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黒耀鴉 ライヒアルトは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
青の死神 アーベルは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
野槌の娘 ロミは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
紅雨 ローザは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しようとしましたが、解決不能でした。
万華鏡 ユーディットは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
Lilith カルメンは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
狂犬 ヴィリーは蜂蝶 オクタヴィアに投票を委任しています。
蜂蝶 オクタヴィア は 紅雨 ローザ に投票した。
黒耀鴉 ライヒアルト は 紅雨 ローザ に投票した。
青の死神 アーベル は 紅雨 ローザ に投票した。
野槌の娘 ロミ は 紅雨 ローザ に投票した。
紅雨 ローザ は Lilith カルメン に投票した。(ランダム投票)
万華鏡 ユーディット は 紅雨 ローザ に投票した。
Lilith カルメン は 紅雨 ローザ に投票した。
狂犬 ヴィリー は 紅雨 ローザ に投票した。
紅雨 ローザ に 7人が投票した。
Lilith カルメン に 1人が投票した。
紅雨 ローザ は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、狂犬 ヴィリー が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、蜂蝶 オクタヴィア、黒耀鴉 ライヒアルト、青の死神 アーベル、野槌の娘 ロミ、万華鏡 ユーディット、Lilith カルメン の 6 名。
[戦いの敗者は程なくして『遊戯』のスタッフに拘束され、治療の後に別所へと連行される]
[連鎖する水面の波紋。『遊戯』はまだ、中盤へと差し掛かった*ばかり*]
[敗者たる朧紗とヴィリーが連れられて来たのは、都市の地下にある広大な洞窟。地上同様隔離された空間であるそこは、やはり外部との連絡は取れず。『遊戯』のスタッフは二人に携帯食料を渡した後に、何も告げずに立ち去った]
「二名はんご案内じゃけぇ」
[不意に聞こえた声。声の主を見やれば、派手な格好をした狐面の男が立っていた]
「敗退残念じゃったのぅ。
じゃけぇ、落ち込んどる暇は無か。
おまはんらにゃあ、『遊戯』ば終わんまでサバイバル生活ば送ってもらうけぇ。
生き残りおうたら命の保障ばしてくれっとよ。
ま、精々頑張るがええき」
[訛りの強い言葉で一方的に説明をし。狐面の男はどこかへ立ち去ろうとする]
「おお、そうじゃった。
こん地下洞窟にもクリーチャーばおるけぇ。
喰われんよう気ぃつけぇ」
[途中振り返り、笑いながら告げたのは何とも嬉しくない忠告*だった*]
投票を委任します。
Lilith カルメンは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
[中央ビル、屋上付近のはりだしで息を潜め、屋上の闘争を観察していた]
[鴉の黒雨が虎を貫き、やがて周囲の殺気は霧散していく]
[ほどなくして、見渡せる都市の一角から派手な火柱が上がり、もうひとつの闘争も決着を迎えたことが知れた]
(…ここまでは、上々。俺の消耗は最低限に、参加者は減り続けている)
(…弱っている者を狙うべきタイミングか?)
(狙うならどちらだ?ここにいる『鴉』か…)
(あっちで戦っていたのは確か、『狂犬』ヴィリーとかいうのとあのカルメンとかいう変な女か)
(ユーディーは、まだ戦っていない)
[ほっ、と我知らず息をつく]
[冷徹な思考の隙間に、ふとしたに隙に滑り込んでくる]
(しかしそろそろあいつも戦いに出るだろう。そういう仕事らしい。…手助けに行くべきか…。)
(…何を考えている、俺は。嫌がるあいつの手を、無理やり放り出したのは俺の方だ。今さら…)
投票を委任します。
青の死神 アーベルは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
青の死神 アーベルが「時間を進める」を選択しました。
/*
頭ちゃんと回ってないから、なんかボケた事言ってるかもしれんっ!(待
しかし、デフォよ。
ローザ→オクタ→ユディ
って。
男少ないから仕方ないけど、見事におにゃのこばかりだな……。
中
おっと表は大変ね。
とりあえずお疲れサマー。
本日多分帰りが真夜中越すので、俺のことは適当にほたっといて下さいな。カバディに乗ってうろうろしてます。
いつも以上に仕事量あるくせに、まだ開始のメドすら立ってねぇ…*ゴクリ*
/*
お疲れ様ですわ。
カバディは再介入されてボッシュートの可能性が高いのでは、と思いますけれど、回避策があるのでしたら連れて来ても構わないと思いますわ。
お仕事頑張って下さいまし。
―西エリア―
[ロミに遅れること少し。西へと駆けてゆく。
中央の廃墟群を抜け、湿地帯へと踏み込んだ所で手首を押した]
どこまで行くのかしら。
[平坦な声で呟く。
表情も能面のようになってきて*いた*]
投票を委任します。
万華鏡 ユーディットは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
万華鏡 ユーディットが「時間を進める」を選択しました。
─中央エリア・ビル屋上─
[小さく振られる手>>3:73。
常磐緑を細めたまま、ひら、と右手を振り返す。
表情の険しさは、近くにいた者には見て取れたか]
……気になるっちゃあ、気になるんだが。
[ぽつり、と呟いて。
『遊戯』のスタッフたちが紅雨を連れて行くのを見送ると、ばさり、と音を立てて翼を広げる]
とりあえず、一度、あちらに戻るか……。
[小さな声で呟いて、ふわり。鴉は空へと*舞い上がる*]
投票を委任します。
黒耀鴉 ライヒアルトは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
黒耀鴉 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
/*
戻りましたエルちゃんです。
シャロちゃんとか言って通じるのはたぶん3人ほど。
本日の議題は
どっちにせよ敵がきのこ擬態クリーチャーだった件について。
オクタヴィアの中の人がますますなぞがふかまったよ(棒読み
―隔離エリア・きのこ広場―
[何かの気配に気づいた時に、子猿の姿はいつの間にか見えなくなっていた。
小猿のいた辺りの巨大きのこに視線を向け、右手は柄に一見何の変哲もないきのこには見えるが]
さて、猿さんだけではおなかは満たされないようですね。
[呟く声を向こうが理解するかはわからないが、殺気は周囲に出さないように、
一見すれば無防備だが、それはいつでも剣を抜ける状態でもあり。
件の巨大きのこに近寄っていく]
このきのこも面白そうですね。
[そちらに意識が向いてないかのように、別の巨大きのこをつついたり。
