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きのこ畑の主 ユリアン の能力(襲う)の相手が 薬師 ゼルギウス に決まりましたよ。
語り部見習い ミハエル の能力(占う)の相手が 糸紡ぎ ユーディット に決まりましたよ。
糸紡ぎ ユーディット は きのこ畑の主 ユリアン を心の中で指差しました。(ランダム投票)
薬師 ゼルギウス は 絵描き エーリッヒ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
きのこ畑の主 ユリアン は 店員 ベッティ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
語り部見習い ミハエル は きのこ畑の主 ユリアン を心の中で指差しました。(ランダム投票)
絵描き エーリッヒ は 道具屋 イレーネ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
店員 ベッティ は 道具屋 イレーネ を心の中で指差しました。(ランダム投票)
道具屋 イレーネ は 薬師 ゼルギウス を心の中で指差しました。(ランダム投票)
薬師 ゼルギウス を 1人が心の中で指差しました。
きのこ畑の主 ユリアン を 2人が心の中で指差しました。
絵描き エーリッヒ を 1人が心の中で指差しました。
店員 ベッティ を 1人が心の中で指差しました。
道具屋 イレーネ を 2人が心の中で指差しました。
道具屋 イレーネ は人々の意思により処断されたのです……。
語り部見習い ミハエル は、糸紡ぎ ユーディット を占いました。
次の日の朝、薬師 ゼルギウス が無残な姿で発見されました。
今、ここにいるのは、糸紡ぎ ユーディット、きのこ畑の主 ユリアン、語り部見習い ミハエル、絵描き エーリッヒ、店員 ベッティ の全部で 5 人かしら。
きのこ畑の主 ユリアンは、ランダム を心の中で指差しました。
きのこ畑の主 ユリアンは、ランダム を力(襲う)の対象に決めました。
/*
……これはこれで、物凄い空気読み……。
そして、ランダムの投票先が昨日のデフォだった件。
更に、デフォが二日続けて同じな件。
/*
ボクが占った相手ばかりがばたばたと死んでいくのは
なんかもうどうにもならないのかねこれは。
なんかもう、なんというカップル落ちか。
/*
ふぅ、また生き残っちまったい。
そして、ラ神。てめぇやっとこ狼に仕事させたと思ったら。
ねこさーん、あとでラ神の中の人にいい加減しろって言っといてー。
/*
語り部見習い ミハエル の能力(占う)の相手が 糸紡ぎ ユーディット に決まりましたよ。
→信じたい
語り部見習い ミハエル は きのこ畑の主 ユリアン を心の中で指差しました。(ランダム投票)
→死神恨んでる気もちのあらわれ
こうですねわかります……
あれだけユリアンに癒されててひどいはなしだ。
─ユリアン宅─
[ユリアンに促されて彼の家へと入り。ベッティが増えていることに気付けば、「やぁ」といつものように挨拶した]
…ユリアン?
大丈夫か?
[直ぐに中には入らず、扉に寄りかかっているユリアンに気付いて、傍により声をかけた]
絵描き エーリッヒは、ランダム を心の中で指差しました。
/*
投票デフォはミハエル。
うーん、そろそろ危ないと思いつつ何も起こらない件。
占い飛んで来ないな。
そして星の絵を描ける状況じゃなくなって来た気がするぜ!
絵描き エーリッヒが時計を進めました。
/*
ちょ。そう来ますか!
ま、まぁ。兄としては妹が引き裂かれなくて良かったですけれども。
どうにも中身がはみ出るランダムですねぇ。今回もまた。
戻ろう戻ろう(ごそごそ
[二人の後をついて、ユリアンの家へと向かった最中、よろめいた姿を見て慌てて駆け寄った。]
ユリアン…!?
[そしてその影が揺らぐのが、見えた。
影が伸びた先、力を振り降ろすその先に、目を開く。]
だめ…やめて……!
[叫ぶ声で影が止まるはずもなく。]
/*
あぁでもゼルの笑顔嬉しいどうしよう。
そしてコレ本当にどうすればいいんだ二人一緒に落ちるとかまったく想定外です
糸紡ぎ ユーディットは、ランダム を心の中で指差しました。
[影の伸びる先、もう何度目かのそれ。
ただ一つ違うのは、伸びる先はエーリッヒではなく、親友であったということ]
ゼル…
[自分はただ、親友が刈られるのも見ることしかできずに。
その傍にいた少女もまた、消えるのを感じていた]
イレーネも、か。
─ユリアン宅─
……あ、戻ってきた。
[畑の方から戻ってきた二人。
特に何かあった訳でもないようで、その事にほっとするものの]
……リア、にい?
どしたの……具合、悪いの?
[扉に寄りかかるユリアンに気づいて、案ずるように呼びかけた]
ゼルを…刈らないで…
[死神の使った力の先は、死神の宿主の親友で。
それはまた彼に傷を残してしまうと思って。
そしてその傍にいたものも、巻き込まれるように消えていったのを感じた。
それは、心に届いた声からも知れて。
暫く呆然と、はるか遠くを見ていたが。
レナーテの姿に気づくと、そちらを向いた。悲しげな顔で。]
レナーテ、ゼルが死神に刈られて。
………イレーネも、巻き込まれたみたいに…
[それ以上は口に出来なかった。]
糸紡ぎ ユーディットが時計を進めました。
―自宅―
[心配する声を、傍によってきたエーリッヒからかけられ、
感じていたものはきっと現実で]
なんとか。
ただ、無事じゃない人が、いる。
[最後の言葉は小さい言葉、けれども普段とさほど変わらない様子で]
きのこ畑の主 ユリアンが時計を進めました。
やだ、ゼル…!
[そう、手を伸ばそうとして。
彼にも影が近付いているのが見えて。
絶望に、瞳を見開いた。]
いやーーーーーーー!!!!
─ユリアン宅─
……まさか。
[聞こえた小さな声に、つられるように小声で呟いた。ユリアンが断言したと言うことは、つまり───]
[誰だ、とは声に出ず。ただ眉根を寄せてユリアンを見た]
店員 ベッティは、ランダム を心の中で指差しました。
─ユリアン宅─
うん。……忘れてはいけないことだ。
[簡単に忘れられることでもないけれど。
ユーディの言葉に頷いて>>5:137]
……そう、か。うん。
色々、鈍いだの堅物だの朴念仁だのと、
ユーディには愚痴も聞いてもらっていたからな。
[主語は出さないまま、時間がやってくる前に、友人と交わしていたたわいもない会話を思い出す。一方的に追いかけていた間の話。そんな話から。ユーディには、わかることもあっただろうか。]
…うん
[ベッティの人数の中に、含まれない名前に目を細め、
ユーディが答えるのを黙して聞いて]
エーリ兄、ユリアン。
話は──
[終わったのか、と聞こうとしたところで、
また、ぐらりと、ユリアンの体が傾いだか。]
…っ、ユリアン!?
[眉を寄せて、名前を呼ぶ。耐えるような姿は、どうも。不安を呼ぶ。
今は──近くに彼の親友の薬師の姿はなくて]
あっ…
[自分の横を抜けるベッティを、とめることはまだ少し先ほどの影響もあってかできず。
戸を抜けて外に掛けていくのを見送った]
誰か、ついていってやってくれ。
ゼルと、イレーネは…
[首を横に振り]
一人だとショックだろうから。
語り部見習い ミハエルは、ランダム を力(占う)の対象に決めました。
語り部見習い ミハエルは、ランダム を心の中で指差しました。
[妹の異変が直接伝わってきたわけではなかった]
[ただその悲鳴のような何かが届いた気がして]
[ゲルダに声を掛けられると大きく息を吸い込みゆっくりと吐いた]
…そうか。
[一度目を瞑り開く]
ゲルダ。大丈夫かい。
私は行ってみるけれど。どうする?
