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[がく、と首が後に倒れかける
それでも、先ほど呼び戻した意識はまだ生きていて。
こちらの命をほぼ奪えた事で、気がそがれた聖の隙をつき。]
ああああああ!!!
[振り上げた刃は、右耳を真芯から捕らえ、そぎ落とした。]
/*
またしても身内バトるです。
でも今回は迷わないよ! 迷わないよ!
アートさん大好きだけど、センセーアニキと慕っているけど
迷わないよ!!
でもお風呂に入るまで結構本気で七重姉狼思ってました。
ごめん、七重姉orz
そしてryouの書き込みと微妙に時間差がある辺り。
ごめっ、ryouたん。昨日の投票に続いてごめん!!
[奏がすっと顔をあげて、こちらを見る。真っ黒な瞳がとても綺麗だった]
誰が…狼か…ですか?
[問われて、今まで考えたことを告げる]
今、残っているのは私以外に6人。この中に2人、いるはずです。
まず、ナタリーさんは違うと思います。彼女がnoR_aさんを手にかけたとは思えません。
[昨日、血だらけのまま呆然として歩いていた姿を思い出した]
アートさんも…ときさんとは仲がよかったようですし…
あとは…gatoさん、ryouさん、Wen.さん…kanaさん…
[そこまで呟いて、再び奏の顔を見る]
gatoさん、かも、しれません…
[この中では、奏も予想としては高いのだけれど、それは口に出さず。晴美の名を告げる]
[晴美が携帯を見せている。
相手は]
…「ナタリー」か。
[明かりの元で顔が見えて、それで漸く理解する。]
あの時僕を襲ったのも。
[無感情に呟く。
認識は相変わらず捩じ曲げられていたけれども。]
─PCのある部屋─
[晴美の微笑みを見返していると、彼は近付き自分へと寄りかかって来る。
触れる体温が温かい。
ふ、と強張っていた身体から力が抜けた]
[その状態で紡がれる言葉を聞く。
裏切ると言う言葉に瞳を見開くも、今はただ晴美の言葉に耳を傾けた。
何も聞くな、と言う言葉に今から実行するかのように頷きだけを返す。
その後に見せられた画面に、意識を向けた]
………え。
[文字を言葉にはしなかったが、驚きの声が漏れる。
漏れた声に咄嗟に右手で口を押さえ、視線を晴美へと向けた]
え、と。つまり…。
[訊ねようとしかけて、また口元を押さえる。
瞳は、「本当に?」と疑問を投げかけていたが]
……やっ……。
[流れるあかいろ。
この場にいる、他の誰にも聞こえないコエが零れる]
やだ……ばかっ!
なにやってんの!
[思わず上げたコエは、どこか、場違いな気がした]
ばか裕樹!
カッコつけてる場合じゃ、ない、でしょお……。
[いたいいたいいたい。
いやだいやだいやだ。
おもっても。
何も出来ないのだけれど]
ッハハ。
俺も知らなかったさ、こんなことが出来るなんてね。
[押さえ込み、流れる血に勝利を確信して、嗤いながら答えた次の瞬間だった]
ッガァァァァッ!!
[先ほどとは比較にもならないほどの衝撃。
脳に直接響くかのような灼熱感。
手を振り払い、右耳を押さえて仰け反った]
学生 裕樹が時計を進めました。
主婦 亜佐美は、教育学部 聖 を心の中で指差しました。
[裕樹の身体を蹴るようにして一歩下がる。
その場に蹲り、思考すら切り裂くような痛みに耐える]
ヤ、るじゃ、ない、カ…!
[流れてゆく血はすぐには止まらない。
所詮は付け焼刃。ゲームのように万能の力ではない…]
…………はは。
ざまぁねぇな。
ひとごろし。
[くすくす笑いながら。
どんな理由つけたって。その事実は変わらないと。
棘のような呪いの言葉を呟いた。]
/*
なんかこー、いつも思うんだけど。
やっぱり、私は食われたがりだなあ…
そして、PL視点優先ということで、聖投票…
今日、狼吊れないと、終わるしさー(狂吊りでもいいんだけど、一応)
...................................&
/*
すみませ、全然関係ないことでテンション上がってt
投票どうしよこれ。
裕樹処刑の流れ?
正直ここで狼落ちないとPPなんだよにゃー。[ガチ思考]
まぁ勝負度外視の村だけどねっ。
で、どっちwwwwwww
[2人に近付き、上から携帯を覗き込む。
空気?知ったことではない。
どうせ向こうからは見えないのだし。]
…「人間」?
占い師は、1日1人の筈だけど。
[先程聞こえた単語と違う表示に瞬く。]
…そもそも、今何日経ってるかも分かんないけどさ。
[振り返る。
窓の外に灰色の空。]
[一人で廊下を歩きながら]
二人には確認とるまでもないのかな?
アートさんのことは任せておけば大丈夫だよね?
後は、どうなるのかな?
[呟く声にこたえるものは今ここには誰もいない。]
信じるも信じないも、七重姉に任せるよ。
でも、どんな結果を出したとしても、
僕は七重姉を怨まないから。
[それはアートさんと二人で七重姉を探しに行った時に、
彼に告げた言葉と似て。
言葉を重ねないひとは疑えないし信じられない。
だから言葉を重ねる。覚悟と引き換えに。
そして僕は言葉を重ねた七重姉を信じて託した。
あのひとから託されたのもまた、信用のような気がしたから。]
でも、間違ってたらごめん、ね。
もしあれだったらぶん殴っていいし。
[七重姉にも聞こえないように。
小さく呟いた謝罪。
それは面と向かってあの人に、伝えられたらいいと切なる願い。]
…そう言えば、
死んだなら、出れないかな。
[窓に近付き、手を伸ばした。
鉄格子のその先。
けれど。]
…何これ。
壁?
[擦り抜けた鉄格子の先、やんわりとした抵抗に押し返された。
まるで見えない空気の壁のような。]
[何もできない。
ただ、みてるしか。
たくさんの、あかい、いろ]
……や、だ、よ。
[座り込む。
ただ、呆然と]
こんなのって……。
や、だ。
[亜佐美の答えを聞く間も、ジィと漆黒は彼女を見詰めたまま。
そして、晴美という結論を聞くと、スッと目を閉じる。
必然、漆黒の視線も外されることに。]
そうですか、ガトさん……ですか。
[それだけ呟き、しばし口を閉じる。]
…………ですが。
もし、知り合いが死んだ時の慟哭が偽りだとしたら?
もし、迫真の演技で周りを欺いているとしたら?
もし、すべて知るつつも無知を装っているとしたら?
蒼さんは……どうします?
[そして再び細く目を開くと同時、矢継ぎ早に問いかける。]
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