そのきのこはつつくと大きさに反して軽いのか、ぽよんぽよんとよくゆれた]
―隔離エリア・きのこ広場―
[こちらが油断してるとみたのか巨大きのこに擬態したそれは、触手をゆっくりと伸ばしてきている]
そういうプレイの趣味はないのですが。
[的外れな言葉と共に振り向きざまの一閃、触手は間を置いてから半ばでずれ落ち、ぼとりと地面に落ちる。
きのこに擬態していたクリーチャーは叫び声をあげてその姿をあらわす。
外見はきのこに酷似し、その石突の下には地面に隠れていた本体、平べったいザリガニのような体。
触手は傘にあたるぶぶんのひだから伸びており、一本だけではないようだ。何本もの触手がこちらの様子を伺うようにうねり]
この生き物を作ったのが神であれ人であれ、気持ちのいいものじゃありませんね。
[何本かの触手がこちらに向かってくるたびに、白刃が煌き切り落とす。]
ああ、言葉が通じるとはおもいませんが大人しくしてくださるのなら命はとりませんよ。
[こちらの言葉に反応したのか偶然か少し間を置き、
それから同時に複数の方向がせまる触手、それらをまとめて切り払い。
本体と思わしききのこの下の平べったい体部分に跳躍するようにかけ、一閃]
―隔離エリア・きのこ広場―
[硬い手応えにはじかれ、一度後ろにさがりながら魔剣を鞘に戻す。
前方を守るように構えられたはさみにはわずかな傷がつくのみで]
引き下がる気も、簡単にやられてくれる気もないと。
なかなかお堅い方のようで。
[ため息をつきながら浅い呼吸を二つ、相手を見据える目は冷たく]
本気で切らせてもらいます……
[告げる言葉は小さな音で、冷たい色を含んだもの。
人の可視速度を超えた速度での一閃、捕らえるのは先ほどの傷をつけた部位。
魔剣はすでに鞘の中に、魔剣が放つ淡い光が残す残像と、鍔鳴りの音だけが、剣を抜き一閃を放った事実を告げる]
―隔離エリア・きのこ広場―
さて、調査の続きでも。
[ゆっくりと真横に線が走ったように崩れ落ちるクリーチャー、
それにはもう背を向けてきのこの観察を再開しはじめる。
背後で少しおくれて巨大なキノコ部分がくずれる音が聞こえ胞子が舞う]
ここは離れますか……
[胞子を避けるようにその場を*後にした*]
―隔離エリア通路―
[きのこの広場からは少し離れた一角。
天井に紅い光が幾つも明滅している。
牙持つ蝙蝠は天井そのものであるかのように*ひしめいていた*]
/中/
ヴィリー>
お仕事ご苦労様です。
私もカバディは一度回収されてしまう可能性が高いかと思いました。
ALL>
力不足で地下に手を出せていなさすぎるので、少しだけ落としてみました。邪魔でしたらスルーして下さい**
─隔離エリア─
[エルザには小猿がクリーチャーに喰われたように見えて居たことだろう。けれど実際は]
「おぅ、エイキチ。戻って来おうたか」
[小猿は友たる狐面の男の傍へと戻って来ていた。クリーチャーに喰われる瞬間、小猿の身体は解け影と成り。クリーチャー自身の影と同化し難を逃れて居た。腹が満たされぬのも道理であろう]
「そん様子じゃと上手い事誘き寄せたようじゃな。
さぁて、次ばどぎゃんしちゃろうかいね」
[小猿を右肩に乗せそんなことを呟きながら、狐面の男は仮面の奥で闇色を細める。そうして次の瞬間には、小猿ごとその場から姿を消すのだった]
─中央エリア・どこかのビルの屋上─
[物陰から不意にオクタヴィアの姿が現れる。両肩にアゲハチョウとスズメバチのタトゥーは無く。代わりに右肩に乗る掌サイズの小猿と、顔には白い狐の面があった]
………あら、戻し忘れましたわ。
[右手で仮面を取り、左手で右肩に居る小猿を撫でる。「キィ」と嬉しげに小猿は鳴いた。右手の仮面を左肩に当てると、忽ちそれらの形は解け、アゲハチョウとスズメバチのタトゥーへと変わる。ずっと煌めいていた胸元のネックレスは輝きを消していた]
あちらは放っておいてもクリーチャーが襲いかかりますわね。
問題はこちら……。
わたくしも動きませんとねぇ。
/*
私のほうはあんまり気を使っていただかなくとも、
自給自足なり他PC巻き込んだりで、なんとかしますので大丈夫ですよ。
お二人とも無理の無い程度に。
─中央ビル前─
[ばさり、と音を立てて片翼の鴉が舞い降りる]
……ってと。
さすがに悠長に再生待ちもしてられんし。
治療して、状況確認して……。
[ふ、と。
視線は空へと向けられる]
あとは、やられる前にやれ、ってとこか。
[呟きながら、ビルの内部へ。
最初に向かうのは、一階のメディカルルーム]
……あー。
これ、結構値が張るんだけどなあ。
[左腕の傷を治療しつつ、服の下に巻きつけてある布の、見事に断たれた様子にこんなぼやきを漏らす]
ま、こっち取られるよりはマシだが。
[小さく呟いた後、予備の布を元のように巻きつける。
布は、防刃効果のあるもの。動きを妨げない、最低限の防具。
先の『奇襲』の際に一撃を防いだ右腕には、なんの処置も行わずにメディカルルームを出ると、モニタールームへ]
……落ちたか。
[自分たちの戦いとほぼ同時に進んでいたもう一つの戦い。
その結果に、小さく呟いて]
さて、んじゃ、俺はどうするか……とりあえず、上から眺めて考えるか。
[呑気な口調で呟くと、モニタールームを出て。
屋上へ向かおうと、階段を登り始めた]
/*
そろそろ、『龍翼』も出しますか。
ナーデルレーゲン二度は辛いし、さすがに。
しかし、どやって空中戦するんだ、アベくん……!
[そこがとにかく。
気になって仕方がない]
[接触は不注意だった、というほかない]
[ユーディットのことを考えていて、周囲の気配の確認を怠った状態で、保守用ダクトから階段の踊り場へ飛び降りてしまったのだ]
[折りしも、階下からはライヒアルトが、屋上へ向かうべく階段に足をかけていたところ]
[対峙は一瞬、相手が何か言いかける前に、ワイヤーを繋いだナイフを抜きざま投擲した]
─中央ビル・階段─
さてさて、どうするか……そろそろ、相性的な贅沢は言えんし……。
[そんな呟きを漏らしつつ、登りかけた階段。
ふ、と、感じた気配に『龍眼』がきょと、と動く]
この気配……って、ちょっ!
[上の踊り場の気配、飛来するナイフが風を切る音。
とっさの判断で翳したのは右腕。
いつかの奇襲と同じく、キンっ! という金属音のようなものが響き、刃を弾く]
……っつーか、いきなりだなっ!
[呆れたように言いながら、手にするのは漆黒の針。
それを、手首の返しで投げつけつつ、窓を背にするように位置を取る]
(交渉の出来る相手ではない)
[自身の不注意さへの激昂はひとまず心の隅に追いやり、考える]
(前回は奇襲を受けた。今は、攻撃される前に仕掛ける!)
[その『前回』は蜂蝶に演出されたものとは、未だ知らない]
[投擲したナイフは右腕に弾かれた]
[ついでのように放たれた黒針を、相手がしたように腕で受けながら、階段を駆け下りる。濃紺のコートは衝撃を受けて硬化し、針を通さない]
[肉薄しながら右腕を振る。ナイフに繋がれたワイヤーが、蛇のようにライヒアルトへ襲い掛かる]
……そりゃま、確かにそろそろとは思ってたけど。
[右手に新たな漆黒を滑らせつつ、ぼやくような呟きを漏らす。声音と裏腹、常磐緑は鋭い]
狭い場所では、『仕事』以外じゃやり合いたくないんだけどねっ!
[蛇の如き動きで迫るワイヤー。
動きを封じられるわけには、と左手で払いのけようとするものの]
……っつ……!
[触れたそれから伝わるのは、衝撃]
……面倒、なんだよ、この帯電青年はっ……!
