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[一気に起きた色々に、しばしぼーぜん、としていたものの。
レナーテの問いかけに、はっと我に返って]
……ええと、失踪事件……って!
ねーさん、今の、聞こえたっ!?
[勢い込んで、問う。
捉えた呼び声は、目の前の女性にも向けられていたから]
ゲルダさんが、犯人だったら…?
[カヤの問いかけに、きょとんとしたふうにしてから、考えてみる。]
…うーん、とりあえず理由が聞きたいって思うかな?
きっと、凄く大変なわけがあるのに違いない!って。
理由聞くまでは…きっと事情があるんだーって、
いつか教えてくれるんだーって、
ずっとゲルダさんのこと、信じてるかも。
…ううん、しんみりしちゃう!!
こんなかんじかなぁ?
ええ。ごめんなさい。
[出かけているのは本当。
目的を教えていないだけ]
用事があるのなら、
あとでミューラさんのところに行くよう、
伝えておきますけど。
[苦笑されるようなことをしたのかと、頬に手を当てて眉を寄せた]
修道士 ライヒアルトが「時間を進める」を選択しました。
ええ。ごめんなさい。
[出かけているのは本当。
目的を教えていないだけ]
用事があるのなら、
あとでミューラさんのところに行くよう、
伝えておきますけど。
[苦笑されるようなことをしたのかと眉を寄せた]
[けれど、ハンスの否定に意識は逸らされ、]
……そうなの。
[カヤは違う。
彼の否定に、安堵と同時に痛みを覚えた。
自らの胸元に手を当てて、軽く握る]
違うのなら、早く出してくれればいいのに――
ハンス?
修道士 ライヒアルトは、ジャーナリスト ヴィリー を能力(襲う)の対象に選びました。
/*
姉さんは村人だし一般人だし、
ヴィリーとの縁故や関わりも薄いので、聞こえずにいきますよ!
そも、占われたのに、彼に占われたことすら知らない――(笑)
あなたねえ、その言い方って……いったい、何様のつもり!?
[一歩引いて高い場所から見下ろしているような数々のカヤの言動にキレた。無性に腹が立ったのは何故だろう。人形遣いを信じるという、ローザの回答のせいだろうか]
知ってることあるなら、全部話しなさい!
[顔を上げて立ち上がると、カヤへと近づいていく]
─教会─
[返された言葉にこれだけは悟る]
[彼にも、もはや信じる神は居ないのだと]
……そうかい。
てめぇと、友として在った理由も消えちまったな。
─── Auf Wiedersehen ──
[別れの言葉] [訣別の言葉]
[その言葉を口にし、男は口元に笑みを浮かべた]
[滅多に見せぬ、寂しげな表情を*浮かべて*]
今の?
[理解していない表情で問い返すが、あー、と小さく呟くと苦笑した]
ああ。アタイの魔剣の唸りのことか?
いやこいつ、たまに機嫌悪くなんだよ。
元々、出所はわかんねえしろもんだけど、どうも一説には呪いの魔剣とも呼ばれていたらしくてな。
そこらへんが関係してんじゃねえかって思ってんだが。
[昔から魔法を向けられると、非常に攻撃的になり、回りのものを飲み込んで殺してしまうほどえげつない魔剣であったのではあるが、レナーテがそれを知るのはもっとずっと先のことである。
ただ、今あまりへぼい結果にしかならないのは、偏にレナーテの人格や、心体の鍛え方の賜物でもあった]
―大通り―
[呪歌は齧れど魔法の心得は無く]
[内容の殆どは聞き取れなかったが]
……彼の方か。
[声の種類から隻眼の記者が会いに行った相手が誰なのか]
[それだけは理解した]
エルザ。君は今の……いや、なんでもない。
[訝しげな顔に首を振った]
[彼女の名前が呼ばれたのも確りとは聞き取れなかったから]
保護も兼ねてと、そういうことらしい。
自衛団はまだ疑っているのかもしれないな。
[真実は知らない][誰かが手を回したのかどうかも]
[ただ掴めた事実はそういうものだったから]
修道士 ライヒアルトは、おまかせ を能力(襲う)の対象に選びました。
[エルザからの提案にはほんの一瞬考え込んだが]
ええ…………じゃあお願いしようかな
[『相方』の通信機越しの会話はこちらにも聞こえていた
目の前にいる二人の反応から、魔道の心得のない人物には届いていなさそうなのが幸いか
ただ、目的の人物には確実に伝わっていることだろう
ならば、向こうもこちらを探すはず。結論は大して変わりはしまい]
/*
ホントは「あばよ」っていれたかたったんだけど。
何か字にしたら間抜けに見えt
なんで急遽ドイツ語に。
意味はなんのこともない「さようなら」だけど。
そっか、信じ…
[想い返したのは、何故かエルザのあたたかい手が頬に触れた感触。
口を開こうして、ベッティの声に翠を見開いてそちらへと視線を向ける。]
え、その。
あ、えっと…知ってること、って…
[きょとん、としたまま。
鳩が豆鉄砲くらったような顔。]
オレ、あんま知らない…。
剣士 レナーテは、ジャーナリスト ヴィリー を投票先に選びました。
そうじゃなくてっ……。
[魔剣の説明に、ぐしゃ、と苛立たしげに前髪をかき上げる]
ヴィリーのにーさんの、声が聞こえたんだ。
多分、魔法的な方法使って、飛ばした声。
……犯人、見つけたって……。
教会。いかないとっ!
[言うのと、身を翻すのは、どちらが先か。
風を手繰る、という意識は、今はなく]
……?
[歯切れの悪い返答に首が傾ぐ。
追求する前に、気は他所に移った]
保護……、か。
[思案のいろを見せる。
べティに続き、今度はヴィリーが狙われた。
カヤではないのならば、誰が――]
ああ、はい。
[思考は中断された。
はっとした表情で、ゲルダを見る]
ただ、またあちこちうろついているでしょうから、
遅くになってしまうかもしれません。
……私で代わりになれるなら、お聞きするんですが。
楽師 エルザは、修道士 ライヒアルト を投票先に選びました。
[きょとんとした視線を怒りに満ちた瞳で見つめ返し、少女の胸倉に手を伸ばす]
……まだしらばっくれるつもり?
言いなさい!言え!言えったら!
[手が届くなら、そのままゆさゆさ]
[話してから、レナーテの剣の暴走にヒヤリとしたり]
うーん、でも実際にそうだったら変わっちゃうのかしら?
[そう言うと、よいしょっと横になっていた状態から座り込んで、考えてみようとする。が、突然の大声に手足を縮めた。]
ひゃっ!…べ、ベッティ?
[名前を呼んでから、ちょっと考える。]
…暴力は駄目なの、話すのはいいと思うけど…
[喧嘩になるなら止めたいのは勿論だが、ベッティが一人で苦しんでる理由を知りたいとも、思った。]
…勝手なことを。
[彼は眉を寄せたまま、友人の顔を――初めて見る表情を眼にした]
ああ。
――さよならだ。
[平坦な声に感情は浮かばない。
俯いた表情は隠れて伺えない]
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