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―階段―
[ふと桐谷をみれば、不思議そうに露島を見ていた。]
……なに。いぐにすが霊だと、おかしいの。
[警戒心を強めながら眉間にしわを寄せ、問うように言葉をもらしたが聞こえたのだろうか。]
望みなんか分からない。
[合間に落とされる声]
……分からない。
生徒会に入ったのも、何か役割が欲しかっただけで、
本当に入りたかったかなんて、
[人狼ゲームを始めたのも、同じ理由だった]
役立たずって思われるのが、嫌だったから。
天文部2年 アズマは、生徒会副会長2年 マコト を心の中で指差しました。
天文部2年 アズマは、生徒会書記2年 ハルヒ を心の中で指差しました。
天文部2年 アズマは、選管委員2年 ユリ を心の中で指差しました。
天文部2年 アズマは、生徒会書記2年 ハルヒ を心の中で指差しました。
[彼の裡に蘇るものなど知らない。
ただ、ほんの少し表情を歪めて、
その首元に手を触れた]
…… そうだよ。
[零れた声は、慎太郎に対してのものではなく]
─…ぇ…?
キユリ、ちゃんが…?
[佑から告げられた人狼役の名を聞き、固まった。
言われてみれば、慎太郎と春が占霊で春陽が狼か狂人ならば、残る狼は誠と友梨、佑の中にしかいないのだけれど。
彼女はあんなに怖がって…そう思って、はっとした。
そうだ、彼女は怖がっては、いなかった。
春の視た人と、結果を聞き、佑を見つめ。]
…佑が、狼だったら、良かったのに。
[そんなことを、ぽつり呟いた。]
―階段―
[普段なら森くんを心配してたんだろうけど、ボクはそんな余裕なく、
ボクの様子に彼は不信がるかな?]
そう、じゃあハルが占い師?
[ユリの言葉に、ボクはそう言葉を続けてから、アズマの声にボクは頷いて]
おかしいよ、とっても。
だって、ボクがそうだから、
真崎さんは偽者だよ。
宮町さんが狼とでも言い出したの?
[ボクは暗に自分が見たのは人間だと伝えて、それが幼馴染を追い詰める結果になるんだろうけどもね?]
― →階段 ―
[毛布が腕から離れぱさりと桜子へと落ちる。
来た道を戻り階段まで辿りつけばそれを駆け上がる]
――…春! 無事か!?
[声を張り上げ彼の無事を確認しようとした。
争う二人の影が見えればきつく眉を寄せて
友の姿を、探すように視線をめぐらせる]
/*
まぁ自分吊りだったとしてもどうせ投票出来ないからはるっちのままにしとくかにゃ。
多分死んでも良いようにやってるんだと思うし。
[ボクはそれを聞き、躊躇なく、幼馴染を切り捨ていた]
ハルにとって、ボクは、なんだったの…?
[問いかける言葉に返答はあったかどうか]
[首に触れる手の感触。
春陽の零した言葉の意味は、わからない、けれど]
……殺されるわけにゃ……いかねぇんだ、よ……っ!
[はき捨てるよに言いながら、欠けたカッターの刃を出す。
間に合うか、届くか。
届かせる、と念じながら、右手を動かした]
― 少し前 ―
[此方を見詰める蛍子が発した言葉にぱちぱちと瞬く]
――…なに?
蛍は、ボクに襲われたかったの?
[微かに向けるは悪戯な音色]
蛍が狼なら、ボクはキミに襲われても良かったよ。
ボクに、キミは、殺せないだろうから。
[ユリから視線を受けた気がする。
それから、ボクの言葉>>143の後にきっとアズマから、ボクは幼馴染がハルエを人狼だと言ったことを聞くことになっただろうね?]
ハルっ!
[ボクは懐にしまっていたカッターを手に取り、幼馴染の方を、
にらんでいた]
なんでだよっ!!!
[佑が狼だったら。
すくなくとも、彼が襲われる心配はなかったのに。
彼になら、襲われても、恨まないでいられると思ったのに。
そんな、不謹慎なことを思って出た呟きは、幼馴染をまた困らせただろうか。
守る、という幼馴染の顔を見つめてから桜子に視線を落とし、一人にしてごめんね、と小さくささやいた後伸ばされた手を取り立ち上がって。]
私は…佑が私のせいで、傷つくのは、イヤ。
だから…私が襲われてもかばったり、しないで。死なないで。
[そう、幼馴染の瞳を見つめ、願った。]
元弓道部3年 ユウイチロウは、生徒会書記2年 ハルヒ を心の中で指差しました。
[森の心配をする二人。
知らない情報が山ほど出てきたけれど、すでに死んだ身ではそれも意味はなさず。
けれど、友梨が黒だと……狼だという言葉にははじかれたように諏訪を見た]
う、そ、だ……
え、じゃ、あのときから、狼とずっと、一緒にいた、の……?
[でも、あの様子は狼には見えなくて信じられない、と首を振る。
森のところへ――騒動が起こっている場所へと諏訪と一之瀬が向かうのを見れば、それにつられるように、今まで動かなかったからだが、動いた]
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