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きのこ畑の主 ユリアン の能力(襲う)の相手が 絵描き エーリッヒ に決まりましたよ。
語り部見習い ミハエル の能力(占う)の相手が 筆記者 ウェンデル に決まりましたよ。
糸紡ぎ ユーディット は 店員 ベッティ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
薬師 ゼルギウス は 店員 ベッティ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
きのこ畑の主 ユリアン は 薬師 ゼルギウス を心の中で指差しました。(ランダム投票)
語り部見習い ミハエル は 筆記者 ウェンデル を心の中で指差しました。(ランダム投票)
絵描き エーリッヒ は 道具屋 イレーネ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
狩人 レナーテ は 筆記者 ウェンデル を心の中で指差しました。(ランダム投票)
店員 ベッティ は 糸紡ぎ ユーディット を心の中で指差しました。(ランダム投票)
道具屋 イレーネ は 筆記者 ウェンデル を心の中で指差しました。(ランダム投票)
筆記者 ウェンデル は 語り部見習い ミハエル を心の中で指差しました。(ランダム投票)
糸紡ぎ ユーディット を 1人が心の中で指差しました。
薬師 ゼルギウス を 1人が心の中で指差しました。
語り部見習い ミハエル を 1人が心の中で指差しました。
店員 ベッティ を 2人が心の中で指差しました。
道具屋 イレーネ を 1人が心の中で指差しました。
筆記者 ウェンデル を 3人が心の中で指差しました。
筆記者 ウェンデル は人々の意思により処断されたのです……。
語り部見習い ミハエル は、筆記者 ウェンデル を占いました。
今日は犠牲者がいないようでした。運が良かったのか、それともただの気まぐれでしょうか?
今、ここにいるのは、糸紡ぎ ユーディット、薬師 ゼルギウス、きのこ畑の主 ユリアン、語り部見習い ミハエル、絵描き エーリッヒ、狩人 レナーテ、店員 ベッティ、道具屋 イレーネ の全部で 8 人かしら。
/*
……また?
俺噛み?ウェン噛み?間違っておまかせにしてる?
てか目の前でウェンががが。
ちょ、ベッティどうしよwwww
/*
語り部見習い ミハエル の能力(占う)の相手が 筆記者 ウェンデル に決まりましたよ。
語り部見習い ミハエル は 筆記者 ウェンデル を心の中で指差しました。(ランダム投票)
これはひどい。
薬師 ゼルギウスは、ランダム を心の中で指差しました。
語り部見習い ミハエルは、ランダム を力(占う)の対象に決めました。
語り部見習い ミハエルは、ランダム を心の中で指差しました。
/*
ちょっとマテやー!!
おいこらラ神これはどういうことや。
どういうことやってきいとるんやーーーーーー!!!!!
[中の人悶絶中。]
絵描き エーリッヒは、ランダム を心の中で指差しました。
/*
あと、エーリ兄、襲われすぎるであろうよ。
いや、ウェンが襲われたという可能性はあるが。あるが。
今回の死神優しすぎるな。
さすがゲルダとユリアンだ。としかいえない。
─村の通り─
はいはい。
[ちゃんと食べている、と言うウェンデルの言葉には苦笑を返すより他無く。何度も?と不思議そうにされると]
……うん、両親とかね。
ああ、勿論寿命でだよ。
刈られようが、寿命で消えようが、居なくなってしまうことには変わりないだろ。
[誤解されたようだからと、きちんと補足説明を入れた。ベッティのことについて至極真面目な顔で言われると]
お前ね……そこは素直に引き受けるところだよ。
[この鈍感、と思ったのは不可抗力だ、きっと]
絵描き エーリッヒが時計を進めました。
糸紡ぎ ユーディットは、ランダム を心の中で指差しました。
―自宅―
お前はバカか。
[気付かなかった、という言葉には怒るというより呆れたとばかりに返す。
続いた問いにはすぐには言葉を返さずに、黙々と処置を進め、痛がればやはり睨んだが]
……お前が無茶ばっかしてっと、長が安心できねぇだろ。
[中程まで進んだ辺りで、ぽつりと洩らした。
あの心配がユーディットに向けられたものかは、青年にも分からなかったが]
狩人 レナーテは、ランダム を心の中で指差しました。
─村の通り─
はぇっ!?
[エーリッヒの言い出したこと、思わず素っ頓狂な声が出る。
だが、ウェンデルの言葉で少なからず気を持ち直すことが出来たようで、]
そ、そうだよ。ウェンくん頼りないからねー。
むしろ、わたしが居ないと野垂れ死んじゃうんじゃないかなーってくらいだしね、うん。
[早口でそうまくし立てる。]
/*
今回は重なりか、それとも、また妖魔噛み?
……昨日は、妖魔噛み以外は考えられない、けど。ど。
それにしても、ランダ神、サド過ぎる。
あ、デフォはレテにい……って、ちょっと待って。
それ、昨日の投票先。
/*
さて、どう動かしたものか。
次の日にならなきゃ、って形にはなってないよな。
ゲルダの時がそうだったし。
ベッティ待ちしとく…か…?
―自宅―
[夢の中、伸びる影はエーリに向かい、けれども今日もその命を刈ることはなく。
それは、何かを伝えていたのかもしれない。
自分が知るのはそこまでで、誰かが消えたことをまだ知らずにいる。
その原因はいずれであっても、自分に憑いた『死神』が原因で*あるのだろうが*]
きのこ畑の主 ユリアンは、ランダム を心の中で指差しました。
きのこ畑の主 ユリアンは、ランダム を力(襲う)の対象に決めました。
きのこ畑の主 ユリアンが時計を進めました。
─ゼルギウス宅─
馬鹿じゃないもんっ!
[呆れられて、精一杯主張するものの。
処置が始まったなら、今度はそれについてくる痛みに耐えるのが精一杯で、言葉は途絶えた]
……ふにぇ?
じいちゃ、が?
どし、て……?
[もらされた呟き。
その意を掴みきれず、きょと、と瞬いた]
/*
あ、そういえば昨日出し忘れてた?
常識的に考えて昨日そこしかないし大丈夫か。
いちおう 今日も ってしてるし、 今日"も"のがよかったかと、アフターフェスティバル。
糸紡ぎ ユーディットが時計を進めました。
―狩場―
共に居られた時間はそう長くなかったけれど。
優しいけれど厳しい人だったよ。
勘が鋭いところはイレーネに似ていたかな。
[休憩中ミハエルに問われて答える]
[妹の感想はまた少し違ったかもしれない]
[鋭いようで抜けた所もあるような人だった]
[師でもあった母とは自分も似た部分が少なくない]
うん、美味しい。
ゲルダの研鑽の成果だね。
[研鑽途中の犠牲者のことは知らずに笑った]
狩人 レナーテが時計を進めました。
店員 ベッティは、ランダム を心の中で指差しました。
―夢の中?―
[伸びる影は、何かを訴えるようにエーリッヒへと向かい、そしてその命を刈ることはなく]
エーリが何かあるっていいたいのか?
[コエを掛けても、『死神』は応えることはない。
自分の意思もなにも、そこに通じることなどないのだから]
起きたら、ゲルダからもらったパンを食べるか。
[夢の中のような意識があるのか、そうコエに呟き。
夢の中ですら、以前にみたゲルダの姿を見ることはできず]
同じところにいけば…会えるか?
[呟くコエ、首を振り、それをするのは彼女を悲しませるだろうと]
ああ、聞こえていたのなら、さっきのは忘れてくれ。
ゲルダは、生きることを望んでいたからな。
[それでも寂しさを埋められるなら、それも悪くないのかもしれないと、そう考えてしまうのは、やはり自分が寂しいからなのだろうか**]
店員 ベッティが時計を進めました。
―ユリアンの家―
[影が揺らぎ、伸びていくのが今度ははっきりと見えた。
生きていないからだろうかと思いながら、その後を心が追う。
影が行き着いた先は、いつもパンを味見してくれる人。
刈り取られると、ぎゅっと片手で腕を掴んだが、その影がエーリッヒの命を浚うことはなかった。]
え……?
[予想外の結果に、思わず、きょとりと瞬いた。
昨日もまた、死神がエーリッヒを刈り取ろうとした事までは知らなかったが。
ともあれ、死神がエーリッヒを刈らなかった事に、ほっとしたように溜息が零れた。]
道具屋 イレーネは、ランダム を心の中で指差しました。
―自宅―
バカじゃねぇ奴はすぐ気付くもんだよ。
[主張はさらりとかわしてしまった。
傷にも薬を塗りなおして、腫れた部分には水で濡らした布を巻いておいた]
……家に行った時、視えたんだよ。
[問いには説明を飛ばした言葉を返した]
─村の通り─
じゃあウェンデルをベッティに頼むことにしようか。
お互い合意してるようだし、それなら良いよね?
[とにかくその場を離れるのが目的だったために、ベッティの言葉を受けて笑顔でそんなことを言い]
それじゃ二人ともごゆっく…───っ!?
[茶化すような口調で言いかけて、言葉が途切れた。一瞬だけ、自分に『憑く』者が動いたように感じ。その直後、傍に居たウェンデルの姿が溶けるように掻き消えて行く]
ウェンデルっ!!
[咄嗟に伸ばした手はウェンデルの肩を掴むこと無く空を切り。数瞬のうちに、その姿は完全に消えてしまった]
─ゼルギウス宅─
にぃぃぃぃぃ……。
[さらりとかわされ、上がるのは恨みがましい響きの声。
けれど、投げかけた問いへの答えに、その響きは静まって]
家って、じいちゃ、の?
