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あ、わ、ごめんね
ご飯終わった後でも―――構わないのだよ
[食事を中断させてしまったと想うと申し訳ない貌をして
娘はそのまま、終わるまで待つような態。]
―――…なんだかね、
僕も可愛い赤ちゃん欲しいなって想って
[言の葉はごく普通に紡がれる。
考えもない、ただ感じたことを口にしたのみである。
そうして、ミハエルも下りてくるようならば
心配そうに見詰めてきた眼差しにゆるく微笑を湛えたのであった。]
―宿屋・二階廊下―
[瞑目して想いはブリジットに向けていたから、視線はどちらも気がつけないまま]
俺は、もう少しだけ。
[アーベルとカルメンの遣り取りを聞く。
カルメンが部屋に入ってしまったら、彼に誰か見つけたか聞こうと思ってその場に留まった]
/*
……投票悩むなぁ。
[現在カルメンのまま]
疑ってる二人、心情的には手を下しにくくはあるんだよな。
どっちも依頼先だから。[そこかよ]
まだ手を掛けられるのはカルメンかなぁ。
極限状態にまで陥るなら、ゲルダ以外誰でも良いよ、になるんだけど。
行商人 ユリアンは、宿屋の娘 ベッティ を投票先に選びました。
─宿屋/食堂─
[伝えた一言で状況は伝わってしまうあたり、流石ライヒアルトだと思いながら、横目で妻の様子を伺いつつたじたじとする。
後が怖いと思いながらも]
ん。そうする。
[うながされて、鷹の為に差し出したままだったスプーンを口に運ぶ。
そうしながら、視線は妻の腹に触れるゲルダの様子を映す。
ふわり――浮かぶのは自然に笑み。
まだ、もう少し、死ねないと……――そう、思った。]
中
もしくはベッティちゃんを推すんだけど
それやった場合、ユリアンが一気にアル側に傾くんだよねぇ…
なもんでやっぱり理由考えたらここに。
…選択肢は間違ってないだろうか…。
[ゲルダがイレーネに頼むのを見れば、その様子を見守って。
こんな時であっても、赤ちゃんが健やかに育っていてくれていることが嬉しく思えた。
ミハエルも階下に降りてきたのに気付けば席を立ち。]
ミハエル君、朝ご飯はもう済んだ?
ベッティの作ってくれたスープ飲まない?
[そう声をかけるも、ゲルダを心配そうに見つめる姿を見ればそれ以上呼びかけはせずに。]
─宿屋 二階廊下─
ええ。
[ミハエルが階下に行くというのを見送る。
向けられた翡翠の奥の感情は察せず]
ありがとう。
[アーベルに礼と共に向ける微笑は、やはり少し雰囲気の落ちたもの。
頭を下げて、案内された部屋に向かった]
[ブリジットに感じた罪悪感も嘘ではない。
けれど、今もまだ、判断は変えられていない。
護る力も万能ではない。
だから早くこの事態を終わらせなければと、そう念じて]
行商人 ユリアンは、洗濯女 クロエ を能力(守る)の対象に選びました。
本当にそうなったら、ベル兄が小父さんに殴り飛ばされちゃうよ?
[ベッティの返しには、こちらも冗談にも本気にも聞こえる返答を返して。
敵わない、といわれながらもスープに口をつけるのを見ればほっと息を吐いて自分もスプーンを動かした。]
/*
ごごごごめんなさい。
示唆が昨日以上にギリギリとなってしまって。
ベッティ投票は、あるとしたらアーベル庇っての発言から第一発見者として疑われる流れ位かと思って。
自分からキリングできる自信はありません。ごめんなさい。
でも自衛団連続は避けたいな。やっぱりダーヴィッドのは自分に剣向けさせて殺しておくんだった。ナイフくらい護身用に持ってておかしくないキャラだったのに失敗した。
―宿屋 食堂―
ん、それじゃちょっと待っててね。
[待ってくれる娘の気遣いは、有難く受け入れて。
残ったスープを少し速めに喉に流してから再びゲルダに向き直った。
その最中、紡がれた言葉には一度瞬く。
彼女の胸中は窺い知れないが。]
だとしたら、まずは相手が必要ね。
[そんな事を笑みながら口にした。]
―宿屋 個室―
[部屋の中で荷物を下ろし、中から一つのケースを取り出す。
完成予定のスケッチと共に収められた未完成の人形は、ミハエルに頼まれていた品。
そっとその表面を撫でて、机の上に置いた。
それからポケットを探り、針の納められた刺繍ケースを確認する]
銀以外は、余程の傷でないと効果は薄い――のよね。
[昨日読んだ本の記述を声に出してなぞる。
ただの武器ならば裁ち鋏等のほうが強いかも知れないが、それは銀ではない。
小さく息を吐いた]
人形作家 カルメンは、修道士 ライヒアルト を投票先に選びました。
ミハエル君も何か口にした方が好いのだよ
[ことりと頸を傾ぎ、娘はクロエの勧めを指して。]
イレーネさんの赤ちゃんの御話だよ
元気に生まれてきて欲しいな、って想って
[ね?と同意を求める様にイレーネへ視線を向けた。
御腹に触れさせて貰おうかとしていたことも少年に伝え。]
ン―――ミハエル君も御腹に触れさせて貰うかい?
うん、解った。
ちょっと待っててね。
あ、パンの場所くらい解るから、ベッティはそのまま食べてて。
[ミハエルから頼まれれば微笑みと共に了承して立ち上がり厨房へと向かい。
ほどなくミハエルの分のスープとパンを持って戻ってくる。]
はい、どうぞ。
朝ご飯はちゃんと食べなきゃね。
[そうミハエルに食事を勧め、自分も席に戻ってスープを少しづつ飲み始めた。]
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