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影輝学科2年 カルメン の能力(襲う)の対象が 疾風学科3年 ゲルダ に自動決定されました。
月闇学科5年 ゼルギウス の能力(守る)の対象が 雷撃学科1年 イヴァン に自動決定されました。
疾風学科3年 ゲルダ は 機鋼学科1年 ローザ に投票した。(ランダム投票)
影輝学科2年 カルメン は 月闇学科5年 ゼルギウス に投票した。(ランダム投票)
月闇学科5年 ゼルギウス は 機鋼学科1年 ローザ に投票した。(ランダム投票)
雷撃学科1年 イヴァン は 影輝学科2年 カルメン に投票した。(ランダム投票)
機鋼学科1年 ローザ は 疾風学科3年 ゲルダ に投票した。(ランダム投票)
疾風学科3年 ゲルダ に 1人が投票した。
影輝学科2年 カルメン に 1人が投票した。
月闇学科5年 ゼルギウス に 1人が投票した。
機鋼学科1年 ローザ に 2人が投票した。
機鋼学科1年 ローザ は村人達の手により処刑された。
月闇学科5年 ゼルギウス は、雷撃学科1年 イヴァン を守っている。
次の日の朝、疾風学科3年 ゲルダ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、影輝学科2年 カルメン、月闇学科5年 ゼルギウス、雷撃学科1年 イヴァン の 3 名。
んー。
あ、カヤに会ったらよろしく言っといてー。
[膝の上に肘をつき、更にその上に顎を乗せて鏡を眺めながら。]
/*
最終日までもつれこみましたかwww
でもイヴァンさんは村に出れ無さそうな状況(多分。お体大丈夫でしょうか(汗)で。ゼルさんはあの状況で。
カルメンさんも余裕あるってほどじゃなさそうですし。
表続けるの大変そうだなぁ。
[なんでカヤの名前が出て来るんだろう、と思いつつ。
ウェンデルの言葉には是の返答をして廊下へと]
[歩みは鴉が伝えて来た方向へ。
鴉には青年が近付いていることが手を取るように分かることだろう]
あ、そうだね。
連行されてたら帽子もらえないや。
[そもそもの目的も驚きのあまりちょっと飛んでたらしい。
状況を同じく把握してないらしい鴉に一緒になって首を捻る。
けれど落ち合うと聞いて、提案に大人しく従った。
上位古代魔法の使い手に角に隠れる手が通じるかはともかく]
ん、わかった。
[トテトテと角に隠れて背中を壁にぺたり]
[ずるずる引きずられて、先生の部屋でお説教。
途中でちらちら、興味深々な精霊の姿とか見えて、それに反応していたら、更に怒られた。
魔力の暴走・暴発については最初が肝心とばかりに、そりゃもう懇々と説教されました。手は出されなかったけど。]
はーい、すいません…。
[長い説教の甲斐あってか、一応しゅんとしながらごめんなさい。]
[さて他に帽子ユーザーが思いつかなかったのでカマをかけてみたが、ライヒアルトがあんまり反応しなかったので違うのかな、何て思いながら]
[ぼんやり鏡を眺めていたところ*]
…お、これはまたもふっと来そうだな。
[ややあって廊下の角に帽子を頭に乗せた青年が現れる。
事前に鴉からカヤに対して近付いて来ていることも伝えられた]
…お待たせ。
これ、帽子。
[頭から帽子を取りカヤへと差し出す。
帽子は若干デザインは異なるが、いつもカヤが被っているものと酷似したもの]
被り終えたら幻術は完全に解くぜ。
維持も意外に馬鹿にならんから。
☆業務連絡(読み飛ばし推奨
壁|・)ノ地上に動ける人がいないっぽいので、寮母さん視点でさくりっ、と吊り襲撃描写落としますっ。
上の皆様、やりたい事が一段落したら、さくっとコミットしてしまってもOKですよー。
/*
>>+4
すまんのぅ、慌てないキャラで(滅
ツンアホだと慌てそうなものだけど、ツンアホからだいぶ逸れたから何か戻らん(屍
――結界の近く――
[なんとなく糸を辿っていたら、ぺたぺた水滴を垂らして歩くエーファを発見した。紐を手繰って捕獲した]
エーファさん、濡れたままじゃ風邪をひきますよ。
よく拭かないと・・・
[肩からかけていたバスタオルをとると、エーファをぱたぱた拭く。髪の毛をわしゃわしゃしていると、上空近くの結界の一部が突如もこもこ動き出した]
何、あれ?もしかして、また誰かが出てくるの・・・。
[手は動かしたまま、結界から眼を離せない]
[カルメンにおしおきの落雷を叩き落した後。
アーデルハイドは相方と共に外に出て、増殖したふわふわの様子を確かめていたりしたのだが]
「そろそろ、過剰飽和状態かしらねぇ……。
コアが排出されるのが先か、結界が強度オーバーで瓦解するのが先か……」
[どっちにしろ、そろそろケリがつきそうね、と。
呑気に呟いた直後、白金の龍が食堂内を振り返る]
「どうしたの、グリュー……」
[問いかけの言葉は、直後、苛立たしげな舌打ちに取って代わる。
目に入ったのは、それぞれが色違いのふわふわを抱えた二人の有翼人がそれぞれふわふわに飲まれる姿]
「……ちっ!
こんの、腐れ魔導生物、いい加減におしっ!」
[苛立たしげな言葉と共に、白金の煌めきが大気を裂く。
左の手に握られた雷光の鞭──それを恐れるように、周囲にいたふわふわたちが、きゃーあきゃーあと逃げていったり]
「……ま。
外に出た方は何とかなるでしょうし。
こっちもそろそろ終わりそうだし。
あたしも、少し、休んどこうかしらね」
[長く伸ばした金髪をかき上げつつ呟く言葉に、白金の龍が一つ、*頷いた*]
[帽子を頭に乗せた青年にクリクリの瞳できょとんとなりつつ。
差し出されたそれを両手で受け取った]
んーん、こんなに早くて驚いた。
助かったよ。
[お礼を言うと『別に』と返されるので感謝の笑顔を向ける。
片手で帽子を抱いて、もう片方の手でモソモソ解きながら]
ん、わかった。
もうちょっとだから。
[精霊魔法でも幻覚は集中が必要で維持が大変なのはわかる。
少し慌ててタオルを解こうとワタワタ。
兎耳は器用にタオルを避けるけど、髪が引っかかっていたた]
頼んだ相手が相手だからな。
[誰とは言わずそれだけ口にする。
それなりの使い手に頼んだらしいことは伝わるだろうか。
少し悪戦苦闘する様子に周囲をきょろ、と見回して]
あまり時間をかけると誰が来るか分からないぞ。
[忠告しつつ、タオルを解くのを手伝う。
一人でやるよりは早く解けるだろうか]
意外な活用法っていうか、なんて言うか。
でも、できればこういう状況以外で知りたかったけどねぇ。
[抱えたライトグリーンをむにっ、と引っ張りながらこう言った直後。
真紅の龍が、何かに気づいたように、周囲を見回す]
……グラナート?
[不思議そうに問うのと、足元に違和感らしきものを覚えるのとは、ほぼ同時で。
何時の間に集まってきたのか、下には小さなふわだまり]
って、なんで、何時の間に──っ!
[叫んだ直後、周囲を埋め尽くしたのは、パステルカラー。
意識が暗転し、そして──]
ご、ごめん。
ちょっと帽子持っててくれる?
[頼んだ相手がそれなりの使い手と聞き。
借り作らせちゃったかな、と内心で謝ったとか。
無理に引っ張って涙目になりつつ、帽子と鴉を差し出しかけて]
うー、それは困……あぅ、
[手伝って貰ってなんとか解けて、急いで新しい帽子をぽふり]
わ、ぴったりだ!
ありがとー!
[抱きつくにはアレなのでニコニコ笑顔で手を握ってブンブン。
最大級の感謝を込めたつもり]
[次に感じたのは、浮遊感。
唐突な切り換えに、とっさに対応できなかったのは、未だに残るアルコールの影響か、それとも弾き出された衝撃によるものか]
あれ、ここ、ど……。
[支えのない空間。
それが最初に認識できて]
……おち……る?
[きょとり、瞬き一つ。
翼を開くという、当たり前の行動は、浮かばずに。
白の翼は硬直したように動かぬまま、自由落下]
[で、今後の身の振り方ということで、提示されたのは二つ。
一つは、保険室で言われたとおり、共振要因のピノ君を使い魔にしてしまう事。
も一つは、今すぐピノ君と離れるか。]
じゃ、置いていきます。
[少しの間の後、はっきり言い切ったのに、先生の方が若干驚いたようだった。]
えっと、じゃ、先生ピノ君お願いします。
ばいばいピノ君。色々ありがとう。
[ほんの少しだけ、笑って手を振って、そのまま教室を後にした。
講師の机の上においていかれた薄青のふわふわは、もふーんところころしてるだけ。
一応先生は、使い魔いらない旨も理由も知っている。
だから、潔すぎる自分の態度に軽く溜息をついたとか。]
まあ、そりゃそうだけど。
どうせなら何の収穫もないより……
[真紅の龍の動きにきょとりとして首を巡らせたら。
視界が一気に暗くなった]
へっ!?
[腕の中の感触があやふやになり、疑問符が浮かぶ。
幼馴染の叫び声でようやく事態に気付いても、時既に遅し]
きゃぁぁ。
[腕どころか全身の感覚があやふやになり引き伸ばされて]
/*
飛べるキャラだと、こういう時に敢えて落ちたくなるのは人情というものです(どんな人情だ。
とりあえず、上はどうなるか。
強制かけないとならないかなあ、という気はしてるんだけど。
[頼まれて鴉が帽子を咥えた。
青年が手伝う間、鴉はカヤの腕から離れ帽子を咥えたまま宙を舞う。
借りなんてものは作って居ないのだが、口に出されもしないのでその辺りの説明は一切無かった]
[どうにかタオルが解けて帽子を被るカヤ。
それを見て維持していた幻術を解く]
ん。
[喜ぶカヤに短く返答して。
握られ振られる手は相手の動きになすがままにした。
きっと抱きつかれても顔色は変わらなかったことだろうけど]
[そのままマナ酔い、とでもいうような状態に陥って。
感覚はなかなか戻らずに。
当然翼を開くこともなく、ゲルダと相前後して落下し始めた]
[結界ががさごそ動き「何か」を吐き出す。
そして、直ぐに結界は再び外と中を閉ざす]
ローザさん、ゲルダ先輩!・・・二人とも羽で飛んでください!
えっと、こんな時にはどんな魔法を・・・。
[何故か飛ぼうとしない有翼人の先輩に、今まで習った魔法が頭に駆け巡るも、どれを使ったらよいのかさっぱりで。
すると、いつの間にかいたすみれふわふわがにゅうっと二人の落下地点まで転がると、大きく膨れ始めた]
[ピノ君が頭の上に居ないせいで、さっきまで見えていた精霊やら何やらは全く見えなくなった。少しすーっとした気分なのは、多分体にかかっていた負担とかが無くなったせいだ。
頭の上に何も無い。それが普通で当たり前だったのに。
ちょっと胸が痛い。
でもこれくらいなら、まだ何でもない。
まだ、我慢できる痛みだ。]
大丈夫、大丈夫…。
[口の中で、いつかのように呟いた。]
[抱きついたところで顔色を変えてもらえるとも思ってないが。
外見子供でも種族特性なので、そこら辺の気遣いはあったり。
とにかく感謝が伝わればそれでいいのです]
あー、ホントに助かった。
この借りは今度返すね。
[帽子を被ればいつもの調子も出てきて、ピコピコ跳ねる。
鴉にも感謝を込め手を振っていると風の噂が賑やかに吹く]
――え、また落ちてきた?
