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職人見習い ユリアンは研究生 エーリッヒに投票を委任しています。
教師 オトフリートは研究生 エーリッヒに投票を委任しています。
小説家 ブリジット は 研究生 エーリッヒ に投票した。
青年 アーベル は 小説家 ブリジット に投票した。
研究生 エーリッヒ は 小説家 ブリジット に投票した。
職人見習い ユリアン は 小説家 ブリジット に投票した。
少女 ベアトリーチェ は 小説家 ブリジット に投票した。
教師 オトフリート は 小説家 ブリジット に投票した。
シスター ナターリエ は 小説家 ブリジット に投票した。
小説家 ブリジット に 6人が投票した。
研究生 エーリッヒ に 1人が投票した。
小説家 ブリジット は村人達の手により処刑された。
次の日の朝、シスター ナターリエ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、青年 アーベル、研究生 エーリッヒ、職人見習い ユリアン、少女 ベアトリーチェ、教師 オトフリート の 5 名。
―回想・モニタールーム―
…あぁ、大丈夫、だ。
[掠れかけた声で、それでも唇端には笑みを浮かべてそう答えてのけ。だが動くことは出来ず彼女が近付くのをただ見て。
伸ばされた翼にはゆるりと手で触れる。
「暖かい」
そう思った。どこかがジワリと癒されるような感覚すら覚えた]
戦っているのは、銀翼とお姫様、か?
[そのイレーネ越しに見えるモニター。
映される画面の一つに唇を噛むが]
しかし、あれは……。
[ナターリエの動きを追う内に、目が細まり表情が硬くなってゆく]
馬鹿な。あれはお姫様ではありえない。
[ナターリエ=ヘルゼーエンの中にあるもう一つの人格のことはメッセージにもあった。だがそれはせいぜいが『お嬢様と呼ぶにはお転婆』レベルのものであって。あのような無茶な動きを、容赦の無い行動をするものではありえず]
銃とナイフの連技。計算されたような機動。
…まさか。終焉の…か!?
[大切な相手の戦いを見守るイレーネに呟くような一連の言葉は届いただろうか。それを確認する余裕も無く、やはり展開される戦闘風景をじっと睨むように見つめ続けて]
どういうことだ。
…確認が必要そうだな。
[ナターリエが倒れるのを、どこか冷たい瞳で見届けた]
[それから倒れたままの点滴スタンドと伸ばしていた翼から力が抜けて崩れてゆくイレーネの姿を見れば、軽く目を伏せ息を吐いて。
まだ動くのも億劫なところがあったが、ゆっくりとそちらに近付くと頭を持ち上げようとする。誰かが来るなら任せもするだろうか。だがとりあえずは自身も壁に寄りかかりながらイレーネの身体を支えようとして。
自分の身体は壁で支えつつ、モニターに映る他の画面の動きをじっと*見ていた*]
/*
ナターリエ、ブリジット、お疲れ様でした。
最後まで頑張っていたエーリッヒもお疲れ様!
出る前にコソコソと回想ぽいのを挟んでみました。後はまた適当に動かしていただいて構いません。
昼間は鳩で何度か覗けるといいな、レベル。多分反応とかは殆ど出来ないのではないかと。昼休みに余裕があれば少し程度。
…電撃宿した刃も傷口って実は焼くよねと思いつつ。
アーベルの回復能力ならきっと問題無いのさ!と祈りつつ。
いってまいります。
*/
[個室で膝を抱えている間に、眠ってしまったようで。
スタッフが誰かを運んできた音だろうか、人の気配に目を覚ました。
まだ少し左足は痛んだが、左腕はそれほど痛みは残っておらず、ただ破れたスカートや避けたパフスリーブを直したいな、などと思いながら部屋を出た。]
…誰?
[スタッフが誰かを運んで来、帰って行くのが見えた。
思わず、右足で地面を蹴って追いかける]
待、って…!
[エレベーターへと乗り込むスタッフ。
それを追うが、たどり着いた時にはエレベーターの扉はぴたりと閉じてしまい、隙間には髪の毛一本すら挟む事が出来なかった。
横の、操作盤を見る。
いじろうとしてみるが、専用コードが必要なようで全く起動せず。]
…もう!
[バン!と大きな音を立てて、エレベーターの扉を叩いた。]
/*
おはようございます。
今日は朝から夕方は大体いられるので、暇な人いたら漏れなく構いたいです。
いなかったらソロールまわしてるかも。
/*
あの後、霧が晴れていただって……!
なんたる孔明の罠。
覗けはするのですが、部屋から出ない気がするよ、この子。
*/
−地下・個室(l)−
[ゆるりと眼を開く。
白いベッドの上に横たえられた身体は、酷く、重い。
目蓋も奇妙に重たく、目を開けていられなかった。
瞬きのような動作を幾度か繰り返して、
顔を横へと動かす。
傍らの机には、端末と小刀が置かれていた。
彼女が意識を保てなくなれば、刀はあの姿を留める事は出来ない。]
……、
[声は出なかった。]
[――あがる、少女の悲鳴。
彼女は、瞬きをせずに放たれる光を見つめ、
その全てを受けた。
引き戻した鞘を胸元に運び急所は避けたが、それだけ。
暴走により、先程より威力は高くも狙いの出鱈目な攻撃は、身を捻るだけでも、大分軽減されるはずだった。避ける手段は幾つもあった。
それでも、彼女はそうせずに。
むしろ――後方に抜けて行きかけた一条は、自ら、左手を伸ばしてすら。]
――……………ッ
[手に、腕に、腹に、肩に。
光が灼く。
開いた唇からは、息だけが洩れた。熱い。
足がふらつきかけた瞬間、球体が爆発する。
少女より距離は遠かれど、まだ近い。その煽りを受けて、後方に飛ばされる。身体。手から離れた刀が転がり、受身は取れず、強かに背を打ち付けた。]
[暫くエレベーターの前でイライラしていたが、スタッフが来たという事はまた誰かがここへ来たのだろうと推測できた。
誰が来たのだろうか、と思いながら、モニタルームの方へとゆったり歩く。
と、端の部屋。
人の息が聞こえたか、気配を感じたか、それとも医療器具の音が聞こえたか。
何ら、気になって、不躾にも無言で扉に手をかけてノブを捻った。
鍵がかかっていなければ、白いベッドに長い髪が波打っているのが見えるのだろうか?]
[持ち上げて額に乗せた手の袖からは、包帯が覗いていた。
開かれる扉に、閉じかけていた眼を薄く開いて、起き上がろうとはせずに、視線のみを移す。]
/*
もっと悪役悪役する予定が、案外普通になってしまいました。
……まあ、ブリジットの設定思いついた時点で、そりゃなと。
黒々したいですねえ。
くろぐろ。
ブリジットさん。
…なんだぁ、昨日ボクに敗者敗者言ってて、キミも敗けたんじゃないのぉ?
[言いながら、ベッドの傍まで歩いて近寄り、顔を覗き込んだ。]
[緑の眸が、徐々に焦点を結ぶ。]
……、ぁあ、
[すぐに声は紡げず、一度ゆっくりと吸ってから、息と共に絞り出した。]
敗けた方が、まだよかったかも知れないな。
[憤慨のいろも見えず、呟く。]
さて、ね。
痛覚は人並みにある。
困った事にな。
――……痕も残るか。
[ユーディットから視線を外して、包帯の巻かれた腕を見やる。]
もっとも、このまま処分を待つのなら、
残ろうが、関係の無い話だが。
単に勝ち残ったところで、望む未来は得られない。
与えられたレールの上を進む限りは――
[それはユーディットへの答えというより、独り言のようで。
片手を突いて、ゆっくりと身を起こす。]
貴様らは、嫌なのだろう。
ボク?
イヤに決まってるじゃん。
ボクは自分が痛いのはキライだから。
ブリジットさんは、イヤじゃないの?
[起き上がるのを、じ、と見つめる。]
痛いから、か。
痛いだけが理由か。
[妙にその事ばかりを気にする少女に、起こした半身をベッドの背に凭れかけさせて、問う。
されど己へと向けられた問いには―― ]
そうだな…… とりあえず、だ。
上の「遊び」に付き合うのも、厭きた。
[感情を顕にはしないままの返答。
個室に、監視の目は無い。
それを知っているからこそ、否定染みた台詞を口にする。
卓上に置かれた鈴も今は鳴らず、この声を聞くものは、互いしかいない。]
うん、痛いからイヤ。
イレーネさんが言ってた「みらい」とかどーとかは、良くわかんないや。
ただ、イヤだからイヤ。
[飽きた、との言葉には、にんまりと笑い、ベッドの脇にあった背もたれの無い椅子を引き寄せて座った]
ここにいたら殺されちゃうんでしょ?
じゃあその前に、出ようよ。
ね、殺される前に殺さないと、じゃない?
[指の先で、前髪をくるりと巻きながら言う。]
ご主人様にも見捨てられる?
[包帯の巻かれた腕にも、打ち付けた背にも、痛みが走る。されど顔には出さず、小首を傾げ揶揄うように尋ねた。]
さて、殺す殺さないの意見はともかくとして――
まだ、今は、その刻ではないな。
ご主人様は……
[しょぼり、と頭を垂れる。
が、すぐに顔を上げてじ、とブリジットを見つめ]
その刻ではない?
…さっき「上」って言ってたけど…要するにキミは、あの…ギュンターって人とお仲間、って事、なんだよね?
既に仲違いでもしたか?
[項垂れる様子を、眼を眇めて見た。]
同じ組織に所属するものを仲間と称するならば、
そういうことになるな。
仲違い、じゃないよ。
ただ、ご主人様の声が聞こえない、だけ…。
[ブリジットの言葉には、泣きそうな顔で一度微笑んで]
同じ組織…そっか。
じゃあ、「飽きた」だとか、そういうのって、逆らう、裏切る事になるんじゃないの?
そんな事したら、ボクよりも殺される確率あがりそう、だよ?
声?
いまいち、掴み辛いが――
そも、貴様の言う主人とやらは、「生きたモノ」か?
[ゆるりと瞬いて――
逆らう、裏切り。
その単語には、唇が薄く笑みをつくった。]
そうなるな。
/中/
本当にスクリプトの中の人は空気を読みやがるな
と思いつつ、わっち参上
トンデモ設定持ち込んだことは、エピで謝るとして
19発バーストのタイムラグ? そんなん知らんなぁww
「生きたもの」?
当たり前だよ、ボクのご主人様はずっとボクに話しかけてくれてたんだもん。
いつでも、どこでも。
ボクの中から、ボクだけに聞こえる声で。
ボクが人を傷つけるのも
血が見たいのも
人を殺すのも、
ぜぇんぶご主人様の命令。
だからボク―ユーディットは、何にも悪くないし、そんな欲望なんて持って無い、んだ。
[くすくすと楽しそうに笑い、後の言葉には口の端をあげてにんまりと笑い、その後目も細くしていった]
じゃあさぁ、ここから生きて出られるように、協力しようよぉ。
利害は一致してると思うんだよね。
――ああ。
何を言っているのやら。
[納得のような響きを含んだ声の後、
眼に落ち着いていた緑の温度が、下がる。]
たとえ、仮にそうだとしても、
やったのは、
「貴様自身」だろうに。
それでもボクがやりたかった、ワケじゃないからぁ。
望まないでやってるんだから、ボクはどちらかと言われれば被害者、っだよぉ?
あははははは。
[大分元気になってきたのか、笑みが零れた。]
被害者?
ユーディット=クリューガー。
貴様の中の真実がどうであれ、
貴様が他者を殺した事実は何も変わらない。
主が欲しかったのではなく、
罪をなすりつけるものが欲しかったのだろう。
「主」の声が聞こえなくなったとしても、
既に殺す愉しみを覚えているのではないか。
あははははは。
違うよ、違うもん。
ボク、悪くないもん。
ボクが殺すのはご主人様の為だもん。
ちょっと今、負けちゃったボクに愛想つかしてるだけで、そのうちすぐにまた。
ボクに、やって欲しい事言ってくれるんだもん。
あははははは。
あんまりボク、怒らせないで欲しいなぁ?
せっかく、協力しようよって言ってるのにぃ。
[にっこり笑いつつ、手を伸ばして医療用の瓶を掴む。
消毒液が、底の方でちゃぽりと揺れた。]
ほら。
そうして
己の意志で傷つけようとする。
[少しに前に上体を倒して、組んだ手を膝の辺りに置いた。
揺れる液体を見やる眼に揺らぎはない。]
被害者ならば全て許されると言うなら、
この世から悪というものは失せそうだ。
皆、「世界異変」の被害者だ。
そう言うことすら出来るのだから。
[詭弁を弄する。]
…じゃあ、それでいいじゃない。みんな、赦されればいいじゃないか。
それじゃ、ダメなの?
悪いとか善いとか、そんなの。
我慢出来るのが善くて 我慢できないのが悪?
それなら…ボクは、「悪」でいいよ。
だからこそご主人様(エンジェル・リッパー)は、呼ばれたのじゃないの?
ねぇ、ボクをここに来させたのは…キミ…?
[上瞼を半分閉じながら口元は笑みつつ、消毒液の瓶を手に持ったままその人差し指をブリジットの顎へと移動させ、
抵抗しないならつつ、と人差し指で顎を撫でた。]
複数の人間が生きていて、各人の思想――
「当たり前」が異なる以上、対立構造は生まれる。
皆が赦される世界など、神話上にも無い。
正義の対極は悪…… なれど、
悪から見れば正義こそが悪かも知れないな。
[触れて来る指先を避けるでもなく、格別反応を示すでもなく、眼差しを返す。
組んでいた手は解かれる。]
もし、そうだと言ったら?
キミが、そうなら…
[目を細めつつ、自分の顔をブリジットの顔に近づけて目の奥を探るように、
額と額がくっつきそうな位近づけ、じっと見つめる。]
キミの言う事、聞いてあげるのもいいかな、ってね。
ご主人様が従った人なら、間接的に従うのはボクのお仕事かもしれないなぁって。
そう、思った、んだ。あはは。
[さらりと前髪と前髪が触れた後、腰から折っていた体を元に戻し、笑顔を見せた。
その前に一瞬、痛みが走ったのか頬が引き攣られたが]
正義とか悪とかボクには分かんないよ。
ただひとつだけ確定していることは…
ボクの中では「ボクに指示を出すご主人様」が正義。
そういう事、でしょう?