[冷静さを保てたのは薬師と一緒だと聞いたからだろう]
[巻き込まれたとかその辺りを気にする様子はない]
[近くにいるならウェンデルにも尋ねて]
……平気。私にはもう見えるだけだから。
[それもまた、痛みを残す事なのだが。
もう一人のように、疲弊を残す事はないからと。
レナーテに問われれば、ゆっくり首を振った。]
私はここにいる。
…もう一人が、心配だから。
[そうぽつりと告げた。]
─ユリアン宅─
[大丈夫だ、と手を振るユリアンは気になるもの、エーリッヒが近くについている事もあって、そちらに任せよう、と思い]
……そ、だね。
いつもそんな話ばっかりだったもんね。
[主語の欠けたままのミハエルの言葉に、少しだけ、笑う。
ベッティが叫んで駆け出したのは、その直後か直前か]
ゼ、ル。
ゼルは、どこに。
[無事でいるだろうか、生きているだろうか。
自分に巻き込まれてしまったの、なら。]
会わせる顔なんて、ない…
─ →道具屋─
[全力で駆けて来て、ぜぇぜぇと肩で息をしながらも]
……レーねぇ! レーねぇ、居る!?
[きょろきょろと辺りを見渡し名前を呼びながら、奥へと。
だが、どこにもイレーネの姿はなく、]
…………レーねぇ。
ティ、ちょっと待って……。
[慌てて追おうとするものの、僅かに痛んだ足がそれを阻んで立ち止まる]
……一人だと……って。
リアにい? それ、どういう事?
[そこに聞こえたユリアンの言葉に、きょとり、とひとつ瞬いた]
[ミハエルが心配する様子にも、ユーディットにしたのと同じように大丈夫だと手を振って答えて。
自分が告げた言葉は、エーリッヒのもった疑問の答えにもなっただろう]
お茶飲む人?
[聞きながら、自分はお茶を入れる用意をしはじめた]
あまり平気そうにも見えないけれど。
尊重しよう。
[苦笑してゲルダの肩を軽く叩いた]
[心配するのはよく分かるから頷く]
分かった。じゃあ。
[ウェンデルにも一つ頷いて道具屋へ向かう]
[全力で走るベッティと図らずもまた同道するような形になった]
あ……うん。
ティのこと、お願い、なんだよ。
[駆け出していくエーリッヒを見送って。
再び視線を向けたユリアンは、お茶の準備を始めていた]
……お茶……って。
[思わず、じとー、って目になった]
─ →道具屋─
イレーネとゼルギウス…。
今回は二人、か。
[ユリアンの言葉で誰が消えたのかは理解出来た。イレーネと最後に別れたのは道具屋だったな、と。ベッティもそこへ向かっているかも知れないと当たりをつけ、やや遅れて道具屋へと辿り着いた]
ベッティ!
[呼ぶのは家主ではなく、ここに来ているはずの少女の名。姿を探しながら道具屋の奥へと向かう]
─ユリアン宅─
[ベッティが駆け出していくのにも、顔を向けて]
……ユリアン。
[ついていってやってくれ、と言う台詞、
首を横にふる様。どちらにも眉を寄せて、
どれに対してなのか、悔しそうに唇を噛む。]
── あ、…っ、エーリ兄っ
[つとベッティの後を追って駆け出した兄の後を追おうとして、後を、と言う兄の言葉に、その場に、足を止め]
中
ウェンデルが不在だからどうしようw
レナーテのように扱ってよいのかもわからず。
そして頭がさっきから痛いです(
薬飲んだけど痛いまま…ぐぅ。
―自宅―
[出て行く、最後のエーリッヒの言葉]
逆、じゃないのか?
[ぽつりともらした声は、すでに出て行ったエーリッヒには届かず。
ユーディットの言葉>>11に、お茶を用意していた手が一度止まり、視線には背をむけていたので気付いていない]
ゼルが、刈られた。
傍にいた、イレーネも消えた。
[答えながら、最後に自分の家を出る前、親友が残していった言葉を、思い出し]
喧嘩売ったから、怒らせたのかもな。
やらなきゃいけないことは、すんでいたなら、いいが。
[コップに注がれたお茶は、あふれてこぼれはじめていた]
─ユリアン宅─
[ユーディが足を気にする様子を見て取れば、
む。と、眉を寄せて]
……。ユリアン。
いいのか。
[お茶を飲む人、と、暢気そうにする家の主人に、
眉を寄せたまま尋ねた。胸騒ぎはしても──気まぐれな直感は、彼について何も教えてはくれないままで]
[ゆっくりと開けた視界の中、まず最初にベッティの姿が見えた。
何かを探しているらしく、必死に声を上げるのは分かったけれど、
未だ完全に戻りきらない聴覚では聞き取れずに、ぼんやりとそれを眺めていた]
ぁ…ベッティ。
[必死に名を呼んで自分を探してくれる彼女に、申し訳ないと表情を翳らせて。
自分と同じようになっているゼルの姿を見つけ、息をのんだ。]
…ゼ、ル。
─ユリアン宅─
……ギィにい、と、レェねえ……が?
[告げられた言葉>>16に、上がるのは呆けた声。
何故それがわかるのか、と。
次に浮かぶ疑問はそれ、だったけれど]
……リア、にい。
お茶、溢れてる、よ。
[収まりきらずに零れて行くお茶を見て。
先に、そちらを指摘した]
それで満足か。
[姿の見えない『死神』、このコエがそれによりもたらされたのなら、届いていてもおかしくはないはず。
けれどもやはり誰からも、返るコエはない]
もし、そっちに、意思や命があるっていうなら、今すぐ、殺してやりたいくらいだ。
[吐き捨てる言葉、内に抑えてるイラだちは表面にでることはなくとも、内に近いここでは出てしまうのだろうかと、どこかで自分で思いながら]
[直感そのものが途切れたときよりも、
それは、ずっと弱いけれど、浮かぶ不安がある。
変わらないままに見えるきのこ畑の主に、
──それなら、、いかなくていいのか、と、
そんな問いだった、けれど]
……! ばかっ
[その様子は普段どおりに見えるのに、
──ぜんぜん普段どおりじゃない。]
なに、してるんだ……!
[零れるまで、お茶を注いでいる手をぱっと掴んだ。]
[レナーテに肩を叩かれ、ありがとうと呟いて背を見送った。
それから、視線を部屋へと向ける。
ユリアンがお茶を零しているのを見て取って、悲しげに顔を歪めた。
ふいに届く声には、苛立ちと怒りが含まれていて。
届かないとは、分っていても。
近づいて、ただ見ていた。
何時もより、少し近くに立った。]
[名を、呼ばれた。
未だ聞こえ辛かった筈なのに、その声は何故だかはっきりと聞こえた]
ィ、レー……ネ?