[この言葉だけで察する者は察するだろう。
一瞬、ライヒアルトを見上げてから*パタパタ走り出す*]
[さてとりあえずどうしようと思ってたら、そういやレポート忘れてた。]
うぁぉ、そういや何にも書いてないんだっけ。
[メモ程度の事は毎晩とってはいたのだが。
どうなってるかなーと思いながら、結界の方へと歩いていく。]
別に返さなくても。
見返りが欲しくてやったわけじゃないし。
[要らないと、はっきりカヤに告げる。
鴉も「気にすんな!」とか言いながら笑うように嘴を動かした]
……また?
[そんな中で呟かれるカヤの言葉。
見上げられたカヤの視線は見下ろした青年の視線とかち合い。
走り出したカヤの後を追いかけるように駆け出した]
[こちらは、マナ酔いというわけでもなく。
飛んで、という声は、一応聞こえていたのだけれど。
落ちている、という状況に身体が色々と拒否反応を起こしているようで、そうは動けなかった]
「……く、またかっ」
[真紅の龍が苛立たしげに吐き捨てるのと、すみれふわふわが落下地点で膨らむのとは、どちらが早いか。
ともあれ、黒のフレアを風に揺らしつつ。
そのまま、すみれの上に──もふっ]
ふぇ。
[声が聞こえて半ば飛びかけていた意識が戻る。
本能的な反射で翼を広げ、落下の速度を緩める。
風に煽られてスリットの大きなスカートが盛大に捲れ上がった]
んーぁ。
[そのまま菫色の上に軟着陸。
幼馴染の上に落ちずに済んだのは、ひとえにクロエのおかげだろう]
[結界が大分見えてきたあたりの距離。
目印に見ながら歩いていたら、「何か」が中から出てくるのが見えた。]
あ…あっ!また潰されちゃったんだ!
[わぁわぁ慌てて、結界の方へと猛ダッシュ。
誰か…今度は二人と他何かが落ちるのと、菫色のふわふわが膨らんで―――]
わー!クロエさーん!エーファちゃーん!そっち大丈夫ー!?
[慌てて落下地点付近に居た二人の名前を呼びながら近づいた。]
[風の精霊の声が聞こえるカヤが先導するような形で、落ちてきていると言う場所へと移動する。
そこでは既に菫ふわが大きくなり、翼を持つ二人を受け止めたところが確認出来た]
[スカートが捲れるところを見たかどうかは青年の心の中だけに仕舞っておく]
…その様子だと怪我はなさそうだな。
[菫ふわの傍まで行き、確認するように二人を見た]
[横に軟着陸されたものの、ほとんど反応なし状態。
軽い心神喪失状態に陥っているらしい。
真紅の龍が、やれやれ、と息を吐く]
「まさか、かようなタイミングで落ちる、とは……」
[呆れたような困ったような口調で言いつつ、尻尾でぺしぺし]
―少し前―
[その手は水からつくった透明な刃がありました。
結界を見すえ‥‥‥とはいっても視えはしないのですけれど、
ともかく、一気に前へと突き出します。
けれど あえなく 刃は霧散して、しずくへと還ってしまいます。]
‥‥‥むぅ。
[眉と眉のあいだに深くしわをつくりました。
コアとはいえエーファの力ではやっぱり駄目みたい?]
[どうしようかと辺りをうろうろ
そうこうしていると 左手の引かれる感覚。
クロエに捕獲されて、がしがし、髪を拭かれて、わあきゃあ。]
水気があるほうが精霊の力を借りやすいから。
結果をどうにか出来ないかな、って思ったんだ。
責任、とらないといけないのに。
[いちおう、考えてはいたようです。]
[でもって。
結界が歪んだかと思うと、
またしても弾き出される人が。]
わ、わあ。
[ぽかん としているうちに
もふっ 菫ふわふわがキャッチ。]
あ、えっと。
うん、クロエとわたしは、大丈夫ー!!
[おっきめの声でベッティに答え、
おそるおそると菫ふわふわのほうに近寄ります。]
‥‥‥でも、こっち、大丈夫?
飛べなかった?
[取り敢えず二人とも無事にふわふわに軟着陸したのは確認した。
菫色は徐々にゆっくりと元の大きさに戻りつつある]
菫ふわふわ、やるじゃないですか!
・・・あれ?ゲルダ先輩?
[ローザの方は元気そうだけど、ゲルダの方は反応がなく。
不思議そうにグラナートの方を見た]
あー、ビックリした。
[まだクラクラする頭を振って]
クロエちゃんにエーファちゃん?
あー、てことは。
[目を瞬いて状況確認]
うん、私は大丈夫よ。ありがとう。
…てゲルダ?
[ベッティたちの声に頷いて片手をあげ。
ライヒアルトの視線に隣にいる幼馴染に気付いた。茫然自失状態なのに一瞬首を捻り。ふと真面目な顔になって]
ゲルダ。ゲルダ。
「大丈夫」よ。しっかりして。
[手を伸ばすと、ぽふり、と頭を撫でた]
「……怪我の方が、面倒なく済んだやも知れませぬ」
[やって来たライヒアルトの言葉に、真紅の龍は尻尾でぺしぺしと盟約者の頬を叩きながら、ため息をつき]
「……昔、高所から落ちた事がありまして。
盟約者は、落下状態になると、その、色々と」
[クロエから不思議そうな視線を向けられると、歯切れ悪くぼそぼそと説明した]
[エーファのちょっとおっきめな声が聞こえて、ほっとして息をつく。]
よかったー、ぶつかったりしなかったんだ。
えっと、で…
[と言いながら見るのは菫ふわ。見てちょっとピノ君がだぶったが、それはぴしゃんと隅に置いておく。]
あ、ゲルダさんとローザさん!それにグラも!
[大丈夫?と言おうとしたが、ライヒアルトが先に怪我なしと言っているのを聞いてちょと黙った。一応様子だけ見てみる。]
[龍の尾のぺしぺし、と、頭を撫でられる感触と。
それが、切れていた意識の回線を少し、つなげたらしい]
……だい……じょう、ぶ?
[小さな呟きは、問うような、確かめるような。
いずれにしろ、いつもとはかけ離れた、か細いもの]
[鴉が羽ばたいて二人の周りをくーるくる。
カヤも茫然自失なゲルダに近付いて安否を気遣っている]
…へぇ、そりゃトラウマになってそうな。
[真紅の盟約龍からの説明に納得するような声。
周囲がゲルダに声をかけているため、青年はその様子をただ見やるのみにしている]
元に戻るには時間がかかりそうか?
[青年が真紅の盟約龍に訊ねる。
無理そうなら、どこか休める場所に運ぶ心算]
影輝学科2年 カルメンは、ランダム を投票先に選びました。
影輝学科2年 カルメンは、ランダム を能力(襲う)の対象に選びました。
ちょっと掴み損なっちゃって。
どうにも転移魔法とかの感覚って苦手なのよね。
[エーファの疑問には困ったように笑う]
ああ、ふわふわも助けてくれたのね。
ありがとう。
[クロエの声に、縮んでゆく菫色にも逆の手で軽く触れ。
トン、と地面に足を下ろした]
[声が聞こえて、少し安堵したのか、真紅の龍はすり、と軽く擦り寄って]
「久しぶりの発作なので、すぐには難しいかと。
……にしても、もう少し穏便に出せぬものなのかと」
[ライヒアルトへの答えに付け加えられた一言はかなり愚痴っぽかった]
[寮母。ゲルダとローザがふわふわに押し潰されたことを聞いて]
そぉ…かぁ…そっかぁ。ここもそろそろ寂しくなってきたわねぇ…
[とりあえずふわふわをむにーーーーーんっと伸ばして]
ぇえ…。私も休もうかしらぁ…
……そうか。
[愚痴めいた真紅の盟約龍の言葉にそれだけ返すと、近くまで来ていたベッティに視線を向けて]
おい、女性用でどこか休める場所知ってるか?
そう、大丈夫。
もう大丈夫だからね。
[ぽふぽふと幼馴染の頭を優しく何度も撫でて、安心させるように落ち着いた声で答えた。
ベッティの方には一度小さく笑顔を向ける]
うん、ちょっと休ませないとね。
ただでさえ普通の状態じゃなかったんだし。
[グラナートと会話するライヒアルトにも視線を向け、小さく頷いたり]
あれで楽しいのかしらぁ…
[ぼんやりとぼやきながらも指でなぞるようにして無意識に描いていたのは願いをこめるルーン文字]
[火竜の答えにゲルダを見た]
そりゃあ、トラウマが残りそうですね。
結構高いところから落ちてきましたし、さぞかし怖かったでしょう。
[菫ふわふわはローザに撫でられ、嬉しそうに飛び跳ねている]
さっきまで休んでいた教室に運んだ方が良いかもですね。
ゲルダさん、今日のところはゆっくり休んだ方がいいですよ。
[べッティに訊ねるライヒアルトやローザに口を出す]
だいじょう、ぶ。
もう、遠く、ない。
[頭を撫でられ、小さく呟く。
それでもまだ、思考の回線の大半は切れたままのようで。
瞳の焦点はあっておらず、周りの会話もほとんど通り過ぎていく状態]
えっと、南館でよかったら。
うん、私達が使ってる所、まだ結構余裕あるし。
[ライヒアルトに言われて、小さく頷いてそう返した。
クロエも言っている、さっきまで休んでいた所、だ。]
案内するよー。こっちー。
[多分ゲルダを運ぶ手は足りてるだろうと思い、こっちは案内役を買って出た。
方向音痴なのにね。]
さぁてと…
[いつのまに長椅子にいたのかなどの疑問も抱かずにゆっくりと立ち上がり窓から身を乗り出して大きいふわふわの上に倒れるようにもふもっふ]
ふふっ、ふわふわねぇ……あなたたち…何か言いたいことあるならいってみなさぁい…
[やれることはやっておこうとふわふわの上を満喫しながらも話しかつつも、もふもふの運ぶまま*中庭もふもふに乗りながらうたたね*]
よし。
[クロエやローザからも同意を得、ベッティからも返答を聞くとゲルダへと近付く]
しばらく失礼。
[それだけ告げると未だぼぅとしているゲルダを横抱きに抱えた。
案内役を買って出るベッティの後に続き歩き始める。
奴が方向音痴であることはまだ知らない。
知ってる人は今茫然自失状態だし]
べッティさん、そっち逆方向ですよ。
南館だから、反対方向が正しいです。
[さっそく間違っている案内役に突っ込んだ]
「何時までも、恐れていても仕方ないのですが」
[クロエの言葉に、真紅の龍はため息混じりにこんな事を言い。
盟約者を抱え上げるライヒアルトに申し訳ない、と一礼してその後に続く。
先導するのがベッティである、と気がついた瞬間、その脳裏を何かが掠めたが、今は、盟約者の方に意識が行っているようで、突っ込みは入れなかった。
で、抱えられた当人はと言えば、浮遊感に一瞬びくり、と震え。
完全に無意識に、しっかりと掴まっていたりする]
……………。
[クロエの突っ込みにベッティをじと目で見た。
つか南館行くだけなら自分でも行けたな、とか思ったり]
[意識がぼぅとしているようだから反応は無いかと思っていたら。
予想外に震えられしがみ付かれるような形になったことに少し驚いた]
………。
[一旦ゲルダに視線を落とし、その様子を見やってから、再び足は南館へ向け歩き出す]
ここに居るわ。
あたしやみんなの側に居るわよ。
だから「大丈夫」よ。
[ふわ、と一度ゲルダの頭を抱くように引き寄せた。
それから身を離すとライヒアルトに場所を譲って]
よろしくお願いね。
[ゲルダをまかせると、ベッティに頷いて歩き始める。
まだ実はちょっとおぼつかない足元にふらふらしながら]
火炎学科の教室?