生憎と――
[一度、瞼の裏に隠されて、現れる緑は静かに。
持ち上げた手は、己の顎を撫ぜた少女の指を捕えようとしてか、触れかけるも、体勢を戻す動きにより離れる。]
私は単なる「駒」であり「不要品」。
決めたのは、上の気紛れだろうさ。
仕事というなら、決まりに従って、処分されたらどうだ。
[つくられる笑みはいろ無く、薄い。
言外に、己の意志で決めればいいと。]
それが、貴様の中での、
もっとも優しい真実だろうな。
なぁんだ、違うのかっ。
[ふぅ、と大げさにため息をつく。
破れたパフスリーブの上で、白いエプロンのレースが揺れた。
「優しい」との言葉には、一度だけ黒鳶色の目がぱしりと瞬いた。]
いくらお仕事でもさぁ、「処分」はゴメンだなぁ。
殺されるのはイヤだもん。
[手に持っていた消毒液の瓶を横のトレイに戻しつつ、どさ、とベッドに、ブリジットの膝の横あたりに腰を下ろした。
スカートがばさりと落ち切っても、重みでベッドは暫く揺れた。]
ね、それよりさぁ。
協力しようって話は、ダメ?
ここから出る迄だけ、だけどさ。その後どうなろうとお互い知らない、けど。
[手をつくと、更にベッドは揺れた。
そう贅沢なものでないその揺れは、少し海の上に居るのと似ていた。]
[伝わる振動は傷の疼きを呼び起こす。
鋭く、息を吐く。
揺れる白の台は、強く衝撃を与えれば壊れてしまいそうで、一隻の頼りない船のようだった。]
一人より二人――ではあるだろうな。
そして、利用出来るものは利用するに限ると。
[下から上に、視線を動かす。
値踏みをするように。]
とは言え以前は、それでも失敗していたが。
[ブリジットが痛みを感じる表情をすれば、こちらの表情は無意識にも笑みが零れてしまう。
それでも流石に、助長するように何度も揺らしたりはしないが]
そそ、利用しあえば、ね。
[言ってからじ、と自分の右手を見る。
その手首には、黒く光る板のようなものが巻きつけられていた。]
ボク、どうも力がうまく出ないんだよね。炎練れないし。
だからここから出ようと思うと…協力が欲しい、んだよね。
[呟きつつ顔をあげて]
「以前」って?
前にも、ここから逃げようとしたことが、あるの?
以前の遊戯で、ね、
私では無いが。
私がそうだったのなら、今頃は「これ」だな。
[親指を立てて、首の辺りで真横に引いた。]
逃げる可能性のあるものに武器を持たせているのは、つまり。
力を封じる手段があるということだろう。
試してはないが、恐らくは私も――だろうが。
[卓上へと視線を滑らせる。]
ふーん。
誰か、逃げようとして…殺された、のかな?
[ブリジットの首の前に引かれた指の線をじっと見、次に重なる言葉には、肩をすくめた]
あーそうだよね、それもそう。
ボクの鎌とか、結局ただの刃物だからねぇ、防弾ガラスでも持ってこられたら防がれちゃうしねぇ。
…でも、逃げようとする、って思われてるのは、何人…かなぁ?
あははは。
もし、全員がそう動いたら…それでもボク達、負けちゃう、かなぁ?
だって、少なくともボク達は、「戦わせて面白い」と思われるくらいには…強い、って事、だよねぇ?
帰らねばならない「約束」があったらしい。
[無論、彼以外にも逃げようとしたものはいたが。
まず零れたのは、その台詞だった。]
大人しく殺されるものが集められると思うか。
脱出劇すら、奴らにとっては見世物かも知れないな。
少なからず、対策は講じているだろう。
[負けると肯定はせず、勝てるとの予測は口にしない。]
……ひとまずは。
相手の思惑を崩す必要がある、が。
約束、ねぇ。
約束する相手が居るってどういう感じなんだろうね。
[人差し指を唇にあて、ふふ、と笑って]
対策は講じてる、かぁ。そうかもね。
でも、このまま居ても殺されるだけなら、見世物になっても構わないからボクは暴れたいなぁ。
殺されるのを待つだけは、まっぴらゴメンだもんね。
[くくくと喉で笑いながら、最後の破壊かもしれないしね、との言葉は飲み込んだ。]
ねぇキミ、ここから出られるのでしょう?
端っこのエレベーター、使えるのでしょう?
さてね。
当人に聞いてみるといい。
[今いるのは、その意志を受け継ぐ青年だけれど。]
試してはみるが――
敗者にも使えるのやらね。
まあ、ともかく、
[片手で顔を覆う。
瞼の重みが増していた。
薬でも飲まされていたか。]
今すぐには動けない。
複数の意味でな。
休息を取らせて貰う。
[話はこれで終わりとばかり、顔から離した手をひらりと振った。]
あ、そっかぁ。
ボクもここきて最初は殆ど動けないんだった。
ごめんねぇ、長い時間居座っちゃって。
[ひょい、とベッドから飛び降りると、にこりと笑顔を見せた。
それは社交辞令かそれとも眠そうなブリジットに痛みを見つけてか、までは読み取れない。]
他の人にも声かけてみるね、ボク。
[扉を閉める間際、一言付け加えてひらりと手を振った。
ぱたり。
音を立てて扉は閉まる。]
ああ、そうそう――
[話すならば、室内で。
その一言は届いたか、否か。
もっとも、企て自体は悟られないはずもないだろうが。 閉まる扉を見送り、身体から力を抜く。背を庇ってか、ゆっくりとずれて、白の海に伏した。]
[意識が落ちていたのはどれくらいの間だったろうか。
少年が支えてくれていた事を知れば]
ありが、とう。
[確か、アーベルと喧嘩してた人だよね?と首を傾げる。
敵視のようなものを感じる事はなく、あれはただの喧嘩だったのだと解釈する。
それからそこで幾らか言葉を交わしただろうか。
やがて点滴スタンドを立て直し、先程よりは確かな足取りで廊下に出た]
/*
一時間ばかり離れます。
……時間軸って、どうなのかしら。まあ、適当に。
で、と。
色々とでっち上げ&種蒔いていますが、
あくまでも表の展開優先でどうぞ。
エレベーターって個人認証かなー……
でないと、ルージュに教えない意味が。
まあ、単に信用していないだけの気もしますg
*/
[今度は廊下の反対側、メディカルルームに足を向ける。
からから、と空になった点滴スタンドを転がしながら。
そして呟く――]
お腹、空いたなぁ――。
/*
PCの皆、食事をきちんと摂っているのか、
おかーさん(誰)は心配です。
キッチンあるけれどね!
そして心配は、本当に「勝者は生かされて、
それ以外は全て殺されるのか」という点だけれど、
まあ、もうでっち上げちゃったから気にしない。
/*
Σ独り言誤爆……!
[めそ。]
ごはんに関する呟きしてたんです、
気にしないで気にしないで……
*鳩の馬鹿!*
*/
/*
会えて大丈夫ですよー。
現在進行です。
あと二十分くらいがで一旦リミットきますが、きたらきたで後で回想繋げますゆえ。
[からからと点滴スタンドを持った少女と、扉を開いて出た所でぶつかりかけた。]
あ、ごめぇん。
って、イレーネさん。
[にんまりとした笑い]
[不意に開いた扉にびっくりして]
わ――。
ユーディット?
大丈夫だったんだ、良かったね、ね。
[見覚えのある姿、最後に見た時とは違う――元気そうな様子に笑みを零した]
うん、ボクは無事っ!
イレーネさんも、ここに居るって事は「敗けた」、のかなー?
[内容とは裏腹に明るい声で笑顔で話す。
口を更に開いて]
ね、ここから…
[言いかけて、先程扉が閉まる直前にブリジットが言った言葉がよぎり、口をぱし、と自分の手でふさいだ。]
敗け――?
んと、分かんない。
翼が溶けちゃって暑くて、熱くて。
気が付いたらここにいた、よ?
[と簡潔にブリジットと戦った経緯を話す。
言い淀んだ言葉を鸚鵡返しすれば]
ここから――?
[首を傾げた]
んー。
[きょろきょろ、と周りを見渡し。
イレーネの手を取ろうと手を伸ばした。
逆らわなければ、そのままcの部屋へと引っ張り込む。]
/*
ごめんなさい、リミットにつき落ちますー。
秘密のお話がしたければ適当な個室にでも連れ込んでやって下さい(笑
*また夜に*
/*
うー、昨日のうちにアーベルと乱数勝負でやってみたかったなぁ。
今日にやると乱数勝負だと色々崩れる気がしてきた。
最後の一人まで残すためにはエーリッヒが残るのが必須。
今日エーリッヒが誰かを相手にバトルする場合、相手が負けるのを前提にしてないと今日でエピ。
その辺が見えなくてちょっと踏ん切りつかない…。
エーリッヒ残るの確定なら今日は乱数勝負なしで負けて良いんだけどさ。
あー、待てよ。
ベアトリーチェが庇い体勢入るっぽいから問題無いか?
*/
/*
正直乱数勝負はやりたい(爆
けどそれやってもし残ってしまったら、明日狼側が2人残ってしまう。
流れ的にこれはどうなのかと。
普通に考えれば微妙。
もし残ったら残った奴ら全員に攻撃仕掛けるか?(ぉ
もちろんエーリッヒにも。
私は『遊戯』を盛り上げるのが最優先だから、と理由付けて。
今からの回想で護るべき相手であることをエーリッヒに宣言、それで居て残ったら護るべき相手なのに攻撃を仕掛ける。
イコール『遊戯』の盛り上がりになる、って感じで。
ルージュが、これをやると盛り上がると思い込んでるってことになっちゃうけどさー。
負けたら負けたで問題なし。
*/
/*
任せろ…!
おれはおまえで、おまえはおれなんだぜ…!(黙れ)
いや、しかしなんという。
どうしよう。鳩から読める気しないよ!
*/
/*
今北産業サンクス。皆プリズンブレイクする気なのね!
俺の元に居る何処が不満なのさ!(どこもかしこも皆不満だ)
これはいよいよ、ダイス目を低く弾き出す必要が出てきました。
中の人の本領発揮です。 しかしそんなときにKYな俺のダイス運。
回想は確認済みなんだぜ。ぜ。
……俺超愛されてるって事は把握した。(帰ればいい)
しかし、寝不足に仕事が延長してちょっとフラフラです。
頑張って仮眠取って来るよ。
20時ぐらいには復帰してるつもりだよ。
*/
/*
色々と種蒔くから安心するといいと思います。(安心出来ねえ)
愛されているかどうかは、……?
会えたらネタ明かし?するけれど、表優先で。
私は暫くいたりいなかったり。
*/
─回想─
[誰も現れない広間。
『遊戯』が始まる前には誰かしらが居た場所。
今はかつての賑やかさは見られない。
静寂に包まれる広間の中、ソファーに腰掛け瞳を閉じる。
背凭れに体重をかけ、静寂に同調するように物音一つ立てずじっと動きを止めた。
その姿はまるで彫像のようにも見えたか]
[平時、何事も無いように振舞ってはいるが、オトフリートの姿は常に影を纏っているため、少しずつ消耗していく。
消耗しないためには解除すれば良いだけの話だが、いつ誰が来るとも知れないとなるとそうも行かない。
自然と身体が回復を欲し、いつしか緩やかな眠りへとついた]
[どれくらい眠ったか。
ふ、と目を開けたのは玄関側からの音と振動を感じたため。
訝しげにしながらソファーから身体を起こした。
ぎし、と身体が軋む。
そのことから随分長く眠っていたことを理解した。
軋む身体を動かして、ソファーから立ち上がり。
広間の扉を開け廊下へと出る。
十字路を通り過ぎ、メディカルスペースとモニタールームがある通路までやって来る。
音と気配、どちらも感じ取れるのは──モニタールーム。
扉に向き直ると、不意な何かに用心しながらゆっくりと扉を開けた]
………───!
[扉を開け、まず目に入ったのは倒れている二人の少女と、一人だけ立っている金髪の青年。
そして、戦闘の痕跡]
──随分と派手に行われたようで。
まさか屋内でやり合うとは思いませんでしたよ。
[それは青年に向けられたものなのか、単なる独り言なのか。
部屋へ一歩は居ると辺りを見回す。
倒れているのはぬいぐるみを抱えた年端の行かぬ少女と、ところどころ破れた制服を着た少女。
どちらも気を失っていて、起きる様子は無い]
…で、三つ巴でもしたのですか?
いや……この場合は2対1が正しいでしょうか。
いくらなんでも『仲間同士』でやり合った訳では無いでしょう?
ねぇ、エーリッヒ様。
[部屋の中に一人立っていた青年に声をかける。
これまでほとんど顔を合わせることの無かった青年。
自己紹介したかも怪しいその相手の名を違うことなく呼んだ。
相手がどんな表情をしたかは分からない。
視線は既にモニターへと向いていたために]
設備を壊すのは勘弁して下さいね。
外の様子が見れなくなっちゃうじゃないですか。
私は貴方方の盾にならねばならぬ時があるのですから、この部屋は重要なのですよ?
どこで戦っていようと、すぐに向かえるように…。
[軽くモニターを操作してみて、正常に作動することを確認すると、再びエーリッヒへと視線を戻す]
おや、酷い怪我をなさっていらっしゃるじゃありませんか。
治療しなければいけませんねぇ。
そちらのお二人と共に。
[倒れている二人を指し示して。
小さな少女に酷い外傷は無いが、制服の少女は何かに打ち抜かれた後が複数あった。
三人を治療しようと隣のメディカルスペースへの移動をエーリッヒに促した]
[相手が拒否しようとも、その柔和な雰囲気で半ば強引にエーリッヒの治療を行う。
傷の酷いブリジットの手当てを簡単に行った時、組織の回収スタッフが現れ、ブリジットを連れて行った]
…彼女の敗北でしたか。
失敗しましたね、盾になり損ねるとは。
主様がこの展開で楽しんで下さっているのならば良いのですが。
[ふ、と浮かぶのは笑み。
それはこの『遊戯』を愉しんでいるかのごとく]
[イレーネの手首を掴んで部屋に引っ張り込もうとしたとき。
金髪の少年の姿が目の端にちらりとうつった。
そういえば、昨日。
敵には見えなかった…ような、気がした。
出よう!とテンションの上がっていた為、そのままにっこりと笑い。]
こっちこっち。
ティムさんも、ちょっと来て来て!
[手招きをした。]
―回想・モニタールーム―
ああ。
[気が付いたか、と僅かに安堵を見せ]
喧嘩…。
まあ、間違っているとも、言えないか。
[首を傾げながら聞かれれば、何とも複雑な表情で苦笑して。
イレーネには気付かれないように小さく息を吐いた]
あなたも、回復しきれて、いないのだろう?