[上手く出ない声で、名前を呼んで、
その姿を目にして、ふと違和感を覚えた]
─道具屋─
[道具屋の奥。途方に暮れて立ち尽くしていたが、エーリッヒの自分の名を呼ぶ声に、びくっと反応する。
そうして、エーリッヒが奥まで入ってきたら、ゆっくりと振り向き、]
…………レーねぇ、留守、みたいだね。
どこ行っちゃったのかな。レナにぃのいつも行ってた狩場、かな。
とりあえず、早く捜しに行かないと、ね。
[そう言って、エーリッヒの横を通り過ぎて出て行こうとする。
俯き気味な顔は髪に隠れて、パッと見で表情は伺えないだろう。]
―自宅―
[意識は別のところに、届かないコエを向ける先に、姿の見えないそれに。
ユーディットの言葉とミハエルの手の感触に、意識は目の前のお茶に戻り]
ああ、すまない。
少し考え事とかしていた。
[一度ため息をつき]
確かに、任せたといわれてしかたがなかったな、今のは。
[改めて別のコップに二つお茶を用意し、あふれた分は自分の分として、巨大キノコの机の上に]
よくはないが、なにもできん。
[そう、ミハエルには遅れて言葉を返していた]
ごめん、ね。
多分、あたしのせい、だ。
[こちらの呼びかけに答える彼に、そう言って。
胸に咲いた華の上に手を乗せて、ごめん、と。]
…ベッティも。
ごめん、ね。
[彼女にもしるしがあるのは知っていたから。
自分が刈られたことで、彼女の不安もきっと増えてしまうだろうと。
目を伏せて、エーリとベッティの様子から顔をそむけた。]
─ユリアン宅─
……少しの考え事、で、なる様子じゃないよ、それ……。
心、ここにないみたいだった。
[ため息をつくユリアンに、はふ、と自分も息を吐いて。
新たにお茶が注がれると、椅子借りるね、と言って座り込んだ]
でも……。
なんで、わかったの?
ギィにいたちの、こと……?
[それから改めて向けるのは、先にも感じた小さな疑問]
─道具屋─
[振り向いたベッティの表情は見えない。捜しに行かないと、と横を通り過ぎようとするベッティの腕を掴んだ]
ベッティ……───イレーネを捜しに行っても、もうどこにも、居ないよ。
[気が済むまで捜させるか、それともはっきりと告げてしまうかでしばらく悩んで。選択したのは、告げることだった]
信じられないかも知れないけど、もう、居ないんだ……。
イレーネだけじゃなく、ゼルギウス、も。
[低く押し殺すような声。表情も思い切り顰められ、ベッティの腕を掴んだ手が僅かに震えた]
なに、が、
[イレーネの姿を見て、じわりと理解が広がっていく。
ベッティの声も、後から来たエーリッヒの声も、はっきりと聞こえ始めた。
一度、口を閉じて]
……何で、謝る。
[それでも、それだけは分からなかった]
/*
ていうかね、ていうかね。
なんで、二人同時に、かなぁ!
いや、この状況って、本当にどうすればいいのかしら!
助けてお兄ちゃん!(マテ
─ユリアン宅─
[心ここにあらずの様子に、掴んだ手を離すのは、慎重だった。]
ユリアン、火傷は。
[まず、それを聞いて、]
………、…〜っ でも
理屈、じゃなくて感情が、大事なときもあると
ボクは、ボクは…… ユリアンから、教わったのだよ。
[自分の方が、相手より、よほど押し殺した声で、口惜しげに翠はユリアンを睨む。
なんにもできないのは、それは、わかっていたけど。]
だ、って。
あたしは、しるしを持ってた、から。
だから多分、ゼルも…あたしが傍にいた、から。
あたしの、せいで…ごめん。
謝って済む、ことじゃないけど。
[何で、と聞かれて。
彼が自分と同じようになってしまったのが哀しくて、それでも泣いて謝る真似はしたくなくて。
唇を噛みながら、目を伏せた。]
―自宅―
[ミハエルの火傷の心配には大丈夫と、続く言葉に]
あふれる分は、ちゃんと零す。
ミハエルは、あふれているのを無理にとめている様に見えたから
[そう答えて、ユーディットから向けられる疑問、それはミハエルからも何度か向けられたもの。
少し、間を置いてお茶を一口]
『死神』が憑いているから、全部見えた。
ゲルダに憑いた『死神』がその命を刈るのも、
ゼルが、『死神』に刈り取られるのも、
他の皆が、消えていくのも、ほんのりと。
[告げる言葉に、二人の反応はどうだったか。
隠すよりはいっそ明かした方がいいだろうと]
いくらでも、責めてもらってかまわない。
─道具屋─
[エーリッヒの横を通り過ぎようとすると、腕を掴まれる。
どこにも居ない、という言葉に振り向かないままに首を横に振ると、]
……そんなの。捜してみないと、わからないじゃないですか。
…………それとも。何か明確な根拠でも、あるんですか?
レーねぇだけでなく、ゼルにぃまで消えたっていう。
[手を振り切るでもなく、しかし振り向かず俯いたままに、感情を押し殺した声で聞き返した。]
[もう一人に触れて慰める事も出来ず。
明かした死神の事を、二人はどう受け止めるだろうかと思って。
二人の様子をその場に立ってみていた。]
─ユリアン宅─
……ふにぇ?
[素朴な疑問に対する答えは端的で。
思わず、ひっくり返った声が出た]
……リアにいが……『死神』憑き……?
ルゥねえ、も?
[どこか、呆然と呟いた後、幾度か瞬く。
表情に、戸惑いがあるのは一目瞭然]
う……。
なんで、って聞いたのはディだけど。
そんなに呆気なく言われちゃうと、どう返していいか、わかんないよ。
[距離が近いからだろうか]
[妹の声は一部が聞こえてきていた]
[このままでは盗み聞きだと思うものの離れるにはまだ不安で]
…少し違うようだったけれどね。
[ゲルダの言葉を思い出し小さな呟きが外に転がり出た]
[どちらがどちらを巻き込んだのかは分らない]
[どちらもどちらをも巻き込んだのかもしれない]
[そしてきっとその真偽に意味は無い]
[そんなことを考えていた]
─道具屋─
……証拠は、無い。
見せることが出来ない。
けど。
『死神』に刈られたのは、確実だ。
[断言出来たのはユリアンの言葉があってだったが、その詳細までは口にすること無く。ただ事実を、訥々と紡いだ]
─ユリアン宅─
[火傷がないかは、一度確認して、不承不承の態で引き下がり]
ユリアンは、自分に、鈍そうだから。
いまいち信用がならんのだよ。
[飄々としていて底が見えない。ユーディを振り返りドアの外を見た。自分が友人を亡くしたら。知らず手が拳を作って──
一口、茶を飲む間を置いて]
…え。
[ユリアンが言った台詞に、翠の目が瞠られる>>25。
よろめいていた姿と言動とが、思い出されて、
ぱちん。と頭の中で、ピースがはまる音がして]
[もう居ない、と、エーリッヒの言葉が聞こえた]
……そうか。
[抑揚に乏しい声で、漸く理解したように呟く。
一拍の間の後で、眉が顰められた]
しるし――……花、か。
[イレーネの言葉の中の一単語。
それを示すものは容易に想像できて]
……まだ、そうと決まったわけじゃねぇだろ。
喩えそうだったとして、お前の所為じゃない。
やったのは『死神』だ。
[声はいつの間にか出せるようになっていて。
睨むような目を向け紡いだ言葉は、いつか親友に言ったものと似ていた]
[挟むのは沈黙で、すうっ。と、翠の目から光が消える。]
…ユリアンは
[席にはつかずに棒立ちのように
手を左右に下ろした姿勢で]
……、責められた、方が、楽になれるのか?
[付け加えられた台詞の最後に、眉を寄せて、
──顔を歪めて、低められた声が聞いた。]
でも…!