……ギィにい、じいちゃが視える、の?
[次に零れたのは、素朴な疑問、と言った様子の問いかけ]
─狩場─
[狩りをするときの鋭い視線>>2:155。それも、イレーネの後ろで見ていて]
レナーテは母様似なのだろうか。
[紅髪の青年を見て、首を傾ける。座っているのは岩だ。足が下につかないくらいの高さの。]
優しいけれど厳しいか。
…… 怒られたりしたのか?
[足をふらふらと揺らしながら、ゲルダのパンを口に運んで、あむ。とかじりつき]
うん。ゲルダは、頑張りやで、独創的で
なにより格好よくて──綺麗だしな。
憧れる。
……何を、した?
「…吾(わたし)は何も」
「影響が出た可能性は無いとは言わぬがな」
影響…?
…俺にだけ作用するんじゃ無かったのか。
「何とも言えぬ」
「それにここには吾(わたし)以外の『死神』も居るしな」
……そうだったな。
[『刈り手』の力が向けられたことにより「歪み」が生じたのかもしれないが、『死神』はそれを口にする気は無かったようだ]
─狩場─
[兄とミハエル三人で狩場に向かい。
自分は目的の木苺を採りながら、兄が出没した蜥蜴を狩る様子をミハエルと共に見て。
目を輝かせて兄の狩りの様子を見るミハエルには、こちらからも簡単な説明をしたりして時間を過ごした。
休憩途中母の話をとせがまれると、きょとんとした後微笑みとともに頷いて、先に語る兄の話を聞いた。]
え、それは違うよ。
レナがわかりやすいだけで、母さんはレナに良く似てたよ。
無茶するとことか、普段のんびりしてるところとかそっくり。
/*
……ああ、ゲルダが「刈られた」のは俺の『死神』の反撃、と考えることも出来るのかな?
でも刈れないんだよこいつは。多分。[多分かよ]
─狩場─
[兄の話に割って入って訂正をしたのは、母の供をしていた兄と違い、自分は狩場以外での母の姿をよく見ていたから。]
それに、母さんの髪は兄さんと同じ色だったじゃない。
兄さんの方が母さんに似てるんだよ。
[そういって、自分もゲルダのパンを一口食べ。]
…うん、美味しい。
お礼に木苺お裾分けしないとね。
[わざわざ薬を用意してくれたゼルにも持っていこうかな、と思いながらそう微笑んで。]
―自宅―
[怨みがましい声はやっぱり無視をした。
薄手の包帯を手に取りながら]
多分、もう視えねぇけどな。
[返す言葉は遠回しな肯定]
─村の通り─
[エーリッヒの笑顔に、僅かに恨めしげな目を送るが、]
う、うん。任された。
[ぐっと身構えつつ、そう答える。]
ちょ!? それってどうい………………えっ?
[茶化す口調に反論しようとして、こちらも言葉が途切れる。
隣にいるウェンデルの姿が溶けるように掻き消えていき、]
えっ………………
[エーリッヒの伸ばした手が空を切り、ウェンデルが消滅していくのを動けずに呆然と見ていたが、]
……………う、そ……そんな(ふっ
[体の力が抜け、その場にぺたりと座り込む。]
─ゼルギウス宅─
[主張は結局無視され、何となくしょんぼりした]
……そ、なん、だ。
じいちゃ……。
[もう視えない、という言葉に小さく呟く。
何故視えるのかとか、そう言った部分には意識は行かず。
ただ、長が心配していた、という事が、何となく重かった]
/*
うん。
あのタイミングで行かれたら、呆然とするよね、中身ごと。
[似たような経験を、審問時代にランダ村でした覚えありあり]
─狩場─
そうだな、のんびりした部分もあったとは思うけれど。
…無茶はしていないと思うよ。
[自分と母と両方について妹に抗議した]
[説得力の有無はいうまでもない]
外見的に似ているのも否定はしないけれどね。
母自身が苦笑していた。
狩りの時はしょっちゅうだったよ。
私は飲み込みが早いほうでもなかったし。
[その母と似た苦笑を浮かべてミハエルの問いかけに頷く]
─村の通り─
[空を切った手を握り締める。嗚呼…、と眉尻を下げて声を漏らした]
……まさか、目の前で、とは……。
[寿命の時とは少し異なった、文字通り唐突な消失。防げるものではないと分かっていても、何も出来なかったことが少しショックだった]
…っ、ベッティ、大丈夫か?
[僅か茫然としていたが、ベッティの声が耳に入り、座り込んでしまった相手に声をかける。無理に立ち上がらせようとはせず、自分がその傍にしゃがみ込んだ。痛々しい様子に、少し前にしたのと同じように、ベッティの頭に手を乗せ撫でようとする]
―自宅―
[話すうちに処置は終わり、立ち上がる。
呟くユーディットの頭を軽く小突いて]
だから、心配させるようなことはすんな。
[使った道具を片付け始める]
─狩場─
うん、よく怒られた。
悪戯とか危ないこととかした時はすごく怖かったよ。
[ミハエルの質問には、苦笑しながらも頷いた。
ゲルダに対するミハエルの言葉には、そうだね、と同意して。]
ゲルダはいつも新しいことに挑戦してて、凄いと思う。
でも、ミハエルもゲルダに負けないくらい頑張りやさんだし、綺麗だと思うよ?
[金の髪、翠の瞳。色彩の暗い自分にとってはミハエルやレナたちのような鮮やかな髪や瞳は憧れるしかなくて。]
[遠くを見ながらほっとしていたのに、届けられた声に振り返った。
少し、じと、と睨むようにして。]
…ずるいよ、それ。
私には、自分が死んでも生きてて欲しいって言ったくせに。
[悲しむ、よりは。少しだけ、怒った。
怒って、でも目を伏せた。]
でもユリアンがそんな事言うのは、私のせいなんだよね…。
[もしユリアンが死んで、自分の方だけ生き残っていたら。
きっと耐えられない。
一人では。]
─ゼルギウス宅─
にっ……。
[小突かれて、上がるのは短い声。
思わず向いた視線はちょっと恨みがましいものだったかも知れない、が]
……うん、気をつける。
細工もちゃんと、仕上げないといけないし……。
ありがと、ギィにい。
[いつになく神妙な面持ちで紡いだ言葉は、決意と、それからお礼]
─狩場─
憧れるか。そうだね。
私も出来る限り手伝ってあげたくなる。
矢ではなく罠で捕ってみたりとかね。
[少し前の狩りを思い出して小さく笑う]
そうだね、そんな時にも容赦はなかった。
[イレーネの苦笑にも同意して頷いた]
[その視線の動きに妹の頭へと手を伸ばす]
ああ。ミハエルも綺麗だと思う。
イレーネもね。
[もっと小さい頃には羨ましいと拗ねられた事もあっただろうか]
[狩りの名残かこんなときだけ妙に鋭い]
[ゆっくりと撫でようとした]
─村の通り─
あ……う…………
[呆然とした視線は意味もなく地面へ落ちていたが、エーリッヒに声を掛けられ、目線を上げる。
そうして、しゃがみ込んでいるエーリッヒを呆然としたまま見ていたが、頭に手を乗せられ優しく撫でられると、目尻にじわりと雫が溜まり、]
エーリッヒ、さん。ウェンが、ウェンが……うっ……
うわぁぁぁぁぁぁん…………
[雫は止まることなく零れ落ち、座り込んだまま泣きじゃくる。]
―村の通り―
[ごくごく普通に話していたはずだった。
背中が少しあついと思った。
警告のようにかすかな痛み。
そして、それっきり。]
[何がどうなったのか。
しばらくわけがわからなかった。
自分は、二人の前にいるはずなのに、どうも声をかけても届かないようだった。
背の痛みも熱ももうない。
何がどうなっているのか。
答えは案外簡単に出た。]
なるほど。
刈られたってこういうことか。
……困ったなぁ。
[目の前で泣くベッティの様子に、心底困ったような顔になった。
思わず手を伸ばしてみるけれど、触れることはできない。]
泣かないでよベッティ。
─狩場─
[パンを齧り、兄妹の話を聞きながら、ふふふ。と笑う。]
二人は仲が良い。
……母様が好きだったのだな。
[二人が母について語る声からか話からか、
感じた事をそう述べて]
おお。そこは──
語り部の師匠のようだな。
ボクも、覚えが悪いと本で、ぽかり。だ。
[レナーテが頷くに、感心したようにそう言って]
―自宅―
[ユーディットの視線には、高い位置から見下ろす視線で返したか]
自分で言ったことだ、忘れんなよ。
[神妙な面持ちに、一つ頷く]
何日かしたら、また診せに来い。
[そうも告げて]
─狩場─
[顔に出てしまったのだろうか、兄に頭を撫でられると少し罰が悪そうな表情になるも嬉しそうに笑って。]
ありがと、兄さん。
[ミハエルから、二人は母様が好きだったのだな、と言われれば笑顔で頷いた。]
うん。今でも好きだよ。
母さんがのこしてくれたものもたくさんある。
─狩場─
二人を心配していたのだな。…む。
でも、レナーテに似た母君に怒られるのは怖そうだ。
[>>18 イレーネの言葉に、想像したのか首を竦める。]
うん。ゲルダの挑戦が、
ボクは大好きだ。
とことんまで付き合おうという気になる。
[そこまでは頷いて、きょと。と目を瞬いた。]
………かね?