ああ、それならこっちから回った方が早いのよ。
[クロエの突っ込みに笑って、別の方向を指差した。
ついこの間まではそこを使っていた人でも*あるのです*]
[真紅の龍、周囲のやり取りに、ふっと天を仰いだかも知れない。
それでも、運ぶ当人の足取りが確りしているので、その後をまたついて行く]
[運ばれている方は、掴まって安心したのか、大人しく。
入学二年目辺りからの知り合いが見たら、ぎょっとする事請け合いな状態]
ここまっすぐ行って、三番目の十字路を右に曲がって
(少し説明が長いため省略)
すぐ直ぐを左手に曲がったら南館につきますよ?
もう一度言いましょうか・・・?
[頼りなさそうな顔をするべッティに道順を口頭で言ったが、ちょっと不安げ。するとローザがもっと近道を教えてくれたので安心]
そうなんですか、僕その道初めて知りました。
じゃあ、ローザさんの道案内でいきましょうか。
[とことこと後ろから皆の跡を*付いていった*]
/*
一年目はどーだったんですか。
→弾けきれずにいたと思われます。
きっと、アーデル姐さんに感化されたんだね!(お前それは
[ローザが口にした「大丈夫」に、ちょっとだけ反応したが、すぐ視線は別な所に戻った。
曲がり角がいっぱいあって、多分クロエの説明だけ聞いてたらまた迷う。
目的地とか、基本的に感覚と目印でしか覚えてません。スイマセンスイマセン。
もう一回、におもいっきり頷こうとして、結局、一番確実だろうローザの後をついていくことに。
ローザの案内してくれた道は何となく通った事のある道ではあったり。
知ってるけど案内できなきゃ意味が無いわけですが。**]
[近道があると聞き、案内役はローザへと移る。
当人の足が覚束ない不安はあったが、人を抱えている以上移動はゆっくりとしたものになり。
結果ペースはあまり変わらないため、そのまま後をついて行った。
ついでにベッティが極度の方向音痴であることはインプット済み]
「……何かライが女の子侍らせてるように見える」
[鴉は先程のカヤとの会話があったせいか、女性に囲まれて移動する様子がそのように見えたらしい。
当然、その呟きは青年に届いて鋭く睨まれることになるのだが]
[しばらくして目的の教室へと到着。
女性をぞろぞろと引き連れて入って来た青年の姿は、他の者にどう映ったかは定かでは無い。
寝れる場所を作ってもらい、ゲルダをその上に座らせる]
[運ばれた先は、ほとんど立ち入る事のない火炎学科の教室。
とはいえ、まだ、場所をちゃんとは認識できてはいないのだが。
即席の寝床に下ろされると、すぐに真紅の龍が肩へと乗る。
先のローザの言葉と、人の気配もあってか、多少は落ち着きが戻っているらしく。
下ろされるときも、特に抵抗なく、大人しいもので]
「……お手数、おかけいたしました」
[それでもまだ、話せるレベルではないらしく。
代わりに、真紅の龍がぴょこり、とライヒアルトに頭を下げた]
…流石にあそこに放置は出来ないからな。
気にするな。
[礼を言う真紅の盟約龍にそう告げて。
直ぐに部屋を出ようと踵を返した。
女性の多いこの場所は、長居するには気恥ずかしいものがある]
そんじゃ後は頼んだぜ。
俺はこれで。
[ついて来た者達を残し、後の世話を頼んでさっさと部屋から出て行った]
[出て行く青年に、真紅の龍はもう一度ぺこり、と礼をして見送り。
まだ少し、ぼうっとしている盟約者を見やる]
「……大分、落ち着いてはいるようだが……」
[意識が明確になって、移動手段を聞かされた時にどんな反応をするのやら、と。
大体は予測がつく事もあり、少し頭が*痛かったとか*]
[廊下。
自分も一度休むかと、資料室へと向かう。
部屋の隅に寝る場所を用意し、それに潜り込む前に]
……ディルク、覚悟は出来てるよなぁ?
[普段は見られぬであろう不敵な笑みが浮かんだ。
鴉はそれを見て戦慄、ぴきこんと身体を強張らせる]
「ぅえ、あ、いや、その…」
問答無用!
[わしっと鴉を掴み、キリキリとフェイスクロー攻撃。
今回、これをやるに辺り感覚共有は完全に断ち切っている模様。
鴉にだけきっちりダメージを与えて気絶させた。
青年は少しすっきりしたような表情をしている。
意識を失った鴉をタオルで包むとテーブルの上へと置き。
青年は壁の方を向きながら寝床に入り、しばしの休息を*取った*]
[小さくてもカヤの足はかなり速い。
人や建物があるから草原ほど全力疾走は出来ないけれど。
アイコンタクトだけで意図は通じたらしく後ろから足音がした。
唇に微かに笑み浮かべ、風のざわめきを頼りに先導して駆ける]
ライッ、あそこ!
[走りながらでは噛むので名は略して指差した。
ちょうどフワフワヒラヒラしてたかもだが不可抗力。
風の精霊に願うまでもなく菫ふわふわが受け止めていた]
[いつも飛んでる二人のスカートの下なんて興味なく。
二人にパタパタ駆け寄って様子を見た。
カヤも結構痛い目にあったので真剣だ]
二人とも怪我は?
ん、ローザは大丈夫と。
ゲルダは…あちゃー。
[大丈夫と言うローザに頷き、茫然自失のゲルダに顔を顰める。
目の前で小さな手を振るけど反応らしい反応はなし]
心神喪失状態だね。
これは神聖魔法の分野だなあ。
…しかもトラウマ付き、となると熟練者じゃないと難しい。
[真紅の龍の説明にふぅと溜息。
混乱させる方なら得意だけど、と小さく呟いて場を譲った。
クロエがいるから怪我はお任せだし、もう出来ることはない]
[真紅の龍が呟いた声に帽子のつばをそっと引き下げる。
「何時までも、恐れていても仕方ない」
その通りとわかっているけど、カヤには肯定する資格はない。
ゲルダを運ぶにも小さくて役に立たないので黙って見送った]
…ぅわ、ハーレムみたい。
[気付いたのは鴉の呟いた時とほぼ同時だったとか]
[内心で頑張れーとエールを送ったのはどういう方面か。
冷やかす気はないので、風の噂にめげるなーといったところ。
それから、しばらく結界を見ながら精霊達の話を聞いていた。
レポートのことはまだ知らなかったが、果樹園が心配だった。
なお、中の人は寮母がいるからそれほど心配はしてなかったり]
困ったな。
結界越しに雨でも降らせられたらいいのに。
けど、ふわふわって雨嫌いそうだ。
[困った顔して人差し指を頬に当て、トントン軽く叩く。
真剣に大地越しに水分届けられるか考えごと。
つまりは周りがまったく見えてなくて不意打ちとかも*想定外*]
[ライヒアルトには見返りは要らないと言われたが]
借りは作らない主義、なんだ。
[心の中で、ぽつりと呟いた声は誰にも聞こえない。
親切心が嫌って訳じゃない。
一方的にお世話になるのが苦手なだけ。
こう小さいと、何かと庇護を受けることも多いので]
ま、素直に受け取らないのも彼らしいけど。
それなら差し入れって鴉さんに押し付けるかな。
感覚共有でお腹いっぱいになるかもしれないし。
[唇に微かな笑み浮かべて、頬をトントン叩き出す。
何にしろ、大切な果樹園が戻ってきてからの*話*]
[周りに寝かしつけられるように眠りについたのがいつで、目が覚めた時にはどれぐらい時間がたっていたのかは、把握できないものの]
……ん……あ、れ?
[ともあれ、目が覚めた時には、落下による衝撃も大分落ち着いていて。
寝床の上に身体を起こして、しばし、きょとん]
あれ……ここ……あたし、どーなったんだっけ?
[確か、ふわだまりが足元にできていて、と。
とりあえず、それは覚えているのだけれど。
その後どうなったのか、と考えて]
…………っ!
[繋がる記憶。
落下のイメージが交錯して、びくり、と身体が震えた]
……っ……だい、じょぶ。
うん、だいじょうぶ、だから。
[異変に気づいた周囲に、かすれた声で返す。
学院に来てからは発作の事自体、忘れていた──忘れようと努めていたから。
思わぬ形で起きたそれの与える衝撃は、大きい、けれど]
……へいき、だから。
[自分に言い聞かせるように呟いて、立ち上がる。
真紅の龍がするりと肩に乗り、物言いたげに顔を覗き込んだ]
……ええと、ここって、結界の外、だよ、ね?
[室内の様子を見ながら、周囲に確かめるように問いかけて。
肯定の答えを得たなら、まだ覚束ない足取りで歩き出す。
何処に行くのか、と問われたなら]
……ん、ちょっと、そこら、歩いてくる……。
だいじょうぶだから、ほんとに。
グラナートもいるし。
[真紅の龍の頭を撫でながら言って、ふらりと外へ歩いて行った]
今度はゲルダとローザちゃんの麗しき翼コンビかあ。さて、どうなるかな…
[ウェンデルは暫く鏡を見てから部屋を出た。]
[校内を歩いているとこんな会話が]
『ねえねえ、見たあライヒアルト君』
『女の子一杯連れて歩いて』
『ていうか囲まれてたじゃん?』
『やーん、あたしも囲みたいー』
…け、けしからんな!
おお天よ地よ、我が嘆きの声を聞け!
[とか何とか]
はあ……情けな……。
[とてとてと廊下を歩き、ため息一つ]
取り乱して、おかしなことしてなきゃいいんだけど……。
[やった事、というなら、運ばれる時にしがみついた程度だが。
当人にとっては、実はそれだけでも大事なので、真紅の龍はあえて無言だったりする。
ちなみに、すれ違う生徒(主に女子)が何やら囁きあっているのは幸いにして聞こえていない]
[考えるより試してみるのが早い、と結論。
目を閉じて集中し、少し離れた池から水の精霊を呼ぼうとする]
『水の乙女、貴女に希う。
水の恵みをこの地に与えんことを。
そして大地の御方、貴方に希う。
大地の潤いを彼の地へ導かんことを』
[霧雨の雫がカヤの周りをしっとりと湿らせ、大地の色を変える]
[風の精霊も精霊語の呼びかけを聞きつけてやってきた。
草原色のマフラーを靡かせクルクル楽しげに踊る。
おかげでカヤは濡れていない。
集中してるから次々囁かれる噂話は聞いてないけれど]
…無理?