あたし、ゼルには。
生きてて、欲しかった。
皆、生きてて欲しかったけど、でも。
ゼルが、生きててくれたら、それだけで。
あたし、うれしかった、のに。
[死神がやった、と。
そういわれても自分を許すことなんて出来なかった。
泣きそうになりながら、それでも頭を振って。]
―自宅―
[ミハエルの自分に鈍いとの言葉、確かにある意味では的を射ているかもしれない
そして、説明をした後のユーディットとミハエルの反応、そして続いたユーディットの言葉には]
すまない、これ以上二人に黙っているのもと思った。
[責められた方が、その言葉にはすぐに答えることができずに]
それで皆が楽になるなら、そうだ、と言ったら、ゼルに怒られるかもしれないな。
[はっきりといわずとも、意味することは同じで、親友にやはり怒られるかもしれない言葉だった]
/*
んーー、んー
なんかこういろいろあれがこれで、
しかも、バックミュージック「ニラ」にされてるんだけどどうしようか、もう。
─ユリアン宅─
[ユリアンに向けられる、ミハエルの低い声に、ほんの少し心配げな表情を、そちらに向けて]
……うん。
これで誤魔化されたら、多分、怒った。
[それから、ユリアンに視線を移して、小さく告げる]
リアにい……ディは、リアにい責めても、多分、ラクにはなんないよ。
余計に、苦しくなる気がする。
[言いながら、左手を右の肩に]
……も少し前だったら、なんで、刈られたのはディじゃなかったの、って、言ってたかも、知れないけど。
[最後の部分は、ぽつり、と小さな声で]
─道具屋─
ならっ!!
[証拠は見せることが出来ないというエーリッヒの言葉に、返す言葉は強くなる。
だが、それでも言い切るエーリッヒに、バッと掴まれていた手を強引に振り払って振り向く。
だが、未だ顔は俯いたまま。]
…………なら、どうしろって言うんだよ。
そんな『事実』、易々と「はいそうですか」って受け入れられるわけ…………ないじゃん。
[そう言って上げた顔に浮かぶのは、今にも泣き出しそうな儚い笑い顔。]
[「お前の所為じゃない」というゼルギウスの声が聞こえた]
[妹一人でないのを確認して息を吐く]
[これなら大丈夫だろうと意識をそらせた]
[言葉を聞いて、僅かに眉が上がり。
更に何かを言いつのろうとして、けれど、
……ふいと目を逸らした]
……気に病ませてるのは、俺か。
[声は落ちる]
ちが、う。
そうじゃ、ないの。
ゼルは、何も、してない。
あたしが、あたしが勝手に、思ってた、だけ。
ずっと、前、から。
[そういって、また、ごめん。と謝って。]
[ユーディットから返された返答に、首を振り]
選べない、なにも、ただ見てることしか。
[ぽつりぽつりともらす言葉には感情はこもらず]
ただ、『死神』が刈るのを見るだけ。
[一口、お茶を飲んでから]
ああ、ゲルダは、殺してしまったような、もんだったけど。
[コップの中のお茶が微かな波紋を浮かべていて、言いながら自分の手が震えているのを自覚した]
違うから…それは…。
[自分を殺してしまったと言う人に首を振る。
ああ、だから。
忘れて欲しいと。
そう願うのに。
伝わらない想いに、表情が歪んだ。]
─ユリアン宅─
[挟まれる沈黙の間も、じっと翠の目はユリアンを睨んでいて]
……
[>>31 曖昧な肯定に、その親友に似て視線が鋭くなった。]
ボクはな
黙っていたことは。わかるけれど
…… 腹立たしいと思う。
[イレーネが言葉を紡ぐ間も、目を逸らしたまま。
暫くの間は沈黙が続き、やがて]
……俺は、お前のことは嫌いじゃない。
[独り言のように零した]
でもな、
今の、そういうお前は、嫌だ。
─ユリアン宅─
……うん。
ただ、『死神』を引き寄せやすいのが、花の『しるし』だって、聞いてたから。
……だから、他の誰かよりは、って、思ってたんだ、よ。
今は……そう、思えなくなっちゃったけど。
[受け止めてくれるあたたかさに触れたから。
だから、今は、前とは考え方が変わっていて]
……ルゥねえ……を?
[それから、続けられた言葉に。
どうして、と問おうとして──ユリアンの手の震えに、そこで言葉を途切れさせた**]
─道具屋─
[振り払われ、ベッティの腕が手から逃れる]
…それは、そうだろうけど。
見つけることが出来ない人を、捜して捜して、摩耗して行く姿を見るのも、俺は嫌だよ。
皆もそんなベッティは見たくないんじゃないかな。
[眉尻を下げながら、泣き出しそうな表情のベッティを見遣った]
[二人の会話の詳しい所は聞こえない]
[ただ信じて大丈夫と思っていたから意識を別に向けた]
[もしウェンデルが近くにいて此方に気づいていたら]
[小さく肩を竦めてみせたりしたかもしれない]
[結局中には入らないまま道具屋に背を向ける]
そんな、の。
わかってる、よ。
あたし、だって…あたしが、いやだもん。
[嫌だ、と言われて身体が強張った。
それでも、泣くことはしなかった。
絞り出した声は掠れていたかもしれない。]
[視線が落ちると、手が震えているのが見えて。
初めて、死んでから、目の前の人に触れようと。
手を伸ばして、重ねた。
ともすれば、すり抜けようとする手を、そうならないように添えて。]
もやもやするし、
まだ、整理も、つけきれていないのだよ。
[つかつかと、座っているユリアンに歩み寄り、
震えているコップの中を見て、]
なにせ。ボクは。
死神について、詳しくを知らなさすぎる。
[すとん、と隣に座る。]
……。ユリアン。口に出して。
話すといいのだよ。
語りを聞き、…残すもボクの仕事だ。
[忘れろと言うなら仕方なく忘れるが。と、そうとも付け加えて]
中
<殺した
うん。
あの流れだとそうなるよね…(ぁ
まぁだから芝生えたんだが盛大に。
というか笑うしかないあの状況(
後から見ると酷いログだtt
ご、ごめんね!ユリアンごめんね!
[ミハエルからの視線は、心に届けばそれは少しだけ痛く、以前ならば感じることはなかったかもしれない。
その言葉とあわせて、それを感じる]
だから、責めろ、とは言わない。言えない。
何も、することは、できない。
[ユーディットから返る言葉があれば]
『死神』が何を考えてるかは、さっぱり、わからない。
[続いた疑問の言葉は途切れて、きっと聞かれてもうまく答えることはできなかっただろうが]
けど、どうしたら戻せるのか、俺には分からない。
[言葉を次いで]
……お前もお前だ。
もうちょっとマシな奴にしときゃいいものを。
[溜息が零れた]
[来た道を戻るように移動する途中で動きが止まった]
[左手で口元を覆う]
[右手は肘に添えるように押さえ込むように]
[妹も此方に来てしまったのだという事実が今更響いてきた]
[そしてもし来ることになってしまったら?]
[呼吸を整えようとしながら感情の波が去るのを*待った*]
ああ、そうだった。
[ミハエルの言葉に、こちらに歩み寄ったその姿をじっと見つめて。
手の震えはとまっていた]
『死神』は憑く、花を咲かせるために、命を刈る。
選ばれる基準は知らない、刈られるのも、憑くのも。
[それは父親からも聞いていた話、そして続くの語りは]
村長は二人の夢の中にでた、影に、『死神』に刈られる夢。
ゲルダは、『死神』に憑かれていた。
消える前は、とても悲しんで、今にも消えそうなくらいだった。
そのまま、自分に憑いた『死神』に刈られていった。
[ゲルダのときのことを話す時は、そのときのことを思い出したりしたためか、わずかに声は震えていたかもしれない]
こっちの『死神』は3回エーリのところに、それとウェンとレナーテが消えるのを感じていた。
[こっちのと、指すのは自分の後ろの方何もない空間、自分にもそこにいるのかは知らないが。
ミハエルを見つめる視線は変わらず、語る口調は常のように、ただ少しためらいのような色はわからないほどに混じり]
さっきは、ゼルが刈られていった。
一緒にいたイレーネが、消えるのも、感じてた。
今は、悲しく寂しくもある、そんなところ、だ。
[言葉とは裏腹にそれは表面にはっきりとでることはなかったが、
もし親友が生きてたのなら、その機微を感じることもあったのかもしれない]
…気がついたら、好きになってたんだよ。
面倒見良いとことか。
ぶっきらぼうで口が悪くて、人一倍優しいとことか。
そんなゼルが、ずっと。
[そう言って、ごめんね、と。
泣きそうな顔で、微笑った]
─道具屋─
っ!?
