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― 第二階層 集会室 ―
[全員が集まるまでは黙って煙草をふかして。
纏まって現れたのを見ると、煙草を口許に当てた状態で面々の顔を見遣った。
顔は知るが名を知らぬ女性が二人。
子供は消去法で血縁が居る者の片割れと判ずる。
顔が分かれば問題ないか、と名を改めて問うことは無かった]
─ 第一階層・通路→第二階層・会議室 ─
え……本物でも、撃っていいの?
[人を撃ってはいけないという基本的なことは無論分っているが、それでも撃たないといけないという事に、始めは瞬く。
それから前を歩いている人達を後ろから、きょときょとと見てからようやく眉を顰めたのだった。
父親の言う言葉は黙って聞く。言われた事を飲み込むように。
どこまで理解出来たかは本人のみぞ知る。
ただ会議室に着くまでやや俯いたまま、父親の手を強く握り一言も口は聞かず黙っていた。]
―第二階層・会議室―
[自分達以外の三名の生存者と合流をすると、そちらにひらりと手を振る。
ジョエルとエリカの会話に、途中自分が作り上げた死体のことを少しだけ思い出す。
会議室に着くと煙草の箱を取り出し隅の方に移ると一本咥えて火をつけた。
息子が自分がそれを吸う姿を見るのは仕事帰りの後にまれに見せる程度のもの]
そう急かさずともな…
[聞こえた放送にそう呟く]
/*
は
はんそく
かな
しちゃだめかな
でも
ありだと
思うんだよ、ジョエル的に
ドキドキする
だめならすまぬ
遅くてすまぬ
まきまきまきまき
こわすぎてしねる
少年 オーフェンは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
[提案という声に、そちらを見た。]
………ジョエル…?
[自分を壊すよう提案するジョエルに、目を瞠ったものの。]
………お前は、それで良いのか。
[そう、問いかけた。]
―第二階層・集会室―
[集会室に入って間もなく、他の人間も姿を見せる。
その中にリディアの姿を見つけたなら、垂れた尾を一度はたりと揺らした。
微かな機械音は相変わらず流れ続けている]
[フランはまだ怯えていただろうかと、視線をさまよわせてその姿を探し出し見つける。
その様子はどうだったか、なんとなく探してしまったのは命を結果として助ける結果になった為か]
自己犠牲で解決をするような事態ではないけどな。
[煙草を咥えたままレーザーガンを手にし、まだその銃口はどこにも向けていない。
何かを聞くようなことは自分からはしない]
[本人の意思であるのなら、それを向けることは躊躇わない。
既にもう人を殺して生き延びた身なのだから。
けれど、もしも人工的に造られたから己の意思と関係なく申し出たこと、ならば。
手をかけてきた身には、辛いことだった。]
─ 第二階層・会議室 ─
[放送は、集まれ、ということしか分らなかった。
パトラッシュとジョエル、名前は聞いてないけどさっき会ったおっちゃん、などの姿が見えたけど駆け寄れなかった。父親の傍が一番安全だと思っていた為に。
ただパトラッシュとジョエルとの間を、視線がいちど泳いだのだがそれもほんの一瞬。
ジョエルの提案には、少しだけびくっと動きが止まった。
銃はまだ、ぽけっとの中にある。
それを取り出さなければいけないと、手をそこに突っ込んだ。]
ああ。人間の作り出した0と1の信号で動くもの。
らしいが私にもまだよく分からないのだよ。
道具のはずが、人の意図と違う動きをすることもあるからな。
[困惑しながらも頷く気配で]
― 第二階層・集会室 ―
ホントに勝手。
[機械音声に眉を顰めた後]
は…?
[ジョエルの提案にポカンとなった。
呆然としながら、手はレーザー銃の感触を確認している]
通信士 ノブは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
少年 オーフェンは、機械犬 パトラッシュ を投票先に選びました。
軍人 カルロスは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
[アンドロイドの言葉は聞こえていたが、反応は特に示さず。
煙草をふかしたまま、右手で電子銃を握り直す。
今はまだ持ち上げることはなく、身体の横に下げたまま]
少年 オーフェンは、船員 ジョエル を投票先に選びました。
/*
よし、こうしておこう。
ノブの混乱にωらしき部分を混ぜられるかもしれない。
ちなみにウチもかなり揺れたよ(汗
それで確認に戻るの遅れた…。
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