかけなくなった。
やがてシャワー室につき一人で中に入っていくと、
シャワーを浴びながらずっと俯いていた。
いろいろなものが頭の中をめぐってよくわからなくなっていた。]
『それでも、私は…
HALの力になりたいから、そのために……』
[頭の中ででる結論は結局そうなった]
―シャワー室―
[七重に促されると晴美を見て少し迷った後に、服を着たまま個室のある方に向かった。
瑠衣が使っていた個室からできるだけ遠くの個室を選ぶ。今はそこに近寄りたくなかった。
シャワーを流してから少し迷った末に一緒に来ていた二人が見ていないのを確認してから奥の個室に向かいマジックを捨てた。]
あと少しだったのに……。
[呟く言葉はシャワーの音に消され、服を脱いで対面の個室においてから個室へと*入っていった*]
中
エピハリセンの座はわたさな(ターン
うんごめん。
色々後になって後悔する事増えるよね…!
ごろごろするー!ごめんなさーい(なかみがはみだした
赤猫。早まるなよ。
まだ二人で出る道までなくなったわけじゃない。
[亜佐美の掴んだだろう情報、晴美と七重に縁故があること。それらを思えば限りなく困難な道でもあるだろうが。
生きて欲しいという想いは、届かぬ囁きに溶けてゆく]
[突き飛ばしの一番の理由が、そうしないと離れられなくなりそうだったから、と言うのは言わない。言えない。
だから、じと目は受け流して]
……そ、だね。
後は、みんな次第。
見てるだけ、それしかできないか……。
[呟きに返る言葉に、また呟く。
そんなところも同じなのかと思うと、複雑な気分だった]
……でも、できれば。
[死んでほしくない、そう思う者はまだ、いる。
願うだけ、祈るだけなら簡単で、そのためには何もできない、けれど。
どうか無事で、と祈らずには*いられなかった*]
中
…水無瀬の中が見えた気がした(
まさかー?だとしたらレアかも(何が
そしてめいさんの居所が二択。どっちだっ。
他はさっぱり。
あ、透けてる以前に、本人ままの人は除いて(
…声が増えた?
[振り返る。
パソコンにちらと視線を流して、声のするほうへ目を遣った。]
…は。
お仲間ってわけか。
[皮肉気に微笑う。**]
[返された呟きに続く言葉は予想がついた。
僅かに眉を寄せて、そのまま視線も背けた]
仲間だって?
[窓の近くへと顔を向ける。
寄越された皮肉気な微笑に、唇の端だけを上げて]
同類ではあるだろうな。
[否定と肯定の混じった答えを*返した*]
―― 回想 廊下→休憩室 ――
[短く尋ねられた言葉に、僕は肯定の意を示すように
短く頷いた。
「悪いけど、預かっといてくれ」。
そう、短く告げて手渡された携帯。
それを僕は強く握り締める。]
預かってって…言ってたじゃないかっ、
――アートさんっ…
[急ぐ気持ちが、言葉を洩らす。
僕は反射的にくちびるを強く噛んだ。
疑惑は、まだ疑惑のまま。それは彼の生死も、素性も。]
―― 回想 休憩室 ――
[扉を開くと、この前よりも強い、血の匂い。
だけど感覚が麻痺していたのかな。こみ上げる吐き気もなく、
僕は目に飛び込んできた光景に駆け出していた。]
っ!! アートさん!!
[そこには確かにryouや聖の姿もあったんだけど。
僕は真っ先に彼の安否を確認するために駆け出していた。]
しっかりして! 何倒れているの!!
[血に染まった彼の頬を二度、叩く。反応は、ない。
少し遅れて傍にやってきた七重姉を、思わず見上げる。
判ってる。結果なんて変わらないことは。
でも医者の卵の七重姉ならっ!! 何か…]
―― 回想 休憩室 ――
相、打ち…?
[ポツリと紡がれた言葉に、僕は一瞬だけ時を感じない。
縋るように見た七重姉の視線は逸れて、
聖を見ては同じような反応をする。]
う…そ、だってセンセー約束…、したよ?
僕と、やくそく…、生きて、かえろう…って
[血の気が、引けた。
自分の体が思うように動かないって、
こういうことを言うのか、な?
アートさんの携帯を握り締めたまま、僕は聖を見る。
同じように頬を二度、叩く。機械のような動作。
でも熱は感じる。まだ、温かい。]
――回想 休憩室――
――なん、で…?
何が、どうなの?