休めそうなら、休んでおいた方が、いいようだ。
…まだ、終わっては、いない。
[何が終わっていないのかは言葉にせず。イレーネが自分で身を支えれば、ゆっくりと壁に手を突き立ち上がった]
[やがて歩き始めたイレーネから少し離れて廊下を戻る。
お腹すいたの声にはやはり笑みを誘われるように。
医療器械のあった方へと向かうイレーネを横目に、自室へ戻ろうと思ったのだが]
……?
[飛び出してきたユーディットとの会話を何となく聞いていた。そして出てきた「ここから」の言葉に僅か目を光らせる。
更にはこちらに気付いたユーディットに手招きをされ、小さく頷いてそちらに向かった]
―…→個室c―
[イレーネの手首を掴んだまま、ティムを先に促しつつ部屋へと入る。
ブリジットに言われた言葉で、なんとなく急に監視の目が気になりだし。
そういえば、モニターに沢山色々な場所が映っていた。
カメラなど、見つけたことはないのに。
不安になる。]
…ちょっと、失礼、だよ!
[布団のシーツをはがし、3人の頭の上からかぶせた。]
これで、カメラとか平気。
あのね、さっきブリジットさんと言ってた、んだけどね。
ここに居ても、殺されるだけなんだって。
だからさぁ、協力して、ここから出ない?
そーゆう計画、立てない?
[目をキラキラさせて、じ、とふたりを交互に見る。]
うわ!?
[部屋に入り、突然シーツをはがし始めたユーディットに不審の目を向けていたのだが。まさか被せられるとは思わず小さく驚きの声を上げた]
あ、ああ。
監視への警戒か。
[能力が使えれば狭い範囲程度は調べられるのだが、と。
耳の金属を苛立たしげに引っ掻いた]
ブリジット?
あれはSchwarzes・Meteor側の人間だろう?
[眉を寄せて聞き返した]
提案そのものはこちらも願いたい所だが。
[指に力が入る]
/中/
つーか、男ばっかりですな(今更。
で、唯一残ったおにゃのこがデフォって、なんなの(笑)。
さて、本日どうなりますやら。
ブリジットさんはねぇ、裏切るって。
どーせ居ても、「処分」されるだけだって。
なら、ねぇ。
あ、今は体力なくして寝てるけど。痛そうだったもん。
これがあると、まともに能力が使えない。
…銀翼との戦闘で、暴走を起こしていたから。というのもある、のだろうが。
[容易に外せるようにはできていないそれに爪を立てた]
まあいい。
いざとなれば、どうとでもする。
なるほど、処分されるくらいなら、という話か。
どこまで信用していいのかは、分からないが。
…戦力は、少しでも多いに、こしたことはないだろうしな。
[右手を口元に当てつつ、眉を寄せて考えて。
イレーネの反応も見ながら最後には頷いた]
いいだろう。
僕も乗る。
…耳ごと、落とすのは、ダメぇ?
[にっこりと首を傾けて聞いてみた。
いつもはどうか分からないが、少なくとも今回は彼女なりの冗談。
ティルの言葉を聞くと、嬉しそうに笑って頷いた。]
ただねぇ、具体的なお話、まだ全然してなくてね。
スタッフが、あっちの[といってaの方向を指す]エレベーターから出て行ったから、多分あそこから出られるとは思うんだけど。
でも、多分ここから出られても、あの屋敷とかでしょう、あそこから出られる気がしなかったんだよねぇ。
何らかの、機械的なシステムになってるなら、どこかに中枢があるとは思うけど…魔法的な何かなら魔方陣とか、行使している人とか…もしくは…
[んー、と顎に手を当てて呟いてみる。]
聴覚を失うのは遠慮したいね?
[薄笑いで返す。冗談かどうかは分からなかったが、今すぐにどうこうは無いだろうという判断の下に]
ああ、ブリジットもあれで移動していたようだった。
だが僕らには使えないようになっているだろうな。
まずはそれが一つ。
で、確かに外に出てもそのままじゃどうしようもない。
しかも監視の目は幾らでもある。モニターできていたということはそういうことだからな。
…機械的な物なら、能力さえ戻れば僕でもある程度はどうにかなる。後は…向こうに残っているリーチェの力を借りるか。
魔術呪術の類は…どうしたものかね。
[思い出せるだけの各自の能力を記憶から掘り起こしながら、二人を交互に見る]
─回想─
[一体どうやって、どれくらい時間をかけて戻ったのか、記憶は全く定かではないものの。
生存本能のなせる業か無事に建物まで帰り着き、どうにか傷を手当てして。
その後は文字通り、身体を引きずるようにして、個室まで帰り着いた。
自分が廃墟で戦っている間にここで何があったのかになど、意識を回す余裕はなく]
……きっつ……。
[無茶の対価、即ち極度の精神疲労により、深い眠りに意識を落としていた]
ボクはねぇ、炎を噴く事が少し出来るだけだからなぁ。
でも、こっち来てから全然出来ないんだ。
魔術…とか呪術とか、良くわかんないよ。
破壊、なら得意なんだけどなぁ。
[被ったシーツの端っこを、人差し指と親指でくりくりとねじった。]
……っ!
[意識の覚醒は、唐突。
それを呼び込んだのは、悪夢]
あー……やな夢見た。
[ぽつり、と呟き、気分を変えるべくバスルームでシャワーを浴びた]
……当たり前なんだろーけど、あのシステムでも、古傷は消せねぇのな。
[ぽつり、零れる呟き。
ここに来る以前になして来た荒事の象徴か、鍛えられた身体の上には、大小の傷痕が残されて]
さて……と。
[蒼の髪の水気を乱雑に拭いつつ、簡単な食事を作って済ませ。
一階に降り、誰もいない広間で端末の表示を確認した後、ふらり、外へ出る。
向かう先は、限られている。
そこは多分今、一番落ち着く場所]
僕も基本的に破壊の方が得意さ。
というよりはそちらに特化しているに近い。
機械操作は多少なりとできるけれどね。
そして能力が使えないことは同じ。
[軽く肩を竦める。
現時点で後確実に頼めるのはもう一人か]
ブリジットの能力…実際はどういうものか分かるか?
確かそちらの方面だったと思うのだけど。
[ユーディットとイレーネを等分に見ながら尋ねた]
−時を遡って−
…?
[僅かに誰かの声を聞いた気がして歩みが止まる]
……何なんだよ。
[小さくぼそりと呟く。
そのタイミング、視線を逸らした前方の砂が激しい勢いで盛り上がり、天へと巻き上がる]
………なっ?!
[ぼこり、と砂を巻き上げて現れたのは硬い外皮持つ巨大な芋虫。
思わず表情がやる気なさそうに歪んだ]
…美しくない。美味そうでもない……却下。
[何でも食べつくす人種とは呼ばれるが、青少年はそれなりにグルメだった]
─中央部・廃墟群─
……っかし、ここって何気に激戦区だよなぁ。
[この古い楽器の周辺で、既に三戦が行われて。
内二つは、自分自身の戦いなのだが。
蓋を開き、しばし、沈黙。
紡がれるのは、最初は緩やかな旋律。
それは、ある一音と、静寂を境に激しく連なる音を重ね、力強い旋律を織り成してゆく]
[ベアトリーチェの治療後、後のことはエーリッヒへと任せ、メディカルスペースから離れた]
残りは何人になったかね。
そろそろ佳境に入る頃だろうか。
『…”彼”は残ってるのかしら?』
[それは紅の呟き。
その声色もまた楽しげなもので。
その足で向かうのは──モニタールーム。
何かを探すように、その部屋へしばらく篭った]
[ティルの言葉には、ふるふると首を振って]
ボク、見てないからわかんないや。
破壊に特化…は、きっとある程度みんな、だよねぇ。
そして、そのみんなを集めた、ギュンター側は…きっと、ある程度は予測している筈。
どうやったら、裏をかける、かな…?
[腰のポーチから取り出されるのは拳銃二丁。
右の其れは鈍く青く輝き、左の其れは赤く鋭く煌く。
グローブの嵌った手が存在を確かめれば、僅かにきちりと、皮のきしむ音がした]
…こういうのが、趣味なんかねぇ。趣味、悪!
[言葉を理解するのかそれは、芋虫の癖に生意気にも動きは機敏で早く、しかも]
…うわ、きも…!
[まっすぐ青少年へと向かって来る様子にそれこそ一直線に回れ右で逃げてしまいたいのだけれど、けれど、青少年の唇は少し釣りあがっていた。
そのまま瓦礫の山へと走り、なるべく高い高いポジションを取ろうと。
思ったら]
…飛んだぁ?!
[そう、飛んだ。
背中には、キラキラ虹色蝶の翅]
─現在・モニタールーム─
[戦闘のあったその部屋で、何かを探しながら休息を取る。
画面に目的の人影が写らないと言うことは、その人物はこの建物に居ると言うこと。
ここで仕掛けるつもりは無い。
彼が出かけ、どこかに留まるのを待った]
……見つけた。
それじゃあお邪魔するとしようか。
[薄く笑うとモニタールームを出て屋敷の外へ]
あー、もう、キモイなお前!!
[とん、とん、と猫が飛んでは着地し、着地しては上へと飛び乗る。
月を背に、蝶の翅を生やした芋虫は青少年の真正面へ]
キモイから、とりあえず、どうにかすっかね!
[青く輝く金属の塊を芋虫の真正面へと銃口向ける。
そう、絶対的質量の問題から言えば小さな拳銃でとても勝てる相手ではなかった。
軽い翅音をあたりに響かせる蟲を前に、青少年はにやりと、唇を吊り上げた]
[両親がどうしたのか覚えては――
そもそも、存在したのかすら、知らない。
そう言った出自は、この世界においては、然程、珍しいものでもない。
今回の「遊戯」の中に、検体004と呼ばれる子供や、ロストナンバー012とされた少年がいるように。
鎮魂(たましずめ)の名を持つ刀と盟約を交わして、彼女は組織の道具となり、与えられた命に従って、いきてきた。
それが、彼女の「当たり前」だった。
生きてはいても、活きてはいない。
白の翼を有する少女ならば、そう表したことだろう。]
[必要とされたのは彼女自身ではなく、「器」としての素質を持つ素体であり、鎮魂を扱える人材。代わりの「駒」は、幾らでも存在する。
「器」ゆえに、名は必要ない。
鎮魂は刀の名。
ブリジットは他者の名。
スピカは組織の一員である事を指しており、
そして、"Emeth"は――「真実」を意味する名。
もっとも、その言葉が、古来、何に使われていたかを知るものならば、皮肉にしか聞こえなかっただろうが。
それは、名であると同時に、楔だった。
今回の実験対象であったブリジットにも同様にかけられていた、戒め―― ]
─ →中央部・廃墟群─
[瓦礫の中、目的の場所へと歩み近付く。
進むにつれ目的地から旋律が聞こえてきて。
それは徐々に強くなっていく]
[歩み続けて、だんだんとその姿が見えてくる。
窓越しの建物の中。
目的の人物を見つけた]
…意外と、と言っては失礼でしょうが、素敵な音を奏でていらっしゃいますね。
[窓辺に近付き、拍手。
柔和な笑みで声をかけた]
…そう。
回復したら相談するのが良いかな。
[二人の答えに頷きながらそう言って]
『遊戯』の性質からもそうだろうね。
確かにあの男達はこちらの手の内もかなりまでを知っているだろう。そして甘く来るはずがない。
[軽く唇を噛む]
裏をかくための手段、か。
Schwarzes・Meteor側でも知らないような何かがあれば…。
[不意に思い出したのはあの時モニターに映っていた人物。
彼女も医療スペースにいるのか…表情が僅か険しくなった]
[聞こえた拍手に、ぴたり、手が止まる。
ぽろん、と。単体の音を一つ、鳴らして]
意外で悪うござんした。
別に、あんたに褒められてぇとは思ってないがな。
[横目で睨むように見つつ、返すのは素っ気ない言葉]
[呟き、何かを思い出したような、はっとした表情をしたように見えたティルを、]
何か、あった?
[期待に満ちた目。]
[自分が知らなかっただけだろうか。
だが蛇もあれは知らなかったのだと推測できる。
とはいえ]
あの人物がSchwarzes・Meteor側でないという確証も無い。
それに…摩り替わりは、どう成されたのか。
もしまだ蛇がいる段階で行われたのなら。
[一つの予測に目の色がきつくなる。
もしそうなら。自分は…]
[青く輝く拳銃から響くのは、たん、たん、というとても軽くて蟲の蠢きにまぎれて聞くのも難しいほど小さな六つの音。
けれど、その銃弾は距離を詰める前に失速することはなく]
───開始策略式。
[その言葉をきっかけに、銃弾は変化する。
青白い光を帯びた六の光の槍。
それは強大な衝撃を以って蟲を打ち落とす]
…いや、まだ分からない。
[どこか暗い色を瞳に宿しながらも]
ブリジット以外にもう一人、こちらに運ばれてきているはずだ。
そこも頼れるのかどうかという話。
確認をしてみなければね。
敵になるか味方になるかも分からない。
…誰もただ死ぬ気はないとは思うけれど。
[内心の燻りを押し隠しつつ、そう答えた]
/*
こんな感じで色々巻き込もうとしてみたり。
ちなみにナタ様に対しては色々ありますので、僕は(ぁ
あまり進めすぎると他の人がまた困るかな…?
*/
[どばぁ、と薄黄緑の体液を派手に撒き散らしながら空飛ぶ芋虫は後方へと文字通り吹っ飛び、そして動かなくなる]
…あー、気持ち悪かった。
[まずは赤く煌く拳銃をヒップバックへ仕舞い、次に青く輝く拳銃の中身を再充填してから戻す。
赤には実弾、青には戦術を施した魔弾が充填されている。
普段なら使うことはなかったけれど、この際芋虫相手にはどうもこうも言っていられなかったわけで。
かといって、戻る気分にもなれなかった青少年は中央廃墟へと足を踏み入れ、旧華街を少し回った後どうにか身を横たえることの出来そうな古い臥舖の上に転がる。
防寒具はお決まりのようにバンダナ毛布]
−そして、時は巡り現在へ−
酷い言われようですね。
[素っ気無い態度に漏れるのは苦笑]
このような状況の中で聞く音楽もなかなか良いものですね。
……押しつぶされそうな心を保たせるため、でしょうか?
[にこやかな笑みで言いながらアーベルを見て。
その直後にぱきり、と何かが割れる音がした]
そんなものに頼らなくても
[ぴき]
このアタシが
[ぱき]
アーベルちゃんを
[ぱら]
癒してあげるわよん?