そっか、仕方ないよね。
地面から抜けられるなら穴掘ればよかったんだし。
んーん、ありがと土さん。水さんもありがとね。
[やがて土の精霊達から返って来た報告にしゅんと肩を落とす。
それでも精霊をねぎらうことは忘れない。
気配が消えた後、小さな肩を力なく落として結界に額をこつん]
[そんな結界のまわりをぴょんこぴょんこ、
跳ねる青いふわふわいっぴき。
どうやら中へ入りたいようですけれど、
かれ(かのじょ?)も入れないみたい。
むっきーと怒って体当たりを繰り返しています。]
[くるくる移動しながら体当たり。
何度も繰り返していますと
濡れた地面に行き当たって、
びくーんと硬めの毛が逆立ちました。
‥‥‥やっぱり雨は好きじゃないみたい?]
―南館 廊下―
らいひーくんは、ハーレムの人?
[飼い主(宿主?)のほうはと言えば、
女子の噂話を真にうけている最中でした。
現場にいたもののひとりとあって、
いろいろと聞かれたりなんなり。]
うん、そうそう。
羽の人をお姫さまだっこしていたよ。
[事実は尾びれ背びれをつけて広まっていきそう。]
[ぐるぐると回るあれこれの思考から、ふと立ち返ったのは、呼びかけの声によるもの]
……ウェン先輩?
あー……ええと、はい、大丈夫、です。
先輩も、無事だったみたいで。
[なんだか久しぶりに見た気がするなあ、とかちょっと思っているとかいないとか]
[しばらくそうしてたら、額に小さな小さな振動が。
クリクリの瞳が不思議そうに辺りを見回して、青ふわふわ発見。
しっかり水を嫌がってる様子も目撃しちゃったとか]
…ていっ!
[問答無用で一足飛びにぴょんと飛び掛って確保。
けどカヤにはそれなりの大きさなので抱えるのも四苦八苦]
つーかーまーえーた!
コア、なんだよね、君?
[円らな瞳をクリクリの瞳が覗き込む]
[びっくりしていたから あっさり捕まっちゃった。
逆立てた毛に刺さるくらいの硬さはないから、
いやいやしてても抱き心地がちょっと悪いくらい。]
「きゃー きゃーきゃー
へんたーい、えっちー!」
―一方 廊下―
[ばいばい、上級生の女の子たちにさよならして、
とてとて、廊下を歩いてゆくのです。
しっかりきっかり、種をばら蒔いたあとの話。]
あ。羽の人、とウェンせんぱい。
[腕を広げる姿を目撃どきゅん。]
‥‥‥ウェンせんぱいもハーレムしたいの?
ふわだまりに飲まれた、って聞いたから、ちゃんと呼吸できてたのかな、とか。
[どういう心配ですか、それ]
……で、なんでそこでそうなるんですかっ!
[抱擁、の言葉には突っ込み一つ。
ちょっと調子が戻って来たっぽい]
―南館・教室―
[目が覚めたらもふんとした感触。
ぼーっとして目を擦ると、すぐ頬のあたりに薄青い毛布が見えた。]
ふぁ…気持ちいい…。
[ほわほわしながら、そのまま二度寝続行。
下に敷いているのが膨らんだピノ君なのに気づくのは、それから暫く経ってから。**]
……ん?
[突っ込みの直後、聞こえた声にきょとり、と瞬き]
何、その、ハーレム、って。
[状況を覚えていないので、きょと、としてみたり。
真紅の龍は、落ち着かない様子で尻尾をゆらりと]
ふふふ、うん、元気そうだね。
[ちょっと残念そうに腕を組んだ。]
やあエーファちゃん。
そりゃハーレムしたいよ!
ライヒ君が羨ましいね。
いや、いや数ではなく質だよ。
[組んだ腕を解いてエーファの頭を撫でた。]
らいひーくんが女の子はべらせて、
お姫様だっこしていたから、
ハーレムなんだって言ってたよ。
[主語がないのはさいわいだったかもしれません。
龍のしっぽゆらゆらをゆらゆら見つめていると、
ぽふん ウェンデルに頭を撫でられました。]
質? 質ってどうやって決めるの?
[名前はフワフワなのに、ゴワゴワっぽい感触。
けど抱き心地を求めてるのではないのでしっかり確保してたら]
ぅわ、しゃべった!
声聞こえるってこういうこと!?
[聞いたはいいが期待してなかった返事が返ってきてびっくり。
帽子の中で兎耳も跳ねた。外からじゃわからないけど]
えと、話せるなら話が早いや。
君も入れないの? どうして入りたいの?
あとカヤはヘンタイでもエッチでもないよ。
[意気込んで質問しつつ、ちゃんと訂正は忘れず入れる]
まあ……元気は元気、ですけど。
[いつも通りとは言えない自覚があるので、答えは歯切れ悪く]
……ライヒアルトが女の子侍らせて、お姫様だっこ?
なにそれ?
[イメージが容易に結びつかないようで、またきょとり。
よもや姫抱きされていたのが自分とは、思ってもいないようで。
真紅の尻尾は、ゆらゆらり。
バックにたらー、とか冷や汗浮いて見えるかも]
[風の噂は聞いてないけどえらいことになってる模様。
カヤが受け止められた後すぐに下ろしてもらったのは正解でした。
女の子に見えない分、余計にライヒアルトの名誉に関わる意味で]
[もぞもぞしているけれど、やっぱり逃げられなくって。
ほおを膨らませるかわりに、毛がぶわわのわ。]
「入れないから苦労してるんだよ。
半分のせいかなあ‥‥‥。
どうして入りたいかって、
入れなかったら僕の王国つくれないじゃなーい」
[さらっと何か言いました。]
「変態でもエッチでもなかったら、なぁに?」
[まんまるのめがじいっとカヤを見るのです。]
―その頃 廊下―
[こちらが見つめているのは、赤い龍。]
? 龍の子は、あついの?
[汗をかいているように見えたから、尋ねてみましたら。
横からウェンデルの声が飛んできたのでした。]
ないようとかみつどとか。
[考えてみます。考えています。
‥‥‥わかりませんでした。
首かしげ。
でも、後のことばには、うんうん。]
運んでたよ。らいひーくんは力あるんだねえ。
[巨大ふわに細かくなって逃げられた経験から両手はしっかり。
うっかり暴れたらハゲ作りそうな勢いです。
が、ブワブワになられてちょっと手が滑りそうだったり。
こういう時、小さい手は掴みにくいので困る]
半分なんだ。
もう半分はあっちに残――
[さらりと言われたことに言葉ブツ切れてちょっと硬直。
野生の王国とかじゃあるまいし、脳内グルグル考えて]
…ハーレムの野望?
[真顔で聞きました。
こう前後したイロイロとかエッチ呼ばわりとかが効いてたり。
意図的にまん丸お目目の質問スルーしたわけではありません。
結果はともかく]
[さくっと言った、いらんことさくっと言った! とか。
普段は冷静な真紅の龍の脳内にこんな字幕が過ぎった事なんて、誰一人として知る由はなく]
……運んでって、え?
じゃ、ええと。
姫抱きっされてたのって、つまり……。
[そういや、移動していた時の記憶はない、とか今更に]
「い、いや。
別に、何事も」
[一方、真紅の龍はエーファの問いに落ち着かなく尻尾振りつつ、こう返す。
結構、焦ってるっぽいです]
「‥‥‥ハーレム望んでるなんて、えっちー!!」
[混ざって勘違い。
カヤが硬直した隙に手から滑りでようと、えいっ。
ぴょんこぴょんこ、建物のほうに逃げちゃうのです。]
ちっがーう!
って、こら、待てっ!
[逃げ出した青もふ追いかけてパタパタ。
警戒中の南館だってことも忘れて駆け込んだ]
…………。
[思いっきり、指差されました。
ぴきん、とか、音入りで固まってるかも。
真紅の龍は遠く見た。ええ、そりゃもう思いっきり]
ええええ!?
ピノ君なんで!?
[起きて気がつきゃ置いてきたはずのふわもこが、何事もなかったように枕になってて驚いた。]
わ、わ、駄目だよピノ君!
先生のとこに帰んなきゃ!
[別に先生の所はふわふわの家じゃないわけですが。
とにかく困って、手に持って教室を出た。
瞳の色は、やっぱりピノ君のおかげで薄い水色がかったものに。
ふわふわ、移動している精霊とかが見えてます。]
[低いところを跳ねる青ふわに視線固定で駆け続けて]
ぅわー!
[前見てなくて誰かにぶつかること再び。
今度は後ろにふわふわクッションないから後ろ頭*ごちん☆*]
―南館・廊下―
[薄青ふわ手にもったまま、廊下を歩くと最近見慣れた人が。
ピノ君を頭にのっけて、空いた手を振る。]
あ、ゲルダさんとエーファちゃんとウェンデル先輩!
ゲルダさん元気になったんだ!よかったー。
後でライさんにお礼言っとくといいよー。
[多分本人聞いてないだろうが。
こっちはまだそんな事も気づいてないので、余計な事をつけたしつつ。]
[あおい子はそんな合間をすり抜け逃亡。
後ろでぶつかる音を聞きながら
ぴょぴょぴょ っと走ってって、
エーファを発見、その腕めがけてだーいぶっ。]
「ハーレム作ろうとしてる変態がいるよーっ」
[冷静に考えれば、姫抱きは合理的な運び方とか。
他に運び手が居なかったとか。
そういう事にもちゃんと思い至れるワケですが。
そも、そういう扱いを受けるという事、それ自体に慣れがないのはかなり良し悪しなわけで]
えと、あ、と……。
なんで、そーゆー事、先に言わないのーっ!
[とりあえず、感情は真紅の龍へと向きました。
首根っこ掴んで、ぎゅーっ]
ってうわぁ!?
[丁度廊下の横道から飛び込んできた、カヤに体当たりされ横にどすん。こっちもばたり。
体格差のおかげで、そんなに強くは打たなかったのは幸いというか。
青ふわに気づいたピノ君が、ちょっと騒いだけどくらくらしてて聞いてない。]
‥‥‥固まっちゃった?
[ぶんぶん ゲルダの前で手を振ったり
なでなで ウェンデルに撫でられたり]
あ、ピノ―― わっ?
[ベッティの名前は覚えていないから
薄青ふわの名前を呼ぼうとしたら、
駆け抜けてきたあおい子にダイブされました。
しっかり、キャッチ。
追突事故に目を白黒。]
わ、わっ?
そんなことしたら、苦しいよっ。
[ゲルダに声をかけるけれど、
ベッティの様子も気になって]
‥‥‥怪我、ない?
[そおっと覗き込みます。
あおい子、腕の中で暴れてますけれど。]
あれ、ヌシせんぱいだ。
そうそう、照れるのも良いけどゲルダ、世の中まだCとかDとか先は長いんだからそう気を落とさず…
…またハーレムか!
聞き捨てならない連中の多いことだな!
ベッティちゃん、大丈夫かい?
[吹っ飛んだ少女に手をさしのべた]
[先に言ったら先に言ったで、その場から動けなくなる事請け合いだったワケですが。
ぎゅーっと絞められた龍は尻尾じたじた。
ベッティとカヤの接触事故が起きたのは、真紅の龍にとっては幸いか。
ほんの少し、力を緩めて(でも首はぎゅー)、そちらと視線を向ける]
て、大丈夫、二人とも?