[二人を見下ろしても。僕は不思議と涙は出なかった。
多分ryouが僕の代わりに泣いてくれている。そう思った。
こんな時、僕はおんなのこが少し羨ましい。
嘆くことも、憎むことも、叫ぶことも、悲しむことも。
全部全部曝け出すことができるから。]
―― 回想 休憩室 ――
[泣きじゃくるryouを七重姉に任せて、
僕は二人を改めて見下ろす。
わざわざ結果の記された携帯を預けていった、
アートさんの思惑を、探ろうと。
そして記憶を辿る。
たしか聖を休憩室に誘ったのはアートさんだった。
でも占い結果の示された携帯を、わざわざ戻って来てまで。
僕に預けていった。どうして?]
――…三択?
[もし彼が本物の占い師だとして。
次に占おうとしていたのは誰だったのだろう?
そして前も誘い合って部屋から出て行っていた聖へは、
自分の力を端から使おうとは、思っていなかっ、た?]
―― 回想 休憩室 ――
[纏まらない思考に緩和されたのか。
ようやく体の自由が戻ってきて、僕は二人の頬を改めて触れる。
ふに。
まだ死後硬直の始まらない肌は、柔らかかった。]
血を…拭ってあげたいけど。
生憎僕はタオルやシーツがある場所、わかんないや。
[ごめんね?
そう告げて、予備のハンカチーフをカバンから取り出し、
それぞれの顔だけはきれいに拭いてあげた。
七重姉と話し合った結果、
大の大人ふたりを運べる力はない結論に達したから。
おやすみの挨拶は、冷たい床の上で行った。]
―― 回想 休憩室 ――
[ryouに着替えをさせたい、そういう七重姉に]
あ、そうだよ、ね。ごめん、気がつかなくて…。
着替えなら、二人で行った方がいいよね?
[泣きじゃくるryouは少しは落ち着いたかな?
次会ったら色々聞きたいことがあったのに。
こんな状況じゃ聞くのも答えるのも酷だろう。
疑問は無理に飲み込んで。
ryouを七重姉と二人きりにするのは悩ましかったけど、
見送ろうとしたその時、]
へ? ぼくも、一緒でいいの?
[差し伸べられた、手。
聖のこと、あんなに悲しんでいた姿を拒むことは出来なくて。
部屋を出る。その入り口で見つけた一つの影。
ほとんど話をしたことがない、名前もわからない、少女。]
――…後でいいから、ちょっと話をしたいんだ。
別にとって喰わないから。
あ、でも心細いなら誰かと一緒の所でもいいよ?
もちろん、そっちに不利な話で無ければ、ね?
[すれ違い様、小声で話しかける。
残る生存者の内、選択肢はふたつ。
その内一つの選択肢からは、
もう一つの能力者の声が上がっているらしい。
どこまで信憑性が有るか判らないけど。]
―― ベッドのある部屋 ――
[七重姉が着替えを取りに寄った僅かな時間に、
ぼくは中務とときちゃんの眠るところへと近寄った。
あまり時間が無いから、おやすみなさいを言うだけだったけど。]
……中務ってお腹減ってないのかな?
[ふとときちゃんの眠る顔を見て、
おいしかったマフィンの味を思い出す。
もう二度と食べられない味。お菓子を作るのが好きだと言っていたのに。
でもそのマフィンすら口にしなかった中務。
きっとお腹が空いているように思えて]
【ガサガサガサ バリっ ざらざら】
[きっと七重姉が服に集中していなかったなら、
びっくりして振り返ったかもしれない。
そんな派手な音を立てて、僕は袋から煎餅を取り出した。]
これ、安いけどすごくおいしいんだ。
スーパーだと百円切るん、だよ…?