[僅かに顔を顰めつつ、腰を落として。
アーベルの態勢を崩そうと、足元に向けて打点の低い蹴りを放った]
投票を委任します。
野槌の娘 ロミは、蜂蝶 オクタヴィア に投票を委任しました。
―隔離エリア・きのこ広場―
[この場所には今のところ自分を襲ってくるクリーチャーはいないらしく、
それでも気を抜けば襲い掛かる可能性もあるので、周囲への気配りはわすれない。
先ほど胞子がまかれていた空間も今は静かに、落ちた胞子の一部等を瓶詰めにする。]
そろそろ他の人も来ても良いころですかね。
一人ではさびしいですし。
[周囲にはそれっぽい気配もなく、一角に通路のひとつが見え近寄り、天井の赤い光点に気づく。
遠くまでそれらは続いてるようにも見えて]
触らぬ神に……ですね。
[他の通路を探し始めた。]
─中央部・廃墟─
[あのあともひたすらにゴロゴロと転がっていたが、]
…………んー。
[そして、ぴたり止まりむくり起き上がると、コキコキと首を動かし、]
んー。(背伸び
まだ本調子にはほど遠いけど、これ以上時間掛けるのもねぇ。
[そう呟くと、よっと十字架を背負い歩き出す。]
Lilith カルメンが「時間を進める」を選択しました。
─中央エリア・どこかのビルの屋上─
既にカードは一つ決まっていますわね。
残るは3人……。
お疲れのところを叩いてしまうのも良いかしら。
彼女の声は聞くに堪えない醜さなので嫌なのですけれど。
それに………一方的ですけれど、彼らには戦う理由が出来ておりますしね。
勝手に潰し合ってくれるはずですわ。
[クスリ、口許の朱が弧を描く。影を伝い地面へと降りると、先程目的を見かけた方へと歩き出した]
―西エリア―
[雑多な建物群を通り過ぎれば、視界が開ける。
周囲に広がるは、一様に薄く水を被り、如何にも足場の悪そうな湿地帯]
ここいらで良いかね?
[背後のユーディットに問い掛けながら、足取りは僅かに緩やかに、慎重さを持ったものになった。
靴底が水面に、そしてその下の泥に触れる]
(――成功だ……!)
[少女と鉄槌。二つの重量を支える右足は、湿地の泥にしっかりと支えられて立っていた。
正確には、湿地の泥を操る少女自身の『力』によって、だが]
さて……やるかいね、『万華鏡』さ。
[鉄槌の柄を両手でしっかりと握り、少女は向き直った]
[相手の蹴りを、飛び上がってかわす。駆け降りざまのため勢いがつきすぎ、ライヒアルトを飛び越えてしまう]
[振り返るのは、相手と同時。窓際の廊下、互いに手を伸ばせば届く、超至近戦]
(あいつもこっちも一撃必殺の間合いだ)
[考える暇も惜しみ、ナイフ、蹴りの連撃を放つ]
[その身体は青白く燐光を放ち、一撃一撃を帯電させていることが分かる]
野槌の娘 ロミが「時間を進める」を選択しました。
─中央部・廃墟─
ぬぅ、お姉さんと遊んでいるうちに、見ようと思ってた舞台には決着ついちゃってますし。
あー、直接観たかったなぁ。
[そうしてふらりふらりと歩いていたわけだが、]
…………げぇ。
[正面から歩いてくるのは、多分お互いに絶対的にそりが合わないであろう相手。
思わずスッゴイ嫌そうな声が漏れる。
こほん。ひとつ咳をすると、]
……何かご用ですかぁ?
[首を傾げ、にっこりとそう問いかけた。]
……ちっ!
[足払いの一閃はすり抜けられ、舌打ち一つ。
素早く向き直り、態勢を整える所に畳み込むようなラッシュが繰り出される]
だから、面倒だって……!
……っかたねぇな。隠し玉、見せてやるよ……!
[言いながら、手にした針を落とす。
繰り出されるナイフは、まともに受ければ大打撃は必至。
それに対し、翳される右腕は人ならざるモノ──鉤爪と鱗を備えし龍のそれ。
獣の神を求める者が鴉に与えた、異種の身体]
お題は、高くつくからなっ!
[龍鱗に覆われた腕でナイフを受け止めつつ、蹴りを何とか往なすべく、位置取りを変える。
背中には、窓。
勢いを殺しきれねば、飛び出すは必至か]
─中央部・廃墟─
[下品とも取れる嫌そうな声。探していたために、鉢合わせて顔を顰めることは無かったが、聞こえた声に軽く眉根が寄った]
この場に於いて用と言えば一つしか無いのではなくて?
[それでもすぐさま表情は笑みへと変わる。軽く首を傾ぐと、チリリとイヤリングが鳴った]
貴女に相応しい場所へご案内しようと思いまして。
わざわざ出向いて差し上げましたわ。
―西エリア―
…なるほど。
[少し盛り上がった土の上で足を止める。
泥濘の上にいるはずのロミの身体が沈んでいないことを確認すると、薄く微笑んだ]
ええ、良いですよ。
[左手を前方に構える。
黒瞳に白い光が走ると、手の中の髪ピンは長柄の鎌に変じ]
よろしくお願いします。
[三日月のような刃を上に構えて、軽くお辞儀をした]
/*
一体、あんたどないな状態なんですか。
→右目と右腕に、龍のパーツが埋め込まれてます。右の翼は切り取られて、龍翼に置き換えられているという。
普段は、ステルスさせてるだけでいつもちゃんと両翼使ってるのよー。
それはそれとして。
女の戦いがこわいよ、こわいよ(ぉぃ。
[巨大な爬虫類のように変化した腕の、金属で出来たような鱗にナイフが防がれる]
(厄介な…!)
[その腕がカウンター気味に入りかけたのを紙一重でかわしつつ、しかしかわしきれずコートが少し削げたが、蹴りを放つ]
[身体の位置を少し入れ替えられた上、鱗の上からでは大したダメージは与えられない]
[しかし体勢を立て直す為に攻撃の手を緩め、戦闘のイニシアチブを渡したくない]
[無理な体勢のまま身体を預けると、力づくで窓に押し付け、ガラスを破ってもろともに飛び出した]
\ さいごのガラスをぶち破れ〜 /
\ 乱れた景色を蹴散らして〜 /
( \/ /_∧ <./| /| /\___
ヽ/ /Д`/⌒ヽ / .| / / / //
/ /\/ ,ヘ i  ̄ > \_/ /____//
し' \_/ i />  ̄ ̄ ̄ ̄
i⌒ヽ ./  ̄>__ .|| |::
/⌒ヽ i i \( .|/ / /\ .|| |::
i | /ヽ ヽ ∠__/  ̄ .|| |::
ヽ ヽ| |、 \_ノ > <> || |::
\| )  ̄ ./V ___ ..|| |::
____ .ノ ./⌒)∧ / ...____[__||__]___||___
/ し'.ヽ ( .∨ /\________|__|
// し' / /\  ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
―西エリア―
[対峙した『万華鏡』の薄い微笑みが見える。
そして相手の手には、手品のように大鎌が出現した。
彼女の異能の一つ、武器生成であろう]
ああ。こっちこそよろしく――
[微かに頭を下げながら、意識はユーディットに向かう直線の経路へ。
足場を固め道とするように、『力』を注ぎ――]
お願いするだっ!