[吃驚したような顔のまま、綺麗、と言われて首を傾げた。]
僕には、涙だって拭えないんだからさ。
[触れられないのがわかっても、エーリッヒが撫でるのと同じようにそっと頭を撫でる。]
びっくりさせて悪かったとは思うけど。
ベッティじゃなくて良かったとも思ってるんだよ、僕は。
目の前でエーリッヒが消えていたとしても、きっと困っただろうし…。
[鈍いと思われても仕方のないことだった…。]
─狩場─
うん、怖かった。
顔が笑ってるのに、笑ってないんだよ。
[怒る時の母のことをそう評して。
ゲルダに対する思いは自分も同じだというように頷いて、きょとんとした顔で首を傾げられるとふふ、と笑って頷いた。]
うん、綺麗だよ。
髪もさらさらだしね。
ね、レナもそう思うでしょ?
─ゼルギウス宅─
[見下ろされると、改めて身長差を感じたり、その差に威圧されたりなんだりするわけだが、それはそれとして]
うん、忘れない。
[頷く時には、左手は、右の肩の上に。
表情も、いつになく真摯なもの]
わかったんだよ、じゃあ、また来るね。
[また診せに、という言葉には、素直に頷いて。
ぴょこ、と椅子から立ち上がると、とてとて歩いて、外へと向かう]
─村の通り─
[こちらを見た目にどんどん雫が溜まって行く。その様子に軽く眉を顰めた]
うん……。
[かけてやる言葉が見つからなくて、ただただベッティの頭を撫でてやり。泣きじゃくるのを見ると、自分の胸へとベッティの頭を引き寄せた]
親しい人が居なくなってしまうこと程悲しいものは無い。
……好きだったんだよね、ウェンデルのこと。
気が済むまで、泣くと良い。
俺の胸で良ければ貸してあげるから。
[もう片方の手をベッティの背中へと回し、あやすようにとんとんと軽く叩いてやる。落ち着かせることが出来るのか、更に泣かれてしまうのかまでは分からなかったが]
―ユリアンの家―
だから、ごめん。
[呟いた後で、届いた声には悲しげに。]
…一人は、嫌だったから。
[続けられた言葉には、ぽつりとそう返した。
一人にして欲しくなくて、だから生きてて欲しかった。
じゃぁ今は?と自分に問いかける。]
…やっぱり、生きてて欲しい、かな。
今が辛い分、生きて、いつか、生きて良かったって。
そう思ってくれれば、それがいい…。
辛い事なんて忘れて。
だから私のことも、忘れてしまえばいいのに――――
[そう、呟いた時に、揺らぎを感じた。
死神の影と、似ているようで違うものを。]
あ…れ。
[ユリアンの影は動いていない。
なら、何が起こったんだろうと、様子をみるためその場を離れた。]
─狩場─
うん。
頑張っている人は好きだ。
そうか。あの蜥蜴はレナーテの獲物か。
[逃げたトカゲを思い出し、二人の母の話にはそうか。と頷く。けれど、イレーネに続く容姿への同意には、ぐぬ。と、居心地悪げに肩に力を入れて]
髪と瞳の色は、… まあ、エーリ兄と同じだからな。
かといって、色で美醜が変わるものでもないぞ。
イレーネの優しい色の目も、
落ち着いた色の髪も、ボクは美しいと思う。
[好きだ。と、きぱり述べて]
─狩場─
大切な妹だからね。
ミハエルも一緒には暮らしていなくてもエーリッヒと仲良いだろう?
ああ。母のことも好きだったよ。
[笑うイレーネの頭からそっと手を外す]
[今もというのにその通りだねと頷いた]
私はそんなに怖そうに見えるかい?
[首を竦めるミハエルに軽く肩を竦める]
[とことんまで付き合うというのには微笑した]
[妹が同意を求めるのに深く頷く]
とても綺麗で。私も好きだよ。
―自宅―
[威圧や何やらは勿論承知の上でやっているのだが、ともあれ]
よし。
[素直な返事に頷いた。
歩くユーディットを追い越して先に玄関に行き、扉を開けた]
帰ったら安静にしてろよ。
道具屋 イレーネが時計を進めました。
―村の通り―
[いまいち何が起きたのかは本人もよくわかっていない。
近くに死神の力があったから、単に命が引きずられて寿命になってしまったのかもしれない。
が、自覚などあるわけないのだった。
エーリッヒの言葉に、あれ、そうなの?というような目を向けて。
少し困った顔で、二人からちょっと離れる。]
死んだら、忘れなきゃね。
忘れてくれるといいけど…。
─ゼルギウス宅→村の通り─
はあい。
[帰ったら安静に、という言葉に頷いた。
……帰る前に、寄り道しないとならない事は、言わずに。
一度工房に行って、細工用の糸をもらう必要があるから。
それに、パン屋にも用事はある。
そこに主がいない事は、未だに知らぬ事]
じゃあね、ギィにい。
また、ね。
[ちたちた、と手を振って歩き出す方向が家とは微妙に違うのは、すぐにわかるだろうが]
─村の通り─
ウェン……ウェン…………ヒグッ……
[エーリッヒの胸に顔を埋め、暫し、泣くままに泣き、されるがままにされていたが、]
…………………ん。
[ぐい、と強引でない程度にエーリッヒの胸を押して、身体を離すと、ゆっくりと立ち上がり、袖で目元を拭う。]
…………うん、もう大丈夫。ごめんね、服汚しちゃって。
それと……引き止めちゃったよね。うん、それもごめん。
知らせないとね、皆にも。
ゲルダおねえちゃんのことと……ウェンくんのことも。
[そう言って、ぎこちないながらも笑みを浮かべる。]
─狩場─
……それは怖い。
[怒っているときの話に、真顔で同意して>>26]
ぐっ、…!?
[同意を求める妹と同意する兄を見比べ>>30
視線がおちつかなげにさまよう。]
……っ …この間は子ども扱いで可愛いだったというに。
…、綺麗と言う言葉と可愛いという言葉に含まれる
伝達されるべき感情は微妙に違いが存在するのだよ……!
[ぷくりと頬を膨らませて、落ちつかないなりに、赤毛の狩人をきろりと睨んだ。]
―村の通り―
[意識すれば、すぐに何かが起こった場所にたどり着く。
そこで嘆きの声を聞き、佇む人を見つければ。]
…ウェン?
[ベッティとエーリッヒの様子を声を聞きながら。驚いたように、瞬いて彼を見た。]
ウェンも…なの…。
[死んだんだ、とは口にしなかったが。
ぽつと、小さく*呟いた。*]
─村の通り─
[抱き寄せていた胸に負荷がかかる。それに逆らわずにベッティから身体を離すと、立ち上がる相手に合わせてこちらも立ち上がった]
本当に、大丈夫かい?
ああ、服のことは気にしないで良いよ。
[心配げに言ってから柔らかな笑みを浮かべ、首を横に振る]
そうだね、報せないと…。
……俺が伝えておくから、ベッティは休んでても良いよ?
[ぎこちない笑みを見て、気遣うように言った]
─狩場─
え?
…あ…え、っと。…ありがと。
[ミハエルの言葉には、きょとん、として。
この髪と瞳の色を美しいと思ったこともなかったからそんなこと思ったこともなかったと、ゆっくりと赤くなった。
なんだか顔があげられなくて、俯いたまま小さな声でぼそぼそと礼を言った。]
─狩場─
[兄とミハエルの雰囲気がいつもと同じようで、でも違ってみえて。
おや?と思ったものの、すぐに微笑ましく表情を和らげ。
その気持ちは自分の感情も穏やかにしてくれた。]
─村の通り─
に……ルゥねえのとこと、工房、どっちに先に回ろうかな……。
[呟きながら、とてとて、歩く。
ちゃんと手当てを受けたからか、歩みはだいぶ落ち着いたもの]
……ふに?
[そうやって、思案しながら、通りを歩いて行き]
あれ……リィにいと、ティ?
[見知った二人の姿を視界に止めたなら、ぴたり、と足を止め。
どこか、いつもと違う雰囲気にきょとん、とした瞬きひとつ**]
―村の通り―
[声が聞こえた。
そんな気がして、二人から視線をはずす。]
ゲルダ?
[刈られたと言われたひとがいて。
目をぱちくりとさせた。]
死んだみたいだね、僕。
うん。
本、見せてあげられなくてごめんね。
[いつものような調子だった。
そばではベッティがようやく泣き止んだようで。
一度、そちらを見てから、困ったように*笑った*]
―狩場―
可愛いと思うのと綺麗だと思うのと。
両方一度に感じては駄目なのだろうか?