コンビ二だと126円するけど。
[聖と勉強の合間に良く食べていた煎餅。
中務にあげたかった煎餅。
それもこれももう、出来なくなってしまった。]
―― ベッドのある部屋 ――
また中務、怒る…かな。
[怒ったとしたって、それは見えないし聞こえない。
着替えを持った七重姉に倣って、
ぼくも残りの煎餅をカバンに詰め部屋を出る。
身を守る為だけの僕のカバンに、武器らしい武器は入っていない。
出来るだけ多く生き残って。その考えは今も変わらないから。]
―― 回想 廊下 ――
[シャワー室へ向かう途中、ryouの言っていた文字をみんなで見た。
誰が書いたのかわからない文字。
「本当か嘘か」。問うryouを少しだけ冷ややかに見据えて、
「僕はわからない」、とだけ告げた。
本当はもっと確信めいたことを聞きたかったし、
搾取できる情報があったのなら、搾取したかった。
もしあの時、ryouが聖の死をあんなにも悲しまなかったのなら。
僕は容赦なく彼女に詰問を浴びせただろうけど。
今、僕が本当に知りたいのはこのゲームを終わらせる方法。
しかも出来る限り儀税を最小限に抑えた。
それに――
ryouの涙も悲しみも、仮令僕らを嘲る為の演技だったとしても。
僕はryouには敵意は持っても刃物は向けない。
だって、彼女は如何足掻いても"人間"だから。]
―― 回想 シャワー室付近 ――
[シャワーを使うために必要なタオルを取りに行こうと申し出ても、
七重姉にきっぱりと断られては出る幕は無く。
無事に戻ってきた姿に少し安堵するも、
投げかけられた問いには、少しだけ考えて――]
ううん、持っていなかった様に思えたよ?
確かに武道みたいなのは少し齧ってるって、
昔聞いたことはあったけど…
でも第一そんな人の命を奪える物騒なもの、
日常持って歩いている方が少ないというか危ないというか。
うん、センセー…Wen.は、好戦的な性格ではないよ。
僕が知ってる彼は、そんなひとじゃなかった。
[僕だって護身用のナイフなんて持って歩いてはいない。
精々持って歩いているのは――…]
―― シャワー室付近 ――
[ryouに何かあったら、僕じゃ中に入れないのにと思いながら、
立ち去る七重姉の背中を見送る。
ひとりの空間。静まり返った場所に微かな水音。
それは少しだけ頭を冷やして考えるのにちょうどいい音。
綾野さんが殺され、次にときちゃんが何者かに殺された。
時同じくして七重姉が中務を殺めてしまったけど、
直前に僕の名を呼んだこと、そして我に返ってからの動揺の仕方、
あれは二人を殺した犯人、もしくは仲間だと仮定するには、どうしても腑に落ちない。
それは僕が七重姉を知っているからかもしれないけど、
でもあれが演技だとしたら、プロ中のプロにしか…
ううん、プロ以上ということにもなる。
単なる医学生が? ただゲームに興じる女子大生が?]
――現実味が無さ過ぎる。
[次にryou。
まずアートさんの真贋から考えなければならないけど、
狩人が居ない状態での占い師って、
普通に考えたら早期に表に出てきたくない筈。
しかも殺人者を引き当てたのなら兎も角…。
だけど占い結果はみんなに知らされた。
匿名の書き込みで。
そしてときちゃんは殺されてしまった。]
でも…ゲーム内なら兎も角、自分達の命が掛かってる状態で、
果たして手にした結果を、自分だけのものにしていられるのかな?
[手がかりが無く、ただ翻弄され殺されていく人たち。
ときちゃんの話だと、アートさんとは、
何等かの繋がりがあったらしい。お菓子の毒見。そう言ってた。
そんな仲がいい人をみすみす危険な目に遭わせる?]
――でも、果たしてどっちが危険?
[此処は疑心暗鬼に疑い合う場所。
僕がもし占い師だったら――]
だから僕はアートさんを、信じたいよ…。
[託された携帯を、握り締める。
意地悪い考えだと、創作メールだって見方をもしちゃうのかな?
でも彼は一度も自分が能力者だと公言しなかった。
公言しないで、死んでしまった。
まるで償いと自らの命を掛けて何か情報を引き出そうと。]
─回想・シャワー室付近─
…やっぱり、持ってなかった、よね。
[晴美の返答に少し考える風に口元に指を当てた。
聖をよく知る晴美から話を聞いて、一つの仮定が思いつく。
その時はその仮定は口にせず、日常から物騒なものを持ち歩いてる人はいない、と言う言葉に「だよね」と返すに留めた]
─現在・廊下─
……武器になるものも持たずにあんな傷が出来るはずがない。
[ペットボトル3本とタオルを抱え、廊下を歩きながらぽつりと呟く。
如何に武術を嗜んでいたとしても、素手であんな傷をつけられるのはそれこそゲームの中の住人だけだ]
Wen.の耳の傷は、アートが持ってた裁ち鋏なのは間違いない。
それがアートの手にあったと言うことは……Wen.が武器を奪って反撃したとは考えにくい。
武器を使わず、首を掻き切るしかない……。
[ではその手段は如何なるものだったのか。
思いついたのは、人狼が単なる役職ではなく、そのものになっていたなら、と言うもの。
現実的に考えれば突飛ないものだが、今の状況ではそれしか考えられない]
[つまりは、聖は人狼だったのではないかと言う仮定]
(Wen.が人狼だとすると、アートは村側、占い師の可能性は高い。
仲違いしたと言う可能性も無きにしも非ずだけど……。
ああもう、セオリーが通用しないと可能性が多すぎる…。
Wen.が人狼、アートが占い師として。
それじゃあ蒼が人狼だと言う情報を持ってきた涼は?