[言葉を発するごとに足元からオトフリートに亀裂が入り。
最後の言葉と同時に”オトフリート”が剥がれ落ちた]
さぁ、アーベルちゃん。
デートの約束、守ってもらうわよ?
[”オトフリート”の中から現れた紅い存在。
月明かりに照らされたその顔の、唇の端が吊り上がった]
別に、単なる気晴らし……。
[言いかけた言葉は、唐突な音に遮られ。
割れて、剥離する、影。
現れた真紅に]
……野郎の癒しなんざいらねーし、デートの約束なんざ、した覚えはねぇぞっ!
[とんっ、と軽く跳んで距離を開けつつ、吐き捨てる。
真紅を見据える蒼は、それでも鋭さを失わず]
うん、そう。
死ぬ気、無いからねっ!
[ばさ、と被っていたシーツを剥がしながら立ち上がった。
右手で拳を作り、天へと突き上げる。]
…あいたたた。
[ずき、と左足が痛んで、しゃがみこんだ。]
やぁだ、ひどーい。
この間お相手願うって言ってくれたじゃなぁい。
[両手を頬に当て、おどけるような物言い。
しかしその間に影から刃が伸びてきて、廃墟の壁をすぱっと切り刻む。
壁はばらりと崩れ去り、窓の代わりに出入り口が出来た]
戦いと言う名の『デート』に、誘ってくれたでしょ?
[にぃ、と唇の両端を吊り上げると、アーベルを外へ誘うかのようにバックステップ。
余裕染みた笑みを向けた]
―中央・廃墟街―
[ガラリと、何処かで、都の残骸が崩れる音が届く。
老化して、骨組みの剥き出しになった建物の上に佇んだまま、
廃墟の海を見下ろす。吹き上げる風が、煽る様に金を揺らした。
遥か高く昇る月が、蒼い。]
[再び標準を向けられたあの時。
恐らく、回避しようとすれば――
完全にとまでは行かなくとも、出来た筈だ。
なのに、動かなかったのは。
――突然降って来た少女に驚いた所為か、それとも。]
[…答えなんて、理解っている。
その理由がまだ見えていない、知らない振りをして居たいだけだ。
“其の事”にすらも、気付いているのに。]
…大丈夫?
[勢い良く立ち上がるもしゃがみこむ様子に溜息を一つ。
イレーネとも顔を見合わせて苦笑する]
僕らも可能な限り回復しておかないと話にならないね。
有難いことに最低限の医療設備と休む為の個室があるのだから。せいぜい利用させてもらうとしよう。
[自分だって最初の混乱でそれを無駄にしたのはコッソリと流しつつ。軽く胸に手を当ててみれば僅かに湿っている。こちらの止血も完全とは言い難いようだ]
…もう一つ確認しておきたいことがあった。
個室に引きこんで相談したのはあなた個人の思いつき?
[まだ座り込んだままユーディットに尋ねた]
研究生 エーリッヒが「時間を進める」を選択しました。
ん?
[左足を左手でさすりながら、ティルを見上げるように見て]
うぅん。
さっきねぇ、ブリジットさんとお話してて、出てきた話。
外じゃなくてなるだけ室内で、ってのはブリジットさんが言ってくれたよ。
……喧嘩は売った。だけど、誘ってねぇ!
[そこだけは譲れない、と言わんばかりにきっぱりと言い切り]
……Reine Luft……Anfang.
[糸へ向け、念を凝らす。零れる、煌めき]
ま、どっちにしろ、あんたは俺にとっちゃ、障害。
ぶち破る必要があるのは、確かだしな……。
Ein Faden geworden die Klinge!
[糸を刃へと変えつつ、走り出す。
距離を詰め、下から掬い上げるような、しなる刃の一閃]
…………。
[そこは、見慣れない天井。]
―メディカルルーム―
[きょとんしながら、身を起こす。
ぼんやりする頭。記憶に霞。
自分はどうやら寝台で寝ていたようだが
寝台に移動した記憶はない。]
そうか…となると。
[トントン、と指を軽く弾く]
相談する時は誰かの部屋で。これは徹底しよう。
少なくとも外には監視装置の類がしっかりあるということだと思う。
与えてしまう情報はできるだけ少なく。そこが鍵になるだろうし。
[ね?というように、二人に軽く首を傾げて見せた]
−中央廃墟街・旧華街−
[がらん、と遠く響く瓦礫の歌で空気が揺れて目が覚める。
もそり、と動けば白い塊が解けてひらりとバンダナに戻る。
ちょうど見上げた空に月は輝き]
……月がー…出た出ーたー……月がー出たーァよいよい、と。
[ふわり欠伸混じる歌声と共に起き上がり、ぐっと伸びをひとつ]
つれないわぁ。
そこもまたカ・ワ・イ・イんだけど♪
[どこまでも調子は崩さず。
きゃー、なんて言いながら詰め寄るアーベルと対峙した]
[月明かりに照らされ光る相手の糸。
下からの動きを感じると、その動きに合わせるかのようにバク転し、その矛先をギリギリでかわす。
チッと言う音と共に真紅の髪が少し散った]
アタシとアナタは敵同士。
いかに恋焦がれていようとぶつかるのは避けられぬ運命。
ああ、なんて悲劇的なのかしら!
[着地後、片膝をついた体勢のまま、両手で自分の身体を抱きしめて。
陶酔するかのように声を上げる。
しかしすぐに手を解き、ばん!と地面を叩いた。
叩いた場所から影がせり上がり、5つの刃となって地を駆け、アーベルと向かって行く]
[少女は腕の中におともだちの姿を見ると
いつものように抱きかかえ。
……そういえば、球体は何処に?]
…………。
[少しずつ、頭の中にあった霞が晴れていく。]
/中/
ああ、表も始まったっ!
ダメです、オトさん素敵すぎるから(笑)
このカードは色々な意味で素晴らしすぎますよ、うん。
/*
うーむ、乱数に持ち込むかカウンター負けでもかますか。
乱数やって勝った場合の行動をどうするかなんだよねぇ。
元々狼に対して仕掛けちゃならんってルールは無いから、残ってもどうにかなるっちゃあなるんだけど。
*/
ああ。
ちなみに、僕が運ばれていたのは、この隣だ。
他はどうなってる?
[そうした情報はまだ集めていなかったので二人に尋ねて]
では、一度戻らせて貰うよ。
本当に、もう少し休まないと…。
[意識から追い出していた痛みに、僅か顔を顰めた]
...ateraergan amias.
urusisuokowukayies etioinan ononomurussir owagni.
[左腕を前へと突き出して。ゆるりと翠を伏せる。
静かに、薄く開いた口唇から紡がれるのは、――異国の言葉。]
――oyeatok inekakiboy.
[―――シャン、
静寂を割いて、白金が鳴り響く。空へと現れた、――朱の組紐。
根付の鈴が結ばれた其れは、差し出された手首へと
しゅるりと、意思を持つかの様に絡みつく。
垂れ下がる白金が、月光を受けて、鈍く輝いた。]
/中/
そして投下したのでメモ確認してきてと。
たまーに霧っぽいのは混ざってますよね、うん。
プロの時みたいな深刻なのじゃなさそうですけど。
蓑虫の歌、僕も気になります。
そして紙と鉛筆ってリーチェ、なんのためなんですか?(笑)
[初撃がかわされた、と悟るや糸は素早く手元に戻す]
……だーから! 野郎にんな事言われても、嬉しくねぇ、っつてんだろうが!
[吐き捨てるように言って。迫る、五つの影の刃に舌打ち一つ]
……影使い……か。
あー、色んな意味でめんどーなっ!
[影を操る者、その噂は裏の仕事場で耳にしていたが。
よもや、こんな場所で対決する事になるなどとは思わず]
……っと!
[くる、と踵で半回転、開けた空間を背にしつつ、地を蹴って跳び、直撃は避け]
って、どうやって、距離を維持するか……。
[下がれば下がるだけ、こちらが不利、ならば、距離を詰めねばと。
再び地を蹴り、開けた距離を詰めて行く]
ボクは、この部屋。
イレーネさんはどこだっけ?
[イレーネに微笑みつつ、ティルの様子に少し首を傾けて]
…大丈夫?
−地下・個室(l)−
[――"Emeth".
夢の淵で「名」を呼ばれて、目を覚ます。
眠りは浅かったか、深かったか。
ゆるりと目を開くと、横を向いた、胎児のような姿勢でいた。母の胎内に居た記憶など、有りはしないけれど。その形は、彼女の鈴に付けられていた――ブリジットの魂が鎮められた玉にも似ている。
腕に刺された管は引き伸ばされて、幾らか安定を崩している。からりとタイヤの回る音。
身体を仰向けに戻して、横に視線を送った。端末と小刀は、変わらず卓上に在る。
身を捻り、手を伸ばした。
指に触れたのは、鞘。そのまま引き寄せようとして、端末にぶつかった。音を立てて落ち、リィン、と鈴が鳴った。眉を顰める。
拾うのも億劫なのか、小刀を握り、手を自らの傍に戻す。]
ああ、ちゃんと休めば恐らくは。
でないと「仕事」もできないからね?
[苦笑しながら頷く。
「仕事」には二つの意味を込めて。これからやろうとしていることと、普段の稼業と。後者はユーディットだけに伝わることになるだろうか]
では、また後で。
[そう言うとゆっくりと立ち上がり、ユーディットの部屋を*後にした*]
/中/
はい、辞書機能。
そこで機鋼と変換しない(笑)。
……や、大半が三演関係者だから、意味が通じてしまうのが笑えるから。
[記憶に一瞬残るブリッジトの姿。
その刹那、溢れる光。爆音。
そして、姿が見えないブリッジト。]
…………。
[少女は何度も頭を振って思考から逃げようと。]
/*
すみません、ちょっと離席します。小一時間で戻る予定。
ブリジットとはすれ違ってしまった。残念!
代わりにこれ置いてきます。
つ【フォンダンショコラ】
って、あらら。ナタ様はお大事にですよー!
*/
前から一度やりあいたかったのよねぇ。
アナタの噂だけは聞いていたもの。
裏の仕事は滅多に請けないけど、その力は類稀なものがあるって。
そしてここでようやく逢えた。
これを喜ばずして何を喜ぶって言うのよ!
[膝をついていた状態から立ち上がり、自分の周囲に3本の影の刃を地面から生やし。
向かってくるアーベルに対して1本を真正面から向かわせ、足元を狙うように払う]
[ぴくりと。
何かに反応するように、伏せていた瞼を開く。]
――…、
[遠くから。 直接に、響く韻。
冷えた翠を、僅かに細めて。]
/*
そんなエサで(ry
[しっかり確保した。]
私が動くと事進めてしまいそうなので、
個室でもそもそしているだけの予定ですゆえ、お気になさらず。
ナターリエはお大事に。
*/
[聞こえるのは"声"とは違う"聲"。
韻は、幾つもの鈴に似て、さざめく波に似て]
…なんだ?
[僅かに眉が寄る。
ざわざわと、聞こえないはずの森のざわめきが耳に届く。
臥舖から飛び跳ねるように下りるとバンダナを髪へと、そして結び目を、きゅっと]
[ティルの言葉には、ひらりと手を振った。
「仕事」という言葉には、ふと色々よぎり。
自分の「仕事」も――]
…また、後で。
[名前――言葉には、想いと力がある。
ブリジットの口にした台詞を、音無く繰り返す。]
「楔」、か。
[胸元に寄せた刀を、細めた緑で見つめた。]
[彼が戦う事に、格段の興味は抱かなかった。
漸く動いたかと、その程度で。
何にせよ――
勝ち残るのは己だと、
それが「道」に繋がるのだと、考えていたから。
けれども、実際には――彼女は、動いた。
何ゆえか。]
[影が揺らぐ。
来る。
判断は、早い]
Halten Sie einen Faden an!
[糸に停止を命じ、念を断って。
集中するのは、獣の力。
銀翼を具象化させ、宙に舞うと靴を脱いで放り出し]
……はっ……そーゆー理由でなら、光栄至極、ってな!
[言葉と共に、降下の勢いを乗せた蹴りを繰り出す。
繰り出されるのは人の足──ではなく、鋭い爪を具えた獣のそれ]
[自身を責める思考ともう嫌だと感じる心。
けれど、それを自覚するや否や、われるような頭痛。
少女は逃げるように縮こまるが、逃げられない頭痛。
激しい痛みは吐き気をもようし、噎せる。
それでも、少女は落ちるように、寝台から降りれば
片手を壁につけ、身体をささえながらふらふらと。]
[……答えなど、理解るはずだった。
その理由も既に見えていて、知っているつもりでいた。
“真実”は異なるにも関わらずに。]
[ゆるりと、視線を下へと向ける。
眼下に広がる廃墟の海に、一つの人影を見つけて。
すぅと、僅か翠を細めた。
見覚えのある、]
――…、フェイ。
[決して大きく無い筈の声が、静寂に響く。
地面までの階段の役目を果すように、組み上げられた瓦礫に
一歩、足を踏み出した。
微かに揺らぐ白金が、再び、小さく韻を残す。]
[痛みに引っ掻き回されながら、
少女はふらつく足でメディカルルームを後にして。]
[廊下を移動しつくのはモニタールーム]
これで分かったかしら?
アタシがアナタに入れ込む理由が!
[払いがかわされるのは予想の範疇。
彼が翼を持っていることも知っているから。
向かわせた影はすぐに捨てて、飛び立ったアーベルに向けてもう一本の刃を伸ばす]
影は無形。
それ故にどこまでも伸び、アナタを追いかける!
[影を伸ばしたと同時に急降下してくるアーベル。
その速さに、舌打ちをしながら腕を自分の頭の上へと振る。
それに呼応して足元から伸びてくる影。
影はルージュを覆うも硬質化が完全には間に合わず。
鋭い爪が影を突き抜け頭を庇っている左腕に食い込む]
くっ……さ、すが、と言ったところ、かしらね。
身体的な能力ではちょっと不利かしら。
[腕に爪が食い込んだままの状態で、残った1本の刃を更に繰り、アーベルの腹部を狙う]
[されど。
今の彼女には、虚を伴った事実が、真実だった。
汚泥に沈んだ前髪を掻き上げて、重たい吐息を零す。
再び胎児のような姿勢に戻り、
小刀を抱いて、柄を強く握り締めた。]
[まっすぐに空を見上げる。
月光、星影───太陽の]
…日碧……?