[頬を膨らませるミハエルに真顔で首を傾げる]
[睨む視線から逃げるように妹を見た]
…駄目なのだろうか。
[同じ事を聞いたりする]
ミハエルの嫌がることをするつもりはないから。
駄目なのだったら教えて欲しい。
─村の通り─
……うん、もう大丈夫。心配させてごめんね。
[エーリッヒの心配げな様子に、ぎこちなさが幾分取れた笑みを浮かべる。
だが、気遣いの言葉には首をふるふると横に振ると、]
ううん、わたしも付いてく。あ、迷惑じゃないなら、だけどね。
ここで逃げちゃ…………駄目だと思うから。
[そう言って、見つめ返した目には決意が宿っていた*だろう*。]
─狩場─
………兄さん。
[真顔で首を傾げ、こちらに助けを求める兄に、呆れた視線を向け。]
鈍い。
[答えになっているようななっていないような、そんな返答をした。]
―自宅―
おう。
[片手を上げる。
いつもならば、特に不安な彼女の足取りはできるだけ注視するようにしているのだが。
今日は少し行ったところで見送るのを止めてしまった為、行き先の違いには気付かなかった]
……後で尋ねてみるか。
[引っ掛かっていたのは、暫く姿を見ていない親友のこと。
先程視えた『死神』が彼のものか否か、確かめなければと思い]
─村の通り─
…そっか。
分かった、それじゃあ一緒に行こう。
[決意の宿る瞳を見詰め、それを受け止めるように柔らかく笑んだ。ゲルダのことを伝えたのはベッティとウェンデルだけだったため、全員に報せなければいけない旨を伝え。移動しようとした矢先にユーディットの姿を見つける]
ユーディット、丁度良いところへ。
実は───。
[ユーディットの傍に寄るとゲルダとウェンディのことを伝える。少女の反応はどうだっただろうか。二言三言会話した後、その場で別れるなり共に行動するなりして、自身はゼルギウスの家へと向かった]
―狩場―
レナーテがきゃあ可愛いと言われて
どのように思うかを胸に手を当てて考えてみるといいのだよ。
[>>39 真顔にむっつりとしたままでそう応えた。]
……。
そこについては悔しいので
何にどう不満があるかは言ってやらん。
ボクは無論たしかに語るべき語り部だが、
まだ見習いゆえに、そこの点について、
全貌を語る事を拒否する。
―自宅―
[ともあれ一度中へと戻り、道具の片付けを再開した。
それが終われば、ゲルダの作ったパンを出して、簡単な食事を取る。
その間、ウェンデルからのお詫びの本を何の気なしに捲り。
2人の消失を知らぬまま、暫しの時を過ごす]
―自宅―
[ノックの音と声に顔を上げた。
玄関まで赴き、扉を開ける]
……何だ、珍しいな。
[エーリッヒの姿を見、言う。
彼が怪我等で訪れることは比較的少なかった為に]
─狩場─
[ただ、レナーテを睨むまま、
少し表情を変えて]
先の質問だけれど。
……まるきり怖くないか。といわれれば、嘘だな。
レナーテは……兄は兄でもエーリ兄とは違う。
さっきの厳しい顔も、
張り詰めた空気も、怖いと思った。
[持たせてもらった蜥蜴にも。断たれたいのちに、恐怖を感じなかったかといわれれば嘘だ。と、そう言って]
―狩場―
そう言われても。
可愛いと思わなくなったわけでもないのだよ。
[妹の呆れ声に肩を落とす]
[自分の心情に変化は起きているのだというのは自覚していた]
[上手く言葉に出来ず困った顔になっている]
…想像しにくいけれど。
あまり嬉しくはないかな。
[ミハエルに言われたとおり胸に手を当ててみる]
[線の細さをからかわれた頃のことが浮んでしまい眉を寄せた]
ただ。
それでも── 構わない、という感情が
同時に存在しているだけなのだよ。
[パンはすでに食べきっていて、とん。と岩から飛び降りて地面に下り]
ボクの髪がさらさらだというなら、
イレーネの髪はふんわりやわらかそうだ。
[ふふふ、とイレーネには笑って>>36]
[ふわ。と風が過ぎ、
ぴくり。と肩が震える。]
え。
… …、ウェン?
[その場にいない仕事仲間兼ねる友人の名前を呼んで、
翠の瞳が、道の向こうを振り返る。]
─狩場─
うん、わかるけど。
でもあたしにそれを聞いちゃダメだよ。
[ただ兄の困った様子にはそう苦笑交じりで言って。
兄とミハエルの会話には口を挟むことはしなかった。
食事も終わり、二人のやり取りも落ち着いたな、というころに先程の髪の話をミハエルから返されて、きょとんとしたもののすぐに嬉しそうにはにかんだ。]
ありがと、ミハエル。
…どうしたの?
[急にウェンの名を呼び、振り返る様子に表情が変わった。]
─ゼルギウス宅─
その珍しい事を起こさざるを得ない事態になったんでね。
[おどけの混じった口調だが、声は真面目なもの]
……ゲルダとウェンデルが消えた。
ゲルダについてはユリアンが「刈られた」と言っていた。
ウェンデルは……目の前で消えるのを、見た。
これを報せに来たのさ。
[常の緩い表情は今は無く、真面目な表情でゼルギウスを見詰めながら言う]
―狩場―
…そうか。
でもそれでもいいと思ってくれたのなら。
とても嬉しいよ。
好きな相手から怖がられるのはやはり寂しいから。
[岩から飛び降りる姿をじっと見つめながら言った]
…どうした?
[急な変化に妹と同じように問いかける]
―自宅―
……消えた?
[真面目な声から、常と違う空気は感じていたのだが。
告げられた言葉に、片眉が跳ね上がる]
そう、か。
[消失、それ自体は判っていたけれど、上がったのはよく知る名前。
真剣な表情を暫し見つめ、ふ、と視線を落とした]
もう、……2人も。
[拳を*握り締める*]
―狩場―
[それまでの会話に答えを返せず、
来た方の道を見つめたまま]
……ウェンの気配が、…いま、
途切、れた。
[>>52 イレーネの問いに、抑揚のない声が答える。]
ギュン爺様の、ときと、
似て──、る。
[夢で感じたのと、似た、断絶。
──ふわりと感じた匂いのような気配が、追えなくなる。]
薬師 ゼルギウスが時計を進めました。
薬師 ゼルギウスが時計を進めるのをやめました。
─狩場─
[ミハエルが見据える道の先は、自分達の住む街がある。
それに思い当たった時、血の気が引いていくのがわかった。]
…兄さん、ミハエル。
戻ろう。
[それだけ言うと、すぐに帰り支度を始め。
二人とともに街に戻れば、誰かを探して話を*聞きにいっただろう。*]
─ゼルギウス宅─
[繰り返される言葉に一つ頷く]
『刻』が確実に進んでいるってのを実感したよ。
それじゃ、これを伝えに来ただけだから、俺はこれで。
……ああ、そうだ。
ユリアンの様子、見て来てくれないか。
ゲルダのことを聞いた時、だいぶ参ってるようだったから。
俺が行くよりお前の方が気心知れてるだろ。
[拳を握り締めていることには気付いたが、敢えて何も言わず。代わりにユリアンのことを告げ、ゼルギウス宅から立ち去った]
─村中─
[その後、狩りに出ていたミハエル達が戻って来たのを見つけたなら、他に告げたのと同じようにゲルダとウェンデルのことを報せ。ミハエルに対しては]
そうだ、ユリアンから伝言があるんだ。
例の新作キノコの名前、『美人髪』にするってさ。
[頼まれた伝言を妹へと*伝えた*]
―狩場―
……そうか。
ああ、戻ろう。
[抑揚の無い声に目を細めた]
[イレーネに頷いて立ち上がる]
[荷物を纏めるのは早い]
ミハエル。
[傍へと寄り手を伸ばす]
[振り払われなければ片手をしっかり握って*戻ろうとした*]
―狩場―
[イレーネとレナーテ、二人からの問いに振り返り]
戻ら──ない、と。
[ぎゅ、と拳を握り、イレーネの声に頷く。落ち着いていられないのは、ユーディがそうであったようにか。]
…っ
[ふたりから"離れない"の約束が、そのときだけは、頭から飛んでしまって駆け出しかけて]
[── 走り出す前に。手を捕まえられて、
はっと、そちらを見上げる。]
… レナー、テ。
[ぐ、と息を飲み込んで]
うん。
[ぎゅ、と震える手で、手を握り返して、笑う。少し、情けない笑みになってしまってはいたかもしれないけれど。]
─村中─
[手の震えがおさまる頃には── この状態は、気恥ずかしい。と真顔で伝えて、兄らしく、イレーネをちゃんと心配するように。と、促したか。]
ゲルダ、も?
[戻り、エーリッヒから、もう一人の事を聞いて>>59
顔を、ゆがめた。口を開いては閉じ、また開き、言葉を探して、見つからないように喉元に手を当てて]
そう、か。
うん。… わかった。
ボクも、…そちらだと、…嬉しい。
[茸の名の伝言を聞いて、頷き。]
ゲルダは、…なんといってくれるか、わからないが。
[ぐ。と左手を右で押えて]
……兄。 他に、伝えて、いない人は?
[そう尋ねたのは、たぶん口実で]
ん。ちょっと走ってくる。
── 大丈夫だ。村の中のことなら、
歩き回っているだけあって迷うこともない。
[そう言いながら──、たっ。と、駆け出すのは、
いつも忍び込んでいた*ウェンデルの家のある、方角へ*]
語り部見習い ミハエルが時計を進めました。
―村の通り―
…ううん、私も見に行かなかったから。
行けばよかった、もっと早いうちに。
[見れなかった事は、ちょっとした心残りだ。
果たせなかった小さな約束に、ごめんねとこちらも呟いた。
視線を辿れば、ベッティが泣き止んで。その事に少しだけほっとしたように。
ウェンデルの困ったような笑みには、よかったね、といったように少しだけ笑んだ。]
─村の通り─
ふに? ちょうどいいって、なに……。
[エーリッヒの言葉に、瞬きを重ね。
伝えられた内容に、え、と短く声が上がる]
ルゥねえ、と。
ウェル、が。
[零れ落ちたのは小さな呟き。
籠を抱える手に、ぎゅ、と力がこもる。
ほんの一瞬、泣きそうな顔つきになるけれど、でも、泣きはしない]
……そ、か。
[やや間を置いて、零れ落ちたのはこんな呟き。声は小さくて、微かに震えていた]
[皆に報せに行く、という二人。
一緒に来るか問われて、少し、黙り込む]
……歩き回って、治り、遅くなると。
じいちゃ、安心、できない、から。
細工のことも、ある、し。
[間を置いて、首を横に振りつつ返した言葉は小さなもの]
……ティも、リィにいも。
無理……しないで、ね。
[それから、無理に作ったようにも見える笑みでこう言って。
とたとた、先に向かうのは、糸紡ぎの工房**]
―村の通り―
[ユーディットに死が伝われば、目を伏せた。
一人工房へと帰るユーディットの背を、案じるように見送って。
そうしていれば、狩りに出ていた3人が戻ってきたようで。
ミハエルにきのこの名前が伝われば、微かに笑みながらも、表情には少しまた*影を呼んだ。*]
―村の通り―
絵がうまく描けてたら、その後悔もしないで済んでたかな。
謝ることはないんだよ。
僕の方こそごめんね。
死んでまで、心残りとか後悔とかない方がいいでしょう?