[エーリッヒの言葉に、目線を外し、ギリッと奥歯を噛み締める。]
……分かってる。分かってはいるんだ。
レーねぇも──ついでにゼルにぃも、もういないって。
……でも、それを認めちゃうと、さ。
……もう、耐えられそうにないんだ。
限界、なんだよ。もう、ココロが今にも折れちゃいそうで。
爺ちゃんも、ゲルダおねえちゃんも、ウェンくんも、レナにぃも居なくなって。さらに、レーねぇもゼルにぃも居なくなるなんて……そん、なの…………
[ぽつぽつと俯きながら呟いていたが、スッと顔を上げると、]
悲しみで押し潰されちゃうよ。
[顔に浮かぶのはぎこちない笑み。]
─ユリアン宅─
……何を考えているかは、さっぱり、か。
話せもしないのかね?
[死神。についての話には、眉を寄せて。情報が不足している。とばかりに不満げに頬杖をついた。]
死神が、花を咲かすためにボクらを狩ると言うなら──
もし。
その花が見られれば、
少しは、理解も及ぶのだろうか。
[考えるように、そう言って、翠の眼を細めて]
ユリアン。
ゲルダが死んだのは、死神のせいで。
ユリアンのせいではないし、
…… ユリアンが殺したことにもならないのだよ。
[ぽつ。と先ほどの言葉の使い方が気になったようにそう言って、]
…… きっと、ゲルダが悪いわけでもないのにな。
[語られるゲルダの話に、褒めてもらった翠の目を伏せた。]
借り賃も出してくれないな。
[何もとの言葉にはそう答え、花の話には、視線は村の出口、閉ざされた戸のある方向]
父さんは、とてもきれいで涙が出たと言ってた。
[ゲルダの話になれば、自分はうまく言葉を継げることができず、視線をコップの中に落とした]
直接は……、そうだな。
ありがとう、ミハエル。
気遣わせて、しまったな。
さっきとは、逆の立場だ。
[その話をしてる間のユーディットの様子がどうだったか、声をかけられたなら、自分はそれにも*答えていただろう*]
─ユリアン宅─
[じっ、と観察するようにも、
翠は語るユリアンを見ていて]
……ユリアンは、難しいのだよ。
わかるゼルギウスは凄い。
[僅かに揺れる機微の全ては読み取れない。だから、そう、素直な感想を零して、座っていれば届く高さの頭に、手を伸ばした。]
ボクは、到底、
…きちんとなど、汲める気がしない。
自分を元に、……想像するくらいしかできないな。
[くしゃ。とバンダナの上から、ユリアンを撫でて]
いちいち謝んなっての。
……嫌いじゃねぇんだからさ。
[もう一度口にしたそれは、好意をそのまま口にすることが殆どない青年にとって、良い方の部類に入るもの。
最上級ではないけれど。
長く過ごした者ならばそれを知るか]
んっとに、変わり者だ。
[吐いた溜息は、先程よりも軽かった]
─ユリアン宅─
… 綺麗。か。
[父から聞いたという花の話しに、自分の目には──刈られた命で咲いた花は、どのように映るのだろう、と、一度手を止めて]
… ちょっとはお返しせねば、立つ瀬がないのだよ。
[逆。といわれて、真顔でそう返してから、笑う。]
責められたいとか。あまり情けない事を言われたら
頭突きでもしてやろうかとも思ったけれどな。
ゲルダ、
会いたい、とは、言わない。
[それは自らの死を望むのと同じこと、彼女に言った言葉を否定すること、彼女を裏切る言葉]
今の姿、見せたら、心配をさせてしまうんだろうな。
ただ、ゲルダ、忘れることは、できない。
ゲルダをなかったことにすることは、できない。
それはもっと、悲しくて、寂しいことだと、思う。
ゲルダがたとえ、忘れること、望んだとしても、忘れない。
[告げるコエ、ゲルダにあてるコエ]
もし忘れろっていうなら、その言葉の数だけ……、
[その最後に続く言葉は、胸中に呟いた]
─道具屋─
[ベッティの挙動をじっと見、紡がれる言葉を黙って聞く。『刻』がどんなものなのか、人が消えて行くことに対する覚悟が出来ていた自分は比較的に容易に事実を受け止めて来れたけれど。目の前の少女はそうも行くはずもなく。ぎこちない笑みに悲しげな表情を浮かべた]
うん……そう、だよな。
もう何人も消えてしまった。
でも、さ。
悲しい時は、泣きたい時は、我慢しなくて良いと思うよ。
溜め込んでるものを全部出してしまうと良い。
[以前ベッティが泣いた時にしたように、その頭に手を伸ばし撫でようとする。ベッティ程思い詰めていない自分に彼女の心情を理解し切ることは出来なかったけれど、その負担を少しでも減じたいと、そう願って]
その分だけ、ゲルダに好きだって、忘れられなくなるように。
[胸中に呟く言葉、どこにも落ちることはない自分の胸にだけ落ちる言葉]
[それから、ユリアンの話を聞いて、
それも、ひと段落した頃か。]
…ユーディ。
[友人の名前を呼んで、手招く。]
……さっき。居合わせた、と、言っただろう?
[やはり主語のないままで。
消えた人の事を、尋ねる。]
──どんなだったか。と、
聞いてもいいかね。
[聞いた処で。どうしようもないことだったかもしれないけれど。それでも、消えた時の事を知りたくて、居合わせていた、というユーディに、こっそりとそんな話を尋ねた。]
…うん、ありがと。
[ゼルの言葉に、少し切なそうな色を浮かべるもすぐに微笑んだ。
続いた言葉には、そんなことないよ、と。]
ゼルは自分を、悪く言い過ぎ。
あたしは、好きになったの、ゼルで良かった。
返事のないラブレター、送ってるみたいだ。
[ぽつりと呟くコエ]
誰かに聞かれたら、ますます変な人、だな。
[ミハエルに、語った後、わずかな時の間のコエ、その返事が返る前のこと。
自分が変わった大きなきっかけはきっとゲルダで、そしてそれによって悲しむ事が増えても、恨むつもりはなく、送るのは*感謝の言葉*]
/*
(ごろんごろん
多分正しく意図を読めていない気がする。
返答に時間食ってすんませ…!