[見間違えるはずもないし、聞き間違えるはずもない]
[彼が一歩一歩降りてくるのを少しだけ唖然としながら見守る。
耳の中、木の葉のざわめきと、神楽鈴の歌が、少しずつ強く強く響いて]
[ティルがいなくなってから、イレーネと暫く話をしただろうか。
そのうちイレーネも自分の部屋かモニタールームだかに戻っていく。
それを見送り、そっと部屋を出た。
ゆったりと、モニタールームへと足を進めた。
モニタには、地上の戦いが写っている。]
……ところで。昨日向こうから希望を頂いたので
俺は、ユリアンから仕掛ける理由が
あるのかとてっきり思っていたのですが。
……この受動態系は、……な、無いんですかね。(汗)
こっちから、仕掛ける理由が無いんだけどなぁ…。
ど、どうしようかな。どうしようかなorz
/*
共鳴コンビが受動的過ぎます。す。
……何のためにベアトリーチェにしかけたのだか……?
共鳴の仕様がわからないので、何とも言えない部分ではありますが。
組織の人間って、あれじゃ、PCにはわからないのかな……。
わかったけど、嬉しくねーのにはっ……。
[変わりねぇ、と、言うよりも早く、迫る影]
……ちっ!
[舌打ち一つ。素早く離れようとするが、爪が食い込んだのが裏目に出た。
横に滑るように動きつつ、後退しようとするも僅かにその動きは遅れ、影が脇腹を掠めた。
零れる、紅。それを抑えつつ]
……伊達にこちとら、ガキの頃から鍛えてないんでねっ!
[身体能力の話に軽口めいた口調で返しつつ、距離を開けたまま地に下りる。一つ、息を吸って、吐いて]
……はっ!
[低い気合と共に、態勢を低くしつつ走り出し。
ある程度の距離まで近づくといきなり手を地面に手をつき、そこを基点に一回転。
と同時に翼を銀の羽へと拡散して目くらましを仕掛けつつ、着地して足元へと蹴りを放つ。狙いは、体勢崩し]
[モニタールームの椅子に、膝をかかえて座る。
じ、っと、モニタに写る人々を、見つめる。]
あは…。
[弱弱しく、口元に笑みを作った。]
[とん、と軽い音を鳴らして地面へと降り立つ。
自らを呼ぶ青年の声に、薄く口許に弧を浮かべながら。
一度、ゆるりと瞬いた。]
……その様子だと、知らないんだ?
[昨日の事。
ぽつりと呟いて、僅かに首を傾ぐ。
揺れる金の隙間から、相手へと翠を向けた。]
ねぇ、フェイ。――君はさ。
家族も同然だろう人が、誰かに傷つけられたら
…怒るんだろうね?
[投げられる問いは、唐突。
揺れる白金が、言葉の後ろで小さく響く。]
[再び、ゆるりと目を閉じかけて、止まる。
ベッドの縁から半身を乗り出すと、不安定な姿勢のままに、端末の飾りを指先に引っ掛けて持ち上げる。緩やかな動きでも、少なからず音は立った。
時間をかけて、寝台の上に収まると、
ギ、と軋むスプリング。
枕元に端末を置いて、
微かに届く音を耳にしながら、*視界を閉ざした。*]
…知る?何を……。
[自分にとって昨日のことといえば巨大芋虫以外のなんでもなく。
こちらを見る翠の瞳、受け止める消炭に、かといって怯えはなく]
…どういうこと、だ。何が言いたい。
言いたいことあんなら、ちゃんと言えよ。
回りくどいのも、暈されんのも嫌いって知ってんだろ。
[目の前の相手が意図した理由とは若干違うけれど、確かに青少年は少しだけ不機嫌になる。
ざわめく鈴の音、ひどく頭が痛い]
[相手が刃を避けようとしたことで爪が腕から抜け。
例に漏れず腕から赤が零れ落ちる。
白いワイシャツの袖が紅く染まった]
子供の頃から、ね。
さぞかし可愛かったでしょうに!
[零れる赤もそのままに、防御に使った影を分割し、攻撃に備える。
体勢低くこちらへ向かってくるアーベルに対し、分割した影の一つを槍へと変える。
それを手に持ち相手の勢いに合わせて繰り出そうとする。
しかし繰り出した先にアーベルは居らず。
代わりに目の前に銀が舞った]
きゃあ!?
[銀の羽は月明かりを反射し煌く。
それも手伝い目は眩み、アーベルの姿を見失った。
そして感じる足への衝撃。蹴りはそのまま払いとなり、掬われた足は地を離れ身体は地面へと落ちる]
っ…!
/*
連絡取らずに盗聴だけしておきます。(おまえ)
ここで連絡取ったら敗北フラグな気がするんだ。
自発的には動きませんが、
いつも通り遅くまで覗いてはいると思いますので、御用事の方はどうぞ。
*/
/*
敗北フラグ…w
ちょっと色々考えちゅでじっとしてますです。
そして布団鳩になるので寝落ちてたらごめんなさ…
好きに動かしてもらって構いません。
なぁ、母さん。
俺は、こんなところで玩具になるために、あの壁を出されたの?
俺は、生きるために、この世界に生まれてきたんだろ?
俺は、人として生きるために。
実験台になんか、もう、ならない。
あいつらの玩具になんか、ならない。
世界がいがみ合う為の道具になるために生まれてきたんじゃないのに。
[放った蹴りが足を払うのに成功したのを見るや、獣の気配は息を潜め]
Reine Luft……Anfang!
Ein Faden geworden die Klinge!
[眠れる糸が再び目覚め、息づく。
その身を刃と変えた糸は、右手を振り上げる動作に従って上へと舞い。
続く振り下ろしに、倒れ掛かる所に追い討ちをかけるよに切り下ろされる]
何をって、…本当に、知らないんだ?
[僅かに、驚愕に似た色を浮かべて翠を瞬いた。
尤も、あの子には――見られては困る事を知られてしまったのだし
其の件で言うならば、都合は良いけれど。]
――別に、暈したつもりは無かったんだけれどなぁ。
あの子の事、「妹みたいなもの」だって、言ってたから。
君は、怒るのかと思ってさ。
[腕の包帯までは服で隠せても、掌は覆えない。
紐を持つ手とは逆の、白の見える右手を涼しげに軽く振る。]
…知ってたら、聞かねえだろ普通。
[僅かに、視線がきつくなる。
ヒップバックの重みを、いやだと思いながら確認している自分がいる。
少しだけ、続いた言葉に動揺があっただろうか]
……!
………李雪に、なんかしたのか。
[白い右手の残像に表情を硬くして。
彼の前で、こんなに怒りを顕にするのは初めてかもしれない]
[仰向けで倒れたが故に相手の次なる行動が目に入り]
この程度でやられるほど…軟じゃ無くってよ!
[倒れる中、少しだけ身体を捻り、右手で地面を叩く。
瞬間、ルージュの周囲の地面から影がせり上がり、倒れ込むルージュを包み込む。
それにより迫り来る刃を弾こうと。
刃が影に打ち込まれると、反撃するかのように鋭く尖った影の先がアーベルへと向かう]
ったぁ…。
ホント身体能力じゃ敵わないわね。
けど。
特殊能力で負けるつもりは無いわ!
[影で刃を防いだ状態のまま、己を包んでいる側面の影をすり抜け横に転がる。
すぐに身体を起こし、膝をついた状態でアーベルに相対した]
…それも、そうですね。
[向けられる、強くなった視線には動じないまま、
ゆるりと翠を伏せたまま。薄ら笑みを浮かべて。]
…嗚呼、やっぱり。怒るんだ。
――どうだと思います?
[何処までもはぐらかす様な、言葉。]
/*
なんだろう、歯が痛い。
抜いた親知らずの痕が痛い…
抜いたの1年前なのに!何?!
なので少し休みますです。
コアぽい時間にいなくてごめんなさい…!!!
……これで終わるようなら、こんなとこにはいねぇんじゃねぇのっ!?
[弾かれた糸を引き戻し、こちらも迫る影を打ち払う]
……そりゃ、こっちの台詞……ってな!
[ふ、と浮かべる孤狼の笑み。
光を受けて煌めく糸に、念を凝らして]
……Schneiden Sie es, und werden Sie die scharfe Klinge!
……日碧、お前…!!
[拳が強く握られる。
グローブが擦れて、ぎりという音がした]
…どうだ、どうじゃない以前の問題だ。
[ぎしり、と皮が音を立てて擦れた]
言わせるまで、だ───
/*
ところで、今更だけれど、+補正ルールって何のためにあるのだろう?
緋月のときはわかるんです、能力者ごとに予め補正があったから。
でもここだと、単に連戦を助長させる要素にしかならないかなと。
人狼役を負け辛くするために補正つけておく、とかなら別かな。
組織の人間なのだから、多少、有利でもおかしくない。
今更気づきましたけれど、ね……!
[散らした影を全て手元へと集めて]
全くだわ!
[アーベルの言葉にクス、と笑いを漏らし。
集めた影は細かく分散し、回転する刃を作り出す]
-Schattenschneesturm!
[パチン、と響いたのはスナップの音。
手にするは赤く煌く拳銃。
ホルスターから抜いたかと思えば、そのままの流れ、撃鉄があがり、照準を合わせることすらなくまずはその鉛弾は彼から少し離れた古い瓦礫に軽い雪崩を起こさせる。
そしてその流れそのまま二撃目、距離を近づけるために懐へと飛び込むために走る。
その最中も銃口は確実に日碧を狙おうと向けられるだろう]
[念を込めた糸の刃は光受け、舞う。
影より生まれし刃、それを打ち消さんとするかの如く。
力の干渉が意識を振るわせ、集中に干渉する。
交差しているものたちは、似て非なる物なのかと。
ふと、そんな事を考えつつ──]
……Schneiden Sie es!
[再度、声をあげ、命ずる]
……俺の道……それを、阻むもの、全て……ぶち抜け!
[念を込めた声は糸の鋭さを増し、それは影の刃をも絡めとるよに舞いつつ。
その、刃を生み出した者へと向かい、舞う。
紅呼び起こす、銀煌乱舞]
―回想―
[ユーディットに引っ張られ、慌てて点滴スタンドを掴む。
タイヤが浮いて不自然にがが、と床を擦った。
後からモニタールームを出てきたティルも一緒にcの部屋へ。
部屋に入ったところでシーツを被せられて]
――っ??
[短い翼が蠢きそれを乱す。
しかし、ユーディットが話を切り出せばやがて大人しく
その話を聞いて]
ご希望ならば、何でも。
あなたの意に沿うままの言葉を差し上げますよ?
――贋物で宜しければ。
[相手を、真直ぐに見据える。
浮かべた笑みは、何処か、作られた]
…嗚呼、やっぱり。
[向けられる銃口に、笑みを浮べたまま。
ぽつりと、呟いて。――続く筈の言葉は、消えた。]
[崩落から距離を取ろうと、逆サイドへと走ると同時に
服の下から、地面へと刃が滑り落とす。
突き刺さる白銀の数、5本。]
――、『舞え』。
[――シャン、 と。
静かに言の葉を紡ぐと共に、高く響く神楽の合図。
呼応する様に、銀が空へと浮かんで。
相手へと向けて突き出した左腕へと従うように、
薄い刃が、二本。青年へと向かって奔る。
向けられる銃口と、続くもう一本は相手の首筋へ向かって。]
殺される――?
じゃあ、どうして手当てとかする、の?
死ぬのは、まだ嫌。
もしそれが本当なら、出たい――此処から。
[ティルの耳の金属には不思議そうな目を向ける]
まじゅつ、じゅじゅつ。
[ふるふると首を振り]
私にできるのは、これを使った事、だけ。
[ぴこ、と翼を動かして見せた]
[ブリジットの能力を尋ねられれば、対峙した時の事を思い起こし]
んと。
何だかよく分からないけど、火が出てきたよ。
あとね、月の光がとっても熱くなった。
不思議だね、とっても不思議。
[でも、とふと思い出したように目を瞬かせる]
――雪が降った後にあんなに熱い光で照らされて。
雪解けの後が、なかった――ような気がする。
[本当はそれ以前に雪が消えていたのだが、
それは対峙中だったため記憶の外にあるらしく]
雪解けの水も、蒸発しちゃったのかな。
でも、それなら私の翼――このくらいじゃすまなそう。
[もっとどろどろに溶けて、翼の形もとれないくらいに
なるのではないかと彼女の感覚は訴えた]
[無数の刃でアーベルを刻むべく影を繰る。
しかし]
……──っ!?
[舞う糸が舞う刃を絡め取って行く。
まるで光が影を打ち消して行くかのように]
まさか…そんな…!
光の前では影は無力だとでも言うのか!
[その叫びはいつものルージュの口調とは僅かに異なり。
迫る光に目を見開く。
身を護るにしても己の影は全て刃と変えてしまっていて。
為す術無く煌きの中へと包まれる]
うあああああああ!!
[乱舞した糸は全身を切り刻む。
身に纏う服は切り裂かれ。
周囲に鮮やかな紅を散らす。
白のワイシャツは紅く染まり、ワインレッドのベストやパンツは更に赤黒く染まる]
[煌きが収まり。
一拍の後に膝から崩れ落ち、うつ伏せに地面へと倒れ込んだ]
ふざけんな!誰が贋物よこせっつった!!
[いつだって欲しいのは真実。
銃口狙う刃は赤い煌きそのもので跳ね返せても首筋狙う刃は薄くその皮膚を削いで、ゆえに青少年の表情は僅かに歪む。
よけた弾み足元が僅かに揺らいだがその反動で体が水平方向に1/4回転]
…忘れんなよ。
最初に嘘こいたのは、お前だぜ。
[きり、と唇僅かに噛めば悔しさゆえに鮮やかな血の珠が小さく浮かび。
それでも足は休むことなく、日碧の足元を狙う、二発。
既に、赤い煌きに残された弾は1つ。
空いている手で青い輝きのホルスターのスナップを強引に開けて、重みのあるもう一丁を取り出し、取出しが完了した時点で残り一発の実弾は日碧の頬の高さ狙って]
[それからまた幾らか話を聞いて。
ブリジット以外のもう一人、が昨日アーベルと戦っていた
彼女だと薄っすら考える。
あれだけの運動能力が味方なら心強いだろうか]
――大丈、夫?