[死んだことを理解しても、後悔はないんだよね。
と、笑って言って。
少し笑ってくれたのには、しっかりと頷いた。]
本当に良かった。
ほんの少し、死んだことに後悔しかけちゃったよ。
ユーディットも、大丈夫かな。
[困ったように首を傾け、]
いつかは、ひとは死ぬのに。
悲しまれるのは、悲しいね。
[それからミハエルたちにも伝えられたこと。
困った顔で反応を見ながら、――ミハエルの行く方向を見て、ちょっとほっと息を吐いた。]
ちゃんと部屋を掃除しておいて良かった。
次の筆記者もすぐに見つかるだろうね。
あ、ゲルダの蒸しパンは全部食べたけど、
他の何も食べてないのが心残りだ……。
[室内のことを思い出せば、知らず眉は下がってしまうの*だった*]
─回想/村の通り─
[ユーディットに事の次第を伝えた時。泣きそうな顔が見えて、反射的にその頭を撫でた。それが微かに震える声を落ち着かせることが出来たかは定かではない]
…ん、そうだな。
それじゃあ俺達は他を回って来るよ。
[足のこととギュンターの話を聞けば、その方が良い、と告げてユーディットの頭から手を退かし。無理に作ったような笑みと言葉を向けられると、一度心配げな表情になってから、いつもの柔らかい笑みを浮かべた]
俺は、大丈夫。
[そう返して、ユーディットが去って行くのを見送る。誰かが消えてしまうのは『刻』が来たことを知った時に覚悟していた。だからこそ、今こうして他より比較的落ち着いて行動することが出来ていた]
─回想・了─
─村の通り─
[狩りに行っていた三人を捕まえ事の次第を伝え。その反応を受けながら、どこか言葉にならないミハエルの頭を撫でる]
あと報せて居ないのはユリアンかな。
ゲルダのことは知ってるから、ウェンデルのことを報せることになるか。
……分かった。
気を付けて。
[走って来るとの言葉には、いつも通りの受け答えをして。ミハエルの頭から手を退かすと、駆けて行く様を*見送った*]
[死んでまで後悔しないようにと、謝罪して慰めるように言う相手に、少し笑み。]
ありがとう、でも。
死んだから、こうすれば良かった、って生きてる以上に沢山出てくるんだよ。
…残した人にも。
[ウェンを失って泣いていたベッテイの背を見ながら「元気になってくれるといいね」と、いたわるように呟いた。]
でもウェンはちゃんと後悔ないように色々やってたんだね。
[掃除したとか、後の事を然程心配していない様子を、少し羨ましそうに見た。パンを食べ損ねたと言われるとまた少し笑って、楽しみにしててくれてありがとうと、綿毛みたいにふわふわし金色の頭を撫でた。]
パン、誰かが食べてくれるといいけど。
[腐るのは勿体ないしと残念そうに言い。]
……本当は、満足して死ぬのが一番なんだけど。
急だったからなぁ…死んだの。
残す事なんか考える余裕もなかった。
私は何にも残さなかったけど。
…うん、悲しまれるのは悲しいから。
何も残さなかったから、すぐに忘れてしまえばいいのに。
…それに、死んだ事、後悔してないわけじゃない、けど。
……死んでよかった、とも思ってる。
私に憑いた死神が、もう誰かを刈らずに済んだから…。
[そう力なく、微笑んだ。**]
あんまりそういうのが、僕にはないみたい。
ほら、よく忘れるでしょう。
誰かがいなくなっても、死んでも、僕はきっとすぐに忘れてしまうんだ。
だからやりたいこととかが、ない。
[出てくる、というのには、困ったような顔をして。
ただ、食べ物はやっぱり重要だけどね、と軽く笑い。]
うん。
元気になってくれるといいな。
僕はベッティが楽しそうに働いて、料理を作ってくれるのが、とても好きだったんだ。
だから、そういう風にしていてほしいなぁと思うよ。
ユリアンが、刈られるとか後悔するとか言ってたから。
じゃあ片付けておこうかなって思ったんだ。
なんとなく。
虫の知らせとか言うのかなぁ?
[ちょっと悩みつつそんなことを言って。
撫でられるのは少し困り顔で受けた。]
でも蒸しパンは美味しかったよ。本当に。
ゲルダが死んだっていうこと、本当に突然聞いたから僕もびっくりした。
長もだけどね。
……ユリアンに撫でられるのはなんだかすっごい子どもを相手にしているような感じでむかつくけど、ゲルダのは問題ないなぁ。
[それから撫でる手を見上げ、完全に主観で呟いた。]
パンはミハエルが気付いたら食べてくれるかも。
死ぬのに満足もあるのかなって思うよ。
死にたくないっていうのが普通なんだと思うから。
同じだけ、死なせたくないっていうのも。
本当に、みんなすぐに忘れてしまうと良いんだ。
忘れるってことは、悪くないのに……
……ある程度は。
[付け加えたのは自分の生前を思い返したせいか。
さすがに依頼を忘れるのはだめだったよねなんて、遠い目をして呟いて。]
死神?ゲルダに憑いていたの?
どんな感じなんだろう。僕には皆目検討も付かないんだけど。
[思わず*尋ねた*]
/*
そうだった。言い忘れていた。
諸君!私はウェンデルが好きだ!
諸君〜が好きだこぴぺを改変しようと思ったんだけど、ウェンデルグラに愛を注ぎすぎるのもよろしくないですね。
これは金髪とすべきか。
金髪キャラというのはなんでこんなにも私の心をくすぐるのでしょうか。
金髪フェチなのかもしれん。かもしれん。
少年っていいよね。とか思うけど別にショタではない。
まあウェンデルなんです。
本当はイヴァンにしようかと思ってたんだけど(ライヒとアーベルが空いているといわれるとつい違うので入りたくなる天邪鬼)、イヴァンって筆記者ってかんじじゃないし。
職業おもいつかなかったし。
でもその前は、百合キャラでローザのつもりでした。
気が付いたら女性が増えていた+百合OKが少なかったから、これは男しかないだろうってなってただけで。
百合っていいよね!
/*
ちなみに物忘れ激しい設定ですが何か理由はあるんですか?
って思われてそうだけど
とくになにもない。
としか答えられない。
―狩場―
[震えるミハエルの手をしっかりと握った]
[泣きそうにも見える笑みには落ち着いた微笑を返す]
分かった。
けれど戻るのは一緒にだよ。
[気恥ずかしいと言われてゆっくり手を離す]
[支度を終えて寄ってきたイレーネを見た]
[顔色の悪い妹の肩を軽く叩く]
[視線が合えばしっかりと頷いた]
[少女二人に合わせ]
[だが出来るだけ急いで村へ戻った]
─村の通り─
[エーリッヒの姿を見つける]
[同時に彼もまっすぐこちらへ向かってきた]
ウェンデルとゲルダが狩られた。
もう二人も消えてしまったのか。
[淡々と確認する]
[一見では普段と変わらないようだった]
…そうか。
[兄妹の会話には口を挟まず横にいる自分の妹を見る]
[ぽふりとイレーネの頭に手を乗せた]
[撫でるのではなくその位置に置いたまま軽く目を伏せる]
[静かに話を聞いていた]
─村の通り─
[駆け出すミハエルの後ろ姿を見送る]
[追いかけることはできなかった]
ベッティも大丈夫かい。
目の前でというのは衝撃だっただろう。
[目撃してしまったというもう一人の少女を案じて尋ねた]
[気丈な様子を聞けば静かに頷いて安堵した]
無理をすることはないけれど。
やはり出来るなら笑顔を多く見たいからね。
─村の通り─
私は家に戻るよ。
狩ってきたのをそのままには出来ないから。
[話が途切れるとそう言った]
[小さく膨らんだ革の袋を見せる]
これは少し干してみようかと思ってるよ。
それじゃ。
[軽く手を振りその場に*背を向けた*]
―夢の中?―
[エーリッヒへと伸びた影、それが直接刈ったわけではない。
ただ、傍にいたものに触れて、消えるのを見ていた。
消えるその直前に、それがウェンデルだと、どこかで感じることができた。
ぼんやりと誰かが泣くのが聞こえる。
伸ばす手は、届かない]
大丈夫?