占い師の結果は涼を調べて”人間”だった。
涼は嘘をついたことになる、つまり──)
[人でありながら人狼に与する者──狂人。
そこから連動して自分を霊能者と言った亜佐美は本当のことを言っていることになるだろうか。
人狼と通じることが出来る狂人が、人狼を貶めるとは考えにくい。
私怨が無い限りは]
……仮定は並べたてられても、それが真実に直結しない、のがなぁ……。
辻褄は合う、けれど、決定打にはなり得ない。
[歩を進めながら、考える時の癖である拳で軽く額を叩く仕草をする。
意識が散じていたせいか、曲がり角に近付く人の気配に気付くのが遅れた]
医学生 七重が時計を進めました。
医学生 七重が時計を進めるのをやめました。
[そんな彼の遺した結果が真実だとすれば、
ryouもまた人間となる。
万が一殺人者と繋がっていようとも。]
そうなると、のこりは後二人。
殺人者は…どっちも残って、る?
[最悪二人残っていたとする。
そうすると二択どころかビンゴも良い所。
だけどそうなると引っかかる事が、二つ、上がる。]
じゃぁ、センセーは、何?
[先程の七重姉の質問が、此処に来て妙に引っかかる。
武器を持っていない筈。僕はそう答えた。
でもあえて七重姉は、僕に問うた。
それは一体何を意味する?]
それに――…ryouはこの状況でも、平気でひとり歩き回っていた。
人間なのに。ひとが殺されていても怖くない? 何故?
殺されないと知っているから? あ、でもだとしたら…
何で蒼さんに狼だって言ったんだろう?
そもそもあの贋の占い結果は誰が書いた?
それに蒼さんが狂人の可能性は?
でもそうなると今頃騙る理由が不鮮明だよね。
[同陣営が、果たして不利な振る舞いをするだろうか?
でもそれは総て憶測でしかない。
気がつけばすっかり茹で上がっている頭。]
一時やめ!! こういう時は間違いを起こしやすい!!
[僕は頭を冷やすべく、壁に身を預け天井を見上げた。
いまはっきりと信じられるものの名を、暗い空に思い浮かべながら*]
[歩きながら、頭に浮かぶのは、ヒトではなかった人のこと。
この手にあるのは、事実かもしれないけど。
そして、彼が何を考えていたのか、もはや知る由はないけれど]
それでも、あなたの手は、暖かかったです…よね…
[目尻にうっすらと、涙が浮かんできた。それを拭いて、また前に進む。
程なくして、前の方から、人が歩いてくる気配がする。さっと隠れて、誰か確認した]
ナタリー…さん…
[思考をめぐらしてみる。今までの考えでは、彼女は人狼ではないと思っていたけれど。あの涙も信じられないかもしれない。そう考えると、怖くなる。
けれど。隠れてばかりじゃ、いられない。
一歩、前に進んで、彼女の前に出た。いつでも、ナイフを持ち出せるようにして]
[空間の距離感は曖昧。
だからなのか、向こうの様子は大体見えていた]
…………。
[答え。
たどり着けるんだろうか。
七重の様子に、思うのはそんな事。
生きてほしいな、と思う。
オフ会でいつも、一緒に騒いでて。
今、生きている中では、一番親しかった相手]
[そして、頭痛は止まる事なく、とうとう立っていられなくなる。
頭はぐらぐらと揺れ、吐き気が喉の手前まで襲ってくる。
目には今更ながら涙が浮かび、蹲りながら唸り声を上げる。
あまりの酷さに心も弱っていたのか、]
…………もう、やだよ。
こんな苦しいのならいっそ…………
[ぼろぼろと涙を流しながら、心が折れる最後の一言を呟k]
おっと。その先を言うのは無しだ、奏。
はぁ、お前にはもう少し期待してたんだがなぁ。
ナタリーさん…こんなところでどうしたのですか?
[一見には、何も知らないかのように。実際に、裕樹が死んでいることはまだ知らず。ただ、知っているのは、聖の死のみ]
なにか…あったのですか?