[不意に立ち上がり、またしゃがみこんだユーディットの
左足を心配そうに見やる――ティルと目が合えば苦笑。
今後、相談は室内でと念押しされればこくこくと頷く。
ティルの部屋の場所を教えてもらい、自らも『あそこ』と
部屋の入り口からiの部屋を指し示した]
[ティルを見送り、やがて自分はメディカルルームへと足を向ける。
何をどうすれば良いのか分からずに、あれこれと弄り倒して。
体液さえ生成できれば翼は蘇る。
今の状態では飛べる大きさではない。
少しでも栄養が欲しいと、食料を探して部屋iへと戻った]
―回想終了―
……さぁ、ね……?
俺は、光じゃねぇから、わからねぇよ……。
[紅に染まり、倒れ伏す様子を見つつ、掠れた声で呟く]
俺は、光でも闇でもない。
ただの、俺。
あんたの影をぶち抜いたのは、俺の『意思』だけだ。
先に進む……っていう、な。
[意思を力として受け止める糸、『ラインルフト』。
その名の通り、純粋であるが故にか。
それは、ただ、使い手の念を、意思を──想いを映すのだと。
いつか、兄に聞いた言葉]
……勝負あり……俺の、勝ち、だな。
/*
このタイミングでBGMが電王ってどうなんだろう(笑)
台詞入りダブルアクションがwwwwww
負けRP書いてる最中にキンちゃんのダブルアクション台詞入りが始まって噴きかけた。
*/
/*
ナタリーはお大事に――!
この季節はこじらせると大変だか、ら。
そして、地上は片方決着だね?
アーベルの出目の強さに笑ってしまった。
職人見習い ユリアンが「時間を進める」を選択しました。
―回想・追憶―
雪解けの後が無かった?
[自分の置かれていた状況を記憶から引き出す。
そう、ピアノの旋律を追いかけ始めた時には雪が降っていたのだ。それで連想が引き起こされたからこそ動く意志を固めた。
だが確かに、倒れた時には雪は積もっていなかった。磁場の展開中ならともかく、最後は完全に力を失っていたのに]
(だとすれば…)
[それは何某かの術の産物である可能性が高いのではないだろうか。それにブリジットなら結界の構成を知っている可能性もある。そう考えて]
―追憶終了―
…――さて。
いつ。俺が、嘘をついたっけな?
[ゆるりと、首を傾ぐ。金の合間から微かに笑みが零れた。
リンッ、と。高く弾き奏でる韻に応じて。
地へと突き刺さったままの内、二本が銀の軌跡を残して奔る。
足元を襲う鉛を弾こうとするも、速さと威力の勝る銃弾は逸らしきれずに、
軌道の逸れた一つが右の脚を掠める。]
……っ、
[小さく舌打ちを零すも
目の端で、再び向けられる銃口に気付けば
避けるように自らの身体を捻りながら、再び神楽の韻を鳴らした。
対峙する相手の首元に紅を残した白銀が、青年の背後で急転回する。
そのまま、背後から腹部へと向かって]
/*
ああ、やっと落ちた(溜息)
イレーネはこんばんはですよ。ちょっと反応入れてみた!
アーベル最強伝説ですよね。流石本家バトラー(笑)
ジットは何かやりたいことあるならどんどん?
必要ならこっちも部屋から出たりしますし。
ただ、先ほどから何だか回線が切れ捲くりなので、反応遅れることあるかもしれませんが(涙
*/
[うつ伏せの状態から両腕にあるだけの力を込めて。
傷が痛むのも構わないで仰向けへと転がる]
ふ、ふふふ……。
そう、言う、想いが…アタシには、眩しすぎるわ…。
[己の紅で染まった顔で笑う。
反撃する力はもう残っていない]
ア、ナタに、負け、るなら、本望かも、ね。
アタシ、は、いつ、負け、ようが、関係、なかった、もの。
『遊戯』が、盛り上がれ、ば。
あのお、方、が、楽し、んで、くれれ、ば。
それ、で、良いんだ、もの。
[体力の消費と痛みで言葉は途切れ途切れ。
それでも浮かぶ笑みはどこか狂気染みていたか]
/*
いえ。
エーリッヒの邪魔をしたくなっていけないなと。
[にこやかに。]
御二人とも、お話のしたいところではあれど。
*/
…。本当に、嘘をついた記憶が無くてサーセン。(おまえ…!
黙ってても、嘘はついてないと、思うんだ…!
(←基本的に、PCに嘘はつかせないようにしてる)(らしい)
何かに相槌打ってたり、返事してても別の意味を持ってたり。
嘘を突かせても、ト書きで判るようにしたりね!
今までに白で堂々と嘘をつかせたPCは、
議事某村のベネットだけ、かな。…そういえば。
/*
終わってからいっぱい弄ると良いと思うんだ。
そういえばふと。
オトフリートが負けたって事は。
バトル展開としてはそういう事になるのか。
と自己完結。
ティル、こんばんは。
何気にリアルタイムで絡めてなかいですね私達。
部屋で食料を漁った後、モニタールームに行くか迷ってる人。
/*
最強伝説というと。
何処かの村のキャシーを思い出す俺の駄目な脳!(何の話。
でも本当アーベル強いな!俺の中の人とはえらい違い!!(…)
ちなみに、ある程度の邪魔はしても大丈夫なんだぜ?
ただ、回線の調子が妙におかしいから、
反応が超遅くなるかもだけど。眠気吹き飛ばすためにむしろ相手Plz。
*/
/*
というか、アンデッドモードなんて
下からちょっかいかけて、表に影響させるのがいいんジャマイカ!
とか豪そうに言ってみる、アンデッドモード3回目PL。
でも、未だに上手く活用出来たことない…。
*/
[今度は、眠りは訪れはしなかった。
管を通って体内に入り込む、液体の冷たさが無くなっている事に気づいて――否、それを理由に、ゆるりと身を起こす。
邪魔だと言わんばかりに、引き抜いた。
身体の気怠さは、幾許か失せている。]
そんなもん、かね。
自分の意思がなきゃ、この世界じゃ生きられない。
自分の意思がなきゃ、自分の未来は見つからない。
……押し付けがいらないなら、自分でやんなきゃならねぇ。
俺に取っちゃ当たり前……なんでもねぇ事だぜ?
[眩しい、という言葉に。
糸を手元に返しつつ、呆れたように呟いて]
……あのお方……。
そいつは、つまり……『遊戯』の仕掛け人、か?
[狂気を思わせる笑みに、蒼を険しくしつつ、問う。
答えがあると、期待はしていない、けれど]
―個室i―
[部屋に戻ると、食料を求めて家捜し(?)を始めた。
開けられる場所は全て開け、中身を引っ張り出す。
見付けた食料という食料、重い物は翼に持たせ、
細かい物はスカートに包み]
――アーベル、どうしてるかな。
[ふと昨夜のモニタールームでの事を思い出すと、
荷物を抱えたまま部屋を後にした]
―→地下モニタールーム―
[端末と、小刀と。
その二つを何時もの如くに身につけ、部屋を出た。
足取りはしっかりしているとは言い難いが、
眼差しは真っ直ぐ、前を見ている。]
/*
荷物と点滴スタンド引き摺ってるので、
明らかにイレーネのが遅いと思われます。
そういえば、点滴空になってるはずなのに外し忘れちゃった。
でも、イレーネだから良いや(ぁ
[からから、ぺたぺた。
片翼に点滴スタンドを支えさせ、鈍く歩みを進めると]
――ブリジッ、ト?
[見知った後姿が見えた。
その声は小さかったから、きっと聞こえなかっただろう。
その後を追って、モニタールームへと歩を早める]
−地下・モニタールーム−
[先客が居ようと、声をかけられようと、気に留めもせず。
操作盤の前まで辿り着くと、慣れた様子でパネルに触れる。
映し出される映像に、目を眇めた。]
アタシ、と、アナタと、では、生きてきた、環、境が、違う、もの。
アナタが、当たり前と、思っ、て、いるように、アタシ、も、今の環境、が、当たり前だと、思って、るわ。
だ、から、眩し、く、見える、の。
[徐々に発される声が弱くなっていく。
紅が流れ出たこともあり、血の気が引き、意識が遠退いていく。
アーベルの問いにはにっこりと笑みを向けて]
こ、の、『遊戯』、を、楽し、む人、なんて、限られ、て、──。
[いるでしょ?
最後の言葉は意識の途切れによって口から出ることは無く。
瞼が真紅の瞳を*覆った*]
―地下モニタールーム―
[座り込んでモニターを見詰めるユーディット。
操作盤の前にいるブリジット。
どちらに声をかけようか迷い、結局そのまま座り込む。
荷物を下ろせば、ころり転がる果物。
翼を伸ばして林檎を引き寄せると、しゃくり。
目は、蒼い髪を探してモニターを彷徨う]
何をしているのだか。
[揺れる鈴は、変わらず音を伝えるだろう。
押さえ、伝達を少なくする事も出来たが、そうする事も無く。]
―個室d―
[部屋にはまだ点下台も倒れたままだった。だが二つ下がっていた容器の内、片方は空、片方も中身は既に半分以下で]
……。
[脇に寄せると、首を振りながら簡易キッチンの方へと向かう。
冷蔵庫の中を探り、これまで避けていたものを取り出して]
一か八か。
どうやら趣向はそうでもなさそうだし。
[一つ息を吸い、立て続けに半透明の液体が入ったボトルを飲み干した。そして寝台まで戻り、横になると目を閉じる]
投票を委任します。
教師 オトフリートは、青年 アーベル に投票を委任しました。
教師 オトフリートが「時間を進める」を選択しました。
Wecken und Stoffwechselverbesserung.
[耳の金属の根元に爪を立て、血を滲ませながら低く呟く。
小さくない痛みが耳から脳へと走るが、それも捻じ伏せるように]
戻れ。
[暗示と集中。力の流れを強引に作り上げる]
研究生 エーリッヒは、教師 オトフリート を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
アーベルに負けるのは運命だと思います(何
ロックオンかけた相手だしwww
さぁて、明日一日だけ墓だなぁ。
幻夢だと何か毎回墓に居るのは1日くらいしか無いような気がします。
*/
[生きてきた環境の違い。
感覚のズレがそこに行き着いたのは、これで二度目だったろうか。
そんな事を思いつつ]
……そういうもん、か……。
[ぽつり、と呟き。
途中で途切れた言葉に、一度、目を閉じる]
……限られて……ね。なるほど。
[呟いて]
Halten Sie einen Faden an…….
[糸へ託した念を解き、再び手首へと。
この場の事は、『回収』担当に任せればいいか、と思いつつ。
ゆっくりと開いた蒼を、*空へと向けた*]
/*
「そんなえさに おれがつられる くまー!」
えーりっひは いちごを たべている!
…反応しようかなぁ。
でも、時空列的にバトル中に、反応出来るのか。のか。
*/
/*
なのだよね。
回想入れておいてもよかったのだけれども。
表と齟齬出ると大変かなと。
それでも好ければ、回想対応もしますが。
*/
[大きく息を吐き、そのまま目を閉じていた。
後でどんな反動が来るかなど分かっている。それでも経験的に2・3日程度はこれでもつはずで]
この身体に任せていたら。
間に合わない。
[横になったまま深呼吸を繰り返し。
眠りに引きこまれる前に瞼を開くと立ち上がり部屋を出た]
/*
回想対応しましょうか。
丁度手当てを受けてから、外に出るまで空白があるので
その時空列でそっち行っても良いし、鈴会話でも。
でも、鈴だと他の人と絡めない!(そりゃな)
*/
/*
今はがたごとしても回想くらいでしか絡む術のない私。
大人しく苺を投げています。
いれーね は そうびをへんこうした。
いちご
>すとろべりーぱい
しょーとけーき
/*
ちょっと無理矢理動けるようにしておいてみた。
もう少し後でやろうかとも思ってたのだけれど。まぁ何とかなるかなって。切り札はあともう一つ(ぇ
エリりんは大丈夫ー?
とりあえずは…
つ【ハーゲンダッツストロベリー】
ユリりんも大丈夫なのだろうか。むぅ。
*/
/*
……私はどの時間軸だと、動けるのだろう?(おまえ)
結構詰めてしまったけれど。
まあ、適当に合わせます。
鈴会話だと敗北フラグ立ちそうですよね、本当に。
*/
光が無ければ影は生まれない。
影が無ければ光とは認識されない。
光と影は表裏一体。
でも。
いつも光が重用される。
影は闇に追いやられる。
だから影を使うアタシは闇を歩かざるを得なかった。
光の世界を歩くことは出来なかった。
長く闇を歩いた末、アタシは今の場所へ辿り着いた。
漆黒なる流星を見つけた。
アタシの力を必要としてくれる人が居た。
だからアタシはその恩に報いなきゃいけないの。
たとえ今まで以上に闇に手を染めようとも。
/*
イレーネは、自ら体当たりで食われる気ですか?(真顔)
何とか大丈夫…けど眠、い…orz
とりあえず、明日郵送する書類を書きながら見てるので、
構ってくださるととても嬉しいです!(…)
万が一向こうが反応したときに、寝潰れてるとヤバイ。
*/
/中/
うむう。
ここに来て寝落ちでせうか(汗)。
大丈夫ならいいんだけど……。
にしてもほんとに三戦三勝って。
とんでもないっつか、なんつーか……。
/*
――? [イレーネは疑問符を飛ばしている]
体当たりで食われる??
はっ、苺を携帯していると喰われてしまう
いれーね は すとろべりーぱい をふりかぶった!
/*
…イレーネごと食べるとアベ兄に怒られるのでは?(待
うーん、どうなるんだろうなぁ。
というかエリりんは時間大丈夫なのです?
無理はダメなのですよ。難しそうなら何か代替手段も考えないと。
*/
/*
考えるより、感じるんだ!!1(違
じゃあ、とりあえず降りていこう。
皆何処にいるんだ!モニタールームか!
でも、それは俺もバトルしてる時間帯か!!
*/
/*
というか、寝ていると思うのですよね。
ユリアンだけでなく、ベアトリーチェも。
なので、今日はオトフリート吊り襲撃、
明日は四人で最終日迎えるのが好いかもしれないかしら?
こちらでエーリッヒ突っついて撤退させるだとか。
でも、微妙かな……。
*/
/*
ユリアンが復帰しなかったら、明日まで持ち越し?
オトフリートに吊り襲撃合わせで――。
で、明日エーリッヒvsユリアンの続きになるのかな。
しかし、それはそれでなんともいえない。
今日のバトルは純粋ダイスバトル?
そして、いる場所はモニタールームです。
でも、モニターでエーリッヒ見てるって描写はまだないので。
回想にも捻じ曲げればできる気が!
/*
>>*13
私が色々と描写したせいで、
隙間に突っ込むにしても微妙なのですよね。
……スピカが目覚める前くらいが一番なのかしら……。
*/
/*
ふりかぶって、なげた!