[かけるコエも、届くことはない。
唯一つ届く先だった、彼女からも返るコエもない、一人の世界**]
―自宅―
[俯いたまま、帰るという言葉には頷きで返す。
そうして去り際の言葉に頭を上げた]
……ああ。
どうせ行くつもりだったしな。
[返した声はやや低いもの。
エーリッヒを見送って、一度家に*戻る*]
あー…そっ、か。
[ウェンの特技というか欠点というのを思い出して、苦笑する。]
こういう時は役に立つね、忘れっぽいの。
……食事は、大事だよ。
今はもう必要ないけど…。
そだね、ベッテイはそうしてくれるといいな……。ううん、ベッテイだけじゃなくて、皆。
[そう言って集まった人らを見る。一人一人に目を止め、ゆると目を伏せた。]
─狩場→村の通り─
[支度を終えると、兄がミハエルを落ち着かせているところで。
レナに軽く肩を叩かれるとその目を見て頷き、村へと向かい走った。
動揺していたのか、途中足を草葉にかすらせ軽く数箇所切ってしまったもののほかは何事もなく村に着いた。]
ユリアンが…そっか。
[知ってたから、警告して廻ってたんだろうな、とは胸中で思う。死んだ時の事を告げられれば。]
…そうだね。私も驚いた。ありがとう、蒸しパン褒めてくれて。
……ウェンには、食べるの忘れないように、ヒカリゴケのパン作ってあげようかと思ってたんだけど…それも出来なくなったなぁ。
[とか苦笑しながらえらい事を言ったりした。]
なんでだろうね。
ユリアンは相手がゼルでも、同じことしそうだけど。
[本人の人徳だろうかと、失礼な事を呟いたり。
撫でられて困ったような顔をしているのにやっと気づけば、綿毛からそっと手を離した。]
…ん、そうだね。
でも仕事が楽しくて、結婚して、子供が生まれて、ギュン爺みたいに長生きしたら、満足できたかな…って。
[もう有り得ない未来だが。そういう生き方をして死んでいければ、きっと心残りも少ないんだろうな、とは思った。]
死なせたくは……ない、ね。本当、死なせたくなかった。
[だから原因の一つを背負う身が失せた事、それ事態はホッとしている。
ただそれだけでは終わらない、止まらない。
そして自分が死んだ分、もう一人にかかる負担は大きくて…。
それが、一番の心残り。
忘れてしまえばいいと、言う人には同意するように頷き。]
でもきのこに名前つけちゃったんだよなぁ…。
[とぽつり呟いて。
依頼を忘れるのはと、付け加えるのには、両の唇の端が少し上がった。]
とりつかれたって、特に何か…身体が重かったり、だるかったりする事は無かったけど…でも、誰かを刈ろうと死神が動くのは、わかって。
ああ、それから…もう一人の死神憑きと、離れてても会話出来るようになったのは、便利だったなぁ。声にしなくても、言葉が相手に届いてた。
[最後の問いかけには、時折表情を陰らせたり、楽しげにしたりと変えながら、そんな事を*言った。*]
─村の通り─
[村に着くと、エーリがこちらへと向かってくるのが見え。
彼の説明を聞き、ウェンだけでなくゲルダも消えてしまったことを知った。]
ウェンだけじゃなくて、ゲルダ、も。
[彼女と最後に会ったのは、ギュン爺が刈られたと知ったあの時。
木苺を詰めた籠をぎゅ、と胸に抱いて顔を伏せた。
不意に頭に軽い重みを感じて、兄が手を乗せたのだと知り。
顔をあげないままに、兄に小さな声で呟いた。]
…パンのお礼、言いたかったね。
木苺も、ゲルダの分。つんできたのに。
[泣き顔は見せたくなくて、顔はあげられなかった。]
─村の通り─
[ミハエルがこの場を離れるのに気付くと、あわてて目元を拭ってそれを見送った。
兄がベッティを気遣うのを見、同じように心配そうに見るもなんといえば良いのかわからず、ただ肩に手を乗せた。
家に戻るという兄に、兄さん、と声をかけ。]
あたしはもう少し、ここにいるね。
また、後で。
[ベッティを一人にしてはおけなくて、そう微笑んで兄を見送った。]
─村の通り─
エーリ、ベッティ。
…あのさ、木苺食べない?
今採ってきたところだから、甘くて美味しいと思うよ。
いっぱい、採ってきたんだ。
[目の前でウェンが消える所を見てしまったなら、おそらくショックも大きいだろうと思ったけれど、それについて何を言うこともできなくて。
エーリとベッティにそう言って笑いかけた笑みはぎこちなかったかもしれない。
草葉で切った足の痛みに気付くのは、*まだ先。*]
─村の通り─
[レナーテとイレーネ、それぞれから問い返されるように言葉を繰り返されると、肯定の頷きを返す。狩って来た物を処理すると自宅へ戻るレナーテには、了承の言葉と共に見送った]
木苺かい?
良いね、少し貰おうか。
[ぎこちない笑みを受けて勧めに甘んじる。いくつか貰い、その一つを口にして。飲み下したところで静かに口を開いた]
……イレーネ、すまないけど、ベッティのこと頼めるかな?
ちょっと、やらなきゃいけないことがあるんだ。
[ベッティにも視線を向けて、離れる旨を伝える。ついて来ると言うならば止めはしなかっただろう。それを伝えたなら自身は自宅へと足を向けた]
─糸紡ぎの工房─
[エーリッヒたちと別れた後、向かったのは工房。
師に事情を伝えて、細工に使う糸をわけてもらう。
その時投げかけられたのは、大丈夫か、という問いかけ]
……ふに?
ディは、大丈夫だよ?
手当てもしてもらったし。
[こてり、と首を傾げて、笑ってみせる。
いつもと変わらない様子は、逆に違和感を与えたようだが気にした様子もなく。
とてとて、と変わらぬ調子で自宅へと]
─自宅─
[家に帰り着くと、出迎えたのは不安げな様子の母で。
先と同じ、大丈夫、という言葉を繰り返す]
でも、ね。
ルゥねえと、ウェルが……。
[二人が消えてしまった事を告げる時は、表情はやや陰る、ものの]
……ディ、細工、続けるよ。
これだけは、ちゃんと、完成させたいから。
ギィにいにも、大人しくしてるように、言われちゃったし、ね。
[すぐに笑ってこう言って、自室へと引っ込んだ]
─自室─
[部屋に戻ると、床の上に積み上げたクッションの山に埋もれるようにぽふり、と座る。
それから、家を出る前に用意しておいた別の籠を引き寄せ、壁掛けの土台を作り始めた]
……そういえば。
消えたら……どうなるん、だろ。
[刈られた命は、花を咲かす糧となる──というけれど。
刈られた者の魂はどうなるのか。
今更のように、そんな事を疑問に感じるものの]
……その時がくれば、わかる、かなぁ。
[結局、考えは、そこで途絶えた]
―回想・ユリアンの家を離れる前―
[ユリアンの見ている夢は見れない。
ただ声は届いてきた。
大丈夫、と。
多分それは、自分に向けられた言葉ではない。
何を見ているんだろう。
誰を心配しているんだろう。
背負いすぎないでねと、心の中でだけ*想った。*]
─ →自宅・作業場─
[家に戻るとすぐさま作業場のキャンバスの前へ。隣の作業台で染色液とヒカリコケの調合を行い、時間をかけて二種の翠と二種の黄色の染色液を用意した]
[キャンバスの中央に描いた4つの円の左側に、明るめの翠の円を2つ。その中にそれよりも少し暗めの翠の円を描き入れる。次いで中央の4つの円の右側に、明るめの黄色の円を2つ。その中にそれよりも少しくすんだ黄色の円を描き入れた]
……何だか、描き始めた時と意味合いが違って来ちゃったな。
[漏れるのは苦笑。この絵は妹のために、皆のために。そう思って描き始めたものだった。それは今でも変わらない。けれど、描き加えられるものの順番が、物悲しいものとなっていた]
─回想/村の通り─
[一緒に行くというのを受け入れられ、共に歩き出そうとしたところに、ユーディットが現れる。
僅かに震える声と一瞬覗いた泣きそうな顔に胸が締め付けられる。
だが、泣くことなく、無理に作った笑顔で駆けて行くユーディットに]
……ユーディットは、強いな。
[ぽつり、呟きが漏れる。]
―自宅―
ああ、ウェンもなのか?
[目を覚まして、夢のことを思い出しながらつぶやく。
どれくらいの時間が経ったか、それほど経ってなかったかもしれない]
[その後は、ゼルギウスの家に二人で赴き、2人の消失を伝える。
ウェンが目の前で消えたことを告げる際には。自然視線は下に落ちていただろう。
そうして、ミハエル達にもこのことを伝えると、ユリアンに伝えてくる、とミハエルは走り去ってしまう。
それらの間、エーリッヒの少し後ろで僅かに視線を落とした状態で付き従っていたわけだが、レナーテから声を掛けられると、僅かにぎこちなさの残る笑みを浮かべると、]
……ううん、大丈夫。まあ、確かにショック……ではあったけど。
何時までも凹んでたら……ウェンくんも浮かばれないし、ね。
[気丈にそう答えた。]
―村の通り―
[持ち物はいつもの応急処置用の薬だけだった為、自宅を出るまでにはそう掛からなかった。
決して軽くはない足取りは、パン屋の近くまで来て一度止まる。
前方、道の中央をじっと見つめて。
首を動かして、パン屋の方にも目を向ける。
それから暫し瞑目をし]
行くか。
[目を開いて、再び親友の家へ向けて歩き出した]
薬師 ゼルギウスが時計を進めました。
薬師 ゼルギウスが時計を進めるのをやめました。
[それを聞いて安堵した様子のレナーテを見送ると、イレーネが木苺を勧めてくる。]
あ…………うん。ありがとレーねぇ。
[ああ、気遣ってくれているのだな、と思いつつ、ありがたく頂戴する。
口に広がる甘みが、陰鬱な気持ちを少し和らげてくれた気がした。]
[そうしていると、エーリッヒがやらなきゃいけないことがあると言い出す。
エーリッヒの確認の目線には、ふるふると首を横に振り、]
……うん、いってらっしゃい。それと……ありがとうね。
[そう言って、立ち去るエーリッヒを笑顔で見送った。]
― →ユリアン宅―
[ユリアンの家の前で一度、扉を見上げる。
息を吐いてから、2回ノックをして]
居るか?
