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お兄さん、おてて、ばんそーこ、はらなきゃ。
[浄化とか、他の人も捜しにとか話すのは聞いてはいつつも、手当てしようと服の裾を引っ張って。
リュックの外ポケットから出した絆創膏を傷に貼った後]
ミハエルちゃんも、おつかれさま。
がんばった、ね。
[いいこ、とミハエルの毛並みをよしよし撫でて。
>>9>>12>>13自分と似ている強い力を感じるという双方に、ぱちりと瞬いた]
私と、にてる。
…もしかして、お姉ちゃんも、こっち、きた?
[まだ自分達以外の同属とは会った事が無いから、強い同属=姉の誰か、しか思い浮かばなくて。
お姉ちゃんたちだったら元の場所に戻れるかな、とちょっとだけ安心したような嬉しそうな笑顔になって]
私も、いっしょ、行く。
[移動しようというフォルカーとミハエルについて歩いていった**]
夢魔 ベアトリーチェは、時空竜 オトフリート を心の中で指差しました。
─ 森の中 ─
ぅ? ぼく?
[仔犬のお陰だと言うフォルカー>>33に、きょと、としながら首を傾ぐ。
『均衡』の力の発現は意図して行ったが、フォルカーにまで作用していたとは気付けず終い。
けれどフォルカーの力になれたのだと理解すると、笑う彼に合わせてかぱーと口を開けた]
[感じたことのない気配を宿すクレメンス>>40を仔犬はじっと見遣る。
フォルカーが言っていた強い力はこの人物で間違いなさそうだ。
妖精でもなく、フォルカーのような精霊でもない。
無意識の警戒と同時に抱くのは、この人物が何者なのかと言う好奇心]
おじさん、強い力もってる。
おそわれてたのは、そのせいなのかな?
[逆にパワーを与えてしまうと聞いて、それが原因なのだろうかと首を傾いだ]
ぼくなんでここに来たのかわかんないー。
[引き寄せられた>>41としても、幼い仔犬にはその原因等を推測することは出来ず。
そんな風に言いながら、落ち着かない様子で後足で耳の後ろを掻いたり、ぶるぶる身震いしたりした*]
しっかし、竜が2人に精霊が2人、妖精が2人に人間と魔が1人ずつ、か。
属性も偏ってっし、そもそもこの空間が安定してねぇみてぇだし。
駄弁るのも良いが、やることやった方が良さそうだな。
俺はあちこち飛んでみる心算だが、2人はどうする?
[ここらはひとまず良いだろうと判じ、他の欠片をどうにかするために移動を示唆する。
同行するというなら断らないし、ブリジットも飛べるように風を繰る心算だ*]
─ 森の中 ─
[きょと、と首傾ぐ様子>>50には、一つ頷いて]
それと、ちゃんと手当してもらえたから。
だから、真っ直ぐ振れたもあるだろうし……ビーチェも、ありがと。
[次に感謝を向けるのは、先に>>45ばんそーこ、と主張して手当てしてくれた少女の方。
それから、交わされるやり取りに紫紺を一つ瞬いた]
……それって、結構な大事だよね……。
[混沌の欠片に力与えるって、ちょっと半端ないんじゃ、なんて。>>40
思った事をぽつり、と呟く。
その後に返された問いの答え>>41にまた瞬いて]
引き寄せられた……のは。
『均衡』を求める力の作用……とか?
[自分とミハエルがそうだ、というのなら、考えられるのはそこ。
影輝は様々な力の間で均衡を保つものである、というのは本能的に刷り込まれているから、そこに思い至るのは早くて]
んー……やっぱり、ここで悩んでてもどうにもなんないかな。
多分、そこらわかってる人がいるから、会いに行こう。
[悩んでいても答えは得られないだろうから、と。
最初に動き出した時の目的に向かおう、と改めて提案する。
どちらにしても行かないと始まらないから、湖に向けて歩き出す事になるのだけれど。*]
─ 森の中 ─
[事情を知る人に会いに行く、と。
当初の予定通りに移動を開始するフォルカー>>55に気付くと、ピンッと耳を立ててその後に続く]
ぼくもいくー。
[ててて、と後ろに続いたり隣を歩いたり、ベアトリーチェとフォルカーの間を行ったり来たりしたりと。
歩いたり走ったり散歩したりすることを好むため、道中は忙しないながらも楽しげに歩き回っていた*]
― 森の中 ―
そうですね、私の力は確かに、貴方がたよりは大分強い。ですが強い力というのは、時によっては危険を呼ぶものでもあるということです。
[仔犬の言葉には、魔は、もっともらしく、そんな風に返す。それはフォルカーの呟きに対する答えにもなっていたか>>54]
影輝の属の方は他にもおいでのようですし、混沌と秩序という両極端な王の欠片が飛び交うような状況です、世界そのものが均衡を欲したとしても不思議ではないでしょう。
[影輝の精霊王の子として、フォルカーが予測した事象には本心から肯定の意を示す。
ただし、本来為されるべき均衡の作用を、己の存在ひとつで微妙に崩しているのは、無論口にしない]
─ 森の中 ─
[強い力が危険を呼ぶ、というのは幼い頃からよく聞かされていた事。
だからこそ、律する術を身に着ける、というのは大事な事で。
そのための修行なんだよなあ、なんて、ふっと、意識は遠くを彷徨う]
……世界そのものが、か。
まあ、確かに。
俺たち以外にも、ヴィオとかお姉さんとかも来てるわけだし……それ、ありそうだよね。
[告げられぬ意は知る由もなく、示された肯定>>59からこんな結論に達した後。
同意を得て、時空の属を感じる方へと向かう事になる……のだが]
……なんか。
嬉しそうですね。
[やたらにこにこして見える様子>>60に、思わず飛ぶのはこんな突っ込み。
ともあれ、楽し気なミハエルの様子>>56にほんわかしつつ、力を感じる方へと向かって]
……あ。
[道の先、広がる湖。
その畔に佇むひとの姿>>38に、は、と息を吐いて]
……ときりゅーさん、やっぱりいた。
[ぽつ、と小さく呟いた後、そちらへと歩み寄った。*]
─ 湖畔 ─
……ん。
[光鎖揺らめかせ、さてどうするか、と。
思案巡らせていたら、こちらに近づく気配が感じられた]
影輝の気……この感触は、やっぱり坊ちゃんか。
[小さく呟き、右手を軽く回す。
その動作に伴い、漆黒の光鎖はその長さを縮めて右腕の周囲をくるりと取り巻く程度になる。
完全に解除しないのはまあ。察してくれ、という所で。
ともあれ、近づいてくる姿が見えたならは、と小さく息を吐き]
やれやれ。
なぁんで、ここで君にまで会いますかねぇ……。
[紫紺の瞳の少年に向けて、ぼやくように呼びかけた後]
ついでにそっちも。
なんでいやがるかな。
[ついで扱いと共に、この中では一番の旧知に向けるのは半眼ジト目。*]
時空竜 オトフリートは、心魔 クレメンス を心の中で指差しました。
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