[まずは相手の力を量るべく、鉄槌を構え懐へ駆けた]
─中央部・廃墟─
[笑顔に対して笑顔で返される言葉。それに苦笑いを浮かべる。]
ですよねー。
[だが、スッと目を細めると、ぺろり指を舐める。]
まあ、でも素直に案内される気は無いですし、むしろ貴方がそこに行けばいいと思いますわ。
お・ば・さ・ん♪
……げっ……!?
[ふ、と掠めた嫌な予感は的中する。
無理な体勢のまま、掛けられる力。
逆らう暇も、空間を転移して逃げる暇もなく、そのままガラスを突き破って押し出された]
……いよっと!
[外に出た、と感じた瞬間、開くのは翼。
擬態を解いた事で、普段は隠している右の翼も姿を見せる。
漆黒の皮膜翼──龍の翼。
アンバランスな漆黒の両翼で身体を支えつつ、やや当てずっぽうな蹴りを繰り出しながら、距離を開けた。
このフィールドであれば、距離を開けた方が有利、と知るが故に]
─中央部・廃墟─
良く吠えますわね。
消耗を隠すための虚勢かしら。
[挑発するように紡がれた最後の言葉には全く反応しない。それは既に聞き飽きた言葉]
年上の女性を前にしてそのような言葉しか出て来ないのでは、語彙力もたかが知れますわね。
言い合っても平行線を辿るのは貴女も理解しているのでしょう?
それとも口しか動かせないのかしら。
そうだとしたら……そのまま地に伏せなさい。
[最後の言葉は低めに。右手にはバズーカ。銃口を地面へと突き刺した状態で引き金を足で踏むと、天に向けて排気しながら轟音を立てる。地面からは砂煙。一見見当違いな使い方のように見えたが、2・3秒後にカルメンの足元で爆音が轟いた。それは地下潜行型の爆破砲撃]
(飛び出したのは失敗だったか…!)
[窓の外に飛び出した直後に、翼を展開した相手を見て、どうにかくらいつこうとする]
[しかし相手の蹴りであっけなく身体は離れ、翼を持たないこちらは落下を始める]
[加速がつく前に右手のワイヤーを伸ばし、適当なビルの鉄柵に結びつけると、高速で巻き取って高度を得る]
[そして眼下、左右非対称の、しかしともに漆黒の翼の中心へ向け、左手でナイフを投擲した]
―西エリア―
まともに打ち合うは下策。
[藍の混じった瞳が細められる。
鉄槌の届くだろう範囲を見た目から予測しながら右後方へと跳んだ。
爪先に意識を一瞬集中させ、足をつける。
即座に蹴って次の動きとはいかないが、湿地に深く沈みはしない]
いささか不利ではありますね。
[言葉ほど困っているようには見えない顔で、ロミの左肩を横から薙ごうと狙って腕を動かした]
そうそう、都合よくは行かねぇ、か。
[地上に向けて蹴り落とせれば、という意図もあったが、ワイヤーの動きにそれは叶わず。
高度を取って投げ落とされるナイフは鉤爪で往なしつつ、距離を測った]
……ま、いつまでも遊んじゃいられねぇ、し。
そろそろ、本気で決めていく、か。
[小さく呟きつつ、右手に現れた針を左手に持ち変え。
牽制のつもりで一本、投げつけた]
─中央部・廃墟─
……さぁて、どうでしょうねぇ。
[オクタの言葉に、ニマリと笑う。さて、その真意は……]
……? なにそr……
[そして、地面へバズーカを挿しての砲撃に首を傾げていたが、]
!? ……っとぉ。
[足元での爆発の直前。後方に跳んで爆破砲撃をかわす。]
……しかし『年上』ねぇ。
見た目で判断すると痛い目見るかもよぉ♪
(…………お互いに、ね)
[その言葉(心の声含む)と同時。
いつの間にか変形していた十字銃で、オクタヴィアの立つ場所へマシンガン掃射。]
(やつの右腕に刃は通らない…だが、胴は生身だった)
[しかし胴体の急所を攻めるには、再び危険な間合いに踏み込まねばならない。しかも、この空中で]
[投擲したナイフはその布石]
[防がれることは分かっていた。牽制で、わずかでも空中で止まってくれれば良いと]
[投げると同時に、右手の、自身を支えるワイヤーを切り離している]
[その手でもう片方のナイフを抜きながら、ビルの壁面を蹴って勢いをつけ、竜とも鴉とも人ともつかぬ異形へ向かい、真っ向から飛び込んでいく]
―西エリア―
[さすがに初撃は回避される――ここまでは予測していたものの]
この足場には、もっと手こずると思ってただがね……!
[槌を持ち上げる隙を狙うように、左からの斬撃。
捻りを加え避けようとするが僅かに足りず、ショールが裂けた]
さて、いつまで涼しい顔してられるだか……!
[捻った勢いのまま、鉄槌を左後方へ振り被り。
体のねじりを戻すように回転を加え、ユーディットの胴目掛けて鉄槌を振り回す]
[空中であれば、自在に舞えるこちらが有利。
それとわかっているからこそ、多少の余裕はあった]
は、真っ向勝負くるか。
[支えを断ち切り、迫る様子。
口の端が、笑みの形の弧を描く]
……そういう事なら。
[刹那、『龍眼』に宿るのは、底知れぬ光]
受けて、立つ!
[羽ばたき一つ。羽音は二種。
飛び込む死神を迎え撃つよに。
異形の右手の鉤爪が繰り出され]
/*
あっはっは。
……心臓わりぃ……。
[幻夢のランダ神は、03vs01とか、平気でやる子です]
[だから、ほんと、振ってみるまでがくぶるなんだよ!]
─中央部・廃墟─
わたくしは見た目で判断することはありませんわ。
けれど相手を詳しく知らぬのであれば、見た目で判断せざるを得ないこともありますもの。
特に年齢に関しては……ね。
[いつから”在った”のかは遠く彼方のこと。それは他の者に関しても同様。知る術が無いのなら、眼に見えるものを判断材料にするしかない]
[相手より放たれた銃撃は自分も良く使うもの。バズーカを地面へ捨て置き、それを盾にしながら何度かステップを踏み、離れ過ぎないようギリギリで銃弾を躱した。次いで手に握ったのはハンドガンが二丁。牽制の射撃を放ちながら、有効距離を測る]
[交差は一瞬。金属同士のぶつかり合うような音が響く]
[すぐに両者の距離は離れ、相手は空中に留まり、こちらは重力に従い落下していく]
[左手のワイヤーを伸ばして再び適当な建物に結びつけ、それを中心に円を描いて滑空するようにように地面に降り立つ]
[足を着いても、落下の勢いのまま数歩進んだ…ところで、唐突に足の力が抜けたように、崩れ落ちた]
[じわり、とその胴体の下から血溜まりが広がる]
―西エリア―
動きも柔らかい。
[肉までは刃届かず、軽い手応えで鎌が振りぬける。
捩られた相手の身体の戻りが予測よりずっと早い。後方へ下がるのは間に合わない]
…つっ。
[意識を集中させる。左手の鎌が崩れて砂のようになり、右腕へと巻き付いた。岩のようになって強度を増す。
その腕で槌の一撃を受ける。重たい。浮かぶように吹き飛ばされる。
離れる寸前、鎌を離した左手をロミの顔へと向ける。酔いそうなほど甘い香りが流れる。手元が少しは狂うだろうか]
もう少し離れた場所から使えれば。
[空中で身を丸めて体勢を整えながら、岩から戻り零れる砂を左手に受け止める。
肩から右腕全体に響く痛みに顔をしかめた]
最後の台詞は「ユーディー…」にしようかと迷ったけれど、多分戦闘中はそんなこと考えないんじゃないかな
なんだかんだで、やっぱりある意味冷たい子
[右手に伝わったのは、手応え。
同時、感じたのは脇腹を掠める熱さ。
空白の刹那を経て、落ちてゆく死神]
……さすがに、ただでは、堕ちねぇ、か。
[そんな呟きと共に、二つの羽音を響かせて舞い降りたのは、死神が崩れ落ちるのとほぼ同時]
悪い、ねぇ。
コレ……『龍翼』を直接見せた相手には、堕ちてもらうのが、俺の流儀なもんで。
勝ちは、譲れねぇんだわ。
[広がる赤を見やりつつ、向ける言葉はどこか、軽い]
蜂蝶 オクタヴィアは、青の死神 アーベル を能力(襲う)の対象に選びました。
―西エリア―
防ぐだか……っ
[相手の武器が変形し、腕を守る形となる。
手応えは硬く、ダメージはあったろうが決定打とはなり得ないだろう]
(だども、圧しているのはオラの――)
…………!?