口の中へすとらいく! むっぐむっぐ!
どんだけ阿呆な会話。申し訳ない。
でも結構眠いので喋らせて…!
俺の心は、仮初に義父さんへ一直線なので大丈夫(何が)
明日は久しぶりのおやすみで無問題なんだぜ!
朝一に郵便局行ったら、睡眠過剰摂取するんだ…!
[何か死亡フラグみたいな台詞だ。]
*/
/*
パイは顔面で受けてくれなくちゃ(真顔
私も明日は久々のお休みだわ。
といっても、墓下お気楽モードだけど。
それでも、あんまり無理は駄目よ?
RP村で貴方を見るといつも無理してる。
――展開上の問題なのかもしれないけれど。
/*
アーベル vs オトフリート戦中に、エーリッヒ襲来(襲来?)。
その後に vs ユリアンへ、れっつらご?
*/
/*
私がLWやればよかったかしら…… と思うわけです。
それだと、vs アーベルが最後でも問題の無い動きに。
負担かけてしまうと申し訳なく。
バトルに自身が無いからと、引いてはいけなかった。
/*
>イレぽん
此方はもう負けられないのでダイス。
向こうがどうかは、判らないけれど。
うーん…りっひーを一度撤退させるのは簡単だし
それが一番この場を収めるには良い気がするけれど…。
最終決戦が既に固定されちゃった感じになるのが、何とも(悩)
一度アーベルと絡みたいんだよねぇ。
イレぽんの伝言渡したいし。とか思うんだけれど。
こまったにゃー…&
とりあえず、回想に現れよう。
*/
/*
…時系列のこと、すっかり忘れてましたよ。
うん、おまかせします。ごめんなさい(滝汗)
僕も明日はお休みです。寝貯めも少ししないとな。
エリりんは本当に大変そうだから無理禁物だよ。
*/
/*
ユリアンがどちらのつもりか、にもよるのですよねえ。
ダイス勝負だと先の展開が予測し辛いのが問題と、
人狼側をやってみてつくづく思いました。
まあ、反省は後程。
というより撤退傾向だと、
むしろ、1対3にならないかのほうが心配なのですが。
*/
/*
顔面で受けたら、苺が落ちるだろ…!(黙れ)
RP村はねぇ…主に、必然的な寝不足が原因だね…。
それ以外は、いつもの生活と変わりないから。
何度か発言禁止時間がある村があったけど、何気に助かったな…。
コアがずれる人がいると、あまり積極的に用いれない方法だけど。
狼の時は、とても助かる。ログ伸びないし(笑)
襲撃とか設定するのに頑張って起きなくていいし。
*/
/*
エリりんが負けたら終わっちゃいますものね。
リーチェが庇い想定で待機してるのを見て、
ユリアン負けロール+庇い発動で
最終日アベエリユリの美味しい面子に持ってくのかなとか。
思ってたとかそんな。
/*
確証が無いですからね。
ユリアン、手数や展開についてあまり考えていない?
ように見えてしまいましたから……。
そも、共鳴コンビの関係が謎。
ベアトリーチェと対戦で、エーリッヒの正体ばれて、
ユリアンと対立……が想定だったと思うのだけれど。
ちっとも伝わってなかったのですね!
*/
/*
ユリアン負け+庇い発動が村的には楽しそうですね。
ごめん、頭がイマイチ働いてない状態かも(汗)
眠いというのとも違うはずなんだけどな。
後はアベ兄がああ言ってくれてるし。
いざとなったら今日は48h更新コースとか…?
とりあえず寒くなってくる時間だから。
つ【ホットショコラストロベリー】*3
*/
/*
3対1は、まぁ望むところなんですがn(帰れ)
延長提案(許可?)も出てるので、何とかなるかな。とは。
うん。今日の戦闘見てても
最終日3人でエリ・アベ・ユリで廻すことになるかなーってのを
……想定していた、ところ、だったんですけど、ね…。
…どうなるかな? [ロール書け]
*/
/*
ランダム要素の強い村では、
人狼って、放任主義がいい気がします。
生き残った奴がなんとかしろ!と(おまえ)
[ホットショコラストロベリーを三つとも奪おうとして自重した。]
*/
/*
[ホットショコラストロベリーをうまうま]
オトフリートが落ちた現状、展開的にはやはり
ユリアン負け+庇いが一番スマートだと思うのです。
リーチェが庇う際に昨日の事とかも仄めかしていってくれたら
明日は楽しい事になると思うんですよ。
ただこの場合。
同じ対戦カードが二回、ってなるんだけど。
/*
バトル村って、寡黙や寝落ちに対処する方法が無いのですよね……。
通常の村ならば、それを理由に吊りや襲撃も考慮に入れるのですが。
もっと初期に、共鳴者削っておくべきだったのかな。
……イレーネに挑んだのは、つくづく失敗だったかもしれな
と思ったけれど、そもそもあの日って共鳴者コンビいたっけ……。
/*
ランダムで吊り襲撃決める場合は、薄々とは気付いていたけれど…
狼だけじゃなくて、全員が手数計算しないと難しいのかも。
しかし妖魔入りだと、パターン計算が出来ない俺の脳みそ。
…ええ。昨日リーチェ対戦希望出したのは、
共鳴間の情報渡しを狙ってたんですけどね…!
全くその気配が無くて、途方に暮れた狼が此処に。
…今回の緑ってどうなってんだろう。
ホットショコラストロベリー!ありがと!(むぐ)
*/
/*
あ、リーチェが起きてきた。
ここから強制でリーチェ介入のvsリーチェとか無理?
それはそれで同カード連戦なんだけど。
ユリアン負けロールからのリーチェ庇いと等価ではある。
ただ、ロール的には――微妙かなぁ。
[悩]
/*
ベアトリーチェ、起きましたね。
いっそ、ここで乱入して庇い入れて貰ってしまう……
はユリアンの意志無視し過ぎかしら。
>>*18 エーリッヒ
後は空気を読むスキルm
>>+177 イレーネ
……なむなむ……。
というか、それはランダ村に向かない設定……!
ネタとしてはある意味おいしいけれど。
チーム想定のバトルRP村は、
事前にもっと打ち合わせ進めてもいいんじゃないかな。
今回の場合、結果的にだけれど、役職固定になったわけだから。
ネタバレが嫌ならば、チーム同士の間でのみ連絡取り合うとか。
……あれ、何、このエピローグモード。
*/
[既に聞きなれた低い駆動音。
それが停止して数秒、鉄の扉が開かれる。
随分と増えた気配に、ゆるりと一度瞬いて。
無意識にか。
白の巻かれた右手を、ぎゅうと握る。
一歩踏み出せば、かつりと、足音が響いて]
/*
妖狐は一箇所で縁故を強くし過ぎて色々あれでそれでこれでした。
プロから、リーチェも庇い対象でも良いかなーとか思ったけど。
その後、リーチェと前々絡めなかったからそっちは消去で。
ユリアンも、リーチェがユリアン庇うんだろうなーと分かると
選択肢から外れ――。
プロをもっと有効活用すればよかった。
でも、プロ終わりぎりぎりまで卒論書いてたんでs(ry
>>*19 エリりん
そして私は残された狼の片方。
二人の悪事のでっち上げが受難の始まりでしたとさ。
ひどいエリートだ、HAHAHA。
/中/
>リーチェメモ
…囁き相談0って。
最初共鳴希望出していた身としては少し悲しいかな。
いや、RPとかは結構あるのならいいのですが。そうじゃなくても自分から身を引いたんだから文句言う立場じゃないんですが。
/*
強制身代わりイベントで提案してみたらどうだろう?
とか展開とか昨日ついた因縁と明日への展望から言ってみる外野。
というか、囁きログの中身はどんななんだろう。
……。打ち合わせ、0。か…。
だから、リーチェに「両生存でOK」という考えが…orz
何の為の、裏会話orz
そりゃ、こっちみたいに雑談交じりなのは褒められないけど
でも、でも。
今回は展開バランス上、ある程度の相談は要ると思…!。・゚・(ノノ)・゚・。
[ポケットに入れた端末、
付けられた鈴は、時折、チリ――と小さな音を鳴らす。
それは違わず、駆動音をも伝えた。
されど眼差しはモニタールームに向けられたまま、動かない。]
少女 ベアトリーチェは、教師 オトフリート を投票先に選びました。
/*
そして役職も明確に出してもらえないと読めなかったのがここに一匹(殴
ごめんなさいごめんなさい、もっと勉強しますー!(涙)
そして狩人は難しかった。本当に拘らずにさっさと玉砕するべきだったのだろうかと悩む…と長くなるのでエピに投げ。
エリりんのはどうすればいいかな?
ジットに会いに行くのか、僕らは多分モニタールームな時間じゃないかと思ってみたり。
*/
少女 ベアトリーチェが「時間を進める」を選択しました。
/*
明日最終日――構図的にはエリりん辛いけど。
どうにかなるかしらん。
アーベルが傍観立場になる感じかなぁ。
私もそうだなぁ。
噛み扱いで生存できるから展開見ながらで良いやとか思ってた辺りは、もうちょい考え所だったなもし。
同じくエピに投げ。
/*
うーん、リーチェのメモ通り明日最終日…でもいいけど、
つまりは対戦カード固定ってことだよね?多分。
…それは、村としてどうなんだろ…。 みんなの意見求ム。
俺一人だと、延長を気軽に選んでしまいそうだ…。
延長か、撤退・吊り襲撃合わせか…うーんorz
俺はとりあえず乱入したけど…時間軸的に
みんなモニタールームでおk? だったらそっち行く。
*/
…………っ?
[激しい、傷みの中響くのは幻聴?
彼はもう話してくれないだろうに。]
[言葉を返そうにも、頭痛は
声なき声がまとまるのを妨げて
喘ぐ、小さな呻き声にしかならない。]
/*
>>*21
エリりんの楽な形でいいと思いますよ。
明日最終でカード固定だとアーベルも立ち位置微妙?とか思うし。
延長なら延長でいいんじゃないかと。2日目から24hだから国的にも1日は48hになっても大丈夫だよねとか。
僕は構いませんよー。
移動し終わってた扱いということにでもしてもらって。
*/
/*
ベアトリーチェのメモで言うなら、
「明日最終日」部分だけ反対かな。
それって、対戦カード固定だけでなく、
庇うイベントも無しになる気がして。
それとも、庇った後にも戦闘続行を想定なのかしら。
ああ、延長するにしても、システム的に吊り襲撃はするべきかと……
でないとオトフリートが喋れない!
*/
/中/
中会話規制の無い村でよかったなと思ってみたり。
でないとエリりん泣ける…本当にお疲れ様なんですよ(なでむぎゅ
バトル村ってどうにも難しいものですね。
今も一つ企画が上がってたけど。確かたすくさんの所には他にもあった気がするけど。少しでもその糧になるといいな。
そしてもっと頑張りたいです。
…マウスも不調になるとか、やーめーてー!
/*
先ほど庇い提案したら、
タイミング的に庇う時じゃない、と申されました。
一応、死んでないから…喋れるっちゃー喋れるとは、思うんですが。
あまり会話が出来ないのは、確か。…困った。
/*
……いやいや。
主眼におきたいのは、庇いの話ではなくて。
とりあえず、明日最終日じゃなくて、
この際、もう一日延ばしていいのではないかな
ということが言いたいのです。
5日目:■▼オトフリート
6日目:■▼ベアトリーチェ?
7日目:最終日
こんな感じで。
ちなみにオトフリートの回収は、こちらの回想の関係もあって、
青 vs 教戦と、研 vs 職戦の時間軸がずれているから、
無理なく入れられそうに思います。
*/
/*
>>*22
あぅ、履歴で読むべきだった。ごめんなさい。
そして庇いというより介入かなぁ。でもリーチェはそれを望まないってことなのかもな、あのメモは…。
つ【ショコラのおかわり。生イチゴ付】
*/
/*
日数は伸びても十分問題もないと思うのね。
何かに被る人がいない限りは。
今日が――19日か。
このままノーゲームとして、明日最終日にするのはどうかとは。
/*
とりあえず、吊り襲撃合わせ&not 最終日案を出してみた。
コレが一番よさそうだよねぇ…。
明日最終日なのは。それは流石にどうかと。
なんという放置プレイなのかと。
*/
…………不要品……は…いや…
[エーリッヒと戦う前に、相手が呟いた
その言葉は少女にとっても切実な問題。
頭痛はますます激しくなり、
耐えきれない分は涙にかわり]
/*
反省点。
好戦的なPCがあまりいなかった。
そして、比較的好戦的であった、
ユーディットとオトフリートで組ませてしまったこと。
ここをばらけさせたら、初日に二戦は出来たかしら。
そして何より、皆のコアタイムのズレ。
対戦カードのパターンが極端に狭まりました……。
昼に繋げる人は、もう、昼に始めちゃってよかったかも?
/*
ふと気付いた。
「4人で最終日」提案を出されたって事は
狼確定で負けろよ、と言われてるんですよね…!。・゚・(ノノ)・゚・。
狼にも、勝利の目を見させてください…!
一応、エンディングは勝利陣営で変わるはず…!(笑)
*/
/*
え、共鳴者両方倒してしまえばシステム的に勝利に。
[戦闘ルール、何処行った。]
とりあえずの了承は得られたかな……?
*/
/*
>>*24
のんのん。
村2人落ちで狼勝利になりますよ。
リーチェは単純に4人という数字を最終日の数字と思って発言してるんだと思うんだ。
ガチでは3or4人がイコール最終日人数だから。
と、中予想をしながら思ってみる。
/*
>>*24
ああ、そういうことなのか。
メモの意味が良く分からずにフリーズしかかっていましたCO。やっぱりRPしかできなくても、手数計算とかもっと習っておかないといけないみたいだな…。
エンディングは勝利陣営次第ですよね、うん。
リーチェも了解みたいだし、これで行けるのかな?
*/
/中/
…違ったらしいです。
大真面目に。ガチをやったこと無いわけではありませんが、そういう戦略知識に乏しいのは間違いなくて。
今度ガチ組の人に教わってこよう…。
/*
といいながら、暫く作業があるのでおきてるんですけどね。
4時までは起きる気でしたし。し。
あーああー…。(蔓にぶら下がって、エコー)(何してる
*/
/*
決定、かな?
エリりんお疲れ様ですよ。明日も頑張って!(なでぽふ)
そして、ごめんなさい。ちょっと意識怪しくなってきたかも…?
*/
/*
みんな、ありがとありがと…!