/*
お、完全同時メモ貼りだ。
しかし、ここからどうなるのかなぁ。
現在5人、システム的な人数は、4人。
どうとでも、転べるよねぇ……
─廊下─
[こつん、こつん、と額に拳を軽く打ちつけて。
考え事をしながらだったために急に見えた影に、びくっと身体を強張らせた]
うひゃあっ!?
あ、ああ…蒼…。
[驚きに早まる鼓動に手を当てながら、相手の名を呼ぶ]
ん、と……Wen.とアートが……死んだ。
見た感じ、相討ちしたような状態、だった。
[訊ねられて、見てきたものを口にする。
今のところは端的に事実だけを相手に伝えた]
それで、ryouがWen.に縋って泣いてて、汚れちゃったからシャワー浴びさせてるの。
だから、タオルを、と思って。
…………え? お、お兄ぃ?
[その言葉にびくりと体が跳ねる、
耳に入るのは、自分のよく知る声。
自分の声よりも一段低い『お兄ぃ』の声。
そして、その声を発したのは………………自分。]
あーあ、残念だ。
奏なら、もっと上手く立ち回れると思っていたんだが。
それが、人ひとり死んだくらいでここまで揺らぐとはねぇ。
[口は勝手に動き、ボクの思いもしていないことを喋る。
そのことに、『ボク』は困惑を隠しきれず。
その様に『俺』は、ニマリと纏わり付くような笑みを浮かべる。]
……まあ? おかげで俺が表に出れるようになったから、別に悪かない話だけどなぁ?
[身体を請わばらせて驚く様子に、こちらも一歩後ずさる]
す、すみません、ナタリーさん。
[驚かせた事を軽く謝罪して、彼女の話を聞く]
アートさんも…ですか…相打ち…
[もう一人の死者のことを聞けば、また肩を落とす。
けれども、彼については何も『判定』は来ていない。それに、狼の聖と相打ちという事は、つまりは裕樹は人間だった、と思う。
…死んだ人のことがわかっても、詮無い事ではあるのだけど。
聖の名は、あえて出さずに居た]
ryouさんは、また泣いているのですか…瑠衣さんの時も、すごく泣いてましたしね…
[涼の名を聞けば、泣きじゃくっていた彼女の姿をふと思い出す。あの時の彼女は、やはり演技だったのか。それとも真実なのか。今は、思い出しても、思考はぐるぐるとするばかり]
さて、と。さっきも言ったがここまで来て『降りる』なんざ許されるわきゃないぜ。
まあ、ココロ折れちまった奏にゃ荷が重いだろう。
あとは『お兄ちゃん』がこの殺人ゲームを執り行ってやるよ。
[仕方ないと言いたげな言葉と裏腹に、その声色は狂った喜悦に染まっており、]
ちょ、お兄ぃ。待っ……
[『ボク』は制止の懇願の声を上げようとし、]
だーめ。さあ、優しい『奏(そう)』はお休みの時間だ。
あとは、『遥(よう)』が楽しむ時間なんだから。
[ばつん、という音がした気がして『ボク』の意識は漆黒に沈む。
そうして『俺』はスクッと立ち上がると、]
あは。あはは、あはははははははははははははは
[顔を抑えて狂った笑い声を上げる。
ちなみに。頭痛は綺麗さっぱりと消えうせていた。]
……ねえ、赤猫さん? ……もしかして、怒ってる?
[赤猫に向けて呼び掛けるコエは、奏の声色そのまま。]
えっと、お願いしてもいい、かな。
ちょっと蒼さんをコロして欲しいんだけど。
[申し訳なさそうなコエに反して、顔に浮かんでいるのはニマニマとした笑み。だが、それは赤猫には見えないこと。]
……『も』?
ねぇ蒼、Wen.が死んだってことは、知ってたの?