[振り抜いた槌を戻し体勢を立て直そうとした刹那、脳の奥を痺れさすような一撃に足元がふらついた。
それが鼻腔を突く甘い香りのせいと気付けば、反射的に左手を槌から離し、腕で鼻を押さえる]
なんだこりゃ……毒だか……?
[さすがに片腕だけでは、満足に武器を扱えない。
匂いの正体がわからぬ事もあり、警戒するように一度距離を取った]
……おっと。
[意識を手放す様子に、がじ、と頭を掻く]
ま、こっちはスタッフに任せりゃ大丈夫、だろ。
[そんな呟きを漏らしつつ、意識を凝らして、右手を握る。
舞い散る黒の光。
龍の右腕と翼は姿を消す]
……さて、これで最後の手の内もバラしちまったし。
後は、総力戦、か。
[呟く刹那、常磐緑は深く、冥い]
[負傷の度合いの問題か、『遊戯』スタッフが駆けつけるのは早く。
応急処置の後、青の死神は何処かへ]
……そーいや、負けた連中って。
どこ、行くんだ?
[そんな呟きを漏らしつつ、一つ息を吐く。
ダメージは、残っているが。
他の参加者たちの動向も気になるため、一まずモニタールームへと足を向けた]
─中央部・廃墟─
まったくそのとおり。見た目なんて、その本性を窺い知るには頼りなさ過ぎ。
幼い子の皮を被った悪魔……なんてざらにいますしねぇ。
[その言葉からは、何やら実感を伴った響きが感じ取れたか。]
[ステップを踏みぎりぎり銃弾を避けるオクタヴィアに、チッと舌打ちをする。
二挺拳銃の銃弾は、いつの間にか抜いていたカードを挿入し、]
「フォームライド ババババリアァッ!!」
[同時発生したシールドがきんきんと銃弾を弾いた。]
─中央部・廃墟─
貴女から同意を得るのは本意ではないけれど…。
それが事実ですものね。
[牽制で放った銃弾は甲高い音に弾かれ。弾かれた銃弾は地面へと転がる。防がれるを構わず射撃を続け、徐々に距離を詰めて行った]
はっ!
[一足飛びで近付ける距離。相手が防御に徹している間にその距離をも詰め、体勢を低くしてカルメンの足元を払う。フリルスリットから覗いた脚が、地面を滑り円を描いた]
─中央ビル・一階モニタールーム─
[他は全員出払っているのか人の気配は感じられない。
その事自体はさして気にした風もなく、モニターを操作し、各所の様子をチェックする]
……お。
[映し出される戦いの様子は、二つ。
短い声の後、手近な椅子を引き寄せるとそれに腰掛けて。
二箇所で進む戦いの様子を、常磐緑で追いかけた]
―西エリア―
[着地。今度は足元まで変化させている余裕は無かった。
泥濘に足先が埋まる。動くには一拍どころでない間が必要だったが、香が功を奏して追撃はなかった]
流石に一度では効きませんか。
続けて食らってはこちらがもちませんし。
どうしましょうね。
[幻覚作用を含む香の濃度を高めたもの。
集中を乱せば相手が優位を保つ足場作りも崩せないかと狙っているが、その為には風に乗せた程度の作用では無理だと判断した]
ああ、致死毒など使いませんからご安心下さい。
[警戒し身構えるロミに微笑を浮かべる。
手の中に生み出したのは長鎌ではなく、鉄鎖。
泥の中を一歩踏み出し、ロミの右脇から叩きつける様に伸ばし迫らせた]
/*
どうにも、上手く動けている気がしませんわ。
武器自体は現存するものを元にしているので、他の方ほど派手さは無いのですわよね。
[地下潜行型爆撃砲弾は現存しません(多分]
影使いとして隠し玉は用意しておりますけれど……それ以外で魅せる技量がありませんわ。
濃姫をやってみたいと思って飛び道具にしましたけど、無謀でしたわ(滅
―西エリア―
[香の発生源が離れたと気付いて、腕を離し一度深呼吸する。
しかし頭の中はすっきりとはいかず、影響は免れないようだった]
ああ、そっか。『遊戯』だもんなあ……。
……オラは力抜いてる余裕なさそうだけんども。
[槌の柄を握り直した矢先、こちらへ攻撃が伸びる。
香の作用で判断が鈍ったか、それが鎌ではないと気付くのに一瞬遅れた]
しまっ……
[寸前で回避したつもりが、攻撃の届く範囲は予想より広く。
鉄鎖は槌を振り掛けた格好の右腕へ絡み付く]
─中央部・廃墟─
くっ……。
[きいんきいんと銃弾を弾く。
だが、相手の射撃に隙はなく、こちらも攻勢に出るに出られない。]
あーもう、面倒な。
[徐々に距離を詰めるオクタヴィア。そうして、その距離は一足飛びで近づける距離まで詰められ。]
うわっとぉ!?
[足元を払われ、そのままぐるりと回転し……]
…………なぁんてね♪
「フォームライド ククククククロゥ!!」
[いつの間にか新たなカードを手にしたのを挿入。
瞬時に組み変わり、爪の形になり腕に装着されたそれを、腰から腕への捻りによる遠心力で強引に身体を縦軸一回転させ、足払いをして低い体勢のオクタヴィアに地面すれすれから振り上げる。]
―西エリア―
いえ。
実の所、私も加減に苦労しています。
振り払うだけ、殺すだけなら簡単なのに。
[自在に扱っているように見える香。だがこれは本来持っている力ではなく、後から取り込まされたもの。
固定物質を変化させるよりも何倍もの負担が掛かる]
何が見えました?
[だから仕事では自分の力を引き上げるためにしか使わない。けれど今はそれをせず相手の力を削ぐ為に使っている。
チンピラを振り払う時の何倍もの負荷を抱えながら]
何が見えます?
[鎖がロミの腕に絡みつく。動く邪魔となるようにぐっと引いた。
ついで惑わすように囁きながら、再び香が効果を奏する範囲へと進む。そして空いている右手を伸ばした時、異変が起きた。左手の中で鎖が砂となり崩れてゆく]
─中央部・廃墟─
[払った脚を戻すには多少のタイムラグが発生する。その間に放たれる下からの振り上げは避けるまでは至らない]
くっ…!
