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[かけられた声に振り返り>>70]
よお、神宮寺。
[にっかり笑ってから、中庭に向かう窓を親指で差す]
そこで、ちっこいのとでっかいのが対戦しててさ、面白かったぜ。もう決着ついたみてえだけど。
[そうして、くるんと自分の持った竹ぼうきを身体の前で一回転]
で、そっちは、楽しんでっか?ライバルさん。
[楽しげな声は、遊びに誘うようにも聞こえたろうか]
─ 普通棟 2階廊下 ─
ちっこいのとでっかいの?
[>>72シンタロウに示された方を見ると、見覚えのある二人がいた。
二人とも自分が会った時と持っているものが違うのを見て、交換したんやなぁと内心で呟き。
続いてクラスメートから問いかけられたのには、ん、と頷いた]
ぼちぼちってとこやな。
あんま胸張っては言えへんけど、勝ち星は稼いできたで。
[返すこちらは苦笑混じり、ではあるが。
楽しんでいる事は表情に出せていただろう]
─ 中庭 ─
文字通りの意味だよ。
[理解出来ていない様子>>71にくつくつと笑う。
これはこれで揶揄いの種になるので教えないことにした]
そりゃそうか。
日々の鍛錬の成果、ってとこかな。
ふはは、あれで勝てる奴が居たら、余程の知恵者か幸運の持ち主だぜ。
[物理攻撃を得意とする者には相性が悪いと言われるスポンジ。
自分が使ったとしても勝てる気はしない]
ともあれ、お見事だったぜ。
[言いながら右手を将へと伸ばす。
ポン、と叩いたのは頭ではなく、肩]
ところで……お前さん、『裏番長』になる気、あんの?
[思ったより『裏番長』狙いの参加者が少ないように思えて、そんなことを問いかけてみた*]
─ 普通棟 2階廊下 ─
そういうシンタロこそ、聞くまでも無いみたいやねぇ?
[クラスメートの表情、所作。
どれを取ってもこの大戦自体を楽しんでいると伝わるもの。
ライバル宣言した上、放課後に入って別れる直前にこちらが向けた言葉を思えば今やることは決まっている]
ゆーても、うちはか弱い乙女やさかい。
一発勝負で恨みっこ無し、つーことにしてぇや?
[自分でツッコミ入れたくなるような事言いつつ、ちり取り構えてやる気を見せた]
大丈夫です、当たってないですっ。
[怪我の心配にはぶんぶんと両手を振って元気アピールした。
その後でローラーに向けられた関心に、自分もそちらに目を向けて]
でしょ、私も面白そうだと思って…… あ、あげませんよ?
[ちょっと後ずさりしながら言ったが、まあ本気で狙われてるとは思ってない。多分]
次会ったら勝ちますからね!
じゃあお気をつけて……えっと、名前なんでしたっけ。
[相手の去り際にふと気がついたようで、尋ねてみた。
名前が聞けたなら自分の名も告げて、それから改めてお見送り]
へえ、そのちり取りで勝ち点とったのか、すげえな。
[自分は割合、大きい掃除用具を使ってきたので、声には素直な感心が乗る。ヒサタカもちり取り持ちだったが、彼はガタイが良かったので、また受ける感覚が違うらしい]
おう、いいぜ、すぱーんと一発やってみっか!
[>>76か弱い乙女を名乗る相手に、からりと笑って、ほうきの先を下に向けて床に着ける。構えとしては...カーリング?]
─ 中庭 ─
[なんかのらりくらりとかわされているような気がして、今までとは違う意味でむー、とむくれる。
それでも、日々の鍛錬の賜物、と言われると、ちょっと機嫌を直してまーね、と頷いた]
……奇襲仕掛ける以外に方法思いつかなかったよ、アレ。
[力いっぱいのとおいめから、アレを手にしてからの試行錯誤の程は伝わるか。
そんなとおいめも、肩に手が届くと、どこかに消えて]
にゃは。
お相手、ありがとーございましたっ!
[ちょっと素直にこう言って、ぺこりと一礼]
いっくぜーっ!
うおりゃあああああっ!!
[ざかざかざかっ!勢いつけて駆け出しながら、左右に竹ぼうきが床を掃く、先刻陸上部員を掃き倒したのと同じ、足元狙いだ]
─ 普通棟 2階廊下 ─
ラッキーと卑怯の賜物やけどな。
[>>80クラスメートから感心されるも、情けない表情を返す。
だって自分の勝ち点、後輩に尻餅つかせたり不意打ちで寝込み襲ったりした結果だし。
とはいえ、戦闘モードに入ったのを見ればこちらも表情を引き締めた、が]
…ん?
って、ちょ、わわっ
[掃き掃除というには大袈裟な構えを取るシンタロウに首を傾げるも、>>83駆け出してくるのに慌ててこちらも腰を一旦落とし]
─ 中庭 ─
[納得行かないような顔>>81にまた笑う。
機嫌はその後の言葉でやや回復したようなので、後は触れないでおいた]
正攻法でもいけなくはねーが……。
難易度高ぇのは確かだな。
[懐潜りこんで硬い面で肌を擦り付ける、なんてのが頭に浮かんでいたが、なかなか難しいのは変わりなかった。
とおいめを見れば、随分頑張ったんだなー、と言うのが感じ取れて、肩を叩く力も柔らかいものとなる]
おぅ、こっちこそありがとな。
[素直な言葉には一礼はしないものの、こちらも礼を言って笑みかけた]
……つまり、なりたいから挑んだわけではねーのな。
ま、何やんのか分かってねー以上、動機なんてそんなもんか。
[地面に立てた熊手の柄の先端に両手を重ね、その上に顎を乗せる。
今朝、現『裏番長』から聞いた限りでは、名ばかりの肩書きでは無いようなのだが。
それを知る者も恐らく少ないだろう]
…んあ、そろそろ閉門時間近ぇな。
結果、どうなっかね。
[時計を確認して大戦終了が迫っていることを知る。
響也の行く末を見届けると言った以上、その結果は気になるところだった*]
─ 普通棟 2階廊下 ─
[リーチの短さを考えると、竹箒を避けた所で面を取る、位しか勝ち目が見えなかった。
なのでタイミングを見計らって、足元に竹箒が来る寸前に跳んだ──つもりだったのだが]
──わ、ぁあ、きゃあっ!?
[見事にタイミングを失敗して、箒に思いっきり足払いかけられる形になった。
飛ぼうとしてた所だったので当然前にバランス崩し、床目掛けて倒れこんでいったがシンタロウは巻き込まずに済んだだろうか**]
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