うええ…ほ、星が見える…。
[くらくらちかちか。多分見えてるのは星でなくて、精霊の煌きとかそんなもんなわけだが。
ぽふぽふピノ君は定位置に移動して、しっかりしろと言わんばかり。
エーファに声をかけられて、ようやくこっちに意識が戻ってきた。]
う、うん…ぐらぐらするけど、あんまり痛くはない…
あ、ありがとうございますー。
[ウェンデルの手を借りてよいしょ。何とか立ち上がる。]
そもそも一体何が飛んで――
[と辺りをきょろきょろすると、後ろにひっくりかえってる小さい人が。]
ヌシせんぱい、ヌシせんぱーい?
[ベッティのほうはウェンデルに任せて、
呼んでみるのですけれど返事はありません。
ちょっとずれかけたカヤの帽子を直してから、
ほほをぺしぺししてみたり。 しぃん。]
‥‥‥寝てる?
「気を失ってるって言うんだよ。
でもその人、ハーレム希望の変態さんだからいいんだー」
ヌシせんぱいがハーレム希望?
ヌシせんぱい、女の子が好きなの?
[あおい子と漫才中。]
先は長い、ってそれ、どーゆー発想ですか!
[ベッティを助け起こすウェンデルに突っ込み入れつつ]
……主様は、そういう趣味はないと思う、けど。
[漫才しているエーファにも、突っ込みいれた。
一応、落ち着いてはきているらしい]
こ、こっちは何とかー。
[カヤ→ベルダと行ってた視線は、ぎゅーむと両手で顔を挟まれてウェンデルに。]
???
な、何ですか?
だよね。
女の子が女の子好きでもおかしくはないけれど。
精霊さんハーレムなら、ちょっとわかるかも。
[しゃがんだまんま、ちっちゃな声で、
なんだかひとりで納得しているのでした。]
じゃなくて、うんと、ええと、そうだ。
水の乙女、
川のせせらぎの如き安らぎを、
貴女のひとときのかけらを彼の者に。
[水の精霊にお願いするのは、治療ではなくて痛み止め。
体内の水を利用してのものですから、大したことは出来ないのです。]
‥‥‥たんこぶ出来てないかな?
[座りこむとカヤの頭を持ち上げ、
膝に乗せてなでなで。
あおい子は地面に下ろされて退屈そうでしたが、]
「きゃー きゃー
ちゅー? ちゅー?
はれんちー!!」
[ベッティとウェンデル見上げてなんか言ってます。]
[3割変態さんにじーっと近づかれて、だらだら汗が。
それでもじっとしてたのは、残り7割を一応信用してたからだ。恩もあるし。
が。青もこが何か言うので一気にぷちっと逝った。]
う、わあああああああ!?
[悲鳴?の後、どかーん!と突然爆発。
周囲の壁とか人とか、まとめてぶっ飛ばした。]
[一人で納得しているらしいエーファの呟きはよく聞き取れず、瞬き一つ]
んー、大丈夫だと思うけど。
おかしなとこぶつけてたらまずいから、保健室には行った方がいいかもね。
[頭は大変、とか思っていたら。
ウェンデルとベッティの様子に、また、違う意味でぴしり、と*固まった*]
/*
エーファはカヤ女の子と理解してたり
実際に見ていたりしていなくとも、
最初から、そう思い込んでいたというお話。
[ どっかーん。 ]
[まとめて吹っ飛ばされました。
カヤは運良く?あおい子がクッションになったし
まだ痛み止めが効いてはいるでしょうけれど、
エーファはまともに食らって ぐるぐる きゅう。]
ベッティ。
君の目の色は…
[珍しく真顔になった瞬間…
悲鳴、そして爆発。
その時、ウェンデルの脳裏をハーレムとかちゅーとか、変態とか色々な言葉が駆け巡り、後に語るところによると最期に彼が思ったのは『ゲルダの足元に吹っ飛ばされるならラッキー』とかだったそうな。*]
[そんな騒ぎは当然ながら他のひとにも聞こえるわけです。
あおい子を探していた用務員のギュンターが駆けつけご立腹。]
[精霊ハーレムなら望めばいくらでも、じゃなくて。
そういう趣味は当然ないけど気絶中では反論不可能。
エーファの膝枕でナデナデされてる内に、なんとか意識が戻り]
ん…いたた。
あ、れ?
[視界に入った光景、というかエーファの顔に目をパチパチ。
とっさに体勢理解してなかったり。
口を開く前に聞こえてきた青もふ台詞に混乱する間もなく。
どっかーん☆と共に吹っ飛ぶわけですが]
きゅぅ…
[青もふクッションはあったけど後頭部のたんこぶ五割増し。
溜め込んでた分ベッティの暴発はナカナカ派手だった模様。
それでも痛み止めのおかげで起き上がるのは比較的早く]
ぅ…えっと、みんな、生きてる?
[とりあえず手近なエーファの頬を弱くペチペチしたり]
[ウェンデルが最後に言ってた言葉とか、当然聞いてない。
最後の願いが叶ったかどうかも分かりませんはい。
媒介なし、呪文なしで無理やり使ったのは習ってもない知らない魔法。むしろ魔力の塊そのまま外に出した、魔法より原始的なものだったり。
使った方は使った方で、そんな大掛かりなもの使ったもんだから、反動でその場にきゅぅと倒れこんだ。
起きたらきっと大目玉。
ピノ君はお構いなしにころーん。もふり。]
[意識が飛んでしまうまではいかず、
なんとか人の姿を保ったままでした。
ほほを叩かれて、ぐるぐるの目がぴたっと止まります。]
‥‥‥びっくり、した。
生きてる、生きてる。
あ、ヌシせんぱい、おはよー‥‥‥。
[あちこち痛いし、なんかぼろぼろですけれど。]
[グルグルの目が止まって一安心。
借りは返す主義なので]
あ、良かった、生きてた。
けどボロボロだあ。
[治してあげたいけど…と見回すと用務員が広範囲治癒魔法。
とりあえず動ける程度には回復させてくれた様子。
なので埃とかパタパタ払ってあげてから]
…あ、潰れてる?
[ようやく下敷きにしてた青もふに気付いてぷらーん]
[用務員さんは叱るより先に惨状を嘆くのでした。
壁は大地の精霊にお願いして直して貰うつもりみたい。
あおい子と勘違いしてピノを摘み上げようとしていたり。
あおい子はといえば、カヤに潰れされたんですけれどね。]
[叱る対象がこんなんだと叱るに叱れないようで。嘆く用務員さんにしっかりせい!とかぺしぺし頬を叩かれるが、まだちょっと夢より遠い世界の中。
間違えられてつまみ上げられたピノ君の方は、『きゃー』とやっぱり楽しそう。]
生きてればなんとかなるなるー‥‥‥
[くらくらしながら言っていますと、
用務員さんのかけてくれた魔法のおかげで、
なんとか起き上がれるようにはなりました。
ウェンデルはそうそうやられちゃったりしないし、
ゲルダは龍に任せておけばきっと平気でしょう。]
あ、潰れてる。
[カヤとおんなじことを繰り返します。
それでもって、きょろきょろすると、倒れてるベッティ。]
‥‥‥ちゅーにびっくりしちゃったのかなあ?
[薄青ピノ君が青ふわが潰れてるの見て、『ざまみー』とか言ってるけど聞こえてる人はいるのかどうか。
摘み上げられるピノ君もピノ君でアレな格好なわけですが。]
[ウェンデルとゲルダも死んではいないようなので安堵して。
回復は用務員にお任せしました。だってそれも仕事だし]
ええっ、ベッティってキス魔…!?
[混乱もあいまって更に誤解が生まれるようなことをぽつり。
薄青もふの代わりに青もふ差し出して]
…で、一体何がどうなってるのか説明してくれる?
[青もふ逃げ込んだ先でもあるエーファにイロイロ込めて*質問*]
[むしろキス魔は先輩の方だー!
とかいう突っ込みは出来ませんでした。聞けてないし。
用務員さんがとりあえず、コアだと思ってるピノ君と、騒ぎの原因である自分連れて、どこかに連行(という名の介抱)して*ゆきましたとさ。*]
…どしたの?
てかなにやってるの。
[ゲルダが復活したのも確認してから、今の導師の所に状況説明に行っていたわけですが。
戻ってきたらアレでソレな状態になっていたりするわけで]
あー。
その壁はあたしがやるから、回復とかできる人はそっち優先して。
あと現場整理。事情分からないと出来ないし。
って、ちょ、なーにー!?
[ぽかん、としていたら、唐突な爆発。
龍の首を絞め上げていたのもあり、防御魔法の発動、とまではいかずに余波はきっちりもらいました。
それでも、それで締め上げを逃れた真紅の龍のお陰で、派手に打ち付けられるのは避けられたのだけれど]
……いたた……アストラル・ブレイク並みの純エネルギー爆発ねぇ……。
ベッティって、その倒れてる子だよね?
なら違うと思う、ウェンせんぱいのほう。
[どこかでなにかの下がる音がしました。]
えー‥‥っと。
らいひーくんがハーレムでお姫様抱っこしてたって言ったら羽の人――ゲルダ?が固まっちゃって、ウェンせんぱいがうらやましがって、途中で来たベッティとヌシせんぱいがぶつかって、ヌシせんぱいもハーレムだからウェンせんぱいが嫉妬して、ベッティにちゅうしようとして、びっくりしてどっかーん?
[もう、なにがなんだかわかりませんけれど、
困ったことに本人はいたって真面目。]
[ちなみに、ウェンデルは最期?の望み通り、丁度足元に吹っ飛んできたりしたのだけれど、果たして期待通りの世界は見えたのか。
中のガードもきっちり固かったりするので。
ともあれ、混乱引きずっていたためか、そこに気づく余裕がなかったのは、きっと僥倖。あったら踏みつけ位はありえたはず]
……何が、って、あたしが聞きたい、それ。
[用務員に連行されるベッティたちを見送りつつ、ローザに返せたのは、こんな一言]
ギュン爺、ギュン爺。
さっきの凄かったけれど、どんな魔法?
[連行前に用務員さんに聞いてみますと、
あれは魔法とすら言えないだとか、
これだから異世界のモンはだとか。
ぶつぶつ、お年寄りのグチは長いみたい。]
‥‥‥ベッティって違う世界の人なんだ?
[今さら知って、目をぱちくり。
用務員さんは頷いてから行っちゃったので、
コアについての間違いを正す暇はありませんでした。]
はいぃ?
[エーファの説明に更に疑問符が飛ぶ。
ゲルダからも明確な情報を得ることが出来ないものだから]
ええと。
ハーレムのための争奪戦?
で、ウェンデルさんが魔法失敗?
[だがゲルダの足元に倒れているウェンデルの顔が、妙に満足げなのは気のせいだろうか。
妙な纏まり方をした脳内のせいで疑問符は増えるばかり]
ううん、失敗はベッティみたい?
[そんなところだけ、訂正。
ちなみにあおい子はカヤに渡しっぱなし。
そっちについての説明は、求められたって、
もっとあやふやなのですけれどね。]
[とにもかくにも両手を合わせて暫し集中。
こうした修繕は頼まれまくりで慣れていたりするので、多少の時間はかかってもそれなりにまともに直せたようです*まる*]
……ええと、魔法使ったのは、ベッティだった。
魔法というか、単純なエネルギーの炸裂っぽかったけど。
[そこだけは一応把握できていたので、ローザに説明する。
とりあえず、周囲が修復されていく様子に、はあ、と息を吐いて下を向き──]
……なんで、そんなとこに倒れてるんですかーっ!