[咄嗟に翳したのは二丁のハンドガンの銃身。かち合せるように近付けると、それは瞬時に一丁のライフルへと変じた。翳した銃身に相手の爪が迫る。振り上げられたそれはライフルを捕らえ、上へと跳ね上げた。足が地を滑り僅か後ろへ下がり、手からライフルが離れる。振り上げの余波でドレスの裾に爪の数だけ切り込みが入った]
貴女に似て煩い武器ですわね。
[鳴り響く声も、多彩な変化も。ある意味でカルメンに相応しいと感じた。主にマイナスな意味で]
[転がるライフルも捨て置き、次いで手に握られたのは一丁のハンドガン。けれど、引き金を引いて飛び出したのは、サブマシンガンの如き掃射された弾丸。然程離れていない距離で無数の弾丸がカルメンへと迫った]
―地底洞窟―
さっきのひとは、何処のひとやろなぁ。
見た目は都のに似てたけど。
[すっかり傷も癒えた後。
連れて来られた新たな舞台で、娘は虎を見る。
口振りは相変わらず緊迫感のないもの]
――あら。
今んは、何やろ。
[遠くで聞こえた何かの叫びに、まず虎が反応し。
娘も遅れてそちらを見た]
/*
ちなみにハンドガンに見せかけたサブマシンガンは実際にありますわ。
グロック18Cと言う、グロック17に見せかけたもの。
―西エリア―
殺すだけなら……?
そっか、そうだよな。
ここに居るのは、みんなそっち側の……『本物』……
[ずぶ、と足が泥にめり込む感覚があった。
慌てて『力』を送り支えようとするが、消耗により更に意識は混濁した]
何が……?
[鎖を引かれ重心を右前に持って行かれながら、霞む瞳で懐かしい風景を見た。
足の下には耕したばかりの土、周囲には笑顔の兄弟姉妹たち、そして――]
ち、違う、違う――! ここはオラの村なんかじゃねえ!
[重たい槌など放り捨てて駆け出したくなる気持ちを、必死で振り払った。
二重映しの世界の中、相手が居ると思しき方向へ、こちらからも足を踏み出す。
あと一歩で届くと思ったその時、再び急激に世界が歪み始めた。
右腕に掛かる負荷が変化したのも、それと同時か]
―隔離エリア・通路―
[叫びの聞こえた方向に足を向ける。
一人の歩みは遅く、一匹もそれに合わせて歩き、故に時間は随分と経っていたか。
通路の一つに足を踏み入れたところで、先に足を止めたのは虎だった]
どないしたん、白雪。
[その唸る先を娘も仰いで、蒼を細めた]
――これはこれは。
また仰山おるなぁ。
[感心か呆れか呟きながら、懐から取り出すのは飾り櫛。
天井にひしめく黒の一角を目掛け、鈍い歯を持つそれを*投げ付けた*]
─中央部・廃墟─
ちっ、これも入りませんか。
[振り上げた爪は、しかし防ぎ切られ、ドレスの裾を切り裂くに止まる。]
まあ、似てるも何も。
アエーシュマはつまるところ『わたし』ですしね。
[そう言いつつ、たん、と爪を装着してない方の手を突き、距離を離そうとするも、]
!? っつぅ……。
[その前に掃射される弾丸。咄嗟に爪と手甲部分で致命傷は避けるが、少なくない銃弾が彼女の肌を掠め、鮮血を散らす。
痛みに顔を歪めるものの、バックステップで距離を取り仕切りなおし。]
いたたたた…………まったく、おばさんに似て意地の悪い武器ばかりだぁねぇ。
[頬から流れる血を指で掬い舐めると、一旦十字架形態へと武器を戻した。]
/*
なんというニアミス。
なんとなくちょっかいを出してみました。
反応なくても適当に繋ぎますので、赤組さんは無理なさらず。**
―西エリア―
あなたも呼ばれているのだから、必ずしもそれが選考基準ではないでしょうけれど…。
[香の操作へと集中しすぎていた。
こちらも足元を確保している余裕まではなかったから、鎖が崩れたと分かっても飛びのくことは出来ない]
くっ。
[槌の軌道の更に内側へと入れるように、右手をロミの首へと伸ばしながら更に踏み込んだ。そのまま背後を取れるならば、あるいは]
―西エリア―
[鎖の存在を気にしている余裕はなかった。
相手は更に懐へと潜り込もうとしているようで。
もはやこの一撃で打ち抜くしか、勝利の術はない]
らぁぁああああ……っ!
─中央部・廃墟─
[武器が自分であると聞き、短くも無い溜息をついた]
嫌な方と似たものですわ。
[当初より感じていた相手に対する不快感は、同族嫌悪に似たようなものだったのだろうか。掃射し終えた銃を消すと、体勢を低くした状態から立ち上がる。左足首に鈍い痛みを感じたため、右足を軸にして負担をかけないようにした]
(受けるには流石に無理な体勢だったかしら。
出し惜しみはしてられませんわね)
[あわよくば武器のみで、と考えていたが、その考えを改める]
わたくし、性格が良いつもりはありませんし。
[臆面も無く言うと、両腕を胸の位置でクロスさせ、手をそれぞれの肩のタトゥーへと添える。何かを引き抜くように腕を動かすと、肩のタトゥーが消え、右手にはスズメバチの装飾が成されたショットガン、左手にはアゲハチョウの装飾が成されたハンドガンが現れた]
地面に這い蹲らせて差し上げますわ。
[ショットガンを一発、カルメンへ向けて放つ。その間、左のハンドガンは見当違いに何発か地面へと弾丸が撃ち込まれた。不規則な位置に複数の弾丸が地面へと減り込んで行く]
/中/
ごめんなさい、酷い進行判断ミスをしました。
ここは私が落ちておくべきだったのですよね…?
今更すぎるでしょうか。
蜂蝶 オクタヴィアは、野槌の娘 ロミ を投票先に選びました。
/*
いえ、とっても今更すぎるのですが。
先に確認しておくべきでしたし。
でもこのまま進めていいのか頭が白くなってしまって。
ログ汚しで申し訳ないです。謝罪はエピで重ねて…。
/*
落ちれば確かに墓行きはカルメンになり、ユーディットは赤を墓代わりにする予定でしたけれど。
カルメンを残して明日一日お口チャックの想定はしておりましたわ。
判断ミスかと問われたら、わたくしは是とも否とも申しませんわ。
そちらの対戦もダイスを振るのはありと考えておりましたので。
/*
そちらがそれで構わない、向こうも承諾するのであれば、そう言う処理に変更しても構いませんわ。
以前にもダイス勝負では勝ったけれど、RPの流れを重視して墓落ちした方もいらっしゃるので。
その時は事前申告ではありましたけれど。
進行的にはその案が一番良いと言えば良いですわね。
/*
やっぱりダイス優先でしょうか。
狼さんを苛立たせるだけの囁きになってしまいました。
謝罪はエピにてと言いましたが、独り言ではここにも。
オクタヴィアさんだけでなく、全ての参加者、閲覧者へ。
本当に申し訳ありません!