[中に向けて声を投げた]
―自宅―
[お茶の用意をして、ゲルダからもらった包みを手にした]
最後にもらったのがまだ、まともなパンなのが救いか。
[親友がきたのは丁度その頃だっただろうか]
─自室─
ん、こんな感じ、かな?
[呟いて、土台を横に置く。
左上は濃く深い蒼、右下は柔らかな緑の、布で作られた円。
それを一度横に置いて、ここまでで作った細工を確かめ、新しい糸に手を伸ばす]
……あー、お代。
レェねえたち、もう、戻ってるかな。
[ビーズの内訳を書いたメモに、小さく呟いて]
にぃ……また、歩き回ったら、怒られる、かなぁ……。
─自宅─
[いつものように革を剥ぐ]
[肉は薄く割いて網に並べ裏へ干した]
本当は、恐くもあるのだろうな。
[気丈な少女達の声を思い出しながら壁を見つめる]
[睨むように注いでいた視線をふっと和らげた]
[ピシャリと自分の頬を叩き家の中に戻る]
─自室─
にー……。
[悩みながらも手は動かす。
蒼と碧が継ぎ合わされて花として開いてゆく]
お代はちゃんとしたい、けど。
……にぃ。
[別れ際に一瞬だけ見えた、心配げなエーリッヒの表情。
いつも通りにしていたつもり、だけれど。
抑えているものがあるのに、気づかれたかもしれない、と。
……そう思うと、外に出るのもいささか気が重かった]
[少女達がいつもと違ってしまうように]
[自分もまた恐怖を感じてはいるのだろうなと思った]
[もし生き残ってそれを乗り越えたのなら]
[何が見られるのだろう]
―自宅―
ゲルダの残したパン、食べてく?
[お茶をゼルギウスの前に出しながら、見せた包みに入っているのは甘いパンが四個]
新作じゃないまともなやつ。
[薦めながら自分は、一つ手にして食べ始めた。
親友と接する態度は普段と、ほとんど、変わらない風に]
/*
表現ベクトルが違うだけで。
何気に、某アヤメさんと同一方向性なのだよねぇ、この子。
……でなかったら、くろねこが動かせる道理がない、とも言うけどね。
─自宅─
[しばらくの間は絵に必要な残りの染色液の調整をして。一区切りついたところでふと、視線をキッチンへと向けた]
……うん、そうだった。
[キッチンに置きっぱなしだったゲルダがくれたパン。そのうちの一つである蜥蜴型のパンを取り出し口にした]
…ん、辛みが利いてて美味しい。
俺の好みで赤い粉って言ったけど、これなら黒い粉を混ぜてもまた違った味になって良いかも。
見た目のインパクトもあるし、商品として出しても十分通用するね。
[いつも試食した時と同じように感想を口にする。次いで緑キノコ──「美人髪」を使用したパンを口にして]
……お、キノコの歯応えが新鮮。
付け合わせ程度で載せるなら、このくらいで丁度良いかも。
でもキノコで味が薄まるから、肉の味をもう少し濃くしても良かったかな。
[先と同じように感想を口にして。どちらも食べかけの状態のまま、キッチンのテーブルへと置いた。軽く眉根を寄せた後、右の掌で顔全体を覆うように当てる]
……感想遅くなってごめん、ゲルダ───。
[まだ聞いているかも知れない、ユリアンが言ったその言葉を信じ口にした感想。それが届いたかどうかを知る術は無かった]
……に。
悩んでても仕方ない、し。
心配事があると、気持ちも散るし。
やっぱり、先にお代、きちんとしとくのだよ。
[幾つ目か、花を咲かせたところで、結論はそこに落ち着いた]
……そしたら、後は、大人しくしてればよいのだし。
[最後が微妙に後ろ向きなのは、ともかく。
作りかけの細工は丁寧に、最終的な配置の形に並べ。
母に、道具屋に行く、と声をかけるととてとて、外へと歩き出した]
―ユリアン宅―
[いつもの部屋に通されて。
お茶の次に見せられたパンと親友の言葉に、一瞬黙った]
ああ。
[頷いて、手を伸ばす。
パンを食べ始めるユリアンは、いつもと同じに見えた、けれど]
……ゲルダは、
[1つを手に取って]
お前と、同じだったんだろ?
[その顔を見ながら、静かに問うた]
─自宅─
[机に乗っていたパンを一口分だけ千切った]
[木苺の味が広がるこれは狩りにもよく持って行った]
[何度も何度も噛み締めて味わいながら食べた]
他にやっておきたいこと。
そうだな…。
[片腕で抱える大きさの壷を道具屋の方へ運んだ]
[一度品台の上に置き「薬師宛」とメモを書くと蓋に挟む]
[同じと、パンを手にした親友の問い]
死神に憑かれてた。
[頷いて答えた後に]
どこでわかった?
[問い返しながら]
ああ、無理には答えなくてもいい。
─村の通り─
[通りのあちこちで、ひそひそと村人が囁きを交わす中、ヒカリゴケや茸照らす硬い土を掘った道を勢いをつけて走り抜ける。できるだけ──呼吸が止まりそうなぐらいの。走ることしか考えられない速度で]
……
[ユリアンの畑と家が見えた距離で、
は。と、詰めていた息を吐いた。
息が熱くて、呼吸が困難で、肩が上下する。]
最後にゲルダ、すごい悲しんでた。
寂しがってた。
結局、力になってやれないままだった。
[ぽつりぽつりと語り、パンを一口]
むしろ、悲しませた、のかもしれない。
そのまま、憑かれた死神に刈られていった。
殺したような、もんだな。
─村の通り─
[二人が木苺を手に取るのを見ると、少しほっとして。
自分も一つ二つ口にしていると、エーリが戻ると言ったので、ベッティの顔を見、それからエーリの方を見て頷いた。]
うん、まかせて。
…エーリも、無理はしないで。
[そう、離れる背に向けて。
顔はエーリの背を見送ったまま、ベッティに声をかけた。]
…いつまでもここじゃなんだし。
送ってくよ。
─ユリアンの家─
[前に駆けつけたときと同じか、それより荒い呼吸のまま、
こんこん、とノックを二つ]
ユリアン?
[呼吸が整わない間に、声を掛けた。
耳元を血流がすぎる、ごう、という音が煩くて
中で交わされる会話はほとんど聞こえない。]
―時系列未定・エーリッヒの家―
[死神が動く気配は、まだない。
ゆっくりと、村の中の様子を歩いて見て廻った。
次は誰が死ぬのかと、不安げにしている住人の様子を見ていたり。
ふいに歩き出した先に、知った家があったのでそっと中を覗いてみた。
エーリッヒが、パンを食べているのが見えたので、す、と家の中にこっそり入った。
最後に渡した新作の、パン。
何時ものように言ってくれる感想を、最後まで聞いて。]
…ありがとう、エーリ。
[味覚がアレだった自分の変わりに、的確に味の指針を示してくれた。
もうその感想を生かすことは出来ないけれど。聞けてよかったと、思った。
ごめんと告げられた謝罪には、緩く首を振って。
死を悼む人に、嘆かないでと囁いた。]
そういえば、新作キノコ使ったパン、食べ損ねたな。
[それには少し興味があったので、コエに少しだけ残念そうな色が混じった]
―ユリアン宅―
[緩く首を振った]
影が、空に昇って行くのが視えた。
[視えることへの説明はせず、声は淡々としていた]
あの時は、誰のものか分からなかったが。
お前が辛そうだったと、エーリッヒが心配していたからな。
[そうも付け加える。
親友の独白を聞く間は無言で、先程視た残滓を思い返しながら]
…あ、ごめん。
[ふいに届いた囁きに、申し訳なさそうに呟いた。
肉をくれた人達と、いつものように味見係には渡しておいたのに。
きのこを作った本人に渡すのは忘れていた。]
─村の通り─
[家を出て、とてとてと道を歩く]
細工、仕上げて、じいちゃの家に届けて。
足がよくなるまで、かたつむりのとこには行けないかなあ……。
[それはそれで、ちょっと寂しい。
長が気遣っていたかたつむりは、自分にとっても大事なものの一つになっていたから]
……でも、行ったらまた怒られるし……。
にぃ。
[零れるのは、小さな呟き。
ぶつぶつと歩きながら進む様子は、ある意味では、目立つ。かもしれない]
─村の通り→白雪亭─
[送っていくというイレーネの言葉に、こくりと頷くと、一緒に家路へとつく。
そうして、白雪亭までやってくると、]
レーねぇ、ありがと。あとは大丈夫だから。
[そう言って、ばいばいしようとしてふと気付く。]
あれ、レーねぇ。足から血が……
[草木で切ったのか、数箇所に血が滲んでいた。]
応急処置くらいしか出来ないけど、それでよかったら中入る?
ううん、お礼にもならないけど、せめて治療させて?