[ようやく、足元のウェンデルに気づいて、絶叫しつつバックジャンプ]
あー、もう……。
[なんか色々、テンパっているようです**]
‥‥‥んっと。
[ひとりのんびり首をかしげて、
辺りを見回してもいちど状況確認。
倒れっぱなしのウェンデルが一番ひどそうと確認すると、
よいしょと引っ張り上げて肩に担ぎます。
力は人一倍あるみたい。
身長足りないから引き摺ってますけれど、少しはマシ?]
水の間行くね、あっちのが回復しやすいから。
ヌシせんぱいも、さっきのきちんと治してないから。
[そんでもって、ずるずるずる。]
[エーファの台詞に更に打った頭が混乱。
その間に増えたり減ったりなおったり。
なんとか状況を飲み込んでまず口にしたのは]
んーん、カヤはハーレムじゃない。
この子。
[結局、用務員に渡し損ねた青もふをフリフリ]
王国作るんだって。
その為に結界に入ろうとしてた。
[紆余曲折の末、なんとか元の話に戻ったとか]
あ、手伝うよ。
あんまり力ないけど。
[ウェンデルを運んでいくエーファにパタパタ近寄って。
引きずられてる足をなんとか小脇に抱える。
ライヒアルトの時と別の意味で噂になりそうな状態]
カヤは大丈夫、ありがとね。
[遅ればせながらお礼をニコニコ]
おーこく?
[顔を向けようとしたらバランス崩しそうになり、
慌てて戻してなんとかセーフです。]
‥‥‥そんな話は、聞いてなかったなぁ。
ふわふわの王国は幸せかもしれないけれど。
無理矢理作ってしまったら、いけないと思うの。
生き物にはそれぞれ、自分の場所があるのだもの。
[南館から西館まではそれなりにありますから、
きっと噂は広まってしまうのでしょうね。
特にこれといった事故もなく、てくてくてく。]
[至近距離から直撃を受けたため、回復魔法を受けてもやや脳震盪気味。
まさか女の子に運ばれてるとは気付いているのかどうか、微妙に幸せそうに寝言を呟いた。*]
青い…駄目だ、……スパッツは‥
おっと。
[崩れそうになったバランスによろめいたものの持ち直し。
エーファの話に耳を傾けテクテク。
青もふはウェンデルの足と反対側の小脇に抱えてでろーん]
初耳だったの?
そ、君の言うとおりだね。無理やりは駄目。
[精霊とも友愛を重んじる系統だからコクコク頷いた。
その内、噂を広めつつ無事到着]
でも、自分の場所がなかったら。
作りたくなっちゃうものなのかな?
[ぽつんと呟き。
寝言には気づかないまま、到着。]
―西館 水の間―
[そっとプールの傍らにウェンデルを寝かせます。]
お話できる子がいるなら、話し合いも出来そうだけど。
王国とか浪漫とかだと難しいかも。
[ぽつりと呟かれた声にそう返して、寝かせた後はお手並み拝見]
寂しいのかな、って思ったんだ。
[思い出していたのは、
ふわふわのことだけではなかったのですけれど。
それまでは言わず、目を瞑って精神統一。]
水の乙女、
貴女の癒やしのひとしずく、
生命の源たる水を分け与え、
この者に活きる力を――‥‥‥
[ふわり 水面に波紋が広がり 水が音を奏でます。
それが水の乙女の歌だと知るのは力あるものだけ。]
……そっか。
[寂しいのはきゃーきゃー言ってた青もふよりエーファに思えた。
目を閉じて精神集中に入る姿をクリクリした瞳が見つめる。
精霊への言葉。
水の乙女の歌。
それらに兎耳が帽子から少しだけはみ出てピクピク動く]
[夢の中でくらい、水の乙女のハーレムを見られているかしら。
覗くことは出来ないのですけれど、うなされ声は止んだように
(というより寝言?)は止んだみたいでした。]
ふぇー。
[ちょっとお疲れみたい?ぺたりと座り込み。
見上げると、カヤの帽子がちょっと動いています。]
ヌシせんぱい、耳ー。
[指差しちゃいます。]
[水の乙女の歌声に聞き惚れていたのか、指摘にビクビク!]
えっ! あわわ。
[アワアワと帽子の中にしまって辺りをキョロキョロ]
えーっと、その、…内緒にしてくれる?
[両手で帽子を押さえて恐る恐る聞いてみたり。
その隙に離された青もふが、こっそり*逃亡しかけてたとか*]
うん?
[きょとりとした顔は、不思議そう。
当たり前のことを言われたって表情]
獣人は秘密にしておいたほうがいいって言われたもの。
だから、きちんと、秘密。
[唇に指添えて、こっくりうなずき。
そのうち、歌が心地好いものでしたから、
エーファはペンギン姿で寝ちゃうのでした。
あおい子はまたしても、しっかり逃亡。
今度は誰に捕まるのでしょうね。**]
あー……うん。
そっちは、任せたわ。
[ウェンデルを引きずっていくエーファに、どうにかそれだけ声をかける。
体勢が色々あれだなあ、とか思いながらも手出しできなかったのは、先ほどの不可抗力?のせいか。
カヤも手伝うようだし、大丈夫だろう、と思いながら、二人を見送り]
………………。
[何か周りの視線が妙に気になるような、ならないような。
とにかく、妙に居たたまれない気分になったので、とりあえず、南館から外に出た]
……あー……。
[呟きながら、上を見る。
空が高い]
滅入るなあ、もう……。
[結界内からは解放されたのだから、もう少し気が紛れてもいいはずなのに。
学院に来てからは起こさずにすんでいた発作を起こした事が引っかかってか、やや滅入り気味だった。
とりあえず、ぽてぽてと歩いて目に入った食堂代わりの炊き出しテントでホットミルクとクッキーを少しもらい、適当な木陰に座って一休み]
―保健室―
[ぐるぐるきゅぅから暫く後、目が覚めたら先ず見えたのがお目付け役の講師がいた。]
「ベルティルデー!!!」
ふひゃぃ!?
[びくーっとしたまま説教開始。
今日も先生は絶好調です。]
そ、なんだ。
わかった、内緒ナイショ。
[エーファの説明に目をパチパチ。
半端なカヤと違って獣人は完全に隠せるから大丈夫と思ってた。
けど、それなりに苦労してるんだなと思いながら頷く。
ちゃんとカヤも唇に人差し指当てて、ナイショのポーズ]
[Q何があった?→ウェンデル先輩の顔が近くてびっくりしてああなりました。
Q杖は?→A邪魔なんで普段持ち歩きません。
Qこのふわふわ、置いて来るって言ったよな?→A朝起きたらソコにいました。
説教の合間に聞かれた質問には、こんな感じの事を返した。返す毎に拳骨頂きましたが。
ごにょごにょ暈したりした部分はあったが。主に先輩関連の所あたり。
とりあえずウェンデル先輩の方にも原因があるとかで、事の経緯は担当導師に通報されたのですが、それはこっちは知らぬ事。]
「はぁ…頼むからせめて杖は持ち歩くように…あれは魔法制御する時にも必要なもので云々」
だ、だってあの杖けっこう大きくて邪魔で…
「邪魔でも!」
ぇぅー
[問答無用。]
うーん……。
[クッキーぱくり、ため息一つ]
しばらく、無理かなあ……。
[呟いて、視線を向けるのは白の翼。
どうにも、さっきから上手く力が入らないようで。
しばらくは、飛ぶのは無理な気がして、ため息が出た]
[水の乙女の歌に帽子の中からだけど耳を傾けた。
その内にエーファはペンギン姿に変わってスヤスヤ]
…クスクス、寝ちゃった。
運んだり癒したり、大活躍したもんね。
オヤスミ。
[さっきちょっとだけしてもらってたみたいに、ペンギンを膝枕。
しっかり逃亡してた青もふには、肩を竦めるだけ]
あーあ、逃げられちゃった。
王国…はともかく。寂しい、かあ。
……君も寂しいの?
[膝の上のペンギンの頭をポフポフ優しく撫でる。
ついでに手を伸ばしてウェンデルの乱れた髪も梳いておいた]
[ピノ君の件に関しては、自分じゃほんとに心当たりがないので、結論勝手に戻ってきた、という事に。先生一旦地下に返したらしいのだが。
後で関係者各位には謝っておきなさいと言われて、素直にこくり。早速行こうとして、ベッドから降りるとちょっと待ちなさいと手を引っ張られた。]
うわ、な、何ですまだ何か?
「それは置いていきなさい。また魔力が集まってきてる。」
[と摘み上げられるのは、いつの間にか頭の上に乗っていた薄青のふわ。
用務員さんはピノ君がコアじゃない事を知ると、薄青置いて本物探しに出てったらしい。
先生につまみあげられながら、きゃーきゃー言ってるピノ君をちょっと見たが。]
はーい。後お願いしまーす。
えと、すみませんでした。
[直ぐに視線を外して、一礼してから部屋の外へ。
先生の溜息は、外に出たから聞こえてない。]
[西館はその性質上、精霊の出入りが自由になっている。
つまりは座っていながら噂話も聞こえてきたり]
あーあ、今日も雷絶好調みたいだね、南は。
あれだけ派手に爆発したら仕方ないか。
けど、ウェンデルも悪いよね…って、
[真面目な目的で顔を近づけてたとは知らずクスクス笑って。
ふと、鴉の言葉を思い出す]
あれ? ライヒアルトも顔、近づけてたっけ?
けど爆発はしてなかったよね。
顔の良さならどっちも悪くないと思うんだけど。
[なんの気もなく感想を述べて首を傾げる。
ベッティの内心の変態メーターが振り切れたとか知らないし]
試してみるのは簡単だけど、それでまたやらかしちゃったら、まずいもんなぁ……。
[ぶつぶつと呟きながら、それでも、翼を動かそうと試みる。
落ちるのは怖い、けれど。
飛ぶのはそれ以上に好きな事だから。
それができないのは、さすがに気が滅入る]
「……思いつめるな、盟約者」
[真紅の龍が呆れたように突っ込むのにも、うん、と生返事]
月闇学科5年 ゼルギウスは、ランダム を投票先に選びました。
月闇学科5年 ゼルギウスは、ランダム を能力(守る)の対象に選びました。
月闇学科5年 ゼルギウスが「時間を進める」を選択しました。
[周囲や遠くの人に盛大に勘違いされてるとか全く知らないまんま。
一旦寝床の教室に(迷子になりながらも)戻って、おきっぱなしだった練習用の杖を手にして再び出た。
とりあえず運んでくれた用務員さん探そうと思いながら、南館を出て外へ。]
うーん、せめて背中に担げるホルダーみたいなのがあればなぁ…。邪魔でしょうがないや。
[ぶつぶつ愚痴るのは杖の事。
まだ自分用の媒介がない理由は、入学したてだからとか諸々色々。]
─南館・資料室─
[一連の騒動なんて知る由もなく。
周囲の生徒の噂の対象になってるなんても知る由もなく。
青年は平和に資料室で目を覚ました。
鴉は若干平和じゃなかったが]
……ディルク?