[引っ掛かりのある言い方をする亜佐美に訝しげな視線を向けた。
あの場に亜佐美は居なかった。
それなのに知っていたような口振りで言う。
亜佐美が霊能者であると名乗ったことは涼から聞いた。
けれどあの書き込みのこともあり、警戒するような表情へと変わった]
…ryouは、Wen.と約束してたらしいから。
家庭教師をしてもらうって。
親しい人が死んで、悲しまないはずが無いわ。
[涼については自分の見解と、聞いた話を合わせて告げた]
さあ、じゃあ誰を殺そうか。
霊能者の蒼か、残ってる男のガトか、『人殺し』のナタリーか。
ああ、意外なとこでryouを襲うってのも悪かねぇなぁ。
[楽しそうにそう呟くと、眼下の肉の塊には目もくれず、休憩所をあとにした。]
[しばらくシャワーを浴びていたが、聞こえてきたHALのコエ、
その変化には微塵も気づくことなく]
うん、わかったHAL。
私は蒼を殺せばいいんだね。
[どうやって殺すのかとか、疑われないようにするためとかそんなことはもう頭になかった。
ただ亜佐美を殺す、それだけを考えていた。]
[警戒するような表情に、逆にほっとする。疑うのは当たり前。自分もまだ、彼女を疑っているのだから。寧ろ、その様子が逆に人らしく感じられた。
だから、聞かれた問いに、彼女の方を真っ直ぐ向いて応えた]
ええ。知ってたわ…そして、Wen.さんは、狼だった。
あたしは、それだけ知っている。『霊能者』だから。
[そして、告げられる涼の様子には。ただ、こくりとうなずくばかり。]
まて、赤猫っ!
今のHALは…!?
[声になっていることに気がつき、コエに変える。
それでも当然、届くことはない。
そして「害」となる「思考」に「消去」の「意思」が動く]
[頭痛の無くなったらしい奏とは逆に。
左手で額を掴んで小さく呻く]
…いや、そうだ。
この状況で生き残る為ならば。
[低く言うかと思えば首を振り、顔を歪ませる]
ふぅん。
本当に人狼みたい。
[笑みが消えた口許を眺め、それ以降は視線を外していた。]
…HAL?
[聖に視線が再び向けられるのは、聞き慣れない呼び名を耳にした為。]
Wen.が……人狼っ…。
[先程まで頭を占めていた仮定が事実であると、亜佐美の言葉は告げているようで。
反芻して、小さく息を飲んだ]
…そう……蒼が、霊能者…。
それが、事実なら……。
[仮定を事実としてしまうなら。
信じる者、人間と判断された者、霊能者、自分。
もう一人、人狼が残っているのだとしたら、残る選択肢は一つしかない。
果たして本当にそうなのか、と亜佐美を前にして悩み始める。
仮定が符合しすぎているのが、逆に不安に陥らせた]
[シャワーをとめて、個室から出ると脱衣所には誰もいなかった、
着替えの服やタオルはまだなかった、
先ほどまで着ていた服を手にする。
血塗れていて先ほどの休憩室のことが脳裏によぎる。]
ナタリーさん…まだかしら…?
[誰もいないのにお嬢様の仮面をかぶった様子で待っている]
─廊下─
[こつこつと、PC部屋に向けて歩いていると、遠くに人影を見つける。
そのことに、にまぁと笑みを深めると、]
あ、えっと。ナタリー、さんに蒼さん?
その……こんな所でどうかした、んですか?
[奏の仮面を被り、おずおずとふたりに歩み寄る。]
[表の変化は、やや冷めた目で見ていた。
まだ心に闇が残っている。
『瑠衣を殺した奴は死ねばいい』と。
それは結局聖だったのか。
答えを知ってるのは聖か瑠衣か。
だがそれを瑠衣にはもちろん、当人が傍に居るのに、聞く気になどなれなかったが。]
[思考が途切れたのは奏から声をかけられてのことだった]
…あ、Kana。
………蒼と鉢合わせただけよ。
ごめん、ryouが待ってるかも知れないから、アタシ行くわね。
[奏に対して説明をする時、僅かに間が空いた。
警戒してのことだと言うのは容易に伝わるだろうか。
二人に視線をやると、タオルを示し理由をつけて、その場を立ち去ろうとする]
[繰り返す言葉に、そう、と頷いた。
そして、続く言葉には]
…少なくとも、あたしにとっては、事実としかいいようがないんですよね。
Wen.さんが人狼だった。悲しいけど、事実。
[何かを思い出すように、目を軽く伏せる。再び目をあげれば、視界の隅に人影が入った。
奏の声が聞こえる。そちらを向いた]
―― シャワー室付近 ――
二人とも遅いなぁ。大丈夫かなぁ?