がんばるよ!拙いPLだけど、がんがるよ…!
…無理せず寝ていらして!>ティル
*/
/*
無理しないで寝ると良いのです。
アンデッドはあれですね。
お墓でも早寝にならない。
私は眠くないので起きてます。
>>*26
拙くないよ!
/*
うん、折角のエリりんとの接触機会だったのですが。
ここで寝落ちるとまた拙いと思うので、申し訳ないけれどお先に失礼しますね。
地下は居るでも居ないでも、好きに扱ってやってください。適当に動かしてもらえるならそれはそれで嬉しいです。
>>*26
本当に拙くなんかないから。自信持って?
では、おやすみなさい…(ぱたり)
*/
/*
お休みなさい、ティル。
寝落ちは体に悪いから、ね。
私みたいな昼夜逆転気味もどうかと思うけどね。
お仕事の都合なのよ(遠い目
/*
お話――(尻尾を振っている
丁度場所も同じところにおりますし。
時間軸変えて別の場所でももちろん大丈夫ですし。
降りてきたエリりん入れても良いし。
でも、作業があるんだっけ。
/*
……其処にwktkしている子がいるから、
同じ場所で、にしましょうか。
乱入OKだけれども、気分転換程度にしなさいな?
*/
/*
取り敢えず、眠気覚ましになるなら何時まででもお付き合い致しませう。本筋は疎かにしないように。
大丈夫だと思うけれど、ね。
では、モニタールームから――でしょうかね。
−地下・モニタールーム−
[画面の一つは、蒼い髪を捉えていた。
翼の少女だけでなく、彼女もまたそれを追ったのは、対峙しているのが紅ゆえか、それとも、他の理由か。]
[蒼が対峙する紅。
彼女にだけは負ける事は堪えられない。
無意識に組んだ両手の中で、銀色が光る]
おばさんなんかに、アーベルは負けない。
負けちゃ駄目、負けちゃ――。
[呟く声、握り潰さないよう軽く開かれた手は
彼らの一挙一動に反応するように緩く開閉を繰り返す]
[緩慢に、振り返る。
座り込んだ少女を見下ろした。]
イレーネ=ライアー。
心配か。
[揺れる髪を撫でつけながら、問う。]
[不意に振り向いた、翠。
声音が違う、纏う色が違う。
あの対峙した時ともまた――]
心配、当然。
あのおばさんは、ユーディットに酷い事をした。
アーベルにだって、きっと――。
[酷い事をするに違いない、と。
再びモニターを振り仰ぎ、応えた。
それも、これも、同じ勝負であり。
両者している事は同じなのだけれど]
/*
…仕舞ったはずの場所に、印鑑が無かった時の。
この気持ちに、何と名付ければ良いのだろう――ー?
…や。まぁ良いんですけどね。100均の印鑑なんで。
ただ今ちょっと要り様なんですよ困った。
[沈黙を保ったまま、その足は真直ぐにモニタールームへと向かう。
其方に居ると判断したのは、遠くから微かに響く音から。
カツリ、と室内へ踏み入れて、モニタへと映る光景に
嗚呼、と短く言葉を零した。]
――…、
…随分と、元気ですね。
[ゆるりと首を傾ぐ。
呆れの混じるそれは、何処か苦笑めいて。]
そうか。
[身体は斜めに少女へと向いて、視線だけで画面を見た。
刃と化した影が襲いかかる。逃れた蒼は、紅に迫る。]
どちらが勝つのやらね。
[声に関心は薄く思えた。]
[近付く存在に気づかぬはずはなく。
されど彼女は画面を見つめたままで、
現れた彼の声に反応を見せなかった。
奥へと向いた側の手が、滑る。]
アーベルが勝つ、の。
負けちゃいけないの。
アーベルは、“皆”に必要とされてる、から。
[遠い過去、迷い込んだ彼らの住処。
あの温かい巣を守る翼なのだから、彼は]
――アーベルの、お友達の人?
[背後に現れた靴音と気配には座ったまま、振り向いて]
/*
途中から。
イレーネがアーベル、アーベル言い過ぎで。
最初こんなキャラだったかしら、と首を傾げたという。
お兄ちゃんに懐く妹ってでも、こんなのかしらん。
[一度、制服を着た少女の方へと視線を向けて。
しかし何を言うでも無く視線を反らす。]
……顔見知り、ではあるんでしょうけど。
[友達なんですかね。
振り向いた少女には、ゆるりと首を傾いで。
そのままモニタへと再び視線を向けた。]
その『孤狼』は、……嗚呼、アレをお相手中ですか。
[紅の存在を、音でしか聞いた事は無かったけれど。
…直ぐに判ったのは、如何なる理由か]
研究生 エーリッヒは、教師 オトフリート を投票先に選びました。
それは、必要とされていないもの――
「不要品」には、失せろということかな。
[微かに浮かべられる、笑みの形。
感情のいろを有していない、仮初の表情。]
[パチリ。
台詞の直後、
止め具の外れる音。
傷を負った足で地を蹴り、
迫る先は 金。
手にした「それ」を、彼の喉元目掛け突き出す。]
不要、いいえ、あの人は何かを侵す。
不要に害はない、悪意はない。
ただ必要がないなら、わざわざ壊す必要もない。
道端の石も、森の中の草も、水底の小魚も。
私に必要じゃないけど、消す理由も権利もない、わ。
[色のない笑みを見返す少女の眼差しの色は、あくまで真剣で]
[エーリッヒにはこくりと頷くと、またモニターを一瞥する]
[目の前で動いた二者の関係に、ぴくりと羽を振るわせる。
その拍子に、点滴スタンドがからりと動く]
喧嘩、駄目――っ。
[ブリジットの動きはすんでのところで止められたけれど。
はらはらと、立ち上がって]
[――「不要品」だと。その言葉が、重く圧し掛かった。
彼から突き付けられた訳でも無いというのに――
思考を廻らせていた所為か、状況を悟るに一寸遅れた。]
…っ、
[振り翳される其れを避けようと、一歩退けば壁へと突き当たる。
退路を絶たれ、呆気無く喉元へ突きつけられて]
…俺の命で、受けた傷の弁償でもしろと?
[ぽつりと。言葉を零す。
しかし翠には、嘲りも憤りも、嫌悪の色も見えず。]
不要品以下、というわけか。
散々な扱いだ。
[少女に返しながらも、視線は青年へ。
意図的に、ではない。
しかし、腕はそれ以上、動かなかった。
遅れて鈴が鳴り、急激な運動に傷口が痛みを訴える。
灼かれたものはともかく、裂かれたものは開きすらして。
能面には、浮かびは――浮かばせはしないが。]
それは代償にも成らないだろう。
[引くのは容易かった。]
どうやら、私に貴様は殺せないらしい。
さて――何時の間に、設定されたのやら。
[そもそもにして、殺す意志があるのならば、
抜かぬ刃など突きつけるはずもないが。
その矛盾には気づかぬか、敢えて言わぬか。]
全く。
名は、楔だな。
[腕を下ろして、体勢を直す。
髪がばらりと散らばった。]
――必要だから失いたくない。
それだけの事。
それだけの、想い。
何が間違ってる――?
[何故、不要という言葉に目を向けるのだろう?
彼女には理解できないだろう]
あの人にはあの人を必要とする人がいるかもしれない。
なら、その人があの人を心配するのは当然。
私はそれを咎めない。
だから、私がアーベルを心配するのを咎められる理由もない。
心配って、そういうものでしょ。
[ただ真っ直ぐに、少女は言葉を紡ぐ]
…それ以外に、貴女の行動の起因が思い浮かびませんから。
殺したいのなら、“あの時”…放っておけば良かったでしょう。
そうしたら生死こそ判りませんが、無事で済むはずがなかった。
――…何故、出てきたんです。
[退いたそれに、小さく溜息を零して。
ゆるりと、白の巻かれた掌へ視線を落とす。
たった2発。しかしそれでも、この状態なのだから。]
…設定?
[何の話だと、訝しげに。]
間違いかどうかは、知らない。
[組織の人間は、駒。
代替の効く「必要」。
だから「不要」になれば棄てられる。
所有物を壊すのは、彼らの勝手だ。
そういう世界で、生きてきた。]
生憎と。
此の方、「心配」とは縁の無い生活を送って来た。
別段咎める気はないが、賛同する理由も無いな。
[彼女の中での「必要」は、「心配」とは繋がらない。]
なら、散々な扱いって言うのは何故?
散々、それって“酷い”って意味。
何が、散々。
貴女は何を思って酷いと思うの。
[ただ、不思議だ。
彼女の紡ぐ言葉が、その出所が。
少女には分かるはずもない。
不要と邪魔の使い分け方が恐らく、根本的に違うのだろう]
「心配」だったから、とでも答えれば?
[気に召すか、と。
金を見上げて問う。
直前の会話を聞けば、虚実とすぐわかる台詞。]
身体が勝手に動いただけだ。
そういうふうに、つくられているのだろう。
――私の意志は、関係無い。
[返した答えは、殺す、云々の話題には触れられず。
後半の言葉が抱いた揺らぎは、極々、僅か。
彼から離れると、鞘を元の通りに収め、腕を組んだ。
それは実際には、傷を隠す所作ではあったが。]
滑稽なものだ。
名に縛られるとは。
[自嘲めいた言い様。
それは己の事を指しているのだろうが、他には、別の事のようにも聞こえるか。]
不要になれば棄てられるからさ、
イレーネ=ライアー。
その先には、未来も何も無く――ね。
ああ、それなら、以下とも言えないか。
そもそもにして、基準が異なるのだから。
[思案げに、片手を口許に添えた。]
不要、棄てられる。
棄てられたら、寒いかも知れないけど、自由。
[棄てられる事が即ち潰される事という認識は少女にはない]
棄てられた石は、棄てられた場所で空を見る。
風で転がる、誰かに拾われる、それか、砂に埋もれる。
それって、立派な未来じゃないの――かな。
[基準が異なる、との言には理解が及ばず首を傾げる]
…聞いた俺が莫迦でした。
[呆れ混じりに、溜息を零した。
向けられる視線から逸らして、壁から身を起こす。]
――「だろう」って、貴女自身も知らないのに。
有り得ないでしょう。
…「俺」に設定される理由が無い。
[今回は、義父から呼ばれた代理である身で。
彼女と居合わせたのは偶然でしかないのに、予め決められる筈もなく。
不可思議な言葉に、眉を寄せた。
続く言葉には、――ただ*沈黙するのみで*]
「素敵な考え」だな。
そもそもにして、そういう発想が無い。
[認識の違いを突きつける事は、しなかった。
揶揄うような物言いは、感情のいろは浮かばないにも関わらず、少女の言葉を、楽しんでいるようでもある。]
棄てられる事を終わりと捉え、
恐怖を覚えるならば、その先など思考の外だろう。
それに――
風で転がった先に行き着く地は何処とも知れない、
誰かに拾われた後にまた捨てられるかも知れない、
砂に埋もれて二度と陽の目を見られぬかも知れない。
――さて、そう言われてもな。
[緩く首を傾ける。
逸らされる視線を追う事は無く、身
体の向きを変えて、彼女の方も逸らした。]
「全体」に、向けられているのではないか。
影にも試してみれば、わかることだが。
[そうでなければ、庇う理由など無い。
そう言いたげだった。
画面を一瞥する。
戦いは、佳境だった。
月光を受け、糸が煌めく。]
終わり――。
と思わなければ、楽しいのに。
そこで小石のお話は終わっちゃうの?
もっともっと、小石はお話を綴れるのに、勿体無い。
行き着く先が何処とも知れないからこそ、期待もするの。
また棄てられたら、また次がある。
陽の目がなくても小石は生きていけるの。
砂の中は温かい、もぐらがいるかもしれない、
花の根と触れ合えるかもしれない、土に染みた雨水で
体を洗う事が楽しみになるかもしれない。
それって、楽しい事だと思うんだ。
[現実が辛いなら、遠い幸せを見続けるしかない。
陸を見詰めずに船旅を続けて憂鬱になる事は然りと、
少女が思うのは、そういう事]
/*
私も寝る準備に入ろうかしら。
誤爆仲間を喜ばれてしまった。
あの時の自分のコメントが突き刺さる。
でも、ご飯の独り言は可愛かった、うん。
[ブリジットにつられてモニターを再度見やれば、
そこは今まさに決着の着こうとしている瞬間で。
煌く銀、その強い輝きに半ば自信を持って、
それでも一抹の不安を抱きながら画面を見詰める。
そして――舞い散る朱は、紅から生まれた]
――良かっ、た。
[手の中の銀に、そっと頬を寄せて息を吐く]
[ゆっくりと。
先程と同様、操作盤の前に歩み行く。]
知らず、
信じず、
見ようともしないのだろうね。
[緑の眸に映るのは、
影を覆い尽くす、光。]
確かに、それは楽しそうだ。
[短く、同意を返す。
画面に向けられた表情は、他者には見えない。
恐らく、それは、笑みの形なのだろうが。]
終わりも、近いか。
[或いは――と。
*次ぐ言葉は音には成らず。*]
/*
可愛くないんだよ……!
次の動きが未定なので、動かさずに。
ユーディットとティルにノータッチでごめんなさい。
シリウスとイレーネはお付き合いありがとう。
それでは、おやすみなさい、っと。
[*すぅ。*]
*/
/*
思いつきで言った、
「不要品」の話が広がっていて、びっくりびっくり。
でも、オトフリートの設定とは違う感じでどうしよう。
なんとかなるかしら……?
そして、コードネームで呼ぶか否かでいつも迷う。
[どうでもいい。]
幸せのための努力なら何だってして良いと、思うんだ。
[無知で滑稽と思われたって。
盲目で愚かと思われたって。
そこに幸せがあればどうして不幸と言えようか?
人の幸せを損ないさえしなければ、何の害もない。
モニターの見せた結末に満足を得た少女は、
散らばる果物の中へと*座り直した*]
/*
こちらこそ、お付き合い有難うでした。
何か二人の会話は哲学だなぁと思う今日この頃。
.oO(でも、こういう会話が中の人のお取り扱い領域だとか。
楽しかったです、*お休みなさい*
青年 アーベルは、教師 オトフリート を投票先に選びました。
青年 アーベルが「時間を進める」を選択しました。
/中/
とりあえず、あれだ。
共鳴組はエンドロール後にハリセンさせていただく。
企画自体の不備、という点もあるのは確かだしリアル優先は当然だが、さすがにこれだけ多数を振り回されると、ね。
いくら俺でも、のほほんとはできぬよ?
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