「…ほーどーいーてー」
[タオルぐるぐる巻きのせいで身動きが取れないらしい。
寝る前に自分がやったことを思い出し、素直に鴉を解放した。
窮屈なタオルから解放された鴉は伸びーと翼を広げる]
…腹減ったな。
「あ、俺もー!」
[満場一致で食べ物を取りに行くことに]
……はあ。
[ため息と共に傾けたカップは、いつの間にか空で]
お代わり、もらってこよーかな……。
[座り込んだままだと余計気が滅入りそうだから、と立ち上がり、屋台群の方へ]
はあ……自分でケーキでも焼ければ、気が紛れるんだけど。
西館の設備じゃなあ……。
[西館・疾風学科の実習室の一角には、なんでか簡易キッチンがあったりする。
異界接触の際に、実習室に泊り込み、なんて事態が多いために設置されたものなのだが]
[外に出たら、相変わらずいい匂い。用務員さん探す前に、空腹に負けてサンドイッチとか買って食べてるわけですが。
半分くらい食べた所で、見覚えのある羽発見。]
あ、ゲルダさんとグラだ!
えと、さっきはすいませんでした。
[あそこに居た人で自分が顔を覚えてる人らには、こんな感じで謝って歩いていたり。]
─校舎外─
[炊き出し屋台が出されている場所へと向かい、物色して食料調達。
結果手に入れたのは各種ケーキと砂糖たっぷりの珈琲だったりする。
極度の甘党らしい。
鴉にはカットフルーツの盛り合わせが用意された]
ん……よぅ、大丈夫だったか?
[両手にあれこれ乗ったトレイを持ちながら、屋台群へと近付いてきたゲルダに声をかけた。
周囲でひそひそ話がされ始めるが、自分達のこととは思っていないようで気にも留めない様子]
[丁度居合わせたベッティにも「よぅ」と声をかけるが、ゲルダに謝る様子に]
(……また何かやらかしたのかこいつ)
[とか思ってたり]
ん?
[蜂蜜入りのホットミルクを受け取り、温もりにほっとしていた所に呼びかける声]
ああ……ベッティか。
ん、あたしは大丈夫だったから、気にしなくていいよ。
それより、あんたこそ、大丈夫なの?
[先ほど受けた衝撃が暴発なのは、用務員の言葉から察していたので、逆に問い返してみたり]
[そうやって、問いかけた直後にまた別の呼びかけが聞こえて。
反射的に、固まっていたりする。
真紅の龍はあー、という感じで脱力していたり]
え、あ、う、うん。
だい、じょうぶ。
[一転、声がかくかくしてます]
[水の乙女の歌も終わり、水の部屋には沈黙が満ちる。
けれどそれは心地よくてペンギン撫でつつ、のんびりしてた]
それにしても、ふわふわ…どうなるのかな。
[想いを馳せてもどうしようもなくて、溜息。
けど、小さいカヤがペンギンを抱いてる姿は傍目ほのぼの]
[ちょっと回復してきたのか、夢のせいか、
寝返り打った拍子に人型に ぽふん 戻りました。
うつぶせのかっこで、目をしぱしぱ。]
[抱かれっぱなしだったから、
抱きごこちが代変わっちゃってびっくりかしら。
眠たそうな顔をあげてじいっと見つめるのです。]
[ちょーど顔出したライヒアルトと鴉にも、こんにちはーと杖持った手をぶんぶん。内心とか聞こえてないのでいつも通り。
ゲルダが無事そうなのには、ホッとした。流石に怪我させてしっぱなしとかだと申し訳がない(除くウェンデル)
こっちは平気かと言われてこくこく頷いた。]
えと、ちょっとくらくらしただけだから大丈夫、です。
も、もうしないよ!ピノ君居ないし。
[ピノ君が一要因だと知らない人には、きっと意味不明。
その後、ライヒアルトに声かけられて、かくかくしだしたのは、そもそもの原因を知らないのできょとーん。]
[屋台の前に並ぶ机の上に両手のトレイを置いて。
鴉はカットフルーツに夢中になる。
青年は甘ったるい珈琲を一口啜ってから]
……大丈夫なようには見えないんだが。
[ゲルダを見て言ってから、どうなんだ?と言うように真紅の盟約龍に視線を流した]
[一体何をしたのやら、と思いつつ。
ベッティが漏らした一言に]
…あのふわふわが居て、何か問題でも出たのか?
[原因ははっきりとは知らないが、問題の心当たりがあるためにベッティに訊ねてみる]
そ、そか。
なら、いいんだけど。
……て、あのふわふわ、何か関係、あるの?
[落ち着こう、と自己暗示しながらベッティに素朴な疑問をぶつける]
え? え?
だ、大丈夫、だよ?
[ライヒアルトの問いには、やっぱりかくかくしながら答えている。
視線を向けられた真紅の龍は、どう説明したものか、と困ったようにしていたり]
ぅあ!
[腕の中で可愛らしくころん、と寝返り打った元ペンギン。
つまりは人に戻ったエーファに押し潰されました。
お腹の上辺りで見上げてくる眠たそうな顔に、目をパチパチ]
おはよ?
[とりあえず、動揺した時はまず挨拶]
……そうか。
[未だにかくかくするゲルダに首を傾げるが。
これ以上問うても返答は同じだろうと問いを切り上げた。
その内真紅の盟約龍から説明があることを内心期待する]
[ケーキに手をつけようとして、周囲のひそひそに気付き、きょとりと周囲を見やる。
こっち見たー!とか聞こえた気がするが、意味が分からず不思議そうに表情を歪め。
フォークで掬ったケーキをぱくりと食べた]
[片っぽの手でからだを支えて、
もう片っぽで目をこしこし擦るのです。]
‥‥‥おはよ?
[ぬくもりを別の誰かと思ったのかしら、
ちょっぴり残念そうになりました。]
ヌシせんぱい、重かった?
[でも、ぱっと変わって、今度はごめんなさいってかお。]
ま、ヌシさまも一緒だし大丈夫よね。
はぁい、なぁに?
[火炎学科は少し前まで居た古巣だったりするわけで。
当然知り合いに溢れている。手招きされて行ってみれば、好奇心に満ちた集団に捕まったりするわけで]
や、だからね。
ちょっと結界から弾かれた時のトラブルでゲルダが弱ってたから。
え、うん。ライくんは自分から運んでくれたけど?
…そんなのしーらーなーいーってばー。
[さて、否定をしても信じてくれたりはしなくて。事実を言えばお年頃なお嬢さんたちは夢見がちな想像にばかり走るわけで。
段々と返答に詰まってきてしまい]
あーん、もう。
後は本人達に聞きなさいったら!
[とうとう放り出して翼を広げると、窓から逃げ出しました。
結局噂は更に大きくなっただけの、そんな、少し前のお話]
[じっと見ていた、というか動けなかったから。
ちょっぴり残念そうな顔はしっかり見えた。
かかる体重は減ったから、片手で帽子押さえて身を起こす]
平気だよ。
ちょっとびっくりしただけ。
…エーファ、寂しい?
[ごめんなさいって浮かんでる顔にフルフル首を振って否定。
代わりに、眠ってる時にかけた問いをもう一度口にすした。
クリクリの常緑の瞳が穏やかに赤い色を見る]
―中庭 世界樹のそば―
ぁらぁ…?
[目を開ければそこには世界樹の子
周囲にはそこに集うようにいるふわふわと好き勝手しているふわふわ]
え、えと…。
[そういや二人して知らないんだっけ。言わなくてもよかったなぁとは今更で。
んでも誤魔化す方法はよく分からなかったので、結局先生らの言葉を借りる事に。]
よくわかんないけど…ピノ君が傍にいると、共振?して魔力が増えてくんだって。
だ、だから今は平気だよ。
[ぱたぱた手を振って、ピノ君隠してないよとアピール。]
そ、それよりゲルダさん何か急に変だよ大丈夫?
[最初は普通だったのに、突然緊張というか動揺というか、そんな事しだしたゲルダを心配そうに見た。
グラナードの方にもたずねるような視線を向けるが、向こうは向こうで困った感じ。]
うん、そう、そう。大丈夫、大丈夫。
[かくかくしたまま、こくこく頷いた。
ちなみに、真紅の龍は処置なし、という感じで盟約者を見て。
周囲の囁き声に、嘆息するよに尾を揺らした後、ぺちぺち、と頬を叩く]
「盟約者、礼は言わねばなるまい」
[とりあえず、ここは外したらダメだ、と思ったらしくこんな注意をしていたりする]
あ、そ、そか。
……え、と……なんか、運んで、くれたんだって。
その……ありがと。
共振、作用……?
[ベッティの説明に、少しだけ冷静さが戻ったようで、小さく呟く]
一緒に居ると、力が増す……あたしと、グラナートの関わりとは、ちょっと違う……のかなあ。
[そんな事を考えたのも束の間。
動揺を指摘されて、更にあわあわ]
な、なんでもないよっ!
べ、別に、動揺も動転もしてないよっ!
[説得力なんてどこにもありません]
雷撃学科1年 イヴァンは、ランダム を投票先に選びました。
‥‥‥ふぇ?
[いきなりな質問に眠たそうだった目がぱっちり。
ふる、と一回だけ振った首はすぐに止まりました。]
ん‥‥っと。
うん、寂しくないって言ったら嘘になるよ。
ここに来る前は、みんなと一緒だったから。
でも、わたしには、帰る場所があるから、大丈夫。
ただ、そういうところがない子は、どうなんだろうって。
ちょっとだけ、思ったんだ。
[からだを起こして ぺたん 床に座り直します。]
ヌシせんぱいは、どうして、ここに来たの?
……共振。
[ベッティの答えにようやく合点がいった。
先日の精霊が見えると言う話は、薄青ふわが居たためだったのかと納得する]
共振が起きるってことは、余程相性が良いんだろうな。
そんな状態になるなんて、そうそうあることじゃない。
[薄青ふわが居ないことを証明するような素振りには、分かったから、と動きを止めさせて。
ゲルダの方が、と言われて再び視線はゲルダへと]
……ああ、礼には及ばない。
結界内で貰ったケーキの礼とでも思ってくれ。
[ゲルダのおかしな動きが運んだためのものとはまだ気付いては居ないが。
恩着せがましくするつもりもないために、軽口のようにゲルダに返す。
その間にももう一個ケーキをぱくり]
雷撃学科1年 イヴァンが「時間を進める」を選択しました。
[ゲルダの言葉にはちょっときょとんとしながら。]
うんと、盟約とかじゃないよ。
ピノ君、一緒に居るだけだから。使い魔でもないし。
えーと、最初は…そうだ、イヴァンさんが噛んで増やしたふわふわ捕まえただけだもん。
[出会いはそうそう、そこからだと思い出しながら。]
…動揺と動転してるの?
えーと。何で?
[理由がさっぱり知らない分からないなので、困ってライヒアルトを見てみたり。向こうも知らないようだけど。]
影輝学科2年 カルメンが「時間を進める」を選択しました。
影輝学科2年 カルメンが「時間を進める」を取り消しました。
そっか。帰る場所、待っててくれる人がいるんだ。
なら頑張れるね。
帰るところがない子…それがあの青いふわふわ?
[イロイロ継ぎ接ぎしてそう導く。
そして座りなおすエーファにあわせてカヤも座りなおした。
両足を前に伸ばして両手を間の床にぺたり。
それから、思いもかけない問いにクリクリの目を丸くした]
カヤがここに来た理由?