ライト思考冷静系にするとこう言う説得場面で言葉に悩む。
直情馬鹿だと「辛いのはお前だけじゃねぇんだよ!!」とか出来るのにね。
…そんな風に見えてたんだ。
[とても悲しんでいたというもう一人に、自分が消える直前の事を思い出す。
知らなかった『死神』のことを教えてもらった。
死神が他者を刈る者だというのは、その前に聞いていたけれど。
死神が宿主をも刈るかもしれない、という事は、あの時初めて聞いて。
それでも生きていて欲しいという、切な願いも耳を通り過ぎて。
一人で取り残される可能性が。
怖かった。
怖くて仕方が無かった。
そんな折れかけた心は、死神に耐えられなかった。
だから、悪いのは自分なんだと、そう思っている。今も。]
こちらこそ、……ありがとう。
とでも言うべきところか、ここは。
[言葉に対して素直に礼を述べる時には、どうしても間が空きがちだった。
それから]
……少し、戻ったな。
[外していた視線を、漸くイレーネに向けた]
─道具屋─
[エーリッヒの悲しげな表情に、視線が泳ぎ。]
…………ごめん。変なこと、言い出しちゃって。
[目を伏せ、謝罪の言葉を呟いた。
続く言葉には、暫しちらちらエーリッヒの様子を窺っていたが、]
だったら……ごめん、ちょっと向こう向いてて。
[そう言って、エーリッヒの背後の方を指差す。
それにエーリッヒが従ったとしたら、エーリッヒの背後から手を回し、腰に抱きつく。]
……ごめんね。泣き顔は、もう、見せたくないから、さ。
[そう言って、落ち着くまで、ぽつぽつと思うことや心情を背中越しに呟いていただろう。
結果として、泣き顔を見せたり、泣き喚く様子を聞かせるということはなかった。
落ち着いたあとは、戻るなりどこか行くなり、とりあえずエーリッヒに付き従っていくだろう。]
そんなこと、あたしに聞かないでよ。
[さすがに気恥ずかしくて、少し赤くなりながら苦笑して。
ゼルがこちらに視線を戻して言った言葉には、一瞬息を飲んで。
まだぎこちないものの、いつものように微笑んだ]
…うん。
─道具屋─
[謝罪にはふるりと首を横に振る。心情を理解してやれない申し訳なさもあった]
え、ああ、うん。
[後ろを向けと言われ、言われるままにベッティに背を向ける。腰に抱き付かれると少し驚きを見せるが、振り返ることはせず。ベッティの気が済むまで語られる言葉に耳を傾けた。時折相槌を打ったりもしたことだろう。ベッティが落ち着いたなら]
一旦ユリアンの家に戻ろう。
ユーディットやミハエルも心配してるだろうから。
[ね?と提案して。返答を聞いたなら、ベッティを連れてユリアンの家へ戻ることに*なるか*]
そいつは悪かった。
[あまり謝意の籠っていない謝罪の後で]
ああ、そっちがいい。
[ぎこちない微笑みに、一つ頷いた]
まぁ、あれだな。
しょうがねぇから、完治まで付き合ってやるよ。
治療は薬師の役目だし。
[軽口めいて言う唇には微かな笑みが乗っていた]
[それからふ、と常の表情に戻り]
それはそうと、
会いに行かなくていいのか?
レナーテに。
[今し方ベッティとエーリッヒが出て行った扉に目をやり。
恐らくは同じ存在と化している筈の、彼女の兄の名を*上げた*]
/*
墓落ちしたら更に返信遅くなってないですか俺。
しかも眠くて色々むちゃくちゃかも知れない。
ごめんよイレーネ。
今回ゼルが色々アレだけども、中身はキュンキュンしています。
悪いと思ってないでしょ?
って…っ。
[溜め息混じりにそう言ったものの、次の言葉にはきょとんとした後赤くなって。
更に続いて言われたことにはなんと言えば良いのかわからない表情になった。]
そんなこと、言われたら。
…治したく、なくなる。
[普段みることのない笑みも相俟って真っ赤になりながら小さく呟くも、すぐにいつも通りに戻ったゼルから言われた言葉に目を伏せた]
…うん。
もう少し、時間が欲しい。
あたし、すごく泣いちゃったから。
[きっと兄はあの時傍にいてくれただろう。
どれだけ心を痛ませただろう、まだ兄に面と向かって謝る勇気がなかった]
ゼルこそ、良いの?
[そう、彼に向かって首を*傾げた*]
―――――っ。
[声なき声は、会話の合間に落とされて、身が強張る。
見上げるが、決して交わらない視線が、こちらを捉える事はない。
それなのに。
まるで知られているように。
届く言葉は、突き刺さる。]
ど、して…。
[呟きは震えてしまい。
後ずさり、体を掻き抱いた。]
……呼ばないで。
[名前を、想いを。
返せないのに一方的に。]
お願いだから…。
[もう、忘れてと。
目を逸らし、泣きそうな顔で呟いた。
忘れたいのか
忘れたくないのか
覚えたいのか
覚えたくないのか
自分のこともわからなくなってくる気がした。
体がないからだろうか。
忘れっぽいのに拍車がかかっているのだろうか。
―回想―
[何かを考えていたようで、しばらくしてからその場を出る。
建物のそばでレナーテを見かけるのはその時のこと。]
入らないの?
[不思議そうに問いかけて。
それでも去ってゆく様子には何も言わずに、自分もふらりとどこかへ行った。]
―ユリアン宅―
[ユリアンが語る『死神』の話は、黙って聞いていた。
ただ、自分たちを刈るもの、としか聞かされていなかったものたち。
彼らが求める花とはどんなものなのか、そしてそれを見る事は叶うのか――そんな事を、ふと考えつつ]
……ふに?
三回、リィにいのとこにって……でも。
[刈られて、ないよ、と。
話の中で、ふと感じた疑問が言葉になって零れ落ちた]
[疑問に返る答えがどんなものであれ。
エーリッヒが戻って来たら、大丈夫なのか問おう、と心に決めた所で]
に……どしたの、ミィ?
[手招きされて、こてり、と首を傾げる。
足は落ち着いているようだったから、立ち上がって、ミハエルの傍へ向かい]
……どんな、だったか。
[主語のない問い。
軽く、目を伏せる]
……直接、消えるのを見れた訳じゃないんだよ。
また後でね、って言って、帰ろうとして。
そしたら、何か、駆け抜けてくみたいな感じがして……。
それがなんだか、気になって振り返ったら……もう。
[いなかったんだ、と呟くように告げて]
……ただ、その時に、ね。
花が見えた気がしたんだよ。
[思い返すのは、刹那の幻視のような、影。
どんな花かと問われたなら、しばしの思案の後に、釣鐘草の名を口にする**]
/*
しかし…
ずっと早く落ちたいと思ってた時は落ちなくて、
死にたくないと思った矢先に落ちるとか。
さすがラ神はSいな。
―回想―
[行っててと言っていたウェンデルに顔を向けた]
[入らないのと不思議そうにされて肩を竦めた]
ああ。
大丈夫そうだからね。
[顔を出すと逆に困りそうだと笑った]
[自分の事は分からなくてもというやつだ]
声をかけるのはもう少し時間を置いてからにするよ。
[それは自分にも必要そうだった]
[道具屋に背を向けるとウェンデルに手を振った]
[その時から唇は軽く*引き結ばれていた*]
―自宅―
[ユーディットのもらした疑問の言葉]
エーリは、『死神』に刈られることはない。
ただ、消えないとはいえない。
[直接のことは本人に聞き話すようなら、と付け加えて、ただ疑問に対する答えになることだけ伝えた。
難しいとの言葉、確かに自分を一番理解してくれたのはただ一人の親友。自分が感情を触れ合わせた、数少ない相手。
今はもうそうすることもできない。
他人と心を触れ合わせ、接するのはやはり自分には難しく、それでもそうしないことは親友への甘えに思えた。
何よりも、同じ『死神』に憑かれた仲間に、消えた彼女に、申し訳が無い様に感じた]
うまく、伝えられなくてすまない。
[腕を伸ばすのに気付けば、身を低く、それを受け入れようと。
頭を撫でられる感触]
こうされるのは、父さんにずっと昔に、以来だ。
[ミハエルからの気遣いを、今はすんなりと受け入れて感じることができた気がする]
―自宅―
[笑うミハエルに]
ミハエルにはそうやって、元気で笑っていてもらえると嬉しい。
それがお返し代わりにもなる。
[頭突きをとの言葉には]
甘えに飛び込んでくるんなら、いくらでもかまわないが。
[と冗談とも本気ともつかない様子で。
口調も表情も変わることがなければ、やはり親友以外にそれはうまく読み取れないのだろうが。
二人の少女からは、ジト目で見られることになったかもしれない。
ミハエルがユーディットに話を聞きに行くのは、自分は静かに*聞いていた*]
─ユリアン宅─
……刈られない、けど。
消える可能性は、ある。
[疑問に対するユリアンの返答を、口の中で繰り返す]
わかったんだよ。
後で、自分で聞いてみる。
[疑問は感じるものの、先に二人だけで話していた事とも関わりがあるのかも、と思い至り。それなら、直接聞こう、と思った]
……リアにい。
それって……。
[その後の、甘えに云々と言う言葉は、変わらぬ調子で紡がれた事もあって真意は読めず。
お約束のように、ちょっと呆れた視線を向けたとか]
/*
と こ ろ で。
今日って、エピいりするパターンが、複数あるから。
ラスト用は、準備しとかないとまずい、よね。
ん、まあ、扉の向こうのシンプル描写と、キャストロールだけでいいかな、とは思うのだけど。
店員 ベッティが時計を進めました。
─ →ユリアン宅─
[落ち着いたらしいベッティの頭をぽんぽんと撫でて。少女を連れてユリアンの家へと戻る]
ただいま。
ベッティも連れて来たよ。
[ノックの後に直ぐに扉を開き、自宅よろしくそんな言葉を口にして。ベッティを先に中へ通してから自身も家の中へと入った。その後、当たり前のようにユーディットの隣へと座る]
―自宅―
[後で自分でと、ユーディットの言葉には頷いて、
呆れた視線を向けられれば、ちょうどエーリッヒたちが家に来たところで]
わかった、二人の分もお茶用意する。
[ベッティの様子はどうだったか、ちらりと見てから二人の分のお茶の用意もした]
─ユリアン宅─
……あ。お帰りなんだよ。
[開いた扉の方を見て、戻ってきた二人の様子に、ほっとしたような声を上げる]
ティ、大丈夫?