─中央ビル・一階モニタールーム─
……っかし、まあ。
[展開する戦いを見つつ、小さく呟く]
女はコワいっつーけど。
こういうの見てると、つくづくと思い知るよなあ……。
[零れ落ちたぼやくような言葉は、一体どこまで本意なのやら。
口調と裏腹、常磐緑は真剣な様子で対決の様子を追い。
それぞれに決着がついたなら、そこでようやく治療をするべく、メディカルルームへ**]
蜂蝶 オクタヴィアは、Lilith カルメン を投票先に選びました。
/*
いたのか、といわれそうな俺でした。
つか、昨日の寝る→起きる→寝るのサイクルで色々バランス崩れてるっぽいし。
大人しく、寝とこう……orz
─中央部・廃墟─
……まったくもって。
[オクタヴィアの言葉に嘆息混じりにそう返す。
そして、オクタヴィアが肩から二挺の銃を引き出すのを見ると、]
(うーん、思ったよりも消耗が激しいですね。
長引かせると、不利になるのは明らかにこっち、と。
とはいえ、ドラゴン・ブレス2発目はまだ無理だし。
……仕方ない。)
…………『アエーシュマ』──スラッシュモードΩ。
[その言葉とともに、十字架が形取るのは刃の無い大鎌。
そして、カードを一枚抜くと、挿入。]
「ファイナルアタックライド デデデデスサァィズ!!」
[音声と同時。光波が直刃を成す。]
そう易々と行くと思ったら大間違いですわぁ!!
[オクタヴィアのショットガンによる一撃をオクタヴィアを中心とした円の動きでかわし、先程の地下爆破からハンドガンの弾丸の挙動に警戒しつつ、足を止めることなく徐々に距離を詰める。]
―西エリア―
[ロミの首筋に右手が伸びる。
香もより顔の近くに、けれど動いたことで散りもした]
届い…
[たはずの、感覚が抜けてゆく。
幼子のように小さな手が見える]
あ…?
[フラッシュバック。どれだけ伸ばしても、もう届かない。
夢と現が混じったのは自分の方だった。
戸惑う間に腹へ衝撃がきた。
先ほどの比ではなく息が詰まり、吹き飛ばされる。
宙を舞い泥濘へと頭から落ち。
衝撃に一度意識が吹き飛んで動きを止めた]
─中央部・廃墟─
[相手が距離を詰めて来るのに対し、後退ることもしない。痛めた足で下がっては、バランスを崩しかねないと言う考えもあった]
易々と行かないでしょうから、念には念を入れているのですわ?
[地面を向いていたハンドガンがカルメンへと向く。避ける相手に追撃をかけた。対して、今度はショットガンが地面へと向き、一発の号砲を鳴らす。自分の足元へと減り込んだそれが、行動開始の合図]
[まずはカルメンの警戒の通りに、カルメンの前方の地面から、2・3発の弾丸がカルメン目掛けて飛び出す。予測されていたのなら、容易に回避されることだろう。けれどここからが違った。カルメンの左右に、後方に配置されていた弾丸が、帯状に変化しカルメンの脚に絡みつく。射出速度は弾丸のそれと同じ。漆黒の帯が幾重にも包囲網を作り、カルメンを捕らえようと伸びて来た。刃を振るえば斬り落とされるものではあるが、その数に対処しきれるだろうか]
―西エリア―
[鉄槌の慣性力に身を任せた一瞬、思考が澄み渡り瞳が現実を映した]
近……!
[既に首筋に届くほどに迫っていた、ユーディットの右手。もはや回避行動を取ることは出来ない。
これまでかと観念しつつ、両腕は変わらぬ勢いのまま槌を振り回す]
くっ……
[相手の手が僅かに狙いを逸れた。
それと気付くのと、鉄槌に重い手応えが乗るのは同時]
とった……!
[衝撃に吹き飛んで行くユーディットを横目に、自身もまた回転する勢いのまま地面へと倒れ伏す。
無論、すぐに起き上がった。体は重く、泥濘に沈む足を支える気力もなかったが]
オラの勝ち……だな……?
―西エリア―
[脳内で仕掛けられた通りに力が働く。
動きを止めてから30秒。冷や水を浴びせられるように意識が戻る。
そこに聞こえてきたのは確認するようなロミの声]
…ええ、動けません…。
[震える声で答える。
フラッシュバックの元となった記憶は残っていない。
それでも蘇った恐怖に心を掴まれていた]
強い、ですね。
─中央部・廃墟─
[ショットガンからハンドガンへ獲物が変更されても、それをかわし距離を詰める。
そして、まさに飛び掛らんとする段。前方の地面から銃弾が飛び出してくる。
それ自体は予想できていたので、ステップで回避するのだが、]
……んなっ!?
[避けると同時、左右後方から彼女を絡め取らんと漆黒の帯が殺到する。]
なめ……るなぁぁぁっ!!
[迫り来る帯を切り裂き、オクタヴィアに迫る。
だが、数の暴力によりひとつまたひとつと彼女に帯は絡みつく。それを強引に引き摺り、徐々に勢いは殺されていくものの一歩一歩足を進める。
そして、オクタヴィアを斬撃の射程に捉えて、切り裂かんと鎌を振り上げ──そこでぎしりと腕を捕らえられ、完全に動きを封じられた。]
ぐっ…………くぅ!!
―西エリア―
[ずぶずぶと、沈む足を引き抜き引き抜きユーディットへ近付く。
怪我の程度はわからなかったが、『動けない』との言葉に嘘はなさそうだった]
いや……もしも香を今より少しでも多く吸い込んでたら、多分最後の最後で負けてただ。
風向きひとつで勝ったようなもんだよ。
[傍らにしゃがんで相手の顔を覗き込み]
それより、大丈夫だか?
なんだか震えてるように見えるけども。
[時をおかず治療班が駆け付ける事は知っていたが、単純に痛みのせいとも思えぬその様子が気がかりであった]
─中央部・廃墟─
[驚きを含むカルメンの声。意表を突くことには成功したらしい。自分の得物は元々影。銃身も銃弾も影より作られた。故にこのような変化は容易に行えるのだが、銃弾からこのように変化するなどと予測出来る者は少ないだろうか]
真正面からでは面倒そうですので。
別の手段を取らせて頂きましたわ。
[窯を振り上げた形で拘束されたカルメンを見やり、鶸色を細める。拘束が間に合わなければ避けることも出来ずに切り裂かれていたのだろうが、自分に軍配が上がったらしい]
勝負あり、でよろしいかしら。
[ごり、とカルメンの額に押し付けるのはショットガンの銃口。先程地面へと銃弾を放った時の余熱が残っている]
―西エリア―
いえ、この勝負だけで、なく…っ!