そうだね…精霊の声が聞こえたから、かな。
草原を駆けるものはあまり向いてないんだけど…
カヤは獣人も半分入ってるから。
けど耳とかは仕舞えなくて…帽子なんだ。
[エーファに見えるように少し帽子を浮かせ、兎耳ピコピコ]
そ、そか。
なら、いいん、だけど。
[ケーキの礼、という言葉にちょっとだけ緊張は緩んだ、らしい。
うんうん、他意はないんだよね、と自分に言い聞かせて落ち着こうとする、ものの]
だから、動転なんかしてないってば!
運ばれたくらいで動揺したりしないっ!
[ベッティの素朴な疑問につい、自白していたり]
[運ばれたくらいで。
ついゲルダから漏れた言葉に、じぃ、と視線を向ける]
……そう言うことなのか?
[疑問は真紅の盟約龍へと]
[ぴたり。手を止めて。]
珍しいんだ。…何でだろ。
[その辺は先生らも聞いてない。
でももうピノ君は居ないし、分かんないままなわけで。
ライヒアルトの知らん視線には、やっぱりそっかーと思っていたが。答えは本人から自白された。]
あ、なんだ。運ばれて意識しちゃって照れてるんだー。
[そっかーと、疑問が解けてすっきりした表情。
口にしたことに微塵も他意はない。]
う……。
[じぃ、とか視線向けられて、こっちの視線は思いっきり泳いだ]
「はあ。
何分、盟約者はそう言った扱いに慣れておりませぬので……」
[疑問を向けられた真紅の龍は、ぼそぼそと。
というか、慣れがどうこう、という問題ではないだろう、とか思っているのは表情に出ているかも]
そぉ…もう終わるのねぇ
[ふわふわは、やっぱりふわふわしているだけだが、ほんの少しだけできた意思疎通からなんとなく察する。]
でもちょうどいい頃合いかしらぁ…私もすこぉし飽きてきちゃったものねぇ
[とか言ってる最中。
後方31メートルのあたりに、薄青がこっそりころころしてるとか、まだ気づいちゃいない。]
うん。
異世界から来た子がいるって聞いたとき、
帰る場所があるのは当たり前だと思っていたけれど、
もしかして違うのかなって。
[ぴこぴこ動く兎耳を、あかいひとみが映しています。]
ヌシせんぱいは、そうなんだね。
わたしは強くなりたかったの。
今回、騒ぎ起こしちゃったけれど。
[ちょっぴり、しゅんっとなりかけ、首をふるふる。]
でも、そういうことが起きたのにも、何か意味があるのかなぁって。
[――原因のひとつが、ある人の『願い』だなんて。
それも、ちょっとした気紛れなんてことは。
そのときエーファは、知らなかったのですけれどね。]
[ミルクティとビスコッティを調達して中庭へ。
最初に見えたのが鴉の姿で、一瞬足を止めてしまう。
だがすぐに首を振って笑顔をつくり]
あたしも混ぜて貰っていーい?
本気で本人達のところに特攻はそうそうしてこないだろうから。
[足音を立てて食事中(?)の人々の側へ。
二人だったらそれはそれで微妙だっただろうけれど。
ベッティも居てくれたことに感謝の笑みを向けたりして]
理由は知らん。
[ベッティの疑問は一言で切り捨てられた。
ケーキの合間に甘ったるい珈琲を啜り、視線の泳ぐゲルダを見る]
……慣れてないならまぁ、仕方無いっちゃ仕方無いだろうけど。
そこまで過剰に反応せんでも、とは。
[真紅の盟約龍の表情に出ていることは内心同意しているが、口には出さずにおいた]
だから、そういうのと違うって!
[どこがですか、とか。
そんな突っ込みがどっかからか降ってきそうな反論をベッティにしつつ。
ローザの声が聞こえると、ちょっとほっとしたように息を吐いて、何となくその後ろに逃げてみたり]
あ、ローザさんこんにちはー。
ええと、さっきはごめんなさい。
本気で本人たちの所に特攻??
[まず先に謝った後で疑問符が浮かぶ。一体何が飛び込んで来るのやら。
思い至ったのはふわふわなのだが、外れているのも気づかない。
ローザの笑みの真意も知らず、こちらもにこーと笑って返した。]
[例によって素振りの練習をした後(今回は1050回できた)、いつものように歩いていると見知った集団が遠目に見えた。近づこうとして、足もとに薄青色のふわふわを発見]
どうしたの、ピノさん。
ご主人様のところにはいかないの?
[二人仲がよかったのでてっきり使い魔関係を結んだと思い込んでいる。ピノを捕獲すると、菫色もやってきてピノをつんつくしはじめた]
影輝学科2年 カルメンが「時間を進める」を選択しました。
[知らんに、だよねーと返しつつ。]
ど、どの辺が違うんですか…!
[ゲルダの強めの反論にちょっとびっくりしながら、思わずそんな事を口にしたりとか。
後ろーの方で転がるピノ君に気づくのは、まだもうちょい*かかりそう。*]
……仕方ない、じゃない、かあ。
そも、ここに来るまで、あんまり男の子と接する機会もなかったし……。
[ライヒアルトの言葉にぼそぼそと反論する。
実際、学院に来てからも最初は中々慣れずに騒動起こしていたのは、疾風学科ではわりと有名]
[ローザの声に視線を向けて。
ケーキを刺したフォークを咥えながら片手をひらりと振り挨拶とする]
………特攻って何の話だ?
[話が見えてない模様]
はい
[と、ふわふわに胸から出したルーンカードを一枚差し出す。効果の範囲を広範囲にするもの。最初、食堂にこっそり落としていったもので、むしゃむしゃとなのか。大量の増殖するふわふわ]
目的はぁ。食べたマナで世界樹に消費されていた力を…補給する…なのかしらぁ?…まぁそれももう少ししたらわかるのよねぇ…
[ていっと大きくなったのを横倒しにしつつ、ぼんやり。壁を崩してたりしたのは見ない方向で]
はいはい。
[逃げてきたゲルダの頭を苦笑しながらぽふり。
ベッティには片手をひらひらとさせながら]
ううん、あたしは巻き込まれたわけじゃないし。
壁とか扉とか窓とか直すのは慣れてるしね。
[クスクスと笑う。ベッティもいつかは習うのだろう。思い切り良すぎる彼の導師に]
んー、乙女は浪漫を求めてる、ってね。
[ストレートに言うと背後の幼馴染が暴発しそうなので、疑問にはちょっとぼかして答えてみた]
ふぅん。
けどここに居る以上そうも言ってられないだろうに。
そんなに気になるなら蚊に刺されたとでも思っておけば?
[何か用途が違います。
何気ない行動であったのに、あまり過剰に反応されるために徐々にこちらも照れが出そうになってきていたり。
どうにかこうにか隠しているようだが]
どの辺が、って言われても……。
[説明できたら苦労はしない。
かも知れない。
そんな事を考えていたら、頭をぽふぽふとされて]
……ローザ、なんか、楽しんでない?
[何となく、恨みがましい口調で言いつつ、上目遣いにじとり]
[ピノと菫ふわふわを抱えて、皆の元に戻る]
こんにちは。べッティさん、ピノさん迷子になってましたよ。
やっぱり使い魔も主人に似るのですかね。
目を離しちゃダメですよ。特に契約したては。
[はい、とべッティにピノを返す。
そしてライヒアルトとゲルトに向かって聞いた]
そういえば、お二人さん、お付き合いしてらっしゃるんですってね。
僕、全然知らなかったです。いつからですか?
[噂が大きくなって凄いことになっている模様である]
[隣のエーファを見上げながら、語られる言葉を聴いていた。
全てを聞き終えてから帽子を戻して兎耳も元通り]
ここは特殊な学院だから。
イロイロな理由、イロイロな境遇の人がいる。
異世界の子も帰れたり帰れなかったり…帰らなかったり。
[イヴァンの母もその一人。
カヤは直接知らないけれど]
青いふわふわは、帰れなかったのかな。
帰りたくないのかな。
王国作るってくらいだから何かしら願いはあるんだろうけど。
[クリクリの瞳が悪戯っぽく見上げる]
エーファの願いは強くなること、なんだ?
意味があるかないか、決めるのは君自身。
ここから何かしら学べば無駄じゃなかったと思わない?
慣れなきゃなんないのは、わかってるわよっ。
これでも、必死で適応したんだからっ!
……というか、そういう問題でもない気がするんだけど……。
[向こうの心理など、ついぞ気づかぬまま必死に反論。
ちょっとちたちたしているかも知れない。
真紅の龍は、処置ナシ、といった様子で尾をゆらり]
[ローザのぼかした回答では気付けるはずもなく。
更に現れたクロエにも手をひらりと振ることで挨拶とする。
が、続く言葉でその手がぴたりと止まった]
……何の話だ?
「何!? ライそれは本当か!?
俺に内緒で羽のお嬢さんと付き合tt…ごふっ!」
おーまーえーはー!
黙ってろ! 話がややこしくなる!
[鴉の頭に拳が落とされました。
直後青年も頭を押さえてたりするけれど]
[ライヒアルトにもひらひらと手を振り返し]
火炎学科の子達がちょっと、ね。
まあ氷破とかも五十歩百歩な気はするけど。
[恨みがましい声には軽く肩を竦めて]
少しくらいはいーじゃない。
それとも見えない所から後押ししてあげた方が良かった?
[ライヒアルトとゲルダを交互に見ながら、悪戯っぽく笑った]
うん。
いろいろな人がいるんだなあ、って思った。
今まで、知ろうとしてなかったんだなあ、とも。
[膝抱え、その上に、顎乗せて]
最初のきっかけは小さなことだったんじゃないかな。
でも、そのうち、いろんなことがあって、
いろいろ考えて、いろいろ思ったんじゃないかな。
[あかいひとみに、少しだけ、戸惑いはあるけれど。]
決めるのは、わたし?
‥‥‥無駄だとは、思ってないよ。
強く、なれるかなあ。
ううん、なるって、決めないといけない?
気にし過ぎるから気になるんだろう。
だったら気にしなければ良い。
[青年理論炸裂。
こちらもゲルダの心境は分かるわけもないために共感することも出来ず。
自分とは異なると解っていても、自分が取る方法を告げるしか出来ない]
もうちょっといるのかしらぁ
[こてりと首をかしげる。みながいたときに派手に魔法をぶっぱなしてくれてたらとか今更になって思う。最も仮定なので知らないし、それはそれでこっちが生活できなくなってしまうけど]
誰かと模擬戦でもすれば勝手に溜まったりしてたのかしらぁ。
「では、お相手しましょうか?」
………
[思わず現実逃避したくなるのは仕方ないと思う]
はぁい、クロエちゃんもこんにちは。
あら、ベッティちゃんって契約してたの?
[ニッコリと笑顔で挨拶をして。一瞬影が顔を掠めるも。
直後の素敵な直球に、盛大に吹いた]
あっははは!
もうどこまで広がてるのやら。
よくないっていうか、なんで、そーゆー話になってるのよぉ……。
[悪戯っぽい笑顔に何となく、くったりと。
というか、発作起こしただけでなんでこうなるの、とか。
頭の隅っこでは、こんな疑問がぐるぐるしていたり]
私は何もしてないわよぉ。ちょぉっとふわふわとの意志が測れただけだものぉ。
[少しの硬直の後寮母さんに笑みを向けたがどうなることやら]
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