[そ、と投げた問いかけに、返ってきたのはどんな答えか。
ただ、落ち着いているらしい、というのは見て取れたから、そこには安堵して]
…………。
[エーリッヒが隣に座ると、少しだけ、惑うようないろを乗せた目で見上げる。
先ほどユリアンに聞いた事を問いたいような、問いたくないような。
迷いの元は、そんな思い]
/*
自衛団長 ギュンター を殺しました(自衛団長 ギュンター は 村人 だったみたい)。
薬師 ゼルギウス を殺しました(薬師 ゼルギウス は 霊能者 だったみたい)。
六日目だったよなこれ…。
─ユリアン宅─
すまないね、頼むよ。
[お茶を、と言うユリアンにはそう答えて。隣で見上げて来るユーディットに気付くと]
ん?
どうかした?
[三人で話していたことは知らないから、微笑みながらも不思議そうに見返した]
─ユリアン宅─
……うん。
あのね。
[どうかした、と問われ。
少しだけ悩んでから、ゆっくり言葉を紡ぐ]
リィにいは、大丈夫なのかな、って、思ったんだよ。
……『周期』が来てから、ずっと、みんなの心配してる、けど。
自分は、大丈夫なのかな、って……。
/*
予想外の罠があったんだよ。
この子、思ってたより語彙が少ない……!
直球で聞けないのは予測してたけど、こんなに言葉選ぶ事になるとはwwww
─ユリアン宅─
俺?
[言われて、濃い翠を瞬いた]
ああ……俺は、色々と覚悟が出来てたからね。
誰かが『刻』に飲まれることも、自分が『刻』に飲まれることも。
まぁ、辛く無いと言ったら嘘になるけど。
でも、自分よりも皆が辛そうにしてるのを見る方が、俺は辛いから。
自分よりも周りを優先したくなるんだ。
[フッと身体の力を抜く]
[きのこ畑の主の家は視界に入る所にあった]
[その中に消えてゆく青年と少女の姿を見て髪を掻きあげる]
言うようには簡単にならないものだ。
[一人ごちて首を振る]
[乱れた髪を軽く整えるとまた後を追うようにして移動した]
─ユリアン宅─
……むぅ。
やっぱり、ずるいんだよ、リィにいは。
[返された言葉に上がるのは、少しだけ拗ねたような声]
それって、結局、自分辛いの、我慢してるって事になるんだよ。
それ、なんか、やだ。
[気持ちを表せる、上手い言い方が見つからなくて、結局言えたのはこんな言葉]
それに……。
何か、変わった事、起きてるみたい、だし。
…でも、いつまでも此処にいるわけにもいかないね。
[ゼルを見て、行こ?と手をさしのべる。
兄だけでなく、先に刈られた二人も気になるし、生きている皆のことも気にかかった。]
ユーディも、ミハエルも心配、だけど…
ユリアンのこと、心配でしょう?
きっと、傷ついてる。
[さっきの自分のように、責めているかもしれない。
彼のせいではないのに。]
[両腕が腕に強く食い込むが、痛みを感じる事はない。
死んだからか、心が麻痺しかけているか、よく分からなかったが。
強く腕を握って、何も考えないようにしていれば、エーリッヒとベッティがやってきたので、少し意識が削がれた。
泣きそうだった顔も、考えなければ少しずつ晴れてゆく。]
─回想/道具屋─
[暫くエーリッヒの背に抱きつき、取り留めない呟きを漏らしていたが、]
…………ん、もう大丈夫。
[そう言ってゆっくりと身体を離す。
振り向いたエーリッヒが一旦ユリアンの所に戻ろうと言うと、こくりと頷き、共に戻る。]
[直接心に語りかけられる言葉も今は無い。
どこかぼんやりと、目の前の人らを見ていた。
時折、ユリアンの影がさざめいて。
まだ終わらない事を告げていた。
今度は誰を、なんて事は。
怖くて口にする事が出来なかったが。]
それは困るな。
[小さな呟きにはそう返したが、口調には言葉通りの響きはなかった。
時間が欲しい、と言われれば小さく頷いた]
……そうだ、な。
[続けて逆に問われると、少しばかりの間が空いて]
面でも拝みに行くか。
[口調こそ常通りだったが、心配という言葉を否定せず、声にはやや翳りが落ちる。
差し述べられた手を見れば、少しの躊躇いの後、いつかのように掴もうと]
[中に入る前に一度振り返る]
[苦笑のように微笑んで扉を抜けた]
ゲルダ。
[出てゆく前と殆ど変わらない位置にいる少女に声を掛ける]
[顔は丁度見えない角度だった]
/*
あ、ちなみに今回の予定だったもの。
1.自分からいかない
2.赤相手に落ちない
3.涙を流さない
うん、突っ込みはなくていいよ。
─ユリアン宅─
やだ、って言われてもな。
[拗ねるような声に苦笑が漏れた]
辛いのは、絵で紛らわせてた部分もあったからなぁ。
……今はね、まだ良いんだ。
俺にとって一番辛いと思える事態が起きて無いから。
それを思えば、今はまだ、耐えられる。
それに……今、傍にユーディットが居るしね。
[自身も支えられているのだと。そんな意味を含めて言葉を紡ぐ]
ん、変わったことって?
[続いた言葉に再び疑問が浮かんだ]
/*
[人目を憚ることなく、ユーディットの隙をついて髪に口付けを落とした]
これを追加しようとして自重。
あまりにもお気楽過ぎた。
あ…。
[呼びかけられると、顔を向けた。
泣きそうな表情は失せていたが、今度は逆に、表情が何もなかった。]
レナー、テ。
お帰りなさい。
[別にここが家ではないが。
さっき出て行った事もあって、そう口にしていた。
言葉を口にすれば、色が戻るように、少しずつ何時も通りが戻ってきた。]
─ユリアン宅─
[そうして、エーリッヒに連れられる形でユリアン宅まで戻ってくる。
飛び出した手前、僅かに入りにくい気持ちもあったが、エーリッヒに促され中へ。
声を掛けられれば、うっすら笑みを浮かべ、]
……うん、もう大丈夫。えっと、ごめん、勝手に飛び出して。
[幾分か落ち着いた様子でそう返す。]
/*
あちこちの返事が間に合わん!!と思う奴挙手。
はい!
