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[頷きの気配を感じ、外に出る前にナタ・リェに向かって
コエをかける]
大丈夫だって。みんな無事にここから出れるよ。
先行こうがここに残ろうが、二、三日の違いだけだよ。
[そうして外へ飛び出す]
心魔 クレメンスが「時間を進める」を選択しました。
――…?
迷い込んだの?
[獣の声に首を傾げる。
まだ片手は幹においたまま……だがぷつりと種はその腕より離れ、樹の内に入り込んでゆく。]
[妙に渇く喉を潤そうと、既に冷めてしまった紅茶に口を付ける。
白磁の器を空にすれば、ほぅと息を吐いて。
ようやく、周りの状況を確認するだけの心の余裕が生まれた]
……ユリアン、殿。
[ちょうど窓から出て行く姿に、ぽつりと声を零す]
[ユリアンには探知の能力など全くないものの、
何故か自信満々に森の中を歩き出し。
そして、あっさりリックの元にたどり着いた]
よ、リック。探してくれてたんだって?
――って、先客がいるや。お友達?
[視たことのない獣を認め、リックに聞く]
[姿は緑に紛れれど追うは容易く]
[けれど人の声に近くで足を止める]
……、何をしているのだか。
[呟きは、育つ緑を認めて。]
……えぇ。
[その気性のよに素直な言葉に、ふっと口元を綻ばせる。
そうして、白い霧に消えた背を追いかけて音無きコエが響いた]
どうか、お気をつけて。
[部屋の中に時の竜の姿はなく。
風の仔が出る前に既に開いていたらしき窓に、そこはかとなく合点がいった。
独りになりたいのであろうと、追う事もなく。
空になったカップを弄ぶ]
[物騒な呟きが耳に入らなかったは、(主に時空竜にとって)幸い]
[霧と静寂をまとう緑の空間。
何処かで働く力の影響か、そこは、樹竜王の領域をふと思い起こさせた]
……とはいえ、いつまでもここでぼーっとしてても、な。
心配かけるとセレスにも怒られちまうし……中、戻っとくか。
[呟いて、寄りかかる木から身体を離す。
黒橡の長い髪が、ゆらり、と揺れた]
天聖の獣 ナターリエは、焔竜 ダーヴィッド を投票先に選びました。
[リックの瞳の変化などに気がつかず、側まで歩き寄り
そして頭をくしゃっと撫でる]
ふうん。そうか。
じゃあ、この仔、リックと友達になりたくて
寄ってきたのかもな。
[そして獣に向かって手を伸ばして触ろうとする]
んあ。
[もぐもぐしながらナタ・リェへと視線を向けて]
結論はまだ出てない。
それぞれ思うところはあるだろうが、少なくともオトフリートは結論を出して無いな。
まぁ、なるようになるかなーとは思ってっけど。
[てきとー感満載だった]
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