[待ちぼうけの僕。
でもシャワー室には入るわけにはいかないし、
ryouをひとりにするのも気が引けるので、その場から動けない。
もしもを重ねていく考えは、途中放棄したままだった。
結局その人の思考は、その人だけにしか判らないから。]
でも…もしも"誰か"に何かがあったら。
これ、使ってもいいよね? 気休めにしかならないだろうけど。
[そう言いながら、僕はカバンの上から其れを撫ぜた。]
知っている部分だけ、だからな。
詳しいことは、本人に、でも聞いて、くれ。
[再び乱れる呼吸。息をしているはずもないのに乱れるのは、意識からくるものだろうか]
[瑠衣と一瞬視線が合う。
認めたくない理由の心当たりは、やや申し訳なく思う。
でも何も言えず、結局やや乱暴に頭を撫でる事しか出来ず。]
…さて。
答えか、結末に近いところには来てんのか。
後は…覚悟か。
[ひとごろしの覚悟。]
あぁ、ryouさん待たせてるんでしたっけ。
[七重の声に、ふと我に返る。
彼女がまだ警戒している様子には、仕方の無いことだとは思った。去ろうとしている彼女を止める気はない。
奏の方には、まだ警戒した様子を見せながら]
ナタリーさんの言う通り、ですよ。
[ただ事実を告げる]
まだシャワー室の近くですのね、今いきますわ。
[答えるコエ感情を押さえ込もうとするように話しかけるコエはお嬢様の仮面をかぶったそれだった]
/*
そういえば此処は幻夢でしたorz
2日目からうすうす気付いてはいたけど、失念。
(もちろんいい意味で、の幻夢発言です、ハイ。)
関係者様、同村者様、空気読めなくてごめんなさいorz
そしてひとりで楽しんじゃってごめんなさいorz
はふん、久々にしゃべるキャラだったからつい、ね。
でもこういうのも苦手な人が居るってことは、
常に片隅においていないと駄目だよね。
主婦 亜佐美は、双生児 奏 を心の中で指差しました。
/*
吊り襲撃被せなら、村村C狼であと1日。
今の状態なら、今日で終わらせてもOKだし(奏大暴れ?)もう1日伸ばしてもいけそうかな。
そういう意味では、狼さんにおまかせ、かなあ。
[しばらくして七重がくる様子がないのでもときていた服から銀製のナイフを取り出し、
裸のままで脱衣所からでていこうとする。
すぐに晴美の姿が見えただろうか]
がとさん、ご迷惑おかけしましたわ。
もう大丈夫ですから。
[感情の感じられない様子で話しかける。
無機質な社交的な笑みを返すその右手には隠しもせず鈍い光を放つ銀製のナイフをもったままに、
素肌は晒したまま隠す様子もなく床に先ほどシャワー室で浴びていた湯が垂れ落ちていく]
双生児 奏は、主婦 亜佐美 を力(襲う)の対象に決めました。
主婦 亜佐美は、お嬢様 涼 を心の中で指差しました。
―― シャワー室付近 ――
[物音がして振り返る。
と、飛び込んできた姿に、僕は思わず目をそらす。]
ちょっ!! ryou!! 服!!
[僕は慌てて着ていたジャケットを脱ぎ、
彼女へと掛けようとする。
滴り落ちた雫が床に染みをつける。]
――…?
[と、同時に鈍い光。
無機質な表情に、一瞬だけ身体が強張る。]
医学生 七重は、お嬢様 涼 を心の中で指差しました。
─シャワー室付近─
ごめんっ、遅く───って、ちょ。
ryouっ、そのまま出てきちゃダメでしょが!
[シャワー室から少し離れた場所で、何も着ずに出てきた涼が先に目に入った。
その横で視線を逸らしながらジャケットを涼にかけようとする晴美も見えた。
駆け寄りながらタオルを広げようとするも、一緒に抱えているペットボトルが邪魔をして上手く広がらない。
慌てているために、涼が手にするものには未だ気付いてはいなかった]
[晴美のあわてる様子にもこちらは動じた様子もなく]
私にはやることがありますわ。
だからいかないといけませんわ。
[こちらによってから強張る様子に社交的な笑みを再び返して]
ガトさんは違いますから。
[そうとだけ返してその横を通り過ぎていこうとする。
その向かう先はきっと阿佐美達のいる方向]
双生児 奏は、お嬢様 涼 を心の中で指差しました。
双生児 奏は、御曹司 晴美 を心の中で指差しました。
[立ち去った七重を見送れば、その場に奏と2人で残された。
奏とは一歩距離を置いて、何も話さずに、様子を伺い見ている。
シャワー室で何が起こっているかも、知らないままに]
ナタリーさん、ご迷惑おかけしましたわ。
[七重がきて返すのは晴美にしたのと変わらない社交的な笑みを浮かべたままの挨拶。
かけられた言葉には]
ごめんなさい、急ぎの用事ができましたの。
[七重に近寄りナイフを持っていない方の手を差し出して]
タオルだけお借りしていきますわ。
今は着替える時間も惜しいですわ。
―― シャワー室付近 ――
[こんな時ですら社交的な笑みを浮かべるryouが、
一瞬だけ儚く見えて]
やる、こと…? ――っ待っ!!
