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おう。いいこにしてたか。カーラ
[考えたらブリジットのところにいなかったのは、ここでじっとしていたのだろう。と思っていいつつ]
ああ、皆が疲れてるだろうが、交代できるように休むやつも必要だし…それにあれ以上大人数いても邪魔なだけなんでこっちにきた
[お茶についていうユリアンには頷きを返しつつ、水を喉に通して]
そりゃ身に宿している女性とじゃ感じる現実感はまるで違うだろうしね。あー違うのか。そりゃびっくりだな
[とゲルダにいう。当然なのか。赤くなって憤慨するのには人の悪い笑みを浮かべる]
[布ではなく手でブリジットの首筋に触れる。
まだ温かい。でも]
元気な女の子だね。
……おやすみなさい、ブリジットさん。
[自分も眸を閉じる]
……っ…この子を、綺麗にしなきゃ、ね。
ね、ヒカリちゃん?
[涙と血と羊水にまみれながら、小さな命を守るようにあたたかなタオルで身体をふき、柔らかなタオルで包んだ]
あぁ、えーと…へその緒、切るんだっけ。
さーて…喋ってるとこ悪いけど、少しだけ俺の話に耳を傾けてくれっかな?
ま、話ってのは、実はさっきな。空気も読まず自衛団が来たことなんだがな…何しに来たのかはだいたい想像つくと思うが。これからどうする…どうしろ。ってことだが
んじゃ、自衛団員のめんどくさくて長ったらしいうええらそうな言葉を聞きたいか。俺の主観交じりのざっくりした言葉でその説明を聞くか。
はい。公平に。ロートス。どちらか選べ
[どっちも俺の口からだけどね。といって三人を見た後。ロートスを見る
なにゆえロートスの判断が公平かはいってる当人だって知らない]
─台所─
うん、カーラ、いいこ、してた。
ローテュ、と、いっしょ、いた。
[膝に乗せたままのロートスを撫でながら笑んでゼルギウスに答える]
[また、表情を明るくするカルメンの様子に、にこり、と笑って。
もう一度撫でてから、手を放す]
っと。
……どーも。
[ゲルダから向けられた挨拶には、こちらも挨拶を返すに留めて]
ま、あんまり大人数でぞろぞろいても、ね。
[ゼルギウスの言葉に、一つ頷く。
離れた理由は、それだけではないけれど]
そりゃ違いますよ。
違うに決まっています。
[繰り返しの否定は、女性との違いなのか、ゼルギウスの指摘に対してなのか。
水を飲んで一息つく]
はい、私もいますよ、ビュルスさん。
さっきの、……歌?はビュルスさんですか?
[ゼルギウスから突然指名された鸚鵡は、カルメンの膝の上で、こきゅ、と首傾げ]
「まわりくどいの、だめー。
ユーリィのあたま、はいらないー」
[返されたのは、公平というにはどうか、という返答だった]
……お前な……。
……はあ。
[唐突始められたゼルギウスの前置き。
耳に入っているのかいないのかの生返事をして]
それって、公平なんですか……?
[想像はついたのか。
突っ込みは、やや、覇気に欠ける]
…子供が無事だったことを喜ぶべきなんだろうな。
[生まれたばかりの子供に目を向ける]
お前の母さんみたいに美人になるといいな。
─台所─
ぅ?
うたー。
ローテュ、と、おと、は、うたった。
かし、は、しらない。
[ゲルダの問いに少し首を傾げつつ。
歌イコール歌詞と認識しているためか、そんな言葉を返した]
これで子供に対の蒼が咲いてたら、とか。
…カミサマが、ここにいる面子より、しょーわるでないことを願おうかね。
いや、公平だろう。
[突込みにはきっぱりとそういって。ロートスの言葉を聞いてから頷き]
んじゃ、簡単に言うとだな
団長はやっぱ人とは思えない存在に襲われた。
犯人はどう考えてもこの中にいる。
こっちじゃ手に負えないし放すのも怖くて嫌だから何人かを人身御供にしてでも問答無用で隔離する。後は自力でなんとかしろ。
だそうだ。ああ後、全員死んでも別にいいって思ってもいるんじゃねえの?自分らは安全だしってことでな
[口調もさることながらめちゃくちゃざっくりしまくりです]
ふぇ。
ブリスさん、…寝てるですか?
[返事はなくて、首を傾げる。
けれど周りの反応に、そうでないことくらい、ロミルダにもすぐに分かった]
ブリスさん、大丈夫って、いったですよ。
うそついたら、だめです。
[いやいやというように首を振って、口を結んだ]
……音を、歌う?
[最初は意味が取れずに首を傾げたものの。
続いたカルメンの答えに、ああ、と納得した様子で]
歌詞がなくても歌、で良いと思いますけど。
ノイマンさんと一緒に合わせるための、練習でしょうか。
[ジト目で鸚鵡を睨んでいたのも束の間。
ゼルギウスから成された説明に、え、と短い声を上げる]
……ちょ。
なんだよ、それ……。
[最初に口を突いたのは、こんな呟き]
……ブリジットさん、お疲れ様。
がんばった、ね。
ヒカリちゃん?
あなたのお母さんはね、自分の全部を使ってあなたを産んだんだよ。
だから、忘れちゃダメだよ。
あなたはお母さんがめいっぱい愛してくれてたってことを。
[涙を堪えることが出来ず、子供を包むタオルに涙が染み込んだ]
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