[恐怖に駆られながら話続けていたら、顔を覗き込まれた。
反射的に身を強張らせたが、ロミから向けられたのは冷たい観察するような目ではなく、むしろこちらを気にするかのような顔。
不安そうな灰色の広がる瞳に、少しだけ安堵の緑が浮かぶ]
…大丈夫、です。
[心を落ち着かせるように深呼吸する。そうするのすら痛みを訴えるが、そちらを我慢することには慣れていた]
そうおかずに、回収もされますから。
…ありがとうございます。
[心配してくれたことと、落ち着く切欠をくれたこと。
後者は伝わらないかもしれないが両方を含めて礼を述べた]
―西エリア―
[相手の様子を首を傾げつつ眺めていたが、どうやら落ち着いたように見えた。
大丈夫、の言葉に頷いて]
そうか。んじゃ、オラはそろそろ行くだよ。
[遠くにスタッフらしき人影を認めた。
ひとまずこの場は、彼らに任せるしかないだろう]
はは、まあオラのやった事だし、礼には及ばねえだよ。
じゃあ、また会えるかは知らんけど、元気でな。
[ひらひらと手を振って、湿地帯から苦労しながら抜け出した]
あちゃー、服が泥まみれだよ。
[さすがに繊維に染み込んだ泥までは、『力』でも取り切れない。
疲れを癒すためにも、一度シャワーの浴びられる場所まで戻るべきだと、中央のビルを目指すの*だった*]
[目前。この腕を振り下ろせれば切り裂ける位置にいるオクタヴィア。
だが、消耗した身体ではこの拘束を振りほどくことは出来そうになく、ただキッとオクタヴィアを睨みつける。]
……………………。
[あと少しで──その事が彼女の心中をじわじわと蝕んでいき、じゅうっ、と額に灼ける痛みが走り──そこで自制の箍が外れた。]
…………アンチ・テトラ・グラマトン。
『アエーシュマ・ダエーヴァ』──コード・ジュデッカ。
[ぼそりと彼女の口からその言葉が零れると同時。迸る閃光が十字架から発せられ、彼女を拘束する帯ごと周りのすべてを弾き飛ばす。]
─中央部・廃墟─
────っ!?
[迸る閃光。今度はこちらが驚きを示す番だった。衝撃に近いものが襲い、漆黒の帯も弾け飛ぶ。それらは銃弾には戻らず、光によって跡形も無く消え去った]
まだそんな力を────。
[カルメンに突き付けていたショットガンは離れ、オクタヴィア自身も弾き飛ばされた勢いで後ろへと飛び退る。左足首がズキリとしたが、それどころではない。驚きを押し殺すと、再び両手の銃がカルメンへと向く]
―西エリア―
[時間が経てば今度は力を使いすぎた反動で頭の奥が痺れてくる。
ロミが離れてゆくのを感じながら目を閉じた。
後はされるがまま抵抗の余地なく拘束され移動させられた]
[光が収まったあと。
その中心に立つのは、だらんと腕を垂らして立つカルメン。
その表情は前髪で窺い知る事は出来ない。
そしてその前方。宙に浮くのは十字架。先程まで金色であったはずのその表面は今は塗り潰したような漆黒。]
…………アンチ・テトラ・グラマトン。
いざ開け地獄の門。ここに今希望は捨てられた。
その門を叩く者の名は、色欲者の魔王──アスモデウス。
今一時、地獄との経路を開かんと欲す。
[俯きぼそぼそと呟いていたが、その言葉に応じるかのように十字架が震え出す。
仮にその最中、オクタヴィアが何らかの攻撃をしてきたとしても、見えないバリアが攻撃を弾くだろう。]
──『開門』。
[そして、最後の言葉と同時。
十字架はバカンと分解し、カルメンの背後に再構成される。
そうして、十字架だった物が成したのは──4枚2対の漆黒の翼。]
あは、あはは──
[俯いたままではあるが、僅かに覗ける口元から哂いが漏れ、]
あはははははははははははははは─────
[仰け反り、心底おかしそうに哂っていたが、]
ははははhahahahaha────
[そのままぐらぐらと揺れ始め、]
hahahah…………(ぴたり
[唐突に動きが止まったかと思うと、]
───────あふぅ。
[そのまま、後ろ向きにゆっくり倒れるのであった。
どうやら、流れ込んだ大量の力に弱っていた身体の方が持たなかった様だ。]
/*
おれの ちゅうにびょう が あばれる あばれる
そして、どうしても最後の一行が入らなかったからactしてしまった。
お許しください、総統閣下。
[骨折等の治療が済むと、手首に埋め込まれた装置に再び手が加えられる。
以降こちらから連絡を取ることはできず、移動もできなくなるという。敗者となった以上は当然の話だ]
力及ばず。
下へと参ります。
[最後の連絡は、より小さな声になって*しまった*]
/*
まあ、あれです。
「俺はお前の拳法では死なんぞサラダバー」状態だ。
うん、フリーダムしすぎてごめんあさい。
でも、それもこれも乾巧って奴のせいなんだ。
……うん、まじごめんなさい。
─中央部・廃墟─
[銃を突き付けた体勢のまま、呟くカルメンの声を聞く。連なる単語に鶸色が細められた]
……悪魔との……契約……?
[表現としてそれが正しいのかまでは知らないが、異様な光景はそれを彷彿とさせて。壊れたように笑う様子には煩わしげに眉根が寄った。何か仕掛けて来るのであれば応じるつもりだったが、一頻り笑った後にカルメンは後ろへと倒れて行く]
執念、なのかしら。
それにしてもアスモデウスだなんて。
お似合いではありますけれど。
[構えていた銃は下ろされ、元のタトゥーへと戻る。もはや動けない様子のカルメンをしばし眺めていたが、唐突に溜息が漏れた]
───あちらもあちらで。
勝てとは申しませんでしたけれど……あの子もなかなかやりますのね。
[チリンと鳴ったイヤリング。オクタヴィアにだけ届いた声は、どこか小さいものだった]
蜂蝶 オクタヴィアが「時間を進める」を選択しました。
─中央部・廃墟─
[オクタヴィアが推察を呟いている最中のカルメンであるが、]
…………きゅぅ。
[────完全に目を回し、意識不明状態であった。
まあ、放置しておけばそのうち回復すること*だろう*。]
─中央部・廃墟─
[程なくしてカルメンを回収すべく、『遊戯』のスタッフがやってくる。倒れる彼女の息を確認し、生きていると判じると、まずは怪我の治療へと取り掛かった]
その十字架も忘れずに。
彼女自身らしいですから。
[運ぼうとし始めたスタッフに指示を出し、作業の終わりを見届ける]
それで、残ったのはどなた?
………そう、黒耀鴉が。
参加者も、わたくしを含めて3人になりましたのね。
[もう一方については既に聞き及んでいたために、反応したのは残る一つだけ]
いっそ三つ巴でもやれば、愉しめますかしら。
[腕を組み、右手の指を唇へと押し当てながら呟く。1対1で戦った勝者がもう一人と戦うのでも良いが、三つ巴ならば消耗の有利不利もなく、一気に『遊戯』の勝者を決めることが出来る。『遊戯』の歴史においても、三つ巴で戦った記録はそんなに多くない]
────わたくしは辞退する、と言う選択肢もありますのよね。
彼らには事実上の頂上決戦をさせて、下の方達と遊ぶのも悪くありませんわ。
[組織に属する自分が『遊戯』を制しても、と言う考えが浮かぶ。今までの『遊戯』でも、最終局面に残った場合は大抵そうしてきた。今回もそうすべきかと考える]
ともあれ、ひとまずは休息、ですかしら。
[『遊戯』のスタッフも消え、その場に残るのはオクタヴィアのみ。物陰へ移動しようとして、ドレスが裂かれていたことを思い出した。右手でパンッ、と布地を払う。身に纏う全てが影により作られたもの。力を補填されたドレスは斬り痕が消え、元の布地へと戻っていた。唯一、左足首の鈍い痛みだけは、消すことが出来なかったが]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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