[いやな予感がして、止めようとした行動は、
やっぱり今回もすり抜けてしまいそうになる。]
僕が違うって、何!! 待ってよ!ryou!!
――…っ七重姉!! ryouを! ryouが!!
[彼女が何をするためにどこへ向かうのか。
僕にはわからない。
だけどなぜか止めなきゃいけないような気がして、
ちょうど姿を現した七重姉に、彼女を止めてもらうように声を――]
[ようやくペットボトル同士に挟まっていたタオルの端を引っ張りだすと、涼へとタオルを差し出す。
相手の最初の言葉には「良いのよ」と返せたが、続く言葉と目に入ったナイフに息を飲んだ]
…ryou?
貴女何を──。
医学生 七重が時計を進めました。
[七重が立ち去ったあと、廊下には亜佐美とふたり。
一歩引き、こちらを伺う亜佐美にニコニコと笑顔を向けていたが、]
……ねぇ、蒼さん。
[沈黙を破るように、そう声を掛ける。向こうがこちらに反応を返せば、]
さっきの答えは、出ましたぁ?
[首を傾け、そう問う。
その目は先ほどにも増して漆黒に染まっていた。]
[差し出されたタオルを受け取りながら]
やることがありますの。
[七重の言葉にもやはりそうとだけ答えてぬれた髪はそのままにタオルを体に巻いて]
ありがとう、ナタリーさんにはお世話になってばかりですわ。
後でお礼をしませんといけませんわね。
[そして通り過ぎようとしたところで進路をふさがれ、
七重のほうに笑いかける]
私この先に急ぎの用事がありますの。
どいてくださらないかしら?
蒼、道邪魔されていけそうにありませんの。
少遅れますわ。
[そう答えた後に少し間を置いて]
大好きだから…HAL…大切なお友達……
[深い友愛の感情のこもったコエを返した]
[感情の籠らない笑みを向けられ、小さく息を飲む。
腕に抱えたペットボトルがそれぞれ擦れ、ぎち、と微かに音を鳴らした]
───っ。
な、何を、するのか、教えて。
[尋常ではない涼の様子に、ただそれだけを訊ねた。
ナイフを手にやること。
今の状況からして考えられるのは限られて居るのだけれど]
[ピクリと、震える左手が動きかける。
外見も何も気にせず動く涼へと伸ばすように。
けれど右手がそれを押さえ込む]
最終局面。どう動く?
[唇には歪んだ微笑]
/*
は。
2221pt……!
[久々やった]
ていうか、ガチよりランダム、雑談出没系、とプロメモにも明言してるし。
[中に既にガチ思考がないしな]
/*
うぬ、何か自分に死亡フラグの予感(笑)
それはそれで良いやwww
自分には投票入れらんないからなー。
亜佐美か涼か、はたまた奏か。
亜佐美は襲撃される気がするんだけ、ど。
やっぱ涼かなぁ。
[七重の問いに笑みは崩さぬままに]
蒼さんに用事がありますの。
[そうとだけ答えるがきっと二人には何をするかわかるだろうか、
両手をあげて二人に敵意がないことをしめしながら]
通してくださらないかしら?
二人には危害を加えたくありませんわ。
急がないといけないのに、
通して
くれない
[コエは途切れ途切れ二人を殺すという選択肢はなく、
ただ亜佐美を殺すことだけしか頭になかった]
蒼、に?
…ぁ、ryouは、蒼が人狼だと思ってる、の?
[書き込みを見つけたのは涼だった。
そのまま信じているのだとしたら、その行動は納得はいく。
けれど、先の仮定の符号もあり、あの書き込みを信じ切れずに居た。
考え込み、思考を巡らすその隙を、涼は気付くだろうか]
双生児 奏は、主婦 亜佐美 を心の中で指差しました。
御曹司 晴美は、主婦 亜佐美 を心の中で指差しました。
[質問には答えることなく七重の意識がそれているのを感じ取ると駆け出してその横をとおりすぎようとした]
いかなきゃいけませんわ。
もう二度も同じことは……、
状況に、ね。
どういう内情かは知らないが。
……いい迷惑だ。
[聖に、というよりは。不在未確認の何者かへ呟き。]
残酷か…ご尤も。
…子供が蟻で遊ぶのと同じような感覚なのかもな。
医学生 七重は、主婦 亜佐美 を心の中で指差しました。
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