[そう言って、こてしと首を傾げる。]
―回想―
うん、役に立つね。
良いことだよ。
[色々苦労した(主に周りが)ことも忘れて、笑顔であった。]
食事も忘れてたけどね。
うん、大事だ。
今は要らない…っていうと本当に死んだんだなぁって実感してくる。
――うん、みんな元気だといい。
でも無理に笑うのも、好きじゃないなぁ。
泣いて、その後で、笑ってくれるのが一番良い気がする。
[しかし色々と考えていたものは、なんだか危険な言葉を聞いた気がして、全部飛んでいってしまった。
まじまじとゲルダを見る。]
ごめん、ゲルダ。
何のパン?
なんか、すごく怪しい気がするんだけど……。
その、さすがに、遠慮したいっていうか……。
[今はもう渡される心配はないというのに、逃げ腰だ。
しかしユリアンがゼルギウスをなでている姿を想像して、思いっきり吹き出した。]
ゲルダ、それ有り得て…!
おかしい!
[けらけらけらけらと笑いまくってしまう。息も絶え絶えだ。
そこまで笑い捲ったことが知られれば、きっと酷い鉄拳が待っているに違いない。]
――あぁ、なるほど。
[長の名前に、ようやく納得したように頷いて。
それから、言葉をきいて、うん。と頷いた。
しかし、きのこの名前と聞くと首を傾げて。]
きのこがゲルダっていう名前になったの?
[心底不思議そうであった。
死神の話には、そうなんだ、と面白そうな顔になる。]
憑くっていうくらいだから、大変なんだと思ってた。でも、動くのがわかるのも、辛かった?
もう一人?
[誰だか思い当たる節はなくて、不思議そうな顔になったが。
嬉しいという言葉を思い出して、ゲルダの表情を見て、そっと問いかけた。]
好きだったの?
―自宅―
ゼルは見えるのか?
[たしか父親の時にも、そういうものがいたらしいことを聞いたかもしれない]
エーリがか、心配かけてしまったな。
普段どおりすぎた、かな。
[目配せに親友の頷きがあれば戸を開けて]
大丈夫か、ミハエル。
[前の時のように水の入ったコップを手渡した]
[戸を開ける前、聞こえたゼルの呟き。
戸を開けて、水の入ったコップを手にしにいく途中]
ん、ありがとう。
なんていうか、こういうのは初めてだ。
でも、問題は無い。
[そう答えてから]、
>>111ミハエルに水の入ったコップを手渡した]
─ →道具屋─
[結論として、やっぱり安静にするしかない、という所にたどり着いた頃には、目的地についていて]
レェねえ、いるー?
[道具屋の前で、いつものように声をかけていた。
いつもに比べると声が小さいのは、安静に、といわれたのに出てきた後ろめたさがあるかららしい]
―道具屋―
刈られるのは、怖くない。
けれど、離れるのは、やはり。
…寂しい。
[自分の心を整理するように呟いた]
[息を吐くと壷を手に外へ出る]
─村の通り→食堂「白雪亭」─
ん、それじゃ行こっか。
[そういって微笑むとベッティと二人、言葉少なに会話をしながら白雪亭へと向かい。
着くとベッティから、あとは大丈夫と言われ、一人にして大丈夫かな、と思ったものの、そう…?と首をかしげながらも帰ろうとして。]
それじゃ、ベッティ。
また…え?
あれ、いつのまに…
[呼び止められて、やっと自分の足の傷に気付き首を傾げた]
え、でも悪いし…ううん、それじゃ、うん。
お願いしてもいいかな。
[そういいかけて、少しでも側に誰かが居た方がいいかな、と思い直して彼女の申し出に甘えることにした。]
─ユリアンの家─
ああ、来客中──、か。
そうか。
…… うん。
[ドアが開いて、中を見て、ほんの少し瞳が翳るも
深く、息を吸って吐いてを繰り返し、
差し出されるコップを受け取るも、すぐには手をつけず]
… 新作きのこの名前、エーリ兄から聞いた。
[両手で受け取ったコップを持ったまま、
急かされているように、そう切り出して]
[それで──ユリアンにもゲルダの件を聞いたと伝わるか。]
あと。
[続けて、伝えるべきが増えたかと、
反応を確かめるようにゼルギウスの方も見て、]
…… ウェンも、刈り取られた。
[それを伝えに来たんだ。と、コップを握る手に力を込めた。]
―ユリアン宅―
ぼんやりとだがな。
[問いには短く肯定を。
開かれた扉の先には、息を切らしたミハエルの姿]
……そうか。
[あくまで問題ないという親友に返す言葉はそれだけ。
彼が水を持って行くのを、後ろから眺めていた]
―道具屋―
[扉を開こうとすると声がした]
ユーディ。
すまないね、イレーネはまた留守しているよ。
[開いた扉の向こうにいる少女に苦笑し謝った]
薬師 ゼルギウスが時計を進めました。
ああ、『美人髪』にした。
ありがとうな、ミハエル。
[そっとその頭をぽんぽんと2,3回撫でてから、親友に振り返り]
ああ、そういえばエーリの方に、あれから影は二回。
何か、意味があるのかもしれない。
[親友に告げる影、それが意味することは自分のことを知っている親友ならば、『死神』のことと理解することだろう。
ミハエルはどうだっただろうか]
─道具屋─
あれ、レテにい。
にぃ……そうなんだ。
[留守にしている、という言葉に、僅かに眉を寄せる]
んー……じゃあ、やっぱり、明日の方がいいのか、なぁ。
あんまり出歩くと、また、怒られるから、と思ったんだけど。
─白雪亭─
うん、それじゃ中に入って。
[そう言ってドアを開けると、イレーネを中へ招き入れる。]
救急箱取ってくるから、適当な椅子に座って待っててね。
[そう言い残すと、食堂の奥へと救急箱を取りに行く。]
―回想―
ほどほどになら、ね。
[苦労した人達も見てきたので、笑顔には苦笑で返して。]
そうだね…なにも必要がないって、変な感じ。
食べ物とか、見てて美味しそうだな、って思うけど、食べたいとは思わない。
[これから空腹を覚える事ももうないのだろうと思うと、職業柄少し複雑だった。
ウェンデルの語る言葉には、そうだねと同意しながら。
急に逃げ腰になるのに、きょとんと瞬いた。]
え、大丈夫だよ?ヒカリゴケ。普通に食べれるよ?
[ただし自分は、だが。
被害にあったエーリッヒとミハエルがここに居たらどんな顔をするだろうか。]
[さほど面白いことを言ったつもりではなかったのだが。
ウェンデルが盛大に噴出す様子に、いい歳した大の男二人が向かい合ってなんかしてる様子を自分でもリアルに想像してしまった。]
……ぷ。
[こちらも噴出し、手の甲で唇を押さえて、あまり笑いすぎないように堪えていた。]
─自宅─
[大きく息を吐くと共に右手を顔から外し。香草茶を淹れて、残るパンを黙々と食べ切る]
……ん、美味しかった。
ゲルダ、ありがとう。
[パンをくれたゲルダに感謝を口にし。しばらくはぼんやりと香草茶を口にする]
───何かが起きるのが分かってても何も出来ない。
後悔しないように、と思っても結局後悔はついて回る。
やりかけのこと、望むものが多すぎるのかな。
[欲張りだ、と。自嘲的な笑いが零れた]
……「君」は、後悔しそうなことを残したりはしていないのかな。
[口に出した問いは己の中に『憑く』者に対して。その答えを聞くと、一人苦笑を漏らした]
そうだね。
「君」は華が見たいだけだもんね。
見れなかった時が、後悔する時か…。
─自宅・作業場─
[一人きりの応答が終わると再び作業場へと戻り。キャンバスの前で筆を取った]
[少しでも後悔を残さぬよう、絵の完成を目指して]
ううん、きのこの名前は…。
[と少し躊躇って。]
………『美人髪』だって。
[その色から、緑の髪を連想させる名前に、少し困ったような顔を向けた。]
─ユリアンの家─
[見上げたままの頭を撫でられて、選ばれた名前に何か言いたげに口が開くも、ぐっと一文字に唇を引き結び──]
…か、げ?
[後ろを振り返り告げられた単語に後ろを振り返ったユリアンの横顔を、まだ理解が及ばないまま目で追って]
エーリ兄?
待…、エーリ兄がどうしたんだ。
[次に出た名前に翠の瞳に、疑問と不安を浮かべて、
説明を求めるようにユリアンの服を掴む。]
―ユリアン宅―
[ミハエルの告ぐ言葉は既に知っていたから、一度頷くだけに止めた]
2回?
[ユリアンの言葉に、ミハエルにちらとだけ視線を向けて。
考えるような素振りを見せる]
外すとは、聞かなかったが……な。
[主語は避けて言葉を返す]
─食堂「白雪亭」─
じゃあ、お言葉に甘えて。
[お邪魔します、と中に入り、適当な席についてベッティが戻るのを待った。
待っている間、作りかけのランタンのことを思い出して。
あれはちゃんと、作り上げられるかな、と過ぎった考えを首を振って飛ばし。
胸元に手を当て、目を閉じた。]
―道具屋―
怒られる?
[首を傾げてユーディットを上から下と眺める]
…足を痛めている?
ユーディが構わないならここで待っていてもいいけれど。
[どうする?と尋ねる]
[壷を抱えた左腕を支えるように右手を肘に添えた]
まぁ、なにかあったら、親友にはすぐ見えるってことか。
[先ほど言われたことを思い出しながら、そういい。
ミハエルに服を掴まれて]
ああ、エーリに…
[答えようとしてよろめき、机に手をついた]
[続く、ユリアンの言葉に>>121]
……難しい。
[ふ、と、震える笑いに、片手もちになったコップの水が揺れた]
それは、難しいのだよ、ユリアン……。
[ぽつ、と、そう言って]
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