みたいな気持ちだ。あちゃちゃあ。
頑張れボク、ここは頑張りどころ!!
ただいま。
[表情の消えている顔に少し眉が寄った]
[少しずつ顔が戻ってくるのを見て軽く息を吐く]
ここはユリアンの家だけれど。
[軽い調子で言って笑いかけた]
─ユリアン宅─
……やなのは、やなんだもん。
[苦笑されても、ぽそぽそとそこだけは主張した。
傍に居るし、と言われると、それはそれで嬉しいのだけれど。
自分の方が多くもらってばかり、という気持ちがあって、それが少しだけもやもやとしているとかいないとか]
……うん。
さっき、ね。リアにいたちのこと、聞いた、の。
『周期』、始まってからの、こと。
それで……。
[投げかけられた疑問。どう返すかしばし悩んで]
リィにいは、刈れないからって。
それは、嬉しい、けど……。
大丈夫、なのかな、って……。
[ようやく紡いだ問いかけは、不安を帯びて掠れがちに]
語り部見習い ミハエルが時計を進めました。
じゃあ、困らない程度で、傍にいて。
[ゼルの言葉には、そう言って微笑み。
こちらに伸ばされた手を握って、その顔を見つめる。]
…ユリアンでしょう?憑かれたのは。
[それは、確証はないものの、確信していたこと。]
…だから、それもあるから。
ゼルには、生きてて欲しかった。
[親友を刈らせてしまうなんて、させたくなかったのに。]
/*
Σ
脱字ってるんだよ……『刈「ら」れない』、て入れたつもりがorz
意味は通るけど、だいぶニュアンスが変わるような気がするんだよーorz
……とほり。
[くろねこ、土鍋で凹んだ]
―自宅―
[机の上に置きっぱなしだった本を手にして]
これ、戻してくる。
[そう言って呼び止められることがなければ、そのまま本を手にして畑のそばにある乾燥小屋へと向かった]
─ユリアン宅─
[再び主張される言葉には、苦笑を漏らしたままユーディットの頭を撫でた。次いで、自分が刈られないと言う話を聞いたと知ると、乾燥小屋へ向かう前のユリアンに一度瞳が向いたか。喋ったのか、なんて意味を含んだ視線だったかも知れない]
ん…刈られないのは、本当。
でもね、それも万能じゃないんだ。
だから、「絶対に大丈夫」と言い切れないのが実情、かな。
[不安を帯びた問いかけに、「ごめんね」と言葉を続けた。安心させてやりたいけど、この先どうなるかは分からない。後に落胆させてしまう方が嫌だからと、きちんと自分の状態を告げた。『死神』に憑かれていることまでは明かさなかったけれど]
[両手は身体を抱いたまま。
レナーテが一瞬見せた表情には何度か瞬いた。
自分で自分がどういう顔をしているか、分ってはいない。
家主の名を告げられれば、一拍空いてから、そうだねと、笑んで。]
ぴく、と。一瞬、止まり。
視線を逸らして首を振った。
腕にはまた、力が入る。]
悪くないわけない…でしょ。
[呟く言葉は、力なく掠れ。
逸れた視線は今出て行った人の背へと向けられた。]
家から戻ってきてただいまと言うのも。
不思議だけれど今はあっている気がするよ。
[ゲルダの変化に言葉を止める]
[その視線を追いかけて家主の背を眺めた]
気にするなというのが。
無理なのだろうね。
[ゆっくりとゲルダに視線を戻した]
─ユリアン宅─
……うん。
消える可能性はある、って、リアにいも、言ってた。
[撫でてくれる手に、安堵を感じるけれど。
伝えられた状態への不安は、やはり、消しきれなくて]
あ、え、と。
謝らないで、なんだよ……。
ディは、ただ。
そういう風になってるのが、辛いんじゃないかなって……それで、そうだったら、やだなって、そう、思ったから……。
だから……聞いておきたかったの。
[謝られて、慌てて言葉を重ねるけれど、やっぱり上手く表せていない気がした]
しょうがねぇな。
[繋がれた手に視線を落とし。
続いたイレーネの言葉に、目を見張り顔を上げた]
知ってたのか。
……あいつも、抱え込むからな。
[暫しの間、少し遠くを見るようにして]
行くか。
[もう一度イレーネを見てから、歩き出す]
─回想、ユリアン宅─
[くしゃりとユリアンの頭を撫でて、やっぱり普段とは変わらなく見えてしまう底の見えない青年の顔を顔を覗き。]
上手に出来なくて困りはしなかったなら。
きっと、
ゼルギウスは、ユリアンだけは、
甘やかし放題だったのだな。
[怒る様でもなくそう言って。たぶん。今の自分よりずっと深く深く、その見えにくい感情を汲み取れていた薬師の事をそう評し]
なんとなく、終わる時が、近い気がする。
[今起きている、その際たる原因に憑かれているからなのか、そんな気がしていた]
できれば、もう他の誰も消えないのが、一番だが。
借り賃代わりに、少しくらい、言うこと聞けばいいのにな。
[語りかけるコエ、もう何度もしてきたそれは、今日も返るコエはない]
[お返しの代わりと言われて、うん。と笑う。]
ボクが曲がりなりにも笑えているなら。
それは、ユリアンと、ゼルギウスのおかげなのだよ。
……恩人のお返しになるのなら、なによりだ。
[そう言って]
……。
前も言ったが誤解されるのだよ。
[続く言葉には、青年の想像どおりにじと目が送られた>>56。]
どうせなら妬いて、──…、
……くれるのかはわからないのが難点だ。
まあ。
それに。ごろごろ甘えるだけなら、
ボクにはエーリ兄がいるからな。
そういうのを頼むかは、
甥か姪ができるような事態になってから考える。
[ボクは心の広い妹だからな。と、兄と友人の関係にはっきりとは感づいていないまま、真顔でそう言ってユリアンから離れ、]
[手招きした友人から聞く話に、うん。と頷いて、
目を伏せるも正面から見届けたまま]
……
… うん。
["また。"と、その言葉にこくりと頷いて]
──そうか。
[釣鐘草の名を告げられて目を細める。知らず、触れていたのは彼の人の痣があったと同じ場所。]
[話を聞いてから置いた沈黙は短くはなく]
……ありがとう。
[友人に最初に口にしたは感謝を。]
それでも。
…ちゃんと、聞けて、良かったのだよ。
[そう伝えられた後には、戻ってきたエーリッヒや、ベッティの声の方に顔を上げた。]
……本当は。
残って、一緒に受け止めないといけなかったのに。
私だけ、楽になったの。一番先に。
[レナーテの視線を受けながら、ぽつぽつと語った。
何を意味するかは、大体予想つくだろうか。
気にするなといわれて、やっぱりゆっくり首を振った。]
─現在、ユリアン宅─
…気にすることはないのだよ。
[すでに自分の分のお茶は飲みきっていたがお代わりを貰うこともなく、ベッティにはそう返して迎え>>67
ユーディが兄に問いをかけるかかけないかは、
邪魔をせずに、空のコップに視線を落として待つ。]
―→乾燥小屋―
すぐに、戻る。
[ひらりと手を振って戸から出て行き、乾燥小屋へと向かった。
棚の一つ、本を納めてあるそこ、あいている場所に本を納めて]
また、くるか…
[小さく呟く声]
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